JPH09401U - 軟質合成樹脂製の肉薄容器 - Google Patents

軟質合成樹脂製の肉薄容器

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JPH09401U JP1357796U JP1357796U JPH09401U JP H09401 U JPH09401 U JP H09401U JP 1357796 U JP1357796 U JP 1357796U JP 1357796 U JP1357796 U JP 1357796U JP H09401 U JPH09401 U JP H09401U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軟質合成樹脂製の肉薄容器を持ち易くする。 【解決手段】 軟質合成樹脂製の肉薄容器本体1の周壁
3上端部に、その容器本体よりも硬質の合成樹脂製剛性
リング4をインサート成形した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本案は、各種用途に使用できる、軟質合成樹脂製の薄肉容器に係る。
【0002】
【従来の技術】
底壁周縁から周壁を起立し、該周壁上端に外向きフランジを付設した軟質剛性 樹脂製の薄肉容器が広く用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記軟質の薄肉容器は、その周壁が変形し易いために持ち難く、よってその周 壁補強のために外向きフランジを付設して容器全体を一体成形するが、このよう にした容器もその外向きフランジは容器の周壁等と同材質であるため、その外向 きフランジによる補強が不充分であり、そのため容器の薄肉化も容器が持ち難く ならない程度に行う必要があった。尚、上記外向きフランジは、肉厚化によって その剛性を高めることが出来るが、そのようにすると容器の外観を損なうことに なる。 本案は、軟質の肉薄容器本体の周壁上端部に、その容器本体よりも硬質の合成 樹脂製の剛性リングをインサート成形することで、上記欠点を除去したものであ る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
底壁周縁から周壁3を起立する、軟質合成樹脂製の薄肉容器本体1の周壁3上 端部に、その容器本体よりも硬質の合成樹脂製剛性リング4を、インサート成形 した。
【0005】
【考案の実施の形態】
1は、本案に係る軟質合成樹脂製の肉薄容器本体で、底壁2周縁から周壁3を 起立する。その周壁は、下部よりも上部外径をやや大径としている。その周壁上 端部は、その容器本体よりも硬質の合成樹脂製の剛性リング4をインサート成形 して形成する。
【0006】 その剛性リング4は、インサート成形が容易であるよう、図1から図8が示すよ うに種々の形状とすることが出来る。
【0007】 図1と図2、図3とが示す実施例は、その剛性リング4に等間隔に複数の透孔 5を穿設したものであり、図1と図2とが示す第一実施例にあっては、その剛性 リング一部の断面形状をきのこ形状としてその断面の頭部環状部分6下面から垂 下する、断面柄状環状部分7の横方向に上記透孔5を穿設しており、又図3が示 す第2実施例では、その剛性リング一部の断面形状を四角形状としてその上下方 向に透孔5を穿設している。インサート成形に際しては、図2のAが示すように 、雌型8を、該雌型上へ載置させたストリッパー9と、雌型8内面へ嵌合させる 雄型10との3金型の全体ないしそれ等のうちの2金型で剛性リング4を挟持させ 、かつそれ等金型が形成するキャビティ内へ軟質合成樹脂材形成用の溶融材料を 射出することでインサート成形する。
【0008】 図4と図5とが示す第3、第4実施例は、剛性リング4の上下ないし下方から 等間隔に同長の脚11を突出してそれ等脚の先端間、又は脚先端とリング上面とを 金型で挟持するよう設けたものであり、又図6、図7が示す第5、第6の実施例 は、剛性リング4の外面一部から挟持用突子12ないし挟持用突条13を突出してそ れ等突子、突条の金型挟持でインサート成形できるようにしたものである。図8 の第7実施例の場合は、剛性リング4内面に複数の縦溝14を設けると共に剛性リ ングの上面外縁部に凹部15を周設してリングの内外面および外周部上面を金型で 挟持し、上記縦溝14と凹部15内へ射出材料が充填されてインサート成形できるよ う設けたものである。
【0009】 剛性リング4の形状は、以上の実施例に限定されるものではなく、その他種々 の形状とすることが考えられよう。
【0010】
【考案の効果】
本案は既述構造とするもので、軟質合成樹脂製の肉薄容器本体1の周壁3上端 部に、その容器よりも硬質の合成樹脂製剛性リング4をインサート成形したから 、そのリングが周壁3上端の力骨を形成することとなり、よって力骨を有する周 壁上端部を持つことで変形し易い容器であっても支障なく使用することが出来る 。
【提出日】平成9年1月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 軟質合成樹脂製の肉薄容器
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 底壁周縁から周壁を起立する、軟質合成樹脂製の肉薄容器の周 壁3上端部に外向きフランジを付設すると共に、該外向きフランジ内へ、左右な いし上下いずれかの方向に複数の透孔5を穿設した、上記肉薄容器よりも硬質の 合成樹脂製剛性リング4を、インサート成形したことを特徴とする軟質合成樹脂 製の肉薄容器。
【請求項2】 底壁周縁から周壁を起立する、軟質合成樹脂製の肉薄容器の周 壁3上端部に外向きフランジを付設すると共に、該外向きフランジ内へ、上面な いし下面に複数の棒状部11をほぼ等間隔に付設した、上記肉薄容器よりも硬質 の合成樹脂製剛性リング4を、インサート成形したことを特徴とする軟質合成樹 脂製の肉薄容器。
【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本案は、各種用途に使用できる、軟質合成樹脂製の肉薄容器に係る。
【0002】
【従来の技術】
底壁周縁から周壁を起立し、該周壁上端に外向きフランジを付設した軟質合成 樹脂製の肉薄容器が広く用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
軟質の肉薄容器は、その周壁が変形し易いために持ち難く、よってその周壁補 強のために外向きフランジを付設して容器全体を一体成形するが、このようにし た容器もその外向きフランジは容器の周壁等と同材質であるため、その外向きフ ランジによる補強が不充分であり、そのため容器の肉薄化も容器が持ち難くなら ない程度に行う必要があった。尚、上記外向きフランジは、肉厚化によってその 剛性を高めることが出来るが、極端な肉厚化は容器の外観を損なうことになり、 又容器の外観を損なわない程度に行う適度な肉厚化では充分な効果を得ることが 出来ない。
【0004】 本案は、軟質の肉薄容器の周壁上端部に、その容器よりも硬質の合成樹脂製の 剛性リングをインサート成形することで、上記欠点を除去したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、底壁周縁から周壁を起立する、軟質合成樹脂製の肉薄容器 の周壁3上端部に外向きフランジを付設すると共に、該外向きフランジ内へ、左 右ないし上下いずれかの方向に複数の透孔5を穿設した、上記肉蒲容器よりも硬 質の合成樹脂製剛性リング4を、インサート成形した。
【0006】 第2の手段として、底壁周縁から周壁を起立する、軟質合成樹脂製の肉薄容器 の周壁3上端部に外向きフランジを付設すると共に、該外向きフランジ内へ、上 面ないし下面に複数の棒状部11をほぼ等間隔に付設した、上記肉薄容器よりも 硬質の合成樹脂製剛性リング4を、インサート成形した。
【0007】
【実施形態】
1は、本案に係る軟質合成樹脂製の肉薄容器で、底壁2周縁から周壁3を起立 する。該周壁は、下部よりも上部外径をやや大径としている。その周壁上端部に 外向きフランジを付設し、該外向きフランジ内へ、その容器よりも硬質の合成樹 脂製の剛性リング4をインサート成形する。
【0008】 その剛性リング4は、インサート成形が容易であるように図1から図5が示す ように形成する。
【0009】 図1から図3が示す実施形態は、その剛性リング4に等間隔に複数の透孔5を 穿設したものであり、図1と図2とが示す第1実施形態では、その剛性リング一 部の断面形状をきのこ形状としてその断面の頭部環状部分6下面から垂下する、 断面柄状環状部分7の横方向に複数の透孔5を等間隔に穿設しており、又図3が 示す第2実施形態では、その剛性リング一部の断面形状を四角形状としてその上 下方向に複数の透孔5を等間隔に穿設している。インサート成形に際しては、図 2のAが示すように、雌型8と、該雌型上へ載置させたストリッパー9と、雌型 8内面へ嵌合させる雄型10との3金型の全体ないしそれ等のうちの2金型で剛 性リング4を挟持させ、かつそれ等金型が形成するキャビティ内へ軟質合成樹脂 材成形用の溶融材料を射出することでインサート成形する。
【0010】 図4,図5が示す第3,第4実施形態は、剛性リング4に複数の棒状部11を 等間隔に付設したものであり、第3実施形態では剛性リング4の上下両面に、又 第4実施形態では剛性リング4の下面に棒状部11を付設し、かつそれ等棒状部 11を外向きフランジへ埋め込んでいる。又インサート成形に際して、第3実施 形態では、上方側の棒状部11上端面と下方側の棒状部11下端面とを金型で挟 持させ、かつ第4実施形態では、棒状部11下端面とリング4上面とを金型で挟 持させる。
【0011】
【考案の効果】
本案は上記構成とするものであり、請求項1記載の考案の場合は、軟質合成樹 脂製の肉薄容器1の周壁3上端部に、その容器よりも硬質の合成樹脂製剛性リン グ4をインサート成形したから、該リングが周壁3上端部の力骨を形成すること とって、該周壁上端部の外向きフランジが強固となり、又、力骨を有する周壁3 上端部を持つことで変形し易い容器であっても支障なく使用することが出来る。 又上記剛性リング4には、左右ないし上下いずれかの方向に複数の透孔5を穿 設したから、容器の射出成形時にその各透孔内に外向きフランジ成形用の溶融樹 脂材料が流入することとなり、よって、容器が軟質の合成樹脂材であるに拘わら ず、その外向きフランジから剛性リング4が外れる虞は全くなく、外向きフラン ジと剛性リング4とを確実に一体とすることが出来る。
【0012】 請求項2記載の考案の場合は、軟質合成樹脂製の肉薄容器1の周壁3上端部に 、その容器よりも硬質の合成樹脂製剛性リング4をインサート成形したから、該 リングが周壁3上端部の力骨を形成することとなり、よって、力骨を有する周壁 上端部を持つことで変形し易い容器であっても支障なく使用することが出来る。 又剛性リング4の上面ないし下面に複数の棒状部11をほぼ等間隔に付設した から、容器の射出成形時に、それ等棒状部11が外向きフランジへ埋め込まれる こととなり、よって、容器が軟質の合成樹脂材であるに拘わらず、その外向きフ ランジから剛性リング4が外れる虞は全くなく、外向きフランジと剛性リング4 とを確実に一体とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本案容器の半断面図である。
【図2】 図2のAは、第1実施形態を示す容器要部の拡大断面図、同図Bは 、その要部に使用したリング一部の斜視図である。
【図3】 図3のAは、第2実施形態を示す容器要部の拡大断面図、同図Bは 、その要部に使用したリング一部の斜視図である。
【図4】 図4のAは、第3実施形態を示す容器要部の拡大断面図、同図Bは 、その要部に使用したリング一部の斜視図である。
【図5】 図5のAは、第4実施形態を示す容器要部の拡大断面図、同図Bは 、その要部に使用したリング一部の斜視図である。
【符号の説明】
1…容器本体 3…周壁 4…剛性リング
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】削除
【図面の簡単な説明】
【図1】本案容器の半断面図である。
【図2】図2のAは図1容器要部の拡大断面図、同図B
はその要部に使用したリング一部の斜視図である。
【図3】図3のAは第2実施例で示す容器要部の拡大断
面図、同図Bはその要部に使用したリング一部の斜視図
である。
【図4】図4のAは第3実施例で示す容器要部の拡大断
面図、同図Bはその要部に使用したリング一部の斜視図
である。
【図5】図5のAは第4実施例で示す容器要部の拡大断
面図、同図Bはその要部に使用したリング一部の斜視図
である。
【図6】図6のAは第5実施例で示す容器要部の拡大断
面図、同図Bはその要部に使用したリング一部の斜視図
である。
【図7】図7のAは第6実施例で示す容器要部の拡大断
面図、同図Bはその要部に使用したリング一部の斜視図
である。
【図8】図8のAは第7実施例で示す容器要部の拡大断
面図、同図Bはその要部に使用したリング一部の斜視図
である。
【符号の説明】
1 容器本体 3 周壁 4 剛性リング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁周縁から周壁3を起立する、軟質合
    成樹脂製の薄肉容器本体1の周壁3上端部に、その容器
    本体よりも硬質の合成樹脂製剛性リング4を、インサー
    ト成形したことを特徴とする、軟質合成樹脂製の薄肉容
    器。
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