JPH1062953A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JPH1062953A
JPH1062953A JP23365996A JP23365996A JPH1062953A JP H1062953 A JPH1062953 A JP H1062953A JP 23365996 A JP23365996 A JP 23365996A JP 23365996 A JP23365996 A JP 23365996A JP H1062953 A JPH1062953 A JP H1062953A
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JP
Japan
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printing plate
heating roller
lithographic printing
photosensitive material
roller
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Application number
JP23365996A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumito Fukuhara
文人 福原
Eiji Miyasaka
英二 宮坂
Masaharu Kimura
雅治 木村
Yasuhiro Kawaguchi
靖弘 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Paper Mills Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱ローラの全面を常に均一な温度に維持す
ることができ、また、押圧ローラを使用した場合であっ
ても、その変形を防止することができる感光材料処理装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 待機時において、1秒間駆動モータ17
2を駆動して加熱ローラ41と押圧ローラ42とを回転
させた後、60秒間駆動モータ172を停止させて加熱
ローラ41と押圧ローラ42との回転を停止させる間欠
回転動作を繰り返すことにより、ヒータ165からの熱
が上方に集中して伝わることによる加熱ローラ41の部
分的な温度上昇や、押圧ローラ42の変形等を防止す
る。加熱ローラ41は、間欠回転時における停止角度位
置が同一角度位置とならないように制御されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、感光材料を処理
液により処理する感光材料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルム、印画紙、印刷版等の感光材料
は、画像が記録された後に、現像液、定着液、安定化
液、水洗水等の処理液によって処理される。このような
処理を行う感光材料の処理装置としては、複数の搬送ロ
ーラ対等により構成される搬送手段により処理液を貯留
した処理槽中に感光材料を搬送し、感光材料を処理液中
に浸漬することにより処理を行う浸漬型の処理装置が知
られている。
【0003】このような浸漬型の処理装置においては、
感光材料の処理に伴う処理疲労、あるいは大気中の炭酸
ガスや酸素による経時疲労等により処理液が劣化するた
め、処理液に補充液を補充することにより処理液の劣化
を回復させている。このため、処理開始時の処理液の成
分と、その後も処理を継続した場合の処理液の成分とは
異なることになり、厳密に均一な処理を行うことは不可
能である。また、このような浸漬型の処理装置は、処理
液の廃液量が多く、また、装置のメンテナンス性が悪い
という問題もある。
【0004】このような問題点を解消するための感光材
料処理装置として、感光材料を処理液中に浸漬するかわ
りに、感光材料の処理に必要な量の処理液を感光材料の
感光面に塗布して処理を行う塗布方式の処理装置も使用
されている。例えば、特公平6−7257号公報におい
ては、このような塗布方式の処理装置として、処理液を
供給した後の感光材料の感光面にシャフトの周囲にワイ
ヤーを螺旋状に巻き付けて構成したワイヤバーを当接さ
せ、感光材料に塗布される処理液の量を計量することに
より、感光材料に処理に必要な量の処理液のみを塗布す
るようにした処理装置が開示されている。
【0005】このような塗布方式の処理装置において
は、処理液は通常所定の温度まで加熱されているが、感
光材料に塗布する処理液の量が少量であることから、感
光材料に塗布された時点で感光材料の熱容量により処理
液の温度が低下してしまう。このため、上述した特公平
6−7257号公報に記載された処理装置においては、
処理液が塗布される前の感光材料を、その内部にヒータ
が配設され、感光材料と同期して回転する加熱ローラに
より予め加熱するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような加熱ローラ
は、感光材料の処理を中断しているときにはその回転を
停止していることから、加熱ローラ内部に配設されたヒ
ータの熱が上方に集中して伝わることから、加熱ローラ
の上面がより強く加熱されることになり、加熱ローラの
外周面の温度分布が不均一となる。このため、感光材料
の処理を再開した場合に、加熱ローラと当接して搬送さ
れる感光材料が不均一な状態で加熱されることになり、
この結果感光材料に処理むらが発生する。
【0007】また、上記加熱ローラと当該加熱ローラに
当接して回転する押圧ローラとにより感光材料を挟持し
て搬送する方式の処理装置においては、押圧ローラの一
部分のみが加熱ローラにより常に加熱され押圧を受ける
ことから、押圧ローラが変形してしまうという問題点も
ある。
【0008】この問題の解決策として、加熱ローラを常
に回転させておくことが考えられるが、無駄な電力を消
費することとなり好ましくない。
【0009】この発明は、上述した課題を解決するため
になされたものであり、加熱ローラの全面を常に均一な
温度に維持することができ、また、押圧ローラを使用し
た場合であっても、その変形を防止することができる感
光材料処理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、感光材料に処理液を供給する処理液供給部と、前記
処理液供給部の前段に配設され処理液供給前の感光材料
を予備加熱する加熱ローラとを備えた感光材料処理装置
であって、前記加熱ローラを、感光材料の処理時におい
ては連続回転させ、待機時においては間欠的に回転させ
る回転制御手段と、前記加熱ローラを、感光材料の処理
時および待機時において一定温度に維持する温度制御手
段とを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記回転制御手段は、間欠回転時にお
ける加熱ローラの停止角度位置が同一角度位置とならな
いように制御する。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2いずれかに記載の発明において、前記加熱ローラと当
接して回転することにより、感光材料を前記加熱ローラ
に押しつける押圧ローラをさらに備えている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る感光材料
処理装置を備えた平版印刷版の製版装置の概要図であ
る。
【0014】この製版装置は、感光材料として銀錯塩拡
散転写法(DTR法)を用いた平版印刷版Mを使用し、
この平版印刷版Mに対して画像の露光と現像処理とを行
うものであり、平版印刷版Mに対して露光を行う露光装
置2と、露光後の平版印刷版Mに対して現像処理を行う
現像処理装置3とから構成される。
【0015】なお、銀錯塩拡散転写法(DTR法)を用
いた平版印刷版、特に、ハロゲン化銀乳剤層の上に物理
現像核層を有する平版印刷版は、例えば、米国特許第
3,728,114号、同4,134,769号、同
4,160,670号、同4,336,321号、同
4,501,811号、同4,510,228号、同
4,621,041号明細書等に記載されており、露光
されたハロゲン化銀はDTR現像により化学現像を生起
し黒色の銀となり親水性の非画線部を形成し、一方、未
露光のハロゲン化銀結晶は現像液中の銀塩錯化剤により
銀錯体となって表面の物理現像核層まで拡散し、核の存
在により物理現像を生起してインキ受容性の物理現像銀
を主体とする画線部を形成する。
【0016】先ず、露光装置2の構成について説明す
る。この露光装置2は、原稿ホルダー12に装着された
原稿からの反射光を、投影光学系13によって平版印刷
版Mの表面に投影することにより、平版印刷版Mに原稿
の画像を露光するものである。
【0017】原稿ホルダー12は、原稿を載置するため
の透光板14と、この透光板14に対して開閉可能な上
蓋15とを有し、モータ16の駆動により原稿を保持し
た状態で、図1において実線で示す位置と二点鎖線で示
す位置との間を左右方向に往復移動可能に構成されてい
る。また、投影光学系13は、原稿ホルダー12の往復
移動経路の下方に固設され、原稿ホルダー12に保持さ
れて水平移動する原稿の表面に照明光を照射するための
ロッド状の光源17と、光源17による原稿からの反射
光を案内するための複数の折返しミラー18と、複数の
折返しミラー18により案内された反射光を平版印刷版
Mに投影するための投影レンズ19とを備える。
【0018】この露光装置2により平版印刷版Mに原稿
の画像を露光する際には、原稿ホルダー12を図1にお
いて実線で示す位置に配置し、上蓋15を開放して透光
板14上に原稿を載置した上で上蓋15を閉じることに
より、原稿を原稿ホルダー12に装着する。そして、光
源17を点灯した状態で、原稿ホルダー12を図1にお
ける左方向に移動させる。また、これと同期して、複数
の搬送ローラ22およびガイド部材23により、ロール
状に巻回された平版印刷版Mの先端を、原稿ホルダー1
2の移動速度と同一の速度で搬送する。これにより、原
稿ホルダー12に保持された原稿は、順次光源17から
の光の照射を受ける。そして、原稿からの反射光は複数
の折返しミラー18および投影レンズ19を介して原稿
ホルダー12と同一の速度で移動する平版印刷版Mの表
面に照射され、平版印刷版Mには原稿の画像が露光され
る。
【0019】画像が露光された平版印刷版Mは、露光装
置2から順次後段の現像処理装置3に搬送されて処理さ
れる。また、露光装置2の出口側には、平版印刷版Mの
搬送方向と垂直な方向に移動するカッター24を備えた
切断装置25が配設されており、この切断装置25は平
版印刷版Mを露光終了部分の後端で切断する。
【0020】なお、露光装置2における平版印刷版Mの
搬送速度は現像処理装置3における平版印刷版Mの搬送
速度より低速であるため、平版印刷版Mを単純に露光装
置2と現像処理装置3とに亘って搬送することはできな
い。また、切断装置25による平版印刷版Mの切断時に
は、平版印刷版Mの搬送を停止する必要がある。このた
め、露光装置2と現像処理装置3との間には平版印刷版
Mのバッファ部26が配設されており、露光装置2にお
いて露光の終了した平版印刷版Mの搬送時に、バッファ
部26に配設された一対のローラ27、28の回転を一
定時間停止することにより、平版印刷版Mを一定長さだ
けこのバッファ部26に貯留した後、現像処理装置3に
搬送するように構成されている。
【0021】次に、この発明に係る現像処理装置3の構
成について説明する。図2は、図1における現像処理装
置3を拡大して示す概要図であり、図3はその配管系を
示す概要図である。
【0022】この現像処理装置3は、露光後の平版印刷
版Mに現像液(アクチベータ)を塗布して現像処理する
現像部32と、現像処理後の平版印刷版Mに安定液(ス
タビライザー)を塗布して安定化処理する安定部33
と、安定化処理後の平版印刷版Mを乾燥するための乾燥
部34とから構成される。
【0023】現像部32は、バッファ部26のローラ2
7、28によって現像部32に搬送された平版印刷版M
を挟持して搬送する一対の導入ローラ41、42と、一
対の導入ローラ41、42によって搬送された平版印刷
版Mの感光面に一定量の現像液を計量して塗布するため
の現像液塗布機構43と、現像処理に供された現像液を
平版印刷版Mから除去するための一対の絞りローラ4
4、45と、平版印刷版Mを案内するための複数のガイ
ド部材46、47、48、49、50とを有する。
【0024】前記一対の導入ローラ41、42のうち下
側のローラ41は、そこを通過する平版印刷版Mを加熱
するため、ヒータを内蔵した加熱ローラとなっている。
また、上側のローラ42は、平版印刷版Mを加熱ローラ
41に押しつける押圧ローラとなっている。なお、現像
処理に先立って平版印刷版Mを予め加熱するのは、温度
制御された少量の現像液を平版印刷版Mに塗布して現像
処理する際に、平版印刷版Mの熱容量により平版印刷版
Mに接触した現像液の温度が低下することを防止するた
めである。この加熱ローラ41および押圧ローラ42の
構成については、後程詳細に説明する。
【0025】現像液塗布機構43は、図3に示すよう
に、現像液を貯留する現像液タンク52とポンプ53を
介して接続されている。また、現像液塗布機構43の下
方には回収トレイ54が設置されている。現像液タンク
52内の現像液はポンプ53により現像液塗布機構43
に圧送され、平版印刷版M上に供給される。そして、平
版印刷版Mの両端部や後端部から流出した現像液等の平
版印刷版Mに塗布されなかった現像液は、回収トレイ5
4上に滴下する。さらに、この現像液は、再使用が可能
なため、回収トレイ54の下端部に設けられた回収管5
5を介して現像液タンク52の液受部56に滴下し、現
像液タンク52内に回収される。現像液タンク52に
は、パネルヒータ57が内蔵されており、現像液タンク
52から現像液塗布機構43に至る現像液の循環路中を
循環する現像液を所定の温度に維持するように構成され
ている。
【0026】また、一対の絞りローラ44、45の下方
には回収トレイ58が設置されている。一対の絞りロー
ラ44、45によって平版印刷版Mから除去された疲労
現像液は、一対の絞りローラ44、45の下方に設けら
れた液受け部材62の回収孔63を介して回収トレイ5
8上に滴下する。そして、さらにこの現像液は、再使用
できないため、回収トレイ58の下端部に設けられた回
収管59を介して排液タンク64に排出される。
【0027】現像液塗布機構43は、図4に示すよう
に、その下方に複数の吐出孔121が穿設された現像液
供給管122と、その下端部に現像液を流下させるため
の複数の開口部123を穿設した現像液受け部124
と、その表面に複数の溝を有し平版印刷版Mと当接して
回転する塗布ローラ125と、現像液受け部124の開
口部123から流下した現像液を塗布ローラ125に案
内するための拡散フィルム126と、現像液受け部12
4の開口部123から流下した現像液の逆流を防止する
ための逆流防止フィルム127と、塗布ローラ125に
当接するバックアップローラ128とを有する。なお、
図4における矢印は、平版印刷版Mの搬送方向を示して
いる。
【0028】現像液供給管122は、前述した現像液タ
ンク52とポンプ53を介して接続されており、現像液
はポンプ53の駆動により複数の吐出孔121から吐出
される。この現像液は、現像液受け部124に一旦受け
取られた後、複数の開口部123から拡散フィルム12
6に向けて流下する。現像液受け部124の開口部12
3から流下した現像液は、塗布ローラ125と拡散フィ
ルム126との当接部分に一旦貯留されて、平版印刷版
Mの搬送方向と直交する方向に拡散される。そして、こ
の現像液は、塗布ローラ125の回転に伴い、塗布ロー
ラ125の溝による開口部を通過して塗布ローラ125
とバックアップローラ128との当接部方向に移動し、
そこに液溜めを形成する。
【0029】そして、平版印刷版Mがこの液溜めを通過
するときに、平版印刷版Mの感光面に現像液が塗布され
る。このとき、平版印刷版Mの感光面はバックアップロ
ーラ128により塗布ローラ125の表面に押しつけら
れていることから、平版印刷版Mの感光面に塗布された
現像液は、塗布ローラ125の溝による開口部により一
定量に計量される。従って、バックアップローラ128
と塗布ローラ125との当接部を通過した平版印刷版M
の感光面には、常に現像に必要な一定量の現像液が塗布
されていることになる。
【0030】安定部33は、現像部32より搬送された
平版印刷版Mの感光面に一定量の安定液を計量して塗布
するための安定液塗布機構73と、安定化処理に供され
た安定液を平版印刷版Mから除去するための一対の絞り
ローラ74、75と、平版印刷版Mを案内するための複
数のガイド部材76、77、78とを有する。
【0031】安定液塗布機構73は、図3に示すよう
に、安定液を貯留する安定液タンク82とポンプ83を
介して接続されている。また、安定液塗布機構73の下
方には回収トレイ84が設置されている。安定液タンク
82内の安定液はポンプ83により安定液塗布機構73
に圧送され、平版印刷版M上に供給される。そして、平
版印刷版Mの両端部や後端部から流出した安定液等の平
版印刷版Mに塗布されなかった安定液は、再使用が可能
なため、回収トレイ84上に滴下する。そして、さらに
この安定液は、回収トレイ84の下端部に設けられた回
収管85を介して安定液タンク82の液受部86に滴下
し、安定液タンク82内に回収される。
【0032】また、一対の絞りローラ74、75の下方
には回収トレイ88が設置されている。一対の絞りロー
ラ74、75によって平版印刷版Mから除去された安定
液は、一対の絞りローラ74、75の下方に設けられた
液受け部材92の回収孔93を介して回収トレイ88上
に滴下する。そして、さらにこの安定液は、再使用でき
ないため、回収トレイ88の下端部に設けられた回収管
89を介して排液タンク64に排出される。
【0033】安定液塗布機構73は、図5に示すよう
に、その下方に複数の吐出孔131が穿設された安定液
供給管132と、その下端部に安定液を流下させるため
の複数の開口部133を穿設した安定液受け部134
と、その表面が単泡性のスポンジより構成され平版印刷
版Mと当接して回転する塗布ローラ135と、その表面
が凹凸状に形成され安定液受け部134の開口部133
から流下した安定液を塗布ローラ135に案内するため
の拡散フィルム136と、平版印刷版Mを塗布ローラ1
35に向けて付勢する板バネ138とを有する。なお、
図4における矢印は、平版印刷版Mの搬送方向を示して
いる。
【0034】安定液供給管132は、前述した安定液タ
ンク82とポンプ83を介して接続されており、安定液
はポンプ83の駆動により複数の吐出孔131から吐出
される。この安定液は、安定液受け部134に一旦受け
取られた後、複数の開口部133から拡散フィルム13
6に向けて流下する。安定液受け部134の開口部13
3から流下した安定液は、塗布ローラ135と拡散フィ
ルム136との当接部分に一旦貯留されて、平版印刷版
Mの搬送方向と直交する方向に拡散される。そして、こ
の安定液は、塗布ローラ135の回転に伴い、拡散フィ
ルム136表面の凹凸による開口部を通過して塗布ロー
ラ135と板バネ138との当接部方向に移動し、そこ
に液溜めを形成する。
【0035】そして、平版印刷版Mがこの液溜めを通過
するときに、平版印刷版Mの感光面に安定液が塗布され
る。このとき、平版印刷版Mの感光面は板バネ138に
より塗布ローラ135の表面に押しつけられていること
から、平版印刷版Mの感光面に塗布された安定液は、塗
布ローラ135表面の単泡スポンジによる多数の孔によ
り一定量に計量される。従って、板バネ138と塗布ロ
ーラ135との当接部を通過した平版印刷版Mの感光面
には、常に安定に必要な一定量の安定液が塗布されてい
ることになる。
【0036】なお、板バネ138には、板バネ138と
塗布ローラ135との当接部に必要以上の安定液が貯留
され、液溜めが過度に大きくなることを防止するための
オーバフロー孔137が設けられている。
【0037】乾燥部34は、安定部33より搬送された
平版印刷版Mを支持して搬送するゴムローラ102と、
ゴムローラ102に対して所定の圧力をもって当接する
ことにより平版印刷版Mの乾燥むらを防止する鏡面ロー
ラ103と、鏡面ローラ103に対してゴムローラ10
2を介して洗浄液を供給するための洗浄液貯留部104
と、ファン105およびヒータ106を有し平版印刷版
Mに温風を吹き付けて乾燥する乾燥機構107と、平版
印刷版Mを搬送するための複数の搬送ローラ108、1
09、110とを有する。洗浄液貯留部104は、図3
に示すように、現像部32における一対の絞りローラ4
4、45に対して洗浄液を供給するための洗浄液供給管
105とポンプ106を介して接続されている。
【0038】この現像処理装置3による平版印刷版Mの
現像処理は以下のようにしてなされる。
【0039】すなわち、前段の露光装置2により画像を
記録された平版印刷版Mは、一対の導入ローラ41、4
2によって搬送され、現像液塗布機構43により、平版
印刷版Mの現像処理に必要な量の現像液を塗布される。
現像処理に必要な量の現像液のみを塗布された平版印刷
版Mは、現像液塗布機構43から一対の絞りローラ4
4、45に至る空間現像部を搬送される間に、その感光
面において現像処理が完了する。そして、平版印刷版M
に付着している現像処理に供された現像液は、一対の絞
りローラ44、45により除去される。続いて、平版印
刷版Mは、安定液塗布機構73により、平版印刷版Mの
安定処理に必要な量の安定液を塗布される。安定処理に
必要な量の安定液のみを塗布された平版印刷版Mは、一
対の絞りローラ74、75まで搬送される間に安定化処
理され、平版印刷版Mに付着している安定化処理に供さ
れた安定液は、一対の絞りローラ74、75により除去
される。そして、安定化処理の終了した平版印刷版M
は、鏡面ローラ103によって押圧されることにより乾
燥むらを予防された後、乾燥機構107により乾燥処理
され、図1に示す排出トレイ29上に排出される。
【0040】この現像処理装置3においては、平版印刷
版Mに現像処理に必要な量の現像液のみが塗布されて現
像処理が行われるため、処理に要する現像液の使用量を
減少することが可能となる。また、平版印刷版Mに対し
て、実質的に未使用の処理液が供給されることとなるた
め、平版印刷版Mに対して常に均一な処理を施すことが
可能となる。
【0041】次に、この発明の特徴部分である加熱ロー
ラ41およびその制御機構について説明する。図6は加
熱ローラ41および押圧ローラ42付近の構造を示す断
面図である。
【0042】この図に示すように、加熱ローラ41はス
テンレス製の筒状体より構成され、耐熱樹脂製の軸受け
163、164に回転可能に支持されている。また、軸
受け163、164は、一対の側板161、162に穿
設された長穴内に配設されており、一対の側板161、
162に対し、図6における上下方向に微動可能な状態
で支持されている。そして、加熱ローラ41の内部に
は、ヒータ165が加熱ローラ41と同軸状に配設され
ている。
【0043】また、加熱ローラ41に当接する状態で配
設された押圧ローラ42は、その表面がゴム等の弾性体
より構成され、一対の側板161、162に固定された
軸受け166、167に回転可能に支持されている。こ
の押圧ローラ42の軸芯168にはスプロケット169
が配設されており、このスプロケット169は、図6に
おいて仮想線で示す駆動伝達機構171を介して、駆動
モータ172のスプロケット173に接続されている。
【0044】なお、上記加熱ローラ41と押圧ローラ4
2とは、図示しない付勢手段により互いに近接する方向
に付勢されており、これらの間を通過する平版印刷版M
を一定のニップ圧で挟持するように構成されている。
【0045】平版印刷版Mを加熱する場合には、ヒータ
165により加熱ローラ41を加熱した状態でモータ1
72により押圧ローラ42を回転させる。これに伴って
加熱ローラ41も回転する。そして、平版印刷版Mを加
熱ローラ41に押しつけることにより、平版印刷版Mを
加熱する。なお、駆動モータ172は、現像処理装置3
において平版印刷版Mを搬送するための全ての駆動ロー
ラを駆動する駆動源であり、この駆動モータ172は、
平版印刷版Mの現像処理時においては常に回転してい
る。
【0046】図7は、上記ヒータ165および駆動モー
タ172を制御するための制御部180の構成を示すブ
ロック図である。
【0047】この制御部180は、CPU174と、R
OM175と、RAM176とを備える。そして、この
制御部180は、インタフェース177を介してヒータ
165および駆動モータ172と接続されている。この
制御部180は、上記ヒータ165を常に設定温度とな
るように制御する温度制御手段として機能する。また、
この制御部180は、駆動モータ172の駆動を制御し
て加熱ローラ41の回転を制御する回転制御手段として
も機能する。
【0048】このような構成において、ヒータ165
は、露光装置2および現像処理装置3からなる製版装置
に電源が投入された後は、平版印刷版Mの現像処理を一
時停止している待機時においても、平版印刷版Mを何時
でも処理できるように常に作動されている。一方、待機
時においては平版印刷版Mを搬送していないことから、
ヒートローラ41および押圧ローラ42は回転していな
い。
【0049】このため、ヒータ165からの熱が上方に
集中して伝わることから、加熱ローラ41における上面
部分のみがより強く加熱され、加熱ローラ41の外周面
の温度分布が不均一となる。従って、平版印刷版Mの現
像処理を再開した場合に、加熱ローラ41と当接して搬
送される平版印刷版Mが不均一な状態で加熱されること
になり、この結果、平版印刷版Mに処理むらが発生す
る。また、上記加熱ローラ41と当接する押圧ローラ4
2の一部分のみが加熱ローラ41により常に加熱され押
圧を受けることから、押圧ローラ42が変形する。
【0050】このため、この加熱ローラ41と押圧ロー
ラ42とは、上記制御部180の指令により、待機時に
おいても間欠的に回転するように構成されている。即
ち、平版印刷版Mの現像処理を一時停止している待機時
において、通常は停止している加熱ローラ41と押圧ロ
ーラ42を制御部180の制御により、一定時間毎に短
時間回転させる。より具体的には、制御部180の指令
により、待機時において、1秒間駆動モータ172を駆
動して加熱ローラ41と押圧ローラ42とを回転させた
後、60秒間駆動モータ172を停止させて加熱ローラ
41と押圧ローラ42との回転を停止させる間欠回転動
作を繰り返すことにより、加熱ローラ41の部分的な温
度上昇や押圧ローラ42の変形等を防止している。
【0051】また、上記加熱ローラ41の間欠回転時に
おいて、加熱ローラ41の停止角度位置が常に同一角度
位置となった場合には、加熱ローラ41が間欠回転をし
ているにもかかわらず加熱ローラ41の外周面の温度分
布が不均一となる場合がある。このため、この加熱ロー
ラ41は、制御部180により、間欠回転時における停
止角度位置が同一角度位置とならないように制御されて
いる。
【0052】即ち、この現像処理装置における平版印刷
版Mの搬送速度は20mm/secであることから、上
述したように駆動モータ172を1秒間駆動した場合に
は、加熱ローラ41と押圧ローラ42との外周面がそれ
ぞれ20mmだけ移動することになる。一方、加熱ロー
ラ41の外周の長さは78.5mmに設定されている。
このため、加熱ローラ41は、毎回の間欠回転時にそれ
ぞれ約91.7度ずつ回転して停止することになり、そ
の停止角度位置は毎回異なることになる。従って、加熱
ローラ41の外周面の温度分布が不均一となることをよ
り有効に防止することが可能となる。
【0053】なお、上述した実施の形態の場合、平版印
刷版Mの1秒あたりの搬送距離である20(mm)と加
熱ローラ41の外周の長さである78.5(mm)との
最小公倍数は3140であることから、この最小公倍数
を平版印刷版Mの1秒あたりの搬送距離で除算した値は
157となり、加熱ローラ41は157回間欠的に回転
してはじめて同一角度位置で停止することになる。この
ように、平版印刷版Mの1秒あたりの搬送距離(即ち、
加熱ローラ41の外周面の1秒あたりの移動距離)が加
熱ローラ41の外周の長さより小さい場合には、平版印
刷版Mの1秒あたりの搬送距離と加熱ローラ41の外周
の長さとの最小公倍数を平版印刷版Mの1秒あたりの搬
送距離で除算した値はより大きいことが好ましく、少な
くとも5以上とすることが好ましい。なお、平版印刷版
Mの1秒あたりの搬送距離が加熱ローラ41の外周の長
さより大きい場合には、平版印刷版Mの1秒あたりの搬
送距離を加熱ローラ41の外周の長さで除算した余りの
値を平版印刷版Mの1秒あたりの搬送距離として上記計
算を行えばよい。
【0054】上述した実施の形態においては、加熱ロー
ラ41を押圧ローラ42を介して回転させる場合につい
て説明したが、加熱ローラ41をモータ等により直接駆
動させるようにしてもよい。
【0055】また、上述した実施の形態においては、い
ずれも、感光材料として銀錯塩拡散転写法(DTR法)
を用いた平版印刷版Mを使用した場合について説明した
が、この発明は、その他の各種の感光材料を使用する感
光材料処理装置にも適用することが可能である。
【0056】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、加熱ロ
ーラを待機時において間欠的に回転させることから、加
熱ローラにおける上面部分がより強く加熱されて加熱ロ
ーラの外周面の温度分布が不均一となることを防止でき
る。このため、加熱ローラ感光材料が不均一な状態で加
熱されることによる処理むらの発生を防止することがで
きる。
【0057】請求項2に記載の発明によれば、間欠回転
時における加熱ローラの停止角度位置が同一角度位置と
はならないことから、加熱ローラの外周面の温度分布が
不均一となることをより有効に防止することができる。
【0058】請求項3に記載の発明によれば、押圧ロー
ラをさらに備えることから、感光材料を加熱ローラに押
しつけてより効果的に加熱することができると共に、上
述した構成により、押圧ローラの一部分のみが加熱ロー
ラにより加熱され押圧を受けることに起因する押圧ロー
ラの変形を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】平版印刷版の製版装置の概要図である。
【図2】現像処理装置3の概要図である。
【図3】現像処理装置3の配管系を示す概要図である。
【図4】現像液塗布機構43を示す概要図である。
【図5】安定液塗布機構73を示す概要図である。
【図6】加熱ローラ41付近の構造を示す断面図であ
る。
【図7】制御部180を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 露光装置 3 現像処理装置 32 現像部 33 安定部 34 乾燥部 41 加熱ローラ 42 押圧ローラ 43 現像液塗布機構 73 安定液塗布機構 122 現像液供給管 125 塗布ローラ 128 バックアップローラ 165 ヒータ 172 駆動モータ 180 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮坂 英二 滋賀県彦根市高宮町480番地の1 大日本 スクリーン製造株式会社彦根地区事業所内 (72)発明者 木村 雅治 滋賀県彦根市高宮町480番地の1 大日本 スクリーン製造株式会社彦根地区事業所内 (72)発明者 川口 靖弘 滋賀県彦根市高宮町480番地の1 大日本 スクリーン製造株式会社彦根地区事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料に処理液を供給する処理液供給
    部と、前記処理液供給部の前段に配設され処理液供給前
    の感光材料を予備加熱する加熱ローラとを備えた感光材
    料処理装置であって、 前記加熱ローラを、感光材料の処理時においては連続回
    転させ、待機時においては間欠的に回転させる回転制御
    手段と、 前記加熱ローラを、感光材料の処理時および待機時にお
    いて一定温度に維持する温度制御手段と、 を備えたことを特徴とする感光材料処理装置。
  2. 【請求項2】 前記回転制御手段は、間欠回転時におけ
    る加熱ローラの停止角度位置が同一角度位置とならない
    ように制御する請求項1に記載の感光材料処理装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱ローラと当接して回転すること
    により、感光材料を前記加熱ローラに押しつける押圧ロ
    ーラをさらに備えた請求項1または2いずれかに記載の
    感光材料処理装置。
JP23365996A 1996-08-14 1996-08-14 感光材料処理装置 Pending JPH1062953A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010062270A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Takatori Corp 基板への接着テープ貼付装置

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