JPH11142111A - 焦点検出装置 - Google Patents
焦点検出装置Info
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- JPH11142111A JPH11142111A JP9305883A JP30588397A JPH11142111A JP H11142111 A JPH11142111 A JP H11142111A JP 9305883 A JP9305883 A JP 9305883A JP 30588397 A JP30588397 A JP 30588397A JP H11142111 A JPH11142111 A JP H11142111A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の焦点検出装置は、反射光の等位相面の傾
きを検出してフォーカスエラー信号を得ている。このた
め、被検物体が傾くと反射光の等位相面も傾き、フォー
カスエラー信号も変化してしまい、正確な焦点検出およ
び変位検出ができないという問題があった。 【解決手段】被検物体5に光を照射するための照明手段
1と、被検物体5からの反射光を検出するための検出手
段を有する焦点検出装置において、検出手段は、ダブル
モード導波路12,22とダブルモード導波路12,2
2を2本の導波路13,14,23,24に分岐させる
導波路分岐領域とを有する2つのチャネル導波路と、導
波路分岐領域に接続された2本の導波路を伝搬する光を
検出する検出素子15,16,25,26と、を有し、
2つのチャネル導波路は各々のダブルモード導波路に入
射する被検物体からの反射光の集光位置に対して各々の
ダブルモード導波路の中心軸がわずかにシフトされるよ
うに配置されるようにした。
きを検出してフォーカスエラー信号を得ている。このた
め、被検物体が傾くと反射光の等位相面も傾き、フォー
カスエラー信号も変化してしまい、正確な焦点検出およ
び変位検出ができないという問題があった。 【解決手段】被検物体5に光を照射するための照明手段
1と、被検物体5からの反射光を検出するための検出手
段を有する焦点検出装置において、検出手段は、ダブル
モード導波路12,22とダブルモード導波路12,2
2を2本の導波路13,14,23,24に分岐させる
導波路分岐領域とを有する2つのチャネル導波路と、導
波路分岐領域に接続された2本の導波路を伝搬する光を
検出する検出素子15,16,25,26と、を有し、
2つのチャネル導波路は各々のダブルモード導波路に入
射する被検物体からの反射光の集光位置に対して各々の
ダブルモード導波路の中心軸がわずかにシフトされるよ
うに配置されるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光導波路を用いた
焦点検出装置に関する。
焦点検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信、光計測の分野で光導波路
が注目されている。その理由は光導波路を用いることに
よって光学系の小型、軽量化を図ることができ、また、
光軸の調整が不要になるという利点を有しているからで
ある。光導波路を利用した計測器の一つとして、焦点検
出装置が提案されている。この装置は図5のように光導
波路としてダブルモード導波路が用いられている。
が注目されている。その理由は光導波路を用いることに
よって光学系の小型、軽量化を図ることができ、また、
光軸の調整が不要になるという利点を有しているからで
ある。光導波路を利用した計測器の一つとして、焦点検
出装置が提案されている。この装置は図5のように光導
波路としてダブルモード導波路が用いられている。
【0003】ダブルモード導波路にレーザ光を入射させ
ると、入射レーザ光の振幅分布に対応して導波路内に0
次モードと1次モードが励振される。これら2つのモー
ドは導波路内で干渉し、全体としての光強度分布に非対
称性が生じる。ここで、導波路内の光強度分布の非対称
性をもたらすものとして2つの要素が考えられる。ひと
つは入射レーザ光の強度分布に非対称性がある場合であ
り、もうひとつは入射レーザ光の位相分布に非対称性が
ある場合である。ダブルモード領域の長さを適当に選べ
ば、いずれの場合の非対称性も良く検出できる(H.Ookia
nd J. Iwasaki, Optics Communications 85(1991)17
7)。
ると、入射レーザ光の振幅分布に対応して導波路内に0
次モードと1次モードが励振される。これら2つのモー
ドは導波路内で干渉し、全体としての光強度分布に非対
称性が生じる。ここで、導波路内の光強度分布の非対称
性をもたらすものとして2つの要素が考えられる。ひと
つは入射レーザ光の強度分布に非対称性がある場合であ
り、もうひとつは入射レーザ光の位相分布に非対称性が
ある場合である。ダブルモード領域の長さを適当に選べ
ば、いずれの場合の非対称性も良く検出できる(H.Ookia
nd J. Iwasaki, Optics Communications 85(1991)17
7)。
【0004】このダブルモード導波路におけるモード干
渉を利用して入射レーザ光の光軸方向の変位(焦点位置
ずれ)を検出する。ダブルモード導波路の入り口はレー
ザスポットの入射位置からわずかにずらした(シフトし
た)構成となっている。レーザスポットが焦点位置にあ
るときには光の等位相面は傾きを持たないが(図6
(b))、レーザスポットが焦点位置からずれている場合に
は、光の等位相面に傾きが生じ(図6(a)、(c))、これ
による位相分布の非対称性を検出することによって焦点
位置ずれを検出する。
渉を利用して入射レーザ光の光軸方向の変位(焦点位置
ずれ)を検出する。ダブルモード導波路の入り口はレー
ザスポットの入射位置からわずかにずらした(シフトし
た)構成となっている。レーザスポットが焦点位置にあ
るときには光の等位相面は傾きを持たないが(図6
(b))、レーザスポットが焦点位置からずれている場合に
は、光の等位相面に傾きが生じ(図6(a)、(c))、これ
による位相分布の非対称性を検出することによって焦点
位置ずれを検出する。
【0005】図5において、光源101から発せられた
光はコリメータレンズ102で平行光となった後、ハー
フミラー103で反射して、対物レンズ104によって
被検物体105に集光される。被検物体105上で反射
した光は再び対物レンズ104を通り、ハーフミラー1
03を透過して、集光レンズ106によって基板110
上に形成されたダブルモード導波路111の入射端10
7に集光される。入射端107に集光される光の集光位
置はダブルモード導波路111の中心から横方向にわず
かにシフトした位置にある。
光はコリメータレンズ102で平行光となった後、ハー
フミラー103で反射して、対物レンズ104によって
被検物体105に集光される。被検物体105上で反射
した光は再び対物レンズ104を通り、ハーフミラー1
03を透過して、集光レンズ106によって基板110
上に形成されたダブルモード導波路111の入射端10
7に集光される。入射端107に集光される光の集光位
置はダブルモード導波路111の中心から横方向にわず
かにシフトした位置にある。
【0006】ダブルモード導波路111は適当な長さの
ところで導波路112、113に分岐する。導波路11
2、113からの出射光を光検出器114、115で検
出し、差動増幅器116で差をとれば、図7のフォーカ
スエラー信号117が得られ、被検物体105の焦点位
置ずれを知ることができる。図5の従来例ではダブルモ
ード導波路領域の長さLは、完全結合長(0次モードと
1次モードの位相差がπとなる長さ)をLcとして、物体
の位相分布を観察する条件である
ところで導波路112、113に分岐する。導波路11
2、113からの出射光を光検出器114、115で検
出し、差動増幅器116で差をとれば、図7のフォーカ
スエラー信号117が得られ、被検物体105の焦点位
置ずれを知ることができる。図5の従来例ではダブルモ
ード導波路領域の長さLは、完全結合長(0次モードと
1次モードの位相差がπとなる長さ)をLcとして、物体
の位相分布を観察する条件である
【0007】
【数1】 L=Lc(2m+1)/2 (m=0、1、2・・・) (1)式 とする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の図5の焦点検出
装置は、反射光の等位相面の傾きを検出してフォーカス
エラー信号を得ている。このため、被検物体105が傾く
と反射光の等位相面も傾き、フォーカスエラー信号も変
化してしまい、正確な焦点検出および変位検出ができな
いという問題があった。
装置は、反射光の等位相面の傾きを検出してフォーカス
エラー信号を得ている。このため、被検物体105が傾く
と反射光の等位相面も傾き、フォーカスエラー信号も変
化してしまい、正確な焦点検出および変位検出ができな
いという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、被検物体に光を照射するための照明手段
と、被検物体からの反射光を検出するための検出手段を
有する焦点検出装置において、検出手段は、ダブルモー
ド導波路とダブルモード導波路を2本の導波路に分岐さ
せる導波路分岐領域とを有する2つのチャネル導波路
と、導波路分岐領域に接続された2本の導波路を伝搬す
る光を検出する検出素子と、を有し、2つのチャネル導
波路は各々のダブルモード導波路に入射する被検物体か
らの反射光の集光位置に対して各々のダブルモード導波
路の中心軸がわずかにシフトされるように配置されるよ
うにした。
め、本発明は、被検物体に光を照射するための照明手段
と、被検物体からの反射光を検出するための検出手段を
有する焦点検出装置において、検出手段は、ダブルモー
ド導波路とダブルモード導波路を2本の導波路に分岐さ
せる導波路分岐領域とを有する2つのチャネル導波路
と、導波路分岐領域に接続された2本の導波路を伝搬す
る光を検出する検出素子と、を有し、2つのチャネル導
波路は各々のダブルモード導波路に入射する被検物体か
らの反射光の集光位置に対して各々のダブルモード導波
路の中心軸がわずかにシフトされるように配置されるよ
うにした。
【0010】この場合に、被検物体が照明光軸に対して
傾いたとき、2つのダブルモード導波路のうちの一方に
入射する光軸と、他方のダブルモード導波路に入射する
光軸が、各々ダブルモード導波路の中心軸に対して対称
な方向に傾くようにすることは好ましい。また、ダブル
モード導波路の中心軸と前記反射光が集光される位置と
がシフトされる方向が2つのチャネル導波路において対
称な方向にすることは好ましい。
傾いたとき、2つのダブルモード導波路のうちの一方に
入射する光軸と、他方のダブルモード導波路に入射する
光軸が、各々ダブルモード導波路の中心軸に対して対称
な方向に傾くようにすることは好ましい。また、ダブル
モード導波路の中心軸と前記反射光が集光される位置と
がシフトされる方向が2つのチャネル導波路において対
称な方向にすることは好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】図5の従来例において被検物体1
05がθ傾いたときの様子を図8に示す。被検物体が傾
いたことによって、被検物体からの反射光も傾く。この
ため、反射光の等位相面も傾き、フォーカスエラー信号
は傾きの影響を受ける。被検物体が傾いたときのフォー
カスエラー信号のシミュレーンョン結果を図9に示す。
図9(a)、(b)は各々被検物体が1°、−1°傾いたとき
のフォーカスエラー信号である。被検物体が傾いたこと
によって信号にオフセットが生じ、傾きの方向によって
オフセット方向が逆になっている。従って、このままで
は正確な焦点検出および変位検出が行えない。
05がθ傾いたときの様子を図8に示す。被検物体が傾
いたことによって、被検物体からの反射光も傾く。この
ため、反射光の等位相面も傾き、フォーカスエラー信号
は傾きの影響を受ける。被検物体が傾いたときのフォー
カスエラー信号のシミュレーンョン結果を図9に示す。
図9(a)、(b)は各々被検物体が1°、−1°傾いたとき
のフォーカスエラー信号である。被検物体が傾いたこと
によって信号にオフセットが生じ、傾きの方向によって
オフセット方向が逆になっている。従って、このままで
は正確な焦点検出および変位検出が行えない。
【0012】図9(a)、(b)の信号S1、S2の和をとって
2で割った信号を図10に示す。図10のフォーカスエ
ラー信号の中心付近の直線部分は、被検物体105の傾
きがない場合のフォーカスエラー信号(図7)と一致す
る。図9、10ではθ=1°の場合を示したが、θの値
が異なる場合も同様であった。従って、被検物体がθ傾
いたときと、−θ傾いたときのフォーカスエラー信号を
同時に検出できれば、これらの信号の和をとることによ
って、被検物体の傾きに依らないフォーカスエラー信号
を得ることができる。
2で割った信号を図10に示す。図10のフォーカスエ
ラー信号の中心付近の直線部分は、被検物体105の傾
きがない場合のフォーカスエラー信号(図7)と一致す
る。図9、10ではθ=1°の場合を示したが、θの値
が異なる場合も同様であった。従って、被検物体がθ傾
いたときと、−θ傾いたときのフォーカスエラー信号を
同時に検出できれば、これらの信号の和をとることによ
って、被検物体の傾きに依らないフォーカスエラー信号
を得ることができる。
【0013】図1に本発明の実施の形態による焦点検出
装置の概略構成図を示す。図1は被検物体が傾いていな
い場合の説明図である。光源1から発せられた光はコリ
メータレンズ2で平行光となった後、ハーフミラー3で
反射して対物レンズ4によって被検物体5に集光され
る。被検物体5上で反射した光は再び対物レンズ4を通
り、ハーフミラー3を透過して、もうひとつのハーフミ
ラー6によって2つに分岐される。ハーフミラー6を透
過した光は集光レンズ7によって、基板10上に形成さ
れたダブルモード導波路12の入射端11に集光され
る。また、ハーフミラー6で反射した光は集光レンズ8
によって、基板20上に形成されたダブルモード導波路
22の入射端21に集光される。
装置の概略構成図を示す。図1は被検物体が傾いていな
い場合の説明図である。光源1から発せられた光はコリ
メータレンズ2で平行光となった後、ハーフミラー3で
反射して対物レンズ4によって被検物体5に集光され
る。被検物体5上で反射した光は再び対物レンズ4を通
り、ハーフミラー3を透過して、もうひとつのハーフミ
ラー6によって2つに分岐される。ハーフミラー6を透
過した光は集光レンズ7によって、基板10上に形成さ
れたダブルモード導波路12の入射端11に集光され
る。また、ハーフミラー6で反射した光は集光レンズ8
によって、基板20上に形成されたダブルモード導波路
22の入射端21に集光される。
【0014】ダブルモード導波路12と22は同じ形状
であり、各々の入射端11、12に集光される光の集光
位置はダブルモード導波路12、22の中心から横方向
にほぼ同量だけわずかにシフトした位置にある。ダブル
モード導波路12は適当な長さのところで導波路13、
14に分岐し、導波路13、14からの出射光は光検出
器15、16で検出され、差動増幅器17で差がとられ
る。同様に、ダブルモード導波路22は適当な長さのと
ころで導波路23、24に分岐し、導波路23、24か
らの出射光は光検出器25、26で検出され、差動増幅
器27で差がとられる。差動増幅器17、27からの信
号18、28は加算器30で和がとられる(信号31)。
であり、各々の入射端11、12に集光される光の集光
位置はダブルモード導波路12、22の中心から横方向
にほぼ同量だけわずかにシフトした位置にある。ダブル
モード導波路12は適当な長さのところで導波路13、
14に分岐し、導波路13、14からの出射光は光検出
器15、16で検出され、差動増幅器17で差がとられ
る。同様に、ダブルモード導波路22は適当な長さのと
ころで導波路23、24に分岐し、導波路23、24か
らの出射光は光検出器25、26で検出され、差動増幅
器27で差がとられる。差動増幅器17、27からの信
号18、28は加算器30で和がとられる(信号31)。
【0015】ダブルモード導波路12、22はともにダ
ブルモード領域の長さが物体の位相分布を観察する条件
を満たすように(1)式で表される長さに設定されてい
る。差動増幅器17、27の信号18、28はともに、
従来例図5で被検物体が傾いていないときのフォーカス
エラー信号(図7)に対応し(信号強度は1/2)、加算器
30で和をとった信号31は図7のフォーカスエラー信
号に相当する。
ブルモード領域の長さが物体の位相分布を観察する条件
を満たすように(1)式で表される長さに設定されてい
る。差動増幅器17、27の信号18、28はともに、
従来例図5で被検物体が傾いていないときのフォーカス
エラー信号(図7)に対応し(信号強度は1/2)、加算器
30で和をとった信号31は図7のフォーカスエラー信
号に相当する。
【0016】図2は被検物体5がθ傾いた場合の概略図
である。被検物体5が傾いている場合には、反射光も傾
き、ダブルモード導波路12、22に入射する光も傾
く。ここで、ダブルモード導波路12に入射する光の傾
きは、従来例図8で被検物体105がθ傾いた場合にダ
ブルモード導波路111に入射する光の傾きに相当す
る。一方、ダブルモード導波路22に入射する光の傾き
は、従来例図8で被検物体105が−θ傾いた場合にダ
ブルモード導波路111に入射する光の傾きに相当す
る。従って、被検物体105が照明光軸に対してθ傾い
た場合に、2つのダブルモード導波路12、22に入射
する光の光軸は、各々のダブルモード導波路の中心軸に
対して対称な方向に同じ角度だけ傾いている。
である。被検物体5が傾いている場合には、反射光も傾
き、ダブルモード導波路12、22に入射する光も傾
く。ここで、ダブルモード導波路12に入射する光の傾
きは、従来例図8で被検物体105がθ傾いた場合にダ
ブルモード導波路111に入射する光の傾きに相当す
る。一方、ダブルモード導波路22に入射する光の傾き
は、従来例図8で被検物体105が−θ傾いた場合にダ
ブルモード導波路111に入射する光の傾きに相当す
る。従って、被検物体105が照明光軸に対してθ傾い
た場合に、2つのダブルモード導波路12、22に入射
する光の光軸は、各々のダブルモード導波路の中心軸に
対して対称な方向に同じ角度だけ傾いている。
【0017】図2で差動増幅器17、27の信号18、
28は各々、図9の(a)、(b)のフォーカスエラー信号に
相当する。但し、信号強度は1/2になっている。従っ
て、加算器30で和をとれば、図10と同様のフォーカ
スエラー信号が得られ、焦点位置付近の直線部分は被検
物体5が傾いていないときの信号と同様の信号となる。
28は各々、図9の(a)、(b)のフォーカスエラー信号に
相当する。但し、信号強度は1/2になっている。従っ
て、加算器30で和をとれば、図10と同様のフォーカ
スエラー信号が得られ、焦点位置付近の直線部分は被検
物体5が傾いていないときの信号と同様の信号となる。
【0018】この信号31は被検物体5の傾きによらな
い信号であり、これによって被検物体5が傾いても正確
にフォーカスエラー信号を検出することができる。上述
の実施の形態では2つのチャネル導波路を用いて各々の
ダブルモード導波路に入射する光軸の傾きを対称にする
ことによって、被検物体の傾きが測定結果に影響しない
ようにしたが、下記の方法でも行うことが出来る。
い信号であり、これによって被検物体5が傾いても正確
にフォーカスエラー信号を検出することができる。上述
の実施の形態では2つのチャネル導波路を用いて各々の
ダブルモード導波路に入射する光軸の傾きを対称にする
ことによって、被検物体の傾きが測定結果に影響しない
ようにしたが、下記の方法でも行うことが出来る。
【0019】図5の従来例において被検物体105が1
°傾いたときのフォーカスエラー信号のシミュレーンョ
ン結果を図11に示す。被検物体が傾いたことによって
信号にオフセットが生じている。従って、このままでは
正確な焦点検出および変位検出が行えない。ダブルモー
ド導波路111への入射端107が、ダブルモード導波
路111の中心から図5の従来例とは反対方向にシフト
している場合のフォーカスエラー信号を図12に示す。
図12(a)は被検物体105が傾いていない場合、(b)は
1°傾いている場合の信号である。図6の原理説明図か
らもわかるように、入射端に集光される光の集光位置の
シフト方向がダブルモード導波路の中心に対して逆にな
ると、光の等位相面の傾きも逆になるので、フォーカス
エラー信号は極性が逆転する。
°傾いたときのフォーカスエラー信号のシミュレーンョ
ン結果を図11に示す。被検物体が傾いたことによって
信号にオフセットが生じている。従って、このままでは
正確な焦点検出および変位検出が行えない。ダブルモー
ド導波路111への入射端107が、ダブルモード導波
路111の中心から図5の従来例とは反対方向にシフト
している場合のフォーカスエラー信号を図12に示す。
図12(a)は被検物体105が傾いていない場合、(b)は
1°傾いている場合の信号である。図6の原理説明図か
らもわかるように、入射端に集光される光の集光位置の
シフト方向がダブルモード導波路の中心に対して逆にな
ると、光の等位相面の傾きも逆になるので、フォーカス
エラー信号は極性が逆転する。
【0020】従来例のフォーカスエラー信号(図7、1
1)と、従来例とは入射端のシフト方向が逆の場合のフ
ォーカスエラー信号(図12)について差をとって2で割
った信号を図13に示す。図13(a)、(b)は各々被検物
体105の傾きが0°、1°の場合である。図13
(a)、(b)のフォーカスエラー信号の中心付近の直線部分
はほぼ一致している。
1)と、従来例とは入射端のシフト方向が逆の場合のフ
ォーカスエラー信号(図12)について差をとって2で割
った信号を図13に示す。図13(a)、(b)は各々被検物
体105の傾きが0°、1°の場合である。図13
(a)、(b)のフォーカスエラー信号の中心付近の直線部分
はほぼ一致している。
【0021】すなわち、従来例において、入射端のシフ
ト方向が逆の場合のフォーカスエラー信号も検出すれ
ば、これらの信号の差をとることによって、被検物体の
傾きに依らないフォーカスエラー信号を得ることができ
る。図13ではθ=1°の場合を示したが、θの値が異
なる場合も同様であった。図3に本発明による焦点検出
装置の概略構成図を示す。図3は被検物体が傾いていな
い場合の説明図である。光源201から発せられた光は
コリメータレンズ202で平行光となった後、ハーフミ
ラー203で反射して対物レンズ204によって被検物
体205に集光される。被検物体205上で反射した光
は再び対物レンズ204を通り、ハーフミラー203を
透過して、もうひとつのハーフミラー206によって2
つに分岐される。ハーフミラー206を透過した光は集
光レンズ208によって、基板210上に形成されたダ
ブルモード導波路212の入射端211に集光される。
また、ハーフミラー206で反射した光はミラー207
で反射した後、集光レンズ208によって、基板210
上に形成されたダブルモード導波路222の入射端22
1に集光される。
ト方向が逆の場合のフォーカスエラー信号も検出すれ
ば、これらの信号の差をとることによって、被検物体の
傾きに依らないフォーカスエラー信号を得ることができ
る。図13ではθ=1°の場合を示したが、θの値が異
なる場合も同様であった。図3に本発明による焦点検出
装置の概略構成図を示す。図3は被検物体が傾いていな
い場合の説明図である。光源201から発せられた光は
コリメータレンズ202で平行光となった後、ハーフミ
ラー203で反射して対物レンズ204によって被検物
体205に集光される。被検物体205上で反射した光
は再び対物レンズ204を通り、ハーフミラー203を
透過して、もうひとつのハーフミラー206によって2
つに分岐される。ハーフミラー206を透過した光は集
光レンズ208によって、基板210上に形成されたダ
ブルモード導波路212の入射端211に集光される。
また、ハーフミラー206で反射した光はミラー207
で反射した後、集光レンズ208によって、基板210
上に形成されたダブルモード導波路222の入射端22
1に集光される。
【0022】ダブルモード導波路212と222は同じ
形状であり、各々の入射端211、221に集光される
光の集光位置は、ダブルモード導波路212、222の
中心から横方向にわずかにほぼ同量だけシフトした位置
にあり、シフトの方向はダブルモード導波路の中心から
逆になっている。ダブルモード導波路212は適当な長
さのところで導波路213、214に分岐し、導波路2
13、214からの出射光は光検出器215、216で
検出され、差動増幅器217で差がとられる。同様に、
ダブルモード導波路222は適当な長さのところで導波
路223、224に分岐し、導波路223、224から
の出射光は光検出器225、226で検出され、差動増
幅器227で差がとられる。差動増幅器217、227
からの信号218、228は差動増幅器230で差がと
られる(信号231)。
形状であり、各々の入射端211、221に集光される
光の集光位置は、ダブルモード導波路212、222の
中心から横方向にわずかにほぼ同量だけシフトした位置
にあり、シフトの方向はダブルモード導波路の中心から
逆になっている。ダブルモード導波路212は適当な長
さのところで導波路213、214に分岐し、導波路2
13、214からの出射光は光検出器215、216で
検出され、差動増幅器217で差がとられる。同様に、
ダブルモード導波路222は適当な長さのところで導波
路223、224に分岐し、導波路223、224から
の出射光は光検出器225、226で検出され、差動増
幅器227で差がとられる。差動増幅器217、227
からの信号218、228は差動増幅器230で差がと
られる(信号231)。
【0023】ダブルモード導波路212、222はとも
にダブルモード領域の長さを物体の位相分布を観察する
条件を満たすように(1)式で表される長さに設定され
ている。差動増幅器217、227の信号218、22
8は各々、従来例図5で被検物体が傾いていないときの
フォーカスエラー信号図7、図12(a)に対応し(信号
強度は1/2)、差動増幅器230で差をとった信号2
31(図13(a))は被検物体の傾きが0゜の場合のフ
ォーカスエラー信号である。
にダブルモード領域の長さを物体の位相分布を観察する
条件を満たすように(1)式で表される長さに設定され
ている。差動増幅器217、227の信号218、22
8は各々、従来例図5で被検物体が傾いていないときの
フォーカスエラー信号図7、図12(a)に対応し(信号
強度は1/2)、差動増幅器230で差をとった信号2
31(図13(a))は被検物体の傾きが0゜の場合のフ
ォーカスエラー信号である。
【0024】図4は被検物体205がθ傾いた場合の概
略図である。被検物体205が傾いている場合には、反
射光も傾き、ダブルモード導波路212、222に入射
する光も傾く。ここで、ダブルモード導波路212に入
射する光は、従来例図8で被検物体105がθ傾いた場
合にダブルモード導波路111に入射する場合に相当す
る。一方、ダブルモード導波路222に入射する光は、
従来例図8とは入射端のシフト方向が逆の場合に相当す
る。従って、図4で差動増幅器217、227の信号2
18、228は各々、図11、図12(b)のフォーカス
エラー信号に相当する。但し、信号強度は1/2になっ
ている。従って、差動増幅器230で差をとれば、図1
3(b)と同様のフォーカスエラー信号が得られる。これ
は被検物体205の傾きによらない信号であり、これに
よって被検物体205が傾いても被検物体の変位検出が
行える。
略図である。被検物体205が傾いている場合には、反
射光も傾き、ダブルモード導波路212、222に入射
する光も傾く。ここで、ダブルモード導波路212に入
射する光は、従来例図8で被検物体105がθ傾いた場
合にダブルモード導波路111に入射する場合に相当す
る。一方、ダブルモード導波路222に入射する光は、
従来例図8とは入射端のシフト方向が逆の場合に相当す
る。従って、図4で差動増幅器217、227の信号2
18、228は各々、図11、図12(b)のフォーカス
エラー信号に相当する。但し、信号強度は1/2になっ
ている。従って、差動増幅器230で差をとれば、図1
3(b)と同様のフォーカスエラー信号が得られる。これ
は被検物体205の傾きによらない信号であり、これに
よって被検物体205が傾いても被検物体の変位検出が
行える。
【0025】上述した図3の装置ではダブルモード導波
路212と222を同じ構造にして、入射光のシフト方
向を逆にしたが、シフトの方向を同じにする構造でもよ
い。この場合には一方のダブルモード導波路のダブルモ
ード領域の長さL1を
路212と222を同じ構造にして、入射光のシフト方
向を逆にしたが、シフトの方向を同じにする構造でもよ
い。この場合には一方のダブルモード導波路のダブルモ
ード領域の長さL1を
【0026】
【数2】 L1=Lc(2m+1)/2 (m=0、1、2・・・) (2)式 とし、もう一方のダブルモード導波路のダブルモード領
域の長さL2を
域の長さL2を
【0027】
【数3】 L2=L1+(2n+1)Lc (n=0、1、2・・・) (3)式 とする。尚、上記実施の形態ではフォーカスエラー信号
を求める焦点検出装置を例にあげて説明したが、図1
0、13から分かるように信号31、231はフォーカ
スエラー信号を表しているが、同時にフォーカス位置か
らの被検物体5、205の高さ(変位)を表している。
従って、本実施の形態の焦点検出装置をそのまま変位検
出装置や表面高さ測定装置として用いることができる。
また、信号31、231の情報を被検物体の高さ調節に
フィードバックかけるようにしてオートフォーカス装置
を構成してもよい。
を求める焦点検出装置を例にあげて説明したが、図1
0、13から分かるように信号31、231はフォーカ
スエラー信号を表しているが、同時にフォーカス位置か
らの被検物体5、205の高さ(変位)を表している。
従って、本実施の形態の焦点検出装置をそのまま変位検
出装置や表面高さ測定装置として用いることができる。
また、信号31、231の情報を被検物体の高さ調節に
フィードバックかけるようにしてオートフォーカス装置
を構成してもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば被検物体が傾いた場合で
も、正確な焦点検出および変位検出を行うことができ
る。
も、正確な焦点検出および変位検出を行うことができ
る。
【図1】本発明による焦点検出装置の概略構成図。
【図2】本発明による焦点検出の被検物体が傾いた場合
の概略図。
の概略図。
【図3】本発明による焦点検出装置の概略構成図。
【図4】本発明による焦点検出の被検物体が傾いた場合
の概略図。
の概略図。
【図5】従来例による焦点検出装置の概略構成図。
【図6】従来例による焦点検出装置の原理説明図。
【図7】従来例による焦点検出装置のフォーカスエラー
信号。
信号。
【図8】従来例による焦点検出装置の被検物体が傾いた
場合の概略図。
場合の概略図。
【図9】従来例による焦点検出装置の被検物体が傾いた
場合のフォーカスエラー信号。
場合のフォーカスエラー信号。
【図10】本発明による被検物体が傾いた場合のフォー
カスエラー信号。
カスエラー信号。
【図11】従来例による焦点検出装置の被検物体が傾い
た場合のフォーカスエラー信号。
た場合のフォーカスエラー信号。
【図12】従来例による焦点検出装置とはシフト方向が
逆の場合のフォーカスエラー信号。
逆の場合のフォーカスエラー信号。
【図13】本発明によるフォーカスエラー信号。
1,101,201・・・光源 5,105,205・・・被検物体 3,6,103,106,203,206・・・ハーフミラー 12,22,111,212,222・・・ダブルモード導波路 13,14,23,24,112,113,213,214,223,224・・・導波路 15,16,25,26,114,115,215,216,225,226・・・光検出器 17,27,116,217,227,230・・・差動増幅器
Claims (3)
- 【請求項1】被検物体に光を照射するための照明手段
と、前記被検物体からの反射光を検出するための検出手
段を有する焦点検出装置において、 前記検出手段は、ダブルモード導波路と該ダブルモード
導波路を2本の導波路に分岐させる導波路分岐領域とを
有する2つのチャネル導波路と、該導波路分岐領域に接
続された2本の導波路を伝搬する光を検出する検出素子
と、を有し、前記2つのチャネル導波路は各々のダブル
モード導波路に入射する前記被検物体からの反射光の集
光位置に対して各々のダブルモード導波路の中心軸がわ
ずかにシフトされるように配置されることを特徴とする
焦点検出装置。 - 【請求項2】前記被検物体が照明光軸に対して傾いたと
き、前記2つのダブルモード導波路のうちの一方に入射
する光軸と、他方のダブルモード導波路に入射する光軸
は、各々ダブルモード導波路の中心軸に対して対称な方
向に傾くことを特徴とする請求項1に記載の焦点検出装
置。 - 【請求項3】前記ダブルモード導波路の中心軸と前記反
射光が集光される位置とがシフトされる方向は2つのチ
ャネル導波路において対称な方向であることを特徴とす
る請求項1に記載の焦点検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9305883A JPH11142111A (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 焦点検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9305883A JPH11142111A (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 焦点検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11142111A true JPH11142111A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17950471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9305883A Pending JPH11142111A (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 焦点検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11142111A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7146229B2 (en) | 2004-02-13 | 2006-12-05 | Shimadzu Corporation | Controller for an analyzer |
-
1997
- 1997-11-07 JP JP9305883A patent/JPH11142111A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7146229B2 (en) | 2004-02-13 | 2006-12-05 | Shimadzu Corporation | Controller for an analyzer |
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