JPH1016675A - 車両の配線構造 - Google Patents

車両の配線構造

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JPH1016675A
JPH1016675A JP8170073A JP17007396A JPH1016675A JP H1016675 A JPH1016675 A JP H1016675A JP 8170073 A JP8170073 A JP 8170073A JP 17007396 A JP17007396 A JP 17007396A JP H1016675 A JPH1016675 A JP H1016675A
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JP
Japan
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connector
vehicle
conductor pattern
wiring
wiring structure
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8170073A
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English (en)
Inventor
Yoriyuki Miyazaki
順之 宮▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd, Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Insulated Conductors (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のガラス周辺の配線構造の簡略化及び共
通化を図るとともに車両の組立て性を向上させる。 【解決手段】 車両の後部ガラス14及びその周辺に配
設されるデフォッガ、ハイマウントストップランプ及び
電動開閉式カーテン等の電装部品の配線の一部を構成す
る導体パターン18を後部ガラス14を保持するウェザ
ストリップ16に形成した。そして、ウェザストリップ
16に、導体パターン18の一部を外部露出させる接続
部22等を各電装部品及びメインハーネスに対応して設
け、この接続部22等に各電装部品のコネクタ30及び
メインハーネス38のコネクタ36を接続することによ
り、各電装部品を導体パターン18を介してメインハー
ネス38に接続するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定ガラス、ある
いはその周辺に取付けられる電装部品のワイヤーハーネ
ス等の車両の配線構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車両のバックドアには、後部ガラ
スのデフォッガ、ハイマウントストップランプ、電動開
閉式カーテン等の数多くの電装部品が搭載されるに至っ
ており、そのためバックドアにおいて後部ガラスの周囲
にはこれらの各電装部品に対するワイヤーハーネスが配
線されている。
【0003】バックドアにおけるワイヤーハーネスの配
線構造としては、例えば、図8に示すような配線構造が
知られている。すなわち、各電装部品の配置に対応して
構成されたワイヤーハーネス82,84が後部ガラス8
0の左右両側においてバックドア内部に形成された中空
部分に配設され、ワイヤーハーネス82,84の一端側
の端子、あるいはコネクタ等(85〜90)がドアパネ
ルに形成された開口部から導出されて電装部品に接続さ
れるようになっている。一方、各ワイヤーハーネス8
2,84の他端側の端子は、後部ガラス80の下方にお
いて、コントロールボックス等に接続されたメインハー
ネス81に連結されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な配線構造では、各ワイヤーハーネスをバックドア内の
中空部分に挿通させる必要があるため組付け性が極めて
悪く、しかも、各電装品毎に個別にワイヤーハーネスが
配索されるため、配線本数、コネクタ数、嵌合数等が多
い。
【0005】また、近年では車種の差別化を図るために
上記のような電装部品の一部をオプションとして選択的
に装備することが行われており、また、車両を輸出する
場合には、ワイヤーハーネスの構造を使用電圧や規格に
併せて仕様(国)毎に異なる構造とする必要もある。そ
のため、車種によっては上記のように後部ガラスの周辺
に配索されるワイヤーハーネスの種類が数十種類以上に
もなり、車両の組立てや部品管理の上で作業者に過大な
負担をかけるに至っている。
【0006】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、車両のガラス周辺の配線構造の簡略化
及び共通化を図るとともに車両の組立て性を向上させる
ことができる車両の配線構造を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両の固定ガ
ラス及びその周辺に配設される電装部品に対する配線の
構造であって、固定ガラスを車両パネルに保持するため
のウェザストリップに配線に相当する導体パターンを一
体に形成するとともに、ウェザストリップに導体パター
ンの一部を分岐可能とする分岐部を設けたものである。
【0008】この配線構造によれば、ウェザストリップ
を車両パネルに装着し、分岐部を介して導体パターンと
電装部品とを電気的に接続することによって電装部品の
配線を行うことができる。そのため、従来のようにバッ
クドアの中空部分にワイヤーハーネスを挿通しながら電
装部品の配線を行うといった配線作業が不用となる。ま
た、分岐部を介して複数の電装部品を導体パターンに接
続すると、導体パターンが各電装部品に対して共通の配
線部分となり、そのため、メインハーネス側との結線の
ためのコネクタ数、端子嵌合数を減らすことが可能とな
る。
【0009】特に、車両の仕様に応じた複数種類の配線
から選択された配線がなされるものである場合には、全
仕様の配線を含む導体パターンを形成するようにすれば
(請求項2)、仕様に拘らず共通のウェザストリップを
用いることが可能となる。そのため、従来のような仕様
毎の配線構造が不要となり、車両の組立てや部品管理作
業における負担が軽減される。
【0010】また、導体パターンを互いに平行な独立し
たパターンから形成するようにすれば(請求項3)、導
体パターンの構造が単純なためウェザストリップの生産
性がよく、また分岐部を設定する際の自由度を高めるこ
とが可能となる。
【0011】さらに、導体パターンを外部露出させる開
口凹部から分岐部を構成し、この凹部に電装部品のコネ
クタを着脱自在に装着するとともに、開口凹部にコネク
タを装着した状態で導体パターンと電装部品との電気的
接続が達成されるように導体パターンを形成するように
すれば(請求項4)、電装部品側のコネクタを直接導体
パターンに接続することが可能となる。特に、導体パタ
ーンを導電性帯状体から構成し、コネクタの端子に一対
のばね片かなる上記導電性帯状体の挾持部を設けるよう
にすれば(請求項5)、上記請求項4の構造を簡単な構
成で実施することが可能となる。
【0012】また、分岐部において電線の一端側を導体
パターンに接続し、この電線の他端側に電装部品に接続
するコネクタを装着するようにすれば、導体パターンと
電装部品とをコネクタ嵌合により接続することが可能と
なる(請求項6)。この場合、特に、導体パターンを外
部露出させる開口凹部から分岐部を構成し、相手側コネ
クタと接続可能な状態でこの開口凹部内に上記コネクタ
を嵌入、保持するようにすれば(請求項7)、コネクタ
をウェザストリップに一体に設けることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。
【0014】図1は、本発明にかかる車両の配線構造が
適用される車両のバックドアの一部を模式的に示してい
る。同図に示すバックドア10は、例えばワゴンタイプ
の車両のバックドアで、ヒンジを介して車両フレームに
連結されることにより車両本体に開閉可能に支持されて
いる。
【0015】同図に示すように、バックドア10の中央
部には後部ガラス14が装着されている。この後部ガラ
ス14は、一枚のガラスから構成されており、バックド
ア10のドアパネル12(図2参照)に形成された開口
部分にウェザストリップ16を介して嵌め込まれること
により固定的、つまり開閉不能な状態で保持されてい
る。そして、この後部ガラス14及びその周囲に、図示
を省略しているが、デフォッガ、ハイマウントストップ
ランプ及び電動開閉式カーテンといった電装部品がそれ
ぞれ取付けられている。
【0016】ウェザストリップ16は、例えば、スチレ
ンブタジエンゴムと天然ゴムの混合物等から構成されて
おり、図2に示すように、適度の弾力性でもって後部ガ
ラス12を保持するように構成されている。また、この
ウェザストリップ16には、本願発明の特徴として、上
記デフォッガ等の電装部品の配線の一部を構成する導体
パターン18が一体に形成されている。
【0017】上記導体パターン18は、ウェザストリッ
プ16に埋設される互いに平行な複数の導電性帯状体
(図2参照:以下バスバーという)によって構成されて
いる。
【0018】詳しくは、図1に示すように、ウェザスト
リップ16の最も外周側においてその上部中央から反時
計回りに右側部(同図で右側部)中央に至る第1バスバ
ー18aと、その内周側において、第1バスバー18a
と平行に上部中央から反時計回りに下部中央に至る第2
バスバー18b及び下部中央から反時計回りに右側部上
端付近に至る第4バスバー18dと、これら第2,第4
バスバー18b、18dの内周側において、第2バスバ
ー18bと平行に左側部(同図で左側部)中央から反時
計回りに下部中央に至る第3バスバー18c及び第4バ
スバー18dと平行に下部中央から反時計回りに右側部
上端付近に至る第5バスバー18eとから導体パターン
18が構成されている。
【0019】また、ウェザストリップ16には、電装部
品等に対応してそれぞれ接続部(分岐部)が設けられて
おり、電装部品のコネクタ等が各接続部においてウェザ
ストリップ16に接続されている。
【0020】具体的には、ウェザストリップ16の下部
中央に接続部20が、上部中央に接続部22が、左右両
側に接続部24A,24Bが、前記接続部20及び24
Bの側部にそれぞれ接続部26A及び26Bがそれぞれ
設けられている。そして、接続部20に対して車両本体
側のコントローラに接続されるメインハーネス38のコ
ネクタ36が、接続部22に対してハイマウントストッ
プランプのコネクタ30が、接続部24A,24Bに対
してそれぞれデフォッガのコネクタ32A,32Bが、
接続部26A及び26Bに対してそれぞれ電動開閉式カ
ーテンのコネクタ34A,34Bがそれぞれ接続されて
いる。
【0021】上記メインハーネス38は、アース線38
a、ハイマウントストップランプ用のプラス電源線38
b(以下、ランプ電源線38bという)、デフォッガ用
のプラス電源線38c(以下、DEF電源線38cとい
う)及び電動開閉式カーテン用のコントロール線38
d,38eの合計5本の電線から構成されており、メイ
ンハーネス38のコネクタ36が上記のようにウェザス
トリップ16に接続されることにより、図1に示すよう
にアース線38aが導体パターン18の上記第1バスバ
ー18aに、ランプ電源線38bが第2バスバー18b
に、DEF電源線38cが第3バスバー18cに、コン
トロール線38d,38eがそれぞれ第4,第5バスバ
ー18d,18eに接続されている。
【0022】一方、電装部品においては、ハイマウント
ストップランプからアース線21a及び電源線21bが
導出され、上記コネクタ30がウェザストリップ16に
接続されることによりこれらのアース線21a及び電源
線21bが第1バスバー18a及び第2バスバー18b
にそれぞれ接続されている。また、デフォッガから電源
線23a及びアース線23bが導出され、上記コネクタ
32A及びコネクタ32Bがそれぞれウェザストリップ
16に接続されることにより電源線23aが第3バスバ
ー18cに、アース線23bが第1バスバー18aにそ
れぞれ接続されている。さらに、電動開閉式カーテンに
おいては、カーテン作動用の2つのモータ(図示せず)
からそれぞれコントロール線25a,25b及びコント
ロール線25c,25dが導出され、上記コネクタ34
Aがウェザストリップ16に接続されることによりコン
トロール線25a,25bが第4バスバー18d及び第
5バスバー18eにそれぞれ接続され、上記コネクタ3
4Bがウェザストリップ16に接続されることによりコ
ントロール線25c,25dが第4バスバー18d及び
第5バスバー18eにそれぞれ接続されている。
【0023】すなわち、ハイマウントストップランプの
アース線21a及び電源線21bが第1バスバー18a
及び第2バスバー18bを介してメインハーネス38の
アース線38a及びランプ電源線38bに接続され、デ
フォッガの電源線23a及びアース線23bが第3バス
バー18c及び第1バスバー18aを介してメインハー
ネス38のDEF電源線38c及びアース線38aに、
電動開閉式カーテン用のコントロール線25a,25b
(25c、25d)がそれぞれ第4バスバー18d及び
第5バスバー18eを介してメインハーネス38のコン
トロール線38d及び38eにそれぞれ接続されるとい
う具合に、各電装部品が導体パターン18を介してメイ
ンハーネス38に接続されている。
【0024】ここで、各コネクタの端子と導体パターン
18との接続は、例えば以下のような接続構造によって
達成されている。以下、電動開閉式カーテンのコネクタ
34Aと、これを接続する接続部26Aの構造を例に説
明する。
【0025】図3及び図4(a)は、接続部26Aと電
動開閉式カーテンのコネクタ34Aの構成を概略的に示
している。
【0026】これらの図に示すように、接続部26Aに
は、車室側(図4(a)では右方側)に向かって開口す
る凹部27が形成され、これにより各バスバー18a,
18d及び18eの一部が凹部27内に露出させられた
構成となっている。
【0027】一方、コネクタ34Aは、樹脂等から形成
されたハウジング内に上下3段の端子収納部40を有
し、これらの端子収納部40のうち上側2段の端子収納
部40に上記電線25a,25bにかしめられた端子4
4が収納、保持された構成となっている。ハウジング前
方(同図では左方)には、各端子収納部40に対応して
各バスバー18a,18d,18eを導入するためのス
リット状の開口部42が形成されている。また、詳しく
図示していないが、端子44は、バスバーを挾持するた
めの上下一対の板ばね状の押え片を有した雌型端子構造
となっている。
【0028】接続は、図3に示すにように、開口部42
側からコネクタ34aが接続部26Aの凹部27内に嵌
入される。これにより各バスバー18a,18c,18
dが開口部42から端子収納部40内に導入され、図4
(b)に示すようにコネクタ34が凹部27内に完全に
嵌入されると、各バスバー18c,18dが端子44の
押え片の間に介入され、これによってコネクタ34aの
各端子44と導体パターン18との接続が達成されるよ
うになっている。なお、第1バスバー18aについて
は、コネクタ34Aの対応する端子収納部40が空であ
るため未接続となる。
【0029】以上は、電動開閉式カーテンのコネクタ3
4Aと、これを接続する接続部26Aの構造であるが、
他のコネクタとそれに対応する接続部の構造も、基本的
には上述の例と同様の構造となっている。但し、メイン
ハーネス38のコネクタ36については、上述のように
5本の電線38a〜38eの端子44を収納する必要が
あるため、図示を省略するが、例えば、コネクタハウジ
ングに上下3段、横2列の合計6つの端子収納部40が
区画形成され、そのうち5つの端子収納部40に端子4
4が収納されるようになっている。
【0030】このように構成されたバックドア10によ
れば、上述のように後部ガラス14周辺における各電装
部品の配線の大部分が導体パターン18としてウェザス
トリップ16に一体に設けられているため、ドアパネル
14と一体にウェザストリップ16をドアパネル12に
装着し、各電装部品及びメインハーネス38の各コネク
タをウェザストリップ16に接続するだけで各電装部品
の配線を行うことができる。そのため、従来のようにバ
ックドアに形成された中空部分にワイヤーハーネスを挿
通しながら電装部品の配線を行うといった配線作業が不
用となり、その結果、デフォッガ等の各電装部品の配線
作業の作業性を大幅に向上させることこができる。
【0031】また、車両の仕様やオプション装着等によ
り電動開閉式カーテンやハイマウントストップランプを
選択的に取付けるような場合でも、同一のウェザストリ
ップ16を用いることができる。そのため、上記電動開
閉式カーテン等に限らず、後部ガラス14及びその周辺
に取付けられる全ての電装部品の配線に対応する部分を
含むような導体パターン18を構成しておくようにすれ
ば、多数の電装部品が選択的に取付けられるような場合
であっても、同一のウェザストリップ16を用いること
が可能となる。従って、従来のように仕様毎にワイヤー
ハーネスを準備してこれらを使い分けるといった手間が
省け、車両の組立てや部品管理上での作業者の負担を大
幅に軽減することができる。
【0032】ところで、車両の仕様により、例えば、電
動開閉式カーテンを取付けない場合には、接続部26
A,26Bにマスキング部材を装着して凹部27を塞ぐ
ようにすればよい。マスキング部材としては、図5に示
すように、第1,第3及び第5の各バスバー18a,1
8d,18eに対応するスリット状の切り込み52を具
備した上記コネクタ34Aとほぼ同一形状のマスキング
部材50を形成し、これを凹部27に嵌入、装着するよ
うにすればよい。このようにすれば、マスキング部材5
0の装着状態で、各バスバー18a,18d,18eが
各切り込み52に介入させられるため、各バスバー18
a,18d,18eの変形やバスバー同士の接触を有効
に防止することができる。また、マスキング部材50を
ウェザストリップ16と同質の材料から構成するように
すれば、違和感を緩和してマスキング効果を高めること
ができる。なお、図5は、接続部26A,26Bに対す
るマスキング部材50の例であるが、他の接続部につい
ても同様のマスキング部材を構成することができる。
【0033】さらに、上記バックドア10によれば、電
装部品のワイヤーハーネスを後部ガラス14周辺に配索
していた従来の配線構造に比べると、後部ガラス14周
辺の配線構造を有効に簡略化することができるという利
点もある。
【0034】すなわち、従来の配線構造では、デフォッ
ガ、ハイマウントストップランプ等、各電装部品毎にワ
イヤーハーネスが設けられ、例えば、アース線は、各ワ
イヤーハーネスにそれぞれ設けられている。そのため、
電装部品の数が増えると、後部ガラス周辺に何本ものア
ース線が配索されて配線を嵩張らせる原因となってい
る。しかし、上記の実施形態の配線構造によれば、上述
のようにメインハーネス38のアース線38aが導体パ
ターン18の第1バスバー18aに接続され、この第1
バスバー18aに対して各電装部品からのアース線が接
続される、すなわち、第1バスバー18aがアース線と
して共通使用されるので、多くの電装部品が取付けられ
る場合でも従来のようにアース線が嵩張るといった事態
を招くことがない。そのため、アース線に限られず、導
体パターン18を共通の配線部分として用いることによ
って電線の数を減らすことができ、これによって効果的
に後部ガラス14周辺の配線構造を簡略化することがで
きる。
【0035】また、従来の配線構造では、デフォッガ等
の電装部品とワイヤーハーネス、あるいはワイヤーハー
ネスとメインハーネスとの接続がコネクタ同士の嵌合に
より行われるが、上記の配線構造では、各電装部品等の
コネクタを直接ウェザストリップ16に接続することに
よりデフォッガ等の電装部品と導体パターン18の接
続、あるいはメインハーネス38と導体パターン18と
の接続が行われるため、従来の配線構造に比べると配線
に用いるコネクタの数が少なくてすみ、さらに、導体パ
ターン18が各電装部品に対して共通の配線部分とな
り、この導体パターン18にメインハーネス38が接続
されることによりメインハーネス側との結線のためのコ
ネクタ数、端子嵌合数等が低減されている。そのため、
これによっても配線構造の簡略化が達成される。
【0036】なお、上記実施形態は、本発明にかかる車
両の配線構造を適用したバックドアの一例であって、バ
ックドア10の具体的な構造はもとより、ウェザストリ
ップ16の具体的な構造も本願発明の要旨を逸脱しない
範囲で適宜変更可能である。
【0037】例えば、上記バックドア10では、図4
(a),(b)に示すように、ウェザストリップ16に
設けられた接続部26Aにコネクタ34Aが嵌入される
ことにより電動開閉式カーテンからのコントロール線2
5a,25bがそれぞれ電動導体パターン18の第4バ
スバー18d及び第5バスバー18eに接続されるよう
に構成されているが、図6に示すように、第4バスバー
18d及び第5バスバー18eにそれぞれ電線58,6
0の一方側をはんだ付けにより接続するとともに、この
電線58,60の他方側をコネクタ56に装着し、この
コネクタ56を上記コネクタ34Aに接続するこよりコ
ントロール線25a,25bを第4及び第5の各バスバ
ー18d,18eに接続するようにしてもよい。このよ
うな構造は、例えば、ウェザストリップ16の厚み等の
寸法が電装部品のコネクタを嵌入する上で十分でないよ
うな場合に有効となる。但し、嵌合スペースがウェザス
トリップにとれない場合は、このような方法以外に、電
装部品側に直接コネクタを嵌合させたり、あるいはスペ
ース確保可能な場所にてコネクタを嵌合させるようにし
てもよい。なお、上記のように電線58,60を介して
バスバー18d,18eにコネクタ56を接続する構造
の場合、図7(a),(b)に示すようにコネクタ56
を相手側コネクタと接続可能な状態で凹部27に嵌入、
保持するようにしてもよい。
【0038】また、上記バックドア10のウェザストリ
ップ16では、第1バスバー18aと、これに平行な第
2〜第5の各バスバー18b〜18eとによって導体パ
ターン18が構成されているが、勿論、導体パターン1
8はこのように互いに平行パターンである必要ななく、
取付ける電装部品の位置関係等の緒条件に応じて適宜構
成するようにすればよい。但し、上記のように平行なパ
ターンによれば、導体パターン18の構造がシンプルで
あるため生産性が良く、さらにコネクタの接続部を設定
するに際しての自由度が高まるという利点がある。ま
た、上記のように導体パターン18をバスバーにより構
成する必要は必ずしもなく、例えば一般的な電線(裸
線)やFPC等により導体パターンを構成するようにし
てもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、固定ガ
ラスを車両パネルに保持するためのウェザストリップに
電装部品の配線に相当する導体パターンを一体に形成す
るとともに、ウェザストリップに導体パターンの一部を
分岐可能とする分岐部を設けたので、ウェザストリップ
を車両パネルに装着し、導体パターンと電装部品とを分
岐部を介して電気的に接続するだけで各電装部品の配線
を行うことができる。そのため、従来のようにバックド
アに形成された中空部分にワイヤーハーネスを挿通しな
がら電装部品の配線を行うといった配線作業が不用とな
り、これにより車両の組立て性を向上させることができ
る。また、分岐部を介して複数の電装部品を導体パター
ンに接続する場合、導体パターンが各電装部品に対して
共通の配線部分となるため、メインハーネス側との結線
のためのコネクタ数、端子嵌合数を減らすことができ、
その結果、配線構造を簡略化することができる。
【0040】特に、車両の仕様に応じた複数種類の配線
から選択された配線がなされるものである場合には、全
仕様の配線を含む導体パターンを形成するようにすれ
ば、仕様に拘らず共通のウェザストリップを用いること
が可能となり、従来のような仕様毎の配線構造が不要と
なる。そのため、車両の組立てや部品管理作業における
負担が大幅に軽減される。
【0041】また、導体パターンを互いに平行な独立し
たパターンから形成するようにすれば、導体パターンの
構造が単純であるためウェザストリップの生産性がよ
く、また分岐部を設定する際の自由度を高めることが可
能となる。
【0042】さらに、導体パターンを外部露出させる開
口凹部から分岐部を構成し、この凹部に電装部品のコネ
クタを着脱自在に装着するとともに、開口凹部にコネク
タを装着した状態で導体パターンと電装部品との電気的
接続が達成されるように導体パターンを形成するように
すれば、電装部品側のコネクタを直接導体パターンに接
続することが可能となる。そのため、配線に用いるコネ
クタ等を減らすことがで、これにより配線構造の簡略化
が達成される。
【0043】また、分岐部において電線の一端側を導体
パターンに接続し、この電線の他端側に電装部品に接続
するコネクタを装着するようにすれば、導体パターンと
電装部品とをコネクタ嵌合により接続することができ
る。この場合、特に、導体パターンを外部露出させる開
口凹部から分岐部を構成し、相手側コネクタと接続可能
な状態でこの開口凹部内に上記コネクタを嵌入、保持す
るようにすれば、コネクタをウェザストリップに一体に
設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配線構造が適用されるバックドア
を示す模式図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】ウェザストリップの接続部とこの接続部に接続
される電装部品(電動開閉式カーテン)のコネクタを示
す斜視断面図である。
【図4】ウェザストリップの接続部とこの接続部に接続
される電装部品を示す断面図で、(a)は接続前の状
態、(b)は接続完了状態をそれぞれ示す図である。
【図5】マスキング部材を示す断面図である。
【図6】導体パターンに電線を介してコネクタを取付け
た例を示す断面図である。
【図7】(a)(b)は、導体パターンに電線を介して
コネクタを取付けた他の例を示す断面図で、(a)はコ
ネクタの引出し状態、(b)はウェザストリップへのコ
ネクタの装着状態を示す図である。
【図8】バックドアにおける従来の配線構造を示す平面
図である。
【符号の説明】
10 バックドア 12 ドアパネル 14 後部ガラス 16 ウェザストリップ 18 導体パターン 20,22,24A,24B,26A,26B 接続部 30,32A,32B,34A,34B、36 コネク
タ 38 メインハーネス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01B 7/08 H01B 7/08 H01R 4/00 H01R 4/00 A H02G 3/28 H02G 3/28 F

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の固定ガラス及びその周辺に配設さ
    れる電装部品に対する配線の構造であって、前記固定ガ
    ラスを車両パネルに保持するためのウェザストリップに
    前記配線に相当する導体パターンが一体に形成されると
    ともに、ウェザストリップに前記導体パターンの一部を
    分岐可能とする分岐部が設けられてなることを特徴とす
    る車両の配線構造。
  2. 【請求項2】 車両の仕様に応じた複数種類の配線から
    選択された配線がなされるものであって、上記導体パタ
    ーンは、全仕様の配線に相当する部分を含むように形成
    されてなることを特徴とする請求項1記載の車両の配線
    構造。
  3. 【請求項3】 上記導体パターンは、互いに平行な独立
    したパターンからなることを特徴とする請求項1又は2
    記載の車両の配線構造。
  4. 【請求項4】 上記分岐部は、上記導体パターンを外部
    露出させる開口凹部からなり、この凹部に上記電装部品
    のコネクタが着脱自在に装着されるとともに、上記開口
    凹部へのコネクタの装着状態において、上記導体パター
    ンと電装部品との電気的接続が達成されるように上記導
    体パターンが形成されてなることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれかに記載の車両の配線構造。
  5. 【請求項5】 上記導体パターンは導電性帯状体からな
    り、上記コネクタの端子が一対のばね片かなる上記導電
    性帯状体の挾持部を具備してなることを特徴とする請求
    項4記載の車両の配線構造。
  6. 【請求項6】 上記分岐部において電線の一端側が導体
    パターンに接続され、この電線の他端側に上記電装部品
    に接続されるコネクタが装着されてなることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の車両の配線構造。
  7. 【請求項7】 上記分岐部は、上記導体パターンを外部
    露出させる開口凹部からなり、上記コネクタが相手側コ
    ネクタと接続可能な状態でこの開口凹部内に嵌入、保持
    されてなることを特徴とする請求項6記載の車両の配線
    構造。
JP8170073A 1996-06-28 1996-06-28 車両の配線構造 Withdrawn JPH1016675A (ja)

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