JPH1083051A - 感光材料処理装置 - Google Patents
感光材料処理装置Info
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- JPH1083051A JPH1083051A JP25742696A JP25742696A JPH1083051A JP H1083051 A JPH1083051 A JP H1083051A JP 25742696 A JP25742696 A JP 25742696A JP 25742696 A JP25742696 A JP 25742696A JP H1083051 A JPH1083051 A JP H1083051A
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- printing plate
- lithographic printing
- photosensitive material
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- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 感光材料の先端部に対して処理に必要な量の
処理液を供給することにより、感光材料の処理むらの発
生を防止することのできる感光材料処理装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 現像液塗布機構43は、平版印刷版Mに
現像液を塗布するための塗布ローラ125と当接する板
バネ128を有する。板バネ128は、平版印刷版Mの
搬送方向の下流側を下方に向けて傾斜する第1の傾斜面
128aと平版印刷版Mの搬送方向の下流側を上方に向
けて傾斜する第2の傾斜面128bとからなり、断面が
略V字状の形状を有する。この板バネ128は、第2の
傾斜面128bにおいて、塗布ローラ125の下部と弾
性力をもって当接している。板バネ128と塗布ローラ
125との間には、現像液の液溜めが形成される。
処理液を供給することにより、感光材料の処理むらの発
生を防止することのできる感光材料処理装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 現像液塗布機構43は、平版印刷版Mに
現像液を塗布するための塗布ローラ125と当接する板
バネ128を有する。板バネ128は、平版印刷版Mの
搬送方向の下流側を下方に向けて傾斜する第1の傾斜面
128aと平版印刷版Mの搬送方向の下流側を上方に向
けて傾斜する第2の傾斜面128bとからなり、断面が
略V字状の形状を有する。この板バネ128は、第2の
傾斜面128bにおいて、塗布ローラ125の下部と弾
性力をもって当接している。板バネ128と塗布ローラ
125との間には、現像液の液溜めが形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、感光材料を処理
液により処理する感光材料処理装置に関する。
液により処理する感光材料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルム、印画紙、印刷版等の感光材料
は、画像が記録された後に、現像液、定着液、安定化
液、水洗水等の処理液によって処理される。このような
処理を行う感光材料の処理装置としては、複数の搬送ロ
ーラ対等により構成される搬送手段により処理液を貯留
した処理槽中に感光材料を搬送し、感光材料を処理液中
に浸漬することにより処理を行う浸漬型の処理装置が知
られている。
は、画像が記録された後に、現像液、定着液、安定化
液、水洗水等の処理液によって処理される。このような
処理を行う感光材料の処理装置としては、複数の搬送ロ
ーラ対等により構成される搬送手段により処理液を貯留
した処理槽中に感光材料を搬送し、感光材料を処理液中
に浸漬することにより処理を行う浸漬型の処理装置が知
られている。
【0003】このような浸漬型の処理装置においては、
感光材料の処理に伴う処理疲労、あるいは大気中の炭酸
ガスや酸素による経時疲労等により処理液が劣化するた
め、処理液に補充液を補充することにより処理液の劣化
を回復させている。このため、処理開始時の処理液の成
分と、その後も処理を継続した場合の処理液の成分とは
異なることになり、厳密に均一な処理を行うことは不可
能である。また、このような浸漬型の処理装置は、処理
液の廃液量が多く、また、装置のメンテナンス性が悪い
という問題もある。
感光材料の処理に伴う処理疲労、あるいは大気中の炭酸
ガスや酸素による経時疲労等により処理液が劣化するた
め、処理液に補充液を補充することにより処理液の劣化
を回復させている。このため、処理開始時の処理液の成
分と、その後も処理を継続した場合の処理液の成分とは
異なることになり、厳密に均一な処理を行うことは不可
能である。また、このような浸漬型の処理装置は、処理
液の廃液量が多く、また、装置のメンテナンス性が悪い
という問題もある。
【0004】このような問題点を解消するための感光材
料処理装置として、感光材料を処理液中に浸漬するかわ
りに、感光材料の処理に必要な量の処理液を感光材料の
感光面に塗布して処理を行う塗布方式の処理装置も使用
されている。例えば、特開昭62−237455号公報
においては、このような塗布方式の処理装置として、そ
の表面に溝を形成すること等によりその表面を粗面化し
たローラ(以下「粗面化ローラ」と呼称する)と当該粗
面化ローラと当接して回転する支持ローラとを配設し、
複数の処理液吐出孔を有する処理液供給ノズルから粗面
化ローラに処理液を吐出すると共に、感光材料を粗面化
ローラと支持ローラとの間を通過させることにより、粗
面化ローラを介して感光材料に処理液を塗布する処理装
置が開示されている。
料処理装置として、感光材料を処理液中に浸漬するかわ
りに、感光材料の処理に必要な量の処理液を感光材料の
感光面に塗布して処理を行う塗布方式の処理装置も使用
されている。例えば、特開昭62−237455号公報
においては、このような塗布方式の処理装置として、そ
の表面に溝を形成すること等によりその表面を粗面化し
たローラ(以下「粗面化ローラ」と呼称する)と当該粗
面化ローラと当接して回転する支持ローラとを配設し、
複数の処理液吐出孔を有する処理液供給ノズルから粗面
化ローラに処理液を吐出すると共に、感光材料を粗面化
ローラと支持ローラとの間を通過させることにより、粗
面化ローラを介して感光材料に処理液を塗布する処理装
置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような塗布方式の
処理装置においては、処理に要するランニングコストの
観点や環境問題等の観点から、処理液の使用量を極力少
量とすることが好ましい。一方、このような塗布方式の
処理装置において、感光材料に対する処理液の供給量を
少量とすると、感光材料の感光面全面を均一に現像する
ことが難しくなり、処理むらが発生しやすくなるという
問題が生ずる。
処理装置においては、処理に要するランニングコストの
観点や環境問題等の観点から、処理液の使用量を極力少
量とすることが好ましい。一方、このような塗布方式の
処理装置において、感光材料に対する処理液の供給量を
少量とすると、感光材料の感光面全面を均一に現像する
ことが難しくなり、処理むらが発生しやすくなるという
問題が生ずる。
【0006】特に、感光材料の先端部が粗面化ローラと
支持ローラとの間を通過した後、感光材料の感光面が粗
面化ローラと当接して処理液を塗布されている状態にお
いては、感光材料と粗面化ローラとの間に処理液の液溜
めが形成されることから、感光材料の感光面には処理に
必要な量の処理液が供給されることになる。しかしなが
ら、感光材料の先端部が粗面化ローラと支持ローラとの
間を通過する時点においては、感光材料と粗面化ローラ
との間には液溜めは形成されないことから、感光材料の
先端部に塗布される処理液の量が不足することに起因す
る処理むらが発生する。
支持ローラとの間を通過した後、感光材料の感光面が粗
面化ローラと当接して処理液を塗布されている状態にお
いては、感光材料と粗面化ローラとの間に処理液の液溜
めが形成されることから、感光材料の感光面には処理に
必要な量の処理液が供給されることになる。しかしなが
ら、感光材料の先端部が粗面化ローラと支持ローラとの
間を通過する時点においては、感光材料と粗面化ローラ
との間には液溜めは形成されないことから、感光材料の
先端部に塗布される処理液の量が不足することに起因す
る処理むらが発生する。
【0007】このような現象は、感光材料として現像の
進行が速い銀錯塩拡散転写法(DTR法)を利用する平
版印刷版を使用した場合において特に顕著となり、現像
処理後の平版印刷版における耐刷力不良の原因となる。
進行が速い銀錯塩拡散転写法(DTR法)を利用する平
版印刷版を使用した場合において特に顕著となり、現像
処理後の平版印刷版における耐刷力不良の原因となる。
【0008】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、感光材料の先端部に対して処理に必要
な量の処理液を供給することにより、感光材料の処理む
らの発生を防止することのできる感光材料処理装置を提
供することを目的とする。
れたものであり、感光材料の先端部に対して処理に必要
な量の処理液を供給することにより、感光材料の処理む
らの発生を防止することのできる感光材料処理装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、感光材料と当該感光材料の感光面に当接する塗布部
材との間に処理液の液溜めを形成し、前記感光材料を前
記塗布部材と当接させた状態で搬送することにより、前
記感光材料に前記処理液を塗布する感光材料処理装置で
あって、前記塗布部材に弾性力をもって当接し、当該塗
布部材との間に処理液の液溜めを形成せしめる板状部材
を配設したことを特徴とする。
は、感光材料と当該感光材料の感光面に当接する塗布部
材との間に処理液の液溜めを形成し、前記感光材料を前
記塗布部材と当接させた状態で搬送することにより、前
記感光材料に前記処理液を塗布する感光材料処理装置で
あって、前記塗布部材に弾性力をもって当接し、当該塗
布部材との間に処理液の液溜めを形成せしめる板状部材
を配設したことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記塗布部材は、その表面が粗面化さ
れた塗布ローラより構成されるとともに、前記板状部材
は、前記感光材料の搬送方向の下流側を下方に向けて傾
斜する第1の傾斜面と、前記感光材料の搬送方向の下流
側を上方に向けて傾斜する第2の傾斜面とを有してい
る。
の発明において、前記塗布部材は、その表面が粗面化さ
れた塗布ローラより構成されるとともに、前記板状部材
は、前記感光材料の搬送方向の下流側を下方に向けて傾
斜する第1の傾斜面と、前記感光材料の搬送方向の下流
側を上方に向けて傾斜する第2の傾斜面とを有してい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る感光材料
処理装置を備えた平版印刷版の製版装置の概要図であ
る。
面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る感光材料
処理装置を備えた平版印刷版の製版装置の概要図であ
る。
【0012】この製版装置は、感光材料として銀錯塩拡
散転写法(DTR法)を用いた平版印刷版Mを使用し、
この平版印刷版Mに対して画像の露光と現像処理とを行
うものであり、平版印刷版Mに対して露光を行う露光装
置2と、露光後の平版印刷版Mに対して現像処理を行う
現像処理装置3とから構成される。
散転写法(DTR法)を用いた平版印刷版Mを使用し、
この平版印刷版Mに対して画像の露光と現像処理とを行
うものであり、平版印刷版Mに対して露光を行う露光装
置2と、露光後の平版印刷版Mに対して現像処理を行う
現像処理装置3とから構成される。
【0013】なお、銀錯塩拡散転写法(DTR法)を用
いた平版印刷版、特に、ハロゲン化銀乳剤層の上に物理
現像核層を有する平版印刷版は、例えば、米国特許第
3,728,114号、同4,134,769号、同
4,160,670号、同4,336,321号、同
4,501,811号、同4,510,228号、同
4,621,041号明細書等に記載されており、露光
されたハロゲン化銀はDTR現像により化学現像を生起
し黒色の銀となり親水性の非画線部を形成し、一方、未
露光のハロゲン化銀結晶は現像液中の銀塩錯化剤により
銀錯体となって表面の物理現像核層まで拡散し、核の存
在により物理現像を生起してインキ受容性の物理現像銀
を主体とする画線部を形成する。このような銀錯塩拡散
転写法(DTR法)を用いた平版印刷版は、特に現像初
期の段階において、銀錯体が移動しやすいことから現像
液の乱れにより像流れが生じやすく、また、現像の進行
が速いことから現像液の供給量のむらに起因する現像む
らが生じやすいという特性を有する。
いた平版印刷版、特に、ハロゲン化銀乳剤層の上に物理
現像核層を有する平版印刷版は、例えば、米国特許第
3,728,114号、同4,134,769号、同
4,160,670号、同4,336,321号、同
4,501,811号、同4,510,228号、同
4,621,041号明細書等に記載されており、露光
されたハロゲン化銀はDTR現像により化学現像を生起
し黒色の銀となり親水性の非画線部を形成し、一方、未
露光のハロゲン化銀結晶は現像液中の銀塩錯化剤により
銀錯体となって表面の物理現像核層まで拡散し、核の存
在により物理現像を生起してインキ受容性の物理現像銀
を主体とする画線部を形成する。このような銀錯塩拡散
転写法(DTR法)を用いた平版印刷版は、特に現像初
期の段階において、銀錯体が移動しやすいことから現像
液の乱れにより像流れが生じやすく、また、現像の進行
が速いことから現像液の供給量のむらに起因する現像む
らが生じやすいという特性を有する。
【0014】先ず、露光装置2の構成について説明す
る。この露光装置2は、原稿ホルダー12に装着された
原稿からの反射光を、投影光学系13によって平版印刷
版Mの表面に投影することにより、平版印刷版Mに原稿
の画像を露光するものである。
る。この露光装置2は、原稿ホルダー12に装着された
原稿からの反射光を、投影光学系13によって平版印刷
版Mの表面に投影することにより、平版印刷版Mに原稿
の画像を露光するものである。
【0015】原稿ホルダー12は、原稿を載置するため
の透光板14と、この透光板14に対して開閉可能な上
蓋15とを有し、モータ16の駆動により原稿を保持し
た状態で、図1において実線で示す位置と二点鎖線で示
す位置との間を左右方向に往復移動可能に構成されてい
る。また、投影光学系13は、原稿ホルダー12の往復
移動経路の下方に固設され、原稿ホルダー12に保持さ
れて水平移動する原稿の表面に照明光を照射するための
ロッド状の光源17と、光源17による原稿からの反射
光を案内するための複数の折返しミラー18と、複数の
折返しミラー18により案内された反射光を平版印刷版
Mに投影するための投影レンズ19とを備える。
の透光板14と、この透光板14に対して開閉可能な上
蓋15とを有し、モータ16の駆動により原稿を保持し
た状態で、図1において実線で示す位置と二点鎖線で示
す位置との間を左右方向に往復移動可能に構成されてい
る。また、投影光学系13は、原稿ホルダー12の往復
移動経路の下方に固設され、原稿ホルダー12に保持さ
れて水平移動する原稿の表面に照明光を照射するための
ロッド状の光源17と、光源17による原稿からの反射
光を案内するための複数の折返しミラー18と、複数の
折返しミラー18により案内された反射光を平版印刷版
Mに投影するための投影レンズ19とを備える。
【0016】この露光装置により平版印刷版Mに原稿の
画像を露光する際には、原稿ホルダー12を図1におい
て実線で示す位置に配置し、上蓋15を開放して透光板
14上に原稿を載置した上で上蓋15を閉じることによ
り、原稿を原稿ホルダー12に装着する。そして、光源
17を点灯した状態で、原稿ホルダー12を図1におけ
る左方向に移動させる。また、これと同期して、複数の
搬送ローラ22およびガイド部材23により、ロール状
に巻回された平版印刷版Mの先端を、原稿ホルダー12
の移動速度と同一の速度で搬送する。これにより、原稿
ホルダー12に保持された原稿は、順次光源17からの
光の照射を受ける。そして、原稿からの反射光は複数の
折返しミラー18および投影レンズ19を介して原稿ホ
ルダー12と同一の速度で移動する平版印刷版Mの表面
に照射され、平版印刷版Mには原稿の画像が露光され
る。
画像を露光する際には、原稿ホルダー12を図1におい
て実線で示す位置に配置し、上蓋15を開放して透光板
14上に原稿を載置した上で上蓋15を閉じることによ
り、原稿を原稿ホルダー12に装着する。そして、光源
17を点灯した状態で、原稿ホルダー12を図1におけ
る左方向に移動させる。また、これと同期して、複数の
搬送ローラ22およびガイド部材23により、ロール状
に巻回された平版印刷版Mの先端を、原稿ホルダー12
の移動速度と同一の速度で搬送する。これにより、原稿
ホルダー12に保持された原稿は、順次光源17からの
光の照射を受ける。そして、原稿からの反射光は複数の
折返しミラー18および投影レンズ19を介して原稿ホ
ルダー12と同一の速度で移動する平版印刷版Mの表面
に照射され、平版印刷版Mには原稿の画像が露光され
る。
【0017】画像が露光された平版印刷版Mは、露光装
置2から順次後段の現像処理装置3に搬送されて処理さ
れる。また、露光装置2の出口側には、平版印刷版Mの
搬送方向と垂直な方向に移動するカッター24を備えた
切断装置25が配設されており、この切断装置25は平
版印刷版Mを露光終了部分の後端で切断する。
置2から順次後段の現像処理装置3に搬送されて処理さ
れる。また、露光装置2の出口側には、平版印刷版Mの
搬送方向と垂直な方向に移動するカッター24を備えた
切断装置25が配設されており、この切断装置25は平
版印刷版Mを露光終了部分の後端で切断する。
【0018】なお、露光装置2における平版印刷版Mの
搬送速度は現像処理装置3における平版印刷版Mの搬送
速度より低速であるため、平版印刷版Mを単純に露光装
置2と現像処理装置3とに亘って搬送することはできな
い。また、切断装置25による平版印刷版Mの切断時に
は、平版印刷版Mの搬送を停止する必要がある。このた
め、露光装置2と現像処理装置3との間には平版印刷版
Mのバッファ部26が配設されており、露光装置2にお
いて露光の終了した平版印刷版Mの搬送時に、バッファ
部26に配設された一対のローラ27、28の回転を一
定時間停止することにより、平版印刷版Mを一定長さだ
けこのバッファ部26に貯留した後、現像処理装置3に
搬送するように構成されている。
搬送速度は現像処理装置3における平版印刷版Mの搬送
速度より低速であるため、平版印刷版Mを単純に露光装
置2と現像処理装置3とに亘って搬送することはできな
い。また、切断装置25による平版印刷版Mの切断時に
は、平版印刷版Mの搬送を停止する必要がある。このた
め、露光装置2と現像処理装置3との間には平版印刷版
Mのバッファ部26が配設されており、露光装置2にお
いて露光の終了した平版印刷版Mの搬送時に、バッファ
部26に配設された一対のローラ27、28の回転を一
定時間停止することにより、平版印刷版Mを一定長さだ
けこのバッファ部26に貯留した後、現像処理装置3に
搬送するように構成されている。
【0019】次に、この発明に係る現像処理装置3の構
成について説明する。図2は、図1における現像処理装
置3を拡大して示す概要図であり、図3はその配管系を
示す概要図である。
成について説明する。図2は、図1における現像処理装
置3を拡大して示す概要図であり、図3はその配管系を
示す概要図である。
【0020】この現像処理装置3は、露光後の平版印刷
版Mに現像液(アクチベータ)を塗布して現像処理する
現像部32と、現像処理後の平版印刷版Mに安定液(ス
タビライザー)を塗布して安定化処理する安定部33
と、安定化処理後の平版印刷版Mを乾燥するための乾燥
部34とから構成される。
版Mに現像液(アクチベータ)を塗布して現像処理する
現像部32と、現像処理後の平版印刷版Mに安定液(ス
タビライザー)を塗布して安定化処理する安定部33
と、安定化処理後の平版印刷版Mを乾燥するための乾燥
部34とから構成される。
【0021】現像部32は、バッファ部26のローラ2
7、28によって現像部32に搬送された平版印刷版M
を挟持して搬送する一対の導入ローラ41、42と、一
対の導入ローラ41、42によって搬送された平版印刷
版Mの感光面に一定量の現像液を計量して塗布するため
の、後程詳細に説明する現像液塗布機構43と、現像処
理に供された現像液を平版印刷版Mから除去するための
一対の絞りローラ44、45と、平版印刷版Mを案内す
るための複数のガイド部材46、47、48、49、5
0とを有する。
7、28によって現像部32に搬送された平版印刷版M
を挟持して搬送する一対の導入ローラ41、42と、一
対の導入ローラ41、42によって搬送された平版印刷
版Mの感光面に一定量の現像液を計量して塗布するため
の、後程詳細に説明する現像液塗布機構43と、現像処
理に供された現像液を平版印刷版Mから除去するための
一対の絞りローラ44、45と、平版印刷版Mを案内す
るための複数のガイド部材46、47、48、49、5
0とを有する。
【0022】前記一対の導入ローラ41、42のうち下
側のローラ41は、そこを通過する平版印刷版Mを加熱
するため、ヒータを内蔵したヒートローラとなってい
る。現像処理に先立って平版印刷版Mを予め加熱するの
は、温度制御された少量の現像液を平版印刷版Mに塗布
して現像処理する際に、平版印刷版Mの熱容量により平
版印刷版Mに接触した現像液の温度が低下することを防
止するためである。
側のローラ41は、そこを通過する平版印刷版Mを加熱
するため、ヒータを内蔵したヒートローラとなってい
る。現像処理に先立って平版印刷版Mを予め加熱するの
は、温度制御された少量の現像液を平版印刷版Mに塗布
して現像処理する際に、平版印刷版Mの熱容量により平
版印刷版Mに接触した現像液の温度が低下することを防
止するためである。
【0023】現像液塗布機構43は、図3に示すよう
に、現像液を貯留する現像液タンク52とポンプ53を
介して接続されている。また、現像液塗布機構43の下
方には回収トレイ54が設置されている。現像液タンク
52内の現像液はポンプ53により現像液塗布機構43
に圧送され、平版印刷版M上に供給される。そして、平
版印刷版Mの両端部や後端部から流出した現像液等の平
版印刷版Mに塗布されなかった現像液は、回収トレイ5
4上に滴下する。さらに、この現像液は、再使用が可能
なため、回収トレイ54の下端部に設けられた回収管5
5を介して現像液タンク52の液受部56に滴下し、現
像液タンク52内に回収される。現像液タンク52に
は、パネルヒータ57が内蔵されており、現像液タンク
52から現像液塗布機構43に至る現像液の循環路中を
循環する現像液を所定の温度に維持するように構成され
ている。
に、現像液を貯留する現像液タンク52とポンプ53を
介して接続されている。また、現像液塗布機構43の下
方には回収トレイ54が設置されている。現像液タンク
52内の現像液はポンプ53により現像液塗布機構43
に圧送され、平版印刷版M上に供給される。そして、平
版印刷版Mの両端部や後端部から流出した現像液等の平
版印刷版Mに塗布されなかった現像液は、回収トレイ5
4上に滴下する。さらに、この現像液は、再使用が可能
なため、回収トレイ54の下端部に設けられた回収管5
5を介して現像液タンク52の液受部56に滴下し、現
像液タンク52内に回収される。現像液タンク52に
は、パネルヒータ57が内蔵されており、現像液タンク
52から現像液塗布機構43に至る現像液の循環路中を
循環する現像液を所定の温度に維持するように構成され
ている。
【0024】また、一対の絞りローラ44、45の下方
には回収トレイ58が設置されている。一対の絞りロー
ラ44、45によって平版印刷版Mから除去された疲労
現像液は、一対の絞りローラ44、45の下方に設けら
れた液受け部材62の回収孔63を介して回収トレイ5
8上に滴下する。そして、さらにこの現像液は、再使用
できないため、回収トレイ58の下端部に設けられた回
収管59を介して排液タンク64に排出される。
には回収トレイ58が設置されている。一対の絞りロー
ラ44、45によって平版印刷版Mから除去された疲労
現像液は、一対の絞りローラ44、45の下方に設けら
れた液受け部材62の回収孔63を介して回収トレイ5
8上に滴下する。そして、さらにこの現像液は、再使用
できないため、回収トレイ58の下端部に設けられた回
収管59を介して排液タンク64に排出される。
【0025】なお、上述した現像液塗布機構43の構成
および平版印刷版Mへの現像液の塗布動作については、
後程詳細に説明する。
および平版印刷版Mへの現像液の塗布動作については、
後程詳細に説明する。
【0026】安定部33は、現像部32より搬送された
平版印刷版Mの感光面に一定量の安定液を計量して塗布
するための安定液塗布機構73と、安定化処理に供され
た安定液を平版印刷版Mから除去するための一対の絞り
ローラ74、75と、平版印刷版Mを案内するための複
数のガイド部材76、77、78とを有する。
平版印刷版Mの感光面に一定量の安定液を計量して塗布
するための安定液塗布機構73と、安定化処理に供され
た安定液を平版印刷版Mから除去するための一対の絞り
ローラ74、75と、平版印刷版Mを案内するための複
数のガイド部材76、77、78とを有する。
【0027】安定液塗布機構73は、図3に示すよう
に、安定液を貯留する安定液タンク82とポンプ83を
介して接続されている。また、安定液塗布機構73の下
方には回収トレイ84が設置されている。安定液タンク
82内の安定液はポンプ83により安定液塗布機構73
に圧送され、平版印刷版M上に供給される。そして、平
版印刷版Mの両端部や後端部から流出した安定液等の平
版印刷版Mに塗布されなかった安定液は、再使用が可能
なため、回収トレイ84上に滴下する。そして、さらに
この安定液は、回収トレイ84の下端部に設けられた回
収管85を介して安定液タンク82の液受部86に滴下
し、安定液タンク82内に回収される。
に、安定液を貯留する安定液タンク82とポンプ83を
介して接続されている。また、安定液塗布機構73の下
方には回収トレイ84が設置されている。安定液タンク
82内の安定液はポンプ83により安定液塗布機構73
に圧送され、平版印刷版M上に供給される。そして、平
版印刷版Mの両端部や後端部から流出した安定液等の平
版印刷版Mに塗布されなかった安定液は、再使用が可能
なため、回収トレイ84上に滴下する。そして、さらに
この安定液は、回収トレイ84の下端部に設けられた回
収管85を介して安定液タンク82の液受部86に滴下
し、安定液タンク82内に回収される。
【0028】また、一対の絞りローラ74、75の下方
には回収トレイ88が設置されている。一対の絞りロー
ラ74、75によって平版印刷版Mから除去された安定
液は、一対の絞りローラ74、75の下方に設けられた
液受け部材92の回収孔93を介して回収トレイ88上
に滴下する。そして、さらにこの安定液は、再使用でき
ないため、回収トレイ88の下端部に設けられた回収管
89を介して排液タンク64に排出される。
には回収トレイ88が設置されている。一対の絞りロー
ラ74、75によって平版印刷版Mから除去された安定
液は、一対の絞りローラ74、75の下方に設けられた
液受け部材92の回収孔93を介して回収トレイ88上
に滴下する。そして、さらにこの安定液は、再使用でき
ないため、回収トレイ88の下端部に設けられた回収管
89を介して排液タンク64に排出される。
【0029】なお、上述した安定液塗布機構73の構成
および平版印刷版Mへの安定液の塗布動作についても、
後程詳細に説明する。
および平版印刷版Mへの安定液の塗布動作についても、
後程詳細に説明する。
【0030】乾燥部34は、安定部33より搬送された
平版印刷版Mを支持して搬送するゴムローラ102と、
ゴムローラ102に対して所定の圧力をもって当接する
ことにより平版印刷版Mの乾燥むらを防止する鏡面ロー
ラ103と、鏡面ローラ103に対してゴムローラ10
2を介して洗浄液を供給するための洗浄液貯留部104
と、ファン105およびヒータ106を有し平版印刷版
Mに温風を吹き付けて乾燥する乾燥機構107と、平版
印刷版Mを搬送するための複数の搬送ローラ108、1
09、110とを有する。洗浄液貯留部104は、図3
に示すように、現像部32における一対の絞りローラ4
4、45に対して洗浄液を供給するための洗浄液供給管
105とポンプ106を介して接続されている。
平版印刷版Mを支持して搬送するゴムローラ102と、
ゴムローラ102に対して所定の圧力をもって当接する
ことにより平版印刷版Mの乾燥むらを防止する鏡面ロー
ラ103と、鏡面ローラ103に対してゴムローラ10
2を介して洗浄液を供給するための洗浄液貯留部104
と、ファン105およびヒータ106を有し平版印刷版
Mに温風を吹き付けて乾燥する乾燥機構107と、平版
印刷版Mを搬送するための複数の搬送ローラ108、1
09、110とを有する。洗浄液貯留部104は、図3
に示すように、現像部32における一対の絞りローラ4
4、45に対して洗浄液を供給するための洗浄液供給管
105とポンプ106を介して接続されている。
【0031】この現像処理装置3による平版印刷版Mの
現像処理は以下のようにしてなされる。
現像処理は以下のようにしてなされる。
【0032】すなわち、前段の露光装置2により画像を
記録された平版印刷版Mは、一対の導入ローラ41、4
2によって搬送され、現像液塗布機構43により、平版
印刷版Mの現像処理に必要な量の現像液を塗布される。
現像処理に必要な量の現像液のみを塗布された平版印刷
版Mは、現像液塗布機構43から一対の絞りローラ4
4、45に至る空間現像部を搬送される間に、その感光
面において現像処理が完了する。そして、平版印刷版M
に付着している現像処理に供された現像液は、一対の絞
りローラ44、45により除去される。続いて、平版印
刷版Mは、安定液塗布機構73により、平版印刷版Mの
安定処理に必要な量の安定液を塗布される。安定処理に
必要な量の安定液のみを塗布された平版印刷版Mは、一
対の絞りローラ74、75まで搬送される間に安定化処
理され、平版印刷版Mに付着している安定化処理に供さ
れた安定液は、一対の絞りローラ74、75により除去
される。そして、安定化処理の終了した平版印刷版M
は、鏡面ローラ103によって押圧されることにより乾
燥むらを予防された後、乾燥機構107により乾燥処理
され、図1に示す排出トレイ29上に排出される。
記録された平版印刷版Mは、一対の導入ローラ41、4
2によって搬送され、現像液塗布機構43により、平版
印刷版Mの現像処理に必要な量の現像液を塗布される。
現像処理に必要な量の現像液のみを塗布された平版印刷
版Mは、現像液塗布機構43から一対の絞りローラ4
4、45に至る空間現像部を搬送される間に、その感光
面において現像処理が完了する。そして、平版印刷版M
に付着している現像処理に供された現像液は、一対の絞
りローラ44、45により除去される。続いて、平版印
刷版Mは、安定液塗布機構73により、平版印刷版Mの
安定処理に必要な量の安定液を塗布される。安定処理に
必要な量の安定液のみを塗布された平版印刷版Mは、一
対の絞りローラ74、75まで搬送される間に安定化処
理され、平版印刷版Mに付着している安定化処理に供さ
れた安定液は、一対の絞りローラ74、75により除去
される。そして、安定化処理の終了した平版印刷版M
は、鏡面ローラ103によって押圧されることにより乾
燥むらを予防された後、乾燥機構107により乾燥処理
され、図1に示す排出トレイ29上に排出される。
【0033】この現像処理装置3においては、平版印刷
版Mに現像処理に必要な量の現像液のみが塗布されて現
像処理が行われるため、処理に要する現像液の使用量を
減少することが可能となる。また、平版印刷版Mに対し
て、実質的に未使用の処理液が供給されることとなるた
め、平版印刷版Mに対して常に均一な処理を施すことが
可能となる。
版Mに現像処理に必要な量の現像液のみが塗布されて現
像処理が行われるため、処理に要する現像液の使用量を
減少することが可能となる。また、平版印刷版Mに対し
て、実質的に未使用の処理液が供給されることとなるた
め、平版印刷版Mに対して常に均一な処理を施すことが
可能となる。
【0034】次に、この発明の特徴部分である現像液塗
布機構43および安定液塗布機構73の構成について説
明する。
布機構43および安定液塗布機構73の構成について説
明する。
【0035】先ず、現像液塗布機構43の構成について
説明する。図4は現像液塗布機構43の構成を示す概要
図である。
説明する。図4は現像液塗布機構43の構成を示す概要
図である。
【0036】この現像液塗布機構43は、その下方に複
数の吐出孔121が穿設された現像液供給管122と、
その下端部に現像液を流下させるための複数の開口部1
23を穿設した現像液受け部124と、現像液受け部1
24の開口部123から流下した現像液を平版印刷版M
と当接して回転する塗布ローラ125に案内するための
拡散フィルム126と、塗布ローラ125と当接する逆
流防止フィルム127と、塗布ローラ125に当接する
板バネ128とを有する。なお、図4における矢印は、
平版印刷版Mの搬送経路を示している。
数の吐出孔121が穿設された現像液供給管122と、
その下端部に現像液を流下させるための複数の開口部1
23を穿設した現像液受け部124と、現像液受け部1
24の開口部123から流下した現像液を平版印刷版M
と当接して回転する塗布ローラ125に案内するための
拡散フィルム126と、塗布ローラ125と当接する逆
流防止フィルム127と、塗布ローラ125に当接する
板バネ128とを有する。なお、図4における矢印は、
平版印刷版Mの搬送経路を示している。
【0037】現像液供給管122は、前述した現像液タ
ンク52とポンプ53を介して接続されており、ポンプ
53の駆動により複数の吐出孔121から現像液を吐出
する。この吐出孔121は、平版印刷版Mの搬送方向と
直交する方向に3個並設されている。
ンク52とポンプ53を介して接続されており、ポンプ
53の駆動により複数の吐出孔121から現像液を吐出
する。この吐出孔121は、平版印刷版Mの搬送方向と
直交する方向に3個並設されている。
【0038】現像液受け部124は、現像液供給管12
2より吐出された現像液を一旦受け取って、平版印刷版
Mの搬送方向と直交する方向に拡散するための第1の処
理液拡散部として機能する。この現像液受け部124の
下端部には、平版印刷版Mの搬送方向と直交する方向に
6個の開口部123が穿設されている。そして、この開
口部123は、平版印刷版Mの搬送方向と直交する方向
において、現像液供給管122の3個の吐出孔121の
各々の位置に相当する位置の両側にそれぞれ配置されて
いる。すなわち、各吐出孔121から現像液受け部12
4への3カ所の現像液の流下位置の各々の両側に、開口
部123が配置されていることになる。
2より吐出された現像液を一旦受け取って、平版印刷版
Mの搬送方向と直交する方向に拡散するための第1の処
理液拡散部として機能する。この現像液受け部124の
下端部には、平版印刷版Mの搬送方向と直交する方向に
6個の開口部123が穿設されている。そして、この開
口部123は、平版印刷版Mの搬送方向と直交する方向
において、現像液供給管122の3個の吐出孔121の
各々の位置に相当する位置の両側にそれぞれ配置されて
いる。すなわち、各吐出孔121から現像液受け部12
4への3カ所の現像液の流下位置の各々の両側に、開口
部123が配置されていることになる。
【0039】拡散フィルム126は、0.3mm程度の
厚さを有するポリエチレンテレフタレート(PET)製
のフィルムからなり、取付板130により現像液受け部
124の側壁に付設されている。拡散フィルム126に
おける現像液受け部124よりの垂下部分の上端部は、
現像液受け部124の開口部123と近接して配置され
ており、また、その下端部は塗布ローラ125の表面に
弾性力をもって当接している。
厚さを有するポリエチレンテレフタレート(PET)製
のフィルムからなり、取付板130により現像液受け部
124の側壁に付設されている。拡散フィルム126に
おける現像液受け部124よりの垂下部分の上端部は、
現像液受け部124の開口部123と近接して配置され
ており、また、その下端部は塗布ローラ125の表面に
弾性力をもって当接している。
【0040】塗布ローラ125は、図5に示すように、
直径14mm程度の金属製のローラ125aの表面に
0.4mm程度のワイヤー125bを巻回したワイヤー
バーから構成されている。このため、塗布ローラ125
の表面には、平版印刷版Mの搬送方向と略平行な方向に
ワイヤー125bによる複数の溝が形成される。従っ
て、この塗布ローラ125と拡散フィルム126とが当
接した状態においては、塗布ローラ125と拡散フィル
ム126との当接部分に塗布ローラ125の溝による複
数の開口部125cが形成される。この開口部125c
の大きさは、平版印刷版Mへ塗布する現像液を計量する
際の塗布量の基準となる。
直径14mm程度の金属製のローラ125aの表面に
0.4mm程度のワイヤー125bを巻回したワイヤー
バーから構成されている。このため、塗布ローラ125
の表面には、平版印刷版Mの搬送方向と略平行な方向に
ワイヤー125bによる複数の溝が形成される。従っ
て、この塗布ローラ125と拡散フィルム126とが当
接した状態においては、塗布ローラ125と拡散フィル
ム126との当接部分に塗布ローラ125の溝による複
数の開口部125cが形成される。この開口部125c
の大きさは、平版印刷版Mへ塗布する現像液を計量する
際の塗布量の基準となる。
【0041】現像液受け部124の開口部123から流
下した現像液は、塗布ローラ125と拡散フィルム12
6との当接部分に一旦貯留されて、平版印刷版Mの搬送
方向と直交する方向に拡散される。そして、この現像液
は、塗布ローラ125の回転に伴い、塗布ローラ125
の溝による開口部125cを通過して塗布ローラ125
と板バネ128との当接部方向に移動する。従って、こ
の塗布ローラ125と拡散フィルム126は、現像液受
け部124の開口部123から流下した現像液を一旦受
け取って、平版印刷版Mの搬送方向と直交する方向に拡
散するための第2の処理液拡散部として機能する。
下した現像液は、塗布ローラ125と拡散フィルム12
6との当接部分に一旦貯留されて、平版印刷版Mの搬送
方向と直交する方向に拡散される。そして、この現像液
は、塗布ローラ125の回転に伴い、塗布ローラ125
の溝による開口部125cを通過して塗布ローラ125
と板バネ128との当接部方向に移動する。従って、こ
の塗布ローラ125と拡散フィルム126は、現像液受
け部124の開口部123から流下した現像液を一旦受
け取って、平版印刷版Mの搬送方向と直交する方向に拡
散するための第2の処理液拡散部として機能する。
【0042】なお、この実施の形態においては、平版印
刷版Mの搬送性を向上させる目的等により塗布ローラ1
25を回転させているが、他の搬送機構により十分な搬
送性能が得られる場合には塗布ローラを回転させないよ
うにしてもよい。
刷版Mの搬送性を向上させる目的等により塗布ローラ1
25を回転させているが、他の搬送機構により十分な搬
送性能が得られる場合には塗布ローラを回転させないよ
うにしてもよい。
【0043】また、塗布ローラ125として、ワイヤバ
ーを使用するかわりに、その表面にネジ切り加工や溝加
工を施したローラを使用してもよい。さらには、ローラ
以外のものを使用することも可能である。
ーを使用するかわりに、その表面にネジ切り加工や溝加
工を施したローラを使用してもよい。さらには、ローラ
以外のものを使用することも可能である。
【0044】逆流防止フィルム127は、拡散フィルム
126と同様、ポリエチレンテレフタレート(PET)
製のフィルムからなり、取付板120により現像液受け
部124に付設されている。また、この逆流防止フィル
ム127の下端部は、塗布ローラ125の回転方向に対
して塗布ローラ125と拡散フィルム126の当接部分
の上流側(すなわち、平版印刷版Mの搬送方向に対して
塗布ローラ125と拡散フィルム126の当接部分の下
流側)において、塗布ローラ125の表面と当接してい
る。この逆流防止フィルム127は、現像液受け部12
4の開口部123から流下した現像液が塗布ローラ12
5の回転方向に対して上流側へ流出することを防止する
規制手段として機能する。このため、この逆流防止フィ
ルム127により、現像液を塗布されて搬送される平版
印刷版Mの表面に逆流した現像液が再度付着することを
防止することができる。
126と同様、ポリエチレンテレフタレート(PET)
製のフィルムからなり、取付板120により現像液受け
部124に付設されている。また、この逆流防止フィル
ム127の下端部は、塗布ローラ125の回転方向に対
して塗布ローラ125と拡散フィルム126の当接部分
の上流側(すなわち、平版印刷版Mの搬送方向に対して
塗布ローラ125と拡散フィルム126の当接部分の下
流側)において、塗布ローラ125の表面と当接してい
る。この逆流防止フィルム127は、現像液受け部12
4の開口部123から流下した現像液が塗布ローラ12
5の回転方向に対して上流側へ流出することを防止する
規制手段として機能する。このため、この逆流防止フィ
ルム127により、現像液を塗布されて搬送される平版
印刷版Mの表面に逆流した現像液が再度付着することを
防止することができる。
【0045】板バネ128は、平版印刷版Mを塗布ロー
ラ125の表面に向けて付勢する付勢手段、および、塗
布ローラ125との間に現像液の液溜めを形成する液溜
め形成手段として機能する。この板バネ128は適度の
弾性を有する金属板より構成され、平版印刷版Mの搬送
方向の下流側(図4における左側)を下方に向けて傾斜
する第1の傾斜面128aと平版印刷版Mの搬送方向の
下流側(図4における左側)を上方に向けて傾斜する第
2の傾斜面128bとからなる断面が略V字状の形状を
有する。そして、この板バネ128は、図4に示すよう
に、第2の傾斜面128bにおいて、塗布ローラ125
の下部と弾性力をもって当接している。
ラ125の表面に向けて付勢する付勢手段、および、塗
布ローラ125との間に現像液の液溜めを形成する液溜
め形成手段として機能する。この板バネ128は適度の
弾性を有する金属板より構成され、平版印刷版Mの搬送
方向の下流側(図4における左側)を下方に向けて傾斜
する第1の傾斜面128aと平版印刷版Mの搬送方向の
下流側(図4における左側)を上方に向けて傾斜する第
2の傾斜面128bとからなる断面が略V字状の形状を
有する。そして、この板バネ128は、図4に示すよう
に、第2の傾斜面128bにおいて、塗布ローラ125
の下部と弾性力をもって当接している。
【0046】塗布ローラ125と拡散フィルム126と
の間を通過した現像液は、この板バネ128と塗布ロー
ラ125との当接部に到達する。そして、この現像液
は、板バネ128における第1、第2の傾斜面128
a、128bと塗布ローラ125とに囲まれた領域にお
いて現像液の液溜めを形成する。この液溜めの大きさ
は、現像液供給管122から供給される現像液の供給量
に左右される。このため、現像液供給管122から供給
する現像液の量を調整することにより、板バネ128に
おける第1、第2の傾斜面128a、128bと塗布ロ
ーラ125とに囲まれた領域に、平版印刷版Mの先端部
を現像処理するために必要な量の現像液の液溜めを予め
形成することが可能となる。
の間を通過した現像液は、この板バネ128と塗布ロー
ラ125との当接部に到達する。そして、この現像液
は、板バネ128における第1、第2の傾斜面128
a、128bと塗布ローラ125とに囲まれた領域にお
いて現像液の液溜めを形成する。この液溜めの大きさ
は、現像液供給管122から供給される現像液の供給量
に左右される。このため、現像液供給管122から供給
する現像液の量を調整することにより、板バネ128に
おける第1、第2の傾斜面128a、128bと塗布ロ
ーラ125とに囲まれた領域に、平版印刷版Mの先端部
を現像処理するために必要な量の現像液の液溜めを予め
形成することが可能となる。
【0047】なお、板バネ128における第1の傾斜面
128aには、板バネ128と塗布ローラ125との当
接部に必要以上の現像液が貯留され、液溜めが過度に大
きくなることを防止するためのオーバフロー孔129が
設けられている。
128aには、板バネ128と塗布ローラ125との当
接部に必要以上の現像液が貯留され、液溜めが過度に大
きくなることを防止するためのオーバフロー孔129が
設けられている。
【0048】板バネ128を第1、第2の傾斜面128
a、128bを有する略V字状の形状としているのは次
のような理由による。すなわち、塗布ローラ125はワ
イヤバーから構成されており、その表面には、図5に示
すように、平版印刷版Mの搬送方向と略平行な方向にワ
イヤー125bによる複数の溝が形成されている。この
ため、塗布ローラ125と板バネ128とが当接した状
態においては、上述した拡散フィルム126の場合と同
様、塗布ローラ125と板バネ128との当接部分に塗
布ローラ125の溝による複数の開口部125cが形成
される。このため、板バネ128を平版印刷版Mの搬送
方向の下流側(図4における左側)を下方に向けて傾斜
する傾斜面のみを有する平面状の金属板から構成した場
合には、上記開口部125cが大きい場合や現像液の粘
度が小さい場合等に、塗布ローラ125と拡散フィルム
126との間を通過し板バネ128と塗布ローラ125
との当接部に到達した現像液が開口部125cを通過し
て流出し、必要な大きさの液溜めが形成されない可能性
がある。このため、板バネ128として、平版印刷版M
の搬送方向の下流側(図4における左側)を下方に向け
て傾斜する第1の傾斜面128aの先端部に平版印刷版
Mの搬送方向の下流側(図4における左側)を上方に向
けて傾斜する第2の傾斜面128bを付設した断面が略
V字状の形状を有するものを使用することにより、現像
液の流出を防止し、第1の傾斜面128aと第2の傾斜
面128bとにより形成される液溜め部に安定した大き
さの液溜めを形成するようにしているのである。
a、128bを有する略V字状の形状としているのは次
のような理由による。すなわち、塗布ローラ125はワ
イヤバーから構成されており、その表面には、図5に示
すように、平版印刷版Mの搬送方向と略平行な方向にワ
イヤー125bによる複数の溝が形成されている。この
ため、塗布ローラ125と板バネ128とが当接した状
態においては、上述した拡散フィルム126の場合と同
様、塗布ローラ125と板バネ128との当接部分に塗
布ローラ125の溝による複数の開口部125cが形成
される。このため、板バネ128を平版印刷版Mの搬送
方向の下流側(図4における左側)を下方に向けて傾斜
する傾斜面のみを有する平面状の金属板から構成した場
合には、上記開口部125cが大きい場合や現像液の粘
度が小さい場合等に、塗布ローラ125と拡散フィルム
126との間を通過し板バネ128と塗布ローラ125
との当接部に到達した現像液が開口部125cを通過し
て流出し、必要な大きさの液溜めが形成されない可能性
がある。このため、板バネ128として、平版印刷版M
の搬送方向の下流側(図4における左側)を下方に向け
て傾斜する第1の傾斜面128aの先端部に平版印刷版
Mの搬送方向の下流側(図4における左側)を上方に向
けて傾斜する第2の傾斜面128bを付設した断面が略
V字状の形状を有するものを使用することにより、現像
液の流出を防止し、第1の傾斜面128aと第2の傾斜
面128bとにより形成される液溜め部に安定した大き
さの液溜めを形成するようにしているのである。
【0049】上述した一対の導入ローラ41、42によ
り搬送された平版印刷版Mが塗布ローラ125と板バネ
128との間に形成された液溜めを通過するときに、平
版印刷版Mの感光面に現像液が塗布される。このとき、
この液溜めの大きさは、予め平版印刷版Mの先端部の処
理に必要な大きさとなっていることから、平版印刷版M
の先端部に塗布される現像液の量が不足することにより
現像むらが発生し、現像処理後の平版印刷版Mにおける
耐刷力不良等が生ずることはない。また、平版印刷版M
の感光面は板バネ128により塗布ローラ125の表面
に押しつけられていることから、平版印刷版Mの感光面
に塗布された現像液は、塗布ローラ125の溝による開
口部125cにより一定量に計量される。従って、板バ
ネ128と塗布ローラ125との当接部を通過した平版
印刷版Mの感光面の全域には、常に現像に必要な一定量
の現像液が塗布されていることになる。
り搬送された平版印刷版Mが塗布ローラ125と板バネ
128との間に形成された液溜めを通過するときに、平
版印刷版Mの感光面に現像液が塗布される。このとき、
この液溜めの大きさは、予め平版印刷版Mの先端部の処
理に必要な大きさとなっていることから、平版印刷版M
の先端部に塗布される現像液の量が不足することにより
現像むらが発生し、現像処理後の平版印刷版Mにおける
耐刷力不良等が生ずることはない。また、平版印刷版M
の感光面は板バネ128により塗布ローラ125の表面
に押しつけられていることから、平版印刷版Mの感光面
に塗布された現像液は、塗布ローラ125の溝による開
口部125cにより一定量に計量される。従って、板バ
ネ128と塗布ローラ125との当接部を通過した平版
印刷版Mの感光面の全域には、常に現像に必要な一定量
の現像液が塗布されていることになる。
【0050】次に、安定液塗布機構73の構成について
説明する。図6は安定液塗布機構73の構成を示す概要
図である。
説明する。図6は安定液塗布機構73の構成を示す概要
図である。
【0051】この安定液塗布機構73は、その下方に複
数の吐出孔131が穿設された安定液供給管132と、
その下端部に安定液を流下させるための複数の開口部1
33を穿設した安定液受け部134と、安定液受け部1
34の開口部133から流下した安定液を平版印刷版M
と当接して回転する塗布ローラ135に案内するための
拡散フィルム136と、塗布ローラ135に当接する板
バネ138とを有する。なお、図7における矢印は、図
4と同様、平版印刷版Mの搬送経路を示している。
数の吐出孔131が穿設された安定液供給管132と、
その下端部に安定液を流下させるための複数の開口部1
33を穿設した安定液受け部134と、安定液受け部1
34の開口部133から流下した安定液を平版印刷版M
と当接して回転する塗布ローラ135に案内するための
拡散フィルム136と、塗布ローラ135に当接する板
バネ138とを有する。なお、図7における矢印は、図
4と同様、平版印刷版Mの搬送経路を示している。
【0052】安定液供給管132は、前述した安定液タ
ンク82とポンプ83を介して接続されており、ポンプ
83の駆動により複数の吐出孔131から安定液を吐出
する。この吐出孔131は、平版印刷版Mの搬送方向と
直交する方向に3個並設されている。
ンク82とポンプ83を介して接続されており、ポンプ
83の駆動により複数の吐出孔131から安定液を吐出
する。この吐出孔131は、平版印刷版Mの搬送方向と
直交する方向に3個並設されている。
【0053】安定液受け部134は、上述した現像液受
け部124と同様、安定液供給管132より吐出された
安定液を一旦受け取って、平版印刷版Mの搬送方向と直
交する方向に拡散するための第1の処理液拡散部として
機能する。この安定液受け部134の下端部には、平版
印刷版Mの搬送方向と直交する方向に6個の開口部13
3が穿設されている。そして、この開口部133は、平
版印刷版Mの搬送方向と直交する方向において、安定液
供給管132の3個の吐出孔131の各々の位置に相当
する位置の両側にそれぞれ配置されている。すなわち、
図4において説明した現像液塗布機構43の場合と同
様、各吐出孔131から安定液受け部134への3カ所
の安定液の流下位置の各々の両側に、開口部133が配
置されていることになる。
け部124と同様、安定液供給管132より吐出された
安定液を一旦受け取って、平版印刷版Mの搬送方向と直
交する方向に拡散するための第1の処理液拡散部として
機能する。この安定液受け部134の下端部には、平版
印刷版Mの搬送方向と直交する方向に6個の開口部13
3が穿設されている。そして、この開口部133は、平
版印刷版Mの搬送方向と直交する方向において、安定液
供給管132の3個の吐出孔131の各々の位置に相当
する位置の両側にそれぞれ配置されている。すなわち、
図4において説明した現像液塗布機構43の場合と同
様、各吐出孔131から安定液受け部134への3カ所
の安定液の流下位置の各々の両側に、開口部133が配
置されていることになる。
【0054】拡散フィルム136は、0.03mm程度
の厚さを有するステンレス製の薄板上に凹凸加工された
フィルムを積層してなり、取付板140により安定液受
け部134の側壁に付設されている。拡散フィルム13
6における安定液受け部134よりの垂下部分の上端部
は、安定液受け部134の開口部133と近接して配置
されており、また、その下端部は塗布ローラ135の表
面に弾性力をもって当接している。
の厚さを有するステンレス製の薄板上に凹凸加工された
フィルムを積層してなり、取付板140により安定液受
け部134の側壁に付設されている。拡散フィルム13
6における安定液受け部134よりの垂下部分の上端部
は、安定液受け部134の開口部133と近接して配置
されており、また、その下端部は塗布ローラ135の表
面に弾性力をもって当接している。
【0055】塗布ローラ135は、平版印刷版Mの搬送
速度と同一の周速度で回転するローラであり、その表面
が単泡性スポンジより構成されている。この塗布ローラ
135と拡散フィルム136が当接した状態において
は、塗布ローラ135と拡散フィルム136との当接部
分に拡散フィルム136表面の凹凸による開口部が形成
される。
速度と同一の周速度で回転するローラであり、その表面
が単泡性スポンジより構成されている。この塗布ローラ
135と拡散フィルム136が当接した状態において
は、塗布ローラ135と拡散フィルム136との当接部
分に拡散フィルム136表面の凹凸による開口部が形成
される。
【0056】安定液受け部134の開口部133から流
下した安定液は、塗布ローラ135と拡散フィルム13
6との当接部分に一旦貯留されて、平版印刷版Mの搬送
方向と直交する方向に拡散される。そして、この安定液
は、塗布ローラ135の回転に伴い、拡散フィルム13
6表面の凹凸による開口部を通過して塗布ローラ135
と板バネ138との当接部方向に移動する。従って、こ
の塗布ローラ135と拡散フィルム136は、安定液受
け部134の開口部133から流下した安定液を一旦受
け取って、平版印刷版Mの搬送方向と直交する方向に拡
散するための第2の処理液拡散部として機能する。
下した安定液は、塗布ローラ135と拡散フィルム13
6との当接部分に一旦貯留されて、平版印刷版Mの搬送
方向と直交する方向に拡散される。そして、この安定液
は、塗布ローラ135の回転に伴い、拡散フィルム13
6表面の凹凸による開口部を通過して塗布ローラ135
と板バネ138との当接部方向に移動する。従って、こ
の塗布ローラ135と拡散フィルム136は、安定液受
け部134の開口部133から流下した安定液を一旦受
け取って、平版印刷版Mの搬送方向と直交する方向に拡
散するための第2の処理液拡散部として機能する。
【0057】板バネ138は、平版印刷版を塗布ローラ
135の表面に向けて付勢する付勢手段、および、塗布
ローラ135との間に安定液の液溜めを形成する液溜め
形成手段として機能する。この板バネ138は、上述し
た板バネ128と同様、適度の弾性を有する金属板より
構成され、平版印刷版Mの搬送方向の下流側(図6にお
ける左側)を下方に向けて傾斜する第1の傾斜面138
aと平版印刷版Mの搬送方向の下流側(図6における左
側)を上方に向けて傾斜する第2の傾斜面138bとを
有する断面が略V字状の形状を有する。そして、この板
バネ138は、第2の傾斜面138bにおいて、塗布ロ
ーラ135の下部と弾性力をもって当接している。
135の表面に向けて付勢する付勢手段、および、塗布
ローラ135との間に安定液の液溜めを形成する液溜め
形成手段として機能する。この板バネ138は、上述し
た板バネ128と同様、適度の弾性を有する金属板より
構成され、平版印刷版Mの搬送方向の下流側(図6にお
ける左側)を下方に向けて傾斜する第1の傾斜面138
aと平版印刷版Mの搬送方向の下流側(図6における左
側)を上方に向けて傾斜する第2の傾斜面138bとを
有する断面が略V字状の形状を有する。そして、この板
バネ138は、第2の傾斜面138bにおいて、塗布ロ
ーラ135の下部と弾性力をもって当接している。
【0058】塗布ローラ135と拡散フィルム136と
の間を通過した安定液は、この板バネ138と塗布ロー
ラ135との当接部に到達する。そして、この安定液
は、板バネ138における第1、第2の傾斜面138
a、138bと塗布ローラ135とに囲まれた領域にお
いて安定液の液溜めを形成する。この液溜めの大きさ
は、安定液供給管132から供給される安定液の供給量
に左右される。このため、安定液供給管132から供給
する安定液の量を調整することにより、板バネ138に
おける第1、第2の傾斜面138a、138bと塗布ロ
ーラ135とに囲まれた領域に、平版印刷版Mの先端部
を安定化処理するために必要な量の安定液の液溜めを形
成することが可能となる。
の間を通過した安定液は、この板バネ138と塗布ロー
ラ135との当接部に到達する。そして、この安定液
は、板バネ138における第1、第2の傾斜面138
a、138bと塗布ローラ135とに囲まれた領域にお
いて安定液の液溜めを形成する。この液溜めの大きさ
は、安定液供給管132から供給される安定液の供給量
に左右される。このため、安定液供給管132から供給
する安定液の量を調整することにより、板バネ138に
おける第1、第2の傾斜面138a、138bと塗布ロ
ーラ135とに囲まれた領域に、平版印刷版Mの先端部
を安定化処理するために必要な量の安定液の液溜めを形
成することが可能となる。
【0059】なお、板バネ138における第1の傾斜面
138aには、板バネ128と同様、板バネ138と塗
布ローラ135との当接部に必要以上の安定液が貯留さ
れ、液溜めが過度に大きくなることを防止するためのオ
ーバフロー孔139が設けられている。
138aには、板バネ128と同様、板バネ138と塗
布ローラ135との当接部に必要以上の安定液が貯留さ
れ、液溜めが過度に大きくなることを防止するためのオ
ーバフロー孔139が設けられている。
【0060】安定液塗布機構73に搬送された平版印刷
版Mが塗布ローラ135と板バネ138との間に形成さ
れた液溜めを通過するときに、平版印刷版Mの感光面に
安定液が塗布される。このとき、この液溜めの大きさ
は、予め平版印刷版Mの先端部の処理に必要な大きさと
なっていることから、平版印刷版Mの先端部に塗布され
る安定液の量が不足することにはない。また、平版印刷
版Mの感光面は板バネ138により塗布ローラ135の
表面に押しつけられていることから、平版印刷版Mの感
光面に塗布された安定液は、塗布ローラ135表面の単
泡性スポンジによる多数の孔により一定量に計量され
る。従って、板バネ138と塗布ローラ135との当接
部を通過した平版印刷版Mの感光面の全域には、常に安
定化に必要な一定量の安定液が塗布されていることにな
る。
版Mが塗布ローラ135と板バネ138との間に形成さ
れた液溜めを通過するときに、平版印刷版Mの感光面に
安定液が塗布される。このとき、この液溜めの大きさ
は、予め平版印刷版Mの先端部の処理に必要な大きさと
なっていることから、平版印刷版Mの先端部に塗布され
る安定液の量が不足することにはない。また、平版印刷
版Mの感光面は板バネ138により塗布ローラ135の
表面に押しつけられていることから、平版印刷版Mの感
光面に塗布された安定液は、塗布ローラ135表面の単
泡性スポンジによる多数の孔により一定量に計量され
る。従って、板バネ138と塗布ローラ135との当接
部を通過した平版印刷版Mの感光面の全域には、常に安
定化に必要な一定量の安定液が塗布されていることにな
る。
【0061】次に、他の実施形態に係る現像液塗布機構
43の構成について説明する。図7は現像液塗布機構4
3の変形例を示す概要図である。なお、図4に示す現像
液塗布機構43と同一の部材については、同一の符号を
付して詳細な説明を省略する。
43の構成について説明する。図7は現像液塗布機構4
3の変形例を示す概要図である。なお、図4に示す現像
液塗布機構43と同一の部材については、同一の符号を
付して詳細な説明を省略する。
【0062】図7に示す現像液塗布機構43において
は、板バネ128として、平版印刷版Mの搬送方向の下
流側(図7における左側)を下方に向けて傾斜する傾斜
面128cからなる断面が直線状の金属板を採用した点
が図4に示す現像液塗布機構と異なる。
は、板バネ128として、平版印刷版Mの搬送方向の下
流側(図7における左側)を下方に向けて傾斜する傾斜
面128cからなる断面が直線状の金属板を採用した点
が図4に示す現像液塗布機構と異なる。
【0063】塗布ローラ125の溝による開口部125
cが小さい場合や現像液の粘度が大きい場合、さらに
は、塗布ローラ125として平版印刷版Mの搬送方向と
平行な方向を向く溝を有さないものを使用する場合等に
おいては、現像液が開口部125cを通過して流出して
しまうことはないため、図4に示すような断面が略V字
状の板バネ128を使用するかわりに、図7に示すよう
に、平版印刷版Mの搬送方向の下流側(図7における左
側)を下方に向けて傾斜する傾斜面128cのみを有す
る断面が直線状の板バネ128を使用することができ
る。同様に、安定液塗布機構73のようにスポンジより
なる塗布ローラ138を使用する場合においても、断面
が直線状の板バネを使用することができる。
cが小さい場合や現像液の粘度が大きい場合、さらに
は、塗布ローラ125として平版印刷版Mの搬送方向と
平行な方向を向く溝を有さないものを使用する場合等に
おいては、現像液が開口部125cを通過して流出して
しまうことはないため、図4に示すような断面が略V字
状の板バネ128を使用するかわりに、図7に示すよう
に、平版印刷版Mの搬送方向の下流側(図7における左
側)を下方に向けて傾斜する傾斜面128cのみを有す
る断面が直線状の板バネ128を使用することができ
る。同様に、安定液塗布機構73のようにスポンジより
なる塗布ローラ138を使用する場合においても、断面
が直線状の板バネを使用することができる。
【0064】上述した実施の形態においては、感光材料
として銀錯塩拡散転写法(DTR法)を用いた平版印刷
版Mを使用し、この平版印刷版Mの現像および安定化に
必要な量の現像液および安定液のみを塗布して現像処理
および安定化処理を行う現像処理装置3にこの発明を適
用した場合について説明したが、この発明はその他の各
種の感光材料処理装置にも適用することが可能である。
として銀錯塩拡散転写法(DTR法)を用いた平版印刷
版Mを使用し、この平版印刷版Mの現像および安定化に
必要な量の現像液および安定液のみを塗布して現像処理
および安定化処理を行う現像処理装置3にこの発明を適
用した場合について説明したが、この発明はその他の各
種の感光材料処理装置にも適用することが可能である。
【0065】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、塗布部
材に弾性力をもって当接し、当該塗布部材との間に処理
液の液溜めを形成せしめる板状部材を配設したことか
ら、塗布部材と板状部材の間に感光材料の先端部を処理
するために必要な量の処理液の液溜めを安定して形成す
ることが可能となる。このため、感光材料の先端部に塗
布される処理液の量が不足することに起因する処理むら
の発生を防止することができる。
材に弾性力をもって当接し、当該塗布部材との間に処理
液の液溜めを形成せしめる板状部材を配設したことか
ら、塗布部材と板状部材の間に感光材料の先端部を処理
するために必要な量の処理液の液溜めを安定して形成す
ることが可能となる。このため、感光材料の先端部に塗
布される処理液の量が不足することに起因する処理むら
の発生を防止することができる。
【0066】請求項2に記載の発明によれば、塗布部材
としてその表面が粗面化された塗布ローラを採用すると
ともに、板状部材として感光材料の搬送方向の下流側を
下方に向けて傾斜する第1の傾斜面と感光材料の搬送方
向の下流側を上方に向けて傾斜する第2の傾斜面とを有
するものを使用することから、塗布部材と板状部材との
間からの処理液の流出が防止でき、また、第1の傾斜面
と第2の傾斜面により形成される液溜め部に安定した大
きさの液溜めを形成することができる。
としてその表面が粗面化された塗布ローラを採用すると
ともに、板状部材として感光材料の搬送方向の下流側を
下方に向けて傾斜する第1の傾斜面と感光材料の搬送方
向の下流側を上方に向けて傾斜する第2の傾斜面とを有
するものを使用することから、塗布部材と板状部材との
間からの処理液の流出が防止でき、また、第1の傾斜面
と第2の傾斜面により形成される液溜め部に安定した大
きさの液溜めを形成することができる。
【図1】平版印刷版の製版装置の概要図である。
【図2】現像処理装置3の概要図である。
【図3】現像処理装置3の配管系を示す概要図である。
【図4】現像液塗布機構43を示す概要図である。
【図5】塗布ローラ125の一部を拡大して示す断面図
である。
である。
【図6】安定液塗布機構73を示す概要図である。
【図7】他の実施形態に係る現像液塗布機構43を示す
概要図である。
概要図である。
2 露光装置 3 現像処理装置 32 現像部 33 安定部 34 乾燥部 43 現像液塗布機構 73 安定液塗布機構 122 現像液供給管 125 塗布ローラ 125a ローラ 125b ワイヤー 125c 開口部 128 板バネ 128a 第1の傾斜面 128b 第2の傾斜面 128c 傾斜面 132 安定液供給管 135 塗布ローラ 138 板バネ 138a 第1の傾斜面 138b 第2の傾斜面 M 平版印刷版
Claims (2)
- 【請求項1】 感光材料と当該感光材料の感光面に当接
する塗布部材との間に処理液の液溜めを形成し、前記感
光材料を前記塗布部材と当接させた状態で搬送すること
により、前記感光材料に前記処理液を塗布する感光材料
処理装置であって、 前記塗布部材に弾性力をもって当接し、当該塗布部材と
の間に処理液の液溜めを形成せしめる板状部材を配設し
たことを特徴とする感光材料処理装置。 - 【請求項2】 前記塗布部材は、その表面が粗面化され
た塗布ローラより構成されるとともに、前記板状部材
は、前記感光材料の搬送方向の下流側を下方に向けて傾
斜する第1の傾斜面と、前記感光材料の搬送方向の下流
側を上方に向けて傾斜する第2の傾斜面とを有する請求
項1に記載の感光材料処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25742696A JPH1083051A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 感光材料処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25742696A JPH1083051A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 感光材料処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1083051A true JPH1083051A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17306211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25742696A Pending JPH1083051A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 感光材料処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1083051A (ja) |
-
1996
- 1996-09-06 JP JP25742696A patent/JPH1083051A/ja active Pending
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