JPH09213820A - 不揮発性半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置の製造方法Info
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- JPH09213820A JPH09213820A JP8016395A JP1639596A JPH09213820A JP H09213820 A JPH09213820 A JP H09213820A JP 8016395 A JP8016395 A JP 8016395A JP 1639596 A JP1639596 A JP 1639596A JP H09213820 A JPH09213820 A JP H09213820A
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Abstract
れていると同時に、書換え動作によるトンネル絶縁膜の
信頼性の低下が少ない不揮発性半導体記憶装置の製造方
法を提供する。 【解決手段】化学気相成長法で形成した酸化シリコン膜
を、一酸化窒素を含むガス中で熱処理し、酸化シリコン
膜の一部を酸窒化シリコン膜とすることにより誘電率の
大きい層間絶縁膜を形成する。
Description
膜を持ち、電荷保持特性が優れていると同時に書換え信
頼性に優れた不揮発性半導体記憶装置の製造方法に関す
る。
に示す断面構造を有している。ここで、1はシリコン基
板、2はフイールド酸化膜、3は電極、4はトンネル絶
縁膜、5は浮遊ゲート電極、6は層間絶縁膜、7は制御
ゲート電極、8はソース、9はドレイン、10は絶縁膜
である。この不揮発性半導体記憶装置では、ドレイン9
に3.3V ,制御ゲート電極7に−7V,ソース8を開
放、基板1を接地することにより浮遊ゲート電極5に蓄
積した電子をドレイン9側に引き抜いて情報の書込みを
行う。この方法によれば、浮遊ゲート電極5中の電子が
ファウラ・ノルドハイム(Fowler−Nordheim)トンネル
電流(F−N電流)によってドレイン9側に引き抜かれ、
同時にドレイン9側から正孔がトンネル絶縁膜4中に注
入される。このように、高電界を印加して電流を流すト
ンネル絶縁膜は結晶のシリコン基板を熱酸化して形成さ
れている。一方、層間絶縁膜は、浮遊ゲート電極を構成
する多結晶シリコン膜を熱酸化するか、あるいは浮遊ゲ
ート電極上に化学気相成長法により堆積することにより
下層の酸化シリコン膜を形成したSiO2−Si3N4−
SiO2 積層膜(以後、ONO膜と略)が多く用いられ
ている。
導体記憶装置では、デバイスを縮小し、メモリセルの高
密度化を達成するためには層間絶縁膜を薄膜化しなけれ
ばならず、漏洩電流を低く保ったままONO膜の各層を
薄膜化することが必要となる。例えば、SiO2換算膜
厚として15nmの膜厚のONO膜では、下層SiO2
膜5nm,Si3N4膜10nm,上層SiO2 膜5nm
となっており、ONO膜を15nmから13nmに薄膜
化する場合には、4nmレベルのSiO2 膜が必要とな
る。
「アイ・イー・イー・イー インターナショナル リラ
イアビリティ フィジックス プロシーディングス 1
8ページから23ページ」に開示されているように、層
間絶縁膜の形成工程で900℃以上の高温での工程があ
ると、トンネル絶縁膜中の電子捕獲準位が増大し、書換
えを繰り返すことによりトンネル絶縁膜中に電子が捕獲
され、書換え時間が長くなるという問題が生じる。ま
た、ONO膜中のSi3N4膜は770℃レベルの低温で
形成するが、強い応力を持つためにトンネル絶縁膜に影
響を及ぼす。前記文献に開示されているように、Si3
N4膜の堆積では電子捕獲準位は増加しないものの、書
換え相当の高電界ストレスを印加することによりトンネ
ル絶縁膜の低電界漏洩電流が増大する。高電界ストレス
印加後の低電界漏洩電流の増大は、トンネル絶縁膜の薄
膜化とともに顕著となるため、低電界漏洩電流の低減は
今後のトンネル絶縁膜の薄膜化で最も重要な課題であ
る。
流を低く保ったまま、トンネル絶縁膜の信頼性を劣化さ
せない、信頼性の高い不揮発性半導体記憶装置の製造方
法を提供することにある。
電極上に酸化シリコン膜を形成後、一酸化窒素を含むガ
ス中、850℃以下の温度で酸化シリコン膜を加熱し、
酸化シリコン膜中に窒素を導入して層間絶縁膜とするこ
とにより達成される。
るとONO膜と比べ、薄膜化が容易となる。すなわち、
ONO膜では今後の薄膜化に対して膜厚4nmレベルの
膜堆積が必要であるが、単層膜を用いれば13nmレベ
ルの膜堆積を行うことになる。さらに、一酸化窒素によ
り窒素を導入して、酸化シリコン膜の一部を酸窒化シリ
コン膜とすることにより誘電率が高くなり、SiO2 換
算膜厚を薄くすることが可能となる。
を大きくする方法としては、他にアンモニアガス中で加
熱する方法,亜酸化窒素中で加熱する方法がある。アン
モニアを用いて窒素を導入した場合にはアンモニア中の
水素が窒素と同時に層間絶縁膜中に導入される。これ
は、層間絶縁膜中の電子捕獲準位を増大させ、不揮発性
半導体記憶装置の動作時に電子が層間絶縁膜中に捕獲さ
れ、デバイスのしきい値電圧の変動をもたらす。このた
め、水素を層間絶縁膜中から除去するためにドライ雰囲
気中で加熱して水素を除去するという工程が必要にな
る。一方、亜酸化窒素を用いた場合にはドライ雰囲気中
での加熱となり、かつ亜酸化窒素自身水素を持っていな
いことから層間絶縁膜中に水素に起因した電子捕獲準位
が形成されることはない。ところが、亜酸化窒素は反応
性が低く、多結晶シリコン膜からなる浮遊ゲート電極を
酸窒化するためには900℃以上の温度が必要となる。
このため、900℃以上の高温での熱処理によりトンネ
ル絶縁膜が劣化してメモリセルの書換え信頼性が低下す
る。
は水素を持たない雰囲気中での加熱が可能であり、かつ
850℃以下の温度で浮遊ゲート電極を構成する多結晶
シリコン膜を窒化することができる。これにより、酸化
シリコン膜中に電子捕獲準位を増大させることなく、誘
電率を大きくすることができ、薄膜化が容易となる。
る場合には、例えば、シリコンの供給源としてモノシラ
ン,ジシラン,テトラエトキシシラン等を用い、酸素の
供給源としては亜酸化窒素,酸素等を用いる。化学気相
成長法で酸化シリコン膜を形成した場合には膜中に水素
が残存するため、熱酸化膜に比べて水素に起因した電子
捕獲準位が多くなる。したがって、水素を含まない雰囲
気中で加熱し、水素を除去する必要がある。水素が離脱
した後にはダングリングボンドが生成されるため、窒素
を導入してダングリングボンドを終端する。これによ
り、漏洩電流を低減できる。
ガス量を減少させると、堆積される酸化シリコン膜中の
原子数比Si/Oが増大する。Si/O比が0.5 より
大きい場合にはシリコンが過剰となり、一酸化窒素を含
むガス中で加熱することにより過剰のシリコンが窒化さ
れる。そこで、一酸化窒素中で熱処理後の絶縁膜中の酸
素と窒素の分布を調べた。
た場合の結果を図4に、Si/Oの原子数比が0.5 を
越える酸化シリコン膜をシリコン基板上に堆積した場合
について図5に示す。図4から熱酸化膜(Si/Oの原
子数比が0.5 )の場合には絶縁膜とシリコン基板との
界面をピークにして界面から2nm程度の範囲に窒素が
分布すること、図5からSi/Oの原子数比が0.5 を
越える場合には絶縁膜とシリコン基板との界面のほか、
絶縁膜中にも窒素が導入され、窒素の極大値が膜中に存
在することがわかる。導入される窒素量の増大に伴い、
誘電率が大きくなるため、SiO2 換算膜厚を薄くする
ことができる。
膜を一酸化窒素を含むガス中で加熱することにより応力
の小さい層間絶縁膜を形成でき、トンネル絶縁膜の低電
界漏洩電流を抑制することができる。
を持つメモリセルを用いて説明する。
を含んだ水溶液中に浸漬した後、フッ酸水溶液中で表面
酸化膜を除去し、これに続いてフィールド酸化膜2を形
成してから、シリコン基板1をパイロジェニック酸化に
より、850℃で膜厚9nmのSiO2 膜を形成し、ト
ンネル絶縁膜4とした。
法によりモノシランとホスフィンを用いて3×1020cm
-3のリンを含んだ多結晶シリコン膜を200nmだけ堆
積し、その後、窒素雰囲気中800℃で20分間加熱し
て、浮遊ゲート電極5とした。この後、多結晶シリコン
膜上に減圧化学気相成長法により亜酸化窒素を800sc
cm,モノシランを20sccmの流量で流して750℃で原
子数比Si/Oが約0.5 の酸化シリコン膜(膜厚18
nm)とした。
化窒素ガスに切り換え、850℃で15分間加熱して、
窒素を酸化シリコン膜中に導入し、層間絶縁膜6とし
た。
間絶縁膜6を次のようにして形成した。浮遊ゲート電極
5上に減圧化学気相成長法により亜酸化窒素を500sc
cm,モノシランを20sccmの流量で流して750℃でシ
リコン過剰な酸化シリコン膜(膜厚18nm)とした。
化窒素ガスに切り換え、850℃で15分間加熱して、
窒素を酸化シリコン膜中に導入し、層間絶縁膜6とし
た。
た。
ライ酸化雰囲気中で加熱し、膜厚5nmのSiO2 膜を
形成し、減圧化学気相成長法によりSi3N4膜を770
℃で膜厚13nm堆積した。続いて、900℃でSi3
N4膜をパイロジェニック酸化して膜厚5nmのSiO
2 膜を形成し、SiO2 換算膜厚15nmのONO膜を
もって層間絶縁膜6とした。
浮遊ゲート電極を構成する多結晶シリコン膜上に減圧化
学気相成長法でモノシランと亜酸化窒素とを用いて膜厚
5nmのSiO2 膜を堆積し、800℃で窒素雰囲気中
で10分間加熱後、減圧化学気相成長法によりSi3N4
膜を770℃で膜厚10nm堆積した。続いて、減圧化
学気相成長法でモノシランと亜酸化窒素とを用いて膜厚
5nmのSiO2 膜を堆積し、800℃でパイロジェニ
ック酸化を30分間行った。これにより、SiO2 換算
膜厚15nmのONO膜として層間絶縁膜6とした。
気相成長法によりモノシランとホスフィンを用いて3×
1020cm-3のリンを含んだ多結晶シリコン膜を200n
mだけ堆積し、その後窒素雰囲気中800℃で20分間
加熱することにより制御ゲート電極7を形成し、その後
ゲート加工を行ってから、ソース8,ドレイン9を形成
した。更に、硼素とリンとを含んだ酸化シリコン膜を堆
積した後加熱して平坦化した絶縁膜10を形成した。こ
の後ソース8,ドレイン9上にコンタクト穴を開け、そ
の上に電極3を形成して、図1に示すようなメモリセル
を作製した。
て書換え特性を評価した。ゲートの全面を用いた浮遊ゲ
ート電極5への電荷の注入(消去)をF−N電流で行
い、浮遊ゲート電極5とドレイン9との間を用いたF−
N電流による電荷の引抜きを書込み動作とした。消去を
行う際には、制御ゲート電極7に+12V,ソース8,
ドレイン9,基板1を0Vにしたパルスを印加して、し
きい値電圧を確認しながら消去を行った。書込みを行う
際には、制御ゲート電極7に−7V,ドレイン9に+
3.3V ,ソース8を開放にして、基板1を接地したパ
ルスを印加し、しきい値電圧を確認しながら書込みを行
った。
4に膜厚9nmのパイロジェニックSiO2 膜を用いた
メモリセルで、層間絶縁膜6を変えたときの書込み時間
の変動を図6に示す。層間絶縁膜6に単層酸化シリコン
膜を堆積し、一酸化窒素ガス中で加熱した場合には、酸
化シリコン膜の原子数比Si/Oによらず、ONO膜を
用いた場合と比べ、書込み時間の変動が抑えられてい
る。消去特性βについては四つのメモリセルとも差がな
かった。
書換え後のしきい値電圧の変動を図7に示す。しきい値
電圧の変動量は層間絶縁膜6の種類に依存して、熱酸化
によるONO膜,化学気相成長法によるONO膜,本発
明による一酸化窒素処理した酸化シリコン膜の順で少な
くなった。電荷保持特性に関しても、層間絶縁膜6に単
層酸化シリコン膜を堆積し、一酸化窒素ガス中で加熱し
た場合には、酸化シリコン膜の原子数比Si/Oによら
ず、ONO膜を用いた場合と比べ、書込み時間の変動が
抑えられている。
示した断面を持つキャパシタを用いて説明する。
素を含んだ水溶液中に浸漬した後、フッ酸水溶液中で表
面酸化膜を除去し、これに続いてフィールド酸化膜12
を形成した。次に、フッ酸水溶液中で洗浄してシリコン
基板11表面の自然酸化膜を除去後、減圧化学気相成長
法によりモノシランとホスフィンを用いて3×1020cm
-3のリンを含んだ多結晶シリコン膜を200nmだけ堆
積し、その後窒素雰囲気中800℃で20分間加熱し
て、ドライエッチングにより加工を行って下部電極13
とした。
長法により亜酸化窒素を800sccm,モノシランを20
sccmの流量で流して750℃で原子数比Si/Oが約
0.5の酸化シリコン膜(膜厚18nm)とした。
の一酸化窒素ガスに切り換え、850℃で15分間加熱
して、窒素を酸化シリコン膜中に導入し、絶縁膜14と
した。
形成方法としては、下部電極13上に減圧化学気相成長
法により亜酸化窒素を500sccm,モノシランを20sc
cmの流量で流して750℃でシリコン過剰の酸化シリコ
ン膜(膜厚18nm)を形成した。これに続いて、アル
ゴンで希釈した10%の一酸化窒素ガスに切り換え、8
50℃で15分間加熱して、窒素を酸化シリコン膜中に
導入し、絶縁膜14とした。
作製した。
長法により亜酸化窒素を800sccm,モノシランを20
sccmの流量で流して750℃で原子数比Si/Oが約
0.5の酸化シリコン膜(膜厚18nm)とした。これ
に続いて、窒素ガスに切り換え、850℃で30分間加
熱して、絶縁膜14とした。
シリコン膜を800℃でドライ酸化雰囲気中で加熱し、
膜厚5nmのSiO2 膜を形成し、減圧化学気相成長法
によりSi3N4膜を770℃で膜厚13nm堆積した。
続いて、900℃でSi3N4膜をパイロジェニック酸化
して膜厚5nmのSiO2 膜を形成し、SiO2 換算膜
厚15nmのONO膜をもって絶縁膜14とした。
下部電極13を構成する多結晶シリコン膜上に減圧化学
気相成長法でモノシランと亜酸化窒素とを用いて膜厚5
nmのSiO2 膜を堆積し、800℃で窒素雰囲気中で
10分間加熱後、減圧化学気相成長法によりSi3N4膜
を770℃で膜厚10nm堆積した。続いて、減圧化学
気相成長法でモノシランと亜酸化窒素とを用いて膜厚5
nmのSiO2 膜を堆積し、800℃でパイロジェニッ
ク酸化を30分間行った。これにより、SiO2換算膜厚
15nmのONO膜として絶縁膜14とした。
相成長法によりモノシランとホスフィンを用いてリンを
含んだ多結晶シリコン膜を200nmだけ堆積し、その
後窒素雰囲気中800℃で20分間加熱した。続いて、
ドライエッチングによりゲート加工を行って上部電極1
5を形成し、図2に示すようなキャパシタを作製した。
特性を評価した。単層の酸化シリコン膜を用いた場合に
は、ONO膜を用いた場合と比べ、Fowler−Nordheimト
ンネリングによって電流が流れるために図8に示すよう
に電界に対する電流密度の変化が急峻になる。一酸化窒
素を用いて窒素を導入することにより高電界での電流の
低下が見られた。計測装置の限界により、図8に示した
10-12A/cm2までしか測定できないが、図1に示す断
面を持つメモリセルの電荷保持特性で重要な1〜2MV
/cmの電界で十分低い漏洩電流になっていると考えられ
る。すなわち、化学気相成長法により堆積した酸化シリ
コン膜を一酸化窒素中で加熱した膜でも、不揮発性半導
体装置の層間絶縁膜,ONO膜と遜色の無い電流−電圧
特性を示すことが分かった。
に示す断面を持つMOSキャパシタを用いて説明する。
素を含んだ水溶液中に浸漬した後、フッ酸水溶液中で表
面酸化膜を除去し、これに続いてフィールド酸化膜42
を形成してから、シリコン基板41をパイロジェニック
酸化により、850℃で膜厚9nmのSiO2 膜を形成
し、トンネル絶縁膜43とした。トンネル絶縁膜43上
に、減圧化学気相成長法によりモノシランとホスフィン
を用いて3×1020cm-3のリンを含んだ多結晶シリコン
膜を200nmだけ堆積し、その後窒素雰囲気中800
℃で20分間加熱して、ゲート電極44とした。この
後、多結晶シリコン膜上に減圧化学気相成長法により亜
酸化窒素を800sccm,モノシランを20sccmの流量で
流して750℃で原子数比Si/Oが約0.5 の酸化シ
リコン膜(膜厚18nm)とした。
化窒素ガスに切り換え、20分間加熱して、窒素を酸化
シリコン膜中に導入し、ゲート電極上の絶縁膜45とし
た。
作製した。
相成長法により亜酸化窒素を800sccm,モノシランを
20sccmの流量で流して750℃で原子数比Si/Oが
約0.5 の酸化シリコン膜(膜厚18nm)とした。こ
れに続いて、窒素ガスに切り換え、800℃で30分間
加熱して、ゲート電極上の絶縁膜45とした。
ては、多結晶シリコン膜を800℃でドライ酸化雰囲気
中で加熱し、膜厚5nmのSiO2 膜を形成し、減圧化
学気相成長法によりSi3N4膜を770℃で膜厚13n
m堆積した。続いて、900℃でSi3N4膜をパイロジ
ェニック酸化して膜厚5nmのSiO2 膜を形成し、S
iO2 換算膜厚15nmのONO膜をもって電極上絶縁
膜45とした。
料としては、多結晶シリコン浮遊ゲート電極を構成する
多結晶シリコン膜上に減圧化学気相成長法でモノシラン
と亜酸化窒素とを用いて膜厚5nmのSiO2 膜を堆積
し、800℃で窒素雰囲気中で10分間加熱後、減圧化
学気相成長法によりSi3N4膜を770℃で膜厚10n
m堆積した。続いて、減圧化学気相成長法でモノシラン
と亜酸化窒素とを用いて膜厚5nmのSiO2 膜を堆積
し、800℃でパイロジェニック酸化を30分間行っ
た。これにより、SiO2 換算膜厚15nmのONO膜
として電極上絶縁膜45とした。
エッチングで加工して針当て用のコンタクト穴を形成
し、図3に示すようなMOSキャパシタを作成した。こ
の構造のMOSキャパシタを用いて、高電界ストレスに
よるトンネル絶縁膜43の特性変動を評価した。
電圧,10mA/cm2 )のゲート電圧の変動を示す。ス
トレス印加初期の正孔の捕獲によるゲート電圧の低下
は、どの場合にも違いが無かった。これに対し、電子の
捕獲量は熱酸化で形成したONO膜,化学気相成長(C
VD)法で形成したONO膜,本発明の順で小さくなっ
た。
/cmにおける漏洩電流を図10に示す。漏洩電流値は、
熱酸化で形成したONO膜,化学気相成長(CVD)法
で形成したONO膜,本発明の順で小さくなった。スト
レス印加後の電子の捕獲量,低電界漏洩電流ともに、電
極上絶縁膜を酸化シリコン膜で形成した場合には窒素中
で加熱したか、一酸化窒素中で加熱したかによらず、同
じであった。すなわち、化学気相成長法により酸化シリ
コン膜を堆積して電極上絶縁膜を形成することにより、
トンネル絶縁膜に及ぼす影響を低減することができる。
これは、メモリセルで書換えを繰り返すことによる書込
み時間の増大としきい値電圧の変動とが抑制されること
と対応していると考えられる。
トンネル絶縁膜の電子捕獲準位,低電界漏洩電流を抑制
することができ、書込み時間の増大が起こらず、電荷保
持特性の良好な不揮発性半導体記憶装置の製造方法を提
供することができる。
成したキャパシタの断面図。
中に窒素を導入した膜の二次イオン質量分析の結果の説
明図。
理した膜の二次イオン質量分析結果の説明図。
込み特性図。
荷保持特性の改善効果を示す説明図。
の改善効果を示す説明図。
絶縁膜のゲート電圧変動の改善効果を示す説明図。
ル絶縁膜の低電界漏洩電流の改善効果を示す説明図。
4…トンネル絶縁膜、5…浮遊ゲート電極、6…層間絶
縁膜、7…制御ゲート電極、8…ソース、9…ドレイ
ン、10…絶縁膜。
Claims (8)
- 【請求項1】第1導電型を有する半導体基板にトンネル
絶縁膜を介して設けられた浮遊ゲート電極と、前記浮遊
ゲート電極上に少なくとも一部分が積層する形で層間絶
縁膜を介して設けられた制御ゲート電極と、前記半導体
基板内に互いに分離して設けられた第2導電型のソー
ス,ドレイン領域を備えた電気的に書換え可能な不揮発
性半導体記憶装置の製造方法において、酸化シリコン膜
を形成後一酸化窒素を含むガス中で加熱することにより
酸窒化シリコン膜層を含む層間絶縁膜を持つことを特徴
とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項2】請求項1において、前記層間絶縁膜が酸化
シリコン膜を一酸化窒素を含むガス中で加熱してできる
単層膜からなる不揮発性半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項3】請求項1または2において、前記層間絶縁
膜が酸化シリコン膜を窒素、あるいはアルゴンで希釈し
た一酸化窒素ガス中で加熱してできる単層膜からなる不
揮発性半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項4】請求項1,2または3において、一酸化窒
素を含むガス中での加熱温度が850℃以下である不揮発
性半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項5】請求項1,2,3または4において、前記
酸化シリコン膜を化学気相成長法で形成する不揮発性半
導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項6】請求項1,2,3,4または5において、
前記酸化シリコン膜の原子数比Si/Oが0.5 より大
きい不揮発性半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項7】請求項2,3,4または5において、前記
層間絶縁膜が浮遊ゲート電極と層間絶縁膜との界面に窒
素の分布の最大値を持ち、かつ層間絶縁膜中の水素濃度
が0.5% 以下である不揮発性半導体記憶装置の製造方
法。 - 【請求項8】請求項2,3,4,5または6において、
前記層間絶縁膜が浮遊ゲート電極と層間絶縁膜との界面
と層間絶縁膜中の2ケ所に窒素の分布の極大値を持ち、
かつ層間絶縁膜中の水素濃度が0.5 %以下である不揮
発性半導体記憶装置の製造方法。
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