JPH1114157A - 浴槽装置 - Google Patents

浴槽装置

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Publication number
JPH1114157A
JPH1114157A JP9166973A JP16697397A JPH1114157A JP H1114157 A JPH1114157 A JP H1114157A JP 9166973 A JP9166973 A JP 9166973A JP 16697397 A JP16697397 A JP 16697397A JP H1114157 A JPH1114157 A JP H1114157A
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JP
Japan
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water
bathtub
residual chlorine
circuit
heating
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Pending
Application number
JP9166973A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Sonedaka
和則 曽根高
Hirofumi Kawashima
裕文 河島
Kenichi Takagaki
謙一 高垣
Tetsuo Aoki
哲郎 青木
Hiroaki Yamauchi
博明 山内
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴槽水や浴槽水の水回路に増殖する各種細菌
を殺菌または制菌浄化すること。 【解決手段】 浴槽水1を浄化する浴槽装置において、
水回路の一部に設けた難溶性銀塩19で殺菌浄化する手
段と、加熱源7により自動加熱し高温殺菌する手段と、
ろ過槽10のろ過材9にろ過浄化された汚れ成分を自動
逆洗洗浄排水しろ過材9を再生する手段と、給水部6か
ら循環用アダプタ3を介し自動給水し、浴槽水1を希釈
交換する手段との併用効果によって、浴槽水1や浴槽水
1の水回路を浄化し、複数の人が続けて入浴したり、浴
槽水1を続けて使用しても、循環用水回路を常にきれい
に、清潔に保つことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽の浴槽水を循
環浄化と殺菌浄化して清潔に保つことができる浴槽装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽の浴槽水の循環浄化は図12
に示すような浴槽装置になっていた。
【0003】浴槽水1は浴槽2に取りつけた循環用アダ
プタ3の戻り部に接続した戻り管4、循環ポンプ5、切
換弁A6、加熱源7、切換弁B8、ろ過材9を充填した
ろ過槽10、切換弁C11を通り、循環用アダプタ3の
往き部に接続した往き管12からなる水回路を循環ポン
プ5により循環し、浴槽水1の汚れ成分をろ過槽10に
充填されたろ過材9によりろ過浄化する。ろ過槽10の
ろ過材9が浴槽水1の汚れ成分(比較的大きな垢粒子
等)により目詰りすると、切換弁B8、切換弁C11を
逆洗通路側に切り換え、浴槽水1を用い循環ポンプ5に
よりろ過材9を逆洗洗浄排水し、排水管13より排水し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
浴槽装置では、単に浴槽水の汚れ成分である比較的大き
な垢粒子(おおよそ10ミクロン以上)を水回路に設け
たろ過槽でろ過浄化していたが、複数の人が続けて入浴
したり、浴槽水を続けて使用すると、入浴者自身に付着
している各種細菌が浴槽水に混入することによって生じ
る微細粒子(約1ミクロン程度)の各種細菌(一般細
菌,大腸菌等)による汚れ成分をろ過槽のろ過材では、
不十分なろ過浄化能力となるため、前記比較的大きな垢
粒子(おおよそ10ミクロン以上)のろ過浄化により、
ある一定の濁度にすることは可能であり、その濁度は
1.5〜3°レベルが限度である。
【0005】また前記水回路も汚れ、不清潔になりやす
く、特に循環ポンプ,加熱源,ろ過槽,各種切換弁,往
き管,戻り管および循環用アダプタの接続部分は、凹凸
構成部で、水の流れが悪く(乱流大)、各種細菌の栄養
源となる垢が堆積しやすく、各種細菌が増殖しやすい環
境となっている。このように浴槽水は各種細菌が増殖し
た状態で、浴槽水は循環されるため、一般的に翌日には
一般細菌数は各種入浴条件によってことなるが、105
〜106 /mlレベルとなり、濁度は上昇する。そして
垢や一般細菌等が濁度,臭い,ヌメリに加え、浴槽の喫
水線の汚れ等に悪影響を与え、不清潔感になりやすい。
これらをきれいに、清潔にするためには浴槽水を常時交
換し、浴槽の掃除するか、洗浄剤を投入して循環洗浄す
るかして強制的に洗浄しなければならないため、大変不
経済で手間のかかる作業であるという課題を有してい
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、浴槽装置として、水回路の一部に設けた難
溶性銀塩による浴槽水の殺菌浄化する手段と、加熱源に
より浴槽水を自動加熱し高温殺菌浄化する手段と、浴槽
水をろ過槽のろ過材にろ過浄化された汚れ成分を自動逆
洗洗浄排水しろ過材を再生する手段と、水回路の一部に
設けた給水部から循環用アダプタを介し浴槽に自動給水
し、浴槽水を希釈交換する手段との併用手段によって、
浴槽水はもちろんのこと循環アダプタ,戻り管,循環ポ
ンプ,各種切換弁,ろ過槽および往き管から構成された
水回路も同時に浄化するものである。
【0007】上記発明によれば、浴槽水,水回路の各種
細菌を難溶性銀塩への接触および微量溶出した銀イオン
による殺菌あるいは制菌効果と、浴槽水の垢等の汚れ成
分をろ過槽のろ過材でろ過浄化し、ろ過浄化した汚れ成
分を一定時間毎にろ過材を浴槽水あるいは給水により逆
洗洗浄排水して浄化能力の再生効果と、そして新鮮水を
給水の通水力で洗浄または軽減効果により各種細菌の増
殖を抑えるとともに、浴槽水に新鮮水を一定時間毎に自
動給水することにより、浴槽水,水回路の汚れ成分をろ
過槽でろ過浄化しやすくし、そして浴槽に新鮮水を給水
することによって、浴槽水の濁りを希釈し視覚的に濁り
を軽減する。また浴槽水を加熱源により、一定時間毎に
自動することにより、水回路の往き通路中の各種細菌を
高温加熱殺菌浄化する。このように銀イオン殺菌手段,
逆洗洗浄排水手段,給水手段,加熱手段による併用効果
により、浴槽水や水回路を常にきれいに、清潔に保つこ
とができる。また浴槽水や水回路を常にきれいに、清潔
に保つことによって、複数の人が続けて入浴したり、浴
槽水を続けて使用することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、水回路の一部に設けら
れ浴槽水を循環する循環ポンプと、浴槽水を加熱する加
熱源と、浴槽水をろ過するろ過槽と、浴槽と水回路を接
続する循環用アダプタと、前記水回路の一部に水回路と
浴槽水を殺菌する難溶性銀塩と、浴槽に給水する給水部
を設け、前記浴槽に一定時間毎に自動給水する手段と、
給水または浴槽水を用いろ過槽を一定時間毎に自動逆洗
洗浄排水する手段と、加熱源を用い浴槽水を一定時間毎
に自動加熱する手段を備えることにより、難溶性銀塩へ
の接触および微量溶出した銀イオンによる各種殺菌の殺
菌あるいは制菌効果に加え、浴槽水の垢等の汚れ成分を
ろ過槽のろ過材でろ過浄化し、前記ろ過浄化した汚れ成
分を一定時間毎に自動逆洗洗浄排水して浄化能力の再生
効果と、そして浴槽に一定時間毎に自動給水することに
よって、前記水回路の凹凸構成部の垢等の堆積物を給水
の通水力で洗浄または軽減効果により各種細菌の増殖を
抑えるとともに、浴槽水,水回路の汚れ成分をろ過槽で
ろ過浄化しやすくし、浴槽水への給水により濁りを希釈
し視覚的に濁りの軽減効果と、浴槽水を一定時間毎に自
動加熱することにより、水回路の往き通路に高温水によ
る高温殺菌し、これらの併用効果によって、浴槽水ある
いは水回路を常にきれいに、清潔に保つことができる。
【0009】また、難溶性銀塩として、粒状塩化銀,塩
化銀プレート,塩化銀担持布,塩化銀担持不織布とする
ことにより、前記粒状塩化銀,塩化銀プレートは水回
路、特にろ過槽と往き管の間の一部に樹脂性保持具を充
填装着して、長時間,長寿命用に浴槽装置保証期間は交
換しないタイプに、一方必要に応じ前記粒状塩化銀,塩
化銀プレートに加え、塩化銀担持布,塩化銀担持不織布
を樹脂性保持具に装着し、浴槽壁に設置することによ
り、短時間,一定寿命用と一定期間で交換するタイプと
の併用使用することにより、前記粒状塩化銀,塩化銀プ
レートと塩化銀担持布,塩化銀担持不織布の併用効果に
より、より接触面積を大きくし接触殺菌あるいは銀イオ
ンを溶出させやすくし、より殺菌効果を大きくすること
ができる。
【0010】また、浴槽水を用い自動逆洗洗浄排水した
後、自動加熱する手段により浴槽水を設定温度まで加熱
し、給水部により水回路を介して浴槽に自動給水するこ
とにより、ろ過槽のろ過材にろ過浄化した垢等の汚れ成
分を逆洗洗浄排水してろ過能力を再生効果に加え、浴槽
水量を少なくする。そして浴槽水量が少なくなった浴槽
水を設定温度になるまで加熱し、ろ過槽,往き管および
循環用アダプタからなる往き通路内と浴槽水の一部の各
種細菌を高温加熱殺菌するとともに、浴槽水を加熱する
熱エネルギを少なく、すなわち省エネルギ化ができる。
そしてまた給水部により水回路を介して浴槽に給水する
ことにより、濁りの希釈率を大きくして視覚的な濁りを
軽減するとともに、前記高温加熱殺菌とする浴槽水の沸
き上げ設定温度約30〜40℃および入浴可能な低温度
約35〜40℃は一般的に言われている各種細菌の増殖
大温度域から早く低温度にすることにより、各種細菌の
増殖を抑えることによって浴槽水の濁り,悪臭,ヌメリ
さらに喫水線の汚れ等を軽減することができる。
【0011】また、水回路の一部に設けた給水部からの
給水として、残留塩素含有水を給水するとともに、前記
給水された残留塩素含有水が水回路を経て循環用アダプ
タに達する給水することにより、残留塩素含有水を水回
路全体に給水して、前記水回路で増殖する各種細菌をよ
り効果的に殺菌し、そして浴槽水の一部にも残留塩素含
有水が供給されることから浴槽水中の各種細菌も同時に
殺菌または制菌浄化することができる。
【0012】また、給水部から給水された残留塩素含有
水が水回路を経て循環用アダプタに達した後、給水を停
止し、残留塩素含有水を一定時間水回路に滞留させるこ
とにより、前記水回路で増殖する各種細菌をより確実に
殺菌し、そして浴槽水が拡散希釈率が少なく、前記浴槽
水の一部の各種細菌もより確実に効果的に殺菌浄化する
ことができる。
【0013】また、残留塩素含有水を加熱する手段を設
けることにより、加熱と残留塩素の併用殺菌によって各
種細菌をさらにより確実に効果的に殺菌浄化できる。
【0014】また、加熱する手段により加熱された残留
塩素含有水を水回路に給水した後、加熱する手段により
加熱されていない残留塩素含有水を水回路に給水するこ
とにより、前記加熱された残留塩素含有水で水回路の凹
凸構成部に堆積付着した垢等の付着力を小さくして剥離
しやすくするとともに加熱と残留塩素の併用殺菌し、そ
して加熱していない残留塩素含有水を給水して、水回路
の構成部品を冷却して耐久性を向上させるとともに、残
留塩素の熱分解を遅らせ残留塩素濃度を保持させて殺菌
効果をより大きくし、各種殺菌をダブル殺菌することが
できる。
【0015】また、加熱する手段により加熱された給水
または残留塩素含有水の温度を55℃以上にすることに
より、残留塩素濃度が低下しても、高温加熱水による各
種細菌を高温で殺菌し、残留塩素殺菌と高温加熱殺菌の
相乗効果により、殺菌時間を短時間にすることができ
る。
【0016】さらにまた、給水部から給水される残留塩
素含有水として、水道水とすることにより、一般家庭に
供給されている給水を使用することができるため、利便
性と経済性に優れた浄化ができる。
【0017】(実施例1)以下、本発明の実施例1にお
ける浴槽装置の浄化手段について図面を用い説明する。
なお、従来と同一構成要素のものについては同一番号を
付し説明する。
【0018】図1において、浴槽水1は制御部の信号に
より循環ポンプ5を作動させると、水回路の一部である
浴槽2に取りつけた循環用アダプタ3の戻り部に接続し
た戻り管4、循環ポンプ5、切換弁A6、切換弁D1
4、浴槽水1を加熱する加熱源7を通り、ろ過槽10の
上部往き通路15の切換弁B8より下向流でろ過槽10
に充填したろ過材9で比較的大きな垢粒子汚れ成分を浄
化する。そして、浄化された浴槽水1は切換弁C11を
通り、図2の(a)に示した難溶性銀塩として四角筒形
状からなる塩化銀プレート18を装着した樹脂製保持具
19を設けている。前記樹脂製保持具19は、浄化され
た浴槽水1を循環することにより、浴槽水1中の垢,髪
の毛等の汚れ成分が浄化されているため、塩化銀プレー
ト18表面に前記汚れ成分が付着することがなく、常に
銀イオンを定量的に溶出することができるものである。
そして前記銀イオンを含む浴槽水1は浴槽2に取りつけ
た循環用アダプタ3の往き部に接続した往き管12、循
環用アダプタ3より浴槽2に戻り制御部の信号による循
環ポンプ5の停止まで浴槽水1は循環する。また浴槽2
の浴槽壁に図2の(b)に示したように波形形状した塩
化銀担持不織布20を樹脂製保持ケース21を必要に応
じ取り付け、前記塩化銀プレートと併用設置により、こ
の時循環する浴槽水1中の各種細菌を銀イオンにより殺
菌または制菌浄化効果する。ろ過槽10に充填したろ過
材9が浴槽水1の汚れ成分(比較的大きな垢粒子等)に
より目詰りすると、制御部の信号により循環ポンプ5を
一旦停止させ、切換弁D14をバイパス通路16側およ
び切換弁B8と切換弁C11を逆洗洗浄排水側に切り換
える。そして再度循環ポンプ5を作動させ浴槽水1を用
い、切換弁D14、バイパス通路16、下部逆洗通路1
7、切換弁C11を通り、上向流でろ過槽10に充填し
たろ過材9を逆洗洗浄し、前記逆洗洗浄した浴槽水1を
切換弁B8に接続した排水管13より排水する。そし
て、浴槽2の浴槽水1が一定時間排水されると制御部の
信号により循環ポンプ5を停止させ、切換弁A6を戻り
循環用水回路側に切り換え、前記切換弁A6より、新鮮
な給水を一定量通水させることにより、戻り循環用水回
路の各種細菌の栄養源となる垢の堆積を洗浄浄化すると
ともに、浴槽水1に給水することにより、濁りを希釈し
視覚的に濁りの軽減効果を有することができる。
【0019】次に、難溶性銀塩について詳述する。難溶
性銀塩とは銀イオンの溶解量がppm〜ppbと極微量
溶解するもので、塩化銀,臭化銀,よう化銀等が一般的
な化学物質である。本発明では殺菌または制菌効果を考
慮するとともに、特に塩化銀を用いることにより、容易
に入手,合成しやすく、比較的安価で経済性に優れ、か
つ安全性が高く、加工性に優れたものである。まず塩化
銀単体として任意形状に加工した粒状塩化銀,塩化銀プ
レート(圧延加工品)を用いることにより、浴槽水の循
環流量が大でも変形や破損さらに粉末化することがない
こと、さらに必然的に単体重量が重く長時間長寿命化タ
イプで機器の使用期間に合わせ設置することができると
もに、浴槽壁に設置することができる。一方、短時間短
寿命化タイプとして各種布や各種不織布を担体とし、前
記担体の表面に塩化銀を微量付着担持(微量付着担持方
法は本発明らが既に特許取得しているが、硝酸銀水溶液
に不織布を浸せきさせ、一定量付着させるためローリン
グ後不織布を乾燥する。そして塩化ナトリウム水溶液に
前記乾燥した不織布を浸せきすることにより、硝酸基を
塩化基に置換し塩化銀を微量点在担持したもの)させた
もので、布や不織布の特性を利用し容易に任意形状に加
工できることから、前記塩化銀単体と比較し安価で一定
期間毎に交換できるように浴槽壁等に保持ケースに装着
して設置することができる。前記塩化銀単体,塩化銀担
持においても銀イオンの溶解量に差はなく、各種細菌の
殺菌効果は優れている。
【0020】次に、ろ過槽のろ過材を逆洗洗浄排水する
手段について詳述する。前記逆洗洗浄排水用の水は浴槽
水あるいは循環用水回路の一部に設けた給水部からの給
水を用いる。まず浴槽水を用いる場合は、循環ポンプを
作動するため、安定逆洗水量がほぼ一定で逆洗時間の設
定が容易であり、ろ過材に堆積した垢等の汚れ成分を確
実に逆洗洗浄して、ろ過材の浄化能力を再生することが
できる。一方、給水を用いる場合は、給水の水圧により
逆洗水量がやや不安定となるが、浴槽水と比較し、給水
は新鮮水で汚れ成分は少なく、図1のろ過槽に詳述して
いないが、ろ過材を保持するろ床やろ過材に汚れ成分が
付着することがなく、清潔に逆洗洗浄して、ろ過材の浄
化能力を再生することができる。次に一定時間毎に逆洗
洗浄排水として、1〜6回/日すなわち4時間毎から2
4時間毎の間に実施することが望ましい。4時間毎以内
では浴槽水を用いる場合、一般的な入浴時間帯である午
後7時から11時の4時間内に逆洗洗浄排水のため浴槽
水が少なくなること、さらに浴槽水が少なくなることか
ら給水または給湯が必要となり、省資源化,省エネルギ
化ができなくなる。一方、24時間毎以上になると浴槽
水の汚れ成分が目詰まり大きくなり、循環流量が低下
し、循環浄化効果が悪化する。前記欠点を考慮すると2
〜4回/日すなわち6時間毎から12時間毎の間に実施
することが好ましい。次に、逆洗洗浄排水時間または量
も重要で、逆洗洗浄排水量によってことなるが、一般的
に言われている逆洗率20〜30%の流量の場合、逆洗
洗浄排水の一定時間毎が短時間では、一定時間として
0.5〜2分、一定量として10〜40lで再生か可能
である。また一定時間毎が長時間では、1〜4分、一定
量として20〜80lとやや多くすることにより再生が
可能である。
【0021】次に給水部からの給水する手段について詳
述する。前記給水は逆洗洗浄排水と同様1〜6回/日す
なわち4時間毎から24時間毎の間に実施することが望
ましい。特に浴槽水を利用した逆洗洗浄排水では、浴槽
水の低下分を給水、すなわち逆洗洗浄排水分、10〜8
0lを給水することが望ましい。この時循環用水回路の
凹凸に堆積した汚れ成分を強制的に剥離あるいは軽減
し、前記循環用水回路も洗浄浄化して清潔に保つことが
可能、さらにこのように逆洗洗浄排水後給水することに
より、前述した浴槽水の濁りを希釈し視覚的に濁りの軽
減効果が可能となる相乗作用を有する。
【0022】図3は本発明と従来法の浄化効果として、
浴槽水の濁度と一般細菌数の推移を示し、本発明として
循環用水回路部に塩化銀プレートを設置したもので、表
1に詳細条件を示す。図からも明らかなように、本発明
では一週間浴槽水を交換しない場合でも、濁度は最大
1.0°(従来法4.6°)、0.3°〜0.8°(従
来法1.2°〜4.1°)の範囲とほぼ視覚的に新鮮水
レベルと同じ濁度を維持することができる。また一般細
菌数は最大4.5×105 /ml(従来法9.1×10
6 /ml)、103 〜105 /mlと(従来法105
106 /ml)と約2オーダ殺菌浄化することができ
る。また図示していないが、浴槽水の臭い、浴槽壁のヌ
メリ、浴槽壁の喫水線の汚れに対しても著しい効果を有
する。
【0023】
【表1】
【0024】図4は本発明と従来法の浄化効果を判定す
る循環用水回路構成および浄化判定プレート構成を示
す。(a)は循環用水回路の構成図で、浄化判定プレー
ト22,23は循環用アダプタ3に接続した戻り管4,
往き管12を各々設置している。また、(b)は浄化判
定プレート22,23の上面構成図、(c)は浄化判定
プレート22,23の断面構成図を示し、浄化判定プレ
ート24(幅:10mm、厚さ:1mmの白色樹脂プレ
ート)をシール治具を介して戻り管4、往き管12の通
水部に装着している。表2は、図3で詳述した循環用水
回路構成を用い、本発明と従来法の浄化効果を示したも
のである。表中に記載していない詳細な条件は表1と同
条件とし、評価は表3の評価指数(汚れ指数5段階評
価:色変化=汚れ、垢堆積を目視評価)にて評価した。
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】表2から明らかなように、給水させること
により、循環用水回路に堆積しやすい汚れ成分(垢)を
軽減することができる。また、一般的に言われている水
垢(垢が栄養源となり各種細菌が異常増殖したもの)
は、評価指数4レベルで発生しやすく、従来法の戻り管
の評価指数4では前記水垢が微少ではあるが発生してい
たことからも、給水させることにより、循環用水回路を
清潔に保つことができる。
【0028】(実施例2)本発明の実施例2の浴槽装置
について、図5の排水,加熱,給水モードに基づいて説
明する。
【0029】図5のフローチャートについて説明する
と、制御部の信号により自動シーケンスNo.101の
リモコンの運転SWをONすると、102の各種切換弁
をまず循環通路側(戻り管4から往き管12に循環す
る)に切り換え、各種切換弁が切り換わると103の循
環ポンプ5がONする。循環ポンプ5がONすると排
水,加熱,給水モード用の104の設定タイマがカウン
トを始め、前記設定タイマが設定時間に達するまで浴槽
水1を循環浄化、すなわちろ過槽10のろ過材9で浴槽
水1中の垢や髪の毛等の汚れ成分を浄化する。設定タイ
マが設定時間に達すると105の循環ポンプ5をOFF
させ、切換弁C11、切換弁D14、切換弁B8を切り
換え、107の循環ポンプ5がONすると、108の排
水タイマがカウントを始め、排水タイマが設定時間に達
するまでろ過材9を逆洗洗浄し浴槽水1を排水する。す
なわち浴槽水1がバイパス通路16、下部逆洗通路1
7、切換弁C11を通り、上向流でろ過材9に堆積した
汚れ成分を逆洗洗浄(約130%の膨張率の流量・・・
約20〜25l/分の流量)し、切換弁B8に接続した
排水管13より排水する。次に前記浴槽水1が一定時間
排水されると109の循環ポンプ5をOFFさせ、11
0の切換弁B8、切換弁C11を循環側に、切換弁D1
4を加熱源7側に切り換え、111の循環ポンプ5がO
Nすると112の加熱源7がONし、浴槽水1を113
の設定温度に沸き上げ加熱する。浴槽水1が113の設
定温度に沸き上げ加熱されると105の循環ポンプ5を
OFFさせ、115の切換弁A6を循環側に切り換え、
給水(新鮮水)を開始する。給水(新鮮水)を開始する
と116の通水タイマがカウントを始め、前記116の
通水タイマにより一定量給水するまで通水浄化、すなわ
ち水回路に堆積した垢等の汚れ成分を通水力で洗浄浄化
する。116の通水タイマにより一定量給水されると1
17の切換弁A6を切り換え給水を停止した後、118
の切換弁D14をバイパス通路側に切り換え、119の
循環ポンプ5がONして再び浴槽水を循環浄化する。そ
してふたたび104のタイマに移行して、前記操作をく
り返す。この時の104のタイマは、前記シーケンスが
動作中もカウントをチェックしている。
【0030】次に設定温度について説明する。本発明の
設定温度とは、浴槽水1の平均温度を意味し、入浴可能
な低温度である設定温度(約35〜40℃)よりやや低
い温度、すなわち約30〜40℃が好ましい。なぜなら
少なくとも水回路の加熱源7の出口から循環用アダプタ
3の出口までの往き通路を高温殺菌浄化が目的であるか
ら余り設定温度を高温する必要はなく、設定温度を高温
にすると、入浴の安全性や浴槽2の耐久性に問題が生じ
ることから好ましくない。また、加熱源7の種類による
浴槽水1の加熱設定温度35℃として試算すると、例え
ば一般的な浴槽水1加熱源7としてガス燃焼(1200
0kcal/時)による間接加熱(熱交換器使用)の熱
効率を75%、循環流量6l/分とした場合: 12000kcal/時×0.75/6l/分/60分
=25deg 往き通路の加熱水水温は、浴槽水設定温度35℃+25
deg=60℃となり、高温殺菌浄化効果は十分期待
(高温殺菌効果については、後で詳述する)できる。前
述したガス加熱源で説明したが、石油加熱源,電気加熱
源も同様の効果を有する。
【0031】次に104のタイマの設定時間について説
明する。前記タイマの設定時間は排水手段,加熱手段,
給水手段を一定時間毎に自動で実施するもので、少なく
とも1日(24時間)に1回以上が望ましく、4〜18
時間毎すなわち1日に2〜4回程度前記動作を実施する
ことが好ましい。4時間以内の設定時間では、浄化効果
(逆洗洗浄,加熱殺菌,洗浄)に対し有効であるが、排
水量,加熱量,給水量が多くなり、省資源,省エネルギ
を考慮すると好ましくない。一方、18時間以上の設定
時間では、入浴時間帯と重なる可能性が大きく、入浴中
に浴槽水1量が低下したり、給水により浴槽水1温度が
低下するなど入浴感が悪くなること、さらに浄化効果が
やや劣るなどの欠点を有し好ましくない。また前記入浴
時間帯と重なる可能性が大きいことから、入浴者の意思
により手動または自動で入浴温度に加熱する手段を検知
した場合は、前記加熱手段から一定時間以内は、実施例
の加熱手段等の浄化手段を待機する併用制御方法も可能
で詳述していないが本発明の実施範囲内である。
【0032】(実施例3)本発明の実施例3の浴槽装置
について図6に基づいて説明する。
【0033】図6において、前記実施例1との違いは、
水回路の一部に設けた給水部構成と給水部から給水し
て、残留塩素含有水としたもので、制御部の信号により
水回路の一部に給水弁25をON・OFFさせ、残留塩
素含有水の残留塩素により水回路を強制的に殺菌浄化す
る。この時残留塩素含有水を水回路を経て循環用アダプ
タ3に達する給水とするように制御部の信号により給水
弁25をON・OFFさせるものである。
【0034】次に残留塩素含有水について詳述する。残
留塩素含有水とは、残留塩素として0.1ppm以上を
含有した新鮮水で、塩素ガスを溶解させたもの、次亜塩
素酸ナトリウムを溶解させたもの、固形の次亜塩素酸カ
ルシウムやジクロイソシアヌル酸塩を溶解させたものを
別途濃度制御したものである。別途濃度制御する手段と
して、前記塩素ガス溶解水や次亜塩素酸ナトリウム水等
の高残留塩素濃度水を定量ポンプ等で給水に定量注水
し、濃度制御したものである。給水の残留塩素濃度は前
記0.1ppm以上としたが、水回路の構成部品の材質
として、銅および銅合金、NBRおよびEPDMゴム、
PPおよびPOM樹脂等が一般的であり、これらの材質
の耐久性を考慮すると10ppm以下が望ましい。ま
た、短時間で殺菌効果を効果的にし、かつ構成部品材質
の信頼性を考慮すると、好ましい残留塩素濃度は0.3
〜5ppmである。
【0035】次に水回路から循環用アダプタに達する残
留塩素含有水の給水する手段について説明する。残留塩
素含有水を給水する水回路として、(a)戻り管4単給
水通路、(b)往き管12単給水通路、および(a)戻
り管4と(b)往き管12の複給水通路とがある。
(1)の(a)戻り管4単給水通路とは、切換弁D14
を切り換えることによって加熱源7側とバイパス通路1
6側に流れないように閉止し、浴槽水の循環浄化用水回
路は切換弁A6により循環浄化通路とした後、給水弁2
5をONすると前記(a)戻り管4単給水通路に給水さ
れる。(2)の(b)往き管12の単給水通路とは、浴
槽水の循環浄化用水回路を切換弁A6により、戻り管4
側に流れないように閉止し、前記切換弁D14を切り換
えることによって使用目的に応じ加熱源7側またはバイ
パス通路16側に給水される。(3)の(a)戻り管4
と(b)往き管12の複給水通路とは、前記浴槽水の循
環浄化用水回路側にすべて切換弁を切り換え、(a)戻
り管4と(b)往き管12に同時または繰り返し給水さ
せる。
【0036】(実施例4)本発明の実施例4の浴槽装置
について、図7の同時給水、滞留モードに基づいて説明
する。
【0037】図7において、制御部の信号により(以下
シーケンスNo.は省略する)循環浄化モードである浴
槽水の循環浄化用水回路の状態ままで循環ポンプ5をO
FFし停止させ、予め残留塩素含有水を給水する給水弁
25をONさせると同時に、給水タイマがカウントを始
め、前記実施例2で詳述した水回路の給水条件である
(3)の(a)戻り管4と(b)往き管12の全容量以
上に一定量同時給水し、前記一定量給水すると給水弁2
5をOFFし給水を停止させる。そして給水弁25がO
FFすると、滞留タイマがカウントを始め、残留塩素含
有水が給水された水回路に、前記残留塩素含有水を設定
時間に達するまで滞留させる。この滞留設定時間により
水回路の各種細菌を残留塩素含有水に接触させ、より殺
菌浄化効果を大きく、かつ確実に殺菌することができ
る。
【0038】次に、滞留タイマの滞留設定時間は、残留
塩素含有水の残留塩素濃度によって決定される。各種細
菌により殺菌濃度と時間は異なるが、一般的には残留塩
素濃度が低濃度の場合、設定時間は長時間とし、また高
濃度の場合、設定時間は短時間の設定となっているが、
本発明者らが実施した殺菌評価の結果を図8に示す。図
8の殺菌評価条件は、検水量:500ml、水温:
20℃、初期一般細菌数:5,000,000コ/m
l、残留塩素濃度:0、0.1、0.52ppmの各
種条件で試験した。図8に示したように、水道水基準で
ある一般細菌数100コ/ml以下にするための滞留時
間は、0.1ppmで約15分、0.5ppmで約5
分、2ppmで約2分で殺菌可能となる。よって、好ま
しい滞留時間は、残留塩素濃度によって異なるが15分
以上である。
【0039】(実施例5)本発明の実施例5の浴槽装置
について図9,図10に基づいて説明する。
【0040】図9において、制御部の信号により(以下
シーケンスNo.は省略する)循環浄化モードである浴
槽水の循環浄化用水回路の状態ままで循環ポンプ5をO
FFし停止させると、給水弁25がONする。給水弁2
5がONすると、給水給湯用水回路の加熱源26がON
し、予め設定された高設定温度まで給水を加熱するとと
もに、給水タイマがカウントを始め、水回路、すなわち
前記実施例2で詳述した水回路の給水条件である(3)
の(a)戻り管4と(b)往き管12の全容量以上に一
定量同時給水させる。一定量同時加熱給水すると、給水
弁25がOFFし高温給水を停止すると同時に加熱源2
6がOFFすると、滞留タイマがカウントを始め、高温
加熱水を水回路に設定時間に達するまで滞留させる。こ
の滞留設定温度と滞留高温水により、水回路に堆積した
垢等の付着力を小さくするとともに、各種細菌を高温加
熱水に接触させ高温殺菌する。さらに加熱給水として残
留塩素含有水を用いることにより、残留塩素殺菌と高温
加熱殺菌の相乗効果で、より殺菌浄化効果を大きく、か
つ確実に殺菌浄化することができる。また加熱給水が高
温加熱水であることから、残留塩素含有水の残留塩素濃
度が低下しても確実に高温殺菌することができる。実施
例では詳述していないが、繰り返し給水することによ
り、特に高温加熱水を給水した後に、非加熱給水(大気
温度レベルの水温)を一定時間給水することにより、水
回路の構成部品の耐久性や浴槽2に接続された戻り管
4、往き管12による火傷の防止等を考慮して冷却させ
ることも、本発明の範囲内である。
【0041】次に高温殺菌について詳述する。高温殺菌
とは、各種細菌が高温に弱い性質を利用して殺菌するも
ので、前記各種細菌により高温殺菌温度と高温保持時間
は異なるが、一般的には比較的低温度の場合、保持時間
は長時間とし、高温度の場合、短時間の保持時間でよい
となっているが、本発明者らが実施した高温殺菌評価の
結果を図10に示す。図10の高温殺菌評価条件は、
検水量:100ml、一般細菌:5,000,000
コ/mlをビーカに入れ、前記検水に熱電対を浸せきし
たものを電子レンジで加熱、加熱温度:50,55,
60,65,70℃の条件で試験した。前記の加熱温度
は、温度上昇の最高温度で、公差2deg以内とし、保
持時間内は恒温水槽で保持した。また保持時間とは、温
度上昇の最高温度で、公差2deg以内に達してからの
時間である。図10に示したように、水道水基準である
一般細菌数100コ/ml以下にするための加熱温度
は、55℃以上で5分以上が必要である。また60℃で
は、60℃に達したらほぼ100%高温殺菌浄化が可能
である。
【0042】(実施例6)本発明の実施例5の浴槽水の
循環用水回路の浄化について図11に基づいて説明す
る。
【0043】図11において、制御部の信号により切換
弁A6を切換えると同時に、残留塩素含有水として、一
般家庭で使用している水道水を設定通水量分だけ、実施
例3で詳述した(2)の戻りと往き循環用水回路に同時
通水させることによって、利便性と経済性に優れた浄化
方法とすることができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明の浴槽装置は、水
回路に浴槽水を循環する循環ポンプと、浴槽水を加熱す
る加熱源と、浴槽水をろ過するろ過槽と、浴槽と水回路
を接続する循環用アダプタと、水回路と浴槽水を殺菌す
る難溶性銀塩と、浴槽に給水する給水部を設け、一定時
間毎に自動給水,自動逆洗排水,自動加熱することによ
って、難溶性銀塩による浴槽水の殺菌あるいは制菌効果
に加え、給水により水回路の堆積物を洗浄し、各種細菌
の増殖を抑えることができる。また加熱により高温殺菌
と、ろ過槽の逆洗により浄化能力の再生の併用相乗効果
によって、浴槽水,水回路を常にきれいに、清潔に保つ
ことができる。
【0045】また、難溶性銀塩として、塩化銀の単体や
布に担持したものを用いることにより、接触面積を大き
くし接触殺菌あるいは銀イオンを溶出させやすくする。
また塩化銀を用いることにより、容易に入手、合成しや
すく、比較的安価で経済性に優れ、かつ安全性が高く、
加工性に優れている。さらにろ過槽と往き管の間の一部
に樹脂製保持具に充填装着設置することにより、ろ過さ
れた浴槽水が循環されるため、塩化銀表面が汚れ成分に
より汚染されることが少なく、常に塩化銀表面がきれい
な状態で各種細菌を接触殺菌することができるととも
に、銀イオンの溶出を安定的に保つことができる。
【0046】また、一定時間毎に逆洗洗浄排水,加熱,
給水の順位手段にすることにより、浴槽水量を少なくし
た後、加熱するため加熱エネルギが少なくてすむこと、
また給水による濁りの希釈率を大きくすることができ
る。
【0047】また、残留塩素含有水を給水し、かつ水回
路全体に給水することにより、水回路で増殖する各種細
菌を残留塩素殺菌することができる。また浴槽水の一部
にも残留塩素含有水が給水されるため、部分的ではある
が、浴槽水の各種細菌も同時に殺菌または制菌浄化する
ことができる。
【0048】また、残留塩素含有水を給水し、かつ水回
路全体に給水した後、一定時間滞留することにより、水
回路で増殖する各種細菌をより確実に殺菌することがで
きる。
【0049】また、給水した残留塩素含有水を加熱する
ことにより、加熱殺菌と残留塩素殺菌の併用相乗効果を
より、さらにより確実に殺菌浄化できる。
【0050】また、残留塩素含有水を加熱給水した後、
残留塩素含有水を非加熱給水することにより、水回路の
垢等の汚れ成分の付着力を小さくして剥離しやすくする
とともに、加熱と残留塩素の併用殺菌し、そして非加熱
の残留塩素含有水を給水することにより、水回路の構成
部品を冷却して耐久性を向上させるとともに、再度残留
塩素の分解を遅らせ残留塩素濃度を保持させて殺菌効果
をより大きくし、各種細菌をダブル殺菌することができ
る。
【0051】また、残留塩素含有水の温度を55℃以上
にすることにより、残留塩素濃度が低下しても、高温加
熱水による各種細菌を高温で殺菌し、残留塩素殺菌と高
温加熱殺菌の相乗効果により、殺菌時間を短時間にする
ことができる。
【0052】さらにまた、残留塩素含有水として、水道
水とすることにより、利便性と経済性に優れた殺菌浄化
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の浴槽装置の構成図
【図2】(a)本発明の実施例1の浴槽装置に使用した
塩化銀プレート形状と樹脂制保持具の構成図 (b)同実施例の浴槽装置に使用した塩化銀担持不織布
形状と樹脂制保持具の構成図
【図3】本発明の浴槽装置と従来法の浴槽装置の浄化の
比較図
【図4】(a)本発明の実施例1の浴槽装置と従来法の
浴槽装置の比較試験用水回路の構成図 (b)同比較試験用水回路の浄化プレート部の上面構成
図 (c)同比較試験用水回路の浄化プレート部の断面構成
【図5】本発明の実施例2の浴槽装置の排水,加熱,給
水モードを示すフローチャート
【図6】本発明の実施例3の浴槽装置の残留塩素含有水
を給水する浴槽装置の構成図
【図7】(a)本発明の実施例4の浴槽装置の構成図 (b)同浴槽装置の水回路の同時給水、滞留モードを示
すフローチャート
【図8】(a)本発明の実施例4の浴槽装置の殺菌評価
効果を示す図 (b)同殺菌評価効果を示す表図
【図9】(a)本発明の実施例5の浴槽装置の構成図 (b)同浴槽装置の高温滞留モードを示すフローチャー
【図10】(a)本発明の実施例5の浴槽装置の高温殺
菌評価効果を示す図 (b)同高温殺菌評価効果を示す図
【図11】本発明の実施例6の水道水給水する浴槽装置
の構成図
【図12】従来の浴槽装置の構成図
【符号の説明】
1 浴槽水 3 循環用アダプタ 4 戻り管 5 循環 6 切換弁A 7 加熱源 8 切換弁B 9 ろ過材 10 ろ過槽 11 切換弁C 12 往き管 13 排水管 14 切換弁D 15 上部逆洗通路 16 バイパス通路 17 下部往き通路 18 塩化銀プレート 20 塩化銀担持不織布 22,23 浄化判定プレート部 24 浄化判定プレート 25 給水弁 26 加熱源
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/50 510 C02F 1/50 520L 520 531T 531 531M 540F 540 540B 550H 550 560Z 560 560A 1/76 A 1/76 B01D 35/02 J F24H 1/00 302 F24H 1/00 602L (72)発明者 青木 哲郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山内 博明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水回路の一部に設けられ浴槽水を循環する
    循環ポンプと、浴槽水を加熱する加熱源と、浴槽水をろ
    過するろ過槽と、浴槽と水回路を接続する循環用アダプ
    タと、前記水回路の一部に水回路と浴槽水を殺菌する難
    溶性銀塩と、浴槽に給水する給水部を設け、前記浴槽に
    一定時間毎に自動給水する手段と、給水または浴槽水を
    用いろ過槽を一定時間毎に自動逆洗洗浄排水する手段
    と、浴槽水を一定時間毎に自動加熱する手段を備えてな
    る浴槽装置。
  2. 【請求項2】難溶性銀塩として、粒状塩化銀,塩化銀プ
    レート,塩化銀担持布,塩化銀不織布の少なくとも1つ
    からなる請求項1記載の浴槽装置。
  3. 【請求項3】浴槽水を用い自動逆洗洗浄排水した後、自
    動加熱する手段により浴槽水を設定温度まで加熱し、給
    水部により水回路を介し浴槽に自動給水する請求項1記
    載の浴槽装置。
  4. 【請求項4】水回路の一部に設けた給水部からの給水と
    して、残留塩素含有水を給水するとともに、前記給水さ
    れた残留塩素含有水が水回路を経て循環用アダプタに達
    する給水としてなる請求項1または3記載の浴槽装置。
  5. 【請求項5】給水部から給水された残留塩素含有水が水
    回路を経て循環用アダプタに達した後、給水を停止し、
    残留塩素含有水を一定時間水回路に滞留してなる請求項
    4記載の浴槽装置水。
  6. 【請求項6】残留塩素含有水を加熱する手段を設けた請
    求項1または3から5のいずれか1項記載の浴槽装置。
  7. 【請求項7】加熱する手段により加熱された残留塩素含
    有水を水回路に給水した後、加熱する手段により加熱さ
    れていない残留塩素含有水を水回路に給水する請求項3
    から6のいずれか1項記載の浴槽装置。
  8. 【請求項8】加熱する手段により加熱された給水または
    残留塩素含有水の温度を55℃以上としてなる請求項1
    または3から7のいずれか1項記載の浴槽装置。
  9. 【請求項9】給水部から給水される残留塩素含有水とし
    て、水道水としてなる請求項1または3から8のいずれ
    か1項記載の浴槽装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001259651A (ja) * 2000-03-21 2001-09-25 Nippon Ion Kk 金属イオン殺菌装置を利用したレジオネラ属菌の殺菌方法
JP2002331210A (ja) * 2001-05-10 2002-11-19 Janome Sewing Mach Co Ltd 浴水浄化装置及び浴水浄化装置の清浄化方法
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CN102307640A (zh) * 2009-02-04 2012-01-04 Lg电子株式会社 清洁净水器的方法
JP2012037077A (ja) * 2010-08-04 2012-02-23 Panasonic Corp 溶解装置及びそれを備えた給湯装置

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