JPH0845740A - 積層コイル素子 - Google Patents

積層コイル素子

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Publication number
JPH0845740A
JPH0845740A JP17554294A JP17554294A JPH0845740A JP H0845740 A JPH0845740 A JP H0845740A JP 17554294 A JP17554294 A JP 17554294A JP 17554294 A JP17554294 A JP 17554294A JP H0845740 A JPH0845740 A JP H0845740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
coil element
metal thin
laminated coil
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP17554294A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Sakurai
敦 櫻井
Hidekazu Kitamura
英一 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH0845740A publication Critical patent/JPH0845740A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】インダクタンスばらつきの小さな積層コイル素
子を提供する。 【構成】積層コイル素子の金属薄膜をその外縁がそれぞ
れ磁性体基板の外形寸法の10%以上内側に位置するよ
うに形成された構造とする。また、金属薄膜の幅は50
μm以上で、厚みは1μm以下となるように形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】磁性体基板にコイルが形成された
素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年電子部品の小型化が望まれてきてい
るが、コイル素子においても基板に電気伝導性材料によ
りコイル形状やミアンダライン形状の金属薄膜が形成さ
れた小型の積層コイル素子が実用化されている。このよ
うな積層コイル素子のインダクタンスを大きくするため
にはコイル形状の金属薄膜を有する素子においてはタ−
ン数を、ミアンダライン形状を有する素子においては往
復数を増やすことにより実現されている。しかしながら
前記の方法によれば、金属薄膜の微細化をさらに進める
必要があるが、直流抵抗が大きくなるという問題があ
る。そこで小型でインダクタンスの大きなコイル素子を
得るために、磁性体基板に金属薄膜を形成するという方
法が採用されている。さらには磁力線の漏れを抑えるた
めに金属薄膜を磁性体基板で挟んだ構造の素子も開発さ
れている。
【0003】従来の積層コイル素子20の構造を図9、
図10を用いて説明する。
【0004】図9は積層コイル素子20を構成する金属
薄膜の平面断面図を、図10は積層コイル素子を図9の
A−Aで切断したときの側面断面図を示す。図9におい
て1は金属薄膜でたとえばAgなどの薄膜からなり磁性
体基板2aにスパッタリングおよびフォトリソグラフィ
−により形成されている。金属薄膜1はコイル形状をし
ているため、互いに交差する部分が短絡しないようにた
とえばポリイミドなどによるクロスオ−バ−と呼ばれる
絶縁層3が設けられている。図10の側面断面図に示す
ように金属薄膜1の上には磁性体基板2bがポリイミド
からなる接着層4により接着されている。さらに金属薄
膜1の両端には外部の素子と接続するためのたとえばN
iCrAgモネルなどをスパッタリングにより成膜した
端子電極5、5が設けられている。前記金属薄膜1の外
周は磁性体基板2a、2b端面の近傍まで形成されてお
り、その断面は電気抵抗値を小さくするために例えば幅
が30μm、厚みが4μmに形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上の構
造を有する積層コイル素子は次に述べるような問題点が
ある。すなわち金属薄膜が形成されている磁性体基板の
透磁率が変動すると積層コイル素子のインダクタンスが
ばらつく。また磁性体基板を接着したとき磁性体基板間
の間隔が変動すると積層コイル素子のインダクタンスが
ばらつく。具体的には磁性体基板を形成する磁性材料の
透磁率を±5%に制御すると同時に、磁性体基板の間隔
を10μm±5μmに制御するのは困難である。そのた
めに、積層コイル素子のインダクタンスの変化量は60
%にもなる。本発明は前記問題点を解決するためになさ
れたものであり、インダクタンスのばらつきの小さな積
層コイル素子を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
積層コイル素子は、コイル形状を有する金属薄膜が磁性
体基板に挟まれてなる積層コイル素子において、コイル
を形成する金属薄膜の全外縁が磁性体基板の外縁よりそ
れぞれ基板寸法の10%以上内側に形成され、かつ金属
薄膜の幅が50μm以上で厚みが1μm以下であること
を特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1記載の積層コイル素子は、コイル形状
を有する金属薄膜が磁性体基板に挟まれてなる積層コイ
ル素子において、コイルを形成する金属薄膜の全外縁が
磁性体基板の外縁よりそれぞれ基板寸法の10%以上内
側に形成され、かつ金属薄膜の幅が50μm以上で厚み
が1μm以下にすることにより金属薄膜近傍に生じる磁
力線が磁性体基板から漏れる事を減らす事ができる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例回路素子の構造を図
1、2を用いて説明する。
【0009】なお従来例と同一の部分については同一の
符号を用いる。
【0010】図1は積層コイル素子10の平面断面図で
外形が4×5mmの磁性体基板2aにAg薄膜によりコ
イル形状を有する金属薄膜1が形成されている。図1に
示すように金属薄膜1はその交差する部分が短絡しない
ようにポリイミド樹脂によりクロスオ−バ−とよばれる
絶縁層3が設けられている。図1のA−Aで切断したと
きの側面断面図を図2に示す。図2に示すように金属薄
膜1を覆うようにポリイミドからなる接着層4により磁
性体基板2bが接着されている。そして金属薄膜1の両
端に接続するように積層コイル素子10の端面に接続電
極5、5が設けられている。なお破線でコイル形状を有
する金属薄膜1の外縁7を示す。
【0011】前記金属薄膜1はその外縁7が、図1に示
すように縦と横の寸法がそれぞれl1 、l2 となるよう
に形成されている。しかも金属薄膜1の縦方向が磁性体
基板2aの外縁よりl3 、l4 だけ内側に位置するよう
に形成されており、かつl3 、l4 はそれぞれ磁性体基
板の外形縦寸法l7 の10%以上である。同様に金属薄
膜1の横方向は磁性体基板2aの外縁よりl5 、l6
け内側に位置するように形成されており、かつl5 、l
6 はそれぞれ磁性体基板の外形横寸法l8 の10%以上
である。さらには金属薄膜1の幅が50μm以上で、厚
みが1μm以下となるような形状に形成されている。
【0012】上記積層コイル素子10の製造方法を図3
〜図8を用いて説明する。
【0013】まず粉末成形法により成形され、焼成され
た磁性体基板2aを準備する。次に図3の断面図に示す
ように磁性体基板2aにスパッタリングにより1μmの
膜厚でAg薄膜6を全面に形成する。そして図4の断面
図および図5の平面図に示すようにAg薄膜6をフォト
リソグラフィ−により金属薄膜1の一部であるパタ−ン
1aに形成する。次に図6の平面図に示すように金属薄
膜1が短絡しないように交差部分に絶縁層3としてはた
らくポリイミド膜を形成する。次に図7の平面図に示す
ようにパタ−ン1aと同様に、スパッタリングとフォト
リソグラフィ−によりパタ−ン1bを形成する。前記パ
タ−ン1a、1bはそれぞれの一端が互いに接続しコイ
ル形状を有する金属薄膜1に形成される。次に図8の断
面図に示すようにポリイミドからなる接着層4により磁
性体基板2bを接着し、ダイシングソ−により個々の素
子に切断分離する。次に切断分離することにより端面に
露出した金属薄膜1に接続するようにNiCrAgモネ
ルからなる接続電極5、5をスパッタリングにより形成
して図2に示す断面構造を有する積層コイル素子10が
得られる。なお以上の説明に用いた図では単独の金属薄
膜が磁性体基板に形成されている図を示したが、実際の
製造工程においては、多数個の金属薄膜を磁性体基板に
同時に形成し後工程で切断分離され、個々の回路素子に
形成される。なお本実施例において金属薄膜はAgで、
絶縁膜はポリイミドで、接続電極はNiCrAgモネル
でそれぞれ形成した例について述べたがこれらの材料だ
けに限定されないことはいうまでもない。
【0014】このような構造を有する積層コイル素子に
おいて、磁性体基板の透磁率を30%小さくし磁性体基
板の間隔を10μm〜20μmまで変化させてそのイン
ダクタンスのばらつきを調査したところ20%の変動で
あった。
【0015】
【発明の効果】本発明に係る積層コイル素子の金属薄膜
をその外形寸法が磁性体基板の外形寸法の80%以下
で、かつ金属薄膜の幅が50μm以上で、厚みが1μm
以下となるように形成されることにより、積層コイル素
子のインダクタンス変化量を1/3に削減する事ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例積層コイル素子の平面断
面図である。
【図2】本発明に係る一実施例積層コイル素子の側面断
面図である。
【図3】本発明に係る一実施例積層コイル素子の製造途
中における側面断面図である。
【図4】本発明に係る一実施例積層コイル素子の製造途
中における側面断面図である。
【図5】本発明に係る一実施例積層コイル素子の製造途
中における平面断面図である。
【図6】本発明に係る一実施例積層コイル素子の製造途
中における平面断面図である。
【図7】本発明に係る一実施例積層コイル素子の製造途
中における平面断面図である。
【図8】本発明に係る一実施例積層コイル素子の製造途
中における側面断面図である。
【図9】従来の積層コイル素子の平面断面図である。
【図10】従来の積層コイル素子の側面断面図である。
【符号の説明】
1 金属薄膜 1a、1b パタ−ン 2a、2b 磁性体基板 3 絶縁層 4 接着層 5 接続電極 6 Ag薄膜 7 外縁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイル形状を有する金属薄膜が磁性体基板
    に挟まれてなる積層コイル素子において、コイルを形成
    する金属薄膜の全外縁が磁性体基板の外縁よりそれぞれ
    基板寸法の10%以上内側に形成され、かつ金属薄膜の
    幅が50μm以上で厚みが1μm以下であることを特徴
    とする積層コイル素子。
JP17554294A 1994-07-27 1994-07-27 積層コイル素子 Pending JPH0845740A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17554294A JPH0845740A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 積層コイル素子

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JP17554294A JPH0845740A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 積層コイル素子

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JPH0845740A true JPH0845740A (ja) 1996-02-16

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