JPH11257406A - 鉄道車両用ダンパー - Google Patents
鉄道車両用ダンパーInfo
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- JPH11257406A JPH11257406A JP8019798A JP8019798A JPH11257406A JP H11257406 A JPH11257406 A JP H11257406A JP 8019798 A JP8019798 A JP 8019798A JP 8019798 A JP8019798 A JP 8019798A JP H11257406 A JPH11257406 A JP H11257406A
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- piston
- rod
- joint
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Abstract
得られ、更にメンテナンス性の良い鉄道車両用ダンパー
を提供する。 【解決手段】 シリンダ1は、一方の端が継ぎ手12を
有する端板で塞がれている。シリンダ1に納められたピ
ストン2は、外周面にシリンダの左室と右室に連なる液
体通路8が形成されている。ピストン2は、前記端板に
対し反対側へ伸びるロッド3により、シリンダ内を移動
するように設ける。シリンダ1の他方の開口端には、ロ
ッド3に対し隙間10をもってはまる減衰板4が取り付
けてある。ロッド3の外端には継ぎ手11が設けられて
いる。その継ぎ手11寄りの位置と減衰板4を設けたシ
リンダ1の開口端との間を、じゃばら5により水密に接
続する。シリンダの左室35と右室36及びじゃばら内
37には高粘性液を充てんする。
Description
る振動を低減するのに使用される鉄道車両用ダンパーの
改良に関する。
て揺動成分とビビリ振動成分に分けられ、前後・左右・
上下の各直線振動とピッチング、ローリング、ヨーイン
グの回転振動に分類される。これらの振動を低減して乗
り心地を向上させるため、車両の各所に、例えば台車枠
と軸箱との間に軸ダンパーが、台車枠と車体との間に左
右動ダンパーや上下動タンパー等の各種のダンパーが使
用されている。最も普通に使われるダンパーは伸びと縮
み運動に対し抵抗力が働く構造からなり、多くは油の流
体抵抗を使うオイルダンパーが使用されている。
の一例を図6、図7に示す。シリンダは外筒16と内筒
17を同心に組合せてなり、継ぎ手32を設けた底板3
1で外筒16の一端を塞ぎ、その底板31の内側に内筒
17の右室27側に開く底板チェック弁30を設ける。
内筒17内には、前記底板31に対し反対側に伸びるロ
ッド19に支持されたピストン18がはめられている。
じ、かつ途中に調圧弁21を有する液体通路20を設け
た栓体24と端板25により塞がれている。前記栓体2
4と端板25の中心孔にはロッド19が通されており、
ロッド19の外端には継ぎ手33が設けられている。そ
して、前記ピストン18には右室27と左室26に通
じ、かつ左室26側に開くピストンチェック弁28を有
する液体通路34が設けられている。
と底板チェック弁30とをつなぐ液体通路22を、外筒
16と内筒17との間の空間に設ける。この液体通路2
2の途中には孔29が開けられており、前記空間が油溜
め23として使用されるように構成されている。なお、
内筒17とピストン18との接触面及び栓体24、端板
25とロッド19との接触面には、それぞれ油漏れを防
止するためのOリングが介在する。
向に動くときは、図6に示すように、ピストン18が右
室27側を狭める方向に動くため、右室27内の流体圧
力が上がり、ピストンの動きがとまる。
トンチェック弁28が開き、右室27内の流体圧力が上
がるにつれて、加圧流体の一部は液体通路34を通り左
室26に入り、更に液体通路20、調圧弁21を経て液
体通路22の孔29から油溜め23に流れ出る。
きは、図7に示すように、ピストン18が左室26側を
狭める方向に動くため、左室26内の液体圧力が上が
り、ピストン18の動きがとまる。
トンチェック弁28が閉じ、左室26内の液体圧力が上
がるにつれて、加圧流体の一部は液体通路20、調圧弁
21を経て液体通路22に流れ、油溜め23から孔29
を経て流入する油と合流して底板チェック弁30から右
室27に流入する。
オイルダンパーは、多くの構成部品を組立てた複雑な構
造からなる。また、ピストンとシリンダとの接触面や端
板とピストンロッドとの接触面にはOリングが使用され
ている。そのため、組立て作業が煩雑で、メンテナンス
にも多くの手間がかかる。
られる欠点を除き、構造が簡単で、振動に対し優れた減
衰性能が得られ、更にメンテナンス性の良い鉄道車両用
ダンパーを提供するものである。
め、本発明の鉄道車両用ダンパーは次のように構成す
る。シリンダは、一方の端が継ぎ手を有する端板で塞が
れている。シリンダに納められたピストンは、外周面に
シリンダの左室と右室に連なる液体通路が形成されてい
る。ピストンは、前記端板に対し反対側へ伸びるロッド
により、シリンダ内を移動するように設ける。シリンダ
の他方の開口端には、ロッドに対しすきまをもってはま
る減衰板が取り付けてある。ロッドの外端には継ぎ手が
設けられている。その継ぎ手寄りの位置と減衰板を設け
たシリンダの開口端との間を、じゃばらにより水密に接
続する。シリンダの左室と右室及びじゃばら内には高粘
性液を充てんする。
リンダの左室と右室及びじゃばら内に、それぞれ充てん
している。そして、振動によりシリンダが伸縮する際、
すなわちピストンが左右に移動する際には、左右室の高
粘性液はピストンの液体通路を通って移動する。この
際、高粘性液の流体抵抗によりピストンの動きは減衰す
る。
は、じゃばらも伸縮する。したがって、シリンダの右室
内の高粘性液とじゃばら内の高粘性液とは減衰板のすき
まを通ってかきまぜられる。この減衰板のすきまを通る
際の流体抵抗により、振動に対する減衰性能は更に向上
する。減衰板のすきまは、実験の結果3mm以下が望ま
しいことがわかった。
する必要はない。一例として図1には、シリンダ1の開
口端とロッド3の外端寄りとをコーン形のじゃばら5で
接合した場合を示す。図3にはロッド3の外端寄りにシ
リンダ1の外形と同じ径の端板14を設け、この端板1
4とシリンダ1の開口端との間を全体が同径のじゃばら
15で接合した場合を示す。また、じゃばらは、原形を
変えることなく伸縮自在であれば、どんな材料をつかっ
てもかまわない。更に、じゃばら全体を補強するため、
じゃばらの屈曲部にワイヤーを用いることもある。な
お、ロッド3の外端寄りに端板がない図1の場合には、
じゃばら内の高粘性液を押し動かすためにロッド3に段
部7を設けることが望ましい。
は、粘度が高く温度依存性の低い液体であれば、なんで
も使用できる。例えば、シリコーン油、ポリイソブチレ
ン油、ポリプロピレン油等を使用する。
1は、一方の端が継ぎ手12を有する端板6で塞がれて
いる。シリンダ1に納められたピストン2は、外周面に
シリンダの左室35と右室36に連なる液体通路8が形
成されている。ピストン2は、前記端板6に対し反対側
へ伸びるロッド3の内端に取り付けて、シリンダ内を移
動するように設ける。
に対し隙間10をもってはまる減衰板4が取り付けてあ
る。なお、ロッド3の外端には継ぎ手11が設けられ、
また継ぎ手11の内側にコーン形の膨らみを設け段部7
を形成する。その継ぎ手11寄りの位置と減衰板4を設
けたシリンダ1の開口端との間を、コーン形のじゃばら
5により水密に接続する。そして、シリンダ1の左室3
5と右室36及びじゃばら内37には、高粘性液として
例えばシリコーン油を充てんする。なお、じゃばら5の
外周面はロッド3の外端寄りに支持した防塵カバー13
で保護することが望ましい。
示すように、ピストンの全周面においてシリンダ内周面
との間に微小隙間で形成するか、または図4(b)に示
すように、ピストンの周面に軸線方向の溝9を複数本設
けるなど種々の形状の通路を使うことができる。なお、
微小隙間をピストンの全周面に設けた場合には、ピスト
ンが動く際に、ピストン外周面の一部がシリンダ内周面
に接触することがあるが、この接触によりピストンの移
動や高粘性液の流通を妨げることはない。
動く際に、じゃばら5内の高粘性液を撹拌し、隙間10
を通して右室36側へ流入させ、振動に対する減衰効果
を向上させるのに有効に働く。
枠の横はりに設けたブラケットに、それぞれ継ぎ手1
1、12を取り付けた使用状態において、振動の発生に
よりピストン2が矢印方向に動く場合を示す。この状態
では、シリンダ1の右室36とじゃばら5は共にせまく
なり、じゃばら5内の高粘性液はピストン2の右端(右
室36側)及び段部7により押されて一部は隙間10を
通りシリンダの右室36内の高粘性液と撹拌され、右室
36内の高粘性液は室内が拡大した左室35内の高粘性
液に比べ液圧が高い。その結果、ピストン2の動きは鈍
り、振動は減衰する。なお、その間圧力が増した右室3
6内の高粘性液の一部は、液体通路8より圧力が低下し
た左室35内に流入する。
場合を図2に示す。この状態では、シリンダ1の右室3
6とじゃばら5は共に拡大し、逆に左室35はせまくな
る。そのため、左室35内の圧力の増した高粘性液の一
部は、液体通路8より圧力が低下した右室36内に流入
する。
えた実施例を図3に示す。基本構成は図1と同じであ
り、じゃばら15部分だけが異なる。内端をピストン2
に取付け外端に継ぎ手11を設けたロッド3の外端寄り
に、シリンダ1の外形と同じ径の端板14を設け、この
端板14とシリンダ1の減衰板4を設けた開口端との間
を全体が同径のじゃばら15で接合した。
ンダ1の左室35側へ動くときは、左室35内の高粘性
液の圧力が増す。その高粘性液の一部は、液体通路8を
通り、室内が拡大して液圧が減った右室36内へ流入す
る。一方、じゃばら15は端板14の動きにより縮む。
このとき、じゃばら15内の高粘性液は端板14に押さ
れて、一部は減衰板4の隙間10を通り右室36内に流
入する。この減衰板4の隙間10を通じての高粘性液の
動きにより、減衰力は更に増大する。
の制御用に使用して、ピストンの微動時の振動周波数と
減衰係数の関係を、変位が±0.5mm、±1.0m
m、±2.0mmの場合について調べた。その結果を図
5に示す。
の油室は減衰板を介してじゃばら室に通じており、ピス
トンが動く際、前記油室とじゃばら室内の液体は減衰板
のすきまを通して流通し撹拌するため、振動に対する減
衰力を向上させることができる。また、ダンパーは調圧
弁等の弁やOリング等の消耗部品を使っておらず簡単な
構成からなるため、装置の組立て作業やメンテナンスが
楽にできる。
際の断面図である。
く際の断面図である。
ら15を設けた側の部分を示す断面図である。
ける液体通路の一例を記す説明図で、(a)は液体通路
8を全面の隙間で形成した場合、(b)は複数本の軸線
方向の溝9で形成した場合である。
向振動加速度の制御に使用した際のピストンの微動時の
振動周波数と減衰係数の関係を示すグラフである。
におけるダンパーが伸びる方向に動く際の断面図であ
る。
におけるダンパーが縮む方向に動く際の断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダは一方の端が継手を有する端板
で塞がれており、シリンダ内に組み合わされたピストン
には外周面にシリンダの左室と右室に連なる液体通路が
複数本があけられており、外端に継ぎ手を設けたロッド
の内端側をシリンダの開口端よりシリンダ内にいれ、ロ
ッド端をピストンに取り付け、ロッドに対しすきまをも
ってはまる減衰板をシリンダの開口端近傍に取り付け、
シリンダの開口端とロッドの継ぎ手寄り位置との間を伸
縮自在のじゃばらにより水密に接続し、シリンダの左室
と右室及びじゃばら内に高粘性液を充てんした鉄道車両
用ダンパー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8019798A JPH11257406A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 鉄道車両用ダンパー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8019798A JPH11257406A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 鉄道車両用ダンパー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11257406A true JPH11257406A (ja) | 1999-09-21 |
| JPH11257406A5 JPH11257406A5 (ja) | 2005-06-30 |
Family
ID=13711669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8019798A Pending JPH11257406A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 鉄道車両用ダンパー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11257406A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015214301A (ja) * | 2014-05-13 | 2015-12-03 | 新日鐵住金株式会社 | 鉄道車両における傾き規制装置 |
| KR101689313B1 (ko) * | 2015-12-16 | 2016-12-23 | 주식회사 케이오비에이 | 점탄성유체에 의한 충격 완화 장치 |
| JP2019162924A (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 株式会社日立製作所 | 軌条車両用台車 |
-
1998
- 1998-03-11 JP JP8019798A patent/JPH11257406A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015214301A (ja) * | 2014-05-13 | 2015-12-03 | 新日鐵住金株式会社 | 鉄道車両における傾き規制装置 |
| KR101689313B1 (ko) * | 2015-12-16 | 2016-12-23 | 주식회사 케이오비에이 | 점탄성유체에 의한 충격 완화 장치 |
| JP2019162924A (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 株式会社日立製作所 | 軌条車両用台車 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Effective date: 20041022 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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| A521 | Written amendment |
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| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Effective date: 20071230 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20071221 |
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| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080701 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |