JPH10331099A - 化粧シートおよび仕上塗料 - Google Patents
化粧シートおよび仕上塗料Info
- Publication number
- JPH10331099A JPH10331099A JP15753097A JP15753097A JPH10331099A JP H10331099 A JPH10331099 A JP H10331099A JP 15753097 A JP15753097 A JP 15753097A JP 15753097 A JP15753097 A JP 15753097A JP H10331099 A JPH10331099 A JP H10331099A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- volume
- decorative sheet
- powder
- parts
- particle size
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 title claims abstract description 25
- 238000000576 coating method Methods 0.000 title claims abstract description 25
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 60
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 36
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims abstract description 30
- 239000000839 emulsion Substances 0.000 claims abstract description 22
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 22
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 22
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims abstract description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 12
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims abstract description 11
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims abstract description 7
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 21
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 12
- 238000002156 mixing Methods 0.000 claims description 12
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 13
- 239000004927 clay Substances 0.000 description 6
- 239000005909 Kieselgur Substances 0.000 description 5
- 239000011362 coarse particle Substances 0.000 description 5
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 5
- VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L Calcium carbonate Chemical compound [Ca+2].[O-]C([O-])=O VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 4
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 4
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 4
- DQXBYHZEEUGOBF-UHFFFAOYSA-N but-3-enoic acid;ethene Chemical compound C=C.OC(=O)CC=C DQXBYHZEEUGOBF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000005038 ethylene vinyl acetate Substances 0.000 description 3
- 229920001200 poly(ethylene-vinyl acetate) Polymers 0.000 description 3
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 3
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 3
- XTXRWKRVRITETP-UHFFFAOYSA-N Vinyl acetate Chemical compound CC(=O)OC=C XTXRWKRVRITETP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 2
- 229910000019 calcium carbonate Inorganic materials 0.000 description 2
- -1 chalk and chalk Chemical compound 0.000 description 2
- 238000013329 compounding Methods 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 2
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 2
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 2
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 2
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 2
- OYPRJOBELJOOCE-UHFFFAOYSA-N Calcium Chemical compound [Ca] OYPRJOBELJOOCE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- BPQQTUXANYXVAA-UHFFFAOYSA-N Orthosilicate Chemical compound [O-][Si]([O-])([O-])[O-] BPQQTUXANYXVAA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 1
- 239000011575 calcium Substances 0.000 description 1
- 229910052791 calcium Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052570 clay Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 238000004332 deodorization Methods 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 229910052500 inorganic mineral Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010445 mica Substances 0.000 description 1
- 229910052618 mica group Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011707 mineral Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 1
- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 description 1
- 239000002984 plastic foam Substances 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 1
- 239000013049 sediment Substances 0.000 description 1
- 238000004062 sedimentation Methods 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 239000000454 talc Substances 0.000 description 1
- 229910052623 talc Inorganic materials 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 擦られても掻き痕が付き難く、コーナーに施
工して亀裂が生ぜず、表面にキラツキがなく、鏝塗り土
壁に酷似した落ちついた趣のある化粧シートを得る。 【解決手段】 基布11に塗布した接着剤12の塗布面
に散布接着した粒径32〜65メッシュの骨材13の散
布積層面に、粒径1〜20μmの無機質粉末15と、エ
マルジョン樹脂16と、繊維長1.5mm以下の繊維微
粉末17を主材とし、それらの容積配合比率が、無機質
粉末100容積部に対して、エマルジョン樹脂固形分が
100〜200容積部となり、繊維微粉末が5〜20容
積部となる塗料18を、塗布面に深さ(d)が骨材の粒
径(D)よりも浅い凹部19が散布積層面の骨材間の凹
部に対応して形成されるように塗布して化粧シート14
とする。
工して亀裂が生ぜず、表面にキラツキがなく、鏝塗り土
壁に酷似した落ちついた趣のある化粧シートを得る。 【解決手段】 基布11に塗布した接着剤12の塗布面
に散布接着した粒径32〜65メッシュの骨材13の散
布積層面に、粒径1〜20μmの無機質粉末15と、エ
マルジョン樹脂16と、繊維長1.5mm以下の繊維微
粉末17を主材とし、それらの容積配合比率が、無機質
粉末100容積部に対して、エマルジョン樹脂固形分が
100〜200容積部となり、繊維微粉末が5〜20容
積部となる塗料18を、塗布面に深さ(d)が骨材の粒
径(D)よりも浅い凹部19が散布積層面の骨材間の凹
部に対応して形成されるように塗布して化粧シート14
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として壁装材
(壁紙)として使用される化粧シートおよび化粧シート
仕上塗料に関するものである。
(壁紙)として使用される化粧シートおよび化粧シート
仕上塗料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鏝塗り仕上げた土壁に似せた化粧シート
としては、紙や不織布等の基布に塗布した接着剤の塗布
面に顆粒状骨材を散布接着した聚楽壁紙が知られてい
る。
としては、紙や不織布等の基布に塗布した接着剤の塗布
面に顆粒状骨材を散布接着した聚楽壁紙が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】鏝塗り壁材に使用され
る土には、粒径が1〜2mm前後の砂から粒径が数μm
程度の土質微粉末にいたる大小異なる粉粒物が混在して
いる。
る土には、粒径が1〜2mm前後の砂から粒径が数μm
程度の土質微粉末にいたる大小異なる粉粒物が混在して
いる。
【0004】しかし聚楽壁紙では、骨材の散布積層面
に、骨材の粒径に応じた凹凸が斑なく均一に現れるよう
にするため、粒径の揃った骨材が使用され、鏝塗り壁材
の土のように粒径が極端に異なる粉粒物は使用されな
い。何故なら、鏝塗り壁材の土のように粒径の異なる粉
粒物の中の粗大な粒体は、その表面に付着した微細な粉
末に包まれており、それを接着剤の塗布面に散布すれ
ば、粗大な粒体と接着剤の塗布面の間に微細な粉末が介
在し、粗大な粒体が接着剤の塗布面に直接触れ難く、基
布から脱落し易くなるからである。そして仮に、散布し
た粗大な粒体が基布に強固に接着したとしても、その表
面は微細な粉末に覆われており、その粗大な粒体の表面
に付着した微細な粉末が塵埃の如く飛散するので、吸塵
装置に通さなければ商品価値のある聚楽壁紙は得られな
い。このため、接着剤の塗布面に散布積層する骨材に
は、鏝塗り壁材の土に混在するような微細な粉末は使用
されず、従って、鏝塗り仕上げた土壁に酷似した聚楽壁
紙は得られていない。
に、骨材の粒径に応じた凹凸が斑なく均一に現れるよう
にするため、粒径の揃った骨材が使用され、鏝塗り壁材
の土のように粒径が極端に異なる粉粒物は使用されな
い。何故なら、鏝塗り壁材の土のように粒径の異なる粉
粒物の中の粗大な粒体は、その表面に付着した微細な粉
末に包まれており、それを接着剤の塗布面に散布すれ
ば、粗大な粒体と接着剤の塗布面の間に微細な粉末が介
在し、粗大な粒体が接着剤の塗布面に直接触れ難く、基
布から脱落し易くなるからである。そして仮に、散布し
た粗大な粒体が基布に強固に接着したとしても、その表
面は微細な粉末に覆われており、その粗大な粒体の表面
に付着した微細な粉末が塵埃の如く飛散するので、吸塵
装置に通さなければ商品価値のある聚楽壁紙は得られな
い。このため、接着剤の塗布面に散布積層する骨材に
は、鏝塗り壁材の土に混在するような微細な粉末は使用
されず、従って、鏝塗り仕上げた土壁に酷似した聚楽壁
紙は得られていない。
【0005】そこで、土壁に酷似した聚楽壁紙を得るた
め、粒径の揃った骨材を散布積層して得られた聚楽壁紙
の表面に、微粉末を配合した塗料を塗布することを試み
た。しかし、塗料に配合する微粉末の配合量が同じであ
っても、その粒径が細かければ塗料中の微粉末の合計表
面積が増えるので、塗料の樹脂分(バインダー)の配合
量も増やさざるを得なくなる。一方、その配合量を増や
すと、その塗膜にキラツキ(光沢)が生じて鏝塗り土壁
調には仕上がらない。そして、微粉末の粒径を大きくし
たり、樹脂分の配合量を少なくすれば、塗膜が擦られた
場合に掻き痕が付き易く、壁面コーナー等に折り曲げて
施工する場合に亀裂し易くなる。
め、粒径の揃った骨材を散布積層して得られた聚楽壁紙
の表面に、微粉末を配合した塗料を塗布することを試み
た。しかし、塗料に配合する微粉末の配合量が同じであ
っても、その粒径が細かければ塗料中の微粉末の合計表
面積が増えるので、塗料の樹脂分(バインダー)の配合
量も増やさざるを得なくなる。一方、その配合量を増や
すと、その塗膜にキラツキ(光沢)が生じて鏝塗り土壁
調には仕上がらない。そして、微粉末の粒径を大きくし
たり、樹脂分の配合量を少なくすれば、塗膜が擦られた
場合に掻き痕が付き易く、壁面コーナー等に折り曲げて
施工する場合に亀裂し易くなる。
【0006】
【発明の目的】そこで本発明は、擦られても掻き痕が付
き難く、壁面コーナーに施工して亀裂が生ぜず、表面に
キラツキがなく、鏝塗り土壁に酷似した落ちついた趣の
ある化粧シートを得ることを目的とする。
き難く、壁面コーナーに施工して亀裂が生ぜず、表面に
キラツキがなく、鏝塗り土壁に酷似した落ちついた趣の
ある化粧シートを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る化粧シート
14は、基布11に塗布した接着剤12の塗布面に散布
接着した粒径32〜65メッシュの骨材13の散布積層
面に、粒径1〜20μmの無機質粉末15と、エマルジ
ョン樹脂16と、繊維長1.5mm以下の繊維微粉末1
7を主材とし、それらの容積配合比率が、無機質粉末1
00容積部に対して、エマルジョン樹脂固形分が100
〜200容積部となり、繊維微粉末が5〜20容積部と
なる塗料18を塗布して構成され、その塗料の塗布面
に、深さ(d)が骨材の粒径(D)よりも浅い凹部19
が、散布積層面に形成される骨材間の凹部に対応して形
成されていることを特徴とするものである。
14は、基布11に塗布した接着剤12の塗布面に散布
接着した粒径32〜65メッシュの骨材13の散布積層
面に、粒径1〜20μmの無機質粉末15と、エマルジ
ョン樹脂16と、繊維長1.5mm以下の繊維微粉末1
7を主材とし、それらの容積配合比率が、無機質粉末1
00容積部に対して、エマルジョン樹脂固形分が100
〜200容積部となり、繊維微粉末が5〜20容積部と
なる塗料18を塗布して構成され、その塗料の塗布面
に、深さ(d)が骨材の粒径(D)よりも浅い凹部19
が、散布積層面に形成される骨材間の凹部に対応して形
成されていることを特徴とするものである。
【0008】本発明に係る化粧シート仕上塗料18は、
粒径1〜20μmの無機質粉末15と、エマルジョン樹
脂16と、繊維長1.5mm以下の繊維微粉末17を主
材として構成され、それらの容積配合比率が、無機質粉
末100容積部に対して、エマルジョン樹脂固形分が1
00〜200容積部であり、繊維微粉末が5〜20容積
部となっていることを特徴とするものである。
粒径1〜20μmの無機質粉末15と、エマルジョン樹
脂16と、繊維長1.5mm以下の繊維微粉末17を主
材として構成され、それらの容積配合比率が、無機質粉
末100容積部に対して、エマルジョン樹脂固形分が1
00〜200容積部であり、繊維微粉末が5〜20容積
部となっていることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】骨材13の粒径を32〜65メッシュ(JIS
呼び粒径では210〜500μm)とするのは、その粒
径が余り細かければ、骨材の散布積層面に出来る骨材間
の凹部が浅く細かく、その上に塗布する塗料18に埋め
尽くされて塗布面に骨材間の凹部に対応した凹部19が
生じ難くなる。そこで、その骨材間の凹部が塗布面に再
現し易くするため、塗料18を希釈して塗布しようとす
れば、バインダー溶液との比重の相異によって無機質粉
末15と繊維微粉末17の間に沈降分離が生じ、塗膜に
塗布斑が生じる。
呼び粒径では210〜500μm)とするのは、その粒
径が余り細かければ、骨材の散布積層面に出来る骨材間
の凹部が浅く細かく、その上に塗布する塗料18に埋め
尽くされて塗布面に骨材間の凹部に対応した凹部19が
生じ難くなる。そこで、その骨材間の凹部が塗布面に再
現し易くするため、塗料18を希釈して塗布しようとす
れば、バインダー溶液との比重の相異によって無機質粉
末15と繊維微粉末17の間に沈降分離が生じ、塗膜に
塗布斑が生じる。
【0010】一方、骨材の粒径が余り大きくなると骨材
間の凹部が大きくなるものの、粒径のバラツキも大きく
なり、そのバラツキによって粒径が大きい骨材が異常に
突出し、散布積層面が平らにならず、その突き出た骨材
は掻き落とされ易くなる。そこで、その脱落を防ぐため
塗料の塗布量を多くすれば、他の細かい骨材間の凹部が
塗料に埋め尽くされ、化粧シート全体14の感じがボッ
テリしてものとなる。そして、塗料の塗布量を少なくす
れば、塗料18を塗布しない在来の聚楽壁紙のようにな
り、鏝塗り土壁のように落ちついた趣のある化粧シート
14は得られない。
間の凹部が大きくなるものの、粒径のバラツキも大きく
なり、そのバラツキによって粒径が大きい骨材が異常に
突出し、散布積層面が平らにならず、その突き出た骨材
は掻き落とされ易くなる。そこで、その脱落を防ぐため
塗料の塗布量を多くすれば、他の細かい骨材間の凹部が
塗料に埋め尽くされ、化粧シート全体14の感じがボッ
テリしてものとなる。そして、塗料の塗布量を少なくす
れば、塗料18を塗布しない在来の聚楽壁紙のようにな
り、鏝塗り土壁のように落ちついた趣のある化粧シート
14は得られない。
【0011】無機質粉末15の粒径を1〜20μmとす
るのは、塗膜の表面に無機質粉末15の粒径に応じた細
かい凹凸20が出来、それによって塗膜のキラツキがな
るためであり、その粒径が余り細かければ、無機質粉末
15を配合する意味がなくなる一方、その粒径が余り大
きくなると、その粒径に応じて塗膜表面の凹凸20も大
きくなるものの、無機質粉末15が塗膜から突き出る恰
好になり、それが掻きとられて化粧シート14に掻き痕
が付き易くなるためである。
るのは、塗膜の表面に無機質粉末15の粒径に応じた細
かい凹凸20が出来、それによって塗膜のキラツキがな
るためであり、その粒径が余り細かければ、無機質粉末
15を配合する意味がなくなる一方、その粒径が余り大
きくなると、その粒径に応じて塗膜表面の凹凸20も大
きくなるものの、無機質粉末15が塗膜から突き出る恰
好になり、それが掻きとられて化粧シート14に掻き痕
が付き易くなるためである。
【0012】繊維微粉末17を配合するのは、繊維微粉
末17によって無機質粉末間15・15を連結し、それ
によって折り曲げた際に塗膜に折曲痕が出来ないように
すること、又、無機質粉末間15・15を連結するエマ
ルジョン樹脂16の配合量を少なくするためであり、そ
のようにエマルジョン樹脂16の配合量を少なくするこ
とによって、塗膜がキラツキのない落ちついた趣のある
ものとなる。
末17によって無機質粉末間15・15を連結し、それ
によって折り曲げた際に塗膜に折曲痕が出来ないように
すること、又、無機質粉末間15・15を連結するエマ
ルジョン樹脂16の配合量を少なくするためであり、そ
のようにエマルジョン樹脂16の配合量を少なくするこ
とによって、塗膜がキラツキのない落ちついた趣のある
ものとなる。
【0013】それと共に、繊維微粉末17を配合するの
は、その先端が無機質粉末15と同様に塗膜から突き出
て細かい凹凸20が塗膜表面に出来るようにするためで
ある。この点で繊維微粉末17の繊維長が余り長くなる
と、それが毛羽状に突き出て倒れ易く、細かい凹凸20
が出来難くなり、又、繊維微粉末17のままこ状に集ま
って均一に分散し難く、又、塗布する際に掃き集められ
るように移動して塗布面に繊維微粉末17の分布斑が出
来易くなるためである。
は、その先端が無機質粉末15と同様に塗膜から突き出
て細かい凹凸20が塗膜表面に出来るようにするためで
ある。この点で繊維微粉末17の繊維長が余り長くなる
と、それが毛羽状に突き出て倒れ易く、細かい凹凸20
が出来難くなり、又、繊維微粉末17のままこ状に集ま
って均一に分散し難く、又、塗布する際に掃き集められ
るように移動して塗布面に繊維微粉末17の分布斑が出
来易くなるためである。
【0014】エマルジョン樹脂16の配合量を無機質粉
末15の配合量と同等以上2倍以下とするのは、前記の
通り、それが余り多ければ塗膜にキラツキが出来る反
面、それが少なければ塗膜が亀裂し易くなり、又、無機
質粉末15が脱落したり塗膜に掻き痕が生じ易くなるた
めである。繊維微粉末17は、前記の通り、配合量の少
ないエマルジョン樹脂16の接着力を補完して塗膜を亀
裂し難くし、無機質粉末15が掻き落とされ難くするた
めに配合される。そのためには繊維微粉末17の配合量
は、無機質粉末15の配合量の0.05倍以上にする必
要があるが、それが余り多くなると、繊維微粉末間を接
着するために余りにも多くのエマルジョン樹脂16が必
要となり、その結果、塗膜にキラツキが生じ易くなる。
この点を考慮するとき、エマルジョン樹脂の配合量を無
機質粉末の配合量の2倍とする場合でも、繊維微粉末の
配合量は無機質粉末の配合量の0.2倍を限度にするこ
とが望ましい。
末15の配合量と同等以上2倍以下とするのは、前記の
通り、それが余り多ければ塗膜にキラツキが出来る反
面、それが少なければ塗膜が亀裂し易くなり、又、無機
質粉末15が脱落したり塗膜に掻き痕が生じ易くなるた
めである。繊維微粉末17は、前記の通り、配合量の少
ないエマルジョン樹脂16の接着力を補完して塗膜を亀
裂し難くし、無機質粉末15が掻き落とされ難くするた
めに配合される。そのためには繊維微粉末17の配合量
は、無機質粉末15の配合量の0.05倍以上にする必
要があるが、それが余り多くなると、繊維微粉末間を接
着するために余りにも多くのエマルジョン樹脂16が必
要となり、その結果、塗膜にキラツキが生じ易くなる。
この点を考慮するとき、エマルジョン樹脂の配合量を無
機質粉末の配合量の2倍とする場合でも、繊維微粉末の
配合量は無機質粉末の配合量の0.2倍を限度にするこ
とが望ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】骨材13には、砂、寒水石、ガラ
スビーズ、木材やプラスチック発泡体等の粉砕物等の篩
に通して粒径を揃えた粒体を使用してもよいが、好まし
くは、パルプ繊維その他の短繊維と炭酸カルシウムその
他の無機質粉末と酢酸ビニルその他のエマルジョン樹脂
を混合して造粒したものを用いる。
スビーズ、木材やプラスチック発泡体等の粉砕物等の篩
に通して粒径を揃えた粒体を使用してもよいが、好まし
くは、パルプ繊維その他の短繊維と炭酸カルシウムその
他の無機質粉末と酢酸ビニルその他のエマルジョン樹脂
を混合して造粒したものを用いる。
【0016】無機質粉末15には、胡粉やチョーク等の
天然産カルシウム、クレー、タルク、マイカ等の天然産
珪酸塩、珪藻土、石英、珪石、珪砂等の天然産珪酸等が
使用される。それらの中で、好ましい無機質粉末は珪藻
土である。それは、珪藻土が珪藻(プランクトン)の死
骸の堆積物であって微細孔を有し、断熱、調湿、脱臭、
遮音等の機能を化粧シート14に付与するうえで好まし
いからである。
天然産カルシウム、クレー、タルク、マイカ等の天然産
珪酸塩、珪藻土、石英、珪石、珪砂等の天然産珪酸等が
使用される。それらの中で、好ましい無機質粉末は珪藻
土である。それは、珪藻土が珪藻(プランクトン)の死
骸の堆積物であって微細孔を有し、断熱、調湿、脱臭、
遮音等の機能を化粧シート14に付与するうえで好まし
いからである。
【0017】エマルジョン樹脂16には、無機質粉末1
5や繊維微粉末17との接着性の点でエチレン酢酸ビニ
ル樹脂エマルジョンを用いるとよい。繊維微粉末17に
は、エマルジョン樹脂16との親和性の点でも、又、化
粧シート14に調湿性を付与するうえでも、吸湿性を有
するパルプ繊維を用いるとよい。骨材13の散布積層面
には、骨材と基布との接着性を高めるため、本案塗料1
8の塗布に先立って接着剤を塗布する。基布11には、
ビニル壁紙や聚楽壁紙等の在来の壁紙のベースとなる裏
打紙のほか、化学繊維やガラス繊維等に成る不織布その
他の布帛、プラスチックフイルム等も使用され、その材
質の如何は問われない。
5や繊維微粉末17との接着性の点でエチレン酢酸ビニ
ル樹脂エマルジョンを用いるとよい。繊維微粉末17に
は、エマルジョン樹脂16との親和性の点でも、又、化
粧シート14に調湿性を付与するうえでも、吸湿性を有
するパルプ繊維を用いるとよい。骨材13の散布積層面
には、骨材と基布との接着性を高めるため、本案塗料1
8の塗布に先立って接着剤を塗布する。基布11には、
ビニル壁紙や聚楽壁紙等の在来の壁紙のベースとなる裏
打紙のほか、化学繊維やガラス繊維等に成る不織布その
他の布帛、プラスチックフイルム等も使用され、その材
質の如何は問われない。
【0018】
【実施例】裏打紙11に塗布した接着剤12の塗布面
に、パルプ繊維1重量部と炭酸カルシウム8重量部と酢
酸ビニルエマルジョン(固形分濃度;17重量%)5重
量部とで造粒された粒径42メッシュ(JIS呼びμ;
350μm)の骨材13を散布積層し、接着剤12の塗
布面に触れない余分な骨材を取り除き、珪藻土(比重;
2.1)とエチレン酢酸ビニル・エマルジョン(固形分
濃度;55重量%、乾燥塗膜比重;1.1)とパルプ繊
維(平均繊維長;1mm、比重;1.5)とから成り、
塗膜に占めるこれらの容積比率が、珪藻土が10容積
部、エチレン酢酸ビニルが12容積部、パルプ繊維が1
5容積部となる塗料18を骨材散布積層面に180g/
m2 (乾燥重量)を塗布し、加熱乾燥室に通して化粧シ
ート14をつくった。こうして得られた化粧シート14
は、骨材散布積層面の骨材間の凹凸(19)が塗料塗布
面に現われると共に、塗料塗膜表面にも細かい凹凸20
が出来、全体として鏝塗り仕上げた土壁に酷似した聚楽
土壁調の美観を呈した。
に、パルプ繊維1重量部と炭酸カルシウム8重量部と酢
酸ビニルエマルジョン(固形分濃度;17重量%)5重
量部とで造粒された粒径42メッシュ(JIS呼びμ;
350μm)の骨材13を散布積層し、接着剤12の塗
布面に触れない余分な骨材を取り除き、珪藻土(比重;
2.1)とエチレン酢酸ビニル・エマルジョン(固形分
濃度;55重量%、乾燥塗膜比重;1.1)とパルプ繊
維(平均繊維長;1mm、比重;1.5)とから成り、
塗膜に占めるこれらの容積比率が、珪藻土が10容積
部、エチレン酢酸ビニルが12容積部、パルプ繊維が1
5容積部となる塗料18を骨材散布積層面に180g/
m2 (乾燥重量)を塗布し、加熱乾燥室に通して化粧シ
ート14をつくった。こうして得られた化粧シート14
は、骨材散布積層面の骨材間の凹凸(19)が塗料塗布
面に現われると共に、塗料塗膜表面にも細かい凹凸20
が出来、全体として鏝塗り仕上げた土壁に酷似した聚楽
土壁調の美観を呈した。
【0019】
【発明の効果】上記の通り本発明(請求項1)による
と、壁面コーナーに施工して亀裂せず、掻き痕が付き難
く、聚楽土壁調の美観を呈し、特に壁紙に適した化粧シ
ートが得られる。本発明(請求項2)に係る塗料は、そ
のように骨材散布積層面に塗布して優れた効果を発揮す
るものであるが、それは同時に、骨材散布積層面と同等
の起伏のある壁面や内装基材、例えば、目粗な布帛の表
面に塗布しても同様に生じる。従って本発明(請求項1
・2)は、屋内外面を聚楽土壁調に仕上げるうえで好都
合である。
と、壁面コーナーに施工して亀裂せず、掻き痕が付き難
く、聚楽土壁調の美観を呈し、特に壁紙に適した化粧シ
ートが得られる。本発明(請求項2)に係る塗料は、そ
のように骨材散布積層面に塗布して優れた効果を発揮す
るものであるが、それは同時に、骨材散布積層面と同等
の起伏のある壁面や内装基材、例えば、目粗な布帛の表
面に塗布しても同様に生じる。従って本発明(請求項1
・2)は、屋内外面を聚楽土壁調に仕上げるうえで好都
合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る化粧シートの断面図であり、その
一部は丸く囲んで拡大して図示されている。
一部は丸く囲んで拡大して図示されている。
11 基布(裏打紙) 12 接着材 13 骨材 14 化粧シート 15 無機質粉末 16 エマルション樹脂 17 繊維微粉末 18 塗料 19 凹部 20 凹凸
Claims (2)
- 【請求項1】 基布(11)に塗布した接着剤(12)
の塗布面に散布接着した粒径32〜65メッシュの骨材
(13)の散布積層面に、粒径1〜20μmの無機質粉
末(15)と、エマルジョン樹脂(16)と、繊維長
1.5mm以下の繊維微粉末(17)を主材とし、それ
らの容積配合比率が、無機質粉末100容積部に対し
て、エマルジョン樹脂固形分が100〜200容積部と
なり、繊維微粉末が5〜20容積部となる塗料(18)
を塗布して構成され、その塗料の塗布面に、深さ(d)
が骨材の粒径(D)よりも浅い凹部(19)が、散布積
層面に形成される骨材間の凹部に対応して形成されてい
ることを特徴とする化粧シート。 - 【請求項2】 粒径1〜20μmの無機質粉末(15)
と、エマルジョン樹脂(16)と、繊維長1.5mm以
下の繊維微粉末(17)を主材とし、それらの容積配合
比率が、無機質粉末100容積部に対し、エマルジョン
樹脂固形分が100〜200容積部、繊維微粉末が5〜
20容積部であることを特徴とする化粧シート仕上塗
料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15753097A JPH10331099A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 化粧シートおよび仕上塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15753097A JPH10331099A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 化粧シートおよび仕上塗料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10331099A true JPH10331099A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15651692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15753097A Pending JPH10331099A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 化粧シートおよび仕上塗料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10331099A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001254283A (ja) * | 2000-03-08 | 2001-09-21 | Hokushin Cloth:Kk | インクジェット用生地 |
| JP2002021214A (ja) * | 2000-07-10 | 2002-01-23 | Fujita Corp | 脱臭可能な建築材料、塗料およびこれらを用いた建築物ならびに脱臭方法 |
| JP2024065513A (ja) * | 2022-10-31 | 2024-05-15 | 王子ホールディングス株式会社 | 断熱シート、組電池 |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP15753097A patent/JPH10331099A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001254283A (ja) * | 2000-03-08 | 2001-09-21 | Hokushin Cloth:Kk | インクジェット用生地 |
| JP2002021214A (ja) * | 2000-07-10 | 2002-01-23 | Fujita Corp | 脱臭可能な建築材料、塗料およびこれらを用いた建築物ならびに脱臭方法 |
| JP2024065513A (ja) * | 2022-10-31 | 2024-05-15 | 王子ホールディングス株式会社 | 断熱シート、組電池 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6258412B1 (en) | Method of making an artistic medium | |
| JPH10331099A (ja) | 化粧シートおよび仕上塗料 | |
| JPH11319698A (ja) | 天然石調模様を有する装飾材の製造方法及び不定形で柔軟な着色薄片状樹脂フレークを得るためのシート状物 | |
| JP2565750B2 (ja) | 研摩石材調化粧板及びその製造方法 | |
| JP2910906B2 (ja) | 皮膜形成組成物及び皮膜形成方法 | |
| JP2577597B2 (ja) | 内装材の製造法 | |
| JPS5916830B2 (ja) | 立体模様塗膜の形成方法 | |
| JPS604567A (ja) | 鏝塗り用壁仕上げ材 | |
| WO2013002335A1 (ja) | 積層体 | |
| JP5439547B2 (ja) | 積層体 | |
| JP2006009231A (ja) | 透湿・吸水性を有する壁紙およびその製造方法 | |
| JPH0339556Y2 (ja) | ||
| JPH0579498B2 (ja) | ||
| JPS5918151A (ja) | セメント混和用の骨材 | |
| JP2002097415A (ja) | 壁面用塗材およびブロック壁面ならびに凹凸を有する壁面の化粧方法 | |
| JPS59164681A (ja) | 鏝塗り用壁面仕上材 | |
| JPS6240467B2 (ja) | ||
| JPS5879065A (ja) | 砂壁材 | |
| JPS594077Y2 (ja) | シ−ト状壁材 | |
| JPH09228259A (ja) | 聚楽装飾材 | |
| JPH11207720A (ja) | セメント質建築用仕上げ材の加飾方法 | |
| JP2002361171A (ja) | 天然石調表面装飾材およびその製造方法 | |
| JP2000240251A (ja) | 建築物又は構築物用表面装飾材及びその製造方法 | |
| JPH04201446A (ja) | 装飾用内装材の製造方法 | |
| JPH04135847A (ja) | 装飾用表面材及びその製造方法 |