JPH1128571A - 水中溶接用トーチノズル - Google Patents
水中溶接用トーチノズルInfo
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- JPH1128571A JPH1128571A JP19634497A JP19634497A JPH1128571A JP H1128571 A JPH1128571 A JP H1128571A JP 19634497 A JP19634497 A JP 19634497A JP 19634497 A JP19634497 A JP 19634497A JP H1128571 A JPH1128571 A JP H1128571A
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 46
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
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- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多量のシールドガスを用いることなく広い気
相領域を安定して形成できるようにする。 【解決手段】 内径を絞って少流量のシールドガス7を
送給できるようにした内筒2と、内筒2との間に噴流水
6を導くようにした外筒3とによる2重ノズル構造とす
る。内筒2の先端に、70〜80°度の広がり角度で広
がるラッパ状のスカート10を一体に設ける。スカート
10の外面に噴流水6を流して周りの水を巻き込ませ、
少流量の水カーテン流量によって水カーテン6aを形成
させる。
相領域を安定して形成できるようにする。 【解決手段】 内径を絞って少流量のシールドガス7を
送給できるようにした内筒2と、内筒2との間に噴流水
6を導くようにした外筒3とによる2重ノズル構造とす
る。内筒2の先端に、70〜80°度の広がり角度で広
がるラッパ状のスカート10を一体に設ける。スカート
10の外面に噴流水6を流して周りの水を巻き込ませ、
少流量の水カーテン流量によって水カーテン6aを形成
させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は湿式で行う水中溶接
方法のうち、特に、水カーテンでガスシールドをして溶
接を行う水中溶接用トーチノズルに関するものである。
方法のうち、特に、水カーテンでガスシールドをして溶
接を行う水中溶接用トーチノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】海洋構造物等の修理、改造を水中で行う
ための水中溶接方法としては、直接水中で溶接を行う湿
式法と、溶接部分の水を排除して行う乾式法が知られて
いる。
ための水中溶接方法としては、直接水中で溶接を行う湿
式法と、溶接部分の水を排除して行う乾式法が知られて
いる。
【0003】上記湿式法のうち、被覆に特別の工夫を凝
らした溶接棒を用いて直接水中で溶接する被覆アーク溶
接法は、広く実用化されており、我が国においてもそれ
なりの実績をあげている。
らした溶接棒を用いて直接水中で溶接する被覆アーク溶
接法は、広く実用化されており、我が国においてもそれ
なりの実績をあげている。
【0004】しかし、水中という環境下では身体が不安
定であると共に、溶接そのものに高度な技術を必要と
し、しかも、溶接部は大気中に比べてブローホールが発
生し易い、等の問題があり、近年では、湿式法のうち、
溶接部近傍を水カーテンで覆うようにする水カーテン式
やワイヤブラシで覆うようにするワイヤブラシ式等の研
究が進められている。
定であると共に、溶接そのものに高度な技術を必要と
し、しかも、溶接部は大気中に比べてブローホールが発
生し易い、等の問題があり、近年では、湿式法のうち、
溶接部近傍を水カーテンで覆うようにする水カーテン式
やワイヤブラシで覆うようにするワイヤブラシ式等の研
究が進められている。
【0005】そのうち、水カーテン式の水中溶接方法
は、図7に一例を示す如く、中心部に溶接ワイヤ1を通
すようにした内筒2と、該内筒2の外周部に隙間をあけ
て配置した外筒3とからなる2重ノズル構造として、内
筒2と外筒3の先端部にラッパ状の噴流口4を設けた溶
接トーチノズル5を用い、内筒2と外筒3との間に導か
れた噴流水6を噴流口4から高速で吐出させてトーチノ
ズル外周に水カーテンを形成させるようにし、水カーテ
ンを形成させることにより、トーチノズル内外の水がこ
の噴流水6により遮断されると同時に、噴流口4の先端
と母材8の表面との狭隘部においてトーチノズル直下内
部から半径外方向に吸引作用が生じるので、この状態で
内筒2を通してシールドガス7を送給すると、噴流水6
の遮断作用、吸引作用及び飛散ガス気泡の粉砕作用によ
り、トーチノズル直下に安定した気相領域(空洞)9が
形成され、この気体雰囲気内で溶接を行うようにしたも
のである。1aはアークを示す。
は、図7に一例を示す如く、中心部に溶接ワイヤ1を通
すようにした内筒2と、該内筒2の外周部に隙間をあけ
て配置した外筒3とからなる2重ノズル構造として、内
筒2と外筒3の先端部にラッパ状の噴流口4を設けた溶
接トーチノズル5を用い、内筒2と外筒3との間に導か
れた噴流水6を噴流口4から高速で吐出させてトーチノ
ズル外周に水カーテンを形成させるようにし、水カーテ
ンを形成させることにより、トーチノズル内外の水がこ
の噴流水6により遮断されると同時に、噴流口4の先端
と母材8の表面との狭隘部においてトーチノズル直下内
部から半径外方向に吸引作用が生じるので、この状態で
内筒2を通してシールドガス7を送給すると、噴流水6
の遮断作用、吸引作用及び飛散ガス気泡の粉砕作用によ
り、トーチノズル直下に安定した気相領域(空洞)9が
形成され、この気体雰囲気内で溶接を行うようにしたも
のである。1aはアークを示す。
【0006】上記水カーテン式の水中溶接方法では、水
カーテンの流量、シールドガス7の流量が、形成される
気相領域9の大きさや安定性に大きな影響を与えること
が知られている。更に、シールドガス流量と気相領域の
形との関係では、噴流口4の広がり角度が40〜60°
のときが最も有効とされている。
カーテンの流量、シールドガス7の流量が、形成される
気相領域9の大きさや安定性に大きな影響を与えること
が知られている。更に、シールドガス流量と気相領域の
形との関係では、噴流口4の広がり角度が40〜60°
のときが最も有効とされている。
【0007】図8(イ)(ロ)、図9(イ)(ロ)、図
10(イ)(ロ)は気相領域9が形成される代表的な3
つの形態を示すもので、図8(イ)(ロ)では、噴流水
6の内部への反転流がなく全周にわたって内部が乾いた
状態の気相領域9が形成されており、又、図9(イ)
(ロ)では、一部で噴流水6の内部への反転流が生じて
おり、更に、図10(イ)(ロ)では、内部への噴流水
6の浸入が全周にわたって生じているものである。
10(イ)(ロ)は気相領域9が形成される代表的な3
つの形態を示すもので、図8(イ)(ロ)では、噴流水
6の内部への反転流がなく全周にわたって内部が乾いた
状態の気相領域9が形成されており、又、図9(イ)
(ロ)では、一部で噴流水6の内部への反転流が生じて
おり、更に、図10(イ)(ロ)では、内部への噴流水
6の浸入が全周にわたって生じているものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記図8
(イ)(ロ)に示す形態の場合、気相領域9は安定して
いるが、噴流口4と母材8との間の距離が0〜4mm程度
と小さく、トーチノズル5の先端径としての噴流口4の
径を大きくしないと広い気相領域9が形成できないとい
う問題があり、又、図9(イ)(ロ)に示す形態の場合
には、噴流口4と母材8との間の距離が4〜6mmと大き
くて図8(イ)(ロ)の場合よりも広い気相領域9が形
成されるものの、全周にわたって一様に安定した状態が
保てないという問題があり、更に、図10(イ)(ロ)
に示す形態の場合には、噴流口4と母材8との間の距離
を6〜18mmと更に大きくすることができてより広い気
相領域9を形成できるが、シールドガス7の動圧と外部
の圧力とを釣り合わせるために、多量のシールドガス7
が必要となる問題がある。
(イ)(ロ)に示す形態の場合、気相領域9は安定して
いるが、噴流口4と母材8との間の距離が0〜4mm程度
と小さく、トーチノズル5の先端径としての噴流口4の
径を大きくしないと広い気相領域9が形成できないとい
う問題があり、又、図9(イ)(ロ)に示す形態の場合
には、噴流口4と母材8との間の距離が4〜6mmと大き
くて図8(イ)(ロ)の場合よりも広い気相領域9が形
成されるものの、全周にわたって一様に安定した状態が
保てないという問題があり、更に、図10(イ)(ロ)
に示す形態の場合には、噴流口4と母材8との間の距離
を6〜18mmと更に大きくすることができてより広い気
相領域9を形成できるが、シールドガス7の動圧と外部
の圧力とを釣り合わせるために、多量のシールドガス7
が必要となる問題がある。
【0009】水中溶接においては、気相領域9が狭いと
溶接部が急冷され、継手特性に影響を与えるので、広い
気相領域9の形成が重要な課題である。
溶接部が急冷され、継手特性に影響を与えるので、広い
気相領域9の形成が重要な課題である。
【0010】そこで、本発明は、多量のシールドガスを
用いることなく広い気相領域を安定して形成させること
ができるような水中溶接用トーチノズルを提供しようと
するものである。
用いることなく広い気相領域を安定して形成させること
ができるような水中溶接用トーチノズルを提供しようと
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、中心部に溶接ワイヤを通すようにした内
筒と、該内筒の外周部に隙間をあけて配置した外筒とを
備えて、内筒の内側にシールドガスを供給するようにす
ると共に、内筒と外筒との間に噴流水を導くようにした
2重ノズル構造とし、且つ上記内筒の先端に、末広がり
となるよう所要の角度でラッパ状に広がるスカートを一
体に設けた構成とする。
決するために、中心部に溶接ワイヤを通すようにした内
筒と、該内筒の外周部に隙間をあけて配置した外筒とを
備えて、内筒の内側にシールドガスを供給するようにす
ると共に、内筒と外筒との間に噴流水を導くようにした
2重ノズル構造とし、且つ上記内筒の先端に、末広がり
となるよう所要の角度でラッパ状に広がるスカートを一
体に設けた構成とする。
【0012】スカートの外面に沿って吐出される噴流水
は周囲の水を巻き込むため、水カーテンが効果的に形成
され、これにより、スカートと母材との間の距離を大き
くとることができるので、広い気相領域が形成される。
は周囲の水を巻き込むため、水カーテンが効果的に形成
され、これにより、スカートと母材との間の距離を大き
くとることができるので、広い気相領域が形成される。
【0013】又、内筒の内径を12〜15mmとし且つス
カートの広がり角度を70〜80°とした構成とするこ
とにより、少流量のシールドガスで安定した気相領域の
形成が可能となる。
カートの広がり角度を70〜80°とした構成とするこ
とにより、少流量のシールドガスで安定した気相領域の
形成が可能となる。
【0014】更に、スカートの内面を湾曲面とすること
によって、気相領域をより広くできるだけでなく、アー
ク光の輻射熱を効率よく溶接部周辺に導くことができ、
溶接後の急冷をより効果的に防止できるようになる。
によって、気相領域をより広くできるだけでなく、アー
ク光の輻射熱を効率よく溶接部周辺に導くことができ、
溶接後の急冷をより効果的に防止できるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0016】図1は本発明の実施の一形態を示すもの
で、中心部に溶接ワイヤ1を通すようにした内筒2と、
該内筒2の外周部に隙間をあけて配置した外筒3とを備
えて、内筒2の内側にシールドガス7を供給するように
すると共に、内筒2と外筒3との間に噴流水6を導くよ
うにした2重ノズル構造とし、且つ上記内筒2の先端
に、末広がりとなるようにラッパ状に広がるスカート1
0を一体に設けた構成を有する水中溶接用トーチノズル
11とする。
で、中心部に溶接ワイヤ1を通すようにした内筒2と、
該内筒2の外周部に隙間をあけて配置した外筒3とを備
えて、内筒2の内側にシールドガス7を供給するように
すると共に、内筒2と外筒3との間に噴流水6を導くよ
うにした2重ノズル構造とし、且つ上記内筒2の先端
に、末広がりとなるようにラッパ状に広がるスカート1
0を一体に設けた構成を有する水中溶接用トーチノズル
11とする。
【0017】上記内筒2の内径は溶接ビード形状に影響
を与えない程度にシールドガス流速を高めるように12
〜15mmに絞り、スカート10の広がり角度θは70〜
80°の範囲に設定してある。
を与えない程度にシールドガス流速を高めるように12
〜15mmに絞り、スカート10の広がり角度θは70〜
80°の範囲に設定してある。
【0018】トーチノズル11を水中の母材8に対峙さ
せて配置した状態において、内筒2と外筒3の間に噴流
水6を導いて、その噴流水6をスカート10の外面に沿
って吐出させると、周囲の水を巻き込むため、少流量の
水噴流によって水カーテン6aを形成することができ
る。したがって、スカート10の先端と母材8との間の
距離を大きくとることができ、広い気相領域9を形成す
ることができ、これにより、溶接部の急冷を防止するこ
とが可能となる。
せて配置した状態において、内筒2と外筒3の間に噴流
水6を導いて、その噴流水6をスカート10の外面に沿
って吐出させると、周囲の水を巻き込むため、少流量の
水噴流によって水カーテン6aを形成することができ
る。したがって、スカート10の先端と母材8との間の
距離を大きくとることができ、広い気相領域9を形成す
ることができ、これにより、溶接部の急冷を防止するこ
とが可能となる。
【0019】上記において、内筒2の内径は12〜15
mmに絞ってあるが、これは、溶接ビード形状に影響を与
えない程度にシールドガス7の流速を高めることができ
るからであり、これにより、少流量のシールドガス7に
より安定した気相領域9を形成することができる。
mmに絞ってあるが、これは、溶接ビード形状に影響を与
えない程度にシールドガス7の流速を高めることができ
るからであり、これにより、少流量のシールドガス7に
より安定した気相領域9を形成することができる。
【0020】又、本発明では、スカート10の広がり角
度θを70〜80°に設定してあるが、これは本発明者
の実験による知見によるもので、70〜80°の範囲の
ときに、スカート10の先端と母材8との間の距離を最
も大きくできて広い気相領域9の形成が可能であった。
因に、最大でスカート10の先端直径の1.5倍程度の
直径を有する気相領域9の形成が可能となる。
度θを70〜80°に設定してあるが、これは本発明者
の実験による知見によるもので、70〜80°の範囲の
ときに、スカート10の先端と母材8との間の距離を最
も大きくできて広い気相領域9の形成が可能であった。
因に、最大でスカート10の先端直径の1.5倍程度の
直径を有する気相領域9の形成が可能となる。
【0021】次に、図2は本発明の他の実施の形態を示
すもので、図1に示したものと同様な構成において、ス
カート10の内面を湾曲面10aとしたものである。
すもので、図1に示したものと同様な構成において、ス
カート10の内面を湾曲面10aとしたものである。
【0022】図2に示すように、スカート10の内面に
湾曲面10aを形成すると、その分だけ気相領域9を広
くすることができ、更に、アーク1aの光が湾曲面10
aで反射して溶接部周辺に集められるため、輻射熱によ
って溶接部周辺を効率よく加熱することができる。した
がって、水中溶接を行いながら溶接部の予熱、及び溶接
後の急冷をより効果的に防止することができ、溶接欠陥
の低減を図ることができる。
湾曲面10aを形成すると、その分だけ気相領域9を広
くすることができ、更に、アーク1aの光が湾曲面10
aで反射して溶接部周辺に集められるため、輻射熱によ
って溶接部周辺を効率よく加熱することができる。した
がって、水中溶接を行いながら溶接部の予熱、及び溶接
後の急冷をより効果的に防止することができ、溶接欠陥
の低減を図ることができる。
【0023】
【実施例】次いで、本発明者が行った各種の実験結果に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0024】図3は、スカート10の広がり角度を75
°、ノズルの高さ(スカート10の先端と母材8との間
の距離)を7mmとし、水カーテン流量(l/min )をそ
れぞれ10(△印)、13(○印)、15(□印)とし
た場合のシールドガス流量(l/min )とシールド領域
(気相領域9)の直径(mm)との関係を示すもので、シ
ールドガス流量が40程度を超えると、シールドガス流
量に拘らずシールド領域の直径が安定することが分か
る。
°、ノズルの高さ(スカート10の先端と母材8との間
の距離)を7mmとし、水カーテン流量(l/min )をそ
れぞれ10(△印)、13(○印)、15(□印)とし
た場合のシールドガス流量(l/min )とシールド領域
(気相領域9)の直径(mm)との関係を示すもので、シ
ールドガス流量が40程度を超えると、シールドガス流
量に拘らずシールド領域の直径が安定することが分か
る。
【0025】図4は、スカート10の広がり角度を75
°、ノズルの高さを7mm、シールドガス流量(l/min
)を50とした場合の水カーテン流量(l/min )と
シールド領域の直径(mm)との関係を示すもので、水カ
ーテン流量が約8〜17の間ではシールド領域の直径に
殆ど影響を及ぼさないことが分かる。
°、ノズルの高さを7mm、シールドガス流量(l/min
)を50とした場合の水カーテン流量(l/min )と
シールド領域の直径(mm)との関係を示すもので、水カ
ーテン流量が約8〜17の間ではシールド領域の直径に
殆ど影響を及ぼさないことが分かる。
【0026】図5は、上記図3及び図4における安定し
たシールドガス流量と水カーテン流量のもとで、スカー
ト10の広がり角度をそれぞれ45°(△印)、60°
(○印)、75°(□印)に変化させて行ったノズルの
高さとシールド領域の直径との関係を示すもので、角度
が75°でノズルの高さが7〜9mmの範囲のときにシー
ルド領域の直径がピークとなることが分かる。
たシールドガス流量と水カーテン流量のもとで、スカー
ト10の広がり角度をそれぞれ45°(△印)、60°
(○印)、75°(□印)に変化させて行ったノズルの
高さとシールド領域の直径との関係を示すもので、角度
が75°でノズルの高さが7〜9mmの範囲のときにシー
ルド領域の直径がピークとなることが分かる。
【0027】図6は、スカート10の広がり角度を75
°、ノズルの高さを7mmとし、上記図4における安定し
た水カーテン流量のもとで、圧力をそれぞれ0.1MP
a(□印)、0.4MPa(○印)、0.6MPa(△
印)に変化させて行ったシールドガス流量(l/min )
とシールド領域の直径(mm)との関係を示すもので、い
ずれの圧力下においてもシールドガス流量が55辺りを
超えるとシールド領域の直径が安定することが分かる。
°、ノズルの高さを7mmとし、上記図4における安定し
た水カーテン流量のもとで、圧力をそれぞれ0.1MP
a(□印)、0.4MPa(○印)、0.6MPa(△
印)に変化させて行ったシールドガス流量(l/min )
とシールド領域の直径(mm)との関係を示すもので、い
ずれの圧力下においてもシールドガス流量が55辺りを
超えるとシールド領域の直径が安定することが分かる。
【0028】このように、スカート10の角度及びシー
ルドガスを供給する内筒2の内径を工夫することで、溶
接を行うための充分なノズルの高さを確保でき、且つス
カート10の先端直径よりも広い範囲のシールド領域を
安定して形成することができる。
ルドガスを供給する内筒2の内径を工夫することで、溶
接を行うための充分なノズルの高さを確保でき、且つス
カート10の先端直径よりも広い範囲のシールド領域を
安定して形成することができる。
【0029】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の水中溶接用ト
ーチノズルによれば、次の如き優れた効果を発揮する。 (1) 中心部に溶接ワイヤを通すようにした内筒と、該内
筒の外周部に隙間をあけて配置した外筒とを備えて、内
筒の内側にシールドガスを供給するようにすると共に、
内筒と外筒との間に噴流水を導くようにした2重ノズル
構造とし、且つ上記内筒の先端に、末広がりとなるよう
に所要の角度でラッパ状に広がるスカートを一体に設け
た構成としてあるので、スカートの外面に沿って吐出さ
れる噴流水が周囲の水を巻き込むことにより、少流量の
水で水カーテンを形成することができて、広い気相領域
を形成することができ、溶接部の急冷を防止することが
できる。 (2) 内筒の内径を12〜15mmとし且つスカートの広が
り角度を70〜80°とした構成とすることにより、シ
ールドガス流速を高めることができ、少流量のシールド
ガスにより安定した気相領域を形成することができる。 (3) スカートの内面を湾曲面とした構成とすることによ
り、気相領域を更に広くすることができると共に、アー
ク光の輻射熱を溶接部周辺に集め易くすることができ
て、溶接後の急冷をより効果的に抑えることができ、溶
接欠陥を低減することができる。
ーチノズルによれば、次の如き優れた効果を発揮する。 (1) 中心部に溶接ワイヤを通すようにした内筒と、該内
筒の外周部に隙間をあけて配置した外筒とを備えて、内
筒の内側にシールドガスを供給するようにすると共に、
内筒と外筒との間に噴流水を導くようにした2重ノズル
構造とし、且つ上記内筒の先端に、末広がりとなるよう
に所要の角度でラッパ状に広がるスカートを一体に設け
た構成としてあるので、スカートの外面に沿って吐出さ
れる噴流水が周囲の水を巻き込むことにより、少流量の
水で水カーテンを形成することができて、広い気相領域
を形成することができ、溶接部の急冷を防止することが
できる。 (2) 内筒の内径を12〜15mmとし且つスカートの広が
り角度を70〜80°とした構成とすることにより、シ
ールドガス流速を高めることができ、少流量のシールド
ガスにより安定した気相領域を形成することができる。 (3) スカートの内面を湾曲面とした構成とすることによ
り、気相領域を更に広くすることができると共に、アー
ク光の輻射熱を溶接部周辺に集め易くすることができ
て、溶接後の急冷をより効果的に抑えることができ、溶
接欠陥を低減することができる。
【図1】本発明の水中溶接用トーチノズルの実施の一形
態を示す概略図である。
態を示す概略図である。
【図2】本発明の他の実施の形態を示す概略図である。
【図3】シールドガス流量とシールド領域の直径との関
係を示す図である。
係を示す図である。
【図4】水カーテン流量とシールド領域の直径との関係
を示す図である。
を示す図である。
【図5】ノズルの高さによるシールド領域の変化を示す
図である。
図である。
【図6】圧力下におけるシールドガス流量とシールド領
域の直径との関係を示す図である。
域の直径との関係を示す図である。
【図7】水カーテン式の水中溶接方法の一例を示す概略
図である。
図である。
【図8】気相領域の一形態を示すもので、(イ)は概略
側面図、(ロ)は(イ)のA−A方向矢視図である。
側面図、(ロ)は(イ)のA−A方向矢視図である。
【図9】気相領域の他の形態を示すもので、(イ)は概
略側面図、(ロ)は(イ)のB−B方向矢視図である。
略側面図、(ロ)は(イ)のB−B方向矢視図である。
【図10】気相領域の更に他の形態を示すもので、
(イ)は概略側面図、(ロ)は(イ)のC−C方向矢視
図である。
(イ)は概略側面図、(ロ)は(イ)のC−C方向矢視
図である。
1 溶接ワイヤ 2 内筒 3 外筒 6 噴流水 7 シールドガス 8 母材 9 気相領域 10 スカート 10a 湾曲面
Claims (3)
- 【請求項1】 中心部に溶接ワイヤを通すようにした内
筒と、該内筒の外周部に隙間をあけて配置した外筒とを
備えて、内筒の内側にシールドガスを供給するようにす
ると共に、内筒と外筒との間に噴流水を導くようにした
2重ノズル構造とし、且つ上記内筒の先端に、末広がり
となるよう所要の角度でラッパ状に広がるスカートを一
体に設けた構成を有することを特徴とする水中溶接用ト
ーチノズル。 - 【請求項2】 内筒の内径を12〜15mmとし且つスカ
ートの広がり角度を70〜80°とした請求項1記載の
水中溶接用トーチノズル。 - 【請求項3】 スカートの内面を湾曲面とした請求項1
又は2記載の水中溶接用トーチノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19634497A JPH1128571A (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | 水中溶接用トーチノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19634497A JPH1128571A (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | 水中溶接用トーチノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1128571A true JPH1128571A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16356283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19634497A Pending JPH1128571A (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | 水中溶接用トーチノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1128571A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9151547B2 (en) | 2013-07-23 | 2015-10-06 | Mikutay Corporation | Heat exchanger utilizing chambers with sub-chambers having respective medium directing inserts coupled therein |
| JP2017109233A (ja) * | 2015-12-18 | 2017-06-22 | 三菱重工業株式会社 | 加工用ノズルおよび加工装置 |
-
1997
- 1997-07-08 JP JP19634497A patent/JPH1128571A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9151547B2 (en) | 2013-07-23 | 2015-10-06 | Mikutay Corporation | Heat exchanger utilizing chambers with sub-chambers having respective medium directing inserts coupled therein |
| JP2017109233A (ja) * | 2015-12-18 | 2017-06-22 | 三菱重工業株式会社 | 加工用ノズルおよび加工装置 |
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