JPS5816565B2 - 電気ケ−ブル - Google Patents
電気ケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS5816565B2 JPS5816565B2 JP51037835A JP3783576A JPS5816565B2 JP S5816565 B2 JPS5816565 B2 JP S5816565B2 JP 51037835 A JP51037835 A JP 51037835A JP 3783576 A JP3783576 A JP 3783576A JP S5816565 B2 JPS5816565 B2 JP S5816565B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyolefin
- conductor
- resin
- insulator
- electric cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Insulated Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポリオレフィン絶縁体が導体に強固に密着した
電気ケーブルに関するものである。
電気ケーブルに関するものである。
従来ケーブルの絶縁体に使用しているポリオレフィンは
、極性が異なるため導体金属との密着性が良好でなく、
金属との親和性が良いと云われているものでも、単に接
している程度であるため、機械的屈曲あるいはヒートサ
イクルなどにより導体と絶縁体との間に空げきを生じ、
この部分から絶縁破壊が生じるようになるという不利が
あった。
、極性が異なるため導体金属との密着性が良好でなく、
金属との親和性が良いと云われているものでも、単に接
している程度であるため、機械的屈曲あるいはヒートサ
イクルなどにより導体と絶縁体との間に空げきを生じ、
この部分から絶縁破壊が生じるようになるという不利が
あった。
これに対し、分子内に極性基をもつ樹脂、たとえばエチ
レン・酢酸ビニル共重合体(EVA樹脂χエチレン・エ
チルアクリレート共重合体(EEA樹脂)、エチレン・
アクリル酸共重合体(EAA樹脂)、あるいはアイオノ
マー樹脂などで絶縁を行う試みもあるが、これらはいず
れも絶縁特性、特に高周波での特性が悪いため、必ずし
もケーブルとしての良好な特性が得られるものではなか
った。
レン・酢酸ビニル共重合体(EVA樹脂χエチレン・エ
チルアクリレート共重合体(EEA樹脂)、エチレン・
アクリル酸共重合体(EAA樹脂)、あるいはアイオノ
マー樹脂などで絶縁を行う試みもあるが、これらはいず
れも絶縁特性、特に高周波での特性が悪いため、必ずし
もケーブルとしての良好な特性が得られるものではなか
った。
本発明の目的は、このような従来の欠点を解消し、導体
と強固に密着し、機械的強度にすぐれた絶縁体を有する
電気ケーブルを提供しようとするものである。
と強固に密着し、機械的強度にすぐれた絶縁体を有する
電気ケーブルを提供しようとするものである。
この目的は、本発明により、ポリオレフィンと不飽和カ
ルボン酸またはその無水物とのグラフト共重合体をポリ
オレフィンにブレンドしてなる接着層を導体と絶縁体の
間に存在させた電気ケーブルによって達成される。
ルボン酸またはその無水物とのグラフト共重合体をポリ
オレフィンにブレンドしてなる接着層を導体と絶縁体の
間に存在させた電気ケーブルによって達成される。
上記ポリオレフィンとしては、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリスチレンおよびこれらの共重合体などがあ
げられる。
ピレン、ポリスチレンおよびこれらの共重合体などがあ
げられる。
また、不飽和カルボン酸としては、アクリル酸、メタク
リル酸、フタル酸、マレイン酸、シトラコン酸、イタコ
ン酸等、また多価カルボン酸についてはその酸無水物が
用いられる。
リル酸、フタル酸、マレイン酸、シトラコン酸、イタコ
ン酸等、また多価カルボン酸についてはその酸無水物が
用いられる。
ポリオレフィン・不飽和カルボンのグラフト共重合体は
、連鎖移動法、重合体開始剤法、あるいは放射線グラフ
ト法など常法によって製造されるもので、そのグラフト
率は、使用する幹事合体とモノマーの種類によって異な
るが、0.1〜10%好ましくは0.3〜3%の範囲に
あるものが本発明の目的に適合する。
、連鎖移動法、重合体開始剤法、あるいは放射線グラフ
ト法など常法によって製造されるもので、そのグラフト
率は、使用する幹事合体とモノマーの種類によって異な
るが、0.1〜10%好ましくは0.3〜3%の範囲に
あるものが本発明の目的に適合する。
この範囲内にあるグラフト共重合体はポリオレフィンと
の相溶性が良く、ポリオレフィンに少量(数%)ブレン
ドするだけで、第2図で明らかなように、これに強い接
着性を付与でき、しかも、前記グラフト効率が示すよう
にグラフト重合するモノマーの量が少ないために接着性
以外の基礎物性例えば誘電率やtanδはほとんど変化
がないという、すぐれた性質をもっている。
の相溶性が良く、ポリオレフィンに少量(数%)ブレン
ドするだけで、第2図で明らかなように、これに強い接
着性を付与でき、しかも、前記グラフト効率が示すよう
にグラフト重合するモノマーの量が少ないために接着性
以外の基礎物性例えば誘電率やtanδはほとんど変化
がないという、すぐれた性質をもっている。
このことは、グラフト共重合体樹脂の適用範囲が非常に
広いことを意味する。
広いことを意味する。
絶縁体として最も好ましい樹脂を選択し、これに上記グ
ラフト共重合体を少量ブレンドすれば、この樹脂が接着
性をもつので、これを導体と絶縁体との間に存在させる
ことによって、従来得られなかった高強度の電気ケーブ
ルを得ることができる。
ラフト共重合体を少量ブレンドすれば、この樹脂が接着
性をもつので、これを導体と絶縁体との間に存在させる
ことによって、従来得られなかった高強度の電気ケーブ
ルを得ることができる。
ポリオレフィン絶縁体にブレンドするグラフト共重合体
の量は、絶縁体の種類によって異なるがおおむね1〜2
0%の範囲で十分であり、この範囲内にあるブレンド樹
脂は、第3図で明らかなように、ポリオレフィン絶縁体
と導体とを強力に接着することができ、しかもtanδ
の低下もほとんどない。
の量は、絶縁体の種類によって異なるがおおむね1〜2
0%の範囲で十分であり、この範囲内にあるブレンド樹
脂は、第3図で明らかなように、ポリオレフィン絶縁体
と導体とを強力に接着することができ、しかもtanδ
の低下もほとんどない。
このブレンド樹脂は、絶縁体が発泡体の場合でも例外で
はない。
はない。
なお、高融点のものをベース樹脂として選択すると、高
温で高度の接着強度をもつ電気ケーブルが得られる。
温で高度の接着強度をもつ電気ケーブルが得られる。
実施例
銅パイプを中心導体とする同軸ケーブルについて、本発
明の実施例と、他の比較例を示す。
明の実施例と、他の比較例を示す。
図は本発明の実施例を示す電気ケーブルの断面図であっ
て、1は銅パイプからなる中心導体、2はこの上に薄く
押出したポリエチレン・グラフト共重合体のブレンド物
からなる接着樹脂層で、さらにこの上にtanδの小さ
い低密度ポリエチレンを押出しポリエチレン絶縁体層3
を形成させた。
て、1は銅パイプからなる中心導体、2はこの上に薄く
押出したポリエチレン・グラフト共重合体のブレンド物
からなる接着樹脂層で、さらにこの上にtanδの小さ
い低密度ポリエチレンを押出しポリエチレン絶縁体層3
を形成させた。
4はこの上に設けた銅またはアルミニウムからなる外部
導体、5はポリエチレンシースである。
導体、5はポリエチレンシースである。
前記ポリエチレン・グラフ斗共重合体は、高密度ポリエ
チレンに不飽和カルボン酸としてマレイン酸を、放射線
グラフト法によりグラフト重合させたグラフト率、2.
5%の重合体である。
チレンに不飽和カルボン酸としてマレイン酸を、放射線
グラフト法によりグラフト重合させたグラフト率、2.
5%の重合体である。
接着樹脂、層2は、中密度ポリエチレン100部に対し
この、グラフト共重合体を5部ブレンドしたものである
。
この、グラフト共重合体を5部ブレンドしたものである
。
比較のため銅パイプを中心銅体とする同軸ケーブルにつ
いて、中密度ポリエチレンのみで絶縁層を形成させたも
のをAとし、前記グラフト共重合体のみで絶縁層とした
ものをBとし、前記EVA樹脂のみを絶縁層としたもの
CおよびCに前記グラフト共重合体を5%ブレンドした
ものDおよびアイオノマー樹脂を使用したものEについ
てそれぞれの物性をしらべた。
いて、中密度ポリエチレンのみで絶縁層を形成させたも
のをAとし、前記グラフト共重合体のみで絶縁層とした
ものをBとし、前記EVA樹脂のみを絶縁層としたもの
CおよびCに前記グラフト共重合体を5%ブレンドした
ものDおよびアイオノマー樹脂を使用したものEについ
てそれぞれの物性をしらべた。
下表は本発明の実施例との比較を示すものである。
上表から明らかなように本発明の電気ケーブルは電気特
性ロスはAと大差ないが、接着強度はきわめて犬で、試
験では、接着部以外が破断し、測定不能であったほどで
ある。
性ロスはAと大差ないが、接着強度はきわめて犬で、試
験では、接着部以外が破断し、測定不能であったほどで
ある。
破壊電圧は他のものに比べて倍以上に上昇し、機械的屈
曲、ヒートサイクルによる剥離は全く認められなかった
。
曲、ヒートサイクルによる剥離は全く認められなかった
。
第1図は本発明の電気ケーブルの一例を示す横断面図で
ある。 また、第2図は高密度ポリオレフィンにグラフト重合し
た場合の特性変化を、第3図は2.5%マレイン酸グラ
フト高密度ポリエチレンを中密度ポリエチレンにブレン
ドした場合の混和物の特性の変化を示すものである。 1・・・・・・中心導体、2・・・・・・接着樹脂層、
3・・・・・・ポリエチレン絶縁体層、4・・・・・・
外部導体、5・・・・・・ポリエチレンシース。
ある。 また、第2図は高密度ポリオレフィンにグラフト重合し
た場合の特性変化を、第3図は2.5%マレイン酸グラ
フト高密度ポリエチレンを中密度ポリエチレンにブレン
ドした場合の混和物の特性の変化を示すものである。 1・・・・・・中心導体、2・・・・・・接着樹脂層、
3・・・・・・ポリエチレン絶縁体層、4・・・・・・
外部導体、5・・・・・・ポリエチレンシース。
Claims (1)
- 1 ポリオレフィンと不飽和カルボン酸またはその無水
物とのグラフト率0.1〜10%の共重合体をポリオレ
フィンに1〜20%ブレンドしてなる樹脂による接着層
を導体とポリオレフィン絶縁体の間に存在させたことを
特徴とする電気ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51037835A JPS5816565B2 (ja) | 1976-04-06 | 1976-04-06 | 電気ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51037835A JPS5816565B2 (ja) | 1976-04-06 | 1976-04-06 | 電気ケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52121787A JPS52121787A (en) | 1977-10-13 |
| JPS5816565B2 true JPS5816565B2 (ja) | 1983-03-31 |
Family
ID=12508578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51037835A Expired JPS5816565B2 (ja) | 1976-04-06 | 1976-04-06 | 電気ケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5816565B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5429486Y2 (ja) * | 1972-10-06 | 1979-09-19 | ||
| JPS4979778U (ja) * | 1972-10-28 | 1974-07-10 | ||
| JPS5529127Y2 (ja) * | 1972-10-28 | 1980-07-11 |
-
1976
- 1976-04-06 JP JP51037835A patent/JPS5816565B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52121787A (en) | 1977-10-13 |
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