JPH1073409A - 光波干渉測定装置 - Google Patents
光波干渉測定装置Info
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- JPH1073409A JPH1073409A JP8248561A JP24856196A JPH1073409A JP H1073409 A JPH1073409 A JP H1073409A JP 8248561 A JP8248561 A JP 8248561A JP 24856196 A JP24856196 A JP 24856196A JP H1073409 A JPH1073409 A JP H1073409A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 屈折率変動の不要な測定および必要な測定の
欠如に起因する測定精度の低下を抑えて、光路の屈折率
変動に起因する測長誤差を高精度に補正することのでき
る光波干渉測定装置。 【解決手段】 測定光路および参照光路を介した測長の
ための第1の光が、屈折率変動の測定のための第1干渉
光生成系(7〜9)および第2干渉光生成系(15〜1
8)を介した後に第2の光および第3の光から分離さ
れ、第3干渉光生成系(12、21)を介して干渉す
る。この構成により、屈折率変動の測定が必要であるに
もかかわらず屈折率変動の測定がなされない測長光路は
比較的短く、屈折率変動の測定が不要であるにもかかわ
らず屈折率変動の測定がなされる非測長光路は全く存在
しないことになる。
欠如に起因する測定精度の低下を抑えて、光路の屈折率
変動に起因する測長誤差を高精度に補正することのでき
る光波干渉測定装置。 【解決手段】 測定光路および参照光路を介した測長の
ための第1の光が、屈折率変動の測定のための第1干渉
光生成系(7〜9)および第2干渉光生成系(15〜1
8)を介した後に第2の光および第3の光から分離さ
れ、第3干渉光生成系(12、21)を介して干渉す
る。この構成により、屈折率変動の測定が必要であるに
もかかわらず屈折率変動の測定がなされない測長光路は
比較的短く、屈折率変動の測定が不要であるにもかかわ
らず屈折率変動の測定がなされる非測長光路は全く存在
しないことになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光波干渉測定装置に
関し、特に高精度な変位計測を行うための光波干渉測定
装置に関するものである。
関し、特に高精度な変位計測を行うための光波干渉測定
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来の光波干渉測定装置の構
成を概略的に示す図である。図11の光波干渉測定装置
は、移動鏡6の光軸方向(図中矢印方向)の変位量Dを
測長するものである。光源1は、周波数ω1 の光と周波
数ω1'(ω1'=ω1+Δω1 )の光とを含む光を射出す
る。この2つの光は、周波数が互いにわずかに異なり、
偏光方位が互いに直交している。
成を概略的に示す図である。図11の光波干渉測定装置
は、移動鏡6の光軸方向(図中矢印方向)の変位量Dを
測長するものである。光源1は、周波数ω1 の光と周波
数ω1'(ω1'=ω1+Δω1 )の光とを含む光を射出す
る。この2つの光は、周波数が互いにわずかに異なり、
偏光方位が互いに直交している。
【0003】この2つの異なる周波数の光は、ビームス
プリッタのような光分離素子2を介して偏光ビームスプ
リッタのような偏光分離素子4に入射し、周波数ω1'の
光と周波数ω1 の光とに分離される。周波数ω1'の光は
参照光となり、固定鏡5で反射された後、再び偏光分離
素子4に戻る。また、周波数ω1 の光は測定光となり、
移動鏡6で反射された後、再び偏光分離素子4に戻る。
プリッタのような光分離素子2を介して偏光ビームスプ
リッタのような偏光分離素子4に入射し、周波数ω1'の
光と周波数ω1 の光とに分離される。周波数ω1'の光は
参照光となり、固定鏡5で反射された後、再び偏光分離
素子4に戻る。また、周波数ω1 の光は測定光となり、
移動鏡6で反射された後、再び偏光分離素子4に戻る。
【0004】偏光分離素子4に戻ってきた測定光と参照
光とは、同一光路に沿って偏光分離素子4から射出され
る。同一光路に沿って偏光分離素子4から射出された測
定光と参照光とは、偏光板21を介して干渉する。偏光
板21は、具体的には参照光の偏光方位と測定光の偏光
方位とに対してそれぞれ45°傾いて配置された偏光素
子である。偏光板21を介して生成された干渉光は、受
光素子22で光電変換され、測定ビート信号(周波数Δ
ω1 )101として位相計105に入力される。
光とは、同一光路に沿って偏光分離素子4から射出され
る。同一光路に沿って偏光分離素子4から射出された測
定光と参照光とは、偏光板21を介して干渉する。偏光
板21は、具体的には参照光の偏光方位と測定光の偏光
方位とに対してそれぞれ45°傾いて配置された偏光素
子である。偏光板21を介して生成された干渉光は、受
光素子22で光電変換され、測定ビート信号(周波数Δ
ω1 )101として位相計105に入力される。
【0005】一方、光源1から射出された2つの異なる
周波数の光の一部は光分離素子2で反射され、偏光板2
3を介して干渉する。偏光板23を介して生成された干
渉光は受光素子24によって光電変換され、参照ビート
信号(周波数Δω1 )100として位相計105に入力
される。なお、偏光板23は、偏光板21と同様に2つ
の異なる周波数の光(周波数ω1'の光および周波数ω1
の光)を干渉させる偏光素子である。
周波数の光の一部は光分離素子2で反射され、偏光板2
3を介して干渉する。偏光板23を介して生成された干
渉光は受光素子24によって光電変換され、参照ビート
信号(周波数Δω1 )100として位相計105に入力
される。なお、偏光板23は、偏光板21と同様に2つ
の異なる周波数の光(周波数ω1'の光および周波数ω1
の光)を干渉させる偏光素子である。
【0006】位相計105は、参照ビート信号100に
対する測定ビート信号101の位相変化を測定すること
によって移動鏡6の変位量D(ω1 )を求め、その変位
量情報を信号107として演算器108に出力する。
対する測定ビート信号101の位相変化を測定すること
によって移動鏡6の変位量D(ω1 )を求め、その変位
量情報を信号107として演算器108に出力する。
【0007】ところで、図11のような光波の干渉によ
る測長を精密(高精度)に行うためには、光路中の空気
(またはその他の気体)の屈折率変動を無視することが
できない。そこで、従来の光波干渉測定装置は、図11
に示すように、測定光路中の空気の屈折率変動に起因す
る測長誤差の補正手段としてエアセンサ532を備えて
いる。すなわち、エアセンサ532を用いて測定光路中
の大気の温度、圧力、湿度を測定し、この測定結果に基
づいて光の波長を補正することによって、空気の屈折率
変動に起因する測長誤差を補正している。
る測長を精密(高精度)に行うためには、光路中の空気
(またはその他の気体)の屈折率変動を無視することが
できない。そこで、従来の光波干渉測定装置は、図11
に示すように、測定光路中の空気の屈折率変動に起因す
る測長誤差の補正手段としてエアセンサ532を備えて
いる。すなわち、エアセンサ532を用いて測定光路中
の大気の温度、圧力、湿度を測定し、この測定結果に基
づいて光の波長を補正することによって、空気の屈折率
変動に起因する測長誤差を補正している。
【0008】すなわち、移動鏡の真の変位量をDとし、
空気の屈折率をnとし、nは空間的に一様であるとする
と、光波干渉測定装置で測定される変位量D(ω1 )
は、
空気の屈折率をnとし、nは空間的に一様であるとする
と、光波干渉測定装置で測定される変位量D(ω1 )
は、
【数1】D(ω1 )=nD (1) と表される。
【0009】したがって、測定光路に沿った空気の温
度、圧力、湿度をエアセンサ532で測定することによ
り、屈折率nを求めることができる。すなわち、演算器
108は、位相計105からの変位D(ω1 )の信号1
07と、エアセンサ532からの温度、圧力、湿度の測
定信号106と、式(2)に示す演算式とに基づいて、
移動鏡6の真の変位量Dを求めることができる。
度、圧力、湿度をエアセンサ532で測定することによ
り、屈折率nを求めることができる。すなわち、演算器
108は、位相計105からの変位D(ω1 )の信号1
07と、エアセンサ532からの温度、圧力、湿度の測
定信号106と、式(2)に示す演算式とに基づいて、
移動鏡6の真の変位量Dを求めることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
技術では、測定光路の1箇所のみにおいて空気の温度、
圧力、湿度をエアセンサで検出している。このため、空
気の屈折率が測定光路および参照光路に沿って一様に変
動している場合には正確な補正が可能であるが、空気の
屈折率が測定光路上および参照光路上において局所的に
変動している場合には、空気の屈折率変動に起因する測
長誤差を正確に補正することができないという不都合が
あった。
技術では、測定光路の1箇所のみにおいて空気の温度、
圧力、湿度をエアセンサで検出している。このため、空
気の屈折率が測定光路および参照光路に沿って一様に変
動している場合には正確な補正が可能であるが、空気の
屈折率が測定光路上および参照光路上において局所的に
変動している場合には、空気の屈折率変動に起因する測
長誤差を正確に補正することができないという不都合が
あった。
【0011】そこで、本発明者等は、特願平7−609
69号および特願平7−64537号の明細書および図
面において、2つの異なる周波数の光を用いて空気の屈
折率変動に起因する測長誤差を補正することの可能な光
波干渉測定装置を提案している。なお、特願平7−60
969号および特願平7−64537号の明細書および
図面に開示された光波干渉測定装置は、本件出願時に未
だ公開されておらず、本件出願の従来技術に属していな
い。
69号および特願平7−64537号の明細書および図
面において、2つの異なる周波数の光を用いて空気の屈
折率変動に起因する測長誤差を補正することの可能な光
波干渉測定装置を提案している。なお、特願平7−60
969号および特願平7−64537号の明細書および
図面に開示された光波干渉測定装置は、本件出願時に未
だ公開されておらず、本件出願の従来技術に属していな
い。
【0012】図10は、特願平7−60969号および
特願平7−64537号の明細書および図面に開示の光
波干渉測定装置の構成を概略的に示す図である。なお、
図10において、図11の従来の光波干渉測定装置の構
成要素と同様な要素については同じ参照符号を付してい
る。以下、図11の装置との相違に着目して図10の装
置の説明を行い、重複する説明を省略する。
特願平7−64537号の明細書および図面に開示の光
波干渉測定装置の構成を概略的に示す図である。なお、
図10において、図11の従来の光波干渉測定装置の構
成要素と同様な要素については同じ参照符号を付してい
る。以下、図11の装置との相違に着目して図10の装
置の説明を行い、重複する説明を省略する。
【0013】図10の光波干渉測定装置では、測長用光
源1から射出される光と同じ光路上に(以下、「同軸
に」と表現する)、2つの異なる周波数ω2 (基本波)
およびω3 (高調波)のレーザ光を結合させている。こ
うして、この2つの異なる周波数のレーザ光により、測
長用干渉計の光路中での空気(または他の気体等)の屈
折率変動を求めることができる。
源1から射出される光と同じ光路上に(以下、「同軸
に」と表現する)、2つの異なる周波数ω2 (基本波)
およびω3 (高調波)のレーザ光を結合させている。こ
うして、この2つの異なる周波数のレーザ光により、測
長用干渉計の光路中での空気(または他の気体等)の屈
折率変動を求めることができる。
【0014】図10の光波干渉測定装置では、光源50
が周波数ω2 の光と周波数ω3 の光とを同軸に射出す
る。周波数ω2 の光および周波数ω3 の光の偏光方位
は、測長用光源1から射出される光の偏光方位に対して
45°の角度をなしている。周波数ω2 の光および周波
数ω3 の光は、たとえばダイクロイックミラーからなる
周波数結合素子3によって測長用光源1から射出された
周波数ω1 の光と同軸に結合する。同軸に結合された光
は、同じ光路を介して、偏光分離素子4に入射する。
が周波数ω2 の光と周波数ω3 の光とを同軸に射出す
る。周波数ω2 の光および周波数ω3 の光の偏光方位
は、測長用光源1から射出される光の偏光方位に対して
45°の角度をなしている。周波数ω2 の光および周波
数ω3 の光は、たとえばダイクロイックミラーからなる
周波数結合素子3によって測長用光源1から射出された
周波数ω1 の光と同軸に結合する。同軸に結合された光
は、同じ光路を介して、偏光分離素子4に入射する。
【0015】周波数ω2 の光および周波数ω3 の光は、
偏光分離素子4によって、固定鏡5側に反射される光
(参照光)と移動鏡6側へ透過する光(測定光)とに分
割される。参照光と測定光とは、その偏光方位が互いに
直交しているが、いずれも周波数ω2 の光および周波数
ω3 の光をそれぞれ含んでいる。偏光分離素子4で反射
された参照光は、たとえばコーナーキューブからなる固
定鏡5で反射された後、偏光分離素子4に再び戻る。一
方、偏光分離素子4を透過した測定光も、たとえばコー
ナーキューブからなる移動鏡6で反射された後、偏光分
離素子4に再び戻る。ここで、偏光分離素子4に入射す
る参照光の入射点と測定光の入射点とが実質的に重なら
ないように、固定鏡5を構成するコーナーキューブおよ
び移動鏡6を構成するコーナーキューブが配置されてい
る。
偏光分離素子4によって、固定鏡5側に反射される光
(参照光)と移動鏡6側へ透過する光(測定光)とに分
割される。参照光と測定光とは、その偏光方位が互いに
直交しているが、いずれも周波数ω2 の光および周波数
ω3 の光をそれぞれ含んでいる。偏光分離素子4で反射
された参照光は、たとえばコーナーキューブからなる固
定鏡5で反射された後、偏光分離素子4に再び戻る。一
方、偏光分離素子4を透過した測定光も、たとえばコー
ナーキューブからなる移動鏡6で反射された後、偏光分
離素子4に再び戻る。ここで、偏光分離素子4に入射す
る参照光の入射点と測定光の入射点とが実質的に重なら
ないように、固定鏡5を構成するコーナーキューブおよ
び移動鏡6を構成するコーナーキューブが配置されてい
る。
【0016】こうして、参照光路(参照光が通る光路)
を介して偏光分離素子4から射出された周波数ω2 の光
および周波数ω3 の光と、測定光路(測定光が通る光
路)を介して偏光分離素子4から射出された周波数ω2
の光および周波数ω3 の光とは、互いに異なる(互いに
空間的に分離された)光路に沿って周波数分離素子50
0に入射する。周波数分離素子500は、たとえばダイ
クロイックミラーで構成され、周波数ω1 近傍の光のみ
を透過し、他の周波数の光を反射する特性を有する。し
たがって、周波数ω2 の光および周波数ω3 の光は、周
波数分離素子500の作用により、測長用光源1からの
光(周波数ω1 近傍の光)から分離される。
を介して偏光分離素子4から射出された周波数ω2 の光
および周波数ω3 の光と、測定光路(測定光が通る光
路)を介して偏光分離素子4から射出された周波数ω2
の光および周波数ω3 の光とは、互いに異なる(互いに
空間的に分離された)光路に沿って周波数分離素子50
0に入射する。周波数分離素子500は、たとえばダイ
クロイックミラーで構成され、周波数ω1 近傍の光のみ
を透過し、他の周波数の光を反射する特性を有する。し
たがって、周波数ω2 の光および周波数ω3 の光は、周
波数分離素子500の作用により、測長用光源1からの
光(周波数ω1 近傍の光)から分離される。
【0017】周波数分離素子500で反射された周波数
ω2 の光および周波数ω3 の光、すなわち参照光路を介
した周波数ω2 の光および周波数ω3 の光と、測定光路
を介した周波数ω2 の光および周波数ω3 の光とは、互
いに異なる光路に沿って偏光回転装置507および51
5並びに屈折光学素子508および516を介し、周波
数変換素子509および517にそれぞれ入射する。周
波数変換素子509および517では、周波数の低い周
波数ω2 の光が周波数の高い周波数ω3 の光に高調波変
換され、周波数の高い周波数ω3 の光はそのまま透過す
る。こうして、周波数変換素子509および517によ
って周波数変換された周波数ω3 の光は、光源部50か
ら射出され所定の光路を介した周波数ω3 の光と干渉す
る。周波数変換素子509および517を介して生成さ
れた干渉光は、屈折光学素子510および518により
平行光に変換された後、受光素子551および552で
それぞれ光電変換される。
ω2 の光および周波数ω3 の光、すなわち参照光路を介
した周波数ω2 の光および周波数ω3 の光と、測定光路
を介した周波数ω2 の光および周波数ω3 の光とは、互
いに異なる光路に沿って偏光回転装置507および51
5並びに屈折光学素子508および516を介し、周波
数変換素子509および517にそれぞれ入射する。周
波数変換素子509および517では、周波数の低い周
波数ω2 の光が周波数の高い周波数ω3 の光に高調波変
換され、周波数の高い周波数ω3 の光はそのまま透過す
る。こうして、周波数変換素子509および517によ
って周波数変換された周波数ω3 の光は、光源部50か
ら射出され所定の光路を介した周波数ω3 の光と干渉す
る。周波数変換素子509および517を介して生成さ
れた干渉光は、屈折光学素子510および518により
平行光に変換された後、受光素子551および552で
それぞれ光電変換される。
【0018】なお、特段の配慮をしない限り、周波数変
換素子509および517によって周波数変換された周
波数ω3 の光の偏光方位は、周波数変換素子509およ
び517に入射する周波数ω3 の光の偏光方位とは異な
る。そこで、上述したように、たとえば複数の波長板か
らなる偏光回転装置507および515を光路中に挿入
し、周波数ω3 の光の偏光方位と周波数ω2 の光の偏光
方位とを独立に変化させている。この偏光回転装置50
7および515の作用により、周波数変換素子509お
よび517によって周波数変換された周波数ω3 の光の
偏光方位と、周波数変換素子509および517に入射
する周波数ω3 の光の偏光方位とを一致させて干渉光を
生成することができる。
換素子509および517によって周波数変換された周
波数ω3 の光の偏光方位は、周波数変換素子509およ
び517に入射する周波数ω3 の光の偏光方位とは異な
る。そこで、上述したように、たとえば複数の波長板か
らなる偏光回転装置507および515を光路中に挿入
し、周波数ω3 の光の偏光方位と周波数ω2 の光の偏光
方位とを独立に変化させている。この偏光回転装置50
7および515の作用により、周波数変換素子509お
よび517によって周波数変換された周波数ω3 の光の
偏光方位と、周波数変換素子509および517に入射
する周波数ω3 の光の偏光方位とを一致させて干渉光を
生成することができる。
【0019】また、屈折光学素子508および516
は、周波数変換の変換効率を大きくするために光路中に
挿入された光学素子であって、参照光および測定光を周
波数変換素子509および517上に集光する機能を有
する。これは、周波数変換素子509および517の変
換効率が、周波数変換される光( すなわち周波数ω2 の
光)の単位面積当たりの光強度の二乗に比例するからで
ある。
は、周波数変換の変換効率を大きくするために光路中に
挿入された光学素子であって、参照光および測定光を周
波数変換素子509および517上に集光する機能を有
する。これは、周波数変換素子509および517の変
換効率が、周波数変換される光( すなわち周波数ω2 の
光)の単位面積当たりの光強度の二乗に比例するからで
ある。
【0020】受光素子551では、参照光路を介した周
波数ω2 の光と周波数ω3 の光とによる干渉信号102
が生成される。また、受光素子552では、測定光路を
介した周波数ω2 の光と周波数ω3 の光とによる干渉信
号103が生成される。受光素子551からの干渉信号
102および受光素子552からの干渉信号103は、
ともに位相計104に供給される。位相計104では、
参照光路を介した周波数ω2 の光と周波数ω3 の光とに
よる干渉信号102と、測定光路を介した周波数ω2 の
光と周波数ω3 の光とによる干渉信号103との位相差
に基づいて、周波数ω3 の光に対する光路長変化D(ω
3 )と周波数ω2 の光に対する光路長変化D(ω2 )と
の差である{D(ω3 )−D(ω2 )}を求める。位相
計104で求められた{D(ω3 )−D(ω2 )}に関
する信号106は、演算器108に供給される。
波数ω2 の光と周波数ω3 の光とによる干渉信号102
が生成される。また、受光素子552では、測定光路を
介した周波数ω2 の光と周波数ω3 の光とによる干渉信
号103が生成される。受光素子551からの干渉信号
102および受光素子552からの干渉信号103は、
ともに位相計104に供給される。位相計104では、
参照光路を介した周波数ω2 の光と周波数ω3 の光とに
よる干渉信号102と、測定光路を介した周波数ω2 の
光と周波数ω3 の光とによる干渉信号103との位相差
に基づいて、周波数ω3 の光に対する光路長変化D(ω
3 )と周波数ω2 の光に対する光路長変化D(ω2 )と
の差である{D(ω3 )−D(ω2 )}を求める。位相
計104で求められた{D(ω3 )−D(ω2 )}に関
する信号106は、演算器108に供給される。
【0021】図10の光波干渉測定装置はまた、移動鏡
6の光軸方向(図中矢印方向)の変位量を測長するため
の光を供給する光源1を備えている。光源1は、周波数
ω1の光と周波数ω1'(ω1'=ω1 +Δω1 )の光とを
含む光を射出する。この2つの光は、周波数が互いにわ
ずかに異なり、偏光方位が互いに直交している。この2
つの異なる周波数の光は、光分離素子2を介して偏光分
離素子4に入射し、周波数ω1'の光と周波数ω1 の光と
に分離される。周波数ω1'の光は参照光となり、固定鏡
5で反射された後、再び偏光分離素子4に戻る。また、
周波数ω1 の光は測定光となり、移動鏡6で反射された
後、再び偏光分離素子4に戻る。このように、周波数ω
1'の参照光は周波数ω2 の光および周波数ω3 の光から
なる参照光と同じ光路に沿って、周波数ω1 の測定光は
周波数ω2 の光および周波数ω3 の光からなる測定光と
同じ光路に沿って、偏光分離素子4にそれぞれ戻る。前
述したように、偏光分離素子4に再び入射する参照光の
入射点と測定光の入射点とは実質的に一致しないように
構成されている。
6の光軸方向(図中矢印方向)の変位量を測長するため
の光を供給する光源1を備えている。光源1は、周波数
ω1の光と周波数ω1'(ω1'=ω1 +Δω1 )の光とを
含む光を射出する。この2つの光は、周波数が互いにわ
ずかに異なり、偏光方位が互いに直交している。この2
つの異なる周波数の光は、光分離素子2を介して偏光分
離素子4に入射し、周波数ω1'の光と周波数ω1 の光と
に分離される。周波数ω1'の光は参照光となり、固定鏡
5で反射された後、再び偏光分離素子4に戻る。また、
周波数ω1 の光は測定光となり、移動鏡6で反射された
後、再び偏光分離素子4に戻る。このように、周波数ω
1'の参照光は周波数ω2 の光および周波数ω3 の光から
なる参照光と同じ光路に沿って、周波数ω1 の測定光は
周波数ω2 の光および周波数ω3 の光からなる測定光と
同じ光路に沿って、偏光分離素子4にそれぞれ戻る。前
述したように、偏光分離素子4に再び入射する参照光の
入射点と測定光の入射点とは実質的に一致しないように
構成されている。
【0022】こうして、参照光路を介して偏光分離素子
4から射出された周波数ω1'の光と、測定光路を介して
偏光分離素子4から射出された周波数ω1 の光とは、互
いに異なる光路に沿って周波数分離素子500に入射す
る。前述したように、周波数分離素子500は、周波数
ω1 近傍の光のみを透過し、他の周波数の光を反射する
特性を有する。したがって、周波数ω1'の参照光および
周波数ω1 の測定光は、周波数分離素子500を透過す
る。周波数分離素子500を透過した周波数ω1'の参照
光は反射鏡501で反射された後に、周波数分離素子5
00を透過した周波数ω1 の測定光は直接に、偏光ビー
ムスプリッタのような偏光結合素子502にそれぞれ入
射する。
4から射出された周波数ω1'の光と、測定光路を介して
偏光分離素子4から射出された周波数ω1 の光とは、互
いに異なる光路に沿って周波数分離素子500に入射す
る。前述したように、周波数分離素子500は、周波数
ω1 近傍の光のみを透過し、他の周波数の光を反射する
特性を有する。したがって、周波数ω1'の参照光および
周波数ω1 の測定光は、周波数分離素子500を透過す
る。周波数分離素子500を透過した周波数ω1'の参照
光は反射鏡501で反射された後に、周波数分離素子5
00を透過した周波数ω1 の測定光は直接に、偏光ビー
ムスプリッタのような偏光結合素子502にそれぞれ入
射する。
【0023】偏光結合素子502を介して同軸に結合さ
れた周波数ω1'の参照光と周波数ω1 の測定光とは、偏
光板21を介して干渉する。なお、偏光板21は、たと
えば周波数ω1'の参照光の偏光方位および周波数ω1 の
測定光の偏光方位に対してそれぞれ45°だけ傾いて配
置された偏光素子から構成されている。偏光板21を介
して生成された干渉光は、受光素子22で光電変換され
る。こうして、受光素子22は、干渉光に基づく測定ビ
ート信号(周波数Δω1 )101を位相計105に供給
する。一方、光源1から射出された2つの異なる周波数
の光(周波数ω1 の光および周波数ω1'の光)の一部
は、光分離素子2で反射され、偏光板23を介して干渉
する。偏光板23を介して生成された干渉光は受光素子
24で光電変換され、参照ビート信号(周波数Δω1 )
100として位相計105に入力される。
れた周波数ω1'の参照光と周波数ω1 の測定光とは、偏
光板21を介して干渉する。なお、偏光板21は、たと
えば周波数ω1'の参照光の偏光方位および周波数ω1 の
測定光の偏光方位に対してそれぞれ45°だけ傾いて配
置された偏光素子から構成されている。偏光板21を介
して生成された干渉光は、受光素子22で光電変換され
る。こうして、受光素子22は、干渉光に基づく測定ビ
ート信号(周波数Δω1 )101を位相計105に供給
する。一方、光源1から射出された2つの異なる周波数
の光(周波数ω1 の光および周波数ω1'の光)の一部
は、光分離素子2で反射され、偏光板23を介して干渉
する。偏光板23を介して生成された干渉光は受光素子
24で光電変換され、参照ビート信号(周波数Δω1 )
100として位相計105に入力される。
【0024】位相計105では、参照ビート信号100
に対する測定ビート信号101の位相変化を測定するこ
とによって、屈折率変動の影響を考慮していない移動鏡
6の変位量D(ω1 )を求め、この変位量D(ω1 )に
関する信号107を演算器108に供給する。演算器1
08では、光源1を用いた測長用干渉計で測定した移動
鏡6の変位量D(ω1 )を補正し、移動鏡の真の変位量
(幾何学的な距離)Dが求められる。
に対する測定ビート信号101の位相変化を測定するこ
とによって、屈折率変動の影響を考慮していない移動鏡
6の変位量D(ω1 )を求め、この変位量D(ω1 )に
関する信号107を演算器108に供給する。演算器1
08では、光源1を用いた測長用干渉計で測定した移動
鏡6の変位量D(ω1 )を補正し、移動鏡の真の変位量
(幾何学的な距離)Dが求められる。
【0025】以下、移動鏡6の変位量D(ω1 )から真
の変位量(幾何学的な距離)Dへの補正について説明す
る。周波数ω1 、ω2 および周波数ω3 の光に対する光
路長変化D(ω1 )、D(ω2 )およびD(ω3 )は、
それぞれ次の式(3)乃至(5)により表される。
の変位量(幾何学的な距離)Dへの補正について説明す
る。周波数ω1 、ω2 および周波数ω3 の光に対する光
路長変化D(ω1 )、D(ω2 )およびD(ω3 )は、
それぞれ次の式(3)乃至(5)により表される。
【数2】 D(ω1 )={1+N・F(ω1 )}×D (3)
【数3】 D(ω2 )={1+N・F(ω2 )}×D (4)
【数4】 D(ω3 )={1+N・F(ω3 )}×D (5)
【0026】ここで、Dは幾何学的な距離であり、Nは
空気の密度である。また、F(ω)は、空気の構成比が
不変であれば空気の密度に依存することなく光の周波数
ωのみに依存する関数である。上述の式(3)〜(5)
より、幾何学的距離Dは次の式(6)によって与えられ
る。
空気の密度である。また、F(ω)は、空気の構成比が
不変であれば空気の密度に依存することなく光の周波数
ωのみに依存する関数である。上述の式(3)〜(5)
より、幾何学的距離Dは次の式(6)によって与えられ
る。
【数5】 D=D(ω1 )−A{D(ω3 )−D(ω2 )} (6) 但し、A=F(ω1 )/{F(ω3 )−F(ω2 )}で
ある。
ある。
【0027】式(6)の右辺第2項のD(ω3 )−D
(ω2 )は、上述したように、位相計104によって求
めることができる。また、右辺第1項のD(ω1 )は、
位相計105によって求めることができる。したがっ
て、演算器108では、位相計104の出力信号106
と位相計105の出力信号107とに基づいて、式
(6)の演算式により、移動鏡の真の変位量Dを求める
ことができる。図10の光波干渉測定装置では、光源5
0からの周波数ω2 の光および周波数ω3 の光が、光源
1から射出された測長用の光と同軸に所定の光路を通過
する。このため、空気の屈折率変動が測定光路および参
照光路に沿って一様でない場合も、空気の屈折率変動に
起因する測長誤差を補正し、移動鏡の光軸方向の変位量
を高精度に測定することができる。
(ω2 )は、上述したように、位相計104によって求
めることができる。また、右辺第1項のD(ω1 )は、
位相計105によって求めることができる。したがっ
て、演算器108では、位相計104の出力信号106
と位相計105の出力信号107とに基づいて、式
(6)の演算式により、移動鏡の真の変位量Dを求める
ことができる。図10の光波干渉測定装置では、光源5
0からの周波数ω2 の光および周波数ω3 の光が、光源
1から射出された測長用の光と同軸に所定の光路を通過
する。このため、空気の屈折率変動が測定光路および参
照光路に沿って一様でない場合も、空気の屈折率変動に
起因する測長誤差を補正し、移動鏡の光軸方向の変位量
を高精度に測定することができる。
【0028】しかしながら、図10の光波干渉測定装置
において、空気の屈折率変動が測定されるべき測長干渉
計の光路のうち実際に屈折率変動が測定されている光路
は、偏光分離素子4から周波数分離素子500までの参
照光の光路および測定光の光路だけである。したがっ
て、参照光である周波数ω1'の光が通る周波数分離素子
500から偏光結合素子502までの光路および測定光
である周波数ω1 の光が通る周波数分離素子500から
偏光結合素子502までの光路において、屈折率変動の
測定が必要であるにもかかわらず屈折率変動が測定され
ていない。また、参照光である周波数ω2 の光および周
波数ω3 の光が通る周波数分離素子500から周波数変
換素子509までの光路および測定光である周波数ω2
の光および周波数ω3 の光が通る周波数分離素子500
から周波数変換素子517までの光路において、測長干
渉計の光路ではなく屈折率変動の測定が不要であるにも
かかわらず屈折率変動が測定されている。
において、空気の屈折率変動が測定されるべき測長干渉
計の光路のうち実際に屈折率変動が測定されている光路
は、偏光分離素子4から周波数分離素子500までの参
照光の光路および測定光の光路だけである。したがっ
て、参照光である周波数ω1'の光が通る周波数分離素子
500から偏光結合素子502までの光路および測定光
である周波数ω1 の光が通る周波数分離素子500から
偏光結合素子502までの光路において、屈折率変動の
測定が必要であるにもかかわらず屈折率変動が測定され
ていない。また、参照光である周波数ω2 の光および周
波数ω3 の光が通る周波数分離素子500から周波数変
換素子509までの光路および測定光である周波数ω2
の光および周波数ω3 の光が通る周波数分離素子500
から周波数変換素子517までの光路において、測長干
渉計の光路ではなく屈折率変動の測定が不要であるにも
かかわらず屈折率変動が測定されている。
【0029】このように、図10の光波干渉測定装置で
は、屈折率変動の測定が不要な非測長光路において屈折
率変動の測定がなされ、屈折率変動の測定が必要な測長
光路において屈折率変動の測定がなされていない。その
結果、屈折率変動の不要な測定および必要な測定の欠如
に起因して、装置の測定精度が低下することが考えられ
る。本発明は、前述の課題に鑑みてなされたものであ
り、屈折率変動の不要な測定および必要な測定の欠如に
起因する測定精度の低下を抑えて、光路の屈折率変動に
起因する測長誤差を高精度に補正することのできる光波
干渉測定装置を提供することを目的とする。
は、屈折率変動の測定が不要な非測長光路において屈折
率変動の測定がなされ、屈折率変動の測定が必要な測長
光路において屈折率変動の測定がなされていない。その
結果、屈折率変動の不要な測定および必要な測定の欠如
に起因して、装置の測定精度が低下することが考えられ
る。本発明は、前述の課題に鑑みてなされたものであ
り、屈折率変動の不要な測定および必要な測定の欠如に
起因する測定精度の低下を抑えて、光路の屈折率変動に
起因する測長誤差を高精度に補正することのできる光波
干渉測定装置を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明において、所定の周波数を有する第1の光を
出力するための光源と、互いに異なる周波数を有する第
2の光および第3の光を同一光路に沿って出力するため
の光源部と、前記光源からの前記第1の光と前記光源部
からの前記第2の光および前記第3の光とを同一光路に
沿って結合するための周波数結合手段と、前記周波数結
合手段を介した前記第1の光、前記第2の光および前記
第3の光を、固定鏡までの参照光路に沿って導かれる参
照光と、移動鏡までの測定光路に沿って導かれる測定光
とにそれぞれ偏光分離するための偏光分離手段と、前記
測定光路を介した前記第2の光および前記第3の光のう
ち一方の光の周波数を他方の光の周波数とほぼ一致させ
て第1干渉光を生成するための第1干渉光生成系と、前
記参照光路を介した前記第2の光および前記第3の光の
うち一方の光の周波数を他方の光の周波数とほぼ一致さ
せて第2干渉光を生成するための第2干渉光生成系と、
前記測定光路および前記第1干渉光生成系を介した前記
第1の光、前記第2の光および前記第3の光を、前記第
1の光と前記第2の光および前記第3の光とに周波数分
離するための第1周波数分離手段と、前記参照光路およ
び前記第2干渉光生成系を介した前記第1の光、前記第
2の光および前記第3の光を、前記第1の光と前記第2
の光および前記第3の光とに周波数分離するための第2
周波数分離手段と、前記測定光路を介して前記第1周波
数分離手段によって分離された前記第1の光と前記参照
光路を介して前記第2周波数分離手段によって分離され
た前記第1の光とに基づいて第3干渉光を生成するため
の第3干渉光生成系とを備え、前記第3干渉光に基づい
て測定された前記移動鏡の変位量を、前記第1干渉光お
よび前記第2干渉光に基づいて測定された前記測定光路
中および前記参照光路中の屈折率変動情報に基づいて補
正することを特徴とする光波干渉測定装置を提供する。
に、本発明において、所定の周波数を有する第1の光を
出力するための光源と、互いに異なる周波数を有する第
2の光および第3の光を同一光路に沿って出力するため
の光源部と、前記光源からの前記第1の光と前記光源部
からの前記第2の光および前記第3の光とを同一光路に
沿って結合するための周波数結合手段と、前記周波数結
合手段を介した前記第1の光、前記第2の光および前記
第3の光を、固定鏡までの参照光路に沿って導かれる参
照光と、移動鏡までの測定光路に沿って導かれる測定光
とにそれぞれ偏光分離するための偏光分離手段と、前記
測定光路を介した前記第2の光および前記第3の光のう
ち一方の光の周波数を他方の光の周波数とほぼ一致させ
て第1干渉光を生成するための第1干渉光生成系と、前
記参照光路を介した前記第2の光および前記第3の光の
うち一方の光の周波数を他方の光の周波数とほぼ一致さ
せて第2干渉光を生成するための第2干渉光生成系と、
前記測定光路および前記第1干渉光生成系を介した前記
第1の光、前記第2の光および前記第3の光を、前記第
1の光と前記第2の光および前記第3の光とに周波数分
離するための第1周波数分離手段と、前記参照光路およ
び前記第2干渉光生成系を介した前記第1の光、前記第
2の光および前記第3の光を、前記第1の光と前記第2
の光および前記第3の光とに周波数分離するための第2
周波数分離手段と、前記測定光路を介して前記第1周波
数分離手段によって分離された前記第1の光と前記参照
光路を介して前記第2周波数分離手段によって分離され
た前記第1の光とに基づいて第3干渉光を生成するため
の第3干渉光生成系とを備え、前記第3干渉光に基づい
て測定された前記移動鏡の変位量を、前記第1干渉光お
よび前記第2干渉光に基づいて測定された前記測定光路
中および前記参照光路中の屈折率変動情報に基づいて補
正することを特徴とする光波干渉測定装置を提供する。
【0031】本発明の好ましい態様によれば、前記固定
鏡および前記移動鏡は、前記測定光路を介して前記偏光
分離手段から射出される測定光と前記参照光路を介して
前記偏光分離手段から射出される参照光とを互いに空間
的に分離するように配置されている。この場合、前記固
定鏡および前記移動鏡は、それぞれコーナーキューブプ
リズムからなり、前記固定鏡で反射された前記参照光が
前記偏光分離手段に入射する位置と、前記移動鏡で反射
された前記測定光が前記偏光分離手段に入射する位置と
が実質的に異なるように前記2つのコーナーキューブプ
リズムが配置されていることが好ましい。
鏡および前記移動鏡は、前記測定光路を介して前記偏光
分離手段から射出される測定光と前記参照光路を介して
前記偏光分離手段から射出される参照光とを互いに空間
的に分離するように配置されている。この場合、前記固
定鏡および前記移動鏡は、それぞれコーナーキューブプ
リズムからなり、前記固定鏡で反射された前記参照光が
前記偏光分離手段に入射する位置と、前記移動鏡で反射
された前記測定光が前記偏光分離手段に入射する位置と
が実質的に異なるように前記2つのコーナーキューブプ
リズムが配置されていることが好ましい。
【0032】また、本発明の好ましい態様によれば、前
記第1干渉光生成系は、前記測定光路を介した前記第2
の光および前記第3の光のうち少なくとも一方の光の偏
光方位を調整するための第1偏光回転手段と、該第1偏
光回転手段を介した前記第2の光および前記第3の光の
うち一方の光の周波数を他方の光の周波数とほぼ一致さ
せるための第1周波数変換手段と、前記第1偏光回転手
段を介した前記第2の光および前記第3の光を前記第1
周波数変換手段上に集光させるための第1集光手段とを
有し、前記第2干渉光生成系は、前記参照光路を介した
前記第2の光および前記第3の光のうち少なくとも一方
の光の偏光方位を調整するための第2偏光回転手段と、
該第2偏光回転手段を介した前記第2の光および前記第
3の光のうち一方の光の周波数を他方の光の周波数とほ
ぼ一致させるための第2周波数変換手段と、前記第2偏
光回転手段を介した前記第2の光および前記第3の光を
前記第2周波数変換手段上に集光させるための第2集光
手段とを有する。
記第1干渉光生成系は、前記測定光路を介した前記第2
の光および前記第3の光のうち少なくとも一方の光の偏
光方位を調整するための第1偏光回転手段と、該第1偏
光回転手段を介した前記第2の光および前記第3の光の
うち一方の光の周波数を他方の光の周波数とほぼ一致さ
せるための第1周波数変換手段と、前記第1偏光回転手
段を介した前記第2の光および前記第3の光を前記第1
周波数変換手段上に集光させるための第1集光手段とを
有し、前記第2干渉光生成系は、前記参照光路を介した
前記第2の光および前記第3の光のうち少なくとも一方
の光の偏光方位を調整するための第2偏光回転手段と、
該第2偏光回転手段を介した前記第2の光および前記第
3の光のうち一方の光の周波数を他方の光の周波数とほ
ぼ一致させるための第2周波数変換手段と、前記第2偏
光回転手段を介した前記第2の光および前記第3の光を
前記第2周波数変換手段上に集光させるための第2集光
手段とを有する。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明では、測定光路および参照
光路を介した測長のための第1の光が、屈折率変動の測
定のための第1干渉光生成系および第2干渉光生成系を
介した後に第2の光および第3の光から分離され、第3
干渉光生成系を介して干渉する。この構成により、本発
明では、屈折率変動の測定が必要であるにもかかわらず
屈折率変動の測定がなされない測長光路は比較的短く、
屈折率変動の測定が不要であるにもかかわらず屈折率変
動の測定がなされる非測長光路は全く存在しないことに
なる。その結果、屈折率変動の不要な測定に起因する測
定精度の低下を回避するとともに、屈折率変動の必要な
測定の欠如に起因する測定精度の低下を小さく抑えるこ
とができる。
光路を介した測長のための第1の光が、屈折率変動の測
定のための第1干渉光生成系および第2干渉光生成系を
介した後に第2の光および第3の光から分離され、第3
干渉光生成系を介して干渉する。この構成により、本発
明では、屈折率変動の測定が必要であるにもかかわらず
屈折率変動の測定がなされない測長光路は比較的短く、
屈折率変動の測定が不要であるにもかかわらず屈折率変
動の測定がなされる非測長光路は全く存在しないことに
なる。その結果、屈折率変動の不要な測定に起因する測
定精度の低下を回避するとともに、屈折率変動の必要な
測定の欠如に起因する測定精度の低下を小さく抑えるこ
とができる。
【0034】以下、本発明の実施例を、添付図面に基づ
いて説明する。図1は、本発明の第1実施例にかかる光
波干渉測定装置の構成を概略的に示す図である。また、
図2は、図1の光源部50の内部構成を示す図である。
なお、第1実施例の光波干渉測定装置では、いわゆるホ
モダイン干渉方式を用いて屈折率変動の測定を行ってい
る。図1の光波干渉測定装置は、屈折率変動を測定する
ための光を供給する光源部50を備えている。光源部5
0は、周波数ω2 の光と周波数ω3 の光とを同軸に射出
する。光源部50から射出される周波数ω2 の光の偏光
方位と周波数ω3 の光の偏光方位とは互いに一致し、後
述する測長用光源1から射出される光の偏光方位に対し
て45°の角度をなしている。
いて説明する。図1は、本発明の第1実施例にかかる光
波干渉測定装置の構成を概略的に示す図である。また、
図2は、図1の光源部50の内部構成を示す図である。
なお、第1実施例の光波干渉測定装置では、いわゆるホ
モダイン干渉方式を用いて屈折率変動の測定を行ってい
る。図1の光波干渉測定装置は、屈折率変動を測定する
ための光を供給する光源部50を備えている。光源部5
0は、周波数ω2 の光と周波数ω3 の光とを同軸に射出
する。光源部50から射出される周波数ω2 の光の偏光
方位と周波数ω3 の光の偏光方位とは互いに一致し、後
述する測長用光源1から射出される光の偏光方位に対し
て45°の角度をなしている。
【0035】図2を参照すると、光源部50は、周波数
ω2 の光を射出する光源200と、周波数変換素子20
1と、偏光回転装置209とから構成されている。光源
200から射出された周波数ω2 の光は、周波数変換素
子201に入射する。周波数変換素子201では、光源
200からの周波数ω2 の光の一部は周波数変換されて
周波数ω3 の光となり、残りは周波数ω2 のまま透過す
る。周波数変換素子201から射出された周波数ω2 の
光の偏光方位および周波数ω3 の光の偏光方位は、偏光
回転装置209の作用によりそれぞれ調整される。その
結果、光源部50から周波数ω2 の光の偏光方位と周波
数ω3 の光の偏光方位とが一致し、光源1から射出され
る光の偏光方位に対して45°の角度をなす。
ω2 の光を射出する光源200と、周波数変換素子20
1と、偏光回転装置209とから構成されている。光源
200から射出された周波数ω2 の光は、周波数変換素
子201に入射する。周波数変換素子201では、光源
200からの周波数ω2 の光の一部は周波数変換されて
周波数ω3 の光となり、残りは周波数ω2 のまま透過す
る。周波数変換素子201から射出された周波数ω2 の
光の偏光方位および周波数ω3 の光の偏光方位は、偏光
回転装置209の作用によりそれぞれ調整される。その
結果、光源部50から周波数ω2 の光の偏光方位と周波
数ω3 の光の偏光方位とが一致し、光源1から射出され
る光の偏光方位に対して45°の角度をなす。
【0036】光源部50から射出された周波数ω2 の光
および周波数ω3 の光は、たとえばダイクロイックミラ
ーからなる周波数結合素子3によって反射され、測長用
光源1からの光(周波数ω1 近傍の光)と同軸に結合さ
れる。なお、周波数結合素子3は、周波数ω1 近傍の光
のみを透過し、他の周波数の光を反射する特性を有す
る。周波数結合素子3で反射された周波数ω2 の光およ
び周波数ω3 の光は、偏光ビームスプリッタのような偏
光分離素子4に入射する。偏光分離素子4は、周波数ω
2 の光および周波数ω3 の光の偏光方位に対して45°
だけ傾いて配置されている。したがって、偏光分離素子
4に入射した光は、2つの光、すなわち偏光分離素子4
で反射されて固定鏡5に導かれる参照光と、偏光分離素
子4を透過して移動鏡6に導かれる測定光とに分割され
る。このように、参照光と測定光とは偏光方位が互いに
直交しており、いずれも周波数ω2 の光および周波数ω
3 の光の双方を含んでいる。
および周波数ω3 の光は、たとえばダイクロイックミラ
ーからなる周波数結合素子3によって反射され、測長用
光源1からの光(周波数ω1 近傍の光)と同軸に結合さ
れる。なお、周波数結合素子3は、周波数ω1 近傍の光
のみを透過し、他の周波数の光を反射する特性を有す
る。周波数結合素子3で反射された周波数ω2 の光およ
び周波数ω3 の光は、偏光ビームスプリッタのような偏
光分離素子4に入射する。偏光分離素子4は、周波数ω
2 の光および周波数ω3 の光の偏光方位に対して45°
だけ傾いて配置されている。したがって、偏光分離素子
4に入射した光は、2つの光、すなわち偏光分離素子4
で反射されて固定鏡5に導かれる参照光と、偏光分離素
子4を透過して移動鏡6に導かれる測定光とに分割され
る。このように、参照光と測定光とは偏光方位が互いに
直交しており、いずれも周波数ω2 の光および周波数ω
3 の光の双方を含んでいる。
【0037】偏光分離素子4で反射された参照光は、た
とえばコーナキューブからなる固定鏡5で反射された
後、再び偏光分離素子4に戻る。一方、偏光分離素子4
を透過した測定光も、たとえばコーナキューブからなる
移動鏡6で反射された後、再び偏光分離素子4に戻る。
このとき、偏光分離素子4に再び入射する参照光の入射
点と測定光の入射点とが実質的に重ならないように、参
照光用のコーナーキューブ5および測定光用のコーナー
キューブ6がそれぞれ配置されている。
とえばコーナキューブからなる固定鏡5で反射された
後、再び偏光分離素子4に戻る。一方、偏光分離素子4
を透過した測定光も、たとえばコーナキューブからなる
移動鏡6で反射された後、再び偏光分離素子4に戻る。
このとき、偏光分離素子4に再び入射する参照光の入射
点と測定光の入射点とが実質的に重ならないように、参
照光用のコーナーキューブ5および測定光用のコーナー
キューブ6がそれぞれ配置されている。
【0038】こうして、参照光路(参照光が通る光路)
を介した周波数ω2 の光および周波数ω3 の光と、測定
光路(測定光が通る光路)を介した周波数ω2 の光およ
び周波数ω3 の光とは、互いに異なる(互いに空間的に
分離された)光路に沿って偏光分離素子4から射出され
る。偏光分離素子4から射出された周波数ω2 の光およ
び周波数ω3 の光からなる参照光は、偏光回転装置7に
入射する。また、偏光分離素子4から射出された周波数
ω2 の光および周波数ω3 の光からなる測定光は、反射
鏡13および14を介して偏光回転装置15に入射す
る。偏光回転装置7および15を介した参照光および測
定光は、屈折光学素子8および16によって集光された
後、周波数変換素子9および17にそれぞれ入射する。
を介した周波数ω2 の光および周波数ω3 の光と、測定
光路(測定光が通る光路)を介した周波数ω2 の光およ
び周波数ω3 の光とは、互いに異なる(互いに空間的に
分離された)光路に沿って偏光分離素子4から射出され
る。偏光分離素子4から射出された周波数ω2 の光およ
び周波数ω3 の光からなる参照光は、偏光回転装置7に
入射する。また、偏光分離素子4から射出された周波数
ω2 の光および周波数ω3 の光からなる測定光は、反射
鏡13および14を介して偏光回転装置15に入射す
る。偏光回転装置7および15を介した参照光および測
定光は、屈折光学素子8および16によって集光された
後、周波数変換素子9および17にそれぞれ入射する。
【0039】周波数変換素子9および17では、周波数
の低い周波数ω2 の光は周波数の高い周波数ω3 の光に
高調波変換され、周波数の高い周波数ω3 の光はそのま
ま透過する。周波数変換素子9および17によって周波
数変換された周波数ω3 の光は、光源部50から射出さ
れ所定の光路を介した周波数ω3 の光と干渉する。周波
数変換素子9および17を介して生成された干渉光は、
屈折光学素子10および18により平行光に変換された
後、周波数分離素子11および19にそれぞれ入射す
る。周波数分離素子11および19は、たとえばダイク
ロイックミラーで構成され、周波数ω1 近傍の光のみを
反射し、他の周波数の光を透過する特性を有する。した
がって、周波数分離素子11および19の作用により、
周波数ω2 の光および周波数ω3 の光は、測長用光源1
からの光(周波数ω1 近傍の光)から分離される。
の低い周波数ω2 の光は周波数の高い周波数ω3 の光に
高調波変換され、周波数の高い周波数ω3 の光はそのま
ま透過する。周波数変換素子9および17によって周波
数変換された周波数ω3 の光は、光源部50から射出さ
れ所定の光路を介した周波数ω3 の光と干渉する。周波
数変換素子9および17を介して生成された干渉光は、
屈折光学素子10および18により平行光に変換された
後、周波数分離素子11および19にそれぞれ入射す
る。周波数分離素子11および19は、たとえばダイク
ロイックミラーで構成され、周波数ω1 近傍の光のみを
反射し、他の周波数の光を透過する特性を有する。した
がって、周波数分離素子11および19の作用により、
周波数ω2 の光および周波数ω3 の光は、測長用光源1
からの光(周波数ω1 近傍の光)から分離される。
【0040】周波数分離素子11を透過した干渉光(参
照光路を介した周波数ω2 の光と周波数ω3 の光との干
渉光)、および周波数分離素子19を透過した干渉光
(測定光路を介した周波数ω2 の光と周波数ω3 の光と
の干渉光)は、受光素子51および52でそれぞれ光電
変換される。こうして、受光素子51では、参照光路を
介した周波数ω2 の光と周波数ω3の光とに基づく干渉
信号102が生成される。また、受光素子52では、測
定光路を介した周波数ω2 の光と周波数ω3 の光とに基
づく干渉信号103が生成される。受光素子51からの
干渉信号102および受光素子52からの干渉信号10
3は、ともに位相計104に供給される。
照光路を介した周波数ω2 の光と周波数ω3 の光との干
渉光)、および周波数分離素子19を透過した干渉光
(測定光路を介した周波数ω2 の光と周波数ω3 の光と
の干渉光)は、受光素子51および52でそれぞれ光電
変換される。こうして、受光素子51では、参照光路を
介した周波数ω2 の光と周波数ω3の光とに基づく干渉
信号102が生成される。また、受光素子52では、測
定光路を介した周波数ω2 の光と周波数ω3 の光とに基
づく干渉信号103が生成される。受光素子51からの
干渉信号102および受光素子52からの干渉信号10
3は、ともに位相計104に供給される。
【0041】位相計104では、参照光路を介した参照
光路を介した周波数ω2 の光と周波数ω3 の光とに基づ
く干渉信号102と、測定光路を介した周波数ω2 の光
と周波数ω3 の光とに基づく干渉信号103との位相差
に基づいて、周波数ω3 の光に対する光路長変化D(ω
3 )と周波数ω2 の光に対する光路長変化D(ω2 )と
の差である{D(ω3 )−D(ω2 )}を求める。位相
計104で求められた{D(ω3 )−D(ω2 )}に関
する信号106は、演算器108に供給される。
光路を介した周波数ω2 の光と周波数ω3 の光とに基づ
く干渉信号102と、測定光路を介した周波数ω2 の光
と周波数ω3 の光とに基づく干渉信号103との位相差
に基づいて、周波数ω3 の光に対する光路長変化D(ω
3 )と周波数ω2 の光に対する光路長変化D(ω2 )と
の差である{D(ω3 )−D(ω2 )}を求める。位相
計104で求められた{D(ω3 )−D(ω2 )}に関
する信号106は、演算器108に供給される。
【0042】図1の光波干渉測定装置はまた、移動鏡6
の光軸方向(図中矢印方向)の変位量を測長するための
光を供給する測長用光源1を備えている。測長用光源1
は、周波数ω1 の光と周波数ω1'(ω1'=ω1 +Δ
ω1 )の光とを含む光を射出する。測長用光源1から射
出される2つの光は、周波数が互いにわずかに異なり、
偏光方位が互いに直交している。測長用光源1から射出
されたこの2つの異なる周波数の光は、光分離素子2を
介して偏光分離素子4に入射し、周波数ω1'の光と周波
数ω1 の光とに分離される。周波数ω1'の光は参照光と
なり、固定鏡5で反射された後、再び偏光分離素子4に
戻る。また、周波数ω1 の光は測定光となり、移動鏡6
で反射された後、再び偏光分離素子4に戻る。前述した
ように、偏光分離素子4に再び入射する参照光の入射点
と測定光の入射点とは実質的に一致しないように構成さ
れている。
の光軸方向(図中矢印方向)の変位量を測長するための
光を供給する測長用光源1を備えている。測長用光源1
は、周波数ω1 の光と周波数ω1'(ω1'=ω1 +Δ
ω1 )の光とを含む光を射出する。測長用光源1から射
出される2つの光は、周波数が互いにわずかに異なり、
偏光方位が互いに直交している。測長用光源1から射出
されたこの2つの異なる周波数の光は、光分離素子2を
介して偏光分離素子4に入射し、周波数ω1'の光と周波
数ω1 の光とに分離される。周波数ω1'の光は参照光と
なり、固定鏡5で反射された後、再び偏光分離素子4に
戻る。また、周波数ω1 の光は測定光となり、移動鏡6
で反射された後、再び偏光分離素子4に戻る。前述した
ように、偏光分離素子4に再び入射する参照光の入射点
と測定光の入射点とは実質的に一致しないように構成さ
れている。
【0043】こうして、参照光路を介して偏光分離素子
4から射出された周波数ω1'の光と測定光路を介して偏
光分離素子4から射出された周波数ω1 の光とは、互い
に異なる光路に沿って偏光回転装置7および15並びに
屈折光学素子8および16を介して、周波数変換素子9
および17にそれぞれ入射する。周波数変換素子9およ
び17を介した周波数ω1'の参照光および周波数ω1 の
測定光は、屈折光学素子10および18により平行光に
変換された後、周波数分離素子11および19にそれぞ
れ入射する。このように、周波数ω1'の参照光は周波数
ω2 の光および周波数ω3 の光からなる参照光と同じ光
路に沿って、周波数ω1 の測定光は周波数ω2 の光およ
び周波数ω3 の光からなる測定光と同じ光路に沿って、
周波数分離素子11および19までそれぞれ達する。
4から射出された周波数ω1'の光と測定光路を介して偏
光分離素子4から射出された周波数ω1 の光とは、互い
に異なる光路に沿って偏光回転装置7および15並びに
屈折光学素子8および16を介して、周波数変換素子9
および17にそれぞれ入射する。周波数変換素子9およ
び17を介した周波数ω1'の参照光および周波数ω1 の
測定光は、屈折光学素子10および18により平行光に
変換された後、周波数分離素子11および19にそれぞ
れ入射する。このように、周波数ω1'の参照光は周波数
ω2 の光および周波数ω3 の光からなる参照光と同じ光
路に沿って、周波数ω1 の測定光は周波数ω2 の光およ
び周波数ω3 の光からなる測定光と同じ光路に沿って、
周波数分離素子11および19までそれぞれ達する。
【0044】前述したように、周波数分離素子11およ
び19は、周波数ω1 近傍の光のみを反射し、他の周波
数の光を透過する特性を有する。したがって、周波数分
離素子11および19の作用により、周波数ω1'の参照
光および周波数ω1 の測定光は、光源部50からの周波
数ω2 の光および周波数ω3 の光から分離される。すな
わち、周波数分離素子11で反射された周波数ω1'の参
照光は直接に、周波数分離素子19で反射された周波数
ω1 の測定光は反射鏡20で反射された後に、たとえば
偏光ビームスプリッタのような偏光結合素子12にそれ
ぞれ入射する。
び19は、周波数ω1 近傍の光のみを反射し、他の周波
数の光を透過する特性を有する。したがって、周波数分
離素子11および19の作用により、周波数ω1'の参照
光および周波数ω1 の測定光は、光源部50からの周波
数ω2 の光および周波数ω3 の光から分離される。すな
わち、周波数分離素子11で反射された周波数ω1'の参
照光は直接に、周波数分離素子19で反射された周波数
ω1 の測定光は反射鏡20で反射された後に、たとえば
偏光ビームスプリッタのような偏光結合素子12にそれ
ぞれ入射する。
【0045】偏光結合素子12を介して同軸に結合され
た周波数ω1'の参照光と周波数ω1の測定光とは、偏光
板21を介して干渉する。偏光板21を介して生成され
た干渉光は、受光素子22で光電変換される。受光素子
22は、干渉光に基づく測定ビート信号(周波数Δ
ω1 )101を位相計105に供給する。一方、測長用
光源1から射出された2つの異なる周波数の光の一部
は、光分離素子2で反射され、偏光板23を介して干渉
する。偏光板23を介して生成された干渉光は、受光素
子24で光電変換され、参照ビート信号(周波数Δ
ω1 )100として位相計105に入力される。
た周波数ω1'の参照光と周波数ω1の測定光とは、偏光
板21を介して干渉する。偏光板21を介して生成され
た干渉光は、受光素子22で光電変換される。受光素子
22は、干渉光に基づく測定ビート信号(周波数Δ
ω1 )101を位相計105に供給する。一方、測長用
光源1から射出された2つの異なる周波数の光の一部
は、光分離素子2で反射され、偏光板23を介して干渉
する。偏光板23を介して生成された干渉光は、受光素
子24で光電変換され、参照ビート信号(周波数Δ
ω1 )100として位相計105に入力される。
【0046】位相計105では、参照ビート信号100
に対する測定ビート信号101の位相変化を測定するこ
とによって、屈折率変動の影響を考慮していない移動鏡
6の変位量D(ω1 )を求め、この変位量D(ω1 )に
関する信号107を演算器108に供給する。演算器1
08では、光源1を用いた測長用干渉計で測定した移動
鏡6の変位量D(ω1 )を補正し、移動鏡の真の変位量
(幾何学的な距離)Dが求められる。すなわち、演算器
108は、位相計104の出力信号106と位相計10
5の出力信号107と式(6)の演算式とに基づいて、
屈折率変動に起因する測定誤差を補正した移動鏡6の真
の変位量Dを出力する。
に対する測定ビート信号101の位相変化を測定するこ
とによって、屈折率変動の影響を考慮していない移動鏡
6の変位量D(ω1 )を求め、この変位量D(ω1 )に
関する信号107を演算器108に供給する。演算器1
08では、光源1を用いた測長用干渉計で測定した移動
鏡6の変位量D(ω1 )を補正し、移動鏡の真の変位量
(幾何学的な距離)Dが求められる。すなわち、演算器
108は、位相計104の出力信号106と位相計10
5の出力信号107と式(6)の演算式とに基づいて、
屈折率変動に起因する測定誤差を補正した移動鏡6の真
の変位量Dを出力する。
【0047】以上のように、第1実施例では、周波数変
換素子9および17よりも後方に配置された周波数分離
素子11および19において、移動鏡の変位を測定する
ための周波数ω1 の光および周波数ω1'の光と、屈折率
変動の測定のための周波数ω2 の光および周波数ω3 の
光との分離を行っている。その結果、参照光である周波
数ω1'の光が通る周波数分離素子9から偏光結合素子1
2までの比較的短い光路および測定光である周波数ω1
の光が通る周波数分離素子17から偏光結合素子12ま
での比較的短い光路において、屈折率変動の測定が必要
であるにもかかわらず屈折率変動は測定されないことに
なる。しかしながら、第1実施例では、測長干渉計の光
路ではなく屈折率変動の測定が不要であるにもかかわら
ず屈折率変動が測定される光路は全く存在しないことに
なる。
換素子9および17よりも後方に配置された周波数分離
素子11および19において、移動鏡の変位を測定する
ための周波数ω1 の光および周波数ω1'の光と、屈折率
変動の測定のための周波数ω2 の光および周波数ω3 の
光との分離を行っている。その結果、参照光である周波
数ω1'の光が通る周波数分離素子9から偏光結合素子1
2までの比較的短い光路および測定光である周波数ω1
の光が通る周波数分離素子17から偏光結合素子12ま
での比較的短い光路において、屈折率変動の測定が必要
であるにもかかわらず屈折率変動は測定されないことに
なる。しかしながら、第1実施例では、測長干渉計の光
路ではなく屈折率変動の測定が不要であるにもかかわら
ず屈折率変動が測定される光路は全く存在しないことに
なる。
【0048】このように、第1実施例では、屈折率変動
の測定が必要であるにもかかわらず屈折率変動の測定が
なされない測長光路は比較的短く、屈折率変動の測定が
不要であるにもかかわらず屈折率変動の測定がなされる
非測長光路は全く存在しない。したがって、屈折率変動
の不要な測定に起因する測定精度の低下を回避すること
ができる。また、屈折率変動の必要な測定の欠如に起因
する測定精度の低下を小さく抑えることができる。その
結果、第1実施例では、光路の屈折率変動に起因する測
長誤差を高精度に補正することができる。
の測定が必要であるにもかかわらず屈折率変動の測定が
なされない測長光路は比較的短く、屈折率変動の測定が
不要であるにもかかわらず屈折率変動の測定がなされる
非測長光路は全く存在しない。したがって、屈折率変動
の不要な測定に起因する測定精度の低下を回避すること
ができる。また、屈折率変動の必要な測定の欠如に起因
する測定精度の低下を小さく抑えることができる。その
結果、第1実施例では、光路の屈折率変動に起因する測
長誤差を高精度に補正することができる。
【0049】但し、第1実施例の光波干渉測定装置で
は、光路上の屈折率変動の大きさを測定することはでき
るが、屈折率変動の方向すなわち符号を判別することが
できない。つまり、式(6)における{D(ω3 )−D
(ω2 )}の絶対値を求めることはできるが、D
(ω3 )に対してD(ω2 )が小さいのかあるいは大き
いのかを判別することができない。そこで、屈折率変動
の方向を判別するために、図1の受光素子51および5
2でそれぞれ検出される干渉信号102および103の
各々に対して、90°だけ位相のずれた信号を得る必要
がある。
は、光路上の屈折率変動の大きさを測定することはでき
るが、屈折率変動の方向すなわち符号を判別することが
できない。つまり、式(6)における{D(ω3 )−D
(ω2 )}の絶対値を求めることはできるが、D
(ω3 )に対してD(ω2 )が小さいのかあるいは大き
いのかを判別することができない。そこで、屈折率変動
の方向を判別するために、図1の受光素子51および5
2でそれぞれ検出される干渉信号102および103の
各々に対して、90°だけ位相のずれた信号を得る必要
がある。
【0050】90°だけ位相のずれた信号を得る方法
は、一般によく知られている。たとえば、受光素子51
に入射する干渉光を2つの干渉光に分割し、分割された
2つの干渉光のうちの一方の干渉光の位相に対して他方
の干渉光の位相を90°だけずらして検出し、検出され
た2つの干渉光によって得られた2つの信号から屈折率
変動の方向を判別することができる。なお、一方の干渉
光の位相に対して他方の干渉光の位相を90°ずらすに
は、波長板や偏光素子等を用いることができる。受光素
子52で検出される干渉光についても同様に、屈折率変
動の方向を判別することができる。
は、一般によく知られている。たとえば、受光素子51
に入射する干渉光を2つの干渉光に分割し、分割された
2つの干渉光のうちの一方の干渉光の位相に対して他方
の干渉光の位相を90°だけずらして検出し、検出され
た2つの干渉光によって得られた2つの信号から屈折率
変動の方向を判別することができる。なお、一方の干渉
光の位相に対して他方の干渉光の位相を90°ずらすに
は、波長板や偏光素子等を用いることができる。受光素
子52で検出される干渉光についても同様に、屈折率変
動の方向を判別することができる。
【0051】図3は、図1の光源部50の第1変形例を
示す図である。図3に示す光源部50は、2つの異なる
周波数の光すなわち周波数ω2 の光および周波数ω3 の
光を互いにほぼ平行な光路に沿って射出する光源210
を備えている。光源210から射出された周波数ω2 の
光は反射鏡207を介して、周波数ω3 の光は直接に、
周波数結合素子208にそれぞれ入射する。周波数分離
素子208は、たとえばダイクロイックミラーから構成
され、周波数ω2 の光を反射し、周波数ω3 の光を透過
する特性を有する。したがって、周波数結合素子208
を介して結合された周波数ω2 の光および周波数ω3 の
光は、偏光回転装置209を介して光源部50から同軸
に射出される。なお、上述の説明において周波数ω2 の
光の光路と周波数ω3 の光の光路とを逆に構成してもよ
い。また、図3の構成に限定されることなく、光源部5
0について様々な変形例が可能である。
示す図である。図3に示す光源部50は、2つの異なる
周波数の光すなわち周波数ω2 の光および周波数ω3 の
光を互いにほぼ平行な光路に沿って射出する光源210
を備えている。光源210から射出された周波数ω2 の
光は反射鏡207を介して、周波数ω3 の光は直接に、
周波数結合素子208にそれぞれ入射する。周波数分離
素子208は、たとえばダイクロイックミラーから構成
され、周波数ω2 の光を反射し、周波数ω3 の光を透過
する特性を有する。したがって、周波数結合素子208
を介して結合された周波数ω2 の光および周波数ω3 の
光は、偏光回転装置209を介して光源部50から同軸
に射出される。なお、上述の説明において周波数ω2 の
光の光路と周波数ω3 の光の光路とを逆に構成してもよ
い。また、図3の構成に限定されることなく、光源部5
0について様々な変形例が可能である。
【0052】図4は、図1の光源部50の第2変形例を
示す図である。図1の光波干渉測定装置の構成に対して
第2変形例の光源部50を採用することにより、いわゆ
るヘテロダイン干渉方式を用いて屈折率変動の測定を行
うことができる。図4の光源部50では、ヘテロダイン
方式を用いて周波数ω2 の光と周波数ω3 の光との干渉
光を検出するために、周波数変換素子201と偏光回転
装置209との間の光路中に、周波数分離素子205、
周波数変調素子202、周波数結合素子208および反
射鏡206、207を付設している。
示す図である。図1の光波干渉測定装置の構成に対して
第2変形例の光源部50を採用することにより、いわゆ
るヘテロダイン干渉方式を用いて屈折率変動の測定を行
うことができる。図4の光源部50では、ヘテロダイン
方式を用いて周波数ω2 の光と周波数ω3 の光との干渉
光を検出するために、周波数変換素子201と偏光回転
装置209との間の光路中に、周波数分離素子205、
周波数変調素子202、周波数結合素子208および反
射鏡206、207を付設している。
【0053】したがって、周波数変換素子201から射
出された周波数ω2 の光および周波数ω3 の光は、周波
数分離素子205に入射する。周波数分離素子205
は、たとえばダイクロイックミラーから構成され、周波
数ω2 の光を反射し、周波数ω3 の光を透過する特性を
有する。周波数分離素子205で反射された周波数ω2
の光は、反射鏡206および207で反射された後、周
波数結合素子208に入射する。一方、周波数分離素子
205を透過した周波数ω3 の光は、例えば音響光学素
子からなる周波数変調素子202を介して周波数変調さ
れ、周波数ω3 からわずかに周波数のずれた周波数ω3'
の光(ω3'=ω3 +Δω3 )となり、周波数結合素子2
08に入射する。なお、周波数結合素子208は、周波
数分離素子205と同じ機能を有する。こうして、周波
数結合素子208を介して結合された周波数ω2 の光お
よび周波数ω3'の光は、偏光回転装置209を介して光
源部50から同軸に射出される。
出された周波数ω2 の光および周波数ω3 の光は、周波
数分離素子205に入射する。周波数分離素子205
は、たとえばダイクロイックミラーから構成され、周波
数ω2 の光を反射し、周波数ω3 の光を透過する特性を
有する。周波数分離素子205で反射された周波数ω2
の光は、反射鏡206および207で反射された後、周
波数結合素子208に入射する。一方、周波数分離素子
205を透過した周波数ω3 の光は、例えば音響光学素
子からなる周波数変調素子202を介して周波数変調さ
れ、周波数ω3 からわずかに周波数のずれた周波数ω3'
の光(ω3'=ω3 +Δω3 )となり、周波数結合素子2
08に入射する。なお、周波数結合素子208は、周波
数分離素子205と同じ機能を有する。こうして、周波
数結合素子208を介して結合された周波数ω2 の光お
よび周波数ω3'の光は、偏光回転装置209を介して光
源部50から同軸に射出される。
【0054】光源部50から同軸に射出された周波数ω
2 の光および周波数ω3'の光は、図1の第1実施例にお
ける周波数ω2 の光および周波数ω3 の光と同様の光路
を介して、周波数変換素子9および17に入射する。具
体的には、参照光路を介した周波数ω2 の光および周波
数ω3'の光は周波数変換素子9に、測定光路を介した周
波数ω2 の光および周波数ω3'の光は周波数変換素子1
7に入射する。周波数変換素子9では、参照光路を介し
た周波数ω2 の光および周波数ω3'の光のうち周波数ω
2 の光は周波数ω3 の光に周波数変換され、周波数ω3'
の光は周波数変換素子9をそのまま透過する。
2 の光および周波数ω3'の光は、図1の第1実施例にお
ける周波数ω2 の光および周波数ω3 の光と同様の光路
を介して、周波数変換素子9および17に入射する。具
体的には、参照光路を介した周波数ω2 の光および周波
数ω3'の光は周波数変換素子9に、測定光路を介した周
波数ω2 の光および周波数ω3'の光は周波数変換素子1
7に入射する。周波数変換素子9では、参照光路を介し
た周波数ω2 の光および周波数ω3'の光のうち周波数ω
2 の光は周波数ω3 の光に周波数変換され、周波数ω3'
の光は周波数変換素子9をそのまま透過する。
【0055】このように、図1の光波干渉測定装置の構
成に対して図4の第2変形例にしたがう光源部50を用
いると、周波数が互いにΔω3 だけ異なる2つの光すな
わち周波数ω3 の光と周波数ω3'の光とが周波数変換素
子9を介してヘテロダイン干渉する。また、測定光路を
介した周波数ω2 の光および周波数ω3'の光についても
同様に、周波数変換素子17を介してヘテロダイン干渉
する。したがって、受光素子51からの干渉信号102
および受光素子52からの干渉信号103はともに干渉
ビート信号となる。位相計104では、干渉ビート信号
102と干渉ビート信号103とに基づいて、{D(ω
3')−D(ω2 )}を求める。位相計104で求められ
た{D(ω3')−D(ω2 )}に関する信号106は、
演算器108に供給される。したがって、演算器108
では、位相計104の出力信号106と位相計105の
出力信号107とに基づいて、式(6)の演算式によ
り、移動鏡の真の変位量Dを求めることができる。
成に対して図4の第2変形例にしたがう光源部50を用
いると、周波数が互いにΔω3 だけ異なる2つの光すな
わち周波数ω3 の光と周波数ω3'の光とが周波数変換素
子9を介してヘテロダイン干渉する。また、測定光路を
介した周波数ω2 の光および周波数ω3'の光についても
同様に、周波数変換素子17を介してヘテロダイン干渉
する。したがって、受光素子51からの干渉信号102
および受光素子52からの干渉信号103はともに干渉
ビート信号となる。位相計104では、干渉ビート信号
102と干渉ビート信号103とに基づいて、{D(ω
3')−D(ω2 )}を求める。位相計104で求められ
た{D(ω3')−D(ω2 )}に関する信号106は、
演算器108に供給される。したがって、演算器108
では、位相計104の出力信号106と位相計105の
出力信号107とに基づいて、式(6)の演算式によ
り、移動鏡の真の変位量Dを求めることができる。
【0056】また、第2変形例では、周波数ω2 の光と
周波数ω3 の光とを用いた屈折率変動測定をヘテロダイ
ン干渉方式で行っている。このため、光源部50の出力
変動に起因する誤差を受けにくく、位相差{D(ω3')
−D(ω2 )}を正確に検出することができる。その結
果、第2変形例にしたがう光源部50を用いた光波干渉
測定装置では、移動鏡の真の変位量Dの検出精度を向上
させることができる。
周波数ω3 の光とを用いた屈折率変動測定をヘテロダイ
ン干渉方式で行っている。このため、光源部50の出力
変動に起因する誤差を受けにくく、位相差{D(ω3')
−D(ω2 )}を正確に検出することができる。その結
果、第2変形例にしたがう光源部50を用いた光波干渉
測定装置では、移動鏡の真の変位量Dの検出精度を向上
させることができる。
【0057】図5は、図1の光源部50の第3変形例を
示す図である。第3変形例は、図4の第2変形例と類似
の構成を有する。したがって、図1の光波干渉測定装置
の構成に対して第3変形例の光源部50を採用すること
により、ヘテロダイン干渉方式を用いて屈折率変動の測
定を行うことができる。しかしながら、第2変形例では
周波数ω3 の光だけを周波数変調するための周波数変調
素子202を備えているのに対し、第3変形例では周波
数ω2 の光および周波数ω3 の光をそれぞれ周波数変調
するための周波数変調素子204および203を備えて
いる。
示す図である。第3変形例は、図4の第2変形例と類似
の構成を有する。したがって、図1の光波干渉測定装置
の構成に対して第3変形例の光源部50を採用すること
により、ヘテロダイン干渉方式を用いて屈折率変動の測
定を行うことができる。しかしながら、第2変形例では
周波数ω3 の光だけを周波数変調するための周波数変調
素子202を備えているのに対し、第3変形例では周波
数ω2 の光および周波数ω3 の光をそれぞれ周波数変調
するための周波数変調素子204および203を備えて
いる。
【0058】図5の第3変形例において、周波数分離素
子205で反射された周波数ω2 の光は、反射鏡206
で反射された後、周波数変調素子204を介して周波数
ω2'の光(ω2'=ω2 +Δω2 )となり、反射鏡207
を介して周波数結合素子208に入射する。一方、周波
数分離素子205を透過した周波数ω3 の光は、周波数
変調素子203を介して周波数ω3'の光となり、周波数
結合素子208に入射する。こうして、周波数結合素子
208を介して結合された周波数ω2'の光および周波数
ω3'の光は、偏光回転装置209を介して光源部50か
ら同軸に射出される。このように、第3変形例では、周
波数ω2 の光および周波数ω3 の光の双方を周波数変調
しているので、光源への戻り光に起因する測定誤差を低
減することができる。
子205で反射された周波数ω2 の光は、反射鏡206
で反射された後、周波数変調素子204を介して周波数
ω2'の光(ω2'=ω2 +Δω2 )となり、反射鏡207
を介して周波数結合素子208に入射する。一方、周波
数分離素子205を透過した周波数ω3 の光は、周波数
変調素子203を介して周波数ω3'の光となり、周波数
結合素子208に入射する。こうして、周波数結合素子
208を介して結合された周波数ω2'の光および周波数
ω3'の光は、偏光回転装置209を介して光源部50か
ら同軸に射出される。このように、第3変形例では、周
波数ω2 の光および周波数ω3 の光の双方を周波数変調
しているので、光源への戻り光に起因する測定誤差を低
減することができる。
【0059】図6は、本発明の第2実施例にかかる光波
干渉測定装置の構成を概略的に示す図である。第2実施
例は図1の第1実施例と類似の構成を有するが、測定光
路がいわゆるダブルパスに構成されている点だけが第1
実施例と基本的に相違する。したがって、図6におい
て、第1実施例の構成要素と同様の機能を有する要素に
は図1と同じ参照符号を付している。以下、第1実施例
との相違点に着目して、第2実施例を説明する。
干渉測定装置の構成を概略的に示す図である。第2実施
例は図1の第1実施例と類似の構成を有するが、測定光
路がいわゆるダブルパスに構成されている点だけが第1
実施例と基本的に相違する。したがって、図6におい
て、第1実施例の構成要素と同様の機能を有する要素に
は図1と同じ参照符号を付している。以下、第1実施例
との相違点に着目して、第2実施例を説明する。
【0060】図6の第2実施例では、移動鏡として平面
鏡305が用いられている。また、測定光路のダブルパ
ス構成のために、例えばコーナーキューブからなる反射
鏡306および1/4波長板304が付設されている。
したがって、偏光分離素子4を透過した測定光は、1/
4波長板304を介して移動鏡305で反射された後、
1/4波長板304を介して偏光分離素子4に戻る。1
/4波長板304を2回通過することにより、偏光分離
素子4に戻った測定光の偏光方位は90°回転してい
る。したがって、偏光分離素子4に戻った測定光は、偏
光分離素子4で反射され、コーナーキューブ306に入
射する。コーナーキューブ306で反射された測定光
は、偏光分離素子4で再び反射され、1/4波長板30
4を介して移動鏡305で再び反射される。移動鏡30
5で再び反射された測定光は、1/4波長板304を介
して偏光分離素子4に戻る。
鏡305が用いられている。また、測定光路のダブルパ
ス構成のために、例えばコーナーキューブからなる反射
鏡306および1/4波長板304が付設されている。
したがって、偏光分離素子4を透過した測定光は、1/
4波長板304を介して移動鏡305で反射された後、
1/4波長板304を介して偏光分離素子4に戻る。1
/4波長板304を2回通過することにより、偏光分離
素子4に戻った測定光の偏光方位は90°回転してい
る。したがって、偏光分離素子4に戻った測定光は、偏
光分離素子4で反射され、コーナーキューブ306に入
射する。コーナーキューブ306で反射された測定光
は、偏光分離素子4で再び反射され、1/4波長板30
4を介して移動鏡305で再び反射される。移動鏡30
5で再び反射された測定光は、1/4波長板304を介
して偏光分離素子4に戻る。
【0061】このように、第2実施例では、測定光が移
動鏡305までの光路を2回往復するダブルパス構成を
採用しているので、より高分解能で測定が可能となる。
なお、その他の構成および動作については、第1実施例
と同様であるため重複する説明を省略する。また、第2
実施例においてヘテロダイン干渉方式により屈折率変動
の測定を行う場合には、図6の光源部50を第2変形例
または第3変形例にしたがって構成すればよい。
動鏡305までの光路を2回往復するダブルパス構成を
採用しているので、より高分解能で測定が可能となる。
なお、その他の構成および動作については、第1実施例
と同様であるため重複する説明を省略する。また、第2
実施例においてヘテロダイン干渉方式により屈折率変動
の測定を行う場合には、図6の光源部50を第2変形例
または第3変形例にしたがって構成すればよい。
【0062】図7は、本発明の第3実施例にかかる光波
干渉測定装置の構成を概略的に示す図である。第3実施
例は図6の第2実施例と類似の構成を有するが、測定光
路だけでなく参照光路もダブルパスに構成されている点
だけが第2実施例と基本的に相違する。したがって、図
7において、第2実施例の構成要素と同様の機能を有す
る要素には図6と同じ参照符号を付している。以下、第
2実施例との相違点に着目して、第3実施例を説明す
る。
干渉測定装置の構成を概略的に示す図である。第3実施
例は図6の第2実施例と類似の構成を有するが、測定光
路だけでなく参照光路もダブルパスに構成されている点
だけが第2実施例と基本的に相違する。したがって、図
7において、第2実施例の構成要素と同様の機能を有す
る要素には図6と同じ参照符号を付している。以下、第
2実施例との相違点に着目して、第3実施例を説明す
る。
【0063】図7の第3実施例では、固定鏡として平面
鏡302が用いられている。また、参照光路のダブルパ
ス構成のために、たとえば偏光ビームスプリッタからな
る偏光分離素子300、たとえばコーナーキューブから
なる反射鏡303、および1/4波長板301が付設さ
れている。したがって、偏光分離素子4で反射された参
照光は、偏光分離素子300および1/4波長板301
を介して、固定鏡302に入射する。固定鏡302で反
射された参照光は、1/4波長板301を介して偏光分
離素子300に戻る。1/4波長板301を2回通過す
ることにより、偏光分離素子300に戻った参照光の偏
光方位は90°回転している。したがって、偏光分離素
子300に戻った参照光は、偏光分離素子300を透過
し、コーナーキューブ303に入射する。
鏡302が用いられている。また、参照光路のダブルパ
ス構成のために、たとえば偏光ビームスプリッタからな
る偏光分離素子300、たとえばコーナーキューブから
なる反射鏡303、および1/4波長板301が付設さ
れている。したがって、偏光分離素子4で反射された参
照光は、偏光分離素子300および1/4波長板301
を介して、固定鏡302に入射する。固定鏡302で反
射された参照光は、1/4波長板301を介して偏光分
離素子300に戻る。1/4波長板301を2回通過す
ることにより、偏光分離素子300に戻った参照光の偏
光方位は90°回転している。したがって、偏光分離素
子300に戻った参照光は、偏光分離素子300を透過
し、コーナーキューブ303に入射する。
【0064】コーナーキューブ303で反射された参照
光は、偏光分離素子300を再び透過し、1/4波長板
301を介して固定鏡302で再び反射される。固定鏡
302で再び反射された参照光は、1/4波長板301
を介して偏光分離素子300に戻る。1/4波長板30
1をさらに2回通過することにより、偏光分離素子30
0に戻った参照光の偏光方位はさらに90°回転して元
に戻っている。したがって、偏光分離素子300に戻っ
た参照光は、偏光分離素子300で反射され、偏光分離
素子4に戻る。
光は、偏光分離素子300を再び透過し、1/4波長板
301を介して固定鏡302で再び反射される。固定鏡
302で再び反射された参照光は、1/4波長板301
を介して偏光分離素子300に戻る。1/4波長板30
1をさらに2回通過することにより、偏光分離素子30
0に戻った参照光の偏光方位はさらに90°回転して元
に戻っている。したがって、偏光分離素子300に戻っ
た参照光は、偏光分離素子300で反射され、偏光分離
素子4に戻る。
【0065】このように、第3実施例では、測定光およ
び参照光が移動鏡305および固定鏡302までの光路
をそれぞれ2回往復するダブルパス構成を採用し、移動
鏡305を構成する平面鏡の反射面と固定鏡302を構
成する平面鏡の反射面とが互いに平行に構成されてい
る。したがって、第3実施例の光波干渉測定装置を用い
ることにより、例えば半導体素子や液晶表示素子の製造
のための露光装置において固定鏡と移動鏡との相対的な
変位を測定するような場合でも、高分解能な測定が可能
となる。なお、その他の構成および動作については、第
2実施例と同様であるため重複する説明を省略する。ま
た、第3実施例においてヘテロダイン干渉方式により屈
折率変動の測定を行う場合には、図7の光源部50を第
2変形例または第3変形例にしたがって構成すればよ
い。
び参照光が移動鏡305および固定鏡302までの光路
をそれぞれ2回往復するダブルパス構成を採用し、移動
鏡305を構成する平面鏡の反射面と固定鏡302を構
成する平面鏡の反射面とが互いに平行に構成されてい
る。したがって、第3実施例の光波干渉測定装置を用い
ることにより、例えば半導体素子や液晶表示素子の製造
のための露光装置において固定鏡と移動鏡との相対的な
変位を測定するような場合でも、高分解能な測定が可能
となる。なお、その他の構成および動作については、第
2実施例と同様であるため重複する説明を省略する。ま
た、第3実施例においてヘテロダイン干渉方式により屈
折率変動の測定を行う場合には、図7の光源部50を第
2変形例または第3変形例にしたがって構成すればよ
い。
【0066】図8は、本発明の第4実施例にかかる光波
干渉測定装置の構成を概略的に示す図である。第4実施
例は図1の第1実施例と類似の構成を有するが、周波数
分離素子11および19と屈折光学系10および18と
の配置を逆にした点が第1実施例と基本的に相違する。
したがって、図8において、第1実施例の構成要素と同
様の機能を有する要素には図1と同じ参照符号を付して
いる。以下、第1実施例との相違点に着目して、第4実
施例を説明する。
干渉測定装置の構成を概略的に示す図である。第4実施
例は図1の第1実施例と類似の構成を有するが、周波数
分離素子11および19と屈折光学系10および18と
の配置を逆にした点が第1実施例と基本的に相違する。
したがって、図8において、第1実施例の構成要素と同
様の機能を有する要素には図1と同じ参照符号を付して
いる。以下、第1実施例との相違点に着目して、第4実
施例を説明する。
【0067】図8の第4実施例では、周波数変換素子9
および17と屈折光学系10および18との間に周波数
分離素子11および19をそれぞれ配置している。この
ため、周波数分離素子11と偏光結合素子12との間に
屈折光学系610を、周波数分離素子19と偏光結合素
子12との間に屈折光学系618をそれぞれ付設してい
る。以上の構成により、第4実施例においても第1実施
例と同様に、屈折率変動の測定が必要であるにもかかわ
らず屈折率変動の測定がなされない測長光路を比較的短
くすることができる。その結果、光路の屈折率変動に起
因する測長誤差を高精度に補正することができる。
および17と屈折光学系10および18との間に周波数
分離素子11および19をそれぞれ配置している。この
ため、周波数分離素子11と偏光結合素子12との間に
屈折光学系610を、周波数分離素子19と偏光結合素
子12との間に屈折光学系618をそれぞれ付設してい
る。以上の構成により、第4実施例においても第1実施
例と同様に、屈折率変動の測定が必要であるにもかかわ
らず屈折率変動の測定がなされない測長光路を比較的短
くすることができる。その結果、光路の屈折率変動に起
因する測長誤差を高精度に補正することができる。
【0068】図9は、本発明の第5実施例にかかる光波
干渉測定装置の構成を概略的に示す図である。第5実施
例は図1の第1実施例と類似の構成を有するが、図9中
破線で示す囲い部材90を付設した点だけが第1実施例
と基本的に相違する。したがって、図9において、第1
実施例の構成要素と同様の機能を有する要素には図1と
同じ参照符号を付している。以下、第1実施例との相違
点に着目して、第5実施例を説明する。
干渉測定装置の構成を概略的に示す図である。第5実施
例は図1の第1実施例と類似の構成を有するが、図9中
破線で示す囲い部材90を付設した点だけが第1実施例
と基本的に相違する。したがって、図9において、第1
実施例の構成要素と同様の機能を有する要素には図1と
同じ参照符号を付している。以下、第1実施例との相違
点に着目して、第5実施例を説明する。
【0069】図9の第5実施例では、囲い部材90によ
り、屈折率変動の測定が必要であるにもかかわらず屈折
率変動の測定がなされない測長光路を包囲している。具
体的には、参照光である周波数ω1'の光が通る周波数分
離素子9から偏光結合素子12までの光路および測定光
である周波数ω1 の光が通る周波数分離素子17から偏
光結合素子12までの光路が、囲い部材90により包囲
されている。
り、屈折率変動の測定が必要であるにもかかわらず屈折
率変動の測定がなされない測長光路を包囲している。具
体的には、参照光である周波数ω1'の光が通る周波数分
離素子9から偏光結合素子12までの光路および測定光
である周波数ω1 の光が通る周波数分離素子17から偏
光結合素子12までの光路が、囲い部材90により包囲
されている。
【0070】したがって、第5実施例では、屈折率変動
の測定が必要であるにもかかわらず屈折率変動の測定が
なされない測長光路の屈折率変動を囲い部材90の作用
により小さく抑えることができる。また、囲い部材90
の中を他の気体で置換したりほぼ真空状態にすることに
より、屈折率変動の測定が必要であるにもかかわらず屈
折率変動の測定がなされない測長光路が存在しないよう
に構成することも可能である。その結果、第5実施例に
おいても、光路の屈折率変動に起因する測長誤差を高精
度に補正することができる。
の測定が必要であるにもかかわらず屈折率変動の測定が
なされない測長光路の屈折率変動を囲い部材90の作用
により小さく抑えることができる。また、囲い部材90
の中を他の気体で置換したりほぼ真空状態にすることに
より、屈折率変動の測定が必要であるにもかかわらず屈
折率変動の測定がなされない測長光路が存在しないよう
に構成することも可能である。その結果、第5実施例に
おいても、光路の屈折率変動に起因する測長誤差を高精
度に補正することができる。
【0071】なお、上述の各実施例では、測定光路を介
して偏光分離素子から射出される光と参照光路を介して
偏光分離素子から射出される光とが空間的に分離される
ように、移動鏡および固定鏡を適宜配置している。しか
しながら、たとえば偏光分離素子と移動鏡との間に偏向
手段を配置し、測定光路を介した光が偏光分離素子を介
することなく参照光路を介した光から空間的に分離され
るように構成することもできる。
して偏光分離素子から射出される光と参照光路を介して
偏光分離素子から射出される光とが空間的に分離される
ように、移動鏡および固定鏡を適宜配置している。しか
しながら、たとえば偏光分離素子と移動鏡との間に偏向
手段を配置し、測定光路を介した光が偏光分離素子を介
することなく参照光路を介した光から空間的に分離され
るように構成することもできる。
【0072】
【効果】以上説明したように、本発明によれば、屈折率
変動の不要な測定および必要な測定の欠如に起因する測
定精度の低下を抑えて、光路の屈折率変動に起因する測
長誤差を高精度に補正することのできる光波干渉測定装
置を実現することができる。
変動の不要な測定および必要な測定の欠如に起因する測
定精度の低下を抑えて、光路の屈折率変動に起因する測
長誤差を高精度に補正することのできる光波干渉測定装
置を実現することができる。
【図1】本発明の第1実施例にかかる光波干渉測定装置
の構成を概略的に示す図である。
の構成を概略的に示す図である。
【図2】図1の光源部50の内部構成を示す図である。
【図3】図1の光源部50の第1変形例を示す図であ
る。
る。
【図4】図1の光源部50の第2変形例を示す図であ
る。
る。
【図5】図1の光源部50の第3変形例を示す図であ
る。
る。
【図6】本発明の第2実施例にかかる光波干渉測定装置
の構成を概略的に示す図である。
の構成を概略的に示す図である。
【図7】本発明の第3実施例にかかる光波干渉測定装置
の構成を概略的に示す図である。
の構成を概略的に示す図である。
【図8】本発明の第4実施例にかかる光波干渉測定装置
の構成を概略的に示す図である。
の構成を概略的に示す図である。
【図9】本発明の第5実施例にかかる光波干渉測定装置
の構成を概略的に示す図である。
の構成を概略的に示す図である。
【図10】特願平7−60969号および特願平7−6
4537号の明細書および図面に開示の光波干渉測定装
置の構成を概略的に示す図である。
4537号の明細書および図面に開示の光波干渉測定装
置の構成を概略的に示す図である。
【図11】従来の光波干渉測定装置の構成を概略的に示
す図である。
す図である。
1、200、210 光源 50 光源部 2 光分離素子 3、208 周波数結合素子 4、300、400 偏光分離素子 5、302 固定鏡 6、305 移動鏡 7、15、209 偏光回転装置 8、10、16、18、610、618 屈折光学素子 9、17、201 周波数変換素子 11、19、205 周波数分離素子 12、502 偏光結合素子 13、14、20、206、207、303、306
反射鏡 21、23 偏光板 22、24、51、52 受光素子 104、105 位相計 108 演算器 202〜204 周波数変調素子 301、304 1/4波長板 532 エアセンサ
反射鏡 21、23 偏光板 22、24、51、52 受光素子 104、105 位相計 108 演算器 202〜204 周波数変調素子 301、304 1/4波長板 532 エアセンサ
Claims (9)
- 【請求項1】 所定の周波数を有する第1の光を出力す
るための光源と、 互いに異なる周波数を有する第2の光および第3の光を
同一光路に沿って出力するための光源部と、 前記光源からの前記第1の光と前記光源部からの前記第
2の光および前記第3の光とを同一光路に沿って結合す
るための周波数結合手段と、 前記周波数結合手段を介した前記第1の光、前記第2の
光および前記第3の光を、固定鏡までの参照光路に沿っ
て導かれる参照光と、移動鏡までの測定光路に沿って導
かれる測定光とにそれぞれ偏光分離するための偏光分離
手段と、 前記測定光路を介した前記第2の光および前記第3の光
のうち一方の光の周波数を他方の光の周波数とほぼ一致
させて第1干渉光を生成するための第1干渉光生成系
と、 前記参照光路を介した前記第2の光および前記第3の光
のうち一方の光の周波数を他方の光の周波数とほぼ一致
させて第2干渉光を生成するための第2干渉光生成系
と、 前記測定光路および前記第1干渉光生成系を介した前記
第1の光、前記第2の光および前記第3の光を、前記第
1の光と前記第2の光および前記第3の光とに周波数分
離するための第1周波数分離手段と、 前記参照光路および前記第2干渉光生成系を介した前記
第1の光、前記第2の光および前記第3の光を、前記第
1の光と前記第2の光および前記第3の光とに周波数分
離するための第2周波数分離手段と、 前記測定光路を介して前記第1周波数分離手段によって
分離された前記第1の光と前記参照光路を介して前記第
2周波数分離手段によって分離された前記第1の光とに
基づいて第3干渉光を生成するための第3干渉光生成系
とを備え、 前記第3干渉光に基づいて測定された前記移動鏡の変位
量を、前記第1干渉光および前記第2干渉光に基づいて
測定された前記測定光路中および前記参照光路中の屈折
率変動情報に基づいて補正することを特徴とする光波干
渉測定装置。 - 【請求項2】 前記固定鏡および前記移動鏡は、前記測
定光路を介して前記偏光分離手段から射出される測定光
と前記参照光路を介して前記偏光分離手段から射出され
る参照光とを互いに空間的に分離するように配置されて
いることを特徴とする請求項1に記載の光波干渉測定装
置。 - 【請求項3】 前記固定鏡および前記移動鏡は、それぞ
れコーナーキューブプリズムからなり、 前記固定鏡で反射された前記参照光が前記偏光分離手段
に入射する位置と、前記移動鏡で反射された前記測定光
が前記偏光分離手段に入射する位置とが実質的に異なる
ように前記2つのコーナーキューブプリズムが配置され
ていることを特徴とする請求項2に記載の光波干渉測定
装置。 - 【請求項4】 前記第1干渉光生成系は、 前記測定光路を介した前記第2の光および前記第3の光
のうち少なくとも一方の光の偏光方位を調整するための
第1偏光回転手段と、該第1偏光回転手段を介した前記
第2の光および前記第3の光のうち一方の光の周波数を
他方の光の周波数とほぼ一致させるための第1周波数変
換手段と、前記第1偏光回転手段を介した前記第2の光
および前記第3の光を前記第1周波数変換手段上に集光
させるための第1集光手段とを有し、 前記第2干渉光生成系は、 前記参照光路を介した前記第2の光および前記第3の光
のうち少なくとも一方の光の偏光方位を調整するための
第2偏光回転手段と、該第2偏光回転手段を介した前記
第2の光および前記第3の光のうち一方の光の周波数を
他方の光の周波数とほぼ一致させるための第2周波数変
換手段と、前記第2偏光回転手段を介した前記第2の光
および前記第3の光を前記第2周波数変換手段上に集光
させるための第2集光手段とを有することを特徴とする
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光波干渉測定装
置。 - 【請求項5】 前記光源は、周波数が互いにわずかに異
なり且つ偏光方位が互いに直交する周波数ω1 の光と周
波数ω1'の光とを含んだ光を前記第1の光として出力
し、 前記偏光分離手段は、前記周波数ω1 の光を前記測定光
に、前記周波数ω1'の光を前記参照光にそれぞれ偏光分
離することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項
に記載の光波干渉測定装置。 - 【請求項6】 前記光源部は、 前記第2の光と前記第3の光とを互いに異なる光路に沿
ってそれぞれ出力するための第1光源と、 前記第1光源からの前記第2の光と前記第3の光とを同
一光路上に結合させるための周波数結合素子とを有する
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載
の光波干渉測定装置。 - 【請求項7】 前記光源部は、 前記第2の光を出力するための第2光源と、 前記第2光源からの前記第2の光の一部を高調波に変換
し、該高調波を前記第3の光として出力するための第3
周波数変換手段とを有し、 前記第1干渉光生成系は、前記測定光路を介した前記第
2の光を高調波に変換するための第4周波数変換手段を
有し、 前記第2干渉光生成系は、前記参照光路を介した前記第
2の光を高調波に変換するための第5周波数変換手段を
有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項
に記載の光波干渉測定装置。 - 【請求項8】 前記光源部は、前記第2の光および前記
第3の光のうち少なくともいずれか一方の光の周波数を
わずかに周波数変調させるための周波数変調手段をさら
に有することを特徴とする請求項6または7に記載の光
波干渉測定装置。 - 【請求項9】 前記移動鏡および前記固定鏡のうち、少
なくとも一方は平面鏡であることを特徴とする請求項1
乃至8のいずれか1項に記載の光波干渉測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8248561A JPH1073409A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 光波干渉測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8248561A JPH1073409A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 光波干渉測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1073409A true JPH1073409A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=17179990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8248561A Pending JPH1073409A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 光波干渉測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1073409A (ja) |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP8248561A patent/JPH1073409A/ja active Pending
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