JPH09321175A - マイクロ波回路及びチップ - Google Patents
マイクロ波回路及びチップInfo
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- JPH09321175A JPH09321175A JP13724396A JP13724396A JPH09321175A JP H09321175 A JPH09321175 A JP H09321175A JP 13724396 A JP13724396 A JP 13724396A JP 13724396 A JP13724396 A JP 13724396A JP H09321175 A JPH09321175 A JP H09321175A
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- H10W72/5522—Materials of bond wires comprising metals or metalloids, e.g. silver comprising gold [Au]
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- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 チップと配線基板との接続部分の面積が大き
く、従ってチップと配線基板との接続強度が大きなマイ
クロ波回路を提供すること。 【解決手段】 チップ10と、配線基板12とを具えて
いる。チップ10は、半導体素子14が設けられている
チップ基板16と、このチップ基板16の上面16aに
設けられていて半導体素子14を動作させるための表面
電極18と、このチップ基板16の裏面16bに設けら
れていてバンプ材から成る背面電極20と、チップ基板
16の上面16aから裏面16bへ貫通するバイアホー
ル22と、このバイアホール22に形成されていて表面
電極18と背面電極20とを電気的に接続するバイアホ
ール配線24とを有している。また、配線基板12には
回路配線26が設けられている。
く、従ってチップと配線基板との接続強度が大きなマイ
クロ波回路を提供すること。 【解決手段】 チップ10と、配線基板12とを具えて
いる。チップ10は、半導体素子14が設けられている
チップ基板16と、このチップ基板16の上面16aに
設けられていて半導体素子14を動作させるための表面
電極18と、このチップ基板16の裏面16bに設けら
れていてバンプ材から成る背面電極20と、チップ基板
16の上面16aから裏面16bへ貫通するバイアホー
ル22と、このバイアホール22に形成されていて表面
電極18と背面電極20とを電気的に接続するバイアホ
ール配線24とを有している。また、配線基板12には
回路配線26が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロ波回路
及びこのマイクロ波回路に適用して好適なチップに関す
る。
及びこのマイクロ波回路に適用して好適なチップに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、チップ基板としてGaAs基
板を用い、このチップ基板にFET(Field Effect Tra
nsistor )、HEMT(High Electron Mobility Trans
istor)及びダイオードなどの半導体素子を形成した構
成のチップを、セラミック基板やプリント配線板などの
配線基板に実装する方法として、金ワイヤを用いたワイ
ヤボンディング方式が用いられていた。しかし、この方
法では、デバイスをパッケージに入れると、金ワイヤの
インダクタンス成分が増加するという問題があった(文
献1:「『GaAs電界効果トランジスタの基礎』,福
田益美、平地康剛共著,電子情報通信学会,p82〜8
4,1992」参照)。
板を用い、このチップ基板にFET(Field Effect Tra
nsistor )、HEMT(High Electron Mobility Trans
istor)及びダイオードなどの半導体素子を形成した構
成のチップを、セラミック基板やプリント配線板などの
配線基板に実装する方法として、金ワイヤを用いたワイ
ヤボンディング方式が用いられていた。しかし、この方
法では、デバイスをパッケージに入れると、金ワイヤの
インダクタンス成分が増加するという問題があった(文
献1:「『GaAs電界効果トランジスタの基礎』,福
田益美、平地康剛共著,電子情報通信学会,p82〜8
4,1992」参照)。
【0003】この問題を解決する第1の方法として、M
MIC化する方法がある(文献2:「『MMIC Design Ga
As FETs and HEMTs 』,Peter H. Ladbrooke著,Artech
House,p29,1989」のFig.3.1 参照)。
MIC化する方法がある(文献2:「『MMIC Design Ga
As FETs and HEMTs 』,Peter H. Ladbrooke著,Artech
House,p29,1989」のFig.3.1 参照)。
【0004】また、第2の方法として、フリップチップ
方式を用いて、チップを配線基板に実装する方法がある
(文献3:「Proceeding of 1994 Asia Pacific Microw
aveConference,p291〜294」参照)。
方式を用いて、チップを配線基板に実装する方法がある
(文献3:「Proceeding of 1994 Asia Pacific Microw
aveConference,p291〜294」参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
方法では、高価なGaAs基板に回路配線を形成するた
めコストが高くなってしまうという問題があった。
方法では、高価なGaAs基板に回路配線を形成するた
めコストが高くなってしまうという問題があった。
【0006】一方、第2の方法では、安価な配線基板を
用いることは可能であるが、この方法ではチップと配線
基板との接続強度が弱いため、光硬化性の樹脂を用いて
チップを配線基板に固定することが必要であった(文献
3のFig 1.参照)。このため、チップ内にエアブリッジ
による配線がある場合、エアブリッジが樹脂で覆われる
ため、樹脂で覆われた部分での容量が大きくなるという
問題がった。また、チップと配線基板との接続部分の面
積が小さいため、チップ内での発熱が大きい場合には、
放熱が十分になされないという問題があった。
用いることは可能であるが、この方法ではチップと配線
基板との接続強度が弱いため、光硬化性の樹脂を用いて
チップを配線基板に固定することが必要であった(文献
3のFig 1.参照)。このため、チップ内にエアブリッジ
による配線がある場合、エアブリッジが樹脂で覆われる
ため、樹脂で覆われた部分での容量が大きくなるという
問題がった。また、チップと配線基板との接続部分の面
積が小さいため、チップ内での発熱が大きい場合には、
放熱が十分になされないという問題があった。
【0007】従って、チップと配線基板との接続部分の
面積が大きく、従ってチップと配線基板との接続強度が
大きなマイクロ波回路の出現が望まれていた。
面積が大きく、従ってチップと配線基板との接続強度が
大きなマイクロ波回路の出現が望まれていた。
【0008】また、このようなマイクロ波回路に適用し
て好適なチップの出現が望まれていた。
て好適なチップの出現が望まれていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、この発明のマ
イクロ波回路によれば、FET、HEMT及びダイオー
ドの少なくとも一つの半導体素子が設けられているチッ
プ基板と、このチップ基板の上面に設けられていて半導
体素子を動作させるための表面電極とを有しているチッ
プと、回路配線が設けられていて表面電極がこの回路配
線に電気的に接続されている配線基板とを具えるマイク
ロ波回路において、チップは、チップ基板の裏面に設け
られているバンプ材から成る背面電極と、チップ基板の
上面から裏面へ貫通するバイアホールと、このバイアホ
ールに形成されていて表面電極と背面電極とを電気的に
接続するバイアホール配線とを有し、チップは、背面電
極と回路配線との直接的な接続により配線基板に固定さ
れていることを特徴とする。
イクロ波回路によれば、FET、HEMT及びダイオー
ドの少なくとも一つの半導体素子が設けられているチッ
プ基板と、このチップ基板の上面に設けられていて半導
体素子を動作させるための表面電極とを有しているチッ
プと、回路配線が設けられていて表面電極がこの回路配
線に電気的に接続されている配線基板とを具えるマイク
ロ波回路において、チップは、チップ基板の裏面に設け
られているバンプ材から成る背面電極と、チップ基板の
上面から裏面へ貫通するバイアホールと、このバイアホ
ールに形成されていて表面電極と背面電極とを電気的に
接続するバイアホール配線とを有し、チップは、背面電
極と回路配線との直接的な接続により配線基板に固定さ
れていることを特徴とする。
【0010】また、ここで回路配線には、マイクロスト
リップ線路、コプレナー線路などの平面型導波路や接地
部(グランド)を含むものとする。
リップ線路、コプレナー線路などの平面型導波路や接地
部(グランド)を含むものとする。
【0011】また、ここで背面電極と回路配線との直接
的な接続とは、接続のため背面電極を回路配線上に位置
決めして配置した後、リード線とか、配線層とか、電極
層とかを介在させずに、背面電極に用いるバンプ材の種
類に応じた適当な方法を用いて背面電極と回路配線とを
直接接合することを指す。従って、この接合により、背
面電極と回路配線とは電気的に接続する。
的な接続とは、接続のため背面電極を回路配線上に位置
決めして配置した後、リード線とか、配線層とか、電極
層とかを介在させずに、背面電極に用いるバンプ材の種
類に応じた適当な方法を用いて背面電極と回路配線とを
直接接合することを指す。従って、この接合により、背
面電極と回路配線とは電気的に接続する。
【0012】このようなこの発明のマイクロ波回路によ
れば、チップ基板の裏面に設けられている背面電極と、
配線基板に設けられている回路配線とを直接的に接続す
ることにより、チップを配線基板に固定している。この
場合、バンプをチップ基板の上面に形成し、これをフェ
ースダウンで配線基板と接続する従来のフリップチップ
方式を用いた場合に比べて、チップと配線基板との接続
部分の面積が大きくなる。従ってチップと配線基板との
接続は高強度になる。また、表面電極と回路配線とは、
バイアホール配線及び背面電極を介して電気的に接続す
る。バイアホールの長さは、チップ基板の厚さ程度であ
るので、表面電極と回路配線との間を接続する部分の長
さ(接続長ともいう。)はチップ基板の厚さ程度とな
る。
れば、チップ基板の裏面に設けられている背面電極と、
配線基板に設けられている回路配線とを直接的に接続す
ることにより、チップを配線基板に固定している。この
場合、バンプをチップ基板の上面に形成し、これをフェ
ースダウンで配線基板と接続する従来のフリップチップ
方式を用いた場合に比べて、チップと配線基板との接続
部分の面積が大きくなる。従ってチップと配線基板との
接続は高強度になる。また、表面電極と回路配線とは、
バイアホール配線及び背面電極を介して電気的に接続す
る。バイアホールの長さは、チップ基板の厚さ程度であ
るので、表面電極と回路配線との間を接続する部分の長
さ(接続長ともいう。)はチップ基板の厚さ程度とな
る。
【0013】チップと配線基板との接続が高強度である
場合には、光硬化性の樹脂を用いてチップを配線基板に
固定する必要がなく、エアブリッジの部分で容量が大き
くなるという恐れもない。また、チップと配線基板との
接続部分の面積が大きい場合には、チップ内での発熱が
配線基板に放熱される。また、表面電極と回路配線との
間の接続長がチップの厚さ程度である場合には、インダ
クタンス等による寄生インピーダンス成分が小さい。
場合には、光硬化性の樹脂を用いてチップを配線基板に
固定する必要がなく、エアブリッジの部分で容量が大き
くなるという恐れもない。また、チップと配線基板との
接続部分の面積が大きい場合には、チップ内での発熱が
配線基板に放熱される。また、表面電極と回路配線との
間の接続長がチップの厚さ程度である場合には、インダ
クタンス等による寄生インピーダンス成分が小さい。
【0014】また、この発明のチップによれば、FE
T、HEMT及びダイオードの少なくとも一つの半導体
素子が設けられているチップ基板と、このチップ基板の
上面に設けられていて半導体素子を動作させるための表
面電極とを有しているチップにおいて、チップ基板の裏
面に設けられているバンプ材から成る背面電極と、チッ
プ基板の上面から裏面へ貫通するバイアホールと、この
バイアホールに形成されていて表面電極と背面電極とを
電気的に接続するバイアホール配線とを有していること
を特徴とする。
T、HEMT及びダイオードの少なくとも一つの半導体
素子が設けられているチップ基板と、このチップ基板の
上面に設けられていて半導体素子を動作させるための表
面電極とを有しているチップにおいて、チップ基板の裏
面に設けられているバンプ材から成る背面電極と、チッ
プ基板の上面から裏面へ貫通するバイアホールと、この
バイアホールに形成されていて表面電極と背面電極とを
電気的に接続するバイアホール配線とを有していること
を特徴とする。
【0015】このようなこの発明のチップによれば、上
述のマイクロ波回路のチップとして用いることができ
る。
述のマイクロ波回路のチップとして用いることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この出願の
発明の実施の形態について説明する。以下の説明に用い
る各図において、各構成成分は、この発明を理解出来る
程度に、その形状、大きさ、及び配置関係を概略的に示
してあるにすぎない。また、説明に用いる各図において
同様な構成成分については同一の番号を付し、その重複
する説明を省略することもある。また、断面を示すハッ
チングは一部分を除き省略してある。また、以下の説明
中で挙げる使用材料及びその量、処理時間、処理温度、
膜厚などの数値的条件は、これら発明の範囲内の好適例
にすぎない。従って、この出願に係る発明が、これら条
件にのみ限定されるものではないことは理解されたい。
発明の実施の形態について説明する。以下の説明に用い
る各図において、各構成成分は、この発明を理解出来る
程度に、その形状、大きさ、及び配置関係を概略的に示
してあるにすぎない。また、説明に用いる各図において
同様な構成成分については同一の番号を付し、その重複
する説明を省略することもある。また、断面を示すハッ
チングは一部分を除き省略してある。また、以下の説明
中で挙げる使用材料及びその量、処理時間、処理温度、
膜厚などの数値的条件は、これら発明の範囲内の好適例
にすぎない。従って、この出願に係る発明が、これら条
件にのみ限定されるものではないことは理解されたい。
【0017】先ず、この発明のマイクロ波回路の基本的
な構成例について、図1を参照して説明する。図1は、
この発明のマイクロ波回路の基本的な構成例を示した概
略的な断面図である。
な構成例について、図1を参照して説明する。図1は、
この発明のマイクロ波回路の基本的な構成例を示した概
略的な断面図である。
【0018】図1に示すように、この発明のマイクロ波
回路100は、チップ10と、配線基板12とを具えて
いる。
回路100は、チップ10と、配線基板12とを具えて
いる。
【0019】チップ10は、半導体素子14が設けられ
ているチップ基板16と、このチップ基板16の上面1
6aに設けられていて半導体素子14を動作させるため
の表面電極18と、このチップ基板16の裏面16bに
設けられていてバンプ材から成る背面電極20と、チッ
プ基板16の上面16aから裏面16bへ貫通するバイ
アホール22と、このバイアホール22に形成されてい
て表面電極18と背面電極20とを電気的に接続するバ
イアホール配線24とを有している。また、配線基板1
2には回路配線26が設けられている。
ているチップ基板16と、このチップ基板16の上面1
6aに設けられていて半導体素子14を動作させるため
の表面電極18と、このチップ基板16の裏面16bに
設けられていてバンプ材から成る背面電極20と、チッ
プ基板16の上面16aから裏面16bへ貫通するバイ
アホール22と、このバイアホール22に形成されてい
て表面電極18と背面電極20とを電気的に接続するバ
イアホール配線24とを有している。また、配線基板1
2には回路配線26が設けられている。
【0020】図1に示す構成例では、チップ基板16の
一部分に、その上面16aから内部に向かって半導体素
子14が設けられている。そして、チップ基板16の上
面16aには少なくとも半導体素子14の一部分と接触
する3つの表面電極18が設けられている。また、表面
電極18と対向するようにチップ基板16の裏面16b
には3つの背面電極20が設けられている。そして、表
面電極18と背面電極20とが対向する3つの部分にバ
イアホール22が形成され、それぞれのバイアホール2
2には、表面電極18と背面電極20とを電気的に接続
するバイアホール配線24が形成されている。ただし、
図1中、中央に点線で示したバイアホール22及びバイ
アホール配線24は、この断面図の断面切り口からはず
れた位置に形成されている。また、回路配線26は、基
板28の上面28aに3つに分けて設けられ、それぞれ
回路配線26は背面電極20と接続している。なお、上
述したバイアホール配線24は、図1ではバイアホール
22を埋め込むようにして設けてあるが、必ずしもその
ように設ける必要はなく、例えばバイアホール22の内
壁面に設けてあっても良い。
一部分に、その上面16aから内部に向かって半導体素
子14が設けられている。そして、チップ基板16の上
面16aには少なくとも半導体素子14の一部分と接触
する3つの表面電極18が設けられている。また、表面
電極18と対向するようにチップ基板16の裏面16b
には3つの背面電極20が設けられている。そして、表
面電極18と背面電極20とが対向する3つの部分にバ
イアホール22が形成され、それぞれのバイアホール2
2には、表面電極18と背面電極20とを電気的に接続
するバイアホール配線24が形成されている。ただし、
図1中、中央に点線で示したバイアホール22及びバイ
アホール配線24は、この断面図の断面切り口からはず
れた位置に形成されている。また、回路配線26は、基
板28の上面28aに3つに分けて設けられ、それぞれ
回路配線26は背面電極20と接続している。なお、上
述したバイアホール配線24は、図1ではバイアホール
22を埋め込むようにして設けてあるが、必ずしもその
ように設ける必要はなく、例えばバイアホール22の内
壁面に設けてあっても良い。
【0021】このチップ10は、チップ基板16の裏面
16aに設けられている背面電極20と、基板28の上
面28aに設けられている回路配線26とを直接的に接
続することにより、配線基板12に固定されている。こ
の場合、従来のフリップチップ方式を用いた場合に比べ
て、チップ10と配線基板12との接続部分の面積が大
きくなる。このため、チップ10内での発熱が配線基板
12に放熱され、チップ基板16に設けられた半導体素
子14の安定な動作が期待できる。また、チップ10と
配線基板12との接続部分の面積が大きいため、チップ
10と配線基板12との接続が高強度になる。また、表
面電極18と回路配線28とは、バイアホール配線24
及び背面電極20を介して電気的に接続し、表面電極1
8と回路配線26との間を接続する部分の長さはチップ
基板16の厚さ程度となる。このため、インダクタンス
等による寄生インピーダンス成分が小さい状態で、チッ
プ10は配線基板12上に実装される。
16aに設けられている背面電極20と、基板28の上
面28aに設けられている回路配線26とを直接的に接
続することにより、配線基板12に固定されている。こ
の場合、従来のフリップチップ方式を用いた場合に比べ
て、チップ10と配線基板12との接続部分の面積が大
きくなる。このため、チップ10内での発熱が配線基板
12に放熱され、チップ基板16に設けられた半導体素
子14の安定な動作が期待できる。また、チップ10と
配線基板12との接続部分の面積が大きいため、チップ
10と配線基板12との接続が高強度になる。また、表
面電極18と回路配線28とは、バイアホール配線24
及び背面電極20を介して電気的に接続し、表面電極1
8と回路配線26との間を接続する部分の長さはチップ
基板16の厚さ程度となる。このため、インダクタンス
等による寄生インピーダンス成分が小さい状態で、チッ
プ10は配線基板12上に実装される。
【0022】次に、この実施の形態のチップについて、
図2を参照して説明する。この実施の形態では、チップ
基板に半導体素子として、FETが設けられているチッ
プ(以下、これをFETチップという。)について説明
するが、半導体素子としてFET、HEMT及びダイオ
ードのうちのいずれの素子が設けられている場合であっ
ても良い。図2は、この実施の形態の説明に供するFE
Tチップの概略図である。図2(A)はFETチップを
示す概略的な斜視図であり、図2(B)はFETチップ
の裏面を示す概略的は平面図である。なお、図3〜図6
は図2(A)中のI−I線に沿って切って取った断面に
相当する断面図(ただし切り口の図)によって示したF
ETチップの概略的な形成工程図で、各図は各工程で得
られた構造体の断面を示してある。
図2を参照して説明する。この実施の形態では、チップ
基板に半導体素子として、FETが設けられているチッ
プ(以下、これをFETチップという。)について説明
するが、半導体素子としてFET、HEMT及びダイオ
ードのうちのいずれの素子が設けられている場合であっ
ても良い。図2は、この実施の形態の説明に供するFE
Tチップの概略図である。図2(A)はFETチップを
示す概略的な斜視図であり、図2(B)はFETチップ
の裏面を示す概略的は平面図である。なお、図3〜図6
は図2(A)中のI−I線に沿って切って取った断面に
相当する断面図(ただし切り口の図)によって示したF
ETチップの概略的な形成工程図で、各図は各工程で得
られた構造体の断面を示してある。
【0023】図2(A)に示すように、FETチップ3
0は、FET32が形成されているチップ基板16と、
このチップ基板16の上面16aに設けられている、F
ET32を動作させるための表面電極18とを少なくと
も有している。この表面電極18として、ゲート電極3
4、ドレイン電極36及びソース電極38が所定の形状
で設けられている。
0は、FET32が形成されているチップ基板16と、
このチップ基板16の上面16aに設けられている、F
ET32を動作させるための表面電極18とを少なくと
も有している。この表面電極18として、ゲート電極3
4、ドレイン電極36及びソース電極38が所定の形状
で設けられている。
【0024】図2(A)に示す構成例では、チップ基板
16のほぼ中央部に6個のFET32(図中、破線で四
角い領域とし示してある。)を直線的に配列してあっ
て、これらFET32のゲート電極34をFET32の
配列方向と同方向に共通のゲート電極として直線的に設
けてある(図中、1本の実線として示してある。)。ま
た、これらFET32のドレイン電極36も共通のドレ
イン電極として設けてある。また、ソース電極38は左
右両側の順次の3個のFET32に共通なソース電極と
して分けて設けてある。
16のほぼ中央部に6個のFET32(図中、破線で四
角い領域とし示してある。)を直線的に配列してあっ
て、これらFET32のゲート電極34をFET32の
配列方向と同方向に共通のゲート電極として直線的に設
けてある(図中、1本の実線として示してある。)。ま
た、これらFET32のドレイン電極36も共通のドレ
イン電極として設けてある。また、ソース電極38は左
右両側の順次の3個のFET32に共通なソース電極と
して分けて設けてある。
【0025】上述したゲート電極34、ドレイン電極3
6及びソース電極38は、FET32の形成領域外のチ
ップ基板16上の領域、すなわちチップ基板16の端部
近くの領域に引き出してある。ここではこれらの引き出
し部分もゲート電極、ドレイン電極及びソース電極の一
部分をそれぞれ形成しており、従ってこれらの引き出し
部分も含めて、チップ基板16の上面16aに設けられ
ている表面電極18とみなす。
6及びソース電極38は、FET32の形成領域外のチ
ップ基板16上の領域、すなわちチップ基板16の端部
近くの領域に引き出してある。ここではこれらの引き出
し部分もゲート電極、ドレイン電極及びソース電極の一
部分をそれぞれ形成しており、従ってこれらの引き出し
部分も含めて、チップ基板16の上面16aに設けられ
ている表面電極18とみなす。
【0026】上述した表面電極は、後述する背面電極と
接続させてある。この発明では、この表面電極と背面電
極との接続を、チップ基板に設けたバイアホールを介し
て行なう。すなわち、バイアホールにバイアホール配線
を設けておいて、このバイアホール配線を表面電極と背
面電極とに接続させて上述した表面電極及び背面電極間
の接続を行なう。
接続させてある。この発明では、この表面電極と背面電
極との接続を、チップ基板に設けたバイアホールを介し
て行なう。すなわち、バイアホールにバイアホール配線
を設けておいて、このバイアホール配線を表面電極と背
面電極とに接続させて上述した表面電極及び背面電極間
の接続を行なう。
【0027】図2(A)に示す構成例では、ゲート電極
用の1つのバイアホール40、ドレイン電極用の1つの
バイアホール42、及び各ソース電極用に2つのバイア
ホールすなわちソース電極用の4つのバイアホール44
をそれぞれFET32の形成領域外に設けてあり、これ
らバイアホール40〜44にはバイアホール配線46〜
50を設けてある。そして、これらバイアホール配線4
6〜50は表面電極18としてのゲート電極34、ドレ
イン電極36及びソース電極38の引き出し部分と対応
付けて接続してある。このようにバイアホール40〜4
4をFET32の形成領域外に設けた理由は、FET3
2がバイアホール形成時のエッチングの影響を受けない
ようにして、完成したマイクロ波回路のFET32を安
定して動作させるためである。なお、図2(A)中に
は、バイアホール40〜44が設けられる領域を四角い
破線で囲みハッチングを付して示している。また、図2
(A)中、52はエアブリッジを示している。このエア
ブリッジは、絶縁膜上で配線した場合に、絶縁膜下の配
線とクロスする位置でのキャパシタンスが大きくなって
しまうことを避けるために形成している。
用の1つのバイアホール40、ドレイン電極用の1つの
バイアホール42、及び各ソース電極用に2つのバイア
ホールすなわちソース電極用の4つのバイアホール44
をそれぞれFET32の形成領域外に設けてあり、これ
らバイアホール40〜44にはバイアホール配線46〜
50を設けてある。そして、これらバイアホール配線4
6〜50は表面電極18としてのゲート電極34、ドレ
イン電極36及びソース電極38の引き出し部分と対応
付けて接続してある。このようにバイアホール40〜4
4をFET32の形成領域外に設けた理由は、FET3
2がバイアホール形成時のエッチングの影響を受けない
ようにして、完成したマイクロ波回路のFET32を安
定して動作させるためである。なお、図2(A)中に
は、バイアホール40〜44が設けられる領域を四角い
破線で囲みハッチングを付して示している。また、図2
(A)中、52はエアブリッジを示している。このエア
ブリッジは、絶縁膜上で配線した場合に、絶縁膜下の配
線とクロスする位置でのキャパシタンスが大きくなって
しまうことを避けるために形成している。
【0028】一方、これらバイアホール配線46〜50
と対応付けて接続されていて、しかも、チップ基板16
の裏面16bに設けられている背面電極20について、
図2(B)を参照して説明する。
と対応付けて接続されていて、しかも、チップ基板16
の裏面16bに設けられている背面電極20について、
図2(B)を参照して説明する。
【0029】図2(B)に示すように、チップ基板16
の裏面16bには、バンプ材から成る背面電極20が設
けられている。この背面電極20として、ゲート電極5
2、ドレイン電極54及びソース電極56が所定の形状
で設けられている。
の裏面16bには、バンプ材から成る背面電極20が設
けられている。この背面電極20として、ゲート電極5
2、ドレイン電極54及びソース電極56が所定の形状
で設けられている。
【0030】図2(B)に示す構成例では、背面電極2
0としてのゲート電極52、ドレイン電極54及びソー
ス電極56は、表面電極18としてのゲート電極34、
ドレイン電極36及びソース電極38の引き出し部分と
対向して設けてある。ただし、ソース電極56は2つに
分けることなく1つのソース電極56として設けてあ
る。これらゲート電極52、ドレイン電極54及びソー
ス電極56は、バイアホール配線46〜50と対応付け
て接続してある。このため、表面電極18としてのゲー
ト電極34、ドレイン電極36及びソース電極38は、
背面電極20としてのゲート電極52、ドレイン電極5
4及びソース電極56と電気的に接続する。なお、図2
(B)中には、バイアホール40〜44が設けられる領
域を四角い実線で囲みハッチングを付して示している。
0としてのゲート電極52、ドレイン電極54及びソー
ス電極56は、表面電極18としてのゲート電極34、
ドレイン電極36及びソース電極38の引き出し部分と
対向して設けてある。ただし、ソース電極56は2つに
分けることなく1つのソース電極56として設けてあ
る。これらゲート電極52、ドレイン電極54及びソー
ス電極56は、バイアホール配線46〜50と対応付け
て接続してある。このため、表面電極18としてのゲー
ト電極34、ドレイン電極36及びソース電極38は、
背面電極20としてのゲート電極52、ドレイン電極5
4及びソース電極56と電気的に接続する。なお、図2
(B)中には、バイアホール40〜44が設けられる領
域を四角い実線で囲みハッチングを付して示している。
【0031】次に、図3〜図6を参照して、このような
FETチップ30の形成方法につき説明する。先ず、例
えば、半絶縁性のGaAs基板58上に、MBE法によ
りノンドープのGaAsバッファ層60を700nm程
度の厚さで形成し、さらにn−GaAsチャネル層62
を300nm程度の厚さで形成する(図3(A))。以
下、基板58、バッファ層60及びチャネル層62を併
せてチップ基板16とする。
FETチップ30の形成方法につき説明する。先ず、例
えば、半絶縁性のGaAs基板58上に、MBE法によ
りノンドープのGaAsバッファ層60を700nm程
度の厚さで形成し、さらにn−GaAsチャネル層62
を300nm程度の厚さで形成する(図3(A))。以
下、基板58、バッファ層60及びチャネル層62を併
せてチップ基板16とする。
【0032】その後、チップ基板16の表面の所定の領
域から酸素をイオン注入して、1μm以上の厚さで素子
分離領域64を形成する(図3(B))。
域から酸素をイオン注入して、1μm以上の厚さで素子
分離領域64を形成する(図3(B))。
【0033】その後、蒸着リフトオフ法により、AuG
e合金、Ni及びAuを順に積層した構成の積層膜をチ
ップ基板16の表面の所定の領域に形成する。その後、
この積層膜に対してシンターを行なう。この積層膜をド
レイン電極36及びソース電極38とする(図3
(C))。
e合金、Ni及びAuを順に積層した構成の積層膜をチ
ップ基板16の表面の所定の領域に形成する。その後、
この積層膜に対してシンターを行なう。この積層膜をド
レイン電極36及びソース電極38とする(図3
(C))。
【0034】その後、試料表面をレジスト膜で覆った
後、このレジスト膜をリセス部形成領域が露出するよう
にパターニングして、レジストパターン66を形成する
(図4(A))。
後、このレジスト膜をリセス部形成領域が露出するよう
にパターニングして、レジストパターン66を形成する
(図4(A))。
【0035】その後、このレジストパターン66をマス
クとして用いて、200nm程度の深さにチャネル層6
2の露出した領域をエッチングしてリセス部62aを形
成する(図4(B))。
クとして用いて、200nm程度の深さにチャネル層6
2の露出した領域をエッチングしてリセス部62aを形
成する(図4(B))。
【0036】その後、蒸着リフトオフ法により、Ti及
びAlを順に積層した構成の積層膜をリセス部62aに
形成する。この積層膜をゲート電極34とする(図4
(C))。
びAlを順に積層した構成の積層膜をリセス部62aに
形成する。この積層膜をゲート電極34とする(図4
(C))。
【0037】その後、CVD法により試料表面を500
nm程度の厚さのSiN層で覆った後、このSiN層
を、ドレイン電極36及びソース電極38の一部分が露
出するように、パターニングして層間絶縁膜68を形成
する(図5(A))。以後、層間絶縁膜68から露出す
るドレイン電極36及びソース電極38の部分をコンタ
クト部70と称する場合がある。なお、図5(A)中に
は示していないが、この層間絶縁膜68は、ゲート電極
が一部分露出するように形成されている。
nm程度の厚さのSiN層で覆った後、このSiN層
を、ドレイン電極36及びソース電極38の一部分が露
出するように、パターニングして層間絶縁膜68を形成
する(図5(A))。以後、層間絶縁膜68から露出す
るドレイン電極36及びソース電極38の部分をコンタ
クト部70と称する場合がある。なお、図5(A)中に
は示していないが、この層間絶縁膜68は、ゲート電極
が一部分露出するように形成されている。
【0038】その後、蒸着リフトオフ法により、Ti、
Pt及びAuを順に積層した構成の積層膜を、このコン
タクト部70から層間絶縁膜68上に至る所定の領域に
形成する。コンタクト部70でドレイン電極36と接続
する積層膜をドレイン電極の引き出し部分36aとし、
コンタクト部68でソース電極38と接続する積層膜を
ソース電極の引き出し部分38aとする(図5
(B))。なお、図5(B)中には示していないが、こ
の工程において層間絶縁膜68から一部分露出するゲー
ト電極と接続するゲート電極の引き出し部分も併せて形
成される。
Pt及びAuを順に積層した構成の積層膜を、このコン
タクト部70から層間絶縁膜68上に至る所定の領域に
形成する。コンタクト部70でドレイン電極36と接続
する積層膜をドレイン電極の引き出し部分36aとし、
コンタクト部68でソース電極38と接続する積層膜を
ソース電極の引き出し部分38aとする(図5
(B))。なお、図5(B)中には示していないが、こ
の工程において層間絶縁膜68から一部分露出するゲー
ト電極と接続するゲート電極の引き出し部分も併せて形
成される。
【0039】その後、エアブリッジ(図示せず)を形成
し、さらに、CVD法により試料表面を200nm程度
の厚さで層で覆うSiNパッシベーション膜(図示せ
ず)を形成する。
し、さらに、CVD法により試料表面を200nm程度
の厚さで層で覆うSiNパッシベーション膜(図示せ
ず)を形成する。
【0040】その後、試料の上面すなわちFETを形成
した側の表面をワックスによりサファイヤ板に貼り付け
る。そして、試料の裏面すなわちサファイヤ板に貼り付
けた側と反対側の表面(チップ基板16の裏面)を研磨
して、チップ基板16の厚さを50μm程度にする。
した側の表面をワックスによりサファイヤ板に貼り付け
る。そして、試料の裏面すなわちサファイヤ板に貼り付
けた側と反対側の表面(チップ基板16の裏面)を研磨
して、チップ基板16の厚さを50μm程度にする。
【0041】その後、チップ基板16の裏面16bから
チップ基板16を選択的にエッチングして、FETの形
成領域外に、チップ基板16の裏面16bから表面を貫
通し、ドレイン電極の引き出し部分36aに至るバイア
ホール42を形成する(図6(A))。図6(A)中に
示したバイアホール42は、図2(A)中のI−I線に
沿って切って取った断面切り口からずれた位置に形成さ
れるものであるが、FETチップの形成方法が理解しや
すいように示した。なお、図6(A)中には示していな
いが、この工程においてチップ基板16の裏面16bか
ら表面を貫通し、ゲート電極の引ききし部分に至るバイ
アホール(すなわち図2(A)中、40で示されるバイ
アホール)、及びチップ基板16の裏面16bから表面
を貫通し、ソース電極の引き出し部分38aに至るバイ
アホール(すなわち図2(A)中、44で示されるバイ
アホール)も併せて形成される。
チップ基板16を選択的にエッチングして、FETの形
成領域外に、チップ基板16の裏面16bから表面を貫
通し、ドレイン電極の引き出し部分36aに至るバイア
ホール42を形成する(図6(A))。図6(A)中に
示したバイアホール42は、図2(A)中のI−I線に
沿って切って取った断面切り口からずれた位置に形成さ
れるものであるが、FETチップの形成方法が理解しや
すいように示した。なお、図6(A)中には示していな
いが、この工程においてチップ基板16の裏面16bか
ら表面を貫通し、ゲート電極の引ききし部分に至るバイ
アホール(すなわち図2(A)中、40で示されるバイ
アホール)、及びチップ基板16の裏面16bから表面
を貫通し、ソース電極の引き出し部分38aに至るバイ
アホール(すなわち図2(A)中、44で示されるバイ
アホール)も併せて形成される。
【0042】その後、電解メッキにより、金(Au)を
10μm、スズ(Sn)を200nm積層した構成の積
層膜を、所定のパターンでチップ基板16の裏面16b
に形成する。この積層膜(バンプ材)を背面電極として
のドレイン電極54とする(図6(B))。また、ドレ
イン電極54の形成と共に、バイアホール42の壁面に
も同様の積層膜を形成する。この積層膜をバイアホール
配線48とする。なお、図6(B)中には示していない
が、この工程において図2(B)中に示している背面電
極としてのゲート電極52及びソース電極56、並びに
バイアホール配線46及び50も併せて形成する。な
お、その後は、サファイヤ板を取りはずし、試料の上面
を洗浄してワックスを除去する。
10μm、スズ(Sn)を200nm積層した構成の積
層膜を、所定のパターンでチップ基板16の裏面16b
に形成する。この積層膜(バンプ材)を背面電極として
のドレイン電極54とする(図6(B))。また、ドレ
イン電極54の形成と共に、バイアホール42の壁面に
も同様の積層膜を形成する。この積層膜をバイアホール
配線48とする。なお、図6(B)中には示していない
が、この工程において図2(B)中に示している背面電
極としてのゲート電極52及びソース電極56、並びに
バイアホール配線46及び50も併せて形成する。な
お、その後は、サファイヤ板を取りはずし、試料の上面
を洗浄してワックスを除去する。
【0043】その後、この試料を500μm×500μ
m程度の大きさにダイシングしてFETチップとして切
り出す。以上のようにして、FETチップを形成する。
m程度の大きさにダイシングしてFETチップとして切
り出す。以上のようにして、FETチップを形成する。
【0044】次に、この実施の形態の配線基板につい
て、図7を参照して説明する。図7は、この実施の形態
の説明に供する配線基板の一部分を切り出して示した、
配線基板の上面を示す概略的な平面図である。ここで用
いる配線基板は、厚さ100μm程度のアルミナをセラ
ミックとして用いたセラミック基板(京セラ製)であ
る。この配線基板には、その上面に任意のパターンの金
(Au)箔を貼りつけ一方裏面全面に金属を貼りつける
ことにより、回路配線としてのマイクロストリップ線路
を設けることができ、また上面の金(Au)箔と裏面の
金属とを表裏導通部を介して接続することにより、回路
配線としての接地部(グランド)を裏面の金属と接続さ
れた上面の金属箔パターンに設けることができる。
て、図7を参照して説明する。図7は、この実施の形態
の説明に供する配線基板の一部分を切り出して示した、
配線基板の上面を示す概略的な平面図である。ここで用
いる配線基板は、厚さ100μm程度のアルミナをセラ
ミックとして用いたセラミック基板(京セラ製)であ
る。この配線基板には、その上面に任意のパターンの金
(Au)箔を貼りつけ一方裏面全面に金属を貼りつける
ことにより、回路配線としてのマイクロストリップ線路
を設けることができ、また上面の金(Au)箔と裏面の
金属とを表裏導通部を介して接続することにより、回路
配線としての接地部(グランド)を裏面の金属と接続さ
れた上面の金属箔パターンに設けることができる。
【0045】図7に示す構成例では、配線基板12に回
路配線としてインピーダンス50Ωの入力用マイクロス
トリップ線路、インピーダンス50Ωの出力用マイクロ
ストリップ線路、及び接地部(グランド)を設けるよう
に、金(Au)箔をパターニングし、さらに表裏導通部
72を形成してある。そして、上述したFETチップ3
0を配線基板12上に配置した場合、図2(B)で既に
説明したような、FETチップ30の裏面に設けられた
背面電極20としてのゲート電極52、ドレイン電極5
4及びソース電極56が、それぞれ回路配線としてのイ
ンピーダンス50Ωの入力用マイクロストリップ線路、
インピーダンス50Ωの出力用マイクロストリップ線
路、及び接地部(グランド)上に位置する。図7中、7
4は入力用マイクロストリップ線路を構成する金(A
u)箔パターン(以下、これを入力用マイクロストリッ
プ線路パターンと称する。)であり、76は出力用マイ
クロストリップ線路を構成する金(Au)箔パターン
(以下、これを出力用マイクロストリップ線路パターン
と称する。)であり、78は接地部(グランド)となる
金(Au)箔パターン(以下、これを接地部(グラン
ド)と称する。)である。また、72は表裏導通部であ
り、円で囲みハッチングを付して示している。
路配線としてインピーダンス50Ωの入力用マイクロス
トリップ線路、インピーダンス50Ωの出力用マイクロ
ストリップ線路、及び接地部(グランド)を設けるよう
に、金(Au)箔をパターニングし、さらに表裏導通部
72を形成してある。そして、上述したFETチップ3
0を配線基板12上に配置した場合、図2(B)で既に
説明したような、FETチップ30の裏面に設けられた
背面電極20としてのゲート電極52、ドレイン電極5
4及びソース電極56が、それぞれ回路配線としてのイ
ンピーダンス50Ωの入力用マイクロストリップ線路、
インピーダンス50Ωの出力用マイクロストリップ線
路、及び接地部(グランド)上に位置する。図7中、7
4は入力用マイクロストリップ線路を構成する金(A
u)箔パターン(以下、これを入力用マイクロストリッ
プ線路パターンと称する。)であり、76は出力用マイ
クロストリップ線路を構成する金(Au)箔パターン
(以下、これを出力用マイクロストリップ線路パターン
と称する。)であり、78は接地部(グランド)となる
金(Au)箔パターン(以下、これを接地部(グラン
ド)と称する。)である。また、72は表裏導通部であ
り、円で囲みハッチングを付して示している。
【0046】この実施の形態のマイクロ波回路は、図2
(B)に示すゲート電極52が図7に示す入力用マイク
ロストリップ線路74上に位置し、図2(B)に示すド
レイン電極54が図7に示す出力用マイクロストリップ
線路パターン76上に位置し、図2(B)に示すソース
電極56が図7に示す接地部(グランド)78上に位置
するように、上述したFETチップ30を、300℃程
度に加熱した配線基板12上に配置することにより双方
を結合して形成したものである。以上のように、FET
チップ30を配線基板12上に配置した場合、背面電極
20を構成するスズ(Sn)と、金(Au)箔パターン
を構成する金(Au)とが共晶をつくるため、ゲート電
極52と入力用マイクロストリップ線路パターン74、
ドレイン電極54と出力用マイクロストリップ線路パタ
ーン76、及びソース電極56と接地部(グランド)7
8とが接着している。
(B)に示すゲート電極52が図7に示す入力用マイク
ロストリップ線路74上に位置し、図2(B)に示すド
レイン電極54が図7に示す出力用マイクロストリップ
線路パターン76上に位置し、図2(B)に示すソース
電極56が図7に示す接地部(グランド)78上に位置
するように、上述したFETチップ30を、300℃程
度に加熱した配線基板12上に配置することにより双方
を結合して形成したものである。以上のように、FET
チップ30を配線基板12上に配置した場合、背面電極
20を構成するスズ(Sn)と、金(Au)箔パターン
を構成する金(Au)とが共晶をつくるため、ゲート電
極52と入力用マイクロストリップ線路パターン74、
ドレイン電極54と出力用マイクロストリップ線路パタ
ーン76、及びソース電極56と接地部(グランド)7
8とが接着している。
【0047】このようなマイクロ波回路によれば、背面
電極としてのゲート電極、ドレイン電極及びソース電極
と、入力用マイクロストリップ線路パターン、出力用マ
イクロストリップ線路パターン及び接地部(グランド)
との接続部分の面積は従来のようなフリップチップ方式
を用いた場合に比べて大きくなる。このため、FETチ
ップ内での発熱が配線基板に放熱され、FETの安定な
動作が期待できる。
電極としてのゲート電極、ドレイン電極及びソース電極
と、入力用マイクロストリップ線路パターン、出力用マ
イクロストリップ線路パターン及び接地部(グランド)
との接続部分の面積は従来のようなフリップチップ方式
を用いた場合に比べて大きくなる。このため、FETチ
ップ内での発熱が配線基板に放熱され、FETの安定な
動作が期待できる。
【0048】また、FETチップと配線基板との接続部
分の面積が大きく、従ってFETチップと配線基板との
接続が高強度になる。このため、光硬化性の樹脂を用い
てFETチップを配線基板に固定する必要がなく、エア
ブリッジの部分で容量が大きくなるという恐れもなくな
る。
分の面積が大きく、従ってFETチップと配線基板との
接続が高強度になる。このため、光硬化性の樹脂を用い
てFETチップを配線基板に固定する必要がなく、エア
ブリッジの部分で容量が大きくなるという恐れもなくな
る。
【0049】また、表面電極と回路配線とは、バイアホ
ール配線及び背面電極を介して電気的に接続し、表面電
極と回路配線とを接続する部分の長さはチップの厚さ程
度、すなわち表面電極と回路配線とを接続する部分の長
さがチップの厚さ程度となる。このため、インダクタン
ス等による寄生インピーダンス成分が小さい状態で、F
ETチップは配線基板上に実装される。
ール配線及び背面電極を介して電気的に接続し、表面電
極と回路配線とを接続する部分の長さはチップの厚さ程
度、すなわち表面電極と回路配線とを接続する部分の長
さがチップの厚さ程度となる。このため、インダクタン
ス等による寄生インピーダンス成分が小さい状態で、F
ETチップは配線基板上に実装される。
【0050】この発明は上述した実施の形態に限定され
るものではないことは明らかである。例えば、上述の実
施の形態では、チップに形成されている半導体素子がF
ETである場合について説明したが、HEMTやダイオ
ードが形成されている場合であっても良い。また、半導
体素子を形成する基板は、GaAs基板やInP基板で
あっても良い。
るものではないことは明らかである。例えば、上述の実
施の形態では、チップに形成されている半導体素子がF
ETである場合について説明したが、HEMTやダイオ
ードが形成されている場合であっても良い。また、半導
体素子を形成する基板は、GaAs基板やInP基板で
あっても良い。
【0051】また、上述の実施の形態では、FETだけ
が形成されているチップを用いて説明したが、FETの
まわりにDCバイアス回路やマッチング回路などが形成
されている場合であっても良い。この場合、DCバイア
ス回路とDC電源との接続はワイヤボンディング方式な
どの公知の方法で行なえば良い。
が形成されているチップを用いて説明したが、FETの
まわりにDCバイアス回路やマッチング回路などが形成
されている場合であっても良い。この場合、DCバイア
ス回路とDC電源との接続はワイヤボンディング方式な
どの公知の方法で行なえば良い。
【0052】また、上述の実施の形態では、配線基板と
してセラミック基板を用いる場合について説明したが、
Si基板や石英基板などを用いる場合であっても良い。
また、マイクロストリップ線路を回路配線として主に用
いる場合ついて説明したが、コプレナー線路などを用い
る場合であっても良い。また、配線基板には、マッチン
グ回路などを含んでいても良い。
してセラミック基板を用いる場合について説明したが、
Si基板や石英基板などを用いる場合であっても良い。
また、マイクロストリップ線路を回路配線として主に用
いる場合ついて説明したが、コプレナー線路などを用い
る場合であっても良い。また、配線基板には、マッチン
グ回路などを含んでいても良い。
【0053】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明のマイクロ波回路によれば、配線基板に実装する
チップは、チップ基板の裏面に設けらているバンプ材か
ら成る背面電極と、チップ基板の上面から裏面へ貫通す
るバイアホールと、このバイアホールに形成されていて
表面電極と背面電極とを電気的に接続するバイアホール
配線とを具えており、そして、チップは、背面電極と回
路配線との直接的な接続により配線基板に固定されてい
る。
の発明のマイクロ波回路によれば、配線基板に実装する
チップは、チップ基板の裏面に設けらているバンプ材か
ら成る背面電極と、チップ基板の上面から裏面へ貫通す
るバイアホールと、このバイアホールに形成されていて
表面電極と背面電極とを電気的に接続するバイアホール
配線とを具えており、そして、チップは、背面電極と回
路配線との直接的な接続により配線基板に固定されてい
る。
【0054】この場合、バンプをチップ基板の上面に形
成し、これをフェースダウンで配線基板と接続する従来
のフリップチップ方式を用いた場合に比べて、チップと
配線基板との接続部分の面積が大きくなる。このため、
チップ内での発熱が配線基板に放熱され、チップ基板に
設けられた半導体素子の安定な動作が期待できる。
成し、これをフェースダウンで配線基板と接続する従来
のフリップチップ方式を用いた場合に比べて、チップと
配線基板との接続部分の面積が大きくなる。このため、
チップ内での発熱が配線基板に放熱され、チップ基板に
設けられた半導体素子の安定な動作が期待できる。
【0055】また、チップと配線基板との接続部分の面
積が大きため、チップと配線基板との接続が高強度にな
る。このため、光硬化性の樹脂を用いてチップを配線基
板に固定する必要がなくなる。従って、エアブリッジが
チップに設けられている場合でも、その部分で容量が大
きくなるという恐れもなくなる。
積が大きため、チップと配線基板との接続が高強度にな
る。このため、光硬化性の樹脂を用いてチップを配線基
板に固定する必要がなくなる。従って、エアブリッジが
チップに設けられている場合でも、その部分で容量が大
きくなるという恐れもなくなる。
【0056】また、表面電極と回路配線とは、バイアホ
ール配線及び背面電極を介して電気的に接続し、表面電
極と回路配線との間を接続する部分の長さはチップ基板
の厚さ程度となる。このため、インダクタンス等による
寄生インピーダンス成分が小さい状態で、チップは配線
基板上に実装される。
ール配線及び背面電極を介して電気的に接続し、表面電
極と回路配線との間を接続する部分の長さはチップ基板
の厚さ程度となる。このため、インダクタンス等による
寄生インピーダンス成分が小さい状態で、チップは配線
基板上に実装される。
【図1】マイクロ波回路の基本的な構成例を示した概略
的な断面図である。
的な断面図である。
【図2】(A)及び(B)は、実施の形態の説明に供す
るFETチップの概略図であり、(A)はFETチップ
を示す概略的な斜視図であり、(B)はFETチップの
裏面を示す概略的な平面図である。
るFETチップの概略図であり、(A)はFETチップ
を示す概略的な斜視図であり、(B)はFETチップの
裏面を示す概略的な平面図である。
【図3】(A)〜(C)は、図2(A)中のI−I線に
沿って切って取った断面に相当する断面図(ただし切り
口の図)によって示したFETチップの概略的な形成工
程図である。
沿って切って取った断面に相当する断面図(ただし切り
口の図)によって示したFETチップの概略的な形成工
程図である。
【図4】(A)〜(C)は、図3につづく、図2(A)
中のI−I線に沿って切って取った断面に相当する断面
図(ただし切り口の図)によって示したFETチップの
概略的な形成工程図である。
中のI−I線に沿って切って取った断面に相当する断面
図(ただし切り口の図)によって示したFETチップの
概略的な形成工程図である。
【図5】(A)及び(B)は、図4につづく、図2
(A)中のI−I線に沿って切って取った断面に相当す
る断面図(ただし切り口の図)によって示したFETチ
ップの概略的な形成工程図である。
(A)中のI−I線に沿って切って取った断面に相当す
る断面図(ただし切り口の図)によって示したFETチ
ップの概略的な形成工程図である。
【図6】(A)及び(B)は、図5につづく、図2
(A)中のI−I線に沿って切って取った断面に相当す
る断面図(ただし切り口の図)によって示したFETチ
ップの概略的な形成工程図である。
(A)中のI−I線に沿って切って取った断面に相当す
る断面図(ただし切り口の図)によって示したFETチ
ップの概略的な形成工程図である。
【図7】この実施の形態の説明に供する配線基板の一部
分を切り出して示した、配線基板の上面を示す概略的な
平面図である。
分を切り出して示した、配線基板の上面を示す概略的な
平面図である。
100:マイクロ波回路 10:チップ 12:配線基板 14:半導体素子 16:チップ基板 16a:上面 16b:裏面 18:表面電極 20:背面電極 22:バイアホール 24:バイアホール配線 26:回路配線 28:基板 28a:上面 30:FETチップ 32:FET 34,52:ゲート電極 36,54:ドレイン電極 38,56:ソース電極 40,42,44:バイアホール 46,48,50:バイアホール配線 72:表裏導通部 74:入力用マイクロストリップ線路パターン 76:出力用マイクロストリップ線路パターン 78:接地部(グランド)
Claims (2)
- 【請求項1】 FET、HEMT及びダイオードの少な
くとも一つの半導体素子が設けられているチップ基板
と、該チップ基板の上面に設けられていて該半導体素子
を動作させるための表面電極とを有しているチップと、 回路配線が設けられていて前記表面電極が該回路配線に
電気的に接続されている配線基板とを具えるマイクロ波
回路において、 前記チップは、前記チップ基板の裏面に設けられている
バンプ材から成る背面電極と、前記チップ基板の上面か
ら裏面へ貫通するバイアホールと、該バイアホールに形
成されていて前記表面電極と前記背面電極とを電気的に
接続するバイアホール配線とを有し、 前記チップは、前記背面電極と前記回路配線との直接的
な接続により前記配線基板に固定されていることを特徴
とするマイクロ波回路。 - 【請求項2】 FET、HEMT及びダイオードの少な
くとも一つの半導体素子が設けられているチップ基板
と、該チップ基板の上面に設けられていて該半導体素子
を動作させるための表面電極とを有しているチップにお
いて、 前記チップ基板の裏面に設けられているバンプ材から成
る背面電極と、前記チップ基板の上面から裏面へ貫通す
るバイアホールと、該バイアホールに形成されていて前
記表面電極と前記背面電極とを電気的に接続するバイア
ホール配線とを有していることを特徴とするチップ。
Priority Applications (5)
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|---|---|---|---|
| JP13724396A JPH09321175A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | マイクロ波回路及びチップ |
| US08/857,255 US5949140A (en) | 1996-05-30 | 1997-05-16 | Microwave semiconductor device with via holes and associated structure |
| SG1997001602A SG55316A1 (en) | 1996-05-30 | 1997-05-20 | Semiconductor device and structure including semiconductor device |
| TW086107070A TW366604B (en) | 1996-05-30 | 1997-05-26 | Semiconductor cells and structure having these semiconductor cells |
| KR1019970021649A KR970077228A (ko) | 1996-05-30 | 1997-05-29 | 반도체 장치 및 반도체 장치를 포함하는 구조물 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13724396A JPH09321175A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | マイクロ波回路及びチップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09321175A true JPH09321175A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15194124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13724396A Pending JPH09321175A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | マイクロ波回路及びチップ |
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| JP (1) | JPH09321175A (ja) |
| KR (1) | KR970077228A (ja) |
| SG (1) | SG55316A1 (ja) |
| TW (1) | TW366604B (ja) |
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