JPH10322019A - 多層配線基板 - Google Patents

多層配線基板

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JPH10322019A
JPH10322019A JP13350997A JP13350997A JPH10322019A JP H10322019 A JPH10322019 A JP H10322019A JP 13350997 A JP13350997 A JP 13350997A JP 13350997 A JP13350997 A JP 13350997A JP H10322019 A JPH10322019 A JP H10322019A
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JP
Japan
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organic resin
wiring conductor
resin insulating
thin
film wiring
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JP13350997A
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Toyoji Hayashi
豊司 林
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】有機樹脂絶縁層と薄膜配線導体層との間に剥離
が発生してしまう。 【解決手段】基板1上に、有機樹脂絶縁層2と薄膜配線
導体層3とを交互に積層するとともに上下に位置する薄
膜配線導体層3を各有機樹脂絶縁層2に設けたスルーホ
ール8の内壁に被着させたスルーホール導体9を介して
接続してなる多層配線基板であって、前記有機樹脂絶縁
層2間に配置されている薄膜配線導体層3に貫通孔10
を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層配線基板に関
し、より詳細には混成集積回路装置や半導体素子を収容
する半導体素子収納用パッケージ等に使用される多層配
線基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、混成集積回路装置や半導体素子収
納用パッケージ等に使用される多層配線基板はその配線
導体がMo−Mn法等の厚膜形成技術によって形成され
ている。
【0003】このMo−Mn法は通常、タングステン、
モリブデン、マンガン等の高融点金属粉末に有機溶剤、
溶媒を添加混合し、ペースト状となした金属ペーストを
生セラミック体の外表面にスクリーン印刷法により所定
パターンに印刷塗布し、次ぎにこれを複数枚積層すると
ともに還元雰囲気中で焼成し、高融点金属粉末と生セラ
ミック体とを焼結一体化させる方法である。
【0004】なお、前記配線導体が形成されるセラミッ
ク体としては通常、酸化アルミニウム質焼結体やムライ
ト質焼結体等の酸化物系セラミックス、或いは表面に酸
化物膜を被着させた窒化アルミニウム質焼結体や炭化珪
素質焼結体等の非酸化物系セラミックスが使用される。
【0005】しかしながら、このMo−Mn法を用いて
配線導体を形成した場合、配線導体は金属ペーストをス
クリーン印刷することにより形成されることから微細化
が困難で配線導体を高密度に形成することができないと
いう欠点を有していた。
【0006】そこで上記欠点を解消するために配線導体
を従来の厚膜形成技術で形成するのに変えて微細化が可
能な薄膜形成技術を用いて高密度に形成した多層配線基
板が採用されるようになってきた。
【0007】かかる多層配線基板は、酸化アルミニウム
質焼結体等から成るセラミックスやガラス繊維を織り込
んだ布にエポキシ樹脂を含浸させて形成されるガラスエ
ポキシ樹脂等から成る絶縁基板と、該絶縁基板の上面に
スピンコート法及び熱硬化処理等によって形成されるエ
ポキシ樹脂からなる有機樹脂絶縁層と、銅やアルミニウ
ム等の金属をめっき法や蒸着法等の薄膜形成技術及びフ
ォトリソグラフィー技術を採用することによって形成さ
れる薄膜配線導体層とを交互に多層に積層させるととも
に上下に位置する薄膜配線導体層を有機樹脂絶縁層に設
けたスルーホールの内壁に被着させたスルーホール導体
を介して電気的に接続させた構造を有している。
【0008】またこの多層配線基板においては、各有機
樹脂絶縁層に形成されているスルーホールがフォトリソ
グラフィー技術を採用することによって、具体的にはま
ず有機樹脂絶縁層上にレジスト材を塗布するとともにこ
れに露光、現像を施すことによって所定位置に所定形状
の窓部を形成し、次に前記レジスト材の窓部にエッチン
グ液を配し、レジスト材の窓部に位置する有機樹脂絶縁
層を除去して、有機樹脂絶縁層に穴(スルーホール)を
形成し、最後に前記ジレスト材を有機樹脂絶縁層より剥
離させ除去することによって形成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この多
層配線基板は、エポキシ樹脂等からなる有機樹脂絶縁層
と銅やアルミニウム等の金属材料からなる薄膜配線導体
層との密着性が悪く、有機樹脂絶縁層や薄膜配線導体層
に外力が印加されると該外力によって有機樹脂絶縁層と
薄膜配線導体層間に剥離が容易に発生してしまい、多層
配線基板としての信頼性が劣化してしまうという欠点を
誘発した。特に、有機樹脂絶縁層間に薄膜配線導体層を
高密度に形成し、小型にして配線を極めて高密度に形成
することが要求される近時の多層配線基板においては上
記欠点が顕著なものとなってきた。
【0010】本発明は上述の欠点に鑑み案出されたもの
で、その目的は有機樹脂絶縁層と薄膜配線導体層とを強
固に接合させた信頼性の高い多層配線基板を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板上に、有
機樹脂絶縁層と薄膜配線導体層とを交互に積層するとと
もに上下に位置する薄膜配線導体層を各有機樹脂絶縁層
に設けたスルーホールの内壁に被着させたスルーホール
導体を介して接続してなる多層配線基板であって、前記
有機樹脂絶縁層間に配置されている薄膜配線導体層に貫
通孔を形成したことを特徴とするものである。
【0012】また本発明は、前記薄膜配線導体層に形成
した貫通孔の開口径を0.02mm乃至1.0mmとし
たことを特徴とするものである。
【0013】本発明の多層配線基板によれば、有機樹脂
絶縁層と薄膜配線導体層とを交互に積層するとともに有
機樹脂絶縁層間に配置される薄膜配線導体層に、例え
ば、開口径が0.02mm乃至1.0mmの貫通孔を形
成したことから薄膜配線導体層を間に挟んで上下に位置
する有機樹脂絶縁層は前記薄膜配線導体層に設けた貫通
孔を介して一体的となり、その結果、薄膜配線導体層は
上下に位置する有機樹脂絶縁層で完全に包まれて強固に
固着され、外力が印加されても有機樹脂絶縁層と薄膜配
線導体層との間に剥離を発生することはない。
【0014】また本発明によれば、基板上に薄膜形成技
術によって配線を形成したことから配線の微細化が可能
となり、配線を極めて高密度に形成することが可能とな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明を添付図面に基づき
詳細に説明する。図1は、本発明の多層配線基板の一実
施例を示し、1は絶縁性の基板、2は有機樹脂絶縁層、
3は薄膜配線導体層である。
【0016】前記基板1はその上面に有機樹脂絶縁層2
と薄膜配線導体層3とから成る多層配線部4が配設され
ており、該多層配線部4を支持する支持部材として作用
する。
【0017】前記基板1は酸化アルミニウム質焼結体や
ムライト質焼結体等の酸化物系セラミックス、或いは表
面に酸化物膜を有する窒化アルミニウム質焼結体、炭化
珪素質焼結体等の非酸化物系セラミックス、更にはガラ
ス繊維を織り込んだ布にエポキシ樹脂を含浸させたガラ
スエポキシ樹脂等の電気絶縁材料で形成されており、例
えば、酸化アルミニウム質焼結体で形成されている場合
には、アルミナ、シリカ、カルシア、マグネシア等の原
料粉末に適当な有機溶剤、溶媒を添加混合して泥漿状と
なすとともにこれを従来周知のドクターブレード法やカ
レンダーロール法を採用することによってセラミックグ
リーンシート(セラミック生シート)を形成し、しかる
後、前記セラミックグリーンシートに適当な打ち抜き加
工を施し、所定形状となすとともに高温(約1600
℃)で焼成することによって、或いはアルミナ等の原料
粉末に適当な有機溶剤、溶媒を添加混合して原料粉末を
調整するとともに該原料粉末をプレス成形機によって所
定形状に成形し、最後に前記成形体を約1600℃の温
度で焼成することによって製作され、またガラスエポキ
シ樹脂から成る場合は、例えばガラス繊維を織り込んだ
布にエポキシ樹脂の前駆体を含浸させるとともに該エポ
キシ樹脂前駆体を所定の温度で熱硬化させることによっ
て製作される。
【0018】また前記基板1には上下両面に貫通する孔
径が例えば、直径0.3mm〜0.5mmの貫通孔5が
形成されており、該貫通孔5の内壁には両端が基板1の
上下両面に導出する導電層6が被着されている。
【0019】前記貫通孔5は後述する基板1の上面に形
成される多層配線部4の薄膜配線導体層3と外部電気回
路とを電気的に接続する、或いは基板1の上下両面に多
層配線部4を形成した場合には両面の多層配線部4の薄
膜配線導体層3同士を電気的に接続する導電層6を形成
するための形成孔として作用し、基板1にドリル孔あけ
加工法を施すことによって基板1の所定位置に所定形状
に形成される。
【0020】更に前記貫通孔5の内壁及び基板1の上下
両面には導電層6が被着形成されており、該導電層6は
例えば、銅やニッケル等の金属材料からなり、従来周知
のめっき法及びエッチング加工技術を採用することによ
って貫通孔5の内壁に両端を基板1の上下両面に導出さ
せた状態で被着形成される。
【0021】前記導電層6は基板1の上面に形成される
多層配線部4の薄膜配線導体層3を外部電気回路に電気
的に接続したり、基板1の上下両面に形成される各々の
多層配線部4の薄膜配線導体層3同士を電気的に接続す
る作用をなす。
【0022】また前記基板1に形成した貫通孔5はその
内部にエポキシ樹脂等からなる有機樹脂充填体7が充填
されており、該有機樹脂充填体7によって貫通孔5が完
全に埋められ、同時に有機樹脂充填体7の両端面が基板
1の上下両面に被着させた導電層6の面と同一平面とな
っている。
【0023】前記有機樹脂充填体7は基板1の上面及び
/又は下面に後述する有機樹脂絶縁層2と薄膜配線導体
層3とから成る多層配線部4を形成する際、多層配線部
4の有機樹脂絶縁層2と薄膜配線導体層3の平坦化を維
持する作用をなす。
【0024】なお、前記有機樹脂充填体7は基板1の貫
通孔5内にエポキシ樹脂等の前駆体を充填し、しかる
後、これに80〜200℃の温度を0.5〜3時間印加
し、完全に熱硬化させることによって基板1の貫通孔5
内に充填される。
【0025】更に前記基板1はその上面に有機樹脂絶縁
層2と薄膜配線導体層3とが交互に多層に積層された多
層配線部4が形成されており、且つ薄膜配線導体層3の
一部は導電層6と電気的に接続している。
【0026】前記多層配線部4を構成する有機樹脂絶縁
層2は上下に位置する薄膜配線導体層3の電気的絶縁を
図る作用をなし、薄膜配線導体層3は電気信号を伝達す
るための伝達路として作用する。
【0027】前記多層配線部4の有機樹脂絶縁層2はエ
ポキシ樹脂から成り、例えば、ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、グリシジルエス
テル型エポキシ樹脂等にアミン系硬化剤、イミダゾール
系硬化剤、酸無水物系硬化剤等の硬化剤を添加混合して
ペースト状のエポキシ樹脂前駆体を得るとともに該エポ
キシ樹脂前駆体を基板1の上部にスピンコート法により
被着させ、しかる後、これを約80℃〜200℃の熱で
0.5乃至3時間熱処理し、熱硬化させることによって
形成される。
【0028】また前記有機樹脂絶縁層2はその各々の所
定位置に最小径が有機樹脂絶縁層2の厚みに対して約
1.5倍程度のスルーホール8が形成されており、該ス
ルーホール8は後述する有機樹脂絶縁層2を挟んで上下
に位置する薄膜配線導体層3の各々を電気的に接続する
スルーホール導体9を形成するための形成孔として作用
する。
【0029】前記有機樹脂絶縁層2に設けるスルーホー
ル8は例えば、フォトリソグラフイー技術、具体的には
有機樹脂絶縁層2上にレジスト材を塗布するとともにこ
れに露光、現像を施すことによって所定位置に所定形状
の窓部を形成し、次に前記レジスト材の窓部にエッチン
グ液を配し、レジスト材の窓部に位置する有機樹脂絶縁
層2を除去して、有機樹脂絶縁層2に穴(スルーホー
ル)を形成し、最後に前記レジスト材を有機樹脂絶縁層
2上より剥離させ除去することによって行われる。
【0030】更に前記各有機樹脂絶縁層2の上面には所
定パターンの薄膜配線導体層3が、また各有機樹脂絶縁
層2に設けたスルーホール8の内壁にはスルーホール導
体9が各々配設されており、スルーホール導体9によっ
て間に有機樹脂絶縁層2を挟んで上下に位置する各薄膜
配線導体層3の各々が電気的に接続されるようになって
いる。
【0031】前記各有機樹脂絶縁層2の上面及びスルー
ホール8内に配設される薄膜配線導体層3及びスルーホ
ール導体9は銅、ニッケル、金、アルミニウム等の金属
材料を無電解めっき法や蒸着法、スパッタリング法等の
薄膜形成技術及びエッチング加工技術を採用することに
よって形成され、例えば銅で形成されている場合には、
有機樹脂絶縁層2の上面及びスルーホール8の内壁面に
硫酸銅0.06モル/リットル、ホルマリン0.3モル
/リットル、水酸化ナトリウム0.35モル/リット
ル、エチレンジアミン四酢酸0.35モル/リットルか
らなる無電解銅めっき浴を用いて厚さ1μm乃至40μ
mの銅層を被着させ、しかる後、前記銅層をエッチング
加工技術を採用することにより所定パターンに加工する
ことによって各有機樹脂絶縁層2間及び各有機樹脂絶縁
層2のスルーホール8内壁に配設される。この場合、薄
膜配線導体層3は薄膜形成技術により形成されることか
ら配線の微細化が可能であり、これによって薄膜配線導
体層3を極めて高密度に形成することが可能となる。
【0032】なお、前記有機樹脂絶縁層2と薄膜配線導
体層3とを交互に多層に積層して形成される多層配線部
4は基板1に設けた貫通孔5が有機樹脂充填体7で完全
に埋められていることから基板1の上面に有機樹脂絶縁
層2を形成しても該有機樹脂絶縁層2はその平坦化が維
持され、各有機樹脂絶縁層2上に形成される薄膜配線導
体層3に断線等が発生するのを有効に防止することが可
能となる。
【0033】また前記多層配線部4は各有機樹脂絶縁層
2の厚みが100μmを超えると有機樹脂絶縁層2にフ
ォトリソグラフイー技術を採用することによってスルー
ホール8を形成する際、エッチングの加工時間が長くな
ってスルーホール8を所望する鮮明な形状に形成するの
が困難となり、また5μm未満となると有機樹脂絶縁層
2の上面に上下に位置する有機樹脂絶縁層2の接合強度
を上げるための粗面加工を施す際、有機樹脂絶縁層2に
不要な穴が形成され上下に位置する薄膜配線導体層3に
不要な電気的短絡を招来してしまう危険性がある。従っ
て、前記有機樹脂絶縁層2はその各々の厚みを5μm乃
至100μmの範囲としておくことが好ましい。
【0034】更に前記多層配線部4の各薄膜配線導体層
3はその厚みが1μm未満となると各薄膜配線導体層3
の電気抵抗が大きなものとなって各薄膜配線導体層3に
所定の電気信号を伝達させることが困難なものとなり、
また40μmを越えると薄膜配線導体層3を有機樹脂絶
縁層2に被着させる際、薄膜配線導体層3内に大きな応
力が内在し、該内在応力によって薄膜配線導体層3が有
機樹脂絶縁層2より剥離し易いものとなる。従って、前
記多層配線部4の各薄膜配線導体層3の厚みは1μm乃
至40μmの範囲としておくことが好ましい。
【0035】また更に前記薄膜配線導体層3はその一部
に貫通孔10が設けられており、該貫通孔10はその内
部に上部に位置する有機樹脂絶縁層2の一部が入り込ん
で下部の有機樹脂絶縁層2と一体化し、これによって薄
膜配線導体層3は上下に位置する有機樹脂絶縁層2で完
全に包まれて薄膜配線導体層3と有機樹脂絶縁層2とは
強固に接合し、薄膜配線導体層3や有機樹脂絶縁層2に
外力が印加されても有機樹脂絶縁層2と薄膜配線導体層
3との間には剥離を発生することはない。
【0036】前記薄膜配線導体層3に形成する貫通孔1
0はその開口径が0.02mm未満であると貫通孔10
内に有機樹脂絶縁層2の一部が入り込みにくくなり、ま
た1.0mmを超えると薄膜配線導体層3の電気抵抗値
が不要に高くなって電気信号の伝搬に悪影響を与える危
険性がある。従って、前記薄膜配線導体層3に形成する
貫通孔10はその開口径を0.02mm乃至1.0mm
の範囲としておくことが好ましい。
【0037】前記薄膜配線導体層3に形成する貫通孔1
0は、下部に位置する有機樹脂絶縁層2上に無電解めっ
き法や蒸着法、スパッタリング法等の薄膜形成技術及び
エッチング加工技術を採用することによって薄膜配線導
体層3を形成する際、エッチングのマスクを所定の形状
としておくことによって薄膜配線導体3の所定位置に所
定形状に形成される。
【0038】また前記薄膜配線導体層3に形成する貫通
孔10は、薄膜配線導体層3の形成密度が高く、上下に
位置する有機樹脂絶縁層2の接触面積が狭い領域におい
ては数多く形成し、薄膜配線導体層3の形成密度が低
く、上下に位置する有機樹脂絶縁層2の接触面積が広い
領域においては少なく形成される。
【0039】かくして本発明の多層配線基板によれば、
基板1の上面に被着させた多層配線部4上に半導体素子
等の能動部品や容量素子、抵抗器等の受動部品を実装さ
せることによって半導体装置や混成集積回路装置とな
り、基板1の下面に被着されている導電層6を外部電気
回路に接続すれば半導体装置や混成集積回路装置は外部
電気回路に電気的に接続されることとなる。
【0040】なお、本発明は上述の実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば
種々の変更は可能であり、例えば、上述の実施例におい
ては基板1の上面のみに有機樹脂絶縁層2と薄膜配線導
体層3とから成る多層配線部4を設けたが、多層配線部
4を基板1の下面側のみに設けても、上下の両面に設け
てもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明の多層配線基板によれば、有機樹
脂絶縁層と薄膜配線導体層とを交互に積層するとともに
有機樹脂絶縁層間に配置される薄膜配線導体層に貫通孔
を形成したことから薄膜配線導体層を間に挟んで上下に
位置する有機樹脂絶縁層は前記薄膜配線導体層に設けた
貫通孔を介して一体的となり、その結果、薄膜配線導体
層は上下に位置する有機樹脂絶縁層で完全に包まれて強
固に固着され、外力が印加されても有機樹脂絶縁層と薄
膜配線導体層との間に剥離を発生することはない。
【0042】また本発明によれば、基板上に薄膜形成技
術によって配線を形成したことから配線の微細化が可能
となり、配線を極めて高密度に形成することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多層配線基板の一実施例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1・・・基板 2・・・有機樹脂絶縁層 3・・・薄膜配線導体 4・・・多層配線部 8・・・スルーホール 9・・・スルーホール導体 10・・貫通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に、有機樹脂絶縁層と薄膜配線導体
    層とを交互に積層するとともに上下に位置する薄膜配線
    導体層を各有機樹脂絶縁層に設けたスルーホールの内壁
    に被着させたスルーホール導体を介して接続してなる多
    層配線基板であって、前記有機樹脂絶縁層間に配置され
    ている薄膜配線導体層に貫通孔を形成したことを特徴と
    する多層配線基板。
  2. 【請求項2】前記薄膜配線導体層に形成した貫通孔の開
    口径が0.02mm乃至1.0mmであることを特徴と
    する請求項1に記載の多層配線基板。
JP13350997A 1997-05-23 1997-05-23 多層配線基板 Pending JPH10322019A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7423475B2 (en) 2003-08-28 2008-09-09 Texas Instruments Incorporated Providing optimal supply voltage to integrated circuits

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7423475B2 (en) 2003-08-28 2008-09-09 Texas Instruments Incorporated Providing optimal supply voltage to integrated circuits

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