JPH1081959A - テープ蒸着装置の電子銃取付け構造 - Google Patents
テープ蒸着装置の電子銃取付け構造Info
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- JPH1081959A JPH1081959A JP23335496A JP23335496A JPH1081959A JP H1081959 A JPH1081959 A JP H1081959A JP 23335496 A JP23335496 A JP 23335496A JP 23335496 A JP23335496 A JP 23335496A JP H1081959 A JPH1081959 A JP H1081959A
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- tape
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- deposition
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子銃のメンテナンスや交換がやり易く、し
かも蒸着効率を向上させたテープ蒸着装置における電子
銃取付構造を提供する。 【解決手段】 装置本体1内に、冷却ドラム2およびそ
の下部近傍に蒸着容器4を設け、該蒸着容器4内の蒸着
材3を加熱溶解して蒸発させるための電子銃8を備え、
前記冷却ドラム表面上を蒸着すべきテープ22が通過
し、該テープの蒸着部分が開口した防着マスク15をそ
の支持部材19,23,24とともに一体化して防着板
ユニット5を形成し、該防着板ユニット5を前記装置本
体1に対し着脱可能に構成したテープ蒸着装置におい
て、前記電子銃8を前記防着板ユニット5に取付けた。
かも蒸着効率を向上させたテープ蒸着装置における電子
銃取付構造を提供する。 【解決手段】 装置本体1内に、冷却ドラム2およびそ
の下部近傍に蒸着容器4を設け、該蒸着容器4内の蒸着
材3を加熱溶解して蒸発させるための電子銃8を備え、
前記冷却ドラム表面上を蒸着すべきテープ22が通過
し、該テープの蒸着部分が開口した防着マスク15をそ
の支持部材19,23,24とともに一体化して防着板
ユニット5を形成し、該防着板ユニット5を前記装置本
体1に対し着脱可能に構成したテープ蒸着装置におい
て、前記電子銃8を前記防着板ユニット5に取付けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気テープを製造す
るために使用されるテープ蒸着装置に関し、さらに詳し
くは磁性材料を蒸発させるために使用される電子銃の取
付構造に関するものである。
るために使用されるテープ蒸着装置に関し、さらに詳し
くは磁性材料を蒸発させるために使用される電子銃の取
付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報の記録担体となる磁気テープを製造
するためのテープ蒸着装置は、内部を真空雰囲気とする
装置本体内に冷却ドラムを備え、その表面上をPET等
のテープ基体を通過させ、冷却ドラム通過中のテープ基
体に対し、マスクを介して蒸着材を加熱溶融して蒸着さ
せるものである。
するためのテープ蒸着装置は、内部を真空雰囲気とする
装置本体内に冷却ドラムを備え、その表面上をPET等
のテープ基体を通過させ、冷却ドラム通過中のテープ基
体に対し、マスクを介して蒸着材を加熱溶融して蒸着さ
せるものである。
【0003】図5は、従来のテープ蒸着装置の基本構成
図である。内部を真空雰囲気とした装置本体31内に冷
却ドラム35が備る。装置本体31の一端部上側に例え
ばPETを材料とするテープ(基体)54が巻かれた巻
出軸32が設けられ、その下側にテープを巻き取る巻取
軸33が設けられる。巻出軸32からのテープ54は複
数のガイドロール(図では1個のみ図示)34を介して
冷却ドラム35表面を通過するように案内される。冷却
ドラム35は、テープ54を冷却しながらこのテープに
蒸着するためのものである。この冷却ドラム35の下部
近傍には、磁性材料(主としてCo−Ni)からなる蒸
着材37を収容した蒸着容器(るつぼ)38が設置され
る。この蒸着材37を加熱溶融して蒸発させるための電
子銃36が装置本体1の天井部に取付けられる。
図である。内部を真空雰囲気とした装置本体31内に冷
却ドラム35が備る。装置本体31の一端部上側に例え
ばPETを材料とするテープ(基体)54が巻かれた巻
出軸32が設けられ、その下側にテープを巻き取る巻取
軸33が設けられる。巻出軸32からのテープ54は複
数のガイドロール(図では1個のみ図示)34を介して
冷却ドラム35表面を通過するように案内される。冷却
ドラム35は、テープ54を冷却しながらこのテープに
蒸着するためのものである。この冷却ドラム35の下部
近傍には、磁性材料(主としてCo−Ni)からなる蒸
着材37を収容した蒸着容器(るつぼ)38が設置され
る。この蒸着材37を加熱溶融して蒸発させるための電
子銃36が装置本体1の天井部に取付けられる。
【0004】このような構成のテープ蒸着装置におい
て、巻出軸32から巻き出されたテープ54がガイドロ
ール34により案内されて冷却ドラム35を通過する
際、そのテープ54は先ず基体処理部50で表面を活性
化して磁性材を剥がれにくくし、次いで電子銃36から
の電子ビームにより蒸発させた蒸着容器38内の蒸着材
37の蒸気をテープ表面で凝縮させて磁性膜を形成す
る。このテープ蒸着の際、冷却ドラム35表面のテープ
54は、防着マスク(図示しない)およびシャッタ52
によりマスキングされ、必要部分のみ磁性膜が形成され
る。このとき、さらに酸素供給管53から酸素を吹き付
けて特性を向上させる。冷却ドラム35を通過し磁性膜
が形成されたテープ54は、表面除電処理部51でしわ
がないようにされ表面を滑りやすくさせた後、巻取軸3
3に巻き取られる。
て、巻出軸32から巻き出されたテープ54がガイドロ
ール34により案内されて冷却ドラム35を通過する
際、そのテープ54は先ず基体処理部50で表面を活性
化して磁性材を剥がれにくくし、次いで電子銃36から
の電子ビームにより蒸発させた蒸着容器38内の蒸着材
37の蒸気をテープ表面で凝縮させて磁性膜を形成す
る。このテープ蒸着の際、冷却ドラム35表面のテープ
54は、防着マスク(図示しない)およびシャッタ52
によりマスキングされ、必要部分のみ磁性膜が形成され
る。このとき、さらに酸素供給管53から酸素を吹き付
けて特性を向上させる。冷却ドラム35を通過し磁性膜
が形成されたテープ54は、表面除電処理部51でしわ
がないようにされ表面を滑りやすくさせた後、巻取軸3
3に巻き取られる。
【0005】図6は、図5の蒸着装置の電子銃36と磁
性材料からなる蒸着材37を収容した蒸着容器38、お
よび不要な箇所に磁性材料の粒子が蒸着しないようにマ
スキングする防着板ユニット39の位置関係を詳細に説
明する図である。図示するように、従来の電子銃36
は、装置本体31の上部に取り付けられ、斜め下方に位
置する蒸着容器38内の蒸着材37に向けて電子ビーム
を照射する。蒸着容器38は支柱56を介して装置本体
31のベース55に固定される。電子ビームは図示しな
い偏向コイルにより蒸着容器38の幅方向(図面に垂直
方向)に振られスキャニングされながら蒸着材37を加
熱溶融し蒸発させる。この電子ビームの照射により、磁
性材料の蒸気が冷却ドラム35を通過するテープ54の
表面に付着し、磁性膜を形成する。この場合、冷却ドラ
ム35表面は、防着マスク57でマスキングされる。
性材料からなる蒸着材37を収容した蒸着容器38、お
よび不要な箇所に磁性材料の粒子が蒸着しないようにマ
スキングする防着板ユニット39の位置関係を詳細に説
明する図である。図示するように、従来の電子銃36
は、装置本体31の上部に取り付けられ、斜め下方に位
置する蒸着容器38内の蒸着材37に向けて電子ビーム
を照射する。蒸着容器38は支柱56を介して装置本体
31のベース55に固定される。電子ビームは図示しな
い偏向コイルにより蒸着容器38の幅方向(図面に垂直
方向)に振られスキャニングされながら蒸着材37を加
熱溶融し蒸発させる。この電子ビームの照射により、磁
性材料の蒸気が冷却ドラム35を通過するテープ54の
表面に付着し、磁性膜を形成する。この場合、冷却ドラ
ム35表面は、防着マスク57でマスキングされる。
【0006】この防着マスク57は、その上部に電子ビ
ームが通過する開口58を有し、また冷却ドラム面に対
向して蒸着領域を形成する蒸着用開口59を有する。蒸
着用開口59にはシャッタ60が設けられ、蒸着面積を
さらに調整する。この防着マスク57は、その支持材と
ともに一体化され防着板ユニット39を構成する。この
防着板ユニット39は、装置本体31の左方より装置本
体31に着脱自在に移動する。
ームが通過する開口58を有し、また冷却ドラム面に対
向して蒸着領域を形成する蒸着用開口59を有する。蒸
着用開口59にはシャッタ60が設けられ、蒸着面積を
さらに調整する。この防着マスク57は、その支持材と
ともに一体化され防着板ユニット39を構成する。この
防着板ユニット39は、装置本体31の左方より装置本
体31に着脱自在に移動する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の蒸着装置における電子銃は、装置本体の特に上部に
取付けられていたため、電子銃から磁性材料を収容する
蒸着容器までの距離が長く、しかも電子ビームは、蒸着
容器上方に形成される磁性材料蒸気の蒸着雲内を通過す
る構成になっているため、電子ビームのエネルギー損失
が大きくなりテープへの蒸着効率が悪かった。また、従
来の電子銃は装置本体に固定されていたため、電子銃の
周りに付着する蒸着物を取り除く清掃等のメンテナンス
や電子銃の交換作業が非常に面倒であった。さらに、従
来の電子銃は固定されていたため、一旦取付けた後は電
子ビームの照射角度を調整することができず、プロセス
ごとに最適な照射角度の蒸着ポジションを得ることがで
きなかった。
来の蒸着装置における電子銃は、装置本体の特に上部に
取付けられていたため、電子銃から磁性材料を収容する
蒸着容器までの距離が長く、しかも電子ビームは、蒸着
容器上方に形成される磁性材料蒸気の蒸着雲内を通過す
る構成になっているため、電子ビームのエネルギー損失
が大きくなりテープへの蒸着効率が悪かった。また、従
来の電子銃は装置本体に固定されていたため、電子銃の
周りに付着する蒸着物を取り除く清掃等のメンテナンス
や電子銃の交換作業が非常に面倒であった。さらに、従
来の電子銃は固定されていたため、一旦取付けた後は電
子ビームの照射角度を調整することができず、プロセス
ごとに最適な照射角度の蒸着ポジションを得ることがで
きなかった。
【0008】本発明は、上記従来技術の欠点に鑑みなさ
れたものであって、電子銃のメンテナンスや交換がやり
易く、しかも蒸着効率を向上させたテープ蒸着装置にお
ける電子銃取付構造の提供を目的とする。
れたものであって、電子銃のメンテナンスや交換がやり
易く、しかも蒸着効率を向上させたテープ蒸着装置にお
ける電子銃取付構造の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、装置本体内に、冷却ドラムおよ
びその下部近傍に蒸着容器を設け、該蒸着容器内の蒸着
材を加熱溶解して蒸発させるための電子銃を備え、前記
冷却ドラム表面上を蒸着すべきテープが通過し、該テー
プの蒸着部分が開口した防着マスクをその支持部材とと
もに一体化して防着板ユニットを形成し、該防着板ユニ
ットを前記装置本体に対し着脱可能に構成したテープ蒸
着装置において、前記電子銃を前記防着板ユニットに取
付けたことを特徴とするテープ蒸着装置の電子銃取付け
構造を提供する。
め、本発明においては、装置本体内に、冷却ドラムおよ
びその下部近傍に蒸着容器を設け、該蒸着容器内の蒸着
材を加熱溶解して蒸発させるための電子銃を備え、前記
冷却ドラム表面上を蒸着すべきテープが通過し、該テー
プの蒸着部分が開口した防着マスクをその支持部材とと
もに一体化して防着板ユニットを形成し、該防着板ユニ
ットを前記装置本体に対し着脱可能に構成したテープ蒸
着装置において、前記電子銃を前記防着板ユニットに取
付けたことを特徴とするテープ蒸着装置の電子銃取付け
構造を提供する。
【0010】上記構成によれば、電子銃から磁性材料を
収容する蒸着容器までの距離を短くすることができ、し
かも電子ビームを磁性材料による蒸着雲の影響が少ない
側面方向から磁性材料に照射させることができ、テープ
への蒸着効率を向上させることができる。また、電子銃
を着脱可能な防着板ユニットとともに装置本体から分離
して動かすことができ、電子銃の周りに付着する蒸着物
を取り除く清掃等のメンテナンスや電子銃の交換が容易
にできる。
収容する蒸着容器までの距離を短くすることができ、し
かも電子ビームを磁性材料による蒸着雲の影響が少ない
側面方向から磁性材料に照射させることができ、テープ
への蒸着効率を向上させることができる。また、電子銃
を着脱可能な防着板ユニットとともに装置本体から分離
して動かすことができ、電子銃の周りに付着する蒸着物
を取り除く清掃等のメンテナンスや電子銃の交換が容易
にできる。
【0011】
【発明の実施の形態】好ましい実施の形態においては、
前記電子銃の取付け角度調整手段を備えたことを特徴と
している。
前記電子銃の取付け角度調整手段を備えたことを特徴と
している。
【0012】さらに好ましい実施の形態においては、前
記取付け角度調整手段は、電子銃側に設けたウォームホ
イルと、このウォームホイルに噛み合う防着板ユニット
側に設けたウォームとからなることを特徴としている。
記取付け角度調整手段は、電子銃側に設けたウォームホ
イルと、このウォームホイルに噛み合う防着板ユニット
側に設けたウォームとからなることを特徴としている。
【0013】
【実施例】次に本発明に係るテープ蒸着装置における電
子銃の取付構造の実施の一例について説明する。テープ
蒸着装置の基本構成については、電子銃の取付位置を除
けば、前述した図5の基本構成図のものと特に異なると
ころはなく、巻出軸から巻き出されたテープが冷却ドラ
ムを通過する際に、そのテープ表面に電子銃からのビー
ムにより蒸発させた磁性材料を凝縮させ、磁性膜が形成
されたテープを巻取軸に巻き取る構成のものである。こ
のような基本構成において、本発明はその電子銃の取付
け配置構造に特徴を有する。
子銃の取付構造の実施の一例について説明する。テープ
蒸着装置の基本構成については、電子銃の取付位置を除
けば、前述した図5の基本構成図のものと特に異なると
ころはなく、巻出軸から巻き出されたテープが冷却ドラ
ムを通過する際に、そのテープ表面に電子銃からのビー
ムにより蒸発させた磁性材料を凝縮させ、磁性膜が形成
されたテープを巻取軸に巻き取る構成のものである。こ
のような基本構成において、本発明はその電子銃の取付
け配置構造に特徴を有する。
【0014】図1は、本発明の実施例に係るテープ蒸着
装置の電子銃と磁性材料を収容した蒸着容器、および磁
性材料蒸着時のマスキング用防着板ユニットの位置関係
を詳細に説明する図である。図示するように、この装置
は、内部を真空雰囲気とした装置本体1内にテープ22
(例えばPETからなる)を冷却しながらこのテープ2
2に蒸着するための冷却ドラム2が設置され、その斜め
下側に隣接してドラム下部近傍に磁性材料(主としてC
o−Ni)からなる蒸着材3を収容した蒸着容器(るつ
ぼ)4が設置される。この蒸着容器4は、支柱20を介
して装置本体1のベース21に固定される。
装置の電子銃と磁性材料を収容した蒸着容器、および磁
性材料蒸着時のマスキング用防着板ユニットの位置関係
を詳細に説明する図である。図示するように、この装置
は、内部を真空雰囲気とした装置本体1内にテープ22
(例えばPETからなる)を冷却しながらこのテープ2
2に蒸着するための冷却ドラム2が設置され、その斜め
下側に隣接してドラム下部近傍に磁性材料(主としてC
o−Ni)からなる蒸着材3を収容した蒸着容器(るつ
ぼ)4が設置される。この蒸着容器4は、支柱20を介
して装置本体1のベース21に固定される。
【0015】装置本体1の外側には、左方より装置本体
1に着脱自在に移動する可動式の防着板ユニット5が設
置される。この防着板ユニット5は、図2の斜視図に示
すように、隔壁13から突出して固定された2本の支持
台19上に、防着マスク15を設置して有するものであ
る。隔壁13は、この防着板ユニット5を装置本体1に
装着した際、装置本体1の開口14(図1)を塞ぐ。ま
た、この隔壁13には覗き窓12が設けられる。この防
着マスク15を固定支持する隔壁13は、支持枠23を
介して台車24上に固定される。このような防着マスク
15およびこれを支持する支持台19、支持枠23およ
び台車24等の支持部材により防着板ユニット5が形成
される。
1に着脱自在に移動する可動式の防着板ユニット5が設
置される。この防着板ユニット5は、図2の斜視図に示
すように、隔壁13から突出して固定された2本の支持
台19上に、防着マスク15を設置して有するものであ
る。隔壁13は、この防着板ユニット5を装置本体1に
装着した際、装置本体1の開口14(図1)を塞ぐ。ま
た、この隔壁13には覗き窓12が設けられる。この防
着マスク15を固定支持する隔壁13は、支持枠23を
介して台車24上に固定される。このような防着マスク
15およびこれを支持する支持台19、支持枠23およ
び台車24等の支持部材により防着板ユニット5が形成
される。
【0016】前記防着マスク15は、その背面に電子ビ
ーム通過用の開口18(図1)を有し、また前面側の冷
却ドラム2に対向する位置に蒸着領域を形成する蒸着用
開口16を有する。この蒸着用開口16部分にはさらに
シャッタ17が設けられ蒸着面積を調整可能とする。
ーム通過用の開口18(図1)を有し、また前面側の冷
却ドラム2に対向する位置に蒸着領域を形成する蒸着用
開口16を有する。この蒸着用開口16部分にはさらに
シャッタ17が設けられ蒸着面積を調整可能とする。
【0017】この防着板ユニット5の隔壁13の背面
に、ユニットフランジ7およびフレキシブルジョイント
6を介して電子銃8が装着される。電子銃8は、図3に
示すように、ユニットフランジ7に固定され、このユニ
ットフランジ7にウォームホイル11が装着される。こ
のウォームホイル11は、ウォーム10と噛み合う。こ
のウォーム10は、防着板ユニット5の台車24上に設
けた台枠25上に設置される。トルクモータ9あるいは
手動でウォーム10を回転させることにより、ウォーム
ホイル11が回転して、フレキシブルジョイント6を介
する電子銃8の取付け角度が変り、電子ビームの照射方
向が調整可能になる。
に、ユニットフランジ7およびフレキシブルジョイント
6を介して電子銃8が装着される。電子銃8は、図3に
示すように、ユニットフランジ7に固定され、このユニ
ットフランジ7にウォームホイル11が装着される。こ
のウォームホイル11は、ウォーム10と噛み合う。こ
のウォーム10は、防着板ユニット5の台車24上に設
けた台枠25上に設置される。トルクモータ9あるいは
手動でウォーム10を回転させることにより、ウォーム
ホイル11が回転して、フレキシブルジョイント6を介
する電子銃8の取付け角度が変り、電子ビームの照射方
向が調整可能になる。
【0018】電子銃8からの電子ビームは、図示しない
偏向コイルにより進路を曲線状に曲げられ、防着マスク
15の開口18を通して蒸着容器4内の蒸着材3を照射
し、これを加熱溶融させさらに蒸発させる。
偏向コイルにより進路を曲線状に曲げられ、防着マスク
15の開口18を通して蒸着容器4内の蒸着材3を照射
し、これを加熱溶融させさらに蒸発させる。
【0019】このような電子銃8を取付けた防着板ユニ
ット5は、図4に示すように、台車24を移動させて、
装置本体1の開口14を介して防着マスク15を装置本
体内部に進入させ、この開口14を隔壁13により気密
封止して装着される。
ット5は、図4に示すように、台車24を移動させて、
装置本体1の開口14を介して防着マスク15を装置本
体内部に進入させ、この開口14を隔壁13により気密
封止して装着される。
【0020】上記構成の電子銃の取付構造によれば、電
子銃8は、装置本体1の側面に対し着脱可能な可動式の
防着板ユニット5に取り付けられているので、電子ビー
ムの照射距離を短くすることができ、しかも電子ビーム
は側方から蒸着容器4内の磁性材料を照射するため、容
器上方に形成される蒸着雲の影響が少なくなって、加熱
エネルギーロスが小さくなり、蒸着効率を向上させるこ
とができる。また、装置を使用しないときは、可動式の
防着板ユニット5を装置本体1から離脱させることがで
き、これに伴い電子銃8を作業し易い場所に移動でき、
電子銃8の周りに付着した蒸着物を取り除く清掃等のメ
ンテナンスや電子銃の交換が容易にできる。さらに、電
子銃8の電子ビーム照射角度をトルクモータ9等の駆動
により上下方向に調整することができるので、各蒸着プ
ロセスごとに最適な照射角度の蒸着ポジションを得るこ
とができ、この点からも蒸着効率を向上させることがで
きる。なお、テープの表面に形成される磁性膜の状態は
図1の覗き窓12から観察することができる。
子銃8は、装置本体1の側面に対し着脱可能な可動式の
防着板ユニット5に取り付けられているので、電子ビー
ムの照射距離を短くすることができ、しかも電子ビーム
は側方から蒸着容器4内の磁性材料を照射するため、容
器上方に形成される蒸着雲の影響が少なくなって、加熱
エネルギーロスが小さくなり、蒸着効率を向上させるこ
とができる。また、装置を使用しないときは、可動式の
防着板ユニット5を装置本体1から離脱させることがで
き、これに伴い電子銃8を作業し易い場所に移動でき、
電子銃8の周りに付着した蒸着物を取り除く清掃等のメ
ンテナンスや電子銃の交換が容易にできる。さらに、電
子銃8の電子ビーム照射角度をトルクモータ9等の駆動
により上下方向に調整することができるので、各蒸着プ
ロセスごとに最適な照射角度の蒸着ポジションを得るこ
とができ、この点からも蒸着効率を向上させることがで
きる。なお、テープの表面に形成される磁性膜の状態は
図1の覗き窓12から観察することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、電子銃を装置本体側面の可動式の防着板ユニットに
取付けたので、電子銃を装置本体上面側に取付けた従来
の場合に比べて、電子ビームの照射距離を短くすること
ができ、しかも電子ビームを蒸着雲の影響が少ない側面
方向から照射させることができ、エネルルギーロスを抑
えてテープへの蒸着効率を向上させることができる。ま
た、電子銃を可動式の防着板ユニットとともに動かすこ
とができ、電子銃の周りに付着する蒸着物を取り除く清
掃等のメンテナンスや電子銃の交換が容易にできる。
は、電子銃を装置本体側面の可動式の防着板ユニットに
取付けたので、電子銃を装置本体上面側に取付けた従来
の場合に比べて、電子ビームの照射距離を短くすること
ができ、しかも電子ビームを蒸着雲の影響が少ない側面
方向から照射させることができ、エネルルギーロスを抑
えてテープへの蒸着効率を向上させることができる。ま
た、電子銃を可動式の防着板ユニットとともに動かすこ
とができ、電子銃の周りに付着する蒸着物を取り除く清
掃等のメンテナンスや電子銃の交換が容易にできる。
【0022】さらに、電子銃をその照射角度が調整自在
に可動式の防着板ユニットに取付ければ、蒸着プロセス
ごとに最適な照射角度の蒸着ポジションを得ることがで
き、蒸着効率を一層向上させることができる。
に可動式の防着板ユニットに取付ければ、蒸着プロセス
ごとに最適な照射角度の蒸着ポジションを得ることがで
き、蒸着効率を一層向上させることができる。
【図1】 本発明に係るテープ蒸着装置における電子銃
取付構造の実施の一例を示す構成図。
取付構造の実施の一例を示す構成図。
【図2】 図1の防着マスクの斜視図。
【図3】 図1の電子銃取付け部分の斜視図。
【図4】 本発明に係る防着板ユニットを装置本体に装
着する状態の説明図。
着する状態の説明図。
【図5】 テープ蒸着装置の基本構成図。
【図6】 従来のテープ蒸着装置における電子銃取付構
造の構成図。
造の構成図。
1:装置本体、2:冷却ドラム、3:蒸着材、4:蒸着
容器、5:防着板ユニット、6:フレキシブルジョイン
ト、7:ユニットフランジ、8:電子銃、9:トルクモ
ータ、10:ウォーム、11:ウォームホイール、1
2:覗き窓、13:隔壁、14:装置本体の開口、1
5:防着マスク、16:蒸着用開口、17:シャッタ、
18:電子ビーム通過用開口、19:支持台、20:支
柱、21:装置本体のベース、22:テープ、23:支
持枠、24:台車、25:台枠
容器、5:防着板ユニット、6:フレキシブルジョイン
ト、7:ユニットフランジ、8:電子銃、9:トルクモ
ータ、10:ウォーム、11:ウォームホイール、1
2:覗き窓、13:隔壁、14:装置本体の開口、1
5:防着マスク、16:蒸着用開口、17:シャッタ、
18:電子ビーム通過用開口、19:支持台、20:支
柱、21:装置本体のベース、22:テープ、23:支
持枠、24:台車、25:台枠
Claims (3)
- 【請求項1】装置本体内に、冷却ドラムおよびその下部
近傍に蒸着容器を設け、 該蒸着容器内の蒸着材を加熱溶解して蒸発させるための
電子銃を備え、 前記冷却ドラム表面上を蒸着すべきテープが通過し、 該テープの蒸着部分が開口した防着マスクをその支持部
材とともに一体化して防着板ユニットを形成し、 該防着板ユニットを前記装置本体に対し着脱可能に構成
したテープ蒸着装置において、 前記電子銃を前記防着板ユニットに取付けたことを特徴
とするテープ蒸着装置の電子銃取付け構造。 - 【請求項2】前記電子銃の取付け角度調整手段を備えた
ことを特徴とする請求項1に記載のテープ蒸着装置の電
子銃取付け構造。 - 【請求項3】前記取付け角度調整手段は、電子銃側に設
けたウォームホイルと、このウォームホイルに噛み合う
防着板ユニット側に設けたウォームとからなることを特
徴とする請求項2に記載のテープ蒸着装置の電子銃取付
け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23335496A JPH1081959A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | テープ蒸着装置の電子銃取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23335496A JPH1081959A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | テープ蒸着装置の電子銃取付け構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1081959A true JPH1081959A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=16953843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23335496A Pending JPH1081959A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | テープ蒸着装置の電子銃取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1081959A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003522293A (ja) * | 1999-08-04 | 2003-07-22 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 電子ビーム物理蒸着装置 |
| JP2006176867A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Utec:Kk | 成膜装置及び蒸着装置 |
| KR101118196B1 (ko) | 2011-07-20 | 2012-02-24 | 김민호 | 하부 드럼 마스크가 부착된 드럼 마스크 |
| KR101118193B1 (ko) * | 2011-07-20 | 2012-03-05 | 김민호 | 냉각 드럼 마스크 |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP23335496A patent/JPH1081959A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003522293A (ja) * | 1999-08-04 | 2003-07-22 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 電子ビーム物理蒸着装置 |
| JP4841776B2 (ja) * | 1999-08-04 | 2011-12-21 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 電子ビーム物理蒸着装置 |
| JP2006176867A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Utec:Kk | 成膜装置及び蒸着装置 |
| KR101118196B1 (ko) | 2011-07-20 | 2012-02-24 | 김민호 | 하부 드럼 마스크가 부착된 드럼 마스크 |
| KR101118193B1 (ko) * | 2011-07-20 | 2012-03-05 | 김민호 | 냉각 드럼 마스크 |
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