JPH09207355A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成方法

Info

Publication number
JPH09207355A
JPH09207355A JP8019740A JP1974096A JPH09207355A JP H09207355 A JPH09207355 A JP H09207355A JP 8019740 A JP8019740 A JP 8019740A JP 1974096 A JP1974096 A JP 1974096A JP H09207355 A JPH09207355 A JP H09207355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
recording
tubular electrode
recording medium
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8019740A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3745435B2 (ja
Inventor
Takeo Miki
武郎 三木
Masashi Hiroki
正士 廣木
Mitsuaki Kamiyama
三明 神山
Yuka Nakamura
由香 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP01974096A priority Critical patent/JP3745435B2/ja
Priority to US08/795,308 priority patent/US5808638A/en
Publication of JPH09207355A publication Critical patent/JPH09207355A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3745435B2 publication Critical patent/JP3745435B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/015Ink jet characterised by the jet generation process
    • B41J2/04Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
    • B41J2/06Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by electric or magnetic field
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/07Ink jet characterised by jet control
    • B41J2/075Ink jet characterised by jet control for many-valued deflection
    • B41J2/08Ink jet characterised by jet control for many-valued deflection charge-control type
    • B41J2/085Charge means, e.g. electrodes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/015Ink jet characterised by the jet generation process
    • B41J2/04Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
    • B41J2/06Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by electric or magnetic field
    • B41J2002/061Ejection by electric field of ink or of toner particles contained in ink

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、記録解像度が高く、高濃度且つ高
速な印字ができ、良質な画像を形成できる画像形成装置
を提供する。 【解決手段】画像形成装置は、基材2上に整列配置され
た複数のリング状電極4…を有する記録ヘッド1を備え
ている。各記録電極4は、リング状無部分4aとリード
部分4bとを有し、各電極4の上方には、所定距離離間
して接地された対向電極10が設けられている。記録電
極4のリード部分4bには、図示しないICを介して駆
動電圧を選択的に印加するための電源6が接続されてい
る。駆動電圧は、リング状部分4aの内部にインク中の
色剤粒子を閉じ込めるとともにインクメニスカス23の
頂点に色剤粒子を凝集させるための電位の井戸22を形
成するためのバイアス電圧と、電位の井戸22内に閉じ
込められて凝集された色剤粒子を対向電極10に向って
飛翔させるための記録電圧と、を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、色材粒子を絶縁
性液体キャリアに分散させてなるインクに静電気力を作
用させ、インク滴を記録媒体上に飛翔させて画像を形成
する画像形成装置および画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルプリンタ分野ではイン
クジェット記録が広く普及している。しかし、従来のイ
ンクジェットプリンタでは、画像の保存性が悪い、等の
問題があった。
【0003】これに対し、既に、色剤として顔料粒子の
使用を可能とし、染料性インクの上記問題点を解決した
装置がWO93/1186号公報に開示されている。こ
の装置では、導電性のインク供給チューブを具備する。
インク供給チューブとこの先端に対向する対向電極との
間に電圧が付与される。インク供給チューブの電位と同
極性に帯電した顔料粒子(以下トナーとする)を含むイ
ンクがインク供給チューブに供給される。
【0004】インク内の帯電トナーは、インク供給チュ
ーブの先端近傍の吐出ポイントで、対向電極から静電吸
引力を受け半円球状のインクメニスカスを形成する。し
かし、インクの溶媒の表面張力によりトナーはインクメ
ニスカスから飛翔することができず、インクメニスカス
の先端に留まる。この様にして、多くのトナーがインク
メニスカスの先端に集まり、凝集物となる。インク供給
チューブと対向電極との間の電圧を更に上げると、イン
クの溶媒の表面張力よりも静電吸引力が勝り、インクメ
ニスカスからトナー凝集物が飛翔する。
【0005】上述の飛翔原理に基づく画像形成装置で
は、従来のインクジェット記録のような飛翔小滴サイズ
を決定するノズルがないため、顔料粒子を用いることが
できる。このため、従来のインクジェット記録の問題点
であった、画像の保存性、耐光性等の問題が解決され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のトナーを含むインク液を使用する画像形成装置も以
下のような問題点がある。
【0007】つまり、従来の画像形成装置においては、
吐出ポイントに形成されるインクメニスカスの先端に飛
翔に必要な十分な量のトナーを集めるために多くの時間
を必要とする。また、インクメニスカスの先端に凝集さ
れたトナーを安定して保持することが難しい。
【0008】このため、インクの吐出周波数を上げる
と、インクメニスカスの先端におけるトナーの凝集が不
十分となり、所望の画像濃度を達成できない問題があ
る。また、十分が画像濃度を達成すべく吐出周波数を低
くしてもトナーを安定して保持できないことから、良質
な画像を得ることができない問題がある。
【0009】この発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、記録解像度が高く、高濃度且つ高速な
印字ができ、良質な画像を形成できる画像形成装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る画像形成装置は、帯電した色剤粒子
を絶縁性液体中に分散させて成るインクを、記録媒体か
ら所定距離離間した吐出位置へ供給するインク供給手段
と、上記吐出位置において、中央部の電位より周辺部の
電位を高くした電位の井戸を形成し、上記インク供給手
段にて上記吐出位置へ供給されたインク中の色剤粒子を
上記電位の井戸内で凝集させる凝集手段と、上記凝集手
段にて凝集された色剤粒子を上記記録媒体に向けて飛翔
させるための電界を上記吐出位置近傍に形成し、記録媒
体上に画像を形成する記録手段と、を備えている。
【0011】上述した画像形成装置によると、帯電した
色剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るインクを吐出
位置へ供給し、インクが供給された吐出位置に電位の井
戸を形成する。これにより、インク中の色剤粒子が電位
の井戸内に閉じ込められ、電位の井戸の略中央にて凝集
される。電位の井戸内に閉じ込められて凝集された色剤
粒子を含むインクは、所定の電界によって記録媒体に向
けて飛翔され、画像が形成される。
【0012】また、この発明の画像形成装置は、記録媒
体から所定距離離間した吐出位置で上記記録媒体と略平
行な面内に配置されたリング状の電極と、帯電した色剤
粒子を絶縁性液体中に分散させて成るインクを、上記電
極へ供給するインク供給手段と、上記電極の内部に周囲
の電位より低い電位の井戸を形成し、上記インク供給手
段にて供給されたインク中の色剤粒子を、この電位の井
戸内にて凝集させるためのバイアス電圧を上記電極に印
加するバイアス電圧印加手段と、上記バイアス電圧印加
手段にて凝集された色剤粒子を上記記録媒体に向けて飛
翔させるための上記バイアス電圧より高い記録電圧を上
記電極に印加する記録電圧印加手段と、を備えている。
【0013】また、この発明の画像形成装置は、略水平
に配置された記録媒体の下方で所定距離離間した略水平
な面上に配設された複数のリング状の電極と、帯電した
色剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るインクを、上
記面上に流して上記各電極上へ供給するインク供給手段
と、記録信号に応じて選択された電極の内部に周囲の電
位より低い電位の井戸を形成し、上記インク供給手段に
て供給されたインク中の色剤粒子をこの電位の井戸内に
て凝集させるためのバイアス電圧を上記電極に選択的に
印加するバイアス電圧印加手段と、上記バイアス電圧印
加手段にてバイアス電圧が選択的に印加された電極に対
し、凝集された色剤粒子を上記記録媒体に向けて飛翔さ
せるための上記バイアス電圧より高い記録電圧を印加す
る記録電圧印加手段と、上記記録電圧印加手段にて記録
電圧が印加されて色剤粒子が飛翔された電極において不
足した色剤粒子を補うために上記電位の井戸を消失すべ
く該電極の電位をゼロにする手段と、を備えている。
【0014】この画像形成装置によると、帯電された色
剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るインクをリング
状の電極上に供給し、インクが供給された電極にバイア
ス電圧を印加して、リング状の電極の内部に電位の井戸
を形成する。そして、リング状の電極にバイアス電圧よ
り高い記録電圧を印加し、電位の井戸内で凝集された色
剤粒子を含むインクを記録媒体に向けて飛翔させ、画像
を形成する。更に、インクが飛翔されて色剤粒子が不足
されたリング状の電極内に新たな色剤粒子を補充するた
め、電極の電位をゼロにして電位の井戸を消失させる。
【0015】また、この発明の画像形成装置は、記録媒
体に対向した吐出口に連通したインク供給路を介して、
帯電した色剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るイン
クを、上記吐出口へ供給するインク供給手段と、上記イ
ンク供給手段にて上記吐出口に供給されたインクにより
形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上記色剤粒子
を凝集させるための第1の電界を形成する凝集手段と、
上記凝集手段にて上記インクメニスカスの頂点近傍に凝
集された色剤粒子を上記記録媒体に向けて飛翔させる大
きさの第2の電界を形成する記録手段と、上記インク供
給手段にて上記吐出口へ供給されて上記吐出口から飛翔
されずに溢れたインクを、上記インク供給路の外壁を介
して回収するインク回収手段と、を備えている。
【0016】上述した画像形成装置によると、帯電され
た色剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るインクを、
インク供給路を介して吐出口へ供給し、吐出口にインク
メニスカスを形成する。そして、第1の電界を形成して
インクメニスカスの頂点近傍に色剤粒子を凝集させ、第
2の電界を形成して凝集した色剤粒子を記録媒体に向け
て飛翔させる。更に、飛翔されずに吐出口から溢れたイ
ンクをインク供給路の外壁を介して回収する。
【0017】また、この発明の画像形成装置は、略水平
に配置された記録媒体の下方で所定距離離間して記録媒
体に対向した吐出口をその先端に有し、略鉛直方向に延
びて配置された管状の電極と、帯電した色剤粒子を絶縁
性液体中に分散させて成るインクを、上記管状の電極内
を通して上記吐出口へ供給するインク供給手段と、上記
インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐出口
近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上記色
剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状の電
極に印加するバイアス電圧印加手段と、上記インクメニ
スカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子を上記記録媒体
に向けて飛翔させるための上記バイアス電圧より高い記
録電圧を上記管状の電極に印加する記録電圧印加手段
と、上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上
記記録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れた
インクを上記管状の電極の外壁を介して回収するインク
回収手段と、を備えている。
【0018】上述した画像形成装置によると、帯電され
た色剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るインクを、
管状の電極の内部を通して吐出口へ供給し、吐出口にイ
ンクメニスカスを形成する。そして、管状の電極にバイ
アス電圧を印加してインクメニスカスの頂点近傍に色剤
粒子を凝集させ、続いて、管状の電極にバイアス電圧よ
り高い記録電圧を印加して凝集した色剤粒子を記録媒体
に向けて飛翔させる。更に、飛翔されずに吐出口から溢
れたインクを管状の電極の外壁を介して回収する。
【0019】また、この発明の画像形成装置は、略水平
に配置された記録媒体の下方で所定距離離間して記録媒
体に対向した吐出口をその先端に有し、略鉛直方向に延
びて配置された管状の電極と、帯電した色剤粒子を絶縁
性液体中に分散させて成るインクを、上記管状の電極内
を通して上記吐出口へ供給するインク供給手段と、上記
インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐出口
近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上記色
剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状の電
極に印加するバイアス電圧印加手段と、上記インクメニ
スカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子を上記記録媒体
に向けて飛翔させるための上記バイアス電圧より高い記
録電圧を上記管状の電極に印加する記録電圧印加手段
と、上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上
記記録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れた
インクを上記管状の電極の外壁を介して回収するインク
回収手段と、を備え、上記管状の電極の先端には、上記
管状の電極の外壁から内壁に向けて下方に傾斜したテー
パー部が形成されている。
【0020】また、この発明の画像形成装置は、略水平
に配置された記録媒体の下方で所定距離離間して記録媒
体に対向した吐出口をその先端に有し、略鉛直方向に延
びて配置された管状の電極と、帯電した色剤粒子を絶縁
性液体中に分散させて成るインクを、上記管状の電極内
を通して上記吐出口へ供給するインク供給手段と、上記
インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐出口
近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上記色
剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状の電
極に印加するバイアス電圧印加手段と、上記インクメニ
スカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子を上記記録媒体
に向けて飛翔させるための上記バイアス電圧より高い記
録電圧を上記管状の電極に印加する記録電圧印加手段
と、上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上
記記録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れた
インクを上記管状の電極の外壁を介して回収するインク
回収手段と、を備え、上記管状の電極の先端には、上記
管状の電極の外壁から内壁に向けて上方に傾斜したテー
パー部が形成されている。
【0021】また、この発明の画像形成装置は、略水平
に配置された記録媒体の下方で所定距離離間して記録媒
体に対向した吐出口をその先端に有し、略鉛直方向に延
びて配置された管状の電極と、帯電した色剤粒子を絶縁
性液体中に分散させて成るインクを、上記管状の電極内
を通して上記吐出口へ供給するインク供給手段と、上記
インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐出口
近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上記色
剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状の電
極に印加するバイアス電圧印加手段と、上記インクメニ
スカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子を上記記録媒体
に向けて飛翔させるための上記バイアス電圧より高い記
録電圧を上記管状の電極に印加する記録電圧印加手段
と、上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上
記記録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れた
インクを上記管状の電極の外壁を介して回収するインク
回収手段と、を備え、上記管状の電極の先端には、上記
管状の電極の外壁から内壁まで延びた複数の切り欠きが
形成されている。
【0022】また、この発明の画像形成装置は、略水平
に配置された記録媒体の下方で所定距離離間して記録媒
体に対向した吐出口をその先端に有し、略鉛直方向に延
びて配置された管状の電極と、帯電した色剤粒子を絶縁
性液体中に分散させて成るインクを、上記管状の電極内
を通して上記吐出口へ供給するインク供給手段と、上記
インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐出口
近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上記色
剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状の電
極に印加するバイアス電圧印加手段と、上記インクメニ
スカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子を上記記録媒体
に向けて飛翔させるための上記バイアス電圧より高い記
録電圧を上記管状の電極に印加する記録電圧印加手段
と、上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上
記記録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れた
インクを上記管状の電極の外壁を介して回収するインク
回収手段と、を備え、上記管状の電極の外壁には、上記
管状の電極の全長に亘って延びた複数の微小溝が形成さ
れ、上記吐出口から溢れたインクが上記微小溝の毛管作
用により上記微小溝内に吸引される。
【0023】また、この発明の画像形成装置は、略水平
に配置された記録媒体の下方で所定距離離間して記録媒
体に対向した吐出口をその先端に有し、略鉛直方向に延
びて配置された管状の電極と、帯電した色剤粒子を絶縁
性液体中に分散させて成るインクを、上記管状の電極内
を通して上記吐出口へ供給するインク供給手段と、上記
インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐出口
近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上記色
剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状の電
極に印加するバイアス電圧印加手段と、上記インクメニ
スカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子を上記記録媒体
に向けて飛翔させるための上記バイアス電圧より高い記
録電圧を上記管状の電極に印加する記録電圧印加手段
と、上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上
記記録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れた
インクを上記管状の電極の外壁を介して回収するインク
回収手段と、を備え、上記管状の電極の先端上には、上
記吐出口の一部を塞ぐ突起物が載置されている。
【0024】また、この発明の画像形成装置は、略水平
に配置された記録媒体の下方で所定距離離間して記録媒
体に対向した吐出口をその先端に有し、略鉛直方向に延
びて配置された管状の電極と、帯電した色剤粒子を絶縁
性液体中に分散させて成るインクを、上記管状の電極内
を通して上記吐出口へ供給するインク供給手段と、上記
インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐出口
近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上記色
剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状の電
極に印加するバイアス電圧印加手段と、上記インクメニ
スカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子を上記記録媒体
に向けて飛翔させるための上記バイアス電圧より高い記
録電圧を上記管状の電極に印加する記録電圧印加手段
と、上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上
記記録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れた
インクを上記管状の電極の外壁を介して回収するインク
回収手段と、を備え、上記管状の電極の先端には、上記
管状の電極の外壁から内壁まで延びた曲部が形成されて
いる。
【0025】また、この発明の画像形成装置は、略水平
に配置された記録媒体の下方で所定距離離間して記録媒
体に対向した吐出口をその先端に有し、略鉛直方向に延
びて配置された管状の電極と、帯電した色剤粒子を絶縁
性液体中に分散させて成るインクを、上記管状の電極内
を通して上記吐出口へ供給するインク供給手段と、上記
インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐出口
近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上記色
剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状の電
極に印加するバイアス電圧印加手段と、上記インクメニ
スカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子を上記記録媒体
に向けて飛翔させるための上記バイアス電圧より高い記
録電圧を上記管状の電極に印加する記録電圧印加手段
と、上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上
記記録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れた
インクを上記管状の電極の外壁を介して回収するインク
回収手段と、を備え、上記管状の電極の先端近傍の内側
には、上記管状の電極の先端から突出された先細の先端
を有する突起物が上記管状の電極と同軸的に設けられて
いる。
【0026】また、この発明の画像形成装置は、略水平
に配置された記録媒体の下方で所定距離離間して記録媒
体に対向した吐出口をその先端に有し、略鉛直方向に延
びて配置された管状の電極と、帯電した色剤粒子を絶縁
性液体中に分散させて成るインクを、上記管状の電極内
を通して上記吐出口へ供給するインク供給手段と、上記
インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐出口
近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上記色
剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状の電
極に印加するバイアス電圧印加手段と、上記インクメニ
スカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子を上記記録媒体
に向けて飛翔させるための上記バイアス電圧より高い記
録電圧を上記管状の電極に印加する記録電圧印加手段
と、上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上
記記録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れた
インクを上記管状の電極の外壁を介して回収するインク
回収手段と、を備え、上記管状の電極の先端には、上記
管状の電極の外壁から内壁に向けて上方に傾斜したテー
パー部が形成され、上記管状の電極の上記先端近傍の内
側には、上記管状の電極の先端から突出された先細の先
端を有する突起物が上記管状の電極と同軸的に設けら
れ、上記テーパー部が上記錐形の先端と同一面内に配置
されている。
【0027】また、この発明の画像形成装置は、略水平
に配置された記録媒体の下方で所定距離離間して記録媒
体に対向した吐出口をその先端に有し、略鉛直方向に延
びて配置された管状の電極と、帯電した色剤粒子を絶縁
性液体中に分散させて成るインクを、上記管状の電極内
を通して上記吐出口へ供給するインク供給手段と、上記
インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐出口
近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上記色
剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状の電
極に印加するバイアス電圧印加手段と、上記インクメニ
スカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子を上記記録媒体
に向けて飛翔させるための上記バイアス電圧より高い記
録電圧を上記管状の電極に印加する記録電圧印加手段
と、上記管状の電極の外側で同軸に設けられたパイプを
有し、上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて
上記記録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れ
たインクを上記管状の電極の外壁と上記パイプの内壁と
の間を通して回収するインク回収手段と、を備えてい
る。
【0028】また、この発明の画像形成装置は、略水平
に配置された記録媒体の下方で所定距離離間して記録媒
体に対向した吐出口をその先端に有し、略鉛直方向に延
びて配置された管状の電極と、帯電した色剤粒子を絶縁
性液体中に分散させて成るインクを、上記管状の電極内
を通して上記吐出口へ供給するインク供給手段と、上記
インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐出口
近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上記色
剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状の電
極に印加するバイアス電圧印加手段と、上記インクメニ
スカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子を上記記録媒体
に向けて飛翔させるための上記バイアス電圧より高い記
録電圧を上記管状の電極に印加する記録電圧印加手段
と、上記管状の電極の外側で同軸に設けられたパイプを
有し、上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて
上記記録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れ
たインクを上記管状の電極の外壁と上記パイプの内壁と
の間を通して回収するインク回収手段と、を備え、上記
バイアス電圧印加手段は、上記管状の電極およびパイプ
に対して上記バイアス電圧を同時に印加する。
【0029】また、この発明の画像形成装置は、略水平
に配置された記録媒体の下方で所定距離離間して記録媒
体に対向した吐出口をその先端に有し、略鉛直方向に延
びて配置された管状の電極と、帯電した色剤粒子を絶縁
性液体中に分散させて成るインクを、上記管状の電極内
を通して上記吐出口へ供給するインク供給手段と、上記
インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐出口
近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上記色
剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状の電
極に印加するバイアス電圧印加手段と、上記インクメニ
スカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子を上記記録媒体
に向けて飛翔させるための上記バイアス電圧より高い記
録電圧を上記管状の電極に印加する記録電圧印加手段
と、上記管状の電極の外側で同軸に設けられたパイプを
有し、上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて
上記記録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れ
たインクを上記管状の電極の外壁と上記パイプの内壁と
の間を通して回収するインク回収手段と、を備え、上記
パイプの先端は、上記管状の電極の先端より後退されて
いる。
【0030】また、この発明の画像形成装置は、略水平
に配置された記録媒体の下方で所定距離離間して記録媒
体に対向した吐出口をその先端に有し、略鉛直方向に延
びて配置された管状の電極と、帯電した色剤粒子を絶縁
性液体中に分散させて成るインクを、上記管状の電極内
を通して上記吐出口へ供給するインク供給手段と、上記
インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐出口
近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上記色
剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状の電
極に印加するバイアス電圧印加手段と、上記インクメニ
スカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子を上記記録媒体
に向けて飛翔させるための上記バイアス電圧より高い記
録電圧を上記管状の電極に印加する記録電圧印加手段
と、上記管状の電極の外側で同軸に設けられたパイプを
有し、上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて
上記記録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れ
たインクを上記管状の電極の外壁と上記パイプの内壁と
の間を通して回収するインク回収手段と、を備え、上記
管状の電極の先端には、上記管状の電極の外壁から内壁
に延びたテーパー部が形成されている。
【0031】また、この発明の画像形成装置は、略水平
に配置された記録媒体の下方で所定距離離間して記録媒
体に対向した吐出口をその先端に有し、略鉛直方向に延
びて配置された管状の電極と、帯電した色剤粒子を絶縁
性液体中に分散させて成るインクを、上記管状の電極内
を通して上記吐出口へ供給するインク供給手段と、上記
インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐出口
近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上記色
剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状の電
極に印加するバイアス電圧印加手段と、上記インクメニ
スカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子を上記記録媒体
に向けて飛翔させるための上記バイアス電圧より高い記
録電圧を上記管状の電極に印加する記録電圧印加手段
と、上記管状の電極の外側で同軸に設けられたパイプを
有し、上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて
上記記録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れ
たインクを上記管状の電極の外壁と上記パイプの内壁と
の間を通して回収するインク回収手段と、を備え、上記
管状の電極の先端近傍の内側には、上記管状の電極の先
端から突出された先細の先端を有する絶縁性の突起物が
上記管状の電極と同軸的に設けられている。
【0032】また、この発明の画像形成方法によると、
帯電した色剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るイン
クを、記録媒体から所定距離離間した位置にある吐出位
置に供給する供給工程と、前記吐出位置において、中央
部の電位より周辺部の電位を高くした電位の井戸を形成
し、上記供給工程により上記吐出位置へ供給されたイン
ク中の色剤粒子を上記電位の井戸内で凝集させる凝集工
程と、上記凝集工程にて凝集した色剤粒子を上記記録媒
体に向けて飛翔させるための電界を上記吐出位置近傍に
形成し、前記記録媒体上に画像を形成する記録工程と、
を有する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0034】図1は、この発明の第1の実施の形態に係
る画像形成装置としてのインクジェットプリンタの要部
を示している。このインクジェットプリンタは、図2に
示すような記録ヘッド1を備え、記録ヘッド1は、互い
に並設された複数の記録電極4…を有している。図2に
おいて1つの記録ヘッド1に対して8本の記録電極4の
みを簡略的に図示したが、記録電極4…は、記録解像度
に応じた本数だけ設けられている。
【0035】記録電極4…は、絶縁性の基材2の上面に
互いに離間して一列に並んで配置され、各記録電極4
は、円形のリング状部分4aと、このリング状部分4a
から一体的に引出されたリード部分4bと、を有してい
る。そして、各記録電極4のリード部分4bには、凝集
手段としてのバイアス電圧印加手段または記録手段とし
ての記録電圧印加手段として作用するパルス電源6が図
示しないICを介して接続されている。尚、リング状部
分4aの形状は、図1(a)に示したような円形に限ら
ずリング状であれば良いが、この場合正多角形であるこ
とが望ましい。本実施の形態においては、内径200μ
m、外径400μm、厚さ35μmの円形のリング状部
分4a、および厚さ35μmのリード部分4bを有する
記録電極4とした。
【0036】このように複数の記録電極4…が設けられ
た基材2の上面から上方に所定距離離間した位置、即ち
各リング状部分4a…に対向した位置には、各記録電極
4…との間で所定の電界を形成すべく電気的に接地され
た対向電極10が基材2と略平行に配設されている。そ
して、記録ヘッド1と対向電極10との間に図示しない
記録媒体が介在され、各電極4…が並んだ方向を横切る
方向にこの記録媒体が一定速度で移動されるようになっ
ている。尚、本実施の形態においては、対向電極10
は、各記録電極4…から約1mm離間した位置に設け
た。
【0037】図2に示すように、記録ヘッド1は、その
上面側が対向電極10に向けて解放された矩形の筐体1
1を有し、筐体11の底面から上方に所定距離離間した
筐体11の略中間位置には、上述した複数の記録電極4
…をその上面に備えた基材2が筐体11内を上下に概ね
2分する隔壁として設けられている。尚、複数の記録電
極4…が配置された基材2の上面は、この発明の吐出位
置として作用する。
【0038】各記録電極4…は、そのリング状部分4a
が基材2の長手方向中心軸に沿ってその上面上に一列に
並ぶように配置され、且つそのリード部分4bが筐体1
1の後面11b側に引出されるように配置されている。
そして、各記録電極4…のリング状部分4aの前方(リ
ード部分4bが無い部分)には、基材2の長手軸に沿っ
て延び、基材2を貫通したインク回収溝2aが形成され
ている。
【0039】また、筐体11の後面11bには、基材2
にて境界された筐体11の上側部分111に連通したイ
ンク供給管12が設けられ、筐体11の一方の側面に
は、基材2にて境界された筐体11の下側部分112に
連通したインク回収管14が設けられている。
【0040】しかして、インク供給管12を介して図示
しないインクタンクから筐体11の上側部分111内に
インクが流入されると、インクは、各記録電極4…のリ
ード部分4b側(後面11b側)からインク回収溝2a
に向けて基材2上を流れ、インク回収溝2aを介して筐
体11の下側部分112に流入される。そして、下側部
分112に流入されたインクは、インク回収管14を介
して筐体11外へ排出され、図示しないポンプによりイ
ンクタンクに循環されて回収される。尚、インク供給
圧、インク供給管12およびインク回収管14の内径、
およびインク回収溝の幅は、基材2上を流れるインクの
厚さが常に一定の厚さ、詳しくは60μmとなるように
調整されている。
【0041】尚、上記のように記録ヘッド1内を流れる
インクは、石油溶媒等の絶縁性液体としてのキャリア液
内に帯電された色剤粒子としてのトナー粒子を分散した
ものであり、このトナー粒子として、樹脂、ワックスか
らなるバインダーの内部もしくは表面にカーボンブラッ
ク等の色材顔料、分散剤、帯電制御剤等を含有或いは付
着させたものを用いた。インク内に分散された色剤粒子
は、記録電極4に与える電位と同極性に帯電しているか
若しくは帯電する粒子からなる。本実施の形態において
は、色剤粒子は正の極性に予め帯電されている。
【0042】図3は、記録信号に応じて選択された記録
電極4に選択的に印加される駆動電圧の波形を示してい
る。記録ヘッド1により記録媒体に画像を形成する際に
は、記録ヘッド1内に上述したようにインクを供給し、
記録媒体を記録ヘッド1と対向電極10との間で所定方
向に走行させ、パルス電源6からの上記駆動電圧を記録
信号に応じて選択された記録電極4にICを介して選択
的に印加する。
【0043】駆動電圧が選択的に印加された記録電極4
においては、対向電極10との間に所定の電界が形成さ
れ、この電界により記録電極4から対向電極10に向け
てインクが飛翔され、両者の間に介在された図示しない
記録媒体にインク滴が付着されて画像が形成されるよう
になっている。
【0044】この駆動電圧は、記録信号に応じて選択さ
れた記録電極4にトナー粒子を凝集させるためのバイア
ス電圧Vbと、凝集したトナー粒子を含むインク滴を飛
翔させるためのバイアス電圧Vbより高い記録電圧Vc
と、を有している。各記録電極4…の電位は、記録信号
が与えられていない非記録時には0Vに保持され、記録
信号が図示しないICに与えられると所定のパルス幅W
bを有するバイアス電圧Vbが印加され、続いてこのバ
イアス電圧Vbより高い所定のパルス幅Wsを有する記
録電圧Vcが印加され、1記録周期内に0Vに戻される
ようになっている。尚、本実施の形態においては、バイ
アス電圧Vbを1.0kV、バイアス電圧の印加時間幅
Wbを30μ秒、記録電圧Vcを1.2kV、記録電圧
の印加時間幅Wsを30μ秒とした。
【0045】以下、図3に示す駆動電圧が選択的に印加
された記録電極4近傍におけるインクの挙動について図
4を用いて説明する。
【0046】図4(a)に示すように、記録電極4に駆
動電圧が印加されていない非記録時(駆動電圧0V)に
は、記録電極4と対向電極10との間に電界が形成され
ていないことから、基材2上を流れるインク20の厚さ
が一様に保たれており、トナー粒子21はインク20内
に均一に分散されている。
【0047】図4(b)に示すように、記録信号に応じ
て選択された記録電極4にバイアス電圧Vbが印加され
ると、この記録電極4と対向電極10との間に所定の電
界が形成され、リング状部分4aの近くに図4(b´)
に示すような電位の井戸22が形成される。つまり、こ
の電位の井戸22とは、周囲の電位より低く落ち込んだ
低電位の部分を示し、この発明においては、リング状部
分4aの内側に電位の井戸が形成される。
【0048】また、記録電極4にバイアス電圧Vbが印
加されると、リング状部分4aの内部においてその中央
に向かう図4(b)に矢印Eで示すような漏れ電界がリ
ング状部分4aの全周に亘って形成される。この漏れ電
界Eにより、リング状部分4a内に存在したトナー粒子
21がインク20中でリング状部分4aの中央に向って
泳動する。リング状部分4aの中央に泳動したトナー粒
子21は、上述した電位の井戸22内に閉じ込められて
凝集される。トナー粒子21がリング状部分4aの中央
にさらに凝集してくると、帯電粒子であるトナー粒子2
1に働く対向電極10方向の静電気力が大きくなり、ト
ナー粒子21が対向電極10方向に引っ張られる。これ
により、リング状部分4aの中央を頂点とするインクメ
ニスカス23が形成される。
【0049】そして、リング状部分4aの中央に凝集さ
れたトナー粒子21はインクメニスカス23の頂点に閉
じ込められる。ここで、トナー粒子21に働く静電気力
は、インク20の表面張力に打ち勝つほど強くないた
め、トナー凝集物24を含むインク20はインクメニス
カス23から飛翔することはない。
【0050】このように頂点にトナー凝集物24が凝集
されたインクメニスカス23を形成した状態で、記録電
極4にバイアス電圧Vbより高い記録電圧Vcを印加す
ると、インクメニスカス23の頂点に凝集したトナー凝
集物24を含むインクに働く静電気力が、インク20の
表面張力に打ち勝ち、図4(c)に示すようにインク滴
25が飛翔される。
【0051】この場合、インクを飛翔させるための静電
気力は主にトナー粒子21に作用するため、飛翔される
インク滴25の成分の殆どはトナー凝集物24であり、
キャリア液26はトナー粒子21を濡らす程度しか存在
しない。このため、飛翔されたインク滴が付着された記
録媒体上でインクの流動性が殆どなく、滲みや流動がま
ったく生じないドットを記録媒体上に形成することがで
きる。
【0052】そして、記録動作が終了されると、電源6
がオフにされ、1記録周期内に記録電極4の駆動電圧が
0Vにされ、記録前の状態(図4aに示す状態)に速や
かに戻される。これにより、記録電極4のリング状部分
4a内に形成された電位の井戸が消失され、リング状部
分4a内における電界の影響をなくすことができ、リン
グ状部分4a内に新たなトナー粒子を供給できる。
【0053】上述した第1の実施の形態の画像形成装置
においては、記録ヘッド1の記録電極4近傍に形成され
た電界により、トナー粒子をインクの吐出位置(メニス
カス頂点)に密集および凝集させ、吐出位置近傍に形成
された電位の井戸にトナー凝集物を閉じ込めて、トナー
凝集物を飛翔させることを特徴としている。
【0054】従って、本実施の形態の装置によると、従
来の装置のようにインクを吐出させるためのスリットや
ノズルを設ける必要がなく、インクの吐出口におけるイ
ンク目詰まりを生じることを防止できる。このため、使
用するインクの自由度を拡大でき、色材顔料からなるト
ナー凝集物を飛翔させることが可能となり、耐光性に優
れた良質な画像を形成することができる。
【0055】また、インク目詰まりの心配がないことか
ら、記録電極を比較的小さくでき、多数の記録電極を高
密度に配置でき、高密度の幅広な記録ヘッドを構成する
ことができ、画像の形成速度を従来に比べ高速にするこ
とができる。
【0056】次に、この発明の第2の実施の形態に係る
インクジェットプリンタについて図5乃至図9を用いて
説明する。
【0057】図5は、本実施の形態のインクジェットプ
リンタの要部を概略的に示している。このインクジェッ
トプリンタ30は、図6に示すような記録ヘッド31を
備えている。記録ヘッド31は、略鉛直方向に延びて一
列に整列配置されたインク供給路としての複数本のパイ
プ状の記録電極32…(管状の電極)を有している。図
6において1つの記録ヘッド31に対して8本の記録電
極32…のみを簡略的に図示したが、記録電極32…
は、記録解像度に応じた本数だけ設けられている。
【0058】記録ヘッド31の各記録電極32…の先端
32aに対向する位置には、各記録電極32…との間で
所定の電界を形成すべく電気的に接地された対向電極と
して作用するドラム34が配設されている。本実施の形
態においては、各記録電極32の先端32aから1mm
離間した位置にドラム34を配設した。尚、この記録ヘ
ッド31にて画像が形成される記録媒体(図示せず)
は、ドラム34の周面に沿って移動されるようになって
いる。
【0059】記録ヘッド31には、各記録電極32…に
対して所定の駆動電圧を選択的に印加するための電源3
6が図示しないICを介して接続されている。また、記
録ヘッド31には、インク供給管42を介してインク供
給タンク44が接続され、インク回収管46を介してイ
ンク回収タンク48が接続されている。尚、インク供給
タンク44およびインク供給管46は、この発明のイン
ク供給手段として作用する。
【0060】インク供給タンク44は、インク回収タン
ク48に対して鉛直方向上方に配置され、両者の間には
インク回収タンク48からインク供給タンク44へイン
クを汲み上げるためのポンプ41が接続されている。ま
た、インク供給タンク44とインク回収タンク48との
間には、インク供給タンク44の液面を一定レベルに保
持するためのインク排出管43が設けられている。従っ
て、記録ヘッド31に対するインク供給タンク44の高
さを調整し、インク排出管43の上端部の高さを調整す
ることにより、記録ヘッド31に供給されるインクの供
給圧力を調整できるようになっている。
【0061】図6に示すように、記録ヘッド31は、そ
の上面側がドラム34に向けて解放された矩形の筐体3
3を有している。筐体33の底面33aから上方に所定
距離離間した略中間位置には、上述した複数の記録電極
32…がそれぞれ貫通された隔壁35が筐体33内を上
下に概ね2分するように設けられている。つまり、筐体
33が隔壁35により上側部分331および下側部分3
32に区画されている。
【0062】各記録電極32…は、ステンレス(SU
S)等の金属、或いはナイロンなどの樹脂で作製した所
定の肉厚の円筒状のパイプの内壁及び外壁に無電界鍍金
により金属膜を形成して成り、それぞれ隔壁35を貫通
して設けられている。つまり、吐出口として作用する各
記録電極32の先端32aが筐体33の解放された上面
側から突出し、且つ各記録電極32の基端32bが筐体
33の下側部分332まで延びている。そして、各記録
電極32には、図示しないICを介して、凝集手段とし
てのバイアス電圧印加手段または記録手段としての記録
電圧印加手段として作用する電源36が接続されてい
る。
【0063】尚、記録電極32は、上述した円筒形のパ
イプに限らず、多角形の断面を有するパイプであっても
良いが、正多角形の断面を有するパイプであることが望
ましい。本実施の形態においては、内径500μm、外
径1mm、長さ10mmの円筒形のパイプを用いた。
【0064】また、筐体33の一方の側面から、筐体3
3の下側部分332にインク供給管42が連通され、筐
体33の上側部分331にインク回収管46が連通され
ている。
【0065】しかして、インク供給タンク44内のイン
クがインク供給管42を介して所定の圧力で筐体33の
下側部分332内に流入され、下側部分332内にイン
クが充填される。下側部分332が一杯になると、イン
クは、パイプ状の各記録電極32…の中を上昇し、各記
録電極32の先端32aから溢れ出る。溢れ出たインク
は、筐体33の上側部分331に溜められ、インク回収
管46を介して筐体33の外へ排出され、インク回収タ
ンク48に回収される。そして、インク回収タンク48
に回収されたインクは、ポンプ41によりインク供給タ
ンク44に汲み上げられて循環される。尚、インク供給
圧、インク供給管42およびインク回収管46の内径、
および各記録電極32の内径は、各記録電極32の先端
32aにおいて後述するインクメニスカスを安定して形
成できるように調整されている。また、上述した上側部
分331、インク回収管46、およびインク回収タンク
48は、この発明のインク回収手段として作用する。
【0066】以下、説明を簡略化するため、上述した記
録ヘッド31の代りに、一本の記録電極32を有する記
録ヘッド51(図7参照)を例にとって第2の実施の形
態について説明する。尚、この記録ヘッド51の基本構
成は上述した記録ヘッド31と同じであり、同一の構成
については同一符号を付与して説明を省略する。
【0067】記録ヘッド51は、その上面にインクを回
収するための矩形の凹所53aを有する絶縁性の基材5
3を有している。凹所53aの略中央位置には、上述し
た記録電極32が基材53を貫通して設けられ、記録電
極32の近傍であって凹所53aの一部には、インク回
収管46が外部から連通されている。また、基材53を
貫通した記録電極32の基端32bには、インク供給管
42が接続されている。
【0068】しかして、インク供給タンク44からイン
ク供給管42を介して供給されたインクは、記録電極3
2内を上昇され、記録電極32の先端32aから溢れ出
る。溢れたインクは、記録電極32の外壁に沿って流れ
て凹所53aに溜まり、インク回収管46を介してイン
ク回収タンク48に回収される。
【0069】また、記録電極32には、駆動電圧を供給
するための電源36が接続されている。この電源36
は、記録電極32に記録電圧Vcを与えるための信号電
圧電源36a及び記録電極32にバイアス電圧Vbを与
えるための直流電圧電源36bを有している。
【0070】図8は、本実施の形態の記録ヘッド51の
記録電極32に対して記録信号に応じて印加される駆動
電圧の波形を示している。
【0071】この駆動電圧は、非記録時に記録電極32
に印加されるバイアス電圧Vbと、記録信号に応じて記
録電極32に印加されるバイアス電圧Vbより高い記録
電圧Vcと、を有している。記録信号に応じて記録電圧
Vcが印加された記録電極32は、1記録周期内中にバ
イアス電圧Vbに戻される。本実施の形態においては、
バイアス電圧Vbを1.0kV、記録電圧Vcを1.2
kV、記録電圧Vcの印加時間幅Wsを30μ秒とし
た。
【0072】以下、図8に示す駆動電圧が印加された記
録電極32近傍におけるインクの挙動について図9を用
いて説明する。
【0073】図9(a)に示すように、記録電極32に
駆動電圧が印加されていない状態では、インク供給タン
ク44から供給されたインクは記録電極32内を上昇さ
れて記録電極32の先端32aから外壁を介して矢印a
方向に常に一定量づつ溢れている。そして、インク供給
圧、記録電極32の先端32aの形状、インクの表面張
力等できまるインクメニスカス54が記録電極32の先
端32a近くに形成される。本実施の形態においては、
インクメニスカス54の形状が記録電極32の先端32
aから200μm半径の半球状となり、記録電極32の
先端32aの開口の中心がインクメニスカス54の頂点
となるように、インク供給圧を調整した。尚、駆動電圧
を印加していない状態では、トナー粒子55はインク内
に一様に分散されている。
【0074】図9(b)に示すように、記録電極32に
バイアス電圧Vbが印加されると、先端32a近傍に第
1の電界が発生され、記録電極32内部からの漏れ電界
により、記録電極32の開口中央に向かう電界(図中矢
印E)が記録電極32の全周に亘って形成される。この
電界Eにより、インクメニスカス54近傍に供給された
トナー粒子55が記録電極32の開口中央に向って泳動
する。
【0075】開口中央に泳動したトナー粒子55は、対
向電極34に向う電界成分と対向電極34に向うインク
の流れの影響により、半球状のインクメニスカス54の
頂点に凝集される。インクメニスカス54の頂点に凝集
されたトナー粒子55から成るトナー凝集物56は、電
界Eおよびインクの流れによりインクメニスカス54の
頂点に安定して保持される。
【0076】トナー粒子55がインクメニスカス54の
頂点にさらに凝集してくると、帯電粒子であるトナー粒
子55に働く対向電極34方向の静電気力が増大し、ト
ナー粒子55(トナー凝集物56)が対向電極34方向
に引っ張られるため、インクメニスカス54の頂点が対
向電極34方向に膨らむ。ここで、トナー粒子55に働
く静電気力は、インクの表面張力に打ち勝つほど強くな
いため、トナー凝集物56を含むインク滴が飛翔するこ
とはない。
【0077】一方、帯電していないキャリア液57は、
電界の影響を受けることがないことから、インクの流れ
に従って、記録電極32の先端32aの縁から記録電極
32の外壁に沿って矢印a方向(鉛直下方)へと流れ
る。
【0078】つまり、図9(b)に示すように記録電極
32にバイアス電圧Vbを印加した状態では、インクメ
ニスカス近傍において、トナー粒子55とキャリア液5
7との分離、トナー粒子55のインクメニスカス頂点近
傍への凝集、及び飛翔に寄与しないキャリア液57の排
出を同時に行っている。
【0079】図9(c)に示すように、記録電極32に
記録電圧Vcが印加された記録状態では、先端32a近
傍に上記第1の電界より大きい第2の電界が発生され、
インクメニスカス54の頂点に凝集したトナー凝集物5
6に働く静電気力が、インクの表面張力に打ち勝ち、イ
ンク滴58が飛翔される。
【0080】この場合、インクを飛翔させるための静電
気力は主にトナー凝集物56に作用するため、飛翔され
るインク滴58はトナー凝集物56を主成分とし、キャ
リア液57はトナー粒子55を濡らす程度しか存在しな
い。このため、飛翔されたインク滴が付着された記録媒
体上でインクの流動性が殆どなく、滲みや流動がまった
く生じないドットを記録媒体上に形成することができ
る。
【0081】そして、記録動作が終了されると、1記録
周期中に記録電極32の電圧がバイアス電圧Vbにさ
れ、記録前の状態(図9bに示す状態)に速やかに戻さ
れる。つまり、インク滴58の飛翔に伴い不足した分の
トナー粒子55は、インクの流れと電界Eとの影響によ
り、速やかにインクメニスカス13頂点に供給される。
【0082】上述した第2の実施の形態の画像形成装置
においては、対向電極34に向うインクの流れと対向電
極34に向う電界Eとの影響により、記録電極32の先
端23a近くに形成されたインクメニスカス54の頂点
にトナー粒子55を凝集させるとともに、トナー粒子5
5とキャリア液57とを分離し、凝集したトナー凝集物
を効率良く飛翔させることを特徴としている。
【0083】従って、本実施の形態によると、インクの
供給量に対するトナー粒子の飛翔効率を向上できる。ま
た、本実施の形態によると、記録電極32の先端32a
から対向電極34に向う電界Eにより、トナー粒子55
を記録電極32の開口中央に密集するため、記録電極3
2の内壁にトナー粒子55が付着しにくくなり、トナー
付着などの汚れによる記録電極32の目詰まりを格段に
減らすことができる。
【0084】このため、本実施の形態においても、上述
した第1の実施の形態と同様に、使用するインクの自由
度を拡大でき、色材顔料からなるトナー凝集物を飛翔さ
せることが可能となり、耐光性に優れた良質な画像を形
成することができる。また、インク目詰まりの心配がな
いことから、記録電極を比較的小さくでき、多数の記録
電極を高密度に配置でき、高密度の幅広な記録ヘッドを
構成することができ、画像の形成速度を従来に比べ高速
にすることができる。
【0085】上述した第2の実施の形態の画像形成装置
においては、記録電極32の先端32aに形成されるイ
ンクメニスカス54の頂点にトナー粒子55を凝集させ
ると同時にトナー粒子55とキャリア液57とを分離さ
せ、トナー粒子55の凝集およびキャリア液57の排出
を効率良く安定して行うことが重要である。つまり、ト
ナー粒子55を効率良く凝集できない場合、またはキャ
リア液57を十分に分離できない場合には、飛翔される
インク滴58に含まれるキャリア液57の量が多くな
り、インク滴58の流動性が大きくなり、記録ドットに
滲みや流動を生じ、安定した画像を形成できなくなる虞
がある。また、トナー粒子55が効率良く凝集されない
場合には、トナー粒子55の供給不足により、インク滴
58の飛翔周期、つまり記録速度が遅くなったり、イン
ク滴58中に含まれるキャリア液57の量が多くなり、
記録ドットに滲みや流動性を生じる虞がある。
【0086】以下に示す実施の形態では、上述した点を
更に改良した。以下、この発明の他の実施の形態に係る
画像形成装置について説明する。尚、基本的な構成は上
述した第2の実施の形態と同じであるため、同一部分に
ついての説明は省略する。特に、以下の実施の形態にお
いては、記録電極の形状のみを変更したため、記録電極
についてのみ詳細に説明する。
【0087】図10に示すように、この発明の第3の実
施の形態に係る記録電極61は、内径500μm、外径
1mm、長さ10mmの円筒パイプ状に形成され、その
先端61aにおいて、記録電極61の外壁から内壁に向
けて下方に傾斜されたテーパー部を有している。本実施
の形態においては、テーパー部が記録電極61の外壁と
成す角度を45度に設定した。
【0088】図11は、上述のように構成された記録電
極61にバイアス電圧Vbを印加した場合の記録電極6
1の先端61a近傍におけるインク(キャリア液62及
びトナー粒子63)の挙動を示している。
【0089】図11に示すように、バイアス電圧Vbが
印加された記録電極61の先端61aでは、そのテーパ
ー部の形状に起因して記録電極61の全周に亘って開口
中央に向かう強い電界(図中矢印E)が形成される。こ
の電界Eにより、記録電極61内を上昇するトナー粒子
63がテーパー部61aに差し掛かった途端に、トナー
粒子63が開口中央に向って泳動を開始される。そし
て、トナー粒子63は、テーパー部61aを通過するに
つれて徐々に開口中央へと密集される。従って、インク
メニスカス64の頂点近くでは、外側にキャリア液6
2、内側にトナー凝集物65が存在してインクが2重に
分離された状態となる。
【0090】このように凝集されたトナー凝集物65
は、対向電極34に向うインクの流れと電界Eとの影響
により、半球状のインクメニスカス64の頂点に密集さ
れて保持される。そして、記録電極61に記録電圧Vc
を印加することにより、トナー凝集物65を含むインク
滴が対向電極34に向けて飛翔される。
【0091】一方、帯電していないキャリア液62は、
電界Eの影響を受けることがないことから、インクの流
れに従って記録電極61の外壁に沿って図中矢印A方向
(鉛直下方)へ流れる。
【0092】以上のように、記録電極61の先端61a
にテーパー部を設けることにより、トナー粒子63とキ
ャリア液62との分離、およびインクメニスカス64頂
点へのトナー粒子63の凝集を更に効率良くすることが
できる。
【0093】次に、この発明の第4の実施の形態につい
て説明する。尚、本実施の形態においても基本的な構成
は上記第2の実施の形態と同じである。
【0094】図12に示すように、記録電極71は、内
径500μm、外径1mm、長さ10mmの円筒パイプ
状に形成され、その先端71aにおいて、記録電極71
の外壁から内壁に向けて上方に傾斜されたテーパー部を
有している。本実施の形態においては、テーパー部が記
録電極71の内壁と成す角度を45度に設定した。
【0095】図13は、上述のように構成された記録電
極71にバイアス電圧Vbを印加した場合の記録電極7
1の先端71a近傍におけるインク(キャリア液72及
びトナー粒子73)の挙動を示している。
【0096】図13に示すように、記録電極71にバイ
アス電圧Vbが印加されると、記録電極71の先端71
a近くでは記録電極71の内部に生じた漏れ電界によ
り、開口中央に向ってトナー粒子73が泳動される。こ
れにより、インクメニスカス74内においてトナー粒子
73とキャリア液72とが分離される。
【0097】トナー粒子73と分離されたキャリア液7
2は、記録電極71内を上昇されるインクの圧力によ
り、記録電極71のテーパー部71aおよび記録電極7
1の外壁を介して図中矢印A方向(鉛直下方)へ流れ
る。
【0098】この場合、記録電極71の先端71aのテ
ーパー部と記録電極71の外壁との成す角度が鈍角にな
ていることから、キャリア液72がテーパー部71aか
ら外壁へ流れる際に、キャリア液72の流れにより記録
電極71の先端71aが振動されることが殆どない。
【0099】一般に、液体が剛体の角部を流れる場合に
は、液体と剛体の漏れ性及び剛体の角部に起因した周波
数により、角部において液体が振動することが知られて
いる。本実施の形態のように、剛体の角部の角度が鈍角
になっていると、液体を滑らかに流すことができ、剛体
をほとんど振動することなく角部に流れを生じさせるこ
とができる。
【0100】従って、本実施の形態においては、キャリ
ア液72を排出する際の記録電極71の振動を抑制で
き、インクメニスカス74を振動させることなくキャリ
ア液72を効率良く安定して排出できる。これにより、
安定した記録動作が可能となる。
【0101】次に、この発明の第5の実施の形態につい
て図14および図15を用いて説明する。尚、ここで
は、上述した第2の実施の形態と異なる部分、つまり記
録電極についてのみ説明する。
【0102】図14に示すように、記録電極81は、内
径500μm、外径1mm、長さ10mmの円筒パイプ
状に形成されている。記録電極81の先端81aには、
その円周に沿って等間隔に配置された4つの切り欠き8
2…が形成されている。本実施の形態においては、切り
欠き82の幅を100μm、深さを200μmに設定し
た。
【0103】図15は、上述のように構成された記録電
極81にバイアス電圧Vbを印加した場合の記録電極8
1の先端81a近傍のにおけるインク(キャリア液83
及びトナー粒子84)の挙動を示している。
【0104】記録電極81にバイアス電圧Vbが印加さ
れると、記録電極81の先端81a近くでは記録電極8
1の内部に生じた漏れ電界により、インクメニスカス8
5内を開口中央に向ってトナー粒子84が泳動される。
これにより、インクメニスカス85内においてトナー粒
子84とキャリア液83とが分離される。この場合、記
録電極81の先端81aに形成された各切り欠き82の
幅は、4つ分を合計しても記録電極81の内周の長さよ
り十分小さく、且つ各切り欠き82が互いに対称となる
ように配置されていることから、各切り欠き82が記録
電極81の先端81a近くに形成される電界を乱すこと
は殆どない。
【0105】そして、トナー粒子84と分離された殆ど
のキャリア液83は、4つの切り欠き82…内に濡れ込
み、各切り欠き82および記録電極81の外壁を介して
図中矢印A方向(鉛直下方)へ流れる。
【0106】以上のように、本実施の形態においては、
トナー粒子84と分離されたキャリア液83を切り欠き
82を介して流すことから、インクメニスカス85の頂
点近くにキャリア液83の流れによる振動の影響を及ぼ
すことを抑制でき、インクメニスカス85を安定して保
持できる。
【0107】次に、この発明の第6の実施の形態につい
て図16および図17を用いて説明する。尚、ここで
は、上述した第2の実施の形態と異なる部分、つまり記
録電極についてのみ説明する。
【0108】図16に示すように、記録電極91は、内
径500μm、外径1mm、長さ10mmの円筒パイプ
状に形成されている。記録電極91の外壁91aには、
記録電極91の先端から基端まで延びた複数の微小溝9
2…が形成されている。各微小溝92は、略10μmの
幅を有し、互いに所定間隔づつ離間して記録電極外壁の
全周に亘って設けられている。
【0109】図17は、上述のように構成された記録電
極91にバイアス電圧Vbを印加した場合の記録電極9
1の先端91b近傍におけるインク(キャリア液93及
びトナー粒子94)の挙動を示している。
【0110】記録電極91にバイアス電圧Vbが印加さ
れると、記録電極91の先端91b近くでは記録電極9
1の内部に生じた漏れ電界により、インクメニスカス9
5内を開口中央に向ってトナー粒子94が泳動される。
これにより、インクメニスカス95内においてトナー粒
子94とキャリア液93とが分離される。
【0111】トナー粒子94と分離されたキャリア液9
3は、記録電極91の外壁91aに形成された微小溝9
2の毛管作用により複数の微小溝92内に吸引され、図
中矢印A方向(鉛直下方)へ滑らかに流れる。
【0112】以上のように、本実施の形態においては、
記録電極91の外壁91aに形成された複数の微小溝の
毛管作用によりインクを流すことから、インクメニスカ
ス95の頂点近くにキャリア液93の流れによる振動の
影響を及ぼすことを抑制でき、インクメニスカス95を
安定して保持できる。また、毛管作用を利用しているの
で、記録電極91の外壁91aの汚れなどによるキャリ
ア液93の不安定な流れやインク溜まりを生じ難く、キ
ャリア液93の排出を効率よく行える。
【0113】次に、この発明の第7の実施の形態につい
て図18および図19を用いて説明する。尚、ここで
は、上述した第2の実施の形態と異なる部分、つまり記
録電極についてのみ説明する。
【0114】図18に示すように、記録電極101は、
内径500μm、外径1mm、長さ10mmの円筒パイ
プ状に形成されている。記録電極101の先端101a
には、三角形の板状の絶縁材料から成る突起物102が
設けられている。突起物102は、その三角形の頂点が
記録電極101の開口中央と一致し、記録電極101の
先端開口面と垂直になるように設けらている。本実施の
形態においては、突起物の形状を幅100μm、底面の
長さ500μm、高さ500μmの三角柱状に設定し
た。
【0115】図19は、上述のように構成された記録電
極101に駆動電圧(バイアス電圧Vbおよび記録電圧
Vc)を印加した場合の記録電極101の先端101a
近傍におけるインク(キャリア液103及びトナー粒子
104)の挙動を示している。
【0116】図19(a)に示すように、記録電極10
1に駆動電圧が印加されていない非記録時には、記録電
極101内を上昇されるインクが記録電極101の先端
101aから記録電極101の外壁に沿って図中矢印A
方向に一定量づつ溢れている。そして、インクの供給圧
力、突起物102の高さ、インクの表面張力、突起物1
02に対するインクの濡れ性などで決まるインクメニス
カス105が記録電極101の先端101a近くに形成
される。本実施の形態においては、インクメニスカス1
05の頂点が突起物102の頂点から約100μm下が
った位置に配置され、且つ突起物102の形状に沿った
インクメニスカス105が形成されるように、インクの
供給圧力を調整した。尚、駆動電圧を印加していない図
19(a)に示す状態では、トナー粒子104はインク
内に一様に分散されている。
【0117】図19(b)に示すように、記録電極10
1にバイアス電圧Vbが印加されると、記録電極101
の先端101a近傍では記録電極101内部からの漏れ
電界により、記録電極101の開口中央に向かう電界が
記録電極101の全周に亘って形成され、この電界によ
り、インクメニスカス105に供給されたインク内のト
ナー粒子104が記録電極101の開口中央に向って泳
動される。
【0118】記録電極101の開口中央に泳動したトナ
ー粒子104は、対向電極34に向う電界成分の影響
で、突起物102の頂点近傍に凝集される。ここで、突
起物102は誘電率の小さい絶縁性の樹脂により形成さ
れているので、記録電極101の先端101a近傍に形
成される電界を乱すことは殆どない。従って、トナー粒
子104は、対向電極34に向う電界によりインクメニ
スカス105頂点に安定して保持される。
【0119】トナー粒子104がインクメニスカス10
5の頂点にさらに凝集してくると、帯電粒子であるトナ
ー粒子104に働く対向電極34方向の静電気力が増大
し、トナー粒子104が対向電極34方向に引っ張られ
る。これにより、インクメニスカス105の頂点が対向
電極34方向に膨らみ、突起物102の頂点を覆うよう
になる。ここで、トナー粒子104に働く静電気力は、
インクの表面張力に打ち勝つほど強くないため、トナー
凝集物106を含むインクがインクメニスカス105か
ら飛翔されることはない。
【0120】一方、帯電していないキャリア液103
は、電界の影響を受けることがないことから、インクの
流れに従って、記録電極101の先端101aの縁から
記録電極101の外壁に沿って矢印A方向(鉛直下方)
へと流れる。このときに形成されているインクメニスカ
ス105は、インクと突起物102との濡れ性、インク
の表面張力、インクの供給圧力等が釣り合った状態で形
成されている。尚、これらの特性は、記録動作中に変化
することがないので、インクメニスカス105は常に安
定して保持される。
【0121】図19(c)に示すように、記録電極10
1に記録電圧Vcが印加された記録状態では、インクメ
ニスカス105の頂点に凝集したトナー凝集物106に
働く静電気力が、インクの表面張力に打ち勝ち、インク
滴107が対向電極34に向けて飛翔される。そして、
記録動作が終了されると、1記録周期中に記録電極10
1がバイアス電圧Vbにされ、記録前の状態(図19b
に示す状態)に速やかに戻される。
【0122】上述した本実施の形態においては、記録電
極101の先端101aに絶縁性の突起物102を備え
ていることから、インクメニスカス105からインク滴
107が飛翔される際にインクメニスカス105に生じ
る振動を抑制でき、インク滴の安定した吐出が可能とな
る。また、突起物102の作用により、インク滴が飛翔
された直後のインクメニスカス105を速やかに復元す
ることができる。
【0123】次に、この発明の第8の実施の形態につい
て図20および図21を用いて説明する。尚、ここで
は、上述した第2の実施の形態と異なる部分、つまり記
録電極のみについて説明する。
【0124】図20に示すように、記録電極111は、
内径500μm、外径1mm、長さ10mmの円筒パイ
プ状に形成されている。記録電極111の先端111a
には、対向電極34方向(上方)に向って凸の曲部11
2が記録電極111の全周に亘って形成されている。曲
部112は、記録電極111の外壁から内壁にかけて設
けられ外壁と内壁との中心に曲部112の頂点がくるよ
うに設定されている。本実施の形態においては、曲部1
12の曲率半径を125μmに設定した。
【0125】図21は、上述のように構成された記録電
極111に駆動電圧(バイアス電圧Vbおよび記録電圧
Vc)を印加した場合の記録電極111の先端111a
近傍におけるインク(キャリア液113及びトナー粒子
114)の挙動を示している。
【0126】図21(a)に示すように、記録電極11
1に駆動電圧が印加されていない非記録時には、記録電
極111内を上昇されるインクは記録電極111の先端
111aから溢れ、記録電極111の外壁に沿って図中
矢印A方向に一定量づつ流れている。このように、駆動
電圧を印加していない状態では、トナー粒子114はイ
ンク中に一様に分散されている。
【0127】図21(b)に示すように、記録電極11
1にバイアス電圧Vbが印加されると、上述した第3の
実施の形態と同様に、記録電極111の先端111aの
内側において、記録電極111の全周に亘って開口中央
に向かう強い電界(図中矢印E)が形成される。この電
界Eにより、記録電極111内を上昇するトナー粒子1
14が曲部112に差し掛かった途端に、トナー粒子1
14が開口中央に向って泳動を開始される。そして、ト
ナー粒子114は、曲部112を通過するにつれて徐々
に開口中央へと密集される。従って、インクメニスカス
115の頂点近くでは、外側にキャリア液113、内側
にトナー凝集物116が存在し、インクが2重に分離さ
れた状態となる。
【0128】このように開口中央に密集されたトナー凝
集物116は、対向電極34に向うインクの流れと電界
Eとの影響により半球状のインクメニスカス115の頂
点に密集され、記録電極111の先端111aから対向
電極34に向う比較的強い電界E´により開口中央に閉
じ込められてインクメニスカス115の頂点に保持され
る。
【0129】一方、帯電していないキャリア液113
は、電界Eの影響を受けることがないことから、インク
の流れに従って記録電極111の外壁に沿って図中矢印
A方向(鉛直下方)へ滑らかに流れる。
【0130】本実施の形態に係る記録電極111におい
ては、記録電極111の先端111aに鋭角な部分を持
たないため、キャリア液113が先端111aを介して
流れる際に先端111aに振動を生じることがなく、イ
ンクメニスカス115を安定して保持することができ
る。
【0131】また、本実施の形態においては、記録電極
111の先端111aが鋭角な部分を持たないため、先
端111aと対向電極34との間に形成された電界が鋭
角部分に集中することを防止できる。つまり、先端に鋭
角な部分があると、この鋭角部分に強い電界を生じてコ
ロナ放電等によりキャリア液113に電荷が付与される
可能性がある。このように、キャリア液113に電荷が
付与されると、キャリア液113にも電界が作用するこ
とになり、キャリア液の安定した排出が不可能になる。
従って、本実施の形態のように、記録電極111の先端
111aに鋭角部分を持たない構造とすることにより、
キャリア液113に対する不用意な電荷の付与が抑制で
き、より安定したキャリア液113の排出が可能とな
る。
【0132】次に、この発明の第9の実施の形態につい
て図22および図23を用いて説明する。尚、ここで
は、上述した第2の実施の形態と異なる部分、つまり記
録電極のみについて説明する。
【0133】図22に示すように、記録電極121は、
上述した第1の実施の形態の記録電極32と同様に、内
径500μm、外径1mm、長さ10mmの円筒パイプ
状に形成されている。記録電極121の先端121a近
くの内側には、略円錐形の先端を有する絶縁性の突起物
122が、記録電極121と同軸で且つ非接触状態で設
けられている。本実施の形態においては、突起物122
の外径を400μmに設定し、突起物122の先端12
2aの曲率半径を100μmに設定し、突起物122の
先端122aが記録電極121の先端121aから約5
00μm突出するように配置した。
【0134】図23は、上述のように構成された記録電
極121に駆動電圧(バイアス電圧Vbおよび記録電圧
Vc)を印加した場合の記録電極121の先端121a
近傍におけるインク(キャリア液123及びトナー粒子
124)の挙動を示している。
【0135】図23(a)に示すように、記録電極12
1に駆動電圧が印加されていない非記録時には、記録電
極121内を上昇されるインクは、記録電極121の内
壁と突起物122との間を通って記録電極121の先端
121aから溢れて記録電極121の外壁に沿って図中
矢印A方向に一定量づつ流れている。そして、インクの
供給圧力、突起物122の高さ、インクの表面張力、突
起物122に対するインクの濡れ性などで決まるインク
メニスカス125が記録電極121の先端121a近く
に形成される。
【0136】本実施の形態においては、インクメニスカ
ス125の頂点が突起物122の頂点から約100μm
下がった位置に配置され、且つ突起物122の形状に沿
ったインクメニスカス125が形成されるように、イン
クの供給圧力を調整した。尚、駆動電圧を印加していな
い図23(a)に示す状態では、トナー粒子124はイ
ンク内に一様に分散されている。
【0137】図23(b)に示すように、記録電極12
1にバイアス電圧Vbが印加されると、記録電極121
の先端121a近傍では記録電極121内部からの漏れ
電界により、記録電極121の開口中央に向かう電界が
記録電極121の全周に亘って形成され、この電界によ
り、インクメニスカス125に供給されたインク内のト
ナー粒子124が記録電極121の開口中央に向って泳
動される。
【0138】記録電極121の開口中央に泳動したトナ
ー粒子124は、対向電極34に向う電界成分の影響
で、突起物122の頂点近傍に凝集される。ここで、突
起物122は誘電率の小さい絶縁性の樹脂により形成さ
れているので、記録電極121の先端121a近傍に形
成される電界を乱すことは殆どない。従って、トナー粒
子124は、対向電極34に向う電界によりインクメニ
スカス125の頂点に安定して保持される。
【0139】トナー粒子124がインクメニスカス12
5の頂点にさらに凝集してくると、帯電粒子であるトナ
ー粒子124に働く対向電極34方向の静電気力が増大
し、トナー粒子124が対向電極34方向に引っ張られ
る。これにより、インクメニスカス125の頂点が対向
電極34方向に膨らみ、突起物122の頂点を覆うよう
になる。ここで、トナー粒子124に働く静電気力は、
インクの表面張力に打ち勝つほど強くないため、トナー
凝集物126を含むインクがインクメニスカス125か
ら飛翔されることはない。
【0140】一方、帯電していないキャリア液123
は、電界の影響を受けることがないことから、インクの
流れに従って、記録電極121の先端121aの縁から
記録電極121の外壁に沿って矢印A方向(鉛直下方)
へと流れる。このときに形成されているインクメニスカ
ス125は、インクと突起物122との濡れ性、インク
の表面張力、インクの供給圧力等が釣り合った状態で形
成されている。また、本実施の形態においては、突起物
122を記録電極121と同軸に設けていることから、
記録電極121の全周に亘って安定したインクメニスカ
スを形成でき、キャリア液123を安定して流すことが
できる。尚、これらの特性は、記録動作中に変化するこ
とがないので、インクメニスカス125は常に安定して
保持される。
【0141】図23(c)に示すように、記録電極12
1に記録電圧Vcが印加された記録状態では、インクメ
ニスカス125の頂点に凝集したトナー凝集物126に
働く静電気力が、インクの表面張力に打ち勝ち、インク
滴127が対向電極34に向けて飛翔される。そして、
記録動作が終了されると、1記録周期中に記録電極12
1がバイアス電圧Vbにされ、記録前の状態(図23b
に示す状態)に速やかに戻される。
【0142】本実施の形態においては、記録電極121
の先端121a近くに突起物122を備えている。従っ
て、上述した第7の実施の形態と同様に、インク滴12
7の飛翔に伴うインクメニスカス125の振動を吸収で
き、インクメニスカス125の不安定な振動を抑制でき
る。また、略円柱形状の突起物122を記録電極121
と同軸に設けているため、インクメニスカス125を略
半球状に安定して保持でき、ばらつきのない安定した記
録が行える。
【0143】次に、この発明の第10の実施の形態につ
いて図24および図25を用いて説明する。尚、ここで
は、上述した第2の実施の形態と異なる部分、つまり記
録電極のみについて説明する。
【0144】図24に示すように、記録電極131は、
上述した第4の実施の形態の記録電極71と同様に、内
径500μm、外径1mm、長さ10mmの円筒パイプ
状に形成され、その先端131aにおいて、記録電極1
31の外壁から内壁に向けて上方に傾斜されたテーパー
部を有している。また、記録電極131の先端131a
近くの内側には、上述した第9の実施の形態の突起物1
22と同様に、略円錐形の先端を有する絶縁性の突起物
132が、記録電極131と同軸で且つ非接触状態で設
けられている。
【0145】本実施の形態においては、記録電極131
の先端131aのテーパー部の角度を30°に設定し
た。また、突起物132の外径を400μm、突起物1
32の先端132aの曲率半径を100μm、突起物1
32の先端角度を60°に設定した。そして、記録電極
131のテーパー部131aと突起部132の先端13
2aの円錐形の斜面とが同一面内に配置されるように、
突起物132を記録電極131内に配置した。
【0146】図25は、上述のように構成された記録電
極131に駆動電圧(バイアス電圧Vbおよび記録電圧
Vc)を印加した場合の記録電極131の先端131a
近傍におけるインク(キャリア液133及びトナー粒子
134)の挙動を示している。
【0147】図25(a)に示すように、記録電極13
1に駆動電圧が印加されていない非記録時には、記録電
極131内を上昇されるインクは、記録電極131の内
壁と突起物132との間を通って記録電極131の先端
131aから溢れて記録電極131の外壁に沿って図中
矢印A方向に一定量づつ流れている。そして、インクの
供給圧力、突起物132の高さ、インクの表面張力、突
起物132に対するインクの濡れ性、突起物132およ
び記録電極のテーパー部131aの角度などで決まるイ
ンクメニスカス135が記録電極131の先端131a
近くに形成される。
【0148】本実施の形態においては、インクメニスカ
ス135の頂点が突起物132の頂点から約100μm
下がった位置に配置され、且つ突起物132の形状に沿
ったインクメニスカス135が形成されるように、イン
クの供給圧力を調整した。尚、駆動電圧を印加していな
い図25(a)に示す状態では、トナー粒子134はイ
ンク内に一様に分散されている。
【0149】図25(b)に示すように、記録電極13
1にバイアス電圧Vbが印加されると、記録電極131
の先端131a近傍では記録電極131内部からの漏れ
電界により、記録電極131の開口中央に向かう電界が
記録電極131の全周に亘って形成され、この電界によ
り、インクメニスカス135に供給されたインク内のト
ナー粒子134が記録電極131の開口中央に配置され
た突起物132方向に泳動される。
【0150】突起物132方向に泳動したトナー粒子1
34は、対向電極34に向う電界成分の影響で、突起物
132の頂点近傍に凝集される。ここで、突起物132
は誘電率の小さい絶縁性の樹脂により形成されているの
で、記録電極131の先端131a近傍に形成される電
界を乱すことは殆どない。従って、トナー粒子134
は、対向電極34に向う比較的強い電界により開口中央
に閉じ込められ、インクメニスカス135の頂点に安定
して保持される。
【0151】トナー粒子134がインクメニスカス13
5の頂点にさらに凝集してくると、帯電粒子であるトナ
ー粒子134に働く対向電極34方向の静電気力が増大
し、トナー粒子134が対向電極34方向に引っ張られ
る。これにより、インクメニスカス135の頂点が対向
電極34方向に膨らみ、突起物132の頂点を覆うよう
になる。ここで、トナー粒子134に働く静電気力は、
インクの表面張力に打ち勝つほど強くないため、トナー
凝集物136を含むインクがインクメニスカス135か
ら飛翔されることはない。
【0152】一方、帯電していないキャリア液133
は、電界の影響を受けることがないことから、インクの
流れに従って、記録電極131の先端131aの縁から
溢れて記録電極131の外壁に沿って矢印A方向(鉛直
下方)へと流れる。このときに形成されているインクメ
ニスカス135は、インクと突起物132との濡れ性、
突起物132および記録電極131のテーパー部131
aの角度、インクの表面張力、インクの供給圧力等が釣
り合った状態で形成されている。
【0153】本実施の形態においては、突起物132を
記録電極131と同軸に設け、記録電極131の先端1
31aに突起部132の先端角度と一致するテーパー部
を形成している。従って、記録電極131の全周に亘っ
て安定したインクメニスカス135を形成できるととも
に、キャリア液133を安定して排出することができ
る。尚、これらの特性は、記録動作中に変化することが
ないので、インクメニスカス135は常に安定して保持
される。
【0154】図25(c)に示すように、記録電極13
1に記録電圧Vcが印加された記録状態では、インクメ
ニスカス135の頂点に凝集したトナー凝集物136に
働く静電気力が、インクの表面張力に打ち勝ち、インク
滴137が対向電極34に向けて飛翔される。そして、
記録動作が終了されると、1記録周期中に記録電極13
1がバイアス電圧Vbにされ、記録前の状態(図25b
に示す状態)に速やかに戻される。
【0155】本実施の形態においては、記録電極131
の先端131a近くに突起物132を備え、記録電極1
31の先端131aに突起部132の先端132aの傾
斜部と一致するテーパー部を有している。従って、上述
した第9の実施の形態と同様に、インク滴137の飛翔
に伴うインクメニスカス135の振動を吸収でき、イン
クメニスカス135の不安定な振動を抑制できる。ま
た、テーパー部131aの作用により、記録電極131
の先端131aに振動を生じることなくキャリア液13
3を排出でき、インクメニスカス125を安定して保持
できる。
【0156】次に、この発明の第11の実施の形態に係
る画像形成装置ついて図26乃至図28を用いて説明す
る。尚、本実施の形態において、上述した第10の実施
の形態における記録電極131を用いた。
【0157】図26は、本実施の形態における画像形成
装置に組込まれた記録ヘッド140を簡略化して示して
いる。記録ヘッド140は、内部にインクを回収するた
めの矩形のインク回収部143aを有する絶縁性の基材
143を有している。基材143の略中央位置には、上
記記録電極131がインク回収部143aを貫通して設
けられている。
【0158】また、基材143の上面から突出した記録
電極131の周囲には、記録電極131と同軸に設けら
れたパイプ145が記録電極131に対して非接触状態
で配設されている。パイプ145の先端145aは、記
録電極131の先端131aに対して後退され、パイプ
145の基端部は、基材143内のインク回収部143
aまで延びている。従って、記録電極131の先端13
1aから溢れたインクが記録電極131の外壁とパイプ
145の内壁との間を通してインク回収部143aへ導
かれるようになっている。本実施の形態においては、パ
イプ145の先端145aが記録電極131の先端13
1aから0.5mm後退するようにパイプ145を配置
した。また、パイプ145の内径を1.4mm、外径を
2mmに設定した。
【0159】基材143を貫通した記録電極131の基
端部131bは、インク供給管42を介してインク供給
タンク44に接続されている。また、記録電極131の
近くであってインク回収部143aの一部にはインク回
収管46が接続され、インク回収管にはインク回収タン
ク48が接続されている。
【0160】しかして、インク供給タンク44からイン
ク供給管42を介して記録電極131内に供給されたイ
ンクは、記録電極131の先端131aから溢れて記録
電極131の外壁とパイプ145の内壁との間を通って
インク回収部143aに流れ込む。インク回収部143
aに流入されたインクは、図示しないポンプによって、
インク回収管46を介してインク回収タンク48へ回収
される。
【0161】また、記録電極131およびパイプ145
には、駆動電圧を供給するための電源36が図示しない
ICを介して同様に接続されている。この電源36は、
記録電極131に記録電圧Vcを与えるための信号電圧
電源36a及び記録電極131にバイアス電圧Vbを与
えるための直流電圧電源36bを有している。
【0162】図28は、上述のように構成された記録電
極131およびパイプ145に対して上記電源36によ
り駆動電圧(バイアス電圧Vbおよび記録電圧Vc)を
印加した場合の記録電極131近傍におけるインク(キ
ャリア液133及びトナー粒子134)の挙動を示して
いる。
【0163】図28(a)に示すように、記録電極13
1およびパイプ145に駆動電圧が印加されていない非
記録時には、記録電極131内を上昇されるインクは、
記録電極131の内壁と突起物132との間を通って記
録電極131の先端131aから溢れ、溢れたインクが
記録電極131の外壁とパイプ145の内壁との間を通
ってインク回収部143aに向けて一定量づつ流れてい
る。そして、インクの供給圧力、突起物132の高さ、
インクの表面張力、突起物132に対するインクの濡れ
性、突起物132および記録電極のテーパー部131a
の角度などできまるインクメニスカス135が記録電極
131の先端131a近くに形成される。
【0164】本実施の形態においては、インクメニスカ
ス135の頂点が突起物132の頂点から約100μm
下がった位置に配置され、且つ突起物132の形状に沿
ったインクメニスカス135が形成されるように、イン
クの供給圧力を調整した。尚、駆動電圧を印加していな
い図28(a)に示す状態では、トナー粒子134はイ
ンク内に一様に分散されている。
【0165】図28(b)に示すように、記録電極13
1およびパイプ145にバイアス電圧Vbが印加される
と、記録電極131の先端131a近傍では記録電極1
31内部からの漏れ電界により、記録電極131の開口
中央に向かう電界が記録電極131の全周に亘って形成
され、この電界により、インクメニスカス135に供給
されたインク内のトナー粒子134が記録電極131の
開口中央に配置された突起物132方向に泳動される。
【0166】突起物132方向に泳動したトナー粒子1
34は、対向電極34に向う電界成分の影響で、突起物
132の頂点近傍に凝集される。ここで、突起物132
は誘電率の小さい絶縁性の樹脂により形成されているの
で、記録電極131の先端131a近傍に形成される電
界を乱すことは殆どない。従って、インクメニスカス1
35の頂点近くに凝集されたトナー粒子134は、対向
電極34に向う比較的強い電界により閉じ込められ、イ
ンクメニスカス135の頂点に安定して保持される。
【0167】トナー粒子134がインクメニスカス13
5の頂点にさらに凝集してくると、帯電粒子であるトナ
ー粒子134に働く対向電極34方向の静電気力が増大
し、トナー粒子134が対向電極34方向に引っ張られ
る。これにより、インクメニスカス135の頂点が対向
電極34方向に膨らみ、突起物132の頂点を覆うよう
になる。ここで、トナー粒子134に働く静電気力は、
インクの表面張力に打ち勝つほど強くないため、トナー
凝集物136を含むインクがインクメニスカス135か
ら飛翔されることはない。
【0168】一方、帯電していないキャリア液133
は、電界の影響を受けないため、インクの流れに従って
記録電極131の先端131aの縁から溢れ、記録電極
131の外壁とパイプ145の内壁との間を通って流
れ、インク回収部143aにて回収される。この際、イ
ンクメニスカス135は、インクと突起物132との濡
れ性、突起物132および記録電極131のテーパー1
31aの角度、インクの表面張力、インクの供給圧力等
が釣り合った状態で形成されている。
【0169】上記のように記録電極131の先端131
aから溢れるキャリア液133内には、飛翔されずに残
ったトナー粒子134が僅かに含まれていることが考え
られる。このように、キャリア液133内に残留したト
ナー粒子134は、記録電極131の基端部近傍に付着
し、キャリア液133の流通を疎外する虞がある。従っ
て、本実施の形態においては、記録電極131の外壁に
対向配置されたパイプ145に対して記録電極131と
同じ電圧を印加している。これにより、キャリア液13
3内に残留したトナー粒子134は、記録電極131の
外壁やパイプ145の内壁に付着されることなく両者の
略中間位置を通ってキャリア液133とともにインク回
収部143aへ回収される。
【0170】図28(c)に示すように、記録電極13
1に記録電圧Vcが印加された記録状態では、インクメ
ニスカス135の頂点に凝集したトナー凝集物136に
働く静電気力が、インクの表面張力に打ち勝ち、インク
滴137が対向電極34に向けて飛翔される。そして、
記録動作が終了されると、1記録周期中に記録電極13
1がバイアス電圧Vbにされ、記録前の状態(図28b
に示す状態)に速やかに戻される。
【0171】本実施の形態においては、記録電極131
の先端131aから溢れたインクが記録電極131の外
壁とパイプ145の内壁との間を通って回収される。こ
の場合、記録電極131およびパイプ145には同じ電
圧が付与されており、回収されるインク内に飛翔されず
に残留したトナー粒子134は、両者の略中間位置を通
って排出される。
【0172】従って、記録電極131の外壁やパイプ1
45の内壁にトナー粒子が付着することを防止でき、ト
ナー付着によってインクの流れが阻害されることを防止
できる。これにより、インクを安定して流すことがで
き、インクメニスカスを一定に保持できる。
【0173】尚、この発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可
能である。
【0174】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の画像形
成装置によると、上記のような構成及び作用を有してい
るので、記録解像度が高く、高濃度且つ高速な印字がで
き、良質な画像を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の第1の実施の形態に係る画
像形成装置の要部を示す概略図。
【図2】図2(a)は、図1の画像形成装置に組込まれ
た記録ヘッドを示す平面図、図2(b)は、図1の画像
形成装置に組込まれた記録ヘッドを示す断面図。
【図3】図3は、図2の記録ヘッドの電極に選択的に印
加される駆動電圧の波形を示すグラフ。
【図4】図4は、図3の駆動電圧が選択的に印加された
電極近傍のインクの挙動を説明するための図。
【図5】図5は、この発明の第2の実施の形態に係る画
像形成装置の要部を示す概略図。
【図6】図6は、図5の画像形成装置に組込まれた記録
ヘッドを概略的に示す断面図。
【図7】図7は、図5の画像形成装置の要部を簡略化し
て示した図。
【図8】図8は、図7の電極に印加される駆動電圧の波
形を示すグラフ。
【図9】図9は、図8の駆動電圧が印加された電極近傍
におけるインクの挙動を説明するための図。
【図10】図10は、この発明の第3の実施の形態に係
る画像形成装置に組込まれた電極を示す断面図。
【図11】図11は、図10の電極に図8の駆動電圧を
印加した際のインクの挙動を示す図。
【図12】図12は、この発明の第4の実施の形態に係
る画像形成装置に組込まれた電極を示す断面図。
【図13】図13は、図12の電極に図8の駆動電圧を
印加した際のインクの挙動を示す図。
【図14】図14は、この発明の第5の実施の形態に係
る画像形成装置に組込まれた電極を示す図。
【図15】図15は、図14の電極に図8の駆動電圧を
印加した際のインクの挙動を示す図。
【図16】図16は、この発明の第6の実施の形態に係
る画像形成装置に組込まれた電極を示す図。
【図17】図17は、図16の電極に図8の駆動電圧を
印加した際のインクの挙動を示す図。
【図18】図18は、この発明の第7の実施の形態に係
る画像形成装置に組込まれた電極を示す図。
【図19】図19は、図18の電極に図8の駆動電圧を
印加した際のインクの挙動を示す図。
【図20】図20は、この発明の第8の実施の形態に係
る画像形成装置に組込まれた電極を示す図。
【図21】図21は、図20の電極に図8の駆動電圧を
印加した際のインクの挙動を示す図。
【図22】図22は、この発明の第9の実施の形態に係
る画像形成装置に組込まれた電極を示す図。
【図23】図23は、図22の電極に図8の駆動電圧を
印加した際のインクの挙動を示す図。
【図24】図24は、この発明の第10の実施の形態に
係る画像形成装置に組込まれた電極を示す図。
【図25】図25は、図24の電極に図8の駆動電圧を
印加した際のインクの挙動を示す図。
【図26】図26は、この発明の第11の実施の形態に
係る画像形成装置の要部を簡略化して示した図。
【図27】図27は、図26の画像形成装置に組込まれ
た電極を示す図。
【図28】図28は、図27の電極に図8の駆動電圧を
印加した際のインクの挙動を示す図。
【符号の説明】
1…記録ヘッド、 4…記録電極、 6…電源、 10…対向電極、 20…インク、 21…トナー粒子、 22…電位の井戸、 23…インクメニスカス、 24…トナー凝集物、 25…インク滴、 26…キャリア液。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 由香 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電した色剤粒子を絶縁性液体中に分散
    させて成るインクを、記録媒体から所定距離離間した吐
    出位置へ供給するインク供給手段と、 上記吐出位置において、中央部の電位より周辺部の電位
    を高くした電位の井戸を形成し、上記インク供給手段に
    て上記吐出位置へ供給されたインク中の色剤粒子を上記
    電位の井戸内で凝集させる凝集手段と、 上記凝集手段にて凝集された色剤粒子を上記記録媒体に
    向けて飛翔させるための電界を上記吐出位置近傍に形成
    し、記録媒体上に画像を形成する記録手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体から所定距離離間した吐出位置
    で上記記録媒体と略平行な面内に配置されたリング状の
    電極と、 帯電した色剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るイン
    クを、上記電極へ供給するインク供給手段と、 上記電極の内部に周囲の電位より低い電位の井戸を形成
    し、上記インク供給手段にて供給されたインク中の色剤
    粒子を、この電位の井戸内にて凝集させるためのバイア
    ス電圧を上記電極に印加するバイアス電圧印加手段と、 上記バイアス電圧印加手段にて凝集された色剤粒子を上
    記記録媒体に向けて飛翔させるための上記バイアス電圧
    より高い記録電圧を上記電極に印加する記録電圧印加手
    段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 略水平に配置された記録媒体の下方で所
    定距離離間した略水平な面上に配設された複数のリング
    状の電極と、 帯電した色剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るイン
    クを、上記面上に流して上記各電極上へ供給するインク
    供給手段と、 記録信号に応じて選択された電極の内部に周囲の電位よ
    り低い電位の井戸を形成し、上記インク供給手段にて供
    給されたインク中の色剤粒子をこの電位の井戸内にて凝
    集させるためのバイアス電圧を上記電極に選択的に印加
    するバイアス電圧印加手段と、 上記バイアス電圧印加手段にてバイアス電圧が選択的に
    印加された電極に対し、凝集された色剤粒子を上記記録
    媒体に向けて飛翔させるための上記バイアス電圧より高
    い記録電圧を印加する記録電圧印加手段と、 上記記録電圧印加手段にて記録電圧が印加されて色剤粒
    子が飛翔された電極において不足した色剤粒子を補うた
    めに上記電位の井戸を消失すべく該電極の電位をゼロに
    する手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体に対向した吐出口に連通したイ
    ンク供給路を介して、帯電した色剤粒子を絶縁性液体中
    に分散させて成るインクを、上記吐出口へ供給するイン
    ク供給手段と、 上記インク供給手段にて上記吐出口に供給されたインク
    により形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上記色
    剤粒子を凝集させるための第1の電界を形成する凝集手
    段と、 上記凝集手段にて上記インクメニスカスの頂点近傍に凝
    集された色剤粒子を上記記録媒体に向けて飛翔させる大
    きさの第2の電界を形成する記録手段と、 上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上記吐
    出口から飛翔されずに溢れたインクを、上記インク供給
    路の外壁を介して回収するインク回収手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 略水平に配置された記録媒体の下方で所
    定距離離間して記録媒体に対向した吐出口をその先端に
    有し、略鉛直方向に延びて配置された管状の電極と、 帯電した色剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るイン
    クを、上記管状の電極内を通して上記吐出口へ供給する
    インク供給手段と、 上記インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐
    出口近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上
    記色剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状
    の電極に印加するバイアス電圧印加手段と、 上記インクメニスカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子
    を上記記録媒体に向けて飛翔させるための上記バイアス
    電圧より高い記録電圧を上記管状の電極に印加する記録
    電圧印加手段と、 上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上記記
    録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れたイン
    クを上記管状の電極の外壁を介して回収するインク回収
    手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 略水平に配置された記録媒体の下方で所
    定距離離間して記録媒体に対向した吐出口をその先端に
    有し、略鉛直方向に延びて配置された管状の電極と、 帯電した色剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るイン
    クを、上記管状の電極内を通して上記吐出口へ供給する
    インク供給手段と、 上記インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐
    出口近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上
    記色剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状
    の電極に印加するバイアス電圧印加手段と、 上記インクメニスカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子
    を上記記録媒体に向けて飛翔させるための上記バイアス
    電圧より高い記録電圧を上記管状の電極に印加する記録
    電圧印加手段と、 上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上記記
    録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れたイン
    クを上記管状の電極の外壁を介して回収するインク回収
    手段と、を備え、 上記管状の電極の先端には、上記管状の電極の外壁から
    内壁に向けて下方に傾斜したテーパー部が形成されてい
    ることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 略水平に配置された記録媒体の下方で所
    定距離離間して記録媒体に対向した吐出口をその先端に
    有し、略鉛直方向に延びて配置された管状の電極と、 帯電した色剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るイン
    クを、上記管状の電極内を通して上記吐出口へ供給する
    インク供給手段と、 上記インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐
    出口近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上
    記色剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状
    の電極に印加するバイアス電圧印加手段と、 上記インクメニスカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子
    を上記記録媒体に向けて飛翔させるための上記バイアス
    電圧より高い記録電圧を上記管状の電極に印加する記録
    電圧印加手段と、 上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上記記
    録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れたイン
    クを上記管状の電極の外壁を介して回収するインク回収
    手段と、を備え、 上記管状の電極の先端には、上記管状の電極の外壁から
    内壁に向けて上方に傾斜したテーパー部が形成されてい
    ることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 略水平に配置された記録媒体の下方で所
    定距離離間して記録媒体に対向した吐出口をその先端に
    有し、略鉛直方向に延びて配置された管状の電極と、 帯電した色剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るイン
    クを、上記管状の電極内を通して上記吐出口へ供給する
    インク供給手段と、 上記インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐
    出口近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上
    記色剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状
    の電極に印加するバイアス電圧印加手段と、 上記インクメニスカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子
    を上記記録媒体に向けて飛翔させるための上記バイアス
    電圧より高い記録電圧を上記管状の電極に印加する記録
    電圧印加手段と、 上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上記記
    録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れたイン
    クを上記管状の電極の外壁を介して回収するインク回収
    手段と、を備え、 上記管状の電極の先端には、上記管状の電極の外壁から
    内壁まで延びた複数の切り欠きが形成されていることを
    特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 略水平に配置された記録媒体の下方で所
    定距離離間して記録媒体に対向した吐出口をその先端に
    有し、略鉛直方向に延びて配置された管状の電極と、 帯電した色剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るイン
    クを、上記管状の電極内を通して上記吐出口へ供給する
    インク供給手段と、 上記インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐
    出口近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上
    記色剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状
    の電極に印加するバイアス電圧印加手段と、 上記インクメニスカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子
    を上記記録媒体に向けて飛翔させるための上記バイアス
    電圧より高い記録電圧を上記管状の電極に印加する記録
    電圧印加手段と、 上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上記記
    録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れたイン
    クを上記管状の電極の外壁を介して回収するインク回収
    手段と、を備え、 上記管状の電極の外壁には、上記管状の電極の全長に亘
    って延びた複数の微小溝が形成され、上記吐出口から溢
    れたインクが上記微小溝の毛管作用により上記微小溝内
    に吸引されることを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 略水平に配置された記録媒体の下方で
    所定距離離間して記録媒体に対向した吐出口をその先端
    に有し、略鉛直方向に延びて配置された管状の電極と、 帯電した色剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るイン
    クを、上記管状の電極内を通して上記吐出口へ供給する
    インク供給手段と、 上記インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐
    出口近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上
    記色剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状
    の電極に印加するバイアス電圧印加手段と、 上記インクメニスカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子
    を上記記録媒体に向けて飛翔させるための上記バイアス
    電圧より高い記録電圧を上記管状の電極に印加する記録
    電圧印加手段と、 上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上記記
    録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れたイン
    クを上記管状の電極の外壁を介して回収するインク回収
    手段と、を備え、 上記管状の電極の先端上には、上記吐出口の一部を塞ぐ
    突起物が載置されていることを特徴とする画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 略水平に配置された記録媒体の下方で
    所定距離離間して記録媒体に対向した吐出口をその先端
    に有し、略鉛直方向に延びて配置された管状の電極と、 帯電した色剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るイン
    クを、上記管状の電極内を通して上記吐出口へ供給する
    インク供給手段と、 上記インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐
    出口近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上
    記色剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状
    の電極に印加するバイアス電圧印加手段と、 上記インクメニスカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子
    を上記記録媒体に向けて飛翔させるための上記バイアス
    電圧より高い記録電圧を上記管状の電極に印加する記録
    電圧印加手段と、 上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上記記
    録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れたイン
    クを上記管状の電極の外壁を介して回収するインク回収
    手段と、を備え、 上記管状の電極の先端には、上記管状の電極の外壁から
    内壁まで延びた曲部が形成されていることを特徴とする
    画像形成装置。
  12. 【請求項12】 略水平に配置された記録媒体の下方で
    所定距離離間して記録媒体に対向した吐出口をその先端
    に有し、略鉛直方向に延びて配置された管状の電極と、 帯電した色剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るイン
    クを、上記管状の電極内を通して上記吐出口へ供給する
    インク供給手段と、 上記インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐
    出口近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上
    記色剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状
    の電極に印加するバイアス電圧印加手段と、 上記インクメニスカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子
    を上記記録媒体に向けて飛翔させるための上記バイアス
    電圧より高い記録電圧を上記管状の電極に印加する記録
    電圧印加手段と、 上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上記記
    録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れたイン
    クを上記管状の電極の外壁を介して回収するインク回収
    手段と、を備え、 上記管状の電極の先端近傍の内側には、上記管状の電極
    の先端から突出された先細の先端を有する突起物が上記
    管状の電極と同軸的に設けられていることを特徴とする
    画像形成装置。
  13. 【請求項13】 略水平に配置された記録媒体の下方で
    所定距離離間して記録媒体に対向した吐出口をその先端
    に有し、略鉛直方向に延びて配置された管状の電極と、 帯電した色剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るイン
    クを、上記管状の電極内を通して上記吐出口へ供給する
    インク供給手段と、 上記インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐
    出口近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上
    記色剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状
    の電極に印加するバイアス電圧印加手段と、 上記インクメニスカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子
    を上記記録媒体に向けて飛翔させるための上記バイアス
    電圧より高い記録電圧を上記管状の電極に印加する記録
    電圧印加手段と、 上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上記記
    録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れたイン
    クを上記管状の電極の外壁を介して回収するインク回収
    手段と、を備え、 上記管状の電極の先端には、上記管状の電極の外壁から
    内壁に向けて上方に傾斜したテーパー部が形成され、上
    記管状の電極の上記先端近傍の内側には、上記管状の電
    極の先端から突出された先細の先端を有する突起物が上
    記管状の電極と同軸的に設けられ、上記テーパー部が上
    記錐形の先端と同一面内に配置されていることを特徴と
    する画像形成装置。
  14. 【請求項14】 略水平に配置された記録媒体の下方で
    所定距離離間して記録媒体に対向した吐出口をその先端
    に有し、略鉛直方向に延びて配置された管状 の電極と、帯電した色剤粒子を絶縁性液体中に分散させ
    て成るインクを、上記管状の電極内を通して上記吐出口
    へ供給するインク供給手段と、 上記インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐
    出口近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上
    記色剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状
    の電極に印加するバイアス電圧印加手段と、 上記インクメニスカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子
    を上記記録媒体に向けて飛翔させるための上記バイアス
    電圧より高い記録電圧を上記管状の電極に印加する記録
    電圧印加手段と、 上記管状の電極の外側で同軸に設けられたパイプを有
    し、上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上
    記記録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れた
    インクを上記管状の電極の外壁と上記パイプの内壁との
    間を通して回収するインク回収手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  15. 【請求項15】 略水平に配置された記録媒体の下方で
    所定距離離間して記録媒体に対向した吐出口をその先端
    に有し、略鉛直方向に延びて配置された管状の電極と、 帯電した色剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るイン
    クを、上記管状の電極内を通して上記吐出口へ供給する
    インク供給手段と、 上記インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐
    出口近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上
    記色剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状
    の電極に印加するバイアス電圧印加手段と、 上記インクメニスカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子
    を上記記録媒体に向けて飛翔させるための上記バイアス
    電圧より高い記録電圧を上記管状の電極に印加する記録
    電圧印加手段と、 上記管状の電極の外側で同軸に設けられたパイプを有
    し、上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上
    記記録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れた
    インクを上記管状の電極の外壁と上記パイプの内壁との
    間を通して回収するインク回収手段と、を備え、 上記バイアス電圧印加手段は、上記管状の電極およびパ
    イプに対して上記バイアス電圧を同時に印加することを
    特徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】 略水平に配置された記録媒体の下方で
    所定距離離間して記録媒体に対向した吐出口をその先端
    に有し、略鉛直方向に延びて配置された管状の電極と、 帯電した色剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るイン
    クを、上記管状の電極内を通して上記吐出口へ供給する
    インク供給手段と、 上記インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐
    出口近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上
    記色剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状
    の電極に印加するバイアス電圧印加手段と、 上記インクメニスカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子
    を上記記録媒体に向けて飛翔させるための上記バイアス
    電圧より高い記録電圧を上記管状の電極に印加する記録
    電圧印加手段と、 上記管状の電極の外側で同軸に設けられたパイプを有
    し、上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上
    記記録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れた
    インクを上記管状の電極の外壁と上記パイプの内壁との
    間を通して回収するインク回収手段と、を備え、 上記パイプの先端は、上記管状の電極の先端より後退さ
    れていることを特徴とする画像形成装置。
  17. 【請求項17】 略水平に配置された記録媒体の下方で
    所定距離離間して記録媒体に対向した吐出口をその先端
    に有し、略鉛直方向に延びて配置された管状の電極と、 帯電した色剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るイン
    クを、上記管状の電極内を通して上記吐出口へ供給する
    インク供給手段と、 上記インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐
    出口近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上
    記色剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状
    の電極に印加するバイアス電圧印加手段と、 上記インクメニスカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子
    を上記記録媒体に向けて飛翔させるための上記バイアス
    電圧より高い記録電圧を上記管状の電極に印加する記録
    電圧印加手段と、 上記管状の電極の外側で同軸に設けられたパイプを有
    し、上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上
    記記録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れた
    インクを上記管状の電極の外壁と上記パイプの内壁との
    間を通して回収するインク回収手段と、を備え、 上記管状の電極の先端には、上記管状の電極の外壁から
    内壁に延びたテーパー部が形成されていることを特徴と
    する画像形成装置。
  18. 【請求項18】 略水平に配置された記録媒体の下方で
    所定距離離間して記録媒体に対向した吐出口をその先端
    に有し、略鉛直方向に延びて配置された管状の電極と、 帯電した色剤粒子を絶縁性液体中に分散させて成るイン
    クを、上記管状の電極内を通して上記吐出口へ供給する
    インク供給手段と、 上記インク供給手段にて供給されたインクにより上記吐
    出口近傍に形成されるインクメニスカスの頂点近傍に上
    記色剤粒子を凝集させるためのバイアス電圧を上記管状
    の電極に印加するバイアス電圧印加手段と、 上記インクメニスカスの頂点近傍に凝集された色剤粒子
    を上記記録媒体に向けて飛翔させるための上記バイアス
    電圧より高い記録電圧を上記管状の電極に印加する記録
    電圧印加手段と、 上記管状の電極の外側で同軸に設けられたパイプを有
    し、上記インク供給手段にて上記吐出口へ供給されて上
    記記録媒体に向けて飛翔されずに上記吐出口から溢れた
    インクを上記管状の電極の外壁と上記パイプの内壁との
    間を通して回収するインク回収手段と、を備え、 上記管状の電極の先端近傍の内側には、上記管状の電極
    の先端から突出された先細の先端を有する絶縁性の突起
    物が上記管状の電極と同軸的に設けられていることを特
    徴とする画像形成装置。
  19. 【請求項19】 帯電した色剤粒子を絶縁性液体中に分
    散させて成るインクを、記録媒体から所定距離離間した
    位置にある吐出位置に供給する供給工程と、 前記吐出位置において、中央部の電位より周辺部の電位
    を高くした電位の井戸を形成し、上記供給工程により上
    記吐出位置へ供給されたインク中の色剤粒子を上記電位
    の井戸内で凝集させる凝集工程と、 上記凝集工程にて凝集した色剤粒子を上記記録媒体に向
    けて飛翔させるための電界を上記吐出位置近傍に形成
    し、前記記録媒体上に画像を形成する記録工程と、 を有することを特徴とする画像形成方法。
JP01974096A 1996-02-06 1996-02-06 画像形成装置および画像形成方法 Expired - Fee Related JP3745435B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01974096A JP3745435B2 (ja) 1996-02-06 1996-02-06 画像形成装置および画像形成方法
US08/795,308 US5808638A (en) 1996-02-06 1997-02-04 Image forming apparatus in which a potential well is formed in an electrode to obtain stable recording

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01974096A JP3745435B2 (ja) 1996-02-06 1996-02-06 画像形成装置および画像形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09207355A true JPH09207355A (ja) 1997-08-12
JP3745435B2 JP3745435B2 (ja) 2006-02-15

Family

ID=12007743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01974096A Expired - Fee Related JP3745435B2 (ja) 1996-02-06 1996-02-06 画像形成装置および画像形成方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5808638A (ja)
JP (1) JP3745435B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7275812B2 (en) 2003-01-29 2007-10-02 Fujifilm Corporation Ink jet head and recording apparatus using the same
KR20150034915A (ko) * 2013-09-27 2015-04-06 주식회사 선익시스템 잉크젯 프린팅 증착장치

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5497425A (en) * 1978-01-18 1979-08-01 Canon Inc Recorder
US4263601A (en) * 1977-10-01 1981-04-21 Canon Kabushiki Kaisha Image forming process
JPS5738163A (en) * 1980-08-18 1982-03-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd Image recording method and apparatus therefor
JPS585264A (ja) * 1981-07-01 1983-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像記録装置
US4404573A (en) * 1981-12-28 1983-09-13 Burroughs Corporation Electrostatic ink jet system
JPS60210462A (ja) * 1984-04-05 1985-10-22 Fuji Xerox Co Ltd インクジエツト記録装置
JP2593434B2 (ja) * 1985-06-29 1997-03-26 株式会社東芝 記録装置
JPS6471761A (en) * 1987-09-11 1989-03-16 Tokyo Electric Co Ltd Printer
JPH02212149A (ja) * 1989-02-13 1990-08-23 Seiko Epson Corp 画像形成方法
SE8902090D0 (sv) * 1989-06-07 1989-06-07 Array Printers Ab Saett att foerbaettra utskriftsprestanda foer skrivare samt anordningar foer genomfoerande av saettet
CA2126235C (en) * 1991-12-18 2003-05-27 Luis Lima-Marques Method and apparatus for the production of discrete agglomerations of particulate matter
US5523777A (en) * 1993-05-10 1996-06-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Aperture electrode with overlying charge member

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7275812B2 (en) 2003-01-29 2007-10-02 Fujifilm Corporation Ink jet head and recording apparatus using the same
KR20150034915A (ko) * 2013-09-27 2015-04-06 주식회사 선익시스템 잉크젯 프린팅 증착장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP3745435B2 (ja) 2006-02-15
US5808638A (en) 1998-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4044012B2 (ja) 静電吸引型流体吐出装置
US5754200A (en) Ink jet type head assembly
JP3745435B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP3706191B2 (ja) 画像形成装置
JP3600687B2 (ja) 画像形成装置
EP0780229A1 (en) Electrostatic ink jet recording head
JPH08258270A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JPH10100411A (ja) インクジェット記録装置
JPH09239988A (ja) 画像形成装置
JPH10151752A (ja) 画像形成装置
JPH1076664A (ja) 画像形成装置
JPS6168253A (ja) インクジエツト記録装置
JP3831464B2 (ja) 画像形成装置
JPH09254392A (ja) 画像形成装置
JPH091824A (ja) インクジェット記録装置
JPH11320891A (ja) 記録ヘッド,インクジェット記録装置及びその方法
JP3614552B2 (ja) 画像形成装置
JPH0976505A (ja) インクジェットヘッドとその製造方法およびインクジェット記録装置
JP3591998B2 (ja) 画像形成装置
JP2005058809A (ja) 静電吸引型流体吐出装置、およびそれを用いた描画パターン形成方法
JPH0729438B2 (ja) インク・オンデマンド型記録装置
JPH1178027A (ja) 画像形成装置
JPH08207307A (ja) インクジェット記録装置
JP2005081672A (ja) 静電吐出型インクジェットヘッド
JP2009233907A (ja) 静電吸引型インクジェットヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041102

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050104

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050301

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050427

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050906

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081202

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081202

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081202

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091202

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091202

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101202

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111202

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees