JPH10200432A - Fm多重放送受信機 - Google Patents

Fm多重放送受信機

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JPH10200432A
JPH10200432A JP9013319A JP1331997A JPH10200432A JP H10200432 A JPH10200432 A JP H10200432A JP 9013319 A JP9013319 A JP 9013319A JP 1331997 A JP1331997 A JP 1331997A JP H10200432 A JPH10200432 A JP H10200432A
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Japan
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page
data
display
screen
multiplex broadcast
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JP9013319A
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Hiroyuki Miyama
博之 見山
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Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示画面の切り替えを行っても継続する内容
の理解が容易なFM多重放送受信機を提供すること。 【解決手段】 FM多重放送受信機1は、FM多重放送
を受信して誤り訂正後のデータパケットを得るためにフ
ロントエンド12、中間増幅/FM検波回路14、フィ
ルタ回路18、LMSK復調回路20、誤り検出訂正回
路24を備え、データパケットから各ページデータを得
て表示を行うためにCPU30、データ保存用RAM3
2、表示用RAM34、表示部36を備える。CPU3
0は、1ページ目の画面表示を行うためにこの1ページ
目の表示データを表示用RAM34に書き込むととも
に、次に表示する2ページ目の表示データも表示用RA
M34に書き込み、ページ送りキーが押されたときに各
ページの一部を含む中間ページを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FM多重放送に含
まれる複数ページからなる番組を受信し、各ページの表
示を行うFM多重放送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】DARC(Data Radio Channel)方式を
用いたFM多重放送は、文字や図形をデジタルデータに
変換して符号化し、副搬送波周波数76kHzの多重信
号をステレオベースバンド信号に周波数多重化し、FM
変調している。放送の対象となる文字や図形については
現在レベル1からレベル3までの3種類のサービスレベ
ルが想定されている。レベル1は、本文(15文字×2
行)およびヘッダ行の表示ができる受信機用のサービス
であり、文字による情報が中心となる。レベル2は本文
(15.5文字×8行)およびヘッダ行の表示ができる
受信機に向けたサービスであり、図形や地図を送る場合
に適している。レベル3は、CD−ROMによる地図表
示を備えたカーナビゲーションシステムを対象とした交
通情報データのサービスを行うものである。
【0003】図15は、従来のFM多重放送受信機にお
ける表示例を示す図であり、一例として上述したレベル
1のサービスに対応した表示例が示されている。同図
(A)は、複数ページ(例えば2ページ)からなる番組
の表示例を示すものであり、表示の1ページ目と2ペー
ジ目は、それぞれ受信機に備わった「ページ送り」キー
あるいは「ページ戻り」キーを押下することにより切り
替えられる。このように、各番組に含まれる情報が多い
場合には、複数ページの画面を切り替えることにより、
利用者が見たい情報を得ることができるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のFM多重放送受信機においては、番組を構成する各
ページの表示画面に含まれる文字情報が各表示画面毎に
完結していればよいが、文章が途中で切れて次ページの
表示画面に続く場合には、切り替え後の画面を見ただけ
では内容の理解が容易ではない場合がある。例えば、図
15(B)に示すように、2行目の文章が途中で、特に
単語の途中で切れて次ページに続くような場合には、切
り替え前の画面の最後尾を注意深く見ていないと、次ペ
ージの表示画面を見ただけでは正確な情報が伝わらない
ことになる。特に、車載用のFM多重放送受信機を考え
た場合には、わずかな停車時間内に画面に表示された文
字情報を見ることになるため、切り替え前の画面の最後
尾を見落とすことも多い。
【0005】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は表示画面の切り替えを行って
も継続する内容の理解が容易なFM多重放送受信機を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明のFM多重放送受信機は、内容が連続し
た複数ページ分の文字情報を各ページ毎に切り替えて表
示を行う場合に、最初のページを表示した後に、この最
初のページと次のページのそれぞれの一部からなる中間
画面を表示し、その後次のページを表示しているため、
表示内容がスクロールされ、表示画面の切り替えを行っ
た場合であっても文章が不連続にならず、内容の理解が
容易となる。
【0007】具体的には、FM多重放送受信機は、内容
が連続した前記複数ページのそれぞれに対応した文字情
報を含む各ページ画面および内容が連続した2ページ分
の文字情報のそれぞれを部分的に含む中間画面を作成し
て表示する表示手段と、所定の操作に応じて表示手段に
よる表示をページ画面、中間画面、ページ画面の順で切
り替える表示切替手段とを含んで構成されている。特
に、文字情報が含まれる各ページのページデータには、
内容が連続する次ページの特定に必要なページ番号ある
いは選択制御データが含まれており、表示手段は、これ
らのデータに基づいて、内容が連続する2ページ分の文
字情報を部分的に抽出して中間画面の作成を行うことが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を適用したFM多重放送受
信機は、複数ページの文字情報からなる番組を受信する
際に、各ページの表示の切り替えを行単位でスクロール
させることにより行うことに特徴がある。以下、一実施
形態のFM多重放送受信機について、図面を参照しなが
ら説明する。
【0009】図1は、本発明を適用した一実施形態のF
M多重放送受信機の構成を示す図である。同図に示すF
M多重放送受信機1は、アンテナ10で受信したFM放
送信号からステレオ音声を抽出するためにフロントエン
ド(F/E)12、中間周波増幅/FM検波回路(IF
/DET)14、ノイズキャンセラ/ステレオ復調回路
(NC/MPX)16を備え、この受信したFM放送信
号に含まれるFM多重放送データを分離復調するために
フィルタ回路18、LMSK(Level controlled Minim
um Shift Keying )復調回路20、同期回路22、誤り
検出訂正回路24を備え、分離されたFM多重放送デー
タに対して各種の処理を行うことにより、文字や図形に
よる各種の情報を表示部36に表示するためにCPU3
0、データ保存用RAM32、表示用RAM34を備え
ている。また、このFM多重放送受信機1は、利用者が
操作を行うために各種の操作キーを有する操作部40を
備えている。例えば、同一番組の複数の表示画面を切り
替えるための「ページ送り」キーおよび「ページ戻り」
キーを備えている。
【0010】フロントエンド12は、アンテナ同調回路
や高周波増幅回路、局部発振回路、混合回路等を含んで
おり、アンテナ10から入力されるFM放送信号に対し
て高周波増幅を行うとともに、所定の周波数変換を行
う。例えば、受信したい所望の周波数のFM放送信号が
フロントエンド12に入力されたときに、10.7MH
zの中間周波数信号に変換される。中間周波増幅/FM
検波回路14は、フロントエンド12から出力される中
間周波信号を増幅するとともに同調動作を行いその同調
結果に対してFM検波を行うものである。また、ノイズ
キャンセラ/ステレオ復調回路16は、中間周波増幅/
FM検波回路14から出力されるFM検波後のFMステ
レオ複合信号に含まれるノイズ成分を除去した後、ステ
レオ音声のL成分とR成分とを分離する。
【0011】また、フィルタ回路18は、FM検波後の
信号に含まれる多重信号を分離するためのものである。
図2に示すように、FM検波後の信号には、76kHz
前後のFM多重放送信号が含まれており、フィルタ回路
18によってこのFM多重放送信号のみが抽出される。
LMSK復調回路20は、フィルタ回路18から出力さ
れる多重信号であるLMSK変調信号に対して遅延検波
を施し、ビットクロックの再生とビットデータ列の復調
を行う。同期回路22は、LMSK復調回路20から出
力されるビットデータ列に対してブロック同期とフレー
ム同期の検出を行うものであり、誤り検出訂正回路24
は、この同期がとられたビットデータ列に対してCRC
(Cyclic Redundancy Check )による誤り検出を行うと
ともに誤りがあった場合にはその訂正を行う。例えば、
誤り訂正は(272,190)短縮化差集合巡回符号を
縦横二重に用いた積符号によって行われ、高い確率で誤
り訂正が行われる。
【0012】CPU30は、誤り検出訂正回路24から
出力されるデータ(データパケット)に基づいてグルー
プデータさらには番組データを抽出する。抽出された番
組データは、データ保存用RAM32に格納される。表
示用RAM34は、表示画像に対応したビットデータを
格納するものであり、例えば2ページ分の表示画面に対
応した格納領域を有しており、この格納内容が表示部3
6に表示される。
【0013】上述したフロントエンド12、中間周波増
幅/FM検波回路14、フィルタ回路18、LMSK復
調回路20、誤り検出訂正回路24、CPU30および
データ保存用RAM32がFM多重放送受信手段に、C
PU30、データ保存用RAM32、表示用RAM3
4、表示部36が表示手段に、CPU30、表示用RA
M34が表示切替手段にそれぞれ対応している。
【0014】次に、DARC方式を用いたFM多重放送
の階層構造について説明する。上述したFM多重放送受
信機1による処理の対象となるDARCの階層構造に
は、伝送路についての階層1、誤り訂正についての階層
2、データパケットについての階層3、データグループ
についての階層4、番組についての階層5が含まれてい
る。
【0015】伝送路についての階層1は、上述した中間
周波増幅/FM検波回路14から出力されるFM検波後
の信号(ベースバンド信号)に対応している。図2に示
すように、FM検波後の信号には76kHz前後のFM
多重放送信号が含まれており、このFM多重放送信号の
みがフィルタ回路18によって分離され、LMSK復調
回路20を通すことによりこのFM多重放送信号に対応
したFM多重放送データが得られる。
【0016】誤り訂正についての階層2は、誤り検出や
誤り訂正を行う際のフレーム構造を示している。図3
は、階層2に対応したフレーム構造を示す図である。同
図に示すように、LMSK復調回路20から出力される
FM多重放送データは1フレームあたり合計で272ブ
ロックからなり、この内190ブロックはデータパケッ
トを含むブロックであり、残りの82ブロックはパリテ
ィパケットを含むブロックである。この82ブロック
は、データパケットを含むブロックの間に分散して配置
されている。
【0017】また、データパケットを含む各ブロック
は、16ビットのブロック識別符号BIC(Block Iden
tify Code )と、176ビットのデータからなるデータ
パケットと、14ビットのCRC符号と、82ビットの
誤り検出訂正用のパリティ(横符号)で構成されてい
る。また、パリティパケットを含むブロックは、16ビ
ットのブロック識別符号BICと、190ビットのパリ
ティ(縦符号)パケットと、82ビットの誤り訂正用の
パリティ(横符号)とで構成されている。
【0018】データパケットを含む最初の13個のブロ
ックの識別符号はBIC1であり、次の123個のブロ
ックの中でデータパケットを含むものの識別符号はBI
C3であり、データブロックを含む次の13個のブロッ
クの識別符号はBIC2であり、最後の123個のブロ
ックの中でデータブロックを含むものの識別符号はBI
C3である。また、パリティパケットを含む各ブロック
の識別符号はBIC4である。
【0019】同期回路22は、ブロック識別符号BIC
を1ブロックごとに検出することによりブロック同期を
とっており、ブロック識別符号BIC4の次にBIC1
を検出することにより272ブロックごとにフレーム同
期をとっている。従って、このような順序でブロック識
別符号を検出できない回数が所定の割合で生じた時はブ
ロック同期はずれであり、所定の割合でフレーム同期が
とれない場合がフレーム同期はずれである。
【0020】また、データパケットが含まれるブロック
にはCRC符号が含まれており、しかも1フレームに含
まれる各ブロックには誤り検出訂正用のパリティ(横符
号)が含まれているから、これらのパリティを用いるこ
とにより誤り検出訂正回路24によって誤りを検出した
後の訂正処理を行うことができる。誤り検出訂正回路2
4からは、このようにして誤り訂正が行われた後に各ブ
ロックに含まれるデータパケットのみが出力される。
【0021】階層3は、データパケットの構造を示して
おり、その詳細が図4に示されている。同図に示すよう
に、各データパケットは、32ビットのプリフィックス
と144ビットのデータブロックを含んで構成される。
先頭のプリフィックスは、情報内容であるデータブロッ
クの識別を行うために付加されており、サービス識別S
I、復号識別フラグ、情報終了フラグ、更新フラグ、デ
ータグループ番号、データパケット番号からなってい
る。先頭4ビットのサービス識別SIは、番組の識別に
用いられる。
【0022】階層4は、上述したデータパケットに含ま
れるデータブロックが複数個集まって形成されるデータ
グループの構造を示している。図5に示すように、デー
タグループは、開始符号SOH、データグループリンク
符号DGL、データグループサイズ、データグループデ
ータ、長さ調整NULL、終了符号、CRCからなって
いる。このデータグループは、階層3のデータパケット
において、同一のサービス識別SI、同一のデータグル
ープ番号、同一の更新フラグのデータブロックを、デー
タパケット番号「0」から順に情報終了フラグが立って
いるデータブロックまで並べたものである。1つのデー
タグループは、表示部36に表示される1ページのデー
タに対応している。
【0023】階層5は、上述したデータグループに含ま
れるデータグループデータが複数個集まって形成される
番組データの構成を示している。図6に示すように、番
組データは複数のデータグループから構成されており、
先頭のデータグループは番組管理データとして用いら
れ、続くデータグループがページデータとして用いられ
る。番組管理データは、番組番号や番組のページ総数等
の番組全体にかかわる情報を含んでおり、各ページデー
タは、表示部36に表示する各ページの情報を含んでい
る。これら番組管理データとページデータのそれぞれは
共通の構造を有しており、情報分離符号RS、データヘ
ッダパラメータ、データヘッダデータからなるデータヘ
ッダと、それに続くデータユニット群を有している。
【0024】図7はページデータのデータヘッダに含ま
れるデータヘッダデータ(ページデータヘッダデータ)
の一例を示す図である。同図に示すように、ページデー
タヘッダデータには、0〜255の範囲で各番組に付さ
れた番組番号と、各番組内でのページ番号等の各種情報
が含まれる。
【0025】また、データユニット群を構成する各デー
タユニットは、図8に示すように、情報分離符号US、
データユニットパラメータ、データユニットサイズ、デ
ータユニットリンクフラグ符号DUL、データユニット
データからなり、この中のデータユニットパラメータが
データユニットデータの内容を示している。
【0026】図9は、データユニットパラメータの具体
例を示す図である。例えば、15文字×2行の本文とヘ
ッダ行の表示が可能なレベル1のサービスに含まれる各
ページに対応したページデータを考えると、このページ
データには、データユニットパラメータ20H(Hは1
6進数を示す)の本文データユニットと、データユニッ
トパラメータ24Hのヘッダ文データユニットが含まれ
る。
【0027】なお、一般には「ページ送り」キーで順に
表示が切り替わる各ページのそれぞれには、連続したペ
ージ番号が割り当てられており、表示中のページのペー
ジ番号を図7に示したページヘッダの中から抽出し、こ
れに「1」を加えることにより次に表示するページを特
定することができる。
【0028】また、「ページ送り」キーが押下されたと
きに次に表示するページを特定する他の方法として、選
択制御データを用いる方法もある。図15(A)に示す
ように、表示する番組がページ送り可能な複数ページに
よって構成される場合や、表示するページが選択肢を含
む応答進行の番組の一部である場合には、各ページデー
タには、上述したヘッダ文データユニット等の他に、デ
ータユニットパラメータ36Hの選択制御データユニッ
トが含まれる。
【0029】図10は、選択制御データユニットに含ま
れるデータユニットデータの詳細を示す図である。同図
において、「キーイン番号」は、FM多重放送受信機1
の操作部40を操作して入力する番号に対応しており、
例えば0〜6、A、B、Cのいずれかとなる。ここで、
Aは表示ページを同階層で次に移動する場合に、Bは表
示ページを同階層で前に移動させる場合に、Cは表示ペ
ージを上階層へ戻す場合にそれぞれ対応する。「行先ペ
ージ番号」は、キーイン番号に対応して表示を切り替え
る次ページのページ番号を指定する。「行先番組番号」
は、キーイン番号に対応して表示を切り替える次ページ
の番組番号を指定する。「行先サービス識別番号」は、
キーイン番号に対応して表示を切り替える次ページのサ
ービス識別SIを指定する。
【0030】行先ページ指定モード「NPS」は、行先
のページを指定するモードを示している。例えば、“0
0”は、対応する「行先ページ番号」で同一のサービス
識別SI、番組番号内のぺージ番号を行先として示す。
“01”は、対応する「行先番組番号」で同一のサービ
ス識別内の番組番号を指定し、対応する「行先ページ番
号」で行先となるページ番号を示す。“10”は、対応
する「行先番組番号」で行先番組を、「行先サービス識
別番号」で行先サービス識別をそれぞれ指定し、対応す
る「行先ページ番号」で行先となるページ番号を示す。
【0031】したがって、上述した「キーイン番号」が
Aであって、ページ送りキーが押下されたときに表示が
切り替わる次ページのページ番号が「行先ページ番号」
に格納されている場合には、この選択制御データを調べ
ることにより、該当する次ページのページ番号を得るこ
とができる。
【0032】次に、図1に構成を示した本実施形態のF
M多重放送受信機1の動作を説明する。例えば、レベル
1に対応したサービス識別2の番組を例にとって説明を
行うものとする。
【0033】図11は、本実施形態のFM多重放送受信
機1の表示画面と表示用RAM34との関係を示す図で
ある。図11(A)に示す表示部36の画面は番組の1
ページ目を示しており、図11(C)に示す表示部36
の画面は番組の2ページ目を示している。従来であれ
ば、図11(A)に示す1ページ目の画面が表示された
状態で操作部40に備わった「ページ送り」キーを押下
すると、図11(C)に示す2ページ目の画面が表示さ
れていたが、本実施形態のFM多重放送受信機1では、
その間に図11(B)に示すような1ページの2行目と
2ページの1行目とからなる中間画面を表示し、行単位
でのスクロールを行っている。
【0034】図12は、本実施形態のFM多重放送受信
機1の動作手順を示す流れ図であり、図11(B)に示
したような中間画面を表示するために必要な動作手順が
示されている。FM多重放送受信時には、LMSK復調
回路20から図3に示した各ブロックのデータが出力さ
れ、各ブロックの先頭16ビットのブロック識別符号B
ICに基づいて同期回路22によってフレーム同期とブ
ロック同期がとられる。そして、誤り検出訂正回路24
によって、データパケットに付加されたCRCに基づく
誤り検出と、誤りを検出した場合にはパリティに基づく
誤り訂正が行われる。このようにして、誤り検出訂正回
路24からは、階層3に対応した誤り訂正後のデータパ
ケットが出力され、CPU30に入力される。
【0035】CPU30は、順次入力されるデータパケ
ットのプリフィックスに含まれるサービス識別SIや更
新フラグ等に基づいて同一のデータグループ番号を有す
るデータブロックを集めて階層4に対応するデータグル
ープ(番組管理データまたはページデータ)を作成する
とともに、各データグループのデータヘッダに含まれる
番組番号が同じものを集めて階層5に対応する番組デー
タを作成する。サービス識別2は記録受信モードに対応
しており、送出単位となる番組データ(またはページデ
ータ)の全データがデータ保存用RAM32に格納され
た後、表示部36からのニュースや天気予報等の各種の
目的動作である提示の処理が開始される。
【0036】上述したデータ保存用RAM32に対する
データの格納動作が終了した後、CPU30は、図11
(A)に示した番組の1ページ目に対応するページデー
タ、特にこの中に含まれる表示に必要なデータユニット
(本文データユニットやヘッダ文データユニット等)デ
ータをデータ保存用RAM32から読み出して、キャラ
クタジェネレータ(CG)を用いることにより画素単位
の表示データを作成して表示用RAM34に書き込み、
図11(A)に示す1ページ目の画面を表示部36に表
示する(ステップ200)。
【0037】また、このような表示動作と並行して、C
PU30は、表示中の1ページ目のページデータのデー
タヘッダ(図7参照)に含まれるページ番号を読み出
し、これに「1」を加えることにより、「ページ送り」
キーが押下されたときに画面を切り替えて次に表示する
ページのページ番号を取得する(ステップ201)。上
述したように、「ページ送り」キーで表示画面の切り替
えが行われる各ページのそれぞれには連続したページ番
号が対応づけられており、現在表示中の画面に対応した
ページ番号に「1」を加えることにより次に表示される
画面のページ番号が得られる。なお、表示中のページの
ページ番号に「1」を加えて次ページのページ番号を得
る場合の他に、上述したように選択制御データに基づい
て次ページのページ番号を得ることもできる。
【0038】次に、CPU30は、取得したページ番号
で特定されるページデータの中から、2ページ目の画面
に表示するデータを抽出して表示用RAM34に書き込
む(ステップ202)。上述したように、表示用RAM
34は表示画面の2ページ分の格納領域を有しており、
図11(A)に示すように、現在表示中の1ページ目の
表示データが一方の領域に書き込まれた状態で、これに
上書きせずに2ページ目の表示データが他方の領域に格
納される。
【0039】次に、CPU30は、利用者によって操作
部40のいずれかの操作キーが押下されたか否か(ステ
ップ203)、押下された場合にはその操作キーは「ペ
ージ送り」キーか否か(ステップ204)を判定する。
いずれかのキーが押下されたが「ページ送り」キーでな
い場合には、この押下されたキーに応じた処理が行われ
る(ステップ205)。また、「ページ送り」キーが押
下された場合には、次にCPU30は、図11(B)に
示すように表示用RAM34から読み出す表示データの
読み出しアドレスを表示1ライン分ずらして、表示部3
6に中間画面を表示する(ステップ206)。
【0040】その後、CPU30は、利用者によって操
作部40の「ページ送り」キーが押下されたか否かを判
定し(ステップ207)、押下された場合には、2ペー
ジ目に対応するページデータの中から表示に必要なデー
タユニット(本文データユニットやヘッダ文データユニ
ット等)データをデータ保存用RAM32から読み出し
て、キャラクタジェネレータを用いることにより画素単
位の表示データを作成して表示用RAM34に書き込
み、図11(C)に示す2ページ目の画面を表示部36
に表示する(ステップ208)。2ページ目の画面表示
の後ステップ201に戻って処理が繰り返される。した
がって、3ページ目、4ページ目に応じた画面に切り替
わる場合には、それぞれその前に中間画面の表示が行わ
れる。
【0041】このように、本実施形態のFM多重放送受
信機1は、複数ページからなる番組を受信し、その表示
を1ページ目から2ページ目に切り替えるときに、1ペ
ージ目の2行目と2ページ目の1行目からなる中間画面
を表示しており、1ページ目の最後で文章が途切れて2
ページ目に続くような場合であっても、この中間画面を
見ることによりこの途切れた部分の前後を1画面内の継
続した文章として読むことができるため、表示内容の理
解が容易となる。
【0042】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。例えば、上述した実施形態では、表示用
RAM34に表示画面の2ページ分の領域を確保してお
き、1ページ目の画面表示を行った際に2ページ目の表
示データも併せて格納しておいて、「ページ送り」キー
が押下されたときに、表示用RAM34からの表示デー
タの読み出しアドレスを変更することにより中間画面を
表示するようにしたが、中間画面の表示の仕方について
は他の方法を用いることもできる。
【0043】図13は、中間画面の表示の仕方を変更し
た変形例の動作手順を示す流れ図であり、CPU30が
中間画面の表示データを編集して表示用RAM34に書
き込む場合の動作手順が示されている。図12に示した
動作手順と比較すると、ステップ202(2ページ目の
表示データの表示用RAM34への書き込み)を削除す
るとともに、ステップ206(読み出しアドレスを変更
することによる中間画面の表示)を、CPU30によっ
て中間画面の編集処理を行うステップ300とこの編集
された中間画面の表示データを表示用RAM34に書き
込んで表示部36に中間画面を表示するステップ301
に置き換えている。
【0044】すなわち、表示用RAM34は1ページ分
の領域を有しており、1ページ目の画面を表示中に「ペ
ージ送り」キーが押下されたときに、CPU30は、1
ページ目および2ページ目の画面表示に必要なデータユ
ニットデータをデータ保存用RAM32から読み出すと
ともに、この中から1ページ目の2行目および2ページ
目の1行目のデータを抽出してデータ編集を行い(ステ
ップ300)、この編集したデータに基づいてキャラク
タジェネレータを用いて画素単位の表示データを作成し
て表示用RAM34に書き込み、中間画面を表示部36
に表示する(ステップ301)。このように切り替え前
後の各ページのデータを編集して中間画面の表示に必要
な表示データを作成することもできる。
【0045】また、中間画面を表示する一例として図1
5に示すようなレベル1対応の文字放送番組を考えた
が、表示行数が多いレベル2対応の文字放送番組に本発
明を適用することもできる。例えばレベル2の8行の文
字放送番組を考えた場合には、図14に示すように2ペ
ージ分の表示データを表示用RAM34に格納しておい
て、「ページ送り」キーが1回押下される毎に、表示用
RAM34の読み出しアドレスを1行分ずらしていって
各中間画面1〜7を順に表示し、1行単位でスクロール
するような表示制御を行う。また、必ずしも1行単位で
表示がずれる中間画面を表示する必要はなく、例えば図
14に示す中間画面1、3、5、7を表示せずに2行単
位でスクロールするような表示制御を行うようにしても
よい。
【0046】また、上述したFM多重放送受信機1は、
FM放送の受信部から表示部36までが一体となった構
成を有していたが、各構成は必ずしも一体になっている
必要はなく、例えば、車載のナビゲーションシステムに
別体のFM受信レシーバを接続して、表示はナビゲーシ
ョンシステムのディスプレイを使うようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、内容
が連続した複数ページ分の文字情報を各ページ毎に切り
替えて表示を行う場合に、最初のページを表示した後
に、この最初のページと次のページのそれぞれの一部か
らなる中間画面を表示し、その後次のページを表示して
いるため、表示内容がスクロールされる。したがって、
表示画面の切り替えを行った場合であっても文章が不連
続にならず、内容の理解が容易となる。
【0048】具体的には、内容が連続した複数ページの
それぞれに対応した文字情報を含むページ画面および内
容が連続した2ページ分の文字情報のそれぞれを部分的
に含む中間画面を作成して表示する表示手段が含まれて
おり、この表示手段は、文字情報が含まれる各ページデ
ータ内のページ番号や選択制御データに基づいて、連続
した複数ページの抽出が可能であり、上述した中間画面
を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施形態のFM多重放送受
信機の構成を示す図である。
【図2】階層1の伝送路信号を示す図である。
【図3】階層2に対応したフレーム構造を示す図であ
る。
【図4】階層3のデータパケットの構造を示す図であ
る。
【図5】階層4のデータグループの構造を示す図であ
る。
【図6】階層5の番組データの構造を示す図である。
【図7】ページデータのデータヘッダに含まれるデータ
ヘッダデータの一例を示す図である。
【図8】データユニットを構成する各データユニットの
内容を示す図である。
【図9】各データユニットに含まれるデータユニットパ
ラメータの具体例を示す図である。
【図10】選択制御ユニットに含まれるデータユニット
データの詳細を示す図である。
【図11】表示用RAMに格納された表示データに対応
する表示画面を示す図である。
【図12】本実施形態のFM多重放送受信機の動作手順
を示す流れ図である。
【図13】本実施形態のFM多重放送受信機の他の動作
手順を示す流れ図である。
【図14】画面の表示行数が増えた場合の表示用RAM
の格納内容と表示画面との対応を示す図である。
【図15】従来のFM多重放送受信機の表示例を示す図
である。
【符号の説明】
1 FM多重放送受信機 12 フロントエンド(F/E) 14 中間周波増幅/FM検波回路(IF/DET) 16 ノイズキャンセラ/ステレオ復調回路(NC/M
PX) 18 フィルタ回路 20 LMSK復調回路 24 誤り検出訂正回路 30 CPU 32 データ保存用RAM 34 表示用RAM 36 表示部 40 操作部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容が連続した複数ページの文字情報を
    含むFM多重放送を受信して各ページの画面表示を行う
    FM多重放送受信機において、 前記複数ページのそれぞれに対応した画面表示を切り替
    える際に、切り替え前画面の一部と切り替え後画面の一
    部からなる中間画面を表示させることを特徴とするFM
    多重放送受信機。
  2. 【請求項2】 FM多重放送を受信して復調することに
    より、内容が連続した複数ページ分の文字情報を抽出す
    るFM多重放送受信手段と、 内容が連続した前記複数ページのそれぞれに対応した文
    字情報を含む各ページ画面と、内容が連続した2ページ
    分の文字情報のそれぞれを部分的に含む中間画面とを作
    成して表示する表示手段と、 所定の操作に応じて、前記表示手段による表示を前記ペ
    ージ画面、前記中間画面、前記ページ画面の順で切り替
    える表示切替手段と、 を備えることを特徴とするFM多重放送受信機。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記文字情報が含まれる各ページのページデータには、
    内容が連続する次のページを特定するために必要なペー
    ジ番号が含まれており、 前記表示手段は、前記ページ番号に基づいて、内容が連
    続する2ページ分の前記ページデータに含まれる文字情
    報を部分的に抽出して前記中間画面の作成を行うことを
    特徴とするFM多重放送受信機。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記文字情報が含まれる各ページのページデータには、
    内容が連続する次のページを特定するために必要な選択
    制御データが含まれており、 前記表示手段は、前記選択制御データに基づいて、内容
    が連続する2ページ分の前記ページデータに含まれる文
    字情報を部分的に抽出して前記中間画面の作成を行うこ
    とを特徴とするFM多重放送受信機。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記中間画面を含む表示画面の切り替えを行うことによ
    り表示内容をスクロールさせることを特徴とするFM多
    重放送受信機。
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