JPH084277Y2 - 形状記憶素材成形物 - Google Patents

形状記憶素材成形物

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JPH084277Y2
JPH084277Y2 JP1990059566U JP5956690U JPH084277Y2 JP H084277 Y2 JPH084277 Y2 JP H084277Y2 JP 1990059566 U JP1990059566 U JP 1990059566U JP 5956690 U JP5956690 U JP 5956690U JP H084277 Y2 JPH084277 Y2 JP H084277Y2
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JP
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temperature
shape memory
memory material
layer
material molded
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Application number
JP1990059566U
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JPH0417925U (ja
Inventor
充 太田
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、その表面を加熱することにより凹凸の画像
を形成する形状記憶素材成形物に関するものである。
[従来の技術] 従来、凹凸により作成された画像は、印鑑、凸版印
刷、版画等に使用されている。これらは画像の凸部にイ
ンク等を塗布し、そこに紙等の任意の記録媒体を押しつ
けることによって、任意の媒体上には凸部に塗布された
インク等だけが転写し、画像を形成するものである。こ
の凹凸の画像はゴム版、木版などを機械で若しくは人手
で切削や切断をして形成していた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上述のように画像を形成すると、切り
屑等の不要物が出てしまうという問題点があったし、更
に切削、切断をする機械が高価で取扱が難しく、時間が
かかるという問題点もあった。
本考案は、上述した問題点を解決するためになされた
ものであり、切り屑等が発生することなく、容易に解像
度の高い凹凸画像を形成することのできる形状記憶素材
成形物を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本考案の形状記憶素材成形
物は加熱膨張特性を有しており、その表面を加熱するこ
とにより凹凸の画像を形成するものであり、第1の温度
を越える温度で固体状態から液体に溶融する固定層と、
前記第1の温度とそれよりも低い第2の温度の間では弾
性を有し、その第2の温度よりも低い温度の時に固体状
態となる可逆層から構成され、成形時に前記第1の温度
と第2の温度の間の温度で一方向に熱圧し、その加圧状
態のまま前記第2の温度よりも低い温度に冷却し、その
加圧面に所定深さの切れ込みを形成したものである。
[作用] 上記の構成を有する本考案によれば、固定層は第1の
温度を越える温度で固体状態から液体に溶融し、可逆層
は前記第1の温度とそれよりも低い第2の温度の間では
弾性を有し、その第2の温度よりも低い温度の時に固定
状態となるものである。ここで、形状記憶素材成形物の
成形時に前記第1の温度と第2の温度の間の温度で一方
向に熱圧することにより可逆層が弾性変形し、その加圧
状態のまま前記第2の温度よりも低い温度に冷却するこ
とにより、可逆層は弾性変形したままの状態を保持する
ことになる。この後、その加圧面に所定深さの切れ込み
が形成されるのである。このようにして形成された形状
記憶素材成形物の加圧面を、画像情報に基づいて加熱
(前記第1の温度と第2の温度の間の温度に加熱)する
と、その加熱部分だけが弾性復元して他の非加熱部分よ
りも突出することになる。この時、前記切れ込みがある
ので、加熱部分の突出を切れ込みに沿って発生させるこ
とができ、境界の明確な突出像を得ることができるので
ある。
[実施例] 以下、本考案を具体化した一実施例を図面を参照して
説明する。
最初に、第2図(a)から(c)までを参照して本実
施例に使用される形状記憶樹脂を説明する。
形状記憶素材成形物に使用できる形状記憶樹脂の例と
しては特開昭64-49617号公報及び特開平1-168751号公報
に開示されている。それによると、形状記憶素材成形物
に使用できる形状記憶樹脂は固定層11と可逆層12の二つ
のユニットから構成されている。固定層11は、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチ
レン、ポリフツ化ビニル、ポリクロロフルオロエチレ
ン、ポリアクリロニトリル、ポリビニルホルマール、ポ
リビニルアルコール、ポリスチレン、ポリオキシメチレ
ン、ポリアセチルセルロース等のような硬質樹脂で構成
されており、可逆層12はポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポ
リウレタン、ポリノルボルネン等のゴム弾性を持つ樹脂
で構成されている。
固定層11のガラス転移温度若しくは結晶溶融温度Tb
(以下Tbと称す)を越える温度では、形状記憶樹脂は全
体として完全に溶融しており、液状流動特性を示してい
る。
可逆層12はその結晶溶融温度Tc(以下Tcと称す)より
低い温度では結晶化またはガラス化するので、全体とし
て固化して樹脂化することとなる。ここでTb>Tcであ
る。
Tbより低く、且つTcを越える温度域では可逆層12はゴ
ム層となっており、また固定層11は樹脂化したままであ
るので、固定層11は可逆層12の網目架橋点として働く。
この温度領域では全体として弾性のあるゴム的性質を示
し、加えられた変形に対して歪むことが可能である。歪
んだ状態のまま温度をTcより低い温度まで下げるとその
形状を憶えたままで全体が固定される。これをTc以上
で、且つTb以下の温度に熱すると可逆層12が伸縮をして
元の記憶している形状に変形する。この時の伸縮率は10
0〜500%にも達し、加熱前はコンパクトであるのに加熱
することで非常に大きくなる。
次に、第1図と第2図とを参照して本実施例の形状記
憶素材成形物による凹凸画像の作成の仕方を説明する。
形状記憶樹脂はTb以上の温度では、第2図(a)に示
すように、全体として液状となって各々の分子が煩雑に
散らばっている。この液体状の樹脂をカレンダリング成
形或いは押出成形のような方法により3〜5mm(ミリ・
メートル)程度のシート状の形状記憶樹脂1に成形した
段階(第1図(a))では、第2図(b)に示すように
固定層11と可逆層12は両方ともTc以下で樹脂化してお
り、可逆層12も伸びた状態にある。これをTc以上で、且
つTb以下の温度に熱するとともに3〜5mmの厚みのあっ
たシート状の形状記憶樹脂1の厚み方向から荷重Fを加
えて1〜2mmの厚さの形状記憶素材成形物2にする(第
1図(b))。このとき、固定層11の状態は変わらない
が可逆層12は圧縮されて縮み、これをさらにTc以下に冷
却すると、固定層11、可逆層12ともにその形状を保った
ままで固化した第2図(c)の状態となる。
この形状記憶素材成形物2はサーマルヘッドのような
加熱装置3により、Tb以下で且つTc以上の温度で熱せら
れて第2図(b)に示すように可逆層12が伸びて凸部4
が形成される(第1図(c))。加熱装置3には図示し
ないCPU(セントラル・プロセシング・ユニット)から
の画像情報が送られており、その画像情報に応じて加熱
装置3の微少な発熱部が発熱して形状記憶樹脂2に熱を
与える。熱を与えられた部分だけが膨張し全体として盛
り上がる。この時の加熱温度がTb以下であり固定層11に
は変化が無いために液体のように流れ出すことはなく、
シート厚み方向だけの圧縮を行なっているため加熱装置
3の走査方向の形状をとどめたままシートの厚み方向だ
けに膨張する。また、可逆層12に使われる樹脂の部分架
橋、部分結晶させた形状記憶樹脂を本実施例に適用する
ことができる。
本考案は以上詳述した実施例に限定されることなく、
その主旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加える
ことができる。
例えば、本実施例では形状記憶樹脂を使用したが膨張
率の大きな樹脂や、合金を使用してもよい。
また、加熱装置もサーマルヘッドに限ることなく、他
の加熱装置であってもよい。
また、第2図(c)の状態にあるとき、端部の鋭利さ
即ち高品質の解像度を引き出すために厚み方向に0.1〜
1.5mmの深さの切断を施してもよい。
[考案の効果] 以上詳述したことから明らかなように、本考案によれ
ば、形状記憶素材成形物は第1の温度を越える温度で固
体状態から液体に溶融する固定層と、前記第1の温度と
それよりも低い第2の温度の間では弾性を有し、その第
2の温度よりも低い温度の時に固体状態となる可逆層か
ら構成されており、形状記憶素材成形物の成形時に前記
第1の温度と第2の温度の間の温度で一方向に熱圧する
ことにより可逆層が弾性変形し、その加圧状態のまま前
記第2の温度よりも低い温度に冷却することにより、可
逆層は弾性変形したままの状態を保持し、その後、その
加圧面に所定深さの切れ込みが形成されるので、このよ
うにして形成された形状記憶素材成形物の加圧面を、画
像情報に基づいて加熱(前記第1の温度と第2の温度の
間の温度に加熱)すると、その加熱部分だけが弾性復元
して他の非加熱部分よりも突出することになる。この
時、前記切れ込みがあるので、加熱部分の突出は切れ込
みに沿って発生させることができ、境界の明確な突出像
を得ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本考案を具体化した実施例を示すもの
で、第1図(a)から(c)までは形状記憶素材成形物
を使用して凹凸画像を作成する手順を示した図、第2図
(a)から(c)までは温度変化による形状記憶素材の
状態の変化を示した図である。 図中、2は形状記憶素材成形物、3は加熱装置、4は凸
部、11は可逆層、12は固定層である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱膨張特性を有しており、その表面を加
    熱することにより凹凸の画像を形成する形状記憶素材成
    形物において、 第1の温度を越える温度で固体状態から液体に溶融する
    固定層と、前記第1の温度とそれよりも低い第2の温度
    の間では弾性を有し、その第2の温度よりも低い温度の
    時に固体状態となる可逆層から構成され、成形時に前記
    第1の温度と第2の温度の間の温度で一方向に熱圧し、
    その加圧状態のまま前記第2の温度よりも低い温度に冷
    却し、その加圧面に所定深さの切れ込みを形成したこと
    を特徴とする形状記憶素材成形物。
JP1990059566U 1990-06-04 1990-06-04 形状記憶素材成形物 Expired - Lifetime JPH084277Y2 (ja)

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JP1990059566U JPH084277Y2 (ja) 1990-06-04 1990-06-04 形状記憶素材成形物

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JP1990059566U JPH084277Y2 (ja) 1990-06-04 1990-06-04 形状記憶素材成形物

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Publication Number Publication Date
JPH0417925U JPH0417925U (ja) 1992-02-14
JPH084277Y2 true JPH084277Y2 (ja) 1996-02-07

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JP1990059566U Expired - Lifetime JPH084277Y2 (ja) 1990-06-04 1990-06-04 形状記憶素材成形物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0393597A (ja) * 1989-09-07 1991-04-18 Nec Niigata Ltd 電子写真プロセス装置

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JPH0417925U (ja) 1992-02-14

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