JPH098153A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH098153A
JPH098153A JP14896995A JP14896995A JPH098153A JP H098153 A JPH098153 A JP H098153A JP 14896995 A JP14896995 A JP 14896995A JP 14896995 A JP14896995 A JP 14896995A JP H098153 A JPH098153 A JP H098153A
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崇浩 大中道
Hiroshi Onoda
宏 小野田
Natsuo Ajika
夏夫 味香
Kiyohiko Sakakibara
清彦 榊原
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D30/00Field-effect transistors [FET]
    • H10D30/60Insulated-gate field-effect transistors [IGFET]
    • H10D30/68Floating-gate IGFETs
    • H10D30/681Floating-gate IGFETs having only two programming levels
    • H10D30/684Floating-gate IGFETs having only two programming levels programmed by hot carrier injection
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 pチャンネル型のメモリセルを用いて、従来
のnチャンネル型のMOSメモリセルの電圧印加条件と
反対の電圧印加条件を与えることにより、トンネル酸化
膜の劣化を防止し、微細化が可能な不揮発性半導体記憶
装置を提供する。 【構成】 nウェル1の表面にp型のソース領域2とド
レイン領域3とが形成され、チャンネル領域8の上方
に、トンネル酸化膜4を介在してフローティングゲート
電極5とコントロールゲート電極7とが形成されてい
る。この構成において、データの書込時に、ドレイン領
域3に負電位が印加され、コントロールゲート電極に正
電位が印加される。これにより、ドレイン領域における
バンド−バンド間トンネル電流誘起ホットエレクトロン
注入電流により、ドレイン領域3からフローティングゲ
ート電極5へ電子が注入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、不揮発性半導体記憶
装置に関し、より特定的には、pチャネル型のメモリセ
ルを用いて、書込および消去などを行なう不揮発性半導
体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、不揮発性半導体記憶装置の一種で
あるフラッシュメモリは、ダイナミックランダムアクセ
スメモリ(DRAM)より安価に製造できるため、次世
代を狙うメモリデバイスとして期待されている。
【0003】このフラッシュメモリを構成するメモリセ
ルは、一般に、p型領域の表面に形成されたn型のソー
ス領域およびn型のドレイン領域と、このソース領域と
ドレイン領域とに挟まれたチャネル領域の上方にトンネ
ル酸化膜を介在して形成されたフローティングゲート電
極(電荷蓄積電極)と、このフローティングゲート電極
の上方に絶縁膜を介在して形成されたコントロールゲー
ト電極(制御電極)とを有している。
【0004】各々のメモリセルにおいて、ソース領域に
は、ソース線が接続されている。ドレイン領域には、ビ
ット線が接続されている。フローティングゲート電極は
情報を蓄積する。コントロールゲート電極には、ワード
線が接続されている。
【0005】ここで、NOR型のフラッシュメモリの書
込動作および消去動作について、図32および図33を
参照して説明する。まず、書込動作においては、図32
に示すように、ドレイン領域33に5V程度の電圧、コ
ントロールゲート37に10V程度の電圧が印加され
る。また、ソース領域32と、pウェル31とは、接地
電位(0V)に保たれる。
【0006】このとき、メモリトランジスタのチャネル
には、数百μAの電流が流れる。ソース領域32からド
レイン領域33に流れた電子のうち、ドレイン領域33
近傍で加速された電子は、この近傍で高いエネルギーを
有する電子、いわゆるチャネルホットエレクトロンとな
る。この電子は、コントロールゲート37に印加された
電圧による電界により、図中矢印Aに示されるように、
フローティングゲート電極35に注入される。このよう
にして、フローティングゲート電極35に電子の蓄積が
行なわれ、メモリトランジスタのしきい値電圧Vthがた
とえば8Vとなる。この状態が書込状態、“0”と呼ば
れる。
【0007】次に、消去動作について、図33を参照し
て説明する。ソース領域32に、5V程度の電圧が印加
され、コントロールゲート電極37に−10V程度の電
圧が印加され、p型ウェル31は接地電位に保持され
る。このとき、ドレイン領域33は開放状態にされる。
ソース領域32に印加された電圧による電界により、図
中矢印Bに示されるように、フローティングゲート電極
35中の電子は、薄いトンネル酸化膜34をFNトンネ
ル現象によって通過する。このように、フローティング
ゲート電極35中の電子が引き抜かれることによって、
メモリトランジスタのしきい値電圧Vthがたとえば2V
となる。この状態が消去状態、“1”と呼ばれる。
【0008】一方、上述したチャネルホットエレクトロ
ンにより書込を行ない、FNトンネル現象によって消去
を行なういわゆるNOR型のフラッシュセル以外に、単
一電源化のために、書込および消去時の消費電力を少な
くしたメモリセルが種々開発されている。その1つに、
「IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CIRCUIT, VOL.29, No.
4, APRIL 1994 」の454 頁から460 頁または「IEICE TR
ANS. ELECTRON., VOL.E77-C, No.8 AUGUST 」の1279頁
から1286頁に記載されているDINOR(divided bit
line NOR)フラッシュメモリがある。
【0009】次に、このDINOR型フラッシュメモリ
の構造およびその動作原理について、図34ないし図3
6を参照して説明する。まず、このDINOR型フラッ
シュメモリのメモリセルの構造は、上述したNOR型の
フラッシュメモリセルと同様に、pウェル31の表面に
n型のソース領域32およびn型のドレイン領域33が
形成されている。ソース領域32とドレイン領域33と
によって挟まれたチャネル領域の上方に、トンネル酸化
膜34を介在してフローティングゲート電極35が形成
されている。このフローティングゲート電極35の上方
には、絶縁膜36を介在してコントロールゲート電極3
7が形成されている。
【0010】上記構造よりなるメモリセルは、一般的に
スタックゲート型メモリセルと呼ばれ、ソース領域32
は、すべてのメモリセルまたは所定の複数のメモリセル
よりなるブロックにおいて電気的に共通に接続されてい
る。コントロールゲート電極37には、ワード線が接続
されており、ドレイン領域33には、ビット線に接続さ
れている。このような構成により、所定のワード線と所
定のビット線が選択されることにより、所定のメモリセ
ルが選択されることになる。
【0011】まず、書込動作について、図34および図
36を参照して説明する。書込動作においては、コント
ロールゲート電極37に−8〜−11V程度の負電位が
印加され、ドレイン領域33に、4〜8V程度の正電位
が印加される。このとき、pウェル31は接地電位(0
V)に保たれ、ソース領域32は開放状態に保たれる。
この状態において、フローティングゲート電極35と、
ドレイン領域33とがオーバラップした領域のトンネル
酸化膜34に強電界が印加される。この強電界の印加に
より、FNトンネル現象を生じ、フローティングゲート
電極38からトンネル酸化膜34を介してドレイン領域
33へ電子が注入される。この書込動作により、メモリ
セルは“Low Vt”(Vthが低い状態)となる。
【0012】一方、消去動作においては、コントロール
ゲート37に、8〜12V程度の正電位が印加され、ソ
ース領域32およびpウェル31に、−6〜−11V程
度の負電位を与え、ドレイン領域33を開放状態に維持
する。これにより、メモリセルのチャネル部に電子38
のチャネル層が形成され、このチャネル層とフローティ
ングゲート電極35との間のトンネル酸化膜34に強電
界が印加される。この強電界により、FNトンネル現象
が生じ、チャネル層の電子38がフローティングゲート
電極35へ注入される。この消去動作により、メモリセ
ルは、“High Vt”(Vthが高い状態)とな
る。
【0013】また、読出動作においては、コントロール
ゲート電極37に、“High Vt”と“Low V
t”のほぼ中間となる3〜5V程度の正電位を印加し、
ソース領域32とpウェル31とを接地状態とし、ドレ
イン領域33に1〜2V程度の正電位を印加することに
より、メモリセルトランジスタに電流が流れるかどうか
を確認する。この確認により、メモリセルが“High
Vt”か“LowVt”かを判定する。
【0014】なお、図37は、上述したDINOR型フ
ラッシュメモリセルの書込特性を表わす図であり、書込
時間が長くなるにつれて、しきい値が正の範囲内におい
て小さくなることがわかる。また、図38は、上述した
DINOR型フラッシュメモリセルの消去特性を表わす
図であり、消去時間が長くなるにつれて、メモリセルの
しきい値が正の範囲において大きくなっていくことがわ
かる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上、従来のNOR型
およびDINOR型フラッシュメモリの動作原理につい
て述べたが、上述した従来のDINOR型フラッシュメ
モリには、次に述べるような問題点がある。
【0016】すなわち、DINOR型フラッシュメモリ
の書込動作においては、図34および図36に示すよう
な電位印加条件が用いられている。すなわち、pウェル
31を接地電位、ソース領域32を開放状態、ドレイン
33を正電位、コントロールゲート電極37に負電位を
それぞれ印加して、フローティングゲート電極35から
ドレイン領域33に電子38を引き抜いている。
【0017】この現象は、たとえば「IEDM Technical D
igest (1990)」の115 頁から118頁に記載または図3
3で説明したNOR型のフラッシュメモリの消去動作と
同じ現象を用いている。このようにn型の不純物拡散層
に電子を引き抜く方法は、たとえば「Symp. VLSI Tec
h., p.81-p.82, 1993 」に記載されている。
【0018】たとえば上述したDINOR型フラッシュ
メモリについて考察した場合、図39に示すように、フ
ローティングゲート電極35とドレイン領域32との間
に強電界がかかるため、ドレイン領域32近傍のpウェ
ル31内で、バンド−ハンド間トンネル現象を引き起こ
す。その結果、ドレイン領域32において電子−正孔対
40を生成し、ドレインリークを引き起こす。このドレ
インリークは、GIDL(Gate induced drain leakag
e)と呼ばれている。
【0019】つまり、バンド−バンド間トンネル現象に
よって生成された電子−正孔対40のうち電子38は、
正電位を持つドレイン領域32に引き抜かれる。一方、
正孔39は、チャネル方向に引っ張られ、pウェル31
へと流れる。このとき正孔39は、ドレイン領域32と
pウェル31の間の空乏層電界により加速され高エネル
ギーを得るため(ホットホールと呼ばれる)、正孔39
の一部は、トンネル酸化膜34に注入されることにな
る。
【0020】この正孔39のトンネル酸化膜34に与え
る影響は、MOSFETのゲート酸化膜信頼性の観点か
ら広く研究が行なわれている。一般に、正孔39のトン
ネル酸化膜34に与える影響は、著しいダメージを与え
ることが確認されている。
【0021】たとえば、「Symp. VLSI Tech., p.43-p.4
4, 1993 」の注意深い研究によれば、ゲート絶縁膜に使
用されるシリコン酸化膜のTDDB寿命は、電圧印加時
に通過した正孔の総量と深い相関関係を有している。ま
た、最近は、フラッシュメモリのデータ保持特性の信頼
性の観点から、たとえば「第42回応用物理学関係連合
講演会講演予稿集No.2 p.656、28-C-10 ”シリコン酸化
膜への正孔注入により誘起されたリーク電流の解析”」
に記載されているように、ゲート酸化膜へのホットホー
ルの注入により、ゲート酸化膜の低電圧でのリーク電流
が増加することが報告されている。
【0022】以上、述べたように、従来のDINOR型
フラッシュメモリセルにおける問題点は、書込時に、G
IDLを発生しやすい電位印加条件となっている。その
結果、書込時に、トンネル酸化膜にホットホールが注入
され、著しいトンネル酸化膜の劣化を引き起こしてしま
う(文献 K. Tamer San, et al. IEEE ELECTRON DEVICE
S, Vol.42, No.1, JANUARY 1995 p.150 )。
【0023】そこで、近年においては、上記のようなホ
ットホールの注入によるトンネル酸化膜の劣化を抑制す
るために、たとえば図40に示す構造のように、ドレイ
ン領域33を取囲むように、穏やかなn- の不純物分布
をもった電界緩和層41が形成されるようになってい
る。このように電界緩和層41を設けることにより、フ
ローティングゲート電極35からFNトンネル現象によ
り電子の引き抜きを行なうドレイン領域33において、
横方向の電界の緩和を行なうことが可能となる。
【0024】しかしながら、この電界緩和層41の形成
は、不純物の拡散層とフローティングゲート電極35と
の重なり長さLが長くなるために、実効ゲート長さL1
が小さくなるという欠点がある。したがって、メモリセ
ルの実効ゲート長の微細化を進めた場合、この電界緩和
層41の存在のために、より長い実効ゲート長を有する
メモリセルにおいても、パンチスルーが起きてしまうと
いう問題点があった。
【0025】したがって、従来のDINOR型フラッシ
ュメモリのメモリセルにおいては、実効ゲート長さの微
細化を図ることができないため、メモリセルアレイの高
集積化が困難となっている。
【0026】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、メモリセルの微細化を可能にしつつ、
パンチスルー現象の起き難い不揮発性半導体記憶装置を
提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】
(1) 第1の発明 第1の発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、n型領域
の表面に形成されたp型のソース領域およびp型のドレ
イン領域と、上記ソース領域と上記ドレイン領域とに挟
まれたチャネル領域の上方にトンネル酸化膜を介在して
形成された電荷蓄積電極と、上記電荷蓄積電極の上方に
絶縁膜を介在して形成された制御電極とを有する不揮発
性半導体記憶装置であって、上記不揮発性半導体記憶装
置のデータの書込時に、上記ドレイン領域に負電位を印
加するための負電位印加手段と、上記電荷蓄積電極に正
電位を印加するための正電位印加手段とを備え、上記ド
レイン領域におけるバンド−バンド間トンネル電流誘起
ホットエレクトロン注入電流により、上記ドレイン領域
から上記電荷蓄積電極へ電子の注入が行なわれる。
【0028】(2) 第2の発明 第2の発明に係る不揮発性半導体記憶装置においては、
n型領域の表面に形成されたp型のソース領域およびp
型のドレイン領域と、上記ソース領域と上記ドレイン領
域とに挟まれたチャネル領域の上方にトンネル酸化膜を
介在して形成された電荷蓄積電極と、上記電荷蓄積電極
の上方に絶縁膜を介在して形成された制御電極とを有す
る不揮発性半導体記憶装置であって、上記不揮発性半導
体記憶装置のデータの書込時に、上記ドレイン領域に負
電位を印加するための負電位印加手段と、上記電荷蓄積
電極に正電位を印加するための正電位印加手段とを備
え、上記電荷蓄積電極と上記ドレイン領域とに挟まれた
領域の上記トンネル酸化膜に強電界を印加してFNトン
ネル現象により上記ドレイン領域から上記電荷蓄積電極
へ電子の注入が行なわれる。
【0029】(3) 第3の発明 第3の発明に係る不揮発性半導体記憶装置においては、
n型領域の表面に形成されたp型のソース領域およびp
型のドレイン領域と、上記ソース領域と上記ドレイン領
域とに挟まれたチャネル領域の上方にトンネル酸化膜を
介在して形成された電荷蓄積電極と、上記電荷蓄積電極
の上方に絶縁膜を介在して形成された制御電極とを有す
る不揮発性半導体記憶装置であって、上記不揮発性半導
体記憶装置のデータの消去時に、上記制御電極に負電位
を印加するための負電位印加手段と、上記ソース領域お
よび上記n型領域に正電位を印加するための正電位印加
手段とを備え、上記チャネル領域に、正孔のチャネル層
を形成し、上記正孔のチャネル層と上記電荷蓄積電極と
の間に介在する上記トンネル酸化膜に強電界を印加し、
FNトンネル現象により、上記電荷蓄積電極から上記正
孔のチャネル層へ電子の注入を行なっている。
【0030】(4) 第4の発明 第4の発明に係る不揮発性半導体記憶装置においては、
上記第1または第2の発明において、上記不揮発性半導
体記憶装置のデータの書込時に、上記ソース領域を開放
状態にする開放手段と、上記n型領域を接地状態にする
接地手段とを備えている。
【0031】(5) 第5の発明 第5の発明に係る不揮発性半導体記憶装置においては、
上記第1または第2の発明において、上記チャネル領域
は、p型の埋込層を含む。
【0032】(6) 第6の発明 第6の発明に係る不揮発性半導体記憶装置においては、
上記第1または第2の発明において、上記電荷蓄積電極
は、n型のポリシリコンを含む。
【0033】(7) 第7の発明 第7の発明に係る不揮発性半導体記憶装置においては、
上記第1または第2の発明において、上記電荷蓄積電極
は、p型のポリシリコンを含む。
【0034】(8) 第8の発明 第8の発明に係る不揮発性半導体記憶装置においては、
上記第1または第2の発明において、上記ソース領域と
上記ドレイン領域とは、上記電荷蓄積電極および上記制
御電極に対して対称構造である。
【0035】(9) 第9の発明 第9の発明に係る不揮発性半導体記憶装置においては、
上記第1の発明において、上記ドレイン領域の、上記電
荷蓄積電極の下方に位置する領域の不純物濃度および上
記ドレイン領域の、上記電荷蓄積電極の下方に位置する
領域の不純物濃度は、5×1019cm-3以下である。
【0036】(10) 第10の発明 第10の発明に係る不揮発性半導体記憶装置において
は、上記第1の発明において、上記ドレイン領域の、上
記電荷蓄積電極の下方に位置する領域の不純物濃度は、
5×1019cm-3の領域を含み、上記ソース領域の、上
記電荷蓄積電極の下方に位置する領域の不純物濃度は、
5×1019cm-3以下である。
【0037】(11) 第11の発明 第11の発明に係る不揮発性半導体記憶装置において
は、上記第1の発明において、上記チャネル領域におい
て、上記ソース領域に接して形成され、上記ソース領域
の不純物濃度よりも低濃度のp型不純物を有する第1不
純物領域と、上記ドレイン領域に接して形成され、上記
ドレイン領域の不純物濃度よりも低濃度のp型不純物を
有する第2不純物領域とを備えている。
【0038】(12) 第12の発明 第12の発明に係る不揮発性半導体記憶装置において
は、上記第1の発明において、上記n型領域において、
上記ドレイン領域に接して、上記ドレイン領域を取囲む
ようにして形成されたn型の第3不純物領域を備えてい
る。
【0039】(13) 第13の発明 第13の発明に係る不揮発性半導体記憶装置において
は、上記第1の発明であって、上記トンネル酸化膜の膜
厚は、15nm以下である。
【0040】(14) 第14の発明 第14の発明に係る不揮発性半導体記憶装置において
は、第2の発明であって、上記n型領域において、上記
ドレイン領域を取囲むように形成されたp型の第4不純
物領域と、上記ソース領域を取囲むように形成されたn
型の第5不純物領域とを備えている。
【0041】(15) 第15の発明 第15の発明に係る不揮発性半導体記憶装置において
は、第3の発明であって、上記ドレイン領域を開放状態
にする開放手段をさらに備えている。
【0042】(16) 第16の発明 第16の発明に係る不揮発性半導体記憶装置において
は、上記第1または第2の発明であって、上記制御電極
と上記電荷蓄積電極と上記ソース領域と上記ドレイン領
域とでメモリセルが形成され、上記不揮発性半導体記憶
装置は、上記メモリセルが複数行および複数列に配列さ
れたメモリセルアレイと、上記複数行に対応して上記各
々のメモリセルの制御電極が接続されたワード線と、上
記複数列に対応して上記各々のメモリセルのドレイン領
域が接続されたビット線とを有している。
【0043】(17) 第17の発明 第17の発明に係る不揮発性半導体記憶装置において
は、上記第16の発明において、上記メモリセルの動作
制御を行なう周辺回路が形成される周辺回路領域をさら
に備え、上記周辺回路領域はpチャネル型MOSトラン
ジスタを有し、上記メモリセルの上記ソース領域と上記
ドレイン領域とが、上記pチャネル型MOSトランジス
タを構成するソース領域およびドレイン領域と同一の構
造を有する。
【0044】(18) 第18の発明 第18の発明に係る不揮発性半導体記憶装置において
は、第16の発明であって、上記ビット線は、主ビット
線と副ビット線とを含み、上記複数のメモリセルは、各
々が複数行および複数列に配列された複数のメモリセル
を含む複数のセクタに分割され、上記複数のセクタに対
応して設けられ、各々が対応するセクタ内の複数列に対
応する複数の上記副ビット線を含む副ビット線群と、上
記複数の副ビット線群を選択的に上記複数の主ビット線
に接続する選択トランジスタを備え、上記選択トランジ
スタは、pチャネル型トランジスタである。
【0045】(19) 第19の発明 第19の発明に係る不揮発性半導体記憶装置において
は、第16の発明であって、上記副ビット線は金属配線
材料である。
【0046】(20) 第20の発明 第20の発明に係る不揮発性半導体記憶装置において
は、第16の発明であって、上記負電圧印加手段は、上
記不揮発性半導体記憶装置の書込時に、Vd−Id特性
において(Vd:ドレイン電圧,Id:ドレイン電
流)、Vdの絶対値を増加させたときに、[(logI
d)/Vd]″の値が0となるVdの値Vd1を求め、
Vdの絶対値がVd1 の値より小さい負電位を前記ドレ
イン領域に印加して、選択されるメモリセルおよびこの
選択されるメモリセルと同一のビット線に接続された選
択されないメモリセルにおいて、なだれ破壊が起きない
ようにする。
【0047】(21) 第21の発明 第21の発明に係る不揮発性半導体記憶装置において
は、第16の発明であって、上記メモリセルは、上記メ
モリセルの紫外線消去の後、上記メモリセルの読出電圧
よりも低いしきい値電圧を有している。
【0048】(22) 第22の発明 第22の発明に係る不揮発性半導体記憶装置において
は、第16の発明であって、上記メモリセルは、上記メ
モリセルの紫外線消去の後、上記メモリセルの読出電圧
よりも高いしきい値電圧を有している。
【0049】(23) 第23の発明 第23の発明に係る不揮発性半導体記憶装置において
は、n型領域の表面に形成されたp型のソース領域およ
びp型のドレイン領域と、上記ソース領域と上記ドレイ
ン領域とに挟まれたチャネル領域の上方にトンネル酸化
膜を介在して形成された電荷蓄積電極と、上記電荷蓄積
電極の上方に絶縁膜を介在して形成された制御電極とを
有するメモリセルと、上記メモリセルが複数行および複
数列に配列されたメモリセルアレイと、上記複数行に対
応して、上記各々のメモリセルの制御電極が接続された
ワード線と、上記複数列に対応して上記各々のメモリセ
ルのドレイン領域が接続されたビット線と、上記各々の
メモリセルのソース領域が接続されたソース線とを有
し、上記所定のメモリセルの読出時に、選択されない上
記ビット線と、選択されない上記ワード線と、上記ソー
ス線と、上記n型領域とに第1の電位を印加するための
第1電位印加手段と、選択される上記ビット線に、上記
第1の電位よりも1〜2V低い電位を印加するための第
2電位印加手段と、選択される上記ワード線に第2の電
位を印加するための第3電位印加手段とを有している。
【0050】(24) 第24の発明 第24の発明に係る不揮発性半導体記憶装置において
は、n型領域の表面に形成されたp型のソース領域およ
びp型のドレイン領域と、上記ソース領域と上記ドレイ
ン領域とに挟まれたチャネル領域の上方にトンネル酸化
膜を介在して形成された電荷蓄積電極と、上記電荷蓄積
電極の上方に絶縁膜を介在して形成された制御電極とを
有するメモリセルと、上記メモリセルが複数行および複
数列に配列されたメモリセルアレイと、上記複数列に対
応して設けられた複数の主ビット線と、上記複数のメモ
リセルに共通に設けられたソース線とを備え、上記複数
のメモリセルは、各々が複数行および複数列に配列され
た複数のメモリセルを含む複数のセクタに分割され、上
記複数のセクタに対応して設けられ、各々が対応するセ
クタ内の複数列に対応する複数の副ビット線を含む複数
の副ビット線群と、上記複数の副ビット線群を選択的に
上記複数の主ビット線に接続するセレクトゲートトラン
ジスタとをさらに備え、上記所定のメモリセルの読出時
に、選択されない上記主ビット線と、選択されない上記
セレクトゲートトランジスタと、上記ソース線と、上記
n型領域に第1の電位を印加するための第1電位印加手
段と、選択される上記主ビット線と、選択される上記副
ビット線とに第1の電位よりも1〜2V低い電位を印加
するための第2電位印加手段と、選択されない副ビット
線を開放状態にする開放手段と、選択される上記セレク
トゲートトランジスタに第2の電位を印加する第3電位
印加手段とを有している。
【0051】(25) 第25の発明 第25の発明に係る不揮発性半導体記憶装置において
は、第23または第24の発明であって、上記第1の電
位は正の値の外部電源電位であり、上記第2の電位は接
地電位である。
【0052】(26) 第26の発明 第26の発明に係る不揮発性半導体記憶装置において
は、第23または第24の発明であって、上記第1の電
位は接地電位であり、上記第2の電位は負の値の外部電
源電位である。
【0053】(27) 第27の発明 第27の発明に係る不揮発性半導体記憶装置において
は、第16の発明であって、上記不揮発性半導体記憶装
置の書込時における最大消費電流が1メモリセル当り1
μA以下となるように、上記負電位印加手段および正電
位印加手段を用いて、上記ドレイン領域および上記電荷
蓄積電極に、負電位および正電位を印加している。
【0054】
【作用】第1、第4〜第13、第16〜第22の発明に
係る不揮発性半導体記憶装置においては、pチャネル型
のフラッシュメモリを用いて、このフラッシュメモリの
データの書込時に、ドレイン領域に負電位、電荷蓄積電
極に正電位が印加される。
【0055】これにより、ドレイン領域においてバンド
−バンド間トンネル電流が発生し、電子−正孔対が生成
される。そのうち電子は横方向の電界によりチャネル方
向に加速され、高エネルギーを有するホットエレクトロ
ンとなる。このとき、制御電極に正電位が印加されてい
るため、このホットエレクトロンは容易にトンネル酸化
膜に注入され、電荷蓄積電極まで達することができる。
このように、バンド−バンド間トンネル電流誘起ホット
エレクトロン注入により、電荷蓄積電極への電子の注入
が行なわれる。
【0056】次に、第2、第4〜第8、第14、第16
〜第20の発明に係る不揮発性半導体記憶装置において
は、上述した発明と同様に、pチャネル型のフラッシュ
メモリを用いて、このフラッシュメモリのデータの書込
時に、ドレイン領域に負電圧、電荷蓄積電極に正電位が
印加されている。
【0057】これにより、電荷蓄積電極とドレイン領域
との重なり領域上のトンネル酸化膜に強電界が印加され
る。その強電界により、FNトンネル現象が生じ、ドレ
イン領域からトンネル酸化膜を介して電荷蓄積電極へ電
子を注入することが可能となる。
【0058】次に、第3、第15、第16〜第19の発
明に係る不揮発性半導体記憶装置においては、pチャネ
ル型のフラッシュメモリを用いて、このフラッシュメモ
リのデータの消去時に、制御電極に負電位を印加し、ソ
ース領域およびn型領域に正電位を印加している。
【0059】これにより、チャネル領域に正孔のチャネ
ル層が形成され、この正孔のチャネル層と電荷蓄積電極
との間に介在するトンネル酸化膜に強電界が印加され
る。そのため、このトンネル酸化膜において、FNトン
ネル現象が生じ、電荷蓄積電極から正孔のチャネル層へ
電子の注入を行なうことができる。
【0060】次に、第23、第25、第26の発明に係
る不揮発性半導体記憶装置においては、pチャネル型の
いわゆるNOR型のフラッシュメモリを用いて、このフ
ラッシュメモリのデータの読出時に、選択されないビッ
ト線と、選択されないワード線と、ソース線と、n型領
域に第1の電位を印加し、選択されるビット線に、第1
の電位よりも1〜2V低い電位を印加し、選択されるワ
ード線に第2の電位を印加している。
【0061】このようにして、第1および第2の電位の
2種類の電位を印加するのみでフラッシュメモリの読出
動作を行なうことが可能となる。
【0062】次に、第24、第25、第26の発明に係
る不揮発性半導体記憶装置においては、pチャネル型の
いわゆるDINOR型のフラッシュメモリを用いて、こ
のフラッシュメモリのデータの読出時に、選択されない
主ビット線と、選択されないセレクトゲートトランジス
タと、ソース線とn型領域に第1の電位を印加し、選択
される主ビット線と選択される副ビット線とに第1の電
位よりも1〜2V低い電位を印加し、選択されない副ビ
ット線を開放状態とし、選択されるセレクトゲートトラ
ンジスタに第2の電位を印加している。
【0063】これにより、pチャネル型のDINOR型
フラッシュメモリの読出時において、2つの電位を用い
ることにより、データの読出を行なうことが可能とな
る。
【0064】次に、第4の発明に係る不揮発性半導体記
憶装置においては、第1および第2の発明であって、不
揮発性半導体記憶装置のデータの書込時において、さら
にソース領域を開放状態にする開放手段と、n型領域を
接地状態にする接地手段とを備えている。
【0065】これにより、データの書込時において、不
揮発性半導体記憶装置の動作を安定して行なうことが可
能となる。
【0066】次に、第5の発明に係る不揮発性半導体記
憶装置においては、第1および第2の発明であって、チ
ャネル領域にp型の埋込層を有している。
【0067】このように、p型の埋込層を設けることに
より、n型領域とトンネル酸化膜との界面でのホールの
散乱によるホールの移動度の低下を解消することができ
る。
【0068】次に、第6の発明に係る不揮発性半導体記
憶装置においては、第1および第2の発明において、電
荷蓄積電極がn型のポリシリコンである。
【0069】このように、電荷蓄積電極をn型のポリシ
リコンとすることにより、ドレイン領域における表面横
方向電界が高くなり、ドレイン領域におけるバンド−バ
ンド間トンネル電流の発生が増大し、かつ加速電界が増
大する。そのため、ドレイン領域において、電子が得る
エネルギーが高くなり、書込効率を向上させることがで
きる。
【0070】次に、第7の発明に係る不揮発性半導体記
憶装置においては、第1および第2の発明であって、電
荷蓄積電極がp型のポリシリコンである。
【0071】このように、電荷蓄積電極をp型のポリシ
リコンとすることにより、ドレイン領域における表面横
方向電界が高くなり、バンド−バンド間トンネル電流の
発生量が増大する。そのため、ドレイン領域における加
速電界が増大するため、電子が得るエネルギーが高くな
り、書込効率が向上する。
【0072】次に、第8の発明に係る不揮発性半導体記
憶装置においては、第1および第2の発明であって、ソ
ース領域とドレイン領域とは、電荷蓄積電極および制御
電極に対し対称構造となっている。
【0073】このように対称構造とすることにより、ソ
ース領域およびドレイン領域の形成時におけるイオン注
入時におけるマスクを削減でき、マスク枚数の減少およ
び製造工程数の削減によるコスト低減が可能となる。
【0074】次に、第9の発明に係る不揮発性半導体記
憶装置においては、第1の発明であって、電荷蓄積電極
の下方に位置するドレイン領域およびソース領域の不純
物濃度は、5×1019cm-3以下である。
【0075】これにより、バンド−バンド間トンネル電
流誘起ホットエレクトロン注入電流を用いて書込を行な
う不揮発性半導体記憶装置において、実効ゲート長さが
長く、かつ微細化すなわち高集積化が可能なメモリセル
を得ることが可能となる。
【0076】次に、第10の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第1の発明であって、電荷蓄積電
極の下方に位置するドレイン領域の不純物濃度は、5×
10 19cm-3の領域を含み、電荷蓄積電極の下方に位置
するソース領域の不純物濃度は、5×1019cm-3以下
である。
【0077】この構造を用いることにより、ドレイン領
域でのバンド−バンド間トンネル電流の発生量を大きく
することができる。その結果、書込速度の向上および書
込時のドレイン電圧と制御電極電圧の低電圧化が可能と
なる。
【0078】次に、第11の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第1の発明であって、ソース領域
に接する第1不純物領域と、ドレイン領域に接する第2
不純物領域とを備えている。
【0079】この構造により、いわゆるLDD構造が実
現し、実効ゲート長さが長く、微細化すなわち高集積化
が可能なメモリセルを得ることが可能となる。
【0080】次に、第12の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第1の発明であって、ドレイン領
域を取囲むように第3不純物領域が形成されている。
【0081】これにより、ドレイン空乏層における横方
向電界が増大し、効率よく電子を高エネルギー化するこ
とができる。
【0082】次に、第13の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第1の発明であって、トンネル酸
化膜の膜厚を15μm以下としている。
【0083】これにより、たとえば比較的低電圧で、ト
ンネル酸化膜に高電界が印加されるため、バンド−バン
ド間トンネル電流を効果的に発生させることができる。
【0084】次に、第14の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第2の発明であって、ドレイン領
域を取囲む第4不純物領域と、ソース領域を取囲む第5
不純物領域とが形成されている。
【0085】この構造により、ソース領域に形成された
第5不純物領域により、メモリセルのパンチスルー耐性
を向上させることができる。また、ドレイン領域に形成
された第4不純物領域により、ドレイン領域とn型領域
との間の耐圧を向上させることが可能となる。
【0086】次に、第15の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第3の発明であって、消去時に、
ドレイン領域を開放状態にする開放手段を備えている。
【0087】これにより、不揮発性半導体記憶装置の消
去動作を安定して行なうことが可能となる。
【0088】次に、第16の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第1、第2、第3の発明であっ
て、制御電極と電荷蓄積電極とソース領域とドレイン領
域とによりメモリセルが形成され、このメモリセルが複
数行および複数列に配列されたメモリセルアレイと、メ
モリセルの制御電極が接続されたワード線と、メモリセ
ルのドレイン領域が接続されたビット線とを有してい
る。
【0089】したがって、pチャネル型のメモリセルか
らなるたとえばNOR型のフラッシュメモリや、DIN
OR型のフラッシュメモリを構成することが可能とな
る。
【0090】次に、第17の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第16の発明であって、メモリセ
ルのソース領域とドレイン領域とが、周辺回路領域に形
成されるpチャネル型MOSトランジスタのソース領域
およびドレイン領域と同一の構造を有している。
【0091】上述した構造を用いることにより、メモリ
セルと、周辺回路領域に形成されるトランジスタとのソ
ース領域およびドレイン領域のイオン注入のためのマス
クを削減することができる。
【0092】次に、第18の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第16の発明であって、いわゆる
主ビット線と副ビット線とを有するDINOR型不揮発
性半導体記憶装置において、選択トランジスタにpチャ
ネル型トランジスタを用いている。
【0093】この構造により、選択トランジスタをメモ
リセルと同一のウェル内に形成することが可能となる。
【0094】次に、第19の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第16の発明であって、いわゆる
主ビット線と副ビット線とを有するDINOR型不揮発
性半導体記憶装置において、副ビット線が、金属配線材
から形成されている。
【0095】この構造により、従来のポリシリコン材料
による副ビット線に比べ、ドレイン領域とのコンタクト
抵抗を低くすることができる。また、金属配線材料を用
いることにより、配線抵抗が極めて低くなり、副ビット
線による寄生抵抗効果を抑えることができる。
【0096】次に、第20の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第16の発明であって、不揮発性
半導体記憶装置の書込時において、Vd−Id特性にお
いて(Vd:ドレイン電圧,Id:ドレイン電流)、V
dの絶対値を増加させたときに、[(logId)/V
d]″の値が0となるVdの値Vd1 を求め、Vdの絶
対値がVd1 の値より小さい負電位を前記ドレイン領域
に印加して、選択されるメモリセルと、選択されないメ
モリセルにおいて、なだれ破壊が起きないようにしてい
る。
【0097】これにより、たとえば、なだれ破壊が起き
るような負電位を印加した場合のような選択されないメ
モリセルにおける消費電流が大きく増大し、メモリセル
の消費電力の増大を招くことや、書込電圧を、不揮発性
半導体記憶装置内の昇圧回路を用いて生成している場合
において、電流供給能力に制限があるため、並列に書込
可能なメモリセルの数が減少し、結果的に1メモリセル
当りの書込速度の低下を回避することが可能となる。
【0098】次に、第21の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第16の発明であって、メモリセ
ルの紫外線消去の後、メモリセルの読出電圧よりも低い
しきい値電圧を有している。
【0099】これにより、たとえば読出電圧よりしきい
値電圧が高い場合と比べ、消去状態のメモリセルのしき
い値と紫外線照射後のしきい値電圧との差が大きくな
る。このとき、書込時におけるドレインディスターブに
対する耐性が高まり、メモリセルの信頼性を向上させる
ことが可能となる。
【0100】次に、第22の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第16の発明であって、メモリセ
ルの紫外線消去の後、メモリセルの読出電圧よりも高い
しきい値電圧を有している。
【0101】これにより、読出時におけるディスターブ
に対する耐性が高まり、メモリセルの信頼性を向上させ
ることが可能となる。
【0102】次に、第23の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、pチャネル型のNOR型のフラッ
シュメモリを用い、このNOR型のフラッシュメモリの
データの読出時に、選択されないビット線と、選択され
ないワード線と、ソース線とn型領域とに第1の電位を
印加し、選択されるビット線に第1の電位よりも1〜2
V低い電位を印加し、選択されるワード線に第2の電位
を印加している。
【0103】これにより、第1および第2の2種類の電
位を用いることにより、pチャネル型のいわゆるNOR
型のフラッシュメモリの読出動作を行なうことが可能と
なる。
【0104】次に、第24の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、pチャネル型のDINOR型のフ
ラッシュメモリを用い、このDINOR型のフラッシュ
メモリのデータの読出時に、選択されない主ビット線
と、選択されないセレクトゲートトランジスタと、ソー
ス線とn型領域に第1の電位を印加し、選択される主ビ
ット線と選択される副ビット線とに、第1の電位よりも
1〜2V低い電位を印加し、選択されない副ビット線を
開放状態にし、選択されるセレクトゲートトランジスタ
に第2の電位を印加している。
【0105】これにより、pチャネル型のいわゆるDI
NOR型フラッシュメモリの読出時において、2種類の
電位を用いることにより、読出動作を行なうことが可能
となる。
【0106】次に、第25の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第23または第24の発明であっ
て、第1の電位は正の値の外部電源電位であり、第2の
電位は接地電位である。
【0107】これにより、メモリセル内においては、正
の値を外部電源電位のみを用いることにより、pチャネ
ル型のDINOR型フラッシュメモリの読出動作を行な
うことが可能となる。
【0108】次に、第26の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第23または第24の発明であっ
て、第1の電位は接地電位であり、第2の電位は負の値
の外部電源電位である。
【0109】これにより、メモリセル内においては、負
の値の外部電源電位の1つの電位を用いることによりp
チャネル型のDINOR型フラッシュメモリの読出動作
を行なうことが可能となる。
【0110】次に、第27の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第16の発明であって、書込時に
おける最大消費電流であるドレイン電流が、1μA以下
となるように書込電圧印加条件が設定されている。
【0111】これにより、たとえば最低1000個以上
のメモリセルを同時に並列に書込が可能となり、メモリ
セル当りの実効書込速度の高速化を実現することができ
る。
【0112】
【実施例】
(第1実施例)以下、この発明に基づいた第1の実施例
について、図を参照しながら説明する。まず、この第1
の実施例における不揮発性半導体記憶装置の構造につい
て、図1を参照して説明する。
【0113】この実施例における不揮発性半導体記憶装
置の構造は、n型ウェル1の表面に、p型のソース領域
2およびp型のドレイン領域3が形成されている。な
お、図1において、ソース領域2およびドレイン領域3
とnウェル1との境界に、それぞれpn接合2a,3a
が形成されている。
【0114】ソース領域2とドレイン領域3との間に挟
まれたチャネル領域8の上方には、トンネル酸化膜4を
介在して、フローティングゲート電極5が形成されてい
る。このフローティングゲート電極5の上方には、絶縁
膜6を介在してコントロールゲート電極7が形成されて
いる。なお、絶縁膜6は、一般的には、酸化膜、窒化膜
および酸化膜からなる3層の積層膜が用いられている。
【0115】上記構造よりなる不揮発性半導体記憶装置
の書込、消去および読出動作について説明する。
【0116】まず書込時においては、図1および図4を
参照して、コントロールゲート電極7に4〜11V程度
の正電位を印加し、ドレイン領域3に−3〜−10V程
度の負電位を印加し、ソース領域2を開放状態にし、n
ウェル1を接地電位とする。すなわち、従来のnチャネ
ル型MOSトランジスタを用いたDINOR型フラッシ
ュメモリセルの書込時と逆の極性の電位配置で電位を印
加する。
【0117】このときの、図1のAで示す領域における
書込動作の模式図を図2に示す。ドレイン領域3におい
て、バンド−バンド間トンネル電流が発生し、電子−正
孔対9が生成される。そのうち電子9aは、横方向電界
により、チャネル8方向に加速され、高エネルギーを有
するホットエレクトロンになる。このとき、コントロー
ルゲート7には正電位が印加されているため、このホッ
トエレクトロン9aは容易にトンネル酸化膜4に注入さ
れ、フローティングゲート電極5に達することができ
る。この、バンド−バンド間トンネル電流誘起ホットエ
レクトロン注入により、フローティングゲート電極5へ
の電子の注入を行ない、本実施例におけるメモリセルの
書込動作を行なっている。
【0118】この書込動作により、メモリセルは、“L
ow Vt”(Vthが低い状態。ただし、pチャネル
型トランジスタのため、負の符号で絶対値が小とな
る。)となる。
【0119】次に、消去動作について、図3および図4
を参照して説明する。消去動作においては、コントロー
ルゲート電極7に−5〜−12V程度の負電位を印加
し、ソース領域2およびnウェル1に5〜12V程度の
正電位を印加し、ドレイン領域を開放状態とする。つま
り、nチャネル型MOSトランジスタを用いたDINO
R型フラッシュメモリセルの消去時と逆の極性の電位配
置により、チャネル部8に正孔のチャネル層を形成す
る。上述した電位配置により、チャネル層とフローティ
ングゲート電極5との間のトンネル酸化膜4に強電界が
印加され、FNトンネル現象により、フローティングゲ
ート電極5から正孔のチャネル層へ電子が引き抜かれ
る。この消去動作により、メモリセルは、“High
Vt”(Vthが高い状態:ただし、pチャネル型トラ
ンジスタのため、負の符号で絶対値大となる。)とな
る。
【0120】さらに、読出動作においては、図4に示す
ように、コントロールゲート電極7に、“High V
t”と“Low Vt”のほぼ中間となる−1.5〜−
5V程度の負電位を印加し、ソース領域2およびnウェ
ル1を接地電位とし、ドレイン領域3に−0.1〜−2
V程度の負電位を印加する。
【0121】この電位配置により、不揮発性半導体記憶
装置に電流が流れるかどうかで、この不揮発性半導体記
憶装置が“Low Vt”かを判定する。
【0122】ここで、図5および図6は、この実施例に
おける不揮発性半導体記憶装置の書込特性および消去特
性を示す図である。
【0123】従来技術における図35および図36で示
した書込特性および消去特性と比較した場合、本実施例
における書込特性においては、しきい値がともに負の値
となっていることがわかる。
【0124】このように、本実施例における不揮発性半
導体記憶装置においては、pチャネル型のMOSトラン
ジスタで形成し、図4に示すような電位条件により行な
うため、書込時においては、ドレイン領域3近傍におい
てバンド−バンド間トンネル電流により発生する電子−
正孔対9のうち、正孔9bはドレイン領域3へと引っ張
られ、さらに、ドレイン領域3においては、正孔の濃度
が高いために従来のように、散乱を起こしエネルギーが
奪われ、高エネルギーを有するホットホールとなること
がない。また、仮にホットホールが存在した場合におい
ても、フローティングゲート5は正電位になっているた
め、ホットホールが注入されることはあり得ない。
【0125】したがって、トンネル酸化膜4へのホット
ホール注入を起こすことがなく、従来のnチャネルのM
OS型メモリセルで大きな問題となっていた、トンネル
酸化膜へのホットホール注入によるトンネル酸化膜の著
しい劣化を防ぐことが可能となる。
【0126】また、ホットホールのトンネル酸化膜への
注入が起きないため、従来のnチャネルのMOS型メモ
リセルにおいて、実効ゲート長さの確保についても、従
来のような電界緩和層の形成が不要であるために、従来
のnチャネルのMOS型メモリセルの構造に比べ、より
微細化が可能となり、すなわち高集積化が可能となる。
【0127】ここで、図7を参照して、図1に示す構造
において、フローティングゲート電極5とコントロール
ゲート電極7とを接続した場合のId−VdおよびIg
−Vd特性を説明する。なお、Idはバンド−バンド間
トンネル現象で発生した電流の値であり、Igはバンド
−バンド間トンネル電流誘起ホットエレクトロンにより
トンネル酸化膜4への注入電流の値である。Vgはコン
トロールゲート電極7の電圧である。
【0128】注入効率Ig/Idを、実際の使用条件に
近い電位印加条件として、Vd=−6V、Vg=6Vの
条件において考察すれば、図7に示すように、注入効率
は、約10-2の高い効率を得られていることがわかる。
【0129】従来のnチャネルMOS型メモリセルのフ
ローティングゲート電極からドレイン領域へのFNトン
ネル電流による電子の引き抜きにより書込動作を行なっ
た場合、FNトンネルによるゲート電流Igと、バンド
−バンド間トンネル現象によるリーク電流Idの比率I
g/Idに比べ、本実施例における書込方式によれば、
Ig/Idは1桁から2桁効率が良い。
【0130】このように、注入効率Ig/Idが、従来
のメモリセルに比べ高いことが、従来の書込方式と同一
の速度での書込を、低消費電流で実現することを可能と
している。また、従来と同一消費電流で書込を行なう場
合、高速で書込を実現することができることを意味す
る。
【0131】以上のように、本実施例における不揮発性
半導体記憶装置の書込方式によれば、従来のnチャネル
のMOS型メモリセルにおけるフローティングゲート電
極からドレイン領域へのFNトンネル電流による電子の
引き抜きを書込または消去動作に用いるものに比べて、
トンネル酸化膜の劣化の防止、実効ゲート長さの有効利
用といった有意性のみならず、低消費電流化および高速
書込が実現することが可能となる(参考文献:S. Hadda
d et. al., IEEE ELECTRON DEVICE LETTERS, Vol. No.1
1, NOVEMBER, P514, 1990 )。
【0132】また、図1に示すように、ソース領域2お
よびドレイン領域3がフローティングゲート電極5およ
びコントロールゲート電極7に対して対称構造となって
いるため、ソース領域2およびドレイン領域3の形成時
において、不純物注入の打ち分けを行なうことなく形成
することができる。その結果、従来のDINOR型フラ
ッシュメモリセルや、NOR型フラッシュメモリセルの
ように、ソース領域とドレイン領域とが非対称構造のも
のに対して、マスクを削減でき、マスク枚数の減少およ
び製造工程数削減による不揮発性半導体記憶装置のコス
トの低減が可能となる。
【0133】(第2実施例)次に、この発明に基づいた
不揮発性半導体記憶装置の第2の実施例について、説明
する。
【0134】この第2の実施例における不揮発性半導体
記憶装置は、上述した第1の実施例におけるメモリセル
を用いて、pチャネルのMOS型メモリセルを用いたD
INOR型フラッシュメモリを実現させたものである。
【0135】このDINOR型フラッシュメモリに含ま
れるメモリセルマトリックスは、以下に説明するように
複数のセクタに分割されている。表1〜表3には、選択
されたセクタ内のメモリセル(メモリトランジスタ)お
よび非選択のセクタ内のメモリセル(メモリトランジス
タ)への電圧印加条件が示される。表1ないし表3にお
いて、Vdはドレイン電圧、Vgはコントロールゲート
電極電圧、Vsはソース領域電圧、Vbbはnウェル電
圧を示す。表1〜表3にある電圧条件は、一実施例とし
て示しており、セクタ数、メモリ数などは、簡単のた
め、少ない数での例を示している。
【0136】
【表1】
【0137】
【表2】
【0138】
【表3】
【0139】(a) 不揮発性半導体記憶装置の全体の
構成 図8は、この実施例における不揮発性半導体記憶装置の
全体の構成を示すブロック図である。
【0140】メモリセルマトリックス70はセクタSE
1、SE2に分割されている。メモリセルマトリックス
70は、セクタSE1、SE2にそれぞれ対応するセレ
クトゲートSG1、SG2を含む。メモリセルマトリッ
クス70は、nウェル領域71内に形成される。
【0141】メモリセルマトリックス72は2つの主ビ
ット線MB0、MB1が配列される。主ビット線MB
0、MB1はそれぞれYゲート72内のYゲートトラン
ジスタYG0、YG1を介してセンスアンプ52および
書込回路53に接続される。
【0142】主ビット線MB0に対応して2つの副ビッ
ト線SB01、SB02が設けられ、主ビット線MB1
に対応して2つの副ビット線SB11,SB12が設け
られる。
【0143】副ビット線SB01、SB11に交差する
ようにワード線WL0、WL1が配列され、副ビット線
SB02、SB12に交差するようにワード線WL2、
WL3が配列される。ここで副ビット線の材料をAl,
タングステンなどの高融点金属材料、高融点金属材料の
シリサイド材料などの金属材料配線構造を用いることに
より、ポリシリコンからなる配線材料に比べp+ 拡散層
とのコンタクト抵抗を十分低くすることができる。ま
た、配線抵抗が小さいことから、副ビット線による寄生
抵抗効果を抑えることもできる。
【0144】副ビット線SB01、SB02、SB1
1、SB12とワード線WL0〜WL3との交点にはそ
れぞれメモリセル(メモリトランジスタ)M00〜M0
3、M10〜M13が設けられる。メモリセルM00、
M01、M10、M11はセクタS1に含まれ、メモリ
セルM02、M03、M12、M13はセクタSE2に
含まれる。
【0145】各メモリセルのドレイン領域は対応する副
ビット線に接続され、コントロールゲート電極は対応す
るワード線に接続され、ソース領域はソース線SLに接
続される。
【0146】セレクトゲートSG1はセレクトゲートト
ランジスタSG01、SG11を含み、セレクトゲート
SG2はセレクトゲートトランジスタSG02、SG1
2を含む。副ビット線SB01、SB02はそれぞれセ
レクトゲートトランジスタSG01、SG02を介して
主ビット線MB0に接続され、副ビット線SB11、S
B12はそれぞれセレクトゲートトランジスタSG1
1、SG12を介して主ビット線MB1に接続される。
【0147】アドレスバッファ58は、外部から与えら
れるアドレス信号を受け、Xアドレス信号をXデコーダ
59に与え、Yアドレス信号をYデコーダ57に与え
る。Xデコーダ59は、Xアドレス信号に対応して複数
のワード線WL0〜WL3のうちいずれかを選択する。
Yデコーダ57は、Yアドレス信号に応答して複数の主
ビット線MB0、MB1のいずれかを選択する選択信号
を発生する。
【0148】Yゲート72内のYゲートトランジスタ
は、それぞれ選択信号に応答して主ビット線MB0、M
B1をセンスアンプ52および書込回路53に接続す
る。
【0149】読出時には、センスアンプ52が、主ビッ
ト線MB0または主ビット線MB1上に読出されたデー
タを検知し、データ入出力バッファ51を介して外部に
出力する。
【0150】書込時には、外部から与えられるデータが
データ入出力バッファ51を介して書込回路53に与え
られ、書込回路53はそのデータに従って主ビット線M
B0、MB1にプログラム電圧を与える。
【0151】負電圧発生回路54,55は外部から電源
電圧Vcc(たとえば5V)を受け負電圧を発生する。
高電圧発生回路56は外部から電源電圧Vccを受け、
高電圧を発生する。ベリファイ電圧発生回路60は、外
部から与えられる電源電圧Vccを受け、ベリファイ時
に、選択されたワード線に所定のベリファイ電圧を与え
る。ウェル電位発生回路61は、消去時に、nウェル領
域71に正電圧を印加する。ソース制御回路62は、消
去時に、ソース線SLに高電圧を与える。セレクトゲー
トデコーダ63は、アドレスバッファ53からのアドレ
ス信号の一部に応答して、セレクトゲートSG1、SG
2を選択的に活性化する。
【0152】書込/消去制御回路50は、外部から与え
られる制御信号に応答して、各回路の動作を制御する。
【0153】(b) 不揮発性半導体記憶装置の動作 次に、不揮発性半導体記憶装置のセクタ消去動作、書込
動作および読出動作を表1〜表3を参照しながら説明す
る。
【0154】(i) セクタ消去動作 ここでは、セクタSE1を一括消去するものと仮定す
る。まず、書込/消去制御回路50にセクタ一括消去動
作を指定する制御信号が与えられる。それにより、負電
圧発生回路55および高電圧発生回路56が活性化され
る。
【0155】負電圧発生回路55はXデコーダ59に負
電圧(−10V)を与える。Xデコーダ59は、セクタ
SE1のワード線WL0、WL1に負電圧(−10V)
を印加し、セクタSE2のワード線WL2、WL3に0
Vを印加する。高電圧発生回路56はYデコーダ57お
よびウェル電位発生回路61に高電圧を与える。Yデコ
ーダ57は、Yゲート72内のYゲートトランジスタY
G0、YG1に高電圧を印加する(Yゲートトランジス
タ、セレクトゲートトランジスタをpチャネル型MOS
トランジスタで形成した例を示す。)。それにより、主
ビット線MB0、MB1はフローティング状態になる。
ソース制御回路62はソース線SLに正電圧(8V)を
印加する。また、ウェル電位発生回路61は、nウェル
領域71に正電圧(8V)を印加する。セレクトゲート
デコーダ63はセレクトゲートSG1、SG2をOFF
状態にする。
【0156】このようにして、選択セクタSE1内のメ
モリセルおよび非選択セクタSE2内のメモリセルに、
表1に示されるように電圧が印加される。その結果、セ
クタSE1内のすべてのメモリセルは消去される。
【0157】(ii) 書込動作 ここでは、メモリセルM00をプログラムするものと仮
定する。すなわち、メモリセルM00にデータ“0”を
書込み、メモリセルM10はデータ“1”を保持する。
【0158】まず、書込/消去制御回路50に、プログ
ラム動作を指定する制御信号が与えられる。それによ
り、負電圧発生回路54および高電圧発生回路56が活
性化される。
【0159】高電圧発生回路56はXデコーダ59に高
電圧を与える。Xデコーダ59は、アドレスバッファ5
8から与えられるXアドレス信号に応答してワード線W
L0を選択し、選択されたワード線WL0に高電圧(8
V)を印加し、非選択のワード線WL1〜WL3に0V
を印加する。
【0160】負電圧発生回路54はYデコーダ57、書
込回路53およびセレクトゲートデコーダ63に負電圧
を与える。まず、外部からデータ入出力バッファ51を
介してデータ“0”が書込回路53に与えられ、ラッチ
される。Yデコーダ57は、アドレスバッファ58から
与えられるYアドレス信号に応答してYゲート72内の
YゲートトランジスタYG0に負電圧を印加し、Yゲー
トトランジスタYG1に0Vを印加する。それにより、
YゲートトランジスタYG0がONする。
【0161】書込回路53はYゲートトランジスタYG
0を介して主ビット線MB0にデータ“0”に対応する
プログラム電圧(−5V)を印加する。また、セレクト
ゲートデコーダ63は、セレクトゲートSG1をON状
態にし、セレクトゲートSG2をOFF状態にする。そ
れにより、副ビット線SB01、SB11がそれぞれ主
ビット線MB0、MB1に接続される。ソース制御回路
62は、ソース線SLをフローティング状態にする。ウ
ェル電位発生回路61はnウェル領域71に0Vを印加
する。
【0162】このようにして、メモリセルM00に、表
2の左欄に示されるように電圧が印加される。その結
果、メモリセルM00のしきい値電圧が上昇する(しき
い値電圧は負電圧であるので、0に近い方向へ変化す
る。)。
【0163】一定時間たとえば1m(秒)経過後、外部
からデータ入出力バッファ51を介してデータ“1”が
書込回路53に与えられ、ラッチされる。Yデコーダ5
7は、アドレスバッファ58から与えられるYアドレス
信号に応答してYゲート72内のYゲートトランジスタ
YG1に負電圧を印加し、YゲートトランジスタYG0
に0Vを印加する。それにより、Yゲートトランジスタ
YG1がONする。書込回路53は、Yゲートトランジ
スタYG1を介して主ビット線MB1にデータ“1”に
対応する0Vを印加する。
【0164】このようにして、メモリセルM10に、表
2の右欄に示されるように、電圧が印加される。その結
果、メモリセルM10のしきい値電圧は低い(しきい値
電圧は負電圧であるため絶対値では高い)まま維持され
る。
【0165】(iii) 読出動作 ここでは、メモリセルM00からデータを読出すものと
仮定する。まず、書込/消去制御回路50に、読出動作
を指定する制御信号が与えられる。
【0166】Xデコーダ59は、アドレスバッファ58
から与えられるXアドレス信号に応答してワード線WL
0を選択し、それに0Vを印加する。このとき、ワード
線WL1〜WL3は3Vに保たれる。セレクトゲートデ
コーダ63は、セレクトゲートSG1をON状態にし、
セレクトゲートSG2をOFF状態にする。Yデコーダ
57はアドレスバッファ58から与えられるYアドレス
信号に応答してYゲート72内のYゲートトランジスタ
YG0をONさせる。ソース制御回路62はソース線S
Lに3Vを印加する。ウェル電位発生回路61は、nウ
ェル領域71に3Vを印加する。
【0167】このようにして、選択されたメモリセルM
00に、表3の左欄に示されるように電圧が印加され
る。それにより、メモリセルM00の内容が“1”であ
れば主ビット線MB0に読出電流が流れる。この読出電
流がセンスアンプ52により検知され、データ入出力バ
ッファ51を介して外部に出力される。このとき、非選
択のメモリセルには、表3の右欄に示されるように電圧
が印加される。
【0168】以上のようにして、この実施例における不
揮発性半導体記憶装置の消去、書込、読出動作を行なう
ことが可能となる。
【0169】ここで、本実施例における不揮発性半導体
記憶装置の書込方式は、pチャネルのMOS型メモリセ
ルにおいて、コントロールゲート電極に正電位を、ドレ
イン領域に負電位を印加することによって、ドレイン領
域でバンド−バンド間トンネル電流を発生させ、このバ
ンド−バンド間トンネル電流で発生した電子の電界加速
により生じたホットエレクトロンのトンネル酸化膜への
注入電流を用いて書込を行なっている。
【0170】書込動作において、選択されるメモリセル
には、コントロールゲート電極に正電圧Vcg、ドレイ
ン領域に負電圧Vdが印加されるのに対し、同一のビッ
ト線に接続された非選択のメモリセル(ドレインディス
ターブセル)では、コントロールゲート電極に0V、ド
レイン領域に負電圧Vdが印加されることとなり、この
非選択のメモリセルでは、コントロールゲート電圧が0
Vのため、フローティングゲート電極とドレイン領域と
の間の電位差は、選択されたメモリセルのフローティン
グゲート電極とドレイン領域との間の電位差に比べ非常
に小さくなる。このように、非選択のメモリセルでは、
バンド−バンド間トンネル電流の発生量が少なくなり、
よって電子注入電流も少なくなる{同一のワード線に接
続された非選択のメモリセル(ゲートディスターブセ
ル)では、コントロールゲート電極電圧が正電圧(Vc
g)、ドレイン領域電圧が0Vとなり、従来のnチャネ
ルMOS型のメモリセルのゲートディスターブセルと同
一のFNトンネル電流による誤消去のモードであり、V
cgを極端に大きく設定しない限り問題はない。}。
【0171】以上のように、コントロールゲート電極へ
の正電圧とドレイン領域への負電圧の双方が同時に印加
されたメモリセルのみ、電子注入電流が大きくなり、高
速に書込を行なうことができる、コントロールゲート電
極への正電圧とドレイン領域への負電圧のどちらか片方
のみ印加されたメモリセルでは、書込または消去が起こ
らないという特性を実現できる。つまり、バンド−バン
ド間トンネル電流の発生量の大小がフローティングゲー
ト電極とドレイン領域との間の電位差の大小によって決
定するという特性を利用している。このように、バンド
−バンド間トンネル現象を有効に用いていることが、本
実施例における書込動作の特徴である。
【0172】また、pチャネル型のMOSメモリセルを
DINOR型フラッシュメモリに用いることで、周辺回
路に形成されるpチャネルトランジスタのソース領域お
よびドレイン領域との構造と、メモリセルのソース領域
およびドレイン領域との構造が同一の構造に形成するこ
とができるようになるために、メモリセル領域と、周辺
トランジスタ領域とのソース領域およびドレイン領域の
不純物の内訳のためのマスクを削減することができる。
その結果、マスク枚数の減少および不揮発性半導体記憶
装置の製造工程数の削減によるコストの低減が可能とな
る。
【0173】また、メモリセルアレイ内に形成される選
択トランジスタを、pチャネル型トランジスタで形成す
ることが可能となるため、pチャネル型のMOSメモリ
セルと、選択トランジスタとを同一のウェル内に形成す
ることが可能となる。
【0174】(第3実施例)次に、この発明に基づいた
不揮発性半導体記憶装置の第3実施例について説明す
る。
【0175】この第3の実施例における不揮発性半導体
記憶装置は、第1の実施例におけるpチャネルのMOS
型メモリセルの構造を用いて、NOR型のフラッシュメ
モリを実現させたものである。
【0176】まず、図9を参照して、本実施例における
不揮発性半導体記憶装置の構成について説明する。この
実施例におけるフラッシュメモリは、チップ一括消去を
採用した例を示しており、行列状に配置されたメモリセ
ルマトリックス101と、Xアドレスデコーダ102
と、アドレスバッファ105と、書込回路106と、セ
ンスアンプ107と、入出力バッファ108と、ソース
制御回路109と、負電圧発生回路110,111と、
高電圧発生回路112と、ウェル電位発生回路113と
を含む。
【0177】メモリセルマトリックス101は、行列状
に配置された複数個のメモリトランジスタをその内部に
有する。メモリセルマトリックス101は、nウェル領
域114内に形成される。メモリセルマトリックス10
1の行および列を選択するために、Xアドレスデコーダ
102とYゲート103とが接続されている。Yゲート
103には列の選択情報を与えるYアドレスデコーダ1
04が接続されている。Xアドレスデコーダ102とY
アドレスデコーダ104には、それぞれ、アドレス情報
が一時格納されるアドレスバッファ105が接続されて
いる。
【0178】Yゲート103には、データ入力時に書込
動作を行なうための書込回路106とデータ出力時に流
れる電流値から「0」と「1」を判定するセンスアンプ
107が接続されている。書込回路106とセンスアン
プ107とには、それぞれ、入出力データを一時格納す
る入出力バッファ108が接続されている。
【0179】図9に示すメモリセルマトリックス101
の中には、その概略構成を示す等価回路図が示されてい
る。このメモリセルマトリックス101を有するフラッ
シュメモリがNOR型と呼ばれている。
【0180】メモリセルマトリックス101は、行方向
に延びる複数本のワード線WL1 ,WL2 ,…,WLi
と、列方向に延びる複数本のビット線BL1 ,BL2
…,BLj とが互いに直交するように配置され、マトリ
ックスを構成する。各ワード線と各ビット線の交点に
は、それぞれフローティングゲートを有するメモリトラ
ンジスタQ11,Q12,…,Qijが配設されている。各メ
モリトランジスタのドレイン領域には、各ビット線が接
続されている。メモリトランジスタのコントロールゲー
ト電極には、各ワード線が接続されている。メモリトラ
ンジスタのソース領域には各ソース線S1 ,S2 ,…に
接続されている。同一行に属するメモリトランジスタの
ソースは、図9に示されるように相互に接続されてい
る。
【0181】高電圧発生回路112は外部から電源電圧
Vcc(たとえば3V)を受け高電圧を発生する。負電
圧発生回路110,111は外部から電源電圧Vccを
受け、負電圧を発生する。ウェル電位発生回路113
は、nウェル領域114に高電圧を印加する。ソース制
御回路109は消去時にソースラインSLに高電圧を与
える。
【0182】次に、消去動作、書込動作、読出動作を表
4〜表6を参照しながら説明する。なお、表4〜表6に
ある電圧印加条件は、一実施例としての値を示してい
る。
【0183】
【表4】
【0184】
【表5】
【0185】
【表6】
【0186】(i) 消去動作 負電圧発生回路111はXアドレスデコーダ102に負
電圧(−10V)を与える。Xアドレスデコーダ102
はすべてのワード線WL1 〜WLi に負電圧(−10
V)を印加する。ウェル電位発生回路113はnウェル
領域114に高電圧(8V)を印加する。ソース制御回
路109はソース線SLに高電圧(8V)を印加する。
Yアドレスデコーダ104はYゲート103内のYゲー
トトランジスタをOFFにし、すべてのビット線BL1
〜BLj をフローティング状態にする。
【0187】このようにして、メモリセルマトリックス
101内のすべてのメモリに、表4に示されるように電
圧が印加される。その結果、メモリセルマトリックス1
01内のすべてのメモリセルは消去される。
【0188】(ii) 書込動作 ここでは、メモリセルQ11に書込を行なうものと仮定す
る。すなわち、メモリセルQ11にデータ“0”を書込
み、メモリセルマトリックス101内のその他のメモリ
セルはデータ“1”を保持する。
【0189】高電圧発生回路112は、Xアドレスデコ
ーダ102に高電圧を与える。Xアドレスデコーダ10
2はアドレスバッファ105から与えられるXアドレス
信号に応答してワード線WL1 を選択し、選択されたワ
ード線WL1 に高電圧(8V)を印加して、非選択のワ
ード線WL2 〜WLi に0Vを印加する。
【0190】負電圧発生回路110は、Yアドレスデコ
ーダ104に負電圧を与える。まず、外部からデータ入
出力バッファ108を介してデータ“0”が書込回路1
06に与えられ、ラッチされる。Yアドレスデコーダ1
04は、アドレスバッファ105から与えられるYアド
レス信号に応答してYゲート103にビット線選択情報
を送る。Yゲート103は、ビット線BL1 を選択し
て、選択ビット線BL1にデータ“0”に対応する書込
電圧(−5V)を印加し、非選択のビット線BL 2 〜B
j には0Vを印加する。
【0191】ソース制御回路109は、ソース線SLを
フローティング状態にする。ウェル電位発生回路113
は、nウェル領域114に0Vを印加する。
【0192】このようにして、メモリセルQ11に、表5
に示されるように電圧が印加される。その結果、メモリ
セルQ11のしきい値電圧が上昇する(しきい値電圧は負
電圧であるので0に近い方向に変化する。)。
【0193】(iii) 読出動作 ここでは、メモリセルQ11からデータを読出すものと仮
定する。Xアドレスデコーダ102は、アドレスバッフ
ァ105から与えられるXアドレス信号に応答してワー
ド線WL1 を選択し、それに0Vを印加する。このと
き、非選択のワード線WL2 〜WLi には3Vを印加す
る。Yアドレスデコーダ104は、アドレスバッファ1
05から与えられるYアドレス信号に応答してYゲート
103にビット線選択情報を送る。Yゲート103はビ
ット線BL101を選択し、ビット線BL101に2V
が印加される。非選択のビット線BL2 〜BLj には3
Vが印加される。ソース制御回路109はソース線SL
に3Vを印加する。ウェル電位発生回路113はnウェ
ル領域114に3Vを印加する。このようにして、選択
されたメモリセルQ11に、表6に示されるように電圧が
印加される。それにより、Q11の内容が“1”であれば
ビット線BL1 に読出電流が流れる。この読出電流がセ
ンスアンプ107により検知され、入出力バッファ10
8を介して外部に出力される。
【0194】以上のように、本実施例におけるNOR型
のフラッシュメモリにおいては、書込・消去時の消費電
流が少ないため、書込・消去に用いる高電圧はチップ内
部昇圧回路にて発生することが可能となる。したがっ
て、外部電源電圧は任意の単一電源でフラッシュメモリ
を構成することが可能となる。
【0195】また、従来のnチャネルのMOS型メモリ
セルを用いたNOR型フラッシュメモリにおいては、図
10に示すように、書込動作として、チャネルホットエ
レクトロン注入により、フローティングゲートに電子を
注入している。これにより、メモリセルのVthを、低
Vth側から高Vth側へと変化させている。
【0196】一方、消去動作においては、FNトンネル
現象により、フローティングゲート電極からソース領域
またはチャネル領域に電子を引き抜くことにより、メモ
リセルのVthを高Vth側から低Vth側へと変化さ
せている。
【0197】このとき、消去動作は、全ビット一括また
はブロック単位での同時消去であるため、ビットごとに
ベリファイを行なえないため、消去後のVth分布が大
きくなってしまう。すなわち、低Vth側のVth分布
が大きくなることにより、Vthが0より大きくなるも
のが発生すると、読出動作時に、常にON状態となるた
め、読出誤動作を起こすいわゆるオーバイレーズ現象が
生じている。
【0198】仮に、プロセスにおけるばらつきや欠陥な
どのために、特異的に消去速度の速いビットが存在した
とき、そのビットはオーバイレーズの誤動作を起こすこ
とになる。したがって、全ビットの消去速度のばらつき
を小さくすることが不可欠であり、従来のnチャネルM
OSを用いたNOR型フラッシュメモリの大きな問題点
となっていた。
【0199】一方、上述した実施例におけるpチャネル
のMOS型トランジスタを用いたNOR型フラッシュメ
モリにおいては、pチャネルのMOSトランジスタを基
本構造として、フローティングゲート電極への電子の注
入により書込を行なっている。その結果、図11に示す
ように、高Vth側(負の絶対値が高い方のVth)か
ら低Vth側(負の絶対値が低い方のVth)に書込を
行なうことが可能となる。したがって、書込動作におい
ては、ビットごとにベリファイを行なうことが可能とな
るため、書込動作終了後のVth分布すなわち低Vth
側のVth分布を小さくすることができる。
【0200】さらに、もし、特異的に書込が速いビット
が存在したときにおいても、Vthが0を超えることを
防ぐことができるため、従来のNOR型フラッシュメモ
リのオーバイレーズによる誤動作の問題を解決すること
ができる。
【0201】また、第2の実施例と同様に、トンネル酸
化膜へのホットホール注入がほとんど起こらないため、
ホットホール注入によるトンネル酸化膜の著しい劣化を
防ぐことが可能となる。さらに、ホットホール注入が起
きないため、従来のnチャネルのMOS型メモリセルに
おいて、実効ゲート長さの有効利用を悪化させていた電
界緩和層の形成が不要であるため、従来のフラッシュメ
モリに比べ、より微細化が可能となり、高集積化が可能
となる。
【0202】なお、上述した第2および第3の実施例に
おいては、DINOR型、NOR型のフラッシュメモリ
に適用した場合について述べたが、これに限らず、FN
トンネル電流によりフローティングゲートからドレイン
領域へ電子を引き抜くことにより、書込または消去を行
なうフラッシュメモリにあっては、すべて同様の作用効
果を得ることができる。
【0203】また、上記第2および第3の実施例におい
て、読出時の電圧印加条件については、表3および表6
に示した場合に限られることなく、以下に示す表7ない
し表10に示す条件を満たすような読出時電圧印加条件
を用いることによって、同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0204】
【表7】
【0205】
【表8】
【0206】
【表9】
【0207】
【表10】
【0208】(第4実施例)次に、この発明に基づいた
第4実施例における不揮発性半導体記憶装置について図
を参照して説明する。
【0209】この第4実施例における不揮発性半導体記
憶装置の構造は、図12を参照して、第1実施例と同様
にnウェル1の表面に、p型の不純物領域からなるソー
ス領域2と、p型の不純物領域からなるドレイン領域3
とを有している。なお、ソース領域2およびドレイン領
域3と、nウェル1との境界部分には、pn接合2a,
3aが形成されている。
【0210】ソース領域2とドレイン領域3とに挟まれ
たチャネル領域8の上方には、トンネル酸化膜4を介在
して形成されたフローティングゲート電極5と、このフ
ローティングゲート電極5の上方に絶縁膜を介在して形
成されたコントロールゲート電極7とを有している。
【0211】上記構造よりなる不揮発性半導体記憶装置
において、書込時に、第1の実施例と同じ条件の電圧印
加条件を加える。すなわち、コントロールゲート電極7
に正電位、ドレイン領域3に負電位、ソース領域2を開
放状態、nウェル1を接地電位とする。これにより、フ
ローティングゲート電極5とドレイン領域11との重な
り領域上のトンネル酸化膜4に強電界が印加され、FN
トンネル現象により、ドレイン領域11からトンネル酸
化膜4を介してフローティングゲート電極5に電子が注
入される。これにより、書込が行なわれる。
【0212】その結果、書込時において、第1の実施例
と同様の作用効果を得ることができる。
【0213】(第5実施例)次に、この発明に基づいた
第5実施例の不揮発性半導体記憶装置の構造について、
図13を参照して説明する。
【0214】この実施例における不揮発性半導体記憶装
置の構造は、図1に示す第1実施例に示す不揮発性半導
体記憶装置のチャネル領域に、p- 型の埋込層12を形
成したものである。
【0215】図1に示す構造によれば、チャネル層8が
nウェル1とトンネル酸化膜4との界面に生成されるた
め、チャネル層8を流れる正孔は、nウェル1とトンネ
ル酸化膜4との界面で散乱を受け、正孔の移動度の低下
が生じる。その結果、不揮発性半導体記憶装置の駆動力
が低下してしまうことがある。
【0216】そこで、本実施例に示すように、チャネル
層8に、p- 型の埋込層12を設けることにより、nウ
ェル1とトンネル酸化膜4との界面での正孔の散乱によ
る正孔の移動度の低下を未然に防止することができ、不
揮発性半導体記憶装置の安定した駆動を実現することが
できる。
【0217】なお、p- 型埋込層12は、チャネル領域
における不純物の縦方向分布において、埋込層12の不
純物のピーク濃度が、nウェル1とトンネル酸化膜4と
の界面より約10nm〜200nmの深さの位置にくる
ように形成することが好ましく、また、p- 型の埋込層
12のピーク濃度の値は、1×1016〜5×1018cm
-3であることが好ましい。
【0218】(第6実施例)次に、この発明に基づいた
第6実施例の不揮発性半導体記憶装置の構造について、
図14を参照して説明する。
【0219】この実施例における不揮発性半導体記憶装
置の構造は、図1に示す第1実施例の不揮発性半導体記
憶装置の構造において、フローティングゲート電極をn
+ 型のポリシリコン13で形成したものである。
【0220】このような構造により、第5実施例と比較
した場合、ドレイン領域3における表面の横方向電界が
高くなり、バンド−バンド間トンネル電流の発生量が増
大する。これにより、ドレイン領域3における加速電界
が増大するため、電子が得るエネルギーも高くなる。そ
の結果、書込効率が増大する。したがって、書込速度の
増大や、書込電圧の低電圧化を図ることが可能となる。
さらに、第5の実施例と比較した場合、パンチスルー耐
性が高くなり、実効ゲート長さの微細化により、不揮発
性半導体記憶装置の高集積化が可能となる。
【0221】(第7実施例)次に、この発明に基づいた
第7実施例の不揮発性半導体記憶装置の構造について、
図15を参照して説明する。
【0222】この実施例における不揮発性半導体記憶装
置の構造は、図1に示す第1実施例の不揮発性半導体記
憶装置の構造において、フローティングゲート電極をp
+ ポリシリコンで形成したものである。
【0223】このような構造により、第5実施例におけ
る不揮発性半導体記憶装置と比較した場合、ドレイン領
域3における表面の横方向電界が高くなり、バンド−バ
ンド間トンネル電流の発生量が増大し、かつ加速電界が
増大するため、電子が得るエネルギーが大きくなる。そ
の結果、書込効率が増大する。したがって、書込速度の
増大や、書込電圧の低電圧化が可能となる。
【0224】さらに、第5実施例における不揮発性半導
体記憶装置に比べ、パンチスルー耐性が高くなり、実効
ゲート長さの微細化が可能となる。これにより不揮発性
半導体記憶装置の高集積化が可能となる。
【0225】また、第6実施例における不揮発性半導体
記憶装置と比較した場合、たとえばDINOR型のメモ
リセルとして用いた場合、メモリセルトランジスタの紫
外線照射消去後(フローティングゲート電位を0とした
とき)のしきい値電圧を小さくすることができるため、
読出ディスターブの誤動作に対する耐性を強くすること
が可能となる。
【0226】(第8実施例)次に、この発明に基づいた
第8実施例の不揮発性半導体記憶装置の構造について、
図16および図17を参照して説明する。
【0227】この実施例における不揮発性半導体記憶装
置の構造は、図14および図15に示すように、フロー
ティングゲート電極5とドレイン領域2との重なり部分
1およびフローティングゲート電極5とソース領域2
との重なり部X2 において、p型の不純物濃度が5×1
19cm-3以下となるように形成されている。
【0228】このように、重なり部分X1 ,X2 におけ
る不純物濃度を5×1019cm-3以下となるように形成
するには、まず、図16に示すように、コントロールゲ
ート電極7およびフローティングゲート電極5を覆うよ
うにサイドウォール15を形成した後に、このサイドウ
ォール15をマスクとして、nウェル1にp型の不純物
を注入することにより、ソース領域2およびドレイン領
域3を形成する。
【0229】その結果、実効ゲート長さが長く、微細化
に適した不揮発性半導体記憶装置を得ることができる。
【0230】たとえば、従来のDINOR、NOR型フ
ラッシュメモリセルのように、フローティングゲート電
極からドレイン領域へFNトンネル電流により電子の引
き抜きを行なう場合、ドレイン領域のゲート電極との重
なる領域が、高濃度の不純物濃度を持っていないと、ド
レイン領域のエッジ部分に空乏層が形成される。この空
乏層による電位降下のために、FNトンネル電流の電子
引き抜き速度が低下するという問題があった。したがっ
て、従来の構造によれば、サイドウォール形成後にイオ
ン注入を行ない、ソース領域およびドレイン領域を形成
することができず、フローティングゲート電極4および
コントロールゲート電極7をマスクにしてイオン注入を
行なう必要があった。
【0231】一方、本実施例におけるpチャネルのMO
S型メモリセルを用いた場合には、上記のような問題点
が生じないため、サイドウォール15をマスクにしてイ
オン注入を行なうことが可能となり、実効ゲート長さを
有効に用いることのできる不揮発性半導体記憶装置を提
供することが可能となる。
【0232】(第9実施例)次に、この発明に基づいた
第9実施例の不揮発性半導体記憶装置の構造について、
図18および図19を参照して説明する。
【0233】この実施例における不揮発性半導体記憶装
置の構造においては、図19に示すように、ドレイン領
域3とフローティングゲート電極5との重なり部分X3
の領域においてのみ、ドレイン領域3の不純物濃度が、
5×1019cm-3以上の不純物濃度を有するように形成
され、ソース領域2におけるフローティングゲート電極
5との重なり部分においては、上述した第8の実施例と
同様に、5×1019cm-3以下の不純物濃度となるよう
に形成されている。
【0234】このように形成するためには、まず図18
に示すように、コントロールゲート7およびフローティ
ングゲート5をマスクとして、ドレイン領域2が形成さ
れる領域にのみ予めp型の不純物のイオン注入を行なっ
てから、図19に示すように、コントロールゲート7お
よびフローティングゲート5を覆うようにサイドウォー
ル15を形成した後、このサイドウォール15をマスク
にしてp型の不純物の注入を行なうことにより形成する
ことができる。
【0235】この構造を用いることにより、ドレイン領
域3でのバンド−バンド間トンネル電流の発生量を大き
くすることができる。その結果、書込速度の向上および
書込時のドレイン電圧とコントロールゲート電極電圧の
低電圧化が可能となる。また、ソース領域2は、サイド
ウォール15を形成した後にイオン注入を行なうため、
実効ゲート長さの有効なメモリセルを形成することが可
能となる。
【0236】(第10実施例)次に、この発明に基づい
た第10実施例の不揮発性半導体記憶装置の構造につい
て、図20を参照して説明する。
【0237】この実施例における不揮発性半導体記憶装
置の構造は、図20に示すように、p+ 型の不純物領域
からなるソース領域10およびドレイン領域11を備
え、それぞれのチャネル領域のエッジ部分に、p- の不
純物拡散層からなる第1不純物領域16と、第2不純物
領域17とを備えている。その他の構造については、図
1に示す第1の実施例における不揮発性半導体記憶装置
の構造と同一である。
【0238】なお、ソース領域10、ドレイン領域1
1、第1不純物領域16および第2不純物領域17のそ
れぞれのnウェル1との界面には、pn接合11a,1
2a,16a,17aが形成されている。
【0239】このように、いわゆるLDD構造を形成す
ることにより、実効ゲート長さが長く、微細化に適した
メモリセルを得ることができる。
【0240】さらに、たとえば従来DINOR型または
NOR型フラッシュメモリセルにおいて、フローティン
グゲート電極からドレイン領域へFNトンネル電流によ
って電子の引き抜きを行なう場合、ドレイン領域とフロ
ーティングゲート電極とが重なる領域において、高濃度
の不純物濃度が存在しないと、ドレイン領域のエッジ部
分において、空乏層が形成され、この空乏層での電位降
下のために、FNトンネル電流の電子の引き抜き速度が
低下するという問題点を回避することができ、さらに、
従来の構造においては、コントロールゲート電極および
フローティングゲート電極をマスクにして、高濃度のイ
オン注入を行なう必要があったために、実効ゲート長さ
の有効長さが悪化するという問題点も回避することがで
きるようになる。
【0241】(第11実施例)次に、この発明に基づい
た第11実施例の不揮発性半導体記憶装置の構造につい
て、図21を参照して説明する。
【0242】この実施例における不揮発性半導体記憶装
置の構造は、図1に示す第1の実施例における不揮発性
半導体記憶装置の構造に加えて、ドレイン領域3を覆う
ようにn+ 型の第3不純物領域18が形成されている。
この第3不純物領域18の不純物濃度は、約1×1017
〜1×1018cm-3程度である。
【0243】このように、第3不純物領域18を設ける
ことにより、ドレイン空乏層における横方向電界が増大
し、効率よく電子を高エネルギー化できる。その結果、
書込速度の向上および書込時におけるコントロールゲー
ト電圧とドレイン領域の電圧の低電圧化が可能となる。
【0244】(第12実施例)次に、この発明に基づい
た第12実施例の不揮発性半導体記憶装置の構造につい
て、図22を参照して説明する。
【0245】この実施例における不揮発性半導体記憶装
置の構造は、図1に示す第1実施例の不揮発性半導体記
憶装置の構造と比較した場合、ソース領域およびドレイ
ン領域が、高濃度の不純物領域からなるソース領域10
とドレイン領域11とからなり、さらに、ソース領域1
0を覆うように、n- 型の第4不純物領域20と、ドレ
イン領域11を覆うようにp- 型の第5不純物領域19
が形成されている。なお、ソース領域10と第4不純物
領域20との界面にはpn接合10aが形成され、第5
不純物領域19とnウェル1との界面にはpn接合19
aが形成されている。また、第4不純物領域20および
第5不純物領域19はともにその不純物濃度が約1×1
17〜1×1018cm-3程度に設けられている。
【0246】以上の構造を有することにより、メモリセ
ルのパンチスルー耐性が向上し、第5不純物領域19に
より、ドレイン領域11とnウェル1との間の耐圧を向
上させることが可能となる。
【0247】ここで、第1実施例、第2実施例ないし第
12実施例においては、不揮発性半導体記憶装置はnウ
ェル1に形成される場合について説明したが、このnウ
ェル1は、たとえば図23に示すように、p型の半導体
基板21におけるトリプルウェル構造を有するプロセス
を用いて、nウェル22および24と同様の工程で形成
されるものでもよいし、図24に示すように、n型半導
体基板26内において、トリプルpウェル28内に形成
されたnウェル1であっても構わない。また、図25に
示すように、p型の半導体基板21におけるツインウェ
ルプロセスを用いて、nウェルを形成したものであって
も構わない。
【0248】(第13実施例)次に、この発明に基づい
た第13実施例における不揮発性半導体記憶装置につい
て、説明する。
【0249】この第13実施例においては、第1実施例
における書込を行なった不揮発性半導体記憶装置におい
て、メモリセルの紫外線消去の後、しきい値電圧VTH
uv(フローティングゲート電極中の電荷を、0にした
ときのしきい値電圧)を読出電圧より低くなるように形
成する。このように、読出電圧より低くなるように形成
すると、読出電圧より高い場合に比べ、消去状態のメモ
リセルのしきい値VTHeraseと紫外線照射消去後
しきい値電圧VTHuvの差であるΔVTHerase
=VTHerase−VTHuvの値が大きくなる。
【0250】このとき、書込時ドレインディスターブ
(書込する選択セルと同一のビット線に接続された非選
択セルにおける誤った書込)に対する耐性が高まり、メ
モリセルの信頼性を向上させることができる。
【0251】たとえば、VTHerase=−5Vと
し、VTHuv=−4Vの場合とVTHuv=−2Vの
場合を考える。
【0252】フローティングゲート電極の電位Vfgは
以下の第1式で計算することができる。
【0253】
【数1】
【0254】ここで、αcg,αd,αs,αsub
は、それぞれコントロールゲート、ドレイン領域、ソー
ス領域、nウェルのカップリング比であり、メモリセル
の形成条件で変化する値であるが、ここでは、一般的な
値として、αcg=0.6,αd=αs=0.1,αs
ub=0.2として考える。
【0255】Vd=−6V,Vcg=8V,Vs=op
en,Vsub=0Vのバイアス条件における書込動作
を考えると、ドレインディスターブセルには、Vd=−
6V,Vcg=0V,Vs=open,Vsub=0V
の電位が印加される。
【0256】ここで、openとしたVsは、0Vに近
いとして仮定する。このときの消去状態(ΔVTH=Δ
VTHerase)のドレインディスターブセルのVf
gを計算すると、
【0257】
【数2】
【0258】となる。したがって、VTHuv=−4V
の場合は、Vfg=0Vとなり、Vd=−6Vとの電位
差は6Vであるが、VTHuv=−2Vの場合、Vfg
=1.2Vとなり、Vd=−6Vとの電位差は7.2V
となり、VTHuv=−2Vの方がドレインディスター
ブセルにおけるバンド−バンド間トンネル電流の発生量
は多くなる。
【0259】すなわち、VTHuv=−2Vの方が、ド
レインディスターブセルにおける書込速度は大きいこと
になり、VTHuvを低くする(負電圧であるので絶対
値を高くする)ことは、ドレインディスターブ耐性を良
くする効果がある。
【0260】(第14実施例)次に、この発明に基づい
た第14実施例の不揮発性半導体記憶装置について、説
明する。
【0261】この第14実施例においては、第1実施例
における書込方式を用いたメモリセルにおいて、メモリ
セルの紫外線照射消去後しきい値電圧(VTHuv(フ
ローティングゲート中の電荷を0にしたときのしきい値
電圧)を読出電圧より高くなるように形成している。こ
のように、読出電圧より高くなるように形成すること
で、読出時ディスターブ(読出選択セルにおける誤った
消去)に対する耐性が高まり、メモリセルの信頼性を向
上させることができる。
【0262】たとえば、読出電圧を3.3Vで考え、書
込状態のセルのしきい値電圧VTHwrite=−2V
とし、VTHuv=−4Vの場合とVTHuv=−2V
の場合を考える。フローティングゲートの電位Vfgは
以下の第3式で計算することができる。
【0263】
【数3】
【0264】ここで、αcg,αd,αs,αsub
は、それぞれコントロールゲート、ドレイン領域、ソー
ス領域、n型ウェルのカップリング比であり、メモリセ
ルの形成条件で変化する値であるが、ここでは、一般的
な値αcg=0.6,αd=αs=0.1,αsub=
0.2として考える。
【0265】Vcg=−3.3V,Vd=−1V,Vs
=0V,Vsub=0Vのバイアス条件における読出動
作を考え、このときの書込状態(ΔVTH=ΔVTHw
rite)の読出セルのVfgを計算すると、
【0266】
【数4】
【0267】となる。したがって、VTHuv=−4V
の場合は、Vfg=−3.3Vとなり、Vsub=0V
との電位差は3.3Vであるが、VTHuv=−2Vの
場合、Vfg=−2.1Vとなり、Vsub=0Vとの
電位差は2.1Vとなり、VTHuv=−4Vの方が読
出ディスターブによる誤った消去の耐性は悪くなること
がわかる。
【0268】すなわち、VTHuvを高くする(負電圧
であるので絶対値を低くする)ことは、読出ディスター
ブによる誤った消去の耐性を良くする効果がある(VT
Huvを高くすると、ドレインディスターブ耐性が悪化
するが、ドレインディスターブ特性の誤差に余裕がある
場合、VTHuvを高くすることにより、読出ディスタ
ーブ特性の改善が可能となる)。
【0269】(第15実施例)次に、この発明に基づい
た第15実施例の不揮発性半導体基板について図26な
いし図31を参照して説明する。
【0270】まず、この第15実施例においては、第2
の実施例で説明したDINOR型のフラッシュメモリに
おいて、ドレイン領域に印加する負電圧の値を、書込選
択メモリセルおよびこの書込選択メモリセルと同一のビ
ット線に接続された非選択メモリセル(ドレインディス
ターブメモリセル)において、なだれ破壊が起きないよ
うな値に設定して、メモリセルの書込を行なうようにし
たものである。
【0271】まず図26を参照して、フローティングゲ
ート電極とコントロールゲート電極とを接続したpチャ
ネルのMOS型メモリセルで測定した、Vg=6Vにお
けるId−VdおよびIg−Vd特性について説明す
る。
【0272】なお、Idはバンド−バンド間トンネルで
発生した電流であり、Igはバンド−バンド間トンネル
電流誘起ホットエレクトロンのトンネル酸化膜への注入
電流である。
【0273】まず、図26に示すように、Vdの絶対値
が大きくなると(Vdの絶対値>6V)、Idの電流値
が急激に増加していることがわかる(Vdの絶対値>6
Vでの、Id−Vd特性の傾きが、Vdの絶対値<6V
でのId−Vd特性の傾きより大きくなっている)。つ
まり、Vdの絶対値を増加させると、[(logId)
/Vd]″<0すなわち、(logId)−Vd曲線が
上に凸の特性から、[(logId)/Vd]″>0す
なわち(logId)−Vd曲線が下に凸の特性に移行
する偏極点Vd1 が存在する。これは、ドレイン領域に
おいてなだれ破壊が起こり、図26に示すように、Id
の電流値の急激な増加が起こっている。
【0274】フラッシュメモリ技術ハンドブック(p.
56:サイエンスフォーラム社出版)の記述によれば、
図27に示すように、従来のnチャネルのMOS型メモ
リセルを用いたNOR型フラッシュメモリにおいて、ソ
ース電圧を増加させた場合、ソース電流には領域Iと領
域IIが存在し、領域Iはバンド−バンド間トンネルに
よる電流であり、領域IIはなだれ破壊による電流であ
ることを、図28に示すそれぞれの領域における電流電
圧特性の温度依存性、基板電位依存性、基板濃度依存性
から考察することができる。
【0275】このnチャネルのMOS型メモリセルを用
いたNOR型フラッシュメモリと全く同一の現象が、図
1に示すpチャネルのMOS型メモリセルにおいても起
きていると考えられる。
【0276】したがって、図26において、Vdの絶対
値の小さい領域での電流は、バンド−バンド間トンネル
による電流であり、Vdの絶対値が大きく、Id−Vd
特性の傾きが増大している領域の電流はなだれ破壊によ
る電流であると考察できる。
【0277】ここで、バンド−バンド間トンネルは、n
MOS、pMOSにおいてそれぞれ上述したような電圧
がゲート電極とドレイン領域との間に印加されたとき、
ドレイン領域におけるディープデプレッション領域で、
シリコンのバンドが、図29に示すように曲がり、価電
子帯の電子が帯電体にトンネルし、電子−正孔対が発生
する現象である(参考文献:W. Feng et. al., IEEE El
ectron Device Letters, Vol. EDL-7, No.7, July, p.4
49, 1986)。
【0278】一方、なだれ破壊は、高電界によって高い
エネルギーを得た電子または正孔が、価電子帯の電子を
帯電体に持ち上げることが可能となり、これにより新し
い電子−正孔対が発生する。こうして発生した電子−正
孔対がさらに電子−正孔対をつくるように、なだれ的に
多くのキャリアを発生させる現象である。このように、
バンド−バンド間トンネル現象となだれ破壊現象とは全
く異なる物理現象である。
【0279】ここで、図26に示す条件において、バン
ド−バンド間トンネルによる電流の領域と、なだれ破壊
による電流の領域を区別するために、以下の計算を行な
った。
【0280】シリコン基板内のある領域で、単位時間当
りにバンド−バンド間トンネルにより発生する電子−正
孔対の発生量GBTBTは、
【0281】
【数5】
【0282】というFNトンネル電流の発生量の計算式
と同一の形の式で計算できる(参考文献:E. O. Kane e
t. al., J. Phys. Chem. Solids, vol.12, 1959, p.18
1)。ここで、Esiは、シリコン基板内での電界強度
を示し、Esiが大きくなると、バンドの曲がりが大き
くなり、バンド−バンド間トンネルの発生量が増大する
ことを示す。
【0283】本実施例のように、コントロールゲート電
極とドレイン領域との間に高電圧Vg−Vdが印加され
たとき、一般的な方法で形成したソース/ドレイン構造
によれば、バンド−バンド間トンネルの発生量は、シリ
コン基板表面(シリコン基板とトンネル酸化膜の界面)
で最大となる(参考文献:K. T. San et. al., IEEEEle
ctron Devices, Vol.42, No.1, January, p.150, 199
5)。また、バンド−バンド間トンネル電流の発生は、
Esiが高いだけではなく、シリコン内のバンドが、シ
リコンのバンドギャップEg以上曲がったときに初めて
起こるものである。また、一般的なソース/ドレイン構
造では、シリコン内のバンドの曲がりがEgに等しくな
った場所において、バンド−バンド間トンネル電流の発
生量が最大となる(参考文献:S. A. Parke et. al., I
EEE Electron Devices, Vol.39, No.7, July, p.1694,
1992)。このバンド−バンド間トンネルの最大発生位置
におけるEsiは、以下に示す第6式および第7式を解
くことにより計算できる(参考文献:J. Chen et. al.,
IEEE Electron Device Letters, Vol. EDL-8, No.11,
November, p.515, 1987 )。
【0284】
【数6】
【0285】
【数7】
【0286】ここで、εsi、εoxは、それぞれシリ
コン、シリコン酸化膜の誘電率を示し、toxは、トン
ネル酸化膜厚を示し、Eoxは、最大発生位置がシリコ
ン基板とトンネル酸化膜界面である最大発生位置に接す
る酸化膜中の電界を示している。
【0287】第6式は、シリコンと酸化膜における電界
の連続性の式である。第7式は、酸化膜にかかる電圧
は、ゲート電極とドレインとの間の電圧Vg−Vdか
ら、シリコン中で、バンドがEg(ここではEg〜1.
2eVとした)曲がったことによる、電位降下を引いた
電圧であることを示す式である。
【0288】ここで、バンド−バンド間トンネルによっ
て発生する全電流Idが、最大発生位置での発生量に比
例すると近似した場合、
【0289】
【数8】
【0290】
【数9】
【0291】となる。したがって、これらの関係式が成
り立つとき、縦軸にId/Esi2 、横軸に1/Esi
をとり、縦軸をLOGスケールにより、グラフにプロッ
ト(いわゆるFNプロット)すれば、直線になることが
わかる。
【0292】さらに、この直線から外れた領域は、バン
ド−バンド間トンネルの特性をもった領域ではないと考
えられ、これにより、なだれ破壊が起こっている領域と
バンド−バンド間トンネルの領域とを区別することがで
きる。
【0293】図26のId−Vd特性の結果を、FNプ
ロットしたものを、図30に示す。Vdの絶対値<6V
では、直線にのって傾斜しているが、Vdの絶対値<6
Vでは、直線から外れていることがわかる。したがっ
て、この結果から、図24のLd−Vd特性におけるV
dの絶対値>6Vの領域は、Vdの絶対値<6Vのバン
ド−バンド間トンネルの領域とは特性が異なることがわ
かる。
【0294】このような、なだれ破壊の起こっている印
加電圧条件で書込動作を行なうと、以下のような特性の
悪化が生じる。
【0295】(1) 図26の同一VdにおけるIgと
Idの値に着目すれば、注入効率Ig/Idは、Vdの
絶対値が増加すると単調に大きくなるが(横方向加速電
界の増大とともに、電子のエネルギーが大きくなり酸化
膜の障壁を越える電子の割合が増加する)、Vdの絶対
値がさらに大きくなり、なだれ破壊が起こるようになる
と(図26において、Vdの絶対値<6V)、注入効率
Ig/Idは減少していくことがわかる。したがって、
なだれ破壊が起こらないVdで書込を行なうことが、低
消費電流での高効率書込の実現に有効であることがわか
る。
【0296】(2) 図31に、フローティングゲート
電極とコントロールゲート電極とを接続した図26に示
すメモリセルと同一のpチャネル型のMOS型メモリセ
ルで測定した場合の、Vg=0VにおけるId−Vdお
よびIg−Vd特性を示す。ドレインディスターブセル
(書込する選択セルと同一のビット線に接続された非選
択メモリセル)の電圧印加条件に近い測定結果である図
31において、Idに着目すれば、Vdの絶対値>7.
4Vにおいて、なだれ破壊が起き、Idの急激な増大が
起こっていることがわかる。
【0297】このように、ドレインディスターブセルに
おいて、なだれ破壊が起きるようなVdで書込を行なう
と、ドレインディスターブセルにおける消費電流が大き
く増加し、消費電力の増大を招く。また、書込電圧をチ
ップ内昇圧回路を用いて生成している場合においては、
電流供給能力に限界があるため、並列に書込可能なメモ
リセルの数が減少し、結果的に1メモリセル当りの書込
速度の低下を招くことになる。したがって、ドレインデ
ィスターブセルにおいてなだれ破壊が起きないようなV
dで書込を行なうことは重要となる。
【0298】以上の(1)、(2)に示す理由により、
選択メモリセルおよびドレインディスターブセルにおい
て、なだれ破壊が起こらないドレイン電圧での書込を行
なうことにより、デバイス特性の悪化を防ぐことが可能
となる。
【0299】(第16実施例)この第16実施例におい
ては、第1実施例に示すpチャネル型MOSメモリセル
において、トンネル酸化膜4の膜厚を15nm以下とな
るようにしたものである。
【0300】第1実施例における不揮発性半導体記憶装
置においては、コントロールゲート電極7への正電位
と、ドレイン領域3への負電位の双方が同時に印加され
たときにのみ、電子注入電流が大きくなり、高速に書込
を行なうことができるが、ドレイン領域への負電位のみ
印加されたメモリセルでは、書込が起こらないという特
性を実現させている。したがって、バンド−バンド間ト
ンネル電流の発生量の大小がフローティングゲート電極
7とドレイン領域3との電位差の大小によって決定する
という特性を利用している。
【0301】したがって、第1実施例における書込方式
を用いる場合には、バンド−バンド間トンネル電流を効
果的に発生することが必要である。したがって、トンネ
ル酸化膜4の膜厚を15nm以下として、比較的低電圧
でトンネル酸化膜4に高電界が印加されるようにするこ
とで、バンド−バンド間トンネル電流を効果的に発生す
ることが可能となり、その結果、高速書込を実現するこ
とが可能となる。
【0302】(第17実施例)この第17実施例におい
ては、第2または第3実施例において、書込時の最大消
費電流(ドレイン電流)が1メモリセル当り1μA以下
となるように書込電圧印加条件を設定するようにしたも
のである。
【0303】3Vもしくは5Vといった単一電源で動作
する不揮発性半導体記憶装置を構成することを実現させ
るためには、書込時に用いる高電位は、チップ内の昇圧
回路によって発生させている。この昇圧回路の電流供給
能力は概ね1mA以下である。したがって、書込時に発
生する最大消費電流が、この値を超えないようにするこ
とが必要である。
【0304】また、1メモリセル当りの実効書込速度を
高速化するためには、多数のメモリセルを同時に並列に
書込する方式を用いることが有効である。したがって、
書込電圧を非常に高くして、メモリセルの書込速度を速
くすれば、メモリセルの書換耐性の劣化が激しくなるな
どの特性の悪化を引き起こすが、多数のメモリセルを同
時に並列書込する方式を用いればそのような特性の悪化
を引き起こさずに1メモリセル当りの実効書込速度の高
速化を行なうことができる。
【0305】このように、多数のメモリセルを同時に並
列に書込をする方式を用いる場合、多少の回路の複雑化
が伴うため、通常最低1000個以上のメモリセルを同
時に並列に書込を行ない、1メモリセル当りの実効書込
速度にして3桁以上の高速化を実現しないと、並列書込
方式採用の有意性が現われてこない。
【0306】このように、最低1000個以上のメモリ
セルを同時に並列に書込を行なうには、上記の昇圧回路
の電流供給能力からくる書込時に発生する最大消費電流
1mA以下の制限により、1メモリセル当りの書込時に
発生する最大消費電流(ドレイン電流)が1μA以下に
することが必要となる。
【0307】したがって、1メモリセル当りの書込時に
発生する最大消費電流(ドレイン電流)が、1μA以下
となるように書込電圧印加条件を設定することで、最低
1000個以上のメモリセルを同時に並列に書込を行な
うことができ、メモリセル当りの実効書込速度の高速化
を実現することができ、その結果、単一電源動作の不揮
発性半導体記憶装置を提供することが可能となる。
【0308】なお、今回開示された上記実施例は、すべ
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
【0309】
【発明の効果】第1、第4〜第13、第16〜第22の
発明に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、ドレイン
領域においてバンド−バンド間トンネル電流が発生し、
電子−正孔対が生成される。そのうち電子は横方向の電
界によりチャネル方向に加速され、高エネルギーを有す
るホットエレクトロンとなる。このとき、制御電極に正
電位が印加されているため、このホットエレクトロンは
容易にトンネル酸化膜に注入され、電荷蓄積電極まで達
することができる。このように、バンド−バンド間トン
ネル電流誘起ホットエレクトロン注入により、電荷蓄積
電極への電子の注入が行なわれる。
【0310】その結果、従来のnチャネル型で形成され
たメモリセルにおいて問題とされていた、書込時にドレ
イン領域近傍でバンド−バンド間トンネル電流により発
生する電子−正孔対のうち、正孔がp型のドレイン領域
に引っ張られ、ドレイン領域内で、ホール濃度が高いた
めに散乱を起こしエネルギーを奪われ、高エネルギーを
有するホットホールが生じることがない。
【0311】また、本発明における構造において、仮に
ホットホールが存在した場合でも、電荷蓄積電極は正電
位になっているため、ホットホールが注入されることは
ない。したがって、トンネル酸化膜へのホットホールの
注入をなくすことができ、従来のnチャネル型のメモリ
セルで問題となっていたホットホール注入によるトンネ
ル酸化膜の著しい劣化を防ぐことが可能となる。
【0312】さらに、ホットホールのトンネル酸化膜へ
の注入が起きないため、従来のnチャネル型のメモリセ
ルにおいて、実効ゲート長の微細化を悪化させていた電
界緩和層の形成が不要となり、従来のnチャネルメモリ
セルに比べより微細化が可能となり、すなわち高集積化
が可能となる。
【0313】次に、第2、第4〜第8、第14、第16
〜第20の発明に係る不揮発性半導体記憶装置によれ
ば、電荷蓄積電極とドレイン領域との重なり領域上のト
ンネル酸化膜に強電界が印加される。その強電界によ
り、FNトンネル現象が生じ、ドレイン領域からトンネ
ル酸化膜を介して電荷蓄積電極へ電子を注入することが
可能となる。その結果、書込時において、従来のnチャ
ネル型のメモリセルにおいて問題となっていた、ドレイ
ン領域近傍において、バンド−バンド間トンネル電流に
より発生する電子−正孔対のうち、正孔がドレイン領域
へと引っ張られ、ドレイン領域内でホール濃度が高いた
めに散乱を起こしエネルギーを奪われ、正孔がホットホ
ールとなることがない。
【0314】また、本発明における構造において、仮に
ホットホールが存在しても、電荷蓄積電極には正電位が
印加されているために、ホットホールが注入されること
はない。したがって、トンネル酸化膜へのホットホール
注入を防止することができ、従来のnチャネル型のメモ
リセルで大きな問題となっていたホットホールの注入に
よるトンネル酸化膜の著しい劣化を防ぐことが可能とな
る。
【0315】また、ホットホールの注入が起きないた
め、従来のnチャネル型メモリセルで実効ゲート長さの
微細化を悪化させていた電界緩和層の形成が不要とな
る。その結果、従来のnチャネル型メモリセルに比べ、
より微細化が可能となり、すなわち高集積化が可能とな
る。
【0316】次に、第3、第15、第16〜第19の発
明に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、チャネル領
域に正孔のチャネル層が形成され、この正孔のチャネル
層と電荷蓄積電極との間に介在するトンネル酸化膜に強
電界が印加される。したがって、このトンネル酸化膜に
おいて、FNトンネル現象が生じ、電荷蓄積電極から正
孔のチャネル層へ電子の注入を行なうことができる。
【0317】その結果、チャネル層全面を用いて、電荷
蓄積電極から正孔の引き抜きを行なうことができるた
め、効率的にフラッシュメモリの消去動作を行なうこと
が可能となる。
【0318】次に、第23、第25、第26の発明に係
る不揮発性半導体記憶装置によれば、第1および第2の
電位の2種類の電位を印加するのみでフラッシュメモリ
の読出動作を行なうことが可能となる。
【0319】次に、第24、第25、第26の発明に係
る不揮発性半導体記憶装置によれば、pチャネル型のD
INOR型フラッシュメモリの読出時において、2つの
電位を用いることにより、データの読出を行なうことが
可能となる。
【0320】次に、第4の発明に係る不揮発性半導体記
憶装置においては、第1および第2の発明であって、デ
ータの書込時において、不揮発性半導体記憶装置の動作
を安定して行なうことが可能となる。その結果、データ
の書込時における不揮発性半導体記憶装置の信頼性を向
上させることが可能となる。
【0321】次に、第5の発明に係る不揮発性半導体記
憶装置においては、第1および第2の発明であって、p
型の埋込層を設けることにより、n型領域とトンネル酸
化膜との界面でのホールの散乱によるホールの移動度の
低下を解消することができる。その結果、ホールの移動
度の低下を回避して、不揮発性半導体記憶装置の駆動力
の向上が可能となる。
【0322】次に、第6の発明に係る不揮発性半導体記
憶装置においては、第1および第2の発明であって、電
荷蓄積電極をn型のポリシリコンとすることにより、ド
レイン領域における表面横方向電界が高くなり、ドレイ
ン領域におけるバンド−バンド間トンネル電流の発生が
増大し、かつ加速電界が増大する。そのため、ドレイン
領域において、電子が得るエネルギーが高くなり、書込
効率を向上させることができる。
【0323】その結果、書込速度の増大、書込耐圧の低
電圧化が可能となる。さらに、パンチスルー耐性が高く
なり、ゲート長の微細化および高集積化が可能となる。
【0324】次に、第7の発明に係る不揮発性半導体記
憶装置においては、第1および第2の発明であって、電
荷蓄積電極をp型のポリシリコンとすることにより、ド
レイン領域における表面横方向電界が高くなり、バンド
−バンド間トンネル電流の発生量が増大する。そのた
め、ドレイン領域における加速電界が増大するため、電
子が得るエネルギーが高くなり、書込効率が向上する。
【0325】その結果、書込速度の増大もしくは書込耐
圧の低電圧化が可能となる。さらに、パンチスルー耐性
が高くなり、ゲート長さの微細化および高集積化が可能
となる。
【0326】次に、第8の発明に係る不揮発性半導体記
憶装置においては、第1および第2の発明であって、対
称構造とすることにより、ソース領域およびドレイン領
域の形成時におけるイオン注入時におけるマスクを削減
でき、マスク枚数の減少および製造工程数の削減による
コスト低減が可能となる。
【0327】次に、第9の発明に係る不揮発性半導体記
憶装置においては、第1の発明であって、電荷蓄積電極
の下方に位置するドレイン領域およびソース領域の不純
物濃度は5×1019cm-3以下である。
【0328】これにより、バンド−バンド間トンネル電
流誘起ホットエレクトロン注入電流を用いて書込を行な
う不揮発性半導体記憶装置において、実効ゲート長さが
長く、かつ微細化すなわち高集積化が可能なメモリセル
を得ることが可能となる。
【0329】次に、第10の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第1の発明であって、電荷蓄積電
極の下方に位置するドレイン領域の不純物濃度は、5×
10 19cm-3の領域を含み、電荷蓄積電極の下方に位置
するソース領域の不純物濃度は、5×1019cm-3以下
である。
【0330】この構造を用いることにより、ドレイン領
域でのバンド−バンド間トンネル電流の発生量を大きく
することができる。その結果、書込速度の向上および書
込時のドレイン電圧と制御電極電圧の低電圧化が可能と
なる。
【0331】次に、第11の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第1の発明であって、いわゆるL
DD構造が実現し、実効ゲート長さが長く、微細化すな
わち高集積化が可能なメモリセルを得ることが可能とな
る。
【0332】次に、第12の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第1の発明であって、ドレイン空
乏層における横方向電界が増大し、効率よく電子を高エ
ネルギー化することができる。その結果、不揮発性半導
体記憶装置の書込速度の向上および書込時の制御電極電
圧とドレイン電圧の低電圧化が可能となる。
【0333】次に、第13の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第1の発明であって、トンネル酸
化膜の膜厚を15μm以下としている。これにより、た
とえば比較的低電圧で、トンネル酸化膜に高電界が印加
されるため、バンド−バンド間トンネル電流を効果的に
発生させることができる。その結果、書込時における高
速性を可能とすることができる。
【0334】次に、第14の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第2の発明であって、ソース領域
に形成された第5不純物領域により、メモリセルのパン
チスルー耐性を向上させることができる。また、ドレイ
ン領域に形成された第4不純物領域により、ドレイン領
域とn型領域との間の耐圧を向上させることが可能とな
る。
【0335】次に、第15の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第3の発明であって、消去時に、
ドレイン領域を開放状態にする開放手段を備えている。
【0336】これにより、不揮発性半導体記憶装置の消
去動作を安定して行なうことが可能となる。その結果、
不揮発性半導体記憶装置の動作の信頼性を向上させるこ
とが可能となる。
【0337】次に、第16の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第1、第2、第3の発明であっ
て、制御電極と電荷蓄積電極とソース領域とドレイン領
域とによりメモリセルが形成され、このメモリセルが複
数行および複数列に配列されたメモリセルアレイと、メ
モリセルの制御電極が接続されたワード線と、メモリセ
ルのドレイン領域が接続されたビット線とを有してい
る。
【0338】したがって、pチャネル型のメモリセルか
らなるたとえばNOR型のフラッシュメモリや、DIN
OR型のフラッシュメモリを構成することが可能とな
る。
【0339】次に、第17の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第16の発明であって、メモリセ
ルと、周辺回路領域に形成されるトランジスタとのソー
ス領域およびドレイン領域のイオン注入のためのマスク
を削減することができる。その結果、マスク枚数の減少
および不揮発性半導体記憶装置の製造工程の削減による
コスト低減が可能となる。
【0340】次に、第18の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第16の発明であって、いわゆる
主ビット線と副ビット線とを有するDINOR型不揮発
性半導体記憶装置において、選択トランジスタにpチャ
ネル型トランジスタを用いている。この構造により、選
択トランジスタをメモリセルと同一のウェル内に形成す
ることが可能となる。
【0341】次に、第19の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第16の発明であって、いわゆる
主ビット線と副ビット線とを有するDINOR型不揮発
性半導体記憶装置において、副ビット線が、金属配線材
から形成されている。
【0342】この構造により、従来のポリシリコン材料
による副ビット線に比べ、ドレイン領域とのコンタクト
抵抗を低くすることができる。また、金属配線材料を用
いることにより、配線抵抗が極めて低くなり、副ビット
線による寄生抵抗効果を抑えることができる。さらに、
メモリセル特性のばらつきを少なくすることも可能とな
る。さらに、メモリセル特性のばらつきを小さくするこ
とにより、1本の副ビット線に接続されるメモリセルの
数を増加することが可能となり、その結果、平均メモリ
セル面積を小さくすることが可能となる。
【0343】次に、第20の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第16の発明であって、不揮発性
半導体記憶装置の書込時において、なだれ破壊が起きる
ような負電位を印加した場合の、選択されないメモリセ
ルにおける消費電流が大きく増大し、メモリセルの消費
電力の増大を招くことや、書込電圧を、不揮発性半導体
記憶装置内の昇圧回路を用いて生成している場合におい
て、電流供給能力に制限があるため、並列に書込可能な
メモリセルの数が減少し、結果的に1メモリセル当りの
書込速度の低下を回避することが可能となる。
【0344】次に、第21の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第16の発明であって、メモリセ
ルの紫外線消去の後、メモリセルの読出電圧よりも低い
しきい値電圧を有している。
【0345】これにより、たとえば読出電圧よりしきい
値電圧が高い場合と比べ、消去状態のメモリセルのしき
い値と紫外線照射後のしきい値電圧との差が大きくな
る。このとき、書込時におけるドレインディスターブに
対する耐性が高まり、メモリセルの信頼性を向上させる
ことが可能となる。
【0346】次に、第22の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第16の発明であって、メモリセ
ルの紫外線消去の後、メモリセルの読出電圧よりも高い
しきい値電圧を有している。
【0347】これにより、読出時におけるディスターブ
に対する耐性が高まり、メモリセルの信頼性を向上させ
ることが可能となる。
【0348】次に、第23の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置によれば、第1および第2の2種類の電位を用
いることにより、pチャネル型のいわゆるNOR型のフ
ラッシュメモリの読出動作を行なうことが可能となる。
【0349】次に、第24の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置によれば、pチャネル型のいわゆるDINOR
型フラッシュメモリの読出時において、2種類の電位を
用いることにより、読出動作を行なうことが可能とな
る。
【0350】次に、第25の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第23または第24の発明であっ
て、第1の電位は正の値の外部電源電位であり、第2の
電位は接地電位である。その結果、メモリセル内におい
ては、正の値の外部電源電位のみを用いることにより、
pチャネル型のDINOR型フラッシュメモリの読出動
作を行なうことが可能となる。
【0351】次に、第26の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第23または第24の発明であっ
て、第1の電位は接地電位であり、第2の電位は負の値
の外部電源電位である。これにより、メモリセル内にお
いては、負の値の外部電源電位の1つの電位を用いるこ
とによりpチャネル型DINOR型フラッシュメモリの
読出動作を行なうことが可能となる。
【0352】次に、第27の発明に係る不揮発性半導体
記憶装置においては、第16の発明であって、書込時に
おける最大消費電流であるドレイン電流が、1μA以下
となるように書込電圧印加条件が設定されている。
【0353】これにより、たとえば最低1000個以上
のメモリセルを同時に並列に書込が可能となり、メモリ
セル当りの実効書込速度の高速化を実現することができ
る。さらに、単一電源動作の不揮発性半導体記憶装置を
作製することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例における不揮発性半導体記憶装置
の書込動作を説明するための第1の図である。
【図2】 第1実施例における不揮発性半導体記憶装置
の書込動作を説明するための第2の図である。
【図3】 第1実施例における不揮発性半導体記憶装置
の消去動作を説明するための図である。
【図4】 第1実施例における不揮発性半導体記憶装置
の電圧印加条件を示す図である。
【図5】 第1実施例における不揮発性半導体記憶装置
の書込特性を示す図である。
【図6】 第1実施例における不揮発性半導体記憶装置
の消去特性を示す図である。
【図7】 第1実施例におけるフローティングゲートと
コントロールゲートとを接続した場合のId−Vd特性
およびIg−Vd特性を示す図である。
【図8】 第2実施例における不揮発性半導体記憶装置
の構造を示すブロック図である。
【図9】 第3実施例における不揮発性半導体記憶装置
の構造を示すブロック図である。
【図10】 従来のNOR型フラッシュメモリの書込お
よび消去特性を示す図である。
【図11】 第3実施例における不揮発性半導体記憶装
置の書込および消去特性を示す図である。
【図12】 第4実施例における不揮発性半導体記憶装
置の書込動作を説明するための図である。
【図13】 第5実施例における不揮発性半導体記憶装
置の構造を示す断面図である。
【図14】 第6実施例における不揮発性半導体記憶装
置の構造を示す断面図である。
【図15】 第7実施例における不揮発性半導体記憶装
置の構造を示す断面図である。
【図16】 第8実施例における不揮発性半導体記憶装
置の第1製造工程を示す断面図である。
【図17】 第8実施例における不揮発性半導体記憶装
置の第2製造工程を示す断面図である。
【図18】 第9実施例における不揮発性半導体記憶装
置の第1製造工程を示す断面図である。
【図19】 第9実施例における不揮発性半導体記憶装
置の第2製造工程を示す断面図である。
【図20】 第10実施例における不揮発性半導体記憶
装置の構造を示す断面図である。
【図21】 第11実施例における不揮発性半導体記憶
装置の構造を示す断面図である。
【図22】 第12実施例における不揮発性半導体記憶
装置の構造を示す断面図である。
【図23】 第1、第4〜第12実施例におけるnウェ
ルの他の状態を示す第1の図である。
【図24】 第1、第4〜第12実施例におけるnウェ
ルの他の状態を示す第2の図である。
【図25】 第1、第4〜第12実施例におけるnウェ
ルの他の状態を示す第3の図である。
【図26】 第15実施例における不揮発性半導体記憶
装置のId−Vd特性とIg−Vd特性を示す図であ
る。
【図27】 第15実施例におけるなだれ現象を説明す
るための第1の図である。
【図28】 第15実施例におけるなだれ現象を説明す
るための第2の図である。
【図29】 第15実施例におけるなだれ現象を説明す
るための第3の図である。
【図30】 第15実施例における不揮発性半導体記憶
装置のバンド−バンド間トンネル電流IdのFNプロッ
トを示す図である。
【図31】 第15実施例における不揮発性半導体記憶
装置のVg=0VにおけるId−Vd特性とIg−Vd
特性を示す図である。
【図32】 従来のNOR型メモリセルの書込動作を説
明するための模式図である。
【図33】 従来のNOR型メモリセルの消去動作を説
明するための模式図である。
【図34】 従来のDINOR型メモリセルの書込動作
を説明するための模式図である。
【図35】 従来のDINOR型メモリセルの消去動作
を説明するための模式図である。
【図36】 従来のDINOR型メモリセルの電圧印加
条件を示す図である。
【図37】 従来のDINOR型メモリセルの書込特性
を示す図である。
【図38】 従来のDINOR型メモリセルの消去特性
を示す図である。
【図39】 従来のn型MOSメモリセルにおけるバン
ド−バンド間トンネル現象を説明するための模式図であ
る。
【図40】 従来のnチャネル型MOSメモリセルの改
良された構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 nウェル、2 ソース領域、3 ドレイン領域、2
a,3a pn接合、4 トンネル酸化膜、5 フロー
ティングゲート電極、6 絶縁膜、7 コントロールゲ
ート電極。なお、各図中、同一符号は、同一または相当
部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 味香 夏夫 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社ユー・エル・エス・アイ開発研究 所内 (72)発明者 榊原 清彦 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社ユー・エル・エス・アイ開発研究 所内

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n型領域の表面に形成されたp型のソー
    ス領域およびp型のドレイン領域と、前記ソース領域と
    前記ドレイン領域とに挟まれたチャネル領域の上方にト
    ンネル酸化膜を介在して形成された電荷蓄積電極と、前
    記電荷蓄積電極の上方に絶縁膜を介在して形成された制
    御電極と、を有する不揮発性半導体記憶装置であって、 前記不揮発性半導体記憶装置のデータの書込時に、 前記ドレイン領域に、負電位を印加するための負電位印
    加手段と、 前記電荷蓄積電極に、正電位を印加するための正電位印
    加手段と、を備え、 前記ドレイン領域におけるバンド−バンド間トンネル電
    流誘起ホットエレクトロン注入により、前記ドレイン領
    域から前記電荷蓄積電極へ電子の注入を行なう、不揮発
    性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 n型領域の表面に形成されたp型のソー
    ス領域およびp型のドレイン領域と、前記ソース領域と
    前記ドレイン領域とに挟まれたチャネル領域の上方にト
    ンネル酸化膜を介在して形成された電荷蓄積電極と、前
    記電荷蓄積電極の上方に絶縁膜を介在して形成された制
    御電極と、を有する不揮発性半導体記憶装置であって、 前記不揮発性半導体記憶装置のデータの書込時に、 前記ドレイン領域に、負電位を印加するための負電位印
    加手段と、 前記電荷蓄積電極に、正電位を印加するための正電位印
    加手段と、を備え、 前記電荷蓄積電極と前記ドレイン領域とに挟まれた領域
    の前記トンネル酸化膜に強電界を印加して、FNトンネ
    ル現象により前記ドレイン領域から前記電荷蓄積電極へ
    電子の注入を行なう、不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 n型領域の表面に形成されたp型のソー
    ス領域およびp型のドレイン領域と、前記ソース領域と
    前記ドレイン領域とに挟まれたチャネル領域の上方にト
    ンネル酸化膜を介在して形成された電荷蓄積電極と、前
    記電荷蓄積電極の上方に絶縁膜を介在して形成された制
    御電極と、を有する不揮発性半導体記憶装置であって、 前記不揮発性半導体記憶装置のデータの消去時に、 前記制御電極に、負電位を印加するための負電位印加手
    段と、 前記ソース領域および前記n型領域に、正電位を印加す
    るための正電位印加手段と、を備え、 前記チャネル領域に正孔のチャネル層を形成し、前記正
    孔のチャネル層と前記電荷蓄積電極との間に介在する前
    記トンネル酸化膜に強電界を印加して、FNトンネル現
    象により、前記電荷蓄積電極から前記正孔のチャネル層
    へ電子の注入を行なう、不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記不揮発性半導体記憶装置は、 前記不揮発性半導体記憶装置のデータの書込時に、 前記ソース領域を開放状態にする開放手段と、 前記n型領域を接地状態にする接地手段と、をさらに有
    する請求項1または請求項2に記載の不揮発性半導体記
    憶装置。
  5. 【請求項5】 前記チャネル領域は、p型の埋込層を有
    する、請求項1または請求項2に記載の不揮発性半導体
    記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記電荷蓄積電極は、n型のポリシリコ
    ンである、請求項1または請求項2に記載の不揮発性半
    導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記電荷蓄積電極は、p型のポリシリコ
    ンである、請求項1または請求項2に記載の不揮発性半
    導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記ソース領域と前記ドレイン領域と
    は、前記電荷蓄積電極および前記制御電極に対して、対
    称構造である、請求項1または請求項2に記載の不揮発
    性半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記ドレイン領域の、前記電荷蓄積電極
    の下方に位置する領域の不純物濃度は、5×1019cm
    -3以下である、請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  10. 【請求項10】 前記ドレイン領域の、前記電荷蓄積電
    極の下方ち位置する領域の不純物濃度は、5×1019
    -3の領域を含み、前記ソース領域の、前記電荷蓄積電
    極の下方に位置する領域の不純物濃度は、5×1019
    -3以下である、請求項1に記載の不揮発性半導体記憶
    装置。
  11. 【請求項11】 前記チャネル領域において、 前記ソース領域に接して形成され、前記ソース領域の不
    純物濃度よりも低濃度のp型不純物を有する第1不純物
    領域と、 前記ドレイン領域に接して形成され、前記ドレイン領域
    の不純物濃度よりも低濃度のp型不純物を有する第2不
    純物領域と、を備えた、請求項1に記載の不揮発性半導
    体記憶装置。
  12. 【請求項12】 前記n型領域において、 前記ドレイン領域に接し、前記ドレイン領域を取囲むよ
    うに形成されたn型の第3不純物領域を備えた、請求項
    1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】 前記トンネル酸化膜の膜厚さは、15
    nm以下である、請求項1に記載の不揮発性半導体記憶
    装置。
  14. 【請求項14】 前記n型領域において、 前記ドレイン領域を取囲むように形成されたp型の第4
    不純物領域と、 前記ソース領域を取囲むように形成されたn型の第5不
    純物領域と、を備えた、請求項2に記載の不揮発性半導
    体記憶装置。
  15. 【請求項15】 前記不揮発性半導体記憶装置は、 前記ドレイン領域を開放状態にする開放手段をさらに備
    えた、請求項3に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  16. 【請求項16】 前記制御電極と前記電荷蓄積電極と前
    記ソース領域と前記ドレイン領域とでメモリセルが形成
    され、 前記不揮発性半導体記憶装置は、 前記メモリセルが複数行および複数列に配列されたメモ
    リセルアレイと、 前記複数行に対応して、前記各々のメモリセルの制御電
    極が接続されたワード線と、 前記複数列に対応して、前記各々のメモリセルのドレイ
    ン領域が接続されたビット線と、を有する、請求項1、
    請求項2または請求項3に記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  17. 【請求項17】 前記不揮発性半導体記憶装置は、 前記メモリセルの動作制御を行なう周辺回路が形成され
    る周辺回路領域をさらに備え、 前記周辺回路領域は、pチャネル型MOSトランジスタ
    を有し、 前記メモリセルの前記ソース領域と前記ドレイン領域と
    が、前記pチャネル型MOSトランジスタを構成するソ
    ース領域およびドレイン領域と同一の構造を有する、請
    求項16に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  18. 【請求項18】 前記ビット線は、主ビット線と副ビッ
    ト線とを含み、 前記複数のメモリセルは、各々が複数行および複数列に
    配列された複数のメモリセルを含む複数のセクタに分割
    され、 前記複数のセクタに対応して設けられ、各々が対応する
    セクタ内の複数列に対応する複数の前記副ビット線を含
    む副ビット線群と、 前記複数の副ビット線群を選択的に前記複数の主ビット
    線に接続する選択トランジスタを備え、 前記選択トランジスタは、pチャネル型トランジスタで
    ある、請求項16に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  19. 【請求項19】 前記副ビット線は、金属配線材料であ
    る、請求項16に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  20. 【請求項20】 前記負電圧印加手段は、 前記不揮発性半導体記憶装置の書込時に、 Vd−Id特性において、(Vd:ドレイン電圧,I
    d:ドレイン電流) Vdの絶対値を増加させたときに、[(logId)/
    Vd]″の値が0となるVdの値Vd1 を求め、 Vdの絶対値がVd1 の値より小さい負電位を前記ドレ
    イン領域に印加して、 選択されるメモリセルおよびこの選択されるメモリセル
    と同一の前記ビット線に接続された選択されないメモリ
    セルにおいて、なだれ破壊が起きないようにした、請求
    項16に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  21. 【請求項21】 前記メモリセルは、 前記メモリセルの紫外線消去の後、前記メモリセルの読
    出電圧よりも低いしきい値電圧を有する、請求項16に
    記載の不揮発性半導体記憶装置。
  22. 【請求項22】 前記メモリセルは、 前記メモリセルの紫外線消去の後、前記メモリセルの読
    出電圧よりも高いしきい値電圧を有する、請求項16に
    記載の不揮発性半導体記憶装置。
  23. 【請求項23】 n型領域の表面に形成されたp型のソ
    ース領域およびp型のドレイン領域と、前記ソース領域
    と前記ドレイン領域とに挟まれたチャネル領域の上方に
    トンネル酸化膜を介在して形成された電荷蓄積電極と、
    前記電荷蓄積電極の上方に絶縁膜を介在して形成された
    制御電極とを有するメモリセルと、 前記メモリセルが複数行および複数列に配列されたメモ
    リセルアレイと、 前記複数行に対応して、前記各々のメモリセルの制御電
    極が接続されたワード線と、 前記複数列に対応して、前記各々のメモリセルのドレイ
    ン領域が接続されたビット線と、 前記各々のメモリセルのソース領域が接続されたソース
    線と、 前記所定のメモリセルの読出時に、 選択されない前記ビット線と、選択されない前記ワード
    線と、前記ソース線と、前記n型領域とに、第1の電位
    を印加するための第1電位印加手段と、 選択される前記ビット線に、前記第1の電位よりも1〜
    2V低い電位を印加するための第2電位印加手段と、 選択される前記ワード線に第2の電位を印加するための
    第3電位印加手段と、を有する、不揮発性半導体記憶装
    置。
  24. 【請求項24】 n型領域の表面に形成されたp型のソ
    ース領域およびp型のドレイン領域と、前記ソース領域
    と前記ドレイン領域とに挟まれたチャネル領域の上方に
    トンネル酸化膜を介在して形成された電荷蓄積電極と、
    前記電荷蓄積電極の上方に絶縁膜を介在して形成された
    制御電極とを有するメモリセルと、 前記メモリセルが複数行および複数列に配列されたメモ
    リセルアレイと、 前記複数列に対応して設けられた複数の主ビット線と、 前記複数のメモリセルに共通に設けられたソース線とを
    備え、 前記複数のメモリセルは、各々が複数行および複数列に
    配列された複数のメモリセルを含む複数のセクタに分割
    され、 前記複数のセクタに対応して設けられ、各々が対応する
    セクタ内の複数列に対応する複数の副ビット線を含む複
    数の副ビット線群と、 前記複数の副ビット線群を選択的に前記複数の主ビット
    線に接続するセレクトゲートトランジスタとをさらに備
    え、 前記所定のメモリセルの読出時に、 選択されない前記主ビット線と、選択されない前記セレ
    クトゲートトランジスタと、前記ソース線と、前記n型
    領域に第1の電位を印加するための第1電位印加手段
    と、 選択される前記主ビット線と、選択される前記副ビット
    線とに、第1の電位よりも1〜2V低い電位を印加する
    ための第2電位印加手段と、 選択されない副ビット線を開放状態にする開放手段と、 選択される前記セレクトゲートトランジスタに第2の電
    位を印加する第3電位印加手段と、を有する、不揮発性
    半導体記憶装置。
  25. 【請求項25】 前記第1の電位は、正の値の外部電源
    電位であり、 前記第2の電位は、接地電位である、請求項23または
    請求項24に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  26. 【請求項26】 前記第1の電位は、接地電位であり、 前記第2の電位は、負の値の外部電源電位である、請求
    項23または請求項24に記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  27. 【請求項27】 前記不揮発性半導体記憶装置の書込時
    における最大消費電流が、1メモリセル当り1μA以下
    となるように、前記負電位印加手段および前記正電位印
    加手段を用いて、前記ドレイン領域および前記電荷蓄積
    電極に負電位および正電位を印加する、請求項16に記
    載の不揮発性半導体記憶装置。
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