JPH11309531A - トランスファプレスのワーク搬送駆動装置及び方法 - Google Patents

トランスファプレスのワーク搬送駆動装置及び方法

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JPH11309531A
JPH11309531A JP10116367A JP11636798A JPH11309531A JP H11309531 A JPH11309531 A JP H11309531A JP 10116367 A JP10116367 A JP 10116367A JP 11636798 A JP11636798 A JP 11636798A JP H11309531 A JPH11309531 A JP H11309531A
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栄一 吉井
Takao Iura
孝男 井浦
Yoshio Takahashi
善生 高橋
Yoshio Mori
義雄 森
Takeo Hashizume
武男 橋爪
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    • B65G49/00Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D43/00Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
    • B21D43/02Advancing work in relation to the stroke of the die or tool
    • B21D43/04Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work
    • B21D43/05Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work specially adapted for multi-stage presses
    • B21D43/055Devices comprising a pair of longitudinally and laterally movable parallel transfer bars

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ワーク搬送動作をサーボモータとラック・ピ
ニオン等の組み合わせにより行うトランスファプレスの
ワーク搬送駆動装置及び方法を提供する。 【解決手段】 ワーク把持具を保持しプレスラインLと
直交するクロスバーと、クロスバーを架け渡しリフトビ
ームに吊り下げられてプレスライン方向に水平移動自在
なフィードビームと、フィードビームをプレスライン方
向に水平移動自在なフィード用搬送装置52と、フィー
ドビームとラックビーム間とを回動自在に接続する接続
ロッド56と、接続ロッドの中間部近傍とラックビーム
に取付けたブラケット58間で回動自在に連結する連結
リンク60と、リフトビームの昇降動作に伴いフィード
ビームに発生するプレス搬送モーションカーブとの差異
を、リフトビームの昇降動作と同調させてプレスライン
方向への水平動作に変換させる動作方向変換機構61と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワーク搬送動作を
サーボモータとラック・ピニオン等の組み合わせにより
行うトランスファプレスのワーク搬送駆動装置及び方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトランスファプレスでは、金型の
昇降動作とワークの搬送動作とを同期させて行うカム機
構方式が採用されてきた。しかし、近年の高速化の要請
により搬送動作をカム機構方式に代えてサーボモータと
ラック・ピニオン等の組み合わせによる方式が提案され
ている。
【0003】図6は、その一例を示す模式図である。ト
ランスファプレス1のプレス本体2は、プレスラインL
に沿って配置されたベッド3と、ベッド3上にプレスラ
インLに沿って対向配置された所定本数のアプライト4
と、アプライト4の上面に取付けられたクラウン5とか
ら構成されている。更に、アプライト4間には、下面部
に自動車用のドア等のワークをプレス加工する上金型6
を取付けてクラウン5に内蔵された図示しない昇降装置
で昇降自在なスライド7と、上金型6と対向するベッド
3上のキャリヤ8に載せられたボルスタ9の上面部に下
金型10が取付けられて配置されている。
【0004】また、プレス本体2に金型を挟んでプレス
ラインLと平行に対向配置され、サーボモータ11と昇
降用ロッド12とで昇降自在な一対のリフトビーム13
が、設けられている。更に、夫々のリフトビーム13の
下部には、リフトビーム13と一体的に昇降し、かつプ
レスラインL方向に水平移動自在なフィードビーム14
が吊り下げられて配置されている。フィードビーム14
は、リフトビーム13の両側面に設けたレール部16の
上下面を挟んで走行する複数のカムフォロワ15に保持
されている。また、金型の配列間隔に合わせてフィード
ビーム14に架け渡してプレスラインLと直交する方向
に取付けたクロスバー18と、クロスバー18に保持さ
れてワークを吊り下げて下金型10に搬入・搬出するワ
ーク把持具19が配置されている。
【0005】更に、プレス本体2の入側位置の前方(本
図では左側)には、フィードビーム14をプレスライン
L方向へ水平移動自在とするサーボモータ21と、サー
ボモータ21により回転駆動するピニオン22と、上面
にピニオン22と噛み合うラック部23を有したラック
ビーム24と、からなるフィード用搬送装置25が配置
されている。また、ラックビーム24の下面に設けたブ
ラケット26とフィードビーム14間に、所定の長さ
(半径)Rを有した接続ロッド27が、連結ピン28と
29とで夫々回動自在に接続されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】下流側のプレス工程で
ワーク搬送を行うには、フィード用搬送装置25のプレ
スラインL方向の移動を停止させた状態で、先ず下金型
10の上に置かれた図示しないワークを、フィードビー
ム14に取付けられたクロスバー18に保持されたワー
ク把持具19で吸着させる。次にフィードビーム14を
プレスラインL方向に水平移動自在に吊り下げ、サーボ
モータ11と昇降用ロッド12で昇降自在とするリフト
ビーム13を上昇させて、下金型10から搬出する。次
に上昇されたワークは、フィード用搬送装置25により
フィードビーム14を介して、レスラインLの下流側の
次の下金型10の上まで搬送される。次にリフトビーム
13を下降し、ワーク把持具19の吸着を解除して下金
型10の上にワークを置く。
【0007】しかし、リフトビーム13に吊り下げられ
たフィードビーム14は、リフトビーム13の昇降(本
図は上昇を示す)の際に、すなわち位置Mから位置Nの
高さHまで上昇させた場合、フィードビーム14は、ラ
ックビーム24のブラケット26の連結ピン28を、支
点Oとして接続ロッド27を半径Rとした円弧状の軌跡
を描く。この円弧状の軌跡は、プレスラインL方向にプ
レス搬送モーションカーブとの差異を形成して、リフト
位置でフィードビーム14に距離Xの位置ずれを起こし
てしまう。同様に、下降の場合もプレス搬送モーション
カーブをとの差異を形成してしまう。通常、下金型10
に対するワークの昇降は、いずれの場合でも垂直に上昇
させ、垂直に下降させることが不可欠である。すなわ
ち、下金型10間のワークの昇降が、垂直でないと横振
れや傾斜を発生させて位置ずれを引き起こし、良好なプ
レス加工ができなくなる。このため、リフト位置におい
て、ラック動作に位置制御を行う複雑な補正作動が必要
となる問題点があった。
【0008】図7は別の従来例を示す模式図である。上
述の図6では、ラックビームとフィードビーム間を回動
自在に昇降する接続ロッドで接続させたのに対して、図
7では、フィードビームをラックビームに取付けた垂直
ロッドに、昇降自在に摺動する接続ロッドで接続を行っ
ている。すなわちフィードビーム35をプレスラインL
方向へ水平に移動自在とさせるサーボモータ21と、サ
ーボモータ21により回転駆動するピニオン22と、上
面にピニオン22と噛み合うラック部36を有したラッ
クビーム37と、からなるフィード用搬送装置38が配
置されている。ラックビーム37の下面には、垂直ロッ
ド39が取付けられている。フィードビーム35のラッ
クビーム37側には、先端部近傍にラックビーム37の
垂直ロッド39の外周を摺動部として昇降自在とする摺
動軸受40を内蔵した接続ロッド41が取付けられてい
る。この方式では、フィードビームの昇降によるワーク
搬送方向の影響は生じない。しかし、接続ロッドが長く
なると片持バリによる自重の影響により撓み量Yが発生
する。そのため垂直ロッド39と摺動軸受40間での摺
動が円滑にいかず、やはり上述と同様に昇降時に横振れ
や傾斜を発生し、ワーク搬送が難しい問題点があった。
【0009】本発明は、かかる問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち、本発明は、昇降動
作に伴う不要なプレス搬送モーションカーブとの差異を
プレスライン方向の移動動作に変換でき、不要なプレ
ス搬送モーションカーブとの差異を解消し、リフト位
置におけるラック動作によるプレス搬送モーションカー
ブの複雑な補正制御を不要とし、シンプルな機構でワ
ーク搬送駆動する、ことができるトランスファプレスの
ワーク搬送駆動装置及び方法を提供することにある。
【0010】
【問題点を解決するための手段】本発明によれば、プレ
スラインと平行に対向配置されて昇降自在な一対のリフ
トビームと、ワークを吊り下げて金型に搬入・搬出する
ワーク把持具を保持しプレスラインと直交するクロスバ
ーと、クロスバーを架け渡しリフトビームに吊り下げら
れてプレスライン方向に水平移動自在な一対のフィード
ビームと、フィードビームをプレスライン方向に移動さ
せるサーボモータとピニオンとラックビームとからなる
フィード用搬送装置と、フィードビームとラックビーム
間とを回動自在に接続する接続ロッドと、接続ロッドの
中間部近傍とラックビームに取付けたブラケット間で回
動自在に連結する連結リンクと、リフトビームの昇降動
作に伴いフィードビームに発生するプレス搬送モーショ
ンカーブとの差異をリフトビームの昇降動作と同調させ
てプレスライン方向への移動動作に変換させる動作方向
変換機構と、を備えたことを特徴とするトランスファプ
レスのワーク搬送駆動装置が提供される。
【0011】本発明の構成によれば、プレスラインと平
行に対向配置されて昇降自在な一対のリフトビームと、
ワークを吊り下げて金型に搬入・搬出するワーク把持具
と、ワーク把持具を保持しプレスラインと直交するクロ
スバーと、クロスバーを架け渡しリフトビームに吊り下
げられてプレスライン方向に水平移動自在な一対のフィ
ードビームと、フィードビームをプレスライン方向に移
動させるサーボモータとピニオンとラックビームとから
なるフィード用搬送装置から構成されているので、所定
の間隔で連続的に配置された金型に、ワーク把持具を保
持して昇降自在なリフトビームに吊り下げられたフィー
ドビームをフィード用搬送装置でプレスライン方向に移
動させて、ワークを搬送できる。また、フィードビーム
とラックビーム間とを回動自在に接続する接続ロッド
と、接続ロッドの中間部近傍とラックビームに取付けた
ブラケット間で回動自在に連結する連結リンクと、リフ
トビームの昇降動作に伴いフィードビームに発生するプ
レス搬送モーションカーブとの差異を、リフトビームの
昇降動作と同調させてプレスライン方向への移動動作に
変換させる動作方向変換機構を備えたので、接続ロッド
を半径としてフィードビームが描く円弧状の軌跡、すな
わちプレス搬送モーションカーブとの差異を解消でき
る。
【0012】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
動作方向変換機構は、フィード用搬送装置に配置された
水平ガイド装置又はリンク装置である。この構成によ
り、リフトビームの昇降動作に伴いフィードビームに発
生するプレス搬送モーションカーブとの差異を、リフト
ビームの昇降動作と同調させて動作方向変換機構である
フィード用搬送装置に配置された水平ガイド装置又はリ
ンク装置を使用して、プレスラインL方向への水平動作
又は移動動作に変換させたので、不要なプレス搬送モー
ションカーブとの差異を迅速かつ容易に水平動作に変換
でき、また解消できる。
【0013】また、前記水平ガイド装置は、フィード用
搬送装置のラックビームのラック部と反対側に取付けら
れた水平ガイド体と、水平ガイド体の空間部に設けてプ
レスライン方向に延びる水平ロッドと、反フィードビー
ム側の接続ロッドの先端部に取付けられ水平ロッドにガ
イドされてプレスライン方向に移動自在なスライダであ
る。この構成により、上述のリフトビームの昇降動作に
伴いフィードビームに発生する不要なプレス搬送モーシ
ョンカーブとの差異を、プレスラインL方向にガイドさ
れて移動自在なスライダを使用してシンプルな機構で、
容易に水平方向の移動に変換でき、また解消できる。
【0014】更に、前記水平ガイド装置は、フィード用
搬送装置のラックビームのラック部と反対側に取付けら
れた水平ガイド体と、水平ガイド体内に設けプレスライ
ン方向に開口する長孔と、反フィードビーム側の接続ロ
ッドの先端部に取付けられ長孔にガイドされてプレスラ
イン方向に移動自在な回転軸体とからなる。前述とは別
の実施形態であるこの構成により、リフトビームの昇降
動作に伴いフィードビームに発生する不要なプレス搬送
モーションカーブとの差異を、プレスラインL方向に設
けた長孔にガイドされて移動自在な回転軸体を使用して
シンプルな機構で、容易に水平方向の移動に変換して、
解消できる。
【0015】また、前記リンク装置は、フィード用搬送
装置のラックビームのラック部と反対側に取付けられた
ブラケットと、ブラケットと反フィードビーム側の接続
ロッドの先端部とを回動自在に連結されてプレスライン
方向に回動自在な変換リンクとからなる。この構成によ
り、同じく上述のリフトビームの昇降動作に伴いフィー
ドビームに発生する不要なプレス搬送モーションカーブ
との差異を、プレスライン方向に回動自在な変換リンク
を使用してシンプルな機構で、容易にプレスラインL方
向の移動に変換して、解消できる。
【0016】また、本発明によれば、プレスラインに沿
って所定の間隔を有しワークを連続的にプレス加工する
プレス本体内の金型と、サーボモータとピニオンとラッ
クビームとからなるフィード用搬送装置でプレスライン
方向に移動自在なフィードビームと、フィードビームを
吊り下げて昇降自在なリフトビームと、リフトビームの
昇降動作によりフィードビームに発生するプレス搬送モ
ーションカーブとの差異をプレスライン方向への移動動
作に変換する動作方向変換機構と、を備え、リフトビー
ムの昇降動作に伴って形成されるフィードビームのプレ
ス搬送モーションカーブとの差異を、リフトビームの昇
降動作と同調させ、動作方向変換機構を作動して、昇降
動作をプレスライン方向への移動動作に変換して、リフ
ト位置におけるラック動作によるプレス搬送モーション
カーブとの差異の補正を不要とする、ことを特徴とする
トランスファプレスのワーク搬送駆動方法が提供され
る。
【0017】上述の本発明の方法によれば、リフトビー
ムの昇降動作によりフィードビームに発生する不要なプ
レス搬送モーションカーブをプレスライン方向への移動
動作に変換する動作方向変換機構とを備え、リフトビ
ームの昇降動作に伴って形成されるフィードビームの不
要なプレス搬送モーションカーブとの差異をリフトビー
ムの昇降動作と同調させ、動作方向変換機構を作動し
て、昇降動作をプレスライン方向への移動動作に変換
して、不要なプレス搬送モーションカーブとの差異を
解消し、リフト位置におけるラック動作によるプレス
搬送モーションカーブとの差異の補正を不要とする。従
って、従来のリフトビームの昇降作動に伴いフィードビ
ームに生じる不要なプレス搬送モーションカーブとの差
異を、シンプルな動作方向変換機構を使用して、プレス
ラインL方向への移動動作に変換して容易に解消でき
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
【0019】図1は、本発明によるトランスファプレス
のワーク搬送駆動装置の第1の実施形態を示す全体構成
図である。図2は、本発明の動作方向変換機構を示す部
分拡大図である。
【0020】図1は、図6に示したと同様な構成として
あるサーボモータ駆動方式のトランスファプレスであ
る。図1において、本発明のワーク搬送駆動装置50
は、プレスラインLに沿って所定の間隔を有しワークを
連続的にプレス加工するプレス本体2内の上下金型6、
10と、金型を挟んでプレスラインLと平行に対向配置
されて昇降自在な一対のリフトビーム13と、ワークを
吊り下げて下金型10に搬入・搬出するワーク把持具1
9と、ワーク把持具19を保持し所定の間隔を有してプ
レスラインLと直交するクロスバー18と、クロスバー
18を架け渡しリフトビーム13に吊り下げられてプレ
スライン方向に水平移動自在な一対のフィードビーム1
4とから形成されている。また、フィードビーム14
は、サーボモータ21とピニオン22とラックビーム5
1で構成されるフィード用搬送装置52によってプレス
ラインL方向へ移動可能となっている。従って、所定の
間隔で連続的に配置された金型に、ワーク把持具を保持
して昇降自在なリフトビームに吊り下げられたフィード
ビームをフィード用搬送装置でプレスラインL方向に移
動させて、ワークを搬送できる。
【0021】更に、図1と図2に示すように、ワーク搬
送駆動装置50は、一端を連結ピン53で連結されたフ
ィードビーム14と他端を後述するスライダ54の連結
ピン55を有したラックビーム51間とで回動自在に接
続された接続ロッド56と、接続ロッド56の中間部近
傍に設けた連結ピン57とラックビーム51に取付けた
ブラケット58の連結ピン59で回動自在に連結された
連結リンク60と、リフトビーム13の昇降動作に伴い
フィードビーム14に発生する不要なプレス搬送モーシ
ョンカーブとの差異を、リフトビーム13の昇降動作と
同調させてプレスラインL方向への水平動作に変換させ
る動作方向変換機構61を設けている。
【0022】また、動作方向変換機構61は、フィード
用搬送装置52に配置された水平ガイド装置62であ
る。水平ガイド装置62は、フィード用搬送装置52の
ラックビーム51のラック部63と反対側に取付けられ
た水平ガイド体64と、水平ガイド体64の空間部65
に設けプレスラインL方向に延びる水平ロッド66と、
フィードビーム14側の接続ロッド56の先端部に取付
けられ水平ロッド66にガイドされてプレスラインL方
向に移動自在で連結ピン55を有したスライダ54であ
る。この構成により、リフトビームの昇降動作に伴いフ
ィードビームに発生するプレス搬送モーションカーブと
の差異を、リフトビームの昇降動作と同調させて動作方
向変換機構であるフィード用搬送装置に配置された水平
ガイド装置を使用して、プレスラインL方向への水平動
作に変換させたので、不要なプレス搬送モーションカー
ブとの差異を迅速かつ容易に水平動作に変換でき、従っ
て不要なプレス搬送モーションカーブとの差異の発生を
解消することができる。
【0023】図1と図2により、本発明のトランスファ
プレスのワーク搬送駆動方法を説明する。これらの図に
おいて、リフトビーム13の昇降動作によりフィードビ
ーム14に発生する不要なプレス搬送モーションカーブ
との差異をプレスラインL方向への移動動作に変換する
動作方向変換機構61とを備え、ラックビーム51を所
定の位置に固定状態に配置して、リフトビーム13
が、プレス加工によるワーク搬送のために位置Mから位
置Nに所定の高さHへの上昇を開始し、次にこのリフ
トビーム13の上昇動作の開始に同調させて動作方向変
換機構61を作動を始める、先ず接続ロッド56とラ
ックビーム51のブラケット58間の連結リンク60
が、前述のリフト高さHに相当する角度θ1の位置aか
ら位置bへプレスラインL方向に回動し、次にこの連
結リンク60の回動により接続ロッド56の先端に取付
けたスライダ54が、水平ロッド66にガイドされてプ
レスラインL方向にストローク量S水平方向の移動動作
を行こない、前述のリフトビーム13の昇降動作を昇降
動作に同調させスライダ54への水平動作と容易に変換
をできる。従って、リフトビームの昇降動作に伴いフィ
ードビームに生じる不要なプレス搬送モーションカーブ
との差異を、シンプルな動作方向変換機構を使用して、
プレスライン方向への水平動作に同調させながら変換で
き、プレス搬送モーションカーブとの差異を容易に解消
できる。更に、リフト位置におけるプレス搬送モーショ
ンカーブとの差異を解消するため、ラック動作の補正制
御を行う必要がなくなる。
【0024】次に図3は、本発明によるトランスファプ
レスのワーク搬送駆動装置の第2の実施形態を示す動作
方向変換機構70を示す部分拡大図である。本発明の水
平ガイド装置71は、フィード用搬送装置72のラック
ビーム73のラック部74と反対側に取付けられた水平
ガイド体75と、水平ガイド体75内に設けプレスライ
ンL方向に開口する長孔76と、フィードビーム14側
の接続ロッド77の先端部に取付けられ、長孔76にガ
イドされてプレスラインL方向に移動自在な図示しない
軸受を内蔵したロール形状の回転軸体78である。この
方式によっても、リフトビーム13の昇降動作に同調さ
せてフィードビーム14に発生する不要なプレス搬送モ
ーションカーブとの差異を、接続ロッド77とラックビ
ーム73間の連結リンク60を位置aから位置bへ角度
θ1の回動を付与して、回転軸体78を長孔76にガイ
ドさせプレスラインL方向にストローク量Sの水平方向
の移動動作を行って、スライド54への水平動作へと容
易に変換して、解消を行うことができる。
【0025】更に、図4は、本発明によるトランスファ
プレスのワーク搬送駆動装置の第3の実施形態を示す全
体構成図である。図5は、本発明の動作方向変換機構を
示す部分拡大図である。図4と図5において、本発明の
ワーク搬送駆動装置80の動作方向変換機構81は、フ
ィード用搬送装置82に配置されたリンク装置83であ
る。リンク装置83は、フィード用搬送装置82のラッ
クビーム84のラック部85と反対側に取付けられたブ
ラケット86と、ブラケット86と反フィードビーム1
4側の接続ロッド87の先端部とを回動自在に連結され
てプレスラインL方向に回動自在な変換リンク88であ
る。また、上述したと同様にラックビーム84のラック
部85と反対側に取付けたブラケット89には、接続ロ
ッド87との間で回動自在な連結リンク90が連結され
ている。すなわち、当リンク装置83は、変換リンク8
8と連結リンク90による2重リンク機構から構成され
ている。
【0026】図4と図5により、本発明のトランスファ
プレスのワーク搬送駆動方法を説明する。これらの図に
示すように、リフトビーム13が、位置Mから位置N
へ所定の高さHの上昇を開始すると、リフトビーム1
3の上昇動作に同調して動作方向変換機構81が作動を
始める、先ず接続ロッド87とラックビーム84のブ
ラケット89間の連結リンク90が、リフト高さHに相
当する角度θ2の位置cから位置dへプレスラインL方
向に回動し、次に接続ロッド87の先端に取付けた変
換リンク88が、連結リンク90の回動に同調してリフ
ト高さHに相当する角度θ3の位置eから位置fへプレ
スラインL方向に回動して、前述のリフトビーム13の
上昇動作に伴う不要なプレス搬送モーションカーブとの
差異を、上昇動作と同調させ変換リンク88への水平動
作に容易に変換できる。従って、上述した他の発明と同
様な効果を生じることができる。
【0027】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。
【0028】
【発明の効果】上述したように、本発明のトランスファ
プレスのワーク搬送駆動装置及び方法は、昇降動作に
伴う不要なプレス搬送モーションカーブとの差異をプレ
スライン方向の移動動作に変換でき、不要なプレス搬
送モーションカーブとの差異を解消し、リフト位置に
おけるラック動作によるプレス搬送モーションカーブの
複雑な補正制御を不要とし、シンプルな機構でワーク
搬送駆動することができる、等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトランスファプレスのワーク搬送
駆動装置の第1の実施形態を示す全体構成図である。
【図2】図1の動作方向変換機構を示す部分拡大図であ
る。
【図3】本発明によるトランスファプレスのワーク搬送
駆動装置の第2の実施形態を示す動作方向変換機構を示
す部分拡大図である。
【図4】本発明によるトランスファプレスのワーク搬送
駆動装置の第3の実施形態を示す全体構成図である。
【図5】図4の動作方向変換機構を示す部分拡大図であ
る。
【図6】従来のトランスファプレスのワーク搬送駆動装
置を示す模式図である。
【図7】従来の別のトランスファプレスのワーク搬送駆
動装置を示す模式図である。
【符号の説明】
1 トランスファプレス 2 プレス本体 3 ベッド 4 アプライト 5 クラウン 6、10 上下金型 7 スライド 8 キャリヤ 9 ボルスタ 11 サーボモータ 12 昇降用ロッド 13 リフトビーム 14、35 フィードビーム 15 カムフォロワ 16 レール部 18 クロスバー 19 ワーク把持具 21 サーボモータ 22 ピニオン 23、36、63、74、85 ラック部 24、37、51、73、84 ラックビーム 25、38、52、72、82 フィード用搬送装置 26、58、86、89 ブラケット 27、41、56、77、87 接続ロッド 28、29、53、55、57、59 連結ピン 39 垂直ロッド 40 摺動軸受 50、80 ワーク搬送駆動装置 54 スライダ 60、90 連結リンク 61、70、81 動作方向変換機構 62、71 水平ガイド装置 64、75 水平ガイド体 65 空間部 66 水平ロッド 76 長孔 78 回転軸体 83 リンク装置 88 変換リンク L プレスライン M、N、a、b、c、d、e、f 位置 H 高さ O 支点 X 距離 Y 撓み量 θ1、θ2、θ3 角度 S ストローク量
フロントページの続き (72)発明者 高橋 善生 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内 (72)発明者 森 義雄 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内 (72)発明者 橋爪 武男 東京都江東区豊洲3丁目1号15番 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレスライン(L)と平行に対向配置さ
    れて昇降自在な一対のリフトビーム(13)と、ワーク
    を吊り下げて金型に搬入・搬出するワーク把持具(1
    9)を保持しプレスラインと直交するクロスバー(1
    8)と、クロスバーを架け渡しリフトビームに吊り下げ
    られてプレスライン方向に水平移動自在な一対のフィー
    ドビーム(14)と、フィードビームをプレスライン方
    向に移動させるサーボモータとピニオンとラックビーム
    とからなるフィード用搬送装置(52、72、82)
    と、フィードビームとラックビーム間とを回動自在に接
    続する接続ロッド(56、77、87)と、接続ロッド
    の中間部近傍とラックビームに取付けたブラケット間で
    回動自在に連結する連結リンク(60、90)と、リフ
    トビームの昇降動作に伴いフィードビームに発生するプ
    レス搬送モーションカーブとの差異をリフトビームの昇
    降動作と同調させてプレスライン方向への移動動作に変
    換させる動作方向変換機構(61、70、81)と、を
    備えたことを特徴とするトランスファプレスのワーク搬
    送駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記動作方向変換機構(61、70、8
    1)は、フィード用搬送装置(52、72、82)に配
    置された水平ガイド装置(62、71)又はリンク装置
    (83)である、ことを特徴とする請求項1に記載のト
    ランスファプレスのワーク搬送駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記水平ガイド装置(62)は、フィー
    ド用搬送装置(52)のラックビームのラック部と反対
    側に取付けられた水平ガイド体(64)と、水平ガイド
    体の空間部に設けてプレスライン方向に延びる水平ロッ
    ド(66)と、反フィードビーム側の接続ロッドの先端
    部に取付けられ水平ロッドにガイドされてプレスライン
    方向に移動自在なスライダ(54)からなる、ことを特
    徴とする請求項1に記載のトランスファプレスのワーク
    搬送駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記水平ガイド装置(71)は、フィー
    ド用搬送装置のラックビームのラック部と反対側に取付
    けられた水平ガイド体(75)と、水平ガイド体内に設
    けプレスライン方向に開口する長孔(76)と、反フィ
    ードビーム側の接続ロッドの先端部に取付けられ長孔に
    ガイドされてプレスライン方向に移動自在な回転軸体
    (78)である、ことを特徴とする請求項1に記載のト
    ランスファプレスのワーク搬送駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記リンク装置(83)は、フィード用
    搬送装置のラックビームのラック部と反対側に取付けら
    れたブラケット(86、89)と、ブラケットと反フィ
    ードビーム側の接続ロッドの先端部とを回動自在に連結
    されてプレスライン方向に回動自在な変換リンク(8
    8)からなる、ことを特徴とする請求項1に記載のトラ
    ンスファプレスのワーク搬送駆動装置。
  6. 【請求項6】 プレスライン(L)に沿って所定の間隔
    を有しワークを連続的にプレス加工するプレス本体内の
    金型(6、10)と、サーボモータとピニオンとラック
    ビームからなるフィード用搬送装置(52、72、8
    2)でプレスライン方向に移動自在なフィードビーム
    (14、35)と、フィードビームを吊り下げて昇降自
    在なリフトビーム(13)と、リフトビームの昇降動作
    によりフィードビームに発生するプレス搬送モーション
    カーブとの差異をプレスライン方向への移動動作に変換
    する動作方向変換機構(61、70、81)と、を備
    え、 リフトビームの昇降動作に伴って形成されるフィードビ
    ームのプレス搬送モーションカーブを、リフトビームの
    昇降動作と同調させ、動作方向変換機構を作動して、昇
    降動作をプレスライン方向への移動動作に変換して、リ
    フト位置におけるラック動作によるプレス搬送モーショ
    ンカーブの補正を不要とする、ことを特徴とするトラン
    スファプレスのワーク搬送駆動方法。
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