JPH0848841A - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
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- JPH0848841A JPH0848841A JP6202798A JP20279894A JPH0848841A JP H0848841 A JPH0848841 A JP H0848841A JP 6202798 A JP6202798 A JP 6202798A JP 20279894 A JP20279894 A JP 20279894A JP H0848841 A JPH0848841 A JP H0848841A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 (A)ポリフェニレンエーテル系樹脂単独、
又はこれとポリスチレン系樹脂との混合物95〜5重量
部、(B)熱可塑性ポリエステル系樹脂5〜95重量
部、(C)上記の成分(A)及び(B)の合計量100
重量部に対して、(a)ポリスチレン系樹脂100重量
部、及び(b)下記一般式(I) 【化1】 (Arはグリシジルオキシ基を少なくとも1個有するC
6 〜C23の芳香族炭化水素基、Rは水素原子又はメチル
基。)で表される変性剤0.1〜30重量部を、(c)
ラジカル重合開始剤0.01〜10重量部の存在下で反
応させてなるグラフト変性ポリスチレン系重合体1〜1
00重量部からなる。 【効果】 機械特性、耐油性、耐熱性、成形性等の物性
をバランス良く備えている。
又はこれとポリスチレン系樹脂との混合物95〜5重量
部、(B)熱可塑性ポリエステル系樹脂5〜95重量
部、(C)上記の成分(A)及び(B)の合計量100
重量部に対して、(a)ポリスチレン系樹脂100重量
部、及び(b)下記一般式(I) 【化1】 (Arはグリシジルオキシ基を少なくとも1個有するC
6 〜C23の芳香族炭化水素基、Rは水素原子又はメチル
基。)で表される変性剤0.1〜30重量部を、(c)
ラジカル重合開始剤0.01〜10重量部の存在下で反
応させてなるグラフト変性ポリスチレン系重合体1〜1
00重量部からなる。 【効果】 機械特性、耐油性、耐熱性、成形性等の物性
をバランス良く備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂組成物に関し、更
に詳しくは、機械特性、耐熱性及び成形性等をバランス
良く備えた樹脂組成物に関する。
に詳しくは、機械特性、耐熱性及び成形性等をバランス
良く備えた樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリフェニレンエーテル系樹脂は機械特
性、耐熱性、電気的性質、及び寸法安定性に優れた樹脂
であり、広範囲な用途への展開が期待されている。しか
し、該樹脂は成形加工性や耐ガソリン性などの耐油性に
劣ることが欠点として挙げられている。ポリフェニレン
エーテル系樹脂の成形加工性を改良する目的で、特公昭
43−17812号、特開昭49−98858号公報な
どにおいて、ポリフェニレンエーテル系樹脂に対し、ポ
リスチレン又はゴム補強されたポリスチレンをブレンド
する方法が提案されている。これらの方法によると成形
加工性は改良されるが、耐油性については依然として未
解決である。
性、耐熱性、電気的性質、及び寸法安定性に優れた樹脂
であり、広範囲な用途への展開が期待されている。しか
し、該樹脂は成形加工性や耐ガソリン性などの耐油性に
劣ることが欠点として挙げられている。ポリフェニレン
エーテル系樹脂の成形加工性を改良する目的で、特公昭
43−17812号、特開昭49−98858号公報な
どにおいて、ポリフェニレンエーテル系樹脂に対し、ポ
リスチレン又はゴム補強されたポリスチレンをブレンド
する方法が提案されている。これらの方法によると成形
加工性は改良されるが、耐油性については依然として未
解決である。
【0003】そこで、特開昭49−75662号、特開
昭59−154847号公報には、該樹脂の成形加工性
及び耐油性を改良する方法として、ポリフェニレンエー
テル系樹脂とポリブチレンテレフタレートやポリエチレ
ンテレフタレートをブレンドする方法が提案されてい
る。上記方法によればポリフェニレンエーテル系樹脂の
成形加工性及び耐油性の改良はみられるが、本来ポリフ
ェニレンエーテル系樹脂とポリエステル系樹脂の相溶性
は悪いため、ブレンド物の成形品の外観、機械特性の良
好な樹脂は得られなかった。
昭59−154847号公報には、該樹脂の成形加工性
及び耐油性を改良する方法として、ポリフェニレンエー
テル系樹脂とポリブチレンテレフタレートやポリエチレ
ンテレフタレートをブレンドする方法が提案されてい
る。上記方法によればポリフェニレンエーテル系樹脂の
成形加工性及び耐油性の改良はみられるが、本来ポリフ
ェニレンエーテル系樹脂とポリエステル系樹脂の相溶性
は悪いため、ブレンド物の成形品の外観、機械特性の良
好な樹脂は得られなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる相溶
性を改善し、ポリフェニレンエーテル系樹脂、又はポリ
フェニレン系樹脂とポリスチレン系樹脂の混合物、熱可
塑性ポリエステル系樹脂、及び特定のグラフト変性ポリ
スチレン系樹脂からなる、成形流動性、耐油性、機械特
性に優れた樹脂組成物を提供する。
性を改善し、ポリフェニレンエーテル系樹脂、又はポリ
フェニレン系樹脂とポリスチレン系樹脂の混合物、熱可
塑性ポリエステル系樹脂、及び特定のグラフト変性ポリ
スチレン系樹脂からなる、成形流動性、耐油性、機械特
性に優れた樹脂組成物を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討した結果、ポリフェニレンエーテ
ル系樹脂、又はポリフェニレンエーテル系樹脂とポリス
チレン系樹脂の混合物、及び熱可塑性ポリエステル系樹
脂に対して、ポリスチレン系樹脂と特定のグリシジル基
を有する変性剤をラジカル重合開始剤の存在下で反応し
て得られる変性グラフトポリスチレン系樹脂をブレンド
することにより上記目的を達成できることを見い出し、
本発明に到達した。
を解決すべく鋭意検討した結果、ポリフェニレンエーテ
ル系樹脂、又はポリフェニレンエーテル系樹脂とポリス
チレン系樹脂の混合物、及び熱可塑性ポリエステル系樹
脂に対して、ポリスチレン系樹脂と特定のグリシジル基
を有する変性剤をラジカル重合開始剤の存在下で反応し
て得られる変性グラフトポリスチレン系樹脂をブレンド
することにより上記目的を達成できることを見い出し、
本発明に到達した。
【0006】即ち、本発明は、下記の成分(A)、
(B)及び(C)からなることを特徴とする樹脂組成物
を内容とする。 (A)ポリフェニレンエーテル系樹脂単独、又はこれと
ポリスチレン系樹脂からなる混合物95〜5重量部、
(B)熱可塑性ポリエステル系樹脂5〜95重量部、
(C)上記の成分(A)及び(B)の合計量100重量
部に対して、(a)ポリスチレン系樹脂100重量部、
及び(b)下記一般式(I)
(B)及び(C)からなることを特徴とする樹脂組成物
を内容とする。 (A)ポリフェニレンエーテル系樹脂単独、又はこれと
ポリスチレン系樹脂からなる混合物95〜5重量部、
(B)熱可塑性ポリエステル系樹脂5〜95重量部、
(C)上記の成分(A)及び(B)の合計量100重量
部に対して、(a)ポリスチレン系樹脂100重量部、
及び(b)下記一般式(I)
【0007】
【化3】
【0008】(式中、Arはグリシジルオキシ基を少な
くとも1個有するC6 〜C23の芳香族炭化水素基を示
し、Rは水素原子又はメチル基を示す。)で表されるグ
リシジル基を有する変性剤0.1〜30重量部を、
(c)ラジカル重合開始剤0.01〜10重量部の存在
下で反応させてなるグラフト変性ポリスチレン系樹脂1
〜100重量部。
くとも1個有するC6 〜C23の芳香族炭化水素基を示
し、Rは水素原子又はメチル基を示す。)で表されるグ
リシジル基を有する変性剤0.1〜30重量部を、
(c)ラジカル重合開始剤0.01〜10重量部の存在
下で反応させてなるグラフト変性ポリスチレン系樹脂1
〜100重量部。
【0009】本発明で用いられる(A)ポリフェニレン
エーテル系樹脂は、下記一般式(III )
エーテル系樹脂は、下記一般式(III )
【0010】
【化4】
【0011】(式中、R1 〜R4 は水素原子、ハロゲ
ン、炭化水素基、置換炭化水素基、シアノ基、アルコキ
シ基、フェノキシ基、又はニトロ基を表す。)で表され
る繰り返し単位を有するものである。具体的には、2,
6−ジメチルフェノール、2,6−ジエチルフェノー
ル、2−メチル−6−エチルフェノール、2−メチル−
6−アリルフェノール、2−メチル−6−フェニルフェ
ノール、2,6−ジフェニルフェノール、2,6−ジブ
チルフェノール、2−メチル−6−プロピルフェノー
ル、2,3,6−トリメチルフェノール、2,3−ジメ
チル−6−エチルフェノール、2,3,6−トリエチル
フェノール、2,3,6−トリプロピルフェノール、
2,6−ジメチル−3−エチルフェノール、2,6−ジ
メチル−3−プロピルフェノール等のフェノール化合物
単独あるいは2種以上をカップリング触媒を用い、酸素
又は酸素含有ガスで酸化重合して得られる重合体であ
る。
ン、炭化水素基、置換炭化水素基、シアノ基、アルコキ
シ基、フェノキシ基、又はニトロ基を表す。)で表され
る繰り返し単位を有するものである。具体的には、2,
6−ジメチルフェノール、2,6−ジエチルフェノー
ル、2−メチル−6−エチルフェノール、2−メチル−
6−アリルフェノール、2−メチル−6−フェニルフェ
ノール、2,6−ジフェニルフェノール、2,6−ジブ
チルフェノール、2−メチル−6−プロピルフェノー
ル、2,3,6−トリメチルフェノール、2,3−ジメ
チル−6−エチルフェノール、2,3,6−トリエチル
フェノール、2,3,6−トリプロピルフェノール、
2,6−ジメチル−3−エチルフェノール、2,6−ジ
メチル−3−プロピルフェノール等のフェノール化合物
単独あるいは2種以上をカップリング触媒を用い、酸素
又は酸素含有ガスで酸化重合して得られる重合体であ
る。
【0012】本発明で用いられる(A)成分に含まれる
ポリスチレン系樹脂は、スチレン含有率10%以上のポ
リスチレン重合体、共重合体、グラフト共重合体を意味
する。例えば、ポリスチレン、ポリ(α−メチルスチレ
ン)、ポリ(p−メチルスチレン)等の単独重合体、ゴ
ム変性ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリル共重
合体、スチレン−ゴム質重合体の共重合体、スチレン−
ゴム質重合体−アクリロニトリル共重合体、スチレン単
量体とマレイミド、N−フェニルマレイミド等のマレイ
ミド系単量体又はアクリルアミド等のアクリルアミド系
単量体との共重合体等が挙げられ、これらは単独又は2
種以上組み合わせて用いられる。更に、スチレン系重合
体のスチレンの全部あるいは一部をα−メチルスチレ
ン、p−メチルスチレン、ビニルキシレン、モノクロル
スチレン、ジクロルスチレン、モノブロムスチレン、ジ
ブロムスチレン、p−t−ブチルスチレン、エチルスチ
レン、ビニルナフタレン等のスチレン系単量体に置換で
きる。ここで、ゴム質重合体としては、ポリブタジエ
ン、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、スチレン−ア
クリロニトリル共重合体ゴム、ポリアクリル酸ブチル、
エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−プロピ
レン−ジエン共重合体ゴム、イソプレン系ゴム等の共重
合、グラフト共重合体可能なゴム質重合体が用いられ、
これらは単独又は2種以上組み合わせて用いられる。
ポリスチレン系樹脂は、スチレン含有率10%以上のポ
リスチレン重合体、共重合体、グラフト共重合体を意味
する。例えば、ポリスチレン、ポリ(α−メチルスチレ
ン)、ポリ(p−メチルスチレン)等の単独重合体、ゴ
ム変性ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリル共重
合体、スチレン−ゴム質重合体の共重合体、スチレン−
ゴム質重合体−アクリロニトリル共重合体、スチレン単
量体とマレイミド、N−フェニルマレイミド等のマレイ
ミド系単量体又はアクリルアミド等のアクリルアミド系
単量体との共重合体等が挙げられ、これらは単独又は2
種以上組み合わせて用いられる。更に、スチレン系重合
体のスチレンの全部あるいは一部をα−メチルスチレ
ン、p−メチルスチレン、ビニルキシレン、モノクロル
スチレン、ジクロルスチレン、モノブロムスチレン、ジ
ブロムスチレン、p−t−ブチルスチレン、エチルスチ
レン、ビニルナフタレン等のスチレン系単量体に置換で
きる。ここで、ゴム質重合体としては、ポリブタジエ
ン、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、スチレン−ア
クリロニトリル共重合体ゴム、ポリアクリル酸ブチル、
エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−プロピ
レン−ジエン共重合体ゴム、イソプレン系ゴム等の共重
合、グラフト共重合体可能なゴム質重合体が用いられ、
これらは単独又は2種以上組み合わせて用いられる。
【0013】本発明で用いられる(B)熱可塑性ポリエ
ステル系樹脂としては、芳香族ジカルボン酸あるいはそ
のエステル形成性誘導体と、ジオールあるいはそのエス
テル誘導体とを主成分とする縮合反応により得られる重
合体ないし共重合体、あるいはラクトンの開環重合体等
が挙げられ、これらは単独又は2種以上組み合わせて用
いられる。
ステル系樹脂としては、芳香族ジカルボン酸あるいはそ
のエステル形成性誘導体と、ジオールあるいはそのエス
テル誘導体とを主成分とする縮合反応により得られる重
合体ないし共重合体、あるいはラクトンの開環重合体等
が挙げられ、これらは単独又は2種以上組み合わせて用
いられる。
【0014】上記芳香族ジカルボン酸としては、テレフ
タル酸、イソフタル酸、フタル酸、2,6−ナフタレン
ジカルボン酸、ビス(p−カルボキシフェニル)メタ
ン、アントラセンジカルボン酸、4,4′−ジフェニル
カルボン酸、4,4′−ジフェニルエーテルジカルボン
酸、あるいはそれらのエステル形成性誘導体、あるいは
それらの混合物等が挙げられ、これらは単独又は2種以
上組み合わせて用いられる。
タル酸、イソフタル酸、フタル酸、2,6−ナフタレン
ジカルボン酸、ビス(p−カルボキシフェニル)メタ
ン、アントラセンジカルボン酸、4,4′−ジフェニル
カルボン酸、4,4′−ジフェニルエーテルジカルボン
酸、あるいはそれらのエステル形成性誘導体、あるいは
それらの混合物等が挙げられ、これらは単独又は2種以
上組み合わせて用いられる。
【0015】上記ジオール成分としてはC2 〜C10の脂
肪族ジオール、即ちエチレングリコール、1,3−プロ
パンジオール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチル
グリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキ
サンジオール、1,8−オクタンジオール、シクロヘキ
サンジオール等、あるいは分子量400〜6000の長
鎖グリコール、即ちポリエチレングリコール、ポリ−
1,3−ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコール等が例示され、これらは単独又は2種以上
組み合わせて用いられる。
肪族ジオール、即ちエチレングリコール、1,3−プロ
パンジオール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチル
グリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキ
サンジオール、1,8−オクタンジオール、シクロヘキ
サンジオール等、あるいは分子量400〜6000の長
鎖グリコール、即ちポリエチレングリコール、ポリ−
1,3−ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコール等が例示され、これらは単独又は2種以上
組み合わせて用いられる。
【0016】本発明の熱可塑性ポリエステル系樹脂とし
ては、具体的にはポリエチレンテレフタレート、ポリプ
ロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリヘキサメチレンテレフタレート、ポリエチレン
−2,6−ナフタレート、ポリエチレン−1,2−ビス
(フェノキシ)エタン−4,4′−ジカルボキシレート
等が挙げられ、これらは単独又は2種以上組み合わせて
用いられる。
ては、具体的にはポリエチレンテレフタレート、ポリプ
ロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリヘキサメチレンテレフタレート、ポリエチレン
−2,6−ナフタレート、ポリエチレン−1,2−ビス
(フェノキシ)エタン−4,4′−ジカルボキシレート
等が挙げられ、これらは単独又は2種以上組み合わせて
用いられる。
【0017】本発明の(C)グラフト変性ポリスチレン
系樹脂は、(a)ポリスチレン系樹脂100重量部に対
し、(b)下記一般式(I)
系樹脂は、(a)ポリスチレン系樹脂100重量部に対
し、(b)下記一般式(I)
【0018】
【化5】
【0019】(式中、Arはグリシジルオキシ基を少な
くとも1個有するC6 〜C23の芳香族炭化水素基を示
し、Rは水素原子又はメチル基を示す。)で表されるグ
リシジル基を有する変性剤0.1〜30重量部を(c)
ラジカル開始剤0.001〜10重量部の存在下でグラ
フト付加させ得られるものである。この際、水性懸濁液
中で、成分(a)を溶解ないし膨潤させる溶剤の添加あ
るいは無添加で、成分(b)を成分(a)に含浸させ、
グラフト重合させてもよい。また、押出機、ニーダー、
ミル、加熱式ロール、バンバリーミキサー等の溶融混練
装置を用いて、成分(a)を溶融させた状態で反応させ
てもよい。
くとも1個有するC6 〜C23の芳香族炭化水素基を示
し、Rは水素原子又はメチル基を示す。)で表されるグ
リシジル基を有する変性剤0.1〜30重量部を(c)
ラジカル開始剤0.001〜10重量部の存在下でグラ
フト付加させ得られるものである。この際、水性懸濁液
中で、成分(a)を溶解ないし膨潤させる溶剤の添加あ
るいは無添加で、成分(b)を成分(a)に含浸させ、
グラフト重合させてもよい。また、押出機、ニーダー、
ミル、加熱式ロール、バンバリーミキサー等の溶融混練
装置を用いて、成分(a)を溶融させた状態で反応させ
てもよい。
【0020】上記(a)ポリスチレン系樹脂としては、
ポリスチレン、ポリ(α−メチルスチレン)、ポリ(p
−メチルスチレン)等の単独重合体、ゴム変性ポリスチ
レン、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン
−ゴム質重合体の共重合体、スチレン−ゴム質重合体−
アクリロニトリル共重合体、スチレン単量体とマレイミ
ド、N−フェニルマレイミドなどのマレイミド系単量
体、アクリルアミドなどのアクリルアミド系単量体との
共重合体等が挙げられ、これらは単独又は2種以上組み
合わせて用いられる。更に、スチレン系重合体のスチレ
ンの全部あるいは一部をα−メチルスチレン、p−メチ
ルスチレン、ビニルキシレン、モノクロルスチレン、ジ
クロルスチレン、モノブロムスチレン、ジブロムスチレ
ン、p−t−ブチルスチレン、エチルスチレン、ビニル
ナフタレン等のスチレン系単量体に置換できる。
ポリスチレン、ポリ(α−メチルスチレン)、ポリ(p
−メチルスチレン)等の単独重合体、ゴム変性ポリスチ
レン、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン
−ゴム質重合体の共重合体、スチレン−ゴム質重合体−
アクリロニトリル共重合体、スチレン単量体とマレイミ
ド、N−フェニルマレイミドなどのマレイミド系単量
体、アクリルアミドなどのアクリルアミド系単量体との
共重合体等が挙げられ、これらは単独又は2種以上組み
合わせて用いられる。更に、スチレン系重合体のスチレ
ンの全部あるいは一部をα−メチルスチレン、p−メチ
ルスチレン、ビニルキシレン、モノクロルスチレン、ジ
クロルスチレン、モノブロムスチレン、ジブロムスチレ
ン、p−t−ブチルスチレン、エチルスチレン、ビニル
ナフタレン等のスチレン系単量体に置換できる。
【0021】ここで、ゴム質重合体としては、ポリブタ
ジエン、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、スチレン
−アクリロニトリル共重合体ゴム、ポリアクリル酸ブチ
ル、エチレン−プロピレン−ジエン系ゴム、エチレン−
プロピレン系ゴム、イソプレン系ゴムなどのオレフィン
系ゴムなどの共重合、グラフト共重合可能なゴム質重合
体が挙げられ、これらは単独又は2種以上組み合わせて
用いられる。
ジエン、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、スチレン
−アクリロニトリル共重合体ゴム、ポリアクリル酸ブチ
ル、エチレン−プロピレン−ジエン系ゴム、エチレン−
プロピレン系ゴム、イソプレン系ゴムなどのオレフィン
系ゴムなどの共重合、グラフト共重合可能なゴム質重合
体が挙げられ、これらは単独又は2種以上組み合わせて
用いられる。
【0022】(a)ポリスチレン系樹脂を変性するため
の上記一般式(I)で表される(b)グリシジル基を持
つ変性剤は本発明の重要な構成要素で、分子内にそれぞ
れ少なくとも1個のアクリルアミド基とグリシジル基を
持つ変性剤に由来する。アクリルアミド基とは、アクリ
ルアミド基の他にメタクリルアミド基も含む。
の上記一般式(I)で表される(b)グリシジル基を持
つ変性剤は本発明の重要な構成要素で、分子内にそれぞ
れ少なくとも1個のアクリルアミド基とグリシジル基を
持つ変性剤に由来する。アクリルアミド基とは、アクリ
ルアミド基の他にメタクリルアミド基も含む。
【0023】このような化合物は、例えば、特開昭60
−130580号に記載されたような方法で製造するこ
とができる。即ち、少なくとも1個のフェノール性水酸
基を有する芳香族炭化水素とN−メチロールアクリルア
ミド又はN−メチロールメタクリルアミドを酸性触媒の
存在下に縮合させた後、水酸基をエピハロヒドリンによ
りグリシジル化することによって目的の化合物が得られ
る。上記の少なくとも1個のフェノール性水酸基を有す
る芳香族炭化水素としては、炭素数6〜23のフェノー
ル化合物が用いられる。該フェノール化合物の具体例と
しては、例えば、フェノール、クレゾール、キシレノー
ル、カルバクロール、チモール、ナフトール、レゾルシ
ン、ヒドロキノン、ピロガロール、フェナントロールな
どが挙げられる。なかでもアルキル置換基を有する1価
フェノールが好適である。
−130580号に記載されたような方法で製造するこ
とができる。即ち、少なくとも1個のフェノール性水酸
基を有する芳香族炭化水素とN−メチロールアクリルア
ミド又はN−メチロールメタクリルアミドを酸性触媒の
存在下に縮合させた後、水酸基をエピハロヒドリンによ
りグリシジル化することによって目的の化合物が得られ
る。上記の少なくとも1個のフェノール性水酸基を有す
る芳香族炭化水素としては、炭素数6〜23のフェノー
ル化合物が用いられる。該フェノール化合物の具体例と
しては、例えば、フェノール、クレゾール、キシレノー
ル、カルバクロール、チモール、ナフトール、レゾルシ
ン、ヒドロキノン、ピロガロール、フェナントロールな
どが挙げられる。なかでもアルキル置換基を有する1価
フェノールが好適である。
【0024】例えば、出発物質として2,6−キシレノ
ールとN−メチロールアクリルアミドを用いた場合に
は、下記構造式(II) で表される化合物を得ることがで
きる。
ールとN−メチロールアクリルアミドを用いた場合に
は、下記構造式(II) で表される化合物を得ることがで
きる。
【0025】
【化6】
【0026】また、出発物質としてオルトクレゾールと
N−メチロールアクリルアミドを用いた場合には、下記
構造式(IV) で表される化合物を得ることができる。
N−メチロールアクリルアミドを用いた場合には、下記
構造式(IV) で表される化合物を得ることができる。
【0027】
【化7】
【0028】(b)グリシジル基を有する変性剤の配合
割合は、(a)ポリスチレン系樹脂100重量部に対し
て、(b)グリシジル基を有する変性剤を0.1〜30
重量部、好ましくは0.1〜15重量部である。上記範
囲より多い場合は樹脂組成物の機械性、流動性の低下を
招き、少ない場合は相溶化効果が乏しい。
割合は、(a)ポリスチレン系樹脂100重量部に対し
て、(b)グリシジル基を有する変性剤を0.1〜30
重量部、好ましくは0.1〜15重量部である。上記範
囲より多い場合は樹脂組成物の機械性、流動性の低下を
招き、少ない場合は相溶化効果が乏しい。
【0029】上記(C)グラフト変性ポリスチレン系樹
脂の製造に用いられる(c)ラジカル重合開始剤として
は、例えば、メチルエチルケトンパーオキサイド、ジ−
t−ブチルパーオキサイド、1,1−ビス(t−ブチル
パーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサ
ン、n−ブチル−4,4−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)バレレート、2,5−ジメチルヘキサン−2,5−
ジハイドロパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、
α,α′−ビス(t−ブチルパーオキシ−m−イソプロ
ピル)ベンゼン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−
ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,
5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、ベンゾ
イルパーオキサイド等の有機過酸化物類、あるいは例え
ば、1,1′−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボ
ニトリル)、1−〔(1−シアノ−1−メチルエチル)
アゾ〕ホルムアミド、2−フェニルアゾ−4−メトキシ
−2,4−ジメチル−バレロニトリル、2,2′−アゾ
ビス(2−メチルブチロニトリル)、2,2′−アゾビ
スイソブチロニトリル、2,2′−アゾビス(2,4,
4−トリメチルペンタン)、2,2′−アゾビス(2−
アセトキシプロパン)、2,2′−アゾビス(2−アセ
トキシブタン)等のアゾ系化合物が挙げられ、これらは
単独又は2種以上組み合わせて用いられる。
脂の製造に用いられる(c)ラジカル重合開始剤として
は、例えば、メチルエチルケトンパーオキサイド、ジ−
t−ブチルパーオキサイド、1,1−ビス(t−ブチル
パーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサ
ン、n−ブチル−4,4−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)バレレート、2,5−ジメチルヘキサン−2,5−
ジハイドロパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、
α,α′−ビス(t−ブチルパーオキシ−m−イソプロ
ピル)ベンゼン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−
ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,
5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、ベンゾ
イルパーオキサイド等の有機過酸化物類、あるいは例え
ば、1,1′−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボ
ニトリル)、1−〔(1−シアノ−1−メチルエチル)
アゾ〕ホルムアミド、2−フェニルアゾ−4−メトキシ
−2,4−ジメチル−バレロニトリル、2,2′−アゾ
ビス(2−メチルブチロニトリル)、2,2′−アゾビ
スイソブチロニトリル、2,2′−アゾビス(2,4,
4−トリメチルペンタン)、2,2′−アゾビス(2−
アセトキシプロパン)、2,2′−アゾビス(2−アセ
トキシブタン)等のアゾ系化合物が挙げられ、これらは
単独又は2種以上組み合わせて用いられる。
【0030】上記(c)ラジカル重合開始剤の好ましい
使用量は、0.01〜10重量部である。0.01重量
部より少ないと充分な反応を行わせることができない。
10重量部より多いと(a)ポリスチレン系樹脂の分
解、架橋を招き、耐熱性、機械的特性の安定性および成
形流動性のバランスが不充分なものとなる。より好まし
くは0.1〜5重量部である。
使用量は、0.01〜10重量部である。0.01重量
部より少ないと充分な反応を行わせることができない。
10重量部より多いと(a)ポリスチレン系樹脂の分
解、架橋を招き、耐熱性、機械的特性の安定性および成
形流動性のバランスが不充分なものとなる。より好まし
くは0.1〜5重量部である。
【0031】本発明において、(A)ポリフェニレンエ
ーテル系樹脂、又はこれとポリスチレン系樹脂との混合
物、(B)熱可塑性ポリエステル系樹脂、及び(C)グ
ラフト変性ポリスチレン系樹脂の3成分の配合割合は、
(A)成分95〜5重量部、(B)成分5〜95重量
部、及び(A)成分と(B)成分の合計量100重量部
に対して(C)成分を1〜100重量部、好ましくは3
〜50重量部である。上記3成分の配合割合が上記範囲
を外れると、耐熱性、耐衝撃性、表面性、剛性、成形
性、及び耐薬品性などの物性バランスが不充分となる。
ーテル系樹脂、又はこれとポリスチレン系樹脂との混合
物、(B)熱可塑性ポリエステル系樹脂、及び(C)グ
ラフト変性ポリスチレン系樹脂の3成分の配合割合は、
(A)成分95〜5重量部、(B)成分5〜95重量
部、及び(A)成分と(B)成分の合計量100重量部
に対して(C)成分を1〜100重量部、好ましくは3
〜50重量部である。上記3成分の配合割合が上記範囲
を外れると、耐熱性、耐衝撃性、表面性、剛性、成形
性、及び耐薬品性などの物性バランスが不充分となる。
【0032】本発明の樹脂組成物の製造方法は特に制限
はなく、例えば、(A)ポリフェニルエーテル系樹脂、
又はこれとポリスチレン系樹脂との混合物、(B)熱可
塑性ポリエステル系樹脂及び(C)グラフト変性ポリス
チレン系樹脂の各樹脂を攪拌機等を用いて均一混合した
後、溶融混練することにより製造される。溶融混合方法
は、本発明においては特に限定されず、押出機、熱ロー
ル、ブラベンダー、バンバリーミキサー等の従来既知の
各種ブレンダーを用いればよい。
はなく、例えば、(A)ポリフェニルエーテル系樹脂、
又はこれとポリスチレン系樹脂との混合物、(B)熱可
塑性ポリエステル系樹脂及び(C)グラフト変性ポリス
チレン系樹脂の各樹脂を攪拌機等を用いて均一混合した
後、溶融混練することにより製造される。溶融混合方法
は、本発明においては特に限定されず、押出機、熱ロー
ル、ブラベンダー、バンバリーミキサー等の従来既知の
各種ブレンダーを用いればよい。
【0033】本発明の樹脂組成物には、必要に応じて、
有機/無機のフィラー、難燃剤、あるいは(B)熱可塑
性ポリエステル系樹脂と(C)グラフト変性ポリスチレ
ン系樹脂の反応性を高める触媒を添加することができ
る。上記フィラーとしては、シリカ、タルク、マイカ、
ガラス繊維、中性粘土類、炭素繊維、芳香族ポリアミド
繊維、炭化珪素繊維、チタン酸繊維などが例示される。
上記フィラーは、本発明の樹脂組成物100重量部に対
して1〜100重量部の割合で単独もしくは2種以上組
み合わせて用いられる。
有機/無機のフィラー、難燃剤、あるいは(B)熱可塑
性ポリエステル系樹脂と(C)グラフト変性ポリスチレ
ン系樹脂の反応性を高める触媒を添加することができ
る。上記フィラーとしては、シリカ、タルク、マイカ、
ガラス繊維、中性粘土類、炭素繊維、芳香族ポリアミド
繊維、炭化珪素繊維、チタン酸繊維などが例示される。
上記フィラーは、本発明の樹脂組成物100重量部に対
して1〜100重量部の割合で単独もしくは2種以上組
み合わせて用いられる。
【0034】上記難燃剤としては、テトラブロモビスフ
ェノールA、2,2−ビス(4−ヒドロキシ3,5−ジ
ブロモフェニル)プロパン、ヘキサブロモベンゼン、ト
リス(2,3−ジブロモプロピル)イソシアヌレート、
2,2−ビス(4−ヒドロキシエトキシ−3,5−ジブ
ロモフェニル)プロパン、デカブロモジフェニルオキサ
イド、臭素化ポリフォスフェート、塩素化ポリフォスフ
ェート、塩素化パラフィン等のハロゲン化難燃剤;リン
酸アンモニウム、トリクレジルフォスフェート、トリエ
チルフォスフェート、トリスクロロエチルフォスフェー
ト、トリス(B−クロロエチル)フォスフェート、トリ
スジクロロプロピルフォスフェート、クレジルフェニル
フォスフェート、キシレニルジフェニルフォスフェー
ト、酸性リン酸エステル、含窒素リン化合物等のリン系
難燃剤;赤リン、酸化錫、三酸化アンチモン、水酸化ジ
ルコニウム、メタほう酸バリウム、水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム等の無機系難燃剤、臭素化ポリ
スチレン、臭素化ポリα−メチルスチレン、臭素化ポリ
カーボネート、臭素化ポリエポキシ樹脂、塩素化ポリエ
チレン、塩素化ポリα−メチルスチレン、塩素化ポリカ
ーボネート、塩素化ポリエポキシ樹脂等の高分子難燃剤
が例示される。上記難燃剤は単独又は2種以上組み合わ
せて用いられ、本発明の樹脂組成物100重量部に対し
て1〜50重量部の割合で用いられる。
ェノールA、2,2−ビス(4−ヒドロキシ3,5−ジ
ブロモフェニル)プロパン、ヘキサブロモベンゼン、ト
リス(2,3−ジブロモプロピル)イソシアヌレート、
2,2−ビス(4−ヒドロキシエトキシ−3,5−ジブ
ロモフェニル)プロパン、デカブロモジフェニルオキサ
イド、臭素化ポリフォスフェート、塩素化ポリフォスフ
ェート、塩素化パラフィン等のハロゲン化難燃剤;リン
酸アンモニウム、トリクレジルフォスフェート、トリエ
チルフォスフェート、トリスクロロエチルフォスフェー
ト、トリス(B−クロロエチル)フォスフェート、トリ
スジクロロプロピルフォスフェート、クレジルフェニル
フォスフェート、キシレニルジフェニルフォスフェー
ト、酸性リン酸エステル、含窒素リン化合物等のリン系
難燃剤;赤リン、酸化錫、三酸化アンチモン、水酸化ジ
ルコニウム、メタほう酸バリウム、水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム等の無機系難燃剤、臭素化ポリ
スチレン、臭素化ポリα−メチルスチレン、臭素化ポリ
カーボネート、臭素化ポリエポキシ樹脂、塩素化ポリエ
チレン、塩素化ポリα−メチルスチレン、塩素化ポリカ
ーボネート、塩素化ポリエポキシ樹脂等の高分子難燃剤
が例示される。上記難燃剤は単独又は2種以上組み合わ
せて用いられ、本発明の樹脂組成物100重量部に対し
て1〜50重量部の割合で用いられる。
【0035】上記成分(B)と(C)の反応性を高める
触媒としては特に制限はなく、一般にカルボン酸基、水
酸基あるいはエステル基とグリシジル基との反応を促進
する化合物の中から1種以上の組み合わせで選択される
が、好ましくは、第3アミン、4級アンモニウム塩等の
アミン系化合物、フォスフォニウム塩、フォスフィン等
のリン系化合物、あるいはイミダゾール類等が用いら
れ、これらは単独又は2種以上組み合わせて用いられ、
本発明の樹脂組成物100重量部に対して0.01〜1
0重量部の割合で用いられる。
触媒としては特に制限はなく、一般にカルボン酸基、水
酸基あるいはエステル基とグリシジル基との反応を促進
する化合物の中から1種以上の組み合わせで選択される
が、好ましくは、第3アミン、4級アンモニウム塩等の
アミン系化合物、フォスフォニウム塩、フォスフィン等
のリン系化合物、あるいはイミダゾール類等が用いら
れ、これらは単独又は2種以上組み合わせて用いられ、
本発明の樹脂組成物100重量部に対して0.01〜1
0重量部の割合で用いられる。
【0036】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定される
ものではく、その要旨を変更しない範囲において適宜変
更実施可能である。なお、以下の記載において、「部」
及び「%」は特に断らない限り、それぞれ「重量部」及
び「重量%」を意味する。
説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定される
ものではく、その要旨を変更しない範囲において適宜変
更実施可能である。なお、以下の記載において、「部」
及び「%」は特に断らない限り、それぞれ「重量部」及
び「重量%」を意味する。
【0037】参考例1:グラフト変性ポリスチレン系樹
脂(C−1) ポリスチレン(新日鉄化学株式会社製:エスチレンGP
−10 登録商標)100部、N−〔4−(2,3−エ
ポキシプロポキシ)−3,5−ジメチルベンジル〕アク
リルアミド(鐘淵化学工業株式会社製)10部、n−ブ
チル4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレレート
(日本油脂株式会社製:パーヘキサV40 登録商標)
0.23部を常温で混合したものを、シリンダー温度1
90℃に設定した2軸押出機(日本製鋼株式会社製:T
EX44SS 登録商標)を用い混練押出し、グラフト
変性ポリスチレン系樹脂(C−1)のペレットを得た。
ペレットは50℃で8時間減圧乾燥した。
脂(C−1) ポリスチレン(新日鉄化学株式会社製:エスチレンGP
−10 登録商標)100部、N−〔4−(2,3−エ
ポキシプロポキシ)−3,5−ジメチルベンジル〕アク
リルアミド(鐘淵化学工業株式会社製)10部、n−ブ
チル4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレレート
(日本油脂株式会社製:パーヘキサV40 登録商標)
0.23部を常温で混合したものを、シリンダー温度1
90℃に設定した2軸押出機(日本製鋼株式会社製:T
EX44SS 登録商標)を用い混練押出し、グラフト
変性ポリスチレン系樹脂(C−1)のペレットを得た。
ペレットは50℃で8時間減圧乾燥した。
【0038】参考例2:グラフト変性ポリスチレン系樹
脂(C−2) スチレン−アクリロニトリルランダム共重合体(日本合
成ゴム株式会社製:AS230 登録商標)100部、
N−〔4−(2,3−エポキシプロポキシ)−3,5−
ジメチルベンジル〕アクリルアミド(鐘淵化学工業株式
会社製)5部、n−ブチル4,4−ビス(t−ブチルパ
ーオキシ)バレレート(日本油脂株式会社製:パーヘキ
サV40 登録商標)0.23部を常温で混合したもの
を、シリンダー温度190℃に設定した2軸押出機(日
本製鋼株式会社製:TEX44SS 登録商標)を用い
混練押出し、グラフト変性ポリスチレン系樹脂(C−
2)のペレットを得た。ペレットは50℃で8時間減圧
乾燥した。
脂(C−2) スチレン−アクリロニトリルランダム共重合体(日本合
成ゴム株式会社製:AS230 登録商標)100部、
N−〔4−(2,3−エポキシプロポキシ)−3,5−
ジメチルベンジル〕アクリルアミド(鐘淵化学工業株式
会社製)5部、n−ブチル4,4−ビス(t−ブチルパ
ーオキシ)バレレート(日本油脂株式会社製:パーヘキ
サV40 登録商標)0.23部を常温で混合したもの
を、シリンダー温度190℃に設定した2軸押出機(日
本製鋼株式会社製:TEX44SS 登録商標)を用い
混練押出し、グラフト変性ポリスチレン系樹脂(C−
2)のペレットを得た。ペレットは50℃で8時間減圧
乾燥した。
【0039】参考例3:グラフト変性ポリスチレン系樹
脂(C−3) スチレン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合体(旭
化成株式会社製:スタイラックABS−101 登録商
標)100部、N−〔4−(2,3−エポキシプロポキ
シ)−3,5−ジメチルベンジル〕アクリルアミド(鐘
淵化学工業株式会社製)3部、n−ブチル4,4−ビス
(t−ブチルパーオキシ)バレレート(日本油脂株式会
社製:パーヘキサV40 登録商標)0.23部を常温
で混合したものを、シリンダー温度190℃に設定した
2軸押出機(日本製鋼株式会社製:TEX44SS 登
録商標)を用い混練押出し、グラフト変性ポリスチレン
系樹脂(C−3)のペレットを得た。ペレットは50℃
で8時間減圧乾燥した。
脂(C−3) スチレン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合体(旭
化成株式会社製:スタイラックABS−101 登録商
標)100部、N−〔4−(2,3−エポキシプロポキ
シ)−3,5−ジメチルベンジル〕アクリルアミド(鐘
淵化学工業株式会社製)3部、n−ブチル4,4−ビス
(t−ブチルパーオキシ)バレレート(日本油脂株式会
社製:パーヘキサV40 登録商標)0.23部を常温
で混合したものを、シリンダー温度190℃に設定した
2軸押出機(日本製鋼株式会社製:TEX44SS 登
録商標)を用い混練押出し、グラフト変性ポリスチレン
系樹脂(C−3)のペレットを得た。ペレットは50℃
で8時間減圧乾燥した。
【0040】参考例4:グラフト変性ポリスチレン系樹
脂(C−4) スチレン−イソプレンブロック共重合体(株式会社クラ
レ製:セプトン2002 登録商標)100部、N−
〔4−(2,3−エポキシプロポキシ)−3,5−ジメ
チルベンジル〕アクリルアミド(鐘淵化学工業株式会社
製)7部、n−ブチル4,4−ビス(t−ブチルパーオ
キシ)バレレート(日本油脂株式会社製:パーヘキサV
40 登録商標)0.20部を常温で混合したものを、
シリンダー温度190℃に設定した2軸押出機(日本製
鋼株式会社製:TEX44SS 登録商標)を用い混練
押出し、グラフト変性ポリスチレン系樹脂(C−4)の
ペレットを得た。ペレットは50℃で8時間減圧乾燥し
た。
脂(C−4) スチレン−イソプレンブロック共重合体(株式会社クラ
レ製:セプトン2002 登録商標)100部、N−
〔4−(2,3−エポキシプロポキシ)−3,5−ジメ
チルベンジル〕アクリルアミド(鐘淵化学工業株式会社
製)7部、n−ブチル4,4−ビス(t−ブチルパーオ
キシ)バレレート(日本油脂株式会社製:パーヘキサV
40 登録商標)0.20部を常温で混合したものを、
シリンダー温度190℃に設定した2軸押出機(日本製
鋼株式会社製:TEX44SS 登録商標)を用い混練
押出し、グラフト変性ポリスチレン系樹脂(C−4)の
ペレットを得た。ペレットは50℃で8時間減圧乾燥し
た。
【0041】実施例1〜6 本発明の樹脂組成物の各成分、(A)ポリフェニレンエ
ーテル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、(B)熱可塑性ポ
リエステル系樹脂、及び(C)グラフト変性ポリスチレ
ン系樹脂として下記のものを用い、表1に示す各成分の
組み合わせ、及び配合割合で樹脂組成物を製造し、各特
性評価用の試験片を作製した。
ーテル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、(B)熱可塑性ポ
リエステル系樹脂、及び(C)グラフト変性ポリスチレ
ン系樹脂として下記のものを用い、表1に示す各成分の
組み合わせ、及び配合割合で樹脂組成物を製造し、各特
性評価用の試験片を作製した。
【0042】(A)成分 A−1:ポリフェニレンエーテル 三菱瓦斯化学株式会社製HPX100L(登録商標、P
PEと略記する) A−2:ポリスチレン系樹脂:水素化スチレン−ブタジ
エンブロック共重合体 シェル株式会社製クレイトンG1650(登録商標) A−3:ポリスチレン系樹脂:ポリスチレン 新日鉄化学株式会社製エスチレンGP−10(登録商
標)
PEと略記する) A−2:ポリスチレン系樹脂:水素化スチレン−ブタジ
エンブロック共重合体 シェル株式会社製クレイトンG1650(登録商標) A−3:ポリスチレン系樹脂:ポリスチレン 新日鉄化学株式会社製エスチレンGP−10(登録商
標)
【0043】(B)成分 B−1:ポリブチレンテレフタレート ポリプラスチックス株式会社製ジェラネックス2002
(登録商標、PBTと略記する)
(登録商標、PBTと略記する)
【0044】(C)成分 参考例1〜4で製造したグラフト変性ポリスチレン系樹
脂 (MPSと略記する)(C−1〜C−4)
脂 (MPSと略記する)(C−1〜C−4)
【0045】樹脂組成物及び試験片は以下の方法で製造
した。まず、表1に示す割合で各成分をドライブレンド
した後45mmの2軸押出機にて溶融混練しペレット化し
た。該ペレットを真空乾燥した後、射出成形機にて射出
成形を行ない、試験片を作製した。
した。まず、表1に示す割合で各成分をドライブレンド
した後45mmの2軸押出機にて溶融混練しペレット化し
た。該ペレットを真空乾燥した後、射出成形機にて射出
成形を行ない、試験片を作製した。
【0046】本発明の樹脂組成物(成形品)の各特性の
評価は、以下の方法で行った。 (1)引張強度:JIS K7113に従った。 (2)耐ガソリン性:23℃のガソリン中に7日間浸漬
した試験片の引張強度(JIS K7113)を測定し
た。 (3)アイゾット衝撃強度:JIS K7110に従っ
た。 (4)荷重たわみ温度:JIS K7207に従った。 (5)成形品外観:下記の評価基準に従い、〇、△、×
の3段階で評価した。 〇:光沢良好 △:光沢やや不良 ×:表面荒れ大 特性評価結果を表1に示した。
評価は、以下の方法で行った。 (1)引張強度:JIS K7113に従った。 (2)耐ガソリン性:23℃のガソリン中に7日間浸漬
した試験片の引張強度(JIS K7113)を測定し
た。 (3)アイゾット衝撃強度:JIS K7110に従っ
た。 (4)荷重たわみ温度:JIS K7207に従った。 (5)成形品外観:下記の評価基準に従い、〇、△、×
の3段階で評価した。 〇:光沢良好 △:光沢やや不良 ×:表面荒れ大 特性評価結果を表1に示した。
【0047】比較例1〜4 表1に示す割合で各樹脂成分を用い、実施例と同様の方
法で樹脂組成物及び試験片を作製し、特性評価を行っ
た。特性評価結果を表1に示した。
法で樹脂組成物及び試験片を作製し、特性評価を行っ
た。特性評価結果を表1に示した。
【0048】
【表1】
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による樹脂
組成物は、機械特性、耐油性、耐熱性及び成形性等の物
性バランスに優れ、例えば各種自動車部品、機械部品、
電気・電子部品等として好適な成形品を提供する。
組成物は、機械特性、耐油性、耐熱性及び成形性等の物
性バランスに優れ、例えば各種自動車部品、機械部品、
電気・電子部品等として好適な成形品を提供する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 51/06 LKX LLE 67/02 LPA LPB LPF 71/12 LQN LQP
Claims (5)
- 【請求項1】 下記の成分(A)、(B)及び(C)か
らなることを特徴とする樹脂組成物。 (A)ポリフェニレンエーテル系樹脂単独、又はこれと
ポリスチレン系樹脂からなる混合物95〜5重量部、
(B)熱可塑性ポリエステル系樹脂5〜95重量部、
(C)上記の成分(A)及び(B)の合計量100重量
部に対して、(a)ポリスチレン系樹脂100重量部、
及び(b)下記一般式(I) 【化1】 (式中、Arはグリシジルオキシ基を少なくとも1個有
するC6 〜C23の芳香族炭化水素基を示し、Rは水素原
子又はメチル基を示す。)で表されるグリシジル基を有
する変性剤0.1〜30重量部を、(c)ラジカル重合
開始剤0.01〜10重量部の存在下で反応させてなる
グラフト変性ポリスチレン系樹脂1〜100重量部。 - 【請求項2】 (B)熱可塑性ポリエステル系樹脂が、
ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート、又はそれらの混合物である請求項1記載の樹脂組
成物。 - 【請求項3】 (b)グリシジル基を持つ変性剤が、下
記構造式(II) 【化2】 で表される請求項1記載の樹脂組成物。 - 【請求項4】 請求項1〜3記載の樹脂組成物100重
量部に対して、シリカ、タルク、マイカ、ガラス繊維、
中性粘土類、炭素繊維、芳香族ポリアミド繊維、炭化珪
素繊維、及びチタン酸繊維からなる群から選ばれる少な
くとも1種のフィラーを1〜100重量部配合してなる
樹脂組成物。 - 【請求項5】 請求項1〜4記載の樹脂組成物100重
量部に対して、テトラブロモビスフェノールA、2,2
−ビス(4−ヒドロキシ3,5−ジブロモフェニル)プ
ロパン、ヘキサブロモベンゼン、トリス(2,3−ジブ
ロモプロピル)イソシアヌレート、2,2−ビス(4−
ヒドロキシエトキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロ
パン、デカブロモジフェニルオキサイド、臭素化ポリフ
ォスフェート、塩素化ポリフォスフェート、塩素化パラ
フィン等のハロゲン化難燃剤;リン酸アンモニウム、ト
リクレジルフォスフェート、トリエチルフォスフェー
ト、トリスクロロエチルフォスフェート、トリス(B−
クロロエチル)フォスフェート、トリスジクロロプロピ
ルフォスフェート、クレジルフェニルフォスフェート、
キシレニルジフェニルフォスフェート、酸性リン酸エス
テル、含窒素リン化合物等のリン系難燃剤;赤リン、酸
化錫、三酸化アンチモン、水酸化ジルコニウム、メタほ
う酸バリウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ム等の無機系難燃剤、臭素化ポリスチレン、臭素化ポリ
α−メチルスチレン、臭素化ポリカーボネート、臭素化
ポリエポキシ樹脂、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリα
−メチルスチレン、塩素化ポリカーボネート、塩素化ポ
リエポキシ樹脂等の高分子難燃剤よりなる群から選ばれ
る少なくとも1種の難燃剤を1〜50重量部配合してな
る樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6202798A JPH0848841A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6202798A JPH0848841A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0848841A true JPH0848841A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16463373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6202798A Withdrawn JPH0848841A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0848841A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001247751A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-09-11 | Daicel Chem Ind Ltd | 難燃性樹脂組成物 |
| US6579925B1 (en) | 2000-02-16 | 2003-06-17 | General Electric Company | Poly(arylene ether)-polystyrene composition |
-
1994
- 1994-08-03 JP JP6202798A patent/JPH0848841A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001247751A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-09-11 | Daicel Chem Ind Ltd | 難燃性樹脂組成物 |
| US6579925B1 (en) | 2000-02-16 | 2003-06-17 | General Electric Company | Poly(arylene ether)-polystyrene composition |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |