JPH09112625A - ダンパー - Google Patents

ダンパー

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JPH09112625A
JPH09112625A JP26557295A JP26557295A JPH09112625A JP H09112625 A JPH09112625 A JP H09112625A JP 26557295 A JP26557295 A JP 26557295A JP 26557295 A JP26557295 A JP 26557295A JP H09112625 A JPH09112625 A JP H09112625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damper
container
peripheral wall
deformed
support shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP26557295A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokio Suzuki
時夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
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Publication of JPH09112625A publication Critical patent/JPH09112625A/ja
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  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載用機器の筐体の小型化に伴い、筐体内に
て機構部を支持するダンパーを薄形化する必要がある
が、薄形化したダンパーはダンパー内の流体の撹拌効果
が小さく、特性が劣化してしまうものであった。 【解決手段】 ダンパー12を形成する容器14の頂部
14bの周辺部に薄肉の変形部14dを形成するととも
に、周壁部14eも薄肉の変形部とする。そして周壁部
14eと、その外周の保護壁16bとの間に、周壁部1
4eの全周を囲む空間Cを設ける。車体からの振動が与
えられて、支持部14cに嵌着された支持軸15が動い
たときに、変形部14dと周壁部14eが共に変形し、
また空間C内でも変形できるため、支持軸15の移動量
を大きく許容でき、また内部領域A内の流体が充分に撹
拌されて、充分な振動減衰効果を発揮でき、また薄型化
も容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車載用のデ
ィスク装置などにおいて、筐体内で機構部を支持するの
に用いられるダンパーに係り、特に薄形化を実現したダ
ンパーに関する。
【0002】
【従来の技術】車載用のCDチェンジャーやCDプレー
ヤなどでは、車体からの振動が筐体内の機構部に直接に
伝達されて光ピックアップなどに影響を与えないよう
に、筐体の底部や側壁の内面に設置されたダンパーによ
り、機構部が弾性的に支持されている。図3は従来のダ
ンパーを示す断面図である。このダンパー2は、車載用
機器の筐体1の内面に取り付けられているが、通常は、
ダンパー2が筐体1内の複数箇所に設置され、光ディス
クなどを駆動する機構部が複数箇所で弾性浮上支持され
るものとなっている。
【0003】ダンパー2は、内部に中空の内部領域Aが
形成された容器4と、この容器4の内部領域Aを底部側
から塞ぐ蓋板3とから構成されている。容器4と蓋板3
は、共にゴムなどの弾性材料により形成されている。前
記蓋板3により塞がれている容器4の内部領域A内に
は、シリコンオイルなどの高粘性の流体が封入されてい
る。この容器4は、周壁部4bが肉厚が大きく変形しず
らい部分すなわちある程度の剛性を有する非変形部であ
る。周壁部4bの下部周囲にはさらに側方に突出する保
護部4aが形成されている。通常はこの保護部4aがホ
ルダなどで筐体1に押え付けられ、容器4と蓋板3とが
筐体1の内面に固定される。
【0004】周壁部4bのさらに上方部分が上面4cで
あるが、この上面4cの中心となる頂部には、肉厚の大
きい支持部4dが形成されており、この支持部4d内
に、支持軸5の先部5aが嵌着されている。通常は、こ
の支持軸5が筐体1の内部に収納された機構部のシャー
シに固定されている。支持軸5の先部5aが嵌着された
支持部4dは、容器4の内部領域A内に突出している。
外部振動により筐体1と支持軸5とが相対的に動くと、
支持軸5ととも支持部4dが内部領域A内で径方向およ
び高さ方向へ移動し、これにより内部領域A内の流体が
撹拌され、筐体1に作用する外部振動が流体のエネルギ
ーに変換されて、支持軸5から機構部に作用しようとす
る振動が抑制される。
【0005】上記支持部4dの内部領域A内での移動を
許容するために、容器4の上面4cでは、支持部4dお
よび前記周壁部4b以外の部分が薄肉の変形部となって
いる。また上面4cでは、支持部4dの動作を許容する
ために、支持軸5が取り付けられた状態で適度な大きさ
の波形の湾曲部4c1が形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】車載用機器、特にCD
チェンジャーなどは小型化が促進されているが、前記ダ
ンパー2は、筐体1の内面と機構部との間に配置される
ものであるために、筐体1と機構部との間にはダンパー
2の高さ寸法分の無駄なスペースが形成される。よって
筐体1を小型化するためには、ダンパー2の高さ寸法を
可能な限り縮小することが必要である。
【0007】図4に示すダンパー2aは、図3に示すダ
ンパー2の容器4の高さ方向の寸法を単純に短くしたも
のである。図4では支持部4dの軸方向長さが短くなる
とともに、支持部4dの位置が低くなり、薄肉の上面4
cの湾曲部4c1の波形寸法が小さくなって、変形部そ
のものの面積が小さくなっている。したがって、外部振
動に伴い支持軸5が動いたときに、支持部4dの移動余
裕が小さくなる。まず、ダンパー2に径方向の振動が与
えられ支持軸5が径方向へ移動するとき、湾曲部4c1
がすぐに伸びきってしまい、許容できる振幅が小さくな
る。支持軸5の軸方向への移動に関しても、同様にして
湾曲部4c1がすぐに伸びきってしまう。したがって、
変形部と、流体の粘性と、支持軸5を含む被支持側の質
量とで決まる振動系の共振周波数が高くなり、自動車の
振動に対する制振効果が低下する。
【0008】次に、図5に示すダンパー2bは、高さ寸
法を図4に示すダンパー2aと同様に低くし、支持部4
dの位置も低くなっているが、上面4cの変形部での湾
曲部4c1の波形の変形寸法を大きくし、支持軸5と支
持部4dが径方向および軸方向へ移動したときに、変形
部が伸びきらないようにし、支持部4dの移動許容量を
増大させたものである。
【0009】しかし図5に示すダンパー2bでは、容器
4の内部領域A内に、湾曲部4c1が波形で大きく突出
しているため、内部領域A内でのB1とB2で示す部分
が、湾曲部4c1と支持部4dとの間、および湾曲部4
c1と周壁部4bとの間にて径方向に挟まれた領域とな
り、しかもこの領域B1とB2の容積はかなり大きくな
る。よって、支持軸5と支持部4dが径方向(図示左右
方向)に移動したときに、領域B1とB2内の流体が両側
から圧縮されまたは伸ばされるだけとなり、領域B1と
B2内の流体が他の部分に流れにくくなる。したがっ
て、内部領域A内全体での流体の撹拌効果が低下し、振
動減衰機能が劣化することになる。
【0010】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、全体の高さ寸法を小さくでき、しかも内部領域内
の流体の撹拌を良好にし、有効な振動減衰機能を発揮で
きるようにしたダンパーを提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるダンパー
は、弾性材料で形成された容器と、この容器の内部領域
に封入された流体と、前記容器の上面に設けられた支持
部とを有し、前記容器は、前記上面と、周壁部とが薄肉
の変形部とされていることを特徴とするものである。
【0012】また、上記において、容器の周壁部の外周
を囲む保護部が設けられ、前記周壁部と保護部との間に
空間が形成されているものである。
【0013】本発明では、ダンパーを形成するゴムなど
の弾性材料の容器において、まず頂部に支持部が形成さ
れている上面が、薄肉の変形部とされているとともに、
この上面と連続し且つ容器の外周を囲む周壁部が薄肉の
変形部とされている。すなわち、容器では底部と支持部
を除くほぼ全体の部分が薄肉の変形部となっている。し
たがって容器の高さ寸法を小さくしても、支持部が動い
たときの内部領域の流体の撹拌効果を高くでき、振動減
衰機能を充分に発揮できる。
【0014】また容器の周壁部の外周を囲む保護体が設
けられる場合に、この保護体は容器と一体に成形され、
または容器が固着されたものとなるが、容器の周壁部と
保護体との間に空間部を形成しておくと、薄肉の変形部
とされた周壁部の径方向への移動量を大きくでき、容器
全体の変形を大きく許容して、制振機能を高くできるよ
うになる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明のダンパーを示す断
面図である。このダンパー12は、車載用のCDチェン
ジャーやCDプレーヤなどに用いられ、筐体11の底面
および側面の複数箇所に設置される。光ピックアップな
どを搭載した機構部のシャーシには支持軸15が固定さ
れており。この支持軸15がダンパー12に支持され、
前記機構部が、筐体11内で弾性浮上支持される。
【0016】このダンパー12では、ゴムなどの弾性材
料により、容器14と保護部16とが一体に成形されて
おり、また容器14と保護部16の底面に蓋板13が接
着あるいは溶着等の手段で取り付けられ、この蓋体13
により、容器14の内部領域Aが閉鎖されている。内部
領域A内には、シリコンオイルなどの高粘性の流体が封
入されている。前記保護部16の下部周囲には肉厚の大
きい保持部16aが形成されている。この保持部16a
がホルダなどで筐体11の内面に押さえつけられ、ダン
パー12が、筐体11の内面に固定される。
【0017】容器14の上面14aでは、頂部14bが
周辺部よりも一段高い位置にある。ただし、図3に示す
従来例に比べて頂部14bの高さ位置が低く、ダンパー
12の全体の高さ寸法は、図3に示すものに比べて15
%ないし20%程度低くなっている。前記頂部14b
は、肉厚が大きく、軸状となって前記内部領域A内に突
出し、頂部14bから内部領域A内に突出する部分が支
持部14cとなっている。前記支持軸15の先部15a
は、この支持部14c内に嵌着されている。容器14の
上面14aでは、前記頂部14b以外の部分が薄肉の変
形部14dとなっている。ダンパー12が筐体11に固
定され且つ支持軸15が支持部14cに嵌着された状態
で、前記頂部14bは周囲よりもやや高い位置に設置さ
れるが、この状態で前記変形部14dには、適度な量に
て波形に変形する湾曲部14d1が形成されている。
【0018】また、容器14にて、内部領域Aの外周部
を囲む周壁部14eも前記変形部14dと同じ薄肉の変
形部となっている。この容器14では、底部と、頂部1
4bを除く他のほとんど全ての部分が薄肉の変形部とな
っている。また、周壁部14eと、その外周を囲む保護
部16の保護壁16bとの間には、容器14の外周全域
を囲む溝状の空間Cが形成されている。
【0019】このダンパー12において、車体振動など
により、筐体11と支持軸15とが相対的に径方向(図
示左右方向)に動いた場合を想定する。図1に示すダン
パー12では、支持部14cの軸方向寸法が図3に示す
従来のダンパー2の支持部4dの軸方向寸法よりも短
く、また容器14の高さ寸法も低く、よって内部領域A
の容積は、図3に示すものよりも小さくなっている。ま
た図1での容器14の上面14aの変形部14dの展開
した面積は、図3に示す従来例の上面4cの展開面積よ
りも小さく、よって湾曲部14d1は、図5に示す従来
例のように内部領域A内に大きく突出しておらず、湾曲
部14d1の波形寸法は、むしろ図4に示す従来例に近
いものとなっている。
【0020】したがって、支持軸15が径方向(図示左
右方向)へ動くと、上面14aの変形部14dでの湾曲
部14d1は、その移動量が小さいうちに伸びきってし
まう。ただし、周壁部14eが撓み変形するため、支持
軸15および支持部14cの径方向への動きはかなり大
きく許容される。支持軸15と支持部14cが径方向へ
動くと、内部領域A内に突出している支持部14cによ
り内部の流体が撹拌され、また変形部14dのみならず
周壁部14eの変形によって内部の流体が充分に撹拌さ
れる。特に周壁部14eと保護壁16bとの間に空間C
が形成されているため、支持軸15が径方向へ移動した
ときに周壁部14eが空間C内を移動して変形できるた
め、容器14全体の変形量を充分に大きくでき、内部領
域Aの流体を充分に撹拌でき、振動エネルギーを吸収す
る効果が高くなる。
【0021】支持軸15が軸方向(図示上下方向)へ動
いたときも同じである。例えば、変形部14dが図示上
方へ伸びきったときには、変形部14dと周壁部14e
とが一緒に図示上方へ伸びることができ、支持軸15の
図示上方への移動量を大きくでき、容器14の変形量も
大きくできる。また変形部14dが図示下方へ移動する
ときには、周壁部14eが径方向へ膨張して空間C内で
膨らむことができる。したがって支持軸15の軸方向へ
の移動量が大きくても、容器14が充分に変形し、内部
領域A内の流体を充分に撹拌でき、振動減衰効果を発揮
できる。
【0022】このように図1に示すダンパー12では、
図3に示す従来例に比べて高さ寸法が低く、容器14の
内部領域Aの容積が小さいにもかかわらず、支持軸15
の移動許容量を大きくでき、また容器全体の変形量を大
きくでき、内部領域Aの流体の撹拌効果を高め振動減衰
機能が優れたものとなる。本発明のダンパーは薄型化で
きるため、筐体11と内部機構との隙間を可能な限り小
さくして、機器全体を小型化できる。また仮に図3に示
す従来例と同じ高さ寸法にて本発明のダンパーを構成し
た場合、図3に示す従来例よりも支持軸の移動余裕と、
容器の変形量を大きくできて、振動減衰機能を高くする
ことができる。
【0023】図2は、図1のダンパー12の構造を変形
したダンパー12aを示している。このダンパー12a
では、容器14と保護部16とが別体に形成されてい
る。容器14は、上面14aが薄肉の変形部14dで、
周壁部14eも薄肉の変形部である。容器14は底部が
底部壁14fで封鎖されている。容器14は、保護部1
6に形成された凹部16c内に収納され、前記底部壁1
4fが、保護部16の凹部16cの底面16dに接着な
どにより固定される。その結果、容器14の周壁部14
eと、その外周を囲む保護壁16bとの間に空間Cが形
成されている。図2に示すダンパー12aでも容器14
の上面14aと周壁部14eが変形部で、また周壁部1
4eの周囲に空間Cが形成されているため、図1に示し
たものと同等の振動の減衰効果を発揮できる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明では、容器の変形部
の範囲を広げることにより、振動の減衰効果を高めるこ
とができ、例えば従来のものよりも薄型のものでしかも
振動の減衰効果の高いダンパーを構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダンパーの断面図、
【図2】本発明の他の構成のダンパーの断面図、
【図3】従来のダンパーを示す断面図、
【図4】従来のダンパーを薄形化したダンパーの断面
図、
【図5】従来のダンパーを薄形化したダンパーの断面
図、
【符号の説明】
11 筺体 12,12a ダンパー 14 容器 14a 上面 14b 頂部 14c 支持部 14d 変形部 14e 変形部となる周壁部 16 保護部 A 内部領域 C 空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性材料で形成された容器と、この容器
    の内部領域に封入された流体と、前記容器の上面に設け
    られた支持部とを有し、前記容器は、前記上面と、周壁
    部とが薄肉の変形部とされていることを特徴とするダン
    パー。
  2. 【請求項2】 容器の周壁部の外周を囲む保護部が設け
    られ、前記周壁部と保護部との間に空間が形成されてい
    る請求項1記載のダンパー。
JP26557295A 1995-10-13 1995-10-13 ダンパー Pending JPH09112625A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26557295A JPH09112625A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 ダンパー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26557295A JPH09112625A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 ダンパー

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JPH09112625A true JPH09112625A (ja) 1997-05-02

Family

ID=17418984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26557295A Pending JPH09112625A (ja) 1995-10-13 1995-10-13 ダンパー

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JP (1) JPH09112625A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009228695A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Kenwood Corp ダンパおよびダンパの取付機構ならびにオーディオ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009228695A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Kenwood Corp ダンパおよびダンパの取付機構ならびにオーディオ装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030401