JPH09142049A - 平版印刷版用アルミニウム支持体およびその製造方法 - Google Patents
平版印刷版用アルミニウム支持体およびその製造方法Info
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Abstract
性等の印刷性能に優れたPS版の製造を可能にするアル
ミニウム支持体の粗面化処理法を提供すること。 【解決手段】 連続して走行するアルミニウム板の表面
を順に、(a)硝酸を主体とする酸性水溶液中で、直流
を用いて10〜800C/dm2 の電気量で電気化学的
に粗面化処理し、(b)酸またはアルカリ水溶液中でエ
ッチング処理し、(c)酸性水溶液中で交流を用いて、
100〜400C/dm2 の電気量で電気化学的に粗面
化処理することを特徴とする平版印刷版用アルミニウム
支持体の製造方法。
Description
に利用される平版印刷版用アルミニウム支持体の製造方
法、および、その粗面化処理方法に関するものである。
ミニウム板が広く使用されている。そしてアルミニウム
支持体上に設けられる、中間層および感光層との密着性
を良好にし、かつ非画像部の保水性を改善することを目
的としてアルミニウム支持体の表面は粗面化処理されて
いる。この粗面化処理は、いわゆる砂目立てと称され、
機械的な粗面化、化学的な粗面化、電気化学的な粗面化
およびこれらを組み合わせた方法に大別される。これら
の組み合わせで、例えば、図16に示すような製造工程
で電気化学的な方法と、化学的な方法を組み合わせた方
式(特開平1−141904号公報、特開昭58−16
7196号公報など)、および図17に示すような製造
工程で機械的な粗面化方法と、電気化学的な粗面化方法
と、化学的な粗面化方法を組み合わせた方式(特開平6
−24166号公報)が一般的に知られている。
化学的な方法を組み合わせて粗面化したアルミニウム支
持体は、汚れ性能が良いという反面、比較的表面粗さが
低く光沢感があるために、印刷時の湿し水の状態がわか
りにくいという問題点があった。機械的な粗面化方法と
化学的な粗面化方法と電気化学的な粗面化方法を組み合
わせた方式は、比較的低コストで表面粗さが大きく、光
沢感がないアルミニウム支持体を製造することが出来る
が、表面粗さが高くインキの盛れる支持体としたとき汚
れ性能が劣り、表面粗さが低く汚れ性能が良い支持体と
したときにはインキが盛れないという問題点があった。
本発明はこれらの問題点を解決できる平版印刷版用アル
ミニウム支持体及び該平版印刷版用アルミニウム支持体
を製造する方法を提供するすることを課題とする。
解決するために、鋭意研究した結果、印刷時の湿し水の
状態が良くわかり、インキが良く盛れかつ汚れ性能が良
い支持体を提供するこができた。すなわち、(1)支持
体の85°光沢度が30以下であり、かつ平均表面粗さ
が0.25〜0.8μmであることを特徴とする平版印
刷版用アルミニウム支持体である。
持体は下記の方法により製造することができる。すなわ
ち、本発明の第1態様として、図1に示した製造工程の
フローに従って、連続して走行するアルミニウム板の表
面を順に(a)アルカリ水溶液中でアルミニウム板をエ
ッチング処理し、(b)酸性水溶液中でデスマット処理
し、(c)硝酸または塩酸を主体とする酸性水溶液中
で、直流を用いて、10〜800C/dm2 の電気量で
電気化学的に粗面化処理し、(d)アルカリ水溶液中で
0.1〜10g/m2 エッチング処理し、(e)酸性水
溶液中でデスマット処理し、(f)酸性水溶液中で交流
を用いて、100〜400C/dm2 の電気量で電気化
学的に粗面化処理し、(g)アルカリ水溶液中で0.0
2〜3g/m2 エッチング処理し、(h)酸性水溶液中
でデスマット処理し、(i)陽極酸化処理して陽極酸化
皮膜を形成させることを特徴とする平版印刷版用アルミ
ニウム支持体の製造方法により製造することができる。
造工程のフローに従って、連続して走行するアルミニウ
ム板の表面を順に(a)毛径が、0.2〜0.8mmの
回転するナイロンブラシローラとアルミニウム板表面に
供給されるスラリー液で機械的に粗面化し、(b)アル
カリ水溶液中でアルミニウム板の溶解量が1〜30g/
m2 となるようにエッチング処理し、(c)酸性水溶液
中でデスマット処理し、(d)硝酸または塩酸を主体と
する酸性水溶液中で、直流を用いて、10〜800C/
dm2 の電気量で電気化学的に粗面化処理し、(e)ア
ルカリ水溶液中で0.1〜10g/m2 エッチング処理
し、(f)酸性水溶液中でデスマット処理し、(g)酸
性水溶液中で交流を用いて、100〜400C/dm2
の電気量で電気化学的に粗面化処理し、(h)アルカリ
水溶液中で0.02〜3g/m2 エッチング処理し、
(i)酸性水溶液中でデスマット処理し、(j)陽極酸
化処理して陽極酸化皮膜を形成させることを特徴とする
平版印刷版用アルミニウム支持体の製造方法により製造
することができる。
水溶液中の直流を用いた電気化学的な粗面化処理で、例
えば図3に示した電解処理装置によってアルミニウム板
を順に、陰極反応・陽極反応、または例えば図4に示し
た電解処理装置によってアルミニウム板を順に、陰極反
応・陽極反応・陰極反応とすることが好ましい(図3お
よび図4に示した電解処理装置の作用については後に詳
しく述べる。)。また、図12に示した装置により、ア
ルミニウム板を順に、陽極反応・陰極反応処理を施ごし
ても良いし、陽極反応・陰極反応・陽極反応処理として
も良い。
中の直流を用いた電気化学的な粗面化処理で、直径約1
〜5μmのハニカムピットを20000〜120000
個/mm2 の密度で生成し、次の化学的なエッチング処
理で前記ピットの角を溶解し、交流を用いた電気化学的
な粗面化処理で、直径約0.3〜20μmのハニカムピ
ットを100000〜1000000個/mm2 の密度
で生成し、次の化学的なエッチングで交流を用いて生成
したハニカムピットの角を溶解し、更に陽極酸化皮膜を
生成することによって達成される。
凸の尖った部分を化学的なエッチングによって溶解し
て、なだらかな表面とし、さらに、硝酸を主体とする酸
性水溶液中の直流を用いた電気化学的な粗面化処理で、
直径約1〜5μmのハニカムピットを20000〜12
0000個/mm2 の密度で生成し、次の化学的なエッ
チング処理で前記ピットの角を溶解し、交流を用いた電
気化学的な粗面化処理で、直径約0.5〜3μmのハニ
カムピットを100000〜1000000個/mm2
の密度で生成し、次の化学的なエッチングで交流を用い
て生成したハニカムピットの角を溶解し、更に陽極酸化
皮膜を生成することによって達成される。
の化学的なエッチングで0.1μm以下の凹凸を形成さ
せることにより良好な平版印刷版用アルミニウム支持体
となる。また、陽極酸化皮膜を形成した後に親水化処理
を行うことにより、良好な平版印刷版用アルミニウム支
持体となる。交流を用いた電気化学的な粗面化処理に用
いる装置は、例えば図5に示したようなラジアル型電解
槽40を用いた液体給電よるアルミニウムウエブ11の
連続電解処理装置で、整流素子(例えばサイリスタ19
aおよび19b)またはスイッチング素子を介して電流
値の一部を2つの主電極13aおよび13bとは別の槽
50に設けた補助アノード電極18に直流電流として分
流させることにより、主電極13aおよび13bに対向
するアルミニウム11表面上で粗面化作用するアノード
電流にあづかる電流値とカソード反応にあづかる電流値
との比を制御することにより、有利に粗面化をおこなう
ことができる。交流を用いた電気化学的な粗面化処理に
用いる電源波形が、例えば図6に示したような台形波を
有する電流がゼロからピークに達する時間が0.5〜2
msecかつ周波数50〜70Hzの台形波交流を用い
ることが好ましい。本発明に使用される台形波交流の特
性については後に詳しく述べる。スラリー液が珪砂また
は水酸化アルミニウムのスラリー液を用いることが好ま
しい。
陽極、または交流を用いた電気化学的な粗面化に用いる
補助アノードにフェライトまたは白金を主体とした電極
を用いることを特徴とすることが好ましい。本発明によ
り、0.2μmから0.8μmまでの平均表面粗さを有
し、良好な外観をもち、優れた印刷性能を示す平版印刷
版用支持体を製造できる。本発明は、常法に従い、感光
層または、必要により中間層および感光層を塗布乾燥す
ることによって印刷性能が優れたPS版とすることがで
きる。感光層の上には常法に従いマット層を設けるなど
してもよい。現像時のアルミニウムの溶出を防ぐ目的
で、裏面にバックコート層を設けても良い。本発明は片
面のみでなく両面を支持体処理し、感光層または、必要
により中間層および感光層を塗布したPS版の製造にも
適応できる。
は、平版印刷版用アルミニウム支持体の粗面化のみなら
ず、電解コンデンサ用電極、塗装の下地処理、電池用電
極などの粗面化にも応用できる。また、特許請求の範囲
請求項1に記載したアルミニウム支持体の粗面化処理方
法によれば、原料アルミニウム板がその製造工程で形成
されていた圧延スジの凹凸を粗面化処理後において残す
ことができるので、光沢感の少ないアルミニウム支持体
を、比較的少ない粗面化電気量で製造することができ
る。
(中間層は必要により設ければ良い、以下同様)を塗布
する前の支持体の85°光沢度(JIS Z8741−
1983に規定)が30以下であり、版面が光りにく
く、光沢感が少いアルミニウムの支持体が得られ、その
支持体を用いて完成されたPS版は印刷時の湿し水の水
上がりが見易いという特徴がある。
ミニウム支持体の製造方法について詳しく述べる。本発
明に使用されるアルミニウム板は、純アルミニウム板、
アルミニウムを主成分とし、微量の異元素を含む合金
板、又はアルミニウムがラミネートもしくは蒸着された
プラスチックフィルムの中から選ばれる。該アルミニウ
ム合金に含まれる異元素には、ケイ素、鉄、マンガン、
銅、マグネシウム、クロム、亜鉛、ビスマス、ニッケ
ル、チタン、ガリウムなどがある。合金中の異元素の含
有量は10重量%以下である。
ニウムであるが、完全に純粋なアルミニウムは精練技術
上製造が困難であるので、僅かに異元素を含有するもの
でもよい。このように本発明に適用されるアルミニウム
板は、その組成が特定されるものではなく、従来より公
知公用の素材のもの、例えばJIS A 1050、J
IS A 1100、JIS A 3103、JIS
A 3004、およびこれらにマグネシウムを添加し、
引張り強度を上げたアルミニウム板などを適宜利用する
ことが出来る。
る工程をフロー図で示すと図1の通りである。図1の工
程フローに従って要素処理について以下に説明する。 (1) 第1化学的エッチング処理:第1化学的エッチング
処理は、酸性またはアルカリ水溶液中でエッチング処理
が行なわれる。この第1化学的エッチング処理は、直流
電圧を用いて電気化学的に粗面化処理の前処理として行
なわれるもので、圧延油、汚れ、自然酸化皮膜等を除去
することを目的としている。かかる化学的エッチング方
法の詳細については、USP3834398号明細書な
どに記載されている。酸性水溶液に用いられる酸として
は、特開昭57−16918号公報に記載されているよ
うに、弗酸、弗化ジルコン酸、燐酸、硫酸、塩酸、硝酸
等があり、これらを単独または組み合わせて用いること
ができる。アルカリ水溶液に用いられるアルカリとして
は、特開昭57−16918号公報に記載されているよ
うに、水酸化カリウム、第3燐酸ナトリウム、アルミン
酸ナトリウム、硝酸ナトリウム、炭酸ナトリウム等があ
る。これらを単独または組み合わせて用いることができ
る。酸性水溶液の濃度は、0.5〜25重量%が好まし
く、特に1〜5重量%が好ましい。酸性水溶液中に溶解
しているアルミニウムは0.5〜5重量%が好ましい。
アルカリ水溶液の濃度は、5〜30重量%が好ましく、
特に20〜30重量%が好ましい。アルカリ水溶液中に
溶解しているアルミニウムは0.5〜30重量%が好ま
しい。酸性またはアルカリ水溶液によるエッチングは、
液温40−90℃で1〜120秒処理するのが好まし
い。エッチング処理の量は、1〜30g/m2 溶解する
ことが好ましく、1.5〜20g/m2 溶解することが
より好ましい。本発明に用いられるアルミニウム板の厚
みは、およそ0.1mm〜0.6mm程度である。
いて行なった場合には、一般にアルミニウムの表面にス
マットが生成するので、この場合には、燐酸、硝酸、硫
酸、クロム酸またはこれらの内の2以上の酸を含む混酸
で処理するデスマット処理を施すことが好ましい。デス
マット時間は1〜30秒が好ましい。液温は常温〜70
℃で実施される。この電気化学的な粗面化処理のデスマ
ット処理は省略することもできる。また、電気化学的な
粗面化処理で用いる電解液のオーバーフロー廃液を使用
することもできる。電気化学的な粗面化処理で用いる電
解液のオーバーフロー廃液を使用するときは、デスマッ
ト処理の後の水洗工程は省略してもよいが、アルミニウ
ム板が乾いてデスマット液中の成分が析出しないように
濡れたままの状態でハンドリングする必要がある。
酸性水溶液中で直流電圧を用いて電気化学的に粗面化を
行ない、平均直径が0.3〜20μmのハニカムピット
を20000〜120000個/mm2 の密度で形成す
るとともに、平均直径が0.3μm未満のハニカムピッ
トが形成されるか又はハニカムピットが形成されていな
いプラトー部分が表面の15〜90%になるようにす
る。酸性水溶液中で直流電圧を用いて電気化学的に粗面
化を行なうには、電解槽に酸性水溶液を充填し、この酸
性水溶液中に陽極と陰極を交互に配置し、これらの陽極
と陰極との間に直流電圧を印加するとともに、アルミニ
ウム板をこれらの陽極及び陰極と任意の間隔を保って通
過させて行なうものである。
学的な粗面化処理に用いるものを使用でき、例えば、塩
酸、硝酸、を主体とする水溶液がある。これらの中で
は、硝酸を主体とする酸性水溶液が好ましい。硝酸を主
体とする水溶液の場合、硝酸アルミニウム、硝酸ナトリ
ウム、硝酸アンモニウム等の硝酸イオンを有する硝酸化
合物を用いることができる。また、アルミニウム塩、ア
ンモニウム塩の1以上を1〜150g/lの量で混合す
ることが好ましい。なお、アンモニウムイオンは硝酸水
溶液中で電解処理することによっても、自然発生的に増
加していく。また、塩酸を主体とする水溶液の場合、通
常の交流を用いた電気化学的な粗面化処理に用いるもの
を使用でき、1〜100g/lの塩酸水溶液に、塩化ア
ルミニウム、塩化ナトリウム、塩化アンモニウム、次亜
塩素酸ナトリウム等の塩素イオンを有する塩素化合物を
1g/l〜飽和まで添加して使用することができる。ま
た、酸性水溶液中には、鉄、銅、マンガン、ニッケル、
チタン、マグネシウム、シリカ等のアルミニウム合金中
の含まれる金属を溶解していてもよい。
限界の間が好ましく、5〜100g/lの間がより好ま
しい。濃度が1.0未満であると、液の導電性が悪くな
り、電解電圧が上昇する。濃度が100g/lより多く
なると設備の耐蝕性に問題が生じる。また、酸性水溶液
の温度は硝酸を主体とする水溶液の場合30〜55℃が
好ましく、40〜50℃がより好ましい。温度が30℃
未満であると、液の導電性が悪くなり、電解電圧が上昇
する。温度が55℃を超えると、設備の耐蝕性に問題が
生ずる。塩酸を主体とする水溶液の場合0〜35℃さら
には0〜25℃の液温が好ましい。温度が35℃を超え
ると、電解液の濃度の安定性が失われる。
極又は陰極は、一つの部材で達成しても、複数の電極片
を組み合わせて構成してもよく、簡単かつ安価に製作で
き、しかも電流分布を均一にできるので、複数の電極片
を組み合わせて構成することが好ましい。複数の電極片
を組み合わせて製作する場合、例えば、複数の電極片を
所定間隔で平行に配置したり、複数の電極片を1〜5m
m程度の絶縁体を介して平行に配置したりする。このよ
うな電極片の形状は特に限定されず、角棒状であっても
丸棒状であってもよい。また、絶縁体としては、電気絶
縁性と耐薬品性とを兼ね備えた材料が好ましく、塩化ビ
ニル、ゴム、テフロン、FRP、などを用いる。陽極ま
たは陰極の長さL(m)が、アルミニウム板の通過速度
をV(m/sec)としたとき、0.05V〜5V
(m)であることが好ましい。
バルブ金属にプラチナなどの白金族系の電極をメッキま
たはクラッドした電極やフェライト電極を用いることが
できる。フェライト電極は、長尺電極の製造が困難なた
め2本以上の電極を突き合わせて又は重ね合わせ接続と
するが、接合部が処理ムラを発生原因となるので、図7
(b)のようにアルミニウム板の進行方向に沿って千鳥
状に配置する。(例えば図7(c)のような配置にする
と接合部に処理ムラが発生する。) 陽極とアルミニウム板との距離は10〜50mmが好ま
しく、15〜30mmがより好ましい。陰極は、白金、
ステンレス、カーボンまたはチタン、タンタル、ニオ
ブ、ジルコニウム、ハフニウムまたはその合金などを用
いることができる。陰極としてチタンを使用する場合、
その表面に白金系の金属を被覆し、その後400〜10
000度で30〜60分間熱処理するとより、耐蝕性の
ある陰極とすることができる。陰極の表面は、水酸化物
の析出による電解電圧上昇を防ぐ目的で、できるだけ鏡
面に近いほうが好ましい。
はもちろん、商用交流をダイオード、トランジスタ、サ
イリスタ、GTOなどで整流したものや、矩形のパルス
直流などをいい、一般的な直流の定義にあてはまる極性
の変化しない電圧のことをいい、とくにリップル率10
%以下の連続直流電圧が好ましい。電流密度は20〜2
00A/dm2 であることが好ましく、50〜120A
/dm2 がより好ましい。電気化学的な粗面化でアルミ
ニウム板に加わる電気量は10〜800C/dm2 、更
には10〜300C/dm2 が好ましく、とくに50〜
200C/dm2 が好ましい。
液中で直流を用いた電気化学的な粗面化で生成したピッ
トのエッジ部分を溶解すると同時にスマット成分を除去
する目的でおこなわれる。この第2化学的エッチング処
理により、交流を用いた電気化学的な粗面化でハニカム
ピットを均一に生成することができる。エッチング量は
0.1〜10g/m2 が好ましく、更に0.5〜5g/
m2 が好ましい。エッチングに用いる水溶液の組成、温
度、処理時間などは、第1化学的エッチング処理に記載
した範囲から選択される。 (5) 第2デスマット処理 第1デスマット処理と同様である。
学的な粗面化をおこない、平均直径0.5〜3μmのハ
ニカムピットを生成する。このハニカムピットにより、
汚れ性能、耐刷性能を向上させることができる。酸性水
溶液は、通常の交流を用いた電気化学的な粗面化処理に
用いるものを使用でき、例えば、塩酸、硝酸、を主体と
する水溶液がある。これらの中では、硝酸を主体とする
水溶液が好ましい。硝酸を主体とする水溶液の場合、硝
酸アルミニウム、硝酸ナトリウム、硝酸アンモニウム等
の硝酸イオンを有する硝酸化合物を用いることができ
る。また、アルミニウム塩、アンモニウム塩の1以上を
1〜150g/lの量で混合することが好ましい。な
お、アンモニウムイオンは硝酸水溶液中で電解処理する
ことによっても、自然発生的に増加していく。また、酸
性水溶液中には、鉄、銅、マンガン、ニッケル、チタ
ン、マグネシウム、シリカ等のアルミニウム合金中の含
まれる金属を溶解していてもよい。
限界の間が好ましく、5〜100g/lの間がより好ま
しい。濃度が1.0g未満であると、液の導電性が悪く
なり、電解電圧が上昇する。濃度が100g/lより多
くなると設備の耐蝕性に問題が生じる。また、酸性水溶
液の温度は0〜55℃が好ましく、10〜50℃がより
好ましい。温度が0℃未満であると、液の導電性が悪く
なり、電解電圧が上昇する。温度が55℃を超えると、
設備の耐蝕性に問題が生じる。本発明の電気化学的な粗
面化に用いる台形波は、前記図6に示したものをいう。
電流が0〜ピークに達するまでの時間(TP)は0.5
〜2msecが好ましい。0.5msecよりも小さい
とアルミニウム板の進行方向と垂直に発生するチャタマ
ークという処理ムラが発生しやすい。TPが2msec
よりも大きいと電気化学的な粗面化に用いる電解液中の
アンモニウムイオンなどに代表される硝酸液中での電解
処理で、自然発生的に増加する微量成分の影響を受けや
すくなり、均一な砂目立てがおこなわれにくくなる。そ
の結果、汚れ性能が低下する傾向にある。台形波交流の
DUTY比は1:2から2:1のものが使用可能である
が、特開平5−195300公報に記載のようにアルミ
ニウムにコンダクタロールを用いない間接給電方式にお
いてはDUTY比1:1のものが好ましい。台形波交流
の周波数は、0.1〜120Hzまで用いることができ
るが、50〜70Hzが好ましい。50Hzよりも低い
と主極のカーボン電極が溶解しやすくなり、70Hzよ
りも大きいと電源回路上のインダクタンス成分の影響を
受けやすくなり、電源コストが高くなる。
的エッチング処理は、アルミニウム板表面に生成したス
マット成分を除去し、ブラシ汚れ、地汚れ性能を向上さ
せるためのものである。酸性水溶液としては、弗酸、弗
化ジルコン酸、燐酸、硫酸、塩酸、硝酸などの水溶液、
アルカリ水溶液としては、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、第3燐酸ナトリウム、アルミン酸ナトリウム、
硅酸ナトリウム、炭酸ナトリウムなどのアルカリ水溶液
が用いられる。これらの酸またはアルカリ水溶液は、そ
れぞれ一種または二種以上を混合して使用することがで
きる。エッチング量は、0.02〜3g/m2 が好まし
く、0.1〜2g/m2 がより好ましい。上記エッチン
グ量を0.02〜3g/m2 の範囲にするには、酸また
はアルカリの濃度を0.05〜40%、液温を40℃か
ら100℃、処理時間を5〜300秒間の範囲において
行なう。この第3化学的エッチング処理を行なった後に
は、特開平3−104694号公報に記載されているよ
うなハニカムピットの内部に0.1μm以下の凹凸が形
成されている。また、中性塩水溶液中でアルミニウム板
を陰極にして直流電圧を加え電気化学的に軽度なエッチ
ング処理を併用してもよい。
その表面に不溶解物すなわちスマットが生成する。この
スマットは、燐酸、硫酸、硝酸、クロム酸及びこれらの
混合物で洗浄することにより除去することができる。第
3デスマット処理の条件は、第1デスマット処理に記し
た条件から選ぶことができる。とくに硫酸を主体とする
水溶液を用い、液温50〜70℃で処理することが好ま
しい。
処理が施される。アルミニウム板の陽極酸化処理に用い
られる電解質としては多孔質酸化皮膜を形成するものな
らば、いかなるものでも使用することができ、一般には
硫酸、リン酸、シュウ酸、クロム酸あるいはそれらの混
酸が用いられる。それらの電解質の濃度は電解質の種類
によって適宜決められる。陽極酸化の処理条件は用いる
電解質により種々変わるので一概に特定し得ないが、一
般的には電解質の濃度が1〜80重量%溶液、液温は5
〜70℃、電流密度1〜60A/dm2 、電圧1〜10
0V、電解時間10秒〜5分の範囲にあれば適当であ
る。硫酸法は通常直流電流で処理が行われるが、交流を
用いることも可能である。硫酸の濃度は5〜30%で使
用され、20〜60℃の温度範囲で5〜250秒間電解
処理される。この電解液には、アルミニウムイオンが含
まれている方が好ましい。さらにこのときの電流密度は
1〜20A/dm2 が好ましい。
30〜60℃の温度で、10〜300秒間、1〜15A
/dm2 の電流密度で処理される。陽極酸化皮膜の量は
1.0g/m2 以上が好適であるが、より好ましくは
2.0〜6.0g/m2 の範囲である。陽極酸化皮膜が
1.0g/m2 より少ないと耐刷性が不十分であった
り、平版印刷版の非画像部に傷が付易くなって、印刷時
に傷の部分にインキが付着するいわゆる「傷汚れ」が生
じ易くなる。
表面は必要により親水化処理が施される。本発明に使用
される親水化処理としては、米国特許第2,714,0
66号、第3,181,461号、第3,280,73
4号および第3,902,734号各明細書に開示され
ているようなアルカリ金属シリケート(例えば珪酸ナト
リウム水溶液)法がある。この方法に於いては、支持体
が珪酸ナトリウム水溶液中で浸漬処理されるか、または
電解処理される。他に、特公昭36−22063号公報
に開示されている弗化ジルコン酸カリウムおよび米国特
許第3,276,868号、第4,153,461号お
よび第4,689,272号各明細書に開示されている
ようなポリビニルホスホン酸で処理する方法などが用い
られる。また、砂目立て処理及び陽極酸化後、封孔処理
を施したものも好ましい。かかる封孔処理は熱水及び無
機塩または有機塩を含む熱水溶液への浸漬ならびに水蒸
気浴などによって行われる。
体の上には、従来より知られている感光層を設けて、感
光性平版印刷版を得ることができ、これを製版処理して
得た平版印刷版は、優れた性能を有している。この感光
層中に用いられる感光性物質は、特に限定されるもので
はなく、通常、感光性平版印刷版に用いられているもの
が使用できる。例えば特開平6−135175号公報に
記載のような各種のものを使用することができる。アル
ミニウム板は感光層を塗布する前に必要に応じて有機下
塗層(中間層)が設けられる。この下塗層に用いられる
有機下塗層としては従来より知られているものを用いる
ことができ、例えば、特開平6−135175号公報に
記載のものを用いることができる。感光層はネガ型でも
ポジ型でもよい。
ー図で示すと図2の通りである。図2の工程フローに従
って要素処理について以下に説明する。
ち、所望により、表面の圧延油を除去するための脱脂処
理、例えば界面活性剤、有機溶剤またはアルカリ性水溶
液などによる脱脂処理が行なわれる。但し、圧延油の付
着が少い場合は脱脂処理は省略することが出来る。引き
続いて、1種類または毛径が異なる少なくとも2種類の
ブラシを用いて、研磨スラリー液をアルミニウム板表面
に供給しながら、ブラシグレイニングを行う。該ブラシ
グレイニングにおいて初めに用いるブラシを第1ブラシ
と呼び、最終に用いるブラシを第2ブラシと呼ぶ。該グ
レイン時、図8に示すように、アルミニウム板1を挟ん
でローラ状ブラシ2及び4と、それぞれ二本の支持ロー
ラ5、6及び7、8を配置する。二本の支持ローラ5、
6及び7、8は互の外面の最短距離がローラ状ブラシ2
及び4の外径よりそれぞれ小なるように配置され、アル
ミニウム板1がローラ状ブラシ2及び4により加圧さ
れ、2本の支持ローラ5、6及び7、8の間に押し入れ
られる様な状態でアルミニウム板を一定速度で搬送し且
つ研磨スラリー板3をアルミニウム板上に供給してロー
ラ状ブラシを回転させることより表面を研磨することが
好ましい。
台部にナイロン、ポリプロピレン、動物毛、あるいは、
スチールワイヤ等のブラシ材を均一な毛長及び植毛分布
をもって植え込んだもの、台部に小穴を開けてブラシ毛
束を植込んだもの、又、チャンネルローラ型のものなど
が好ましく用いられる。その中でも好ましい材料はナイ
ロンであり、好ましい植毛後の毛長は10〜200mm
である。なおブラシローラに植え込む際の植毛密度は1
cm2 当り30〜1000本が好ましく、さらに好まし
くは50〜300本である。該ブラシの好ましい毛径
は、0.24mmから0.83mmであり、更に好まし
くは0.295mmから0.6mmである。毛の断面形
状は円が好ましい。毛径が0.24mmよりも小さいと
シャドウ部での汚れ性能が悪くなり、0.83mmより
も大きいとブランケット上の汚れ性能が悪くなる。毛の
材質はナイロンが好ましく、ナイロン6、ナイロン6・
6、ナイロン6・10などが用いられるが、引っ張り強
さ、耐摩耗性、吸水による寸法安定性、曲げ強さ、耐熱
性、回復性などでナイロン6・10が最も好ましい。
本以下であり、更に好ましくは1本以上6本以下であ
る。ブラシローラは特開平6−135175号公報に記
載のように毛径の異なるブラシローラを組み合わせても
よい。次にブラシローラの回転は好ましくは100rp
mから500rpmで任意に選ばれる。支持ローラはゴ
ムあるいは金属面を有し真直度のよく保たれたものが用
いられる。ブラシローラの回転方向は図8に示すように
アルミニウム板の搬送方向に順転に行うのが好ましい
が、ブラシローラが多数本の場合は一部のブラシローラ
を逆転としてもよい。
砂、水酸化アルミニウム、アルミナ粉、火山灰、カーボ
ランダム、金剛砂等の平均粒径5〜150μmの研磨材
を、5〜40wt%、比重1.05〜1.3の範囲で用
いることができる。研磨材は、角があることが粗面化を
おこなう上で重要であり、ガラスビーズなど、角のない
研磨材粒子では、スラリー液とブラシの組み合わせによ
る粗面化をおこなうことはむずかしい。ブラシの押し込
み力は、回転駆動モータの消費電力が0.5〜15k
w、更に3〜10kwが好ましい。
とくに好ましい。水酸化アルミニウムのように角が丸い
研磨剤を用いたときは、珪砂を研磨剤に用いたときに比
べ機械的な粗面化後のエッチング量は低くても良好な印
刷版が得られる。水酸化アルミニウムの研磨剤は晶析法
よって得ることができ、アルミニウム板の表面処理に用
いた廃液からつくると、処理液のクローズト化ができコ
スト的にも環境保全の上でも好ましい。
後、次いで、アルミニウム板の表面を化学的にエッチン
グしておくことが好ましい。この化学的エッチング処理
は、ブラシグレイニング処理されたアルミニウム板の表
面に食い込んだ研磨剤、アルミニウム屑などを取り除く
作用を有し、その後に施される電気化学的な粗面化をよ
り均一に、しかも効果的に達成させることができる。
しては1〜30g/m2 が好ましく、とくに5〜20g
/m2 が好ましい。このエッチング量はブラシグレイン
の際の研磨剤の種類および使用するブラシの毛径、回転
数、回転方向、ブラシの押し込み力(ブラシをアルミニ
ウム板に押さえつけたときのブラシの回転駆動モータの
消費電力に比例する)や、これらの組み合わせによって
最適値をもつ。化学的エッチング処理の液組成、温度、
処理時間等の条件は、製造方法Iの第1化学的エッチン
グ処理の範囲から選択できる。
る。 (6) 第2デスマット処理 製造方法Iに記載の第2デスマット処理同様である。 (7) 交流粗面化処理 製造方法Iに記載の交流粗面化処理同様である。 (8) 第3化学的エッチング処理 製造方法Iに記載の第3化学的エッチング処理同様であ
る。 (9) 第3デスマット処理 製造方法Iに記載の第3デスマット処理同様である。
処理を施された後、アルミニウム表面は必要により親水
化処理が施される。本発明に使用される親水化処理とし
ては、米国特許第2,714,066号、第3,18
1,461号、第3,280,734号および第3,9
02,734号各明細書に開示されているようなアルカ
リ金属シリケート(例えば珪酸ナトリウム水溶液)法が
ある。この方法に於いては、支持体が珪酸ナトリウム水
溶液中で浸漬処理されるか、または電解処理される。他
に、特公昭36−22063号公報に開示されている弗
化ジルコン酸カリウムおよび米国特許第3,276,8
68号、第4,153,461号および第4,689,
272号各明細書に開示されているようなポリビニルホ
スホン酸で処理する方法などが用いられる。また、砂目
立て処理及び陽極酸化後、封孔処理を施したものも好ま
しい。かかる封孔処理は熱水及び無機塩または有機塩を
含む熱水溶液への浸漬ならびに水蒸気浴などによって行
われる。
体の上には、従来より知られている感光層を設けて、感
光性平版印刷版を得ることができ、これを製版処理して
得た平版印刷版は、優れた性能を有している。この感光
層中に用いられる感光性物質は、特に限定されるもので
なく、通常、感光性平版印刷版に用いられている。例え
ば特開平6−135175号公報に記載のような各種の
ものを使用することができる。アルミニウム板は感光層
を塗布する前に必要に応じて有機下塗層(中間層)が設
けられる。この下塗層に用いられる有機下塗層としては
従来より知られているものを用いることができ、例え
ば、特開平6−135175号公報に記載のものを用い
ることができる。感光層はネガ型でもボジ型でもよい。
に用いる電解槽は、例えば前記図5に示したラジアル型
が好ましい。縦型およびフラット型ではアルミニウムウ
エブと電極間のクリアランスを一定に維持することが難
しく、アルミニウムウエブの幅方向での印刷性能にバラ
付きが出る。ラジアル型セルには各電解槽毎に電解電源
を1個以上接続することができる。主極に対向するアル
ミニウム板に加わる交流の陽極と陰極の電流比をコント
ロールし、均一な砂目立てをおこなうことと、主極のカ
ーボンの溶解を防止する目的で設ける補助陽極は、主極
であるカーボン電極が設置されたラジアルセルとは別の
セルに設けることが好ましい。補助陽極には白金、フェ
ライトなどが用いられるが、交流電流が流れる電解槽と
同一の槽に設置すると交流電流の回りこみにより、補助
陽極に交流成分が流れ、補助陽極の溶解速度が直流のパ
ルス電流が流れているときに比較して著しく短くなる。
電流値の一部を2つの主電極とは別の槽に設けた補助陽
極に直流電流として分流させることにより、主極に対向
するアルミニウム表面上で作用するアノード電流にあず
かる電流値とカソード反応にあずかる電流値との比を制
御することで電源トランスの偏磁がおきにくくなり、偏
磁制御をしなくてすむため電源コストが安価になる利点
がある。
粗面化をおこなう装置を図5に示す。図5に示す装置
は、図9に示すように2個以上の装置をアルミニウム板
の進行方向に直列に配置して良く、1〜10個使用する
ことが好ましい。図5において、11はアルミニウムウ
エブであり、12はアルミニウムウエブを支えるラジア
ルドラムローラである。アルミニウムウエブはカーボン
製の主極13a、13bおよびフェライトまたは白金の
補助陽極18とクリアランスを一定に保って走行してい
る。クリアランスは通常3〜50mm程度が適当であ
る。主電極と補助陽極の処理長さの比、主極13aと1
3bの長さの比は求める電解条件によって異なる。主極
13aと13bの処理長さの比は1:2から2:1の範
囲から選択できるが、できるだけ1:1となるようにす
ることが好ましい。主極13aまたは13bと補助陽極
18の処理長さの比は1:1から1:0.1であること
が好ましい。また、チャタマークと呼ばれるアルミニウ
ムウエブの進行方向と垂直に発生する横縞状の処理ムラ
を抑えるため、特公昭63−16000号公報に記載の
ように低電流密度処理をおこなう図9に示すソフトスタ
ートゾーンを13a、13bの電極の先頭に設けること
が好ましい。主極13はラジアルドラムローラ12に沿
ってRをつけることが難しいので特開平5−19530
0号公報に記載のようにインシュレータと呼ばれる厚さ
1〜5mmの絶縁体を挟んで並べることが通例である。
はスイッチング素子により電源から任意の電流値となる
ように制御されて分流する。19の整流素子としてはサ
イリスタが好ましく、点弧角で補助陽極18に流れる電
流を制御することができる。補助陽極に電流を分流する
ことで主極のカーボン電極の溶解を抑え、電気化学的な
粗面化工程での粗面化形状をコントロールすることがで
きる。カーボン電極に流れる電流と、補助陽極に流れる
電流の電流の比は0.95:0.05乃至0.7:0.
3であることが好ましい。
レルでもカウンターでもよいが、カウンターのほうが、
処理ムラの発生は少ない。電解処理液14は電解液供給
口15内にはいり、ディストリビュータを経てラジアル
ドラムローラ12の幅方向全体に均一に分布するようキ
ャビティー内にはいり、スリット16より電解液通路1
7の中に噴出される。図5の電解装置を図9のように2
つ以上並べて使用してもよい。
たは交流を用いた電気化学的な粗面化の補助陽極にフェ
ライト電極を用いるとき、フェライト電極は大型のもの
を製作できないため、図10に示すように、外径φ20
〜30mmの丸型フェライト電極を、インシュレータを
挟んで2本以上並べて使用する。また、フェライト電極
21は長さが900mm程度のものしか製作できないた
め、図7(a)に示すように別々の電極を両側から突き
合わせ、突き合わせ部の配置関係が進行方向で千鳥にな
るように設置することで突き合わせ部の影響を小さくで
きる。
長さが100〜900mm程度の円筒状のフェライト2
0を、両端にネジを切った導電製の金属棒22に通し、
両端からナット23などで締め付けることによって長さ
が1000mm以上の一本のフェライト電極21を製作
することができる。導電製の金属棒22はSUS、チタ
ン、銅などを用いることができる。電極と電極の繋ぎ目
は公知の液シール材料24を挟むことで電解液の進入を
防ぐことができる。硝酸水溶液中では弗素ゴム系のシー
ル材料が特に好ましい。繋ぎ目の長さは2mm以下であ
ることが好ましい。2mmよりも大きくなると、繋ぎ目
の影響を受けて処理ムラとなりやすい。液シール材料2
4は電極の断面形状に合わせてドーナッツ状にくり貫い
たものを使用する。シールパッキンは1枚だと両側から
ボルトなどで締め付けたときにねじれやすいので、2枚
以上にし、ねじれを吸収できるようにすることが好まし
い。繋ぎ目は、配置関係が進行方向で千鳥になるように
設置することが好ましい。
隙間には導電性接着剤25(藤倉電線、ドータイトD−
753など)を密に充填して用いることが好ましい。導
電性接着剤25を用いないと電極内部で電流集中がおこ
りやすくなり、フェライト電極21が割れやすくなる。
前記2本以上の、長さが100〜900mm程度の円筒
状のフェライト20を、両端にネジを切った導電製の金
属棒22に通し、両端からナット23などで締め付ける
ことによって長さが1000mm以上の一本のフェライ
ト電極は、繋ぎ目が被処理材料に与える影響が非常に少
なく、平版印刷版用支持体を製造する装置の陽極のみな
らず、メッキや電解洗浄工程の陽極にも幅広く使用でき
る。平版印刷版用アルミニウム支持体の粗面化装置で
は、補助陽極のみならず、特開平1−141094号公
報に記載されている酸性水溶液中で、陽極と陰極を交互
に配置し、直流電流を加えて電気化学的にアルミニウム
板の粗面化をおこなう装置の陽極として使用することも
できる。
の製造方法における、親水化処理、化学的なエッチング
処理、デスマット処理および水洗処理に用いる装置は、
浸漬でも、例えば図14に示すようなスプレーでもよ
い。本発明の平版印刷版用アルミニウム支持体の製造方
法における、電気化学的な粗面化処理槽、親水化処理
槽、化学的なエッチング処理槽、デスマット処理槽およ
び水洗処理槽を通過したアルミニウム板はニップロール
による液切りをおこなうことにより、アルミニウム板の
幅方向で均一な処理を行うことが出来る。
持体の製造方法における直流電圧を用いた電気化学的な
粗面化処理に用いる装置を図を用いて説明する。図3に
示す直流電圧を用いた粗面化処理装置は、まず最初にア
ルミニウム板のカソード電解処理をおこなう電解槽と、
次にアルミニウム板のアノード電解処理を行う電解槽が
それぞれ設けてある。図4に示す直流電圧を用いた粗面
化処理装置は、アルミニウム板のカソード電解処理をお
こなう電解槽を挟んで、アルミニウム板のアノード電解
処理を行う電解槽が設けてある。図12に示す直流電圧
を用いた粗面化処理装置は、まず最初にアルミニウム板
のアノード電解処理をおこなう電解槽と、次にアルミニ
ウム板のカソード電解処理を行う電解槽がそれぞれ設け
てある。図13に示す装置はひとつの電解槽の中に、ア
ルミニウム板のカソード電解処理をおこなう陽極とアル
ミニウム板のアノード電解処理を行う陰極がそれぞれ設
けてある。
走行速度をV(m/min)としたとき、0.05V〜
5V(m)の範囲に設定される。アルミニウム板のアノ
ード反応の開始では、低電流密度電解を行うゾーンを設
け、アルミニウム電極間の電流分布を任意にコントロー
ルすることで、ビット形状をコントロールすることがで
きる。低電流密度電解をおこなうゾーンの電流分布のコ
ントロールの方法については、特開平6−328876
号公報、特願平6−205657号明細書などに記載さ
れている。
は、主電解の平均電流密度の約90%の電流密度であ
り、ソフトスタートゾーンの電流密度をコントロールす
る方法は、電極からアルミニウムウエブ間の電解液内の
電圧の広がりを利用したり、独立した低電流密度電解用
電源と電極を用いたりする方法があり、これらを単独で
用いても、組み合わせて用いてもよい。また、ソフトス
タートゾーンの電流密度をコントロールすることによ
り、表面形状を変更することができる。前記電極からア
ルミニウム板の間の電解液内の電圧の広がりを利用する
方式は、電解液の電気的な抵抗により、電極に対向した
アルミニウム支持体上の任意の点から、アルミニウム支
持体に沿ってアルミニウム支持体の入口に近づくにした
がい、アルミニウム支持体と電解液間に加わる電圧が低
くなる現象を利用するものである。
を用いる方式は、電解反応に用いる主電源と電極とは独
立に低電流密度電解用電源と電極を用いて低電流密度処
理を行なうものである。前記電解液内の電圧の広がりを
利用する方式では、アルミニウムの厚さや幅が変わった
とき、電解槽内の負荷インピーダンスが変化し、ソフト
スタートゾーン内の電圧変化のカーブに差ができてしま
い、その結果、粗面化形状に差が出来てしまうことがあ
る。しかし、この方式では、アルミニウム板の厚さや幅
が変化しても、粗面化形状に差が出ることがない。ま
た、アルミニウム板を酸性電解液中で、少なくとも1対
の陽極と陰極と、金属ウエブの入口部分に同じ及び/又
は異なったソフトスタートゾーンを有する電解槽を3つ
以上組み合わせ、各電解槽の主電解に用いる電源を、各
電解槽毎または1対の陽極と陰極毎にそれぞれ独立さ
せ、各電解槽毎または1対の陽極と陰極毎に平均電流密
度を変えて調整することが、最適な表面形状を得ること
ができるので好ましい。
接続された陰極が先頭に配置してある入り口側に設ける
ことが表面形状を制御するうえで好ましい。また、出口
側の陽極から液面までの長さは、できるだけ短いほうが
よい。ソフトスタートゾーンで電解が行なわれる時間
は、0.0001sec〜5secが好ましく、0.0
005sec〜1secがより好ましく、0.001〜
0.5secが最も好ましい。
ら徐々に電流密度を上げていってもよいし、2段階以上
のステップで電流密度を上げていってもよい。徐々に電
流密度を上げていく場合、直線的、指数関数的又は対数
関数的に電流密度を上げていってもよい。低電流密度用
電極上での電流密度は、100A/dm2 以下が好まし
く、50A/dm2 以下がより好ましく、30A/dm
2 以下が最も好ましい。ソフトスタートゾーンを電解槽
のアルミニウム板の入口側のアルミニウム板が陽極反応
する部分に設けるのは、ソフトスタートゾーンでアルミ
ニウム板の表面に酸化被膜等表面状態をコントロールす
ることで、その後の高電流密度電解ゾーンで生成するハ
ニカムピットの生成状態をコントロールする目的であ
る。もちろん電解槽の出口側のアルミニウム板の陽極反
応部分にソフトスタートゾーンを設けてもよい。アルミ
ニウム板の陰極反応部分のアルミニウム板の入口側や出
口側に設けることも水酸化アルミニウムを主体とするス
マット成分の生成を変えることで、結果として次のアル
ミニウム板の陽極反応でのピッティング反応をコントロ
ールすることになるが、アルミニウム板の陽極反応部に
設けるソフトスタートゾーンほど効果はない
後のアルミニウム板を直流を用いて電気化学的な粗面化
をおこなうとき、アルミニウム板の陽極反応を最初にお
こなうとアルミニウム板の走行スピードが20m/mi
n以上で直流を用いて電気化学的な粗面化をおこなった
ときに連続した、幅約5〜10μm、長さ約20μm以
上の溝状のピットが生成し易くなる。この溝状のピット
が生成していると印刷版としての性能が満たされなくな
る。そこで、酸又はアルカリ水溶液中での前処理をした
後のアルミニウム板を陰極反応処理から開始すると連続
した溝状のピットが生成しなくなる。
印刷版または電解コンデンサ用アルミニウム板の表面処
理、鉄鋼、ステンレス鋼などの金属ウエブ一般の表面処
理に用いられる公知のものを用いることができる。給液
口、廃液口は電解槽の中間に1個以上設けてもよい。電
解槽は、縦型、横型、ラジアル型、V型などが一般的に
用いられるが、スペースセイビング、ソフトスタートゾ
ーンの確保のしやすさの点で、縦型が好ましい。ウエブ
状のアルミニウム板のハンドリングの安定性はラジアル
型電解槽が優れている。縦型電解槽の場合、アルミニウ
ム板の液流による振動を抑止する点で、両面に1個以上
の給液口及び/又は廃液口を設けることが望ましい。ラ
ジアル型電解槽の場合は、給液には公知の方法を適用す
る。
電源で各電解槽に供給しても、各電解槽毎に独立した別
個の電源を設けても、1対の陽極と陰極毎(それぞれ別
の電解槽に配置されている)に独立した別個の電源を設
けてもよい。電解槽毎又は1対の陽極と陰極毎に独立し
た電極を設けた場合は、電解槽毎又は1対の陽極及び陰
極毎に電流密度を制御することが出来るので、各電解槽
毎又は1対の陽極及び陰極毎に任意の粗面化形状にコン
トロールすることが出来る。なお、1つの電源で複数の
電極に給電すると、アルミニウム板の厚さ及び幅、電解
液組成、液温などによって、アルミニウム板の負荷イン
ピーダンスが変化するので、各電極の電流の値がなり行
きで変化し、一定条件での製造が困難になる場合がある
ので注意を要する。
は、約50〜約500cm/secの範囲が好ましい。
酸性水溶液の流れる方向は、アルミニウム板の進行方向
と同じでも逆でもよく、各電解槽毎に同じでも異なって
いてもよい。陽極及び陰極は、水平に配置しても、特開
平4−268097号公報で開示されているようなアノ
ードケースを用いて垂直に吊り下げた状態で配置しても
よい。陽極及び陰極を水平に配置する場合は、アルミニ
ウム板の上面側であっても下面側であってもよい。
行方向に向かって、陽極が先頭に配置されていても、陰
極が先頭に配置されていてもよい。陰極を先頭にし、ア
ルミニウム板のアノード反応から処理を開始することは
好ましい。陽極及び陰極は、一つの部材で構成しても、
複数の電極片を組み合わせて構成してもよく、簡単かつ
安価に製作でき、しかも電流分布を均一にできるので、
複数の電極片を組み合わせて構成することが好ましい。
複数の電極片を組み合わせて製作する場合、例えば、複
数の電極片を所定間隔で平行に配置したり、複数の電極
片を1〜5mm程度の絶縁体を介して平行に配置したり
する。このような電極片の形状は特に限定されず、角棒
状であっても、丸棒状であってもよい。また、絶縁体と
しては、電気絶縁性と耐薬品性とを兼ね備えた材料が好
ましく、塩化ビニル、ゴム、テフロン、FRPなどを用
いる。
く、各陰極も同一の長さでも異なる長さでもよい。陽極
と陰極との間隔も、同一の長さでも異なる長さでもよい
が、50mm以上が好ましく、150mm以上がより好
ましい。また、陽極及び陰極の長さは、アルミニウム板
の進行方向に対して段階的に長くしても、段階的に短く
してもよい。さらに、一対の陽極と陰極の長さを異なら
せてもよい。また、陽極又は陰極とアルミニウム板との
間隔は、5〜20mm程度が好ましい。
のバルブ金属にプラチナなどの白金族系の金属をメッキ
またはクラッドした電極やフェライト電極を用いること
ができる。陰極には、ステンレス鋼、カーボンまたは、
白金、チタン、タンタル、ニオブ、ジルコニウム、ハフ
ニウムやその合金などを用いることができ、陰極の表面
は0.8−S以下の表面仕上げをすることが好ましく、
0.4−S以下がより好ましい。0.8−S以下の表面
仕上げは、冷間圧延、ラップ仕上げ、平面研削、正面フ
ライス削り、ペーパー仕上げ、パフ仕上げ、電解研磨、
化学研磨、液体ホーニングなどによって行うことができ
る。常法ではこれら陽極または陰極の芯材には導電性を
良好にするため、銅又はアルミニウムを用いる。
する場合は、アルミニウム板を介さずに、陽極から陰極
へ直接流れるバイパス電流を抑止する目的で陽極と陰極
との間にパーテーションウォールを設けることができ
る。このパーテーションウォールは、高さがアルミニウ
ム板とこれに対向する陽極又は陰極との間隔の20〜8
0%程度が好ましく、また、陽極と陰極との間隙の全面
に設けることが好ましい。このパーテーションウォール
としては、電気絶縁性があり、なおかつ耐薬品性がある
ことが好ましく、塩化ビニル、FRP、ゴム、テフロン
等を用いることが可能である。また、前記バイパス電流
を抑止する目的だけでなく、電極とアルミニウム板間の
電位分布の拡がりを小さくする目的で、電極の両側にパ
ーテーションウォールを設けてもよい。
m/分まで、自由に選択でき、速度変動率は、1%以下
が好ましく、速度変動の周期は、0.1Hz以下が好ま
しい。アルミニウム板は片面のみ処理してもよいし、両
面を処理してもよい。片面を処理するときはアルミニウ
ム板のどちら側を処理しても差し支えない。両面処理す
るときは、片面側ずつ逐次処理してもよいし、アルミニ
ウム板の両側に電極を設置して両面同時に処理してもよ
い。アルミニウム板に塗布する感光層はポジ型でもネガ
型でもよい。
0アルミニウム板を用いて連続的に処理をおこなった。 (a)アルミニウム板を苛性ソーダ濃度26wt%、ア
ルミニウムイオン濃度6.5wt%、液温75℃でスプ
レーによるエッチング処理をおこない、アルミニウム板
を10g/m2 溶解し、圧延油や自然酸化皮膜を除去し
た。その後スプレーによる水洗をおこなった。 (b)液温30℃の硝酸濃度1wt%水溶液(アルミニ
ウムイオンを0.5wt%、アンモニウムイオン0.0
07wt%含む)で、スプレーによるデスマット処理を
おこない、その後スプレーで水洗した。前記デスマット
に用いた硝酸を主体とする水溶液は、直流または交流を
用いて電気化学的な粗面化をおこなう工程の廃液を用い
た。 (c)直流電圧を用いて連続的に電気化学的な粗面化処
理を行った。このときの電解液は、硝酸1wt%水溶液
(アルミニウムイオン0.5wt%、アンモニウムイオ
ン0.007wt%含む)、液温45℃であった。アノ
ードにはフェライト、カソードにはチタンを用いた。電
解にはリップル率20%以下の直流電圧を用いた。
6wt%、アルミニウムイオン濃度6.5wt%でスプ
レーによるエッチング処理をおこない、アルミニウム板
を溶解し、前段の直流を用いて電気化学的な粗面化をお
こなったときに生成した水酸化アルミニウムを主体とす
るスマット成分の除去と、生成したピットのエッジ部分
を溶解し、ピットの開口径を広げなおかつエッジ部分を
滑らかにし、その後スプレーで水洗した。 (e)液温30℃の硝酸濃度1wt%水溶液(アルミニ
ウムイオンを0.5wt%、アンモニウムイオン0.0
07wt%含む)で、スプレーによるデスマット処理を
おこない、その後スプレーによる水洗をおこなった。前
記デスマットに用いた硝酸を主体とする水溶液は、直流
または交流を用いて電気化学的な粗面化をおこなう工程
の廃液を用いた。
圧を用いて連続的に電気化学的な粗面化処理を行った。
このときの電解液は、硝酸1wt%水溶液(アルミニウ
ムイオン0.5wt%、アンモニウムイオン0.007
wt%含む)、液温45℃であった。交流電源波形は電
流値がゼロからピークに達するまでの時間TPが1ms
ec、DUTY比1:1、台形の矩形波交流を用いて、
カーボン電極を対極として電気化学的な粗面化処理をお
こなった。補助アノードにはフェライトを用いた。下記
第1表に示した交流を用いた電気化学的な粗面化処理の
電流密度は電流のピーク値で示した。電気量はアルミニ
ウム板が陽極時の電気量の総和をいう。補助陽極には電
源から流れる電流の5%を分流させた。その後、スプレ
ーによる水洗をおこなった。
wt%、アルミニウムイオン濃度0.5wt%でスプレ
ーによるエッチング処理をおこない、アルミニウム板を
溶解し、前段の直流を用いて電気化学的な粗面化をおこ
なったときに生成した水酸化アルミニウムを主体とする
スマット成分の除去と、生成したピットのエッジ部分を
溶解し、エッジ部分を滑らかにした。その後スプレーで
水洗した。 (h)液温60℃の硫酸濃度25wt%水溶液(アルミ
ニウムイオンを0.5wt%含む)で、スプレーによる
デスマット処理をおこない、その後スプレーによる水洗
をおこなった。 (i)液温35℃の硫酸濃度15wt%水溶液(アルミ
ニウムイオンを0.5wt%含む)で、直流電圧を用
い、電流密度2A/dm2 で陽極酸化皮膜量が2.4g
/m2 になるように陽極酸化処理をおこなった。その
後、スプレーによる水洗をおこなった。
2.5wt%、70℃の水溶液に14秒間浸漬し、その
後スプレーで水洗し、乾燥した。各処理および水洗の後
にはニップローラで液切りを行った。処理されたアルミ
ニウム板の表面を日本電子製FESEMで観察したとこ
ろ、5〜20μmの大きなうねりに、平均直径0.5〜
1.5μmのハニカムピットが重畳していた。更にこの
ハニカムピットの底部を観察すると、0.1μm以下の
凹凸が生成していた。このアルミニウム板に中間層およ
び感光層を塗布、乾燥し、乾燥膜厚2.0g/m2 のネ
ガ型PS版を作成した。このPS版を用いて印刷したと
ころ、第1表に示す結果となった。
までの5枚のアルミニウム板及び実施例1−25のアル
ミニウム板について、JIS Z8741−1983に
規定に従って、板の85°光沢度を測定した。さらに、
これらの6枚のアルミニウム板に中間層および感光層を
塗布、乾燥し、乾燥膜厚み2.0g/m2 のネガ型PS
版を作成した。これらPS版に画像を焼き付け、製版
し、印刷する際の版面の湿し水の見易さについて評価
し、これらの結果を第2表に示した。表中、版面の湿し
水の見易さについての評価は以下の通りである。 湿し水の見易さA:湿し水の量が非常に見易い。 B:湿し水の量が見易い。 C:湿し水の量が見難い。(印刷機上で版面が非常に光る。)
ミニウム板の処理された表面の金属組織の変化を走査型
電子顕微鏡で観察した結果を示した。図において、
(a)は第1化学エッチング、第1デスマット、直流粗
面化及び第2デスマットを行った後のアルミニウム板の
処理された表面の金属組織の変化を示した図であり、
(b)は第1化学エッチング、第1デスマット、直流粗
面化の後第1化学エッチングを施ごし、続いて第2化学
エッチング及び第2デスマットを行った後のアルミニウ
ム板の処理された表面の金属組織の変化を示した図であ
り、(c)は、第1化学エッチング、第1デスマット、
直流粗面化、第2化学エッチング及び第2デスマットを
行い、さらに続いて交流粗面化、第3化学エッチング、
第2デスマットを行った後、陽極酸化処理したアルミニ
ウム板の処理された表面の金属組織の変化を示した図で
ある。
−9、1−10と全く同じ条件でおこなった。この処理
したアルミニウム板に中間層とボジ型感光層を塗布、乾
燥してPS版を作成した。このPS版を印刷したところ
プレートの光沢感、印刷性能ともに良好であった。
0アルミニウム板を用いて連続的に処理をおこなった。 (a)第8図に示した装置を用いて、比重1.12の硅
砂と水の懸濁液を研磨スラリー液としてアルミニウム板
の表面に供給しながら、回転するローラー状ナイロンブ
ラシにより機械的な粗面化をおこなった。ナイロンブラ
シの材質は6・10ナイロンを使用し、毛長50mm、
毛の直径は0.295mmであった。ナイロンブラシは
φ300mmのステンレス製の筒に穴をあけて密になる
ように植毛した。回転ブラシは3本使用した。ブラシ下
部の2本の支持ローラー(φ200mm)の距離は30
0mmであった。ブラシローラはブラシを回転させる駆
動モータの負荷が、ブラシローラをアルミニウム板に押
さえつける前の負荷に対して7kwプラスになるまで押
さえつけた。ブラシの回転方向はアルミニウム板の移動
方向と同じであった。
6wt%、アルミニウムイオン濃度6.5wt%、液温
75℃でスプレーによるエッチング処理をおこない、ア
ルミニウム板を15g/m2 溶解し、ブラシとスラリー
液で生成した凹凸の尖った部分を溶解し、滑らかな、5
〜20μmピッチのうねりをもつ表面とした。その後ス
プレーによる水洗をおこなった。 (c)液温30℃の硝酸濃度1wt%水溶液(アルミニ
ウムイオンを0.5wt%、アンモニウムイオン0.0
07wt%含む)で、スプレーによるデスマット処理を
おこない、その後スプレーで水洗した。前記デスマット
に用いた硝酸を主体とする水溶液は、直流または交流を
用いて電気化学的な粗面化をおこなう工程の廃液を用い
た。 (d)直流電圧を用いて連続的に電気化学的な粗面化処
理を行った。このときの電解液は、硝酸1wt%水溶液
(アルミニウムイオン0.5wt%、アンモニウムイオ
ン0.007wt%含む)、液温45℃であった。アノ
ードにはフェライト、カソードにはチタンを用いた。電
解にはリップル率20%以下の直流電圧を用いた。電流
密度は50A/dm2 、電気量は50C/dm2 であっ
た。
6wt%、アルミニウムイオン濃度6.5wt%でスプ
レーによるエッチング処理をおこない、アルミニウム板
を溶解し、前段の直流を用いて電気化学的な粗面化をお
こなったときに生成した水酸化アルミニウムを主体とす
るスマット成分の除去と、生成したピットのエッジ部分
を溶解し、ピットの開口径を広げなおかつエッジ部分を
滑らかにし、その後スプレーで水洗した。 (f)液温30℃の硝酸濃度1wt%水溶液(アルミニ
ウムイオンを0.5wt%、アンモニウムイオン0.0
07wt%含む)で、スプレーによるデスマット処理を
おこない、その後スプレーによる水洗をおこなった。前
記デスマットに用いた硝酸を主体とする水溶液は、直流
または交流を用いて電気化学的な粗面化をおこなう工程
の廃液を用いた。
圧を用いて連続的に電気化学的な粗面化処理を行った。
このときの電解液は、硝酸1wt%水溶液(アルミニウ
ムイオン0.5wt%、アンモニウムイオン0.007
wt%含む)、液温45℃であった。交流電源波形は電
流値がゼロからピークに達するまでの時間TPが1ms
ec、DUTY比1:1、台形の矩形波交流を用いて、
カーボン電極を対極として電気化学的な粗面化処理をお
こなった。補助アノードにはフェライトを用いた。交流
を用いた電気化学的な粗面化処理の電流密度は電流のピ
ーク値で示した。電気量はアルミニウム板が陽極時の電
気量の総和をいう。電気量は230C/dm2 、電流密
度54A/dm2 であった。補助陽極には電源から流れ
る電流の5%を分流させた。その後、スプレーによる水
洗をおこなった。
wt%、アルミニウムイオン濃度0.5wt%でスプレ
ーによるエッチング処理をおこない、アルミニウム板を
溶解し、前段の直流を用いて電気化学的な粗面化をおこ
なったときに生成した水酸化アルミニウムを主体とする
スマット成分の除去と、生成したピットのエッジ部分を
溶解し、エッジ部分を滑らかにした。その後スプレーで
水洗した。 (i)液温60℃の硫酸濃度25wt%水溶液(アルミ
ニウムイオンを0.5wt%含む)で、スプレーによる
デスマット処理をおこない、その後スプレーによる水洗
をおこなった。 (j)液温35℃の硫酸濃度15wt%水溶液(アルミ
ニウムイオンを0.5wt%含む)で、直流電圧を用
い、電流密度2A/dm2 で陽極酸化皮膜量が2.4g
/m2 になるように陽極酸化処理をおこなった。その
後、スプレーによる水洗をおこなった。各処理および水
洗の後にはニップローラで液切りをおこなった。処理さ
れたアルミニウム板の表面を日本電子製FESEMで観
察したところ、5〜20μmの大きなうねりに、平均直
径0.5〜1.5μmのハニカムピットが重畳してい
た。このアルミニウム板に中間層および感光層を塗布、
乾燥し、乾燥膜厚1.8g/m2 のポジ型PS版を作成
した。このPS版を用いて印刷したところ、良好な印刷
性能であった。
%、70℃の水溶液に14秒間浸漬した以外は全く同様
に処理した後、水洗処理、乾燥し、このアルミニウム板
に中間層および感光層を塗布、乾燥し、乾燥膜厚2.0
g/m2 のネガ型PS版を作成した。このPS版を用い
て印刷したところ、良好な印刷性能であった。
で、周波数とTPを変化させた。周波数とTPの変化条
件と得られたPS版の印刷性能の評価を第3表に示す。
3にマグネシウムを0.5wt%添加したアルミニウム
板を用いて連続的に処理をおこなった。 (a)アルミニウム板を苛性ソーダ濃度26wt%、ア
ルミニウムイオン濃度6.5wt%、液温75℃でスプ
レーによるエッチング処理をおこない、アルミニウム板
を10g/m2 溶解し、圧延油や自然酸化皮膜を除去し
た。その後スプレーによる水洗をおこなった。 (b)液温30℃の硝酸濃度1wt%水溶液(アルミニ
ウムイオンを0.5wt%、アンモニウムイオン0.0
07wt%含む)で、スプレーによるデスマット処理を
おこない、その後スプレーで水洗した。前記デスマット
に用いた硝酸を主体とする水溶液は、直流または交流を
用いて電気化学的な粗面化をおこなう工程の廃液を用い
た。 (c)直流電圧を用いて連続的に電気化学的な粗面化処
理を行った。このときの電解液は、硝酸1wt%水溶液
(アルミニウムイオン0.5wt%、アンモニウムイオ
ン0.007wt%含む)、液温45℃であった。アノ
ードにはフェライト、カソードにはチタンを用いた。電
解にはリップル率20%以下の直流電圧を用いた。アノ
ードのフェライトは、長さ800mmのものを、セルの
両側から突き合わせて設置した。直流を用いた電気化学
的な粗面化装置で、電極のレイアウトを変えた結果を第
4表に示す。アルミニウムのアノード反応から開始した
粗面は、幅3〜5μm、長さ20〜50μmの、ピット
が連続して生成した。溝状の凹部が生成しており、PS
版の表面としては不均一で、適さなかった。フェライト
とアルミニウム板との距離は10mm未満だと処理ムラ
が発生した。
面にクラッドした電極を最初のアルミニウム板のカソー
ド反応を行う陽極に使用し、前記白金クラッド電極とア
ルミニウム間の距離を10mmにした以外は実施例6−
5と全く同様に粗面化処理した。アルミニウム板のアノ
ード反応の後のカソード反応は、フェライト電極を2本
突き合わせたものを使用した。アルミニウム板とフェラ
イト電極間の間隔は15mmであった。陽極が起因の処
理ムラは発生していなかった。
した以外は実施例3と全く同様に処理し、中間層、感光
層を塗布、乾燥してPS版を作成した。印刷したとこ
ろ、珪砂の懸濁液を使って機械的な粗面化を行った実施
例3よりも更に汚れ性能が良い印刷版であった。
た以外は実施例3と全く同様にPS版を作成して印刷し
た。実施例3に比べてインキが盛れず、出来上がった印
刷物は実施例3よりも劣っていた。
る電解装置で、補助アノードに電流を分流しなかった。
その結果、主極のカーボン電極が著しく溶解した。
に従って支持体処理した平版印刷版用アルミニウム支持
体は、その上に中間層および感光層を塗布、乾燥して得
られたPS版について印刷したところ以下の効果が得ら
れた。すなわち、 (1)電気化学的な方法と、化学的な方法を組み合わせ
て粗面化したアルミニウム支持体を用いたPS版は、汚
れ性能が良い上に、プレートの光沢感が良いので印刷時
の湿し水の状態がわかり易い。 (2)機械的な粗面化方法と化学的な粗面化方法と電気
化学的な粗面化方法を組み合わせて粗面化したアルミニ
ウム支持体を用いたPS版は、表面粗さが大きく、光沢
感も良い上、汚れが発生せず、インキもよく盛れ、優れ
た印刷性能を示した。
を示す図である。
ーを示す図である。
アノード電解処理セルの配置の1例を示す側面図であ
る。
アノード電解処理セルの配置の他の1例を示す側面図で
ある。
ルの1例を示す説明図である。
を示す波形図である。
図である。
イニングの工程の概念を示す側面図である。
発明の交流粗面化処理用ラジアル型セルを2基直列配置
した例を示す側面図である。
示す断面図である。
を示す断面図である。
びアノード電解処理セルの配置のさらに別の1例を示す
側面図である。
置した本発明の電解処理セル構造の1例を示す説明図で
ある。
水洗処理をスプレー処理にて行うための処理槽の概略図
である。
された表面の金属組織の変化を示した写真である。
組み合わせた粗面化に用いられた製造工程の1例を示す
フロー図である。
と、化学的な方法を組み合わせた粗面化に用いられた製
造工程の1例を示すフロー図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 支持体の85°光沢度が30以下であ
り、かつ平均表面粗さが0.25〜0.8μmであるこ
とを特徴とする平版印刷版用アルミニウム支持体。 - 【請求項2】 アルミニウム板の表面を順に、 (a)硝酸または塩酸を主体とする酸性水溶液中で、直
流を用いて、10〜800C/dm2 の電気量で電気化
学的に粗面化処理し、 (b)酸またはアルカリ水溶液中でエッチング処理し、 (c)酸性水溶液中で交流を用いて、100〜400C
/dm2 の電気量で電気化学的に粗面化処理することを
特徴とする平版印刷版用アルミニウム支持体の製造方
法。 - 【請求項3】 連続して走行するアルミニウム板の表面
を順に、 (a)アルカリ水溶液中でアルミニウム板をエッチング
処理し、 (b)酸性水溶液中でデスマット処理し、 (c)硝酸または塩酸を主体とする酸性水溶液中で、直
流を用いて、10〜800C/dm2 の電気量で電気化
学的に粗面化処理し、 (d)アルカリ水溶液中で0.1〜10g/m2 エッチ
ング処理し、 (e)酸性水溶液中でデスマット処理し、 (f)酸性水溶液中で交流を用いて、100〜400C
/dm2 の電気量で電気化学的に粗面化処理し、 (g)アルカリ水溶液中で0.02〜3g/m2 エッチ
ング処理し、 (h)酸性水溶液中でデスマット処理し、 (i)陽極酸化処理して陽極酸化皮膜を形成させること
を特徴とする平版印刷版用アルミニウム支持体の製造方
法。 - 【請求項4】 連続して走行するアルミニウム板の表面
を順に、 (a)毛径が、0.2〜0.8mmの回転するナイロン
ブラシロールとアルミニウム板表面に供給されるスラリ
ー液で機械的に粗面化し、 (b)アルカリ水溶液中でアルミニウム板の溶解量が1
〜30g/m2 となるようにエッチング処理し、 (c)酸性水溶液中でデスマット処理し、 (d)硝酸または塩酸を主体とする酸性水溶液中で、直
流を用いて10〜800C/dm2 の電気量で電気化学
的に粗面化処理し、 (e)アルカリ水溶液中で0.1〜10g/m2 エッチ
ング処理し、 (f)酸性水溶液中でデスマット処理し、 (g)酸性水溶液中で交流を用いて、100〜400C
/dm2 の電気量で電気化学的に粗面化処理し、 (h)アルカリ水溶液中で0.02〜3g/m2 エッチ
ング処理し、 (i)酸性水溶液中でデスマット処理し、 (j)陽極酸化処理して陽極酸化皮膜を形成させること
を特徴とする平版印刷版用アルミニウム支持体の製造方
法。 - 【請求項5】 硝酸を主体とする酸性水溶液中の直流を
用いた電気化学的な粗面化処理で、アルミニウム板を順
に、陰極反応・陽極反応・陰極反応、または、陰極反応
・陽極反応とすることを特徴とする請求項2ないし請求
項4のいずれか1項に記載の平版印刷版用アルミニウム
支持体の製造方法。 - 【請求項6】 硝酸を主体とする酸性水溶液中の直流を
用いた電気化学的な粗面化処理で、直径1〜5μmのハ
ニカムピットを20000〜120000個/mm2 の
密度で生成し、次の化学的なエッチング処理で前記ピッ
トの角を溶解し、交流を用いた電気化学的な粗面化処理
で、直径0.5〜3μmのハニカムピットを10000
0〜1000000個/mm2 の密度で生成し、次の化
学的なエッチング処理で交流を用いて生成したハニカム
ピットの角を溶解し、さらに陽極酸化皮膜を生成するこ
とを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれか1項
に記載の平版印刷版用アルミニウム支持体の製造方法。 - 【請求項7】 機械的な粗面化で生成した凹凸の尖った
部分を化学的なエッチングによって溶解して、なだらか
な表面とし、さらに硝酸を主体とする酸性水溶液中の直
流を用いた電気化学的な粗面化処理で、直径1〜5μm
のハニカムピットを20000〜120000個/mm
2 の密度で生成し、次の化学的なエッチング処理で前記
ピットの角を溶解し、交流を用いた電気化学的な粗面化
処理で、直径0.5〜3μmのハニカムピットを100
000〜1000000個/mm2 の密度で生成し、次
の化学的なエッチング処理で交流を用いて生成したハニ
カムピットの角を溶解し、さらに陽極酸化皮膜を生成す
ることを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか
1項に記載の平版印刷版用アルミニウム支持体の製造方
法。 - 【請求項8】 交流を用いた電気化学的な粗面化の後の
化学的なエッチングで0.1μm以下の凹凸を形成させ
ることを特徴とする請求項2ないし請求項7のいづれか
1項に記載の平版印刷版用アルミニウム支持体の製造方
法。 - 【請求項9】陽極酸化皮膜を形成した後に親水化処理を
行うことを特徴とする請求項3ないし請求項8のいづれ
か1項に記載の平版印刷版用アルミニウム支持体の製造
方法。 - 【請求項10】 交流を用いた電気化学的な粗面化処理
に用いる装置が、ラジアル型電解槽を用いた液体給電に
よるアルミニウムウエブの連続電解処理装置で、整流素
子またはスイッチング素子を介して電流値の一部を2つ
の主電極とは別の槽に設けた補助アノード電極に直流電
流として分流させることにより、主電極に対向するアル
ミニウム表面上で作用するアノード電流にあづかる電流
値とカソード反応にあづかる電流値との比を制御するこ
とを特徴とする請求項2ないし請求項9のいづれか1項
に記載の平版印刷版用アルミニウム支持体の製造方法。 - 【請求項11】 交流を用いた電気化学的な粗面化に用
いる電源波形が、電流がゼロからピークに達する時間が
0.5〜2msec、かつ周波数50〜70Hzの台形
波交流を用いることを特徴とする請求項2ないし請求項
10のいづれか1項に記載の平版印刷版用アルミニウム
支持体の製造方法。 - 【請求項12】 スラリー液が珪砂または水酸化アルミ
ニウムのスラリー液を用いることを特徴とする請求項4
ないし請求項11のいづれか1項に記載の平版印刷版用
アルミニウム支持体の製造方法。 - 【請求項13】 直流を用いた電気化学的な粗面化に用
いる陽極、または交流を用いた電気化学的な粗面化に用
いる補助アノードにフェライトまたは白金を主体とした
電極を用いることを特徴とする請求項2ないし請求項1
2のいづれか1項に記載の平版印刷版用アルミニウム支
持体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7933396A JPH09142049A (ja) | 1995-09-21 | 1996-03-08 | 平版印刷版用アルミニウム支持体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26611295 | 1995-09-21 | ||
| JP7-266112 | 1995-09-21 | ||
| JP7933396A JPH09142049A (ja) | 1995-09-21 | 1996-03-08 | 平版印刷版用アルミニウム支持体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09142049A true JPH09142049A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=26420350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7933396A Pending JPH09142049A (ja) | 1995-09-21 | 1996-03-08 | 平版印刷版用アルミニウム支持体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09142049A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6806031B2 (en) * | 2000-05-15 | 2004-10-19 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Support for lithographic printing plate and presensitized plate |
| US7056644B2 (en) | 2003-04-24 | 2006-06-06 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | Producing method of photosensitive planographic printing plate and printing plate produced thereby |
| JP2007270217A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Fujifilm Corp | 電解処理方法及び装置、並びに平版印刷版の製造方法及び装置 |
| JP2008246971A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Fujifilm Corp | 電解処理装置、平版印刷版支持体、平版印刷原版、および電解処理方法 |
| JP2011201123A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Fujifilm Corp | 電解処理方法及び装置、並びに平版印刷版の製造方法及び装置 |
-
1996
- 1996-03-08 JP JP7933396A patent/JPH09142049A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6806031B2 (en) * | 2000-05-15 | 2004-10-19 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Support for lithographic printing plate and presensitized plate |
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| JP2007270217A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Fujifilm Corp | 電解処理方法及び装置、並びに平版印刷版の製造方法及び装置 |
| JP2008246971A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Fujifilm Corp | 電解処理装置、平版印刷版支持体、平版印刷原版、および電解処理方法 |
| JP2011201123A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Fujifilm Corp | 電解処理方法及び装置、並びに平版印刷版の製造方法及び装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040331 |
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| A521 | Written amendment |
Effective date: 20040531 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040630 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040830 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041006 |