JPH0890807A - 溶融型熱転写記録方法およびその装置 - Google Patents
溶融型熱転写記録方法およびその装置Info
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- JPH0890807A JPH0890807A JP6231721A JP23172194A JPH0890807A JP H0890807 A JPH0890807 A JP H0890807A JP 6231721 A JP6231721 A JP 6231721A JP 23172194 A JP23172194 A JP 23172194A JP H0890807 A JPH0890807 A JP H0890807A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、多孔質受像層を透明に見えるように
して、基材の表面に形成された印刷画像を受像媒体の外
部から受像層を通して鮮明に見ることが可能な受像媒体
を得ることができるとともに、多孔質受像層に形成され
た画像が鮮明に見ることが可能な溶融型熱転写記録方法
およびその装置を提供することを目的とする。 【構成】基材2の表面に印刷を施し、基材の表面に多孔
質受像層3を設けた溶融型記録用受像媒体の多孔質受像
層の表面に溶融型熱転写記録により画像5を形成する工
程と、この工程で画像が形成された受像媒体の多孔質受
像層の表面に、この多孔質受像層の表面を平坦にすると
ともに、多孔質受像層の孔を埋める工程とを具備するこ
とを特徴とする。
して、基材の表面に形成された印刷画像を受像媒体の外
部から受像層を通して鮮明に見ることが可能な受像媒体
を得ることができるとともに、多孔質受像層に形成され
た画像が鮮明に見ることが可能な溶融型熱転写記録方法
およびその装置を提供することを目的とする。 【構成】基材2の表面に印刷を施し、基材の表面に多孔
質受像層3を設けた溶融型記録用受像媒体の多孔質受像
層の表面に溶融型熱転写記録により画像5を形成する工
程と、この工程で画像が形成された受像媒体の多孔質受
像層の表面に、この多孔質受像層の表面を平坦にすると
ともに、多孔質受像層の孔を埋める工程とを具備するこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は溶融型熱転写記録方法お
よびその装置に関する。
よびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】溶融型熱転写記録は、その装置が小形軽
量で安価であり、メンテナンスが容易であるという利点
を有するためプリンタ、ファクシミリ装置などの記録部
に用いられている。ところで、この溶融型熱転写記録に
よりカラー階調記録を行うためには、複数の画素で疑似
的に階調を表現する方法が用いられている。しかし、こ
の場合には記録画像の解像度が低下し、ざらつき多い画
像になるという欠点があった。
量で安価であり、メンテナンスが容易であるという利点
を有するためプリンタ、ファクシミリ装置などの記録部
に用いられている。ところで、この溶融型熱転写記録に
よりカラー階調記録を行うためには、複数の画素で疑似
的に階調を表現する方法が用いられている。しかし、こ
の場合には記録画像の解像度が低下し、ざらつき多い画
像になるという欠点があった。
【0003】現在ではこのような欠点をなくすために、
記録紙やインクリボンの改良が行われ、溶融型熱転写記
録でも一画素ごとに階調を表現することが可能になって
きた。ここで、溶融型熱転写記録による一画素単位での
濃度階調の原理について図14を参照して説明する。こ
の方法では、通電時間、電流の大きさ、駆動パルス数を
制御することにより、サーマルヘッドの発熱体に印加さ
れる記録エネルギを制御し、転写するドット面積を変調
させて、一画素単位の濃度階調を表現している。図14
では発熱体に通電する時間を制御して記録エネルギを制
御している。
記録紙やインクリボンの改良が行われ、溶融型熱転写記
録でも一画素ごとに階調を表現することが可能になって
きた。ここで、溶融型熱転写記録による一画素単位での
濃度階調の原理について図14を参照して説明する。こ
の方法では、通電時間、電流の大きさ、駆動パルス数を
制御することにより、サーマルヘッドの発熱体に印加さ
れる記録エネルギを制御し、転写するドット面積を変調
させて、一画素単位の濃度階調を表現している。図14
では発熱体に通電する時間を制御して記録エネルギを制
御している。
【0004】サーマルヘッドの発熱体101が通電によ
り発熱すると、その熱はインクリボン102を構成する
ベースフィルム103およびインク104を経て、記録
紙である溶融型記録用受像媒体105に伝わる。ここ
で、図14における2点鎖線Tはインクリボン102と
受像媒体105内部におけるインク104の溶融温度T
mの等温線を示している。この2点鎖線Tの内側におけ
るインク104は溶融温度以上なので溶融しており、受
像媒体105に転写される。
り発熱すると、その熱はインクリボン102を構成する
ベースフィルム103およびインク104を経て、記録
紙である溶融型記録用受像媒体105に伝わる。ここ
で、図14における2点鎖線Tはインクリボン102と
受像媒体105内部におけるインク104の溶融温度T
mの等温線を示している。この2点鎖線Tの内側におけ
るインク104は溶融温度以上なので溶融しており、受
像媒体105に転写される。
【0005】通電時間が短くなると溶融温度Tmの等温
線が矢印A方向に移動し溶融するインク104が少なく
なり、ドットDは小さくなる。逆に、通電時間を長くす
ると溶融温度Tmの等温線が矢印B方向に移動し溶融す
るインクが多くなり、ドットDは大きくなる。このよう
に、記録エネルギを制御しドット面積を変調させ階調記
録を行う。
線が矢印A方向に移動し溶融するインク104が少なく
なり、ドットDは小さくなる。逆に、通電時間を長くす
ると溶融温度Tmの等温線が矢印B方向に移動し溶融す
るインクが多くなり、ドットDは大きくなる。このよう
に、記録エネルギを制御しドット面積を変調させ階調記
録を行う。
【0006】次に溶融型記録用受像媒体について図15
を参照して説明する。図15は受像媒体1の断面を示し
ている。受像媒体1は平滑なポリスチレン、塩化ビニ
ル、ポリプロピレン、ポリエステルなどのプラスチック
フィルムからなる基材2の表面に多孔質受像層3を形成
して構成されている。多孔質受像層3はポリ酢酸ビニ
ル、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル、あるいは
これらの重合体などからなり、多数の孔4を有する多孔
質のもので、厚さは10〜30umである。孔4の直径
は多孔質受像層3の受像面で1〜30umである。
を参照して説明する。図15は受像媒体1の断面を示し
ている。受像媒体1は平滑なポリスチレン、塩化ビニ
ル、ポリプロピレン、ポリエステルなどのプラスチック
フィルムからなる基材2の表面に多孔質受像層3を形成
して構成されている。多孔質受像層3はポリ酢酸ビニ
ル、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル、あるいは
これらの重合体などからなり、多数の孔4を有する多孔
質のもので、厚さは10〜30umである。孔4の直径
は多孔質受像層3の受像面で1〜30umである。
【0007】溶融型熱転写記録は、インクリボンのイン
クを熱で溶融して受像媒体の受像層に転写する。受像層
が多数の孔が存在する多孔質のものであると、溶融した
インクが多孔質受像層の孔に浸透するので、インクと多
孔質受像層の受像面との接着力が向上して、従来溶融型
熱転写記録により印字することのできなかった小さなド
ットを形成することができる。
クを熱で溶融して受像媒体の受像層に転写する。受像層
が多数の孔が存在する多孔質のものであると、溶融した
インクが多孔質受像層の孔に浸透するので、インクと多
孔質受像層の受像面との接着力が向上して、従来溶融型
熱転写記録により印字することのできなかった小さなド
ットを形成することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】最近、このように溶融
型熱転写記録でも画素単位で階調記録が可能になってき
たことにより、この方法をIDカードの画像形成に使用
することが検討されている。IDカードは、受像媒体に
予め改ざんを防止するための地紋や所定フォーマットを
印刷し、その上から個別の画像情報を形成する。図15
に示した受像媒体1をIDカードとして使用する場合、
多孔質受像層3の表面に地紋や定型フォーマットの印刷
を行うと、多孔質受像層3の表面における孔の存在によ
り良好な印刷画像を形成することができない。
型熱転写記録でも画素単位で階調記録が可能になってき
たことにより、この方法をIDカードの画像形成に使用
することが検討されている。IDカードは、受像媒体に
予め改ざんを防止するための地紋や所定フォーマットを
印刷し、その上から個別の画像情報を形成する。図15
に示した受像媒体1をIDカードとして使用する場合、
多孔質受像層3の表面に地紋や定型フォーマットの印刷
を行うと、多孔質受像層3の表面における孔の存在によ
り良好な印刷画像を形成することができない。
【0009】そこで、平滑度が高い受像媒体1の基材2
の表面に印刷し、その後印刷画像を覆って基材2の表面
に多孔質受像層3を設けることが考えられる。このよう
な受像媒体1の断面を図16に示す。図16において5
は基材2の表面に印刷された印刷用インクで形成された
画像で、この画像5は地紋や所定フォーマットを表して
いる。図17はこのような受像媒体1の例を示してい
る。
の表面に印刷し、その後印刷画像を覆って基材2の表面
に多孔質受像層3を設けることが考えられる。このよう
な受像媒体1の断面を図16に示す。図16において5
は基材2の表面に印刷された印刷用インクで形成された
画像で、この画像5は地紋や所定フォーマットを表して
いる。図17はこのような受像媒体1の例を示してい
る。
【0010】ここで、多孔質受像層3は材料自体は透明
であるが、多孔質であるために多数の孔が存在する。こ
のため、光が多孔質受像層3に入射すると、多数の孔4
で反射して表面で乱反射を生じ白濁したように見える。
であるが、多孔質であるために多数の孔が存在する。こ
のため、光が多孔質受像層3に入射すると、多数の孔4
で反射して表面で乱反射を生じ白濁したように見える。
【0011】基材2の表面に形成された印刷画像5は受
像媒体の外部から受像層3を通して見る。このため、多
孔質受像層3が光と乱反射するために透明に見ることが
できず白濁したように見えると、基材2の表面に形成さ
れた印刷画像5を受像媒体1の外部から多孔質受像層3
を通して鮮明に見ることができない。
像媒体の外部から受像層3を通して見る。このため、多
孔質受像層3が光と乱反射するために透明に見ることが
できず白濁したように見えると、基材2の表面に形成さ
れた印刷画像5を受像媒体1の外部から多孔質受像層3
を通して鮮明に見ることができない。
【0012】また、従来より例えば図20に示すように
受像媒体1の多孔質受像層3の表面に溶融型熱転写記録
により画像を記録することが行われている。図20では
定型フォーマットに対応して個人情報のテキスト6とイ
メージ7を記録している。これは図18に示すように溶
融型熱転写記録装置の記録部において記録される。
受像媒体1の多孔質受像層3の表面に溶融型熱転写記録
により画像を記録することが行われている。図20では
定型フォーマットに対応して個人情報のテキスト6とイ
メージ7を記録している。これは図18に示すように溶
融型熱転写記録装置の記録部において記録される。
【0013】すなわち、図18において11はサーマル
ヘッド、12はサーマルヘッド11に設けられた発熱
体、13はプラテンローラ、14はベース15およびベ
ース15に塗布されたインク16からなるインクリボン
である。受像媒体1の多孔質受像層3とを向かい合わ
せ、サーマルヘッド11とプラテンローラ13ではさ
み、画像情報に対応して発熱体12を発熱させインクリ
ボン14のインク16を溶融させる。
ヘッド、12はサーマルヘッド11に設けられた発熱
体、13はプラテンローラ、14はベース15およびベ
ース15に塗布されたインク16からなるインクリボン
である。受像媒体1の多孔質受像層3とを向かい合わ
せ、サーマルヘッド11とプラテンローラ13ではさ
み、画像情報に対応して発熱体12を発熱させインクリ
ボン14のインク16を溶融させる。
【0014】この場合、多孔質受像層3に溶融型熱転写
記録により得られたインクリボン14のインク16の画
像は、これも多孔質受像層3に孔4があるために、濃度
が低く、不鮮明な画像になってしまう。
記録により得られたインクリボン14のインク16の画
像は、これも多孔質受像層3に孔4があるために、濃度
が低く、不鮮明な画像になってしまう。
【0015】このように従来は受像媒体1の多孔質受像
層3の存在する孔4と表面の凹凸部の存在により、光の
乱反射が生じて受像媒体1の基材2の表面に形成された
画像および多孔質受像層3の表面に形成された画像が鮮
明に見えなくなるという問題があった。
層3の存在する孔4と表面の凹凸部の存在により、光の
乱反射が生じて受像媒体1の基材2の表面に形成された
画像および多孔質受像層3の表面に形成された画像が鮮
明に見えなくなるという問題があった。
【0016】本願の発明は前記事情に基づいてなされた
もので、多孔質受像層の表面を平坦にするとともに多孔
質受像層の孔をなくして多孔質受像層を透明に見えるよ
うにして、基材の表面に形成された画像を鮮明に見るこ
とが可能であるとともに、多孔質受像層の表面に形成さ
れた画像を鮮明に見ることが可能な受像媒体を得ること
ができる溶融型熱転写記録方法およびその装置を提供す
ることを目的とするものである。
もので、多孔質受像層の表面を平坦にするとともに多孔
質受像層の孔をなくして多孔質受像層を透明に見えるよ
うにして、基材の表面に形成された画像を鮮明に見るこ
とが可能であるとともに、多孔質受像層の表面に形成さ
れた画像を鮮明に見ることが可能な受像媒体を得ること
ができる溶融型熱転写記録方法およびその装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の溶融型熱転写
記録方法は、基材の表面に印刷を施し、この印刷層を覆
って前記基材の表面に多孔質受像層を設けた溶融型記録
用受像媒体の前記多孔質受像層の表面に溶融型熱転写記
録により画像を形成する工程と、この工程で画像が形成
された前記受像媒体の多孔質受像層の表面に、この多孔
質受像層の表面を平坦にするとともに、前記多孔質受像
層の孔を埋める工程とを具備することを特徴とする。
記録方法は、基材の表面に印刷を施し、この印刷層を覆
って前記基材の表面に多孔質受像層を設けた溶融型記録
用受像媒体の前記多孔質受像層の表面に溶融型熱転写記
録により画像を形成する工程と、この工程で画像が形成
された前記受像媒体の多孔質受像層の表面に、この多孔
質受像層の表面を平坦にするとともに、前記多孔質受像
層の孔を埋める工程とを具備することを特徴とする。
【0018】請求項2の溶融型熱転写記録装置は、基材
の表面に印刷を施し、この印刷層を覆って前記基材の表
面に多孔質受像層を設けた溶融型記録用受像媒体の前記
多孔質受像層の表面に溶融型熱転写記録により画像を形
成する手段と、前記受像媒体の多孔質受像層の表面を加
熱および加圧して、前記多孔質受像層の表面を平坦にす
るとともに、前記多孔質受像層の孔を埋める手段とを具
備することを特徴とする。
の表面に印刷を施し、この印刷層を覆って前記基材の表
面に多孔質受像層を設けた溶融型記録用受像媒体の前記
多孔質受像層の表面に溶融型熱転写記録により画像を形
成する手段と、前記受像媒体の多孔質受像層の表面を加
熱および加圧して、前記多孔質受像層の表面を平坦にす
るとともに、前記多孔質受像層の孔を埋める手段とを具
備することを特徴とする。
【0019】請求項3の溶融型熱転写記録装置は、基材
の表面に印刷を施し、この印刷層を覆って前記基材の表
面に多孔質受像層を設けた溶融型記録用受像媒体の前記
多孔質受像層の表面に溶融型熱転写記録により画像を形
成する手段と、前記受像媒体の多孔質受像層の表面に、
表面が平坦で透明なオーバコート層を形成して前記多孔
質受像層の孔を埋める手段とを具備することを特徴とす
る。
の表面に印刷を施し、この印刷層を覆って前記基材の表
面に多孔質受像層を設けた溶融型記録用受像媒体の前記
多孔質受像層の表面に溶融型熱転写記録により画像を形
成する手段と、前記受像媒体の多孔質受像層の表面に、
表面が平坦で透明なオーバコート層を形成して前記多孔
質受像層の孔を埋める手段とを具備することを特徴とす
る。
【0020】請求項4の溶融型熱転写記録装置は、請求
項3において受像媒体の多孔質受像層の表面にオーバコ
ート層を形成する手段は、受像媒体の多孔質受像層の表
面に熱溶融性部材を熱転写するものである。
項3において受像媒体の多孔質受像層の表面にオーバコ
ート層を形成する手段は、受像媒体の多孔質受像層の表
面に熱溶融性部材を熱転写するものである。
【0021】請求項5の溶融型熱転写記録装置は、請求
項3において受像媒体の多孔質受像層の表面にオーバコ
ート層を形成する手段は、受像媒体の多孔質受像層の表
面に紫外線硬化樹脂を塗布し、その後この紫外線硬化樹
脂に紫外線を照射して、前記紫外線硬化樹脂を硬化させ
るものである。
項3において受像媒体の多孔質受像層の表面にオーバコ
ート層を形成する手段は、受像媒体の多孔質受像層の表
面に紫外線硬化樹脂を塗布し、その後この紫外線硬化樹
脂に紫外線を照射して、前記紫外線硬化樹脂を硬化させ
るものである。
【0022】請求項6の溶融型熱転写記録装置は、基材
の表面に印刷を施し、さらにこの印刷層を覆って前記基
材の表面に多孔質受像層を設けた溶融型記録用受像媒体
の前記多孔質受像層の表面に溶融型熱転写記録により画
像を形成する手段と、この手段で画像が形成された前記
受像媒体の多孔質受像層の表面に、フィルムおよび接着
剤からなるラミネートフィルムをラミネートして前記多
孔質受像層の孔を埋める手段とを具備することを特徴と
する。
の表面に印刷を施し、さらにこの印刷層を覆って前記基
材の表面に多孔質受像層を設けた溶融型記録用受像媒体
の前記多孔質受像層の表面に溶融型熱転写記録により画
像を形成する手段と、この手段で画像が形成された前記
受像媒体の多孔質受像層の表面に、フィルムおよび接着
剤からなるラミネートフィルムをラミネートして前記多
孔質受像層の孔を埋める手段とを具備することを特徴と
する。
【0023】
【作用】請求項1の溶融型熱転写記方法の構成によれ
ば、受像媒体の多孔質受像層の表面が平坦になり、多孔
質受像層の孔が埋められる。請求項2の溶融型熱転写記
装置の構成によれば、受像媒体の多孔質受像層が加熱お
よび加圧されて軟化し、多孔質受像層の表面が平坦にな
るとともに多孔質受像層の孔が潰されて埋められる。
ば、受像媒体の多孔質受像層の表面が平坦になり、多孔
質受像層の孔が埋められる。請求項2の溶融型熱転写記
装置の構成によれば、受像媒体の多孔質受像層が加熱お
よび加圧されて軟化し、多孔質受像層の表面が平坦にな
るとともに多孔質受像層の孔が潰されて埋められる。
【0024】請求項3の溶融型熱転写記装置によれば、
多孔質受像層に表面に形成されたオーバーコート層の一
部が多孔質受像層の孔の中に浸透するとともに、オーバ
ーコート層が多孔質受像層の表面を平坦にする。オーバ
ーコート層の表面は平坦面である。
多孔質受像層に表面に形成されたオーバーコート層の一
部が多孔質受像層の孔の中に浸透するとともに、オーバ
ーコート層が多孔質受像層の表面を平坦にする。オーバ
ーコート層の表面は平坦面である。
【0025】そして、請求項4によれば、オーバーコー
ト層を形成する手段を、熱溶融性部材を多孔質受像層の
表面に熱転写するものとすると、熱溶融性部材が多孔質
受像層の孔を充分に埋めることができるとともに、熱溶
融性部材が多孔質受像層の表面を容易に平坦にできる。
ト層を形成する手段を、熱溶融性部材を多孔質受像層の
表面に熱転写するものとすると、熱溶融性部材が多孔質
受像層の孔を充分に埋めることができるとともに、熱溶
融性部材が多孔質受像層の表面を容易に平坦にできる。
【0026】また、請求項5によれば、オーバーコート
層を形成する手段を、紫外線硬化樹脂を多孔質受像層の
表面に塗布して、紫外線の照射により紫外線硬化樹脂を
硬化させるものとすると、紫外線硬化樹脂が多孔質受像
層の孔を充分に埋めることができるとともに、紫外線硬
化樹脂が多孔質受像層の表面を容易に平坦にできる。さ
らに、紫外線硬化樹脂は硬化すると機械的強度が高いの
で、インクリボンのインクが多孔質受像層の表面に露出
している場合に比べ、画像の機械的耐久性が向上し、改
ざんの防止にもなる。
層を形成する手段を、紫外線硬化樹脂を多孔質受像層の
表面に塗布して、紫外線の照射により紫外線硬化樹脂を
硬化させるものとすると、紫外線硬化樹脂が多孔質受像
層の孔を充分に埋めることができるとともに、紫外線硬
化樹脂が多孔質受像層の表面を容易に平坦にできる。さ
らに、紫外線硬化樹脂は硬化すると機械的強度が高いの
で、インクリボンのインクが多孔質受像層の表面に露出
している場合に比べ、画像の機械的耐久性が向上し、改
ざんの防止にもなる。
【0027】請求項6の溶融型熱転写記装置によれば、
多孔質受像層に表面にラミネートされたラミネートフィ
ルムの接着剤が多孔質受像層の孔の中に浸透するととも
に、ラミネートフィルムが多孔質受像層の表面を平坦に
覆う。ラミネートフィルムの表面は平坦面である。
多孔質受像層に表面にラミネートされたラミネートフィ
ルムの接着剤が多孔質受像層の孔の中に浸透するととも
に、ラミネートフィルムが多孔質受像層の表面を平坦に
覆う。ラミネートフィルムの表面は平坦面である。
【0028】従って、これら各請求項の発明によれば、
受像媒体の多孔質受像層における光の乱反射が発生せず
多孔質受像層が透明になり、基材に施されている印刷の
画像を多孔質受像層を通して外部から鮮明に見ることが
できるとともに、多孔質受像層に溶融型熱転写記録によ
り得られたインクリボンのインクの画像を、多孔質受像
層の孔により濃度が低く不鮮明な画像になることを防止
して鮮明に見ることができる。
受像媒体の多孔質受像層における光の乱反射が発生せず
多孔質受像層が透明になり、基材に施されている印刷の
画像を多孔質受像層を通して外部から鮮明に見ることが
できるとともに、多孔質受像層に溶融型熱転写記録によ
り得られたインクリボンのインクの画像を、多孔質受像
層の孔により濃度が低く不鮮明な画像になることを防止
して鮮明に見ることができる。
【0029】
【実施例】本願の発明の実施例について図面を参照して
説明する。請求項1の発明の溶融型記録方法について説
明する。この溶融型記録方法では、まず、基材の表面に
印刷を施し、且つこの印刷層を覆って前記基材の表面に
多孔質受像層を設けた溶融型記録用受像媒体の多孔質受
像層の表面に溶融型熱転写記録により画像を形成する。
次いで、受像媒体の多孔質受像層の表面に、この多孔質
受像層の表面を平坦にするとともに、前記多孔質受像層
の孔を埋める工程を実施する。
説明する。請求項1の発明の溶融型記録方法について説
明する。この溶融型記録方法では、まず、基材の表面に
印刷を施し、且つこの印刷層を覆って前記基材の表面に
多孔質受像層を設けた溶融型記録用受像媒体の多孔質受
像層の表面に溶融型熱転写記録により画像を形成する。
次いで、受像媒体の多孔質受像層の表面に、この多孔質
受像層の表面を平坦にするとともに、前記多孔質受像層
の孔を埋める工程を実施する。
【0030】この工程の具体的な方法としては、受像媒
体の多孔質受像層の表面を加熱するとともに加圧する。
受像媒体の多孔質受像層の表面に熱溶融性部材を熱転写
する。受像媒体の多孔質受像層の表面に紫外線硬化樹脂
を塗布して、紫外線の照射により紫外線硬化樹脂を硬化
させる。受像媒体の多孔質受像層の表面にラミネートフ
ィルムをラミネートするなどの方法が挙げられる。
体の多孔質受像層の表面を加熱するとともに加圧する。
受像媒体の多孔質受像層の表面に熱溶融性部材を熱転写
する。受像媒体の多孔質受像層の表面に紫外線硬化樹脂
を塗布して、紫外線の照射により紫外線硬化樹脂を硬化
させる。受像媒体の多孔質受像層の表面にラミネートフ
ィルムをラミネートするなどの方法が挙げられる。
【0031】この工程の実施により、受像媒体の多孔質
受像層の表面が平坦になり、多孔質受像層の孔が埋めら
れる。このため、受像媒体の多孔質受像層における光の
乱反射が発生せず多孔質受像層が透明になり、基材に施
されている印刷の画像を多孔質受像層を通して外部から
鮮明に見ることができる。
受像層の表面が平坦になり、多孔質受像層の孔が埋めら
れる。このため、受像媒体の多孔質受像層における光の
乱反射が発生せず多孔質受像層が透明になり、基材に施
されている印刷の画像を多孔質受像層を通して外部から
鮮明に見ることができる。
【0032】また、多孔質受像層に溶融型熱転写記録に
より得られたインクリボンのインクの画像を、多孔質受
像層の孔により濃度が低く不鮮明な画像になることを防
止して鮮明に見ることができる。
より得られたインクリボンのインクの画像を、多孔質受
像層の孔により濃度が低く不鮮明な画像になることを防
止して鮮明に見ることができる。
【0033】請求項2の発明の溶融型記録装置の実施例
について図1ないし図3を参照して説明する。この実施
例は、請求項3の発明の実施例も兼ねている。図1にお
いて受像媒体1は図15と同じ符号を用いて示す。ま
た、図1において11はサーマルヘッド、13はプラテ
ンローラ、14はインクリボン、21、22はサーマル
ヘッド11とプラテンローラ13を挟んで設けられた一
対の搬送ローラ、23はインクリボン繰出しローラ、2
4は巻き取りローラ、25はサーマルヘッド11に対し
て受像媒体搬送方向下流側に設けられた熱源26を有す
るヒートローラ、27はヒートローラ25と対向するロ
ーラである。
について図1ないし図3を参照して説明する。この実施
例は、請求項3の発明の実施例も兼ねている。図1にお
いて受像媒体1は図15と同じ符号を用いて示す。ま
た、図1において11はサーマルヘッド、13はプラテ
ンローラ、14はインクリボン、21、22はサーマル
ヘッド11とプラテンローラ13を挟んで設けられた一
対の搬送ローラ、23はインクリボン繰出しローラ、2
4は巻き取りローラ、25はサーマルヘッド11に対し
て受像媒体搬送方向下流側に設けられた熱源26を有す
るヒートローラ、27はヒートローラ25と対向するロ
ーラである。
【0034】受像媒体1は搬送ローラ21によりサーマ
ルヘッド11とプラテンローラ13がインクリボン14
を挟んでいる記録部に搬送され、さらに搬送ローラ24
に挟まれる。この状態で受像媒体1を矢印方向に搬送し
ながら、サーマルヘッド21の発熱体を画像情報に応じ
て発熱させ、図18に示すようにようにインクリボン1
4のインク16を受像媒体1に転写させる。受像媒体1
を矢印とは反対方向に戻し、再度記録動作を行うことを
Y,M,C,Bkの4色のインクで行えばフルカラーの
画像が形成できる。
ルヘッド11とプラテンローラ13がインクリボン14
を挟んでいる記録部に搬送され、さらに搬送ローラ24
に挟まれる。この状態で受像媒体1を矢印方向に搬送し
ながら、サーマルヘッド21の発熱体を画像情報に応じ
て発熱させ、図18に示すようにようにインクリボン1
4のインク16を受像媒体1に転写させる。受像媒体1
を矢印とは反対方向に戻し、再度記録動作を行うことを
Y,M,C,Bkの4色のインクで行えばフルカラーの
画像が形成できる。
【0035】サーマルヘッド11によりフルカラーの画
像が形成された受像媒体1は、さらに矢印方向に搬送さ
れ、ヒートローラ25により多孔質受像層3の画像面が
加熱、加圧される。この受像面と反対側の受像媒体1の
面に接触するローラ27は発熱する必要はない。ヒート
ローラ25の表面温度は100〜180℃、加圧力はヒ
ートローラ25の長さ方向に100〜500g/cm、
受像媒体1の搬送速度は5〜50mm/secである。
像が形成された受像媒体1は、さらに矢印方向に搬送さ
れ、ヒートローラ25により多孔質受像層3の画像面が
加熱、加圧される。この受像面と反対側の受像媒体1の
面に接触するローラ27は発熱する必要はない。ヒート
ローラ25の表面温度は100〜180℃、加圧力はヒ
ートローラ25の長さ方向に100〜500g/cm、
受像媒体1の搬送速度は5〜50mm/secである。
【0036】図2はサーマルヘッド11によりインクリ
ボン14のインク16が受像媒体1に転写された状態を
示したもので、図1に示すヒートローラ25を通過する
前の受像媒体1を示している。
ボン14のインク16が受像媒体1に転写された状態を
示したもので、図1に示すヒートローラ25を通過する
前の受像媒体1を示している。
【0037】図3はヒートローラ25を通過した後の受
像媒体1を示している。インクリボン14のインク16
は加熱、加圧されることで溶融して表面が平滑化され
る。これに伴い受像媒体1の多孔質受像層3も軟化して
表面が平坦化され、同時に多孔質受像層3の孔4が潰さ
れてなくなる。受像媒体1の多孔質受像層3の表面の乱
反射が無くなり、多孔質受像層3が樹脂の均一な層にな
るので、多孔質受像層3は透明になり、受像媒体1の基
材2の表面に形成された印刷画像5で形成される画像で
ある地紋や定型フォーマットが、多孔質受像層3を通し
て外部から鮮明に見える。
像媒体1を示している。インクリボン14のインク16
は加熱、加圧されることで溶融して表面が平滑化され
る。これに伴い受像媒体1の多孔質受像層3も軟化して
表面が平坦化され、同時に多孔質受像層3の孔4が潰さ
れてなくなる。受像媒体1の多孔質受像層3の表面の乱
反射が無くなり、多孔質受像層3が樹脂の均一な層にな
るので、多孔質受像層3は透明になり、受像媒体1の基
材2の表面に形成された印刷画像5で形成される画像で
ある地紋や定型フォーマットが、多孔質受像層3を通し
て外部から鮮明に見える。
【0038】このように受像媒体1の多孔質受像層3の
表面が平坦になり、多孔質受像層3の孔4が埋められ
る。このため、受像媒体1の多孔質受像層3における光
の乱反射が発生せず多孔質受像層3が透明になり、基材
1に施されている印刷画像5を多孔質受像層3を通して
外部から鮮明に見ることができる。
表面が平坦になり、多孔質受像層3の孔4が埋められ
る。このため、受像媒体1の多孔質受像層3における光
の乱反射が発生せず多孔質受像層3が透明になり、基材
1に施されている印刷画像5を多孔質受像層3を通して
外部から鮮明に見ることができる。
【0039】また、多孔質受像層3に溶融型熱転写記録
により形成されたインクリボン14のインク16による
画像を、多孔質受像層3の孔4により、濃度が低く、不
鮮明な画像になることを防止して鮮明に見ることができ
る。
により形成されたインクリボン14のインク16による
画像を、多孔質受像層3の孔4により、濃度が低く、不
鮮明な画像になることを防止して鮮明に見ることができ
る。
【0040】また、この請求項2の発明では次に述べる
効果もある。この点について説明する。すなわち、イン
クリボン14のインク16の表面での乱反射が無くなる
ので、インクリボン14のインク16の転写により形成
される画像の濃度が向上するものである。
効果もある。この点について説明する。すなわち、イン
クリボン14のインク16の表面での乱反射が無くなる
ので、インクリボン14のインク16の転写により形成
される画像の濃度が向上するものである。
【0041】図20は受像媒体1の多孔質受像層3に溶
融型熱転写記録により画像を記録した例である。定型フ
ォーマットに対応して個人情報のテキスト6とイメージ
7を記録している。特に、画素単位で階調が得られるの
で良好なイメージ画像が得られるので、従来は昇華型熱
転写を用いていた顔の画像の形成が溶融型でも可能にな
る。
融型熱転写記録により画像を記録した例である。定型フ
ォーマットに対応して個人情報のテキスト6とイメージ
7を記録している。特に、画素単位で階調が得られるの
で良好なイメージ画像が得られるので、従来は昇華型熱
転写を用いていた顔の画像の形成が溶融型でも可能にな
る。
【0042】溶融型熱転写記録装置の記録部においてイ
ンク16が受像媒体1に転写する状態について図18を
参照して説明する。図18において11はサーマルヘッ
ド、12はサーマルヘッド11に設けられた発熱体、1
3はプラテン、14はベース15およびベース15に重
合されたインク16からなるインクリボンである。
ンク16が受像媒体1に転写する状態について図18を
参照して説明する。図18において11はサーマルヘッ
ド、12はサーマルヘッド11に設けられた発熱体、1
3はプラテン、14はベース15およびベース15に重
合されたインク16からなるインクリボンである。
【0043】受像媒体1の多孔質受像層3とインクリボ
ン14のインク16とを向かい合わせ、サーマルヘッド
11とプラテン13ではさみ、画像情報に対応して発熱
体12を発熱させインクリボン14のインク16を溶融
させる。溶融したインク16は多孔質受像層3の孔4に
浸透するので加熱前とくらべ変形する。
ン14のインク16とを向かい合わせ、サーマルヘッド
11とプラテン13ではさみ、画像情報に対応して発熱
体12を発熱させインクリボン14のインク16を溶融
させる。溶融したインク16は多孔質受像層3の孔4に
浸透するので加熱前とくらべ変形する。
【0044】記録後に受像媒体1とインクリボン14を
剥離する時は、インク16は再び固化しているが、先ほ
どの変形でインク16層内に強度の低い部分が生じ、こ
の部分を境界面として凝集してインク層が破壊する。
剥離する時は、インク16は再び固化しているが、先ほ
どの変形でインク16層内に強度の低い部分が生じ、こ
の部分を境界面として凝集してインク層が破壊する。
【0045】図19は剥離した後の受像媒体を示してい
る。インク16は多孔質受像層3の孔4に浸透し、イン
ク16と受像媒体1の多孔質受像層3の接着力は非常に
強く、小さなドットでも確実に形成することができる。
しかし、転写したインク16層の表面は凹凸部が生じ
る。このため、このインク16層の凹凸部に光が反射す
ると、乱反射が生じて受像媒体1の基材2の表面に形成
された画像の濃度が低くなってしまう。これに対して請
求項2の発明ではこの点も改良できる。
る。インク16は多孔質受像層3の孔4に浸透し、イン
ク16と受像媒体1の多孔質受像層3の接着力は非常に
強く、小さなドットでも確実に形成することができる。
しかし、転写したインク16層の表面は凹凸部が生じ
る。このため、このインク16層の凹凸部に光が反射す
ると、乱反射が生じて受像媒体1の基材2の表面に形成
された画像の濃度が低くなってしまう。これに対して請
求項2の発明ではこの点も改良できる。
【0046】請求項2の発明の他の実施例を図4を参照
して説明する。この実施例では受像媒体1にサーマルヘ
ッド11で画像を形成する機構、動作は図1と同じであ
るために、図1と同じ部分は同じ符号を示している。ヒ
ートローラ25は必要としない。
して説明する。この実施例では受像媒体1にサーマルヘ
ッド11で画像を形成する機構、動作は図1と同じであ
るために、図1と同じ部分は同じ符号を示している。ヒ
ートローラ25は必要としない。
【0047】本装置に使用するインクリボン14を図5
に示す。カルカラー画像を形成するためにイエローイン
ク(Y)31、マゼンタインク(M)32、シアンイン
ク(C)33、ブラックインク(BK )34が順次並べ
て塗布され、ブラックインク34とイエローインク31
の間に何も塗布されていない領域35が設けられてい
る。
に示す。カルカラー画像を形成するためにイエローイン
ク(Y)31、マゼンタインク(M)32、シアンイン
ク(C)33、ブラックインク(BK )34が順次並べ
て塗布され、ブラックインク34とイエローインク31
の間に何も塗布されていない領域35が設けられてい
る。
【0048】このインクリボン14を用いて受像媒体1
を往復搬送しイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの
画像を重ね合わせた後、再度受像媒体1を戻し、インク
リボン14のインクの塗布されていない領域35を多孔
質受像層3の受像面に接触させ、サーマルヘッド11で
加熱、加圧する。この動作を行うことでも図3のような
画像と受像層の状態になり、同様の効果が得られる。
を往復搬送しイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの
画像を重ね合わせた後、再度受像媒体1を戻し、インク
リボン14のインクの塗布されていない領域35を多孔
質受像層3の受像面に接触させ、サーマルヘッド11で
加熱、加圧する。この動作を行うことでも図3のような
画像と受像層の状態になり、同様の効果が得られる。
【0049】請求項3および請求項4の発明の溶融型記
録装置の実施例について図6および図7を参照して説明
する。この実施例では受像媒体1にサーマルヘッド11
で画像を形成する機構、動作は図1と同じである。
録装置の実施例について図6および図7を参照して説明
する。この実施例では受像媒体1にサーマルヘッド11
で画像を形成する機構、動作は図1と同じである。
【0050】図6は本発明のの溶融型記録装置に使用す
るインクリボン14の実施例を示している。インクリボ
ン14はフルカラー画像を形成するためにイエローイン
ク31、マゼンタインク32、シアンインク33、ブラ
ックインク34が順次塗布され、ブラックインク34と
イエローインク31の間にパラフィンワックスからなる
透明なインク36が塗布されている。この透明インク3
6はオーバコート層の一例のものである。
るインクリボン14の実施例を示している。インクリボ
ン14はフルカラー画像を形成するためにイエローイン
ク31、マゼンタインク32、シアンインク33、ブラ
ックインク34が順次塗布され、ブラックインク34と
イエローインク31の間にパラフィンワックスからなる
透明なインク36が塗布されている。この透明インク3
6はオーバコート層の一例のものである。
【0051】このインクリボン14を用いて受像媒体1
を往復搬送しイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの
画像を重ね合わせた後、再度受像媒体を戻し、インクリ
ボン14の透明インク36を受像面に転写する。透明イ
ンク36はその他の各色インクより転写する時の溶融粘
度を低くしている。
を往復搬送しイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの
画像を重ね合わせた後、再度受像媒体を戻し、インクリ
ボン14の透明インク36を受像面に転写する。透明イ
ンク36はその他の各色インクより転写する時の溶融粘
度を低くしている。
【0052】また、受像媒体1の多孔質受像層3を形成
するポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニ
トリル、あるいはこれらの重合体などは屈折率が約1.
5に対し、透明インクの主成分であるパラフィンワック
スも1.4強である。透明インクの軟化点は60〜15
0℃で100℃における粘度は50cps以下、できれ
ば20cps以下が望ましい。
するポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニ
トリル、あるいはこれらの重合体などは屈折率が約1.
5に対し、透明インクの主成分であるパラフィンワック
スも1.4強である。透明インクの軟化点は60〜15
0℃で100℃における粘度は50cps以下、できれ
ば20cps以下が望ましい。
【0053】図7は溶融型熱転写記録で画像を形成した
後に透明インク36を転写した状態を示している。透明
インク36の溶融時の粘度が低いので、透明インク36
は転写時に受像媒体1の多孔質受像層3の孔4の基材2
と接する面までに浸透し、充分に孔4を埋める。また、
透明インク36は変形しやすいので、透明インク36の
内部で凝集破壊することがなく、インク36層全体が転
写し転写後の表面は平滑である。
後に透明インク36を転写した状態を示している。透明
インク36の溶融時の粘度が低いので、透明インク36
は転写時に受像媒体1の多孔質受像層3の孔4の基材2
と接する面までに浸透し、充分に孔4を埋める。また、
透明インク36は変形しやすいので、透明インク36の
内部で凝集破壊することがなく、インク36層全体が転
写し転写後の表面は平滑である。
【0054】そして、多孔質受像層3の画像表面での乱
反射が無くなることと、受像媒体1の多孔質受像層3の
インクリボン14が転写していない部分には空気が含ま
れていないことにより、この部分の多孔質受像層3は透
明になり、基材1に施されている印刷画像5である地紋
や定型フォーマットが鮮明に見える。
反射が無くなることと、受像媒体1の多孔質受像層3の
インクリボン14が転写していない部分には空気が含ま
れていないことにより、この部分の多孔質受像層3は透
明になり、基材1に施されている印刷画像5である地紋
や定型フォーマットが鮮明に見える。
【0055】このように受像媒体1の多孔質受像層3の
表面が平坦になり、多孔質受像層3の孔4が埋められ
る。このため、受像媒体1の多孔質受像層3における光
の乱反射が発生せず多孔質受像層3が透明になり、基材
1に施されている印刷画像5を多孔質受像層3を通して
外部から鮮明に見ることができる。
表面が平坦になり、多孔質受像層3の孔4が埋められ
る。このため、受像媒体1の多孔質受像層3における光
の乱反射が発生せず多孔質受像層3が透明になり、基材
1に施されている印刷画像5を多孔質受像層3を通して
外部から鮮明に見ることができる。
【0056】また、多孔質受像層3に溶融型熱転写記録
により形成されたインクリボン14のインク16による
画像を、多孔質受像層3の孔4により濃度が低く不鮮明
な画像になることを防止して鮮明に見ることができる。
により形成されたインクリボン14のインク16による
画像を、多孔質受像層3の孔4により濃度が低く不鮮明
な画像になることを防止して鮮明に見ることができる。
【0057】請求項5の発明の実施例について図8およ
び図9を参照して説明する。図8は溶融型熱転写記録装
置を示している。図8に示した溶融型熱転写記録装置の
画像を形成する部分は図1と同じであるために、図1と
同じ部分は同じ符号を示している。図8において41は
搬送ローラ、42はサーマルヘッド11に対して受像媒
体搬送方向下流側に設けられた紫外線硬化樹脂塗布部、
43は紫外線照射部である。
び図9を参照して説明する。図8は溶融型熱転写記録装
置を示している。図8に示した溶融型熱転写記録装置の
画像を形成する部分は図1と同じであるために、図1と
同じ部分は同じ符号を示している。図8において41は
搬送ローラ、42はサーマルヘッド11に対して受像媒
体搬送方向下流側に設けられた紫外線硬化樹脂塗布部、
43は紫外線照射部である。
【0058】受像媒体1はサーマルヘッド11によりイ
ンクリボン14のインク16が転写される。受像媒体1
はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのインクが転
写されてフルカラー画像が形成される。次いで、受像媒
体1は搬送ローラ41で紫外線硬化樹脂塗布部42に搬
送され、紫外線硬化樹脂塗布部42により多孔質受像層
3の表面に紫外線硬化樹脂が塗布される。
ンクリボン14のインク16が転写される。受像媒体1
はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのインクが転
写されてフルカラー画像が形成される。次いで、受像媒
体1は搬送ローラ41で紫外線硬化樹脂塗布部42に搬
送され、紫外線硬化樹脂塗布部42により多孔質受像層
3の表面に紫外線硬化樹脂が塗布される。
【0059】紫外線硬化樹脂塗布部42はディスペン
サ、ローラコート、スクリーン印刷等が用いられる。紫
外線硬化樹脂の塗布の厚さは10〜100umの一定の
厚さである。また、紫外線硬化樹脂の屈折率は約1.5
である。受像媒体1の基材2に塗布された印刷画像5を
形成するインクは、主成分がワックス、または樹脂であ
り、色材としては顔料を用いているので、インク16の
上に直接紫外線硬化樹脂が塗布されても画像が乱される
ことはない。
サ、ローラコート、スクリーン印刷等が用いられる。紫
外線硬化樹脂の塗布の厚さは10〜100umの一定の
厚さである。また、紫外線硬化樹脂の屈折率は約1.5
である。受像媒体1の基材2に塗布された印刷画像5を
形成するインクは、主成分がワックス、または樹脂であ
り、色材としては顔料を用いているので、インク16の
上に直接紫外線硬化樹脂が塗布されても画像が乱される
ことはない。
【0060】次いで、受像媒体1は紫外線照射部43に
搬送される。紫外線照射部43は例えば高圧水銀ランプ
が用いられる。紫外線は受像媒体1の全面に照射され
る。紫外線が照射されて紫外線硬化樹脂が硬化した受像
媒体1は搬送ローラ44により排出される。
搬送される。紫外線照射部43は例えば高圧水銀ランプ
が用いられる。紫外線は受像媒体1の全面に照射され
る。紫外線が照射されて紫外線硬化樹脂が硬化した受像
媒体1は搬送ローラ44により排出される。
【0061】図9は紫外線硬化樹脂45を受像媒体1に
塗布、硬化した後のインクリボン14のインク16、紫
外線硬化樹脂45の転写状態を示している。紫外線硬化
樹脂45は常温で粘度が30cps以下であるから、受
像媒体1の多孔質受像層3の孔4の中に充分浸透して孔
4を埋める。また、多孔質受像層3の表面は紫外線硬化
樹脂45の流動性により平坦となる。紫外線硬化樹脂4
5自身の表面も流動性により平坦となる。
塗布、硬化した後のインクリボン14のインク16、紫
外線硬化樹脂45の転写状態を示している。紫外線硬化
樹脂45は常温で粘度が30cps以下であるから、受
像媒体1の多孔質受像層3の孔4の中に充分浸透して孔
4を埋める。また、多孔質受像層3の表面は紫外線硬化
樹脂45の流動性により平坦となる。紫外線硬化樹脂4
5自身の表面も流動性により平坦となる。
【0062】そして、多孔質受像層3の画像表面での乱
反射がなくなることと、多孔質受像層3のインク16が
転写していない部分には空気が含まれていなことによ
り、この部分の多孔質受像層3は透明になり、印刷5で
形成される画像である地紋や定型フォーマットが外部か
ら鮮明に見える。
反射がなくなることと、多孔質受像層3のインク16が
転写していない部分には空気が含まれていなことによ
り、この部分の多孔質受像層3は透明になり、印刷5で
形成される画像である地紋や定型フォーマットが外部か
ら鮮明に見える。
【0063】また、紫外線硬化樹脂45は硬化すると機
械的強度が高いので、インクリボン14のインク16が
表面に出ている場合に比べ、画像の機械的耐久性が向上
し、改ざんの防止の機能も果たす。
械的強度が高いので、インクリボン14のインク16が
表面に出ている場合に比べ、画像の機械的耐久性が向上
し、改ざんの防止の機能も果たす。
【0064】このように受像媒体1の多孔質受像層3の
表面が平坦になり、多孔質受像層3の孔4が埋められ
る。このため、受像媒体1の多孔質受像層3における光
の乱反射が発生せず多孔質受像層3が透明になり、基材
1に施されている印刷画像5を多孔質受像層3を通して
外部から鮮明に見ることができる。
表面が平坦になり、多孔質受像層3の孔4が埋められ
る。このため、受像媒体1の多孔質受像層3における光
の乱反射が発生せず多孔質受像層3が透明になり、基材
1に施されている印刷画像5を多孔質受像層3を通して
外部から鮮明に見ることができる。
【0065】また、多孔質受像層3に溶融型熱転写記録
により形成されたインクリボン14のインク16による
画像を、多孔質受像層3の孔4により濃度が低く、不鮮
明な画像になることを防止して鮮明に見ることができ
る。
により形成されたインクリボン14のインク16による
画像を、多孔質受像層3の孔4により濃度が低く、不鮮
明な画像になることを防止して鮮明に見ることができ
る。
【0066】請求項6の発明の溶融型熱転写記録装置の
実施例について図10ないし図12を参照して説明す
る。図10は溶融型熱転写記録装置を示している。図1
0に示した溶融型記録装置の画像を形成する部分は図1
と同じであるために、図1と同じ部分は同じ符号を示し
ている。図10において51はラミネートフィルム5
1、54はサーマルヘッド11に対して受像媒体搬送方
向下流側に設けられた一対のヒートローラである。
実施例について図10ないし図12を参照して説明す
る。図10は溶融型熱転写記録装置を示している。図1
0に示した溶融型記録装置の画像を形成する部分は図1
と同じであるために、図1と同じ部分は同じ符号を示し
ている。図10において51はラミネートフィルム5
1、54はサーマルヘッド11に対して受像媒体搬送方
向下流側に設けられた一対のヒートローラである。
【0067】この溶融型熱転写記録装置では、受像媒体
1はサーマルヘッド11を用いてインクリボン14のイ
ンク16が転写される。受像媒体1にはイエロー、マゼ
ンタ、シアン、ブラックのインクを転写してフルカラー
画像が形成される。その後、受像媒体1は一対のラミネ
ートフィルム51で挟まれる。次いで、受像媒体1は一
対のヒートローラ54を通過することにより、受像媒体
1にラミネートフィルム51がラミネートされて受像媒
体1に保護層が形成される。
1はサーマルヘッド11を用いてインクリボン14のイ
ンク16が転写される。受像媒体1にはイエロー、マゼ
ンタ、シアン、ブラックのインクを転写してフルカラー
画像が形成される。その後、受像媒体1は一対のラミネ
ートフィルム51で挟まれる。次いで、受像媒体1は一
対のヒートローラ54を通過することにより、受像媒体
1にラミネートフィルム51がラミネートされて受像媒
体1に保護層が形成される。
【0068】ラミネートフィルム51は図12に示すよ
うに厚さ100〜150umのポリエステルフィルム5
2に加熱硬化型接着層53を受像媒体1と接触する面に
塗布して構成されている。
うに厚さ100〜150umのポリエステルフィルム5
2に加熱硬化型接着層53を受像媒体1と接触する面に
塗布して構成されている。
【0069】図11に示すように受像媒体1はラミネー
トフィルム51で挟まれて一対のヒートローラ54の間
を通過されると、ラミネートフィルム51の加熱硬化型
接着層53が溶融して固化することによりラミネートフ
ィルム51と受像媒体1とが接着する。
トフィルム51で挟まれて一対のヒートローラ54の間
を通過されると、ラミネートフィルム51の加熱硬化型
接着層53が溶融して固化することによりラミネートフ
ィルム51と受像媒体1とが接着する。
【0070】図12はラミネートフィルム51で受像媒
体1を挟み、ヒートローラ54を通過させた後のインク
リボン14のインク16、加熱硬化型接着層53、ポリ
エステルフィルム52の転写状態を示している。加熱硬
化型接着層53は溶融して多孔質受像層3の孔4中に浸
透して多孔質受像層3の孔4が充分に埋められる。ま
た、ラミネートフィルム51の表面はポリエステルフィ
ルム53であるから容易に平坦化される。
体1を挟み、ヒートローラ54を通過させた後のインク
リボン14のインク16、加熱硬化型接着層53、ポリ
エステルフィルム52の転写状態を示している。加熱硬
化型接着層53は溶融して多孔質受像層3の孔4中に浸
透して多孔質受像層3の孔4が充分に埋められる。ま
た、ラミネートフィルム51の表面はポリエステルフィ
ルム53であるから容易に平坦化される。
【0071】そして、画像表面での乱反射が無くなるこ
とと、受像層3のインク16が転写していない部分には
空気が含まれていないことにより、この部分の受像層3
は透明になり、基材1に施されている印刷画像5である
地紋や定型フォーマットが鮮明に見える。
とと、受像層3のインク16が転写していない部分には
空気が含まれていないことにより、この部分の受像層3
は透明になり、基材1に施されている印刷画像5である
地紋や定型フォーマットが鮮明に見える。
【0072】また、ポリエステルフィルムは機械的強度
が高いので、インクリボン14のインク16が表面に出
ている場合に比べ、画像の機械的耐久性が向上し、改ざ
んの防止の機能も果たす。
が高いので、インクリボン14のインク16が表面に出
ている場合に比べ、画像の機械的耐久性が向上し、改ざ
んの防止の機能も果たす。
【0073】このように受像媒体1の多孔質受像層3の
表面が平坦になり、多孔質受像層3の孔4が埋められ
る。このため、受像媒体1の多孔質受像層3における光
の乱反射が発生せず多孔質受像層3が透明になり、基材
1に施されている印刷画像5を多孔質受像層3を通して
外部から鮮明に見ることができる。
表面が平坦になり、多孔質受像層3の孔4が埋められ
る。このため、受像媒体1の多孔質受像層3における光
の乱反射が発生せず多孔質受像層3が透明になり、基材
1に施されている印刷画像5を多孔質受像層3を通して
外部から鮮明に見ることができる。
【0074】また、多孔質受像層3に溶融型熱転写記録
により形成されたインクリボン14のインク16による
画像を、多孔質受像層3の孔4により濃度が低く、不鮮
明な画像になることを防止して鮮明に見ることができ
る。
により形成されたインクリボン14のインク16による
画像を、多孔質受像層3の孔4により濃度が低く、不鮮
明な画像になることを防止して鮮明に見ることができ
る。
【0075】請求項2ないし請求項6にかかわる溶融型
熱転写記録装置における制御部60について図13のブ
ロック図を参照して説明する、CPU61はROM62
に記憶されているプログラムに沿って制御部全体をコン
トロールする。印字する画像データは外部のパソコンや
スキャナ63からインターフェース64を介してRAM
65に書き込まれる。
熱転写記録装置における制御部60について図13のブ
ロック図を参照して説明する、CPU61はROM62
に記憶されているプログラムに沿って制御部全体をコン
トロールする。印字する画像データは外部のパソコンや
スキャナ63からインターフェース64を介してRAM
65に書き込まれる。
【0076】67はモータドライバであり、これは受像
媒体1の搬送用、インクリボン14の巻き取り用、サー
マルヘッド11とプラテン13の圧接、解除を行うため
のサーマルヘッド駆動用、その他に実施例に応じたヒー
トローラ回転用、記録部以降の受像媒体搬送用のモータ
66の駆動を制御する。また、実施例に応じて、ヒート
ローラの温度を制御するヒータ温度制御部68、紫外線
の発光状態を制御する発光タイミング制御部69が接続
されている。サーマルヘッド11はサーマルヘッド駆動
回路70によりRAM65から読み出された画像データ
に対応して発熱体が発熱する。
媒体1の搬送用、インクリボン14の巻き取り用、サー
マルヘッド11とプラテン13の圧接、解除を行うため
のサーマルヘッド駆動用、その他に実施例に応じたヒー
トローラ回転用、記録部以降の受像媒体搬送用のモータ
66の駆動を制御する。また、実施例に応じて、ヒート
ローラの温度を制御するヒータ温度制御部68、紫外線
の発光状態を制御する発光タイミング制御部69が接続
されている。サーマルヘッド11はサーマルヘッド駆動
回路70によりRAM65から読み出された画像データ
に対応して発熱体が発熱する。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の溶融型熱
転写記方法によれば、溶融型記録用受像媒体の多孔質受
像層の表面に溶融型熱転写記録により画像を形成した後
に、受像媒体の多孔質受像層の表面に、この多孔質受像
層の表面を平坦にするとともに、多孔質受像層の孔を埋
める工程を実施するので、多孔質受像層における孔が埋
められてなくなるとともに、多孔質受像層の表面が平坦
になる。
転写記方法によれば、溶融型記録用受像媒体の多孔質受
像層の表面に溶融型熱転写記録により画像を形成した後
に、受像媒体の多孔質受像層の表面に、この多孔質受像
層の表面を平坦にするとともに、多孔質受像層の孔を埋
める工程を実施するので、多孔質受像層における孔が埋
められてなくなるとともに、多孔質受像層の表面が平坦
になる。
【0078】従って、この請求項1の発明によれば、受
像媒体の多孔質受像層において光の乱反射が発生せず多
孔質受像層が透明になり、基材に施されている印刷の画
像を多孔質受像層を通して外部から鮮明に見ることがで
きる。
像媒体の多孔質受像層において光の乱反射が発生せず多
孔質受像層が透明になり、基材に施されている印刷の画
像を多孔質受像層を通して外部から鮮明に見ることがで
きる。
【0079】また、受像媒体の多孔質受像層に溶融型熱
転写記録により形成されたインクリボンのインクによる
画像を、多孔質受像層の孔により濃度が低く不鮮明な画
像になることを防止して鮮明に見ることができる。
転写記録により形成されたインクリボンのインクによる
画像を、多孔質受像層の孔により濃度が低く不鮮明な画
像になることを防止して鮮明に見ることができる。
【0080】請求項2の溶融型熱転写記装置によれば、
溶融型熱転写記録により多孔質受像層の表面に画像を形
成した後、受像媒体の多孔質受像層の表面を加熱および
加圧することにより、多孔質受像層が軟化してその表面
が平坦になるとともに多孔質受像層の孔がなくなる。
溶融型熱転写記録により多孔質受像層の表面に画像を形
成した後、受像媒体の多孔質受像層の表面を加熱および
加圧することにより、多孔質受像層が軟化してその表面
が平坦になるとともに多孔質受像層の孔がなくなる。
【0081】従って、この請求項2の発明によれば、受
像媒体の多孔質受像層において光の乱反射が発生せず多
孔質受像層が透明になり、基材に施されている印刷の画
像を多孔質受像層を通して外部から鮮明に見ることがで
きる。
像媒体の多孔質受像層において光の乱反射が発生せず多
孔質受像層が透明になり、基材に施されている印刷の画
像を多孔質受像層を通して外部から鮮明に見ることがで
きる。
【0082】また、受像媒体の多孔質受像層に溶融型熱
転写記録により形成されたインクリボンのインクによる
画像を、多孔質受像層の孔により濃度が低く不鮮明な画
像になることを防止して鮮明に見ることができる。
転写記録により形成されたインクリボンのインクによる
画像を、多孔質受像層の孔により濃度が低く不鮮明な画
像になることを防止して鮮明に見ることができる。
【0083】請求項3の溶融型熱転写記装置によれば、
溶融型熱転写記録により多孔質受像層の表面に画像を形
成した後、表面が平坦で透明なオーバコート層を形成す
ることにより、オーバーコート層の一部が多孔質受像層
の孔の中に浸透して孔が埋まるとともに、オーバーコー
ト層が多孔質受像層の表面を平坦にする。なお、オーバ
ーコート層の表面は平坦面である。
溶融型熱転写記録により多孔質受像層の表面に画像を形
成した後、表面が平坦で透明なオーバコート層を形成す
ることにより、オーバーコート層の一部が多孔質受像層
の孔の中に浸透して孔が埋まるとともに、オーバーコー
ト層が多孔質受像層の表面を平坦にする。なお、オーバ
ーコート層の表面は平坦面である。
【0084】従って、この請求項3の発明によれば、受
像媒体の多孔質受像層における光の乱反射が発生せず多
孔質受像層が透明になり、基材に施されている印刷の画
像を多孔質受像層を通して外部から鮮明に見ることがで
きる。
像媒体の多孔質受像層における光の乱反射が発生せず多
孔質受像層が透明になり、基材に施されている印刷の画
像を多孔質受像層を通して外部から鮮明に見ることがで
きる。
【0085】また、受像媒体の多孔質受像層に溶融型熱
転写記録により形成されたインクリボンのインクによる
画像を、多孔質受像層の孔により濃度が低く不鮮明な画
像になることを防止して鮮明に見ることができる。
転写記録により形成されたインクリボンのインクによる
画像を、多孔質受像層の孔により濃度が低く不鮮明な画
像になることを防止して鮮明に見ることができる。
【0086】請求項4によれば、オーバーコート層を形
成する手段を、熱溶融性部材を多孔質受像層の表面に熱
転写するものとすると、熱溶融性部材が多孔質受像層の
孔を充分に埋めることができるとともに、熱溶融性部材
が多孔質受像層の表面を容易に平坦にできる。
成する手段を、熱溶融性部材を多孔質受像層の表面に熱
転写するものとすると、熱溶融性部材が多孔質受像層の
孔を充分に埋めることができるとともに、熱溶融性部材
が多孔質受像層の表面を容易に平坦にできる。
【0087】また、請求項5によれば、オーバーコート
層を形成する手段を、紫外線硬化樹脂を多孔質受像層の
表面に塗布して、紫外線の照射により紫外線硬化樹脂を
硬化させるものとすると、紫外線硬化樹脂が多孔質受像
層の孔を充分に埋めることができるとともに、紫外線硬
化樹脂が多孔質受像層の表面を容易に平坦にできる。さ
らに、紫外線硬化樹脂は硬化すると機械的強度が高いの
で、溶融インクが表面に出ている場合に比べ、画像の機
械的耐久性が向上して、改ざんの防止にもなるという利
点もある。
層を形成する手段を、紫外線硬化樹脂を多孔質受像層の
表面に塗布して、紫外線の照射により紫外線硬化樹脂を
硬化させるものとすると、紫外線硬化樹脂が多孔質受像
層の孔を充分に埋めることができるとともに、紫外線硬
化樹脂が多孔質受像層の表面を容易に平坦にできる。さ
らに、紫外線硬化樹脂は硬化すると機械的強度が高いの
で、溶融インクが表面に出ている場合に比べ、画像の機
械的耐久性が向上して、改ざんの防止にもなるという利
点もある。
【0088】請求項6の溶融型熱転写記録装置によれ
ば、受像媒体の多孔質受像層の表面に、フィルムおよび
接着剤からなるラミネートフィルムをラミネートするの
で、多孔質受像層の表面にラミネートされたラミネート
フィルムの接着剤が多孔質受像層の孔の中に浸透すると
ともに、ラミネートフィルムが多孔質受像層の表面を平
坦に覆う。ラミネートフィルムの表面は平坦面である。
ば、受像媒体の多孔質受像層の表面に、フィルムおよび
接着剤からなるラミネートフィルムをラミネートするの
で、多孔質受像層の表面にラミネートされたラミネート
フィルムの接着剤が多孔質受像層の孔の中に浸透すると
ともに、ラミネートフィルムが多孔質受像層の表面を平
坦に覆う。ラミネートフィルムの表面は平坦面である。
【0089】従って、この請求項6の発明によれば、受
像媒体の多孔質受像層における光の乱反射が発生せず多
孔質受像層が透明になり、基材に施されている印刷の画
像を多孔質受像層を通して外部から鮮明に見ることがで
きる。
像媒体の多孔質受像層における光の乱反射が発生せず多
孔質受像層が透明になり、基材に施されている印刷の画
像を多孔質受像層を通して外部から鮮明に見ることがで
きる。
【0090】また、受像媒体の多孔質受像層に溶融型熱
転写記録により形成されたインクリボンのインクによる
画像を、多孔質受像層の孔により濃度が低く、ボケた画
像になることを防止して鮮明に見ることができる。さら
に、ラミネートフィルムは機械的強度が高いので、溶融
インクが表面に出ている場合に比べ、画像の機械的耐久
性が向上し、改ざんの防止にもなる。
転写記録により形成されたインクリボンのインクによる
画像を、多孔質受像層の孔により濃度が低く、ボケた画
像になることを防止して鮮明に見ることができる。さら
に、ラミネートフィルムは機械的強度が高いので、溶融
インクが表面に出ている場合に比べ、画像の機械的耐久
性が向上し、改ざんの防止にもなる。
【図1】請求項2の発明の実施例における記録方法を示
す図。
す図。
【図2】同実施例における受像媒体を示す断面図。
【図3】同実施例における受像媒体を示す断面図。
【図4】請求項3および請求項4の発明の実施例におけ
る記録方法を示す図。
る記録方法を示す図。
【図5】同実施例に用いるインクリボンを示す図。
【図6】同実施例に用いるインクリボンを示す図。
【図7】同実施例における受像媒体を示す断面図。
【図8】請求項5の発明の実施例における記録方法を示
す図。
す図。
【図9】同実施例における受像媒体を示す断面図。
【図10】請求項6の発明の実施例における記録方法を
示す図。
示す図。
【図11】同実施例における記録方法を示す図。
【図12】同実施例における受像媒体を示す断面図。
【図13】溶融型熱転写記録装置の制御部を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図14】熱転写記録における階調記録の原理を示す
図。
図。
【図15】従来の溶融型熱転写記録に用いる受像媒体の
例を示す断面図。
例を示す断面図。
【図16】従来の受像媒体の例を示す断面図。
【図17】従来の受像媒体の例を斜視図。
【図18】従来の溶融型熱転写記録を示す図。
【図19】従来の受像媒体の例を示す断面図。
【図20】従来の受像媒体の例を示す斜視図。
1…受像媒体、 2…基材、 3…多孔質受像層、 4…孔、 5…印刷画像、 11…サーマルヘッド、 12…発熱体、 13…プラテンローラ、 14…インクリボン、 15…ベース、 16…インク、 25…ヒートローラ、 26…熱源、 27…ローラ、 36…透明インク、 42…紫外線硬化樹脂塗布部、 43…紫外線照射部、 51…ラミネートフィルム、 53…ヒートローラ、 60…制御部、 61…CPU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41M 7/00 7416−2H B41M 5/26 A
Claims (6)
- 【請求項1】 基材の表面に印刷を施し、この印刷層を
覆って前記基材の表面に多孔質受像層を設けた溶融型記
録用受像媒体の前記多孔質受像層の表面に溶融型熱転写
記録により画像を形成する工程と、前記受像媒体の多孔
質受像層の表面に、この多孔質受像層の表面を平坦にす
るとともに、前記多孔質受像層の孔を埋める工程とを具
備することを特徴とする溶融型熱転写記録方法。 - 【請求項2】 基材の表面に印刷を施し、この印刷層を
覆って前記基材の表面に多孔質受像層を設けた溶融型記
録用受像媒体の前記多孔質受像層の表面に溶融型熱転写
記録により画像を形成する手段と、前記受像媒体の多孔
質受像層の表面を加熱および加圧して、前記多孔質受像
層の表面を平坦にするとともに、前記多孔質受像層の孔
を埋める手段とを具備することを特徴とする溶融型熱転
写記録装置。 - 【請求項3】 基材の表面に印刷を施し、この印刷層を
覆って前記基材の表面に多孔質受像層を設けた溶融型記
録用受像媒体の前記多孔質受像層の表面に溶融型熱転写
記録により画像を形成する手段と、前記受像媒体の多孔
質受像層の表面に、表面が平坦で透明なオーバコート層
を形成して前記多孔質受像層の孔を埋める手段とを具備
することを特徴とする溶融型熱転写記録装置。 - 【請求項4】 受像媒体の多孔質受像層の表面にオーバ
コート層を形成する手段は、受像媒体の多孔質受像層の
表面に熱溶融性部材を熱転写するものである請求項3に
記載の溶融型熱転写記録装置。 - 【請求項5】 受像媒体の多孔質受像層の表面にオーバ
コート層を形成する手段は、受像媒体の多孔質受像層の
表面に紫外線硬化樹脂を塗布し、その後この紫外線硬化
樹脂に紫外線を照射して、前記紫外線硬化樹脂を硬化さ
せるものである請求項3に記載の溶融型熱転写記録装
置。 - 【請求項6】 基材の表面に印刷を施し、この印刷層を
覆って前記基材の表面に多孔質受像層を設けた溶融型記
録用受像媒体の前記多孔質受像層の表面に溶融型熱転写
記録により画像を形成する手段と、この手段で画像が形
成された前記受像媒体の多孔質受像層の表面に、フィル
ムおよび接着剤からなるラミネートフィルムをラミネー
トして前記多孔質受像層の孔を埋める手段とを具備する
ことを特徴とする溶融型熱転写記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6231721A JPH0890807A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 溶融型熱転写記録方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6231721A JPH0890807A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 溶融型熱転写記録方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0890807A true JPH0890807A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16927988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6231721A Pending JPH0890807A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 溶融型熱転写記録方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0890807A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002365394A (ja) * | 2001-06-05 | 2002-12-18 | Sanko Kasei Kogyo Kk | 放射線遮蔽体及びその製造方法 |
| JP2014240184A (ja) * | 2013-05-13 | 2014-12-25 | キヤノン株式会社 | プリンタ装置、制御装置、制御方法、プログラム |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP6231721A patent/JPH0890807A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002365394A (ja) * | 2001-06-05 | 2002-12-18 | Sanko Kasei Kogyo Kk | 放射線遮蔽体及びその製造方法 |
| JP2014240184A (ja) * | 2013-05-13 | 2014-12-25 | キヤノン株式会社 | プリンタ装置、制御装置、制御方法、プログラム |
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