JPH0862898A - トナー用樹脂組成物及びトナー - Google Patents
トナー用樹脂組成物及びトナーInfo
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- JPH0862898A JPH0862898A JP6198226A JP19822694A JPH0862898A JP H0862898 A JPH0862898 A JP H0862898A JP 6198226 A JP6198226 A JP 6198226A JP 19822694 A JP19822694 A JP 19822694A JP H0862898 A JPH0862898 A JP H0862898A
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Abstract
でも、安定した画像の得られるトナー用樹脂組成物及び
トナーを得る。 【構成】 過酸化物系開始剤により重合したビニル系共
重合体を主成分とし、トナーに対し、0.0001〜3
重量%のジエチルジメチルサクシノニトリルを含有させ
る。
Description
トナー用樹脂組成物及びトナーに関するものであり、詳
細には静電画像を現像する方式のうちのいわゆる乾式現
像方式に使用するトナー用樹脂組成物及びトナーに関す
るものである。
ナーに、染料、顔料等の帯電制御剤を添加することが行
なわれている。この帯電制御剤は、トナーに正荷電や負
荷電を付与するものであり、例えば、特公昭41−20
153号、特公昭44−6397号、特開昭53─12
7726号、特開昭57−141452号などにこのよ
うな帯電制御剤が開示されている。
ナーの帯電制御剤としての性能に関しては十分である
が、高画質化、高耐久化、及び環境変動による安定性に
関しては、必ずしも満足できるものではなかった。
が進み、特に高耐久化に対する要求が高まってきてい
る。帯電制御剤は、短期間における帯電制御能力や環境
安定性に関しては優れているが、長期間複写機を使用し
た場合や、過酷な環境下においては必ずしも十分に帯電
量を安定させるものではなかった。したがって、このよ
うな条件下では帯電制御剤を用いても、帯電量の変化を
生じ、画像が不安定になるという問題があった。
313412号公報にはテトラメチルサクシノニトリル
をトナーに含有させる技術が開示されているが、テトラ
メチルサクシノニトリルは昇華性が高いため、複写機内
の電子部品に付着し、回路を侵したり、環境汚染の原因
になるなどの欠点があった。
ような従来の問題点を解消し、長期間複写機を使用した
場合や過酷な環境下においても、安定した画像を得るこ
とができ、かつ複写機や環境の汚染を生じさせ難いトナ
ー用樹脂組成物及びトナーを提供することにある。
成物は、過酸化物系開始剤により重合したビニル系共重
合体を主成分とするトナー用樹脂組成物であって、該ト
ナー用樹脂組成物に対し0.0001〜4重量%となる
ようにジエチルジメチルサクシノニトリルを含有させた
ことを特徴とする。
剤により重合したビニル系共重合体を主成分とするトナ
ー用樹脂組成物及び着色剤を含むトナーであって、該ト
ナーに対し0.0001〜3重量%のジエチルジメチル
サクシノニトリルを含有させたことを特徴とする。
ノニトリルの含有量が少なすぎると、長期間複写機を使
用した場合や苛酷な環境の下で複写機を使用した場合に
おいても、安定した画像を得ることを可能とするという
本発明の効果が得られなくなり、逆にジエチルジメチル
サクシノニトリルの含有量が多すぎる場合には、トナー
としての基本性能が低下したり、定着に際して臭いが発
生したりする。従って、ジエチルジメチルサクシノニト
リルの含有量は、トナー用樹脂組成物に対しては、0.
0001〜4重量%、好ましくは、0.001〜1.0
重量%の範囲とされ、トナーに対しては、0.0001
〜3重量%、好ましくは、0.001〜0.8重量%の
範囲とされる。
ナーに均一に分散され含有されていることが好ましい。
また、更に好ましくは、トナー用樹脂組成物にあらかじ
めジエチルジメチルサクシノニトリルが分散される。こ
の場合、トナー用樹脂組成物と着色剤を混練してトナー
としたときに、トナーに対し0.0001〜3重量%と
なるようにジエチルジメチルサクシノニトリルをトナー
用樹脂組成物に含有させる。
は、ビニル系共重合体を主成分としている。ビニル系共
重合体としては、構成単位として、スチレン系単量体及
び/または(メタ)アクリル酸エステル単量体を含むも
のが好ましい。また、これらの単量体以外にもその他の
ビニル系単量体を構成単位として含んでいてもよい。
レンの他にo−メチルスチレン、m−メチルスチレン、
p−メチルスチレン、α─メチルスチレン、p─エチル
スチレン、2,4─ジメチルスチレン、p−n−ブチル
スチレン、p−ter−ブチルスチレン、p−n−ヘキ
シルスチレン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ド
デシルスチレン、p−メトキシスチレン、p−フェニル
スチレン、p−クロルスチレン、3,4ジクロルスチレ
ンなどを挙げることができる。
具体例としては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n−ブチル、アク
リル酸イソブチル、アクリル酸n−オクチル、アクリル
酸ドデシル、アクリル酸2─エチルヘキシル、アクリル
酸ステアリル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−ブチル、
メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸n−オクチル、
メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸ステアリルなどの
アクリル酸またはメタクリル酸のアルキルエステルの
他、アクリル酸2─クロルエチル、アクリル酸フェニ
ル、α─クロルアクリル酸メチル、メタクリル酸フェニ
ル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸
ジエチルアミノエチル、メタクリル酸2─ヒドロキシエ
チル、メタクリル酸グリシジル、ビスグリシジルメタク
リレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、
メタクリロキシエチルホスフェートなどを挙げることが
でき、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリ
ル酸ブチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチルなどが
特に好ましく用いられる。
ル酸、メタクリル酸、α─エチルアクリル酸、クロトン
酸などのアクリル酸及びそのα─あるいはβ─アルキル
誘導体、フマル酸、マレイン酸、シトラコン酸、イタコ
ン酸などの不飽和ジカルボン酸及びそのモノエステル誘
導体及びジエステル誘導体、コハク酸モノアクリロイル
オキシエチルエステル、コハク酸モノメタクリロイルオ
キシエチルエステル、アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル、アクリルアミドなどを挙げることができる。
ー用樹脂として通常に使用されるものであれば限定され
るものではないが、低分子量の重合体成分と高分子量の
重合体成分またはゲル分を含むことが好ましい。また低
分子量の重合体成分の分子量分布の極大値は1×103
〜8×104 であることが好ましく、高分子量の重合体
成分の分子量分布の極大値は2×105 〜2×106 で
あることが好ましい。これらの分子量分布の極大値は、
ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)に
よって測定することができる。
は、凝集性の点から、ガラス転移点が50℃以上である
ことが好ましい。上記ビニル系共重合体の調整方法につ
いては特に限定されるわけではないが、懸濁重合、乳化
重合、溶液重合、塊重合などの適宜の重合方法を採用す
ることができる。
分となるビニル系共重合体は、過酸化物系開始剤により
重合したビニル系共重合体であり、このようなビニル系
共重合体に対しジエチルジメチルサクシノニトリルの含
有が特に効果を発揮する。
物系開始剤としては、メチルエチルケトンパーオキサイ
ド、シクロヘキサノンパーオキサイド、メチルアセトア
セテートパーオキサイド、アセチルアセトンパーオキサ
イド等のケトンパーオキサイド類;1,1─ビス(t−
ブチルパーオキシ)3,3,5─トリメチルシクロヘキ
サン、n−ブチル4,4,─ビス(t−ブチルパーオキ
シ)バレラート等のパーオキシケタール類;t−ブチル
ハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイ
ド、ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキサイド、
P─メタンハイドロパーオキサイド等のハイドロパーオ
キサイド類;ジーt─ブチルパーオキサイド、t−ブチ
ルクミルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド等の
ジアルキルパーオキサイド類;アセチルパーオキサイ
ド、イソブチルパーオキサイド、オクタノイルパーオキ
サイド、ベンゾイルパーオキサイド、2,4─ジクロロ
ベンゾイルパーオキサイド等のジアシルパーオキサイド
類;ジイソプロピルパーオキシジカーボネイト、ジーn
─プロピルパーオキシジカーボネイト、ジメトキシイソ
プロピルパーオキシジカーボネイト、ジアリルパーオキ
シジカーボネイト等のパーオキシジカーボネート類;t
−ブチルパーアセテート、t−ブチルパーオキシピバレ
イト、t−ブチルパーオキシベンゾエート、クミルパー
オキシオクトエート等のパーオキシエステル類などが挙
げられる。
ルシクロヘキシルスルホニルパーオキサイド、ジーt−
ブチルパーオキシヘキサヒドロテレフタレート等があ
る。本発明のトナー用樹脂組成物及びトナーに対して
は、本発明の目的及び効果を達成し得る範囲内で、酢酸
ビニル、塩化ビニル、及びエチレン等をビニル系共重合
体に共重合させることができる。また、これらのモノマ
ーの重合体やその他の重合体をビニル系共重合体にブレ
ンドしてもよい。また、ポリエステル樹脂やエポキシ樹
脂が混合されてもよい。更に、脂肪族アミド、ビス脂肪
族アミド、金属石鹸及びパラフィン等が混合されてもよ
い。
範囲内であれば、帯電制御剤としてニグロシン、スピロ
ンブラック(保土ヶ谷化学社製)等の染料や、その他の
フタロシニアン系の顔料を添加することができる。ま
た、着色剤としては、カーボンブラック、クロームイエ
ロー及びアニリンブルー等を用いることができる。ま
た、離型剤として低分子ポリエチレン、ポリプロピレン
ワックス等を添加したり、流動性を上げるために疎水性
シリカ等を添加してもよい。
微粒子10〜80重量%を含有させてもよい。
ニル系共重合体を主成分とするトナー用樹脂組成物並び
にこのトナー用樹組成物と着色剤とを含むトナーを対象
としている。このような過酸化物系以外の開始剤も種々
使用されることがあるが、トナーに対し十分な帯電性能
を与えることができない等の理由から、一般には過酸化
物系開始剤を用いたビニル系共重合体をトナー用の樹脂
として用いている。このようにビニル系共重合体の重合
開始剤としては、過酸化物系開始剤が頻繁に使用されて
いるが、過酸化物系開始剤により重合したビニル系共重
合体を用いると、長期間複写機を使用した場合や過酷な
環境下において、画像が不安定になるという問題があっ
た。本発明者らは、この原因について種々検討した結
果、その主な要因が過酸化物系開始剤の残渣であること
を見出した。なかでも、ベンゾイルパーオキサイドの分
解生成物である安息香酸の影響が大きいことを見出し
た。
残渣を取り除く方法を種々検討した結果、必ずしもビニ
ル系共重合体からこれらの残渣を完全に取り除かなくと
もよく、ジエチルジメチルサクシノニトリルを微量添加
することにより長期間複写機を使用した場合や過酷な環
境下においても、画像を安定にすることができることを
見出した。このように、ジエチルジメチルサクシノチト
リルが過酸化物系開始剤の残渣に対し有効であるのは、
ジエチルジメチルサクシノトリルが過酸化物系開始剤の
残渣をトラップし、過酸化物系開始剤の残査が画像の安
定性に対し悪影響を与えるのを抑制する働きがあるため
と考えられる。
を入れ、気相を窒素ガスにて置換した後、この系をトル
エンの沸点まで加温した。
がら、スチレン800g、アクリル酸n−ブチル200
g及び重合開始剤としてのt−ブチルパーオキシ2─エ
チルヘキサノエート30gを溶解した混合物を、2.5
時間かけて滴下しながら、溶液重合をおこなった。滴下
終了後、更にトルエンの沸騰する温度で攪拌しながら、
6時間熟成し、分子量分布の極大値が2万である樹脂を
得た。
チルエステル40重量部を重合して得た分子量分布の極
大値が60万である樹脂400gとジエチルジメチルサ
クシノニトリル0.2gを、極大値が2万の樹脂が入っ
たセパラブルフラスコに投入し、トルエンの還流が起き
た状態で3時間攪拌しながら混合した。
げながら、減圧下にトルエンを脱溶剤してガラス転移点
63℃の樹脂Aを得た。樹脂A100重量部と、カーボ
ンブラック(三菱化成社製、商品名:MA−100)5
重量部と、スピロンブラックTRH1重量部と、PPワ
ックス(三洋化成社製:ビスコール660P)3重量部
をメルトブレンドし、冷却後粗粉砕し、さらにジェット
ミルで微粉砕して約12〜15ミクロンの平均粒度を有
するトナー粉末を作製した。
本アエロジル社製、商品名:R−972)0.3重量部
を添加してトナーを作製した。このトナーにおいてジエ
チルジメチルサクシノニトリルは、0.013重量%含
有されている。
ビンに取り、50℃の恒温槽中に16時間放置した後、
パウダーテスター(ホソカワミクロン社製)で凝集度を
測定したところ、凝集性は認められなかった。
ンの平均粒径を有する鉄粉キャリアー96重量部と混合
して現像剤を作り、この現像剤を用いて複写物を得た。
得られた画像にオフセットは見られず、画像は指で擦っ
ても十分定着していた。なおこの複写に使用した電子写
真複写機は三田社製のDC−5055を改造したもので
ある。
ニングテストを行なったところ、20万枚画像を出して
も画像は均一で十分濃度も保たれていた。さらに、40
℃、湿度85%の部屋で、同様のテストを10万枚行な
ったところ、画像は均一で十分な濃度が保たれていた。
さらに、50万枚の長期ランニングテストを行ったが、
電子部品への付着や環境汚染はみられなかった。
を入れ、気相を窒素ガスにて置換した後、この系をキシ
レンの沸点まで加温した。
がら、スチレン830g、アクリル酸2─エチルヘキシ
ル170g、ジビニルベンゼン10g、ベンゾイルパー
オキサイド30gを溶解した混合物を4時間かけて滴下
しながら、溶液重合を行なった。滴下終了後、さらにキ
シレンの沸騰する温度にて攪拌しながら6時間熟成し、
その後ジエチルジメチルサクシノニトル5gを投入し、
キシレンの還流が起きた状態で3時間攪拌しながら混合
した。
げながら、減圧下にキシレンを脱溶剤してガラス転移点
65℃、分子量分布の極大値が2万であり、ゲル分が2
0%の樹脂Bを得た。
量部と、カーボンブラック(三菱化成社製、商品名;M
A−100)5重量部と、スピロンブラックTRH1重
量部と、PPワックス(三洋化成社製、商品名:ビスコ
ール660P)3重量部をメルトブレンドし、冷却後粗
粉砕し、さらにジェットミルで微粉砕して約12〜15
ミクロンの平均粒度を有するトナー粉末を作製した。こ
のトナー粉末に、疎水性シリカ粉末(日本アエロジル社
製、商品名:R−972)0.3重量部を添加してトナ
ーを作製した。このトナーにおいて、ジエチルジメチル
サクシノニトリルは0.45重量%含有されている。
ビンに取り、50℃の恒温槽中に16時間放置した後、
パウダーテスター(ホソカワミクロン社製)で凝集度を
測定したところ、凝集性は認められなかった。
し、複写機で試験したところ、得られた画像にオフセッ
トは見られず、画像は指で擦っても十分定着していた。
また、25℃、湿度50%のランニングテストでも、4
0℃、湿度85%のランニングテストでも、画像は均一
で十分に濃度も保たれていた。
を行ったが、電子部品への付着や環境汚染はみられなっ
た。
ルの部分けん化物0.8gを入れ、蒸留水1200ml
に溶かし、その中にスチレン300g、アクリル酸n−
ブチル80g、及びベンゾイルパーオキサイド0.4g
を懸濁分散させ、気相を窒素ガスにて置換した後、この
系を80℃に昇温し24時間80℃に保ち重合した。そ
の後40℃まで冷却し、その中にスチレン700g、ア
クリル酸n−ブチル180g及びベンゾイルパーオキサ
イド30gの混合物を分散させ、3時間40℃で攪拌
し、その系の温度を80℃まで徐々に上げた。さらに8
時間80℃を保ち重合した後、系の温度を95℃まで上
げ、3時間保ち重合を完結させた。その後冷却、脱水、
洗浄、乾燥して、分子量分布の極大値が2万と30万の
樹脂Cを得た。この樹脂Cのガラス転移点は55℃であ
った。
量部と、カーボンブラック(三菱化成社製、商品名:M
A−100)5重量部と、スピロンブラックTRH1重
量部と、PPワックス(三洋化成社製、商品名:ビスコ
ール660P)3重量部と、ジエチルジメチルサクシノ
ニトル0.05重量部とをメルトブレンドし、冷却後粗
粉砕し、さらにジェットミルで微粉砕して約12〜15
ミクロンの平均粒度を有するトナー粉末を作製した。こ
のトナー粉末に、疎水性シリカ粉末(日本アエロジル社
製、商品名:R−972)0.3重量部を添加してトナ
ーを作製した。このトナーにおいて、ジエチルジメチル
サクシノニトリルは0.045重量%含有されている。
ビンに取り、50℃の恒温槽中に16時間放置した後、
バウダーテスター(ホソカワミクロン社製)で凝集度を
測定したところ、凝集性は認められなかった。
し、複写試験したところ、得られた画像にオフセットは
認められず、画像は指で擦っても十分定着していた。ま
た25度、湿度50%のランニングテストでも、40
℃、湿度85%のランニングテストでも、画像は均一で
十分濃度も保たれていた。
を行ったが、電子部品への付着や環境汚染はみられなか
った。
用いないことを除き、実施例1と同様して現像剤を作製
し、試験をおこなった。この結果、凝集性及びオフセッ
トは認められず、画像は指で擦っても十分定着してい
た。しかしながら、25℃、湿度50%の部屋でのラン
ニングテストを行なったところ5万枚で画像が不均一に
なり10万枚で画像濃度が薄くなった。さらに、40
℃、湿度85%の部屋で同様のテストを行なったとこ
ろ、4万枚で画像が不均一になった。
用いないことを除き、実施例2と同様にして現像剤を作
製し試験をおこなった。この結果、凝集性及びオフセッ
トは認められず、画像は指で擦っても十分定着してい
た。しかしながら、25℃、湿度50%の部屋でのラン
ニングテストを行なったところ、7万枚で画像濃度が薄
くなった。さらに、40℃、湿度85%の部屋で同様の
テストを行なったところ、5万枚で画像濃度が薄くなっ
た。
用いずに作製した樹脂100重量部をトルエン400重
量部に溶かし、1N塩酸水溶液400重量部とよく混合
した後分液し、水溶液を取り除いた。同様に1N水酸化
ナトリウム水溶液とよく混合した後分液し、水溶液を取
り除いた。さらに、蒸留水400重量部で3回洗浄し開
始剤残査を取り除いた。その後さらにトルエンを取り除
き、樹脂を得た。この樹脂を用いて、実施例2と同様に
して現像剤を作製し試験を行なった。この結果、凝集性
及びオフセットは認められず、画像は指で擦っても十分
定着していた。しかしながら、25℃、湿度50%の部
屋でのランニングテストを行なったところ、10万枚で
画像濃度が薄くなった。さらに40℃、湿度85%の部
屋で同様のテストを行なったところ、8万枚で画像濃度
が薄くなった。
用いないことを除き、実施例3と同様にして現像剤を作
製し試験をおこなった。この結果、凝集性及びオフセッ
トは認められず、画像は指で擦っても十分定着してい
た。しかしながら、25℃、湿度50%の部屋でのラン
ニングテストを行なったところ、6万枚で画像濃度が薄
くなった。さらに40℃、湿度85%の部屋で同様のテ
ストを行なったところ、4万枚で画像濃度が薄くなっ
た。
0.05重量部の代わりに5重量部を用いることを除
き、実施例3と同様にして現像剤を作製し試験をおこな
った。得られたトナーにおいて、ジエチルジメチルサク
シノニトリルは、4.4重量%含有されている。この結
果、オフセットは認められず、画像は指で擦っても十分
定着していた。しかしながら、凝集性が認められ、25
℃、湿度50%の部屋でランニングテストを行なったと
ころ、初期から画像が不均一であった。さらに40℃、
湿度85%の部屋で同様のテストを行なったところ、や
はり初期から画像が不均一であった。
代わりにテトラメチルサクシノニトリルを用いることを
除いて同様に現像剤を作製し、試験を行った。得られた
トナーにおいて、テトラメチルサクシノニトリルは、
0.45重量%含有されている。この結果、オフセット
は認められず、画像は指で擦っても十分定着していた。
また、トナーの凝集性も認められず、25℃,湿度50
%のランニングテストにおいても、40℃,湿度85%
のテストにおいても画像は均一であり、濃度も十分であ
った。
テストを行ったところ、電子部品への付着がみられ、複
写機内に臭いが溜まっていた。
は上述の通りの構成を有しており、過酸化物系開始剤に
より重合したビニル系共重合体を主成分とするトナー用
樹脂組成物またはトナーに対してジエチルジメチルサク
シノニトリルが、それぞれ0.0001〜4重量%また
は0.0001〜3重量%含有されているので、長期間
複写機を使用した場合や苛酷な環境下でも、安定した画
像を得ることが可能となる。しかも、複写機や環境の汚
染も生じ難い。
Claims (2)
- 【請求項1】 過酸化物系開始剤により重合したビニル
系共重合体を主成分とするトナー用樹脂組成物であっ
て、 該トナー用樹脂組成物に対し0.0001〜4重量%と
なるようにジエチルジメチルサクシノニトリルを含有さ
せたことを特徴とするトナー用樹脂組成物。 - 【請求項2】 過酸化物系開始剤により重合したビニル
系共重合体を主成分とするトナー用樹脂組成物及び着色
剤を含むトナーであって、 該トナーに対し0.0001〜3重量%のジエチルジメ
チルサクシノニトリルを含有させたことを特徴とするト
ナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19822694A JP3436981B2 (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | トナーの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19822694A JP3436981B2 (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | トナーの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0862898A true JPH0862898A (ja) | 1996-03-08 |
| JP3436981B2 JP3436981B2 (ja) | 2003-08-18 |
Family
ID=16387609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19822694A Expired - Lifetime JP3436981B2 (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | トナーの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3436981B2 (ja) |
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| WO2013146045A1 (ja) | 2012-03-28 | 2013-10-03 | 日本ゼオン株式会社 | 静電荷像現像用トナー |
| US8889806B2 (en) | 2010-01-14 | 2014-11-18 | Zeon Corporation | Ring-opening polymer of cyclopentene and method of production of same |
-
1994
- 1994-08-23 JP JP19822694A patent/JP3436981B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JPWO2013146045A1 (ja) * | 2012-03-28 | 2015-12-10 | 日本ゼオン株式会社 | 静電荷像現像用トナー |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JP3436981B2 (ja) | 2003-08-18 |
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