JPH09296781A - ポンプ装置 - Google Patents
ポンプ装置Info
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- JPH09296781A JPH09296781A JP8232771A JP23277196A JPH09296781A JP H09296781 A JPH09296781 A JP H09296781A JP 8232771 A JP8232771 A JP 8232771A JP 23277196 A JP23277196 A JP 23277196A JP H09296781 A JPH09296781 A JP H09296781A
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- JP
- Japan
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- pump
- discharge
- passage
- return passage
- pressure
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Reciprocating Pumps (AREA)
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポンプ内部のエアを確実に排出する。ポンプ
内部の滞留エアによるポンプ性能の低下を防止する。 【解決手段】 ポンプハウジング6内の吐出側環状溝2
7にリターン通路50を開口形成する。このリターン通
路50に吐出側環状溝27の内圧が設定圧よりも小さい
ときに開弁するチェック弁51を設ける。ポンプ始動時
等には吐出側環状溝27の内圧が設定圧よりも小さくな
るため、チェック弁51がリターン通路50を開き、ポ
ンプ内のエアを自動的に排出する。
内部の滞留エアによるポンプ性能の低下を防止する。 【解決手段】 ポンプハウジング6内の吐出側環状溝2
7にリターン通路50を開口形成する。このリターン通
路50に吐出側環状溝27の内圧が設定圧よりも小さい
ときに開弁するチェック弁51を設ける。ポンプ始動時
等には吐出側環状溝27の内圧が設定圧よりも小さくな
るため、チェック弁51がリターン通路50を開き、ポ
ンプ内のエアを自動的に排出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の燃料噴射
装置の燃料加圧用ポンプ等に用いられるポンプ装置に関
し、とりわけ、吐出通路にエア排出構造を設けたポンプ
装置に関する。
装置の燃料加圧用ポンプ等に用いられるポンプ装置に関
し、とりわけ、吐出通路にエア排出構造を設けたポンプ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のポンプ装置として、例えば実開
平2−92073号公報に示されるようなものが案出さ
れている。このポンプ装置(アキシャルプランジャポン
プ)は、駆動軸の端部に斜板が一体に設けられる一方
で、ハウジング内のこの斜板に対応する位置に複数個の
プランジャが進退自在に配設され、駆動軸の回転に伴っ
て斜板が揺動回転すると、複数個のプランジャが斜板で
順次押圧されて突出と後退を繰り返し、各プランジャが
突出する際にシリンダ穴内に吸い入れた作動液をつづく
プランジャの後退動作時に吐出するようになっている。
そして、各プランジャから吐出された作動液は各プラン
ジャに対応する吐出チェック弁を通過した後に合流さ
れ、そこからポンプ外部へと送り出されるようになって
いる。
平2−92073号公報に示されるようなものが案出さ
れている。このポンプ装置(アキシャルプランジャポン
プ)は、駆動軸の端部に斜板が一体に設けられる一方
で、ハウジング内のこの斜板に対応する位置に複数個の
プランジャが進退自在に配設され、駆動軸の回転に伴っ
て斜板が揺動回転すると、複数個のプランジャが斜板で
順次押圧されて突出と後退を繰り返し、各プランジャが
突出する際にシリンダ穴内に吸い入れた作動液をつづく
プランジャの後退動作時に吐出するようになっている。
そして、各プランジャから吐出された作動液は各プラン
ジャに対応する吐出チェック弁を通過した後に合流さ
れ、そこからポンプ外部へと送り出されるようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のポ
ンプ装置においては、ポンプ内の吐出通路にエアを排出
するための特別な構造を持たないため、高温下で長時間
ポンプを停止した場合、とくわけ、燃料加圧用としてポ
ンプを使用する場合等には燃料の特性上ポンプ内に多量
のエア(ベーパ)が発生することがあり、こうして多量
のエアが発生すると、そのエアがポンプ始動時の昇圧遅
れや、吐出流量の低下、ばらつき等を招く原因となり易
い。
ンプ装置においては、ポンプ内の吐出通路にエアを排出
するための特別な構造を持たないため、高温下で長時間
ポンプを停止した場合、とくわけ、燃料加圧用としてポ
ンプを使用する場合等には燃料の特性上ポンプ内に多量
のエア(ベーパ)が発生することがあり、こうして多量
のエアが発生すると、そのエアがポンプ始動時の昇圧遅
れや、吐出流量の低下、ばらつき等を招く原因となり易
い。
【0004】そこで本発明は、ポンプ内部に滞留してい
るエアを速やかに排出できるようにして、常に安定した
ポンプ性能を得ることのできるポンプ装置を提供しよう
とするものである。
るエアを速やかに排出できるようにして、常に安定した
ポンプ性能を得ることのできるポンプ装置を提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための手段として、請求項1の発明は、駆動軸の回転に
よって加圧された作動液を吐出通路を介して外部装置へ
吐出するポンプ装置において、ポンプ内の前記吐出通路
に、貯留タンクに連通するリターン通路を分岐形成する
と共に、このリターン通路に、前記吐出通路の内圧が設
定圧よりも小さいときにこのリターン通路を開く弁手段
を介装した。ポンプ始動時のように吐出通路の内圧が設
定圧よりも小さいときには、弁手段がリターン通路を開
き、吐出通路内のエアが貯留タンクに排出される。した
がって、ポンプ内部のエアは速やかに排出されるように
なり、ポンプ始動時には吐出通路が即時に昇圧されるよ
うになる。そして、ポンプが始動して吐出通路の内圧が
設定圧以上になると、弁手段がリターン通路を閉じるよ
うになり、その結果、リターン通路からの作動液のリー
クは生じなくなる。
ための手段として、請求項1の発明は、駆動軸の回転に
よって加圧された作動液を吐出通路を介して外部装置へ
吐出するポンプ装置において、ポンプ内の前記吐出通路
に、貯留タンクに連通するリターン通路を分岐形成する
と共に、このリターン通路に、前記吐出通路の内圧が設
定圧よりも小さいときにこのリターン通路を開く弁手段
を介装した。ポンプ始動時のように吐出通路の内圧が設
定圧よりも小さいときには、弁手段がリターン通路を開
き、吐出通路内のエアが貯留タンクに排出される。した
がって、ポンプ内部のエアは速やかに排出されるように
なり、ポンプ始動時には吐出通路が即時に昇圧されるよ
うになる。そして、ポンプが始動して吐出通路の内圧が
設定圧以上になると、弁手段がリターン通路を閉じるよ
うになり、その結果、リターン通路からの作動液のリー
クは生じなくなる。
【0006】また、請求項2の発明では、請求項1に記
載した弁手段を、リターン通路を開閉する弁体と、この
弁体を吐出通路の圧力に抗して開弁方向に付勢するスプ
リングとによって構成した。
載した弁手段を、リターン通路を開閉する弁体と、この
弁体を吐出通路の圧力に抗して開弁方向に付勢するスプ
リングとによって構成した。
【0007】また、請求項3の発明では、請求項1に記
載した弁手段を、リターン通路を開閉する電磁弁と、前
記吐出通路の圧力を検出する吐出圧センサと、この吐出
圧センサの信号を受けて吐出通路内の圧力が設定圧より
も小さいときに前記電磁弁に開作動信号を出力するコン
トローラとによって構成した。
載した弁手段を、リターン通路を開閉する電磁弁と、前
記吐出通路の圧力を検出する吐出圧センサと、この吐出
圧センサの信号を受けて吐出通路内の圧力が設定圧より
も小さいときに前記電磁弁に開作動信号を出力するコン
トローラとによって構成した。
【0008】また、請求項4の発明は、モータ駆動され
る供給ポンプから送られた作動液を吸入通路に送り、そ
の作動液を、エンジン駆動される駆動軸の回転によって
加圧して外部装置へ吐出通路を介して吐出するポンプ装
置において、ポンプ内の前記吐出通路に、貯留タンクに
連通するリターン通路を分岐形成すると共に、このリタ
ーン通路を開閉する電磁弁を設け、さらに供給ポンプの
モータが駆動され始めてから前記吐出通路の内圧が設定
値に達するまでの時間経過後に前記電磁弁がリターン通
路を閉じるタイマー機構を備えるようにした。この場
合、供給ポンプのモータが駆動され始めてから前記吐出
通路の内圧が設定値に達するまでの時間は、実験等から
求めることができる。
る供給ポンプから送られた作動液を吸入通路に送り、そ
の作動液を、エンジン駆動される駆動軸の回転によって
加圧して外部装置へ吐出通路を介して吐出するポンプ装
置において、ポンプ内の前記吐出通路に、貯留タンクに
連通するリターン通路を分岐形成すると共に、このリタ
ーン通路を開閉する電磁弁を設け、さらに供給ポンプの
モータが駆動され始めてから前記吐出通路の内圧が設定
値に達するまでの時間経過後に前記電磁弁がリターン通
路を閉じるタイマー機構を備えるようにした。この場
合、供給ポンプのモータが駆動され始めてから前記吐出
通路の内圧が設定値に達するまでの時間は、実験等から
求めることができる。
【0009】さらに、請求項5の発明では、請求項1,
2,3,4に記載した作動液を燃料としても良い。この
場合、エアを抜く際、エアと共に若干の燃料が吐出通路
から抜け出るが、抜け出る先は貯留タンクであるため、
燃料のポンプ外部への漏出の心配はない。
2,3,4に記載した作動液を燃料としても良い。この
場合、エアを抜く際、エアと共に若干の燃料が吐出通路
から抜け出るが、抜け出る先は貯留タンクであるため、
燃料のポンプ外部への漏出の心配はない。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0011】最初に、本発明の一実施例を図1〜図3に
よって説明する。
よって説明する。
【0012】この実施例は、自動車の燃料噴射装置の燃
料加圧用のポンプに、本発明にかかるポンプ装置として
のアキシャルプランジャポンプ1を適用したもので、図
1に示すように、燃料タンク2(貯留タンク)から供給
ポンプ3を介して低圧状態で供給されたガソリン等の燃
料(作動液)をこのアキシャルプランジャポンプ1によ
って所定の圧力に加圧してインジェクター4に供給し、
その燃料をインジェクター4でエンジンのシリンダ(図
示せず。)内に噴射すると共に、余剰燃料をインジェク
ター4からポンプ1の吸入通路5に戻すようになってい
る。
料加圧用のポンプに、本発明にかかるポンプ装置として
のアキシャルプランジャポンプ1を適用したもので、図
1に示すように、燃料タンク2(貯留タンク)から供給
ポンプ3を介して低圧状態で供給されたガソリン等の燃
料(作動液)をこのアキシャルプランジャポンプ1によ
って所定の圧力に加圧してインジェクター4に供給し、
その燃料をインジェクター4でエンジンのシリンダ(図
示せず。)内に噴射すると共に、余剰燃料をインジェク
ター4からポンプ1の吸入通路5に戻すようになってい
る。
【0013】このアキシャルプランジャポンプ1は、ポ
ンプハウジング6が凹部7を有するハウジング本体8
と、その前端部に取り付けられるフロントカバー9とか
ら成り、ハウジング本体8の凹部7内には、後述するポ
ンプ機能ブロック60が固定されている。また、フロン
トカバー9には、駆動軸13がニードルベアリング及び
メタルベアリングから成るラジアル軸受14,15を介
して支持されており、この駆動軸13のハウジング6内
に臨む側の端部には、その端面が軸線に対して所定角度
に傾斜した斜板16が一体に形成され、ハウジング6の
外部に突出する側の端部には、エンジンのカムシャフト
(図示せず。)と結合するためのカップリング17が設
けられている。
ンプハウジング6が凹部7を有するハウジング本体8
と、その前端部に取り付けられるフロントカバー9とか
ら成り、ハウジング本体8の凹部7内には、後述するポ
ンプ機能ブロック60が固定されている。また、フロン
トカバー9には、駆動軸13がニードルベアリング及び
メタルベアリングから成るラジアル軸受14,15を介
して支持されており、この駆動軸13のハウジング6内
に臨む側の端部には、その端面が軸線に対して所定角度
に傾斜した斜板16が一体に形成され、ハウジング6の
外部に突出する側の端部には、エンジンのカムシャフト
(図示せず。)と結合するためのカップリング17が設
けられている。
【0014】前記ポンプ機能ブロック60は、複数個の
プランジャ19を軸方向に沿って収容するシリンダブロ
ック11と、吸入チェック弁24及び吐出チェック弁2
5を収容するバルブブロック10とに軸方向で分割さ
れ、これらのブロック10,11が重合状態で両ブロッ
ク10,11の中央部を貫通するボルト12によってハ
ウジング6の底部に固定されている。尚、シリンダブロ
ック11は硬度の高いの鉄系の金属材料によって形成さ
れ、バルブブロック10はアルミ材料によって形成され
ている。
プランジャ19を軸方向に沿って収容するシリンダブロ
ック11と、吸入チェック弁24及び吐出チェック弁2
5を収容するバルブブロック10とに軸方向で分割さ
れ、これらのブロック10,11が重合状態で両ブロッ
ク10,11の中央部を貫通するボルト12によってハ
ウジング6の底部に固定されている。尚、シリンダブロ
ック11は硬度の高いの鉄系の金属材料によって形成さ
れ、バルブブロック10はアルミ材料によって形成され
ている。
【0015】このうち、シリンダブロック11には、軸
方向に沿ったシリンダ孔18が周方向等間隔に複数個設
けられ、この各シリンダ孔18にプランジャ19とその
プランジャ19を斜板16方向に付勢するためのスプリ
ング32とが収容されるが、各シリンダ孔18の底壁は
バルブブロック10の端面によって構成されるようにな
っている。つまり、シリンダブロック11とバルブブロ
ック10とは、バルブブロック10の端面が各シリンダ
孔18の底壁を構成するように分割されている。そし
て、シリンダブロック11に収容される各プランジャ1
9は、その頂部面に半球状の凹部20が形成され、この
凹部20に後述するシュー21が摺動自在に嵌合保持さ
れている。
方向に沿ったシリンダ孔18が周方向等間隔に複数個設
けられ、この各シリンダ孔18にプランジャ19とその
プランジャ19を斜板16方向に付勢するためのスプリ
ング32とが収容されるが、各シリンダ孔18の底壁は
バルブブロック10の端面によって構成されるようにな
っている。つまり、シリンダブロック11とバルブブロ
ック10とは、バルブブロック10の端面が各シリンダ
孔18の底壁を構成するように分割されている。そし
て、シリンダブロック11に収容される各プランジャ1
9は、その頂部面に半球状の凹部20が形成され、この
凹部20に後述するシュー21が摺動自在に嵌合保持さ
れている。
【0016】他方、バルブブロック10には、シリンダ
ブロック11の各シリンダ孔18に連通する複数個の吸
入ポート22と吐出ポート23が形成されており、各吸
入ポート22には吸入チェック弁24が、また、各吐出
ポート23には吐出チェック弁25が夫々設けられてい
る。このうち吸入ポート22は、対応するシリンダ孔1
8からバルブブロック10の軸方向に沿って形成され、
バルブブロック10の背面において、ハウジング本体8
の底壁内面に形成された吸入側環状溝26に連通し、こ
の環状溝26を介してハウジング本体8の吸入通路5に
連通している。これに対して、前記吐出ポート23は、
対応するシリンダ孔18からバルブブロック10の径方
向外側に放射状に形成され、バルブブロック10の外周
面に形成された吐出側環状溝27に連通し、この環状溝
27を介してハウジング本体8の吐出路28に連通して
いる。したがって、各プランジャ19がシリンダ孔18
内で進退動作した場合には、吸入側環状溝26を介して
各シリンダ孔18内に作動液が吸い入れられ、その作動
液が吐出側環状溝27を通して吐出路28に送り出され
る。尚、この実施例においては、吐出側環状溝27と吐
出路28が本発明における吐出通路を構成している。
ブロック11の各シリンダ孔18に連通する複数個の吸
入ポート22と吐出ポート23が形成されており、各吸
入ポート22には吸入チェック弁24が、また、各吐出
ポート23には吐出チェック弁25が夫々設けられてい
る。このうち吸入ポート22は、対応するシリンダ孔1
8からバルブブロック10の軸方向に沿って形成され、
バルブブロック10の背面において、ハウジング本体8
の底壁内面に形成された吸入側環状溝26に連通し、こ
の環状溝26を介してハウジング本体8の吸入通路5に
連通している。これに対して、前記吐出ポート23は、
対応するシリンダ孔18からバルブブロック10の径方
向外側に放射状に形成され、バルブブロック10の外周
面に形成された吐出側環状溝27に連通し、この環状溝
27を介してハウジング本体8の吐出路28に連通して
いる。したがって、各プランジャ19がシリンダ孔18
内で進退動作した場合には、吸入側環状溝26を介して
各シリンダ孔18内に作動液が吸い入れられ、その作動
液が吐出側環状溝27を通して吐出路28に送り出され
る。尚、この実施例においては、吐出側環状溝27と吐
出路28が本発明における吐出通路を構成している。
【0017】また、図中29は、吸入通路5のうちの図
示しない吸入配管接続口と前記吸入側環状溝26の間に
設けられて、吸入圧を一定低圧に維持する低圧レギュレ
ータであり、この低圧レギュレータ29のドレン通路3
0は戻し配管31を通して燃料タンク2に連通してい
る。
示しない吸入配管接続口と前記吸入側環状溝26の間に
設けられて、吸入圧を一定低圧に維持する低圧レギュレ
ータであり、この低圧レギュレータ29のドレン通路3
0は戻し配管31を通して燃料タンク2に連通してい
る。
【0018】一方、駆動軸13に形成された斜板16の
端面には、円盤状の補助プレート38が相対回転可能に
取り付けられている。この補助プレート38はその中央
部にボス39が設けられ、このボス39が、斜板16の
端面中央に形成された支持穴40に相対回転可能に嵌入
されている。そして、この補助プレート38のシリンダ
ブロック11側の端面には、硬度が高く、摩擦係数の小
さいスラストプレート41がボルト42によって回転可
能に取り付けられ、このスラストプレート41に前記各
プランジャ19に嵌合保持されたシュー21が摺動自在
に当接するようになっている。各プランジャ19は前述
のように斜板16方向にスプリング付勢されているた
め、各シュー21はこのプランジャ19の付勢力を受け
て常時スラストプレート41に押し付けられている。ま
た、フロントカバー9の斜板16の背面位置には荷重支
持フランジ43が設けられており、この荷重支持フラン
ジ43と斜板16の間、及び、斜板16と補助プレート
38の間には、ニードルベアリングから成るスラスト軸
受44a,44bが介装されている。このスラスト軸受
44a,44bは、補助プレート38がプランジャ19
から受ける反力のうちの軸方向成分をフロントカバー9
の荷重支持フランジ43に支持させるためのものであ
り、プランジャ19から受ける反力の径方向成分は、補
助プレート38のボス39と駆動軸13の支持穴40と
の嵌合部によって支持されるようになっている。
端面には、円盤状の補助プレート38が相対回転可能に
取り付けられている。この補助プレート38はその中央
部にボス39が設けられ、このボス39が、斜板16の
端面中央に形成された支持穴40に相対回転可能に嵌入
されている。そして、この補助プレート38のシリンダ
ブロック11側の端面には、硬度が高く、摩擦係数の小
さいスラストプレート41がボルト42によって回転可
能に取り付けられ、このスラストプレート41に前記各
プランジャ19に嵌合保持されたシュー21が摺動自在
に当接するようになっている。各プランジャ19は前述
のように斜板16方向にスプリング付勢されているた
め、各シュー21はこのプランジャ19の付勢力を受け
て常時スラストプレート41に押し付けられている。ま
た、フロントカバー9の斜板16の背面位置には荷重支
持フランジ43が設けられており、この荷重支持フラン
ジ43と斜板16の間、及び、斜板16と補助プレート
38の間には、ニードルベアリングから成るスラスト軸
受44a,44bが介装されている。このスラスト軸受
44a,44bは、補助プレート38がプランジャ19
から受ける反力のうちの軸方向成分をフロントカバー9
の荷重支持フランジ43に支持させるためのものであ
り、プランジャ19から受ける反力の径方向成分は、補
助プレート38のボス39と駆動軸13の支持穴40と
の嵌合部によって支持されるようになっている。
【0019】また、前記補助プレート38の外周縁部に
は、ハウジング6の駆動軸支持部の周域から斜板16の
周域にかけてを覆う金属製のベローズ45の一端が密閉
状態で接合されている。そして、このベローズ45の他
端側は環状の取付フランジ46に同様に密閉状態で接合
されており、この取付フランジ46の外周縁部がハウジ
ング本体8とフロントカバー9の接合部間に介装され、
ボルト47によってフロントカバー9と共にハウジング
本体8に結合されている。そして、前記ベローズ45に
囲繞された駆動軸周域の空間には所定粘度の潤滑液が封
入されている。つまり、ベローズ45は、ハウジング6
の内部を、シリンダブロック11からの漏出作動液(燃
料)で満たされる作動液室48と、潤滑液で満たされる
潤滑液室49とに隔成している。また、ベローズ45は
予め補助プレート38と取付フランジ46とに溶接され
一体化されており、このアキシャルプランジャポンプ1
の製造時には、一つのユニットとしてハウジング6に組
付けられる。
は、ハウジング6の駆動軸支持部の周域から斜板16の
周域にかけてを覆う金属製のベローズ45の一端が密閉
状態で接合されている。そして、このベローズ45の他
端側は環状の取付フランジ46に同様に密閉状態で接合
されており、この取付フランジ46の外周縁部がハウジ
ング本体8とフロントカバー9の接合部間に介装され、
ボルト47によってフロントカバー9と共にハウジング
本体8に結合されている。そして、前記ベローズ45に
囲繞された駆動軸周域の空間には所定粘度の潤滑液が封
入されている。つまり、ベローズ45は、ハウジング6
の内部を、シリンダブロック11からの漏出作動液(燃
料)で満たされる作動液室48と、潤滑液で満たされる
潤滑液室49とに隔成している。また、ベローズ45は
予め補助プレート38と取付フランジ46とに溶接され
一体化されており、このアキシャルプランジャポンプ1
の製造時には、一つのユニットとしてハウジング6に組
付けられる。
【0020】ところで、前記ハウジング本体8の吐出側
環状溝27の鉛直方向の最上部に臨む位置にはリターン
通路50が開口形成されている。このリターン通路50
は、吐出側環状溝27から鉛直方向上方に向かって延出
し、前記低圧レギュレータ29のドレーン通路30と連
通するようになっており、その通路途中には、吐出側環
状溝27(吐出通路)の内圧が設定圧(ポンプ作動時の
圧力)よりも小さいときに開く弁手段としてのチェック
弁51が介装されている。
環状溝27の鉛直方向の最上部に臨む位置にはリターン
通路50が開口形成されている。このリターン通路50
は、吐出側環状溝27から鉛直方向上方に向かって延出
し、前記低圧レギュレータ29のドレーン通路30と連
通するようになっており、その通路途中には、吐出側環
状溝27(吐出通路)の内圧が設定圧(ポンプ作動時の
圧力)よりも小さいときに開く弁手段としてのチェック
弁51が介装されている。
【0021】このチェック弁51は、図2,図3に示す
ように、リターン通路50に圧入された筒状のチェック
シート52と、このチェックシート52とリターン通路
50の拡径部50aの間に形成された弁室53と、この
弁室53内に収容されてチェックシート52に対して当
接離反する球状弁体54と、この球状弁体54をチェッ
クシート52から離反する方向(下方)に付勢するスプ
リング55とを備え、弁室53の下面には、球状弁体5
4がリターン通路50の縮径部50bに当接したときに
縮径部50bから弁室53内へのエア及び作動液の流入
を許容するエア導入溝56が形成されている。そして、
前記スプリング55のばね力は、吐出側環状溝27の内
圧が設定圧(ポンプ作動時の圧力)以上になったときに
球状弁体54がチェックシート52に当接する値に設定
されている。また、開弁時における球状弁体54とチェ
ックシート52の間の隙間は可及的エアのみがドレーン
通路30側に流出するような値に設定されている。
ように、リターン通路50に圧入された筒状のチェック
シート52と、このチェックシート52とリターン通路
50の拡径部50aの間に形成された弁室53と、この
弁室53内に収容されてチェックシート52に対して当
接離反する球状弁体54と、この球状弁体54をチェッ
クシート52から離反する方向(下方)に付勢するスプ
リング55とを備え、弁室53の下面には、球状弁体5
4がリターン通路50の縮径部50bに当接したときに
縮径部50bから弁室53内へのエア及び作動液の流入
を許容するエア導入溝56が形成されている。そして、
前記スプリング55のばね力は、吐出側環状溝27の内
圧が設定圧(ポンプ作動時の圧力)以上になったときに
球状弁体54がチェックシート52に当接する値に設定
されている。また、開弁時における球状弁体54とチェ
ックシート52の間の隙間は可及的エアのみがドレーン
通路30側に流出するような値に設定されている。
【0022】さらにまた、前記ハウジング本体8の凹部
7の底壁上部には、この凹部7内(作動液室48)と前
記低圧レギュレータ29のドレーン通路30を連通する
戻し通路58が形成されている。この戻し通路58は、
シリンダ孔18とプランジャ19との摺動隙間等から作
動液室48内に漏出した作動液を燃料タンク2に戻すた
めのもので、凹部7の底壁上部から斜め上方に延出して
ドレーン通路30に連通している。
7の底壁上部には、この凹部7内(作動液室48)と前
記低圧レギュレータ29のドレーン通路30を連通する
戻し通路58が形成されている。この戻し通路58は、
シリンダ孔18とプランジャ19との摺動隙間等から作
動液室48内に漏出した作動液を燃料タンク2に戻すた
めのもので、凹部7の底壁上部から斜め上方に延出して
ドレーン通路30に連通している。
【0023】以上の構成において、エンジンの始動に伴
って駆動軸13が回転すると、駆動軸13と一体の斜板
16が回転し、これにより、補助プレート38がベロー
ズ45に回転を阻止されて斜板16と相対回転しつつこ
の斜板16と一体に揺動(首振り)する。そして、こう
して補助プレート38が揺動すると、スラストプレート
41とそれに摺接するシュー21を介してシリンダブロ
ック11上のプランジャ19が順次進退動作を繰り返
し、ポンプ作用が連続的に為されるようになる。このと
き、燃料タンク2から供給ポンプ3を介して吸入通路5
に供給された作動液(燃料)は、吸入通路5の途中にお
いて低圧レギュレータ29で設定低圧に調圧された後、
吸入側環状溝26、吸入ポート22、吸入チェック弁2
4を順次介してシリンダ孔18に吸い入れられ、ここで
プランジャ19によって加圧された後にシリンダ孔18
から吐出チェック弁25、吐出ポート23、吐出側環状
溝27、吐出路28を順次通ってインジェクター4へと
供給され、インジェクター4で使用された作動液の余剰
分は吸入通路5へと戻される。尚、このとき吐出側環状
溝27(吐出通路)の内圧は設定圧以上であって、チェ
ック弁51は図3に示すようにリターン通路50を閉じ
ているため、吐出側環状溝27内の作動液がリターン通
路50を通ってドレーン通路30に排出されることはな
い。
って駆動軸13が回転すると、駆動軸13と一体の斜板
16が回転し、これにより、補助プレート38がベロー
ズ45に回転を阻止されて斜板16と相対回転しつつこ
の斜板16と一体に揺動(首振り)する。そして、こう
して補助プレート38が揺動すると、スラストプレート
41とそれに摺接するシュー21を介してシリンダブロ
ック11上のプランジャ19が順次進退動作を繰り返
し、ポンプ作用が連続的に為されるようになる。このと
き、燃料タンク2から供給ポンプ3を介して吸入通路5
に供給された作動液(燃料)は、吸入通路5の途中にお
いて低圧レギュレータ29で設定低圧に調圧された後、
吸入側環状溝26、吸入ポート22、吸入チェック弁2
4を順次介してシリンダ孔18に吸い入れられ、ここで
プランジャ19によって加圧された後にシリンダ孔18
から吐出チェック弁25、吐出ポート23、吐出側環状
溝27、吐出路28を順次通ってインジェクター4へと
供給され、インジェクター4で使用された作動液の余剰
分は吸入通路5へと戻される。尚、このとき吐出側環状
溝27(吐出通路)の内圧は設定圧以上であって、チェ
ック弁51は図3に示すようにリターン通路50を閉じ
ているため、吐出側環状溝27内の作動液がリターン通
路50を通ってドレーン通路30に排出されることはな
い。
【0024】また、このアキシャルプランジャポンプ1
を長時間停止させた場合には、ポンプ内部でエアが発生
することがあるが、ポンプが停止した状態においては、
吐出側環状溝27(吐出通路)の内圧が設定圧よりも小
さくなりチェック弁51が図2に示すようにリターン通
路50を開いているため、少なくとも吐出側環状溝27
での発生エアはリターン通路50を通ってドレーン通路
30に排出される。さらに、この状態からエンジンを始
動させるにあたり、供給ポンプ3の運転が開始される
と、吸入通路5やシリンダ孔18内で発生したエアが作
動液と共に吐出チェック弁25を開いて吐出側環状溝2
7に流れ込み、このときそのエアが吐出側環状溝27か
らリターン通路50を通ってドレーン通路30に排出さ
れる。したがって、停止時にポンプ通路内で発生したエ
アはアキシャルプランジャポンプ1の始動前に自動的に
ポンプ外部に排出されることとなり、エアの発生に起因
したポンプ始動時の昇圧遅れや、吐出流量の低下やばら
つき、脈圧、異音の発生等の問題は生じなくなる。
を長時間停止させた場合には、ポンプ内部でエアが発生
することがあるが、ポンプが停止した状態においては、
吐出側環状溝27(吐出通路)の内圧が設定圧よりも小
さくなりチェック弁51が図2に示すようにリターン通
路50を開いているため、少なくとも吐出側環状溝27
での発生エアはリターン通路50を通ってドレーン通路
30に排出される。さらに、この状態からエンジンを始
動させるにあたり、供給ポンプ3の運転が開始される
と、吸入通路5やシリンダ孔18内で発生したエアが作
動液と共に吐出チェック弁25を開いて吐出側環状溝2
7に流れ込み、このときそのエアが吐出側環状溝27か
らリターン通路50を通ってドレーン通路30に排出さ
れる。したがって、停止時にポンプ通路内で発生したエ
アはアキシャルプランジャポンプ1の始動前に自動的に
ポンプ外部に排出されることとなり、エアの発生に起因
したポンプ始動時の昇圧遅れや、吐出流量の低下やばら
つき、脈圧、異音の発生等の問題は生じなくなる。
【0025】また、吐出側環状溝27からのエアの排出
先は燃料タンク2につながるドレーン通路30であるた
め、作動液がエアと共にポンプ外部に漏出する心配がな
い。また、扱う作動液がガソリン等の燃料であるため、
ポンプ内部のエアをそのまま大気中に排出すると、エア
中の蒸発燃料が大気中に放出されることとなるが、この
アキシャルプランジャポンプ1の場合、ポンプ内部のエ
アは燃料タンク2内に排出されるため、排出エア中の蒸
発燃料は必ず燃料タンク2内のキャニスターを通過する
こととなり、そのために蒸発燃料が大気中に直接放出さ
れるといった問題は生じないので安全にエア抜きを行う
ことができる。
先は燃料タンク2につながるドレーン通路30であるた
め、作動液がエアと共にポンプ外部に漏出する心配がな
い。また、扱う作動液がガソリン等の燃料であるため、
ポンプ内部のエアをそのまま大気中に排出すると、エア
中の蒸発燃料が大気中に放出されることとなるが、この
アキシャルプランジャポンプ1の場合、ポンプ内部のエ
アは燃料タンク2内に排出されるため、排出エア中の蒸
発燃料は必ず燃料タンク2内のキャニスターを通過する
こととなり、そのために蒸発燃料が大気中に直接放出さ
れるといった問題は生じないので安全にエア抜きを行う
ことができる。
【0026】つづいて、本発明の他の実施例を図4〜図
7によって説明する。
7によって説明する。
【0027】この実施例は、図1〜図3に示したものと
ほぼ同様の全体構成であるが、リターン通路を開閉する
弁手段の構成が大きく異なる。尚、以下の説明において
は、図1〜図3に示した実施例と同一部分に同一符号を
付し、図1〜図3に示したものと異なる部分についての
み説明するものとする。
ほぼ同様の全体構成であるが、リターン通路を開閉する
弁手段の構成が大きく異なる。尚、以下の説明において
は、図1〜図3に示した実施例と同一部分に同一符号を
付し、図1〜図3に示したものと異なる部分についての
み説明するものとする。
【0028】この実施例のアキシャルプランジャポンプ
101においては、吐出側環状溝27の鉛直上方位置と
低圧レギュレータ29のドレーン通路30を連通するリ
ターン通路50の途中に、このリターン通路50を開閉
する電磁弁151が介装されている。この電磁弁151
は、常態において、スプリング付勢された弁部152が
図4〜図6に示すようにリターン通路50を閉じてお
り、この状態からコントローラ153から開作動信号で
あるオン信号が入力されると、図7に示すように弁部1
52がスプリング力に抗してリターン通路50を開くよ
うになっている。そして、コントローラ153は、その
入力部に、吐出側環状溝27の圧力を検出する吐出圧セ
ンサ154が接続されており、この吐出圧センサ154
からの入力信号を基に吐出側環状溝27の圧力が設定圧
よりも小さいと判断したときに電磁弁151にオン信号
を出力するようになっている。尚、この実施例において
は、電磁弁151、吐出圧センサ154、及び、コント
ローラ153によって本発明における弁手段が構成され
ている。
101においては、吐出側環状溝27の鉛直上方位置と
低圧レギュレータ29のドレーン通路30を連通するリ
ターン通路50の途中に、このリターン通路50を開閉
する電磁弁151が介装されている。この電磁弁151
は、常態において、スプリング付勢された弁部152が
図4〜図6に示すようにリターン通路50を閉じてお
り、この状態からコントローラ153から開作動信号で
あるオン信号が入力されると、図7に示すように弁部1
52がスプリング力に抗してリターン通路50を開くよ
うになっている。そして、コントローラ153は、その
入力部に、吐出側環状溝27の圧力を検出する吐出圧セ
ンサ154が接続されており、この吐出圧センサ154
からの入力信号を基に吐出側環状溝27の圧力が設定圧
よりも小さいと判断したときに電磁弁151にオン信号
を出力するようになっている。尚、この実施例において
は、電磁弁151、吐出圧センサ154、及び、コント
ローラ153によって本発明における弁手段が構成され
ている。
【0029】このアキシャルプランジャポンプ101は
以上のような構成であるため、エンジンの始動時にイグ
ニッション・スイッチがオンにされると、供給ポンプ3
が始動して低圧レギュレータ29に燃料が導入されると
共に、吐出圧センサ154の入力信号を基にコントロー
ラ153において吐出側環状溝27の圧力が設定圧より
も小さいかどうかの判断が行われる。そして、ここで環
状溝27の圧力が設定圧よりも小さいと判断された場合
には、コントローラ153が電磁弁151にオン信号を
出力し、それによって電磁弁151の弁部152がスプ
リング力に抗してリターン通路50を開くようになる。
この結果、ポンプ内部に滞留していたエアは、低圧レギ
ュレータ29で調圧された供給ポンプ3の燃料圧によっ
て吐出側環状溝27からリターン通路50に押し出さ
れ、このリターン通路50から低圧レギュレータ29の
ドレーン通路30を通って燃料タンク2に排出されるこ
ととなる。
以上のような構成であるため、エンジンの始動時にイグ
ニッション・スイッチがオンにされると、供給ポンプ3
が始動して低圧レギュレータ29に燃料が導入されると
共に、吐出圧センサ154の入力信号を基にコントロー
ラ153において吐出側環状溝27の圧力が設定圧より
も小さいかどうかの判断が行われる。そして、ここで環
状溝27の圧力が設定圧よりも小さいと判断された場合
には、コントローラ153が電磁弁151にオン信号を
出力し、それによって電磁弁151の弁部152がスプ
リング力に抗してリターン通路50を開くようになる。
この結果、ポンプ内部に滞留していたエアは、低圧レギ
ュレータ29で調圧された供給ポンプ3の燃料圧によっ
て吐出側環状溝27からリターン通路50に押し出さ
れ、このリターン通路50から低圧レギュレータ29の
ドレーン通路30を通って燃料タンク2に排出されるこ
ととなる。
【0030】この後エンジンの始動と共にポンプ1の運
転が開始されると、ポンプ回転数の上昇に伴って吐出側
環状溝27の圧力が次第に上昇し、このとき、ポンプ内
部にまだエアが滞留していればリターン通路50からの
エアの排出がさらに続けられる。そして、このとき吐出
圧センサ154の信号を基にコントローラ153が吐出
側環状溝27の圧力が設定圧以上になったと判断する
と、コントローラ153が電磁弁151にオフ信号を出
力して、電磁弁151の弁部152がリターン通路50
を閉じるようになる。この結果、それ以降のポンプ運転
中にはリターン通路50が弁部152によって閉じら
れ、リターン通路50からの燃料のリークは生じなくな
る。
転が開始されると、ポンプ回転数の上昇に伴って吐出側
環状溝27の圧力が次第に上昇し、このとき、ポンプ内
部にまだエアが滞留していればリターン通路50からの
エアの排出がさらに続けられる。そして、このとき吐出
圧センサ154の信号を基にコントローラ153が吐出
側環状溝27の圧力が設定圧以上になったと判断する
と、コントローラ153が電磁弁151にオフ信号を出
力して、電磁弁151の弁部152がリターン通路50
を閉じるようになる。この結果、それ以降のポンプ運転
中にはリターン通路50が弁部152によって閉じら
れ、リターン通路50からの燃料のリークは生じなくな
る。
【0031】また、エンジンの始動時に吐出側環状溝2
7の圧力が設定圧以上になっている場合には、電磁弁1
51はリターン通路50を閉じたままとなっている。こ
のため、この場合のポンプ昇圧時間のロスは極力少なく
抑えられる。
7の圧力が設定圧以上になっている場合には、電磁弁1
51はリターン通路50を閉じたままとなっている。こ
のため、この場合のポンプ昇圧時間のロスは極力少なく
抑えられる。
【0032】また、供給ポンプ3のモータが駆動され始
めてから吐出側環状溝27の内圧が設定値に達するまで
の時間を実験から求め、イグニッション・スイッチがオ
ンされ、供給ポンプ3のモータが駆動され始めてから実
験から求めた時間経過後に電磁弁151の弁部152が
リターン通路50を閉じるようなタイマー機構をコント
ローラに内蔵しておいても良い。
めてから吐出側環状溝27の内圧が設定値に達するまで
の時間を実験から求め、イグニッション・スイッチがオ
ンされ、供給ポンプ3のモータが駆動され始めてから実
験から求めた時間経過後に電磁弁151の弁部152が
リターン通路50を閉じるようなタイマー機構をコント
ローラに内蔵しておいても良い。
【0033】尚、以上で説明した実施例ではいずれもポ
ンプ装置をアキシャルプランジャポンプとしたが、アキ
シャルプランジャポンプに限らずラジアルプランジャポ
ンプ等の他の形態のポンプを用いるようにしても良い。
また、用途も燃料加圧用に限らず、その他のものに用い
るようにしても良い。
ンプ装置をアキシャルプランジャポンプとしたが、アキ
シャルプランジャポンプに限らずラジアルプランジャポ
ンプ等の他の形態のポンプを用いるようにしても良い。
また、用途も燃料加圧用に限らず、その他のものに用い
るようにしても良い。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明は、ポンプ内の吐出
通路に、貯留タンクに連通するリターン通路を分岐形成
すると共に、このリターン通路に、吐出通路の内圧が設
定圧よりも小さいときにこのリターン通路を開く弁手段
を介装したため、通常のポンプ運転時にリターン通路か
らの作動液のリークを招くことなく、吐出通路の内圧が
設定圧よりも小さいエンジン始動時等に吐出通路内のエ
アをポンプ外部に速やかに排出することができ、その結
果、ポンプ内の滞留エアによるポンプ始動時の昇圧遅れ
や、吐出流量の低下やばらつき、脈圧の発生等を確実に
防止することができる。
通路に、貯留タンクに連通するリターン通路を分岐形成
すると共に、このリターン通路に、吐出通路の内圧が設
定圧よりも小さいときにこのリターン通路を開く弁手段
を介装したため、通常のポンプ運転時にリターン通路か
らの作動液のリークを招くことなく、吐出通路の内圧が
設定圧よりも小さいエンジン始動時等に吐出通路内のエ
アをポンプ外部に速やかに排出することができ、その結
果、ポンプ内の滞留エアによるポンプ始動時の昇圧遅れ
や、吐出流量の低下やばらつき、脈圧の発生等を確実に
防止することができる。
【0035】また、弁手段を、リターン通路を開閉する
弁体と、この弁体を吐出通路の圧力に抗して開弁方向に
付勢するスプリングと、を備えた構成とした場合には、
弁手段の構成が単純であることから、製造コストの低減
を図ることができる。
弁体と、この弁体を吐出通路の圧力に抗して開弁方向に
付勢するスプリングと、を備えた構成とした場合には、
弁手段の構成が単純であることから、製造コストの低減
を図ることができる。
【0036】さらにまた、弁手段を、リターン通路を開
閉する電磁弁と、吐出通路の圧力を検出する吐出圧セン
サと、この吐出圧センサの信号を受けて吐出通路内の圧
力が設定圧よりも小さいときに電磁弁に開作動信号を出
力するコントローラと、を備えた構成とした場合には、
エンジン始動の際に吐出通路からエアが充分に排出され
て吐出通路内が設定圧に昇圧されるまでの間、電磁弁に
よってリターン通路を確実に開いておくことができ、そ
の結果、エアの排出をより確実に行うことができる。
閉する電磁弁と、吐出通路の圧力を検出する吐出圧セン
サと、この吐出圧センサの信号を受けて吐出通路内の圧
力が設定圧よりも小さいときに電磁弁に開作動信号を出
力するコントローラと、を備えた構成とした場合には、
エンジン始動の際に吐出通路からエアが充分に排出され
て吐出通路内が設定圧に昇圧されるまでの間、電磁弁に
よってリターン通路を確実に開いておくことができ、そ
の結果、エアの排出をより確実に行うことができる。
【0037】また、供給ポンプのモータが駆動され始め
てから吐出通路の内圧が設定値に達するまでの時間経過
後にリターン通路を閉じるタイマー機構によって作動す
る電磁弁を設けた場合には、吐出圧センサが設けられて
いない場合でもエアの排出を確実に行うことができる。
てから吐出通路の内圧が設定値に達するまでの時間経過
後にリターン通路を閉じるタイマー機構によって作動す
る電磁弁を設けた場合には、吐出圧センサが設けられて
いない場合でもエアの排出を確実に行うことができる。
【0038】さらに、加圧される作動液を燃料とした場
合には、ポンプ内のエアを抜く際、燃料及び蒸発燃料が
大気中に直接放出されることがないので、安全にエア抜
きを行うことができる。
合には、ポンプ内のエアを抜く際、燃料及び蒸発燃料が
大気中に直接放出されることがないので、安全にエア抜
きを行うことができる。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】同実施例を示す要部の拡大断面図。
【図3】同実施例を示す要部の拡大断面図。
【図4】本発明の他の実施例を示す断面図。
【図5】同実施例を示す図4のA−A線に沿う断面図。
【図6】同実施例を示す要部の拡大断面図。
【図7】同実施例を示す要部の拡大断面図。
1,101…アキシャルプランジャポンプ(ポンプ装
置)、 2…燃料タンク(貯留タンク) 27…吐出側環状溝(吐出通路)、 50…リターン通路 51…チェック弁(弁手段)、 54…球状弁体(弁体) 55…スプリング、 151…電磁弁、 153…コントローラ、 154…吐出圧センサ。
置)、 2…燃料タンク(貯留タンク) 27…吐出側環状溝(吐出通路)、 50…リターン通路 51…チェック弁(弁手段)、 54…球状弁体(弁体) 55…スプリング、 151…電磁弁、 153…コントローラ、 154…吐出圧センサ。
Claims (5)
- 【請求項1】 駆動軸の回転によって加圧された作動液
を吐出通路を介して外部装置へ吐出するポンプ装置にお
いて、ポンプ内の前記吐出通路に、貯留タンクに連通す
るリターン通路を分岐形成すると共に、このリターン通
路に、前記吐出通路の内圧が設定圧よりも小さいときに
このリターン通路を開く弁手段を介装したことを特徴と
するポンプ装置。 - 【請求項2】 前記弁手段を、リターン通路を開閉する
弁体と、この弁体を吐出通路の圧力に抗して開弁方向に
付勢するスプリングと、を備えた構成としたことを特徴
とする請求項1に記載のポンプ装置。 - 【請求項3】 前記弁手段を、リターン通路を開閉する
電磁弁と、前記吐出通路内の圧力を検出する吐出圧セン
サと、この吐出圧センサの信号を受けて吐出通路内の圧
力が設定圧よりも小さいときに前記電磁弁に開作動信号
を出力するコントローラと、を備えた構成としたことを
特徴とする請求項1に記載のポンプ装置。 - 【請求項4】 モータ駆動される供給ポンプから送られ
た作動液を吸入通路に送り、その作動液を、エンジン駆
動される駆動軸の回転によって加圧して外部装置へ吐出
通路を介して吐出するポンプ装置において、ポンプ内の
前記吐出通路に、貯留タンクに連通するリターン通路を
分岐形成すると共に、このリターン通路を開閉する電磁
弁を設け、さらに供給ポンプのモータが駆動され始めて
から前記吐出通路の内圧が設定値に達するまでの時間経
過後に前記電磁弁がリターン通路を閉じるタイマー機構
を備えたことを特徴とするポンプ装置。 - 【請求項5】 前記加圧される作動液は燃料であること
を特徴とする請求項1〜4のいずれに記載のポンプ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8232771A JPH09296781A (ja) | 1996-03-07 | 1996-09-03 | ポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4974896 | 1996-03-07 | ||
| JP8-49748 | 1996-03-07 | ||
| JP8232771A JPH09296781A (ja) | 1996-03-07 | 1996-09-03 | ポンプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09296781A true JPH09296781A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=26390200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8232771A Pending JPH09296781A (ja) | 1996-03-07 | 1996-09-03 | ポンプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09296781A (ja) |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP8232771A patent/JPH09296781A/ja active Pending
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