JPH09279461A - 生分解性不織布およびその製造方法 - Google Patents

生分解性不織布およびその製造方法

Info

Publication number
JPH09279461A
JPH09279461A JP8092110A JP9211096A JPH09279461A JP H09279461 A JPH09279461 A JP H09279461A JP 8092110 A JP8092110 A JP 8092110A JP 9211096 A JP9211096 A JP 9211096A JP H09279461 A JPH09279461 A JP H09279461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
melting point
point component
fiber
nonwoven fabric
low melting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8092110A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Nagaoka
孝一 長岡
Shigetaka Nishimura
重孝 西村
Keiko Sakota
恵子 迫田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unitika Ltd filed Critical Unitika Ltd
Priority to JP8092110A priority Critical patent/JPH09279461A/ja
Publication of JPH09279461A publication Critical patent/JPH09279461A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)
  • Multicomponent Fibers (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所要の生分解性能を達成可能であるとともに
不織布の機械的特性に優れ、しかも紡出糸条の冷却性お
よび開繊性に優れ、かつ熱接着機能を有する生分解性不
織布を得る。 【解決手段】 複合長繊維からなる長繊維不織ウエブが
部分的に熱圧接されて所定の形態が保持された不織布を
構成する。前記複合長繊維は、生分解性を有する第1の
脂肪族ポリエステルからなる高融点成分Aとこの高融点
成分Aよりも融点の低い生分解性を有する第2の脂肪族
ポリエステルからなる低融点成分Bとから形成される交
互積層型複合長繊維である。この交互積層型複合長繊維
はそれぞれ複数の高融点成分と低融点成分とが繊維横断
面において交互に積層され、しかも高融点成分Aおよび
低融点成分Bが繊維軸方向に連続するとともに繊維表面
に露出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療・衛生材料、
生活資材あるいは一般産業資材など、幅広い用途に用い
られる生分解性不織布およびその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】生分解性不織布としては、例えば、コッ
トン、麻、羊毛、レーヨン、キチン、アルギン酸等のよ
うな天然繊維由来の生分解性不織布が知られている。し
かし、これらの生分解性不織布は一般的に親水性であ
り、優れた吸水性を有するものであるが、反面、これら
の不織布は湿潤環境下での強力や寸法安定性の低下が著
しく、一部の用途への展開には限界があった。さらに、
これらの不織布は非熱可塑性であることから、熱成形性
を有さず加工性に劣るものであった。
【0003】これらの問題を解決する生分解性不織布と
しては、特開平5−93318号公報または特開平5−
195407号公報に生分解性を有する熱可塑性重合体
を用いた不織布が開示されている。しかし、これらにお
いては、紡出糸条の冷却性および可紡性に劣るためスパ
ンボンド法による製造は困難であり、しかも全融タイプ
となるので得られた不織布の機械的特性および柔軟性に
劣るものであった。これは、一般的に生分解性を有する
重合体の融点および結晶化温度が低く、しかも結晶化速
度が遅いことに起因する。すなわち、溶融紡出後の冷
却、牽引細化、捕集、堆積工程において、糸条間で密着
が発生するために充分な開繊を行なうことができないた
め、得られる不織布の地合いを損なうこととなり、また
生分解速度の制御も困難である等の問題を生じることと
なる。
【0004】また、従来の、一成分のみから構成される
単一型、単一中空型等の繊維横断面をもつ長繊維は、ス
パンボンド法による不織布の製造に際し、融点および結
晶化温度の比較的高い生分解性を有する重合体を用いて
紡出糸条の冷却性および開繊性を重視すると、得られる
不織布の生分解性能に劣ることとなる。逆に、生分解性
能を重視し融点および結晶化温度の比較的低い生分解性
を有する重合体を用いると、紡出糸条の冷却性および開
繊性が劣ることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題を解決するもので、所要の生分解性能を達成可能で
あるとともに不織布の機械的特性に優れ、しかも紡出糸
条の冷却性および開繊性に優れ、かつ熱接着機能を有す
る生分解性不織布およびこれらの製造方法を提供しよう
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明は、以下の構成を要旨とするものである。 (1)複合長繊維からなる長繊維不織ウエブが部分的に
熱圧接されて所定の形態が保持されてなる不織布であっ
て、前記複合長繊維が生分解性を有する第1の脂肪族ポ
リエステルからなる高融点成分とこの高融点成分よりも
融点の低い生分解性を有する第2の脂肪族ポリエステル
からなる低融点成分とから形成される交互積層型複合長
繊維であり、この交互積層型複合長繊維はそれぞれ複数
の高融点成分と低融点成分とが繊維横断面において交互
に積層され、しかも高融点成分および低融点成分が繊維
軸方向に連続するとともに繊維表面に露出していること
を特徴とする生分解性不織布。 (2)複合長繊維からなる長繊維不織ウエブが部分的に
熱圧接されて所定の形態が保持されてなる不織布の製造
方法であって、前記複合長繊維を生分解性を有する第1
の脂肪族ポリエステルからなる高融点成分とこの高融点
成分よりも融点の低い生分解性を有する第2の脂肪族ポ
リエステルからなる低融点成分とを用いて形成し、それ
ぞれ複数の高融点成分と低融点成分とが繊維横断面にお
いて交互に積層され、しかも高融点成分および低融点成
分が繊維軸方向に連続するとともに繊維表面に露出する
ような交互積層型複合長繊維を溶融紡糸し、この交互積
層型複合長繊維を牽引速度2000m/分以上で牽引細
化した後、長繊維不織ウエブとなし、この長繊維不織ウ
エブを熱圧接装置により部分的に熱圧接させることを特
徴とする生分解性不織布の製造方法。
【0007】本発明によれば、長繊維の繊維横断面にお
いて、それぞれ複数の高融点成分と低融点成分とが交互
に積層された状態で配置されており、しかもこの高融点
成分と低融点成分とが繊維軸方向に連続するとともに繊
維表面に露出していることから、生分解性能には劣るが
冷却性および開繊性に優れる高融点成分を細分化すると
ともに、冷却性および開繊性には劣るが生分解性能に優
れる低融点成分を細分化することができる。これによ
り、冷却性、開繊性および生分解性能のいずれにも優れ
る不織布を得ることができるのである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に適用される長繊維は、生
分解性を有する脂肪族ポリエステル2成分により形成さ
れる。すなわち、本発明に適用される長繊維は、高融点
成分の脂肪族ポリエステルと低融点成分の脂肪族ポリエ
ステルとで構成された複合長繊維である。一般に、高融
点成分は、紡出糸条の冷却性および開繊性には優れるも
のの、結晶化度が高いため生分解性能には劣り、逆に、
低融点成分は、紡出糸条の冷却性および開繊性には劣る
ものの、結晶化度が低いため生分解性能には優れる。例
えば、繊維横断面が高融点成分単相の場合には、製糸性
および不織布化には優れるものの、目標とする生分解性
能を得ることができない。一方、繊維横断面が低融点成
分単相の場合には、紡出糸条の冷却性に劣り不織布すら
得ることができない。本発明によれば、繊維横断面にお
いて、生分解性能には劣るが冷却性および開繊性に優れ
る高融点成分を細分化するとともに、冷却性および開繊
性には劣るが生分解性能に優れる低融点成分を細分化
し、細分化した両成分を繊維横断面の方向に交互に積層
させることにより、冷却性、開繊性および生分解性能の
いずれにも優れる不織布を得ることができるのである。
【0009】従って、本発明における長繊維では、高融
点成分と低融点成分との融点差を5℃以上とすることが
好ましく、さらに好ましくは10℃以上とするのが良
い。高融点成分と低融点成分との融点差が5℃未満であ
ると、繊維横断面が単相の場合のような全融タイプに近
づくため、次工程における不織布の部分熱圧接において
低融点成分のみならず高融点成分であっても熱的なダメ
ージを生じることとなり、得られる不織布は機械的特性
と柔軟性とを伴せ持つことができないものとなる。
【0010】まず、本発明における交互配列型複合長繊
維を形成する生分解性脂肪族ポリエステルについて説明
する。高融点成分はポリブチレンサクシネートであるこ
とが好ましい。低融点成分は、ブチレンサクシネートを
主繰り返し単位とし、これに他の脂肪族ポリエステルを
構成する繰り返し単位要素を共重合させたものであるこ
とが好ましい。前記ブチレンサクシネ−トに共重合せし
める他の脂肪族ポリエステルとしては、例えば、ポリグ
リコール酸やポリ乳酸のようなポリ(α−ヒドロキシ
酸)またはこれらを構成する繰り返し単位要素による共
重合体が挙げられる。また、ポリ(ε−カプロラクト
ン)、ポリ(β−プロピオラクトン)のようなポリ(ω
−ヒドロキシアルカノエート)が、さらに、ポリ−3−
ヒドロキシプロピオネート、ポリ−3−ヒドロキシブチ
レート、ポリ−3−ヒドロキシカプロエート、ポリ−3
−ヒドロキシヘプタノエート、ポリ−3−ヒドロキシオ
クタノエートのようなポリ(β−ヒドロキシアルカノエ
ート)およびこれらを構成する繰り返し単位要素とポリ
−3−ヒドロキシバリレートやポリ−4−ヒドロキシブ
チレートを構成する繰り返し単位要素との共重合体が挙
げられる。また、ジオールとジカルボン酸の縮重合体か
らなるものとして、例えば、ポリエチレンオキサレー
ト、ポリエチレンサクシネート、ポリエチレンアジペー
ト、ポリエチレンアゼテート、ポリブチレンオキサレー
ト、ポリブチレンアジペート、ポリブチレンセバケー
ト、ポリヘキサメチレンセバケート、ポリネオペンチル
オキサレートまたはこれらを構成する繰り返し単位要素
による共重合体が挙げられる。また、これらの脂肪族ポ
リエステルを複数ブレンドして用いることもできる。以
上の脂肪族ポリエステルのなかで、ポリエチレンサクシ
ネートならびにポリブチレンアジペートが、製糸性およ
び生分解性能に優れるなどの理由により、特に好適に用
いられる。
【0011】前記低融点成分を構成する共重合体におい
ては、ブチレンサクシネートの共重合量比が70〜90
モル%であることが好ましい。ブチレンサクシネートの
共重合量比が70モル%未満であると、生分解性能には
優れるものの、紡出糸条の冷却性および開繊性に劣り、
目的とする長繊維ひいては不織布が得られないこととな
る。逆に、90モル%を超えると、冷却性および開繊性
には優れるものの、生分解性能に劣り本発明の目的とす
るものではなくなる。
【0012】本発明で適用する重合体のメルトフロレー
ト値(以降、MFR値と記す)は、高融点成分が20〜
70g/10分であり、低融点成分が15〜50g/1
0分であることが好ましい。このMFR値は、ASTM
−D−1238(E)記載の方法に準じて測定したもの
である。高融点成分のMFR値が20g/10分未満お
よび/または低融点成分のMFR値が15g/10分未
満であると、あまりにも高粘度であるため、紡出糸条の
細化がスムーズに行われず操業性を損なう結果となり、
しかも得られる繊維は太繊度で均斉度に劣るものとな
る。逆に、高融点成分のMFR値が70g/10分を超
え、および/または低融点成分のMFR値が50g/1
0分を超えると、あまりにも低粘度であるため、複合断
面が不安定となるばかりか、紡糸工程において糸切れが
発生し操業性を損なうとともに、得られる不織布の機械
的特性が劣る結果となる。これらの理由により、高融点
成分のMFR値は25〜65g/10分、低融点成分の
MFR値は18〜45g/10分であることがさらに好
ましい。
【0013】また、高融点成分の粘度は低融点成分の粘
度より低い方が好ましい。一般に、熱可塑性樹脂の複合
紡糸においては、低粘度成分が高粘度成分を被覆する傾
向がある。すなわち、本発明においては、生分解性能に
は劣るものの紡出糸条の冷却性に優れる高融点成分を低
粘度にすることにより、繊維表面における低融点成分の
露出比率を減少させ、紡出糸条の密着を防止しさらに開
繊性を良化させるとともに、両成分による積層構造を安
定化できるのである。
【0014】本発明において、高融点成分および低融点
成分に適用される脂肪族ポリエステルは、数平均分子量
が約20,000以上、好ましくは40,000以上、
さらに好ましくは60,000以上のものが、製糸性お
よび得られる糸条の特性の点で良い。また、重合度を高
めるために少量のジイソシアネートやテトラカルボン酸
二無水物などで鎖延長したものでも良い。
【0015】本発明において適用される長繊維において
は、その構成成分のうちの少なくとも低融点成分中に結
晶核剤が添加されていることが好ましい。結晶核剤を添
加することにより、溶融紡出後に固化しにくい結晶性の
低い重合体であっても、紡出糸条間に密着が発生するの
を防止することができる。また、結晶核剤は、重合工程
あるいは溶融工程で添加するが、その際、得られる糸の
機械的性能および均斉度を向上させるため、できる限り
均一分散させておくことが好ましい。
【0016】結晶核剤としては、粉末状の無機物であ
り、かつ溶融液に溶解しないものであれば特に制限をう
けないが、タルク、炭酸カルシウム、酸化チタン、窒化
ホウ素、シリカゲル、酸化マグネシウムなどが通常用い
られ、これらの中でも特に、タルクまたは酸化チタンま
たはこれらの混合物が好適に用いられる。
【0017】結晶核剤としての無機粉末の平均粒径は5
μm以下であるのが好ましい。平均粒径が5μmを超え
ると、繊度のより細かな繊維が得られにくくなる傾向が
生じたり、あるいは吐出孔を複数備えている紡糸口金内
の濾過フィルターに目詰まりが発生しやすくなり、紡糸
操業性が低下する傾向が生じる。これら理由により、結
晶核剤としての無機粉末の平均粒径は5μm以下、好ま
しくは4μm以下、さらに好ましくは3μm以下が良
い。
【0018】結晶核剤としての無機粉末の嵩比容は、2
〜10cc/gであるのが好ましく、3〜8cc/gで
あるのがより好ましい。なお、嵩比容は、単位重量当り
の無機粉末の体積のことである。嵩比容が大きくなれば
なるほど、無機粉末の表面積が大きくなり、結晶核剤と
しての効果を増大させることになる。無機粉末の嵩比容
が2cc/g未満であると、結晶核剤としての効果が低
減し、そのために結晶核剤の添加量(重合体中への含有
量)を多くしなければならず、得られる長繊維ひいては
不織布の機械的強度は低下する。また、嵩比容が10c
c/gを超える無機粉末の製造は困難であり、このよう
な無機粉末を得ようとすると、無機粉末のコストが高騰
し、ひいては得られる長繊維のコストも高騰する結果と
なる。
【0019】また、結晶核剤は、高融点成分中への結晶
核剤の添加量をQA (重量%)とし、低融点成分中への
結晶核剤の添加量をQB (重量%)としたときに、
(1)式および(2)式を満足するように添加されてい
ることが好ましい。 [(ΔTA +ΔTB)/100]−2 /3 ≦QA +QB ≦[(ΔTA +ΔTB)/100]+4 …(1) QA ≦QB …(2) 但し、ΔTA =高融点成分の融点−高融点成分の結晶化
温度≧35 ΔTB =低融点成分の融点−低融点成分の結晶化温度≧
35 結晶核剤の全添加量QA +QB (重量%)が(1)式で
定義された上限を超えると、紡出糸条の冷却効果は高い
ものの、製糸性が低下するとともに得られた長繊維ひい
ては不織布の機械的性能が劣り好ましくない。逆に、結
晶核剤の全添加量QA +QB (重量%)が(1)式で定
義された下限より低くなると、紡出糸条の冷却性が低下
して紡出糸条間に密着が発生し、目標とする不織布を得
ることが困難となる。また、高融点成分中への結晶核剤
の添加量QA (重量%)が、低融点成分中への結晶核剤
の添加量QB (重量%)よりも多くなると、高融点成分
の冷却性はさらに向上するが、低融点成分の冷却性が低
くなり、これによって紡出糸条間に密着が発生しやすく
なるため好ましくない。
【0020】ところで、(1)式において、ΔTは各成
分の融点と結晶化温度との差であるが、製糸工程におい
ては、このΔTが小さいほうが紡出糸条の冷却性は向上
する。本発明の重合体において、ΔTは通常35以上と
大きくなるが、結晶核剤を添加することにより効果的に
紡出糸条の冷却を促進することができるのである。
【0021】なお、本発明においては高融点成分または
低融点成分に、あるいは両成分ともに、必要に応じて、
例えば艶消し剤、顔料、光安定剤、耐候剤、酸化防止剤
などの各種添加剤を本発明の効果を損なわない範囲内で
添加することができる。
【0022】次に、本発明に適用される複合長繊維の繊
維横断面形状について説明する。本発明の交互積層型複
合断面においては、それぞれ複数の高融点成分と低融点
成分とが繊維横断面において交互に積層され、しかも高
融点成分および低融点成分が繊維軸方向に連続するとと
もに繊維表面に露出していることが必要である。それぞ
れ複数の高融点成分と低融点成分とが積層されているこ
とにより、例えば、低融点成分が冷却性および開繊性に
劣る重合体であっても、隣接する高融点成分により紡出
糸条の冷却性および開繊性を向上できるのである。ま
た、高融点成分が生分解性能に劣る重合体であっても隣
接する低融点成分の生分解性能が優れるため、経時的に
低融点成分が分解すると高融点成分が繊度がごく小さい
薄片として取り残される状態となり、不織布としての生
分解性能には優れる結果となるのである。また、高融点
成分および低融点成分のいずれもが繊維軸方向に連続し
ていることが、繊維横断面の安定性、製糸性および繊維
の機械的特性を高めるために必要である。また、前記両
成分のいずれもが繊維表面に露出していることが、紡出
糸条の冷却性、開繊性の向上および生分解性能の促進、
制御のために必要である。
【0023】本発明に適用される複合長繊維の繊維横断
面において、高融点成分と低融点成分との積層数の合計
が4以上であり、かつ複合長繊維の単糸繊度が1.5〜
10デニールであることが必要である。積層数の合計が
4未満であると、紡出糸条の冷却性、延伸性および分解
性能に劣ることとなる。すなわち、本発明の交互積層断
面において、個々の層が大きいほど、紡出糸条の冷却
性、延伸性および分解性能には劣る結果となるのであ
る。しかも、積層数の合計は、複合長繊維の繊度にもと
づいて制御する必要がある。すなわち、1.5 d(デニ
ール)等の細繊度の場合には、積層数の合計が多過ぎる
と、製糸工程中において断面形状が不安定になるばかり
か糸切れが発生し易くなるので、好ましくない。逆に1
0d 等の太繊度の場合には、積層数の合計が少な過ぎる
と、紡出糸条の冷却性および延伸性に劣り、さらに各成
分の片が大きくなるのであるから分解性能が劣る結果と
なる。この理由により、積層数の合計が4〜16である
のがさらに好ましい。この積層片の大きさは、個々に異
っていても良い。また複合長繊維の単糸繊度が1.5d
未満であると、紡糸口金内の樹脂流動の不安定さ、製糸
工程における糸切れの多発、生産量の低下、繊維断面形
状の不安定さ等が生じるので、好ましくない。逆に、1
0d を越えると、紡出糸条の冷却性に劣るとともに分解
性能にも劣る結果となる。この理由により、単糸繊度が
2d 〜8d であるのがさらに好ましい。
【0024】本発明に適用される複合長繊維は、高融点
成分/低融点成分の複合比が1/3〜3/1(重量比)
であることが好ましい。複合比がこの範囲を外れると紡
出糸条の冷却性、開繊性および生分解性能の全てを併せ
て満足することができず、さらに、繊維横断面形状の不
安定さを誘発するため好ましくない。例えば、高融点成
分/低融点成分の複合比が1/3を超えると、生分解性
能には優れるものの、紡出糸条の冷却性、開繊性には劣
る結果となる。逆に、高融点成分/低融点成分の複合比
が3/1を超えると、紡出糸条の冷却性、開繊性には優
れるものの、生分解性能には劣る結果となる。さらに例
えば、高融点成分が生分解性能に劣る重合体であれば、
低融点成分の複合比を上げることにより生分解速度を促
進させることができる。この理由により、さらに好まし
くは1/2〜2/1(重量比)が良い。
【0025】次に、本発明の生分解性不織布の製造方法
について説明する。本発明の生分解性不織布の製造は、
通常の複合紡糸装置を用いて行なうことができる。ま
ず、前述したところの生分解性を有する脂肪族ポリエス
テルすなわち高融点成分としてポリブチレンサクシネー
ト、低融点成分としてブチレンサクシネートの共重合量
比が70〜90モル%であるブチレンサクシネートを主
繰り返し単位とした共重合ポリエステルを好適材料とし
てこれを別々に溶融し、高融点成分/低融点成分の複合
比が1/3〜3/1(重量比)となるように個別に計量
した後、前述の両成分の各セグメント数、単糸繊度を満
足する交互積層型の繊維横断面構造を形成可能な複合紡
糸口金より紡出糸条を吐出する。
【0026】このような交互積層型複合長繊維を得るた
めの紡糸口金の模式図を図1に示す。ここで1は中間プ
レートであり、高融点成分の導入孔2と低融点成分の導
入孔3とを有する。4は口金で、この口金4は、導入孔
2、3より吐出された高融点成分と低融点成分とを部位
5で合流させて張り合わせることで、複合流を形成させ
る。そして、この張り合わされた複合流は、静止型混練
素子6を配設した誘導孔7に導入され、交互積層型複合
流として吐出孔8より紡出される。得られる長繊維にお
ける繊維断面での積層数は、静止型混練素子6の数によ
り決定される。なお、交互積層型複合長繊維を得るため
の紡糸口金は、このような構成のみに限定されるもので
はない。
【0027】図2、3、4は、本発明にもとづく交互積
層型複合長繊維の断面構造を例示するものである。ここ
で、Aは高融点成分を示し、Bは低融点成分を示す。
【0028】紡出した繊維は、公知の冷却装置にて冷却
する。次いで、エアーサッカーを用いて目標繊度となる
よう牽引細化して引き取る。牽引細化した複合長繊維は
公知の開繊器具にて開繊せしめた後、スクリーンコンベ
アなどの移動式捕集面上に開繊堆積させて長繊維不織ウ
エブとする。その後、この長繊維不織ウエブを熱圧接装
置を用い部分的に熱圧接して生分解性不織布を得るので
ある。
【0029】本発明の生分解性不織布の製造方法におい
ては、用いる重合体、特に低融点成分を構成する重合体
に前述の結晶核剤を添加することにより、紡出糸条の密
着を防止し、冷却性、開繊性を向上させることができ
る。
【0030】溶融紡糸において、紡糸温度は、用いる脂
肪族ポリエステルによって異なるものの、少なくとも重
合体のMFR値と繊維形成性すなわち製糸性とを勘案す
れば適宜設定することができる。通常は、紡糸温度を重
合体の融点より少なくとも40℃高い温度とし、特に1
20〜300℃とするのが好ましい。紡糸温度が120
℃未満であると、未溶融物が発生したり、重合体の溶融
粘度が高過ぎるため溶融押出機を用いて重合体を押出す
ことが困難となり、逆に、紡糸温度が300℃を超える
と、重合体が熱分解をし始めるため、いずれも好ましく
ない。
【0031】牽引細化については、牽引速度は2000
m/分以上であることが必要であり、特に2500m/
分以上とすると不織布の寸法安定性が向上するため好適
である。牽引速度が2000m/分未満であると、糸条
の配向が不十分なため糸条が密着するとともに開繊性も
悪化し、目標とする不織布が得られないこととなる。
【0032】長繊維不織ウエブに部分的な熱圧接処理を
施し所定の形態を保持させるに際しては、加熱されたエ
ンボスロールと表面が平滑な金属ロールとを用いて長繊
維間に点状融着区域を形成する方法、あるいは超音波融
着装置を用いパターンロール上で超音波による高周波を
印加してパターン部の長繊維間に点状融着区域を形成す
る方法が採用される。
【0033】前記部分的な熱圧接とは、構成繊維間にお
いて、低融点成分どうしが熱圧接されることでウエブの
形態を保持し、少なくとも高融点成分どうしは融着され
ず構成繊維どうしの完全融着を防止し得るような熱圧接
をいい、このような部分的熱圧接とすることにより、所
定の不織布形態を保持しつつ生分解性能および柔軟性を
発揮させることができる。
【0034】部分的熱圧接により形成された圧接領域
は、長繊維不織ウエブの全表面積に対して特定の領域を
有するものであり、具体的には、個々の熱圧接領域は丸
型、楕円型、菱型、三角型、T字型、井型など任意の形
状であって良いが、0.07〜1.5mm2 の面積を有
し、その密度すなわち圧接点密度が10〜120点/c
2 、好ましくは20〜60点/cm2 であるのが良
い。圧接点密度が10点/cm2 未満であると得られる
不織布の機械的特性や寸法安定性が向上せず、逆に、圧
接点密度が120点/cm2 を超えると柔軟性と嵩高性
が向上せず、いずれも好ましくない。また、ウエブの全
表面積に対する全熱圧接領域の面積の比すなわち圧接面
積率は3〜40%好ましくは4〜30%であるのが良
い。この圧接面積率が3%未満であると得られる不織布
の寸法安定性に劣り好ましくない。逆に、圧接面積率が
40%を超えると、得られた不織布の柔軟性および嵩高
性を損なうとともに、生分解性能にも劣ることとなるた
め好ましくない。
【0035】加熱されたエンボスロールを用いる場合、
ロールの表面温度すなわち加工温度は低融点成分の融点
以下の温度としなければならない。低融点成分の融点を
超えると、熱圧接装置に重合体が固着し操業性を著しく
損なうばかりか、不織布の風合いが硬くなり柔軟な不織
布が得られない。
【0036】超音波融着装置を用いる場合、周波数が約
20kHzの通常ホーンと呼称される超音波発振器と、
円周上に点状または帯状に凸状突起部を具備するパター
ンロールとからなる装置が採用される。前記超音波発振
器の下部に前記パターンロールが配設され、長繊維不織
ウエブを超音波発振器とパターンロールとの間に通すこ
とにより部分的に熱融着することができる。このパター
ンロールに配設される凸状突起部1列あるいは複数列で
あっても良く、また、その配設が複数列の場合には、並
列あるいは千鳥型のいずれの配列でも良い。
【0037】なお、部分的な熱圧接処理は、連続工程あ
るいは別工程のいずれで行っても良い。また、熱圧接処
理については、前述の加熱されたエンボスロールあるい
は超音波融着装置のいずれを選択しても良いが、不織布
の使用用途に応じ、特に柔軟性が要求される医療・衛生
材料や拭き取り布などの一般生活関連材としては、超音
波融着装置を用いると、優れた性能を有する不織布を得
ることができる。
【0038】本発明の生分解性不織布の目付けは、使用
目的により選択されるため特に限定されるものではない
が、一般的には10〜150g/m2 の範囲が好まし
く、より好ましくは15〜70g/m2 の範囲である。
目付けが10g/m2 未満では柔軟性および生分解速度
には優れるものの機械的強力に劣り実用的ではない。逆
に、目付けが150g/m2 を超えると、不織布が硬い
風合いのものとなり、柔軟性に劣るものとなる。
【0039】
【実施例】次に、実施例に基づき本発明を具体的に説明
するが、本発明は、これらの実施例によって何ら限定さ
れるものではない。
【0040】以下の実施例において、各物性値の測定は
次の方法により行った。
【0041】・MFR(メルトフローレート)値(g/
10分);ASTM−D−1238(E)に記載の方法
に準じて温度190℃で測定した。
【0042】・融点(℃);パーキンエルマ社製示差走
査型熱量計DSC−2型を用い、試料重量を5mg、昇
温速度を20℃/分として測定して得た融解吸熱曲線の
極値を与える温度を融点(℃)とした。 ・結晶化温度(℃);パーキンエルマ社製示差走査型熱
量計DSC−2型を用い、試料重量を5mg、降温速度
を20℃/分として測定して得た固化発熱曲線の極値を
与える温度を結晶化温度(℃)とした。 ・冷却性;紡出糸条を目視して下記の4段階にて評価し
た。
【0043】◎;密着糸が認められない。 ○;密着糸がわずかではあるが認められる。 △;密着糸があり、繊維が一部集束している。
【0044】×;大部分が密着し、開繊不可能である。
【0045】・開繊性;開繊器具より吐出した紡出糸条
にて形成された長繊維不織ウエブを、目視にて下記の4
段階にて評価した。 ◎;構成繊維が分繊され、密着糸および収束糸が全く認
められない。
【0046】○;密着糸および収束糸がわずかではある
が認められる。 △;密着糸および収束糸があり、開繊性がやや不良であ
る。 ×;構成繊維の大部分が密着し、開繊性が不良である。
【0047】・目付け(g/m2 );標準状態の試料か
ら試料長が10cm、試料幅が10cmの試料片10点
を作成し平衡水分にした後、各試料片の重量(g)を秤
量し、得られた値の平均値を単位面積当たりに換算し、
目付け(g/m2 )とした。 ・不織布の強力(kg/5cm幅);JIS−L−10
96Aに記載の方法に準じて測定した。すなわち、試料
長が20cm、試料幅が5cmの試料片10点を作成
し、試料片毎に不織布の縦方向について、定速伸張型引
張り試験機(東洋ボールドウイン社製テンシロンUTM
−4−1−100)を用いて、引張り速度10cm/分
で伸張し、得られた切断時荷重値の平均値を強力(kg
/5cm幅)とした。 ・生分解性能;不織布を土中に埋設し、6ヶ月後に取り
出し、不織布がその形態を保持していない場合、あるい
は、その形態を保持していても強力が埋設前の強力初期
値に対して50%以下に低下している場合、生分解性能
が良好(;○)であるとし、強力が埋設前の強力初期値
に対して75%以下に低下している場合、生分解性能が
良好(;△)であるとし、強力が埋設前の強力初期値に
対して75%を超える場合、生分解性能が不良(;×)
であると評価した。 実施例1 高融点成分として、MFR値が30g/10分で融点1
14℃、結晶化温度75℃のポリブチレンサクシネート
を、低融点成分として、MFR値が20g/10分で融
点102℃、結晶化温度52℃のブチレンサクシネート
/エチレンサクシネート=85/15(モル%)の共重
合ポリエステルを用いて、交互積層型複合長繊維よりな
る不織布を製造した。
【0048】すなわち、前記2成分を、高融点成分/低
融点成分の複合比が1/1(重量比)となるように個別
に計量した後、個別のエクストルーダ型溶融押出し機を
用いて温度180℃で溶融し、図2に示すような繊維横
断面(丸形、積層数合計8)となる紡糸口金を用い、単
孔吐出量1.9g/分で交互積層型複合長繊維を溶融紡
出した。この紡出糸条を公知の冷却装置にて冷却した
後、口金の下方に設置したエアーサッカーを用いて、牽
引速度4200m/分で牽引細化して引き取った。次い
で、公知の開繊器具にて開繊し、移動するスクリーンコ
ンベア上に単糸繊度4.1デニールの複合長繊維からな
る不織ウエブとして開繊堆積させた。
【0049】この不織ウエブをエンボスロールからなる
熱圧接装置にて熱圧接して、目付けが30g/m2 の生
分解性不織布を得た。熱圧接条件としては、面積が0.
6mm2 の彫刻模様で圧接点密度が20点/cm2 、圧
接面積率が15%で配設された熱エンボスロールと、表
面が平滑な金属ロールとを用い、加工温度を95℃とし
た。このときの製糸操業性、得られた不織布の物性、生
分解性能を、表1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】実施例2 図2に示すような丸形の繊維横断面であるが、その積層
数合計を4とした。また紡糸口金の単孔吐出量を0.6
g/分とした。そして、それ以外は実施例1と同一条件
として、交互積層型複合長繊維を溶融紡出した。この紡
出糸条を公知の冷却装置にて冷却した後、口金の下方に
設置したエアーサッカーを用いて、牽引速度3600m
/分で牽引細化して引き取った。次いで、公知の開繊器
具にて開繊し、移動するスクリーンコンベア上に単糸繊
度1.5デニールの複合長繊維からなる不織ウエブとし
て開繊堆積させた。この不織ウエブを実施例1と同一条
件で熱圧接して、目付けが30g/m2 の生分解性不織
布を得た。このときの製糸操業性、得られた不織布の物
性、生分解性能を、表1に示す。 実施例3 図2に示すような丸形の繊維横断面であるが、その積層
数合計を16とした。また紡糸口金の単孔吐出量を3.
9g/分とした。そして、それ以外は実施例1と同一条
件として、交互積層型複合長繊維を溶融紡出した。この
紡出糸条を公知の冷却装置にて冷却した後、口金の下方
に設置したエアーサッカーを用いて、牽引速度4800
m/分で牽引細化して引き取った。次いで、公知の開繊
器具にて開繊し、移動するスクリーンコンベア上に単糸
繊度7.3デニールの複合長繊維からなる不織ウエブと
して開繊堆積させた。この不織ウエブを実施例1と同一
条件で熱圧接して、目付けが30g/m2 の生分解性不
織布を得た。このときの製糸操業性、得られた不織布の
物性、生分解性能を、表1に示す。 実施例4 実施例1と同一条件で、単糸繊度4.1デニールの交互
積層型複合長繊維不織ウエブを製造した。そして、この
不織ウエブを超音波熱融着機を用いて部分熱圧接した。
超音波融着に際しては、面積が0.6mm2 の彫刻模様
で圧接点密度が20点/cm2 、圧接面積率が15%で
配設されたロールを用い、超音波の周波数を19.15
kHzとした。このときの製糸操業性、得られた不織布
の物性、生分解性能を、表1に示す。 実施例5 実施例1と同一の高融点成分および低融点成分を用い、
図3に示すような繊維横断面(中空、積層数合計8)と
なる紡糸口金を用い、単孔吐出量を1.82g/分、高
融点成分/低融点成分の複合比を1/1(重量比)とし
て、交互積層型複合長繊維を溶融紡出した。この紡出糸
条を公知の冷却装置にて冷却した後、口金の下方に設置
したエアーサッカーを用いて、牽引速度4000m/分
で牽引細化して引き取った。次いで、公知の開繊器具に
て開繊し、移動するスクリーンコンベア上に単糸繊度
4.1デニールの複合長繊維からなる不織ウエブとして
開繊堆積させた。この不織ウエブを実施例1と同一条件
で熱圧接して、目付けが30g/m2 の生分解性不織布
を得た。このときの製糸操業性、得られた不織布の物
性、生分解性能を、表1に示す。 実施例6 実施例1と同一の高融点成分および低融点成分を用い、
図4に示すような繊維横断面(三葉、積層数合計8)と
なる紡糸口金を用い、単孔吐出量を1.85g/分、高
融点成分/低融点成分の複合比を1/1(重量比)とし
て、交互積層型複合長繊維を溶融紡出した。この紡出糸
条を公知の冷却装置にて冷却した後、口金の下方に設置
したエアーサッカーを用いて、牽引速度4100m/分
で牽引細化して引き取った。次いで、公知の開繊器具に
て開繊し、移動するスクリーンコンベア上に単糸繊度
4.1デニールの複合長繊維からなる不織ウエブとして
開繊堆積させた。この不織ウエブを実施例1と同一条件
で熱圧接して、目付けが30g/m2 の生分解性不織布
を得た。このときの製糸操業性、得られた不織布の物
性、生分解性能を、表1に示す。 実施例7 高融点成分として、実施例1と同一のポリブチレンサク
シネートを、低融点成分として、MFR値が20g/1
0分で融点94℃、結晶化温度48℃のブチレンサクシ
ネート/ブチレンアジペート=80/20(モル%)の
共重合ポリエステルを用いて、交互積層型複合長繊維よ
りなる不織布を製造した。すなわち、前記2成分を、高
融点成分/低融点成分の複合比が1/1(重量比)とな
るようにして紡糸温度170℃で溶融し、図2に示すよ
うな繊維横断面(丸形、積層数合計8)となる紡糸口金
を用い、単孔吐出量1.9g/分で交互積層型複合長繊
維を溶融紡出した。この紡出糸条を公知の冷却装置にて
冷却した後、口金の下方に設置したエアーサッカーを用
いて、牽引速度3900m/分で牽引細化して引き取っ
た。次いで、公知の開繊器具にて開繊し、移動するスク
リーンコンベア上に単糸繊度4.4デニールの複合長繊
維からなる不織ウエブとして開繊堆積させた。
【0052】この不織ウエブを、熱融着温度を87℃と
した以外は実施例1と同一条件で熱圧接して、目付けが
30g/m2 の生分解性不織布を得た。このときの製糸
操業性、得られた不織布の物性、生分解性能を、表1に
示す。 実施例8 高融点成分および低融点成分に結晶核剤としてタルクと
酸化チタンとを各々0.5wt%添加した。また牽引速
度を4300m/分とした。そして、それ以外は実施例
1と同様にして生分解性不織布を得た。このときの製糸
操業性、得られた不織布の物性、生分解性能を、表1に
示す。 比較例1 実施例1と同一条件で、単糸繊度4デニールの交互積層
型複合長繊維からなる不織ウエブを形成した。そして、
このウエブを低融点成分の融点以上の105℃の加工温
度で熱圧接して、目付けが30g/m2 の生分解性不織
布を得た。このときの製糸操業性、得られた不織布の物
性、生分解性能を、表2に示す。
【0053】
【表2】
【0054】比較例2 高融点成分として、実施例1と同一のポリブチレンサク
シネートを、低融点成分として、MFR値が20g/1
0分で融点84℃、結晶化温度22℃のブチレンサクシ
ネート/ブチレンアジペート=60/40(モル%)の
共重合ポリエステルを用いた。すなわち、ブチレンサク
シネート/ブチレンアジペートの共重合モル比を、本発
明における好ましい範囲から外れたものとした。
【0055】そして、高融点成分/低融点成分の複合比
を1/1(重量比)として紡糸温度160℃で溶融し、
図2に示すような繊維横断面(丸形、積層数合計8)と
なる紡糸口金を用い、単孔吐出量1.9g/分で交互積
層型複合長繊維を溶融紡出した。この紡出糸条を公知の
冷却装置にて冷却した後、口金の下方に設置したエアー
サッカーを用いて、牽引速度3600m/分で牽引細化
して引き取った。次いで、公知の開繊器具にて開繊し、
移動するスクリーンコンベア上に単糸繊度4.8デニー
ルの複合長繊維からなる不織ウエブとして開繊堆積させ
た。このときの製糸操業性を表2に示す。 比較例3 実施例1と同一の高融点成分および低融点成分を用い
た。しかし、紡糸口金は、本発明とは関係のない繊維断
面が芯鞘型となるものを用いた。そして、高融点成分が
芯部となるとともに、低融点成分が鞘部になるようにし
て、両者の複合比を1/1(重量比)とし、単孔吐出量
1.9g/分で芯鞘型の複合長繊維を溶融紡出した。
【0056】この紡出糸条を公知の冷却装置にて冷却し
た後、口金の下方に設置したエアーサッカーを用いて、
牽引速度3400m/分で牽引細化して引き取った。次
いで、公知の開繊器具にて開繊し、移動するスクリーン
コンベア上に単糸繊度5.0デニールの複合長繊維から
なる不織ウエブとして開繊堆積させた。このときの製糸
操業性を表2に示す。 比較例4 実施例1と同一の高融点成分および低融点成分を用い
た。しかし、紡糸口金は、本発明とは関係のない繊維断
面が並列型(丸形、積層数合計2)となるものを用い
た。そして、両者の複合比を1/1(重量比)とし、単
孔吐出量1.9g/分で並列型複合長繊維を溶融紡出し
た。
【0057】この紡出糸条を公知の冷却装置にて冷却し
た後、口金の下方に設置したエアーサッカーを用いて、
牽引速度3400m/分で牽引細化して引き取った。次
いで、公知の開繊器具にて開繊し、移動するスクリーン
コンベア上に単糸繊度5.0デニールの複合長繊維から
なる不織ウエブとして開繊堆積させた。このときの製糸
操業性を表2に示す。 比較例5 実施例1の高融点成分のみを用い、繊維断面が丸形にな
る紡糸口金を用いて、単相の不織布を製造した。すなわ
ち、この高融点成分を180℃で溶融し、単孔吐出量
1.9g/分の条件下で、単相型長繊維を溶融紡出し
た。
【0058】この紡出糸条を公知の冷却装置にて冷却し
た後、口金の下方に設置したエアーサッカーを用いて、
牽引速度4400m/分で牽引細化して引き取った。次
いで、公知の開繊器具にて開繊し、移動するスクリーン
コンベア上に単糸繊度3.9デニールの長繊維からなる
不織ウエブとして開繊堆積させた。
【0059】この不織ウエブを、熱融着温度を107℃
とした以外は実施例1と同一条件で熱圧接して、目付け
が30g/m2 の生分解性不織布を得た。このときの製
糸操業性、得られた不織布の物性、生分解性能を、表2
に示す。 比較例6 実施例1の低融点成分のみを用い、繊維断面が丸形にな
る紡糸口金を用いて、単相の不織布を製造した。すなわ
ち、この高融点成分を170℃で溶融し、単孔吐出量
1.9g/分の条件下で、単相型長繊維を溶融紡出し
た。
【0060】この紡出糸条を公知の冷却装置にて冷却し
た後、口金の下方に設置したエアーサッカーを用いて、
牽引速度3200m/分で牽引細化して引き取った。次
いで、公知の開繊器具にて開繊し、移動するスクリーン
コンベア上に単糸繊度5.3デニールの長繊維からなる
不織ウエブとして開繊堆積させた。このときの製糸操業
性を表2に示す。
【0061】上述の表1より明らかなように、実施例1
で得られた不織布は、本発明にもとづく交互積層型複合
長繊維を適用しているので、紡出糸条の冷却性および開
繊性に優れ、また不織布の機械的性能に優れたものであ
った。また、この不織布を6か月間にわたって土中に埋
設し、その後に掘り出して観察したところ、不織布とし
ての形態を保持しておらず、良好な生分解性を有するこ
とが認められた。
【0062】実施例2では、実施例1のものよりも積層
数が少ないが繊度を小さくした交互積層複合型長繊維を
適用しているので、実施例1の場合と同様に、紡出糸条
の冷却性および開繊性に優れ、また不織布の機械的性能
に優れたものであった。また、不織布の生分解性も良好
であった。
【0063】実施例3では、実施例1のものよりも太繊
度であるが、積層数を多くした交互積層複合型長繊維を
適用しているので、実施例1の場合と同様に、紡出糸条
の冷却性および開繊性に優れていた。不織布の機械的性
能は実施例1の場合よりもやや劣るものの、生分解性能
については良好な結果が得られた。
【0064】実施例4では、実施例1で得られたのと同
じウエブを超音波融着機を用いて一体化しているので、
機械的性能にやや劣るものの、実施例1の場合よりも柔
軟性に優れた不織布が得られた。また良好な生分解性を
有することが認められた。
【0065】実施例5では、実施例1のものと同じ高融
点成分および低融点成分を用い、かつ中空の交互積層断
面よりなる複合長繊維を適用しているので、実施例1の
ものと同一繊度でありながら、さらに良好な生分解性を
有することが認められた。
【0066】実施例6では、実施例1のものと同じ高融
点成分および低融点成分を用い、かつ三葉の交互積層断
面よりなる複合長繊維を適用しているので、実施例1の
ものと同一繊度でありながら、さらに良好な生分解性を
有することが認められた。
【0067】実施例7では、低融点成分において実施例
1の場合よりも共重合比が大きいが、その共重合量比は
本発明における好適な範囲内であり、また紡糸温度を低
下させ、交互積層型複合長繊維を適用しているので、紡
出糸条の冷却性および開繊性は良好であった。得られた
不織布は、実施例1のものよりもやや機械的性能に劣る
ものの、さらに良好な生分解性を有することが認められ
た。
【0068】実施例8では、重合体中に結晶核剤が入っ
ているので、紡出糸条の冷却性および開繊性が実施例1
よりもさらに良好であった。得られた不織布は、機械的
性能および生分解性能に優れるものであった。
【0069】これに対し、比較例1では、実施例1のも
のと同じウエブを、低融点成分の融点よりも高温の10
5℃で熱融着させたので、エンボスロールにウエブが固
着して操業性を著しく損ない、目標とする不織布が得ら
れなかった。
【0070】比較例2では、低融点成分の共重合モル比
を本発明における好ましい範囲を超えたものとしたた
め、この低融点成分の融点および結晶化温度があまりに
も低く、紡糸温度を低下させた。このため、本発明にも
とづく交互積層型複合繊維としたにもかかわらず、紡出
糸条が互いに密着して、目的とした不織布が得られなか
った。
【0071】比較例3では、実施例1の場合と同じ高融
点成分およひ低融点成分を用いたものの、繊維断面が本
発明とは関係のない芯鞘型であったので、また冷却性に
劣る低融点成分を鞘側に配設したため、紡出糸条どうし
が互いに密着して、目的とする不織布が得られなかっ
た。
【0072】比較例4では、実施例1の場合と同じ高融
点成分および低融点成分を用いたものの、繊維断面が本
発明の範囲外である並列型(丸形、積層数合計2)であ
ったので、紡出糸条の冷却性および開繊性のいずれも不
良であり、目的とする不織布が得られなかった。
【0073】比較例5は、実施例1の高融点成分と同じ
成分を単体で用いただけのものであり、その繊維断面が
本発明とは関係のない単相型であったため、紡出糸条の
冷却性や開繊性は良好であったものの、生分解性が著し
く劣り、目的とする不織布が得られなかった。
【0074】比較例6は、実施例1の低融点成分と同じ
成分を単体で用いただけのものであり、その繊維断面が
本発明とは関係のない単相型であったため、紡出糸条が
互いに密着して、目的とする不織布が得られなかった。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、所要の生分解性能を達
成可能であるとともに不織布の機械的特性、紡出糸条の
冷却性および開繊性に優れ、かつ熱接着機能を有する生
分解性不織布およびこれらの製造方法を提供することが
できる。
【0076】本発明の生分解性不織布は、おむつや生理
用品その他の医療・衛生材料素材、使い捨ておしぼりや
ワイピングクロスなどの拭き取り布、使い捨て包装材、
家庭・業務用の生ごみ捕集用袋その他廃棄物処理材など
の生活関連用素材、あるいは、農業・園芸・土木用に代
表される産業用資材の各素材として好適である。しかも
この不織布は、生分解性を有し、その使用後に完全に分
解消失するため、自然環境保護の観点からも有益であ
り、あるいは、例えば堆肥化して肥料とするなど再利用
を図ることもできるため、資源の再利用の観点からも有
益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にもとづく交互積層型複合長繊維を得る
ための紡糸口金の一例の模式図である。
【図2】本発明にもとづく交互積層型複合長繊維の一例
の繊維横断面のモデル図である。
【図3】本発明にもとづく交互積層型複合長繊維の他の
例の繊維横断面のモデル図である。
【図4】本発明にもとづく交互積層型複合長繊維のさら
に他の例の繊維横断面のモデル図である。
【符号の説明】
A 高融点成分 B 低融点成分

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複合長繊維からなる長繊維不織ウエブが
    部分的に熱圧接されて所定の形態が保持されてなる不織
    布であって、前記複合長繊維が生分解性を有する第1の
    脂肪族ポリエステルからなる高融点成分とこの高融点成
    分よりも融点の低い生分解性を有する第2の脂肪族ポリ
    エステルからなる低融点成分とから形成される交互積層
    型複合長繊維であり、この交互積層型複合長繊維はそれ
    ぞれ複数の高融点成分と低融点成分とが繊維横断面にお
    いて交互に積層され、しかも高融点成分および低融点成
    分が繊維軸方向に連続するとともに繊維表面に露出して
    いることを特徴とする生分解性不織布。
  2. 【請求項2】 高融点成分がポリブチレンサクシネート
    であり、低融点成分が、ブチレンサクシネートを主繰り
    返し単位とし、かつブチレンサクシネートの共重合量比
    が70〜90モル%の共重合ポリエステルであることを
    特徴とする請求項1記載の生分解性不織布。
  3. 【請求項3】 低融点成分が、ブチレンサクシネートに
    エチレンサクシネートあるいはブチレンアジペートを共
    重合せしめた共重合ポリエステルであることを特徴とす
    る請求項1または2記載の生分解性不織布。
  4. 【請求項4】 高融点成分と低融点成分との積層数の合
    計が4以上であり、かつ複合長繊維の単糸繊度が1.5
    〜10デニールであることを特徴とする請求項1から3
    までのいずれか1項記載の生分解性不織布。
  5. 【請求項5】 高融点成分/低融点成分の複合比が1/
    3〜3/1(重量比)であることを特徴とする請求項1
    から4までのいずれか1項記載の生分解性不織布。
  6. 【請求項6】 低融点成分および高融点成分のうち、少
    なくとも低融点成分に中に結晶核剤が添加されているこ
    とを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記
    載の生分解性不織布。
  7. 【請求項7】 結晶核剤が、高融点成分中への結晶核剤
    の添加量をQA (重量%)とし、低融点成分中への結晶
    核剤の添加量をQB (重量%)としたときに、(1)式
    および(2)式を満足するように添加されていることを
    特徴とする請求項6記載の生分解性不織布。 [(ΔTA +ΔTB)/100]−2 /3 ≦QA +QB ≦[(ΔTA +ΔTB)/100]+4 …(1) QA ≦QB …(2) 但し、ΔTA =高融点成分の融点−高融点成分の結晶化
    温度≧35 ΔTB =低融点成分の融点−低融点成分の結晶化温度≧
    35
  8. 【請求項8】 結晶核剤が、タルクまたは酸化チタンま
    たはこれらの混合物であることを特徴とする請求項6ま
    たは7記載の生分解性不織布。
  9. 【請求項9】 複合長繊維からなる長繊維不織ウエブが
    部分的に熱圧接されて所定の形態が保持されてなる不織
    布の製造方法であって、前記複合長繊維を生分解性を有
    する第1の脂肪族ポリエステルからなる高融点成分とこ
    の高融点成分よりも融点の低い生分解性を有する第2の
    脂肪族ポリエステルからなる低融点成分とを用いて形成
    し、それぞれ複数の高融点成分と低融点成分とが繊維横
    断面において交互に積層され、しかも高融点成分および
    低融点成分が繊維軸方向に連続するとともに繊維表面に
    露出するような交互積層型複合長繊維を溶融紡糸し、こ
    の交互積層型複合長繊維を牽引速度2000m/分以上
    で牽引細化した後、長繊維不織ウエブとなし、この長繊
    維不織ウエブを熱圧接装置により部分的に熱圧接させる
    ことを特徴とする生分解性不織布の製造方法。
  10. 【請求項10】 低融点成分の融点以下の温度で、長繊
    維不織ウエブをエンボスロールにて部分的に熱圧接する
    ことを特徴とする請求項9記載の生分解性不織布の製造
    方法。
  11. 【請求項11】 超音波発振器を用いた超音波融着装置
    により、長繊維不織ウエブを部分的に熱圧接することを
    特徴とする請求項9記載の生分解性不織布の製造方法。
  12. 【請求項12】 低融点成分および高融点成分のうち、
    少なくとも低融点成分に中に結晶核剤を添加することを
    特徴とする請求項9から11までのいずれか1項に記載
    の生分解性不織布の製造方法。
  13. 【請求項13】 高融点成分中への結晶核剤の添加量を
    QA (重量%)とし、低融点成分中への結晶核剤の添加
    量をQB (重量%)としたときに、(1)式および
    (2)式を満足するように、結晶核剤を添加することを
    特徴とする請求項12記載の生分解性不織布の製造方
    法。 [(ΔTA +ΔTB)/100]−2 /3 ≦QA +QB ≦[(ΔTA +ΔTB)/100]+4 …(1) QA ≦QB …(2) 但し、ΔTA =高融点成分の融点−高融点成分の結晶化
    温度≧35 ΔTB =低融点成分の融点−低融点成分の結晶化温度≧
    35
JP8092110A 1996-04-15 1996-04-15 生分解性不織布およびその製造方法 Pending JPH09279461A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8092110A JPH09279461A (ja) 1996-04-15 1996-04-15 生分解性不織布およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8092110A JPH09279461A (ja) 1996-04-15 1996-04-15 生分解性不織布およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09279461A true JPH09279461A (ja) 1997-10-28

Family

ID=14045301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8092110A Pending JPH09279461A (ja) 1996-04-15 1996-04-15 生分解性不織布およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09279461A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006112012A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Nippon Ester Co Ltd ポリ乳酸系複合バインダー繊維
JP2006132023A (ja) * 2004-11-04 2006-05-25 Nippon Ester Co Ltd 分割型複合繊維およびこれを用いた不織布

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006112012A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Nippon Ester Co Ltd ポリ乳酸系複合バインダー繊維
JP2006132023A (ja) * 2004-11-04 2006-05-25 Nippon Ester Co Ltd 分割型複合繊維およびこれを用いた不織布

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100404899B1 (ko) 생분해성 필라멘트 부직포 및 그의 제조방법
JPH0995847A (ja) ポリ乳酸系長繊維不織布およびその製造方法
JP3804999B2 (ja) 生分解性長繊維不織布およびその製造方法
JPH08260323A (ja) 生分解性長繊維不織布及びその製造方法
JPH0995849A (ja) ポリ乳酸系長繊維不織布およびその製造方法
JPH11117164A (ja) 生分解性積層体シート
JPH101855A (ja) 生分解性短繊維不織布及びその製造方法
JP3146221B2 (ja) 微生物分解性極細繊維メルトブローン不織布およびその製造方法
JP3516291B2 (ja) 伸縮性に優れた生分解性不織布の製造方法
JPH09279461A (ja) 生分解性不織布およびその製造方法
JP4117915B2 (ja) 生分解性不織布およびその製造方法
JP3553722B2 (ja) 生分解性不織布およびその製造方法
JPH0734369A (ja) 生分解性長繊維不織布
JP4117916B2 (ja) 生分解性不織布およびその製造方法
JPH09279449A (ja) 積層不織布及びその製造方法
JPH0941223A (ja) 細繊維化可能な生分解性複合繊維及びこれを用いた繊維シート
JPH1088456A (ja) 伸縮性長繊維不織布及びその製造方法
JP3556089B2 (ja) 生分解性長繊維不織布およびその製造方法
JP3292786B2 (ja) 生分解性長繊維不織布およびその製造方法
JPH09279454A (ja) 生分解性短繊維不織布およびその製造方法
JPH09310293A (ja) 生分解性湿式不織布及びその製造方法
JP2002129459A (ja) 生分解性不織布およびその製造方法
JPH09310261A (ja) 積層不織布およびその製造方法
JPH09310257A (ja) 積層不織布およびその製造方法
JPH09279466A (ja) 積層不織布およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050322

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050607