JPH0934071A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料および画像形成方法 - Google Patents
ハロゲン化銀カラー写真感光材料および画像形成方法Info
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- JPH0934071A JPH0934071A JP7200255A JP20025595A JPH0934071A JP H0934071 A JPH0934071 A JP H0934071A JP 7200255 A JP7200255 A JP 7200255A JP 20025595 A JP20025595 A JP 20025595A JP H0934071 A JPH0934071 A JP H0934071A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】マゼンタ発色の阻害を低減し、シアン、マゼン
タ、イエロー3色の階調バランスが保持され、色再現性
に優れた写真感光材料及び迅速処理のカラー画像形成方
法を提供する。 【解決手段】緑感性ハロゲン化銀乳剤層に例えば(M−
7)又は(M−41)で表わされるカプラーを含有し、
かつ、水難溶性の塩基性金属化合物を上記の少なくとも
1層に含有することを特徴とする。 【化1】
タ、イエロー3色の階調バランスが保持され、色再現性
に優れた写真感光材料及び迅速処理のカラー画像形成方
法を提供する。 【解決手段】緑感性ハロゲン化銀乳剤層に例えば(M−
7)又は(M−41)で表わされるカプラーを含有し、
かつ、水難溶性の塩基性金属化合物を上記の少なくとも
1層に含有することを特徴とする。 【化1】
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハロゲン化銀カラー
写真感光材料及びその画像形成方法に関するもので、特
に発色特性及び色再現性を改良したハロゲン化銀カラー
写真感光材料及びその画像形成方法に関するものであ
る。
写真感光材料及びその画像形成方法に関するもので、特
に発色特性及び色再現性を改良したハロゲン化銀カラー
写真感光材料及びその画像形成方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】カラー写真感光材料のカラー現像処理に
関しては、近年、その処理時間の短縮の研究開発が鋭意
なされている。カラーネガの現像処理については、従来
の処理の迅速化は、主に脱銀工程の処理時間短縮により
なされている。例えば、ミニラボ市場向けに導入された
富士写真フイルム(株)の迅速処理CN−16FAにお
いては8分15秒まで短縮されている。しかし、該処理
では発色現像時間が全処理時間の実に40%を占めてい
る。それ故、発色現像時間を短縮した迅速処理の導入は
当業界においては大きな課題である。また、この課題解
決に対し多くの提案がなされている。しかしながら、単
に発色現像の高温処理、現像液の高pH処理、発色現像
主薬の高濃度処理、感材の膜質改良、感材構成層の薄層
化あるいはこれらの組合せを適用して、現行より短縮し
た発色現像時間で処理を実施してもカラーネガとして最
も重要なイエロー、マゼンタ、シアン3色の階調バラン
スが大きく崩れ、支持体に近い側に塗設される赤感性層
のシアンの発色が遅れる。このシアン発色の遅れの課題
解決に対して、水難溶性の塩基性金属化合物を支持体に
近い側の層に含有せしめ発色を促進しようという提案が
ある。この提案は、確かに効果は認められるものの、他
層、特に緑感性層のマゼンタ発色に悪影響を与え、発色
阻害が生じるというもう1つの問題の派生することが明
らかになり、この問題の解決が急務となった。
関しては、近年、その処理時間の短縮の研究開発が鋭意
なされている。カラーネガの現像処理については、従来
の処理の迅速化は、主に脱銀工程の処理時間短縮により
なされている。例えば、ミニラボ市場向けに導入された
富士写真フイルム(株)の迅速処理CN−16FAにお
いては8分15秒まで短縮されている。しかし、該処理
では発色現像時間が全処理時間の実に40%を占めてい
る。それ故、発色現像時間を短縮した迅速処理の導入は
当業界においては大きな課題である。また、この課題解
決に対し多くの提案がなされている。しかしながら、単
に発色現像の高温処理、現像液の高pH処理、発色現像
主薬の高濃度処理、感材の膜質改良、感材構成層の薄層
化あるいはこれらの組合せを適用して、現行より短縮し
た発色現像時間で処理を実施してもカラーネガとして最
も重要なイエロー、マゼンタ、シアン3色の階調バラン
スが大きく崩れ、支持体に近い側に塗設される赤感性層
のシアンの発色が遅れる。このシアン発色の遅れの課題
解決に対して、水難溶性の塩基性金属化合物を支持体に
近い側の層に含有せしめ発色を促進しようという提案が
ある。この提案は、確かに効果は認められるものの、他
層、特に緑感性層のマゼンタ発色に悪影響を与え、発色
阻害が生じるというもう1つの問題の派生することが明
らかになり、この問題の解決が急務となった。
【0003】一方、水難溶性の塩基性金属化合物の感材
への使用に関しては、例えば、特開昭63−01194
0号公報(文献1)に該金属化合物の使用及び該金属化
合物を構成する金属イオンに対し錯形成反応を起こして
塩基を放出する錯形成化合物を含有する処理液を用いて
発色現像処理することが記載され、又、感材に使用する
マゼンタカプラーについてもその具体例が提示されてい
る。しかし、文献1に具体的に記載されているこれらの
マゼンタカプラーを使用しても発色阻害の悪影響を受
け、満足できるものではなく、さらに問題解決のための
カプラーの開発が重要になった。更に、特開平3−01
7648号公報(文献2)には、同じく感材に水難溶性
の塩基性金属化合物を含有し、かつ、該金属化合物を構
成する金属イオンと錯形成する際に塩基を放出させる化
合物を含有する発色現像液で処理することが記載されて
いる。又、マゼンタカプラーに係る記載もある。しか
し、文献2では、感材に使用するハロゲン化銀の組成が
実質的に沃化銀を含有しないで、塩化銀を80モル%以
上含有するハロゲン化銀の使用であって本発明とは実質
的に異なるものであり、上記該塩基を放出させる化合物
を含有する発色現像液は、感光材料の表面に薄層状に適
用する画像形成方法であって、本発明に係る画像形成方
法とはやはり異なるものである。
への使用に関しては、例えば、特開昭63−01194
0号公報(文献1)に該金属化合物の使用及び該金属化
合物を構成する金属イオンに対し錯形成反応を起こして
塩基を放出する錯形成化合物を含有する処理液を用いて
発色現像処理することが記載され、又、感材に使用する
マゼンタカプラーについてもその具体例が提示されてい
る。しかし、文献1に具体的に記載されているこれらの
マゼンタカプラーを使用しても発色阻害の悪影響を受
け、満足できるものではなく、さらに問題解決のための
カプラーの開発が重要になった。更に、特開平3−01
7648号公報(文献2)には、同じく感材に水難溶性
の塩基性金属化合物を含有し、かつ、該金属化合物を構
成する金属イオンと錯形成する際に塩基を放出させる化
合物を含有する発色現像液で処理することが記載されて
いる。又、マゼンタカプラーに係る記載もある。しか
し、文献2では、感材に使用するハロゲン化銀の組成が
実質的に沃化銀を含有しないで、塩化銀を80モル%以
上含有するハロゲン化銀の使用であって本発明とは実質
的に異なるものであり、上記該塩基を放出させる化合物
を含有する発色現像液は、感光材料の表面に薄層状に適
用する画像形成方法であって、本発明に係る画像形成方
法とはやはり異なるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、支持
体上に赤感性、緑感性、青感性ハロゲン化銀乳剤層及び
非感光性層をそれぞれ少なくとも1層有するカラー感材
において、緑感性ハロゲン化銀乳剤層に一般式(I)又
は一般式(II)で表わされるカプラーを含有し、かつ、
水難溶性の塩基性金属化合物を上記の少なくとも1層に
使用するとき、発色阻害を受けない良好な発色性を与
え、優れた色再現性を与えるハロゲン化銀カラー写真感
光材料を提供することを目的とする。さらに、上記課題
達成に適切な迅速処理によるカラー画像形成方法を提供
することを目的とする。
体上に赤感性、緑感性、青感性ハロゲン化銀乳剤層及び
非感光性層をそれぞれ少なくとも1層有するカラー感材
において、緑感性ハロゲン化銀乳剤層に一般式(I)又
は一般式(II)で表わされるカプラーを含有し、かつ、
水難溶性の塩基性金属化合物を上記の少なくとも1層に
使用するとき、発色阻害を受けない良好な発色性を与
え、優れた色再現性を与えるハロゲン化銀カラー写真感
光材料を提供することを目的とする。さらに、上記課題
達成に適切な迅速処理によるカラー画像形成方法を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
の発色特性及び色再現性を改良するハロゲン化銀カラー
写真感光材料は、支持体上に赤感性、緑感性、青感性ハ
ロゲン化銀乳剤層及び非感光性層をそれぞれ少なくとも
1層有するカラー感材において、緑感性ハロゲン化銀乳
剤層に一般式(I)又は一般式(II)で表わされる特定
のマゼンタカプラーを用い、水難溶性の塩基性金属化合
物を上記の少なくとも1層に含有させることによって、
上記課題を達成するハロゲン化銀カラー写真感光材料に
することができることを見い出し、本発明を完成するに
至った。さらに、上記カラー感材を発色現像主薬濃度を
規定し、かつ、該塩基性金属化合物からの塩基の放出を
促進する化合物を含有する発色現像液を使用し、現像時
間を短縮し、現像液の温度を高温にして迅速処理するこ
とによっても上記課題を達成できる画像形成方法を見い
出し、本発明を完成することができた。即ち、本発明
は、
の発色特性及び色再現性を改良するハロゲン化銀カラー
写真感光材料は、支持体上に赤感性、緑感性、青感性ハ
ロゲン化銀乳剤層及び非感光性層をそれぞれ少なくとも
1層有するカラー感材において、緑感性ハロゲン化銀乳
剤層に一般式(I)又は一般式(II)で表わされる特定
のマゼンタカプラーを用い、水難溶性の塩基性金属化合
物を上記の少なくとも1層に含有させることによって、
上記課題を達成するハロゲン化銀カラー写真感光材料に
することができることを見い出し、本発明を完成するに
至った。さらに、上記カラー感材を発色現像主薬濃度を
規定し、かつ、該塩基性金属化合物からの塩基の放出を
促進する化合物を含有する発色現像液を使用し、現像時
間を短縮し、現像液の温度を高温にして迅速処理するこ
とによっても上記課題を達成できる画像形成方法を見い
出し、本発明を完成することができた。即ち、本発明
は、
【0006】(1)支持体上に赤感性ハロゲン化銀乳剤
層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層、青感性ハロゲン化銀乳
剤層及び非感光性層をそれぞれ少なくとも1層有するハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料において、緑感性ハロゲ
ン化銀乳剤層に一般式(I)又は一般式(II)で表わさ
れるカプラーを含有し、かつ、水難溶性の塩基性金属化
合物を上記の少なくとも1層に含有することを特徴とす
るハロゲン化銀カラー写真感光材料。 一般式(I)
層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層、青感性ハロゲン化銀乳
剤層及び非感光性層をそれぞれ少なくとも1層有するハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料において、緑感性ハロゲ
ン化銀乳剤層に一般式(I)又は一般式(II)で表わさ
れるカプラーを含有し、かつ、水難溶性の塩基性金属化
合物を上記の少なくとも1層に含有することを特徴とす
るハロゲン化銀カラー写真感光材料。 一般式(I)
【0007】
【化3】
【0008】一般式(II)
【0009】
【化4】
【0010】(式中、R1 は2級又は3級のアルキル基
を表し、R2 はアルキル基またはアリール基を表し、X
は水素原子、ハロゲン原子又は芳香族第一級アミン現像
主薬の酸化体とのカップリング反応により離脱しうる基
を表す。)
を表し、R2 はアルキル基またはアリール基を表し、X
は水素原子、ハロゲン原子又は芳香族第一級アミン現像
主薬の酸化体とのカップリング反応により離脱しうる基
を表す。)
【0011】(2)該写真感光材料の乳剤層側とは支持
体を挾んで反対側のバック層に磁性体粒子を含む磁気記
録層を有することを特徴とする請求項1に記載のハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料。
体を挾んで反対側のバック層に磁性体粒子を含む磁気記
録層を有することを特徴とする請求項1に記載のハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料。
【0012】(3)発色現像主薬の濃度が25〜80ミ
リモル/リットル、かつ,水難溶性の塩基性金属化合物
からの塩基の放出を促進する化合物を含有する40〜6
0℃の発色現像液を用い、請求項1又は請求項2に記載
のハロゲン化銀カラー写真感光材料を25〜90秒間発
色現像処理することを特徴とする画像形成方法。
リモル/リットル、かつ,水難溶性の塩基性金属化合物
からの塩基の放出を促進する化合物を含有する40〜6
0℃の発色現像液を用い、請求項1又は請求項2に記載
のハロゲン化銀カラー写真感光材料を25〜90秒間発
色現像処理することを特徴とする画像形成方法。
【0013】上記(1)の態様は、支持体上に赤感性、
緑感性、青感性ハロゲン化銀乳剤層及び非感光性層をそ
れぞれ少なくとも1層有するカラー感材の緑感性ハロゲ
ン化銀乳剤層に一般式(I)又は一般式(II)で表わさ
れるピラゾロントリアゾールマゼンタカプラーであっ
て、6位に嵩高い2級又は3級炭素が結合している特定
のカプラーを含有し、かつ、水難溶性の塩基性金属化合
物を上記の少なくとも1層に含有するカラー感材によっ
て、発色特性及び色再現性を改良するハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料である。この様な特定のマゼンタカプラ
ー及び水難溶性塩基性金属化合物のカラー感材への使用
技術は、今迄のところ開示されていない技術であって、
この新技術によって該塩基性金属化合物の使用によるマ
ゼンタ発色阻害を低減し、マゼンタ発色の低下がないこ
とによってシアン、マゼンタ、イエロー3色の階調バラ
ンスが保持されるとともに青色光領域(400〜500
nm)の不用な吸収が低い分光吸収特性を与え色再現性
を改良するという本発明の課題を達成するものである。
緑感性、青感性ハロゲン化銀乳剤層及び非感光性層をそ
れぞれ少なくとも1層有するカラー感材の緑感性ハロゲ
ン化銀乳剤層に一般式(I)又は一般式(II)で表わさ
れるピラゾロントリアゾールマゼンタカプラーであっ
て、6位に嵩高い2級又は3級炭素が結合している特定
のカプラーを含有し、かつ、水難溶性の塩基性金属化合
物を上記の少なくとも1層に含有するカラー感材によっ
て、発色特性及び色再現性を改良するハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料である。この様な特定のマゼンタカプラ
ー及び水難溶性塩基性金属化合物のカラー感材への使用
技術は、今迄のところ開示されていない技術であって、
この新技術によって該塩基性金属化合物の使用によるマ
ゼンタ発色阻害を低減し、マゼンタ発色の低下がないこ
とによってシアン、マゼンタ、イエロー3色の階調バラ
ンスが保持されるとともに青色光領域(400〜500
nm)の不用な吸収が低い分光吸収特性を与え色再現性
を改良するという本発明の課題を達成するものである。
【0014】好ましい態様(2)は、該カラー感材の乳
剤層側とは支持体を挾んで反対側のバック層に強磁性粉
末を含む磁性層を有する感材であって、磁性層を設けた
感材であっても発色特性は良好であって本発明の課題を
達成する。
剤層側とは支持体を挾んで反対側のバック層に強磁性粉
末を含む磁性層を有する感材であって、磁性層を設けた
感材であっても発色特性は良好であって本発明の課題を
達成する。
【0015】態様(3)は、態様(1)又は(2)のカ
ラー感材を発色現像主薬の濃度が25〜80ミリモル/
リットル、かつ、該塩基性金属化合物からの塩基の放出
を促進する化合物を含有する発色現像液であって、現像
時間を25〜90秒、現像液の温度を40〜60℃にし
て発色現像処理する画像形成方法であって、このような
迅速処理の画像形成方法を実施しても本発明の課題を達
成する。
ラー感材を発色現像主薬の濃度が25〜80ミリモル/
リットル、かつ、該塩基性金属化合物からの塩基の放出
を促進する化合物を含有する発色現像液であって、現像
時間を25〜90秒、現像液の温度を40〜60℃にし
て発色現像処理する画像形成方法であって、このような
迅速処理の画像形成方法を実施しても本発明の課題を達
成する。
【0016】以下、本発明について順次詳しく説明す
る。初めに、ピラゾロトリアゾールマゼンタカプラーに
ついて説明する。
る。初めに、ピラゾロトリアゾールマゼンタカプラーに
ついて説明する。
【0017】本発明に用いられるピラゾロトリアゾール
カプラーは下記一般式(I)又は(II)で表される。 一般式(I)
カプラーは下記一般式(I)又は(II)で表される。 一般式(I)
【0018】
【化5】
【0019】一般式(II)
【0020】
【化6】
【0021】(式中、R1 は2級又は3級のアルキル吸
収を表し、R2 はアルキル基またはアリール基を表し、
Xは水素原子、ハロゲン原子又は芳香族第一級アミン現
像主薬の酸化体とのカップリング反応により離脱しうる
基を表す。)
収を表し、R2 はアルキル基またはアリール基を表し、
Xは水素原子、ハロゲン原子又は芳香族第一級アミン現
像主薬の酸化体とのカップリング反応により離脱しうる
基を表す。)
【0022】以下に本発明カプラーについて詳しく説明
する。本明細書の記述において、1級アルキル基とは、
結合に与る炭素原子に1個の炭素原子と2個の水素原子
が結合しているアルキル基を意味し、2級アルキルと
は、結合に与る炭素原子に2個の炭素原子と1個の水素
原子が結合しているアルキル基を意味し、3級アルキル
基とは、結合に与る炭素原子に3個の炭素原子が結合し
ているアルキル基を意味する。一般式(I)において、
R1 は炭素数3〜32の2級又は3級アルキル基を表
し、該2級又は3級アルキル基は置換基を有してもよ
く、分岐したアルキル基が互いに結合して環を形成して
もよく、例えば、イソプロピル、2−ブチル、3−ペン
チル、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル、ジシクロヘキシルメチル、ジフェニルメチル、1,
3−ジメチルシクロヘキサン−2−イル、t−ブチル、
t−アミル、1−メチル−1−シクロプロピル、1−エ
チル−1−シクロプロピル、1−メチル−1−シクロペ
ンチル、1−メチル−1−シクロヘキシル、1,1,
3,3−テトラメチル−1−ブチル、1−アダマンチル
が挙げられる。R1 の置換基としてはハロゲン原子(例
えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子)、アルキル基
(好ましくは炭素数1〜32の、直鎖もしくは分岐鎖の
アルキル基で、例えば、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、t−ブチル、1−オクチル、トリ
デシル)、シクロアルキル基(好ましくは炭素数3〜8
のシクロアルキル基で、例えば、シクロプロピル、シク
ロペンチル、シクロヘキシル、1−ノルボルニル、1−
アダマンチル)、アルケニル基(好ましくは炭素数2〜
32のアルケニル基で、例えば、ビニル、アリル、3−
ブテン−1−イル)、アリール基(好ましくは炭素数6
から32のアリール基で、例えば、フェニル、1−ナフ
チル、2−ナフチル)、ヘテロ環基(好ましくは炭素数
1から32の、5から8員環のヘテロ環基で、例えば、
2−チエニル、4−ピリジル、2−フリル、2−ピリミ
ジニル、1−ピリジル、2−ベンゾチアゾリル、1−イ
ミダゾリル、1−ピラゾリル、ベンゾトリアゾール−2
−イル)、シアノ基、シリル基(好ましくは炭素数3〜
32のシリル基で、例えば、トリメチルシリル、トリエ
チルシリル、トシブチルシリル、t−ブチルジメチルシ
リル、t−ヘキシルジメチルシリル)、ヒドロキシル
基、ニトロ基、アルコキシ基(好ましくは炭素数1〜3
2のアルコキシ基で、例えば、メトキシ、エトキシ、1
−ブトキシ、2−ブトキシ、イソプロポキシ、t−ブト
キシ、ドデシルオキシ)、シクロアルキルオキシ基(好
ましくは炭素数3から8のシクロアルキルオキシ基で、
例えば、シクロペンチルオキシ、シクロヘキシルオキ
シ)、アリールオキシ基(好ましくは炭素数6〜32の
アリールオキシ基で、例えば、フェノキシ、2−ナフト
キシ)、
する。本明細書の記述において、1級アルキル基とは、
結合に与る炭素原子に1個の炭素原子と2個の水素原子
が結合しているアルキル基を意味し、2級アルキルと
は、結合に与る炭素原子に2個の炭素原子と1個の水素
原子が結合しているアルキル基を意味し、3級アルキル
基とは、結合に与る炭素原子に3個の炭素原子が結合し
ているアルキル基を意味する。一般式(I)において、
R1 は炭素数3〜32の2級又は3級アルキル基を表
し、該2級又は3級アルキル基は置換基を有してもよ
く、分岐したアルキル基が互いに結合して環を形成して
もよく、例えば、イソプロピル、2−ブチル、3−ペン
チル、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル、ジシクロヘキシルメチル、ジフェニルメチル、1,
3−ジメチルシクロヘキサン−2−イル、t−ブチル、
t−アミル、1−メチル−1−シクロプロピル、1−エ
チル−1−シクロプロピル、1−メチル−1−シクロペ
ンチル、1−メチル−1−シクロヘキシル、1,1,
3,3−テトラメチル−1−ブチル、1−アダマンチル
が挙げられる。R1 の置換基としてはハロゲン原子(例
えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子)、アルキル基
(好ましくは炭素数1〜32の、直鎖もしくは分岐鎖の
アルキル基で、例えば、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、t−ブチル、1−オクチル、トリ
デシル)、シクロアルキル基(好ましくは炭素数3〜8
のシクロアルキル基で、例えば、シクロプロピル、シク
ロペンチル、シクロヘキシル、1−ノルボルニル、1−
アダマンチル)、アルケニル基(好ましくは炭素数2〜
32のアルケニル基で、例えば、ビニル、アリル、3−
ブテン−1−イル)、アリール基(好ましくは炭素数6
から32のアリール基で、例えば、フェニル、1−ナフ
チル、2−ナフチル)、ヘテロ環基(好ましくは炭素数
1から32の、5から8員環のヘテロ環基で、例えば、
2−チエニル、4−ピリジル、2−フリル、2−ピリミ
ジニル、1−ピリジル、2−ベンゾチアゾリル、1−イ
ミダゾリル、1−ピラゾリル、ベンゾトリアゾール−2
−イル)、シアノ基、シリル基(好ましくは炭素数3〜
32のシリル基で、例えば、トリメチルシリル、トリエ
チルシリル、トシブチルシリル、t−ブチルジメチルシ
リル、t−ヘキシルジメチルシリル)、ヒドロキシル
基、ニトロ基、アルコキシ基(好ましくは炭素数1〜3
2のアルコキシ基で、例えば、メトキシ、エトキシ、1
−ブトキシ、2−ブトキシ、イソプロポキシ、t−ブト
キシ、ドデシルオキシ)、シクロアルキルオキシ基(好
ましくは炭素数3から8のシクロアルキルオキシ基で、
例えば、シクロペンチルオキシ、シクロヘキシルオキ
シ)、アリールオキシ基(好ましくは炭素数6〜32の
アリールオキシ基で、例えば、フェノキシ、2−ナフト
キシ)、
【0023】ヘテロ環オキシ基(好ましくは炭素数1〜
32のヘテロ環オキシ基で、例えば、1−フェニルテト
ラゾール−5−オキシ、2−テトラヒドロピラニルオキ
シ、2−フリルオキシ)、シリルオキシ基(好ましくは
炭素数1〜32のシリルオキシ基で、例えば、トリメチ
ルシリルオキシ、t−ブチルジメチルシリルオキシ、ジ
フェニルメチルシリルオキシ)、アシルオキシ基(好ま
しくは炭素数2〜32のアシルオキシ基で、例えば、ア
セトキシ、ピバロイルオキシ、ベンゾイルオキシ、ドデ
カノイルオキシ)、アルコキシカルボニルオキシ基(好
ましくは炭素数2〜32のアルコキシカルボニルオキシ
基で、例えば、エトキシカルボニルオキシ、t−ブトキ
シカルボニルオキシ)、シクロアルキルオキシカルボニ
ルオキシ(好ましくは炭素数4〜9のシクロアルキルオ
キシカルボニルオキシ基で、例えば、シクロヘキシルオ
キシカルボニルオキシ)、アリールオキシカルボニルオ
キシ基(好ましくは炭素数7〜32のアリールオキシカ
ルボニルオキシ基で、例えば、フェノキシカルボニルオ
キシ)、カルバモイルオキシ基(好ましくは炭素数1〜
32のカルバモイルオキシ基で、例えば、N,N−ジメ
チルカルバモイルオキシ、
32のヘテロ環オキシ基で、例えば、1−フェニルテト
ラゾール−5−オキシ、2−テトラヒドロピラニルオキ
シ、2−フリルオキシ)、シリルオキシ基(好ましくは
炭素数1〜32のシリルオキシ基で、例えば、トリメチ
ルシリルオキシ、t−ブチルジメチルシリルオキシ、ジ
フェニルメチルシリルオキシ)、アシルオキシ基(好ま
しくは炭素数2〜32のアシルオキシ基で、例えば、ア
セトキシ、ピバロイルオキシ、ベンゾイルオキシ、ドデ
カノイルオキシ)、アルコキシカルボニルオキシ基(好
ましくは炭素数2〜32のアルコキシカルボニルオキシ
基で、例えば、エトキシカルボニルオキシ、t−ブトキ
シカルボニルオキシ)、シクロアルキルオキシカルボニ
ルオキシ(好ましくは炭素数4〜9のシクロアルキルオ
キシカルボニルオキシ基で、例えば、シクロヘキシルオ
キシカルボニルオキシ)、アリールオキシカルボニルオ
キシ基(好ましくは炭素数7〜32のアリールオキシカ
ルボニルオキシ基で、例えば、フェノキシカルボニルオ
キシ)、カルバモイルオキシ基(好ましくは炭素数1〜
32のカルバモイルオキシ基で、例えば、N,N−ジメ
チルカルバモイルオキシ、
【0024】N−ブチルカルバモイルオキシ)、スルフ
ァモイルオキシ基(好ましくは炭素数1〜32のスルフ
ァモイルオキシ基で、例えば、N,N−ジエチルスルフ
ァモイルオキシ、N−プロピルスルファモイルオキ
シ)、アルカンスルホニルオキシ基(好ましくは炭素数
1〜32のアルカンカルホニルオキシ基で、例えば、メ
タンスルホニルオキシ、ヘキサデカンスルホニルオキ
シ)、アレーンスルホニルオキシ(好ましくは炭素数6
〜32のアレーンスルホニルオキシ基で、例えば、ベン
ゼンスルホニルオキシ)、アシル基(好ましくは炭素数
1〜32のアシル基で、例えば、ホルミル、アセチル、
ピバロイル、ベンゾイル、テトラデカノイル)、アルコ
キシカルボニル基(好ましくは炭素数2〜32のアルコ
キシカルボニル基で、例えば、メトキシカルボニル、エ
トキシカルボニル、オクタデシルオキシカルボニル)、
シクロアルキルオキシカルボニル基(好ましくは炭素数
2〜32のシクロアルキルオキシカルボニル基で、例え
ば、シクロペンチルオキシカルボニル、シクロヘキシル
オキシカルボニル)、
ァモイルオキシ基(好ましくは炭素数1〜32のスルフ
ァモイルオキシ基で、例えば、N,N−ジエチルスルフ
ァモイルオキシ、N−プロピルスルファモイルオキ
シ)、アルカンスルホニルオキシ基(好ましくは炭素数
1〜32のアルカンカルホニルオキシ基で、例えば、メ
タンスルホニルオキシ、ヘキサデカンスルホニルオキ
シ)、アレーンスルホニルオキシ(好ましくは炭素数6
〜32のアレーンスルホニルオキシ基で、例えば、ベン
ゼンスルホニルオキシ)、アシル基(好ましくは炭素数
1〜32のアシル基で、例えば、ホルミル、アセチル、
ピバロイル、ベンゾイル、テトラデカノイル)、アルコ
キシカルボニル基(好ましくは炭素数2〜32のアルコ
キシカルボニル基で、例えば、メトキシカルボニル、エ
トキシカルボニル、オクタデシルオキシカルボニル)、
シクロアルキルオキシカルボニル基(好ましくは炭素数
2〜32のシクロアルキルオキシカルボニル基で、例え
ば、シクロペンチルオキシカルボニル、シクロヘキシル
オキシカルボニル)、
【0025】アリールオキシカルボニル基(好ましくは
炭素数7〜32のアリールオキシカルボニル基で、例え
ば、フェノキシカルボニル)、カルバモイル基(好まし
くは炭素数1〜32のカルバモイル基で、例えば、カル
バモイル、N,N−ジブチルカルバモイル、N−エチル
−N−オクチルカルバモイル、N−プロピルカルバモイ
ル)、アミノ基(好ましくは炭素数32以下のアミノ基
で、例えば、アミノ、メチルアミノ、N,N−ジオクチ
ルアミノ、テトラデシルアミノ、オクタデシルアミ
ノ)、アニリノ基(好ましくは炭素数6〜32のアニリ
ノ基で、例えば、アニリノ、N−メチルアニリノ)、ヘ
テロ環アミノ基(好ましくは炭素数1〜32のヘテロ環
アミノ基で、例えば、4−ピリジルアミノ)、カルボン
アミド基(好ましくは炭素数2〜32のカルボンアミド
基で、例えば、アセトアミド、ベンズアミド、テトラデ
カンアミド)、ウレイド基(好ましくは炭素数1〜32
のウレイド基で、例えば、ウレイド、N,N−ジメチル
ウレイド、N−フェニルウレイド)、イミド基(好まし
くは炭素数10以下のイミド基で、例えば、N−スクシ
ンイミド、N−フタルイミド)、アルコキシカルボニル
アミノ基(好ましくは炭素数2〜32のアルコキシカル
ボニルアミノ基で、
炭素数7〜32のアリールオキシカルボニル基で、例え
ば、フェノキシカルボニル)、カルバモイル基(好まし
くは炭素数1〜32のカルバモイル基で、例えば、カル
バモイル、N,N−ジブチルカルバモイル、N−エチル
−N−オクチルカルバモイル、N−プロピルカルバモイ
ル)、アミノ基(好ましくは炭素数32以下のアミノ基
で、例えば、アミノ、メチルアミノ、N,N−ジオクチ
ルアミノ、テトラデシルアミノ、オクタデシルアミ
ノ)、アニリノ基(好ましくは炭素数6〜32のアニリ
ノ基で、例えば、アニリノ、N−メチルアニリノ)、ヘ
テロ環アミノ基(好ましくは炭素数1〜32のヘテロ環
アミノ基で、例えば、4−ピリジルアミノ)、カルボン
アミド基(好ましくは炭素数2〜32のカルボンアミド
基で、例えば、アセトアミド、ベンズアミド、テトラデ
カンアミド)、ウレイド基(好ましくは炭素数1〜32
のウレイド基で、例えば、ウレイド、N,N−ジメチル
ウレイド、N−フェニルウレイド)、イミド基(好まし
くは炭素数10以下のイミド基で、例えば、N−スクシ
ンイミド、N−フタルイミド)、アルコキシカルボニル
アミノ基(好ましくは炭素数2〜32のアルコキシカル
ボニルアミノ基で、
【0026】例えば、メトキシカルボニルアミノ、エト
キシカルボニルアミノ、t−ブトキシカルボニルアミ
ノ、オクタデシルオキシカルボニルアミノ)、アリール
オキシカルボニルアミノ基(好ましくは炭素数7〜32
のアリールオキシカルボニルアミノ基で、例えば、フェ
ノキシカルボニルアミノ)、スルホンアミド基(好まし
くは炭素数1〜32のスルホンアミド基で、例えば、メ
タンスルホンアミド、ブタンスルホンアミド、ベンゼン
スルホンアミド、ヘキサデカンスルホンアミド)、スル
ファモイルアミノ基(好ましくは炭素数1〜32のスル
ファモイルアミノ基で、例えば、N,N−ジプロピルス
ルファモイルアミノ、N−エチル−N−ドデシルスルフ
ァモイルアミノ)、アゾ基(好ましくは炭素数1〜32
のアゾ基で、例えば、フェニルアゾ、4−メトキシフェ
ニルアゾ)、アルキルチオ基(好ましくは炭素数1〜3
2のアルキルチオ基で、例えば、エチルチオ、オクチル
チオ)、アリールチオ基(好ましくは炭素数6〜32の
アリールチオ基で、例えば、フェニルチオ)、
キシカルボニルアミノ、t−ブトキシカルボニルアミ
ノ、オクタデシルオキシカルボニルアミノ)、アリール
オキシカルボニルアミノ基(好ましくは炭素数7〜32
のアリールオキシカルボニルアミノ基で、例えば、フェ
ノキシカルボニルアミノ)、スルホンアミド基(好まし
くは炭素数1〜32のスルホンアミド基で、例えば、メ
タンスルホンアミド、ブタンスルホンアミド、ベンゼン
スルホンアミド、ヘキサデカンスルホンアミド)、スル
ファモイルアミノ基(好ましくは炭素数1〜32のスル
ファモイルアミノ基で、例えば、N,N−ジプロピルス
ルファモイルアミノ、N−エチル−N−ドデシルスルフ
ァモイルアミノ)、アゾ基(好ましくは炭素数1〜32
のアゾ基で、例えば、フェニルアゾ、4−メトキシフェ
ニルアゾ)、アルキルチオ基(好ましくは炭素数1〜3
2のアルキルチオ基で、例えば、エチルチオ、オクチル
チオ)、アリールチオ基(好ましくは炭素数6〜32の
アリールチオ基で、例えば、フェニルチオ)、
【0027】ヘテロ環チオ基(好ましくは炭素数1〜3
2のヘテロ環チオ基で、例えば、2−ベンゾチアゾリル
チオ、2−ピリジルチオ、1−フェニルテトラゾリルチ
オ)、アルキルスルフィニル基(好ましくは炭素数1〜
32のアルキルスルフィニル基で、例えば、ドデカンス
ルフィニル)、アレーンスルフィニル(好ましくは炭素
数6〜32のアレーンスルフィニル基で、例えば、ベン
ゼンスルフィニル)、アルカンスルホニル基(好ましく
は炭素数1〜32のアルカンスルホニル基で、例えば、
メタンスルホニル、オクタンスルホニル)、アレーンス
ルホニル基(好ましくは炭素数6〜32のアレーンスル
ホニル基で、例えば、ベンゼンスルホニル、1−ナフタ
レンスルホニル)、スルファモイル基(好ましくは炭素
数32以下のスルファモイル基で、例えば、スルファモ
イル、N,N−ジプロピルスルファモイル、N−エチル
−N−ドデシルスルファモイル)、スルホ基、ホスホニ
ル基(好ましくは炭素数1〜32のホスホニル基で、例
えば、フェノキシホスホニル、オクチルオキシホスホニ
ル、フェニルホスホニル)、ホスフィノイルアミノ基
(ジエトキシホスフィノイルアミノ、ジオクチルオキシ
ホスフィノイルアミノ基)が挙げられる。
2のヘテロ環チオ基で、例えば、2−ベンゾチアゾリル
チオ、2−ピリジルチオ、1−フェニルテトラゾリルチ
オ)、アルキルスルフィニル基(好ましくは炭素数1〜
32のアルキルスルフィニル基で、例えば、ドデカンス
ルフィニル)、アレーンスルフィニル(好ましくは炭素
数6〜32のアレーンスルフィニル基で、例えば、ベン
ゼンスルフィニル)、アルカンスルホニル基(好ましく
は炭素数1〜32のアルカンスルホニル基で、例えば、
メタンスルホニル、オクタンスルホニル)、アレーンス
ルホニル基(好ましくは炭素数6〜32のアレーンスル
ホニル基で、例えば、ベンゼンスルホニル、1−ナフタ
レンスルホニル)、スルファモイル基(好ましくは炭素
数32以下のスルファモイル基で、例えば、スルファモ
イル、N,N−ジプロピルスルファモイル、N−エチル
−N−ドデシルスルファモイル)、スルホ基、ホスホニ
ル基(好ましくは炭素数1〜32のホスホニル基で、例
えば、フェノキシホスホニル、オクチルオキシホスホニ
ル、フェニルホスホニル)、ホスフィノイルアミノ基
(ジエトキシホスフィノイルアミノ、ジオクチルオキシ
ホスフィノイルアミノ基)が挙げられる。
【0028】R1 で表される基の置換基として好ましい
ものは、ハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル
基、アリール基、シリル基、ヒドロキシル基、カルボキ
シル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルコキシ
カルボニル基、カルバモイル基、カルボンアミド基、ア
ルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニ
ルアミノ基、ウレイド基、スルホンアミド基、イミド
基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルカンスルホ
ニル基、アレーンスルホニル基、ホスホニル基、ホスフ
ィノイルアミノ基を挙げることができる。
ものは、ハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル
基、アリール基、シリル基、ヒドロキシル基、カルボキ
シル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルコキシ
カルボニル基、カルバモイル基、カルボンアミド基、ア
ルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニ
ルアミノ基、ウレイド基、スルホンアミド基、イミド
基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルカンスルホ
ニル基、アレーンスルホニル基、ホスホニル基、ホスフ
ィノイルアミノ基を挙げることができる。
【0029】R2 はアルキル基またはアリール基を表
し、これらの基の好ましい炭素数および具体例はR1 で
表される基の置換基の説明で挙げたものと同じである。
R2 で表される基はさらに置換基を有することが好まし
く、好ましい置換基はR1 で表される基の置換基の説明
で挙げたもと同じである。R2 で表されるアルキル基ま
たはアリール基の置換基として特に好ましいものは、ハ
ロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール
基、シアノ基、シリル基、ヒドロキシル基、カルボキシ
ル基、ニトロ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ア
シルオキシ基、カルバモイルオキシ基、アルコキシカル
ボニル基、シクロアルキルオキシカルボニル基、アリー
ルオキシカルボニル基、カルバモイル基、アミノ基、ア
ニリノ基、カルボンアミド基、アルコキシカルボニルア
ミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、ウレイド
基、スルホンアミド基、イミド基、アルキルチオ基、ア
リールチオ基、スルファモイル基、ホスホニル基、ホス
フィノイルアミノ基である。
し、これらの基の好ましい炭素数および具体例はR1 で
表される基の置換基の説明で挙げたものと同じである。
R2 で表される基はさらに置換基を有することが好まし
く、好ましい置換基はR1 で表される基の置換基の説明
で挙げたもと同じである。R2 で表されるアルキル基ま
たはアリール基の置換基として特に好ましいものは、ハ
ロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール
基、シアノ基、シリル基、ヒドロキシル基、カルボキシ
ル基、ニトロ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ア
シルオキシ基、カルバモイルオキシ基、アルコキシカル
ボニル基、シクロアルキルオキシカルボニル基、アリー
ルオキシカルボニル基、カルバモイル基、アミノ基、ア
ニリノ基、カルボンアミド基、アルコキシカルボニルア
ミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、ウレイド
基、スルホンアミド基、イミド基、アルキルチオ基、ア
リールチオ基、スルファモイル基、ホスホニル基、ホス
フィノイルアミノ基である。
【0030】Xは水素原子、ハロゲン原子又は現像主薬
酸化体との反応により離脱可能な基を表す。詳しくは、
離脱可能な基はアルコキシ基、アリールオキシ基、アシ
ルオキシ基、カルバモイルオキシ基、スルホニルオキシ
基、カルボンアミド基、スルホンアミド基、カルバモイ
ルアミノ基、ヘテロ環基、アリールアゾ基、アルキルチ
オ基、アリールチオ基、ヘテロ環チオ基などを表す。ハ
ロゲン原子および離脱可能な基の好ましい範囲及び具体
例はR1 で表される基の置換基の説明で挙げたものと同
じである。Xはこれら以外にアルデヒドまたはケトンを
介して2分子の4当量カプラーが結合したビス形カプラ
ーの場合もあり、またXは現像促進剤、現像抑制剤、脱
銀促進剤またはロイコ色素などの写真有用基もしくはそ
れらの前駆体であってもよい。
酸化体との反応により離脱可能な基を表す。詳しくは、
離脱可能な基はアルコキシ基、アリールオキシ基、アシ
ルオキシ基、カルバモイルオキシ基、スルホニルオキシ
基、カルボンアミド基、スルホンアミド基、カルバモイ
ルアミノ基、ヘテロ環基、アリールアゾ基、アルキルチ
オ基、アリールチオ基、ヘテロ環チオ基などを表す。ハ
ロゲン原子および離脱可能な基の好ましい範囲及び具体
例はR1 で表される基の置換基の説明で挙げたものと同
じである。Xはこれら以外にアルデヒドまたはケトンを
介して2分子の4当量カプラーが結合したビス形カプラ
ーの場合もあり、またXは現像促進剤、現像抑制剤、脱
銀促進剤またはロイコ色素などの写真有用基もしくはそ
れらの前駆体であってもよい。
【0031】以下に本発明の化合物の好ましい範囲につ
いて説明する。R1 で表される基は3級アルキル基が好
ましく、t−ブチル、t−アミル、1−メチル−1−シ
クロプロピル、1−エチル−1−シクロプロピル、1−
メチル−1−シクロペンチル、1−メチル−1−シクロ
ヘキシル、1,1,3,3−テトラメチル−1−ブチ
ル、1−アダマンチルが特に好ましく、t−ブチル基が
最も好ましい。R2 で表される基は好ましくは下記一般
式(III) で表される。 一般式(III) −{(A1)a (B1)b (A2)c (B2)d (A3)e (B3)
f (A4)g (B4)h } 式中、A1 、A2 、A3 およびA4 はそれぞれ−O−、
−S−、−N(R3)−、−N(R3)CO−、−CON
(R3)−、−N(R3)SO2 −、−SO2 N(R3)−、
−CO2 −、−OCO−、−N(R3)CON(R4 )
−、−OCON(R3)−又は−N(R3)CO2 −を表
し、R3 およびR4 は水素原子、アルキル基、アリール
基、アシル基、アルカンスルホニル基またはアレーンス
ルホニル基を表し、これらの基の好ましい炭素数及び具
体例はR1 で表される基の説明で挙げたアルキル基、ア
リール基、アシル基、アルカンスルホニル基及びアレー
ンスルホニル基と同じである。B1 、B2 およびB
3 は、それぞれアルキレン基(好ましくは主鎖の炭素数
1〜10、置換基も含めた炭素数が1〜30のアルキレ
ン基で、例えば、メチレン、エチレン、プロピレン、ブ
チレン)又はアリーレン基(好ましくは炭素数6〜30
のアリーレン基で、例えば、1,2−フェニレン、1,
3−フェニレン、1,4−フェニレン、1,2−ナフチ
レン、1,4−ナフチレン)を表す。B4 はアルキル基
又はアリール基を表し、これらのアルキル基及びアリー
ル基の好ましい炭素数及び具体例はR1 で表される基の
説明で挙げたアルキル基およびアリール基と同じであ
る。R4 、R3 、B1 、B2 、B3 及びB4で表される
基はさらに置換基を有していてもよく、好ましい置換基
は、R1 で表される基の好ましい置換基として挙げたも
のと同じである。a、b、c、d、e、fおよびgは0
または1を表し、hは1を表す。ただし、a−b=0、
c−d=0、e−f=0である。一般式(III) で表され
る基において、A1 、A2 、A3 およびA4 はそれぞれ
−O−、−S−、−N(R3)CO−、−CON(R3)
−、−N(R3)SO2 −、−SO2 N(R3)−および−
N(R3)CO2 −が好ましく、−O−、−N(R3)CO
−および−N(R3)SO2 −がさらに好ましい。R4 お
よびR3 は水素原子およびアルキル基が好ましく、水素
原子が最も好ましい。B1 、B2 およびB3は、主鎖の
炭素数が1〜3で、総炭素数が1〜20のアルキレン
基、1,2−フェニレン基、1,3−フェニレン基、
1,4−フェニレン基が好ましく、B4 はアルキル基又
はフェニル基が好ましい。nは1が好ましい。一般式(I
II) で表される基において、a=0、b=1、c=1で
あって、A2が−N(R3)CO−、−N(R3)SO2 −
または−N(R3)CO2 −であり、B1 が1,3−フェ
ニレン基または1,4−フェニレン基である場合が特に
好ましい。
いて説明する。R1 で表される基は3級アルキル基が好
ましく、t−ブチル、t−アミル、1−メチル−1−シ
クロプロピル、1−エチル−1−シクロプロピル、1−
メチル−1−シクロペンチル、1−メチル−1−シクロ
ヘキシル、1,1,3,3−テトラメチル−1−ブチ
ル、1−アダマンチルが特に好ましく、t−ブチル基が
最も好ましい。R2 で表される基は好ましくは下記一般
式(III) で表される。 一般式(III) −{(A1)a (B1)b (A2)c (B2)d (A3)e (B3)
f (A4)g (B4)h } 式中、A1 、A2 、A3 およびA4 はそれぞれ−O−、
−S−、−N(R3)−、−N(R3)CO−、−CON
(R3)−、−N(R3)SO2 −、−SO2 N(R3)−、
−CO2 −、−OCO−、−N(R3)CON(R4 )
−、−OCON(R3)−又は−N(R3)CO2 −を表
し、R3 およびR4 は水素原子、アルキル基、アリール
基、アシル基、アルカンスルホニル基またはアレーンス
ルホニル基を表し、これらの基の好ましい炭素数及び具
体例はR1 で表される基の説明で挙げたアルキル基、ア
リール基、アシル基、アルカンスルホニル基及びアレー
ンスルホニル基と同じである。B1 、B2 およびB
3 は、それぞれアルキレン基(好ましくは主鎖の炭素数
1〜10、置換基も含めた炭素数が1〜30のアルキレ
ン基で、例えば、メチレン、エチレン、プロピレン、ブ
チレン)又はアリーレン基(好ましくは炭素数6〜30
のアリーレン基で、例えば、1,2−フェニレン、1,
3−フェニレン、1,4−フェニレン、1,2−ナフチ
レン、1,4−ナフチレン)を表す。B4 はアルキル基
又はアリール基を表し、これらのアルキル基及びアリー
ル基の好ましい炭素数及び具体例はR1 で表される基の
説明で挙げたアルキル基およびアリール基と同じであ
る。R4 、R3 、B1 、B2 、B3 及びB4で表される
基はさらに置換基を有していてもよく、好ましい置換基
は、R1 で表される基の好ましい置換基として挙げたも
のと同じである。a、b、c、d、e、fおよびgは0
または1を表し、hは1を表す。ただし、a−b=0、
c−d=0、e−f=0である。一般式(III) で表され
る基において、A1 、A2 、A3 およびA4 はそれぞれ
−O−、−S−、−N(R3)CO−、−CON(R3)
−、−N(R3)SO2 −、−SO2 N(R3)−および−
N(R3)CO2 −が好ましく、−O−、−N(R3)CO
−および−N(R3)SO2 −がさらに好ましい。R4 お
よびR3 は水素原子およびアルキル基が好ましく、水素
原子が最も好ましい。B1 、B2 およびB3は、主鎖の
炭素数が1〜3で、総炭素数が1〜20のアルキレン
基、1,2−フェニレン基、1,3−フェニレン基、
1,4−フェニレン基が好ましく、B4 はアルキル基又
はフェニル基が好ましい。nは1が好ましい。一般式(I
II) で表される基において、a=0、b=1、c=1で
あって、A2が−N(R3)CO−、−N(R3)SO2 −
または−N(R3)CO2 −であり、B1 が1,3−フェ
ニレン基または1,4−フェニレン基である場合が特に
好ましい。
【0032】Xはハロゲン原子、アリールオキシ基、カ
ルバモイルオキシ基、アシルアミノ基、複素環基、アリ
ールアゾ基、アルキルチオ基、アリールチオ基又は複素
環チオ基が好ましく、ハロゲン原子、アリールオキシ
基、複素環基、アルキルチオ基、アリールチオ基又は複
素環チオ基がさらに好ましく、塩素原子又はアリールオ
キシ基が最も好ましい。Xで表される基の好ましい具体
例としては以下に示すものが挙げられる。
ルバモイルオキシ基、アシルアミノ基、複素環基、アリ
ールアゾ基、アルキルチオ基、アリールチオ基又は複素
環チオ基が好ましく、ハロゲン原子、アリールオキシ
基、複素環基、アルキルチオ基、アリールチオ基又は複
素環チオ基がさらに好ましく、塩素原子又はアリールオ
キシ基が最も好ましい。Xで表される基の好ましい具体
例としては以下に示すものが挙げられる。
【0033】
【化7】
【0034】
【化8】
【0035】一般式(I)又は(II)で表される化合物
のうち、一般式(I)で表される化合物がより好まし
い。さらに、R1 は3級のアルキル基であることが好ま
しい。
のうち、一般式(I)で表される化合物がより好まし
い。さらに、R1 は3級のアルキル基であることが好ま
しい。
【0036】以下に本発明に用いることができる一般式
(I)又は(II)で表されるピラゾロトリアゾールマゼ
ンタカプラーの具体例を示すが、本発明はこれらによっ
て限定されるものではない。
(I)又は(II)で表されるピラゾロトリアゾールマゼ
ンタカプラーの具体例を示すが、本発明はこれらによっ
て限定されるものではない。
【0037】
【化9】
【0038】
【化10】
【0039】
【化11】
【0040】
【化12】
【0041】
【化13】
【0042】
【化14】
【0043】
【化15】
【0044】
【化16】
【0045】
【化17】
【0046】
【化18】
【0047】
【化19】
【0048】
【化20】
【0049】
【化21】
【0050】
【化22】
【0051】本発明の一般式(I)又は(II)で表され
るカプラーのハロゲン化銀カラー写真感光材料への添加
量は3×10-5〜3×10-3 mol/m2であり、好ましく
は3×10-4〜2×10-3 mol/m2であり、1×10-4
〜1.5×10-3 mol/m2がさらに好ましい。緑感性ハ
ロゲン化銀乳剤総が複数の層から成るときは、これら複
数の層に使用することができる。また、同一カプラーを
複数の層に使用してもよく、異なるカプラーを混合して
使用することもできる。さらに、緑感性ハロゲン化銀乳
剤層以外の感光性層や非感光性層にも目的に応じて使用
することができる。
るカプラーのハロゲン化銀カラー写真感光材料への添加
量は3×10-5〜3×10-3 mol/m2であり、好ましく
は3×10-4〜2×10-3 mol/m2であり、1×10-4
〜1.5×10-3 mol/m2がさらに好ましい。緑感性ハ
ロゲン化銀乳剤総が複数の層から成るときは、これら複
数の層に使用することができる。また、同一カプラーを
複数の層に使用してもよく、異なるカプラーを混合して
使用することもできる。さらに、緑感性ハロゲン化銀乳
剤層以外の感光性層や非感光性層にも目的に応じて使用
することができる。
【0052】本発明のピラゾロトリアゾールカプラーの
出発原料である5−アミノ−1H−ピラゾール化合物
は、特開平4−66573号、同4−66574号に記
載の方法により合成が可能である。一般式(II)で表さ
れる化合物の合成に必要な5−ヒドラジノ−1H−ピラ
ゾール類は特開平4−194846号に記載された方法
により、5−アミノ−1H−ピラゾール類をジアゾ化、
さらに還元して得ることができる。本発明のピラゾロト
リアゾールカプラーの骨格部分は、米国特許第4,54
0,654号、特公平4−79350号、同4−793
51号、特開平3−184980号、同5−18647
0号、同6−116271号、米国特許第3,725,
067号、特開平3−220191号、及び同5−20
4106号等の明細書に記載された方法で合成すること
ができる。
出発原料である5−アミノ−1H−ピラゾール化合物
は、特開平4−66573号、同4−66574号に記
載の方法により合成が可能である。一般式(II)で表さ
れる化合物の合成に必要な5−ヒドラジノ−1H−ピラ
ゾール類は特開平4−194846号に記載された方法
により、5−アミノ−1H−ピラゾール類をジアゾ化、
さらに還元して得ることができる。本発明のピラゾロト
リアゾールカプラーの骨格部分は、米国特許第4,54
0,654号、特公平4−79350号、同4−793
51号、特開平3−184980号、同5−18647
0号、同6−116271号、米国特許第3,725,
067号、特開平3−220191号、及び同5−20
4106号等の明細書に記載された方法で合成すること
ができる。
【0053】以下に本発明のピラゾロトリアゾールカプ
ラーの具体的合成例を示す。 合成例1(例示化合物M−2の合成) 例示化合物M−2は、下記スキームに従い合成すること
ができた。
ラーの具体的合成例を示す。 合成例1(例示化合物M−2の合成) 例示化合物M−2は、下記スキームに従い合成すること
ができた。
【0054】
【化23】
【0055】中間体(A−3)の合成 欧州公開特許第0571959A号に記載された方法に
より合成することができる中間体(A−1)27.8g
(0.200mol)をアセトニトリル150mlに加え、さ
らに2−メチル−3−フタルイミドプロピオンイミノ酸
メチルエステル塩酸塩{中間体(A−2)、メタクリロ
ニトリルとフタルイミドを塩基の存在下に反応して得ら
れる2−メチル−3−フタルイミドプロピオニトリルを
Pinner法に処すことにより合成できる}67.9
g(0.240mol)を加えて、室温で6時間攪拌した。
析出した結晶を濾取し、アセトニトリルで洗浄した後、
風乾し、65.5g(収率84%)の中間体(A−3)
を得た。 中間体(A−4)の合成 塩酸ヒドロキシルアミン14.7g(0.211mol)を
メタノール150mlに加え、室温で攪拌して溶解した。
これにナトリウムメトキシドの28%メタノール溶液4
2.4ml(0.211mol)を加えて5分間攪拌し、析出
した沈澱を濾過して除いた。この濾液に中間体(A−
3)68.8g(0.176mol)を加え、室温で4時間
攪拌の後、2日放置した。この反応液を減圧下に容積が
約1/3になるまで濃縮し、酢酸エチル400ml、水4
00mlおよび濃塩酸10mlを加えて抽出した。水層を酢
酸エチル200mlでさらに抽出し、有機層を合わせて飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し
た。減圧下に濃縮し中間体(A−4)の粗生成物を橙色
の油状物として得た。さらに精製することなく次工程に
用いた。
より合成することができる中間体(A−1)27.8g
(0.200mol)をアセトニトリル150mlに加え、さ
らに2−メチル−3−フタルイミドプロピオンイミノ酸
メチルエステル塩酸塩{中間体(A−2)、メタクリロ
ニトリルとフタルイミドを塩基の存在下に反応して得ら
れる2−メチル−3−フタルイミドプロピオニトリルを
Pinner法に処すことにより合成できる}67.9
g(0.240mol)を加えて、室温で6時間攪拌した。
析出した結晶を濾取し、アセトニトリルで洗浄した後、
風乾し、65.5g(収率84%)の中間体(A−3)
を得た。 中間体(A−4)の合成 塩酸ヒドロキシルアミン14.7g(0.211mol)を
メタノール150mlに加え、室温で攪拌して溶解した。
これにナトリウムメトキシドの28%メタノール溶液4
2.4ml(0.211mol)を加えて5分間攪拌し、析出
した沈澱を濾過して除いた。この濾液に中間体(A−
3)68.8g(0.176mol)を加え、室温で4時間
攪拌の後、2日放置した。この反応液を減圧下に容積が
約1/3になるまで濃縮し、酢酸エチル400ml、水4
00mlおよび濃塩酸10mlを加えて抽出した。水層を酢
酸エチル200mlでさらに抽出し、有機層を合わせて飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し
た。減圧下に濃縮し中間体(A−4)の粗生成物を橙色
の油状物として得た。さらに精製することなく次工程に
用いた。
【0056】中間体(A−5)の合成 中間体(A−4)47.2g(0.128mol)をアセト
ニトリル450mlに溶解し、室温で攪拌した。これに、
四塩化炭素50.8ml(0.512mol)を加え、さらに
トリフェニルホスフィン50.4g(0.192mol)を
加えて、室温で5時間攪拌した。一夜放置後、減圧下に
溶媒を留去し、残査に少量のアセトニトリルを加えて溶
解し、さらに酢酸エチル400mlと水400mlを加えて
抽出した。有機層を飽和重曹水300ml、ついで飽和食
塩水300mlで洗浄した後、無水硫酸マグネシウム上で
乾燥した。減圧下に濃縮後、シリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶離液:クロロホルム/メタノールの混合
溶媒)で精製し、37.2g(収率82.7%)の中間
体(A−5)を得た。
ニトリル450mlに溶解し、室温で攪拌した。これに、
四塩化炭素50.8ml(0.512mol)を加え、さらに
トリフェニルホスフィン50.4g(0.192mol)を
加えて、室温で5時間攪拌した。一夜放置後、減圧下に
溶媒を留去し、残査に少量のアセトニトリルを加えて溶
解し、さらに酢酸エチル400mlと水400mlを加えて
抽出した。有機層を飽和重曹水300ml、ついで飽和食
塩水300mlで洗浄した後、無水硫酸マグネシウム上で
乾燥した。減圧下に濃縮後、シリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶離液:クロロホルム/メタノールの混合
溶媒)で精製し、37.2g(収率82.7%)の中間
体(A−5)を得た。
【0057】中間体(A−6)の合成 中間体(A−5)38.6g(0.110mol)をイソプ
ロピルアルコール150mlに溶解し、攪拌しながら加熱
還流した。これに、抱水ヒドラジン5.87ml(0.1
21mol)を20分間かけて滴下し、さらに3時間加熱還
流した。氷水で冷却し、析出している不溶物を濾過して
除いた。濾液を減圧下に濃縮し、中間体(A−6)を含
む赤色の油状物24.8gを得た。NMRスペクトルに
より純度56.7%と推定した。
ロピルアルコール150mlに溶解し、攪拌しながら加熱
還流した。これに、抱水ヒドラジン5.87ml(0.1
21mol)を20分間かけて滴下し、さらに3時間加熱還
流した。氷水で冷却し、析出している不溶物を濾過して
除いた。濾液を減圧下に濃縮し、中間体(A−6)を含
む赤色の油状物24.8gを得た。NMRスペクトルに
より純度56.7%と推定した。
【0058】中間体(B−1)の合成 4−ヒドロキシ安息香酸エチル80.0g(0.481
mol)、ブロモオクタデカン160.7g(0.482mo
l)及び炭酸カリウム133g(0.962mol)を,N,
N−ジメチルホルムアミド(DMF)240ml中に加
え、蒸気浴上で4時間加熱攪拌した。冷却後、反応混合
物を水1.5リットル中に注ぎ、析出した結晶を濾取
し、水洗した。風乾して中間体(B−1)201.4g
(収率100%)を得た。
mol)、ブロモオクタデカン160.7g(0.482mo
l)及び炭酸カリウム133g(0.962mol)を,N,
N−ジメチルホルムアミド(DMF)240ml中に加
え、蒸気浴上で4時間加熱攪拌した。冷却後、反応混合
物を水1.5リットル中に注ぎ、析出した結晶を濾取
し、水洗した。風乾して中間体(B−1)201.4g
(収率100%)を得た。
【0059】中間体(B−3)の合成 中間体(B−1)201.4g(0.481mol)をジク
ロロメタン1.0リットルに溶かし、氷水で冷却して攪
拌した。これに、クロルスルホン酸43.2ml(0.6
49mol)を30分間で滴下し、さらに1.5時間攪拌し
た。氷水浴をはずして室温で一夜静置後、3.5時間加
熱還流下、攪拌した。減圧下に濃縮し、残査に酢酸エチ
ル1.0リットルと1N塩酸800mlを加えて抽出し
た。有機層を飽和食塩水と混合し、冷却して析出した結
晶を濾取した。水洗した後、風乾し、中間体(B−2)
の粗生成物280gを得た。この中間体(B−2)の粗
生成物270gおよび水酸化カリウム135g(2.4
1mol)を水1.0リットルとエタノール0.60リット
ルの混合溶媒中に加え、1.5時間蒸気浴上で加熱攪拌
した。室温で一夜静置後、攪拌しながら濃塩酸250ml
をゆっくり加え、析出した結晶を濾取し、中間体(B−
3)217.5gを得た。
ロロメタン1.0リットルに溶かし、氷水で冷却して攪
拌した。これに、クロルスルホン酸43.2ml(0.6
49mol)を30分間で滴下し、さらに1.5時間攪拌し
た。氷水浴をはずして室温で一夜静置後、3.5時間加
熱還流下、攪拌した。減圧下に濃縮し、残査に酢酸エチ
ル1.0リットルと1N塩酸800mlを加えて抽出し
た。有機層を飽和食塩水と混合し、冷却して析出した結
晶を濾取した。水洗した後、風乾し、中間体(B−2)
の粗生成物280gを得た。この中間体(B−2)の粗
生成物270gおよび水酸化カリウム135g(2.4
1mol)を水1.0リットルとエタノール0.60リット
ルの混合溶媒中に加え、1.5時間蒸気浴上で加熱攪拌
した。室温で一夜静置後、攪拌しながら濃塩酸250ml
をゆっくり加え、析出した結晶を濾取し、中間体(B−
3)217.5gを得た。
【0060】中間体(B−4)の合成 中間体(B−3)80.0g(0.170mol)をトルエ
ン400mlに加え、さらに塩化チオニル70ml(0.9
6mol)とDMF5滴を加えて、100〜120℃のオイ
ルバス上で3.5時間攪拌した。塩化チオニル40ml
(0.55mol)を追加し、さらに3時間加熱攪拌の後、
減圧下に溶媒を留去した。残査にアセトニトリル300
mlを加えて晶析し、中間体(B−4)63.6g(収率
74%)を得た。
ン400mlに加え、さらに塩化チオニル70ml(0.9
6mol)とDMF5滴を加えて、100〜120℃のオイ
ルバス上で3.5時間攪拌した。塩化チオニル40ml
(0.55mol)を追加し、さらに3時間加熱攪拌の後、
減圧下に溶媒を留去した。残査にアセトニトリル300
mlを加えて晶析し、中間体(B−4)63.6g(収率
74%)を得た。
【0061】中間体(B−5)の合成 市販の2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール4.
38(49.1mmol)、重曹13g(0.15mol)、水
100ml及び酢酸エチル200mlの混合物に、攪拌下中
間体(B−4)25.0g(49.3mmol) を加え、室
温で1時間攪拌した。氷水で冷却しながら、さらに1時
間攪拌の後、析出した結晶を濾取し、中間体(B−5)
24.4g(収率89%)を無色の結晶として得た。
38(49.1mmol)、重曹13g(0.15mol)、水
100ml及び酢酸エチル200mlの混合物に、攪拌下中
間体(B−4)25.0g(49.3mmol) を加え、室
温で1時間攪拌した。氷水で冷却しながら、さらに1時
間攪拌の後、析出した結晶を濾取し、中間体(B−5)
24.4g(収率89%)を無色の結晶として得た。
【0062】例示化合物M−2の合成 中間体(A−6)5.80g(14.9mmol)をN,N
−ジメチルアセトアミド(DMAC)20mlに溶かし、
水浴で冷却して攪拌した。トリエチルアミン2.30ml
(16.5mmol)を加え、続いて中間体(B−5)9.
20g(16.4mmol)を加えて室温で20分間攪拌し
た。酢酸エチル80ml、水100ml及び濃塩酸2.0ml
を加えて抽出し、有機層を飽和食塩水80mlで洗浄し
た。有機層にN−クロロこはく酸イミド1.89g(1
4.2mmol) を加え、攪拌後20分間静置した。この酢
酸エチル溶液に水100mlを加えて抽出し、飽和食塩水
80mlで洗浄後、無水硫酸マグネシウム上で乾燥した。
減圧下に濃縮後、残査をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶離液:ヘキサン/酢酸エチルの混合溶媒)で
精製し、7.93g(収率68%)の例示化合物M−2
を淡黄色のガラス状固体として得た。1 H NMRスペクトル(CDCl3) δ(ppm)11.30(brs,1H),8.16(d,1H),7.79(dd,1H),6.70
(m,2H),5.63(t,1H),5.11(t,1H),3.87(m,2H),3.72(d,2
H),3.4-3.1(m,3H),1.74(m,2H),1.5-1.2(m,48H),0.88(t,
3H)
−ジメチルアセトアミド(DMAC)20mlに溶かし、
水浴で冷却して攪拌した。トリエチルアミン2.30ml
(16.5mmol)を加え、続いて中間体(B−5)9.
20g(16.4mmol)を加えて室温で20分間攪拌し
た。酢酸エチル80ml、水100ml及び濃塩酸2.0ml
を加えて抽出し、有機層を飽和食塩水80mlで洗浄し
た。有機層にN−クロロこはく酸イミド1.89g(1
4.2mmol) を加え、攪拌後20分間静置した。この酢
酸エチル溶液に水100mlを加えて抽出し、飽和食塩水
80mlで洗浄後、無水硫酸マグネシウム上で乾燥した。
減圧下に濃縮後、残査をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶離液:ヘキサン/酢酸エチルの混合溶媒)で
精製し、7.93g(収率68%)の例示化合物M−2
を淡黄色のガラス状固体として得た。1 H NMRスペクトル(CDCl3) δ(ppm)11.30(brs,1H),8.16(d,1H),7.79(dd,1H),6.70
(m,2H),5.63(t,1H),5.11(t,1H),3.87(m,2H),3.72(d,2
H),3.4-3.1(m,3H),1.74(m,2H),1.5-1.2(m,48H),0.88(t,
3H)
【0063】合成例2(例示化合物M−35の合成) 例示化合物M−35は、下記スキームに従い合成するこ
とができた。
とができた。
【0064】
【化24】
【0065】中間体(D−5)の合成 市販のトルニトリルを濃硝酸でニトロ化して得られる中
間体(D−1)50.0g(0.308mol)をメタノー
ル270mlに加え、水浴で冷却して攪拌した。これにナ
トリウムメトキシドの28%メタノール溶液59.5g
(0.308mol)を加えて1時間攪拌し、さらに水浴を
はずして室温で4時間攪拌した。この反応混合物を冷蔵
庫中で一夜静置した後、氷水で冷却して攪拌した。酢酸
37g(0.617mol)を10分間で滴下し、さらに3
0分間攪拌した。これに欧州公開特許第177765A
号に記載の方法によって合成できる中間体(D−2)3
9.4g(0.308mol)をメタノール50mlに溶かし
て加え、室温で4時間攪拌して中間体(D−3)とし、
さらに塩酸ヒドロキシルアミン44.2g(0.617
mol)を加えて、40℃で4時間攪拌した。一夜放置後、
減圧下にメタノールを留去し、酢酸エチル400mlと水
500mlを加えて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下に溶媒を
留去して、中間体(D−4)の粗生成物67.1gを赤
橙色の油状物として得た。これを。DMAC400mlに
溶かし、氷水で冷却して攪拌した。N,N−ジエチルア
ニリン49.3g(0.330mol)を加え、さらに塩化
m−ニトロベンゼンスルホニル51.4g(0.232
mol)を加えて30分間攪拌した。氷水浴をはずして室温
で1時間攪拌の後、さらにN,N−ジエチルアニリン1
9.9g(0.133mol)を加え、室温で3時間攪拌し
た。反応混合物に酢酸エチル600mlと水1.5リット
ルを加えて抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水
硫酸マグネシウム上で乾燥した。減圧下に濃縮後、アセ
トニトリル120mlを加えて晶析し、19.8gの中間
体(D−5)を得た。
間体(D−1)50.0g(0.308mol)をメタノー
ル270mlに加え、水浴で冷却して攪拌した。これにナ
トリウムメトキシドの28%メタノール溶液59.5g
(0.308mol)を加えて1時間攪拌し、さらに水浴を
はずして室温で4時間攪拌した。この反応混合物を冷蔵
庫中で一夜静置した後、氷水で冷却して攪拌した。酢酸
37g(0.617mol)を10分間で滴下し、さらに3
0分間攪拌した。これに欧州公開特許第177765A
号に記載の方法によって合成できる中間体(D−2)3
9.4g(0.308mol)をメタノール50mlに溶かし
て加え、室温で4時間攪拌して中間体(D−3)とし、
さらに塩酸ヒドロキシルアミン44.2g(0.617
mol)を加えて、40℃で4時間攪拌した。一夜放置後、
減圧下にメタノールを留去し、酢酸エチル400mlと水
500mlを加えて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下に溶媒を
留去して、中間体(D−4)の粗生成物67.1gを赤
橙色の油状物として得た。これを。DMAC400mlに
溶かし、氷水で冷却して攪拌した。N,N−ジエチルア
ニリン49.3g(0.330mol)を加え、さらに塩化
m−ニトロベンゼンスルホニル51.4g(0.232
mol)を加えて30分間攪拌した。氷水浴をはずして室温
で1時間攪拌の後、さらにN,N−ジエチルアニリン1
9.9g(0.133mol)を加え、室温で3時間攪拌し
た。反応混合物に酢酸エチル600mlと水1.5リット
ルを加えて抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水
硫酸マグネシウム上で乾燥した。減圧下に濃縮後、アセ
トニトリル120mlを加えて晶析し、19.8gの中間
体(D−5)を得た。
【0066】中間体(D−6)の合成 還元鉄26.2g(0.469mol)、塩化アンモニウム
2.6g(49mmol)、水26ml及びイソプロピルアル
コール260mlの混合物を蒸気浴上で15分間加熱還流
下攪拌した。これに中間体(D−5)13.4g(4
7.0mmol)を少しずつ加え、30分間加熱攪拌した。
60℃程度に冷却した後、セライトを用いて濾過し、濾
液を水500ml中に注いで攪拌した。析出した結晶を濾
取し、中間体(D−6)10.29g(収率85.8
%)を淡褐色の結晶として得た。
2.6g(49mmol)、水26ml及びイソプロピルアル
コール260mlの混合物を蒸気浴上で15分間加熱還流
下攪拌した。これに中間体(D−5)13.4g(4
7.0mmol)を少しずつ加え、30分間加熱攪拌した。
60℃程度に冷却した後、セライトを用いて濾過し、濾
液を水500ml中に注いで攪拌した。析出した結晶を濾
取し、中間体(D−6)10.29g(収率85.8
%)を淡褐色の結晶として得た。
【0067】中間体(E−2)の合成 市販の4−t−オクチルフェノール36.0g(0.1
74mol)、炭酸カリウム41.0g(0.296mol)、
DMF200ml、及び日産化学製のファインオキソコー
ル1800メタンスルホニルクロリドと反応して得られ
る中間体(E−1)70.0g(0.201mol)の混合
物を蒸気浴上で5時間加熱攪拌した。冷却後、ヘキサン
500mlと水800mlを加えて抽出し、有機層を飽和重
曹水500ml、続いて飽和食塩水500mlで洗浄した。
有機層を無水硫酸マグネシウム上で乾燥した後、減圧下
に濃縮し、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶離液:ヘキサン/酢酸エチルの混合溶媒)で精製
し、中間体(E−2)52.4g(収率65%)を微黄
色の油状物として得た。 中間体(E−3)の合成 中間体(E−2)52.4g(0.114mol)をジクロ
ロメタン150mlに溶かし、氷水浴で冷却して攪拌し
た。これに97%クロルスルホン酸11.0ml(0.1
60mol)を5分間で滴下し、室温で2時間攪拌した。こ
の反応混合物を水浴で冷却しアセトニトリル45mlを加
え、さらにN,N−ジメチルアセトアミド(DMAC)
90mlをゆっくり加えた。オキシ塩化リン21.5ml
(0.292mol)を20分間で滴下し、さらに3.5時
間加熱還流条件で攪拌した。反応混合物を氷水1.0リ
ットルに注ぎ、酢酸エチル500mlを加えて抽出した。
有機層を水700ml、さらに飽和食塩水700mlで洗浄
後、無水硫酸マグネシウム上で乾燥した。減圧下に濃縮
して中間体(E−3)の粗生成物67.4gを淡褐色の
油状物として得た。精製することなく次工程に用いた。
74mol)、炭酸カリウム41.0g(0.296mol)、
DMF200ml、及び日産化学製のファインオキソコー
ル1800メタンスルホニルクロリドと反応して得られ
る中間体(E−1)70.0g(0.201mol)の混合
物を蒸気浴上で5時間加熱攪拌した。冷却後、ヘキサン
500mlと水800mlを加えて抽出し、有機層を飽和重
曹水500ml、続いて飽和食塩水500mlで洗浄した。
有機層を無水硫酸マグネシウム上で乾燥した後、減圧下
に濃縮し、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶離液:ヘキサン/酢酸エチルの混合溶媒)で精製
し、中間体(E−2)52.4g(収率65%)を微黄
色の油状物として得た。 中間体(E−3)の合成 中間体(E−2)52.4g(0.114mol)をジクロ
ロメタン150mlに溶かし、氷水浴で冷却して攪拌し
た。これに97%クロルスルホン酸11.0ml(0.1
60mol)を5分間で滴下し、室温で2時間攪拌した。こ
の反応混合物を水浴で冷却しアセトニトリル45mlを加
え、さらにN,N−ジメチルアセトアミド(DMAC)
90mlをゆっくり加えた。オキシ塩化リン21.5ml
(0.292mol)を20分間で滴下し、さらに3.5時
間加熱還流条件で攪拌した。反応混合物を氷水1.0リ
ットルに注ぎ、酢酸エチル500mlを加えて抽出した。
有機層を水700ml、さらに飽和食塩水700mlで洗浄
後、無水硫酸マグネシウム上で乾燥した。減圧下に濃縮
して中間体(E−3)の粗生成物67.4gを淡褐色の
油状物として得た。精製することなく次工程に用いた。
【0068】例示化合物M−35の合成 中間体(D−6)10.29g(40.3mmol) をDM
AC80mlに加え、室温で攪拌した。これに、中間体
(E−3)31.5g(56.5mmol)を加え、続いて
ピリジン5.54ml(68.6mmol)を加え、室温で1
時間40分攪拌した。一夜放置後、酢酸エチル300ml
と水400mlを加えて抽出し、有機層を1N塩酸250
ml、飽和食塩水250mlで順次洗浄した。有機層を無水
硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下に濃縮後、残査を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶難液:ヘキサ
ン/酢酸エチルの混合溶媒)で精製し、中間体(D−
7)17.7g(収率57%)を微褐色のガラス状固体
として得た。これを酢酸エチル100mlに溶解し、室温
で攪拌しながら、N−クロロこはく酸イミド3.05g
(2.28mmol)を加え、1時間攪拌した。水100ml
を加えて抽出し、飽和食塩水100mlで洗浄した。有機
層を無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下に濃縮
後、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離
液:ヘキサン/酢酸エチルの混合溶媒)で精製し、1
7.0g(収率92%)の例示化合物M−35を微黄色
のガラス状固体として得た。1 H NMRスペクトル(CDCl3) δ(ppm)7.76(brs,1H),7.69(d,1H),7.64(d,1H),7.48(dd,
1H),7.16(dd,1H),6.97(dd,1H),6.85(d,1H),4.2-3.9(m,2
H),3.17(m,1H),2.21(s,3H),2.2-1.6(m,4H),1.58(s,2H),
1.5-0.8(m,37),1.36(d,6H),0.42(s,9H)
AC80mlに加え、室温で攪拌した。これに、中間体
(E−3)31.5g(56.5mmol)を加え、続いて
ピリジン5.54ml(68.6mmol)を加え、室温で1
時間40分攪拌した。一夜放置後、酢酸エチル300ml
と水400mlを加えて抽出し、有機層を1N塩酸250
ml、飽和食塩水250mlで順次洗浄した。有機層を無水
硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下に濃縮後、残査を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶難液:ヘキサ
ン/酢酸エチルの混合溶媒)で精製し、中間体(D−
7)17.7g(収率57%)を微褐色のガラス状固体
として得た。これを酢酸エチル100mlに溶解し、室温
で攪拌しながら、N−クロロこはく酸イミド3.05g
(2.28mmol)を加え、1時間攪拌した。水100ml
を加えて抽出し、飽和食塩水100mlで洗浄した。有機
層を無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下に濃縮
後、残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離
液:ヘキサン/酢酸エチルの混合溶媒)で精製し、1
7.0g(収率92%)の例示化合物M−35を微黄色
のガラス状固体として得た。1 H NMRスペクトル(CDCl3) δ(ppm)7.76(brs,1H),7.69(d,1H),7.64(d,1H),7.48(dd,
1H),7.16(dd,1H),6.97(dd,1H),6.85(d,1H),4.2-3.9(m,2
H),3.17(m,1H),2.21(s,3H),2.2-1.6(m,4H),1.58(s,2H),
1.5-0.8(m,37),1.36(d,6H),0.42(s,9H)
【0069】合成例3(例示化合物M−1の合成)
【0070】
【化25】
【0071】中間体(F−2)の合成 合成例1で用いた中間体(A−1)250gにアセトニ
トリル2800mlを加えて室温で攪拌した。この溶液に
メチル−4−ニトロフェニルイミド酸エステル塩酸塩
{中間体(F−1)}390gを加えて、室温で7時間
攪拌をおこなった。次に、ヒドロキシルアミンのメタノ
ール溶液(ヒドロキシルアミン塩酸塩150gナトリウ
ムメチラートの28wt%メタノール溶液を430mlか
ら調液)を加えて、更に8時間攪拌を行った。反応終了
後、この溶液に水8000mlを加えて析出した結晶を濾
取した。この結晶を乾燥して中間体(F−2)を42
1.7g(77.2%)得た。融点は175〜177℃
であった。
トリル2800mlを加えて室温で攪拌した。この溶液に
メチル−4−ニトロフェニルイミド酸エステル塩酸塩
{中間体(F−1)}390gを加えて、室温で7時間
攪拌をおこなった。次に、ヒドロキシルアミンのメタノ
ール溶液(ヒドロキシルアミン塩酸塩150gナトリウ
ムメチラートの28wt%メタノール溶液を430mlか
ら調液)を加えて、更に8時間攪拌を行った。反応終了
後、この溶液に水8000mlを加えて析出した結晶を濾
取した。この結晶を乾燥して中間体(F−2)を42
1.7g(77.2%)得た。融点は175〜177℃
であった。
【0072】中間体(F−3)の合成 中間体(F−2)364gにジメチルアセトアミド90
0mlを加えて、10℃に冷却して攪拌した。これにメタ
ンスルホン酸クロライド144.3gを加え、次にピリ
ジン233mlを加えた。室温で2時間攪拌した後、メタ
ノール2600mlを加えて55℃で5時間加熱攪拌を行
なった。反応終了後、室温まで冷却して水1800mlを
加えて結晶を析出させた。この結晶を濾取し、乾燥し
た。閉環体である中間体(F−3)を249g(72.
8%)得た。融点は259〜260℃であった。
0mlを加えて、10℃に冷却して攪拌した。これにメタ
ンスルホン酸クロライド144.3gを加え、次にピリ
ジン233mlを加えた。室温で2時間攪拌した後、メタ
ノール2600mlを加えて55℃で5時間加熱攪拌を行
なった。反応終了後、室温まで冷却して水1800mlを
加えて結晶を析出させた。この結晶を濾取し、乾燥し
た。閉環体である中間体(F−3)を249g(72.
8%)得た。融点は259〜260℃であった。
【0073】中間体(F−4)の合成 還元鉄209g、塩化アンモニウム20gに水120ml
とイソプロピルアルコール1200mlを加えて加熱攪拌
した。この溶液に前記の方法で得た中間体(F−3)2
02gを少しずつ添加した。添加終了後、1時間加熱攪
拌を行い、次いで反応液を熱時濾過して不溶解物を濾過
して除いた。濾液を減圧下で濃縮し、残留物に水300
0mlを加えて結晶を析出させた。この結晶を濾取して乾
燥した。中間体(F−4)167.9g(92.9%)
を得た。融点は263〜265℃であった。
とイソプロピルアルコール1200mlを加えて加熱攪拌
した。この溶液に前記の方法で得た中間体(F−3)2
02gを少しずつ添加した。添加終了後、1時間加熱攪
拌を行い、次いで反応液を熱時濾過して不溶解物を濾過
して除いた。濾液を減圧下で濃縮し、残留物に水300
0mlを加えて結晶を析出させた。この結晶を濾取して乾
燥した。中間体(F−4)167.9g(92.9%)
を得た。融点は263〜265℃であった。
【0074】例示化合物M−1の合成 無水コハク酸24.2gとテトラデカノール42.9g
を120〜130℃に加熱溶融し、3時間攪拌した。反
応終了後、80℃に冷却してから、水50mlを加え、更
に1時間攪拌した。次に反応液を室温に冷却して酢酸エ
チル200mlを加えて抽出した。この酢酸エチル溶液を
水200mlで3回洗浄した後、減圧下で酢酸エチルを濃
縮乾固した。3−テトラデシルオキシカルボニルプロピ
オン酸を60.9g(96.8%)得た。融点は48〜
49℃であった。先に合成した中間体(F−4)25.
5g、前記の方法で合成した3−テトラデシルオキシカ
ルボニルプロピオン酸33.0g、ピリジン19.5ml
に酢酸エチル250mlを加えて室温で攪拌した。これに
三塩化リン5.5gを滴下して室温で2時間、更に60
〜77℃で1時間攪拌を行った。例示カプラーM−1の
7位が水素原子の化合物{中間体(F−5)}が合成さ
れた。次いで室温に冷却して塩化スルフリル16.2ml
を滴下し、2時間攪拌した。例示カプラーM−1の7位
のジクロロ体が合成された。反応終了後、温水(60〜
70℃)200mlを加えて抽出した。この酢酸エチル溶
液を重曹水で洗浄した後、この酢酸エチル溶液に重曹2
5.0g、亜硫酸ソーダ20g、水200mlとメタノー
ル50mlを加えて、40〜50℃で2時間攪拌した。反
応終了後、水層を除去し、酢酸エチル溶液を温水(60
〜70°)で2度洗浄した。酢酸エチル溶液を減圧下で
濃縮すると結晶が析出した。この結晶を酢酸エチルとア
トセニトリル5:1の混合溶媒で再結晶を行い、例示カ
プラーM−1を49.5g(84.4%)得た。融点1
82〜183℃。1 H NMRスペクトル(DMSO−d6 ) δ(ppm)13.38(s,1H),10.30(s,1H),7.92(d,2H),7.77(d,
2H),4.00(t,2H),2.75 〜2.50(br,4H),1.65〜1.02(m,24
H),1.40(s,9H),0.84(t,3H)
を120〜130℃に加熱溶融し、3時間攪拌した。反
応終了後、80℃に冷却してから、水50mlを加え、更
に1時間攪拌した。次に反応液を室温に冷却して酢酸エ
チル200mlを加えて抽出した。この酢酸エチル溶液を
水200mlで3回洗浄した後、減圧下で酢酸エチルを濃
縮乾固した。3−テトラデシルオキシカルボニルプロピ
オン酸を60.9g(96.8%)得た。融点は48〜
49℃であった。先に合成した中間体(F−4)25.
5g、前記の方法で合成した3−テトラデシルオキシカ
ルボニルプロピオン酸33.0g、ピリジン19.5ml
に酢酸エチル250mlを加えて室温で攪拌した。これに
三塩化リン5.5gを滴下して室温で2時間、更に60
〜77℃で1時間攪拌を行った。例示カプラーM−1の
7位が水素原子の化合物{中間体(F−5)}が合成さ
れた。次いで室温に冷却して塩化スルフリル16.2ml
を滴下し、2時間攪拌した。例示カプラーM−1の7位
のジクロロ体が合成された。反応終了後、温水(60〜
70℃)200mlを加えて抽出した。この酢酸エチル溶
液を重曹水で洗浄した後、この酢酸エチル溶液に重曹2
5.0g、亜硫酸ソーダ20g、水200mlとメタノー
ル50mlを加えて、40〜50℃で2時間攪拌した。反
応終了後、水層を除去し、酢酸エチル溶液を温水(60
〜70°)で2度洗浄した。酢酸エチル溶液を減圧下で
濃縮すると結晶が析出した。この結晶を酢酸エチルとア
トセニトリル5:1の混合溶媒で再結晶を行い、例示カ
プラーM−1を49.5g(84.4%)得た。融点1
82〜183℃。1 H NMRスペクトル(DMSO−d6 ) δ(ppm)13.38(s,1H),10.30(s,1H),7.92(d,2H),7.77(d,
2H),4.00(t,2H),2.75 〜2.50(br,4H),1.65〜1.02(m,24
H),1.40(s,9H),0.84(t,3H)
【0075】次に、水難溶性の塩基性金属化合物につい
て説明する。
て説明する。
【0076】本発明において感光材料に含有させる水に
難溶な塩基性金属化合物の例としては、20℃の水に対
する溶解度(水100g中に溶解する物質のグラム数)
が0.5以下で 式 Tm Xn で表わされるものが好ましい。ここでTは遷移金属、例
えばZn、Ni、Co、Fe、Mn、Cu、Al、S
n、Sb、Bi等、アルカリ土類金属、例えばCa、B
a、Sr、Mg等を表わし、Xとしては水の中で後述す
る錯形成化合物の説明に出てくるMの対イオンとなるこ
とができ、かつアルカリ性を示すもの、例えば炭酸イオ
ン、リン酸イオン、ケイ酸イオン、ホウ酸イオン、アル
ミン酸イオン、ヒドロキシイオン、酸素原子を表わす。
mとnは、それぞれ、TとXの各々の原子価が均衡を保
てるような整数を表わす。
難溶な塩基性金属化合物の例としては、20℃の水に対
する溶解度(水100g中に溶解する物質のグラム数)
が0.5以下で 式 Tm Xn で表わされるものが好ましい。ここでTは遷移金属、例
えばZn、Ni、Co、Fe、Mn、Cu、Al、S
n、Sb、Bi等、アルカリ土類金属、例えばCa、B
a、Sr、Mg等を表わし、Xとしては水の中で後述す
る錯形成化合物の説明に出てくるMの対イオンとなるこ
とができ、かつアルカリ性を示すもの、例えば炭酸イオ
ン、リン酸イオン、ケイ酸イオン、ホウ酸イオン、アル
ミン酸イオン、ヒドロキシイオン、酸素原子を表わす。
mとnは、それぞれ、TとXの各々の原子価が均衡を保
てるような整数を表わす。
【0077】以下に好ましい具体例を列挙する。炭酸カ
ルシウム、炭酸バリウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜
鉛、炭酸ストロンチウム、炭酸マグネシウムカルシウム
(CaMg(CO3)2)、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、
酸化スズ、酸化コバルト、水酸化亜鉛、水酸化アルミニ
ウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化
アンチモン、水酸化スズ、水酸化鉄、水酸化ビスマス、
水酸化マンガン、リン酸カルシウム、リン酸マグネシウ
ム、ホウ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マ
グネシウム、アルミン酸亜鉛、アルミン酸カルシウム、
塩基性炭酸亜鉛(2ZnCO3 ・3Zn(OH)2・H2
O)、塩基性炭酸マグネシウム(3MgCO3 ・Mg
(OH)2・3H2 O)、塩基性炭酸ニッケル(NiCO
3 ・2Ni(OH)2)、塩基性炭酸ビスマス(Bi2 (
CO3 )O2 ・H2 O)、塩基性炭酸コバルト(2Co
CO3 ・3Co(OH)2)、酸化アルミニウムマグネシ
ウム、水酸化銅、塩基性炭酸銅等である。これらの化合
物の中で、着色していないものが特に好ましい。前記塩
基性金属化合物を構成する金属イオンと、安定度定数が
logKで1以上の値を示す錯塩を生成する錯形成化合
物であることが好ましい。これらの錯形成化合物につい
ては、例えばエーイー マーテル、アール エムスミス
(A.E.Martell,R.M.Smith)共著、“クリティカル スタ
ビリティ コンスタンツ(Critical Stability Constan
ts),第1〜5巻”、プレナムプレス(Plenum Press)
に詳述されている。具体的にはアミノカルボン酸類、イ
ミノジ酢酸およびその誘導体、アニリンカルボン酸類、
ピリジンカルボン酸類、アミノリン酸類、カルボン酸類
(モノ、ジ、トリ、テトラカルボン酸およびさらにフォ
スフォノ、ヒドロキシ、オキソ、エステル、アミド、ア
ルコキシ、メルカプト、アルキルチオ、フォスフィノな
どの置換基をもつ化合物)、ヒドロキサム酸類、ポリア
クリレート類、ポリリン酸類等のアルカリ金属、グアニ
ジン類、アミジン類もしくは4級アンモニウム塩等の塩
が挙げられる。
ルシウム、炭酸バリウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜
鉛、炭酸ストロンチウム、炭酸マグネシウムカルシウム
(CaMg(CO3)2)、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、
酸化スズ、酸化コバルト、水酸化亜鉛、水酸化アルミニ
ウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化
アンチモン、水酸化スズ、水酸化鉄、水酸化ビスマス、
水酸化マンガン、リン酸カルシウム、リン酸マグネシウ
ム、ホウ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マ
グネシウム、アルミン酸亜鉛、アルミン酸カルシウム、
塩基性炭酸亜鉛(2ZnCO3 ・3Zn(OH)2・H2
O)、塩基性炭酸マグネシウム(3MgCO3 ・Mg
(OH)2・3H2 O)、塩基性炭酸ニッケル(NiCO
3 ・2Ni(OH)2)、塩基性炭酸ビスマス(Bi2 (
CO3 )O2 ・H2 O)、塩基性炭酸コバルト(2Co
CO3 ・3Co(OH)2)、酸化アルミニウムマグネシ
ウム、水酸化銅、塩基性炭酸銅等である。これらの化合
物の中で、着色していないものが特に好ましい。前記塩
基性金属化合物を構成する金属イオンと、安定度定数が
logKで1以上の値を示す錯塩を生成する錯形成化合
物であることが好ましい。これらの錯形成化合物につい
ては、例えばエーイー マーテル、アール エムスミス
(A.E.Martell,R.M.Smith)共著、“クリティカル スタ
ビリティ コンスタンツ(Critical Stability Constan
ts),第1〜5巻”、プレナムプレス(Plenum Press)
に詳述されている。具体的にはアミノカルボン酸類、イ
ミノジ酢酸およびその誘導体、アニリンカルボン酸類、
ピリジンカルボン酸類、アミノリン酸類、カルボン酸類
(モノ、ジ、トリ、テトラカルボン酸およびさらにフォ
スフォノ、ヒドロキシ、オキソ、エステル、アミド、ア
ルコキシ、メルカプト、アルキルチオ、フォスフィノな
どの置換基をもつ化合物)、ヒドロキサム酸類、ポリア
クリレート類、ポリリン酸類等のアルカリ金属、グアニ
ジン類、アミジン類もしくは4級アンモニウム塩等の塩
が挙げられる。
【0078】好ましい具体例としては、ピコリン酸、5
−エチルピコリン酸、2,3−ピリジンジカルボン酸、
2,4−ピリジンジカルボン酸、5−エトキシカルボニ
ルピコリン酸、2,6−ピリジンジカルボン酸、2,5
−ピリジンジカルボン酸、4−ジメチルアミノピリジン
−2,6−ジカルボン酸、キノリン−2−カルボン酸、
2−ピリジル酢酸、シュウ酸、クエン酸、酒石酸、イソ
クエン酸、リンゴ酸、グルコン酸、EDTA、NTA、
CDTA、ヘキサメタリン酸、トリポリリン酸、テトラ
リン酸、ポリアクリル酸、2,3−ピラジンジカルボン
酸、4,5−イミダゾールジカルボン酸、グリシン、ア
ラニン、グルタミン酸、
−エチルピコリン酸、2,3−ピリジンジカルボン酸、
2,4−ピリジンジカルボン酸、5−エトキシカルボニ
ルピコリン酸、2,6−ピリジンジカルボン酸、2,5
−ピリジンジカルボン酸、4−ジメチルアミノピリジン
−2,6−ジカルボン酸、キノリン−2−カルボン酸、
2−ピリジル酢酸、シュウ酸、クエン酸、酒石酸、イソ
クエン酸、リンゴ酸、グルコン酸、EDTA、NTA、
CDTA、ヘキサメタリン酸、トリポリリン酸、テトラ
リン酸、ポリアクリル酸、2,3−ピラジンジカルボン
酸、4,5−イミダゾールジカルボン酸、グリシン、ア
ラニン、グルタミン酸、
【0079】
【化26】
【0080】等のアルカリ金属塩、グアニジン類の塩、
アミジン類の塩、4級アンモニウム塩などが挙げられ
る。なかでも、−CO2 Mを少なくとも1つ有し、かつ
環の中に窒素原子を1つ有する芳香族複素環化合物が好
ましい。環としては単環でも縮合環でもよく、例えばピ
リジン環、キノリン環などが挙げられる。そして、−C
O2 Mが環に結合する位置は、N原子に対してα位であ
ることが特に好ましい。Mはアルカリ金属、グアニジ
ン、アミジンおよび4級アンモニウムイオンのうちのい
ずれかである。さらに好ましい化合物としては、下記式
で表わされるものが挙げられる。
アミジン類の塩、4級アンモニウム塩などが挙げられ
る。なかでも、−CO2 Mを少なくとも1つ有し、かつ
環の中に窒素原子を1つ有する芳香族複素環化合物が好
ましい。環としては単環でも縮合環でもよく、例えばピ
リジン環、キノリン環などが挙げられる。そして、−C
O2 Mが環に結合する位置は、N原子に対してα位であ
ることが特に好ましい。Mはアルカリ金属、グアニジ
ン、アミジンおよび4級アンモニウムイオンのうちのい
ずれかである。さらに好ましい化合物としては、下記式
で表わされるものが挙げられる。
【0081】
【化27】
【0082】上記式において、Rは水素原子、アリール
基、ハロゲン原子、アルコキシ基、−CO2 M、ヒドロ
キシカルボニル基、およびアミノ基、置換アミノ基、ア
ルキル基等の電子供与性基のうちのいずれかを表わす。
2つのRは同一でも異なっていてもよい。Z1 とZ
2 は、それぞれRにおける定義と同じであり、またZ1
とZ2 は結合してピリジン環に縮合する環を形成しても
よい。
基、ハロゲン原子、アルコキシ基、−CO2 M、ヒドロ
キシカルボニル基、およびアミノ基、置換アミノ基、ア
ルキル基等の電子供与性基のうちのいずれかを表わす。
2つのRは同一でも異なっていてもよい。Z1 とZ
2 は、それぞれRにおける定義と同じであり、またZ1
とZ2 は結合してピリジン環に縮合する環を形成しても
よい。
【0083】次に最も好ましい水に難溶な塩基性金属化
合物と錯形成化合物との組み合わせ例を列挙する(ここ
で、M+ はアルカリ金属イオン、置換もしくは非置換の
グアニジニウムイオン、アミジニウムイオンもしくは4
級アンモニウムイオンを表わす)。
合物と錯形成化合物との組み合わせ例を列挙する(ここ
で、M+ はアルカリ金属イオン、置換もしくは非置換の
グアニジニウムイオン、アミジニウムイオンもしくは4
級アンモニウムイオンを表わす)。
【0084】
【化28】
【0085】
【化29】
【0086】
【化30】
【0087】
【化31】
【0088】
【化32】
【0089】
【化33】
【0090】
【化34】
【0091】これらの組合せのものは、単独でも、2組
以上を併用しても使用できる。ここで、本発明において
感光材料の膜中で塩基を発生させる機構について、ピコ
リン酸カリウムと水酸化亜鉛の組合せを例に挙げて説明
する。両者の反応は例えば次式で示される。
以上を併用しても使用できる。ここで、本発明において
感光材料の膜中で塩基を発生させる機構について、ピコ
リン酸カリウムと水酸化亜鉛の組合せを例に挙げて説明
する。両者の反応は例えば次式で示される。
【0092】
【化35】
【0093】すなわち、処理液中の水が関与すると、ピ
コリン酸イオンが亜鉛イオンと錯形成反応を起こして上
記式で示される反応が進行する結果、塩基を発生するこ
とになる。この反応の進行は、生成する錯体の安定性に
起因しているが、ピコリン酸イオン(L- )と亜鉛イオ
ン(M+ )より生成するML、ML2 、ML3 で表わさ
れる錯体の安定度定数は下記の通り非常に大きなもので
あり、この反応の進行をよく説明している。
コリン酸イオンが亜鉛イオンと錯形成反応を起こして上
記式で示される反応が進行する結果、塩基を発生するこ
とになる。この反応の進行は、生成する錯体の安定性に
起因しているが、ピコリン酸イオン(L- )と亜鉛イオ
ン(M+ )より生成するML、ML2 、ML3 で表わさ
れる錯体の安定度定数は下記の通り非常に大きなもので
あり、この反応の進行をよく説明している。
【0094】
【表1】
【0095】水に難溶な塩基性金属化合物は特開昭59
−174830号、同53−102733号等に記載の
方法で調製された微粒子分散物として含有するのが望ま
しく、その平均粒子サイズは50μ以下、特に5μ以下
が好ましい。添加量は、処理液の種類、pH、錯形成化
合物種、塩基性金属化合物の化合物種、粒子サイズ、処
理温度等によって異なり、一概には規定できないが、
0.1〜200mmol/m2、好ましくは1〜50mmol/m2
程度とするのがよい。処理液中に含有させる錯形成化合
物の添加量は処理液の種類、pH、錯形成化合物の種類
等によって異なるが、一般に0.01〜5 mol/リット
ル程度とするのがよい。なお、錯形成化合物は、予め処
理前の処理液に含有されるものであるが、補充液にも含
有されていてもよい。
−174830号、同53−102733号等に記載の
方法で調製された微粒子分散物として含有するのが望ま
しく、その平均粒子サイズは50μ以下、特に5μ以下
が好ましい。添加量は、処理液の種類、pH、錯形成化
合物種、塩基性金属化合物の化合物種、粒子サイズ、処
理温度等によって異なり、一概には規定できないが、
0.1〜200mmol/m2、好ましくは1〜50mmol/m2
程度とするのがよい。処理液中に含有させる錯形成化合
物の添加量は処理液の種類、pH、錯形成化合物の種類
等によって異なるが、一般に0.01〜5 mol/リット
ル程度とするのがよい。なお、錯形成化合物は、予め処
理前の処理液に含有されるものであるが、補充液にも含
有されていてもよい。
【0096】以下に本発明の現像処理における発色現像
処理について説明する。本発明の発色現像処理の発色現
像時間は、25秒以上90秒以下であり、好ましくは3
5秒以上75秒以下、最も好ましくは45秒以上65秒
以下である。
処理について説明する。本発明の発色現像処理の発色現
像時間は、25秒以上90秒以下であり、好ましくは3
5秒以上75秒以下、最も好ましくは45秒以上65秒
以下である。
【0097】本発明の発色現像時間は、クロスオーバー
時間(発色現像液を出て、次の工程の処理液に入るまで
の時間)を含む時間であり、クロスオーバー時間は短か
い程好ましいが、処理機器の性能上2秒以上10秒以下
が好ましく、3秒以上7秒以下がより好ましい。
時間(発色現像液を出て、次の工程の処理液に入るまで
の時間)を含む時間であり、クロスオーバー時間は短か
い程好ましいが、処理機器の性能上2秒以上10秒以下
が好ましく、3秒以上7秒以下がより好ましい。
【0098】該発色現像時間は、処理液中の現像主薬の
種類及び濃度、ハロゲンイオン(特にBr- )濃度、処
理液の温度、pH等によって変更することができる。
種類及び濃度、ハロゲンイオン(特にBr- )濃度、処
理液の温度、pH等によって変更することができる。
【0099】本発明の発色現像処理の現像主薬は、p−
フェニレンジアミン誘導体であり、好ましい代表例を以
下に示す。 (D−1) 2−メチル−4−〔N−エチル−N−(β
−ヒドロキシエチル)アミノ〕アニリン (D−2) 2−メチル−4−〔N−エチル−N−(3
−ヒドロキシプロピル)アミノ〕アニリン (D−3) 2−メチル−4−〔N−エチル−N−(4
−ヒドロキシブチル)アミノ〕アニリン (D−4) 2−メチル−N,N−ジエチル−p−フェ
ニレンジアミン (D−5) 2−メチル−4−〔N−エチル−N−(β
−メタンスルホンアミドエチル)アミノ〕アニリン (D−6) 2−メトキシ−4−〔N−エチル−N−
(β−ヒドロキシエチル)アミノ〕アニリン (D−7) 4−メチル−3−メトキシ−N,N−ビス
(3−ヒドロキシプロピル)アニリン (D−8) 4−アミノ−3−イソプロピオキシ−N,
N−ビス(β−ヒドロキシエチル)アニリン (D−9) 1−(β−ヒドロキシエチル)−5−アミ
ノ−6−メチル−インドリン (D−10) 1,2,3,4−テトラヒドロ−1−
(3,4−ジヒドロキシブチル)−2,2,4,7−テ
トラメチル−6−アミノ−キノリン (D−11) 1,2,3,4−テトラヒドロ−1−(β
−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシメチル−6−ア
ミノ−7−メチル−キノリン
フェニレンジアミン誘導体であり、好ましい代表例を以
下に示す。 (D−1) 2−メチル−4−〔N−エチル−N−(β
−ヒドロキシエチル)アミノ〕アニリン (D−2) 2−メチル−4−〔N−エチル−N−(3
−ヒドロキシプロピル)アミノ〕アニリン (D−3) 2−メチル−4−〔N−エチル−N−(4
−ヒドロキシブチル)アミノ〕アニリン (D−4) 2−メチル−N,N−ジエチル−p−フェ
ニレンジアミン (D−5) 2−メチル−4−〔N−エチル−N−(β
−メタンスルホンアミドエチル)アミノ〕アニリン (D−6) 2−メトキシ−4−〔N−エチル−N−
(β−ヒドロキシエチル)アミノ〕アニリン (D−7) 4−メチル−3−メトキシ−N,N−ビス
(3−ヒドロキシプロピル)アニリン (D−8) 4−アミノ−3−イソプロピオキシ−N,
N−ビス(β−ヒドロキシエチル)アニリン (D−9) 1−(β−ヒドロキシエチル)−5−アミ
ノ−6−メチル−インドリン (D−10) 1,2,3,4−テトラヒドロ−1−
(3,4−ジヒドロキシブチル)−2,2,4,7−テ
トラメチル−6−アミノ−キノリン (D−11) 1,2,3,4−テトラヒドロ−1−(β
−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシメチル−6−ア
ミノ−7−メチル−キノリン
【0100】本発明の発色現像処理において、D−1、
D−2、D−3、D−6、D−7、D−8、D−10、D
−11が特に好ましく、D−1、D−2、D−3がより好
ましく、D−1が最も好ましい。
D−2、D−3、D−6、D−7、D−8、D−10、D
−11が特に好ましく、D−1、D−2、D−3がより好
ましく、D−1が最も好ましい。
【0101】現像主薬の濃度は、処理液1リットル当た
り、25ミリモル以上80ミリモル以下であり、好まし
くは25ミリモル以上60ミリモル以下、より好ましく
は27ミリモル以上50ミリモル以下、特に好ましくは
30ミリモル以上45ミリモル以下である。
り、25ミリモル以上80ミリモル以下であり、好まし
くは25ミリモル以上60ミリモル以下、より好ましく
は27ミリモル以上50ミリモル以下、特に好ましくは
30ミリモル以上45ミリモル以下である。
【0102】該現像主薬濃度範囲内において、上記現像
主薬を2種以上組み合わせて用いることもできる。
主薬を2種以上組み合わせて用いることもできる。
【0103】本発明の発色現像処理において、臭化物イ
オンはカブリ防止剤として特に重要であり、Br- 濃度
は処理液1リットル当たり、15ミリモル以上60ミリ
モル以下、好ましくは16ミリモル以上42ミリモル以
下であり、特に好ましくは16ミリモル以上35ミリモ
ル以下である。
オンはカブリ防止剤として特に重要であり、Br- 濃度
は処理液1リットル当たり、15ミリモル以上60ミリ
モル以下、好ましくは16ミリモル以上42ミリモル以
下であり、特に好ましくは16ミリモル以上35ミリモ
ル以下である。
【0104】本発明の発色現像処理液には、感材中に含
有した本発明の塩基前駆体からの塩基の放出を促進する
物質を添加することができる。これらの添加剤について
は、先に塩基前駆体の説明の中で述べたトリガー化合物
である。具体的には、これらの塩基性金属化合物を構成
する金属イオンと錯塩を形成する錯形成化合物であり、
特に好ましいものとしてはピコリン酸、ピリジン−2,
6−ジカルボン酸、ピリジン−2,5−ジカルボン酸、
5−エチルピコリン酸、5−メチルピコリン酸、ショウ
酸があげられる。ただしこれらのトリガー化合物は感材
中に内蔵する難溶性な塩基性金属塩の種類により、好ま
しい組み合せが変わってくるため、上記の具体例に限定
されるものではない。
有した本発明の塩基前駆体からの塩基の放出を促進する
物質を添加することができる。これらの添加剤について
は、先に塩基前駆体の説明の中で述べたトリガー化合物
である。具体的には、これらの塩基性金属化合物を構成
する金属イオンと錯塩を形成する錯形成化合物であり、
特に好ましいものとしてはピコリン酸、ピリジン−2,
6−ジカルボン酸、ピリジン−2,5−ジカルボン酸、
5−エチルピコリン酸、5−メチルピコリン酸、ショウ
酸があげられる。ただしこれらのトリガー化合物は感材
中に内蔵する難溶性な塩基性金属塩の種類により、好ま
しい組み合せが変わってくるため、上記の具体例に限定
されるものではない。
【0105】処理液の温度は40℃以上60℃以下であ
り、好ましくは42℃以上55℃以下であり、特に好ま
しくは43℃以上50℃以下である。
り、好ましくは42℃以上55℃以下であり、特に好ま
しくは43℃以上50℃以下である。
【0106】処理液のpHは、9.9以上11.0以下
であり、好ましくは10.0以上10.5以下である。
であり、好ましくは10.0以上10.5以下である。
【0107】また、現像促進剤としてハロゲン化銀溶剤
を含有してもよく、チオ硫酸塩、メタンチオスルフォン
酸塩、特開平3−203735号に記載のイミダゾール
類、特開平4−130431号に記載のメソイオン化合
物、特開平4−317055号に記載のチオエーテル類
が好ましい。
を含有してもよく、チオ硫酸塩、メタンチオスルフォン
酸塩、特開平3−203735号に記載のイミダゾール
類、特開平4−130431号に記載のメソイオン化合
物、特開平4−317055号に記載のチオエーテル類
が好ましい。
【0108】本発明の発色現像処理には以下の化合物を
含有することができる。例えば、ヒドロキシルアミン、
ジエチルヒドロキシルアミンの他、特開平3−1444
46号の一般式(I)で表されるヒドロキシルアミン
類、亜硫酸塩、N,N−ビスカルボキシメチルヒドラジ
ンの如きヒドラジン類、フェニルセミカルバジド類、ト
リエタノールアミン、カテコールスルホン酸類の如き各
種保恒剤、エチレングリコール、ジエチレングリコール
のような有機溶剤、ベンジルアルコール、ポリエチレン
グリコール、四級アンモニウム塩、アミン類のような現
像促進剤、色素形成カプラー、競争カプラー、1−フェ
ニル−3−ピラゾリドンのような補助現像主薬、粘性付
与剤、アミノポリカルボン酸、アミノポリホスホン酸、
アルキルホスホン酸、ホスホノカルボン酸に代表される
ような各種キレート剤、例えば、エチレンジアミン四酢
酸、ニトリロ三酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、シ
クロヘキサンジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノ
ジ酢酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホ
ン酸、ニトリロ−N,N,N−トリメチレンホスホン
酸、エチレンジアミン−N,N,N,N−テトラメチレ
ンホスホン酸、エチレンジアミン−ジ(o−ヒドロキシ
フェニル酢酸)及びそれらの塩を代表例として挙げるこ
とができる。
含有することができる。例えば、ヒドロキシルアミン、
ジエチルヒドロキシルアミンの他、特開平3−1444
46号の一般式(I)で表されるヒドロキシルアミン
類、亜硫酸塩、N,N−ビスカルボキシメチルヒドラジ
ンの如きヒドラジン類、フェニルセミカルバジド類、ト
リエタノールアミン、カテコールスルホン酸類の如き各
種保恒剤、エチレングリコール、ジエチレングリコール
のような有機溶剤、ベンジルアルコール、ポリエチレン
グリコール、四級アンモニウム塩、アミン類のような現
像促進剤、色素形成カプラー、競争カプラー、1−フェ
ニル−3−ピラゾリドンのような補助現像主薬、粘性付
与剤、アミノポリカルボン酸、アミノポリホスホン酸、
アルキルホスホン酸、ホスホノカルボン酸に代表される
ような各種キレート剤、例えば、エチレンジアミン四酢
酸、ニトリロ三酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、シ
クロヘキサンジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノ
ジ酢酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホ
ン酸、ニトリロ−N,N,N−トリメチレンホスホン
酸、エチレンジアミン−N,N,N,N−テトラメチレ
ンホスホン酸、エチレンジアミン−ジ(o−ヒドロキシ
フェニル酢酸)及びそれらの塩を代表例として挙げるこ
とができる。
【0109】上記の内、保恒剤としては置換ヒドロキシ
ルアミンが最も好ましく、中でもジエチルヒドロキシル
アミン、モノメチルヒドロキシルアミン或いはスルホ基
やカルボキシ基、水酸基などの水溶性基で置換されたア
ルキル基を置換基として有するものが好ましい。最も好
ましい例としては、N,M−ビス(2−スルホエチル)
ヒドロキシルアミン、モノメチルヒドロキシルアミン、
ジエチルヒドロキシルアミン等が挙げられる。
ルアミンが最も好ましく、中でもジエチルヒドロキシル
アミン、モノメチルヒドロキシルアミン或いはスルホ基
やカルボキシ基、水酸基などの水溶性基で置換されたア
ルキル基を置換基として有するものが好ましい。最も好
ましい例としては、N,M−ビス(2−スルホエチル)
ヒドロキシルアミン、モノメチルヒドロキシルアミン、
ジエチルヒドロキシルアミン等が挙げられる。
【0110】また、任意のカブリ防止剤を添加できる。
カブリ防止剤としては、塩化ナトリウム、臭化カリウ
ム、沃化カリウムの如きアルカリ金属ハロゲン化物及び
有機カブリ防止剤が使用できる。有機カブリ防止剤とし
ては、例えばベンゾトリアゾール、6−ニトロベンズイ
ミダゾール、5−ニトロイソインダゾール、5−メチル
ベンゾトリアゾール、5−ニトロベンゾトリアゾール、
5−クロロ−ベンゾトリアゾール、2−チアゾリル−ベ
ンズイミダゾール、2−チアゾリルメチル−ベンズイミ
ダゾール、インダゾール、ヒドロキシアザインドリジ
ン、アデニンの如き含窒素ヘテロ環化合物を代表例とし
て挙げることができる。
カブリ防止剤としては、塩化ナトリウム、臭化カリウ
ム、沃化カリウムの如きアルカリ金属ハロゲン化物及び
有機カブリ防止剤が使用できる。有機カブリ防止剤とし
ては、例えばベンゾトリアゾール、6−ニトロベンズイ
ミダゾール、5−ニトロイソインダゾール、5−メチル
ベンゾトリアゾール、5−ニトロベンゾトリアゾール、
5−クロロ−ベンゾトリアゾール、2−チアゾリル−ベ
ンズイミダゾール、2−チアゾリルメチル−ベンズイミ
ダゾール、インダゾール、ヒドロキシアザインドリジ
ン、アデニンの如き含窒素ヘテロ環化合物を代表例とし
て挙げることができる。
【0111】発色現像液のpHを保持するためには、各
種緩衝剤を用いるのが好ましい。緩衝剤としては、炭酸
塩、リン酸塩、ホウ酸塩、四ホウ酸塩、ヒドロキシ安息
香酸塩、グリシル塩、N,N−ジメチルグリシン塩、ロ
イシン塩、ノルロイシン塩、グアニン塩、3,4−ジヒ
ドロキシフェニルアラニン塩、アラニン塩、アミノ酪酸
塩、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオー
ル塩、バリン塩、プロリン塩、トリスヒドロキシアミノ
メタン塩、リシン塩などを用いることができる。特に炭
酸塩の使用が好ましい。該緩衝剤の現像液への添加量
は、0.1モル/リットル以上であることが好ましく、
特に0.1モル/リットル〜0.4モル/リットルであ
ることが特に好ましい。また、キレート剤としては生分
解性を有する化合物が好ましい。この例としては、特開
昭63−146998号、特開昭63−199295
号、特開昭63−267750号、特開昭63−267
751号、特開平2−229146号、特開平3−18
6841号、独国特許第3,739,610号、欧州特
許第468,325号等に記載のキレート剤を挙げるこ
とができる。発色現像液の補充タンクや処理槽中の処理
液は高沸点有機溶剤などの液剤でシールドし、空気との
接触面積を減少させることが好ましい。この液体シール
ド剤としては流動パラフィンが最も好ましい。また、補
充液に用いるのが特に好ましい。また、補充量は感材1
平方メートル当たり、30〜800ml、好ましくは50
〜500ml程度である。本発明の発色現像液には、必要
により任意の現像促進剤を添加できる。現像促進剤とし
ては、特公昭37-16088号、同37-5987 号、同38-7826
号、同44-12380号、同45-9019 号及び米国特許第3,813,
247 号等に表わされるチオエーテル系化合物、特開昭52
-49829号及び同50-15554号に表わされるp−フェニレン
ジアミン系化合物、特開昭50-137726 号、特公昭44-300
74号、特開昭56-156826 号及び同52-43429号等に表わさ
れる4級アンモニウム塩類、米国特許第2,494,903号、
同3,128,182 号、同4,230,796 号、同3,253,919 号、特
公昭41-11431号、米国特許第2,482,546 号、同2,596,92
6 号及び同3,582,346 号等に記載のアミン系化合物、特
公昭37-16088号、同42-25201号、米国特許第3,128,183
号、特公昭41-11431号、同42-23883号及び米国特許第3,
532,501 号等に表わされるポリアルキレンオキサイド、
その他1−フェニル−3−ピラゾリドン類、イミダゾー
ル類、等を必要に応じて添加することができる。
種緩衝剤を用いるのが好ましい。緩衝剤としては、炭酸
塩、リン酸塩、ホウ酸塩、四ホウ酸塩、ヒドロキシ安息
香酸塩、グリシル塩、N,N−ジメチルグリシン塩、ロ
イシン塩、ノルロイシン塩、グアニン塩、3,4−ジヒ
ドロキシフェニルアラニン塩、アラニン塩、アミノ酪酸
塩、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオー
ル塩、バリン塩、プロリン塩、トリスヒドロキシアミノ
メタン塩、リシン塩などを用いることができる。特に炭
酸塩の使用が好ましい。該緩衝剤の現像液への添加量
は、0.1モル/リットル以上であることが好ましく、
特に0.1モル/リットル〜0.4モル/リットルであ
ることが特に好ましい。また、キレート剤としては生分
解性を有する化合物が好ましい。この例としては、特開
昭63−146998号、特開昭63−199295
号、特開昭63−267750号、特開昭63−267
751号、特開平2−229146号、特開平3−18
6841号、独国特許第3,739,610号、欧州特
許第468,325号等に記載のキレート剤を挙げるこ
とができる。発色現像液の補充タンクや処理槽中の処理
液は高沸点有機溶剤などの液剤でシールドし、空気との
接触面積を減少させることが好ましい。この液体シール
ド剤としては流動パラフィンが最も好ましい。また、補
充液に用いるのが特に好ましい。また、補充量は感材1
平方メートル当たり、30〜800ml、好ましくは50
〜500ml程度である。本発明の発色現像液には、必要
により任意の現像促進剤を添加できる。現像促進剤とし
ては、特公昭37-16088号、同37-5987 号、同38-7826
号、同44-12380号、同45-9019 号及び米国特許第3,813,
247 号等に表わされるチオエーテル系化合物、特開昭52
-49829号及び同50-15554号に表わされるp−フェニレン
ジアミン系化合物、特開昭50-137726 号、特公昭44-300
74号、特開昭56-156826 号及び同52-43429号等に表わさ
れる4級アンモニウム塩類、米国特許第2,494,903号、
同3,128,182 号、同4,230,796 号、同3,253,919 号、特
公昭41-11431号、米国特許第2,482,546 号、同2,596,92
6 号及び同3,582,346 号等に記載のアミン系化合物、特
公昭37-16088号、同42-25201号、米国特許第3,128,183
号、特公昭41-11431号、同42-23883号及び米国特許第3,
532,501 号等に表わされるポリアルキレンオキサイド、
その他1−フェニル−3−ピラゾリドン類、イミダゾー
ル類、等を必要に応じて添加することができる。
【0112】以下に発色現像処理の具体例を示す。なお
本発明の発色現像液は以下の例に限定されるものではな
い。 現像処理の具体例 発色現像が、以下の液組成、温度、処理時間である現像
処理。 (発色現像液) タンク液(g) ジエチレントリアミン五酢酸 2.0 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 3.3 亜硫酸ナトリウム 3.9 炭酸カリウム 37.5 臭化カリウム 2.0 ヨウ化カリウム 1.3mg ヒドロキシルアミン硫酸塩 4.5 2−メチル−4−〔N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチル) アミノ〕アニリン硫酸塩 11.0 ピコリン酸 12.0 水を加えて 1.0リットル pH(水酸化カリウムと硫酸にて調整) 10.05 温度 45℃ 処理時間 60秒 なお、上記現像処理の発色現像液には該塩基の放出を促
進する化合物としてピコリン酸を添加しているが、促進
する化合物としてはピコリン酸に限らず、水難溶性の塩
基性金属化合物の種類に応じて選ぶことができる。
本発明の発色現像液は以下の例に限定されるものではな
い。 現像処理の具体例 発色現像が、以下の液組成、温度、処理時間である現像
処理。 (発色現像液) タンク液(g) ジエチレントリアミン五酢酸 2.0 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 3.3 亜硫酸ナトリウム 3.9 炭酸カリウム 37.5 臭化カリウム 2.0 ヨウ化カリウム 1.3mg ヒドロキシルアミン硫酸塩 4.5 2−メチル−4−〔N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチル) アミノ〕アニリン硫酸塩 11.0 ピコリン酸 12.0 水を加えて 1.0リットル pH(水酸化カリウムと硫酸にて調整) 10.05 温度 45℃ 処理時間 60秒 なお、上記現像処理の発色現像液には該塩基の放出を促
進する化合物としてピコリン酸を添加しているが、促進
する化合物としてはピコリン酸に限らず、水難溶性の塩
基性金属化合物の種類に応じて選ぶことができる。
【0113】次に、本発明の発色現像処理以降の処理工
程について説明する。本発明の現像処理は、それぞれ発
色現像工程、脱銀工程、乾燥工程から成っている。以下
に好ましい具体例を挙げるが、これらに限定されるもの
ではない。 発色現像−漂白−定着−水洗−安定−乾燥 発色現像−漂白−漂白定着−定着−水洗−安定−乾
燥 発色現像−漂白定着−水洗−安定−乾燥 発色現像−漂白−漂白定着−水洗−安定−乾燥 発色現像−漂白定着−定着−水洗−安定−乾燥 発色現像−漂白−水洗−定着−水洗−安定−乾燥 上記の処理工程において、安定の前の工程の水洗は省略
することができる。また最終の安定も省略することが可
能である。本発明の現像処理A及び現像処理Bにおい
て、発色現像処理の脱銀工程は同じでも異なっていても
良い。漂白能を有する処理液に用いられる漂白剤として
は、アミノポリカルボン酸鉄(III) 錯体、過硫酸塩、臭
素酸塩、過酸化水素、及び赤血塩等が用いられるが、ア
ミノポリカルボン酸(III) 錯体を最も好ましく用いるこ
とができる。本発明で使用される第二鉄錯塩は、予め錯
形成された鉄錯塩として添加して溶解してもよく、ま
た、錯形成化合物と第二鉄塩(例えば、硫酸第二鉄、塩
化第二鉄、臭化第二鉄、硝酸鉄(III) 、硫酸鉄(III) ア
ンモニウムなど)とを共存させて漂白能を有する液中で
錯塩を形成させてもよい。錯形成化合物は、第二鉄イオ
ンとの錯形成に必要とする量よりもやや過剰にしてもよ
く、過剰に添加するときには通常0.01〜10%の範
囲で過剰にすることが好ましい。
程について説明する。本発明の現像処理は、それぞれ発
色現像工程、脱銀工程、乾燥工程から成っている。以下
に好ましい具体例を挙げるが、これらに限定されるもの
ではない。 発色現像−漂白−定着−水洗−安定−乾燥 発色現像−漂白−漂白定着−定着−水洗−安定−乾
燥 発色現像−漂白定着−水洗−安定−乾燥 発色現像−漂白−漂白定着−水洗−安定−乾燥 発色現像−漂白定着−定着−水洗−安定−乾燥 発色現像−漂白−水洗−定着−水洗−安定−乾燥 上記の処理工程において、安定の前の工程の水洗は省略
することができる。また最終の安定も省略することが可
能である。本発明の現像処理A及び現像処理Bにおい
て、発色現像処理の脱銀工程は同じでも異なっていても
良い。漂白能を有する処理液に用いられる漂白剤として
は、アミノポリカルボン酸鉄(III) 錯体、過硫酸塩、臭
素酸塩、過酸化水素、及び赤血塩等が用いられるが、ア
ミノポリカルボン酸(III) 錯体を最も好ましく用いるこ
とができる。本発明で使用される第二鉄錯塩は、予め錯
形成された鉄錯塩として添加して溶解してもよく、ま
た、錯形成化合物と第二鉄塩(例えば、硫酸第二鉄、塩
化第二鉄、臭化第二鉄、硝酸鉄(III) 、硫酸鉄(III) ア
ンモニウムなど)とを共存させて漂白能を有する液中で
錯塩を形成させてもよい。錯形成化合物は、第二鉄イオ
ンとの錯形成に必要とする量よりもやや過剰にしてもよ
く、過剰に添加するときには通常0.01〜10%の範
囲で過剰にすることが好ましい。
【0114】なお、本発明において、漂白能を有する液
中の第二鉄錯塩を形成する化合物としては、エチレンジ
アミン四酢酸(EDTA)、1,3−プロパンジアミン
四酢酸(1,3−PDTA)、ジエチレントリアミン五
酢酸、1,2−シクロヘキサンジアミン四酢酸、イミノ
二酢酸、メチルイミノ二酢酸、N−(2−アセトアミ
ド)イミノ二酢酸、ニトリロ三酢酸、N−(2−カルボ
キシエチル)イミノ二酢酸、N−(2−カルボキシメチ
ル)イミノジプロピオン酸、β−アラニンジ酢酸、1,
4−ジアミノブタン四酢酸、グリコールエーテルジアミ
ン四酢酸、N−(2−カルボキシフェニル)イミノジ酢
酸、エチレンジアミン−N−(2−カルボキシフェニ
ル)−N,N′,N′−三酢酸、エチレンジアミン−
N,N′−ジコハク酸、1,3−ジアミノプロパン−
N,N′−ジコハク酸、エチレンジアミン−N,N′−
ジマロン酸、1,3−ジアミノプロパン−N,N′−ジ
マロン酸等が挙げられるが、特にこれらに限定されるも
のではない。
中の第二鉄錯塩を形成する化合物としては、エチレンジ
アミン四酢酸(EDTA)、1,3−プロパンジアミン
四酢酸(1,3−PDTA)、ジエチレントリアミン五
酢酸、1,2−シクロヘキサンジアミン四酢酸、イミノ
二酢酸、メチルイミノ二酢酸、N−(2−アセトアミ
ド)イミノ二酢酸、ニトリロ三酢酸、N−(2−カルボ
キシエチル)イミノ二酢酸、N−(2−カルボキシメチ
ル)イミノジプロピオン酸、β−アラニンジ酢酸、1,
4−ジアミノブタン四酢酸、グリコールエーテルジアミ
ン四酢酸、N−(2−カルボキシフェニル)イミノジ酢
酸、エチレンジアミン−N−(2−カルボキシフェニ
ル)−N,N′,N′−三酢酸、エチレンジアミン−
N,N′−ジコハク酸、1,3−ジアミノプロパン−
N,N′−ジコハク酸、エチレンジアミン−N,N′−
ジマロン酸、1,3−ジアミノプロパン−N,N′−ジ
マロン酸等が挙げられるが、特にこれらに限定されるも
のではない。
【0115】本発明の漂白能を有する処理液における第
二鉄錯塩の濃度としては、0.005〜1.0モル/リ
ットルの範囲が適当であり、0.01〜0.50モル/
リットルの範囲が好ましく、より好ましくは0.02〜
0.30モル/リットルの範囲である。また漂白能を有
する処理液の補充液中の第2鉄錯塩の濃度としては、好
ましくは0.005〜2モル/リットル、より好ましく
は0.01〜1.0モル/リットルである。
二鉄錯塩の濃度としては、0.005〜1.0モル/リ
ットルの範囲が適当であり、0.01〜0.50モル/
リットルの範囲が好ましく、より好ましくは0.02〜
0.30モル/リットルの範囲である。また漂白能を有
する処理液の補充液中の第2鉄錯塩の濃度としては、好
ましくは0.005〜2モル/リットル、より好ましく
は0.01〜1.0モル/リットルである。
【0116】漂白能を有する浴またはこれらの前浴に
は、漂白促進剤として種々の化合物を用いることができ
る。例えば、米国特許第3,893,858号明細書、
ドイツ特許第1,290,812号明細書、特開昭53
−95630号公報、リサーチ・ディスクロージャー第
17129号(1978年7月号)に記載のメルカプト
基またはジスルフィド結合を有する化合物や、特公昭4
5−8506号、特開昭52−20832号、同53−
32735号、米国特許第3,706,561号等に記
載のチオ尿素系化合物、あるいは沃素、臭素イオン等の
ハロゲン化物が漂白力に優れる点で好ましい。
は、漂白促進剤として種々の化合物を用いることができ
る。例えば、米国特許第3,893,858号明細書、
ドイツ特許第1,290,812号明細書、特開昭53
−95630号公報、リサーチ・ディスクロージャー第
17129号(1978年7月号)に記載のメルカプト
基またはジスルフィド結合を有する化合物や、特公昭4
5−8506号、特開昭52−20832号、同53−
32735号、米国特許第3,706,561号等に記
載のチオ尿素系化合物、あるいは沃素、臭素イオン等の
ハロゲン化物が漂白力に優れる点で好ましい。
【0117】その他、本発明に適用されうる漂白能を有
する浴には、臭化物(例えば、臭化カリウム、臭化ナト
リウム、臭化アンモニウム)または塩化物(例えば、塩
化カリウム、塩化ナトリウム、塩化アンモニウム)また
は沃化物(例えば、沃化アンモニウム)等の再ハロゲン
化剤を含むことができる。必要に応じ硼砂、メタ硼酸ナ
トリウム、酢酸、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、亜燐酸、燐酸、燐酸ナトリウム、クエン
酸、クエン酸ナトリウム、酒石酸、マロン酸、コハク
酸、グルタール酸などのpH緩衝能を有する1種類以上
の無機酸、有機酸およびこれらのアルカリ金属またはア
ンモニウム塩または、硝酸アンモニウム、グアニジンな
どの腐蝕防止剤などを添加することができる。また漂白
能を有する浴には、その他各種の蛍光増白剤や消泡剤あ
るいは界面活性剤、ポリビニルピロリドン、メタノール
等の有機溶媒を含有させることができる。
する浴には、臭化物(例えば、臭化カリウム、臭化ナト
リウム、臭化アンモニウム)または塩化物(例えば、塩
化カリウム、塩化ナトリウム、塩化アンモニウム)また
は沃化物(例えば、沃化アンモニウム)等の再ハロゲン
化剤を含むことができる。必要に応じ硼砂、メタ硼酸ナ
トリウム、酢酸、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、亜燐酸、燐酸、燐酸ナトリウム、クエン
酸、クエン酸ナトリウム、酒石酸、マロン酸、コハク
酸、グルタール酸などのpH緩衝能を有する1種類以上
の無機酸、有機酸およびこれらのアルカリ金属またはア
ンモニウム塩または、硝酸アンモニウム、グアニジンな
どの腐蝕防止剤などを添加することができる。また漂白
能を有する浴には、その他各種の蛍光増白剤や消泡剤あ
るいは界面活性剤、ポリビニルピロリドン、メタノール
等の有機溶媒を含有させることができる。
【0118】漂白定着液中や定着液中の定着剤成分は、
公知の定着剤、即ちチオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アン
モニウムなどのチオ硫酸塩;チオシアン酸ナトリウム、
チオシアン酸アンモニウムなどのチオシアン酸塩;エチ
レンビスチオグリコール酸、3,6−ジチア−1,8−
オクタンジオールなどのチオエーテル化合物、メソイオ
ン化合物およびチオ尿素類などの水溶性のハロゲン化銀
溶解剤であり、これらを1種あるいは2種以上混合して
使用することができる。また、特開昭55−15535
4号に記載された定着剤と多量の沃化カリウムの如きハ
ロゲン化物などの組み合わせからなる特殊な漂白定着液
等も用いることができる。本発明においては、チオ硫酸
塩、特にチオ硫酸アンモニウム塩及びチオ硫酸ナトリウ
ム塩の使用が好ましい。1リットルあたりの定着剤の量
は、0.3〜2モルが好ましく、更に好ましくは0.5
〜1.0モルの範囲である。本発明の漂白定着液や定着
液には保恒剤として、亜硫酸塩(或いは重亜硫酸塩やメ
タ重亜硫酸塩類)を含有するのが望ましいが、とりわけ
0.08〜0.4モル/リットル、更に好ましくは0.
1〜0.3モル/リットル含有することが好ましい。本
濃度域を使用し、更に本発明の最終浴を用いることで、
磁気記録性能が著しく向上するばかりか、画像保存性上
も望ましい結果を示した。本発明の漂白定着液や定着液
は、保恒剤として前述した亜硫酸塩(例えば、亜硫酸ナ
トリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸アンモニウム)、重
亜硫酸塩(例えば、重亜硫酸アンモニウム、重亜硫酸ナ
トリウム、重亜硫酸カリウム)、メタ重亜硫酸塩(例え
ば、メタ重亜硫酸カリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、
メタ重亜硫酸アンモニウム)等の亜硫酸イオン放出化合
物を含有する以外に、アルデヒド類(ベンズアルデキ
ド、アセトアルデヒド等)、ケトン類(アセトン等)、
アルコルビン酸類、ヒドロキシルアミン類等を必要に応
じて添加することができる。
公知の定着剤、即ちチオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アン
モニウムなどのチオ硫酸塩;チオシアン酸ナトリウム、
チオシアン酸アンモニウムなどのチオシアン酸塩;エチ
レンビスチオグリコール酸、3,6−ジチア−1,8−
オクタンジオールなどのチオエーテル化合物、メソイオ
ン化合物およびチオ尿素類などの水溶性のハロゲン化銀
溶解剤であり、これらを1種あるいは2種以上混合して
使用することができる。また、特開昭55−15535
4号に記載された定着剤と多量の沃化カリウムの如きハ
ロゲン化物などの組み合わせからなる特殊な漂白定着液
等も用いることができる。本発明においては、チオ硫酸
塩、特にチオ硫酸アンモニウム塩及びチオ硫酸ナトリウ
ム塩の使用が好ましい。1リットルあたりの定着剤の量
は、0.3〜2モルが好ましく、更に好ましくは0.5
〜1.0モルの範囲である。本発明の漂白定着液や定着
液には保恒剤として、亜硫酸塩(或いは重亜硫酸塩やメ
タ重亜硫酸塩類)を含有するのが望ましいが、とりわけ
0.08〜0.4モル/リットル、更に好ましくは0.
1〜0.3モル/リットル含有することが好ましい。本
濃度域を使用し、更に本発明の最終浴を用いることで、
磁気記録性能が著しく向上するばかりか、画像保存性上
も望ましい結果を示した。本発明の漂白定着液や定着液
は、保恒剤として前述した亜硫酸塩(例えば、亜硫酸ナ
トリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸アンモニウム)、重
亜硫酸塩(例えば、重亜硫酸アンモニウム、重亜硫酸ナ
トリウム、重亜硫酸カリウム)、メタ重亜硫酸塩(例え
ば、メタ重亜硫酸カリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、
メタ重亜硫酸アンモニウム)等の亜硫酸イオン放出化合
物を含有する以外に、アルデヒド類(ベンズアルデキ
ド、アセトアルデヒド等)、ケトン類(アセトン等)、
アルコルビン酸類、ヒドロキシルアミン類等を必要に応
じて添加することができる。
【0119】更には漂白液、漂白定着液、定着液は緩衝
剤、蛍光増白剤、キレート剤、消泡剤、防カビ剤等を必
要に応じて添加しても良い。本発明に用いられる漂白
液、漂白定着液において、好ましいpH領域は、4.5
〜6.2であり、更には5〜6が好ましい。本pHより
高くても低くても磁気記録性能が十分に発揮できない場
合が生じることがある。また、定着液の場合はpH5〜
8程度が望ましい。
剤、蛍光増白剤、キレート剤、消泡剤、防カビ剤等を必
要に応じて添加しても良い。本発明に用いられる漂白
液、漂白定着液において、好ましいpH領域は、4.5
〜6.2であり、更には5〜6が好ましい。本pHより
高くても低くても磁気記録性能が十分に発揮できない場
合が生じることがある。また、定着液の場合はpH5〜
8程度が望ましい。
【0120】本発明に用いられる漂白液、漂白定着液、
定着液への補充量は感光材料1m2当たり、50〜200
0mlであり、特に好ましくは100〜1000mlであ
る。また、後浴である水洗水や安定浴のオーバーフロー
液を、必要に応じて補充しても良い。漂白液、漂白定着
液、定着液の処理温度は20〜50℃であり、好ましく
は30〜45℃である。処理時間は10秒〜3分、好ま
しくは20秒〜2分である。
定着液への補充量は感光材料1m2当たり、50〜200
0mlであり、特に好ましくは100〜1000mlであ
る。また、後浴である水洗水や安定浴のオーバーフロー
液を、必要に応じて補充しても良い。漂白液、漂白定着
液、定着液の処理温度は20〜50℃であり、好ましく
は30〜45℃である。処理時間は10秒〜3分、好ま
しくは20秒〜2分である。
【0121】次に本発明に用いられる磁気記録層につい
て説明する。本発明に用いられる磁気記録層とは、磁性
体粒子をバインダー中に分散した水性もしくは有機溶媒
系塗布液を支持体上に塗設したものである。本発明で用
いられる磁性体粒子は、γFe2O3 などの強磁性酸化鉄、
Co被着γFe2O3 、Co被着マグネタイト、Co含有マ
グネタイト、強磁性二酸化クロム、強磁性金属、強磁性
合金、六方晶系のBaフェライト、Srフェライト、P
bフェライト、Caフェライトなどを使用できる。Co
被着γFe2O3 などのCo被着強磁性酸化鉄が好ましい。
形状としては針状、米粒状、球状、立方体状、板状等い
ずれでもよい。比表面積ではSBET で20m2/g以上が
好ましく、30m2/g以上が特に好ましい。強磁性体の
飽和磁化(σs)は、好ましくは3.0×104 〜3.
0×103 A/mであり、特に好ましくは4.0×10
4 〜2.5×103 A/mである。強磁性体粒子を、シ
リカおよび/またはアルミナや有機素材による表面処理
を施してもよい。さらに、磁性体粒子は特開平6−16
1032号に記載された如くその表面にシランカップリ
ング剤又はチタンカップリング剤で処理されてもよい。
又特開平4−259911号、同5−81652号に記
載の表面に無機、有機物を被覆した磁性体粒子も使用で
きる。
て説明する。本発明に用いられる磁気記録層とは、磁性
体粒子をバインダー中に分散した水性もしくは有機溶媒
系塗布液を支持体上に塗設したものである。本発明で用
いられる磁性体粒子は、γFe2O3 などの強磁性酸化鉄、
Co被着γFe2O3 、Co被着マグネタイト、Co含有マ
グネタイト、強磁性二酸化クロム、強磁性金属、強磁性
合金、六方晶系のBaフェライト、Srフェライト、P
bフェライト、Caフェライトなどを使用できる。Co
被着γFe2O3 などのCo被着強磁性酸化鉄が好ましい。
形状としては針状、米粒状、球状、立方体状、板状等い
ずれでもよい。比表面積ではSBET で20m2/g以上が
好ましく、30m2/g以上が特に好ましい。強磁性体の
飽和磁化(σs)は、好ましくは3.0×104 〜3.
0×103 A/mであり、特に好ましくは4.0×10
4 〜2.5×103 A/mである。強磁性体粒子を、シ
リカおよび/またはアルミナや有機素材による表面処理
を施してもよい。さらに、磁性体粒子は特開平6−16
1032号に記載された如くその表面にシランカップリ
ング剤又はチタンカップリング剤で処理されてもよい。
又特開平4−259911号、同5−81652号に記
載の表面に無機、有機物を被覆した磁性体粒子も使用で
きる。
【0122】次に磁性粒子に用いられるバインダーは、
特開平4−219569号に記載の熱可塑性樹脂、熱硬
化性樹脂、放射線硬化性樹脂、反応型樹脂、酸、アルカ
リ又は生分解性ポリマー、天然物重合体(セルロース誘
導体、糖誘導体など)およびそれらの混合物を使用する
ことができる。上記樹脂のTgは−40℃〜300℃、
重量平均分子量は0.2万〜100万である。例えばビ
ニル系共重合体、セルロースジアセテート、セルロース
トリアセテート、セルロースアセテートプロピオネー
ト、セルロースアセテートブチレート、セルローストリ
プロピオネートなどのセルロース誘導体、アクリル樹
脂、ポリビニルアセタール樹脂を挙げることができ、ゼ
ラチンも好ましい。特にセルロースジ(トリ)アセテー
トが好ましい。バインダーは、エポキシ系、アジリジン
系、イソシアネート系の架橋剤を添加して硬化処理する
ことができる。イソシアネート系の架橋剤としては、ト
リレンジイソシアネート、4,4′−ジフェニルメタン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
キシリレンジイソシアネート、などのイソシアネート
類、これらのイソシアネート類とポリアルコールとの反
応生成物(例えば、トリレンジイソシアナート3mol と
トリメチロールプロパン1mol の反応生成物)、及びこ
れらのイソシアネート類の縮合により生成したポリイソ
シアネートなどがあげられ、例えば特開平6−5935
7号に記載されている。
特開平4−219569号に記載の熱可塑性樹脂、熱硬
化性樹脂、放射線硬化性樹脂、反応型樹脂、酸、アルカ
リ又は生分解性ポリマー、天然物重合体(セルロース誘
導体、糖誘導体など)およびそれらの混合物を使用する
ことができる。上記樹脂のTgは−40℃〜300℃、
重量平均分子量は0.2万〜100万である。例えばビ
ニル系共重合体、セルロースジアセテート、セルロース
トリアセテート、セルロースアセテートプロピオネー
ト、セルロースアセテートブチレート、セルローストリ
プロピオネートなどのセルロース誘導体、アクリル樹
脂、ポリビニルアセタール樹脂を挙げることができ、ゼ
ラチンも好ましい。特にセルロースジ(トリ)アセテー
トが好ましい。バインダーは、エポキシ系、アジリジン
系、イソシアネート系の架橋剤を添加して硬化処理する
ことができる。イソシアネート系の架橋剤としては、ト
リレンジイソシアネート、4,4′−ジフェニルメタン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
キシリレンジイソシアネート、などのイソシアネート
類、これらのイソシアネート類とポリアルコールとの反
応生成物(例えば、トリレンジイソシアナート3mol と
トリメチロールプロパン1mol の反応生成物)、及びこ
れらのイソシアネート類の縮合により生成したポリイソ
シアネートなどがあげられ、例えば特開平6−5935
7号に記載されている。
【0123】前述の磁性体を上記バインダー中に分散す
る方法は、特開平6−35092号に記載されている方
法のように、ニーダー、ピン型ミル、アニュラー型ミル
などが好ましく併用も好ましい。特開平5−08828
3号に記載の分散剤や、その他の公知の分散剤が使用で
きる。磁気記録層の厚みは0.1μm〜10μm、好ま
しくは0.2μm〜5μm、より好ましくは0.3μm
〜3μmである。磁性体粒子とバインダーの重量比は好
ましくは0.5:100〜60:100からなり、より
好ましくは1:100〜30:100である。磁性体粒
子の塗布量は0.005〜3g/m2、好ましくは0.0
1〜2g/m2、さらに好ましくは0.02〜0.5g/
m2である。本発明に用いられる磁気記録層は、写真用支
持体の裏面に塗布又は印刷によって全面またはストライ
プ状に設けることができる。磁気記録層を塗布する方法
としてはエアードクター、ブレード、エアナイフ、スク
イズ、含浸、リバースロール、トランスファーロール、
グラビヤ、キス、キャスト、スプレイ、ディップ、バ
ー、エクストリュージョン等が利用出来、特開平5−3
41436号等に記載の塗布液が好ましい。
る方法は、特開平6−35092号に記載されている方
法のように、ニーダー、ピン型ミル、アニュラー型ミル
などが好ましく併用も好ましい。特開平5−08828
3号に記載の分散剤や、その他の公知の分散剤が使用で
きる。磁気記録層の厚みは0.1μm〜10μm、好ま
しくは0.2μm〜5μm、より好ましくは0.3μm
〜3μmである。磁性体粒子とバインダーの重量比は好
ましくは0.5:100〜60:100からなり、より
好ましくは1:100〜30:100である。磁性体粒
子の塗布量は0.005〜3g/m2、好ましくは0.0
1〜2g/m2、さらに好ましくは0.02〜0.5g/
m2である。本発明に用いられる磁気記録層は、写真用支
持体の裏面に塗布又は印刷によって全面またはストライ
プ状に設けることができる。磁気記録層を塗布する方法
としてはエアードクター、ブレード、エアナイフ、スク
イズ、含浸、リバースロール、トランスファーロール、
グラビヤ、キス、キャスト、スプレイ、ディップ、バ
ー、エクストリュージョン等が利用出来、特開平5−3
41436号等に記載の塗布液が好ましい。
【0124】磁気記録層に、潤滑性向上、カール調節、
帯電防止、接着防止、ヘッド研磨などの機能を合せ持た
せてもよいし、別の機能性層を設けて、これらの機能を
付与させてせよく、粒子の少なくとも1種以上がモース
硬度が5以上の非球形無機粒子の研磨剤が好ましい。非
球形無機粒子の組成としては、酸化アルミニウム、酸化
クロム、二酸化珪素、二酸化チタン、シリコンカーバイ
ト等の酸化物、炭化珪素、炭化チタン等の炭化物、ダイ
アモンド等の微粉末が好ましい。これらの研磨剤は、そ
の表面をシランカップリング剤又はチタンカップリング
剤で処理されてもよい。これらの粒子は磁気記録層に添
加してもよく、また磁気記録層上にオーバーコート(例
えば保護層、潤滑剤層など)しても良い。この時使用す
るバインダーは前述のものが使用でき、好ましくは磁気
記録層のバインダーと同じものがよい。磁気記録層を有
する感材については、US5,336,589号、同
5,250,404号、同5,229,259号、同
5,215,874号、EP466,130号に記載さ
れている。
帯電防止、接着防止、ヘッド研磨などの機能を合せ持た
せてもよいし、別の機能性層を設けて、これらの機能を
付与させてせよく、粒子の少なくとも1種以上がモース
硬度が5以上の非球形無機粒子の研磨剤が好ましい。非
球形無機粒子の組成としては、酸化アルミニウム、酸化
クロム、二酸化珪素、二酸化チタン、シリコンカーバイ
ト等の酸化物、炭化珪素、炭化チタン等の炭化物、ダイ
アモンド等の微粉末が好ましい。これらの研磨剤は、そ
の表面をシランカップリング剤又はチタンカップリング
剤で処理されてもよい。これらの粒子は磁気記録層に添
加してもよく、また磁気記録層上にオーバーコート(例
えば保護層、潤滑剤層など)しても良い。この時使用す
るバインダーは前述のものが使用でき、好ましくは磁気
記録層のバインダーと同じものがよい。磁気記録層を有
する感材については、US5,336,589号、同
5,250,404号、同5,229,259号、同
5,215,874号、EP466,130号に記載さ
れている。
【0125】本発明の感光材料は、支持体上に少なくと
も1層の感光性層が設けられていればよい。典型的な例
としては、支持体上に、実質的に感色性は同じであるが
感光度の異なる複数のハロゲン化銀乳剤層から成る感光
性層を少なくとも1つ有するハロゲン化銀写真感光材料
である。該感光性層は青色光、緑色光、および赤色光の
何れかに感色性を有する単位感光性層であり、多層ハロ
ゲン化銀カラー写真感光材料においては、一般に単位感
光性層の配列が、支持体側から順に赤感色性層、緑感色
性層、青感色性の順に設置される。しかし、目的に応じ
て上記設置順が逆であっても、また同一感色性層中に異
なる感光性層が挟まれたような設置順をもとり得る。上
記のハロゲン化銀感光性層の間および最上層、最下層に
は非感光性層を設けてもよい。これらには、後述のカプ
ラー、DIR化合物、混色防止剤等が含まれていてもよ
い。各単位感光性層を構成する複数のハロゲン化銀乳剤
層は、DE 1,121,470あるいはGB 923,045に記載されてい
るように高感度乳剤層、低感度乳剤層の2層を、支持体
に向かって順次感光度が低くなる様に配列するのが好ま
しい。また、特開昭57-112751 、同62- 200350、同62-2
06541 、62-206543に記載されているように支持体より
離れた側に低感度乳剤層、支持体に近い側に高感度乳剤
層を設置してもよい。具体例として支持体から最も遠い
側から、低感度青感光性層(BL)/高感度青感光性層
(BH)/高感度緑感光性層(GH)/低感度緑感光性層
(GL) /高感度赤感光性層(RH)/低感度赤感光性層
(RL)の順、またはBH/BL/GL/GH/RH/RLの順、また
はBH/BL/GH/GL/RL/RHの順等に設置することができ
る。また特公昭 55-34932 公報に記載されているよう
に、支持体から最も遠い側から青感光性層/GH/RH/GL
/RLの順に配列することもできる。また特開昭56-2573
8、同62-63936に記載されているように、支持体から最
も遠い側から青感光性層/GL/RL/GH/RHの順に配列す
ることもできる。また特公昭49-15495に記載されている
ように上層を最も感光度の高いハロゲン化銀乳剤層、中
層をそれよりも低い感光度のハロゲン化銀乳剤層、下層
を中層よりも更に感光度の低いハロゲン化銀乳剤層を配
置し、支持体に向かって感光度が順次低められた感光度
の異なる3層から構成される配列が挙げられる。このよ
うな感光度の異なる3層から構成される場合でも、特開
昭59-202464 に記載されているように、同一感色性層中
において支持体より離れた側から中感度乳剤層/高感度
乳剤層/低感度乳剤層の順に配置されてもよい。その
他、高感度乳剤層/低感度乳剤層/中感度乳剤層、ある
いは低感度乳剤層/中感度乳剤層/高感度乳剤層の順に
配置されていてもよい。 また、4層以上の場合にも、
上記の如く配列を変えてよい。色再現性を改良するため
に、US 4,663,271、同 4,705,744、同 4,707,436、特開
昭62-160448 、同63- 89850 の明細書に記載の、BL,GL,
RLなどの主感光層と分光感度分布が異なる重層効果のド
ナー層(CL) を主感光層に隣接もしくは近接して配置す
ることが好ましい。
も1層の感光性層が設けられていればよい。典型的な例
としては、支持体上に、実質的に感色性は同じであるが
感光度の異なる複数のハロゲン化銀乳剤層から成る感光
性層を少なくとも1つ有するハロゲン化銀写真感光材料
である。該感光性層は青色光、緑色光、および赤色光の
何れかに感色性を有する単位感光性層であり、多層ハロ
ゲン化銀カラー写真感光材料においては、一般に単位感
光性層の配列が、支持体側から順に赤感色性層、緑感色
性層、青感色性の順に設置される。しかし、目的に応じ
て上記設置順が逆であっても、また同一感色性層中に異
なる感光性層が挟まれたような設置順をもとり得る。上
記のハロゲン化銀感光性層の間および最上層、最下層に
は非感光性層を設けてもよい。これらには、後述のカプ
ラー、DIR化合物、混色防止剤等が含まれていてもよ
い。各単位感光性層を構成する複数のハロゲン化銀乳剤
層は、DE 1,121,470あるいはGB 923,045に記載されてい
るように高感度乳剤層、低感度乳剤層の2層を、支持体
に向かって順次感光度が低くなる様に配列するのが好ま
しい。また、特開昭57-112751 、同62- 200350、同62-2
06541 、62-206543に記載されているように支持体より
離れた側に低感度乳剤層、支持体に近い側に高感度乳剤
層を設置してもよい。具体例として支持体から最も遠い
側から、低感度青感光性層(BL)/高感度青感光性層
(BH)/高感度緑感光性層(GH)/低感度緑感光性層
(GL) /高感度赤感光性層(RH)/低感度赤感光性層
(RL)の順、またはBH/BL/GL/GH/RH/RLの順、また
はBH/BL/GH/GL/RL/RHの順等に設置することができ
る。また特公昭 55-34932 公報に記載されているよう
に、支持体から最も遠い側から青感光性層/GH/RH/GL
/RLの順に配列することもできる。また特開昭56-2573
8、同62-63936に記載されているように、支持体から最
も遠い側から青感光性層/GL/RL/GH/RHの順に配列す
ることもできる。また特公昭49-15495に記載されている
ように上層を最も感光度の高いハロゲン化銀乳剤層、中
層をそれよりも低い感光度のハロゲン化銀乳剤層、下層
を中層よりも更に感光度の低いハロゲン化銀乳剤層を配
置し、支持体に向かって感光度が順次低められた感光度
の異なる3層から構成される配列が挙げられる。このよ
うな感光度の異なる3層から構成される場合でも、特開
昭59-202464 に記載されているように、同一感色性層中
において支持体より離れた側から中感度乳剤層/高感度
乳剤層/低感度乳剤層の順に配置されてもよい。その
他、高感度乳剤層/低感度乳剤層/中感度乳剤層、ある
いは低感度乳剤層/中感度乳剤層/高感度乳剤層の順に
配置されていてもよい。 また、4層以上の場合にも、
上記の如く配列を変えてよい。色再現性を改良するため
に、US 4,663,271、同 4,705,744、同 4,707,436、特開
昭62-160448 、同63- 89850 の明細書に記載の、BL,GL,
RLなどの主感光層と分光感度分布が異なる重層効果のド
ナー層(CL) を主感光層に隣接もしくは近接して配置す
ることが好ましい。
【0126】本発明に用いられる好ましいハロゲン化銀
は約30モル%以下のヨウ化銀を含む、ヨウ臭化銀、ヨウ
塩化銀、もしくはヨウ塩臭化銀である。特に好ましいの
は約2モル%から約10モル%までのヨウ化銀を含むヨウ
臭化銀もしくはヨウ塩臭化銀である。写真乳剤中のハロ
ゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十四面体のような規
則的な結晶を有するもの、球状、板状のような変則的な
結晶形を有するもの、双晶面などの結晶欠陥を有するも
の、あるいはそれらの複合形でもよい。ハロゲン化銀の
粒径は、約 0.2μm以下の微粒子でも投影面積直径が約
10μmに至るまでの大サイズ粒子でもよく、多分散乳剤
でも単分散乳剤でもよい。本発明に使用できるハロゲン
化銀写真乳剤は、例えばリサーチ・ディスクロージャー
(以下、RDと略す)No.17643 (1978年12月), 22 〜23
頁, “I. 乳剤製造(Emulsion preparation and type
s)”、および同No.18716 (1979年11月),648 頁、同N
o.307105(1989年11月),863 〜865 頁、およびグラフキ
デ著「写真の物理と化学」,ポールモンテル社刊(P.Gl
afkides, Chemie et Phisique Photographique, Paul M
ontel, 1967)、ダフィン著「写真乳剤化学」,フォーカ
ルプレス社刊(G.F. Duffin, Photographic Emulsion C
hemistry,Focal Press, 1966)、ゼリクマンら著「写真
乳剤の製造と塗布」、フォーカルプレス社刊(V. L. Ze
likman, et al., Making and Coating Photographic Em
ulsion, Focal Press, 1964)などに記載された方法を用
いて調製することができる。
は約30モル%以下のヨウ化銀を含む、ヨウ臭化銀、ヨウ
塩化銀、もしくはヨウ塩臭化銀である。特に好ましいの
は約2モル%から約10モル%までのヨウ化銀を含むヨウ
臭化銀もしくはヨウ塩臭化銀である。写真乳剤中のハロ
ゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十四面体のような規
則的な結晶を有するもの、球状、板状のような変則的な
結晶形を有するもの、双晶面などの結晶欠陥を有するも
の、あるいはそれらの複合形でもよい。ハロゲン化銀の
粒径は、約 0.2μm以下の微粒子でも投影面積直径が約
10μmに至るまでの大サイズ粒子でもよく、多分散乳剤
でも単分散乳剤でもよい。本発明に使用できるハロゲン
化銀写真乳剤は、例えばリサーチ・ディスクロージャー
(以下、RDと略す)No.17643 (1978年12月), 22 〜23
頁, “I. 乳剤製造(Emulsion preparation and type
s)”、および同No.18716 (1979年11月),648 頁、同N
o.307105(1989年11月),863 〜865 頁、およびグラフキ
デ著「写真の物理と化学」,ポールモンテル社刊(P.Gl
afkides, Chemie et Phisique Photographique, Paul M
ontel, 1967)、ダフィン著「写真乳剤化学」,フォーカ
ルプレス社刊(G.F. Duffin, Photographic Emulsion C
hemistry,Focal Press, 1966)、ゼリクマンら著「写真
乳剤の製造と塗布」、フォーカルプレス社刊(V. L. Ze
likman, et al., Making and Coating Photographic Em
ulsion, Focal Press, 1964)などに記載された方法を用
いて調製することができる。
【0127】US 3,574,628、同 3,655,394およびGB 1,4
13,748に記載された単分散乳剤も好ましい。また、アス
ペクト比が約3以上であるような平板状粒子も本発明に
使用できる。平板状粒子は、ガトフ著、フォトグラフィ
ック・サイエンス・アンド・エンジニアリング(Gutof
f, Photographic Science and Engineering)、第14巻
248〜257頁(1970年);US 4,434,226、同 4,414,310、
同 4,433,048、同 4,439,520およびGB 2,112,157に記載
の方法により簡単に調製することができる。結晶構造は
一様なものでも、内部と外部とが異質なハロゲン組成か
らなるものでもよく、層状構造をなしていてもよい。エ
ピタキシャル接合によって組成の異なるハロゲン化銀が
接合されていてもよく、例えばロダン銀、酸化鉛などの
ハロゲン化銀以外の化合物と接合されていてもよい。ま
た種々の結晶形の粒子の混合物を用いてもよい。上記の
乳剤は潜像を主として表面に形成する表面潜像型でも、
粒子内部に形成する内部潜像型でも表面と内部のいずれ
にも潜像を有する型のいずれでもよいが、ネガ型の乳剤
であることが必要である。内部潜像型のうち、特開昭 6
3-264740に記載のコア/シェル型内部潜像型乳剤であっ
てもよく、この調製方法は特開昭59-133542に記載され
ている。この乳剤のシェルの厚みは現像処理等によって
異なるが、3 〜40nmが好ましく、5 〜20nmが特に好まし
い。
13,748に記載された単分散乳剤も好ましい。また、アス
ペクト比が約3以上であるような平板状粒子も本発明に
使用できる。平板状粒子は、ガトフ著、フォトグラフィ
ック・サイエンス・アンド・エンジニアリング(Gutof
f, Photographic Science and Engineering)、第14巻
248〜257頁(1970年);US 4,434,226、同 4,414,310、
同 4,433,048、同 4,439,520およびGB 2,112,157に記載
の方法により簡単に調製することができる。結晶構造は
一様なものでも、内部と外部とが異質なハロゲン組成か
らなるものでもよく、層状構造をなしていてもよい。エ
ピタキシャル接合によって組成の異なるハロゲン化銀が
接合されていてもよく、例えばロダン銀、酸化鉛などの
ハロゲン化銀以外の化合物と接合されていてもよい。ま
た種々の結晶形の粒子の混合物を用いてもよい。上記の
乳剤は潜像を主として表面に形成する表面潜像型でも、
粒子内部に形成する内部潜像型でも表面と内部のいずれ
にも潜像を有する型のいずれでもよいが、ネガ型の乳剤
であることが必要である。内部潜像型のうち、特開昭 6
3-264740に記載のコア/シェル型内部潜像型乳剤であっ
てもよく、この調製方法は特開昭59-133542に記載され
ている。この乳剤のシェルの厚みは現像処理等によって
異なるが、3 〜40nmが好ましく、5 〜20nmが特に好まし
い。
【0128】ハロゲン化銀乳剤は、通常、物理熟成、化
学熟成および分光増感を行ったものを使用する。このよ
うな工程で使用される添加剤はRDNo.17643、同No.187
16および同No.307105 に記載されており、その該当箇所
を後掲の表にまとめた。本発明の感光材料には、感光性
ハロゲン化銀乳剤の粒子サイズ、粒子サイズ分布、ハロ
ゲン組成、粒子の形状、感度の少なくとも1つの特性の
異なる2種類以上の乳剤を、同一層中に混合して使用す
ることができる。US 4,082,553に記載の粒子表面をかぶ
らせたハロゲン化銀粒子、US 4,626,498、特開昭 59-21
4852に記載の粒子内部をかぶらせたハロゲン化銀粒子、
コロイド銀を感光性ハロゲン化銀乳剤層および/または
実質的に非感光性の親水性コロイド層に適用することが
好ましい。粒子内部または表面をかぶらせたハロゲン化
銀粒子とは、感光材料の未露光部および露光部を問わ
ず、一様に(非像様に)現像が可能となるハロゲン化銀
粒子のことをいい、その調製法は、US 4,626,498、特開
昭 59-214852に記載されている。粒子内部がかぶらされ
たコア/シェル型ハロゲン化銀粒子の内部核を形成する
ハロゲン化銀は、ハロゲン組成が異なっていてもよい。
粒子内部または表面をかぶらせたハロゲン化銀として
は、塩化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀のいずれ
をも用いることができる。これらのかぶらされたハロゲ
ン化銀粒子の平均粒子サイズとしては0.01〜0.75μm 、
特に0.05〜0.6 μm が好ましい。また、粒子形状は規則
的な粒子でもよく、多分散乳剤でもよいが、単分散性
(ハロゲン化銀粒子の重量または粒子数の少なくとも95
%が平均粒子径の±40%以内の粒子径を有するもの)で
あることが好ましい。
学熟成および分光増感を行ったものを使用する。このよ
うな工程で使用される添加剤はRDNo.17643、同No.187
16および同No.307105 に記載されており、その該当箇所
を後掲の表にまとめた。本発明の感光材料には、感光性
ハロゲン化銀乳剤の粒子サイズ、粒子サイズ分布、ハロ
ゲン組成、粒子の形状、感度の少なくとも1つの特性の
異なる2種類以上の乳剤を、同一層中に混合して使用す
ることができる。US 4,082,553に記載の粒子表面をかぶ
らせたハロゲン化銀粒子、US 4,626,498、特開昭 59-21
4852に記載の粒子内部をかぶらせたハロゲン化銀粒子、
コロイド銀を感光性ハロゲン化銀乳剤層および/または
実質的に非感光性の親水性コロイド層に適用することが
好ましい。粒子内部または表面をかぶらせたハロゲン化
銀粒子とは、感光材料の未露光部および露光部を問わ
ず、一様に(非像様に)現像が可能となるハロゲン化銀
粒子のことをいい、その調製法は、US 4,626,498、特開
昭 59-214852に記載されている。粒子内部がかぶらされ
たコア/シェル型ハロゲン化銀粒子の内部核を形成する
ハロゲン化銀は、ハロゲン組成が異なっていてもよい。
粒子内部または表面をかぶらせたハロゲン化銀として
は、塩化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀のいずれ
をも用いることができる。これらのかぶらされたハロゲ
ン化銀粒子の平均粒子サイズとしては0.01〜0.75μm 、
特に0.05〜0.6 μm が好ましい。また、粒子形状は規則
的な粒子でもよく、多分散乳剤でもよいが、単分散性
(ハロゲン化銀粒子の重量または粒子数の少なくとも95
%が平均粒子径の±40%以内の粒子径を有するもの)で
あることが好ましい。
【0129】本発明には、非感光性微粒子ハロゲン化銀
を使用することが好ましい。非感光性微粒子ハロゲン化
銀とは、色素画像を得るための像様露光時においては感
光せずに、その現像処理において実質的に現像されない
ハロゲン化銀微粒子であり、あらかじめカブラされてい
ないほうが好ましい。微粒子ハロゲン化銀は、臭化銀の
含有率が 0〜 100モル%であり、必要に応じて塩化銀お
よび/または沃化銀を含有してもよい。好ましくは沃化
銀を 0.5〜10モル%含有するものである。微粒子ハロゲ
ン化銀は、平均粒径(投影面積の円相当直径の平均値)
が0.01〜 0.5μm が好ましく、0.02〜 0.2μm がより好
ましい。微粒子ハロゲン化銀は、通常の感光性ハロゲン
化銀と同様の方法で調製できる。ハロゲン化銀粒子の表
面は、光学的に増感される必要はなく、また分光増感も
不要である。ただし、これを塗布液に添加するのに先立
ち、あらかじめトリアゾール系、アザインデン系、ベン
ゾチアゾリウム系、もしくはメルカプト系化合物または
亜鉛化合物などの公知の安定剤を添加しておくことが好
ましい。この微粒子ハロゲン化銀粒子含有層に、コロイ
ド銀を含有させることができる。本発明の感光材料の塗
布銀量は、6.0g/ m2以下が好ましく、4.5g/ m2以下が最
も好ましい。
を使用することが好ましい。非感光性微粒子ハロゲン化
銀とは、色素画像を得るための像様露光時においては感
光せずに、その現像処理において実質的に現像されない
ハロゲン化銀微粒子であり、あらかじめカブラされてい
ないほうが好ましい。微粒子ハロゲン化銀は、臭化銀の
含有率が 0〜 100モル%であり、必要に応じて塩化銀お
よび/または沃化銀を含有してもよい。好ましくは沃化
銀を 0.5〜10モル%含有するものである。微粒子ハロゲ
ン化銀は、平均粒径(投影面積の円相当直径の平均値)
が0.01〜 0.5μm が好ましく、0.02〜 0.2μm がより好
ましい。微粒子ハロゲン化銀は、通常の感光性ハロゲン
化銀と同様の方法で調製できる。ハロゲン化銀粒子の表
面は、光学的に増感される必要はなく、また分光増感も
不要である。ただし、これを塗布液に添加するのに先立
ち、あらかじめトリアゾール系、アザインデン系、ベン
ゾチアゾリウム系、もしくはメルカプト系化合物または
亜鉛化合物などの公知の安定剤を添加しておくことが好
ましい。この微粒子ハロゲン化銀粒子含有層に、コロイ
ド銀を含有させることができる。本発明の感光材料の塗
布銀量は、6.0g/ m2以下が好ましく、4.5g/ m2以下が最
も好ましい。
【0130】本発明に使用できる写真用添加剤もRDに
記載されており、下記の表に関連する記載箇所を示し
た。 添加剤の種類 RD17643 RD18716 RD307105 1.化学増感剤 23頁 648 頁右欄 866頁 2.感度上昇剤 648頁右欄 3. 分光増感剤、 23〜24頁 648 頁右欄 866 〜868 頁 強色増感剤 〜649 頁右欄 4. 増 白 剤 24頁 647 頁右欄 868頁 5. 光吸収剤、 25 〜26頁 649 頁右欄 873頁 フィルター 〜650 頁左欄 染料、紫外 線吸収剤 6. バインダー 26頁 651 頁左欄 873 〜874 頁 7. 可塑剤、 27頁 650 頁右欄 876頁 潤滑剤 8. 塗布助剤、 26 〜27頁 650 頁右欄 875 〜876 頁 表面活性剤 9. スタチツク 27頁 650 頁右欄 876 〜877 頁 防止剤 10. マツト剤 878 〜879 頁
記載されており、下記の表に関連する記載箇所を示し
た。 添加剤の種類 RD17643 RD18716 RD307105 1.化学増感剤 23頁 648 頁右欄 866頁 2.感度上昇剤 648頁右欄 3. 分光増感剤、 23〜24頁 648 頁右欄 866 〜868 頁 強色増感剤 〜649 頁右欄 4. 増 白 剤 24頁 647 頁右欄 868頁 5. 光吸収剤、 25 〜26頁 649 頁右欄 873頁 フィルター 〜650 頁左欄 染料、紫外 線吸収剤 6. バインダー 26頁 651 頁左欄 873 〜874 頁 7. 可塑剤、 27頁 650 頁右欄 876頁 潤滑剤 8. 塗布助剤、 26 〜27頁 650 頁右欄 875 〜876 頁 表面活性剤 9. スタチツク 27頁 650 頁右欄 876 〜877 頁 防止剤 10. マツト剤 878 〜879 頁
【0131】本発明の感光材料には種々の色素形成カプ
ラーを使用することができるが、以下のカプラーが特に
好ましい。 イエローカプラー: EP 502,424A の式(I),(II)で表わさ
れるカプラー; EP 513,496A の式(1),(2) で表わされる
カプラー (特に18頁のY-28); EP 568,037Aのクレーム1
の式(I) で表わされるカプラー; US 5,066,576のカラム
1の45〜55行の一般式(I) で表わされるカプラー; 特開
平4-274425の段落0008の一般式(I) で表わされるカプラ
ー; EP 498,381A1の40頁のクレーム1に記載のカプラー
(特に18頁のD-35); EP 447,969A1 の4頁の式(Y) で表
わされるカプラー(特にY-1(17頁),Y-54(41 頁)); US
4,476,219のカラム7の36〜58行の式(II)〜(IV)で表わ
されるカプラー(特にII-17,19( カラム17),II-24(カラ
ム19))。 シアンカプラー: 特開平4-204843のCX-1,3,4,5,11,12,1
4,15(14 〜16頁); 特開平4-43345 のC-7,10(35 頁),3
4,35(37頁),(I-1),(I-17)(42 〜43頁); 特開平6-67385
の請求項1の一般式(Ia)または(Ib)で表わされるカプ
ラー。 ポリマーカプラー: 特開平2-44345 のP-1,P-5(11頁) 。
ラーを使用することができるが、以下のカプラーが特に
好ましい。 イエローカプラー: EP 502,424A の式(I),(II)で表わさ
れるカプラー; EP 513,496A の式(1),(2) で表わされる
カプラー (特に18頁のY-28); EP 568,037Aのクレーム1
の式(I) で表わされるカプラー; US 5,066,576のカラム
1の45〜55行の一般式(I) で表わされるカプラー; 特開
平4-274425の段落0008の一般式(I) で表わされるカプラ
ー; EP 498,381A1の40頁のクレーム1に記載のカプラー
(特に18頁のD-35); EP 447,969A1 の4頁の式(Y) で表
わされるカプラー(特にY-1(17頁),Y-54(41 頁)); US
4,476,219のカラム7の36〜58行の式(II)〜(IV)で表わ
されるカプラー(特にII-17,19( カラム17),II-24(カラ
ム19))。 シアンカプラー: 特開平4-204843のCX-1,3,4,5,11,12,1
4,15(14 〜16頁); 特開平4-43345 のC-7,10(35 頁),3
4,35(37頁),(I-1),(I-17)(42 〜43頁); 特開平6-67385
の請求項1の一般式(Ia)または(Ib)で表わされるカプ
ラー。 ポリマーカプラー: 特開平2-44345 のP-1,P-5(11頁) 。
【0132】発色色素が適度な拡散性を有するカプラー
としては、US 4,366,237、GB 2,125,570、EP 96,873B、
DE 3,234,533に記載のものが好ましい。発色色素の不要
吸収を補正するためのカプラーは、EP 456,257A1の5 頁
に記載の式(CI),(CII),(CIII),(CIV) で表わされるイエ
ローカラードシアンカプラー(特に84頁のYC-86)、該EP
に記載のイエローカラードマゼンタカプラーExM-7(202
頁) 、 EX-1(249 頁) 、 EX-7(251 頁) 、US 4,833,069
に記載のマゼンタカラードシアンカプラーCC-9 (カラム
8)、CC-13(カラム10) 、US 4,837,136の(2)(カラム8)、
WO92/11575のクレーム1の式(A) で表わされる無色のマ
スキングカプラー(特に36〜45頁の例示化合物)が好ま
しい。現像主薬酸化体と反応して写真的に有用な化合物
残基を放出する化合物(カプラーを含む)としては、以
下のものが挙げられる。現像抑制剤放出化合物:EP 37
8,236A1の11頁に記載の式(I),(II),(III),(IV) で表わ
される化合物(特にT-101(30頁),T-104(31頁),T-113(36
頁),T-131(45頁),T-144(51頁),T-158(58頁)), EP436,93
8A2の 7頁に記載の式(I) で表わされる化合物(特にD-4
9(51 頁))、EP 568,037A の式(1) で表わされる化合物
(特に(23)(11 頁))、EP 440,195A2の5 〜6 頁に記載の
式(I),(II),(III)で表わされる化合物(特に29頁のI-
(1) );漂白促進剤放出化合物:EP 310,125A2の5 頁の
式(I),(I')で表わされる化合物(特に61頁の(60),(6
1)) 及び特開平6-59411 の請求項1の式(I) で表わされ
る化合物(特に(7)(7 頁); リガンド放出化合物:US
4,555,478のクレーム1に記載のLIG-X で表わされる化
合物(特にカラム12の21〜41行目の化合物) ;ロイコ色
素放出化合物:US 4,749,641のカラム3〜8の化合物1
〜6;蛍光色素放出化合物:US4,774,181のクレーム1のC
OUP-DYEで表わされる化合物(特にカラム7〜10の化合
物1〜11);現像促進剤又はカブラセ剤放出化合物:US
4,656,123のカラム3の式(1) 、(2) 、(3) で表わされ
る化合物(特にカラム25の(I-22)) 及びEP 450,637A2の
75頁36〜38行目のExZK-2; 離脱して初めて色素となる基
を放出する化合物: US 4,857,447のクレーム1の式(I)
で表わされる化合物(特にカラム25〜36のY-1 〜Y-19)
。
としては、US 4,366,237、GB 2,125,570、EP 96,873B、
DE 3,234,533に記載のものが好ましい。発色色素の不要
吸収を補正するためのカプラーは、EP 456,257A1の5 頁
に記載の式(CI),(CII),(CIII),(CIV) で表わされるイエ
ローカラードシアンカプラー(特に84頁のYC-86)、該EP
に記載のイエローカラードマゼンタカプラーExM-7(202
頁) 、 EX-1(249 頁) 、 EX-7(251 頁) 、US 4,833,069
に記載のマゼンタカラードシアンカプラーCC-9 (カラム
8)、CC-13(カラム10) 、US 4,837,136の(2)(カラム8)、
WO92/11575のクレーム1の式(A) で表わされる無色のマ
スキングカプラー(特に36〜45頁の例示化合物)が好ま
しい。現像主薬酸化体と反応して写真的に有用な化合物
残基を放出する化合物(カプラーを含む)としては、以
下のものが挙げられる。現像抑制剤放出化合物:EP 37
8,236A1の11頁に記載の式(I),(II),(III),(IV) で表わ
される化合物(特にT-101(30頁),T-104(31頁),T-113(36
頁),T-131(45頁),T-144(51頁),T-158(58頁)), EP436,93
8A2の 7頁に記載の式(I) で表わされる化合物(特にD-4
9(51 頁))、EP 568,037A の式(1) で表わされる化合物
(特に(23)(11 頁))、EP 440,195A2の5 〜6 頁に記載の
式(I),(II),(III)で表わされる化合物(特に29頁のI-
(1) );漂白促進剤放出化合物:EP 310,125A2の5 頁の
式(I),(I')で表わされる化合物(特に61頁の(60),(6
1)) 及び特開平6-59411 の請求項1の式(I) で表わされ
る化合物(特に(7)(7 頁); リガンド放出化合物:US
4,555,478のクレーム1に記載のLIG-X で表わされる化
合物(特にカラム12の21〜41行目の化合物) ;ロイコ色
素放出化合物:US 4,749,641のカラム3〜8の化合物1
〜6;蛍光色素放出化合物:US4,774,181のクレーム1のC
OUP-DYEで表わされる化合物(特にカラム7〜10の化合
物1〜11);現像促進剤又はカブラセ剤放出化合物:US
4,656,123のカラム3の式(1) 、(2) 、(3) で表わされ
る化合物(特にカラム25の(I-22)) 及びEP 450,637A2の
75頁36〜38行目のExZK-2; 離脱して初めて色素となる基
を放出する化合物: US 4,857,447のクレーム1の式(I)
で表わされる化合物(特にカラム25〜36のY-1 〜Y-19)
。
【0133】カプラー以外の添加剤としては、以下のも
のが好ましい。油溶性有機化合物の分散媒: 特開昭62-2
15272 のP-3,5,16,19,25,30,42,49,54,55,66,81,85,86,
93(140〜144 頁); 油溶性有機化合物の含浸用ラテック
ス: US4,199,363に記載のラテックス; 現像主薬酸化体
スカベンジャー: US 4,978,606のカラム2の54〜62行の
式(I) で表わされる化合物(特にI-,(1),(2),(6),(12)
(カラム4〜5)、US 4,923,787のカラム2の5〜10行
の式(特に化合物1(カラム3); ステイン防止剤: EP
298321Aの4頁30〜33行の式(I) 〜(III),特にI-47,72,
III-1,27(24 〜48頁); 褪色防止剤: EP 298321AのA-6,
7,20,21,23,24,25,26,30,37,40,42,48,63,90,92,94,164
(69 〜118 頁), US5,122,444のカラム25〜38のII-1〜II
I-23, 特にIII-10, EP 471347Aの8 〜12頁のI-1 〜III-
4,特にII-2, US 5,139,931のカラム32〜40のA-1 〜48,
特にA-39,42; 発色増強剤または混色防止剤の使用量を
低減させる素材: EP 411324Aの5 〜24頁のI-1 〜II-15,
特にI-46; ホルマリンスカベンジャー: EP 477932Aの24
〜29頁のSCV-1 〜28, 特にSCV-8; 硬膜剤: 特開平1-21
4845の17頁のH-1,4,6,8,14, US 4,618,573のカラム13〜
23の式(VII) 〜(XII) で表わされる化合物(H-1〜54),特
開平2-214852の8頁右下の式(6) で表わされる化合物(H
-1〜76),特にH-14, US 3,325,287のクレーム1に記載の
化合物; 現像抑制剤プレカーサー: 特開昭62-168139 の
P-24,37,39(6〜7 頁); US 5,019,492 のクレーム1に記
載の化合物,特にカラム7の28,29; 防腐剤、防黴剤:
US 4,923,790のカラム3 〜15のI-1 〜III-43, 特にII-
1,9,10,18,III-25; 安定剤、かぶり防止剤: US 4,923,
793のカラム6 〜16のI-1 〜(14),特にI-1,60,(2),(13),
US 4,952,483 のカラム25〜32の化合物1〜65, 特に3
6:化学増感剤: トリフェニルホスフィン セレニド, 特
開平5-40324 の化合物50;染料: 特開平3-156450の15〜1
8頁のa-1 〜b-20, 特にa-1,12,18,27,35,36,b-5,27 〜2
9頁のV-1 〜23, 特にV-1, EP 445627A の33〜55頁のF-I
-1 〜F-II-43,特にF-I-11,F-II-8, EP 457153A の17〜2
8頁のIII-1 〜36, 特にIII-1,3, WO 88/04794の8〜26
のDye-1 〜124 の微結晶分散体, EP 319999Aの6〜11頁
の化合物1〜22, 特に化合物1, EP 519306A の式(1) な
いし(3) で表わされる化合物D-1 〜87(3〜28頁),US 4,2
68,622の式(I) で表わされる化合物1〜22 (カラム3〜
10), US 4,923,788 の式(I) で表わされる化合物(1) 〜
(31) (カラム2〜9); UV吸収剤: 特開昭46-3335 の式
(1) で表わされる化合物(18b) 〜(18r),101 〜427(6〜
9頁),EP 520938Aの式(I) で表わされる化合物(3) 〜(6
6)(10 〜44頁) 及び式(III) で表わされる化合物HBT-1
〜10(14 頁), EP 521823A の式(1) で表わされる化合物
(1) 〜(31) (カラム2〜9)。
のが好ましい。油溶性有機化合物の分散媒: 特開昭62-2
15272 のP-3,5,16,19,25,30,42,49,54,55,66,81,85,86,
93(140〜144 頁); 油溶性有機化合物の含浸用ラテック
ス: US4,199,363に記載のラテックス; 現像主薬酸化体
スカベンジャー: US 4,978,606のカラム2の54〜62行の
式(I) で表わされる化合物(特にI-,(1),(2),(6),(12)
(カラム4〜5)、US 4,923,787のカラム2の5〜10行
の式(特に化合物1(カラム3); ステイン防止剤: EP
298321Aの4頁30〜33行の式(I) 〜(III),特にI-47,72,
III-1,27(24 〜48頁); 褪色防止剤: EP 298321AのA-6,
7,20,21,23,24,25,26,30,37,40,42,48,63,90,92,94,164
(69 〜118 頁), US5,122,444のカラム25〜38のII-1〜II
I-23, 特にIII-10, EP 471347Aの8 〜12頁のI-1 〜III-
4,特にII-2, US 5,139,931のカラム32〜40のA-1 〜48,
特にA-39,42; 発色増強剤または混色防止剤の使用量を
低減させる素材: EP 411324Aの5 〜24頁のI-1 〜II-15,
特にI-46; ホルマリンスカベンジャー: EP 477932Aの24
〜29頁のSCV-1 〜28, 特にSCV-8; 硬膜剤: 特開平1-21
4845の17頁のH-1,4,6,8,14, US 4,618,573のカラム13〜
23の式(VII) 〜(XII) で表わされる化合物(H-1〜54),特
開平2-214852の8頁右下の式(6) で表わされる化合物(H
-1〜76),特にH-14, US 3,325,287のクレーム1に記載の
化合物; 現像抑制剤プレカーサー: 特開昭62-168139 の
P-24,37,39(6〜7 頁); US 5,019,492 のクレーム1に記
載の化合物,特にカラム7の28,29; 防腐剤、防黴剤:
US 4,923,790のカラム3 〜15のI-1 〜III-43, 特にII-
1,9,10,18,III-25; 安定剤、かぶり防止剤: US 4,923,
793のカラム6 〜16のI-1 〜(14),特にI-1,60,(2),(13),
US 4,952,483 のカラム25〜32の化合物1〜65, 特に3
6:化学増感剤: トリフェニルホスフィン セレニド, 特
開平5-40324 の化合物50;染料: 特開平3-156450の15〜1
8頁のa-1 〜b-20, 特にa-1,12,18,27,35,36,b-5,27 〜2
9頁のV-1 〜23, 特にV-1, EP 445627A の33〜55頁のF-I
-1 〜F-II-43,特にF-I-11,F-II-8, EP 457153A の17〜2
8頁のIII-1 〜36, 特にIII-1,3, WO 88/04794の8〜26
のDye-1 〜124 の微結晶分散体, EP 319999Aの6〜11頁
の化合物1〜22, 特に化合物1, EP 519306A の式(1) な
いし(3) で表わされる化合物D-1 〜87(3〜28頁),US 4,2
68,622の式(I) で表わされる化合物1〜22 (カラム3〜
10), US 4,923,788 の式(I) で表わされる化合物(1) 〜
(31) (カラム2〜9); UV吸収剤: 特開昭46-3335 の式
(1) で表わされる化合物(18b) 〜(18r),101 〜427(6〜
9頁),EP 520938Aの式(I) で表わされる化合物(3) 〜(6
6)(10 〜44頁) 及び式(III) で表わされる化合物HBT-1
〜10(14 頁), EP 521823A の式(1) で表わされる化合物
(1) 〜(31) (カラム2〜9)。
【0134】本発明は、一般用もしくは映画用のカラー
ネガフィルム、スライド用もしくはテレビ用のカラー反
転フィルム、カラーペーパー、カラーポジフィルムおよ
びカラー反転ペーパーのような種々のカラー感光材料に
適用することができる。また、特公平2-32615 、実公平
3-39784 に記載されているレンズ付きフイルムユニット
用に好適である。本発明に使用できる適当な支持体は、
例えば、前述のRD.No.17643 の28頁、同No.18716の 6
47頁右欄から 648頁左欄、および同No.307105 の 879頁
に記載されている。好ましくはポリエステル系支持体で
ある。本発明の感光材料は、乳剤層を有する側の全親水
性コロイド層の膜厚の総和が28μm 以下であることが好
ましく、23μm 以下がより好ましく、18μm 以下が更に
好ましく、16μm 以下が特に好ましい。また膜膨潤速度
T1/2 は30秒以下が好ましく、20秒以下がより好まし
い。T1/2 は、発色現像液で30℃、3 分15秒処理した時
に到達する最大膨潤膜厚の90%を飽和膜厚としたとき、
膜厚そのが1/2 に到達するまでの時間と定義する。膜厚
は、25℃相対湿度55%調湿下(2日)で測定した膜厚
を意味し、T1/2 は、エー・グリーン(A.Green)らのフ
ォトグラフィック・サイエンス・アンド・エンジニアリ
ング (Photogr.Sci.Eng.),19卷、2,124 〜129 頁に記
載の型のスエロメーター(膨潤計)を使用することによ
り測定できる。T1/2 は、バインダーとしてのゼラチン
に硬膜剤を加えること、あるいは塗布後の経時条件を変
えることによって調整することができる。また、膨潤率
は 150〜400 %が好ましい。膨潤率とは、さきに述べた
条件下での最大膨潤膜厚から、式:(最大膨潤膜厚−膜
厚)/膜厚 により計算できる。本発明の感光材料は、
乳剤層を有する側の反対側に、乾燥膜厚の総和が2 μm
〜20μm の親水性コロイド層(バック層と称す)を設け
ることが好ましい。このバック層には、前述の光吸収
剤、フィルター染料、紫外線吸収剤、スタチック防止
剤、硬膜剤、バインダー、可塑剤、潤滑剤、塗布助剤、
表面活性剤を含有させることが好ましい。このバック層
の膨潤率は150 〜500 %が好ましい。
ネガフィルム、スライド用もしくはテレビ用のカラー反
転フィルム、カラーペーパー、カラーポジフィルムおよ
びカラー反転ペーパーのような種々のカラー感光材料に
適用することができる。また、特公平2-32615 、実公平
3-39784 に記載されているレンズ付きフイルムユニット
用に好適である。本発明に使用できる適当な支持体は、
例えば、前述のRD.No.17643 の28頁、同No.18716の 6
47頁右欄から 648頁左欄、および同No.307105 の 879頁
に記載されている。好ましくはポリエステル系支持体で
ある。本発明の感光材料は、乳剤層を有する側の全親水
性コロイド層の膜厚の総和が28μm 以下であることが好
ましく、23μm 以下がより好ましく、18μm 以下が更に
好ましく、16μm 以下が特に好ましい。また膜膨潤速度
T1/2 は30秒以下が好ましく、20秒以下がより好まし
い。T1/2 は、発色現像液で30℃、3 分15秒処理した時
に到達する最大膨潤膜厚の90%を飽和膜厚としたとき、
膜厚そのが1/2 に到達するまでの時間と定義する。膜厚
は、25℃相対湿度55%調湿下(2日)で測定した膜厚
を意味し、T1/2 は、エー・グリーン(A.Green)らのフ
ォトグラフィック・サイエンス・アンド・エンジニアリ
ング (Photogr.Sci.Eng.),19卷、2,124 〜129 頁に記
載の型のスエロメーター(膨潤計)を使用することによ
り測定できる。T1/2 は、バインダーとしてのゼラチン
に硬膜剤を加えること、あるいは塗布後の経時条件を変
えることによって調整することができる。また、膨潤率
は 150〜400 %が好ましい。膨潤率とは、さきに述べた
条件下での最大膨潤膜厚から、式:(最大膨潤膜厚−膜
厚)/膜厚 により計算できる。本発明の感光材料は、
乳剤層を有する側の反対側に、乾燥膜厚の総和が2 μm
〜20μm の親水性コロイド層(バック層と称す)を設け
ることが好ましい。このバック層には、前述の光吸収
剤、フィルター染料、紫外線吸収剤、スタチック防止
剤、硬膜剤、バインダー、可塑剤、潤滑剤、塗布助剤、
表面活性剤を含有させることが好ましい。このバック層
の膨潤率は150 〜500 %が好ましい。
【0135】次に本発明に用いられるポリエステル支持
体について記すが、後述する感材、処理、カートリッジ
及び実施例なども含め詳細については、公開技報、公技
番号94-6023(発明協会;1994.3.15.)に記載されている。
本発明に用いられるポリエステルはジオールと芳香族ジ
カルボン酸を必須成分として形成され、芳香族ジカルボ
ン酸として2,6−、1,5−、1,4−、及び2,7
−ナフタレンジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル
酸、フタル酸、ジオールとしてジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、シクロヘキサンジメタノー
ル、ビスフェノールA、ビスフェノールが挙げられる。
この重合ポリマーとしては、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンナフタレート、ポリシクロヘキサンジ
メタノールテレフタレート等のホモポリマーを挙げるこ
とができる。特に好ましいのは2,6−ナフタレンジカ
ルボン酸を50モル%〜 100モル%含むポリエステルであ
る。中でも特に好ましいのはポリエチレン 2,6−ナ
フタレートである。平均分子量の範囲は約 5,000ないし
200,000である。本発明のポリエステルのTgは50℃以上
であり、さらに90℃以上が好ましい。
体について記すが、後述する感材、処理、カートリッジ
及び実施例なども含め詳細については、公開技報、公技
番号94-6023(発明協会;1994.3.15.)に記載されている。
本発明に用いられるポリエステルはジオールと芳香族ジ
カルボン酸を必須成分として形成され、芳香族ジカルボ
ン酸として2,6−、1,5−、1,4−、及び2,7
−ナフタレンジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル
酸、フタル酸、ジオールとしてジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、シクロヘキサンジメタノー
ル、ビスフェノールA、ビスフェノールが挙げられる。
この重合ポリマーとしては、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンナフタレート、ポリシクロヘキサンジ
メタノールテレフタレート等のホモポリマーを挙げるこ
とができる。特に好ましいのは2,6−ナフタレンジカ
ルボン酸を50モル%〜 100モル%含むポリエステルであ
る。中でも特に好ましいのはポリエチレン 2,6−ナ
フタレートである。平均分子量の範囲は約 5,000ないし
200,000である。本発明のポリエステルのTgは50℃以上
であり、さらに90℃以上が好ましい。
【0136】次にポリエステル支持体は、巻き癖をつき
にくくするために熱処理温度は40℃以上Tg未満、より好
ましくはTg−20℃以上Tg未満で熱処理を行う。熱処理は
この温度範囲内の一定温度で実施してもよく、冷却しな
がら熱処理してもよい。この熱処理時間は、 0.1時間以
上1500時間以下、さらに好ましくは 0.5時間以上 200時
間以下である。支持体の熱処理は、ロ−ル状で実施して
もよく、またウェブ状で搬送しながら実施してもよい。
表面に凹凸を付与し(例えばSnO2や Sb2O5等の導電性無
機微粒子を塗布する)、面状改良を図ってもよい。又端
部にロ−レットを付与し端部のみ少し高くすることで巻
芯部の切り口写りを防止するなどの工夫を行うことが望
ましい。これらの熱処理は支持体製膜後、表面処理後、
バック層塗布後(帯電防止剤、滑り剤等)、下塗り塗布
後のどこの段階で実施してもよい。好ましいのは帯電防
止剤塗布後である。このポリエステルには紫外線吸収剤
を練り込んでも良い。又ライトパイピング防止のため、
三菱化成製のDiaresin、日本化薬製のKayaset 等ポリエ
ステル用として市販されている染料または顔料を練り込
むことにより目的を達成することが可能である。
にくくするために熱処理温度は40℃以上Tg未満、より好
ましくはTg−20℃以上Tg未満で熱処理を行う。熱処理は
この温度範囲内の一定温度で実施してもよく、冷却しな
がら熱処理してもよい。この熱処理時間は、 0.1時間以
上1500時間以下、さらに好ましくは 0.5時間以上 200時
間以下である。支持体の熱処理は、ロ−ル状で実施して
もよく、またウェブ状で搬送しながら実施してもよい。
表面に凹凸を付与し(例えばSnO2や Sb2O5等の導電性無
機微粒子を塗布する)、面状改良を図ってもよい。又端
部にロ−レットを付与し端部のみ少し高くすることで巻
芯部の切り口写りを防止するなどの工夫を行うことが望
ましい。これらの熱処理は支持体製膜後、表面処理後、
バック層塗布後(帯電防止剤、滑り剤等)、下塗り塗布
後のどこの段階で実施してもよい。好ましいのは帯電防
止剤塗布後である。このポリエステルには紫外線吸収剤
を練り込んでも良い。又ライトパイピング防止のため、
三菱化成製のDiaresin、日本化薬製のKayaset 等ポリエ
ステル用として市販されている染料または顔料を練り込
むことにより目的を達成することが可能である。
【0137】次に、本発明では支持体と感材構成層を接
着させるために、表面処理することが好ましい。薬品処
理、機械的処理、コロナ放電処理、火焔処理、紫外線処
理、高周波処理、グロー放電処理、活性プラズマ処理、
レーザー処理、混酸処理、オゾン酸化処理、などの表面
活性化処理が挙げられる。表面処理の中でも好ましいの
は、紫外線照射処理、火焔処理、コロナ処理、グロー処
理である。次に下塗法について述べると、単層でもよく
2層以上でもよい。下塗層用バインダーとしては、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、ブタジエン、メタクリル酸、
アクリル酸、イタコン酸、無水マレイン酸などの中から
選ばれた単量体を出発原料とする共重合体を始めとし
て、ポリエチレンイミン、エポキシ樹脂、グラフト化ゼ
ラチン、ニトロセルロース、ゼラチンが挙げられる。支
持体を膨潤させる化合物としてレゾルシンとp−クロル
フェノールがある。下塗層にはゼラチン硬化剤としては
クロム塩(クロム明ばんなど)、アルデヒド類(ホルム
アルデヒド、グルタールアルデヒドなど)、イソシアネ
ート類、活性ハロゲン化合物(2,4−ジクロロ−6−
ヒドロキシ−S−トリアジンなど)、エピクロルヒドリ
ン樹脂、活性ビニルスルホン化合物などを挙げることが
できる。SiO2、TiO2、無機物微粒子又はポリメチルメタ
クリレート共重合体微粒子(0.01〜10μm)をマット剤
として含有させてもよい。
着させるために、表面処理することが好ましい。薬品処
理、機械的処理、コロナ放電処理、火焔処理、紫外線処
理、高周波処理、グロー放電処理、活性プラズマ処理、
レーザー処理、混酸処理、オゾン酸化処理、などの表面
活性化処理が挙げられる。表面処理の中でも好ましいの
は、紫外線照射処理、火焔処理、コロナ処理、グロー処
理である。次に下塗法について述べると、単層でもよく
2層以上でもよい。下塗層用バインダーとしては、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、ブタジエン、メタクリル酸、
アクリル酸、イタコン酸、無水マレイン酸などの中から
選ばれた単量体を出発原料とする共重合体を始めとし
て、ポリエチレンイミン、エポキシ樹脂、グラフト化ゼ
ラチン、ニトロセルロース、ゼラチンが挙げられる。支
持体を膨潤させる化合物としてレゾルシンとp−クロル
フェノールがある。下塗層にはゼラチン硬化剤としては
クロム塩(クロム明ばんなど)、アルデヒド類(ホルム
アルデヒド、グルタールアルデヒドなど)、イソシアネ
ート類、活性ハロゲン化合物(2,4−ジクロロ−6−
ヒドロキシ−S−トリアジンなど)、エピクロルヒドリ
ン樹脂、活性ビニルスルホン化合物などを挙げることが
できる。SiO2、TiO2、無機物微粒子又はポリメチルメタ
クリレート共重合体微粒子(0.01〜10μm)をマット剤
として含有させてもよい。
【0138】また本発明においては、帯電防止剤が好ま
しく用いられる。それらの帯電防止剤としては、カルボ
ン酸及びカルボン酸塩、スルホン酸塩を含む高分子、カ
チオン性高分子、イオン性界面活性剤化合物を挙げるこ
とができる。帯電防止剤として最も好ましいものは、 Z
nO、TiO2、SnO2、Al2O3 、In2O3 、SiO2、 MgO、 BaO、
MoO3、V2O5の中から選ばれた少くとも1種の体積抵抗率
が107 Ω・cm以下、より好ましくは105 Ω・cm以下であ
る粒子サイズ 0.001〜 1.0μm結晶性の金属酸化物ある
いはこれらの複合酸化物(Sb,P,B,In,S,Si,C など)の微
粒子、更にはゾル状の金属酸化物あるいはこれらの複合
酸化物の微粒子である。感材への含有量としては、 5〜
500mg/m2が好ましく特に好ましくは10〜350mg/m2であ
る。導電性の結晶性酸化物又はその複合酸化物とバイン
ダーの量の比は1/300 〜 100/1が好ましく、より好まし
くは 1/100〜 100/5である。
しく用いられる。それらの帯電防止剤としては、カルボ
ン酸及びカルボン酸塩、スルホン酸塩を含む高分子、カ
チオン性高分子、イオン性界面活性剤化合物を挙げるこ
とができる。帯電防止剤として最も好ましいものは、 Z
nO、TiO2、SnO2、Al2O3 、In2O3 、SiO2、 MgO、 BaO、
MoO3、V2O5の中から選ばれた少くとも1種の体積抵抗率
が107 Ω・cm以下、より好ましくは105 Ω・cm以下であ
る粒子サイズ 0.001〜 1.0μm結晶性の金属酸化物ある
いはこれらの複合酸化物(Sb,P,B,In,S,Si,C など)の微
粒子、更にはゾル状の金属酸化物あるいはこれらの複合
酸化物の微粒子である。感材への含有量としては、 5〜
500mg/m2が好ましく特に好ましくは10〜350mg/m2であ
る。導電性の結晶性酸化物又はその複合酸化物とバイン
ダーの量の比は1/300 〜 100/1が好ましく、より好まし
くは 1/100〜 100/5である。
【0139】本発明の感材には滑り性がある事が好まし
い。滑り剤含有層は感光層面、バック面ともに用いるこ
とが好ましい。好ましい滑り性としては動摩擦係数で0.
25以下0.01以上である。この時の測定は直径 5mmのステ
ンレス球に対し、 60cm/分で搬送した時の値を表す(25
℃、60%RH)。この評価において相手材として感光層面
に置き換えてももほぼ同レベルの値となる。本発明に使
用可能な滑り剤としては、ポリオルガノシロキサン、高
級脂肪酸アミド、高級脂肪酸金属塩、高級脂肪酸と高級
アルコールのエステル等であり、ポリオルガノシロキサ
ンとしては、ポリジメチルシロキサン、ポリジエチルシ
ロキサン、ポリスチリルメチルシロキサン、ポリメチル
フェニルシロキサン等を用いることができる。添加層と
しては乳剤層の最外層やバック層が好ましい。特にポリ
ジメチルシロキサンや長鎖アルキル基を有するエステル
が好ましい。
い。滑り剤含有層は感光層面、バック面ともに用いるこ
とが好ましい。好ましい滑り性としては動摩擦係数で0.
25以下0.01以上である。この時の測定は直径 5mmのステ
ンレス球に対し、 60cm/分で搬送した時の値を表す(25
℃、60%RH)。この評価において相手材として感光層面
に置き換えてももほぼ同レベルの値となる。本発明に使
用可能な滑り剤としては、ポリオルガノシロキサン、高
級脂肪酸アミド、高級脂肪酸金属塩、高級脂肪酸と高級
アルコールのエステル等であり、ポリオルガノシロキサ
ンとしては、ポリジメチルシロキサン、ポリジエチルシ
ロキサン、ポリスチリルメチルシロキサン、ポリメチル
フェニルシロキサン等を用いることができる。添加層と
しては乳剤層の最外層やバック層が好ましい。特にポリ
ジメチルシロキサンや長鎖アルキル基を有するエステル
が好ましい。
【0140】本発明の感材にはマット剤が有る事が好ま
しい。マット剤としては乳剤面、バック面とどちらでも
よいが、乳剤側の最外層に添加するのが特に好ましい。
マット剤は処理液可溶性でも処理液不溶性でもよく、好
ましくは両者を併用することである。例えばポリメチル
メタクリレート、ポリ(メチルメタクリレート/メタク
リル酸= 9/1又は5/5(モル比))、ポリスチレン粒子など
が好ましい。粒径としては 0.8〜10μmが好ましく、そ
の粒径分布も狭いほうが好ましく、平均粒径の0.9〜 1.
1倍の間に全粒子数の90%以上が含有されることが好ま
しい。又 マット性を高めるために 0.8μm以下の微粒
子を同時に添加することも好ましく例えばポリメチルメ
タクリレート(0.2μm)、ポリ(メチルメタクリレート
/メタクリル酸= 9/1(モル比)、 0.3μm))、ポリス
チレン粒子(0.25μm)、コロイダルシリカ(0.03μm)
が挙げられる。
しい。マット剤としては乳剤面、バック面とどちらでも
よいが、乳剤側の最外層に添加するのが特に好ましい。
マット剤は処理液可溶性でも処理液不溶性でもよく、好
ましくは両者を併用することである。例えばポリメチル
メタクリレート、ポリ(メチルメタクリレート/メタク
リル酸= 9/1又は5/5(モル比))、ポリスチレン粒子など
が好ましい。粒径としては 0.8〜10μmが好ましく、そ
の粒径分布も狭いほうが好ましく、平均粒径の0.9〜 1.
1倍の間に全粒子数の90%以上が含有されることが好ま
しい。又 マット性を高めるために 0.8μm以下の微粒
子を同時に添加することも好ましく例えばポリメチルメ
タクリレート(0.2μm)、ポリ(メチルメタクリレート
/メタクリル酸= 9/1(モル比)、 0.3μm))、ポリス
チレン粒子(0.25μm)、コロイダルシリカ(0.03μm)
が挙げられる。
【0141】次に本発明で用いられるフィルムパトロー
ネについて記す。本発明で使用されるパトローネの主材
料は金属でも合成プラスチックでもよい。好ましいプラ
スチック材料はポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリフェニルエーテルなどである。更に本発明
のパトローネは、各種の帯電防止剤を含有してもよくカ
ーボンブラック、金属酸化物粒子、ノニオン、アニオ
ン、カチオン及びベタイン系界面活性剤又はポリマー等
を好ましく用いることが出来る。これらの帯電防止され
たパトローネは特開平1-312537、同1-312538に記載され
ている。特に25℃、25%RHでの抵抗が1012Ω以下が好ま
しい。通常プラスチックパトローネは、遮光性を付与す
るためにカーボンブラックや顔料などを練り込んだプラ
スチックを使って製作される。パトローネのサイズは現
在 135サイズのままでもよいし、カメラの小型化には、
現在の 135サイズの25mmのカートリッジの径を22mm以下
とすることも有効である。パトローネのケースの容積
は、30cm3以下好ましくは 25cm3以下とすることが好ま
しい。パトローネおよびパトローネケースに使用される
プラスチックの重量は5g〜15g が好ましい。
ネについて記す。本発明で使用されるパトローネの主材
料は金属でも合成プラスチックでもよい。好ましいプラ
スチック材料はポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリフェニルエーテルなどである。更に本発明
のパトローネは、各種の帯電防止剤を含有してもよくカ
ーボンブラック、金属酸化物粒子、ノニオン、アニオ
ン、カチオン及びベタイン系界面活性剤又はポリマー等
を好ましく用いることが出来る。これらの帯電防止され
たパトローネは特開平1-312537、同1-312538に記載され
ている。特に25℃、25%RHでの抵抗が1012Ω以下が好ま
しい。通常プラスチックパトローネは、遮光性を付与す
るためにカーボンブラックや顔料などを練り込んだプラ
スチックを使って製作される。パトローネのサイズは現
在 135サイズのままでもよいし、カメラの小型化には、
現在の 135サイズの25mmのカートリッジの径を22mm以下
とすることも有効である。パトローネのケースの容積
は、30cm3以下好ましくは 25cm3以下とすることが好ま
しい。パトローネおよびパトローネケースに使用される
プラスチックの重量は5g〜15g が好ましい。
【0142】更に本発明で用いられる、スプールを回転
してフイルムを送り出すパトローネでもよい。またフイ
ルム先端がパトローネ本体内に収納され、スプール軸を
フイルム送り出し方向に回転させることによってフイル
ム先端をパトローネのポート部から外部に送り出す構造
でもよい。これらはUS 4,834,306、同 5,226,613に開示
されている。本発明に用いられる写真フイルムは現像前
のいわゆる生フイルムでもよいし、現像処理された写真
フイルムでもよい。又、生フイルムと現像済みの写真フ
ィルムが同じ新パトローネに収納されていてもよいし、
異なるパトローネでもよい。
してフイルムを送り出すパトローネでもよい。またフイ
ルム先端がパトローネ本体内に収納され、スプール軸を
フイルム送り出し方向に回転させることによってフイル
ム先端をパトローネのポート部から外部に送り出す構造
でもよい。これらはUS 4,834,306、同 5,226,613に開示
されている。本発明に用いられる写真フイルムは現像前
のいわゆる生フイルムでもよいし、現像処理された写真
フイルムでもよい。又、生フイルムと現像済みの写真フ
ィルムが同じ新パトローネに収納されていてもよいし、
異なるパトローネでもよい。
【0143】以下に具体例を挙げて本発明を更に詳しく
説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、実施例に限
定されるものではない。
説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、実施例に限
定されるものではない。
【0144】
実施例1 下塗りを施した三酢酸セルロースフィルム支持体上に、
下記に示すような組成の各層を重層塗布し、多層カラー
感光材料である試料101を作製した。(感光層組成)
各層に使用する素材の主なものは下記のように分類され
ている; ExC:シアンカプラー UV :紫外線吸収剤 ExM:マゼンタカプラー HBS:高沸点有機溶剤 ExY:イエローカプラー H :ゼラチン硬化剤 ExS:増感色素 各成分に対応する数字は、g/m2単位で表した塗布量を
示し、ハロゲン化銀については、銀換算の塗布量を示
す。ただし増感色素については、同一層のハロゲン化銀
1モルに対する塗布量をモル単位で示す。
下記に示すような組成の各層を重層塗布し、多層カラー
感光材料である試料101を作製した。(感光層組成)
各層に使用する素材の主なものは下記のように分類され
ている; ExC:シアンカプラー UV :紫外線吸収剤 ExM:マゼンタカプラー HBS:高沸点有機溶剤 ExY:イエローカプラー H :ゼラチン硬化剤 ExS:増感色素 各成分に対応する数字は、g/m2単位で表した塗布量を
示し、ハロゲン化銀については、銀換算の塗布量を示
す。ただし増感色素については、同一層のハロゲン化銀
1モルに対する塗布量をモル単位で示す。
【0145】(試料101) 第1層(ハレーション防止層) 黒色コロイド銀 銀 0.09 ゼラチン 1.60 ExM−1 0.12 ExF−1 2.0×10-3 固体分散染料ExF−2 0.030 固体分散染料ExF−3 0.040 HBS−1 0.15 HBS−2 0.02
【0146】第2層(中間層) 沃臭化銀乳剤M 銀 0.065 ExC−2 0.04 ポリエチルアクリレートラテックス 0.20 ゼラチン 1.04
【0147】第3層(低感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤A 銀 0.25 沃臭化銀乳剤B 銀 0.25 ExS−1 6.9×10-5 ExS−2 1.8×10-5 ExS−3 3.1×10-4 ExC−1 0.17 ExC−3 0.030 ExC−4 0.10 ExC−5 0.020 ExC−6 0.010 Cpd−2 0.025 HBS−1 0.10 ゼラチン 0.87
【0148】第4層(中感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤C 銀 0.70 ExS−1 3.5×10-4 ExS−2 1.6×10-5 ExS−3 5.1×10-4 ExC−1 0.13 ExC−2 0.060 ExC−3 0.0070 ExC−4 0.090 ExC−5 0.015 ExC−6 0.0070 Cpd−2 0.023 HBS−1 0.10 ゼラチン 0.75
【0149】第5層(高感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤D 銀 1.40 ExS−1 2.4×10-4 ExS−2 1.0×10-4 ExS−3 3.4×10-4 ExC−1 0.10 ExC−3 0.045 ExC−6 0.020 ExC−7 0.010 Cpd−2 0.050 HBS−1 0.22 HBS−2 0.050 ゼラチン 1.10
【0150】第6層(中間層) Cpd−1 0.090 固体分散染料ExF−4 0.030 HBS−1 0.050 ポリエチルアクリレートラテックス 0.15 ゼラチン 1.10
【0151】第7層(低感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤E 銀 0.15 沃臭化銀乳剤F 銀 0.10 沃臭化銀乳剤G 銀 0.10 ExS−4 3.0×10-5 ExS−5 2.1×10-4 ExS−6 8.0×10-4 ExM−2 0.33 ExM−3 0.086 ExY−1 0.015 HBS−1 0.30 HBS−3 0.010 ゼラチン 0.73
【0152】第8層(中感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤H 銀 0.80 ExS−4 3.2×10-5 ExS−5 2.2×10-4 ExS−6 8.4×10-4 ExC−8 0.010 ExM−4 0.082 ExM−3 0.025 ExY−1 0.018 ExY−4 0.010 ExY−5 0.040 HBS−1 0.13 HBS−3 4.0×10-3 ゼラチン 0.80
【0153】第9層(高感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤I 銀 1.25 ExS−4 3.7×10-5 ExS−5 8.1×10-5 ExS−6 3.2×10-4 ExC−1 0.010 ExM−1 0.020 ExM−4 0.028 ExM−5 0.024 Cpd−3 0.040 HBS−1 0.25 ポリエチルアクリレートラテックス 0.15 ゼラチン 1.33
【0154】第10層(イエローフィルター層) 黄色コロイド銀 銀 0.015 Cpd−1 0.16 固体分散染料ExF−5 0.060 固体分散染料ExF−6 0.060 油溶性染料ExF−7 0.010 HBS−1 0.60 ゼラチン 0.60
【0155】第11層(低感度青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤J 銀 0.09 沃臭化銀乳剤K 銀 0.09 ExS−7 8.6×10-4 ExC−8 7.0×10-3 ExY−1 0.050 ExY−2 0.22 ExY−3 0.50 ExY−4 0.020 Cpd−2 0.10 Cpd−3 4.0×10-3 HBS−1 0.28 ゼラチン 1.20
【0156】第12層(高感度青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤L 銀 1.00 ExS−7 4.0×10-4 ExY−2 0.10 ExY−3 0.10 ExY−4 0.010 Cpd−2 0.10 Cpd−3 1.0×10-3 HBS−1 0.070 ゼラチン 0.70
【0157】第13層(第1保護層) UV−1 0.19 UV−2 0.075 UV−3 0.065 HBS−1 5.0×10-2 HBS−4 5.0×10-2 ゼラチン 1.8
【0158】第14層(第2保護層) 沃臭化銀乳剤M 銀 0.10 H−1 0.40 B−1(直径 1.7 μm) 5.0×10-2 B−2(直径 1.7 μm) 0.13 B−3 0.05 S−1 0.20 ゼラチン 0.70
【0159】更に、各層に適宜、保存性、処理性、圧力
耐性、防黴・防菌性、帯電防止性及び塗布性をよくする
ために W−1ないしW−3、B−4ないしB−6、F
−1ないしF−17及び、鉄塩、鉛塩、金塩、白金塩、
パラジウム塩、イリジウム塩、ロジウム塩が含有されて
いる。
耐性、防黴・防菌性、帯電防止性及び塗布性をよくする
ために W−1ないしW−3、B−4ないしB−6、F
−1ないしF−17及び、鉄塩、鉛塩、金塩、白金塩、
パラジウム塩、イリジウム塩、ロジウム塩が含有されて
いる。
【0160】
【表2】
【0161】表2において、 (1)乳剤J〜Lは特開平2-191938号の実施例に従い、
二酸化チオ尿素とチオスルフォン酸を用いて粒子調製時
に還元増感されている。 (2)乳剤A〜Iは特開平3-237450号の実施例に従い、
各感光層に記載の分光増感色素とチオシアン酸ナトリウ
ムの存在下に金増感、硫黄増感とセレン増感が施されて
いる。 (3)平板状粒子の調製には特開平1-158426号の実施例
に従い、低分子量ゼラチンを使用している。 (4)平板状粒子には特開平3-237450号に記載されてい
るような転位線が高圧電子顕微鏡を用いて観察されてい
る。 (5)乳剤Lは特開昭60-143331 号に記載されている内
部高ヨードコアーを含有する二重構造粒子である。
二酸化チオ尿素とチオスルフォン酸を用いて粒子調製時
に還元増感されている。 (2)乳剤A〜Iは特開平3-237450号の実施例に従い、
各感光層に記載の分光増感色素とチオシアン酸ナトリウ
ムの存在下に金増感、硫黄増感とセレン増感が施されて
いる。 (3)平板状粒子の調製には特開平1-158426号の実施例
に従い、低分子量ゼラチンを使用している。 (4)平板状粒子には特開平3-237450号に記載されてい
るような転位線が高圧電子顕微鏡を用いて観察されてい
る。 (5)乳剤Lは特開昭60-143331 号に記載されている内
部高ヨードコアーを含有する二重構造粒子である。
【0162】有機固体分散染料の分散物の調製 下記、ExF−2を次の方法で分散した。即ち、水21.7
ミリリットル及び5%水溶液のp−オクチルフェノキシエトキ
シエトキシエタンスルホン酸ソーダ3ミリリットル並びに5%
水溶液のp−オクチルフェノキシポリオキシエチレンエ
−テル(重合度10) 0.5gとを 700ミリリットルのポットミル
に入れ、染料ExF−2を 5.0gと酸化ジルコニウムビ
−ズ(直径1mm) 500ミリリットルを添加して内容物を2時間
分散した。この分散には中央工機製のBO型振動ボール
ミルを用いた。分散後、内容物を取り出し、12.5%ゼラ
チン水溶液8gに添加し、ビーズを濾過して除き、染料
のゼラチン分散物を得た。染料微粒子の平均粒径は0.44
μmであった。
ミリリットル及び5%水溶液のp−オクチルフェノキシエトキ
シエトキシエタンスルホン酸ソーダ3ミリリットル並びに5%
水溶液のp−オクチルフェノキシポリオキシエチレンエ
−テル(重合度10) 0.5gとを 700ミリリットルのポットミル
に入れ、染料ExF−2を 5.0gと酸化ジルコニウムビ
−ズ(直径1mm) 500ミリリットルを添加して内容物を2時間
分散した。この分散には中央工機製のBO型振動ボール
ミルを用いた。分散後、内容物を取り出し、12.5%ゼラ
チン水溶液8gに添加し、ビーズを濾過して除き、染料
のゼラチン分散物を得た。染料微粒子の平均粒径は0.44
μmであった。
【0163】同様にして、ExF−3、ExF−4及び
ExF−6の固体分散物を得た。染料微粒子の平均粒径
はそれぞれ、0.24μm、0.45μm、0.52μmであった。
ExF−5は欧州特許出願公開(EP)第549,489A号明細
書の実施例1に記載の微小析出(Microprecipitation)
分散方法により分散した。平均粒径は0.06μmであっ
た。
ExF−6の固体分散物を得た。染料微粒子の平均粒径
はそれぞれ、0.24μm、0.45μm、0.52μmであった。
ExF−5は欧州特許出願公開(EP)第549,489A号明細
書の実施例1に記載の微小析出(Microprecipitation)
分散方法により分散した。平均粒径は0.06μmであっ
た。
【0164】
【化36】
【0165】
【化37】
【0166】
【化38】
【0167】
【化39】
【0168】
【化40】
【0169】
【化41】
【0170】
【化42】
【0171】
【化43】
【0172】
【化44】
【0173】
【化45】
【0174】
【化46】
【0175】
【化47】
【0176】
【化48】
【0177】
【化49】
【0178】
【化50】
【0179】
【化51】
【0180】試料102以降は、表3及び表4に示すよ
うに緑感性層の第7層〜第9層に使用の主カプラーEx
M−2、4及び5を比較カプラーや本発明の一般式
(I)で表わされるカプラーに等モル量置き換え、非感
光性層及び/又は感光性層に水難溶性の塩基性金属化合
物を添加又は無添加にして試料120迄を作製した。な
お、ポリマーカプラーについては、構成ユニットを1モ
ルに換算して置き換えた。また、比較カプラーについて
は、化52及び化53に示す。塩基性金属化合物の分散
物の平均粒径はいずれも0.3μである。
うに緑感性層の第7層〜第9層に使用の主カプラーEx
M−2、4及び5を比較カプラーや本発明の一般式
(I)で表わされるカプラーに等モル量置き換え、非感
光性層及び/又は感光性層に水難溶性の塩基性金属化合
物を添加又は無添加にして試料120迄を作製した。な
お、ポリマーカプラーについては、構成ユニットを1モ
ルに換算して置き換えた。また、比較カプラーについて
は、化52及び化53に示す。塩基性金属化合物の分散
物の平均粒径はいずれも0.3μである。
【0181】
【化52】
【0182】
【化53】
【0183】作製したこれら試料101〜120は、3
5mm幅に裁断・加工し、これらの試料の1つの組には白
光の、もう1つの組にはGフィルターを付して階調露光
を与えて下記のカラー現像処理(A)を実施した。
5mm幅に裁断・加工し、これらの試料の1つの組には白
光の、もう1つの組にはGフィルターを付して階調露光
を与えて下記のカラー現像処理(A)を実施した。
【0184】現像処理(A)の工程および処理液組成 処理工程 温度 時間 発色現像 45℃ 60秒 漂白定着 40℃ 60秒 水洗 (1) 40℃ 15秒 水洗 (2) 40℃ 15秒 水洗 (3) 40℃ 15秒 安 定 40℃ 15秒 乾 燥 80℃ 60秒 (水洗は(3) から (1)への3タンク向流方式とした。)
【0185】液組成 (発色現像液) タンク液(g) ジエチレントリアミン五酢酸 2.0 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 3.3 亜硫酸ナトリウム 3.9 炭酸カリウム 37.5 臭化カリウム 4.0 沃化カリウム 1.3 mg ピコリン酸 12 ヒドロキシルアミン硫酸塩 1.5 ジナトリウムN,N−ビス(スルホナートエチル) ヒドロキシルアミン 10.0 2−メチル−4−〔N−エチル−N−(β−ヒドロキシ エチル)アミノ〕アニリン硫酸塩 18.0 水を加えて 1.0 リットル pH(水酸化カリウムと硫酸にて調製) 10.05
【0186】 (漂白定着液) (単位g) エチレンジアミン−(2−カルボキシフェニル) −N,N′,N′−三酢酸 0.17 硝酸第二鉄九水和物 0.15 チオ硫酸アンモニウム 1.25 亜硫酸アンモニウム 0.10 メタカルボキシベンゼンスルフィン酸 0.05 水を加えて 1.0 リットル pH(酢酸とアンモニアで調製) 5.8
【0187】(水洗水)水道水をH型強酸性カチオン交
換樹脂(ロームアンドハース社製アンバーライト IR
−120B)と、OH型強塩基性アニオン交換樹脂(同
アンバーライトIR−400)を充填した混床式カラム
に通水してカルシウム及びマグネシウムイオン濃度を3
mg/リットル以下に処理し、続いて二塩化イソシアヌー
ル酸ナトリウム20mg/リットルと硫酸ナトリウム15
0mg/リットルを添加した。この液のpHは6.5〜
7.5の範囲にあった。
換樹脂(ロームアンドハース社製アンバーライト IR
−120B)と、OH型強塩基性アニオン交換樹脂(同
アンバーライトIR−400)を充填した混床式カラム
に通水してカルシウム及びマグネシウムイオン濃度を3
mg/リットル以下に処理し、続いて二塩化イソシアヌー
ル酸ナトリウム20mg/リットルと硫酸ナトリウム15
0mg/リットルを添加した。この液のpHは6.5〜
7.5の範囲にあった。
【0188】 (安定液) (単位g) p−トルエンスルフィン酸ナトリウム 0.03 ポリオキシエチレン−p−モノノニルフェニルエーテル (平均重合度10) 0.2 1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン ナトリウム 0.10 エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩 0.05 1,2,4−トリアゾール 1.3 1,4−ビス(1,2,4−トリアゾール−1− イルメチル)ピペラジン 0.75 水を加えて 1.0 リットル pH 8.5
【0189】さらに、別途上記と同じ白光の階調露光を
与えた試料について、富士写真フイルム(株)社製自動
現像機FP−560Bを使用してCN−16FAのラン
ニング処理を実施しているカラー現像処理を行った。
与えた試料について、富士写真フイルム(株)社製自動
現像機FP−560Bを使用してCN−16FAのラン
ニング処理を実施しているカラー現像処理を行った。
【0190】現像処理済みの試料は、それぞれマゼンタ
色像の濃度測定を行い、その特性曲線を得た。白光の階
調露光を与えた試料についてはシアン色像の特性曲線も
得た。これらの特性曲線を基に以下の性能について評価
を行った。
色像の濃度測定を行い、その特性曲線を得た。白光の階
調露光を与えた試料についてはシアン色像の特性曲線も
得た。これらの特性曲線を基に以下の性能について評価
を行った。
【0191】(1)写真性(γ値) 白光露光を与えて得られた試料のマゼンタ濃度及びシア
ン濃度を測定して得た特性曲線から、露光量の対数(横
軸)に対して吸収濃度が、最小濃度+0.2、+0.
5、+1.0、+1.5、+2.0の点をそれぞれプロ
ットし、これらの5点を最小自乗法で直線近似した後、
横軸からの角度θに対するtanθをその特性曲線の階
調度γと定義して、現像処理(A)から得たγをγA と
し、CN−16FAからのγをγs とした。 (i)マゼンタ色像のγ 現像処理(A)から得たγA について、それぞれ同一母
核系カプラーを使用したグループの中の水難溶性塩基性
金属化合物無添加の試料のγを基準(1.00)にして
該塩基性金属化合物を添加した試料のγとの比を求め
た。CN−16FAから得たγS についても同様にして
求めた。共に基準値1.00に近い値ほど該塩基性金属
化合物添加の影響を受けないで良好な発色性を示すこと
を表わしている。 (ii)シアン色像のγ 現像処理(A)から得たγA とCN−16FAから得た
γS との比γA /γSを求めた。γA /γS 比の値が
1.00に近い程、両者の処理差がなく、迅速処理適性
を有し、良好な発色を示すものである。
ン濃度を測定して得た特性曲線から、露光量の対数(横
軸)に対して吸収濃度が、最小濃度+0.2、+0.
5、+1.0、+1.5、+2.0の点をそれぞれプロ
ットし、これらの5点を最小自乗法で直線近似した後、
横軸からの角度θに対するtanθをその特性曲線の階
調度γと定義して、現像処理(A)から得たγをγA と
し、CN−16FAからのγをγs とした。 (i)マゼンタ色像のγ 現像処理(A)から得たγA について、それぞれ同一母
核系カプラーを使用したグループの中の水難溶性塩基性
金属化合物無添加の試料のγを基準(1.00)にして
該塩基性金属化合物を添加した試料のγとの比を求め
た。CN−16FAから得たγS についても同様にして
求めた。共に基準値1.00に近い値ほど該塩基性金属
化合物添加の影響を受けないで良好な発色性を示すこと
を表わしている。 (ii)シアン色像のγ 現像処理(A)から得たγA とCN−16FAから得た
γS との比γA /γSを求めた。γA /γS 比の値が
1.00に近い程、両者の処理差がなく、迅速処理適性
を有し、良好な発色を示すものである。
【0192】(2)色再現性 Gフィルターを付して階調露光を与え、現像処理(A)
を行って得られた試料について、そのマゼンタ濃度とイ
エロー濃度の両方を測定して特性曲線を得、マゼンタ濃
度の特性曲線上の最小濃度+1.5の濃度を与える露光
量の点のイエロー濃度をそれぞれの試料について求め、
試料101の値を基準にしてその差(△DY )を算出し
た。△DY の値が大きい程、マゼンタ色像のなかのイエ
ロー成分の吸収が小さく、マゼンタ色の色純度が高いこ
とを示し、色再現性に優れていることを示す。
を行って得られた試料について、そのマゼンタ濃度とイ
エロー濃度の両方を測定して特性曲線を得、マゼンタ濃
度の特性曲線上の最小濃度+1.5の濃度を与える露光
量の点のイエロー濃度をそれぞれの試料について求め、
試料101の値を基準にしてその差(△DY )を算出し
た。△DY の値が大きい程、マゼンタ色像のなかのイエ
ロー成分の吸収が小さく、マゼンタ色の色純度が高いこ
とを示し、色再現性に優れていることを示す。
【0193】(1)及び(2)の結果は表3及び表4に
まとめて示す。
まとめて示す。
【0194】
【表3】
【0195】
【表4】
【0196】表から、本発明の一般式(I)で表わされ
るカプラーを緑感性層に使用し、かつ、水難溶性の塩基
性金属化合物を含む感材は、該塩基性金属化合物のトリ
ガーを含有する迅速発色現像液で処理を実施しても、現
行の一般的なカラーネガ現像であるCN−16FAと比
較しても優れた階調を与え、良好な発色性を示す迅速処
理ができることを試料108〜120は示している。こ
れに対し、該塩基性金属化合物を含有する比較試料で
は、現像処理(A)を行っても発色性は充分でなく、そ
の階調は低い。特に、同じピロゾロトリアゾールカプラ
ーであっても6位に嵩高い置換基を有するか否かによっ
て大きな発色性の相異を示すことが、試料104、10
6と試料108〜120を比べたときに明らかである。
さらに、本発明の試料108〜120は、得られるマゼ
ンタ色像はイエロー成分の吸収が小さく、色純度が高い
こと、これによって良好な色再現性を与えることもわか
る。なお、イエロー成分の吸収の小さいことは、感材に
使用しているカラードカプラー、特にイエローカラード
シアンカプラー(ExC−5)の使用量を低減できるこ
とを示唆している。実際に、約2/3量までは低減でき
ることが確認される。このことは、多量のカラープリン
ト時には、プリントの露光時間を短くすることができる
利点ともなる。
るカプラーを緑感性層に使用し、かつ、水難溶性の塩基
性金属化合物を含む感材は、該塩基性金属化合物のトリ
ガーを含有する迅速発色現像液で処理を実施しても、現
行の一般的なカラーネガ現像であるCN−16FAと比
較しても優れた階調を与え、良好な発色性を示す迅速処
理ができることを試料108〜120は示している。こ
れに対し、該塩基性金属化合物を含有する比較試料で
は、現像処理(A)を行っても発色性は充分でなく、そ
の階調は低い。特に、同じピロゾロトリアゾールカプラ
ーであっても6位に嵩高い置換基を有するか否かによっ
て大きな発色性の相異を示すことが、試料104、10
6と試料108〜120を比べたときに明らかである。
さらに、本発明の試料108〜120は、得られるマゼ
ンタ色像はイエロー成分の吸収が小さく、色純度が高い
こと、これによって良好な色再現性を与えることもわか
る。なお、イエロー成分の吸収の小さいことは、感材に
使用しているカラードカプラー、特にイエローカラード
シアンカプラー(ExC−5)の使用量を低減できるこ
とを示唆している。実際に、約2/3量までは低減でき
ることが確認される。このことは、多量のカラープリン
ト時には、プリントの露光時間を短くすることができる
利点ともなる。
【0197】実施例2 実施例1で作製した試料101〜120を使用し、現像
処理(A)の発色現像液に使用したピコリン酸を他のト
リガーに変更して処理を行い、マゼンタ色像の階調度を
実施例1と同様の方法で評価を実施した。 現像処理A−1 ピコリン酸を等モルのピリジン−2,6−ジカルボン酸
に置き換えた発色現像液。 現像処理A−2 ピコリン酸を等モルの5−メチルピコリン酸に置き換え
た発色現像液。 現像処理A−3 ピコリン酸を等モルのピリジン−2,5−ジカルボン酸
に置き換えた発色現像液。 現像処理A−4 同じくピコリン酸を等モルのシュウ酸に置き換えた発色
現像液。
処理(A)の発色現像液に使用したピコリン酸を他のト
リガーに変更して処理を行い、マゼンタ色像の階調度を
実施例1と同様の方法で評価を実施した。 現像処理A−1 ピコリン酸を等モルのピリジン−2,6−ジカルボン酸
に置き換えた発色現像液。 現像処理A−2 ピコリン酸を等モルの5−メチルピコリン酸に置き換え
た発色現像液。 現像処理A−3 ピコリン酸を等モルのピリジン−2,5−ジカルボン酸
に置き換えた発色現像液。 現像処理A−4 同じくピコリン酸を等モルのシュウ酸に置き換えた発色
現像液。
【0198】階調度γは、実施例1と同様にして求め
た。例えば、現像処理A−1のγは、γA-1 で表わす。
なお、比較のために現用のカラーネガ処理のCN−16
FAについてのγS は、実施例1の結果を引用した。結
果を表5に示す。色再現性は、実施例1の表3及び表4
に示す結果と同一の結果であったので省略した。
た。例えば、現像処理A−1のγは、γA-1 で表わす。
なお、比較のために現用のカラーネガ処理のCN−16
FAについてのγS は、実施例1の結果を引用した。結
果を表5に示す。色再現性は、実施例1の表3及び表4
に示す結果と同一の結果であったので省略した。
【0199】
【表5】
【0200】表から、本発明の試料108〜120は、
トリガーを変更しても実施例1の結果と同じ様に処理を
行っても現行のカラーネガ処理によって得られる階調と
ほぼ同一階調が得られ良好な発色性能を示すことがわか
る。また、シアン色像の上記各現像処理と現行カラーネ
ガ処理のγ比、γA-1 〜A-4 /γS は、実施例1の結果
とほぼ同一の結果であった。
トリガーを変更しても実施例1の結果と同じ様に処理を
行っても現行のカラーネガ処理によって得られる階調と
ほぼ同一階調が得られ良好な発色性能を示すことがわか
る。また、シアン色像の上記各現像処理と現行カラーネ
ガ処理のγ比、γA-1 〜A-4 /γS は、実施例1の結果
とほぼ同一の結果であった。
【0201】実施例3 実施例1で作製した試料101〜120を使用し、下記
に示す連続処理(ランニング処理)を実施して、実施例
1と同様の性能評価を行った。なお、連続処理は35mm
幅に裁断・加工し、カメラで撮影したものを1日1m2ず
つ15日間にわたり処理した後に行った。
に示す連続処理(ランニング処理)を実施して、実施例
1と同様の性能評価を行った。なお、連続処理は35mm
幅に裁断・加工し、カメラで撮影したものを1日1m2ず
つ15日間にわたり処理した後に行った。
【0202】得られた結果は、実施例1の表3及び表4
に示す結果と同じであって、比較試料に比べ本発明の試
料108〜120は発色性、色再現性ともに優れた結果
を与えるものであった。 (処理工程) 工程 処理時間 処理温度 補充量* タンク容量 発色現像 60秒 45.0 ℃ 260ミリリットル 1リットル 漂 白 20秒 45.0 ℃ 130ミリリットル 1リットル 定 着 40秒 45.0 ℃ 100ミリリットル 1リットル 水洗 (1) 15秒 45.0 ℃ − 1リットル 水洗 (2) 15秒 45.0 ℃ − 1リットル 水洗 (3) 15秒 45.0 ℃ 400ミリリットル 1リットル 乾 燥 45秒 80 ℃ *補充量は感光材料1m2当たり (水洗は(3)から定着までは4タンク向流多段カスケード)
に示す結果と同じであって、比較試料に比べ本発明の試
料108〜120は発色性、色再現性ともに優れた結果
を与えるものであった。 (処理工程) 工程 処理時間 処理温度 補充量* タンク容量 発色現像 60秒 45.0 ℃ 260ミリリットル 1リットル 漂 白 20秒 45.0 ℃ 130ミリリットル 1リットル 定 着 40秒 45.0 ℃ 100ミリリットル 1リットル 水洗 (1) 15秒 45.0 ℃ − 1リットル 水洗 (2) 15秒 45.0 ℃ − 1リットル 水洗 (3) 15秒 45.0 ℃ 400ミリリットル 1リットル 乾 燥 45秒 80 ℃ *補充量は感光材料1m2当たり (水洗は(3)から定着までは4タンク向流多段カスケード)
【0203】以下に処理液の組成を示す。 (発色現像液) タンク液(g) 補充液(g) ジエチレントリアミン五酢酸 2.0 4.0 1−ヒドロキシエチリデン−1,1− ジホスホン酸 3.3 3.3 亜硫酸ナトリウム 3.9 6.5 炭酸カリウム 37.5 39.0 臭化カリウム 2.0 − 沃化カリウム 1.3mg − ピコリン酸 12.0 14.4 ジナトリウム N,N−ビス(スルホ ナートエチル)ヒドロキシルアミン 12.0 17.0 2−メチル−4−〔N−エチル−N− (β−ヒドロキシエチル)アミノ〕 アニリン硫酸塩 11.5 15.0 水を加えて 1.0リットル 1.0 リットル pH(水酸化カリウムと硫酸にて調製) 10.05 10.25
【0204】 (漂白液) タンク液(モル) 補充液(モル) 1,3−ジアミノプロパン四酢酸第二鉄 塩アンモニウム一水塩 0.33 0.50 硝酸第二鉄九水和物 0.30 4.5 臭化アンモニウム 0.80 1.20 硝酸アンモニウム 0.20 0.30 酢酸 0.67 1.0 水を加えて 1.0 リットル 1.0リットル pH〔アンモニア水で調製〕 4.5 4.0
【0205】 (定着液) タンク液、補充液共通(g) 亜硫酸アンモニウム 28 チオ硫酸アンモニウム水溶液(700g/リットル) 280ミリリットル イミダゾール 15 エチレンジアミン四酢酸 15 水を加えて 1.0 リットル pH〔アンモニア水、酢酸で調製〕 5.8
【0206】(水洗水) タンク液、補充液共通 水道水をH型強酸性カチオン交換樹脂(ロームアンドハ
ース社製アンバーライト IR−120B)と、OH型
強塩基製アニオン交換樹脂(同アンバーライトIR−4
00)を充填した混床式カラムに通水してカルシウム及
びマグネシウムイオン濃度を3mg/リットル以下に処理
し、続いて二塩化イソシアヌール酸ナトリウム20mg/
リットルと硫酸ナトリウム150mg/リットルを添加し
た。この液のpHは6.5〜7.5の範囲にあった。
ース社製アンバーライト IR−120B)と、OH型
強塩基製アニオン交換樹脂(同アンバーライトIR−4
00)を充填した混床式カラムに通水してカルシウム及
びマグネシウムイオン濃度を3mg/リットル以下に処理
し、続いて二塩化イソシアヌール酸ナトリウム20mg/
リットルと硫酸ナトリウム150mg/リットルを添加し
た。この液のpHは6.5〜7.5の範囲にあった。
【0207】 (安定液) タンク液、補充液共通 (単位g) p−トルエンスルフィン酸ナトリウム 0.03 ポリオキシエチレン−p−モノノニルフェニルエーテル (平均重合度10) 0.2 1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン ナトリウム 0.10 エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩 0.05 1,2,4−トリアゾール 1.3 1,4−ビス(1,2,4−トリアゾール−1− イルメチル)ピペラジン 0.75 水を加えて 1.0リットル pH 8.5
【0208】実施例4 1)支持体 本実施例で用いた支持体は、下記の方法により作成し
た。ポリエチレン−2,6−ナフタレートポリマー10
0重量部と紫外線吸収剤としてTinuvin P.326(チバ
・ガイギー Ciba-Geigy 社製)2重量部とを乾燥した
後、300℃にて溶融後、T型ダイから押し出し、14
0℃で3.3倍の縦延伸を行ない、続いて130℃で
3.3倍の横延伸を行い、さらに250℃で6秒間熱固
定して厚さ90μmのPENフィルムを得た。なおこの
PENフィルムにはブルー染料、マゼンタ染料及びイエ
ロー染料(公開技報:公技番号94−6023号記載の
I−1、I−4、I−6、I−24、I−26、I−2
7、II−5)を適当量添加した。さらに、直径20cmの
ステンレス巻き芯に巻付けて、110℃、48時間の熱
履歴を与え、巻き癖のつきにくい支持体とした。
た。ポリエチレン−2,6−ナフタレートポリマー10
0重量部と紫外線吸収剤としてTinuvin P.326(チバ
・ガイギー Ciba-Geigy 社製)2重量部とを乾燥した
後、300℃にて溶融後、T型ダイから押し出し、14
0℃で3.3倍の縦延伸を行ない、続いて130℃で
3.3倍の横延伸を行い、さらに250℃で6秒間熱固
定して厚さ90μmのPENフィルムを得た。なおこの
PENフィルムにはブルー染料、マゼンタ染料及びイエ
ロー染料(公開技報:公技番号94−6023号記載の
I−1、I−4、I−6、I−24、I−26、I−2
7、II−5)を適当量添加した。さらに、直径20cmの
ステンレス巻き芯に巻付けて、110℃、48時間の熱
履歴を与え、巻き癖のつきにくい支持体とした。
【0209】2)下塗層の塗設 上記支持体は、その両面にコロナ放電処理、UV放電処
理、さらにグロー放電処理をした後、それぞれの面にゼ
ラチン0.1g/m2、ソジウムα−スルホジ−2−エチ
ルヘキシルサクシネート0.01g/m2、サリチル酸
0.04g/m2、p−クロロフェノール0.2g/m2、
(CH2=CHSO2CH2CH2NHCO)2CH2 0.012g/m2、ポリア
ミド−エピクロルヒドリン重縮合物0.02g/m2の下
塗液を塗布して(10cc/m2、バーコーター使用)、下
塗層を延伸時高温面側に設けた。乾燥は115℃、6分
実施した(乾燥ゾーンのローラーや搬送装置はすべて1
15℃となっている)。 3)バック層の塗設 下塗後の上記支持体の片方の面にバック層として下記組
成の帯電防止層、磁気記録層さらに滑り層を塗設した。
理、さらにグロー放電処理をした後、それぞれの面にゼ
ラチン0.1g/m2、ソジウムα−スルホジ−2−エチ
ルヘキシルサクシネート0.01g/m2、サリチル酸
0.04g/m2、p−クロロフェノール0.2g/m2、
(CH2=CHSO2CH2CH2NHCO)2CH2 0.012g/m2、ポリア
ミド−エピクロルヒドリン重縮合物0.02g/m2の下
塗液を塗布して(10cc/m2、バーコーター使用)、下
塗層を延伸時高温面側に設けた。乾燥は115℃、6分
実施した(乾燥ゾーンのローラーや搬送装置はすべて1
15℃となっている)。 3)バック層の塗設 下塗後の上記支持体の片方の面にバック層として下記組
成の帯電防止層、磁気記録層さらに滑り層を塗設した。
【0210】3−1)帯電防止層の塗設 平均粒径0.005μmの酸化スズ−酸化アンチモン複
合物の比抵抗は5Ω・cmの微粒子粉末の分散物(2次凝
集粒子径 約0.08μm)を0.2g/m2、ゼラチン
0.05g/m2、(CH2=CHSO2CH2CH2NHCO)2CH2 0.02
g/m2、ポリ(重合度10)オキシエチレン−p−ノニ
ルフェノール0.005g/m2及びレゾルシンと塗布し
た。 3−2)磁気記録層の塗設 3−ポリ(重合度15)オキシエチレン−プロピルオキ
シトリメトキシシラン(15重量%)で被覆処理された
コバルト−γ−酸化鉄(比表面積43m2/g、長軸0.
14μm、単軸0.03μm、飽和磁化89 emu/g、
Fe+2/Fe+3=6/94、表面は酸化アルミ酸化珪素
で酸化鉄の2重量%処理されている)0.06g/m2を
ジアセチルセルロース1.2g/m2(酸化鉄の分散はオ
ープンニーダーとサンドミルで実施した)、硬化剤とし
てC2H5C(CH2OCONH-C6H3(CH3)NCO)3 0.3g/m2を、溶
媒としてアセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサ
ノンジブチルフタレートを用いてバーコーターで塗布
し、膜厚1.2μmの磁気記録層を得た。滑り剤として
C6H13CH(OH)C10H20COOC40H81 50mg/m2、マット剤と
して粒子(0.3μm)と3−ポリ(重合度15)オキ
シエチレン−プロピルオキシトリメトキシシラン(15
重量%)で処理被覆された研磨剤の酸化アルミ(0.2
0μmおよび1.0μm)をそれぞれ50mg/m2および
10mg/m2となるように添加した。乾燥は115℃、6
分実施した(乾燥ゾーンのローラーや搬送装置はすべて
115℃)。X−ライト(ブルーフィルター)での磁気
記録層のDB の色濃度増加分は約0.1、また磁気記録
層の飽和磁化モーメントは4.2emu /g、保磁力7.
3×104 A/m、角形比は65%であった。
合物の比抵抗は5Ω・cmの微粒子粉末の分散物(2次凝
集粒子径 約0.08μm)を0.2g/m2、ゼラチン
0.05g/m2、(CH2=CHSO2CH2CH2NHCO)2CH2 0.02
g/m2、ポリ(重合度10)オキシエチレン−p−ノニ
ルフェノール0.005g/m2及びレゾルシンと塗布し
た。 3−2)磁気記録層の塗設 3−ポリ(重合度15)オキシエチレン−プロピルオキ
シトリメトキシシラン(15重量%)で被覆処理された
コバルト−γ−酸化鉄(比表面積43m2/g、長軸0.
14μm、単軸0.03μm、飽和磁化89 emu/g、
Fe+2/Fe+3=6/94、表面は酸化アルミ酸化珪素
で酸化鉄の2重量%処理されている)0.06g/m2を
ジアセチルセルロース1.2g/m2(酸化鉄の分散はオ
ープンニーダーとサンドミルで実施した)、硬化剤とし
てC2H5C(CH2OCONH-C6H3(CH3)NCO)3 0.3g/m2を、溶
媒としてアセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサ
ノンジブチルフタレートを用いてバーコーターで塗布
し、膜厚1.2μmの磁気記録層を得た。滑り剤として
C6H13CH(OH)C10H20COOC40H81 50mg/m2、マット剤と
して粒子(0.3μm)と3−ポリ(重合度15)オキ
シエチレン−プロピルオキシトリメトキシシラン(15
重量%)で処理被覆された研磨剤の酸化アルミ(0.2
0μmおよび1.0μm)をそれぞれ50mg/m2および
10mg/m2となるように添加した。乾燥は115℃、6
分実施した(乾燥ゾーンのローラーや搬送装置はすべて
115℃)。X−ライト(ブルーフィルター)での磁気
記録層のDB の色濃度増加分は約0.1、また磁気記録
層の飽和磁化モーメントは4.2emu /g、保磁力7.
3×104 A/m、角形比は65%であった。
【0211】3−3)滑り層の調製 C6H13CH(OH)C10H20COOC40H81 6mg/m2混合物を塗布し
た。なお、この混合物は、キシレン/プロピレンモノメ
チルエーテル(1/1)中で105℃で溶融し、常温の
プロピレンモノメチルエーテル(10倍量)に注加分散
して作製した後、アセトン中で分散物(平均粒径0.0
1μm)にしてから添加した。乾燥は115℃、6分行
なった。(乾燥ゾーンのローラーや搬送装置はすべて1
15℃)。滑り層は、動摩擦係数0.10(5mmφのス
テンレス硬球、荷重100g、スピード6cm/分)、静
摩擦係数0.08(クリップ法)、また後述する乳剤面
と滑り層の動摩擦係数も0.13と優れた特性であっ
た。
た。なお、この混合物は、キシレン/プロピレンモノメ
チルエーテル(1/1)中で105℃で溶融し、常温の
プロピレンモノメチルエーテル(10倍量)に注加分散
して作製した後、アセトン中で分散物(平均粒径0.0
1μm)にしてから添加した。乾燥は115℃、6分行
なった。(乾燥ゾーンのローラーや搬送装置はすべて1
15℃)。滑り層は、動摩擦係数0.10(5mmφのス
テンレス硬球、荷重100g、スピード6cm/分)、静
摩擦係数0.08(クリップ法)、また後述する乳剤面
と滑り層の動摩擦係数も0.13と優れた特性であっ
た。
【0212】4)感光層の塗布 次に、前記で得られたバック層の反対側に、実施例1と
同じ組成の各層を重層塗布し、カラーネガフィルムを作
成した。これを試料401〜415とする。
同じ組成の各層を重層塗布し、カラーネガフィルムを作
成した。これを試料401〜415とする。
【0213】以上のように作成した感光材料を24mm
幅、160cmに裁断し、さらに感光材料の長さ方向の片
側幅方向から0.7mmの所に2mm四方のパーフォレーシ
ョンを5.8mm間隔で2つ設ける。この2つのセットを
32mm間隔で設けたものを作成し、US5,296,8
87のFIG.1〜FIG.7に説明されているプラス
チック製のフィルムカートリッジに収納した。この試料
に磁気記録層の塗布面側からヘッドギャップ5μm、タ
ーン数2,000の入出力可能なヘッドを用いて、感光
材料の上記パーフォレーションの間に1,000/sの
送り速度でFM信号を記録した。
幅、160cmに裁断し、さらに感光材料の長さ方向の片
側幅方向から0.7mmの所に2mm四方のパーフォレーシ
ョンを5.8mm間隔で2つ設ける。この2つのセットを
32mm間隔で設けたものを作成し、US5,296,8
87のFIG.1〜FIG.7に説明されているプラス
チック製のフィルムカートリッジに収納した。この試料
に磁気記録層の塗布面側からヘッドギャップ5μm、タ
ーン数2,000の入出力可能なヘッドを用いて、感光
材料の上記パーフォレーションの間に1,000/sの
送り速度でFM信号を記録した。
【0214】これらの試料を用い、実施例1に記載と同
様の方法で性能評価を行った。なお、現像処理は実施例
3に記載の連続処理を行った。得られた結果を表6及び
表7に示す。
様の方法で性能評価を行った。なお、現像処理は実施例
3に記載の連続処理を行った。得られた結果を表6及び
表7に示す。
【0215】
【表6】
【0216】
【表7】
【0217】表から、バック層に強磁性粉末を含む磁性
層を有していても発色性(γ値)及び色再現性(△
DY )は、実施例1の表3及び表4の対応する試料の結
果と同一で、本発明の試料408〜420は比較試料1
01〜107に比べ良好な性能を与えることが明らかで
ある。
層を有していても発色性(γ値)及び色再現性(△
DY )は、実施例1の表3及び表4の対応する試料の結
果と同一で、本発明の試料408〜420は比較試料1
01〜107に比べ良好な性能を与えることが明らかで
ある。
【0218】
【発明の効果】本発明によれば、感光材料の緑感性ハロ
ゲン化銀乳剤層に一般式(I)又は一般式(II)で表わ
される特定のピラゾロトリアゾールカプラーを、かつ、
感光性層、非感光性の少なくとも1層に水難溶性の塩基
性金属化合物を含有せしめることにより、発色性能及び
色再現性に優れたハロゲン化銀カラー写真感光材料を提
供することができる。また、発色現像時間の短い迅速処
理によっても上記性能に優れた画像形成方法を提供する
ことができる。
ゲン化銀乳剤層に一般式(I)又は一般式(II)で表わ
される特定のピラゾロトリアゾールカプラーを、かつ、
感光性層、非感光性の少なくとも1層に水難溶性の塩基
性金属化合物を含有せしめることにより、発色性能及び
色再現性に優れたハロゲン化銀カラー写真感光材料を提
供することができる。また、発色現像時間の短い迅速処
理によっても上記性能に優れた画像形成方法を提供する
ことができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年9月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】
【化8】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】
【化9】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】
【化23】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0089
【補正方法】変更
【補正内容】
【0089】
【化33】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03C 7/00 530 G03C 7/00 530 550 550 7/26 7/26 7/392 7/392 Z 7/407 7/407
Claims (3)
- 【請求項1】 支持体上に赤感性ハロゲン化銀乳剤層、
緑感性ハロゲン化銀乳剤層、青感性ハロゲン化銀乳剤層
及び非感光性層をそれぞれ少なくとも1層有するハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料において、緑感性ハロゲン化
銀乳剤層に一般式(I)又は一般式(II)で表わされる
カプラーを含有し、かつ、水難溶性の塩基性金属化合物
を上記の少なくとも1層に含有することを特徴とするハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料。 一般式(I) 【化1】 一般式(II) 【化2】 (式中、R1 は2級又は3級のアルキル基を表し、R2
はアルキル基またはアリール基を表し、Xは水素原子、
ハロゲン原子又は芳香族第一級アミン現像主薬の酸化体
とのカップリング反応により離脱しうる基を表す。) - 【請求項2】 該写真感光材料の乳剤層側とは支持体を
挾んで反対側のバック層に磁性体粒子を含む磁気記録層
を有することを特徴とする請求項1に記載のハロゲン化
銀カラー写真感光材料。 - 【請求項3】 発色現像主薬の濃度が25〜80ミリモ
ル/リットル、かつ,水難溶性の塩基性金属化合物から
の塩基の放出を促進する化合物を含有する40〜60℃
の発色現像液を用い、請求項1又は請求項2に記載のハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料を25〜90秒間発色現
像処理することを特徴とする画像形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7200255A JPH0934071A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料および画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7200255A JPH0934071A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料および画像形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0934071A true JPH0934071A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16421338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7200255A Pending JPH0934071A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料および画像形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0934071A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2337750A (en) * | 1998-05-28 | 1999-12-01 | Eastman Kodak Co | Image-dye forming couplers based on the active methylene containing 2-sulphonylacetamide skeleton and photographic elements containing them |
-
1995
- 1995-07-14 JP JP7200255A patent/JPH0934071A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2337750A (en) * | 1998-05-28 | 1999-12-01 | Eastman Kodak Co | Image-dye forming couplers based on the active methylene containing 2-sulphonylacetamide skeleton and photographic elements containing them |
| GB2337750B (en) * | 1998-05-28 | 2003-10-15 | Eastman Kodak Co | Image-dye forming couplers and photographic elements containing them |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040824 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041221 |