JPH0845043A - 磁気ヘッドおよびシリンダアセンブリの製造方法 - Google Patents

磁気ヘッドおよびシリンダアセンブリの製造方法

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JPH0845043A
JPH0845043A JP6197273A JP19727394A JPH0845043A JP H0845043 A JPH0845043 A JP H0845043A JP 6197273 A JP6197273 A JP 6197273A JP 19727394 A JP19727394 A JP 19727394A JP H0845043 A JPH0845043 A JP H0845043A
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JP
Japan
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cylinder
fixed
core chip
manufacturing
pair
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JP6197273A
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English (en)
Inventor
Isao Sugiura
功 杉浦
Tomio Kochiya
富夫 古知屋
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BELDEX KK
Original Assignee
BELDEX KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ヘッドベース8にコアチップの素材10′を
固定する。次に、レーザーガン13によって素材10′
をレーザー加工し、凹部10a,10aを形成する。 【効果】 ヘッドベース8の上端面からトラック部10
bの下端までのトラック高さを高精度にすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオテープレコー
ダ等に用いられる磁気ヘッド、およびその磁気ヘッドが
組み込まれたシリンダアセンブリの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、VHSビデオテープレコーダに
用いられるシリンダアセンブリは、図4に示すように構
成されている。すなわち、シリンダアセンブリ1は、固
定シリンダ2と回転シリンダ3とを有している。回転シ
リンダ3は、軸受4および軸5を介して固定シリンダ2
に回転自在に支持されるとともに、モータ(図示せず)
により軸6を介して回転駆動されるようになっている。
【0003】上記回転シリンダ3の下端面には、磁気ヘ
ッド7がビス8によって固定されている。この磁気ヘッ
ド7は、ビス8によって回転シリンダ3に固定されたヘ
ッドベース9と、このヘッドベース9の上面に接着固定
されたコアチップ10とを有しており、コアチップ10
はその先端面を一対のシリンダ2,3の間から外部に突
出させている。
【0004】図5に示すように、コアチップ10の先端
面の周方向における中央部には、上下の端部に凹部10
a,10aが形成されている。この凹部10a,10a
が形成されることにより、それらの間には所定幅Wを有
するトラック部10bが形成されている。なお、凹部1
0aの内部は、単なる空間として残されることもあり、
ガラス質によって充填されることもある。
【0005】従来、上記磁気ヘッド7を製造する場合に
は、トラック部10bの幅が所定幅Wになるように、凹
部10a,10aを砥石(図示せず)によって研削加工
する。次に、コアチップ10をヘッドベース9に接着剤
11によって固定し、これによって磁気ヘッド7を製造
するものである。
【0006】また、シリンダアセンブリ1を製造する場
合には、上記のようにして磁気ヘッド7を製造した後、
これを回転シリンダ3にビス8によって固定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】磁気ヘッド7において
は、鮮明な画像を得るために、トラック部10bの幅
(以下、トラック幅という。)W、およびヘッドベース
9の上面からトラック部10bの下端までの寸法(以
下、トラック高さという。)H0を高精度にする必要が
ある。また、シリンダアセンブリ1においては、トラッ
ク幅Wおよびトラック高さH0に加えて、固定シリンダ
2の下端面(基準面)からトラック部10bの下端まで
の寸法(以下、基準高さという)H1を高精度にする必
要がある。
【0008】ところが、上記従来の磁気ヘッド7の製造
方法においては、接着剤11の厚さが一定せず、また接
着時にヘッドベース9とコアチップ10との間に塵埃等
が入り込んだりするため、トラック高さH0を高精度に
するのが困難であり、トラック高さH0が各磁気ヘッド
7間でバラツクという問題があった。
【0009】また、シリンダアセンブリ1の製造方法に
おいては、磁気ヘッド7のトラック高さH0にバラツキ
がある上、シリンダ2,3の製作誤差および組立誤差が
加算されるため、基準高さH1を高精度にするのが困難
であるという問題があった。
【0010】なお、図4に示すように、回転シリンダ3
に調整ビス12を螺合させておき、磁気ヘッド7を回転
シリンダ3に固定した後、調整ビス12によってヘッド
ベース9をシリンダ2,3の軸線方向に変形させ、これ
によって基準高さH1を調整するようにしている。しか
し、このような調整作業は高度の熟練を要するのみなら
ず、多くの手間および時間を要するという問題があっ
た。しかも、基準高さH1が経時的に変化してしまうと
いう問題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、請求項1に係る発明は、ヘッドベースと、このヘ
ッドベースに固定されたコアチップとを備え、コアチッ
プの先端面には、互いに離れた一対の凹部が形成される
とともに、これら一対の凹部の間にトラック部が形成さ
れた磁気ヘッドの製造方法であって、上記コアチップを
上記ヘッドベースに固定した状態で上記一対の凹部を加
工することを特徴としている。また、請求項3に係る発
明は、固定シリンダと、この固定シリンダと軸線を一致
させて配置された回転シリンダと、上記固定シリンダ側
における回転シリンダの端部に固定されたコアチップと
を備え、コアチップの先端面には、シリンダの軸線方向
へ互いに離れた一対の凹部が形成されるとともに、これ
ら一対の凹部の間にトラック部が形成されたシリンダア
センブリの製造方法であって、上記コアチップを上記回
転シリンダに固定した状態で、上記一対の凹部を加工す
ることを特徴としている。この場合、上記コアチップ
を、上記回転シリンダにヘッドベースを介して固定して
もよく、回転シリンダに直接固定してもよい。さらに、
請求項5に係る発明は、軸線を一致させて配置された一
対のシリンダと、この一対のシリンダと軸線を一致させ
てそれらの間に配置された回転ディスクと、この回転デ
ィスクに固定されたコアチップとを備え、コアチップの
先端面には、シリンダの軸線方向へ互いに離れた一対の
凹部が形成されるとともに、これら一対の凹部の間にト
ラック部が形成されたシリンダアセンブリの製造方法で
あって、上記コアチップを上記回転ディスクに固定した
状態で、上記一対の凹部を加工することを特徴としてい
る。この場合、上記コアチップを、上記回転ディスクに
ヘッドベースを介して固定してもよく、回転ディスクに
直接固定してもよい。また、上記各請求項に係る発明に
おいては、凹部をレーザー加工するのが望ましい。
【0012】
【作用】請求項1に係る製造方法においては、ヘッドベ
ースにコアチップを固定した後に、凹部を加工するもの
であるから、接着層の厚さのバラツキ、またはヘッドベ
ースとコアチップとの間に入り込んだ塵埃等によってト
ラック高さH0が影響を受けることがない。請求項3に
係る製造方法においては、回転シリンダにコアチップを
固定した状態で凹部を加工するものであるから、固定シ
リンダおよび回転シリンダの各寸法誤差および組立誤差
によって基準高さH1が影響を受けることがない。請求
項5に係る製造方法においては、回転ディスクにコアチ
ップを固定した状態で凹部を加工するものであるから、
一対のシリンダおよび回転ディスクの各寸法誤差および
組立誤差によって基準高さH1が影響を受けることがな
い。請求項7に係る発明によれば、凹部を加工する際に
コアチップに加工のための力が作用することがない。し
たがって、コアチップが凹部の加工中にヘッドベース、
回転シリンダまたは回転ディスクから脱落するおそれが
ない。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例について図1〜図3
を参照して説明する。まず、図1に基づいてこの発明に
係る磁気ヘッドの製造方法の一実施例について説明す
る。なお、この実施例は、図4および図5に示す磁気ヘ
ッド7を製造するものである。
【0014】磁気ヘッド7を製造する場合には、コアチ
ップ10となるべき素材10′をヘッドベース9に予め
接着固定しておく。次に、素材10′に凹部10a,1
0aを加工する。そして、凹部10a,10aを加工す
ることによってトラック部10bを形成する。
【0015】凹部10a,10aの加工に際しては、例
えばトラック高さH0が所定の高さになるように、まず
ヘッドベース9側の凹部10aを加工する。次に、トラ
ック幅Wが所定の幅になるように、他方の凹部10aを
加工する。勿論、トラック高さH0およびトラック幅W
を計測しながら、凹部10a,10aを交互に加工して
もよい。
【0016】また、凹部10aの加工は、従来の製造方
法と同様に、砥石によって行うことも可能であるが、こ
の実施例のようにレーザーガン13によってレーザー加
工するのが望ましい。砥石による加工では、素材10′
に砥石を押し付ける力が作用するとともに、研削に伴う
振動が作用する。この結果、素材10′が凹部10aの
加工中にヘッドベース9から脱落してしまうおそれがあ
る。これに対し、レーザー加工では、素材10′に加工
に伴う力が作用することがない。したがって、素材1
0′が凹部10aの加工中にヘッドベース9から脱落す
るおそれがないからである。なお、この実施例では、レ
ーザー光を素材10′の真正面から照射しているが、斜
め上下方向から照射するようにしてもよい。
【0017】上記の製造方法においては、素材10′を
ヘッドベース9に固定した後に、凹部10aを加工する
ようにしているから、仮に接着剤11(図5参照)の層
厚にバラツキがあり、また素材10′とヘッドベース9
との間に塵埃等が入り込んでいたとしても、それらがト
ラック高さH0に影響を及ぼすことがない。したがっ
て、トラック高さH0の精度を向上させることができ
る。
【0018】次に、図2を参照してこの発明に係るシリ
ンダアセンブリの製造方法の実施例について説明する。
なお、この実施例は、前述したシリンダアセンブリ1を
製造するものであり、このシリンダアセンブリ1におい
ては、回転シリンダ3を回転駆動するモータMが固定シ
リンダ2に組み付けられている。
【0019】シリンダアセンブリ1を製造するに際して
は、予め固定シリンダ2および回転シリンダ3を組み付
けるとともに、回転シリンダ2にヘッドベース9を固定
し、このヘッドベース9にはコアチップ10の素材1
0′を接着固定しておく。その後、上記の磁気ヘッド7
の製造方法と同様にして、レーザーガン13により素材
10′に凹部10a,10aをレーザー加工する。
【0020】このようにしてシリンダアセンブリ1を製
造した場合には、全体を組み立てた後に凹部10a,1
0aを加工しているので、接着剤11の層厚および塵埃
等の介在は勿論のこと、シリンダ2,3の寸法誤差およ
び組立誤差が基準高さH1に影響を及ぼすことがない。
したがって、基準高さH1の精度を向上させることがで
きる。またこれにより、シリンダアセンブリ1が複数の
磁気ヘッド7を有している場合には、各磁気ヘッド7の
基準高さH1のバラツキを小さく抑えることができる。
【0021】また、図3はいわゆるベータ方式のビデオ
テープレコーダに用いられるシリンダアセンブリ1′の
製造方法を示すものであり、シリンダアセンブリ1′
は、軸線を互いに一致させた上下一対のシリンダ2′,
3′と、これらのシリンダ2,3より小径に形成され、
シリンダ2′,3′間にそれらと軸線を一致させて配置
された回転ディスク14と、この回転ディスク14に固
定された磁気ヘッド(コアチップ10の素材10′のみ
図示)が固定されている。シリンダ2′,3′はフレー
ム(図示せず)に固定されており、回転ディスク14が
モータMによって回転駆動されるようになっている。
【0022】このように構成されたシリンダアセンブリ
1′を製造する場合も、上記シリンダアセンブリ1の製
造方法と同様に、全体を組み立てた後、レーザーガン1
3によって素材10′に凹部10a,10aを加工す
る。したがって、この場合も上記実施例と同様に基準高
さH1を高精度にすることができる。
【0023】なお、この発明は、上記の実施例に限定さ
れるものでなく、適宜変更可能である。例えば、上記の
シリンダアセンブリ1,(1′)の製造方法において
は、コアチップ10の素材10′を回転シリンダ3(回
転ディスク13)にヘッドベース9を介して固定するよ
うにしているが、コアチップ10の素材10′を直接固
定するようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る磁
気ヘッドの製造方法によれば、コアチップをヘッドベー
スに固定した状態で凹部を加工するようにしているの
で、トラック高さの精度を向上させることができる。請
求項3に係るシリンダアセンブリの製造方法によれば、
シリンダを組み立てるとともに、コアチップを回転シリ
ンダに固定した状態で凹部を加工するようにしているの
で、基準高さの精度を向上させることができる。また、
シリンダアセンブリが複数のコアチップを有する場合に
は、各コアチップ間の基準高さのバラツキを小さく抑え
ることができる。請求項5に係るシリンダアセンブリの
製造方法によれば、シリンダおよび回転ディスクを組み
立てるとともに、コアチップを回転ディスクに固定した
状態で凹部を加工するようにしているので、請求項3に
係る発明と同様に、基準高さの精度を向上させることが
できるとともに、各コアチップ間の基準高さのバラツキ
を小さく抑えることができる。また、これらの製造方法
において、凹部をレーザー加工するようにすれば、コア
チップの素材が凹部の加工中にヘッドベース、回転シリ
ンダまたは回転ディスクから脱落するのを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る磁気ヘッドの製造方法の一実施
例を示す斜視図である。
【図2】請求項3に係るシリンダアセンブリの製造方法
の一実施例を示す斜視図である。
【図3】請求項5に係るシリンダアセンブリの製造方法
の一実施例を示す斜視図である。
【図4】従来のシリンダアセンブリの一例を示す縦断面
図である。
【図5】磁気ヘッドまたはシリンダアセンブリにおいて
重要な寸法を示すための磁気ヘッドの要部の拡大図であ
る。
【符号の説明】
1 シリンダアセンブリ 1′ シリンダアセンブリ 2 固定シリンダ 2′ シリンダ 3 回転シリンダ 3′ シリンダ 7 磁気ヘッド 9 ヘッドベース 10 コアチップ 10′ コアチップの素材 10a 凹部 10b トラック部 13 レーザーガン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドベースと、このヘッドベースに固
    定されたコアチップとを備え、コアチップの先端面に
    は、互いに離れた一対の凹部が形成されるとともに、こ
    れら一対の凹部の間にトラック部が形成された磁気ヘッ
    ドの製造方法であって、上記コアチップを上記ヘッドベ
    ースに固定した状態で上記一対の凹部を加工することを
    特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
  2. 【請求項2】 上記凹部をレーザー加工することを特徴
    とする請求項1に記載の磁気ヘッドの製造方法。
  3. 【請求項3】 固定シリンダと、この固定シリンダと軸
    線を一致させて配置された回転シリンダと、上記固定シ
    リンダ側における回転シリンダの端部に固定されたコア
    チップとを備え、コアチップの先端面には、シリンダの
    軸線方向へ互いに離れた一対の凹部が形成されるととも
    に、これら一対の凹部の間にトラック部が形成されたシ
    リンダアセンブリの製造方法であって、上記コアチップ
    を上記回転シリンダに固定した状態で、上記一対の凹部
    を加工することを特徴とするシリンダアセンブリの製造
    方法。
  4. 【請求項4】 上記コアチップが上記回転シリンダにヘ
    ッドベースを介して固定されていることを特徴とする請
    求項2に記載のシリンダアセンブリの製造方法。
  5. 【請求項5】 軸線を一致させて配置された一対のシリ
    ンダと、この一対のシリンダと軸線を一致させてそれら
    の間に配置された回転ディスクと、この回転ディスクに
    固定されたコアチップとを備え、コアチップの先端面に
    は、シリンダの軸線方向へ互いに離れた一対の凹部が形
    成されるとともに、これら一対の凹部の間にトラック部
    が形成されたシリンダアセンブリの製造方法であって、
    上記コアチップを上記回転ディスクに固定した状態で、
    上記一対の凹部を加工することを特徴とするシリンダア
    センブリの製造方法。
  6. 【請求項6】 上記コアチップが上記回転ディスクにヘ
    ッドベースを介して固定されていることを特徴とする請
    求項4に記載のシリンダアセンブリの製造方法。
  7. 【請求項7】 上記凹部をレーザー加工することを特徴
    とする請求項3〜6のいずれかに記載のシリンダアセン
    ブリの製造方法。
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Date Code Title Description
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Effective date: 20040302