JPH09131824A - 制振防音材 - Google Patents
制振防音材Info
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- JPH09131824A JPH09131824A JP7291058A JP29105895A JPH09131824A JP H09131824 A JPH09131824 A JP H09131824A JP 7291058 A JP7291058 A JP 7291058A JP 29105895 A JP29105895 A JP 29105895A JP H09131824 A JPH09131824 A JP H09131824A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】床衝撃音遮断性が非常に優れた床用の制振防音
材を提供すること。 【解決手段】(C)合成繊維不織布層、(B)連続気泡
発泡体層、(A)高比重光充填材と、無加硫ゴムを主成
分とするバインダー成分とよりなる防音層、(B)連続
気泡発泡体層、(C)合成繊維不織布層が、この順で積
層されている制振防音材。制振防音材は、防音層が高比
重であるので他の音源に対する遮音性に優れ、又損失係
数が大きいので制振性能に優れている。さらに、連続気
泡発泡体層が防音層の上下面にそれぞれ積層されている
ので、制振防音材に衝撃力吸収性を与え、かつ吸音や制
振効果を発揮することが出来る。
材を提供すること。 【解決手段】(C)合成繊維不織布層、(B)連続気泡
発泡体層、(A)高比重光充填材と、無加硫ゴムを主成
分とするバインダー成分とよりなる防音層、(B)連続
気泡発泡体層、(C)合成繊維不織布層が、この順で積
層されている制振防音材。制振防音材は、防音層が高比
重であるので他の音源に対する遮音性に優れ、又損失係
数が大きいので制振性能に優れている。さらに、連続気
泡発泡体層が防音層の上下面にそれぞれ積層されている
ので、制振防音材に衝撃力吸収性を与え、かつ吸音や制
振効果を発揮することが出来る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物床基体と床材
との間に配設することによって建物床の防音性能を高め
る床用制振防音材に関するものであり、特に個建て住宅
の床部への使用に適した制振防音材に関する。
との間に配設することによって建物床の防音性能を高め
る床用制振防音材に関するものであり、特に個建て住宅
の床部への使用に適した制振防音材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集合住宅の床は、カーペット貼り
が多く、上階からの床衝撃音は、カーペットの柔らかさ
によって下階へはあまり伝わらなかった。しかしなが
ら、近年、カーペット貼りは、ダニ発生等の衛生面やメ
ンテナンス面等から、木質床に移行してきている。その
ため、カーペット貼りではあまり問題とならなかった床
衝撃音が、木質床では大きな問題となって顕在化しつつ
ある。
が多く、上階からの床衝撃音は、カーペットの柔らかさ
によって下階へはあまり伝わらなかった。しかしなが
ら、近年、カーペット貼りは、ダニ発生等の衛生面やメ
ンテナンス面等から、木質床に移行してきている。その
ため、カーペット貼りではあまり問題とならなかった床
衝撃音が、木質床では大きな問題となって顕在化しつつ
ある。
【0003】床、特に木造系の床の衝撃音を改善するた
めの好適な制振防音材としては、例えば特開昭63−2
59595号公報には、ゴムに高比重充填材を添加した
シートが提案されている。このシートは、通常、合板等
の床下地材上に施工され、その上に木質フローリングが
施工される。
めの好適な制振防音材としては、例えば特開昭63−2
59595号公報には、ゴムに高比重充填材を添加した
シートが提案されている。このシートは、通常、合板等
の床下地材上に施工され、その上に木質フローリングが
施工される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記シート
では床衝撃の場合に発生する床板の振動に対する騒音を
十分に低下出来なかった。
では床衝撃の場合に発生する床板の振動に対する騒音を
十分に低下出来なかった。
【0005】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、床衝
撃音遮断性が非常に優れた床用の制振防音材を提供する
ことにある。
になされたものであり、その目的とするところは、床衝
撃音遮断性が非常に優れた床用の制振防音材を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の制
振防音材は、(C)合成繊維不織布層、(B)連続気泡
発泡体層、(A)高比重光充填材と、無加硫ゴムを主成
分とするバインダー成分とよりなる防音層、(B)連続
気泡発泡体層、(C)合成繊維不織布層が、この順で積
層されていることを特徴としそのことにより上記目的が
達成される。
振防音材は、(C)合成繊維不織布層、(B)連続気泡
発泡体層、(A)高比重光充填材と、無加硫ゴムを主成
分とするバインダー成分とよりなる防音層、(B)連続
気泡発泡体層、(C)合成繊維不織布層が、この順で積
層されていることを特徴としそのことにより上記目的が
達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。
する。
【0008】(A)防音層 (A)−1 防音層に用いられる高比重充填材 本発明に用いられる高比重充填材は、好ましくは比重が
2以上、さらに好ましくは4以上の充填材である。比重
が2未満では、制振防音性が低下する。高比重充填材と
しては、砂鉄、鉄粉、酸化鉄、炭酸カルシュウム、ジル
コンサンド、クロマイトサンド、製鉄スラグ粉、珪砂、
鉛粉、酸化スズ、酸化亜鉛、硫酸バリュウム、硫化鉄、
マイカ、水酸化アルミニュウム、タルク、クレーなどが
用いられる。
2以上、さらに好ましくは4以上の充填材である。比重
が2未満では、制振防音性が低下する。高比重充填材と
しては、砂鉄、鉄粉、酸化鉄、炭酸カルシュウム、ジル
コンサンド、クロマイトサンド、製鉄スラグ粉、珪砂、
鉛粉、酸化スズ、酸化亜鉛、硫酸バリュウム、硫化鉄、
マイカ、水酸化アルミニュウム、タルク、クレーなどが
用いられる。
【0009】上記高比重充填材の性状は、粉体、繊維
状、あるいは、鱗片状などのいずれも使用可能である
が、混合の観点から粉体が好ましい。
状、あるいは、鱗片状などのいずれも使用可能である
が、混合の観点から粉体が好ましい。
【0010】上記高比重充填材の粒径は、3μm〜2m
mが好ましい。さらに好ましくは、5μm〜500μm
である。
mが好ましい。さらに好ましくは、5μm〜500μm
である。
【0011】2mmを超えると均一な混合が困難である
ため、得られる制振防音材の性能が不均一となり易く、
また、カサ比重が大きくなりすぎて、多量の高比重充填
材を混入することが困難となるおそれがある。
ため、得られる制振防音材の性能が不均一となり易く、
また、カサ比重が大きくなりすぎて、多量の高比重充填
材を混入することが困難となるおそれがある。
【0012】3μm未満であると、カサ比重が小さくな
りすぎ、多量の高比重充填材を混入することが困難であ
るため、比重の高いシートを得るのが困難であり、制振
性の高い制振防音材を得ることが困難となるおそれがあ
る。
りすぎ、多量の高比重充填材を混入することが困難であ
るため、比重の高いシートを得るのが困難であり、制振
性の高い制振防音材を得ることが困難となるおそれがあ
る。
【0013】(A)−2 防音層に用いられる無加硫ゴ
ム 本発明に用いられる無加硫ゴムは、天然ゴム、SBR、
NBR、CR、BR、IRなどのゴムであって、加硫処
理されていないゴムである。製造上の観点から、エマル
ジョン化可能なものが好適に使用され得る。例えば、S
BRエマルジョン、NBRエマルジョンなどが好適に用
いられ得る。
ム 本発明に用いられる無加硫ゴムは、天然ゴム、SBR、
NBR、CR、BR、IRなどのゴムであって、加硫処
理されていないゴムである。製造上の観点から、エマル
ジョン化可能なものが好適に使用され得る。例えば、S
BRエマルジョン、NBRエマルジョンなどが好適に用
いられ得る。
【0014】(A)−3 防音層に含まれる高比重充填
材と無加硫ゴムの割合 上記防音層に含まれる高比重充填材の割合は85〜9
9.5重量%が好ましく、さらに好ましくは95〜99
重量%である。高比重充填材の含有割合が85重量%未
満では、衝撃音遮断性能に優れた高比重充填の防音層が
得られ難い。また、99.5重量%を越えるとバインダ
ー成分との均一な混合が困難となる傾向にある。
材と無加硫ゴムの割合 上記防音層に含まれる高比重充填材の割合は85〜9
9.5重量%が好ましく、さらに好ましくは95〜99
重量%である。高比重充填材の含有割合が85重量%未
満では、衝撃音遮断性能に優れた高比重充填の防音層が
得られ難い。また、99.5重量%を越えるとバインダ
ー成分との均一な混合が困難となる傾向にある。
【0015】上記無加硫ゴムは、その固形分重量が、上
記高比重充填材100重量部に対して好ましくは0.5
〜15重量部、さらに好ましくは1〜5重量部の割合で
配合される。配合量が0.5重量部未満では、高比重充
填材が該ゴムによって十分に保持されないので、得られ
る制振防音材の強度が低下する。配合量が15重量部を
越えると、得られる制振防音材の制振防音性が低下す
る。
記高比重充填材100重量部に対して好ましくは0.5
〜15重量部、さらに好ましくは1〜5重量部の割合で
配合される。配合量が0.5重量部未満では、高比重充
填材が該ゴムによって十分に保持されないので、得られ
る制振防音材の強度が低下する。配合量が15重量部を
越えると、得られる制振防音材の制振防音性が低下す
る。
【0016】上記防音層には、その成分として、例え
ば、バインダーとして使用するゴム及びゲル化剤として
使用し得るウレタンプレポリマーの軟度調節のための可
塑剤や、増粘剤、ゲル化剤等の加工助剤や顔料等が配合
されてよい。
ば、バインダーとして使用するゴム及びゲル化剤として
使用し得るウレタンプレポリマーの軟度調節のための可
塑剤や、増粘剤、ゲル化剤等の加工助剤や顔料等が配合
されてよい。
【0017】例えば、可塑剤としてはDOPが挙げら
れ、増粘剤としてはメチルセルロースが挙げられ、ゲル
化剤としてはウレタンプレポリマーが挙げられる。上記
ゲル化剤としてのウレタンプレポリマーは、末端にNC
O基を有し水と反応して得られる架橋体である。
れ、増粘剤としてはメチルセルロースが挙げられ、ゲル
化剤としてはウレタンプレポリマーが挙げられる。上記
ゲル化剤としてのウレタンプレポリマーは、末端にNC
O基を有し水と反応して得られる架橋体である。
【0018】該ウレタンプレポリマーは、ポリオールと
ポリイソシアネートとの反応により得られる末端NCO
基含有のプレポリマーである。
ポリイソシアネートとの反応により得られる末端NCO
基含有のプレポリマーである。
【0019】該ポリオールとしては、例えば、ポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコールなどのポリ
オキシアルキレンポリオール、ポリエステルポリオー
ル、ポリカプロラクトンポリオール、ダイマー酸エステ
ルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ブタジエ
ンポリオール、アクリルポリオール、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合の加水分解物、クロロプレンポリオールなど
が挙げられる。
レングリコール、ポリプロピレングリコールなどのポリ
オキシアルキレンポリオール、ポリエステルポリオー
ル、ポリカプロラクトンポリオール、ダイマー酸エステ
ルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ブタジエ
ンポリオール、アクリルポリオール、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合の加水分解物、クロロプレンポリオールなど
が挙げられる。
【0020】該ポリイソシアネートとしては、例えばト
リレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタン
ジイソシアネート(MDI)、ポリメチレンポリフェニ
ルイソシアネート(C−MDI)、へキサメチレンジイ
ソシアネート、キシリレンジイソシアネート(XD
I)、イソホロンジイソシアネート、水素添加XDI、
水素添加MDIなどが挙げられる。
リレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタン
ジイソシアネート(MDI)、ポリメチレンポリフェニ
ルイソシアネート(C−MDI)、へキサメチレンジイ
ソシアネート、キシリレンジイソシアネート(XD
I)、イソホロンジイソシアネート、水素添加XDI、
水素添加MDIなどが挙げられる。
【0021】上記ウレタンプレポリマーは、水系スラリ
ーに対する分散性を考慮すると、親水性であることが好
ましい。例えば、ポリオール成分として、ポリエチレン
グリコール及びポリプロピレングリコールをモル比で8
5:15程度の割合で含有し、ポリイソシアネート成分
として、トリレンジイソシアネート(TDI)及び/ま
たはジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)を含
有し、そして末端NCOの割合5%程度であるプレポリ
マーが好適に使用される。
ーに対する分散性を考慮すると、親水性であることが好
ましい。例えば、ポリオール成分として、ポリエチレン
グリコール及びポリプロピレングリコールをモル比で8
5:15程度の割合で含有し、ポリイソシアネート成分
として、トリレンジイソシアネート(TDI)及び/ま
たはジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)を含
有し、そして末端NCOの割合5%程度であるプレポリ
マーが好適に使用される。
【0022】又、プレポリマーの分子量としては、通
常、重量平均分子量(Mw)が8×102〜3×104、
好ましくは2×103〜2×104、数平均分子量(M
n)が5×102〜1×104、好ましくは8×102〜
8×103のものが用いられる。
常、重量平均分子量(Mw)が8×102〜3×104、
好ましくは2×103〜2×104、数平均分子量(M
n)が5×102〜1×104、好ましくは8×102〜
8×103のものが用いられる。
【0023】上記バインダー成分中の無知琉ゴムと架橋
ウレタン樹脂との重畳比率は5:1〜0.5:1が好ま
しく、さらに好ましくは3:1〜1:1である。無加硫
ゴムが架橋ウレタン樹脂に対して重量比5:1を越える
場合は、架橋ウレタン樹脂による圧縮加重に対する変形
防止が不十分となる傾向にある。又、無加硫ゴムが架橋
ウレタン樹脂に対して重量比0.5:1を下回る場合
は、無加硫ゴムによる制振性能の発現が不充分となる傾
向にある。
ウレタン樹脂との重畳比率は5:1〜0.5:1が好ま
しく、さらに好ましくは3:1〜1:1である。無加硫
ゴムが架橋ウレタン樹脂に対して重量比5:1を越える
場合は、架橋ウレタン樹脂による圧縮加重に対する変形
防止が不十分となる傾向にある。又、無加硫ゴムが架橋
ウレタン樹脂に対して重量比0.5:1を下回る場合
は、無加硫ゴムによる制振性能の発現が不充分となる傾
向にある。
【0024】(A)−4 防音層の製造方法 上記構成の防音層は、一例として次の工程に従って製造
することが出来る。
することが出来る。
【0025】(1):高比重充填材、無加硫ゴムのエマ
ルジョンを含有する水系スラリーを調整する工程、 (2):該水系スラリーを、合成繊維不織布や連続気泡
発泡体シート上に塗布して積層する工程、及び (3):該スラリー中の水分を乾燥除去する工程。
ルジョンを含有する水系スラリーを調整する工程、 (2):該水系スラリーを、合成繊維不織布や連続気泡
発泡体シート上に塗布して積層する工程、及び (3):該スラリー中の水分を乾燥除去する工程。
【0026】前記工程(1)において、高比重充填材と
無加硫ゴムのエマルジョンとの混合には、撹拌羽根を有
する混合機及びスクリュー式混合機などを利用すること
が出来る。
無加硫ゴムのエマルジョンとの混合には、撹拌羽根を有
する混合機及びスクリュー式混合機などを利用すること
が出来る。
【0027】該スラリーに含まれる水は前記高比重充填
材100重量部に対して好ましくは20〜40重量部、
さらに好ましくは10〜25重量部の割合で配合され
る。
材100重量部に対して好ましくは20〜40重量部、
さらに好ましくは10〜25重量部の割合で配合され
る。
【0028】上記工程(2)において、水系スラリーを
シート状に賦形する方法としては、上記以外に、押出機
を用いる方法、吹き付け塗装などの方法が用いられ、そ
の他プレス成形、注型成形などにより所望形状、通常シ
ート状に賦形可能である。
シート状に賦形する方法としては、上記以外に、押出機
を用いる方法、吹き付け塗装などの方法が用いられ、そ
の他プレス成形、注型成形などにより所望形状、通常シ
ート状に賦形可能である。
【0029】特に、合成繊維不織布層と発泡体層を接着
させる際に、接着剤を塗布するか、あるいは、スラリー
を吹き付け塗装等により接着させる方法を用いることが
できる。
させる際に、接着剤を塗布するか、あるいは、スラリー
を吹き付け塗装等により接着させる方法を用いることが
できる。
【0030】上記水系スラリーを塗布する基材として
は、合板などの木質パネル、石膏ボードなどが用いられ
てもよい。
は、合板などの木質パネル、石膏ボードなどが用いられ
てもよい。
【0031】賦形又は塗布されたスラリーにおいては、
用いたウレタンプレポリマーのNCO基が水と反応して
尿素結合による架橋体を形成することによりゲル化す
る。
用いたウレタンプレポリマーのNCO基が水と反応して
尿素結合による架橋体を形成することによりゲル化す
る。
【0032】この反応では、CO2ガスが発生し、反応
生成物スラリーは、炭酸ガスの気泡を有する。この一般
的反応を下記の式(I)に示す。
生成物スラリーは、炭酸ガスの気泡を有する。この一般
的反応を下記の式(I)に示す。
【0033】 2OCN−R−NCO+H2O→OCN−R−(NHCONH)−R−NCO+ CO2 ……(I) この反応は通常常温で起こるため、特に加熱などを必要
としないが、ゲル化を促進させる手段として、加熱を行
ってもよい。
としないが、ゲル化を促進させる手段として、加熱を行
ってもよい。
【0034】上記工程(3)において、加熱方法として
は、通常の方法が採用され得、例えば、熱風加熱炉、加
熱板が使用される。
は、通常の方法が採用され得、例えば、熱風加熱炉、加
熱板が使用される。
【0035】(B)連続気泡発泡体層 一般に、発泡体は、主に2つに分類される。ポリエチレ
ン発泡体、ポリスチレン発泡体等に代表される独立気泡
体と軟質ポリウレタンフォームに代表される連続気泡発
泡体である。
ン発泡体、ポリスチレン発泡体等に代表される独立気泡
体と軟質ポリウレタンフォームに代表される連続気泡発
泡体である。
【0036】独立気泡か連続気泡かの見分けは、はっき
りとした規定はないが、通常独立気泡率を測定すること
で決められる。(測定法:ASTM−D2856) 独立気泡率とは、全体積中に存在するクローズドセル
(孔が開いていない完全な泡)を体積百分率で示したも
のである。
りとした規定はないが、通常独立気泡率を測定すること
で決められる。(測定法:ASTM−D2856) 独立気泡率とは、全体積中に存在するクローズドセル
(孔が開いていない完全な泡)を体積百分率で示したも
のである。
【0037】独立気泡率が低い、つまり連続気泡率が高
いものを連続気泡体と称している。連続気泡率が高くな
ると、発泡体内部を空気が行き来できる為に、吸音性や
衝撃吸収性が高くなると考えられる。又、圧縮永久歪み
が小さいと考えられる。
いものを連続気泡体と称している。連続気泡率が高くな
ると、発泡体内部を空気が行き来できる為に、吸音性や
衝撃吸収性が高くなると考えられる。又、圧縮永久歪み
が小さいと考えられる。
【0038】本発明で用いられる連続気泡発泡体層の好
適な独立気泡率は20%以下である。20%を越える
と、上記理由により、衝撃吸収性の低下や圧縮永久歪み
の増大を招く。
適な独立気泡率は20%以下である。20%を越える
と、上記理由により、衝撃吸収性の低下や圧縮永久歪み
の増大を招く。
【0039】連続気泡発泡体層は、通常シート形状とな
るが、その厚みは1mmから5mmまでが好適な範囲で
ある。1mm未満では衝撃吸収性が劣り、5mmを越え
ると床材の下に制振防音材を施工した際に歩行感が低下
する。
るが、その厚みは1mmから5mmまでが好適な範囲で
ある。1mm未満では衝撃吸収性が劣り、5mmを越え
ると床材の下に制振防音材を施工した際に歩行感が低下
する。
【0040】又、発泡体の材質としては、特に限定はさ
れないが、最も汎用的に使用されている軟質ポリウレタ
ン発泡体が衝撃緩衝材としての実績も多く好適である。
れないが、最も汎用的に使用されている軟質ポリウレタ
ン発泡体が衝撃緩衝材としての実績も多く好適である。
【0041】(C)合成繊維不織布層 合成繊維不織布層とは、合成繊維の紡糸工程と繊維ウェ
ブ形成工程及びボンディング工程を持つことにより製造
される合成繊維長繊維不織布により形成される層を言
う。
ブ形成工程及びボンディング工程を持つことにより製造
される合成繊維長繊維不織布により形成される層を言
う。
【0042】該合成繊維としては、ナイロン、ポリエス
テル、ポリエチレン、ポリプロピレン等が用いられる。
製造方法としては、スパンポンド法、メルトブロー法、
フラッシュ紡糸法、トウ開繊法、バーストファイバー法
等の何れの方法を用いてもよい。
テル、ポリエチレン、ポリプロピレン等が用いられる。
製造方法としては、スパンポンド法、メルトブロー法、
フラッシュ紡糸法、トウ開繊法、バーストファイバー法
等の何れの方法を用いてもよい。
【0043】合成繊維不織布の目付(m2当たりのg重
量)の好適な範囲は、10〜150gの範囲であり、さ
らに好ましくは20〜50gの範囲である。目付け量が
10g未満では、不織布の精度に問題が生じやすく、1
50gを越えると床と一体化させるために接着剤を塗布
する際に接着剤が不織布に染み込み、作業が困難となり
易い。
量)の好適な範囲は、10〜150gの範囲であり、さ
らに好ましくは20〜50gの範囲である。目付け量が
10g未満では、不織布の精度に問題が生じやすく、1
50gを越えると床と一体化させるために接着剤を塗布
する際に接着剤が不織布に染み込み、作業が困難となり
易い。
【0044】合成繊維不織布の材質としては、ポリエス
テル、ポリエチレン、レーヨン又はガラスのうちのいず
れか一種単独又は二種以上の混合物が使用され得、中で
もポリエステル、ポリエチレン、レーヨンが好適であ
る。その目付け量としては、30〜50g/m2のもの
が床材との接着に好適である。
テル、ポリエチレン、レーヨン又はガラスのうちのいず
れか一種単独又は二種以上の混合物が使用され得、中で
もポリエステル、ポリエチレン、レーヨンが好適であ
る。その目付け量としては、30〜50g/m2のもの
が床材との接着に好適である。
【0045】(D)制振防音床材の全体構成 制振防音床材は、上記制振防音材が木質層に積層されて
なる。
なる。
【0046】ここで、木質層とは、通常、住宅の下地材
又は仕上げ材等の床構造に使用される木質パネルをい
う。このような木質層としては、例えば、合板、パーテ
ィクルボード、OSB(オリエンティドストランドボー
ド)、MDFボード(ミディアルデンシティーファイバ
ーボード)などの床下地材、及び寄木フローリング材な
どの床仕上げ材が挙げられる。
又は仕上げ材等の床構造に使用される木質パネルをい
う。このような木質層としては、例えば、合板、パーテ
ィクルボード、OSB(オリエンティドストランドボー
ド)、MDFボード(ミディアルデンシティーファイバ
ーボード)などの床下地材、及び寄木フローリング材な
どの床仕上げ材が挙げられる。
【0047】この制振防音床材は、上記木質層の少なく
とも片面、又は両面に上記本発明の制振防音材が積層さ
れ得、あるいは2枚の上記木質層の間に、上記の制振防
音材が積層され得る床材である。
とも片面、又は両面に上記本発明の制振防音材が積層さ
れ得、あるいは2枚の上記木質層の間に、上記の制振防
音材が積層され得る床材である。
【0048】床材として使用する際には、下地材と仕上
げ材との間に制振防音材が設けられた状態で使用される
ため、好ましくは、制振防音材は、下地材として使用さ
れる場合には木質層の上面に、仕上げ材として使用され
る場合には木質層の下面に積層される。
げ材との間に制振防音材が設けられた状態で使用される
ため、好ましくは、制振防音材は、下地材として使用さ
れる場合には木質層の上面に、仕上げ材として使用され
る場合には木質層の下面に積層される。
【0049】本発明の制振防音材は、通常、該床下地材
や寄木フローリング材等の床仕上げ材の間にサンドイッ
チ状に積層接着されて用いられる。
や寄木フローリング材等の床仕上げ材の間にサンドイッ
チ状に積層接着されて用いられる。
【0050】接着方法は、通常溶剤系の接着剤を用いて
施工される。
施工される。
【0051】一方、本発明の制振防音材を構成している
連続気泡発泡体層と合成繊維不織布層を接着させる際に
は、接着剤を用いる場合、好ましくはノンシンナー型の
接着剤を塗布して接着積層するか、あるいは該防音層の
製造に用いている水系スラリーを吹き付け塗装等の方法
により接着積層させる方法が用いられる。
連続気泡発泡体層と合成繊維不織布層を接着させる際に
は、接着剤を用いる場合、好ましくはノンシンナー型の
接着剤を塗布して接着積層するか、あるいは該防音層の
製造に用いている水系スラリーを吹き付け塗装等の方法
により接着積層させる方法が用いられる。
【0052】ちなみに、連続気泡発泡体層が露出した積
層形態では、接着剤が塗布しにくいだけでなく、しみこ
んだ接着剤により、連続気泡発泡体層の本来の緩衝性が
大きく低下する場合がある。
層形態では、接着剤が塗布しにくいだけでなく、しみこ
んだ接着剤により、連続気泡発泡体層の本来の緩衝性が
大きく低下する場合がある。
【0053】本発明の制振防音材全体の厚みは、2〜1
5mmが好ましく、さらに好ましくは3〜10mmであ
る。2mm未満では製造が困難となり、15mmを越え
ると制振防音材が重くなりすぎ施工性が劣る。
5mmが好ましく、さらに好ましくは3〜10mmであ
る。2mm未満では製造が困難となり、15mmを越え
ると制振防音材が重くなりすぎ施工性が劣る。
【0054】図1に示すように、本発明の制振防音材4
は、最外層の上下2層に合成繊維不織布層3、3、その
内側上下2層に連続気泡発泡体層2、2、そして中央に
防音層1を積層した5層構造としたことに特徴を有す
る。
は、最外層の上下2層に合成繊維不織布層3、3、その
内側上下2層に連続気泡発泡体層2、2、そして中央に
防音層1を積層した5層構造としたことに特徴を有す
る。
【0055】合成繊維不織布層3は、主としてその上下
面に配設され得る木質層との接着施工性の為である。
面に配設され得る木質層との接着施工性の為である。
【0056】連続気泡発泡体層2を防音層1の上下面に
2層設ける理由は、該発泡体層2の有する低弾性率の特
性により床面に発生した衝撃力低下させるためであり、
2層設けたことによりその効果は大きくなる。
2層設ける理由は、該発泡体層2の有する低弾性率の特
性により床面に発生した衝撃力低下させるためであり、
2層設けたことによりその効果は大きくなる。
【0057】又、防音層1が高比重であるので他の音源
に対する遮音性に優れ、又損失係数が大きいので制振性
能に優れている。
に対する遮音性に優れ、又損失係数が大きいので制振性
能に優れている。
【0058】以上の点の相乗効果により、本発明の5層
構造を有する制振防音材は、総合的に高い防音性を有す
る。
構造を有する制振防音材は、総合的に高い防音性を有す
る。
【0059】以下、作用について説明する。
【0060】本発明の制振防音材は、高比重充填材と、
無加硫ゴムを主成分とするバインダー成分とよりなる防
音層、及び連続気泡発砲体層が積層されている。防音層
は高比重充填材を含有することにより高比重となり他の
音源に対する防音性に優れる。又、防音層では、内部損
失の大きな無加硫ゴムを高比重充填材のバインダーとし
て用いることにより、損失係数が大きく制振性に優れ
る。
無加硫ゴムを主成分とするバインダー成分とよりなる防
音層、及び連続気泡発砲体層が積層されている。防音層
は高比重充填材を含有することにより高比重となり他の
音源に対する防音性に優れる。又、防音層では、内部損
失の大きな無加硫ゴムを高比重充填材のバインダーとし
て用いることにより、損失係数が大きく制振性に優れ
る。
【0061】さらに、防音層がゲル化剤としてウレタン
プレポリマーを含有する場合は、ウレタンプレポリマー
の末端NCO基が水と反応して架橋ゲルを形成する際に
炭酸ガスが発生すること、及び、前記混合スラリーをゲ
ル化させた後に水分を乾燥除去することにより、単に充
填材とゴムエマルジョンの混合スラリーをゲル化させた
後に水分を乾燥除去することによって充填材とゴムエマ
ルジョンの混合スラリーを乾燥して得られる成形体に比
べて、気孔率の高い成形体を得ることが出来る。
プレポリマーを含有する場合は、ウレタンプレポリマー
の末端NCO基が水と反応して架橋ゲルを形成する際に
炭酸ガスが発生すること、及び、前記混合スラリーをゲ
ル化させた後に水分を乾燥除去することにより、単に充
填材とゴムエマルジョンの混合スラリーをゲル化させた
後に水分を乾燥除去することによって充填材とゴムエマ
ルジョンの混合スラリーを乾燥して得られる成形体に比
べて、気孔率の高い成形体を得ることが出来る。
【0062】本発明の制振防音材を積層した制振防音床
材は、該制振防音材が木質層に積層されてなるので、制
振性及び衝撃に対する緩衝性という意味で制振防音性が
高いものである。
材は、該制振防音材が木質層に積層されてなるので、制
振性及び衝撃に対する緩衝性という意味で制振防音性が
高いものである。
【0063】さらに、本発明の制振防音材では、連続気
泡発泡体層が積層されていることにより、該制振防音材
に衝撃吸収力吸収性を与えるとともに、連続気泡ゆえの
空気の移動時の摩擦により吸音や制振の効果を発揮する
ことができる。
泡発泡体層が積層されていることにより、該制振防音材
に衝撃吸収力吸収性を与えるとともに、連続気泡ゆえの
空気の移動時の摩擦により吸音や制振の効果を発揮する
ことができる。
【0064】又、表面の合成繊維不織布層は、接着剤塗
布性も良好であるので、木質フローリング材の防音材と
して有効である。
布性も良好であるので、木質フローリング材の防音材と
して有効である。
【0065】以下、本発明を実施例により具体的に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。本発
明の実施例での評価項目は以下の通りである。
するが、本発明はこれに限定されるものではない。本発
明の実施例での評価項目は以下の通りである。
【0066】
(実施例1) (A)以下に示す原材料を使用した。
【0067】(1)合成繊維不織布層 スパンボンドポリエステル不織布(6301A:東洋紡
績社製) 目付け畳30g/m2 (2)連続気泡発泡体層 (2)−1 軟質ポリウレタン発泡シート(ソフランエ
ーテルフォーム360s:東洋ゴム工販西日本社製)
厚み2.5mm (2)−2 接着剤:木質フローリング用接着剤 「水性一液型/ノンシンナー」(セキスイボンド;積水
化学社製) (3)防音層 (3)−1 高比重充填材:砂鉄、比重=4.6、粒径
=50メッシュパス (3)−2 無加硫ゴム:カルボキシ変性スチレン・ブ
タジエンゴム(SBR)、 比重=1.0のエマルジョン(固形分濃度=48%)を
使用(日本合成ゴム社製:JSR−0619) (3)−3 増粘剤=メチルセルロース(MC)(信越
化学社製:メトローズ90SH30000) (B)制振防音材の製造 制振防音材は以下のようにして製造した。
績社製) 目付け畳30g/m2 (2)連続気泡発泡体層 (2)−1 軟質ポリウレタン発泡シート(ソフランエ
ーテルフォーム360s:東洋ゴム工販西日本社製)
厚み2.5mm (2)−2 接着剤:木質フローリング用接着剤 「水性一液型/ノンシンナー」(セキスイボンド;積水
化学社製) (3)防音層 (3)−1 高比重充填材:砂鉄、比重=4.6、粒径
=50メッシュパス (3)−2 無加硫ゴム:カルボキシ変性スチレン・ブ
タジエンゴム(SBR)、 比重=1.0のエマルジョン(固形分濃度=48%)を
使用(日本合成ゴム社製:JSR−0619) (3)−3 増粘剤=メチルセルロース(MC)(信越
化学社製:メトローズ90SH30000) (B)制振防音材の製造 制振防音材は以下のようにして製造した。
【0068】(1)スラリーの混合工程
【0069】
【表1】
【0070】上記表1に示す配合のスラリーを撹拌羽を
用いて混合した。
用いて混合した。
【0071】上記合成繊維不織布上に上記木質フローリ
ング用接着剤を薄く塗布し、直ちに上記軟質ポリウレタ
ン発泡シートを接着積層し、これを予め2枚用意した。
ング用接着剤を薄く塗布し、直ちに上記軟質ポリウレタ
ン発泡シートを接着積層し、これを予め2枚用意した。
【0072】(2)スラリーの塗布工程 上記工程(1)で得られた混合スラリーを、型枠とナイ
フコーターを用いて上記合成繊維不織布が接着積層され
た軟質ポリウレタン発泡シート上に厚み1mmに塗工積
層した。
フコーターを用いて上記合成繊維不織布が接着積層され
た軟質ポリウレタン発泡シート上に厚み1mmに塗工積
層した。
【0073】最後に、この上にもう1枚の上記合成繊維
不織布が接着積層された軟質ポリウレタン発泡シートを
載せ、軽く圧縮して接着した。
不織布が接着積層された軟質ポリウレタン発泡シートを
載せ、軽く圧縮して接着した。
【0074】(3)乾燥工程 上記工程(2)で得られた5層構造の積層体を、約50
℃に保たれた乾燥室内で24時間乾燥した。
℃に保たれた乾燥室内で24時間乾燥した。
【0075】以上、(1)〜(3)の工程を経て制振防
音材を得た。
音材を得た。
【0076】製造中に使われた水は、(3)の乾燥工程
中に蒸発除去されていて、層間の剥離もなく一体化され
ていた。
中に蒸発除去されていて、層間の剥離もなく一体化され
ていた。
【0077】得られた制振防音材の特性は以下の通りで
あった。
あった。
【0078】・全体厚み=6.0mm ・防音層の材料構成 砂鉄:98.0重量% バインダー成分:2.0重量% ・全体重量=3.5kg/m2 得られた上記制振防音材を後述の残響室法により、軽量
床衝撃騒音レベルの評価に供した。評価結果を表2に示
す。
床衝撃騒音レベルの評価に供した。評価結果を表2に示
す。
【0079】(実施例2)実施例1のスラリーの塗布工
程(2)を次のように変更したこと以外は、全て実施例
1と同様にして制振防音材を得た。
程(2)を次のように変更したこと以外は、全て実施例
1と同様にして制振防音材を得た。
【0080】上記合成繊維不織布上に実施例1の工程
(1)で得られたスラリーを、スプレー塗装により塗布
し、その後軟質ポリウレタン発泡シートを接着積層し、
これを予め2枚用意した。
(1)で得られたスラリーを、スプレー塗装により塗布
し、その後軟質ポリウレタン発泡シートを接着積層し、
これを予め2枚用意した。
【0081】上記工程(1)で得られた混合スラリー
を、型枠とナイフコーターを用いて上記合成繊維不織布
が積層接着された軟質ポリウレタン発泡シート上に厚み
1mmに塗工積層した。
を、型枠とナイフコーターを用いて上記合成繊維不織布
が積層接着された軟質ポリウレタン発泡シート上に厚み
1mmに塗工積層した。
【0082】最後に、この上にもう1枚の上記合成繊維
不織布が接着積層された軟質ポリウレタン発泡シートを
載せ、軽く圧縮して接着した。
不織布が接着積層された軟質ポリウレタン発泡シートを
載せ、軽く圧縮して接着した。
【0083】その上に軟質ポリウレタン発泡シートを積
層し、軽く圧縮して接着させた。
層し、軽く圧縮して接着させた。
【0084】得られた制振防音材の特性は以下の通りで
あった。
あった。
【0085】・全体厚み=6.5mm ・防音材料構成 砂鉄 98.0重量% その他バインダー成分 2.0重量% ・全体重量=4.3kg/m2 得られた上記制振防音材を後述の残響室法により、軽量
床衝撃騒音レベルの評価に供した。評価結果を表2に示
す。
床衝撃騒音レベルの評価に供した。評価結果を表2に示
す。
【0086】(比較例1)実施例1において、連続気泡
発泡体層(軟質ポリウレタン発泡シート)の代替として
独立気泡発泡体層を用いたこと以外は、実施例1と全て
同様にして制振防音材を得た。
発泡体層(軟質ポリウレタン発泡シート)の代替として
独立気泡発泡体層を用いたこと以外は、実施例1と全て
同様にして制振防音材を得た。
【0087】用いた独立気泡発泡体は、ポリエチレン発
泡体(厚み1.2mm、発泡倍率20倍、積水化学工業
社製)であった。
泡体(厚み1.2mm、発泡倍率20倍、積水化学工業
社製)であった。
【0088】得られた制振防音材の特性は以下の通りで
あった。
あった。
【0089】・全体厚み=4.0mm ・防音材料構成 砂鉄 98.0重貴% その他バインダー成分 2.0重量% ・全体重量=3.8kg/m2 得られた上記制振防音材を後述の残響室法により、軽量
床衝撃騒音レベルの評価に供した。評価結果を表2に示
す。
床衝撃騒音レベルの評価に供した。評価結果を表2に示
す。
【0090】(比較例2)実施例1において、連続気泡
発泡体層を使用せず、スラリーの塗布工程を次のように
変更したこと以外は、実施例1と同様にして制振防音材
を得た。
発泡体層を使用せず、スラリーの塗布工程を次のように
変更したこと以外は、実施例1と同様にして制振防音材
を得た。
【0091】混合スラリーを、型枠とナイフコーターを
用いて合成繊維不織布上に厚み2mmに塗工積層した。
用いて合成繊維不織布上に厚み2mmに塗工積層した。
【0092】この上に合成繊維不織布を積層し、軽く圧
縮して接着した。得られた制振防音材の特性は以下の通
りであった。
縮して接着した。得られた制振防音材の特性は以下の通
りであった。
【0093】・全体厚み=1.5mm ・防音材料構成 砂鉄 98.0重量% その他バインダー成分 2.0重量% ・全体重量=3.1kg/m2 得られた上記制振防音材を後述の残響室法により、軽量
床衝撃騒音レベルの評価に供した。評価結果を表2に示
す。
床衝撃騒音レベルの評価に供した。評価結果を表2に示
す。
【0094】(比較例3)実施例1で用いた、厚み15
mmのパーティクルボードのみを後述の残響室法によ
り、軽量床衝撃騒音レベルの評価に供した。評価結果を
表2に示す。
mmのパーティクルボードのみを後述の残響室法によ
り、軽量床衝撃騒音レベルの評価に供した。評価結果を
表2に示す。
【0095】(評価)残響室法により、軽量床衝撃騒音
レベルを評価した。
レベルを評価した。
【0096】前述の実施例1〜実施例2及び比較例1〜
比較例2で製造した制振防音材を積層したパーティクル
ボードについては、制振防音材が上になるように、比較
例3の制振防音材を積層しない厚みが15mmであるパ
ーティクルボードについてはこのパーティクルボード
を、上下残響室間の2m×3mの開口部に設けた床構造
下地材として、それぞれ施工し、次に制振防音材の上に
(比較例3のパーティクルボードについては直接その上
に)、厚み6.2mmの寄木フローリング材を接着剤及
び釘を併用して施工し、評価用床を作製した。
比較例2で製造した制振防音材を積層したパーティクル
ボードについては、制振防音材が上になるように、比較
例3の制振防音材を積層しない厚みが15mmであるパ
ーティクルボードについてはこのパーティクルボード
を、上下残響室間の2m×3mの開口部に設けた床構造
下地材として、それぞれ施工し、次に制振防音材の上に
(比較例3のパーティクルボードについては直接その上
に)、厚み6.2mmの寄木フローリング材を接着剤及
び釘を併用して施工し、評価用床を作製した。
【0097】次に、上記評価用床にタッピングマシンに
よる衝撃を加え、下階にある残響室での騒音レベルを測
定し、以下の基準で相対的に評価した。
よる衝撃を加え、下階にある残響室での騒音レベルを測
定し、以下の基準で相対的に評価した。
【0098】 ○:良好 騒音レベル500Hzにおいて8Odb
未満、かつ1000Hzにおいて70db未満 △:やや良好 騒音レベルが500Hzにおいて80d
b未満又は1000Hzにおいて70db未満の条件の
うちいずれか一方のみを満たすもの x:不良 騒音レベルが500Hzにおいて80d
b以上、かつ1000Hzにおいて70db以上
未満、かつ1000Hzにおいて70db未満 △:やや良好 騒音レベルが500Hzにおいて80d
b未満又は1000Hzにおいて70db未満の条件の
うちいずれか一方のみを満たすもの x:不良 騒音レベルが500Hzにおいて80d
b以上、かつ1000Hzにおいて70db以上
【0099】
【表2】
【0100】
【発明の効果】このように本発明の制振防音材は、防音
層が高比重であるので他の音源に対する遮音性に優れ、
又損失係数が大きいので制振性能に優れている。さら
に、連続気泡発泡体層が防音層の上下面にそれぞれ積層
されているので、制振防音材に衝撃力吸収性を与え、か
つ吸音や制振効果を発揮することが出来る。
層が高比重であるので他の音源に対する遮音性に優れ、
又損失係数が大きいので制振性能に優れている。さら
に、連続気泡発泡体層が防音層の上下面にそれぞれ積層
されているので、制振防音材に衝撃力吸収性を与え、か
つ吸音や制振効果を発揮することが出来る。
【0101】従って、本発明の制振防音材は、連続気泡
発泡体層のもつ高い緩衝性や振動制振性及び防音層のも
つ高い質量に基づく他の音源に対する遮音性により、総
合的に防音性能が極めて高い。また、表面に防音層を有
する制振防音材は、その表面の接着剤塗布性も良好であ
るので、木質フローリング材の防音材として有効であ
る。
発泡体層のもつ高い緩衝性や振動制振性及び防音層のも
つ高い質量に基づく他の音源に対する遮音性により、総
合的に防音性能が極めて高い。また、表面に防音層を有
する制振防音材は、その表面の接着剤塗布性も良好であ
るので、木質フローリング材の防音材として有効であ
る。
【図1】本発明の制振遮音材の断面図を示す。
1 防音層 2 連続気泡発泡体層 3 合成繊維不織布層 4 制振防音材
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10K 11/16 G10K 11/16 D 11/162 A
Claims (1)
- 【請求項1】 (C)合成繊維不織布層、(B)連続気
泡発泡体層、(A)高比重充填材と、無加硫ゴムを主成
分とするバインダー成分とよりなる防音層、(B)連続
気泡発泡体層、(C)合成繊維不織布層が、この順で積
層されていることを特徴とする制振防音材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7291058A JPH09131824A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 制振防音材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7291058A JPH09131824A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 制振防音材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09131824A true JPH09131824A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17763893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7291058A Pending JPH09131824A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 制振防音材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09131824A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007249091A (ja) * | 2006-03-18 | 2007-09-27 | Seed:Kk | 消音器具 |
| KR100950604B1 (ko) * | 2008-12-24 | 2010-04-01 | 엔브이에이치코리아(주) | 자동차 내장용 흡음재 |
| JP2013023970A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Railway Technical Research Institute | 制振材 |
-
1995
- 1995-11-09 JP JP7291058A patent/JPH09131824A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007249091A (ja) * | 2006-03-18 | 2007-09-27 | Seed:Kk | 消音器具 |
| KR100950604B1 (ko) * | 2008-12-24 | 2010-04-01 | 엔브이에이치코리아(주) | 자동차 내장용 흡음재 |
| JP2013023970A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Railway Technical Research Institute | 制振材 |
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