JPH10165588A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH10165588A
JPH10165588A JP8327222A JP32722296A JPH10165588A JP H10165588 A JPH10165588 A JP H10165588A JP 8327222 A JP8327222 A JP 8327222A JP 32722296 A JP32722296 A JP 32722296A JP H10165588 A JPH10165588 A JP H10165588A
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Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特定入賞口への入賞を契機として行われる画面
遊技に図柄合わせ以外の要素を採り入れかつ遊技者を画
面遊技に参画させることにより、遊技者のスリルと興奮
をより喚起することのできる遊技機を提供する。 【解決手段】第1の画面遊技制御手段50は特定入賞口
に球が入賞したとき、スロットマシーンに見立てた数字
合わせゲームを可変表示手段20上で実行し、「77
7」など数字が揃うと、表示色変更手段60は数字の揃
った状態を保持して再び数字をスクロールさせ、表示色
変更手段70はこれと並行して数字の表示色を順次変更
する。停止時の表示色が白等の特定色のとき一定の権利
を遊技者へ仮に付与し、色変更指示受付手段17を通じ
て遊技者から色再変更の指示があると、再度のスクロー
ルと表示色の変更を行い、再変更後の停止時における表
示色に応じ仮の権利の価値を増大させ、あるいは消滅さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤面上に打出
された球が特定入賞口へ入賞したとき、所定の図柄合わ
せゲームを実行し、その実行結果に基づいて遊技者に有
利な特別価値を発生させる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機としては、特定入賞口に球
が入賞したとき液晶ディスプレイに図柄合わせゲームを
表示し、特定の図柄が揃ったとき遊技者に有利な特別価
値を付与する、いわゆるフィーバ機がある。
【0003】フィーバ機は、通常、特定入賞口に球が入
賞したとき、液晶ディスプレイ上に表示されている複数
の図柄をそれぞれ巡回的にスクロール表示させた後、該
スクロール動作を順に停止させて図柄を確定している。
そして、すべての図柄のスクロール動作が停止した際に
特定の図柄が揃うと、遊技者に有利な特別価値を付与す
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術では、特定入賞口に球が入賞した後に実
行される画面遊技の内容が当たりの図柄を揃えるだけの
単調なもので変化に乏しく、遊技者のスリルと興奮を十
分に喚起することが難しいという問題があった。
【0005】また特定入賞口に球が入賞した後は、遊技
者が一切関与することなく画面遊技が進められるので、
遊技者が積極的に画面遊技に参画して駆け引き等を行う
ことができず、入賞後に行われる画面遊技が面白味に欠
けるという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、特定入賞口への入賞
を契機として行われる画面遊技に図柄合わせ以外の要素
を採り入れかつ遊技者を画面遊技の進行に参画させるこ
とにより、遊技者のスリルと興奮をより喚起することの
できる遊技機を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]遊技盤面(11)上に打出された球が特定入賞口
(12)へ入賞したとき所定の図柄合わせゲームを実行
し、その実行結果に基づいて遊技者に有利な特別価値を
発生させる遊技機(10)において、任意の図柄を表示
することのできる図柄表示領域を複数備えた可変表示手
段(20)と、前記特定入賞口(12)に球が入賞した
とき、前記可変表示手段(20)の各図柄表示領域上に
予め定めた複数種類の図柄を巡回的に表示した後、任意
の図柄を表示した状態で該図柄の巡回表示を停止する第
1の画面遊技制御手段(50)と、前記第1の画面遊技
制御手段(50)が図柄の巡回表示を停止した際に当た
りを表す所定の図柄の揃った状態が前記複数の図柄表示
領域に表示されたとき、該図柄の揃った状態を保持しな
がら各図柄表示領域の図柄を所定期間に渡って巡回表示
する巡回表示制御手段(60)と、前記巡回表示制御手
段(60)が図柄の巡回表示を開始してから停止するま
での間、これと並行して前記図柄表示領域上の図柄の表
示色を繰り返し無作為に変更する表示色変更手段(7
0)と、前記表示色変更手段(70)が表示色の変更動
作を停止した際における図柄の表示色が予め定めた特定
色の場合に、図柄の表示色を再度変更する旨の指示を遊
技者から受け付けることのできる色変更指示受付手段
(17)と、前記色変更指示受付手段(17)を通じて
表示色を再度変更する旨の指示を受け付けたとき、図柄
の揃った状態を保持しながら前記各図柄表示領域の図柄
を所定期間に渡って巡回表示する再巡回表示制御手段
(80)と、前記再巡回表示制御手段(80)が図柄の
巡回表示を開始してから停止するまでの間、これと並行
して前記図柄表示領域上の図柄の表示色を繰り返し無作
為に変更する表示色再変更手段(90)と、前記表示色
変更手段(70)が表示色の変更動作を停止した際にお
ける図柄の表示色が前記特定色でないときおよび該特定
色で停止した際に遊技者から表示色を再変更する旨の指
示を受けなかったときは、該表示色変更手段(70)が
表示色の変更動作を停止した際における図柄の表示色に
応じて遊技者に有利な特別価値を発生させ、前記表示色
再変更手段(90)によって表示色の変更が行われたと
きはその際の停止時における図柄の表示色に応じて遊技
者に有利な特別価値を発生させる特別価値発生手段(3
0)と、を具備することを特徴とする遊技機(10)。
【0008】[2]前記特別価値発生手段(30)は、
前記表示色変更手段(70)が表示色の変更を停止した
際における図柄の表示色が前記特定色のとき遊技者に一
定の特別価値に対する取得権を仮に与え、その後遊技者
からの指示に基づいて表示色を再変更した場合における
停止時の表示色が予め定められた外れ色でないときは、
前記仮に付与した取得権より価値の高い特別価値を遊技
者に付与し、前記外れ色が出たときは仮に付与した取得
権を維持または減少させることを特徴とする[1]記載
の遊技機(10)。
【0009】[3]前記特別価値発生手段(30)は、
遊技者に付与する特別価値として、遊技盤面(11)上
に打ち出された球が前記特定入賞口(12)へ次回以降
入賞した際に前記第1の画面遊技制御手段(50)の実
行する図柄合わせゲームで前記所定の図柄の揃う状態の
出る確率を最終的な図柄の表示色に応じて通常状態より
も高く設定することを特徴とする[1]または[2]記
載の遊技機(10)。
【0010】[4]前記特別価値発生手段(30)は、
遊技者に付与する特別価値として、遊技盤面(11)上
に打ち出された球が前記特定入賞口(12)へ次回以降
入賞した際に前記第1の画面遊技制御手段(50)の実
行する図柄合わせゲームで前記所定の図柄の揃う状態の
出る確率を通常状態よりも高く設定するとともに、該確
率の高い状態を形成する回数を最終的な図柄の表示色に
応じて変更することを特徴とする[1]または[2]記
載の遊技機(10)。
【0011】前記本発明は次のように作用する。可変表
示手段(20)は、任意の図柄を表示することのできる
図柄表示領域を複数備えており、第1の画面遊技制御手
段(50)は、遊技盤面(11)上の特定入賞口(1
2)に球が入賞したとき、複数種類の図柄を巡回表示し
た後、いずれかの図柄を表示した状態でその巡回表示を
停止させる図柄合わせゲームを可変表示手段(20)上
で行う。
【0012】たとえば、第1の画面遊技制御手段(5
0)によりスロットマシーンに見立てた数字合わせゲー
ムを表示する。
【0013】第1の画面遊技制御手段(50)による図
柄の巡回表示が停止した際に図柄表示領域に当たりを表
す所定の図柄の揃った状態、たとえば「777」が表示
された場合には、巡回表示制御手段(60)は、該図柄
の揃った状態を保持しながら再度図柄を巡回表示する。
すなわち、3つの数字が常に揃った状態のまま、ドラム
を回転させるように巡回表示を行う。
【0014】表示色変更手段(70)は、巡回表示制御
手段(60)による巡回表示と並行して、図柄の表示色
を繰り返し無作為に変更する。たとえば、赤、青、黄、
白の順に巡回的に図柄の表示色を変更する。
【0015】遊技機(10)前面には、押しボタン等か
ら成る色変更指示受付手段(17)が設けて有り、該手
段は、表示色変更手段(70)が表示色の変更動作を停
止した際、すなわち巡回表示制御手段(60)により図
柄の巡回表示動作が停止した際、における図柄の表示色
が予め定めた特定色、たとえば白の場合に、図柄の表示
色を再度変更する旨の指示を遊技者から受け付け得る状
態になる。
【0016】特定色が出た際に表示色を再変更する旨の
指示を受け付けると、再巡回表示制御手段(80)は、
先と同様に当たりを示す図柄の揃った状態を保持しなが
ら各図柄表示領域の図柄を所定期間に渡って再度、巡回
表示させる。またこれと並行して表示色再変更手段(9
0)は、図柄表示領域上の図柄の表示色を再度、繰り返
し無作為に変更する。
【0017】特別価値発生手段(30)は、最初に出た
図柄の表示色が特定色でないとき、および該特定色で停
止した際に遊技者から表示色を再変更する旨の指示を受
けなかった場合には、表示色変更手段(70)が表示色
の変更動作を停止した際における図柄の表示色に応じて
遊技者に有利な特別価値を発生させる。
【0018】たとえば、図柄の表示色が赤で停止したと
き高ランクの特別価値を、青のとき中上ランクの特別価
値を、黄のとき中下ランクの特別価値をそれぞれ付与
し、白(特定色)のときは低ランクの特別価値を仮に付
与する。
【0019】一方、特定色が出た際に表示色を再変更す
る旨の指示を受け図柄の表示色を再度変更したときは、
その際の停止時に出た図柄の表示色に応じて遊技者に有
利な特別価値を発生させる。すなわち、当初、特定色で
ある白であったものが、再度の色変更によって赤に変わ
った場合には、赤色に対応する高ランクの特別価値を付
与する。
【0020】このように、図柄合わせの他に表示色によ
る遊技を付加し、さらに、特定色が出た場合に、次段階
のゲームに進むか否かを遊技者に選択させるようにした
ので、遊技内容が変化に富み、遊技者のスリルと興奮を
喚起することができる。
【0021】また、図柄の表示色として特定色が出たと
き、まず、遊技者に特別価値の取得権を仮に与えてお
き、遊技者からの指示に基づいて表示色を再変更した際
に、後の表示色が外れ色でないときは、付与する権利の
価値を増大させ、外れ色のときは、先に付与した仮の取
得権をそのままとするか、あるいは減少または消滅させ
ている。これにより、遊技内容により駆け引き性が生
じ、遊技者のスリルと興奮をより一層喚起することがで
きる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。各図は本発明の一の実施の形態を
示している。図2に示すように、本発明に係る遊技機1
0は、ハンドル14の回転操作によって球を打ち出し、
各種の入賞口への球の入賞を競うパチンコ機である。な
お、本発明に係る遊技機10は、アレンジボール機など
遊技媒体として球を用いる各種のゲーム機に適用するこ
とができる。
【0023】遊技機10は、打ち出された球の流下する
場としての遊技盤面11を備えている。遊技盤面11に
は入賞口や各種の役物、障害釘、アウト口などが配置さ
れている。遊技盤面11の略中央部分には、図柄合わせ
ゲームを表示する中央役物としての可変表示手段20が
設けられている。ここでは、可変表示手段20として、
カラー液晶ディスプレイを用いている。このほか、表示
色を変更できるものであれば、可変表示手段20として
CRTディスプレイなどを用いることもできる。
【0024】可変表示手段20は、0〜9までの1桁の
任意の数字を表示することのできる表示領域を3桁分備
えており、これら表示領域に図柄合わせゲームとして、
スロットマシーンに見立てた数字合わせゲームが表示さ
れる。
【0025】可変表示手段20の下方には、一般に、始
動チャッカーと呼ばれる特定入賞口12が設けられてい
る。遊技盤面11に打ち出された球が特定入賞口12に
入賞することを契機として、可変表示手段20上で数字
合わせゲームが実行される。
【0026】特定入賞口12のさらに下方には、可変入
賞口32が設けられている。可変入賞口32は、普段は
閉じられているが、遊技者に特別価値を付与する際にそ
の入賞口の開閉動作を繰り返して行う大口の入賞口であ
る。可変入賞口32の入賞口を開くことで球の入賞確率
の高い状態が形成される。
【0027】遊技盤面11の下部には、遊技に供される
球を入れる前皿15が、さらにその下部には、前皿15
から溢れた球を受け止める下皿16が設けられている。
下皿16の右横には、球の発射を操作するためのハンド
ル14が設けられている。
【0028】また、遊技盤面11の下方には、遊技者か
ら図柄の表示色を再度変更する旨の指示を受け付けるた
めの押ボタンスイッチが色変更指示受付手段17として
設けられている。なお、遊技機10の各種の動作を制御
する制御回路は、遊技盤面11の裏面等の機体内に取り
付けられている。
【0029】図1は、本発明の一実施の形態における遊
技機10の回路構成の概要を表したものである。特定入
賞口12は、入賞した球を検知するための入賞検知スイ
ッチ13を備えている。入賞検知スイッチ13は、機械
的なスイッチのほか、球により光の遮られたことで入賞
を検知する光センサや、球の通過による磁界の変化を検
出する磁気センサなど各種のセンサを用いることができ
る。
【0030】球の入賞を検知した際に入賞検知スイッチ
13から出力される入賞信号41は、可変表示手段20
に表示される数字のスクロール動作を制御する第1の画
面遊技制御手段50に入力されている。第1の画面遊技
制御手段50は、図示しない乱数発生器を備えており、
入賞信号41が入力された際、該乱数発生器により無作
為抽選を行なうようになっている。
【0031】第1の画面遊技制御手段50の行なう無作
為抽選には、高ランク、中上ランク、中下ランク、低ラ
ンク、の4つの当たりのランクが設けられている。
【0032】第1の画面遊技制御手段50は、入賞信号
41が入力された時点から可変表示手段20に表示され
る数字をスクロール動作させて連続的に変更して数字合
わせゲームを実行する表示制御回路である。第1の画面
遊技制御手段50は、無作為抽選でいずれかのランクの
当たりが出たときは、「777」など特定の数字の揃う
状態でスクロール動作を停止させ、抽選結果が外れのと
きは数字の揃わない状態でスクロール動作を停止させる
ようになっている。また、数字合わせゲームを実行して
いる間、表示領域の背景色は白色で、各数字は黒色で表
示される。
【0033】第1の画面遊技制御手段50は、数字合わ
せゲームの実行が終了したとき、抽選結果が当たりか否
か、および当たりときはそのランクを示す抽選結果信号
42を出力する。該信号42は、巡回表示制御手段60
および表示色変更手段70へ入力されている。
【0034】巡回表示制御手段60は、第1の画面遊技
制御手段50から入力される抽選結果信号42が、いず
れかのランクの当たりを示しているとき、可変表示手段
20に表示されている全ての数字を、数字の揃った状態
を保持しながら再度、一定期間スクロール動作させた
後、元の数字が表示された状態で該スクロール動作を停
止させる機能を備えている。
【0035】たとえば、第1の画面遊技制御手段50に
よって行われた数字合わせゲームの結果として「77
7」が可変表示手段20に表示されたとき、巡回表示制
御手段60は「777」の数字を、同一の値が3桁揃っ
た状態のまま巡回的に一定期間変更した後、再び「77
7」を表示するよう制御する。
【0036】表示色変更手段70は、巡回表示制御手段
60によって数字の回転変更動作が行われている間、こ
れと並行して可変表示手段20に表示されている数字の
表示色を順次変更する機能を有する回路部分である。表
示色には、赤、青、黄、白の4色が用意されている。
【0037】ここでは、数字自体は黒色で表示し、その
背景色を変更するようになっている。もちろん、数字自
体の色を変更しても良いし、中抜きの数字を表示する場
合には、数字の内部色または背景色、あるいはこれらの
双方を変更するようにしても良い。
【0038】表示色の赤は高ランクの当たりに、青は中
上ランクの当たりに、黄は中下ランクの当たりに、白は
低ランクの当たりにそれぞれ対応しており、表示色変更
手段70は、表示色を無作為に繰り返し変更した後、最
終的に抽選結果信号42の示す当たりのランクに対応し
た色で表示色の巡回動作を停止するようになっている。
【0039】色変更指示受付手段17は、表示色変更手
段70による表示色の変更動作が停止した際に、その表
示色を再度、巡回的に変更する旨の指示を遊技者から受
け付けるための押ボタンスイッチである。色変更指示受
付手段17は、表示色変更手段70による表示色の変更
動作が停止した際における図柄の色(背景色)が特定色
(ここでは、白色)の場合にのみ有効となり、停止後の
一定時間だけ遊技者からの再変更指示を受け付けること
が可能になる。
【0040】再巡回表示制御手段80は、色変更指示受
付手段17から再変更指示が入力された場合に、可変表
示手段20上の図柄を再度、「777」など数字の揃っ
た状態を保持しながら一定期間スクロールさせる表示制
御回路である。表示色再変更手段90は、再巡回表示制
御手段80が数字のスクロール動作を開始してから該動
作を終了するまでの間、これと並行して数字の表示色を
表示色変更手段70の場合と同様に巡回的に変更する回
路である。表示色再変更手段90は、内部に図示しない
乱数発生機を備えており、表示色の変更を開始する際
に、該乱数発生機によって無作為抽選を実行し、その結
果に応じた色で表示色の変更動作を停止するようになっ
ている。
【0041】抽選結果には、高ランク、中ランク、低ラ
ンクの当たりと、外れがあり、高ランクのとき赤を、中
ランクのとき青を、低ランクのとき黄を、外れのとき白
を表示するようになっている。
【0042】特別価値発生手段30は、第1の画面遊技
制御手段50で行われる無作為抽選の当選確率を変更す
る確率変更部31と、可変入賞口32とから構成され
る。
【0043】確率変更部31は、次回以降、特定入賞口
12に球が入賞した際に第1の画面遊技制御手段50の
行なう無作為抽選において当たりの出る確率を変動させ
る回路部分である。すなわち、第1の画面遊技制御手段
50の行う図柄合わせゲームで、「777」など数字の
揃う状態でスクロール動作を停止させる確率を変更する
機能を有する。
【0044】可変入賞口32は、通常状態では閉じてい
るが、遊技者に有利な特別価値を付与するときに開かれ
る大口の入賞口としてアタッカー33を備えている。ア
タッカー33は、ソレノイド34により開閉駆動され
る。
【0045】可変入賞口32は、所定の遊技状態になっ
た場合に、一定期間(たとえば29秒)開いた後、短時
間(2秒ほど)閉じるアタッカー33の開閉動作を繰り
返すよう動作する。アタッカー33の開閉されるラウン
ド回数の初期値は16回に設定されている。
【0046】各ラウンドにおいて予め定めた個数(たと
えば、10個)の球が入賞すると、所定時間の経過する
前であっても、アタッカー32が閉じられる。これによ
り、入賞により払い出される球の個数が過剰に増えるこ
とを阻止している。
【0047】第1の画面遊技制御手段50、巡回表示制
御手段60、表示色変更手段70、再巡回表示制御手段
80、表示色再変更手段90等は、遊技機10における
各種制御の中枢的機能を果たすCPU(中央処理装置)
と、ROM(リード・オンリ・メモリ)と、RAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)とを主要部とする回路によ
り構成されている。
【0048】ROMには、CPUの実行するプログラム
や表示される数字の図柄など各種の固定的データが記憶
されている。またRAMは、プログラムを実行する上で
一時的に必要になるデータを記憶する作業用のメモリで
ある。
【0049】次に、遊技機10における動作の流れを説
明する。図3、図4は、遊技機10の行なう動作の流れ
を、また図5は、可変表示手段20の表示内容の変化す
る過程を模式的に示したものである。特定入賞口12に
球が入賞すると(ステップS101;Y)、第1の画面
遊技制御手段50は、無作為抽選を行い、その抽選結果
に応じた数字合わせゲームを実行する(ステップS10
2)。
【0050】すなわち、可変表示手段20に表示されて
いる数字をスクロール動作させ、表示される数字を一定
期間、巡回的に変更する。そして、抽選結果がいずれか
のランクの当たりのとき、図5に示すように「777」
の数字の揃う状態(20a)でスクロール動作を停止さ
せる。この際、数字の色は黒で背景色は白である。抽選
結果が外れのときは、数字の揃わない状態でスクロール
動作を停止する。
【0051】いずれかのランクの当たりが出たとき(ス
テップS103;Y)、第1の画面遊技制御手段50は
その旨を示す抽選結果信号42を出力し、これを受け
て、巡回表示制御手段60は、図5に示すように可変表
示手段20に表示されている数字「777」を再び一定
期間スクロール動作させる。この際、3桁とも同一の数
字が揃った状態(20b)のままでスクロール動作が行
われる。表示色変更手段70は、巡回表示制御手段60
がスクロール動作を行っている間、これと並行して背景
色の表示色を、白、赤、青、黄の順で繰り返し巡回的に
変更する(ステップS104)。
【0052】一定期間に渡って数字のスクロール動作を
行った後、巡回表示制御手段60は再び「777」の表
示された状態(図5、20c)でスクロール動作を停止
させ、これと同時に表示色変更手段70は抽選結果信号
42の示す当たりのランクに応じた背景色で表示色の変
更動作を停止する(ステップS105)。
【0053】停止時における数字(背景色)の表示色が
赤(高ランク色)のときは(ステップS106;Y)、
4回の権利発生を行なう(ステップS107)。すなわ
ち、特定入賞口12に球が入賞した際に行われる無作為
抽選で当たりの出る確率が、通常状態よりも高くなる状
態を、以後4回に渡って形成する。
【0054】最終的な表示色が青のときは(ステップS
108;Y)、3回の権利を発生させ(ステップS10
9)、最終的な表示色が黄のときは(ステップS11
0;Y)、2回の権利を発生させる(ステップS11
1)。これらの場合には、権利を付与することがその時
点で確定し、該権利が遊技者に特別価値として付与され
る。一方、最終的な色が特定色、すなわち白色の場合に
は(ステップS110;N)、1回の権利を仮に発生さ
せる(ステップS112)。仮とは、この時点では未だ
1回の権利を実際に遊技者に付与するか否かが確定して
いないことを意味している。
【0055】仮の権利を付与した後、一定時間が経過す
るまでの間、遊技者から色変更指示受付手段17を通じ
て表示色の再変更指示があるか否かを監視し、一定時間
が経過する前に再変更指示がないときは(ステップS1
13;N)、仮の権利を確定させ、実際に1回の権利を
発生させる(ステップS114)。
【0056】一定時間が経過する前に再変更指示があっ
たとき(ステップS113;Y)、再巡回表示制御手段
80は、「777」のように数字の揃った状態(図5、
20d)を維持しながらスクロール動作を再度行う。ま
た表示色再変更手段90はこれと並行して数字の表示色
(背景色)を白、赤、青、黄の間で巡回的に変更する
(ステップS114)。
【0057】再巡回表示制御手段80はスクロール動作
を一定時間行った後、「777」の揃う状態で該スクロ
ール動作を停止させ(図5、20e)、これと同時に表
示色再変更手段90は、表示色の変更動作を停止する
(ステップS115)。白、赤、青、黄のうちいずれの
色で表示色を停止させるかは、表示色再変更手段90の
有する図示しない乱数発生機によって行った無作為抽選
の結果に従う。
【0058】表示色の変更を再度行った結果、最終的に
表示された数字の色(背景色)が外れを示す白の場合に
は(ステップS116;Y)、先の段階で仮に付与して
おいた権利を消滅させる(ステップS117)。すなわ
ち、遊技者への実際の権利発生は行われない。
【0059】表示色が赤に変化したときは(ステップS
118;Y)、先に付与した仮の権利の価値を増大さ
せ、4回の権利を発生させる(ステップS119)。
【0060】表示色が青に変化したときは(ステップS
120;Y)、仮の権利に代えて3回の権利を発生し
(ステップS121)、表示色が黄のときは(ステップ
S120;N)、仮の権利に代えて1回の権利を発生さ
せる(ステップS122)。
【0061】権利の発生回数や消滅が確定した後、可変
入賞口32を開閉動作させて、球の入賞確率の高い状態
を形成する(ステップS123)。一方、第1の画面遊
技制御手段50の行った数字合わせゲームの抽選結果が
外れとなり、「777」の数字の揃う状態が表示されな
かったときは(ステップS103;N)、可変入賞口3
2を開閉動作させることなく処理を終了する(エン
ド)。
【0062】このように、第1回目に行われた表示色の
変更動作で、白(特定色)が出た際に、1回の権利を仮
に発生させ、該権利を増大し得るが消滅することもある
第2回目の表示色変更動作を行うか否かを、遊技者自身
が選択できるようにしたので、画面遊技に駆け引き性が
生まれ、遊技者のスリルと興奮をより一層喚起すること
ができる。
【0063】また、複数の段階に分け、長い時間をかけ
て画面遊技が行われるので、その間、遊技者の興味が画
面遊技の進行に注がれ、自然とパチンコ球を打ち出す個
数が低減するので、遊技者は少ない投資で長い時間で遊
技を楽しむことが可能になる。
【0064】以上説明した実施の形態では、権利の発生
回数を変更するようにしたが、表示色に応じて次回以降
の所定回数において「777」の揃う確率を通常より高
く設定するようにしても良い。すなわち、いわゆる確率
変動とし、その確率を表示色に応じて変更するようにし
ても良い。
【0065】このほか、実施の形態では図柄合わせゲー
ムとして数字合わせゲームを行なったが、フルーツや魚
など他の図柄を揃える図柄合わせゲームであってもよ
い。また、表示色を、4色の間で巡回的に変更するよう
にしたが、表示色の数はこれに限定されるものではな
い。
【0066】
【発明の効果】本発明にかかる遊技機によれば、図柄合
わせの他に表示色による遊技性を付加し、さらに特定色
が出た場合に次段階のゲームに進むか否かを遊技者に選
択させるようにしたので、遊技内容が変化に富み、遊技
者のスリルと興奮を喚起することができる。
【0067】また、図柄の表示色として特定色が出たと
き、まず、遊技者に特別価値の取得権を仮に与えてお
き、遊技者からの指示に基づいて表示色の再変更を行っ
た際の表示色に応じて仮に付与した権利を増大あるいは
減少、消滅させるようにしたので、遊技内容により駆け
引き性が生まれ、遊技者のスリルと興奮をより一層喚起
することができる。
【0068】さらに、画面遊技の展開される時間が長い
ので、その間、遊技者の興味が画面遊技の進行に注がれ
自然とパチンコ球を打ち出す個数が低減し、遊技者は少
ない投資で遊技を長時間楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る遊技機の回路構成
の概要を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る遊技機を示す正面
図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る遊技機の行なう動
作の流れを示す流れ図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る遊技機の行なう動
作の流れを示す流れ図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る遊技機の有する可
変表示手段に表示される表示内容の変化過程を示した説
明図である。
【符号の説明】
10…遊技機 11…遊技盤面 12…特定入賞口 13…入賞検知スイッチ 14…ハンドル 15…前皿 16…下皿 17…色変更指示受付手段 20…可変表示手段 30…特別価値発生手段 31…確率変更部 32…可変入賞口 33…アタッカー 34…ソレノイド 50…第1の画面遊技制御手段 60…巡回表示制御手段 70…表示色変更手段 80…再巡回表示制御手段 90…表示色再変更手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤面上に打出された球が特定入賞口へ
    入賞したとき所定の図柄合わせゲームを実行し、その実
    行結果に基づいて遊技者に有利な特別価値を発生させる
    遊技機において、 任意の図柄を表示することのできる図柄表示領域を複数
    備えた可変表示手段と、 前記特定入賞口に球が入賞したとき、前記可変表示手段
    の各図柄表示領域上に予め定めた複数種類の図柄を巡回
    的に表示した後、任意の図柄を表示した状態で該図柄の
    巡回表示を停止する第1の画面遊技制御手段と、 前記第1の画面遊技制御手段が図柄の巡回表示を停止し
    た際に当たりを表す所定の図柄の揃った状態が前記複数
    の図柄表示領域に表示されたとき、該図柄の揃った状態
    を保持しながら各図柄表示領域の図柄を所定期間に渡っ
    て巡回表示する巡回表示制御手段と、 前記巡回表示制御手段が図柄の巡回表示を開始してから
    停止するまでの間、これと並行して前記図柄表示領域上
    の図柄の表示色を繰り返し無作為に変更する表示色変更
    手段と、 前記表示色変更手段が表示色の変更動作を停止した際に
    おける図柄の表示色が予め定めた特定色の場合に、図柄
    の表示色を再度変更する旨の指示を遊技者から受け付け
    ることのできる色変更指示受付手段と、 前記色変更指示受付手段を通じて表示色を再度変更する
    旨の指示を受け付けたとき、図柄の揃った状態を保持し
    ながら前記各図柄表示領域の図柄を所定期間に渡って巡
    回表示する再巡回表示制御手段と、 前記再巡回表示制御手段が図柄の巡回表示を開始してか
    ら停止するまでの間、これと並行して前記図柄表示領域
    上の図柄の表示色を繰り返し無作為に変更する表示色再
    変更手段と、 前記表示色変更手段が表示色の変更動作を停止した際に
    おける図柄の表示色が前記特定色でないときおよび該特
    定色で停止した際に遊技者から表示色を再変更する旨の
    指示を受けなかったときは、該表示色変更手段が表示色
    の変更動作を停止した際における図柄の表示色に応じて
    遊技者に有利な特別価値を発生させ、前記表示色再変更
    手段によって表示色の変更が行われたときはその際の停
    止時における図柄の表示色に応じて遊技者に有利な特別
    価値を発生させる特別価値発生手段と、 を具備することを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記特別価値発生手段は、前記表示色変更
    手段が表示色の変更を停止した際における図柄の表示色
    が前記特定色のとき遊技者に一定の特別価値に対する取
    得権を仮に与え、その後遊技者からの指示に基づいて表
    示色を再変更した場合における停止時の表示色が予め定
    められた外れ色でないときは、前記仮に付与した取得権
    より価値の高い特別価値を遊技者に付与し、前記外れ色
    が出たときは仮に付与した取得権の価値を維持または減
    少させることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記特別価値発生手段は、遊技者に付与す
    る特別価値として、遊技盤面上に打ち出された球が前記
    特定入賞口へ次回以降入賞した際に前記第1の画面遊技
    制御手段の実行する図柄合わせゲームで前記所定の図柄
    の揃う状態の出る確率を最終的な図柄の表示色に応じて
    通常状態よりも高く設定することを特徴とする請求項1
    または2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記特別価値発生手段は、遊技者に付与す
    る特別価値として、遊技盤面上に打ち出された球が前記
    特定入賞口へ次回以降入賞した際に前記第1の画面遊技
    制御手段の実行する図柄合わせゲームで前記所定の図柄
    の揃う状態の出る確率を通常状態よりも高く設定すると
    ともに、該確率の高い状態を形成する回数を最終的な図
    柄の表示色に応じて変更することを特徴とする請求項1
    または2記載の遊技機。
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