JPH0897163A - 半導体ウエハの製造方法、半導体ウエハ、半導体集積回路装置の製造方法および半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体ウエハの製造方法、半導体ウエハ、半導体集積回路装置の製造方法および半導体集積回路装置Info
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- JPH0897163A JPH0897163A JP6265529A JP26552994A JPH0897163A JP H0897163 A JPH0897163 A JP H0897163A JP 6265529 A JP6265529 A JP 6265529A JP 26552994 A JP26552994 A JP 26552994A JP H0897163 A JPH0897163 A JP H0897163A
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- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
- Recrystallisation Techniques (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体集積回路装置の性能および信頼性を向
上させるとともに、半導体集積回路装置のコストを低減
させる。 【構成】 所定導電形の不純物を含有する半導体基板本
体2Sの主面上に、前記不純物と同一導電形で、かつ、
前記不純物の設計上の濃度と同一濃度の不純物を含有す
るエピタキシャル層2Eを形成した後、そのエピタキシ
ャル層2E上にMOS・FET4N,4Pのゲート絶縁
膜4Nc,4Pcを形成する。
上させるとともに、半導体集積回路装置のコストを低減
させる。 【構成】 所定導電形の不純物を含有する半導体基板本
体2Sの主面上に、前記不純物と同一導電形で、かつ、
前記不純物の設計上の濃度と同一濃度の不純物を含有す
るエピタキシャル層2Eを形成した後、そのエピタキシ
ャル層2E上にMOS・FET4N,4Pのゲート絶縁
膜4Nc,4Pcを形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハの製造方
法、半導体ウエハ、半導体集積回路装置の製造方法およ
び半導体集積回路装置技術に関し、特に、半導体基板本
体の表面にエピタキシャル層を形成する、いわゆるエピ
タキシャルウエハの製造方法、エピタキシャルウエハ、
それを用いた半導体集積回路装置の製造方法および半導
体集積回路装置に適用して有効な技術に関するものであ
る。
法、半導体ウエハ、半導体集積回路装置の製造方法およ
び半導体集積回路装置技術に関し、特に、半導体基板本
体の表面にエピタキシャル層を形成する、いわゆるエピ
タキシャルウエハの製造方法、エピタキシャルウエハ、
それを用いた半導体集積回路装置の製造方法および半導
体集積回路装置に適用して有効な技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】エピタキシャルウエハは、鏡面仕上げを
施した半導体ウエハ(鏡面ウエハ)の主面上にエピタキ
シャル成長法によりエピタキシャル層を設けてなる構造
の半導体ウエハである。
施した半導体ウエハ(鏡面ウエハ)の主面上にエピタキ
シャル成長法によりエピタキシャル層を設けてなる構造
の半導体ウエハである。
【0003】エピタキシャルウエハは、ソフトエラー抑
制やラッチアップ耐性に優れている上、エピタキシャル
層上に形成されるゲート絶縁膜の耐圧特性が良好でゲー
ト絶縁膜の欠陥密度を大幅に低減できる等のような特徴
を有しており、半導体集積回路装置の製造技術への適用
が進められている。
制やラッチアップ耐性に優れている上、エピタキシャル
層上に形成されるゲート絶縁膜の耐圧特性が良好でゲー
ト絶縁膜の欠陥密度を大幅に低減できる等のような特徴
を有しており、半導体集積回路装置の製造技術への適用
が進められている。
【0004】このようなエピタキシャルウエハについて
は、例えば次の2つの技術がある。
は、例えば次の2つの技術がある。
【0005】第1の技術は、例えば応用物理学会、19
91年8月10日発行、「応用物理第60巻 第8号」
P762〜P763に記載された技術であり、p+ (n
+)形の半導体基板上に、その半導体基板のp(n)形
不純物濃度よりも低濃度のp(n)形不純物を含有する
p(n)形のエピタキシャル層を設けてなるエピタキシ
ャルウエハについて説明されている。
91年8月10日発行、「応用物理第60巻 第8号」
P762〜P763に記載された技術であり、p+ (n
+)形の半導体基板上に、その半導体基板のp(n)形
不純物濃度よりも低濃度のp(n)形不純物を含有する
p(n)形のエピタキシャル層を設けてなるエピタキシ
ャルウエハについて説明されている。
【0006】この場合、ウエルと称する半導体領域をエ
ピタキシャル層内に形成し、そのウエル上にMOS・F
ETを形成する構造について記載されている。この場合
のウエルはエピタキシャル層表面からの不純物拡散によ
って形成されているため、ウエルにおける不純物濃度は
表面が高く内部が低い分布となっている。
ピタキシャル層内に形成し、そのウエル上にMOS・F
ETを形成する構造について記載されている。この場合
のウエルはエピタキシャル層表面からの不純物拡散によ
って形成されているため、ウエルにおける不純物濃度は
表面が高く内部が低い分布となっている。
【0007】第2の従来技術は、例えば特開平1−26
0832号公報に記載された技術であり、p形の半導体
基板上に、p形のエピタキシャル層を設けてなるエピタ
キシャルウエハについて説明されている。この場合、素
子形成用の拡散層がエピタキシャル層の表面から半導体
基板の上部に及んで形成されている。
0832号公報に記載された技術であり、p形の半導体
基板上に、p形のエピタキシャル層を設けてなるエピタ
キシャルウエハについて説明されている。この場合、素
子形成用の拡散層がエピタキシャル層の表面から半導体
基板の上部に及んで形成されている。
【0008】そして、この拡散層を形成する際に、半導
体基板本体に拡散層形成用の不純物を導入した後、その
半導体基板本体上にエピタキシャル層を成長させ、その
際同時に半導体基板本体上部の不純物を拡散させて拡散
層を形成する方法について説明されている。
体基板本体に拡散層形成用の不純物を導入した後、その
半導体基板本体上にエピタキシャル層を成長させ、その
際同時に半導体基板本体上部の不純物を拡散させて拡散
層を形成する方法について説明されている。
【0009】この場合の不純物濃度の分布はエピタキシ
ャル層と半導体基板本体との境界部においてピークを形
成するような山なりの曲線となっており、エピタキシャ
ル層の表面側で低く、エピタキシャル層と半導体基板本
体との境界部において高く、さらに、半導体基板本体の
内部において低い分布となっている。
ャル層と半導体基板本体との境界部においてピークを形
成するような山なりの曲線となっており、エピタキシャ
ル層の表面側で低く、エピタキシャル層と半導体基板本
体との境界部において高く、さらに、半導体基板本体の
内部において低い分布となっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記第1の
技術においては、これを用いて製造された半導体集積回
路装置の性能および信頼性については優れているもの
の、エピタキシャル層が厚く、高濃度の不純物を含有す
る高価な半導体基板を用いているため、コスト面におい
て問題がある。
技術においては、これを用いて製造された半導体集積回
路装置の性能および信頼性については優れているもの
の、エピタキシャル層が厚く、高濃度の不純物を含有す
る高価な半導体基板を用いているため、コスト面におい
て問題がある。
【0011】また、上記第2の技術においては、拡散層
を形成する際に半導体基板の上部の不純物を拡散するこ
とによって形成する、いわゆる上方拡散によって形成す
るため、不純物濃度の設定が難しく拡散層の形成精度が
低下する問題がある。また、いわゆる鏡面ウエハを用い
たLSIの製造プロセスの変更を余儀なくさせる問題も
ある。
を形成する際に半導体基板の上部の不純物を拡散するこ
とによって形成する、いわゆる上方拡散によって形成す
るため、不純物濃度の設定が難しく拡散層の形成精度が
低下する問題がある。また、いわゆる鏡面ウエハを用い
たLSIの製造プロセスの変更を余儀なくさせる問題も
ある。
【0012】本発明の目的は、半導体基板上に半導体単
結晶層を設けてなる半導体ウエハのコストを低減するこ
とのできる技術を提供することにある。
結晶層を設けてなる半導体ウエハのコストを低減するこ
とのできる技術を提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、半導体集積回路装置
の性能および信頼性を向上させるとともに、半導体集積
回路装置のコストを低減させることのできる技術を提供
することにある。
の性能および信頼性を向上させるとともに、半導体集積
回路装置のコストを低減させることのできる技術を提供
することにある。
【0014】本発明の目的は、半導体基板上に半導体単
結晶層を設けてなる半導体ウエハに半導体領域を形成す
る際の形成制御を容易にすることのできる技術を提供す
ることにある。
結晶層を設けてなる半導体ウエハに半導体領域を形成す
る際の形成制御を容易にすることのできる技術を提供す
ることにある。
【0015】本発明の目的は、いわゆる鏡面ウエハを用
いた半導体集積回路装置の製造プロセスをそのまま使用
することのできる技術を提供することにある。
いた半導体集積回路装置の製造プロセスをそのまま使用
することのできる技術を提供することにある。
【0016】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、明細書の記述および添付図面から明らかにな
るであろう。
な特徴は、明細書の記述および添付図面から明らかにな
るであろう。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0018】すなわち、本発明の半導体ウエハの製造方
法は、所定導電形の不純物を含有する半導体基板本体の
表面に、前記不純物と同一導電形で、かつ、前記不純物
の設計上の濃度と同一濃度の不純物を含有する半導体単
結晶層を形成する工程を有するものである。
法は、所定導電形の不純物を含有する半導体基板本体の
表面に、前記不純物と同一導電形で、かつ、前記不純物
の設計上の濃度と同一濃度の不純物を含有する半導体単
結晶層を形成する工程を有するものである。
【0019】また、本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、所定導電形の不純物を含有する半導体基板本体
の表面に、前記不純物と同一導電形で、かつ、前記不純
物の設計上の濃度と同一濃度の不純物を含有する半導体
単結晶層を形成する工程と、前記半導体単結晶層上に酸
化膜を形成する工程とを有するものである。
方法は、所定導電形の不純物を含有する半導体基板本体
の表面に、前記不純物と同一導電形で、かつ、前記不純
物の設計上の濃度と同一濃度の不純物を含有する半導体
単結晶層を形成する工程と、前記半導体単結晶層上に酸
化膜を形成する工程とを有するものである。
【0020】また、本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、所定導電形の不純物を含有する半導体基板本体
の表面に、前記不純物と同一導電形で、かつ、前記半導
体基板本体の不純物濃度以下の濃度の不純物を含有する
半導体単結晶層を形成する工程と、前記半導体単結晶層
の深さ方向に向かって不純物濃度が次第に低下するよう
な第1半導体領域を前記半導体単結晶層の表面から前記
半導体基板本体の上部にかけて形成する工程と、前記第
1半導体領域上に酸化膜を形成する工程とを有するもの
である。
方法は、所定導電形の不純物を含有する半導体基板本体
の表面に、前記不純物と同一導電形で、かつ、前記半導
体基板本体の不純物濃度以下の濃度の不純物を含有する
半導体単結晶層を形成する工程と、前記半導体単結晶層
の深さ方向に向かって不純物濃度が次第に低下するよう
な第1半導体領域を前記半導体単結晶層の表面から前記
半導体基板本体の上部にかけて形成する工程と、前記第
1半導体領域上に酸化膜を形成する工程とを有するもの
である。
【0021】また、本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、前記第1半導体領域を形成する工程に際して、
前記半導体単結晶層に不純物をイオン打ち込みした後、
その打ち込まれた不純物を熱拡散する工程を有するもの
である。
方法は、前記第1半導体領域を形成する工程に際して、
前記半導体単結晶層に不純物をイオン打ち込みした後、
その打ち込まれた不純物を熱拡散する工程を有するもの
である。
【0022】また、本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、前記第1半導体領域が相補形MOS・FET回
路形成用のウエルとするものである。
方法は、前記第1半導体領域が相補形MOS・FET回
路形成用のウエルとするものである。
【0023】
【作用】上記した本発明の半導体ウエハの製造方法によ
れば、高価な高濃度の半導体基板本体を用いないととも
に、半導体単結晶を薄くできるので、高い素子特性およ
び信頼性を実現可能な半導体ウエハのコストを低減する
ことが可能となる。
れば、高価な高濃度の半導体基板本体を用いないととも
に、半導体単結晶を薄くできるので、高い素子特性およ
び信頼性を実現可能な半導体ウエハのコストを低減する
ことが可能となる。
【0024】また、上記した本発明の半導体集積回路装
置の製造方法によれば、半導体単結晶層上にMOS・F
ETのゲート絶縁膜を形成することにより、膜質の良好
なゲート絶縁膜を形成することができるので、ゲート絶
縁膜の耐圧を向上でき、ゲート絶縁膜の欠陥密度を低減
することが可能となる。しかも、高価な高濃度の半導体
基板本体を用いないで済むとともに、半導体単結晶層を
薄くできるので、高い素子特性および信頼性を持つ半導
体集積回路装置のコストを低減することが可能となる。
置の製造方法によれば、半導体単結晶層上にMOS・F
ETのゲート絶縁膜を形成することにより、膜質の良好
なゲート絶縁膜を形成することができるので、ゲート絶
縁膜の耐圧を向上でき、ゲート絶縁膜の欠陥密度を低減
することが可能となる。しかも、高価な高濃度の半導体
基板本体を用いないで済むとともに、半導体単結晶層を
薄くできるので、高い素子特性および信頼性を持つ半導
体集積回路装置のコストを低減することが可能となる。
【0025】また、上記した本発明の半導体集積回路装
置の製造方法によれば、半導体基板にウエル等の半導体
領域を形成する際に、不純物濃度や深さ等を設定する際
の自由度が大きいので、その形成制御を容易とすること
が可能となる。このため、不良発生を低減でき、歩留り
を向上させることが可能となる。また、半導体集積回路
装置のコストを低減することが可能となる。
置の製造方法によれば、半導体基板にウエル等の半導体
領域を形成する際に、不純物濃度や深さ等を設定する際
の自由度が大きいので、その形成制御を容易とすること
が可能となる。このため、不良発生を低減でき、歩留り
を向上させることが可能となる。また、半導体集積回路
装置のコストを低減することが可能となる。
【0026】また、上記した本発明の半導体集積回路装
置の製造方法によれば、半導体単結晶層の下層の半導体
基板本体の不純物濃度を半導体単結晶層の不純物濃度よ
りも高くしたことにより、半導体基板本体の抵抗が相対
的に低くなるので、ラッチアップ耐性を向上させること
が可能となる。
置の製造方法によれば、半導体単結晶層の下層の半導体
基板本体の不純物濃度を半導体単結晶層の不純物濃度よ
りも高くしたことにより、半導体基板本体の抵抗が相対
的に低くなるので、ラッチアップ耐性を向上させること
が可能となる。
【0027】また、上記した本発明の半導体集積回路装
置の製造方法によれば、第1半導体領域をイオン打ち込
み方法および熱拡散法によって形成することにより、半
導体基板本体上に半導体単結晶層を設けた半導体ウエハ
を用いて半導体集積回路装置を製造する際に、設計変更
や製造プロセスの変更等を伴わず、いわゆる鏡面ウエハ
を用いた半導体集積回路装置と同一の方法をそのまま使
用して半導体集積回路装置を製造することが可能とな
る。
置の製造方法によれば、第1半導体領域をイオン打ち込
み方法および熱拡散法によって形成することにより、半
導体基板本体上に半導体単結晶層を設けた半導体ウエハ
を用いて半導体集積回路装置を製造する際に、設計変更
や製造プロセスの変更等を伴わず、いわゆる鏡面ウエハ
を用いた半導体集積回路装置と同一の方法をそのまま使
用して半導体集積回路装置を製造することが可能とな
る。
【0028】また、上記した本発明の半導体集積回路装
置の製造方法によれば、例えば酸素析出物等の欠陥が少
ない半導体単結晶層上にダイナミック形ランダムアクセ
スメモリのメモリセルを設けたことにより、メモリセル
のトランスファMOS・FETにおけるソース領域およ
びドレイン領域における接合リーク電流を低減すること
ができる。また、メモリセルのキャパシタの電荷のリー
クを抑制でき、電荷蓄積時間を長くすることができるの
で、リフレッシュ特性を向上させることができる。した
がって、ダイナミック形ランダムアクセスメモリの性
能、信頼性および歩留りを向上させることが可能とな
る。
置の製造方法によれば、例えば酸素析出物等の欠陥が少
ない半導体単結晶層上にダイナミック形ランダムアクセ
スメモリのメモリセルを設けたことにより、メモリセル
のトランスファMOS・FETにおけるソース領域およ
びドレイン領域における接合リーク電流を低減すること
ができる。また、メモリセルのキャパシタの電荷のリー
クを抑制でき、電荷蓄積時間を長くすることができるの
で、リフレッシュ特性を向上させることができる。した
がって、ダイナミック形ランダムアクセスメモリの性
能、信頼性および歩留りを向上させることが可能とな
る。
【0029】また、上記した本発明の半導体集積回路装
置の製造方法によれば、例えば酸素析出物等の欠陥が少
ない半導体単結晶層上にスタティック形ランダムアクセ
スメモリのメモリセルを設けたことにより、メモリセル
を構成するMOS・FETにおけるソース領域およびド
レイン領域における接合リーク電流を低減することがで
きるので、データリテンションレベルを向上させること
ができ、データリテンション不良率を低減することが可
能となる。したがって、スタティック形ランダムアクセ
スメモリの性能、信頼性および歩留りを向上させること
が可能となる。
置の製造方法によれば、例えば酸素析出物等の欠陥が少
ない半導体単結晶層上にスタティック形ランダムアクセ
スメモリのメモリセルを設けたことにより、メモリセル
を構成するMOS・FETにおけるソース領域およびド
レイン領域における接合リーク電流を低減することがで
きるので、データリテンションレベルを向上させること
ができ、データリテンション不良率を低減することが可
能となる。したがって、スタティック形ランダムアクセ
スメモリの性能、信頼性および歩留りを向上させること
が可能となる。
【0030】また、上記した本発明の半導体集積回路装
置の製造方法によれば、例えば酸素析出物等の欠陥が少
ない半導体単結晶層上にデータを電気的に消去および書
き込むことが可能なリードオンリメモリのメモリセルを
設けたことにより、データ書き込み耐性を向上させるこ
とができ、データ消去のバラツキを低減することが可能
となる。したがって、データを電気的に消去および書き
込むことが可能なリードオンリメモリの性能、信頼性お
よび歩留りを向上させることが可能となる。
置の製造方法によれば、例えば酸素析出物等の欠陥が少
ない半導体単結晶層上にデータを電気的に消去および書
き込むことが可能なリードオンリメモリのメモリセルを
設けたことにより、データ書き込み耐性を向上させるこ
とができ、データ消去のバラツキを低減することが可能
となる。したがって、データを電気的に消去および書き
込むことが可能なリードオンリメモリの性能、信頼性お
よび歩留りを向上させることが可能となる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0032】(実施例1)図1は本発明の一実施例であ
る半導体集積回路装置の要部断面図、図2は図1の半導
体集積回路装置の製造工程中において用いられる半導体
ウエハの平面図、図3〜図8は図1の半導体集積回路装
置の製造工程中における要部断面図である。
る半導体集積回路装置の要部断面図、図2は図1の半導
体集積回路装置の製造工程中において用いられる半導体
ウエハの平面図、図3〜図8は図1の半導体集積回路装
置の製造工程中における要部断面図である。
【0033】図1に示すように、本実施例1の半導体集
積回路装置1を構成する半導体基板2は、半導体基板本
体2Sと、エピタキシャル層(半導体単結晶層)2E
と、ゲッタリング層(捕縛領域)2Gとから構成されて
いる。
積回路装置1を構成する半導体基板2は、半導体基板本
体2Sと、エピタキシャル層(半導体単結晶層)2E
と、ゲッタリング層(捕縛領域)2Gとから構成されて
いる。
【0034】半導体基板本体2Sは、例えば厚さ1μm
程度のp- 形のシリコン(Si)単結晶等からなる。半
導体基板本体2Sには、例えばp形不純物のホウ素が導
入されており、その不純物濃度は、例えば1.3×1015
atms/cm3 程度である。
程度のp- 形のシリコン(Si)単結晶等からなる。半
導体基板本体2Sには、例えばp形不純物のホウ素が導
入されており、その不純物濃度は、例えば1.3×1015
atms/cm3 程度である。
【0035】半導体基板本体2Sの主面上には、例えば
p- 形のSi単結晶等からなるエピタキシャル層2Eが
形成されている。エピタキシャル層2Eには、例えばp
形不純物のホウ素が導入されており、その不純物濃度
は、半導体基板本体2Sの設計上の不純物濃度と等し
く、例えば1.3×1015atms/cm3 である。
p- 形のSi単結晶等からなるエピタキシャル層2Eが
形成されている。エピタキシャル層2Eには、例えばp
形不純物のホウ素が導入されており、その不純物濃度
は、半導体基板本体2Sの設計上の不純物濃度と等し
く、例えば1.3×1015atms/cm3 である。
【0036】ここで、設計上の不純物濃度とは、許容値
を含むことを意味している。すなわち、設計上の不純物
濃度と等しいとは、半導体基板本体2Sの設計上の不純
物濃度が〔不純物濃度値:A〕±〔許容値:α〕で表さ
れ、半導体基板本体2Sの実際の不純物濃度がAの場
合、エピタキシャル層2Eの実際の不純物濃度がAでな
くてもA±αの範囲内であれば半導体基板本体2Sとエ
ピタキシャル層2Eとの不純物濃度は等しいとすること
を意味している。
を含むことを意味している。すなわち、設計上の不純物
濃度と等しいとは、半導体基板本体2Sの設計上の不純
物濃度が〔不純物濃度値:A〕±〔許容値:α〕で表さ
れ、半導体基板本体2Sの実際の不純物濃度がAの場
合、エピタキシャル層2Eの実際の不純物濃度がAでな
くてもA±αの範囲内であれば半導体基板本体2Sとエ
ピタキシャル層2Eとの不純物濃度は等しいとすること
を意味している。
【0037】このように、本実施例1においては、p-
形の半導体基板本体2S上に、p-形のエピタキシャル
層2Eが形成されており、高価なp+ 形の半導体基板本
体を用いていないので、半導体基板2のコストを半分近
くまで下げることができる。
形の半導体基板本体2S上に、p-形のエピタキシャル
層2Eが形成されており、高価なp+ 形の半導体基板本
体を用いていないので、半導体基板2のコストを半分近
くまで下げることができる。
【0038】例えばp+ 形の半導体基板本体上にp- 形
のエピタキシャル層を設ける従来の半導体基板の場合
は、そのコストが、エピタキシャル層を設けない通常の
半導体基板の2.5倍〜3倍になるのに対して、本実施例
1の場合は半導体基板のコストをその通常の半導体基板
の1.5倍程度に抑えることができる。したがって、半導
体集積回路装置のコストを下げることが可能となる。
のエピタキシャル層を設ける従来の半導体基板の場合
は、そのコストが、エピタキシャル層を設けない通常の
半導体基板の2.5倍〜3倍になるのに対して、本実施例
1の場合は半導体基板のコストをその通常の半導体基板
の1.5倍程度に抑えることができる。したがって、半導
体集積回路装置のコストを下げることが可能となる。
【0039】エピタキシャル層2Eの厚さは、例えば1
μm程度であり、比較的薄く形成されている。このた
め、以下の効果が得られる。
μm程度であり、比較的薄く形成されている。このた
め、以下の効果が得られる。
【0040】第1に、エピタキシャル層2Eの厚さ、抵
抗率等の設定制御が容易である。第2に、第1の理由に
よりエピタキシャル層を形成するための成膜装置に高い
成膜精度等が要求されないので高価な成膜装置を用いな
いでも済む。第3にエピタキシャル層の形成が容易にな
りスループットを向上させることができる。第4に、第
1、第2および第3の理由により半導体基板2のコスト
を下げることが可能である。
抗率等の設定制御が容易である。第2に、第1の理由に
よりエピタキシャル層を形成するための成膜装置に高い
成膜精度等が要求されないので高価な成膜装置を用いな
いでも済む。第3にエピタキシャル層の形成が容易にな
りスループットを向上させることができる。第4に、第
1、第2および第3の理由により半導体基板2のコスト
を下げることが可能である。
【0041】エピタキシャル層2Eの厚さの下限は、後
述するMOS・FETにおけるゲート絶縁膜の厚さの半
分以上の厚さである。これは、MOS・FETのゲート
絶縁膜を形成する際、ゲート絶縁膜の厚さの半分が半導
体基板2側に入り込むことを考慮して設定されている。
述するMOS・FETにおけるゲート絶縁膜の厚さの半
分以上の厚さである。これは、MOS・FETのゲート
絶縁膜を形成する際、ゲート絶縁膜の厚さの半分が半導
体基板2側に入り込むことを考慮して設定されている。
【0042】すなわち、エピタキシャル層2Eの厚さを
ゲート絶縁膜の厚さの半分より薄くした場合、エピタキ
シャル層2E上にゲート絶縁膜を形成する際に、エピタ
キシャル層2Eの全体がゲート絶縁膜に食われてしまう
結果、ゲート絶縁膜が半導体基板本体2Sの上面に形成
される構造となり、エピタキシャル層2E上にゲート絶
縁膜を形成する場合の効果、すなわち、良好なゲート絶
縁膜を形成でき、ゲート絶縁膜の耐圧向上等の効果が得
られなくなるからである。
ゲート絶縁膜の厚さの半分より薄くした場合、エピタキ
シャル層2E上にゲート絶縁膜を形成する際に、エピタ
キシャル層2Eの全体がゲート絶縁膜に食われてしまう
結果、ゲート絶縁膜が半導体基板本体2Sの上面に形成
される構造となり、エピタキシャル層2E上にゲート絶
縁膜を形成する場合の効果、すなわち、良好なゲート絶
縁膜を形成でき、ゲート絶縁膜の耐圧向上等の効果が得
られなくなるからである。
【0043】また、エピタキシャル層2Eの厚さの上限
は、製品や製造条件等により異なるので一概には言えな
いが、以下のことを考慮すると、例えば5μm以下が好
ましい。
は、製品や製造条件等により異なるので一概には言えな
いが、以下のことを考慮すると、例えば5μm以下が好
ましい。
【0044】すなわち、第1に、エピタキシャル層2E
の上面の平坦性を確保できる。エピタキシャル層2Eを
厚くすれば、その分、半導体基板本体2Sの主面上の高
低差も大きくなるが、この程度の厚さならば大きな高低
差も生じないからである。
の上面の平坦性を確保できる。エピタキシャル層2Eを
厚くすれば、その分、半導体基板本体2Sの主面上の高
低差も大きくなるが、この程度の厚さならば大きな高低
差も生じないからである。
【0045】第2に、半導体基板2の製造母体である半
導体ウエハ(後述のエピタキシャルウエハ)のコストを
低価格に抑えることができる。エピタキシャル層2Eを
厚くすれば、上記したように成膜制御性が困難となる結
果、半導体ウエハ(後述のエピタキシャルウエハ)のコ
ストも高くなるが、この程度の厚さならば大幅なコスト
の増加にはならないからである。
導体ウエハ(後述のエピタキシャルウエハ)のコストを
低価格に抑えることができる。エピタキシャル層2Eを
厚くすれば、上記したように成膜制御性が困難となる結
果、半導体ウエハ(後述のエピタキシャルウエハ)のコ
ストも高くなるが、この程度の厚さならば大幅なコスト
の増加にはならないからである。
【0046】第3に、半導体基板本体2Sの主面上に突
起があったとしてもその突起を無視できる程度のものと
することができる。この程度の厚さならば突起による大
きな高低差も生じないからである。
起があったとしてもその突起を無視できる程度のものと
することができる。この程度の厚さならば突起による大
きな高低差も生じないからである。
【0047】第4に、半導体ウエハ(後述の鏡面ウエ
ハ)上にエピタキシャル層を形成する際に半導体ウエハ
(後述の鏡面ウエハ)の主面外周近傍に突起(クラウ
ン)が形成されるのを抑制することができる。半導体ウ
エハ(後述の鏡面ウエハ)上に厚いエピタキシャル層を
形成する場合、その半導体ウエハ(後述の鏡面ウエハ)
の主面外周近傍にクラウンと称する突起が形成される
が、この程度の厚さならばその突起も形成されない(あ
るいは無視できる程度の大きさで済む)からである。
ハ)上にエピタキシャル層を形成する際に半導体ウエハ
(後述の鏡面ウエハ)の主面外周近傍に突起(クラウ
ン)が形成されるのを抑制することができる。半導体ウ
エハ(後述の鏡面ウエハ)上に厚いエピタキシャル層を
形成する場合、その半導体ウエハ(後述の鏡面ウエハ)
の主面外周近傍にクラウンと称する突起が形成される
が、この程度の厚さならばその突起も形成されない(あ
るいは無視できる程度の大きさで済む)からである。
【0048】エピタキシャル層2Eの主面上には、例え
ば二酸化ケイ素(SiO2)からなるフィールド絶縁膜3
が形成されている。なお、図示はしないが、フィールド
絶縁膜3の下層にはチャネルストッパ領域が形成されて
いる。
ば二酸化ケイ素(SiO2)からなるフィールド絶縁膜3
が形成されている。なお、図示はしないが、フィールド
絶縁膜3の下層にはチャネルストッパ領域が形成されて
いる。
【0049】フィールド絶縁膜3に囲まれた素子形成領
域には、例えばnチャネルMOS・FET(以下、単に
nMOSという)4NおよびpチャネルMOS・FET
(以下、単にpMOSという)4Pが形成されており、
これらnMOS4NおよびpMOS4PによってCMO
S(Complementary Metal Oxide Semiconductor)回路が
形成されている。
域には、例えばnチャネルMOS・FET(以下、単に
nMOSという)4NおよびpチャネルMOS・FET
(以下、単にpMOSという)4Pが形成されており、
これらnMOS4NおよびpMOS4PによってCMO
S(Complementary Metal Oxide Semiconductor)回路が
形成されている。
【0050】ただし、本実施例1においては、nMOS
4NおよびpMOS4Pを共に通常のMOS・FET構
造としているが、これに限定されるものではなく、例え
ばLDD(Lightly Doped Drain)構造のMOS・FET
としても良い。
4NおよびpMOS4Pを共に通常のMOS・FET構
造としているが、これに限定されるものではなく、例え
ばLDD(Lightly Doped Drain)構造のMOS・FET
としても良い。
【0051】nMOS4Nは、以下の構成要素を有して
いる。すなわち、エピタキシャル層2Eの上部に互いに
離間した状態で形成された一対の半導体領域4Na,4
Nbと、エピタキシャル層2E上に形成されたゲート絶
縁膜4Ncと、ゲート絶縁膜4Nc上に形成されたゲー
ト電極4Ndとである。
いる。すなわち、エピタキシャル層2Eの上部に互いに
離間した状態で形成された一対の半導体領域4Na,4
Nbと、エピタキシャル層2E上に形成されたゲート絶
縁膜4Ncと、ゲート絶縁膜4Nc上に形成されたゲー
ト電極4Ndとである。
【0052】半導体領域4Na,4Nbは、nMOS4
Nのソース・ドレイン領域を構成する領域である。半導
体領域4Na,4Nbには、例えばn形不純物のリンま
たはヒ素が導入されており、その不純物濃度は、例えば
1×1015atms/cm2程度である。半導体領域4
Na,4Nbの深さは、例えば0.5μm程度であり、エ
ピタキシャル層2Eの厚さの範囲内に形成されている。
Nのソース・ドレイン領域を構成する領域である。半導
体領域4Na,4Nbには、例えばn形不純物のリンま
たはヒ素が導入されており、その不純物濃度は、例えば
1×1015atms/cm2程度である。半導体領域4
Na,4Nbの深さは、例えば0.5μm程度であり、エ
ピタキシャル層2Eの厚さの範囲内に形成されている。
【0053】ゲート絶縁膜4Ncは、例えば厚さ180
Å程度のSiO2 等からなり、エピタキシャル層2E上
に形成されている。これにより、以下の効果を得ること
が可能となっている。
Å程度のSiO2 等からなり、エピタキシャル層2E上
に形成されている。これにより、以下の効果を得ること
が可能となっている。
【0054】第1に、上述のように、良好な膜質のゲー
ト絶縁膜4Ncを形成することができ、ゲート絶縁膜4
Ncの耐圧を向上させることが可能となる。第2に、ゲ
ート絶縁膜4Ncの欠陥密度(所定範囲内において欠陥
が発生する数)を1桁以上も改善(低減)することが可
能となる。
ト絶縁膜4Ncを形成することができ、ゲート絶縁膜4
Ncの耐圧を向上させることが可能となる。第2に、ゲ
ート絶縁膜4Ncの欠陥密度(所定範囲内において欠陥
が発生する数)を1桁以上も改善(低減)することが可
能となる。
【0055】ゲート電極4Ndは、例えば低抵抗ポリシ
リコンの単層膜からなる。ただし、ゲート電極4Nd
は、低抵抗ポリシリコンの単層膜に限定されるものでは
なく種々変更可能であり、例えば低抵抗ポリシリコン膜
上にタングステンシリサイド(WSi2)等のようなシリ
サイド膜を積層した構造としても良い。
リコンの単層膜からなる。ただし、ゲート電極4Nd
は、低抵抗ポリシリコンの単層膜に限定されるものでは
なく種々変更可能であり、例えば低抵抗ポリシリコン膜
上にタングステンシリサイド(WSi2)等のようなシリ
サイド膜を積層した構造としても良い。
【0056】なお、エピタキシャル層2Eの上部に形成
された半導体領域5Saは、nMOS4N側の基板電位
を設定するための領域である。半導体領域5Saには、
例えばp形不純物のホウ素が導入されており、その不純
物濃度は、例えば1×1015atms/cm2 程度であ
る。
された半導体領域5Saは、nMOS4N側の基板電位
を設定するための領域である。半導体領域5Saには、
例えばp形不純物のホウ素が導入されており、その不純
物濃度は、例えば1×1015atms/cm2 程度であ
る。
【0057】一方、pMOS4Pは、半導体基板2の上
部に形成されたnウエル6内に形成されている。nウエ
ル6には、例えばn形不純物のリンまたはヒ素が導入さ
れており、その不純物濃度は、例えば1×1013atm
s/cm2 程度である。nウエル6の深さは、例えば1.
5〜4μm程度であり、エピタキシャル層2Eよりも深
い位置にまで及んでいる。
部に形成されたnウエル6内に形成されている。nウエ
ル6には、例えばn形不純物のリンまたはヒ素が導入さ
れており、その不純物濃度は、例えば1×1013atm
s/cm2 程度である。nウエル6の深さは、例えば1.
5〜4μm程度であり、エピタキシャル層2Eよりも深
い位置にまで及んでいる。
【0058】pMOS4Pは、以下の構成要素を有して
いる。すなわち、エピタキシャル層2Eの上部に互いに
離間した状態で形成された一対の半導体領域4Pa,4
Pbと、エピタキシャル層2E上に形成されたゲート絶
縁膜4Pcと、ゲート絶縁膜4Pc上に形成されたゲー
ト電極4Pdとである。
いる。すなわち、エピタキシャル層2Eの上部に互いに
離間した状態で形成された一対の半導体領域4Pa,4
Pbと、エピタキシャル層2E上に形成されたゲート絶
縁膜4Pcと、ゲート絶縁膜4Pc上に形成されたゲー
ト電極4Pdとである。
【0059】半導体領域4Pa,4Pbは、pMOS4
Pのソース・ドレイン領域を構成する領域である。半導
体領域4Pa,4Pbには、例えばp形不純物のホウ素
が導入されており、その不純物濃度は、例えば1×10
18atms/cm2 程度である。半導体領域4Pa,4
Pbの深さは、例えば0.5μm程度であり、エピタキシ
ャル層2Eの厚さの範囲内に形成されている。
Pのソース・ドレイン領域を構成する領域である。半導
体領域4Pa,4Pbには、例えばp形不純物のホウ素
が導入されており、その不純物濃度は、例えば1×10
18atms/cm2 程度である。半導体領域4Pa,4
Pbの深さは、例えば0.5μm程度であり、エピタキシ
ャル層2Eの厚さの範囲内に形成されている。
【0060】ゲート絶縁膜4Pcは、例えば厚さ180
Å程度のSiO2 等からなり、エピタキシャル層2E上
に形成されている。これにより、nMOS4Nで説明し
たのと同じ効果を得ることが可能となっている。
Å程度のSiO2 等からなり、エピタキシャル層2E上
に形成されている。これにより、nMOS4Nで説明し
たのと同じ効果を得ることが可能となっている。
【0061】すなわち、第1に、良好な膜質のゲート絶
縁膜4Pcを形成することができ、ゲート絶縁膜4Pc
の耐圧を向上させることが可能となる。第2に、ゲート
絶縁膜4Pcの欠陥密度を1桁以上も改善することが可
能となる。
縁膜4Pcを形成することができ、ゲート絶縁膜4Pc
の耐圧を向上させることが可能となる。第2に、ゲート
絶縁膜4Pcの欠陥密度を1桁以上も改善することが可
能となる。
【0062】ゲート電極4Pdは、例えば低抵抗ポリシ
リコンの単層膜からなる。ただし、ゲート電極4Pd
は、低抵抗ポリシリコンの単層膜に限定されるものでは
なく種々変更可能であり、例えば低抵抗ポリシリコン膜
上にWSi2 等のようなシリサイド膜を積層した構造と
しても良い。
リコンの単層膜からなる。ただし、ゲート電極4Pd
は、低抵抗ポリシリコンの単層膜に限定されるものでは
なく種々変更可能であり、例えば低抵抗ポリシリコン膜
上にWSi2 等のようなシリサイド膜を積層した構造と
しても良い。
【0063】なお、エピタキシャル層2Eの上部に形成
された半導体領域5Sbは、pMOS4P側の基板電位
を設定するための領域である。半導体領域5Sbには、
例えばn形不純物のリンまたはヒ素が導入されており、
その不純物濃度は、例えば1×1018atms/cm2
程度である。
された半導体領域5Sbは、pMOS4P側の基板電位
を設定するための領域である。半導体領域5Sbには、
例えばn形不純物のリンまたはヒ素が導入されており、
その不純物濃度は、例えば1×1018atms/cm2
程度である。
【0064】半導体基板2上には、例えばSiO2 から
なる絶縁膜7が堆積されている。絶縁膜7の所定の位置
には、上記したnMOS4Nの半導体領域4Na,4N
b、pMOS4Pの半導体領域4Pa,4pbおよび基
板電位用の半導体領域5Sa,5Sbが露出するような
接続孔8が穿孔されている。
なる絶縁膜7が堆積されている。絶縁膜7の所定の位置
には、上記したnMOS4Nの半導体領域4Na,4N
b、pMOS4Pの半導体領域4Pa,4pbおよび基
板電位用の半導体領域5Sa,5Sbが露出するような
接続孔8が穿孔されている。
【0065】上記したnMOS4Nの半導体領域4N
a,4Nbは、接続孔8を通じてそれぞれ電極9Na,
9Nbと電気的に接続されている。また、pMOS4P
の半導体領域4Pa,4Pbは、接続孔8を通じてそれ
ぞれ電極9Pa,9Pbと電気的に接続されている。そ
して、nMOS4Nの半導体領域4Nbは、電極9N
b,9Pb間を接続する第1層配線10を通じてpMO
S4Pの半導体領域4Pbと電気的に接続されている。
a,4Nbは、接続孔8を通じてそれぞれ電極9Na,
9Nbと電気的に接続されている。また、pMOS4P
の半導体領域4Pa,4Pbは、接続孔8を通じてそれ
ぞれ電極9Pa,9Pbと電気的に接続されている。そ
して、nMOS4Nの半導体領域4Nbは、電極9N
b,9Pb間を接続する第1層配線10を通じてpMO
S4Pの半導体領域4Pbと電気的に接続されている。
【0066】また、基板電位用の半導体領域5Sa,5
Sbは、接続孔8を通じてそれぞれ電極9Sa,9Sb
と電気的に接続されている。
Sbは、接続孔8を通じてそれぞれ電極9Sa,9Sb
と電気的に接続されている。
【0067】このような電極9Na,9Nb,9Pa,
9Pb,9Sa,9Sbおよび第1層配線10は、例え
ばアルミニウム(Al)−Si−銅(Cu)合金からな
る。
9Pb,9Sa,9Sbおよび第1層配線10は、例え
ばアルミニウム(Al)−Si−銅(Cu)合金からな
る。
【0068】絶縁膜7上には、例えばSiO2 膜と窒化
ケイ素(Si3 N4)とを下層から順に積層してなる表面
保護膜11が堆積されており、これによって電極9N
a,9Nb,9Pa,9Pb,9Sa,9Sbおよび第
1層配線10が被覆されている。
ケイ素(Si3 N4)とを下層から順に積層してなる表面
保護膜11が堆積されており、これによって電極9N
a,9Nb,9Pa,9Pb,9Sa,9Sbおよび第
1層配線10が被覆されている。
【0069】一方、半導体基板2の裏面には、ゲッタリ
ング層2Gが形成されている。ゲッタリング層2Gは、
例えば鉄(Fe)、ニッケル(Ni)、Cuおよびクロ
ム(Cr)等のような重金属元素を捕縛するための機能
層であり、例えばポリシリコンからなる半導体膜が半導
体基板2の裏面に被着されて構成されている。
ング層2Gが形成されている。ゲッタリング層2Gは、
例えば鉄(Fe)、ニッケル(Ni)、Cuおよびクロ
ム(Cr)等のような重金属元素を捕縛するための機能
層であり、例えばポリシリコンからなる半導体膜が半導
体基板2の裏面に被着されて構成されている。
【0070】次に、本実施例1の半導体集積回路装置の
製造方法を図1〜図8によって説明する。
製造方法を図1〜図8によって説明する。
【0071】まず、結晶面方位が〈100〉方位の円柱
状のp- 形Si単結晶(図示せず)をチョクラルスキー
法等によって製造する。この際の不純物は、例えばp形
不純物のホウ素であり、その不純物濃度は、例えば1.3
×1015atoms/cm3程度である。
状のp- 形Si単結晶(図示せず)をチョクラルスキー
法等によって製造する。この際の不純物は、例えばp形
不純物のホウ素であり、その不純物濃度は、例えば1.3
×1015atoms/cm3程度である。
【0072】続いて、その円柱状のp- 形Si単結晶を
薄板状に切り出し、その薄板に対して必要に応じ、面取
り処理や化学的エッチング法等による表面の清浄化処理
および加工歪の除去処理を行った後、その薄板の主面を
化学機械研磨法等によって鏡面研磨することにより、図
2および図3に示すような鏡面ウエハ2Wを製造する。
なお、鏡面ウエハ2Wは、上記した半導体基板本体2S
の母体である。
薄板状に切り出し、その薄板に対して必要に応じ、面取
り処理や化学的エッチング法等による表面の清浄化処理
および加工歪の除去処理を行った後、その薄板の主面を
化学機械研磨法等によって鏡面研磨することにより、図
2および図3に示すような鏡面ウエハ2Wを製造する。
なお、鏡面ウエハ2Wは、上記した半導体基板本体2S
の母体である。
【0073】次いで、図4に示すように、鏡面ウエハ2
Wの裏面に、例えばポリシリコンをCVD(Chemical V
apor Deposition)法等によって堆積することによりゲッ
タリング層2Gを形成する。ゲッタリング層2Gは、重
金属元素を捕縛するための機能層である。
Wの裏面に、例えばポリシリコンをCVD(Chemical V
apor Deposition)法等によって堆積することによりゲッ
タリング層2Gを形成する。ゲッタリング層2Gは、重
金属元素を捕縛するための機能層である。
【0074】続いて、鏡面ウエハ2Wの主面(鏡面側)
上に、例えばモノシラン(SiH4)ガスと水素(H2)ガ
スとを用い、例えば980℃程度のCVD法(エピタキ
シャル成長法)等によって、例えば厚さ1μm程度の比
較的薄いp- 形Si単結晶からなるエピタキシャル層2
Eを形成することにより、エピタキシャルウエハ(半導
体ウエハ)2WEを製造する。
上に、例えばモノシラン(SiH4)ガスと水素(H2)ガ
スとを用い、例えば980℃程度のCVD法(エピタキ
シャル成長法)等によって、例えば厚さ1μm程度の比
較的薄いp- 形Si単結晶からなるエピタキシャル層2
Eを形成することにより、エピタキシャルウエハ(半導
体ウエハ)2WEを製造する。
【0075】この際、エピタキシャル層2Eにおける不
純物濃度は、鏡面ウエハ2Wにおける設計上の不純物濃
度と等しくなるように設定されている。エピタキシャル
層2Eには、例えばp形不純物のホウ素が導入されてお
り、その不純物濃度は、例えば1.3×1015atoms
/cm3 程度である。
純物濃度は、鏡面ウエハ2Wにおける設計上の不純物濃
度と等しくなるように設定されている。エピタキシャル
層2Eには、例えばp形不純物のホウ素が導入されてお
り、その不純物濃度は、例えば1.3×1015atoms
/cm3 程度である。
【0076】その後、図示しないイオン注入用マスクを
エピタキシャルウエハ2WE上に形成した後、それをマ
スクとして、図5に示すように、エピタキシャルウエハ
2WEの所定の位置に、例えばn形不純物のリンまたは
ヒ素をイオン注入法等によって導入した後、熱処理を施
すことにより、nウエル6を形成する。
エピタキシャルウエハ2WE上に形成した後、それをマ
スクとして、図5に示すように、エピタキシャルウエハ
2WEの所定の位置に、例えばn形不純物のリンまたは
ヒ素をイオン注入法等によって導入した後、熱処理を施
すことにより、nウエル6を形成する。
【0077】このnウエル6における不純物濃度は、例
えば1×1013atms/cm2 程度であり、nウエル
6の深さは、例えば1.5〜4μm程度というように、エ
ピタキシャル層2Eよりも深い位置にまで及んでいる。
えば1×1013atms/cm2 程度であり、nウエル
6の深さは、例えば1.5〜4μm程度というように、エ
ピタキシャル層2Eよりも深い位置にまで及んでいる。
【0078】次いで、図6に示すように、エピタキシャ
ル層2Eの主面上にLOCOS法等によって、例えばS
iO2 等からなるフィールド絶縁膜3を形成した後、フ
ィールド絶縁膜3に囲まれた素子形成領域に熱酸化法等
によって、例えば厚さ180Å程度のSiO2 等からな
るゲート絶縁膜4Nc,4Pcを同時に形成する。
ル層2Eの主面上にLOCOS法等によって、例えばS
iO2 等からなるフィールド絶縁膜3を形成した後、フ
ィールド絶縁膜3に囲まれた素子形成領域に熱酸化法等
によって、例えば厚さ180Å程度のSiO2 等からな
るゲート絶縁膜4Nc,4Pcを同時に形成する。
【0079】本実施例1においては、ゲート絶縁膜4N
c,4Pcをエピタキシャル層2E上に形成することに
より、良好な膜質のゲート絶縁膜4Nc,4Pcを形成
することができ、ゲート絶縁膜4Nc,4Pcの耐圧を
向上させることが可能となっている。また、ゲート絶縁
膜4Nc,4Pcの欠陥密度を1桁以上も改善すること
が可能となっている。
c,4Pcをエピタキシャル層2E上に形成することに
より、良好な膜質のゲート絶縁膜4Nc,4Pcを形成
することができ、ゲート絶縁膜4Nc,4Pcの耐圧を
向上させることが可能となっている。また、ゲート絶縁
膜4Nc,4Pcの欠陥密度を1桁以上も改善すること
が可能となっている。
【0080】続いて、図7に示すように、ゲート絶縁膜
4Nc,4Pc上に、例えば低抵抗ポリシリコンからな
るゲート電極4Nd,4Pdを同時に形成した後、その
ゲート電極4Nd,4Pdをマスクとして、一対の半導
体領域4Na,4Nbおよび一対の半導体領域4Pa,
4Pbをそれぞれ別々のイオン注入工程によって形成す
ることにより、エピタキシャルウエハ2WE上にnMO
S4NおよびpMOS4Pを形成する。
4Nc,4Pc上に、例えば低抵抗ポリシリコンからな
るゲート電極4Nd,4Pdを同時に形成した後、その
ゲート電極4Nd,4Pdをマスクとして、一対の半導
体領域4Na,4Nbおよび一対の半導体領域4Pa,
4Pbをそれぞれ別々のイオン注入工程によって形成す
ることにより、エピタキシャルウエハ2WE上にnMO
S4NおよびpMOS4Pを形成する。
【0081】その後、エピタキシャル層2Eの所定の位
置に半導体領域5Sa,5Sbをそれぞれ別々に形成し
た後、図8に示すように、エピタキシャルウエハ2WE
上に、例えばSiO2 からなる絶縁膜7をCVD法等に
よって堆積する。
置に半導体領域5Sa,5Sbをそれぞれ別々に形成し
た後、図8に示すように、エピタキシャルウエハ2WE
上に、例えばSiO2 からなる絶縁膜7をCVD法等に
よって堆積する。
【0082】次いで、絶縁膜7に、nMOS4Nの半導
体領域4Na,4Nb、pMOS4Pの半導体領域4P
a,4pbおよび基板電位用の半導体領域5Sa,5S
bが露出するような接続孔8を穿孔した後、エピタキシ
ャルウエハ2WE上に、例えばAl−Si−Cu合金か
らなる導体膜9をスパッタリング法または蒸着法等によ
って堆積する。
体領域4Na,4Nb、pMOS4Pの半導体領域4P
a,4pbおよび基板電位用の半導体領域5Sa,5S
bが露出するような接続孔8を穿孔した後、エピタキシ
ャルウエハ2WE上に、例えばAl−Si−Cu合金か
らなる導体膜9をスパッタリング法または蒸着法等によ
って堆積する。
【0083】続いて、導体膜9をドライエッチング法等
によってパターニングすることにより、図1に示した電
極9Na,9Nb,9Pa,9Pb,9Sa,9Sbお
よび第1層配線10を同時に形成する。
によってパターニングすることにより、図1に示した電
極9Na,9Nb,9Pa,9Pb,9Sa,9Sbお
よび第1層配線10を同時に形成する。
【0084】その後、エピタキシャルウエハ2WE上
に、例えばSiO2 からなる絶縁膜およびSi3 N4 か
らなる絶縁膜をCVD法等によって順に堆積することに
より表面保護膜11を形成した後、個々の半導体チップ
に分割することにより、図1に示した半導体集積回路装
置1を製造する。
に、例えばSiO2 からなる絶縁膜およびSi3 N4 か
らなる絶縁膜をCVD法等によって順に堆積することに
より表面保護膜11を形成した後、個々の半導体チップ
に分割することにより、図1に示した半導体集積回路装
置1を製造する。
【0085】このように、本実施例1によれば、以下の
効果を得ることが可能となる。
効果を得ることが可能となる。
【0086】(1).nMOS4Nのゲート絶縁膜4Ncお
よびpMOS4Pのゲート絶縁膜4Pcをエピタキシャ
ル層2E上に形成したことにより、膜質の良好なゲート
絶縁膜4Nc,4Pcを形成することができ、ゲート絶
縁膜4Nc,4Pcの耐圧を向上させることが可能とな
る。
よびpMOS4Pのゲート絶縁膜4Pcをエピタキシャ
ル層2E上に形成したことにより、膜質の良好なゲート
絶縁膜4Nc,4Pcを形成することができ、ゲート絶
縁膜4Nc,4Pcの耐圧を向上させることが可能とな
る。
【0087】(2).上記(1) により、ゲート絶縁膜4N
c,4Pcの欠陥密度を大幅に低減することが可能とな
る。
c,4Pcの欠陥密度を大幅に低減することが可能とな
る。
【0088】(3).p- 形の半導体基板本体2S上にp-
形のエピタキシャル層2Eを設けることにより、高価な
p+ 形の半導体基板本体を用いていないので、半導体基
板2(エピタキシャルウエハ2WE)のコストを半分近
くまで下げることが可能となる。
形のエピタキシャル層2Eを設けることにより、高価な
p+ 形の半導体基板本体を用いていないので、半導体基
板2(エピタキシャルウエハ2WE)のコストを半分近
くまで下げることが可能となる。
【0089】(4).エピタキシャル層2Eの厚さを比較的
薄く形成したことにより、エピタキシャル層2Eの厚さ
設定制御を容易にすることができ、エピタキシャル層を
形成するための成膜装置に高い成膜精度等を要せず高価
な成膜装置を用いないでも済むので、半導体基板2(エ
ピタキシャルウエハ2WE)のコストを下げることが可
能である。
薄く形成したことにより、エピタキシャル層2Eの厚さ
設定制御を容易にすることができ、エピタキシャル層を
形成するための成膜装置に高い成膜精度等を要せず高価
な成膜装置を用いないでも済むので、半導体基板2(エ
ピタキシャルウエハ2WE)のコストを下げることが可
能である。
【0090】(5).上記(3),(4) により、半導体集積回路
装置のコストを下げることが可能となる。
装置のコストを下げることが可能となる。
【0091】(6).エピタキシャル層2Eの厚さを比較的
薄く形成したことにより、エピタキシャル層2Eの上面
の平坦性を確保することが可能となる。
薄く形成したことにより、エピタキシャル層2Eの上面
の平坦性を確保することが可能となる。
【0092】(7).上記(1),(2),(6) により、半導体集積
回路装置の性能、信頼性および歩留りを向上させること
が可能となる。
回路装置の性能、信頼性および歩留りを向上させること
が可能となる。
【0093】(実施例2)図9は本発明の他の実施例で
ある半導体集積回路装置の要部断面図、図10および図
11は図9の半導体集積回路装置の製造工程中における
要部断面図である。
ある半導体集積回路装置の要部断面図、図10および図
11は図9の半導体集積回路装置の製造工程中における
要部断面図である。
【0094】本実施例2においては、半導体基板本体2
Sの主面上に無欠陥層2Aが形成されており、その上面
にエピタキシャル層2Eが形成されている。
Sの主面上に無欠陥層2Aが形成されており、その上面
にエピタキシャル層2Eが形成されている。
【0095】無欠陥層2Aは、構造欠陥(積層欠陥や転
位ループ等)、微小酸素析出物等が皆無に近い状態にあ
り、前者はほぼ皆無、後者は光散乱法で観察した時例え
ば0.1cm-2程度である。例えばp- 形Si単結晶から
なり、その含有不純物およびその濃度は、半導体基板本
体2Sと同等になっている。
位ループ等)、微小酸素析出物等が皆無に近い状態にあ
り、前者はほぼ皆無、後者は光散乱法で観察した時例え
ば0.1cm-2程度である。例えばp- 形Si単結晶から
なり、その含有不純物およびその濃度は、半導体基板本
体2Sと同等になっている。
【0096】次に、本実施例2の半導体集積回路装置1
の製造方法を図9〜図11によって説明する。
の製造方法を図9〜図11によって説明する。
【0097】まず、図10に示すように、前記実施例1
と同様にして、鏡面ウエハ2Wを製造した後、その鏡面
ウエハ2Wを、例えばH2 ガス雰囲気中において高温
(例えば1100℃〜1200℃程度で10〜60mm
s)加熱することにより、鏡面ウエハ2Wの主面上に無
欠陥層2Aを形成する。
と同様にして、鏡面ウエハ2Wを製造した後、その鏡面
ウエハ2Wを、例えばH2 ガス雰囲気中において高温
(例えば1100℃〜1200℃程度で10〜60mm
s)加熱することにより、鏡面ウエハ2Wの主面上に無
欠陥層2Aを形成する。
【0098】続いて、図11に示すように、鏡面ウエハ
2Wの裏面に、例えばポリシリコンをCVD法等によっ
て堆積することによりゲッタリング層2Gを形成する。
ゲッタリング層2Gは、重金属元素を捕縛するための機
能層である。
2Wの裏面に、例えばポリシリコンをCVD法等によっ
て堆積することによりゲッタリング層2Gを形成する。
ゲッタリング層2Gは、重金属元素を捕縛するための機
能層である。
【0099】その後、無欠陥層2A上に、例えばSiH
4 ガスとH2 ガスとを用いたCVD法(エピタキシャル
成長法)等によって、例えば厚さ1μm程度の比較的薄
いp- 形Si単結晶からなるエピタキシャル層2Eを形
成することにより、エピタキシャルウエハ2WEを製造
する。この際、エピタキシャル層2Eにおける不純物お
よび不純物濃度は、前記実施例1と同様である。また、
これ以降の工程も、前記実施例1と同様なので説明を省
略する。
4 ガスとH2 ガスとを用いたCVD法(エピタキシャル
成長法)等によって、例えば厚さ1μm程度の比較的薄
いp- 形Si単結晶からなるエピタキシャル層2Eを形
成することにより、エピタキシャルウエハ2WEを製造
する。この際、エピタキシャル層2Eにおける不純物お
よび不純物濃度は、前記実施例1と同様である。また、
これ以降の工程も、前記実施例1と同様なので説明を省
略する。
【0100】このように、本実施例2によれば、前記実
施例1で得られた効果の他に、以下の効果を得ることが
可能となる。
施例1で得られた効果の他に、以下の効果を得ることが
可能となる。
【0101】すなわち、エピタキシャル層2Eの形成に
先立って鏡面ウエハ2Wの主面上に無欠陥層2Aを形成
することにより、エピタキシャル層2Eの結晶成長を良
好にすることができるので、欠陥や転位の非常に少ない
良好なエピタキシャル層2Eを形成することが可能とな
る。したがって、半導体集積回路装置の歩留り、性能お
よび信頼性をさらに向上させることが可能となる。
先立って鏡面ウエハ2Wの主面上に無欠陥層2Aを形成
することにより、エピタキシャル層2Eの結晶成長を良
好にすることができるので、欠陥や転位の非常に少ない
良好なエピタキシャル層2Eを形成することが可能とな
る。したがって、半導体集積回路装置の歩留り、性能お
よび信頼性をさらに向上させることが可能となる。
【0102】(実施例3)図12は本発明の他の実施例
である半導体集積回路装置の要部断面図、図13〜図1
5は図12の半導体集積回路装置の製造工程中における
要部断面図である。
である半導体集積回路装置の要部断面図、図13〜図1
5は図12の半導体集積回路装置の製造工程中における
要部断面図である。
【0103】本実施例3においては、半導体基板本体2
Sの主面から所定の深さ(例えば1μm程度の位置)に
p+ 形の半導体領域(高濃度の半導体領域)2Bが半導
体基板本体2Sの全面に形成されている。p+ 形の半導
体領域2Bには、例えばp形不純物のホウ素が導入され
ており、その不純物濃度は、エピタキシャル層2Eや半
導体基板本体2Sの不純物濃度よりも高く、例えば1×
1018atoms/cm3 程度である。
Sの主面から所定の深さ(例えば1μm程度の位置)に
p+ 形の半導体領域(高濃度の半導体領域)2Bが半導
体基板本体2Sの全面に形成されている。p+ 形の半導
体領域2Bには、例えばp形不純物のホウ素が導入され
ており、その不純物濃度は、エピタキシャル層2Eや半
導体基板本体2Sの不純物濃度よりも高く、例えば1×
1018atoms/cm3 程度である。
【0104】p+ 形の半導体領域2Bは、CMOS回路
のラッチアップを抑制するための機能層である。すなわ
ち、本実施例3においては、p+ 形の半導体領域2Bを
設けることにより、基板表層側の抵抗を大幅に下げるこ
とができるので、CMOS回路のラッチアップ耐性を向
上させることが可能となっている。
のラッチアップを抑制するための機能層である。すなわ
ち、本実施例3においては、p+ 形の半導体領域2Bを
設けることにより、基板表層側の抵抗を大幅に下げるこ
とができるので、CMOS回路のラッチアップ耐性を向
上させることが可能となっている。
【0105】また、エピタキシャル層2Eは、前記実施
例1,2の場合よりも厚く、例えば5μm程度である。
エピタキシャル層2Eの厚さの下限は、pMOS形成領
域におけるnウエル6よりも深くなるように設定されて
いる。
例1,2の場合よりも厚く、例えば5μm程度である。
エピタキシャル層2Eの厚さの下限は、pMOS形成領
域におけるnウエル6よりも深くなるように設定されて
いる。
【0106】これは、エピタキシャル層2Eの厚さをn
ウエル6の深さよりも浅くなるようにした場合、nウエ
ル6中にp+ 形の半導体領域2Bが形成されるようにな
り、nウエル6における不純物濃度の設定が難しくなる
からである。また、エピタキシャル層2Eの厚さの上限
は、例えば5μm以下が望ましい。これについては、前
記実施例1と同じ理由である。ただし、コストアップが
許される範囲でこれ以上の厚みでも問題はない。
ウエル6の深さよりも浅くなるようにした場合、nウエ
ル6中にp+ 形の半導体領域2Bが形成されるようにな
り、nウエル6における不純物濃度の設定が難しくなる
からである。また、エピタキシャル層2Eの厚さの上限
は、例えば5μm以下が望ましい。これについては、前
記実施例1と同じ理由である。ただし、コストアップが
許される範囲でこれ以上の厚みでも問題はない。
【0107】次に、このような半導体集積回路装置1の
製造方法を図13〜図15によって説明する。
製造方法を図13〜図15によって説明する。
【0108】まず、図13に示すように、前記実施例1
と同様にして、鏡面ウエハ2Wを製造した後、鏡面ウエ
ハ2Wの主面から所定の深さ(例えば1μm程度の位
置)に、例えばp形不純物のホウ素をイオン注入法等に
よって高精度に導入する。この際の不純物濃度は、例え
ば1×1018atoms/cm3 程度である。
と同様にして、鏡面ウエハ2Wを製造した後、鏡面ウエ
ハ2Wの主面から所定の深さ(例えば1μm程度の位
置)に、例えばp形不純物のホウ素をイオン注入法等に
よって高精度に導入する。この際の不純物濃度は、例え
ば1×1018atoms/cm3 程度である。
【0109】続いて、鏡面ウエハ2Wに対して熱処理を
施すことにより、p+ 形の半導体領域2Bを形成した
後、鏡面ウエハ2Wの裏面に、例えばポリシリコンをC
VD法等によって堆積することによりゲッタリング層2
Gを形成する。ゲッタリング層2Gは、重金属元素を捕
縛するための機能層である。
施すことにより、p+ 形の半導体領域2Bを形成した
後、鏡面ウエハ2Wの裏面に、例えばポリシリコンをC
VD法等によって堆積することによりゲッタリング層2
Gを形成する。ゲッタリング層2Gは、重金属元素を捕
縛するための機能層である。
【0110】その後、鏡面ウエハ2Wの主面(鏡面側)
上に、例えばSiH4 ガスとH2 ガスを用いたCVD法
(エピタキシャル成長法)等によって、図14に示すよ
うに、例えば厚さ5μm程度のp- 形Si単結晶からな
るエピタキシャル層2Eを形成することにより、エピタ
キシャルウエハ2WEを製造する。
上に、例えばSiH4 ガスとH2 ガスを用いたCVD法
(エピタキシャル成長法)等によって、図14に示すよ
うに、例えば厚さ5μm程度のp- 形Si単結晶からな
るエピタキシャル層2Eを形成することにより、エピタ
キシャルウエハ2WEを製造する。
【0111】この際、エピタキシャル層2Eにおける不
純物濃度は、鏡面ウエハ2Wにおける設計上の不純物濃
度と等しくなるように設定されている。エピタキシャル
層2Eには、例えばp形不純物のホウ素が導入されてお
り、その不純物濃度は、例えば1.5×1015atoms
/cm3 程度である。
純物濃度は、鏡面ウエハ2Wにおける設計上の不純物濃
度と等しくなるように設定されている。エピタキシャル
層2Eには、例えばp形不純物のホウ素が導入されてお
り、その不純物濃度は、例えば1.5×1015atoms
/cm3 程度である。
【0112】その後、図示しないイオン注入用マスクを
エピタキシャルウエハ2WE上に形成した後、それをマ
スクとして、図15に示すように、エピタキシャルウエ
ハ2WEの所定の位置に、例えばn形不純物のリンまた
はヒ素をイオン注入法等によって導入した後、熱処理を
施すことにより、nウエル6を形成する。
エピタキシャルウエハ2WE上に形成した後、それをマ
スクとして、図15に示すように、エピタキシャルウエ
ハ2WEの所定の位置に、例えばn形不純物のリンまた
はヒ素をイオン注入法等によって導入した後、熱処理を
施すことにより、nウエル6を形成する。
【0113】本実施例3においては、nウエル6の深さ
が、例えば3μm程度であり、エピタキシャル層2E内
に形成されている。このnウエル6における不純物濃度
は、例えば1×1013atms/cm2 程度である。こ
れ以降の工程は、前記実施例1と同様なので説明を省略
する。
が、例えば3μm程度であり、エピタキシャル層2E内
に形成されている。このnウエル6における不純物濃度
は、例えば1×1013atms/cm2 程度である。こ
れ以降の工程は、前記実施例1と同様なので説明を省略
する。
【0114】このように、本実施例3においては、前記
実施例1で得られた効果の他に、以下の効果を得ること
を可能となる。
実施例1で得られた効果の他に、以下の効果を得ること
を可能となる。
【0115】すなわち、p- 形の半導体基板本体2S中
にp+ 形の半導体領域2Bを設けたことにより、基板表
面側の抵抗を大幅に下げることができるので、CMOS
回路のラッチアップ耐性を向上させることが可能とな
る。したがって、半導体集積回路装置の性能、信頼性お
よび歩留りをさらに向上させることが可能となる。
にp+ 形の半導体領域2Bを設けたことにより、基板表
面側の抵抗を大幅に下げることができるので、CMOS
回路のラッチアップ耐性を向上させることが可能とな
る。したがって、半導体集積回路装置の性能、信頼性お
よび歩留りをさらに向上させることが可能となる。
【0116】(実施例4)図16は本発明の他の実施例
である半導体集積回路装置の要部断面図、図17は図1
6の半導体集積回路装置における不純物分布図、図18
および図19は従来技術で説明した半導体集積回路装置
における不純物分布図、図20〜図24は図16の半導
体集積回路装置の製造工程中における半導体基板の要部
断面図、図25は本実施例の半導体集積回路装置の効果
を説明するためのグラフ図である。なお、前記実施例1
と同一のものには同符号が付してある。
である半導体集積回路装置の要部断面図、図17は図1
6の半導体集積回路装置における不純物分布図、図18
および図19は従来技術で説明した半導体集積回路装置
における不純物分布図、図20〜図24は図16の半導
体集積回路装置の製造工程中における半導体基板の要部
断面図、図25は本実施例の半導体集積回路装置の効果
を説明するためのグラフ図である。なお、前記実施例1
と同一のものには同符号が付してある。
【0117】図16に示すように、本実施例4の半導体
集積回路装置1を構成する半導体基板本体2Sは、例え
ばp形のSi単結晶等からなる。半導体基板本体2Sに
は、例えばp形不純物のホウ素が導入されており、その
不純物濃度は、例えば1.5×1015atms/cm3 程
度である。
集積回路装置1を構成する半導体基板本体2Sは、例え
ばp形のSi単結晶等からなる。半導体基板本体2Sに
は、例えばp形不純物のホウ素が導入されており、その
不純物濃度は、例えば1.5×1015atms/cm3 程
度である。
【0118】半導体基板本体2Sの主面上には、例えば
p- 形のSi単結晶等からなるエピタキシャル層2Eが
形成されている。エピタキシャル層2Eには、例えばp
形不純物のホウ素が導入されており、その不純物濃度
は、半導体基板本体2Sの設計上の不純物濃度よりも低
く設定されている。
p- 形のSi単結晶等からなるエピタキシャル層2Eが
形成されている。エピタキシャル層2Eには、例えばp
形不純物のホウ素が導入されており、その不純物濃度
は、半導体基板本体2Sの設計上の不純物濃度よりも低
く設定されている。
【0119】このように本実施例4においては、前記実
施例1と同様に、p形の半導体基板本体2S上に、p-
形のエピタキシャル層2Eが形成されており、高価なp
+ 形の半導体基板本体を用いないで済むので、半導体基
板2のコストを半分近くまで下げることができる。
施例1と同様に、p形の半導体基板本体2S上に、p-
形のエピタキシャル層2Eが形成されており、高価なp
+ 形の半導体基板本体を用いないで済むので、半導体基
板2のコストを半分近くまで下げることができる。
【0120】また、半導体基板本体2Sの不純物濃度を
エピタキシャル層2Eの不純物濃度よりも相対的に高く
したことにより、半導体基板本体2の抵抗をエピタキシ
ャル層2Eの抵抗よりも低くすることができるので、ラ
ッチアップ耐性を向上させることが可能な構造となって
いる。
エピタキシャル層2Eの不純物濃度よりも相対的に高く
したことにより、半導体基板本体2の抵抗をエピタキシ
ャル層2Eの抵抗よりも低くすることができるので、ラ
ッチアップ耐性を向上させることが可能な構造となって
いる。
【0121】エピタキシャル層2Eの厚さは、前記実施
例1と同様に、例えば1μm程度である。したがって、
前記実施例1で説明したのと同じ効果を得ることが可能
となっている。エピタキシャル層2Eの厚さの下限およ
び上限も、前記実施例1と同様である。
例1と同様に、例えば1μm程度である。したがって、
前記実施例1で説明したのと同じ効果を得ることが可能
となっている。エピタキシャル層2Eの厚さの下限およ
び上限も、前記実施例1と同様である。
【0122】半導体基板2の上部には、pウエル(第1
半導体領域)6pおよびnウエル(第1半導体領域)6
nが形成されている。pウエル6pは、例えばp形不純
物のホウ素が導入されてなる。pウエル6pにはnMO
S4Nが形成されている。また、nウエル6nは、例え
ばn形不純物のリンが導入されてなる。nウエル6nに
は、pMOS4Pが形成されている。
半導体領域)6pおよびnウエル(第1半導体領域)6
nが形成されている。pウエル6pは、例えばp形不純
物のホウ素が導入されてなる。pウエル6pにはnMO
S4Nが形成されている。また、nウエル6nは、例え
ばn形不純物のリンが導入されてなる。nウエル6nに
は、pMOS4Pが形成されている。
【0123】なお、nMOS4NおよびpMOS4Pに
よってCMOS回路が構成されており、それらの構造、
構成材料および得られる効果は前記実施例1と同じであ
る。また、nMOS4NおよびpMOS4Pの構造を、
例えば二重ドレイン構造やLDD構造としても良い。
よってCMOS回路が構成されており、それらの構造、
構成材料および得られる効果は前記実施例1と同じであ
る。また、nMOS4NおよびpMOS4Pの構造を、
例えば二重ドレイン構造やLDD構造としても良い。
【0124】絶縁膜7上には、例えばSiO2 からなる
絶縁膜7aが堆積され、さらにその上面には平坦用の絶
縁膜7bが堆積されている。絶縁膜7,7a,7bに
は、電極9Nb,9Pbに達する接続孔8aが形成され
ており、これを通じて第2層配線10aと電極9Na,
9Paとが電気的に接続されている。
絶縁膜7aが堆積され、さらにその上面には平坦用の絶
縁膜7bが堆積されている。絶縁膜7,7a,7bに
は、電極9Nb,9Pbに達する接続孔8aが形成され
ており、これを通じて第2層配線10aと電極9Na,
9Paとが電気的に接続されている。
【0125】第2層配線10aは、例えば窒化チタンか
らなるバリア層10a1 と、Al−Si−Cu合金から
なる導体層10a2 と、窒化チタンからなるバリア層1
0a3 とが下層から順に堆積されて形成されている。
らなるバリア層10a1 と、Al−Si−Cu合金から
なる導体層10a2 と、窒化チタンからなるバリア層1
0a3 とが下層から順に堆積されて形成されている。
【0126】絶縁膜7b上には、例えばSiO2 からな
る絶縁膜7cが堆積されており、これによって第2層配
線10aが被覆されている。絶縁膜7c上には、表面保
護膜11が堆積されている。表面保護膜11は、例えば
SiO2 からなる絶縁膜11aと、例えばSi3 N4 か
らなる絶縁膜11bとが下層から順に堆積されて構成さ
れている。
る絶縁膜7cが堆積されており、これによって第2層配
線10aが被覆されている。絶縁膜7c上には、表面保
護膜11が堆積されている。表面保護膜11は、例えば
SiO2 からなる絶縁膜11aと、例えばSi3 N4 か
らなる絶縁膜11bとが下層から順に堆積されて構成さ
れている。
【0127】ところで、本実施例4においては、上記し
たpウエル6pおよびnウエル6nが、図16および1
7に示すように、エピタキシャル層2Eの表面から半導
体基板本体2Sの上部にまで及んで形成されているとと
もに、pウエル6pおよびnウエル6nの不純物濃度が
エピタキシャル層2Eの主面から深さ方向に向かって次
第に低くなるように設定されている。
たpウエル6pおよびnウエル6nが、図16および1
7に示すように、エピタキシャル層2Eの表面から半導
体基板本体2Sの上部にまで及んで形成されているとと
もに、pウエル6pおよびnウエル6nの不純物濃度が
エピタキシャル層2Eの主面から深さ方向に向かって次
第に低くなるように設定されている。
【0128】図17のAは、エピタキシャルウエハ状態
でのエピタキシャル層2Eと半導体基板本体2sとの不
純物分布を示しており、上記したようにエピタキシャル
層2Eの不純物濃度の方が半導体基板本体2Sの不純物
濃度よりも低くなっていることが示されている。
でのエピタキシャル層2Eと半導体基板本体2sとの不
純物分布を示しており、上記したようにエピタキシャル
層2Eの不純物濃度の方が半導体基板本体2Sの不純物
濃度よりも低くなっていることが示されている。
【0129】ここで、比較のため、前記した2つの従来
技術の場合の不純物濃度分布を図18および図19に示
す。なお、図18は前記した応用物理学会、1991年
8月10日発行、「応用物理 第60巻 第8号」P7
62〜P763に記載の技術の場合であり、図19は前
記した特開平1−260832号公報に記載の技術の場
合である。
技術の場合の不純物濃度分布を図18および図19に示
す。なお、図18は前記した応用物理学会、1991年
8月10日発行、「応用物理 第60巻 第8号」P7
62〜P763に記載の技術の場合であり、図19は前
記した特開平1−260832号公報に記載の技術の場
合である。
【0130】図18に示す技術では、半導体基板本体の
不純物濃度がエピタキシャル層の不純物濃度よりも高い
構造となっている。そして、ウエルはその不純物濃度の
設定上の観点からエピタキシャル層中に形成されるよう
になっている。このため、エピタキシャル層の深さをウ
エルよりも深くしなければならない。そして、この場合
のウエルは、不純物をエピタキシャル層の表面から打ち
込むことによって形成するため、その不純物濃度が、基
板表面で高く、内部で低くなっている。
不純物濃度がエピタキシャル層の不純物濃度よりも高い
構造となっている。そして、ウエルはその不純物濃度の
設定上の観点からエピタキシャル層中に形成されるよう
になっている。このため、エピタキシャル層の深さをウ
エルよりも深くしなければならない。そして、この場合
のウエルは、不純物をエピタキシャル層の表面から打ち
込むことによって形成するため、その不純物濃度が、基
板表面で高く、内部で低くなっている。
【0131】図19に示す技術では、半導体基板本体の
不純物濃度とエピタキシャル層の不純物濃度とが共に低
濃度に設定されている。このウエルはエピタキシャル層
よりも深い位置に及んで形成されている。この場合のウ
エルは、半導体基板本体の上部にウエル形成用の不純物
を打ち込んだ後、その半導体基板本体上にエピタキシャ
ル層を形成する際の拡散によって形成するため、その不
純物濃度が基板表面で低く、エピタキシャル層と半導体
基板本体との境界領域で高く、さらに半導体基板本体の
内部に向かって低くなっている。
不純物濃度とエピタキシャル層の不純物濃度とが共に低
濃度に設定されている。このウエルはエピタキシャル層
よりも深い位置に及んで形成されている。この場合のウ
エルは、半導体基板本体の上部にウエル形成用の不純物
を打ち込んだ後、その半導体基板本体上にエピタキシャ
ル層を形成する際の拡散によって形成するため、その不
純物濃度が基板表面で低く、エピタキシャル層と半導体
基板本体との境界領域で高く、さらに半導体基板本体の
内部に向かって低くなっている。
【0132】次に、本実施例4の半導体集積回路装置の
製造方法を図20〜図24によって説明する。
製造方法を図20〜図24によって説明する。
【0133】まず、図20に示すように、p形のSi単
結晶からなる半導体基板本体2Sの母体である鏡面ウエ
ハ2Wの鏡面上に、例えば前記実施例1と同様のSiH
4 ガスとH2 ガスとを用いたCVD法によって、鏡面ウ
エハ2Wと同じ導電形で、かつ、鏡面ウエハ2Wの不純
物濃度よりも低濃度の不純物を含有するSi単結晶から
なるエピタキシャル層2Eを形成する。
結晶からなる半導体基板本体2Sの母体である鏡面ウエ
ハ2Wの鏡面上に、例えば前記実施例1と同様のSiH
4 ガスとH2 ガスとを用いたCVD法によって、鏡面ウ
エハ2Wと同じ導電形で、かつ、鏡面ウエハ2Wの不純
物濃度よりも低濃度の不純物を含有するSi単結晶から
なるエピタキシャル層2Eを形成する。
【0134】ここで、鏡面ウエハ2Wの不純物濃度は、
例えば1.5×1015atms/cm3 程度である。ま
た、エピタキシャル層2Eの厚さは、例えば1μm程度
である。
例えば1.5×1015atms/cm3 程度である。ま
た、エピタキシャル層2Eの厚さは、例えば1μm程度
である。
【0135】続いて、鏡面ウエハ2Wの所定領域に、例
えば厚さ40nm程度のSiO2 からなる絶縁膜12a
を形成した後、鏡面ウエハ2Wの所定領域に、例えば厚
さ50nM程度のSi3 N4 からなる絶縁膜(図示せ
ず)をCVD法等によって堆積する。
えば厚さ40nm程度のSiO2 からなる絶縁膜12a
を形成した後、鏡面ウエハ2Wの所定領域に、例えば厚
さ50nM程度のSi3 N4 からなる絶縁膜(図示せ
ず)をCVD法等によって堆積する。
【0136】その後、そのSi3 N4 からなる絶縁膜の
うち、nウエル形成領域における膜部分をドライエッチ
ング法等によって除去した後、Si3 N4 からなる絶縁
膜のうちのpウエル形成領域の膜部分およびレジスト膜
をイオン打ち込みマスクとしてエピタキシャル層2Eの
露出部に、例えばnウエル形成用のn形不純物であるリ
ン等をイオン打ち込みする。この際のイオン打ち込みエ
ネルギーは、例えば125KeV程度であり、そのドー
ズ量は、例えば2×1013個/cm2 程度である。
うち、nウエル形成領域における膜部分をドライエッチ
ング法等によって除去した後、Si3 N4 からなる絶縁
膜のうちのpウエル形成領域の膜部分およびレジスト膜
をイオン打ち込みマスクとしてエピタキシャル層2Eの
露出部に、例えばnウエル形成用のn形不純物であるリ
ン等をイオン打ち込みする。この際のイオン打ち込みエ
ネルギーは、例えば125KeV程度であり、そのドー
ズ量は、例えば2×1013個/cm2 程度である。
【0137】その後、そのSi3 N4 からなる絶縁膜の
うち、pウエル形成領域における膜部分をマスクとして
nウエル側のエピタキシャル層2E上に、例えば厚さ1
20nm程度の絶縁膜12bを形成した後、そのnウエ
ル形成領域上の絶縁膜をイオン打ち込みマスクとしてエ
ピタキシャル層2Eの露出部に、例えばpウエル形成用
のp形不純物であるホウ素をイオン打ち込みする。この
際のイオン打ち込みエネルギーは、例えば60KeV程
度であり、そのドーズ量は、例えば8×1012個/cm
2 程度である。
うち、pウエル形成領域における膜部分をマスクとして
nウエル側のエピタキシャル層2E上に、例えば厚さ1
20nm程度の絶縁膜12bを形成した後、そのnウエ
ル形成領域上の絶縁膜をイオン打ち込みマスクとしてエ
ピタキシャル層2Eの露出部に、例えばpウエル形成用
のp形不純物であるホウ素をイオン打ち込みする。この
際のイオン打ち込みエネルギーは、例えば60KeV程
度であり、そのドーズ量は、例えば8×1012個/cm
2 程度である。
【0138】次いで、鏡面ウエハ2Wに対して引き伸ば
し拡散用のアニール処理を、例えば3時間程度施すこと
により、例えば深さ3μm程度のpウエル6pおよびn
ウエル6nを形成する。この際の処理温度は、例えば1
200℃程度である。
し拡散用のアニール処理を、例えば3時間程度施すこと
により、例えば深さ3μm程度のpウエル6pおよびn
ウエル6nを形成する。この際の処理温度は、例えば1
200℃程度である。
【0139】本実施例4においては、このアニール処理
の際に、pウエル6pおよびnウエル6nがエピタキシ
ャル層2Eの表面から鏡面ウエハ2Wの上部まで達する
ようにするとともに、その不純物濃度がエピタキシャル
層2Eの表面から深さ方向に向かって次第に低くなるよ
うにする。
の際に、pウエル6pおよびnウエル6nがエピタキシ
ャル層2Eの表面から鏡面ウエハ2Wの上部まで達する
ようにするとともに、その不純物濃度がエピタキシャル
層2Eの表面から深さ方向に向かって次第に低くなるよ
うにする。
【0140】続いて、図22に示すように、パッド酸化
膜12cとSi3 N4 からなる耐酸化性の絶縁膜(図示
せず)とを下層から順に堆積した後、素子形成領域にお
ける耐酸化性の絶縁膜を残し、素子分離領域における耐
酸化性の絶縁膜を除去する。
膜12cとSi3 N4 からなる耐酸化性の絶縁膜(図示
せず)とを下層から順に堆積した後、素子形成領域にお
ける耐酸化性の絶縁膜を残し、素子分離領域における耐
酸化性の絶縁膜を除去する。
【0141】その後、残された耐酸化性の絶縁膜をマス
クとして素子分離領域にフィールド絶縁膜3を選択的に
形成した後、図23に示すように、フィールド絶縁膜3
に囲まれた素子形成領域に熱酸化法等によって、例えば
厚さ180Å程度のSiO2等からなるゲート絶縁膜4
Nc,4Pcを同時に形成する。
クとして素子分離領域にフィールド絶縁膜3を選択的に
形成した後、図23に示すように、フィールド絶縁膜3
に囲まれた素子形成領域に熱酸化法等によって、例えば
厚さ180Å程度のSiO2等からなるゲート絶縁膜4
Nc,4Pcを同時に形成する。
【0142】このように本実施例4においてもゲート絶
縁膜4Nc,4Pcをエピタキシャル層2E上に形成す
ることにより、良好な膜質が得られ、ゲート絶縁膜4N
c,4Pcの耐圧を向上させることが可能となってい
る。また、ゲート絶縁膜4Nc,4Pcの欠陥密度を1
桁以上も改善することが可能となっている。
縁膜4Nc,4Pcをエピタキシャル層2E上に形成す
ることにより、良好な膜質が得られ、ゲート絶縁膜4N
c,4Pcの耐圧を向上させることが可能となってい
る。また、ゲート絶縁膜4Nc,4Pcの欠陥密度を1
桁以上も改善することが可能となっている。
【0143】続いて、ゲート絶縁膜4Nc,4Pc上
に、例えばn形の低抵抗ポリシリコンからなるゲート電
極4Nd,4Pdを同時に形成した後、そのゲート電極
4Nd,4Pdをマスクとして、一対の半導体領域4N
a,4Nbおよび一対の半導体領域4Pa,4Pbをそ
れぞれ別々のイオン注入工程によって形成することによ
り、エピタキシャルウエハ2WE上にnMOS4Nおよ
びpMOS4Pを形成する。
に、例えばn形の低抵抗ポリシリコンからなるゲート電
極4Nd,4Pdを同時に形成した後、そのゲート電極
4Nd,4Pdをマスクとして、一対の半導体領域4N
a,4Nbおよび一対の半導体領域4Pa,4Pbをそ
れぞれ別々のイオン注入工程によって形成することによ
り、エピタキシャルウエハ2WE上にnMOS4Nおよ
びpMOS4Pを形成する。
【0144】ここで、ゲート電極4Nd,4Pdは、単
体のポリシリコンによって構成されるものに限定されず
種々変更可能であり、例えば低抵抗ポリシリコン上に高
融点金属シリサイド膜を堆積してなる、いわゆるポリサ
イド構造としても良い。
体のポリシリコンによって構成されるものに限定されず
種々変更可能であり、例えば低抵抗ポリシリコン上に高
融点金属シリサイド膜を堆積してなる、いわゆるポリサ
イド構造としても良い。
【0145】また、nMOS4Nの半導体領域4Na
は、例えば1×1015atoms/cm2 程度のAsを
イオン打ち込みで導入することにより形成する。一方、
pMOS4Pの半導体領域4Paは、例えば1×1015
atoms/cm2 程度のBF2 をイオン打ち込みで導
入することにより形成する。
は、例えば1×1015atoms/cm2 程度のAsを
イオン打ち込みで導入することにより形成する。一方、
pMOS4Pの半導体領域4Paは、例えば1×1015
atoms/cm2 程度のBF2 をイオン打ち込みで導
入することにより形成する。
【0146】なお、半導体領域4Na,4Nb,4P
a,4Pbは、上記したように、例えば二重ドレイン構
造またはLDD構造としても良い。
a,4Pbは、上記したように、例えば二重ドレイン構
造またはLDD構造としても良い。
【0147】その後、図24に示すように、エピタキシ
ャルウエハ2WE上に、例えばSiO2 からなる絶縁膜
7をCVD法等によって堆積する。この絶縁膜7は、例
えばB2 O3 およびP2 O5 を含むBPSG(Boro Pho
spho Silicate Glass)を主体に構成されている。
ャルウエハ2WE上に、例えばSiO2 からなる絶縁膜
7をCVD法等によって堆積する。この絶縁膜7は、例
えばB2 O3 およびP2 O5 を含むBPSG(Boro Pho
spho Silicate Glass)を主体に構成されている。
【0148】次いで、絶縁膜7に、nMOS4Nの半導
体領域4Na,4Nb、pMOS4Pの半導体領域4P
a,4pbが露出するような接続孔8を穿孔した後、エ
ピタキシャルウエハ2WE上に、例えばAl−Si−C
u合金からなる導体膜9をスパッタリング法または蒸着
法等によって堆積する。
体領域4Na,4Nb、pMOS4Pの半導体領域4P
a,4pbが露出するような接続孔8を穿孔した後、エ
ピタキシャルウエハ2WE上に、例えばAl−Si−C
u合金からなる導体膜9をスパッタリング法または蒸着
法等によって堆積する。
【0149】続いて、導体膜9をドライエッチング法等
によってパターニングすることにより、電極9Na,9
Nb,9Pa,9Pb,9Sa,9Sbを形成する。
によってパターニングすることにより、電極9Na,9
Nb,9Pa,9Pb,9Sa,9Sbを形成する。
【0150】その後、エピタキシャルウエハ2WE上
に、例えばSiO2 からなる絶縁膜7aをCVD法等に
よって堆積した後、さらに、その上面にSiO2 からな
る平坦化用の絶縁膜7bをCVD法等によって堆積す
る。
に、例えばSiO2 からなる絶縁膜7aをCVD法等に
よって堆積した後、さらに、その上面にSiO2 からな
る平坦化用の絶縁膜7bをCVD法等によって堆積す
る。
【0151】次いで、その平坦化用の絶縁膜7bをCM
P(Chemical Mechanical Polishing)法等によって平坦
化した後、図16に示したように、絶縁膜7,7a,7
bにドライエッチング法等によって接続孔8aを穿孔す
る。
P(Chemical Mechanical Polishing)法等によって平坦
化した後、図16に示したように、絶縁膜7,7a,7
bにドライエッチング法等によって接続孔8aを穿孔す
る。
【0152】続いて、エピタキシャルウエハ2WE上
に、例えばTiNからなるバリア層10a1 と、例えば
Al−Si−Cu合金からなる導体層10a2 と、例え
ばTiNからなるバリア層10a3 とを下層から順にス
パッタリング法または蒸着法等によって堆積する。
に、例えばTiNからなるバリア層10a1 と、例えば
Al−Si−Cu合金からなる導体層10a2 と、例え
ばTiNからなるバリア層10a3 とを下層から順にス
パッタリング法または蒸着法等によって堆積する。
【0153】続いて、そのバリア層10a1 ,10a3
および導体層10a2 をドライエッチング法等によって
パターニングすることにより、第2層配線10aを形成
した後、エピタキシャルウエハ2WE上に、例えばSi
O2 からなる絶縁膜7cをCVD法等によって堆積す
る。
および導体層10a2 をドライエッチング法等によって
パターニングすることにより、第2層配線10aを形成
した後、エピタキシャルウエハ2WE上に、例えばSi
O2 からなる絶縁膜7cをCVD法等によって堆積す
る。
【0154】その後、絶縁膜7cの上面にSiO2 から
なる絶縁膜11aをCVD法等によって堆積した後、そ
の上面にSi3 N4 からなる絶縁膜11bをCVD法等
によって順に堆積することにより表面保護膜11を形成
する。
なる絶縁膜11aをCVD法等によって堆積した後、そ
の上面にSi3 N4 からなる絶縁膜11bをCVD法等
によって順に堆積することにより表面保護膜11を形成
する。
【0155】その後、エピタキシャルウエハ2WEから
個々の半導体チップを分割することにより、図16に示
した半導体集積回路装置1を製造する。
個々の半導体チップを分割することにより、図16に示
した半導体集積回路装置1を製造する。
【0156】ここで、本実施例4の構造を、例えば4M
・DRAM(Dynamic RAM)に適用した場合におけるゲー
ト絶縁膜(ゲート耐圧等)の性能評価の結果を図25に
示す。
・DRAM(Dynamic RAM)に適用した場合におけるゲー
ト絶縁膜(ゲート耐圧等)の性能評価の結果を図25に
示す。
【0157】この図25は、4M・DRAMの製造プロ
セスにおいて、ゲート絶縁膜の形成工程までを実行した
後、ゲート耐圧評価用のMOSキャパシタを形成し、そ
のゲート絶縁膜の性能を評価して得られた結果である。
セスにおいて、ゲート絶縁膜の形成工程までを実行した
後、ゲート耐圧評価用のMOSキャパシタを形成し、そ
のゲート絶縁膜の性能を評価して得られた結果である。
【0158】ここで、ゲート絶縁膜の厚さは、例えば1
8nm程度、ゲート電極面積は、例えば4.8mm2 程
度、ゲート電極の材質は、例えばリンドープのポリシリ
コンとする。
8nm程度、ゲート電極面積は、例えば4.8mm2 程
度、ゲート電極の材質は、例えばリンドープのポリシリ
コンとする。
【0159】横軸は、エピタキシャル層の厚さを示して
いる。また、縦軸は、半導体ウエハ(エピタキシャルウ
エハ)上の約200個のMOSキャパシタの耐圧特性を
測定した後、下記の基準に基づいて良品および不良品を
判定し、下式により算出した欠陥密度を示している。た
だし、一般に、エピタキシャル層が形成されていないM
OS・LSI用の鏡面ウエハを基準とした相対値で示し
ている。
いる。また、縦軸は、半導体ウエハ(エピタキシャルウ
エハ)上の約200個のMOSキャパシタの耐圧特性を
測定した後、下記の基準に基づいて良品および不良品を
判定し、下式により算出した欠陥密度を示している。た
だし、一般に、エピタキシャル層が形成されていないM
OS・LSI用の鏡面ウエハを基準とした相対値で示し
ている。
【0160】耐圧良品判定基準:電界>10MV/c
m。ただし、電流は、例えば1mA程度である。また、
ゲート欠陥密度をD、測定キャパシタ数をP、耐圧不良
キャパシタ数をNとすると、D=(100/4.8)ln
((P−N)/P)と表すことができる。
m。ただし、電流は、例えば1mA程度である。また、
ゲート欠陥密度をD、測定キャパシタ数をP、耐圧不良
キャパシタ数をNとすると、D=(100/4.8)ln
((P−N)/P)と表すことができる。
【0161】図25から判るように、本実施例4の構造
とすることにより、欠陥密度を鏡面ウエハ上にゲート絶
縁膜を形成した場合に比べて1桁以上低減することが判
断でき、優れたゲート耐圧性能が得られることを確認す
ることができる。
とすることにより、欠陥密度を鏡面ウエハ上にゲート絶
縁膜を形成した場合に比べて1桁以上低減することが判
断でき、優れたゲート耐圧性能が得られることを確認す
ることができる。
【0162】以上、本実施例4においては、前記実施例
1で得られた効果の他に以下の効果を得ることが可能と
なる。
1で得られた効果の他に以下の効果を得ることが可能と
なる。
【0163】(1).半導体集積回路装置の製造に際して、
鏡面ウエハ上にCMOS回路を形成する場合と全く同じ
方法を用いることができるので、設計変更や製造プロセ
スの変更を伴うことなく、エピタキシャルウエハ2WE
上にCMOS回路を有する半導体集積回路装置を形成す
ることが可能となる。
鏡面ウエハ上にCMOS回路を形成する場合と全く同じ
方法を用いることができるので、設計変更や製造プロセ
スの変更を伴うことなく、エピタキシャルウエハ2WE
上にCMOS回路を有する半導体集積回路装置を形成す
ることが可能となる。
【0164】(2).エピタキシャル層2Eの不純物濃度を
半導体基板本体2Sの不純物濃度よりも低くしたことに
より、半導体基板本体2Sの抵抗をエピタキシャル層2
Eの抵抗よりも低くすることができるので、ラッチアッ
プ耐性を向上させることが可能となる。
半導体基板本体2Sの不純物濃度よりも低くしたことに
より、半導体基板本体2Sの抵抗をエピタキシャル層2
Eの抵抗よりも低くすることができるので、ラッチアッ
プ耐性を向上させることが可能となる。
【0165】(実施例5)図26は本発明の他の実施例
である半導体集積回路装置の要部断面図である。
である半導体集積回路装置の要部断面図である。
【0166】図26に示す本実施例5の半導体集積回路
装置1は、例えば16M・DRAMである。この図26
において、左側はメモリセル領域を示し、右側は周辺回
路領域を示している。なお、この周辺回路領域は前記実
施例4と同じ構造なので説明を省略する。
装置1は、例えば16M・DRAMである。この図26
において、左側はメモリセル領域を示し、右側は周辺回
路領域を示している。なお、この周辺回路領域は前記実
施例4と同じ構造なので説明を省略する。
【0167】本実施例5においても、前記実施例4と同
様に、エピタキシャル層2Eの不純物濃度のほうが、半
導体基板本体2Sの不純物濃度よりも低くなっている。
様に、エピタキシャル層2Eの不純物濃度のほうが、半
導体基板本体2Sの不純物濃度よりも低くなっている。
【0168】1つのメモリセルMCは、1つのトランス
ファMOS・FET13と、1つのキャパシタ14によ
って構成されている。
ファMOS・FET13と、1つのキャパシタ14によ
って構成されている。
【0169】トランスファMOS・FET13は、pウ
エル6p1 に形成された一対の半導体領域13a,13
bと、エピタキシャル層2E上に形成されたゲート絶縁
膜13cと、ゲート絶縁膜13c上に形成されたゲート
電極13dとを有している。
エル6p1 に形成された一対の半導体領域13a,13
bと、エピタキシャル層2E上に形成されたゲート絶縁
膜13cと、ゲート絶縁膜13c上に形成されたゲート
電極13dとを有している。
【0170】ここで、メモリセル領域においても、pウ
エル6p1 は、エピタキシャル層2Eの表面からがエピ
タキシャル層2Eよりも深い半導体基板本体2Sの上部
に及んで形成されている。そして、その不純物濃度は、
前記実施例4と同じく半導体基板2の深さ方向に向かっ
て次第に低くなるようになっている。
エル6p1 は、エピタキシャル層2Eの表面からがエピ
タキシャル層2Eよりも深い半導体基板本体2Sの上部
に及んで形成されている。そして、その不純物濃度は、
前記実施例4と同じく半導体基板2の深さ方向に向かっ
て次第に低くなるようになっている。
【0171】一対の半導体領域13a,13bには、例
えばn形不純物のAs等が導入されている。本実施例5
においては、この半導体領域13a,13bを酸素析出
物等による欠陥の少ないエピタキシャル層2Eに形成し
たことにより、接合リーク電流を低減することができる
ので、DRAMの性能、信頼性および歩留りを向上させ
ることが可能となっている。
えばn形不純物のAs等が導入されている。本実施例5
においては、この半導体領域13a,13bを酸素析出
物等による欠陥の少ないエピタキシャル層2Eに形成し
たことにより、接合リーク電流を低減することができる
ので、DRAMの性能、信頼性および歩留りを向上させ
ることが可能となっている。
【0172】一方の半導体領域13aには、ビット線1
5が電気的に接続されている。ビット線15は、例えば
低抵抗多結晶シリコンからなる導体層15aとその上に
形成されたタングステンシリサイド等からなる導体層1
5bとによって構成されている。
5が電気的に接続されている。ビット線15は、例えば
低抵抗多結晶シリコンからなる導体層15aとその上に
形成されたタングステンシリサイド等からなる導体層1
5bとによって構成されている。
【0173】また、他方の半導体領域13bには、キャ
パシタ14の下部電極14aが電気的に接続されてい
る。本実施例5においては、半導体領域13bを酸素析
出物等による欠陥の少ないエピタキシャル層2Eに形成
したことにより、キャパシタ14に蓄積された電荷のリ
ークを抑制することができ、電荷蓄積時間を長くするこ
とができるので、リフレッシュ特性を向上させることが
可能となる。
パシタ14の下部電極14aが電気的に接続されてい
る。本実施例5においては、半導体領域13bを酸素析
出物等による欠陥の少ないエピタキシャル層2Eに形成
したことにより、キャパシタ14に蓄積された電荷のリ
ークを抑制することができ、電荷蓄積時間を長くするこ
とができるので、リフレッシュ特性を向上させることが
可能となる。
【0174】キャパシタ14は、フィン形状に形成され
ており、下部電極14aと上部電極14bとそれらの間
に介在された絶縁膜(図示せず)とによって構成されて
いる。ただし、キャパシタの形状は、フィン形状に限定
されるものではなく種々変更可能であり、例えば筒状の
ものでも良い。
ており、下部電極14aと上部電極14bとそれらの間
に介在された絶縁膜(図示せず)とによって構成されて
いる。ただし、キャパシタの形状は、フィン形状に限定
されるものではなく種々変更可能であり、例えば筒状の
ものでも良い。
【0175】なお、トランスファMOS・FET13の
ゲート電極13dは、ワード線を兼ねている。また、図
26の16a,16bは、チャネルストッパ領域を示し
ている。
ゲート電極13dは、ワード線を兼ねている。また、図
26の16a,16bは、チャネルストッパ領域を示し
ている。
【0176】このように本実施例5においては、前記実
施例1で得られた効果の他に以下の効果を得ることが可
能となっている。
施例1で得られた効果の他に以下の効果を得ることが可
能となっている。
【0177】すなわち、キャパシタ14の下部電極14
aが電気的に接続される半導体領域13bをエピタキシ
ャル層2Eに形成したことにより、キャパシタ14に蓄
積された電荷のリークを抑制でき、電荷蓄積時間を長く
することができるので、リフレッシュレベルを向上させ
ることが可能となる。したがって、DRAMの性能、信
頼性および歩留りを向上させることが可能となる。
aが電気的に接続される半導体領域13bをエピタキシ
ャル層2Eに形成したことにより、キャパシタ14に蓄
積された電荷のリークを抑制でき、電荷蓄積時間を長く
することができるので、リフレッシュレベルを向上させ
ることが可能となる。したがって、DRAMの性能、信
頼性および歩留りを向上させることが可能となる。
【0178】(実施例6)図27は本発明の他の実施例
である半導体集積回路装置の要部断面図である。
である半導体集積回路装置の要部断面図である。
【0179】図27に示す本実施例6の半導体集積回路
装置1は、例えば4M・SRAM(Static RAM)であ
る。本実施例6においても、前記実施例4と同様に、エ
ピタキシャル層2Eの不純物濃度のほうが、半導体基板
本体2Sの不純物濃度よりも低くなっている。
装置1は、例えば4M・SRAM(Static RAM)であ
る。本実施例6においても、前記実施例4と同様に、エ
ピタキシャル層2Eの不純物濃度のほうが、半導体基板
本体2Sの不純物濃度よりも低くなっている。
【0180】本実施例6においては、半導体基板2にお
いて、メモリセル領域にpウエル6p2 が形成され、周
辺回路領域にnウエル6n1 が形成されている。
いて、メモリセル領域にpウエル6p2 が形成され、周
辺回路領域にnウエル6n1 が形成されている。
【0181】このpウエル6p2 およびnウエル6n1
は、前記実施例4,5と同様に共に、エピタキシャル層
2Eの表面から半導体基板本体2Sの上部に及んで形成
されている。そして、それらの不純物濃度は、前記実施
例4と同じく半導体基板2の深さ方向に向かって次第に
低くなるようになっている。
は、前記実施例4,5と同様に共に、エピタキシャル層
2Eの表面から半導体基板本体2Sの上部に及んで形成
されている。そして、それらの不純物濃度は、前記実施
例4と同じく半導体基板2の深さ方向に向かって次第に
低くなるようになっている。
【0182】メモリセル領域には、転送用MOS・FE
T17、駆動用MOS・FET18および負荷用MOS
・FET19が形成されている。
T17、駆動用MOS・FET18および負荷用MOS
・FET19が形成されている。
【0183】転送用MOS・FET17は、pウエル6
p2 の上部に形成された一対の半導体領域17a,17
bと、エピタキシャル層2E上に形成されたゲート絶縁
膜17cと、ゲート絶縁膜17c上に形成されたゲート
電極17dとを有している。
p2 の上部に形成された一対の半導体領域17a,17
bと、エピタキシャル層2E上に形成されたゲート絶縁
膜17cと、ゲート絶縁膜17c上に形成されたゲート
電極17dとを有している。
【0184】この半導体領域17a,17bには、例え
ばn形不純物のAs等が導入されている。一方の半導体
領域17aは、第1層配線10を介してビット線15と
電気的に接続されている。他方の半導体領域17bは、
駆動用MOS・FET18のゲート電極18dと電気的
に接続されている。
ばn形不純物のAs等が導入されている。一方の半導体
領域17aは、第1層配線10を介してビット線15と
電気的に接続されている。他方の半導体領域17bは、
駆動用MOS・FET18のゲート電極18dと電気的
に接続されている。
【0185】なお、転送用MOS・FET17および駆
動用MOS・FET18のゲート電極17d,18d
は、低抵抗ポリシリコンからなる導体膜上に高融点金属
シリサイドが堆積されて形成されている。
動用MOS・FET18のゲート電極17d,18d
は、低抵抗ポリシリコンからなる導体膜上に高融点金属
シリサイドが堆積されて形成されている。
【0186】また、ゲート絶縁膜17c,18cは、例
えばSiO2 からなる。また、駆動用MOS・FET1
8の一対の半導体領域は、ゲート電極18dのチャネル
長方向に位置され図示されていない。
えばSiO2 からなる。また、駆動用MOS・FET1
8の一対の半導体領域は、ゲート電極18dのチャネル
長方向に位置され図示されていない。
【0187】負荷用MOS・FET19は、低抵抗ポリ
シリコンからなるゲート電極19aと、その上層にゲー
ト絶縁膜19bを介して形成された低抵抗ポリシリコン
からなる一対の半導体領域19c,19dとを有してい
る。半導体領域19c,19dには、例えばn形不純物
のAsが導入されている。
シリコンからなるゲート電極19aと、その上層にゲー
ト絶縁膜19bを介して形成された低抵抗ポリシリコン
からなる一対の半導体領域19c,19dとを有してい
る。半導体領域19c,19dには、例えばn形不純物
のAsが導入されている。
【0188】周辺回路領域には、例えばpMOS4Pが
形成されている。pMOS4Pは、nウエル6n1 の上
部に形成された一対の半導体領域4Pa,4Pbと、エ
ピタキシャル層2E上に形成されたゲート絶縁膜4Pc
と、ゲート絶縁膜4Pc上に形成されたゲート電極4P
dとを有している。この半導体領域4Pa,4Pbに
は、例えばp形不純物のホウ素が導入されている。
形成されている。pMOS4Pは、nウエル6n1 の上
部に形成された一対の半導体領域4Pa,4Pbと、エ
ピタキシャル層2E上に形成されたゲート絶縁膜4Pc
と、ゲート絶縁膜4Pc上に形成されたゲート電極4P
dとを有している。この半導体領域4Pa,4Pbに
は、例えばp形不純物のホウ素が導入されている。
【0189】本実施例6においては、前記実施例1で得
られた効果の他に以下の効果を得ることが可能となる。
られた効果の他に以下の効果を得ることが可能となる。
【0190】すなわち、本実施例6の構造の酸素析出物
等の欠陥が少ないエピタキシャル層2E上にSRAMの
メモリセルを形成したことにより、メモリセルを構成す
る転送用MOS・FET17の一対の半導体領域17
a,17bおよび駆動用MOS・FET18の一対の半
導体領域(図示せず)等における接合リーク電流を低減
することができるので、データ記憶保持特性(データリ
テンションレベル等)を向上させることができ、データ
リテンション不良率を低減することができる。したがっ
て、SRAMの性能、信頼性および歩留りを向上させる
ことが可能となる。
等の欠陥が少ないエピタキシャル層2E上にSRAMの
メモリセルを形成したことにより、メモリセルを構成す
る転送用MOS・FET17の一対の半導体領域17
a,17bおよび駆動用MOS・FET18の一対の半
導体領域(図示せず)等における接合リーク電流を低減
することができるので、データ記憶保持特性(データリ
テンションレベル等)を向上させることができ、データ
リテンション不良率を低減することができる。したがっ
て、SRAMの性能、信頼性および歩留りを向上させる
ことが可能となる。
【0191】(実施例7)図28は本発明の他の実施例
である半導体集積回路装置の要部断面図である。
である半導体集積回路装置の要部断面図である。
【0192】図28に示す本実施例7の半導体集積回路
装置1は、例えばデータを電気的に消去および書き込む
ことが可能なフラッシュメモリ(EEPROM(Electr
ically Erasable Programmable ROM))である。本実施
例7においても、前記実施例4と同様に、エピタキシャ
ル層2Eの不純物濃度のほうが、半導体基板本体2Sの
不純物濃度よりも低くなっている。
装置1は、例えばデータを電気的に消去および書き込む
ことが可能なフラッシュメモリ(EEPROM(Electr
ically Erasable Programmable ROM))である。本実施
例7においても、前記実施例4と同様に、エピタキシャ
ル層2Eの不純物濃度のほうが、半導体基板本体2Sの
不純物濃度よりも低くなっている。
【0193】本実施例7においても、半導体基板2上に
pウエル6p3 およびnウエル6n2 が形成されてい
る。このpウエル6p3 およびnウエル6n2 は、前記
実施例4〜6と同様に共に、エピタキシャル層2Eの表
面から半導体基板本体2Sの上部に及んで形成されてい
る。そして、それらの不純物濃度は、前記実施例4と同
じく半導体基板2の深さ方向に向かって次第に低くなる
ようになっている。
pウエル6p3 およびnウエル6n2 が形成されてい
る。このpウエル6p3 およびnウエル6n2 は、前記
実施例4〜6と同様に共に、エピタキシャル層2Eの表
面から半導体基板本体2Sの上部に及んで形成されてい
る。そして、それらの不純物濃度は、前記実施例4と同
じく半導体基板2の深さ方向に向かって次第に低くなる
ようになっている。
【0194】メモリセル領域には、メモリセルMC1 が
形成されている。メモリセルMC1は、pウエル6p3
の上部に形成された一対の半導体領域20a,20b
と、エピタキシャル層2E上に形成されたゲート絶縁膜
20cと、ゲート絶縁膜20c上に形成されたフローテ
ィングゲート電極20dと、フローティングゲート電極
20d上に絶縁膜(図示せず)を介して形成されたコン
トロールゲート電極20eとを有している。
形成されている。メモリセルMC1は、pウエル6p3
の上部に形成された一対の半導体領域20a,20b
と、エピタキシャル層2E上に形成されたゲート絶縁膜
20cと、ゲート絶縁膜20c上に形成されたフローテ
ィングゲート電極20dと、フローティングゲート電極
20d上に絶縁膜(図示せず)を介して形成されたコン
トロールゲート電極20eとを有している。
【0195】一方の半導体領域20aは、半導体領域2
0a1 とその内部に形成された半導体領域20a2 とに
よって形成されている。半導体領域20a1 には、例え
ばn- 形不純物のリン等が導入され、半導体領域20a
2 には、例えばn+ 形不純物のAs等が導入されてい
る。
0a1 とその内部に形成された半導体領域20a2 とに
よって形成されている。半導体領域20a1 には、例え
ばn- 形不純物のリン等が導入され、半導体領域20a
2 には、例えばn+ 形不純物のAs等が導入されてい
る。
【0196】また、他方の半導体領域20bは、半導体
領域20b1 とその内部に形成された半導体領域20b
2 とによって形成されている。半導体領域20b1 に
は、例えばp+ 形不純物のホウ素等が導入され、半導体
領域20b2 には、例えばn+形不純物のAs等が導入
されている。
領域20b1 とその内部に形成された半導体領域20b
2 とによって形成されている。半導体領域20b1 に
は、例えばp+ 形不純物のホウ素等が導入され、半導体
領域20b2 には、例えばn+形不純物のAs等が導入
されている。
【0197】一方、周辺回路領域には、例えばnMOS
4NおよびpMOS4Pが形成されている。nMOS4
Nは、pウエル6p3 の上部に形成された一対の半導体
領域4Na,4Nbと、エピタキシャル層2E上に形成
されたゲート絶縁膜4Ncと、ゲート絶縁膜4Nc上に
形成されたゲート電極4Ndとを有している。この半導
体領域4Na,4Nbには、例えばn形不純物のリンが
導入されている。
4NおよびpMOS4Pが形成されている。nMOS4
Nは、pウエル6p3 の上部に形成された一対の半導体
領域4Na,4Nbと、エピタキシャル層2E上に形成
されたゲート絶縁膜4Ncと、ゲート絶縁膜4Nc上に
形成されたゲート電極4Ndとを有している。この半導
体領域4Na,4Nbには、例えばn形不純物のリンが
導入されている。
【0198】pMOS4Pは、nウエル6n2 の上部に
形成された一対の半導体領域4Pa,4Pbと、エピタ
キシャル層2E上に形成されたゲート絶縁膜4Pcと、
ゲート絶縁膜4Pc上に形成されたゲート電極4Pdと
を有している。この半導体領域4Pa,4Pbには、例
えばp形不純物のホウ素が導入されている。
形成された一対の半導体領域4Pa,4Pbと、エピタ
キシャル層2E上に形成されたゲート絶縁膜4Pcと、
ゲート絶縁膜4Pc上に形成されたゲート電極4Pdと
を有している。この半導体領域4Pa,4Pbには、例
えばp形不純物のホウ素が導入されている。
【0199】nMOS4Nの半導体領域4Naと、pM
OS4Pの半導体領域4Paとは第1層配線10を通じ
て電気的に接続されており、これによってCMOS回路
が構成されている。
OS4Pの半導体領域4Paとは第1層配線10を通じ
て電気的に接続されており、これによってCMOS回路
が構成されている。
【0200】このように、本実施例7においては、前記
実施例1で得られた効果の他に以下の効果を得ることが
可能となる。
実施例1で得られた効果の他に以下の効果を得ることが
可能となる。
【0201】すなわち、本実施例7の構造においては、
酸素析出物等の欠陥が少ないエピタキシャル層2E上に
フラッシュメモリ(EEPROM)のメモリセルを形成
したことにより、ゲート絶縁膜20cの耐圧を向上させ
ることができるので、データ書き込み耐性を向上させる
ことができる。また、データ消去の際の消去バラツキを
低減させることができる。したがって、フラッシュメモ
リ(EEPROM)の性能、信頼性および歩留りを向上
させることが可能となる。
酸素析出物等の欠陥が少ないエピタキシャル層2E上に
フラッシュメモリ(EEPROM)のメモリセルを形成
したことにより、ゲート絶縁膜20cの耐圧を向上させ
ることができるので、データ書き込み耐性を向上させる
ことができる。また、データ消去の際の消去バラツキを
低減させることができる。したがって、フラッシュメモ
リ(EEPROM)の性能、信頼性および歩留りを向上
させることが可能となる。
【0202】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
1〜7に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
1〜7に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0203】例えば前記実施例1〜3においては、ゲッ
タリング層をポリシリコンによって構成した場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく種々変更
可能であり、例えば半導体基板本体の裏面に機械的に加
工歪を形成する方法、また、半導体基板本体内に存在す
る酸素元素を適量に調節したり、適度に析出させたりす
る方法、さらに半導体基板にカーボンイオンを導入する
方法により、ゲッタリング層を形成するようにしても良
い。また、ゲッタリング層の無い構造としても良い。
タリング層をポリシリコンによって構成した場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく種々変更
可能であり、例えば半導体基板本体の裏面に機械的に加
工歪を形成する方法、また、半導体基板本体内に存在す
る酸素元素を適量に調節したり、適度に析出させたりす
る方法、さらに半導体基板にカーボンイオンを導入する
方法により、ゲッタリング層を形成するようにしても良
い。また、ゲッタリング層の無い構造としても良い。
【0204】また、前記実施例1〜7においては、Si
H4 ガスを用いたエピタキシャル成長法によってエピタ
キシャル層を形成する場合について説明したが、これに
限定されるものではなく種々変更可能であり、例えば四
塩化ケイ素(SiCl4)ガスを用いたエピタキシャル成
長法によってエピタキシャル層を形成しても良い。
H4 ガスを用いたエピタキシャル成長法によってエピタ
キシャル層を形成する場合について説明したが、これに
限定されるものではなく種々変更可能であり、例えば四
塩化ケイ素(SiCl4)ガスを用いたエピタキシャル成
長法によってエピタキシャル層を形成しても良い。
【0205】また、前記実施例1,2,4〜7において
は、半導体基板本体およびエピタキシャル層をp- 形の
Siとした場合について説明したが、これに限定される
ものではなく、例えば半導体基板本体およびエピタキシ
ャル層をn- 形のSiとしても良い。また、前記実施例
3においても、半導体基板本体およびエピタキシャル層
をn- 形のSiとし、p+ 形の半導体領域をn+ 形のS
iとしても良い。
は、半導体基板本体およびエピタキシャル層をp- 形の
Siとした場合について説明したが、これに限定される
ものではなく、例えば半導体基板本体およびエピタキシ
ャル層をn- 形のSiとしても良い。また、前記実施例
3においても、半導体基板本体およびエピタキシャル層
をn- 形のSiとし、p+ 形の半導体領域をn+ 形のS
iとしても良い。
【0206】また、前記実施例3においては、ラッチア
ップ抑制用のp+ 形の半導体領域を半導体基板本体の全
面に形成した場合について説明したが、これに限定され
るものではなく種々変更可能であり、例えばCMOS回
路形成領域の下層にのみp+形の半導体領域を形成して
も良い。
ップ抑制用のp+ 形の半導体領域を半導体基板本体の全
面に形成した場合について説明したが、これに限定され
るものではなく種々変更可能であり、例えばCMOS回
路形成領域の下層にのみp+形の半導体領域を形成して
も良い。
【0207】また、前記実施例3においては、p+ 形の
半導体領域を半導体基板本体の主面から所定の深さに形
成した場合について説明したが、これに限定されるもの
ではなく、例えば図29に示すように、p+ 形の半導体
領域2Bを半導体基板本体2Sの主面に形成しても良
い。なお、図30は、図29の半導体基板本体2S上に
エピタキシャル層2Eを形成した場合を示している。
半導体領域を半導体基板本体の主面から所定の深さに形
成した場合について説明したが、これに限定されるもの
ではなく、例えば図29に示すように、p+ 形の半導体
領域2Bを半導体基板本体2Sの主面に形成しても良
い。なお、図30は、図29の半導体基板本体2S上に
エピタキシャル層2Eを形成した場合を示している。
【0208】また、前記実施例3で説明した構造の半導
体集積回路装置において、エピタキシャル層の下層に、
前記実施例2で説明した半導体集積回路装置の無欠陥層
を設けても良い。
体集積回路装置において、エピタキシャル層の下層に、
前記実施例2で説明した半導体集積回路装置の無欠陥層
を設けても良い。
【0209】また、前記実施例1〜3で説明した技術
を、DRAM、SRAMあるいはROM(Read Only Me
mory)を代表するフラッシュメモリ等のような半導体メ
モリ回路を有する半導体集積回路装置等のような他の半
導体集積回路装置に適用することも可能である。
を、DRAM、SRAMあるいはROM(Read Only Me
mory)を代表するフラッシュメモリ等のような半導体メ
モリ回路を有する半導体集積回路装置等のような他の半
導体集積回路装置に適用することも可能である。
【0210】また、前記実施例1〜7の技術を、いわゆ
るマイコン等のような論理回路を有する半導体集積回路
装置にも適用することが可能である。
るマイコン等のような論理回路を有する半導体集積回路
装置にも適用することが可能である。
【0211】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるCMO
S回路を有する半導体集積回路装置に適用した場合につ
いて説明したが、これに限定されず種々適用可能であ
り、例えばバイポーラトランジスタを有する半導体集積
回路装置、バイポーラトランジスタおよびCMOS回路
からなるBiCMOS回路を有する半導体集積回路装置
等のような他の半導体集積回路装置に適用することも可
能である。
なされた発明をその背景となった利用分野であるCMO
S回路を有する半導体集積回路装置に適用した場合につ
いて説明したが、これに限定されず種々適用可能であ
り、例えばバイポーラトランジスタを有する半導体集積
回路装置、バイポーラトランジスタおよびCMOS回路
からなるBiCMOS回路を有する半導体集積回路装置
等のような他の半導体集積回路装置に適用することも可
能である。
【0212】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0213】(1).本発明の半導体ウエハの製造方法によ
れば、高価な高濃度の半導体基板本体を用いないで済む
ので、高い素子特性および信頼性を実現可能な半導体ウ
エハのコストを低減することが可能となる。
れば、高価な高濃度の半導体基板本体を用いないで済む
ので、高い素子特性および信頼性を実現可能な半導体ウ
エハのコストを低減することが可能となる。
【0214】(2).本発明の半導体集積回路装置の製造方
法によれば、半導体単結晶層上にMOS・FETのゲー
ト絶縁膜を形成することにより、膜質の良好なゲート絶
縁膜を形成することができるので、ゲート絶縁膜の耐圧
を向上でき、ゲート絶縁膜の欠陥密度を低減することが
可能となる。しかも、高価な高濃度の半導体基板本体を
用いないで済むとともに、半導体単結晶層を薄くできる
ので、高い素子特性および信頼性を持つ半導体集積回路
装置のコストを低減することが可能となる。したがっ
て、半導体集積回路装置の性能、製造歩留りおよび信頼
性を向上させるとともに、半導体集積回路装置のコスト
を低減させることが可能となる。
法によれば、半導体単結晶層上にMOS・FETのゲー
ト絶縁膜を形成することにより、膜質の良好なゲート絶
縁膜を形成することができるので、ゲート絶縁膜の耐圧
を向上でき、ゲート絶縁膜の欠陥密度を低減することが
可能となる。しかも、高価な高濃度の半導体基板本体を
用いないで済むとともに、半導体単結晶層を薄くできる
ので、高い素子特性および信頼性を持つ半導体集積回路
装置のコストを低減することが可能となる。したがっ
て、半導体集積回路装置の性能、製造歩留りおよび信頼
性を向上させるとともに、半導体集積回路装置のコスト
を低減させることが可能となる。
【0215】(3).本発明の半導体集積回路装置の製造方
法によれば、半導体基板にウエル等の半導体領域を形成
する際に、不純物濃度や深さ等を設定する際の自由度が
大きいので、その形成制御を容易とすることが可能とな
る。このため、不良発生を低減でき、歩留りを向上させ
ることが可能となる。また、半導体集積回路装置のコス
トを低減することが可能となる。
法によれば、半導体基板にウエル等の半導体領域を形成
する際に、不純物濃度や深さ等を設定する際の自由度が
大きいので、その形成制御を容易とすることが可能とな
る。このため、不良発生を低減でき、歩留りを向上させ
ることが可能となる。また、半導体集積回路装置のコス
トを低減することが可能となる。
【0216】(4).本発明の半導体集積回路装置の製造方
法によれば、半導体基板本体の不純物濃度を半導体単結
晶層の不純物濃度よりも高くしたことにより、半導体基
板本体の抵抗が相対的に低くなるので、ラッチアップ耐
性を向上させることが可能となる。したがって、半導体
集積回路装置の性能、製造歩留りおよび信頼性をさらに
向上させることが可能となる。
法によれば、半導体基板本体の不純物濃度を半導体単結
晶層の不純物濃度よりも高くしたことにより、半導体基
板本体の抵抗が相対的に低くなるので、ラッチアップ耐
性を向上させることが可能となる。したがって、半導体
集積回路装置の性能、製造歩留りおよび信頼性をさらに
向上させることが可能となる。
【0217】(5).本発明の半導体集積回路装置の製造方
法によれば、第1半導体領域をイオン打ち込み方法およ
び熱拡散法によって形成することにより、半導体基板本
体上に半導体単結晶層を設けた半導体ウエハを用いて半
導体集積回路装置を製造する際に、設計変更や製造プロ
セスの変更等を伴わず、いわゆる鏡面ウエハを用いた半
導体集積回路装置と同一の方法をそのまま使用して半導
体集積回路装置を製造することが可能となる。
法によれば、第1半導体領域をイオン打ち込み方法およ
び熱拡散法によって形成することにより、半導体基板本
体上に半導体単結晶層を設けた半導体ウエハを用いて半
導体集積回路装置を製造する際に、設計変更や製造プロ
セスの変更等を伴わず、いわゆる鏡面ウエハを用いた半
導体集積回路装置と同一の方法をそのまま使用して半導
体集積回路装置を製造することが可能となる。
【0218】(6).本発明の半導体集積回路装置の製造方
法によれば、例えば酸素析出物等の欠陥が少ない半導体
単結晶層上にダイナミック形ランダムアクセスメモリの
メモリセルを設けたことにより、メモリセルのトランス
ファMOS・FETにおけるソース領域およびドレイン
領域における接合リーク電流を低減することが可能とな
る。また、メモリセルのキャパシタにおける電荷のリー
クを抑制でき、電荷蓄積時間を長くすることができるの
で、リフレッシュ特性を向上させることが可能となる。
したがって、ダイナミック形ランダムアクセスメモリの
性能、信頼性および歩留りを向上させることが可能とな
る。
法によれば、例えば酸素析出物等の欠陥が少ない半導体
単結晶層上にダイナミック形ランダムアクセスメモリの
メモリセルを設けたことにより、メモリセルのトランス
ファMOS・FETにおけるソース領域およびドレイン
領域における接合リーク電流を低減することが可能とな
る。また、メモリセルのキャパシタにおける電荷のリー
クを抑制でき、電荷蓄積時間を長くすることができるの
で、リフレッシュ特性を向上させることが可能となる。
したがって、ダイナミック形ランダムアクセスメモリの
性能、信頼性および歩留りを向上させることが可能とな
る。
【0219】(7).本発明の半導体集積回路装置の製造方
法によれば、例えば酸素析出物等の欠陥が少ない半導体
単結晶層上にスタティック形ランダムアクセスメモリの
メモリセルを設けたことにより、メモリセルを構成する
MOS・FETにおけるソース領域およびドレイン領域
の接合リーク電流を低減することができるので、データ
記憶保持特性(データリテンションレベル等)を向上さ
せることができ、データリテンション不良率を低減する
ことが可能となる。したがって、スタティック形ランダ
ムアクセスメモリの性能、信頼性および歩留りを向上さ
せることが可能となる。
法によれば、例えば酸素析出物等の欠陥が少ない半導体
単結晶層上にスタティック形ランダムアクセスメモリの
メモリセルを設けたことにより、メモリセルを構成する
MOS・FETにおけるソース領域およびドレイン領域
の接合リーク電流を低減することができるので、データ
記憶保持特性(データリテンションレベル等)を向上さ
せることができ、データリテンション不良率を低減する
ことが可能となる。したがって、スタティック形ランダ
ムアクセスメモリの性能、信頼性および歩留りを向上さ
せることが可能となる。
【0220】(8).本発明の半導体集積回路装置の製造方
法によれば、例えば酸素析出物等の欠陥が少ない半導体
単結晶層上にデータを電気的に消去および書き込むこと
が可能なリードオンリメモリのメモリセルを設けたこと
により、データ書き込み耐性を向上させることが可能と
なる。また、データ消去のバラツキを低減することが可
能となる。したがって、データを電気的に消去および書
き込むことが可能なリードオンリメモリの性能、信頼性
および歩留りを向上させることが可能となる。
法によれば、例えば酸素析出物等の欠陥が少ない半導体
単結晶層上にデータを電気的に消去および書き込むこと
が可能なリードオンリメモリのメモリセルを設けたこと
により、データ書き込み耐性を向上させることが可能と
なる。また、データ消去のバラツキを低減することが可
能となる。したがって、データを電気的に消去および書
き込むことが可能なリードオンリメモリの性能、信頼性
および歩留りを向上させることが可能となる。
【図1】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
要部断面図である。
要部断面図である。
【図2】図1の半導体集積回路装置の製造工程中におい
て用いられる半導体ウエハの平面図である。
て用いられる半導体ウエハの平面図である。
【図3】図1の半導体集積回路装置の製造工程中におけ
る要部断面図である。
る要部断面図である。
【図4】図1の半導体集積回路装置の図3に続く製造工
程中における要部断面図である。
程中における要部断面図である。
【図5】図1の半導体集積回路装置の図4に続く製造工
程中における要部断面図である。
程中における要部断面図である。
【図6】図1の半導体集積回路装置の図5に続く製造工
程中における要部断面図である。
程中における要部断面図である。
【図7】図1の半導体集積回路装置の図6に続く製造工
程中における要部断面図である。
程中における要部断面図である。
【図8】図1の半導体集積回路装置の図7に続く製造工
程中における要部断面図である。
程中における要部断面図である。
【図9】本発明の他の実施例である半導体集積回路装置
の要部断面図である。
の要部断面図である。
【図10】図9の半導体集積回路装置の製造工程中にお
ける要部断面図である。
ける要部断面図である。
【図11】図9の半導体集積回路装置の図10に続く製
造工程中における要部断面図である。
造工程中における要部断面図である。
【図12】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の要部断面図である。
置の要部断面図である。
【図13】図12の半導体集積回路装置の製造工程中に
おける要部断面図である。
おける要部断面図である。
【図14】図12の半導体集積回路装置の図13に続く
製造工程中における要部断面図である。
製造工程中における要部断面図である。
【図15】図12の半導体集積回路装置の図14に続く
製造工程中における要部断面図である。
製造工程中における要部断面図である。
【図16】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の要部断面図である。
置の要部断面図である。
【図17】図16の半導体集積回路装置における不純物
分布図である。
分布図である。
【図18】従来技術で説明した半導体集積回路装置にお
ける不純物分布図である。
ける不純物分布図である。
【図19】従来技術で説明した半導体集積回路装置にお
ける不純物分布図である。
ける不純物分布図である。
【図20】図16の半導体集積回路装置の製造工程中に
おける半導体基板の要部断面図である。
おける半導体基板の要部断面図である。
【図21】図16の半導体集積回路装置の図20に続く
製造工程中における半導体基板の要部断面図である。
製造工程中における半導体基板の要部断面図である。
【図22】図16の半導体集積回路装置の図21に続く
製造工程中における半導体基板の要部断面図である。
製造工程中における半導体基板の要部断面図である。
【図23】図16の半導体集積回路装置の図22に続く
製造工程中における半導体基板の要部断面図である。
製造工程中における半導体基板の要部断面図である。
【図24】図16の半導体集積回路装置の図23に続く
製造工程中における半導体基板の要部断面図である。
製造工程中における半導体基板の要部断面図である。
【図25】本実施例の半導体集積回路装置の効果を説明
するためのグラフ図である。
するためのグラフ図である。
【図26】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の要部断面図である。
置の要部断面図である。
【図27】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の要部断面図である。
置の要部断面図である。
【図28】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の要部断面図である。
置の要部断面図である。
【図29】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造工程中における要部断面図である。
置の製造工程中における要部断面図である。
【図30】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の図29に続く製造工程中における要部断面図であ
る。
置の図29に続く製造工程中における要部断面図であ
る。
1 半導体集積回路装置 2 半導体基板 2A 無欠陥層 2B p+ 形の半導体領域(高濃度の半導体領域) 2S 半導体基板本体 2E エピタキシャル層(半導体単結晶層) 2G ゲッタリング層(捕縛領域) 2W 鏡面ウエハ 2WE エピタキシャルウエハ(半導体ウエハ) 3 フィールド絶縁膜 4N nチャネルMOS・FET 4Na,4Nb 半導体領域 4Nc ゲート絶縁膜 4Nd ゲート電極 4P pチャネルMOS・FET 4Pa,4Pb 半導体領域 4Pc ゲート絶縁膜 4Pd ゲート電極 5Sa,5Sb 半導体領域 6 nウエル 6n,6n1 ,6n2 nウエル(第1半導体領域) 6p,6p1 〜6p3 pウエル(第1半導体領域) 7,7a,7b,7c 絶縁膜 8,8a 接続孔 9 導体膜 9Na,9Nb,9Pa,9Pb,9Sa,9Sb 電
極 10 第1層配線 10a 第2層配線 10a1 ,10a3 バリア層 10a2 導体層 11 表面保護膜 11a,11b 絶縁膜 12a,12b 絶縁膜 12c パッド酸化膜 13 トランスファMOS・FET 13a,13b 半導体領域 13c ゲート絶縁膜 13d ゲート電極 14 キャパシタ 14a 下部電極 14b 上部電極 15 ビット線 15a 導体層 15b 導体層 16a,16b チャネルストッパ領域 17 転送用MOS・FET 17a,17b 半導体領域 17c ゲート絶縁膜 17d ゲート電極 18 駆動用MOS・FET 18c ゲート絶縁膜 18d ゲート電極 19 負荷用MOS・FET 19a ゲート電極 19b ゲート絶縁膜 19c,19d 半導体領域 20a,20a1 ,20a2 ,20b,20b1 ,20
b2 半導体領域 20c ゲート絶縁膜 20d フローティングゲート電極 20e コントロールゲート電極 MC,MC1 メモリセル
極 10 第1層配線 10a 第2層配線 10a1 ,10a3 バリア層 10a2 導体層 11 表面保護膜 11a,11b 絶縁膜 12a,12b 絶縁膜 12c パッド酸化膜 13 トランスファMOS・FET 13a,13b 半導体領域 13c ゲート絶縁膜 13d ゲート電極 14 キャパシタ 14a 下部電極 14b 上部電極 15 ビット線 15a 導体層 15b 導体層 16a,16b チャネルストッパ領域 17 転送用MOS・FET 17a,17b 半導体領域 17c ゲート絶縁膜 17d ゲート電極 18 駆動用MOS・FET 18c ゲート絶縁膜 18d ゲート電極 19 負荷用MOS・FET 19a ゲート電極 19b ゲート絶縁膜 19c,19d 半導体領域 20a,20a1 ,20a2 ,20b,20b1 ,20
b2 半導体領域 20c ゲート絶縁膜 20d フローティングゲート電極 20e コントロールゲート電極 MC,MC1 メモリセル
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 範夫 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 山田 栄一 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 杉野 雄史 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 北野 学 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 桜井 義彦 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 長沼 孝 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 荒川 久 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内
Claims (28)
- 【請求項1】 所定導電形の不純物を含有する半導体基
板本体の表面に、前記不純物と同一導電形で、かつ、前
記不純物の設計上の濃度と同一濃度の不純物を含有する
半導体単結晶層を形成する工程を有することを特徴とす
る半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体ウエハの製造方法
において、前記半導体基板本体の表面に前記半導体単結
晶層を形成する工程に先立って、前記半導体基板本体の
表面を鏡面研磨した後、その半導体基板本体の表面に無
欠陥層を形成する工程を有することを特徴とする半導体
ウエハの製造方法。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体ウエハの
製造方法において、前記半導体単結晶層を形成する工程
に際して、前記半導体単結晶層の厚さを、前記半導体単
結晶層上に形成されるMOS・FETのゲート絶縁膜の
厚さの半分以上の厚さとすることを特徴とする半導体ウ
エハの製造方法。 - 【請求項4】 請求項1、2または3記載の半導体ウエ
ハの製造方法において、前記半導体基板本体の面内の少
なくとも一領域に、前記半導体基板本体の不純物と同一
導電形で、かつ、前記半導体基板本体の不純物濃度より
も高濃度の不純物を含有する高濃度の半導体領域を形成
する工程を有することを特徴とする半導体ウエハの製造
方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の半導体ウエハの製造方法
において、前記半導体単結晶層を形成する工程に際し
て、前記半導体単結晶層の深さが、前記半導体基板本体
に形成される相補形MOS・FET回路形成用のウエル
の深さよりも深くなるようにすることを特徴とする半導
体ウエハの製造方法。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の半
導体ウエハの製造方法において、前記半導体基板本体に
汚染金属元素を捕縛する捕縛領域を形成する工程を有す
ることを特徴とする半導体ウエハの製造方法。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一項に記載の半
導体ウエハの製造方法において、前記半導体基板本体お
よび前記半導体単結晶層がp形のシリコン単結晶または
n形のシリコン単結晶からなることを特徴とする半導体
ウエハの製造方法。 - 【請求項8】 所定導電形の不純物を含有する半導体基
板本体の表面に、前記不純物と同一導電形で、かつ、前
記不純物の設計上の濃度と同一濃度の不純物を含有する
半導体単結晶層を設けたことを特徴とする半導体ウエ
ハ。 - 【請求項9】 請求項8記載の半導体ウエハにおいて、
前記半導体基板本体に形成される相補形MOS・FET
回路形成用のウエルよりも深い位置で、かつ、前記半導
体基板本体の面内の少なくとも一領域に、前記半導体基
板本体の不純物と同一導電形で、かつ、前記半導体基板
本体の不純物濃度よりも高濃度の不純物を含有する高濃
度の半導体領域を設けたことを特徴とする半導体ウエ
ハ。 - 【請求項10】 所定導電形の不純物を含有する半導体
基板本体の表面に、前記不純物と同一導電形で、かつ、
前記不純物の設計上の濃度と同一濃度の不純物を含有す
る半導体単結晶層を形成する工程と、前記半導体単結晶
層上に酸化膜を形成する工程とを有することを特徴とす
る半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項11】 請求項10記載の半導体集積回路装置
の製造方法において、前記半導体基板本体の面内の少な
くとも一領域に、前記半導体基板本体の不純物と同一導
電形で、かつ、前記不純物よりも高濃度の半導体領域を
形成する工程を有することを特徴とする半導体集積回路
装置の製造方法。 - 【請求項12】 請求項10または11記載の半導体集
積回路装置の製造方法において、前記半導体単結晶層を
形成する工程に際して、前記半導体単結晶層の深さを、
前記半導体基板本体上に形成される相補形MOS・FE
T回路形成用のウエルの深さよりも深くすることを特徴
とする半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項13】 請求項10、11または12記載の半
導体集積回路装置の製造方法において、前記半導体基板
本体に汚染金属元素を捕縛する捕縛領域を形成する工程
を有することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
法。 - 【請求項14】 所定導電形の不純物を含有する半導体
基板本体の表面に、前記不純物と同一導電形で、かつ、
前記半導体基板本体における不純物濃度以下の濃度の不
純物を含有する半導体単結晶層を形成する工程と、前記
半導体単結晶層の深さ方向に向かって不純物濃度が次第
に低下するような第1半導体領域を前記半導体単結晶層
の表面から前記半導体基板本体の上部にかけて形成する
工程と、前記半導体領域上に酸化膜を形成する工程とを
有することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
法。 - 【請求項15】 請求項14記載の半導体集積回路装置
の製造方法において、前記第1半導体領域を形成する工
程に際して、前記半導体単結晶層に不純物をイオン打ち
込みした後、その打ち込まれた不純物を熱拡散する工程
を有することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
法。 - 【請求項16】 請求項14または15記載の半導体集
積回路装置の製造方法において、前記第1半導体領域が
相補形MOS・FET回路形成に用いるウエルであるこ
とを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項17】 請求項10〜16のいずれか一項に記
載の半導体集積回路装置の製造方法において、前記酸化
膜がMOS・FETのゲート絶縁膜であることを特徴と
する半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項18】 請求項10〜17のいずれか一項に記
載の半導体集積回路装置の製造方法において、前記半導
体単結晶層を形成する工程に際して、前記半導体単結晶
層の厚さを、前記酸化膜の厚さの半分以上の厚さとする
ことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項19】 請求項10〜18のいずれか一項に記
載の半導体集積回路装置の製造方法において、前記半導
体基板本体および前記半導体単結晶層がp形のシリコン
単結晶またはn形のシリコン単結晶からなることを特徴
とする半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項20】 所定導電形の不純物を含有する半導体
基板本体の表面に、前記不純物と同一導電形で、かつ、
前記不純物の設計上の濃度と同一の濃度の不純物を含有
する半導体単結晶層を設けるとともに、前記半導体単結
晶層上に酸化膜を設けたことを特徴とする半導体集積回
路装置。 - 【請求項21】 請求項20記載の半導体集積回路装置
において、前記半導体基板本体上に相補形MOS・FE
T回路を形成するとともに、前記相補形MOS・FET
回路を形成するためのウエルよりも深い位置において、
前記半導体基板の面内の少なくとも一領域に、前記半導
体基板本体の不純物と同一導電形で、かつ、前記不純物
よりも高濃度の不純物を含有する高濃度の半導体領域を
設けたことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項22】 所定導電形の不純物を含有する半導体
基板本体の表面に、前記不純物と同一導電形で、かつ、
前記半導体基板本体における不純物濃度以下の濃度の不
純物を含有する半導体単結晶層を設けるとともに、前記
半導体単結晶層の深さ方向に向かって不純物濃度が次第
に低下するような第1半導体領域を前記半導体単結晶層
の表面から前記半導体基板本体の上部にかけて設け、前
記第1半導体領域に酸化膜を設けたことを特徴とする半
導体集積回路装置。 - 【請求項23】 請求項22記載の半導体集積回路装置
において、前記第1半導体領域が相補形MOS・FET
回路形成用のウエルであることを特徴とする半導体集積
回路装置。 - 【請求項24】 請求項20〜23のいずれか一項に記
載の半導体集積回路装置において、前記酸化膜がMOS
・FETのゲート絶縁膜であることを特徴とする半導体
集積回路装置。 - 【請求項25】 請求項20〜24のいずれか一項に記
載の半導体集積回路装置において、前記半導体基板本体
および前記半導体単結晶層がp形のシリコン単結晶また
はn形のシリコン単結晶からなることを特徴とする半導
体集積回路装置。 - 【請求項26】 請求項20〜25のいずれか一項に記
載の半導体集積回路装置において、前記半導体単結晶層
上にダイナミック形ランダムアクセスメモリのメモリセ
ルおよび周辺回路を設け、前記酸化膜を前記メモリセル
および前記周辺回路を構成するMOS・FETのゲート
絶縁膜としたことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項27】 請求項20〜25のいずれか一項に記
載の半導体集積回路装置において、前記半導体単結晶層
上にスタティック形ランダムアクセスメモリのメモリセ
ルおよび周辺回路を設け、前記酸化膜を前記メモリセル
および前記周辺回路を構成するMOS・FETのゲート
絶縁膜としたことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項28】 請求項20〜25のいずれか一項に記
載の半導体集積回路装置において、前記半導体単結晶層
上にデータを電気的に消去および書き込むことが可能な
リードオンリメモリのメモリセルおよび周辺回路を設
け、前記酸化膜を前記メモリセルおよび前記周辺回路を
構成するMOS・FETのゲート絶縁膜としたことを特
徴とする半導体集積回路装置。
Priority Applications (12)
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|---|---|---|---|
| JP6265529A JPH0897163A (ja) | 1994-07-28 | 1994-10-28 | 半導体ウエハの製造方法、半導体ウエハ、半導体集積回路装置の製造方法および半導体集積回路装置 |
| TW084100015A TW269052B (en) | 1994-07-28 | 1995-01-04 | Process for semiconductor wafer, semiconductor integrated circuit and devices thereof |
| DE69528798T DE69528798T2 (de) | 1994-07-28 | 1995-06-23 | CMOS-Halbleiterbauelement und Herstellungsverfahren |
| EP95304434A EP0696062B1 (en) | 1994-07-28 | 1995-06-23 | CMOS semiconductor device and manufacturing method thereof |
| CN95109607A CN1110073C (zh) | 1994-07-28 | 1995-07-27 | 半导体集成电路的制造方法 |
| KR1019950022450A KR100377649B1 (ko) | 1994-07-25 | 1995-07-27 | 반도체웨이퍼의제조방법,반도체웨이퍼,반도체집적회로장치의제조방법및반도체집적회로장치 |
| US08/934,774 US6043114A (en) | 1994-07-28 | 1997-09-22 | Process for manufacturing a semiconductor wafer, a semiconductor wafer, process for manufacturing a semiconductor integrated circuit device, and semiconductor integrated circuit device |
| HK98111663.6A HK1010768B (en) | 1994-07-28 | 1998-10-30 | Cmos semiconductor device and manufacturing method thereof |
| US09/513,349 US6368905B1 (en) | 1994-07-28 | 2000-02-25 | Process for manufacturing a semiconductor wafer, a semiconductor wafer, process for manufacturing a semiconductor integrated circuit device, and semiconductor integrated circuit device |
| US10/002,147 US6630375B2 (en) | 1994-07-28 | 2001-12-05 | Process for manufacturing a semiconductor wafer, a semiconductor wafer, process for manufacturing a semiconductor integrated circuit device, and semiconductor integrated circuit device |
| US10/014,405 US6806130B2 (en) | 1994-07-28 | 2001-12-14 | Process for manufacturing a semiconductor wafer, a semiconductor wafer, process for manufacturing a semiconductor integrated circuit device, and semiconductor integrated circuit device |
| US10/861,450 US20040219727A1 (en) | 1994-07-28 | 2004-06-07 | Process for manufacturing a semiconductor wafer, a semiconductor wafer, process for manufacturing a semiconductor integrated circuit device, and semiconductor integrated circuit device |
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|---|---|---|---|
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| JP6-176872 | 1994-07-28 | ||
| JP6265529A JPH0897163A (ja) | 1994-07-28 | 1994-10-28 | 半導体ウエハの製造方法、半導体ウエハ、半導体集積回路装置の製造方法および半導体集積回路装置 |
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|---|---|
| JPH0897163A true JPH0897163A (ja) | 1996-04-12 |
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| JP (1) | JPH0897163A (ja) |
| KR (1) | KR100377649B1 (ja) |
| CN (1) | CN1110073C (ja) |
| DE (1) | DE69528798T2 (ja) |
| TW (1) | TW269052B (ja) |
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