JPH09181900A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH09181900A
JPH09181900A JP7351028A JP35102895A JPH09181900A JP H09181900 A JPH09181900 A JP H09181900A JP 7351028 A JP7351028 A JP 7351028A JP 35102895 A JP35102895 A JP 35102895A JP H09181900 A JPH09181900 A JP H09181900A
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JP7351028A
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Masanori Namikawa
将典 並川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声信号と画像信号を混在させて送信し、ま
た受信することが可能であり、したがって操作の手間を
省き、しかも通信コストの増大を抑制できる音声付き画
像情報送信機能を有したファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 G3伝送制御手順に従ってファクシミリ
通信を行うファクシミリ装置において、画像読取り部4
により読み取った画像データと音声入力部3により入力
した音声データとを対応付け、1対のファクシミリ送信
情報として蓄積し管理するファイル管理部1と、上記管
理されている1対の画像データおよび音声データを1通
信分の画情報としてG3伝送制御手順のフェーズCで送
信する音声付きファクシミリ送信部2とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はG3伝送制御手順に
より音声情報付き画像情報を送信することが可能なファ
クシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体メモリなどの低価格化によ
り、情報機器の多機能化及びマルチメディア化が進んで
いる。ファクシミリ装置においても例外ではなく、単に
画像情報に留まらず音声情報も送信可能なものが提供さ
れている。例えば、特開平5-130287号公報に示されたフ
ァクシミリ装置では、G3伝送制御手順により画像情報
を送信する際、フェーズBの所定の信号中に音声情報が
付加されていることを通知すると共に、画像情報の送信
終了後、送信側の利用者がマイクロフォンにより音声を
入力し、その音声をそのまま相手ファクシミリ装置へ送
信する機能をもったファクシミリ装置が開示されてい
る。また、特開平5-227205号公報に開示されたファクシ
ミリメール方式では、電話網に接続されたメール蓄積再
生装置内の宛先メールボックスに、まずメール送信側か
ら電話機を介して送信される、発信者名、宛名、コメン
トなどを音声情報として蓄積すると共に、次いで上記電
話機と同一の端末番号のファクシミリ装置から送信され
る画像情報を上記音声情報と対応付けて蓄積し、その
後、メール受信側においては上記メール蓄積再生装置内
の自分に割り当てられたメールボックスから電話機を介
して、蓄積されている音声情報を再生し、その音声情報
を聞いてその音声情報に関連した画像情報を上記電話機
と同一端末番号のファクシミリ装置で受信する手段が提
案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、特開平
5-130287号公報および特開平5-227205号公報に示された
従来技術によれば、画像情報と音声情報を対応付けて出
力することができる。しかしながら、上述した従来のフ
ァクシミリ装置では、画像情報と音声情報をG3伝送制
御手順のフェーズCで一緒に伝送するものではなく、音
声と画像情報をそれぞれ別個に送信することから、通信
時間が長くなり、ひいては通信コストも増大すると云う
問題があった。本発明は、上記のような従来の音声と画
像情報とを関連させて送信可能なファクシミリ装置にお
ける問題を解決するためになされたものであって、通信
時間が長くなることがなく、したがって通信コストの増
大も抑制することができる音声付き画像情報送信可能な
ファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のファクシミリ装置では、第1の手段として、
G3伝送制御手順に従ってファクシミリ通信を行うファ
クシミリ装置において、画像読取り部により読み取った
画像データと音声入力部により入力した音声データとを
対応付け、1対のファクシミリ送信情報として蓄積し管
理するファイル管理部と、上記ファイル管理部により管
理されている1対の画像データおよび音声データを1通
信分の画情報としてG3伝送制御手順のフェーズCで送
信する音声付きファクシミリ送信部とを備えるように構
成する。第2の手段として、上記において、G3伝送制
御手順のフェーズBで送信する所定の信号中に、Nペー
ジ目が音声データであることを報知する信号を含めて送
信するように音声付きファクシミリ送信部を構成する。
第3の手段として、上記において、利用者情報を登録す
る利用者情報登録部と、上記利用者情報登録部により登
録された利用者情報を音声データに変換するデータ変換
部とを備え、音声付きファクシミリ送信部を、画像読取
り部により読み取った画像データおよび上記データ変換
部により変換した音声データを1通信分の画情報として
G3伝送制御手順のフェーズCで送信するように構成す
る。
【0005】第4の手段として、G3伝送制御手順に従
ってファクシミリ通信を行うファクシミリ装置におい
て、受信時、フェーズBの所定の信号で、Nページ目が
音声データであることを認知したとき、Nページ目の受
信情報を音声データである旨の通知と共に制御部に渡す
通信制御部と、制御部が上記Nページ目の受信情報を取
得したときまたはその後に、制御部の指示によりNペー
ジ目の受信情報から音声を再生する音声再生部と、制御
部の指示によりNページ以外の受信情報を記録紙に出力
するプロッタとを備えるように構成する。第5の手段と
して、原稿より読み取った画像データを蓄積する画像メ
モリを備えたファクシミリ装置において、画像データお
よび音声データから成る送信情報を1ファイルとして、
複数のファイルを蓄積する蓄積メモリと、上記蓄積メモ
リ内の一つのファイルの出力を指示する出力指示部と、
上記出力指示部により指定のファイル出力が指示された
とき、指定のファイルの画像データをプロッタに出力さ
せ、音声データを音声再生部に出力させるファイル出力
部とを備えるように構成する。
【0006】
【作用】上記のように構成したので、第1の手段によれ
ば、G3伝送制御手順のなかで音声情報と、それに関連
する画像情報とを一括して伝送することができる。第2
の手段では、画情報受信側において、画像データと音声
データの識別ができるので、それぞれに対応して音声を
再生し、また画像情報をプロッタを介して印刷すること
ができる。第3の手段では、予めキーボードなどから入
力して登録した利用者情報を音声データに変換し、音声
付きの画像としてG3伝送制御手順により伝送すること
ができる。第4の手段では、受信した画情報を画像デー
タと音声データに分離し、画像データを記録紙に、音声
データをスピーカに出力することができる。第5の手段
では、蓄積メモリに蓄積されている所望のファイルの画
像データを記録紙に、またそれに対応する音声データを
スピーカなどに出力することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態例
に基づい本発明を詳細に説明する。図1は本発明の第1
の実施例を示すファクシミリ装置の構成ブロック図であ
る。図示したように、この実施例のファクシミリ装置
は、ファイル管理部1と、音声付きファクシミリ送信部
2と、音声入力部3と、画像読取り部4と、画像データ
を蓄積する画像メモリ20および音声データを蓄積する音
声メモリ21とから構成される蓄積メモリ5と、音声再生
部6と、内蔵されたプログラムに従って装置全体を管理
あるいは制御する制御部11と、操作者がファクシミリ装
置に指示を与えるためのキーボードやファクシミリ装置
から操作者にメッセージ等を与えるための表示手段など
から成る操作表示部12と、画像読取り部4から読み取っ
た画像データやそれを符号化復号化部(DCR)18によ
って符号化した画像データ、あるいは受信した符号化画
像データやそれをDCR18によって復号化した画像デー
タなどを一時的に格納しておくRAM13と、DCR18に
よって復号化された受信画情報をRAM13を介して出力
するプロッタ15と、公衆電話網を介して遠隔のファクシ
ミリ装置との間に呼を設定するための網制御装置(NC
U)16と、G3伝送制御手順に従ってファクシミリ送受
信を行う通信制御部17と、低速モデムおよび高速モデム
から成るモデム19などを備えている。なお、この例で
は、上記のファイル管理部1および音声付きファクシミ
リ送信部2は、CPUおよびROMを制御部11と共有し
ている場合を示している。
【0008】このようなファクシミリ装置で画像データ
のみのファクシミリを送信する場合を説明すれば、まず
制御部11の制御に従って画像読取り部4により画像デー
タをRAM13に読み込み、その画像データをDCR18に
よって符号化し、再びRAM13に格納する。また、操作
表示部12により指定された宛先などの発呼時指定情報が
制御部11によって取得され、宛先情報を渡されたNCU
16は指定の宛先との間に呼を設定する。続いて、通信制
御部17により低速モデムを介してフェーズBが実行され
た後、フェーズCに移行し、RAM13内の上記符号化さ
れた画像データがモデム19内の高速モデムにより変調さ
れ、NCU16を介して送出される。受信時は、NCU16
により呼が設定されフェーズBに移行し、低速モデムを
介して所定の交信が行われた後、フェーズCに移行し、
符号化された画像データを受信する。受信された画像デ
ータはNCU16、通信制御部17を介してRAM13に格納
され、さらにDCR18により復号化され、RAM13を介
してプロッタ15に出力される。
【0009】図2は上記の第1の実施例の動作フロー例
を示す図である。以下、図1および図2を参照しつつ、
上記第1の実施例の動作フローを説明する。まず、操作
表示部12により宛先や線密度などが指定されると(S
1)、これらを取得したファイル管理部1によりファイ
ル番号が決定され、送信ファイルが生成される(S
2)。このとき、ファイル管理テーブルの一つのレコー
ドが上記ファイル番号に割り当てられ、上記レコードと
して、ファイル番号、および指定された宛先、線密度な
どが記憶される。次いで、制御部11は画像読取り部4内
の原稿有無センサ(図示していない)により原稿の有無
を判定し(S3)、原稿があれば(S3でYes)、画
像読取り部4により1枚または複数枚の原稿上の画像を
読み取り、順次RAM13を介してDCR18で読み取った
画像データを符号化(圧縮)し、画像メモリ20に蓄積す
る(S4)。また、原稿がない場合は(S3でNo)、
ステップS5に進む。
【0010】ステップS5では、音声を付加するか否か
を判断し、上記の画像データに音声を付加して送信する
場合、または、音声のみを送信する場合は(S5でYe
s)、音声入力部3のマイクロフォンからの音声信号を
取得する。マイクロフォンからはアナログ信号が出力さ
れ、そのアナログ信号は音声入力部3内で増幅され、P
CM方式またはADPCM方式などのデジタル処理によ
ってアナログ音声信号をデジタルデータに変換される。
このデジタル化された音声データは、順次音声メモリ21
に蓄積される(S6)。なお、画像メモリ20に蓄積され
た画像データと音声メモリ21に蓄積された音声データは
同一ファイルのデータとして扱われ、既にファイル番号
が記憶されている前記レコードを構成するデータとして
上記画像データの格納アドレスとデータ長、および音声
データの格納アドレスとデータ長がファイル管理テーブ
ルに記憶される。
【0011】音声蓄積後、または音声を付加しない場合
は(S5でNo)音声蓄積を行わずに、操作表示部12内
のスタートキーを押下すると、送信動作が開始され(S
7)、指定された宛先情報に従って呼が設定された後、
G3伝送制御手順のフェーズBが実行される(S8)。
このとき、音声付きファクシミリ送信部2は、送信情報
が音声付きの場合、所定の信号(例えばNSS信号)に
Nページ目が音声データである旨を示す情報を設定す
る。フェーズCに移行すると、音声付きファクシミリ送
信部2は、音声を付加する場合であって(S9でYe
s)、例えば1ページ目が音声データである場合は、音
声メモリ21内の音声データ格納アドレスから音声データ
を読み出し、通信制御部17に渡し、通信制御部17はその
音声データを1ページ目の画情報として、モデム19およ
びNCU16を介して宛先に送信する(S10)。なお、上
記において、音声付きファクシミリ送信部2は、音声デ
ータ格納アドレスおよび読み出すべきデータ長を前記フ
ァイル管理テーブルにより知ることができる。音声デー
タの送信が終了すると、続いて送信原稿が有る場合は
(画像データが有る場合は、S11でYes)、通信制御
部17はMPS信号を送信し、次のページの画情報として
画像メモリ20内の画像データを送信する(S12)。この
ようにして、全てのページの画情報を送信するとフロー
を終了する。また、送るべき画像データがない場合は
(S11でNo)、通信制御部17はEOP信号を送信フロ
ーを終了する。なお、ステップS9において音声データ
がない場合は(Noならば)、音声データを送信するこ
となく直ちにステップS11に進む。
【0012】次に、受信側の動作を図3に示した動作フ
ロー図を参照しながら説明するが、受信側のファクシミ
リ装置の構成は図1と同一である。即ち、図1は送信手
段と受信手段を備えたものである。図3に示すように、
呼設定に続き(S21)、フェーズBを実行する(S2
2)。通信制御部17はフェーズBで受信した信号中に、
上述した音声データを付加した旨の信号が存在するか否
かを判定し(S23)、音声データが付加されている場合
は(S23でYesならば)、上記所定の信号に設定され
て送信された音声データのページ番号Nを取得する(S
24)。フェーズCが開始されると、通信制御部17はその
ときの受信がNページ目の受信であるか否かを監視し
(S25) 、Nページ目の受信であれば(S25でYesで
あれば) 、制御部11に受信データが音声データである旨
を通知すると共に、その音声データを制御部11に渡す
(S26)。
【0013】制御部11は取得した音声データをRAM13
を介して音声再生部6に渡すか、または一旦音声メモリ
21に蓄積する。音声再生部6は、制御部11から音声デー
タを取得すると、PCMまたはADPCMなどにより符
号化されているデータを復号化し、さらにアナログ信号
に変換して音声再生部6内のスピーカに出力する(S2
7)。なお、ステップS23において音声データが付加さ
れている旨の信号が存在しない場合(S23でNo)、お
よびステップS25で受信ページがNページでないとの判
定の場合(S25でNo)は通常の画情報受信が行われる
(S28)。即ち、通信制御部17は受信したそれぞれのペ
ージの符号化された画情報を制御部11に渡し、制御部11
は取得した画情報を直ちにDCR18で復号化してプロッ
タ15により記録紙上に出力させるか、または符号化され
た画情報のまま一旦画像メモリ20に蓄積する。制御部11
は蓄積された音声データおよび画像データを対応付けて
管理しており、その後、利用者から出力指示があると、
音声データを音声再生部6に出力し、画像データをプロ
ッタ15に出力する。
【0014】このように、上記実施例によれば、ファク
シミリ送信時に、例えば受信者名、発信者名、コメント
などをマイクロフォンにより音声入力し、その音声デー
タをファクシミリ画像データと共に相手先に送信し、相
手先ファクシミリ装置では受信した画像データを記録紙
に出力すると共に上記音声情報をスピーカに出力できる
ので、利用者(受信者)は受信ファクシミリが誰から誰
に宛てたものかを音声によって着信と同時に知ることが
できる。また、音声信号としてファクシミ送信内容に関
する情報を含めれば、受信ファクシミリがどのようなも
のかを容易に知ることができる。
【0015】図4は、本発明の第2の実施例を示すファ
クシミリ装置要部の構成ブロック図である。図示したよ
うに、この実施例に示すファクシミリ装置は、利用者情
報を登録する利用者情報登録部7と、この利用者情報登
録部7により登録された利用者情報を音声データに変換
するデータ変換部8と、データ変換部8により変換され
た音声データを画像データに付加して送信する音声付き
ファクシミリ送信部2などを備えたものである。なお、
上記の利用者情報登録部7およびデータ変換部8はCP
Uおよびプログラムを内蔵したROMを制御部11と共有
している。
【0016】図5は上記第2の実施例の動作フローを示
す図である。以下、図1、図4および図5により本第2
の実施例の動作を説明する。なおこの実施例では、予め
または送信時に宛先指示などに先立って、利用者情報を
登録しておく(S31)。利用者情報とは、例えば従来、
送付票などに記載していた発信者名、発信者の組織名、
受信者名などであり、操作表示部12のキーボードから入
力し登録する。この利用者情報の登録は、メニュー選択
などにより利用者情報登録が選択されたとき、利用者情
報登録部7により利用者情報の入力を要求するメッセー
ジが操作表示部12の表示器に表示される。利用者がこの
メッセージに応じて、発信者名、発信者の組織名、受信
者名、宛先端末番号などを入力すると、利用者情報登録
部7はこれらを取得すると共に、登録番号を決定し、こ
の登録番号と取得した発信者名などからなるレコードを
登録テーブルに記憶する。なお、上記登録テーブルはR
AM13または制御部11内のフラッシュメモリなどの所定
領域に設けられる。また、利用者情報登録部7は登録番
号を操作表示部12の表示器または記録紙に出力して利用
者に知らせることもできる。
【0017】以上の設定を行った後、送信時に、利用者
は送信原稿を画像読取り部4にセットし、操作表示部12
により登録番号を指定すると(S32)、ファイル管理部
1がこの登録番号を取得し、ファイル番号を決定し、送
信ファイルを生成する(S33)。ファイル管理部1はフ
ァイル管理テーブルに上記ファイル番号と登録番号を対
応付けて記憶し、制御部11は原稿を読み取らせ、画像メ
モリ20内に蓄積し(S34)、音声付きファクシミリ送信
部2は取得したファイル番号の送信ファイルのファクシ
ミリ送信を開始する(S35)。即ち、音声付きファクシ
ミリ送信部2はファイル番号に従って登録番号を取得
し、登録番号に従って宛先端末番号を取得すると共に、
その宛先端末番号を通信制御部17を介してNCU16に与
える。この処理によって、NCU16は取得した宛先端末
番号に従って呼を設定し、通信制御部17がG3伝送制御
手順のフェーズBの実行を開始する(S35)。一方、音
声付きファクシミリ送信部2は、宛先端末番号をNCU
16に与えた後、既に登録番号が与えられていることから
利用者情報が登録されていると判断し(S36でYe
s)、登録番号に従って登録テーブルから発信者名など
登録された利用者情報を取得する。データ変換部8は、
文字コードから成る利用者情報を、例えばPCMまたは
ADPCMの音声データに変換し(S37)、フェーズC
が開始されると、第1の実施例の場合と同様にして(S
10参照)音声データを送信する(S38)。さらに、音声
付きファクシミリ送信部2はファイル番号に従って画像
メモリ20から画像データを読み出し、その画像データを
相手先ファクシミリ装置に送信する(S39)。なお、ス
テップS36で、登録番号が渡されておらず、音声付きフ
ァクシミリ送信部2が利用者情報が登録されていないと
判断したときは(S36でNo)、通常のファクシミリ送
信と同様に画像データのみを送信する(S39)。
【0018】受信側ファクシミリ装置は、図3に示した
第1の実施例と同様に動作する。このようにして送信さ
れる音声メッセージを、例えば「田中さんにファクシミ
リが届きました。発信者は中村建設株式会社営業部の鈴
木さんです。」とすれば、受信した画像データと共に、
送信元と宛先とが音声によって受信者に伝達されるか
ら、ファクシミリ装置の近くに受信者当人、またはその
関係者が居れば、直ちに受信内容を知ることが可能とな
る。従って、逐次ファクシミリ装置設置場所まで移動
し、受信したペーパーを見て、発信人と受信人を確認す
る手間がなくなる。このように、第2の実施例によれ
ば、例えば送付票に相当するものが受信側で音声で出力
されるので、受信者は着信と同時に、自分宛のファクシ
ミリ文書の着信を知ることができる。また、送信側は送
信の度毎に利用者情報を入力する必要がない。
【0019】図6は、本発明の第3の実施例を示すファ
クシミリ装置要部の構成ブロック図である。図示したよ
うに、この実施例のファクシミリ装置は、出力指示部9
およびファイル出力部10を備えたものであリ、この構成
によれば、出力指示部9により所望のファイルの出力を
指示すると、ファイル出力部10は指定されたファイルの
画像データをプロッタ15に出力し、音声データを音声再
生部6に出力することができる。
【0020】図7に蓄積時の動作フローを、また図8に
出力時の動作フローを示す。以下、図6〜図8などによ
り第3の実施例の動作を説明する。図7に示すように、
蓄積時には、まず操作表示部12により利用者が原稿蓄積
を指示し(S41)、その指示によりファイル管理部1は
ファイル番号を決定し、ファイルを生成する(S42)。
次いで、ファイル管理部1は画像読取り部4により原稿
上の画像を読み取らせ、DCR18で符号化して画像メモ
リ20に画像データを蓄積する(S43)。そして、音声を
付加して登録する場合は第1の実施例と同様にして(図
2のS5,S6参照)、音声も登録する(S44,S4
5)。登録が終了すると、ファイル管理部1は操作表示
部12の表示器または記録紙にファイル番号を出力して利
用者に知らせる。出力時には、図8に示すように、まず
出力指示部9が操作表示部12にメッセージを表示してフ
ァイル番号を指示するように要求する。この要求に応じ
て利用者がファイル番号を指示すると、出力指示部9は
そのファイル番号を取得してファイル管理部1に渡すと
共に、そのファイル番号のファイルの出力を指示する
(S51)。
【0021】ファイル管理部1はファイル管理テーブル
を検索して(S52)、指示されたレコードを取得する。
このレコードはファイル出力部10に渡され、ファイル出
力部10はそのレコードにより音声データが付加されてい
るか否かを判定する(S53)。そして、音声データが付
加されている場合は(S53でYes)、ファイル管理テ
ーブルに記憶されている音声データの格納アドレスおよ
びデータ長に従って音声メモリ21から音声データを読み
出し、音声再生部6に渡すと共に、音声再生部6は渡さ
れたデータを復号化し、アナログ信号に変換して音声再
生部6内のスピーカに出力する(S54)。次いで、ファ
イル出力部10は同様にして画像データを読み出し、DC
R18で復号化すると共に、プロッタ15を介して記録紙上
に画像を出力する(S55)。なお、ステップS53におい
て音声データが付加されていないと判定した場合は(S
53でNo)、画像出力のみを実行し(S55)動作フロー
を終了する。このように、第3の実施例では、蓄積した
画像データに音声コメントを付加することにより、その
画像データがどのようなものかが容易にわかるので操作
性が向上する。なお、蓄積された情報を送信情報として
使用する際はファイル番号で指示すればよい。また、そ
の際、第1の実施例のように音声を付加して送信するこ
ともできるし、音声を除去して送信することもできる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1に、G3伝送制御手順で画像データと音声データと
を一括して伝送できるので、従来に比べて送信時間が短
縮可能となり、通信コストが逓減できるのみならず、送
信側の手間と受信側の手間が大幅に簡略化できる。ま
た、送付表やコメントなどを音声で出力できることか
ら、宛先本人あるいはその関係人に直接報知する効果が
ある。第2に、予めキーボードなどを介して登録した利
用者情報を音声データに変換し、音声付きの画像として
伝送できるので、送付表などを音声で出力できるだけで
なく、送信の度毎に利用者情報を入力する必要がなくな
る。第3に、蓄積メモリに蓄積されている所望のファイ
ルの画像データを記録紙に、また対応する音声データを
スピーカなどに出力できるので、画像データの内容を容
易に把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の構
成ブロック図。
【図2】本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の動
作フロー図。
【図3】本発明の他の一実施例を示すファクシミリ装置
の他の動作フロー図。
【図4】本発明の他の一実施例を示すファクシミリ装置
要部の構成ブロック図。
【図5】本発明の他の一実施例を示すファクシミリ装置
の他の動作フロー図。
【図6】本発明の他の一実施例を示すファクシミリ装置
要部の他の構成ブロック図。
【図7】本発明の他の一実施例を示すファクシミリ装置
要部の送信動作フロー図。
【図8】本発明の他の一実施例を示すファクシミリ装置
要部の受信動作フロー図。
【符号の説明】
1… ファイル管理部、 2… 音声付きファクシミリ送
信部、3… 音声入力部、4… 画像読取り部、 5… 蓄
積メモリ、 6…音声再生部、7…利用者情報登録部、
8…データ変換部、9…出力指示部、 10 …ファイル出
力部、11…制御部、12…操作表示部、13…RAM、16…
網制御装置、17…通信制御装置、18…符号化復号化装
置、19…モデム、20…画像メモリ、21…音声メモリ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 G3伝送制御手順に従ってファクシミリ
    通信を行うファクシミリ装置において、読み取った画像
    データと音声入力部を介して入力した音声データとを対
    応付け、1対のファクシミリ送信情報として蓄積し管理
    するファイル管理部と、上記ファイル管理部により管理
    されている1対の画像データと音声データを1通信分の
    画情報としてG3伝送制御手順のフェーズCで送信する
    音声付きファクシミリ送信部とを備えたことを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 上記音声付きファクシミリ送信部が、G
    3伝送制御手順のフェーズBで送信する信号中に、Nペ
    ージ目が音声データである旨の信号を含めて送信する機
    能を備えたことを特徴とする請求項1記載のファクシミ
    リ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のファクシミリ
    装置において、利用者情報を登録する利用者情報登録部
    と、上記登録された利用者情報を音声データに変換する
    データ変換部とを備え、上記音声付きファクシミリ送信
    部を、画像読取り部により読み取った画像データおよび
    上記データ変換部により変換した音声データを1通信分
    の画情報としてG3伝送制御手順のフェーズCで送信す
    るように構成したことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 G3伝送制御手順に従ってファクシミリ
    通信を行うファクシミリ装置において、フェーズBの所
    定の信号中に、Nページ目が音声データである旨の信号
    を認知したとき、Nページ目の受信情報を音声データで
    ある旨の通知を付して制御部に渡す通信制御部と、上記
    制御部の指示によりNページ目の受信情報を音声信号に
    変換する音声再生部と、制御部の指示によりNページ以
    外の受信情報を記録紙に出力するプロッタとを備えたこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 原稿より読み取った画像データを蓄積す
    る画像メモリを備えたファクシミリ装置において、画像
    データおよび音声データから成る送信情報を1ファイル
    として、複数のファイルを蓄積する蓄積メモリと、上記
    蓄積メモリ内の一つのファイルの出力を指示する出力指
    示部と、上記出力指示部により指定されたファイルの画
    像データをプロッタに出力し、音声データを音声再生部
    に出力するファイル出力部とを備えたことを特徴とする
    ファクシミリ装置。
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