JPH1116774A - コンデンサアレイ及びその製造方法 - Google Patents

コンデンサアレイ及びその製造方法

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JPH1116774A
JPH1116774A JP16451297A JP16451297A JPH1116774A JP H1116774 A JPH1116774 A JP H1116774A JP 16451297 A JP16451297 A JP 16451297A JP 16451297 A JP16451297 A JP 16451297A JP H1116774 A JPH1116774 A JP H1116774A
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JP
Japan
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capacitor array
external electrode
external
forming
conductor
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JP16451297A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Tanaka
一幸 田中
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロストークの発生を低減できるコンデンサ
アレイを提供する。 【解決手段】 略直方体形状の素体25内に3つのコン
デンサ20a〜20cを構成する内部電極22が形成さ
れ、素体25の対向する2つの側面に内部電極22に導
電接続された3対の外部電極26が形成されてなるコン
デンサアレイにおいて、少なくとも隣り合う外部電極2
6間に位置する部分では、素体26の側面(外部電極形
成面)から所定深さの領域を、他の領域を形成する誘電
体物質よりも低誘電率の絶縁体24によって形成した素
体25となす。これにより、外部電極26間に生ずる浮
遊容量が低減されるので、この浮遊容量によって生じる
異なる信号間のクロストークを低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロストークの低
減を図ったコンデンサアレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子回路の小型化及び集積化が進
み、これに伴い個々の電子部品の複合化やアレイ化が行
われている。この様なアレイ電子部品の一例として、図
2乃至図4に示すように、複数個のコンデンサを一体化
形成したコンデンサアレイの需要も増大している。
【0003】図1はコンデンサアレイを示す外観斜視
図、図2は要部分解斜視図、図3は平面図、図4は図3
のA−A線矢視方向断面図である。図において、10は
積層型のコンデンサアレイで、一の誘電体層11上に複
数の内部電極12を並列に形成したもの複数積層してな
る素体13と、素体13の両端部において内部電極12
を交互に並列に接続している複数対の外部電極14とか
ら構成され、内部に独立した3個の積層コンデンサ10
a,10b,10cが形成されている。
【0004】個々の積層コンデンサ10a〜10cにお
いて、内部電極12は交互にややずらして配置され、そ
の一端が素体13の対向面に形成された外部電極14に
交互に接続されている。
【0005】また、誘電体層11は矩形のシート上のセ
ラミック焼結体からなり、セラミック焼結体は、例えば
チタン酸マグネシウム等を主成分とする誘電体磁器材料
から形成されている。
【0006】内部電極12は金属ペーストを焼結させた
金属薄膜からなり、金属ペーストとしては、例えばPd
やAg−Pdのような貴金属材料を主成分とするものが
使用され、金属含有量は主に40重量%〜80重量%が
用いられ、外部電極14も内部電極12と同様の材料に
より形成され、表面には半田濡れ性をよくするために半
田メッキが施されている。
【0007】これにより、前述したコンデンサアレイ1
0を1個用いることにより、3つの独立した積層コンデ
ンサ10a〜10cを使用することができるので、回路
の小型化、及び部品実装密度の向上を図ることができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たようなコンデンサアレイ10を用いた場合、個々の積
層コンデンサ10a〜10cにはそれぞれ異なる信号が
印加されるが、隣り合う外部電極14の間隔が非常に狭
いため、それぞれの信号間にクロストーク(混信)を生
じることがあった。
【0009】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、クロ
ストークの発生を低減できるコンデンサアレイを提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために請求項1では、略直方体形状の素体内に複
数のコンデンサを構成する内部電極が形成され、該素体
の表面に前記内部電極に導電接続された外部電極が形成
されてなるコンデンサアレイにおいて、少なくとも隣り
合う外部電極間に位置する部分の素体は、外部電極形成
面から所定深さの領域が、前記素体の他の領域を形成す
る物質よりも低い誘電率を有する固体物質によって形成
されているコンデンサアレイを提案する。
【0011】該コンデンサアレイによれば、隣り合う外
部電極間に位置する部分の素体は、外部電極形成面から
所定深さの領域が、他の領域を形成する物質よりも低い
誘電率を有する固体物質によって形成されているため、
外部電極間に生ずる浮遊容量が低減される。
【0012】また、請求項2では、内部に複数のコンデ
ンサを構成する内部電極が形成され、該内部電極と外部
電極とを導電接続するための導体が外部電極形成面の所
定位置に露出した略直方体形状の素体に、前記導体に導
電接続した外部電極を形成してなるコンデンサアレイの
製造方法において、前記導体の表面露出部を含む所定領
域が凸部となる本体を形成し、前記本体の凸部を低誘電
率の絶縁体ペーストに浸漬して、前記凸部周縁及び隣り
合う凸部間全体に前記絶縁体ペーストを付着させた後、
該絶縁体ペーストを固化し、前記凸部の先端部に付着し
た絶縁体を除去して前記外部電極形成面に前記導体を露
出させた素体を形成し、該露出した導体に導電接続した
外部電極を形成するコンデンサアレイの製造方法を提案
する。
【0013】該コンデンサアレイの製造方法によれば、
前記本体の凸部を低誘電率の絶縁体ペーストに浸漬し
て、前記凸部周縁及び隣り合う凸部間に前記絶縁体ペー
ストを付着させた後、該絶縁体ペーストを固化すること
により、隣り合う外部電極間に位置する部分の素体は、
外部電極形成面から所定深さの領域が、他の領域を形成
する物質よりも低い誘電率を有する絶縁体によって形成
される。これにより、外部電極間に生ずる浮遊容量が低
減される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を説明
する。図5は本発明の一実施形態のコンデンサアレイを
示す外観斜視図、図6は要部分解斜視図、図7は平面
図、図8は図7のA−A線矢視方向断面図である。図に
おいて、20は積層型のコンデンサアレイで、対向する
2つの辺のそれぞれに櫛歯状の3つの凸部21aが形成
された一の誘電体層21上にその長さ方向に3つの内部
電極22を並列に形成したものを複数積層した本体23
と、凸部21aの両側に凹部を埋めるように配置された
低誘電率の絶縁体24とからなる略直方体形状の素体2
5と、素体25の幅方向両端部において凸部21a先端
に露出した内部電極22を積層方向に交互に並列に接続
している3対の外部電極26とから構成され、積層方向
に列をなした3つの内部電極群によって、素体25内部
に独立した3個の積層コンデンサ20a,20b,20
cが形成されている。
【0015】個々の積層コンデンサ20a〜20cにお
いて、内部電極22は交互にややずらして配置され、そ
の一端が凸部21aの先端において素体25の対向面に
形成された外部電極26に交互に接続されている。
【0016】誘電体層21は矩形のシート上のセラミッ
ク焼結体からなり、セラミック焼結体は、例えばチタン
酸マグネシウム等を主成分とする誘電体磁器材料から形
成されている。
【0017】内部電極22は金属ペーストを焼結させた
金属薄膜からなり、金属ペーストとしては、例えばPd
やAg−Pdのような貴金属材料を主成分とするものが
使用され、金属含有量は主に40重量%〜80重量%が
用いられている。
【0018】外部電極26も内部電極22と同様の材料
により形成され、表面には半田濡れ性をよくするために
半田メッキが施されている。
【0019】前述のコンデンサアレイは次のようにして
製造した。まず、誘電体の原料粉末に有機バインダーを
15重量%添加し、さらに水を50重量%加え、これら
をボールミルに入れて十分に混合し、誘電体磁器原料の
スラリーを作成した。
【0020】次に、このスラリーを真空脱泡器に入れて
脱泡した後、リバースロールコーターに入れ、ポリエス
テルフィルム上にこのスラリーからなる薄膜を形成し、
この薄膜をポリエステルフィルム上で100℃に加熱し
て乾燥させ、これを打ち抜いて、10cm角、厚さ約2
0μmのグリーンシートを得た。
【0021】一方、平均粒径が1.5μmのパラジウム
粉末10gと、エチルセルロース0.9gをブチルカル
ビトール9.1gに溶解させたものとを攪拌器に入れ、
10時間攪拌することにより内部電極22用の導電性ペ
ーストを得た。
【0022】この後、上述した内部電極22のパターン
を150個有する各スクリーンを用いて、上記グリーン
シートの片面にこの導電性ペーストからなる内部電極の
パターンを各々印刷し、これを乾燥させた。
【0023】次に、上記印刷面を上にしてグリーンシー
トを複数枚積層し、さらにこの積層物の上下両面に印刷
の施されていないグリーンシートを積層した。次いで、
この積層物を約50℃の温度で厚さ方向に約40トンの
圧力を加えて圧着させた。この後、この積層物をカッタ
ーを用いて裁断し、図9に示すように直方体の対向面に
3つずつの凸部31aを有し、凸部31aの先端に内部
電極が露出した積層アレイ本体31を約50個得た。
【0024】この後、低誘電率の絶縁体の原料粉末に有
機バインダーを15重量%添加し、さらに水を50重量
%加え、これらをボールミルに入れて十分に混合し、絶
縁体磁器原料のスラリーを作成し、図10の(a)(b)(c)
に示すように、積層アレイ本体31を凸部31aの先端
を下にして絶縁体磁器原料スラリー(以下、絶縁体スラ
リーと称する)32に浸漬して引き上げ、凸部31a間
全体及び凸部31a周縁に絶縁体磁器原料スラリー32
を付着させ、これを乾燥させ積層アレイチップを得た。
【0025】次に、この積層アレイチップを雰囲気焼成
可能な炉に入れ、大気中で600℃まで加熱して、有機
バインダーを焼成させ、その後、炉の雰囲気を大気中雰
囲気とし、積層アレイチップの加熱温度を600℃から
焼成温度の1150℃(最高温度)を3時間保持した。
この後、100℃/hrの速度で600℃まで降温し、
室温まで冷却して、焼結アレイチップを得た。
【0026】次いで、焼結アレイチップの端面において
絶縁体(絶縁体磁器原料スラリー32が焼結されたも
の)を切削除去することにより、図11に示すように、
凸部31a先端面を含む外部電極形成面を形成した略直
方体形状の素体25を得た。この後、内部電極22が露
出する部分に銀とガラスフリットとビヒクルからなる導
電性ペーストを塗布して乾燥させ、これを大気中で80
0℃の温度で15分間焼き付け、銀電極層を形成し、さ
らにこの上に銅を無電解メッキで被着させ、この上に電
気メッキ法でPb−Sn半田層を設けて、複数対の外部
電極26を形成した。これによってコンデンサアレイ2
0が得られた。
【0027】前述したコンデンサアレイの製造方法によ
れば、本体31の凸部31aを低誘電率の絶縁体スラリ
ー32に浸漬して、凸部31aの周縁及び隣り合う凸部
31a間に絶縁体スラリー32を付着させた後、この絶
縁体スラリー32を固化することにより、隣り合う外部
電極26間に位置する部分の素体25を低誘電率絶縁体
24によって形成することができる。
【0028】また、これによって得られたコンデンサア
レイ20によれば、隣り合う外部電極26間に位置する
部分の素体25は、外部電極形成面から所定深さの領域
が低誘電率の絶縁体24によって形成され、他の領域を
形成する誘電体層21よりも低い誘電率を有するため、
外部電極26間に生ずる浮遊容量が低減されるので、こ
の浮遊容量によって生じる異なる信号間のクロストーク
が低減される。
【0029】尚、前述した実施形態におけるコンデンサ
アレイの構成は一例であり、本願発明がこれに限定され
ることはない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1記
載のコンデンサアレイによれば、隣り合う外部電極間に
位置する部分の素体は、外部電極形成面から所定深さの
領域が、他の領域を形成する物質よりも低い誘電率を有
する固体物質によって形成されているため、外部電極間
に生ずる浮遊容量が低減されるので、この浮遊容量によ
って生じる異なる信号間のクロストークを低減すること
ができる。
【0031】また、請求項2記載のコンデンサアレイの
製造方法によれば、本体の凸部を低誘電率の絶縁体ペー
ストに浸漬して、前記凸部周縁及び隣り合う凸部間に前
記絶縁体ペーストを付着させた後、該絶縁体ペーストを
固化することにより、隣り合う外部電極間に位置する部
分の素体は、外部電極形成面から所定深さの領域が、他
の領域を形成する物質よりも低い誘電率を有する絶縁体
によって形成される。これにより、外部電極間に生ずる
浮遊容量が低減されるので、この浮遊容量によって生じ
る異なる信号間のクロストークを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例のコンデンサアレイを示す外観斜視図
【図2】従来例のコンデンサアレイを示す要部分解斜視
【図3】従来例のコンデンサアレイを示す平面図
【図4】図3のA−A線矢視方向断面図
【図5】本発明の一実施形態のコンデンサアレイを示す
外観斜視図
【図6】本発明の一実施形態のコンデンサアレイを示す
要部分解斜視図
【図7】本発明の第1の実施形態のコンデンサアレイを
示す平面図
【図8】図7のA−A線矢視方向断面図
【図9】本発明の一実施形態における積層アレイ本体を
示す外観斜視図
【図10】本発明の一実施形態における製造方法を説明
する図
【図11】本発明の一実施形態における素体を示す外観
斜視図
【符号の説明】
20…コンデンサアレイ、20a〜20c…積層コンデ
ンサ、21…誘電体層、21a…凸部、22…内部電
極、23…本体、24…低誘電率の絶縁体、25…素
体、26…外部電極、31…積層アレイ本体、31a…
凸部、32…絶縁体磁器原料スラリー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略直方体形状の素体内に複数のコンデン
    サを構成する内部電極が形成され、該素体の表面に前記
    内部電極に導電接続された外部電極が形成されてなるコ
    ンデンサアレイにおいて、 少なくとも隣り合う外部電極間に位置する部分の素体
    は、外部電極形成面から所定深さの領域が、前記素体の
    他の領域を形成する物質よりも低い誘電率を有する固体
    物質によって形成されていることを特徴とするコンデン
    サアレイ。
  2. 【請求項2】 内部に複数のコンデンサを構成する内部
    電極が形成され、該内部電極と外部電極とを導電接続す
    るための導体が外部電極形成面の所定位置に露出した略
    直方体形状の素体に、前記導体に導電接続した外部電極
    を形成してなるコンデンサアレイの製造方法において、 前記導体の表面露出部を含む所定領域が凸部となる本体
    を形成し、 前記本体の凸部を低誘電率の絶縁体ペーストに浸漬し
    て、前記凸部周縁及び隣り合う凸部間全体に前記絶縁体
    ペーストを付着させた後、 該絶縁体ペーストを固化し、 前記凸部の先端部に付着した絶縁体を除去して前記外部
    電極形成面に前記導体を露出させた素体を形成し、 該露出した導体に導電接続した外部電極を形成すること
    を特徴とするコンデンサアレイの製造方法。
JP16451297A 1997-06-20 1997-06-20 コンデンサアレイ及びその製造方法 Withdrawn JPH1116774A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011164085A (ja) * 2010-01-12 2011-08-25 Denso Corp 燃料アルコール濃度検出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011164085A (ja) * 2010-01-12 2011-08-25 Denso Corp 燃料アルコール濃度検出装置

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Effective date: 20040907