JPH09242833A - オートテンショナ - Google Patents
オートテンショナInfo
- Publication number
- JPH09242833A JPH09242833A JP4866796A JP4866796A JPH09242833A JP H09242833 A JPH09242833 A JP H09242833A JP 4866796 A JP4866796 A JP 4866796A JP 4866796 A JP4866796 A JP 4866796A JP H09242833 A JPH09242833 A JP H09242833A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiving piece
- push rod
- holding groove
- frame
- swing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes or chains
- F16H2007/0876—Control or adjustment of actuators
- F16H2007/0887—Control or adjustment of actuators the tension being a function of load
Landscapes
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長期間に亙る使用によっても、アクチュエー
タのプッシュロッドに有害なモーメント荷重が加わるの
を防止し、且つ、張力の変化を小さく抑える。 【構成】 プーリ2を枢支した揺動フレーム4に形成し
た保持溝16a内に円筒状の受片13aを、回転自在
に、且つ、脱落しない様に保持する。この受片13aの
回転に伴って、この受片13aの外周面のうち、プッシ
ュロッドの先端面と当接する部分が変化する。従って、
上記外周面の偏摩耗を防止して、上記目的を達成でき
る。
タのプッシュロッドに有害なモーメント荷重が加わるの
を防止し、且つ、張力の変化を小さく抑える。 【構成】 プーリ2を枢支した揺動フレーム4に形成し
た保持溝16a内に円筒状の受片13aを、回転自在
に、且つ、脱落しない様に保持する。この受片13aの
回転に伴って、この受片13aの外周面のうち、プッシ
ュロッドの先端面と当接する部分が変化する。従って、
上記外周面の偏摩耗を防止して、上記目的を達成でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係るオートテンショナ
は、自動車用エンジンのタイミングベルト、或はオルタ
ネータやコンプレッサ等の補機を駆動する為のベルト
(以下これらを総称して単に『ベルト』とする。)に適
正な張力を付与する為に利用する。
は、自動車用エンジンのタイミングベルト、或はオルタ
ネータやコンプレッサ等の補機を駆動する為のベルト
(以下これらを総称して単に『ベルト』とする。)に適
正な張力を付与する為に利用する。
【0002】
【従来の技術】温度変化等に拘らずベルトに適正な張力
を付与し続けるオートテンショナとして従来から、図9
に示す様な構造のオートテンショナが広く使用されてい
る。ベルト1に適正な張力を付与する為のプーリ2は、
固定の部分であるシリンダブロックの前面等に設けた枢
軸3を中心として揺動する揺動フレーム4に枢支されて
いる。そして、この揺動フレーム4と、上記シリンダブ
ロックの前面等の固定の部分との間に、アクチュエータ
5を設けている。周知の様にこのアクチュエータ5は、
上記前面等に固定されるシリンダ筒6内にばね7とダン
パ装置8とを内蔵して成る。又、このダンパ装置8は、
油等の粘性液体9中で軸方向(図9の上下方向)に変位
するピストン10と、このピストン10の上下両端同士
を連通する通油路に対して直列に配置された逆止弁11
とを備える。上記ピストン10にその基端部(図9の下
端部)を結合すると共にその先端部(図9の上端部)を
上記シリンダ筒6から突出させたプッシュロッド12に
は、上記ばね7の弾力により、上記シリンダ筒6から突
出する方向の弾力を付与している。そして、このプッシ
ュロッド12の先端面15を上記揺動フレーム4の一部
に固定した受片13に突き当てる事により、この揺動フ
レーム4に、図9で時計方向に揺動しようとする弾力を
付与している。従って上記プーリ2は、上記ばね7の弾
力に基づいて、上記ベルト1に向け弾性的に押圧され
る。又、上記ダンパ装置8は、上記プッシュロッド12
がシリンダ筒6に押し込まれる事に対して抵抗になる
(押し込まれる際には上記逆止弁11が閉じる)ので、
上記ベルト1が振動した場合でも上記プーリ2は、この
ベルト1を抑え付けて、上記振動が成長する事を防止す
る。
を付与し続けるオートテンショナとして従来から、図9
に示す様な構造のオートテンショナが広く使用されてい
る。ベルト1に適正な張力を付与する為のプーリ2は、
固定の部分であるシリンダブロックの前面等に設けた枢
軸3を中心として揺動する揺動フレーム4に枢支されて
いる。そして、この揺動フレーム4と、上記シリンダブ
ロックの前面等の固定の部分との間に、アクチュエータ
5を設けている。周知の様にこのアクチュエータ5は、
上記前面等に固定されるシリンダ筒6内にばね7とダン
パ装置8とを内蔵して成る。又、このダンパ装置8は、
油等の粘性液体9中で軸方向(図9の上下方向)に変位
するピストン10と、このピストン10の上下両端同士
を連通する通油路に対して直列に配置された逆止弁11
とを備える。上記ピストン10にその基端部(図9の下
端部)を結合すると共にその先端部(図9の上端部)を
上記シリンダ筒6から突出させたプッシュロッド12に
は、上記ばね7の弾力により、上記シリンダ筒6から突
出する方向の弾力を付与している。そして、このプッシ
ュロッド12の先端面15を上記揺動フレーム4の一部
に固定した受片13に突き当てる事により、この揺動フ
レーム4に、図9で時計方向に揺動しようとする弾力を
付与している。従って上記プーリ2は、上記ばね7の弾
力に基づいて、上記ベルト1に向け弾性的に押圧され
る。又、上記ダンパ装置8は、上記プッシュロッド12
がシリンダ筒6に押し込まれる事に対して抵抗になる
(押し込まれる際には上記逆止弁11が閉じる)ので、
上記ベルト1が振動した場合でも上記プーリ2は、この
ベルト1を抑え付けて、上記振動が成長する事を防止す
る。
【0003】尚、上記受片13は、揺動フレーム4が鋼
製の場合には、この揺動フレーム4の一部を高周波焼き
入れ等で硬化する事により、この揺動フレーム4と一体
に造る。又、揺動フレーム4が、アルミニウム合金、マ
グネシウム合金、亜鉛合金等の軽合金製である場合に
は、鋼等の硬質材によりこの揺動フレーム4とは別体に
造られた受片13を、この揺動フレーム4に結合固定し
ている。何れの場合でも、受片13の一部で上記プッシ
ュロッド12の先端面15が突き当てられる受面14が
平面である場合には、次に述べる様な問題が生じる。
製の場合には、この揺動フレーム4の一部を高周波焼き
入れ等で硬化する事により、この揺動フレーム4と一体
に造る。又、揺動フレーム4が、アルミニウム合金、マ
グネシウム合金、亜鉛合金等の軽合金製である場合に
は、鋼等の硬質材によりこの揺動フレーム4とは別体に
造られた受片13を、この揺動フレーム4に結合固定し
ている。何れの場合でも、受片13の一部で上記プッシ
ュロッド12の先端面15が突き当てられる受面14が
平面である場合には、次に述べる様な問題が生じる。
【0004】即ち、上記揺動フレーム4は、前記ベルト
1の張力変動に伴って枢軸3を中心に揺動するので、上
記受面14と上記プッシュロッド12の先端面15とを
平行のままにしておく事は不可能である。従って、上記
揺動フレーム4の揺動変位に伴ってこれら受面14と先
端面15とが、図10に示す様に片当たりする事が避け
られない。この図10に示す様な片当たり状態では、上
記受面14からプッシュロッド12に対して、単なるス
ラスト荷重以外のモーメント荷重が加わり、このプッシ
ュロッド12の軸方向変位が円滑に行なわれなくなった
り、著しい場合にはプッシュロッド12の耐久性を損な
う等の問題を生じる。この様な問題は、上記先端面15
を半球面状に加工すれば解消できるが、この様な加工は
面倒で、オートテンショナのコストを上昇させる原因と
なる為、好ましくない。
1の張力変動に伴って枢軸3を中心に揺動するので、上
記受面14と上記プッシュロッド12の先端面15とを
平行のままにしておく事は不可能である。従って、上記
揺動フレーム4の揺動変位に伴ってこれら受面14と先
端面15とが、図10に示す様に片当たりする事が避け
られない。この図10に示す様な片当たり状態では、上
記受面14からプッシュロッド12に対して、単なるス
ラスト荷重以外のモーメント荷重が加わり、このプッシ
ュロッド12の軸方向変位が円滑に行なわれなくなった
り、著しい場合にはプッシュロッド12の耐久性を損な
う等の問題を生じる。この様な問題は、上記先端面15
を半球面状に加工すれば解消できるが、この様な加工は
面倒で、オートテンショナのコストを上昇させる原因と
なる為、好ましくない。
【0005】この様な事情に鑑みて、実公平7−476
34号公報には、図11に示す様に、揺動フレーム4の
一部に欠円筒状の保持溝16を形成すると共に、この保
持溝16内に、転がり軸受用ころの如き円柱状の受片1
3aを圧入固定し、この受片13aの外周面に上記プッ
シュロッド12の先端面15を突き当てる構造が記載さ
れている。この様な構造によれば、上記揺動フレーム4
の揺動変位に拘らず、上記プッシュロッド12に、有害
なモーメント荷重が加わる事はない。
34号公報には、図11に示す様に、揺動フレーム4の
一部に欠円筒状の保持溝16を形成すると共に、この保
持溝16内に、転がり軸受用ころの如き円柱状の受片1
3aを圧入固定し、この受片13aの外周面に上記プッ
シュロッド12の先端面15を突き当てる構造が記載さ
れている。この様な構造によれば、上記揺動フレーム4
の揺動変位に拘らず、上記プッシュロッド12に、有害
なモーメント荷重が加わる事はない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図11に示した従来構
造の場合、受片13aの外周面でプッシュロッド12の
先端面15が突き当てられる部分が円筒面である限り、
このプッシュロッド12に有害なモーメント荷重が加わ
る事はない。ところが、上記外周面と先端面15とは限
られた面積でのみ当接する(線接触する)為、長期間に
亙る使用に伴って上記外周面が摩耗し、上記突き当てら
れた部分が次第に平坦になる。この様に受片13aの外
周面の一部が平坦面になると、前述の図9〜10に示し
た従来構造の場合と同様に、上記プッシュロッド12に
有害なモーメント荷重が加わる。又、上記外周面が摩耗
する事に伴って、アクチュエータ5に内蔵したばね7の
弾力に基づき、上記プッシュロッド12から揺動フレー
ム4に付与される弾性が変化(低下)し、ベルト1に適
正な張力を付与できなくなる。本発明のオートテンショ
ナは、この様な事情に鑑みて発明したものである。
造の場合、受片13aの外周面でプッシュロッド12の
先端面15が突き当てられる部分が円筒面である限り、
このプッシュロッド12に有害なモーメント荷重が加わ
る事はない。ところが、上記外周面と先端面15とは限
られた面積でのみ当接する(線接触する)為、長期間に
亙る使用に伴って上記外周面が摩耗し、上記突き当てら
れた部分が次第に平坦になる。この様に受片13aの外
周面の一部が平坦面になると、前述の図9〜10に示し
た従来構造の場合と同様に、上記プッシュロッド12に
有害なモーメント荷重が加わる。又、上記外周面が摩耗
する事に伴って、アクチュエータ5に内蔵したばね7の
弾力に基づき、上記プッシュロッド12から揺動フレー
ム4に付与される弾性が変化(低下)し、ベルト1に適
正な張力を付与できなくなる。本発明のオートテンショ
ナは、この様な事情に鑑みて発明したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のオートテンショ
ナは、前述した従来のオートテンショナと同様に、固定
の部分に設けられた枢軸と、この枢軸を中心とする揺動
自在に支持された揺動フレームと、この揺動フレームの
一部で上記枢軸から外れた部分にこの枢軸と平行に設け
られた変位軸と、この変位軸の周囲に回転自在に支持さ
れたプーリと、上記固定の部分と上記揺動フレームとの
間に設けられ、この揺動フレームに上記枢軸を中心とし
て回転する方向の弾力を付与するアクチュエータとを備
える。又、このアクチュエータは、上記揺動フレームの
一部に設けられた受片にプッシュロッドの先端面を弾性
的に突き当てる事により、上記揺動フレームに対して上
記弾力を付与するものである。特に、本発明のオートテ
ンショナに於いては、上記受片が、上記揺動フレームの
一部に形成された保持溝内に回転自在に、且つこの保持
溝からの脱落を防止した状態で保持された円柱状部材で
ある。
ナは、前述した従来のオートテンショナと同様に、固定
の部分に設けられた枢軸と、この枢軸を中心とする揺動
自在に支持された揺動フレームと、この揺動フレームの
一部で上記枢軸から外れた部分にこの枢軸と平行に設け
られた変位軸と、この変位軸の周囲に回転自在に支持さ
れたプーリと、上記固定の部分と上記揺動フレームとの
間に設けられ、この揺動フレームに上記枢軸を中心とし
て回転する方向の弾力を付与するアクチュエータとを備
える。又、このアクチュエータは、上記揺動フレームの
一部に設けられた受片にプッシュロッドの先端面を弾性
的に突き当てる事により、上記揺動フレームに対して上
記弾力を付与するものである。特に、本発明のオートテ
ンショナに於いては、上記受片が、上記揺動フレームの
一部に形成された保持溝内に回転自在に、且つこの保持
溝からの脱落を防止した状態で保持された円柱状部材で
ある。
【0008】
【作用】上述の様に構成される本発明のオートテンショ
ナの場合には、使用時に揺動フレームが揺動する事に伴
って、この揺動フレームに形成した保持溝内で受片が回
転する。従って、この受片の外周面のうち、プッシュロ
ッドの先端面と当接する位置が次々と変化する。この結
果、この受片の外周面の摩耗が、全周に亙って均一に進
行し、この外周面の一部で上記プッシュロッドの先端面
が突き当たる部分が平坦になる事がない。この結果、長
期間に亙る使用後に於いても、ベルトの張力変動に伴っ
て揺動フレームが揺動変位した場合に、上記プッシュロ
ッドに有害なモーメント荷重が加わる事を防止できる。
又、摩耗に伴う受片の直径変化も小さく抑えられる為、
ベルトに付与する張力の変動も小さく抑えられる。
ナの場合には、使用時に揺動フレームが揺動する事に伴
って、この揺動フレームに形成した保持溝内で受片が回
転する。従って、この受片の外周面のうち、プッシュロ
ッドの先端面と当接する位置が次々と変化する。この結
果、この受片の外周面の摩耗が、全周に亙って均一に進
行し、この外周面の一部で上記プッシュロッドの先端面
が突き当たる部分が平坦になる事がない。この結果、長
期間に亙る使用後に於いても、ベルトの張力変動に伴っ
て揺動フレームが揺動変位した場合に、上記プッシュロ
ッドに有害なモーメント荷重が加わる事を防止できる。
又、摩耗に伴う受片の直径変化も小さく抑えられる為、
ベルトに付与する張力の変動も小さく抑えられる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜2は、本発明の実施の形態
の第1例を示している。尚、本発明の特徴は、揺動フレ
ーム4に設ける受片13aを回転自在にする事によりこ
の受片13aの外周面の摩耗を防止し、アクチュエータ
5を構成するプッシュロッド12(図9)に有害なモー
メント荷重が加わる事を防止すると共に、ベルト1(図
9)に付与する張力の適正化を図る点にある。その他の
部分の構造及び作用は、前述した従来構造と同様である
ので、重複する図示及び説明を省略若しくは簡略にし、
以下、本発明の特徴部分を中心に説明する。
の第1例を示している。尚、本発明の特徴は、揺動フレ
ーム4に設ける受片13aを回転自在にする事によりこ
の受片13aの外周面の摩耗を防止し、アクチュエータ
5を構成するプッシュロッド12(図9)に有害なモー
メント荷重が加わる事を防止すると共に、ベルト1(図
9)に付与する張力の適正化を図る点にある。その他の
部分の構造及び作用は、前述した従来構造と同様である
ので、重複する図示及び説明を省略若しくは簡略にし、
以下、本発明の特徴部分を中心に説明する。
【0010】揺動フレーム4は、アルミニウム合金、マ
グネシウム合金、亜鉛合金等の軽合金のダイキャスト成
形、或はメタルインジェクション成形により造られてお
り、一端に円筒部17を有する。オートテンショナの組
立時にはこの円筒部17を、滑り軸受18を介して枢軸
3(図9)の周囲に、揺動自在に支持する。又、上記円
筒部17の端部外周面から直径方向(図1の上方)に連
続した揺動板部19の先端部(図1の上端部)には有底
短円筒状の内輪部材(図示せず)を、変位軸を構成する
ボルトとナット20とにより固定している。そして、こ
の内輪部材の周囲にプーリ2を、この内輪部材を含んで
構成される深溝型玉軸受を介して、回転自在に支持して
いる。
グネシウム合金、亜鉛合金等の軽合金のダイキャスト成
形、或はメタルインジェクション成形により造られてお
り、一端に円筒部17を有する。オートテンショナの組
立時にはこの円筒部17を、滑り軸受18を介して枢軸
3(図9)の周囲に、揺動自在に支持する。又、上記円
筒部17の端部外周面から直径方向(図1の上方)に連
続した揺動板部19の先端部(図1の上端部)には有底
短円筒状の内輪部材(図示せず)を、変位軸を構成する
ボルトとナット20とにより固定している。そして、こ
の内輪部材の周囲にプーリ2を、この内輪部材を含んで
構成される深溝型玉軸受を介して、回転自在に支持して
いる。
【0011】更に、上記円筒部17の外周面から直径方
向(図1の左方向)に延び、上記揺動板部19の基端部
(図1の下端部)が連続する揺動腕部21の先端面(図
1の下面)には、半円筒形よりも少し円筒形に近い、欠
円筒状の保持溝16aを形成している。そして、この保
持溝16a内に受片13aを、回転自在に挿入してい
る。この受片13aは、円筒ころ軸受用のころとして一
般的に使用されている、軸受鋼(例えばSUJ2等の高
炭素クロム軸受鋼)製のものを使用する。この受片13
aの外径寸法Dは、上記保持溝16aの内径寸法Rより
も僅かに小さく、上記保持溝16aの深さ寸法Hよりも
大きい値を有する。但し、この深さ寸法Hは、上記外径
寸法D及び内径寸法Rの1/2よりも大きくする(H<
D<R<2H)。従って、上記受片13aを保持溝16
a内に挿入した状態でこの受片13aは、この保持溝1
6a内に回転自在に保持され、且つその一部が上記揺動
腕部21の先端面から突出する。
向(図1の左方向)に延び、上記揺動板部19の基端部
(図1の下端部)が連続する揺動腕部21の先端面(図
1の下面)には、半円筒形よりも少し円筒形に近い、欠
円筒状の保持溝16aを形成している。そして、この保
持溝16a内に受片13aを、回転自在に挿入してい
る。この受片13aは、円筒ころ軸受用のころとして一
般的に使用されている、軸受鋼(例えばSUJ2等の高
炭素クロム軸受鋼)製のものを使用する。この受片13
aの外径寸法Dは、上記保持溝16aの内径寸法Rより
も僅かに小さく、上記保持溝16aの深さ寸法Hよりも
大きい値を有する。但し、この深さ寸法Hは、上記外径
寸法D及び内径寸法Rの1/2よりも大きくする(H<
D<R<2H)。従って、上記受片13aを保持溝16
a内に挿入した状態でこの受片13aは、この保持溝1
6a内に回転自在に保持され、且つその一部が上記揺動
腕部21の先端面から突出する。
【0012】更に、上記保持溝16aの軸方向両端部
(図2の上下方向両端部)の直径方向反対位置には、そ
れぞれこの保持溝16aの直径方向内方にかしめ付ける
事により、かしめ部22、22を形成している。直径方
向反対位置に形成した、互いに対となるかしめ部22、
22の先端同士の間隔dは、上記受片13aの外径寸法
Dよりも小さくしている。従って、この受片13aが、
上記保持溝16aの軸方向両端開口から抜け出る事はな
い。又、上述した様に、保持溝16aは半円筒形よりも
少し円筒形に近く、この保持溝16aの開口部の幅寸法
Wは上記外径寸法Dよりも小さい(W<D)。従って上
記受片13aはこの保持溝16a内に、回転自在に、且
つこの保持溝16aからの脱落を防止した状態で保持さ
れている。
(図2の上下方向両端部)の直径方向反対位置には、そ
れぞれこの保持溝16aの直径方向内方にかしめ付ける
事により、かしめ部22、22を形成している。直径方
向反対位置に形成した、互いに対となるかしめ部22、
22の先端同士の間隔dは、上記受片13aの外径寸法
Dよりも小さくしている。従って、この受片13aが、
上記保持溝16aの軸方向両端開口から抜け出る事はな
い。又、上述した様に、保持溝16aは半円筒形よりも
少し円筒形に近く、この保持溝16aの開口部の幅寸法
Wは上記外径寸法Dよりも小さい(W<D)。従って上
記受片13aはこの保持溝16a内に、回転自在に、且
つこの保持溝16aからの脱落を防止した状態で保持さ
れている。
【0013】尚、上述の様な受片13aと対向するプッ
シュロッド12の先端面15(図9参照)は、単なる平
坦面として、このプッシュロッド12の製作コストの上
昇を抑える。又、上記受片13aの外周面とプッシュロ
ッド12の先端面15との当接位置が、この先端面15
のほぼ中央部直径方向に位置する様に、前記揺動フレー
ム4とアクチュエータ5(図9参照)との取付け位置関
係を規制する。
シュロッド12の先端面15(図9参照)は、単なる平
坦面として、このプッシュロッド12の製作コストの上
昇を抑える。又、上記受片13aの外周面とプッシュロ
ッド12の先端面15との当接位置が、この先端面15
のほぼ中央部直径方向に位置する様に、前記揺動フレー
ム4とアクチュエータ5(図9参照)との取付け位置関
係を規制する。
【0014】上述の様に構成される本発明のオートテン
ショナの場合には、使用時に揺動フレーム4が揺動する
事に伴って、この揺動フレーム4に形成した保持溝16
a内で受片13aが回転する。従って、この受片13a
の外周面のうち、プッシュロッド12の先端面15と当
接する位置が次々と変化する。この結果、この受片13
aの外周面の摩耗が、全周に亙って均一に進行し、この
外周面の一部で上記プッシュロッド12の先端面15が
突き当たる部分が平坦になる事がない。この結果、使用
開始直後は勿論、長期間に亙る使用後に於いても、ベル
ト1の張力変動に伴って揺動フレーム4が揺動変位した
場合に、上記プッシュロッド12に有害なモーメント荷
重が発生する事を防止できる。又、摩耗に伴う受片13
aの直径変化も小さく抑えられる。この為、アクチュエ
ータ5に内蔵したばね7(図9)により上記プッシュロ
ッド12に付与される弾性の変化量が少なくて済み、ベ
ルト1に付与する張力の変動を小さく抑える事ができ
る。
ショナの場合には、使用時に揺動フレーム4が揺動する
事に伴って、この揺動フレーム4に形成した保持溝16
a内で受片13aが回転する。従って、この受片13a
の外周面のうち、プッシュロッド12の先端面15と当
接する位置が次々と変化する。この結果、この受片13
aの外周面の摩耗が、全周に亙って均一に進行し、この
外周面の一部で上記プッシュロッド12の先端面15が
突き当たる部分が平坦になる事がない。この結果、使用
開始直後は勿論、長期間に亙る使用後に於いても、ベル
ト1の張力変動に伴って揺動フレーム4が揺動変位した
場合に、上記プッシュロッド12に有害なモーメント荷
重が発生する事を防止できる。又、摩耗に伴う受片13
aの直径変化も小さく抑えられる。この為、アクチュエ
ータ5に内蔵したばね7(図9)により上記プッシュロ
ッド12に付与される弾性の変化量が少なくて済み、ベ
ルト1に付与する張力の変動を小さく抑える事ができ
る。
【0015】次に、図3〜4は、本発明の実施の形態の
第2例を示している。本例の場合には、受片13aを回
転自在に保持する為、揺動腕部21の先端面(図2の下
面)に形成した保持溝16bを、片側(図4の下側)が
塞がれた形状としている。そして、この様な保持溝16
b内に受片13aを挿入後、この保持溝16bの開口端
部にかしめ部22、22を形成して、この保持溝16b
から受片13aが抜け出る事を防止している。その他の
構成及び作用は、上述した第1例の場合と同様である。
第2例を示している。本例の場合には、受片13aを回
転自在に保持する為、揺動腕部21の先端面(図2の下
面)に形成した保持溝16bを、片側(図4の下側)が
塞がれた形状としている。そして、この様な保持溝16
b内に受片13aを挿入後、この保持溝16bの開口端
部にかしめ部22、22を形成して、この保持溝16b
から受片13aが抜け出る事を防止している。その他の
構成及び作用は、上述した第1例の場合と同様である。
【0016】次に、図5〜6は、本発明の実施の形態の
第3例を示している。本例の場合には、保持溝16a内
に受片13aを挿入後、揺動腕部21の先端部両側に形
成した係止孔に1対の係止ピン23、23を、この保持
溝16a両端部を直径方向に横切る状態で圧入して、こ
の保持溝16aから受片13aが抜け出る事を防止して
いる。その他の構成及び作用は、前述した第1例の場合
と同様である。
第3例を示している。本例の場合には、保持溝16a内
に受片13aを挿入後、揺動腕部21の先端部両側に形
成した係止孔に1対の係止ピン23、23を、この保持
溝16a両端部を直径方向に横切る状態で圧入して、こ
の保持溝16aから受片13aが抜け出る事を防止して
いる。その他の構成及び作用は、前述した第1例の場合
と同様である。
【0017】次に、図7〜8は、本発明の実施の形態の
第4例を示している。本例の場合には、保持溝16a内
に受片13aを挿入後、保持溝16a両端部内側に、そ
れぞれがC字形である1対の止め輪24、24を、保持
溝16aの両端部内周面に形成した係合溝に係合させる
事により係止して、この保持溝16aから受片13aが
抜け出る事を防止している。その他の構成及び作用は、
前述した第1例の場合と同様である。
第4例を示している。本例の場合には、保持溝16a内
に受片13aを挿入後、保持溝16a両端部内側に、そ
れぞれがC字形である1対の止め輪24、24を、保持
溝16aの両端部内周面に形成した係合溝に係合させる
事により係止して、この保持溝16aから受片13aが
抜け出る事を防止している。その他の構成及び作用は、
前述した第1例の場合と同様である。
【0018】
【発明の効果】本発明のオートテンショナは、以上に述
べた通り構成され作用するので、長期間に亙る使用に拘
らず、アクチュエータのプッシュロッドに有害なモーメ
ント荷重が加わる事を防止して、このアクチュエータの
円滑な作動及び耐久性確保を図れる。又、ベルトに付与
する張力の変動を小さく抑える事もできる。
べた通り構成され作用するので、長期間に亙る使用に拘
らず、アクチュエータのプッシュロッドに有害なモーメ
ント荷重が加わる事を防止して、このアクチュエータの
円滑な作動及び耐久性確保を図れる。又、ベルトに付与
する張力の変動を小さく抑える事もできる。
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す、揺動フレ
ームの正面図。
ームの正面図。
【図2】図1のA矢視図。
【図3】本発明の実施の形態の第2例を示す、揺動フレ
ームの正面図。
ームの正面図。
【図4】図3のB矢視図。
【図5】本発明の実施の形態の第3例を示す、揺動フレ
ームの正面図。
ームの正面図。
【図6】図5のC矢視図。
【図7】本発明の実施の形態の第4例を示す、揺動フレ
ームの正面図。
ームの正面図。
【図8】図7のD矢視図。
【図9】従来のオートテンショナの第1例を示す部分縦
断正面図。
断正面図。
【図10】従来構造の第1例で、揺動フレームが枢軸を
中心に揺動した状態を示す、図9のE部拡大図。
中心に揺動した状態を示す、図9のE部拡大図。
【図11】従来のオートテンショナの第2例を示す、部
分正面図。
分正面図。
1 ベルト 2 プーリ 3 枢軸 4 揺動フレーム 5 アクチュエータ 6 シリンダ筒 7 ばね 8 ダンパ装置 9 粘性液体 10 ピストン 11 逆止弁 12 プッシュロッド 13、13a 受片 14 受面 15 先端面 16、16a、16b 保持溝 17 円筒部 18 滑り軸受 19 揺動板部 20 ナット 21 揺動腕部 22 かしめ部 23 係止ピン 24 止め輪
Claims (1)
- 【請求項1】 固定の部分に設けられた枢軸と、この枢
軸を中心とする揺動自在に支持された揺動フレームと、
この揺動フレームの一部で上記枢軸から外れた部分にこ
の枢軸と平行に設けられた変位軸と、この変位軸の周囲
に回転自在に支持されたプーリと、上記固定の部分と上
記揺動フレームとの間に設けられ、この揺動フレームに
上記枢軸を中心として回転する方向の弾力を付与するア
クチュエータとを備え、このアクチュエータは、上記揺
動フレームの一部に設けられた受片にプッシュロッドの
先端面を弾性的に突き当てる事により、上記揺動フレー
ムに対して上記弾力を付与するものであるオートテンシ
ョナに於いて、上記受片が、上記揺動フレームの一部に
形成された保持溝内に回転自在に、且つこの保持溝から
の脱落を防止した状態で保持された円柱状部材である事
を特徴とするオートテンショナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4866796A JPH09242833A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | オートテンショナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4866796A JPH09242833A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | オートテンショナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09242833A true JPH09242833A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=12809689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4866796A Pending JPH09242833A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | オートテンショナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09242833A (ja) |
-
1996
- 1996-03-06 JP JP4866796A patent/JPH09242833A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060127 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060418 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060822 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |