JPS585178B2 - 4,4’−( エチレンジオキシ ) ビスアンソクコウサンエステル ノ セイゾウホウ - Google Patents

4,4’−( エチレンジオキシ ) ビスアンソクコウサンエステル ノ セイゾウホウ

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JPS585178B2
JPS585178B2 JP49045931A JP4593174A JPS585178B2 JP S585178 B2 JPS585178 B2 JP S585178B2 JP 49045931 A JP49045931 A JP 49045931A JP 4593174 A JP4593174 A JP 4593174A JP S585178 B2 JPS585178 B2 JP S585178B2
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JP
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acid ester
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ethylenedioxy
methyl
methanol
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加藤俊雄
岩崎博文
今井節夫
福岡陽平
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は4.4’−(エチレンジオキシ)ビス安息香酸
エステルの製造の改良法に関するものであり、詳しくは
、p−ヒドロキシ安息香酸エステルとエチレンジクロラ
イドとを炭酸アルカリ及び無水の極性溶媒の存在下に加
熱し、得られる反応液より、一部析出する4 、 4’
−(エチレンジオキシ)ビス安息香酸エステル及びアル
カリハライドを分離し、さらに濃縮による脱水及び脱炭
酸ガスをしλた後、炭酸アルカリ及び無水の極性溶媒の
存在下に再度加熱せしめることを特徴とする4、4′−
(エチレンジオキシ)ビス安息香酸エステルの製造法に
関するものである。
従来炭酸アルカリをアルカリ源に用いた4、4′−(エ
チレンジオキシ)ビス安息香酸エステルの製造法として
特公昭47−15338及び特公昭47−27089が
知られており、特公昭47−27089によれば中間体
であるp−(2−クロロエトキシ)安息香酸エステルを
循環させて4゜4′−(エチレンジオキシ)ビス安息香
酸エステルを製造する方法、又、特公昭47−1533
8ではp−オキシ安息香酸エステルに対しエチレンジク
ロライドを理論量に比し大過剰に用い、一旦p−(2−
クロロエトキシ)安息香酸エステルを選択的に製造し、
これを減圧蒸留して精製し、再度p−オキシ安息香酸エ
ステルと反応を行う方法が示されている。
しかしながらこのような方法に於いては、反応母液中に
p−オキシ安息香酸エステル・アルカリ塩が2〜3%存
在しているため、このアルカリの触媒作用によるp−(
2−クロロエトキシ)安息香酸エステルの高温での減圧
蒸留中におこる分解、蒸留による操作損失等を防止する
ため装置がはなはだ複雑になる。
さらに反応母液中には4.4′−(エチレンジオキシ)
ビス安息香酸エステルが5〜6%含まれており、このも
のは蒸留残渣の中に他の副反応物と共に残り、精製に多
大の労力を要する欠点を持っている。
又、特公昭47−15338によればp−オキシ安息香
酸エステルとエチレンジクロライドを極性溶媒中で加熱
し65〜70係程度で4.4′(エチレンジオキシ)ビ
ス安息香酸エステルを得る方法が示されている。
この反応に於いては反応系内に未反応のp−オキシ安息
香酸エステル、p−(2−クロロエトキシ)安息香酸エ
ステルが若干含まれているが、さらに反応時間を長くし
ても収率はほとんど変わらず、エステルの加水分解やp
−(2−ヒドロキシエトキシ)安息香酸エステルような
副反応物の生成を著しくし、さらに悪いことには目的物
の4.4’−(エチレンジオキシ)ビス安息香酸エステ
ルと反応母液の分離性及び精製を困難にする。
本発明者らはこれらの点に鑑み、4.4’−(エチレン
ジオキシ)ビス安息香酸エステルの工業的に有利な製造
法について鋭意検討した結果、p−オキシ安息香酸エス
テルとエチレンジクロライドとを炭酸アルカリ及び無水
の極性溶媒の存在下に加熱して進める反応をp−オキシ
安息香酸エステルの転化率が35〜85係で中断し、得
られる反応混合物より結晶をろ過分端する。
次いでその反応液を濃縮することにより、p−ヒドロキ
シ安息香酸エステルと炭酸アルカリとの中和反応の分解
物である。
未だ溶解している炭酸ガス及び水を分離し、炭酸アルカ
リ及び無水の極性溶媒の存在下に再度加熱することによ
り効率よく4.4’−(エチレンジオキシ)ビス安息香
酸エステルを製造することができることを見出し、本発
明を完成するに到った。
即ち、本発明はp−オキシ安息香酸エステルとエチレン
ジクロライドとを炭酸アルカリ及び無水の極性溶媒の存
在下に加熱せしめ(以後、前段反応と略す。
)、得られる反応液より一部析出している4、4’−(
エチレンジオキシ)ビス安息香酸エステル及びアルカリ
クロライドを分離し、さらに濃縮脱水した後、炭酸アル
カリ及び無水の極性溶媒の存在下に再度加熱せしめる(
以後、後段反応と略す。
)ことを特徴とする4、4’−(エチレンジオキシ)ビ
ス安息香酸エステルの製造法である。
本発明の製造法により4.4’−(エチレンジオキシ)
ビス安息香酸エステルを製造すると、特公昭47−15
338の方法に比し、p−オキシ安息香酸エステル基準
の収率が10%以上向上し、さらにエステルの加水分解
物、フェノール及びp−(2−ヒドロキシエトキシ)安
息香酸エステル等の副生成物の減少により、4.4’−
(エチレンジオキシ)ビス安息香酸エステルの反応母液
との分離性、再結晶時の熱ろ過性が改良される。
さらに4.4′−(エチレンジオキシ)ビス安息香酸エ
ステル中に含まれる遊離のカルボン酸を持った不純物の
含有率(以後、酸価と略す。
)が0.05X10−6当量/g以下となり、公知の方
法で製造した値(0,5X 10−6当量/g)の1/
10以下に改良される。
詳細は実施例及び比較例に示す。さらに本発明の一例を
挙げて説明すると、前段反応としてp−オキシ安息香酸
メチル1モル、エチレンジクロライド0.86モル、炭
酸ソーダ0.76モル及びメタノール200gをオート
クレーブ中で165℃、2時間加熱する。
反応波室温で反応母液より析出している結晶を濾過分離
すると、結晶中には収率55係の4.4’−(エチレン
ジオキシ)ビス安息香酸メチルが含まれ、反応母液中に
はp−オキシ安息香酸メチルが18%、p−(2−クロ
ロエトキシ)安息香酸メチルが16%及び4.4’−(
エチレンジオキシ)ビス安息香酸メチルが4%含まれる
又、この反応母液中には水が0.4モル含まれている。
この反応母液を常圧で65〜120℃で濃縮脱水すると
濃縮物中の水は0.04モルになる。
濃縮物にメタノール100g、炭酸ソーダ10.6gを
添加し、170℃で1.5時間オートクレーブ中で加熱
することにより4,4′−(エチレンジオキシ)ビス安
息香酸メチルを23%得る。
4.4’−(エチレンジオキシ)ビス安息香酸メチルの
合計収率は78%である。
又、この二段の反応によって得られるそれぞれの4゜4
′−(エチレンジオキシ)ビス安息香酸メチルの品質に
差は認められない。
本発明に使用するp−オキシ安息香酸アルキルとはp−
オキシ安息香酸の低級アルコールエステルである、 本発明に於いて用い得る反応溶媒としては加熱時p−オ
キシ安息香酸エステルの一部或は全部を溶解する無水の
極性溶媒が好ましい。
極性溶媒の一例としてはメタノール、エタノール、プロ
パツール、アセトン、メチルエチルケトン、アセトニト
リル、プロピオニトリル、ジメチルスルフォキサイド等
があげられ、これらの単独或は混合物を用いることがで
きる。
これらの溶媒の中、メタノールが最もすぐれている。
又メタノールと上記の溶媒の混合物もすぐれた効果を示
す。
前段反応で用い得る反応温度は100℃〜230°Cが
好ましく、さらに好ましくは120℃〜200℃である
反応時間は反応温度により規定されるが、p−オキシ安
息香酸エステルの転化率が35〜85%になる範囲が好
ましい。
前段反応に於ける炭酸アルカリの使用量はp−オキシ安
息香酸エステルに対し0.3〜10倍モルが好ましく、
さらに好ましくは0.4〜3倍モルである。
又、エチレンジクロライドの使用量はp−オキシ安息香
酸エステルに対し0,25倍モル以上が好ましく、さら
に好ましくは0.5〜2倍モルである。
前段反応終了後の反応母液中には生成水が2〜5重量%
(仕込みp−オキシ安息香酸エステル1モルに対し0.
3〜0.7モル)程度含まれているが、p−オキシ安息
酸エステル、p−(2−クロロエトキシ)安息香酸エス
テル及び4.4’−(エチレンジオキシ)ビス安息香酸
エステルとは沸点差が大きく、さらに共沸混合物になら
ないため、加熱により使用した極性溶媒及び溶解してい
る炭酸ガスと共に容易に留出除去することができ、有効
成分の濃縮が行なえる。
反応母液の脱水及び脱炭酸ガスは常圧或は減圧で加熱す
ることによって行うことができる。
水の除去率は生成量の50%以上であることが望ましく
、さらに望ましくは80%以上である。
反応母液の濃縮物中には未反応p−オキシ安息香酸エス
テルとp−(2−クロロエトキシ)安息香酸エステルが
含まれているため、後段反応は基本的には両者のアルカ
リ存在下でのエーテル化反応であるが、前段反応のp−
オキシ安息香酸エステルとエチレンジハライド及びアル
カリの仕込み組成により、或は反応条件により、必要に
応じてp−オキシ安息香酸エステル或はエチレンジハラ
イドを加えて反応を行うことができる。
後段反応の反応温度は100〜230℃が有効であるが
、好ましくは120〜200℃である。
後段反応で使用するアルカリ量は濃縮物中に存在するp
−オキシ安息香酸エステル或は中間体に対し0.5倍モ
ル以上あることが好ましく、さらに好ましくは0.5〜
2倍モルである。
以下に実施例及び比較例を示す。
実施例 1 p−オキシ安息香酸メチル152g、エチレンジクロラ
イド8.6g、炭酸ソーダ81g、メタノール250g
を11のオートクレーブに入れ165℃で2時間加熱し
た。
反応波室温にもどし、結晶を含む反応混合物を濾過分離
し結晶をメタノール100gで洗浄した。
メタノール洗浄液は結晶を濾過分離した反応母液と合わ
せ常圧で最高130℃の温度をかけ濃縮脱水及び脱炭酸
ガスを行った。
濃縮前の反応液中の水の量は0.42モルであったが濃
縮後は0.039モルであった。
濃縮物中にはp−オキシ安息香酸メチルが18.2%、
p−(2−クロロエトキシ)安息香酸メチルが16.3
%及び4.、4′−、(エチレンジオキシ)ビス安息香
酸メチルが3.7%含まれていた。
次いで濃縮物、炭酸ソーダ10.6g、エチレンジクロ
ライド5g及びメタノール100gを500ccオート
クレーブに入れ、撹拌下に170℃で1.5時間加熱し
た。
反応終了後、反応混合物を濾過分臨し、結晶はメタノー
ル50gで洗浄後、前の反応で得た結晶と合わせてトル
エン1500gを用いて再結晶を行った所、白色結晶を
125g得た。
この結晶は赤外吸収スペクトル、融点測定により4.4
’−(エチレンジオキシ)ビス安息香酸エステルである
ことが確かめられた。
又、ガスクロ分析により副生物のピークは認められなか
った。
p−オキシ安息香酸メチル基準の収率は76%である。
なおこの物の酸価を測定した所0.03×10−6当量
/gであった。
比較例 p−オキシ安息香酸メチル152g、エチレンジクロラ
イド81g、炭酸ソーダ81g、メタノール200g、
を11のオートクレーブに入れ、撹拌下に165℃で3
時間加熱した。
反応後、反応混合物をろ過分離し、結晶をトルエン12
00Iを用いて加熱溶解し熱ろ過して再結晶した所、4
.4’−(エチレンジオキシ)ビス安息香酸エステルを
109g(収率66係)得た。
酸価を測定した所、0.62 X 10−’当量/gで
あった。
結晶をろ別した後の反応母液中にp−(2−ヒドロキシ
エトキシ)ビス安息香酸エステルが9.1%含まれてい
た。
実施例 2 p−オキシ安息香酸メチル152g、炭酸カリウム10
5g、エチレンジクロライド86g、メタノール200
gを11のオートクレーブに入れ165℃で2時間加熱
した。
反応後、反応液より析出している結晶をろ過し、トルエ
ン800gを使用して溶解し再結晶を行なった所、4.
4′−(エチレンジオキシ)ビス安息香酸メチルを収率
56%で得た。
この物の酸価を測定した所、0.04×10−6当量/
gであった。
結晶を濾過した後の反応液中には水が0.38モル存在
している。
この反応液を減圧下100℃以下の温度で濃縮し、脱水
及び脱炭酸ガスを行った後、500ccのオートクレー
ブ中で炭酸カリウム13.8g、メタノール150gと
共に撹拌しながら170℃で1.5時間加熱した。
反応後混合物を渥過分離し、結晶をトルエン500gを
使用して再結晶を行った。
4.4′−(エチレンジオキシ)ビス安息香酸メチルを
収率22%で得た。
この物の酸価は0.02 X 10−6当量/gであっ
た。
後段反応の反応母液中のp−(2−ヒドロキシエトキシ
)安息香酸メチルをガスクロ分析した所5.8%であっ
た。
実施例 3 p−オキシ安息香酸メチル152g、エチレンジクロラ
イド86g1炭酸ソーダ81g1メタノール100g、
アセトニトリル100gを11オートクレーブに入れ、
撹拌下に180℃で2時間加熱した。
反応後、結晶が析出している反応液を濾過分離し、結晶
はメタノール洗浄後トルエン900gを使用して再結晶
を行った所、4,4′−(エチレンジオキシ)ビス安息
香酸メチルを収率55%で得た。
反応母液はメタノール洗浄液と合せ、減圧下100℃以
下で濃縮した所、初め0.35モル存在した水が0.0
19モルになった。
濃縮物の重さは80gであった。
この濃縮物中にはp−オキシ安息香酸メチルが18.5
%、p−(2−クロロエトキシ)安息香酸メチルが11
%、4,4′−(エチレンジオキシ)ビス安息香酸エス
テルが2.8%含まれていた。
次いで濃縮物、炭酸ソーダ15.9g、エチレンジクロ
ライド8.0g、メタノール80g、アセトニトリル8
0gを500CCのオートクレーブに入れ撹拌下180
℃で1.5時間加熱した。
反応後、結晶の析出している反応混合物を濾過分離し、
結晶をメタノール洗浄後トルエン500gを用いて再結
晶を行った。
白色結晶を37.3g得た。
赤外吸収スペクトル分析、触点測定の結果、4.4′−
(エチレンジオキシ)ビス安息香酸エステルであること
が確認され、ガスクロ分析の結果、不純物のピークは見
られなかった。
収率26%である。
4.4′−(エチレンジオキシ)ビス安息香酸エステル
の合計収率は81%である。
両者の混合物の酸価を測定した所、0.04×10−6
当量/gであった。
後段反応の反応液中にp−(2−ヒドロキシエトキシ)
ビス安息香酸メチルが47%存在していた。
実施例 4 p−オキシ安息香酸メチル152g、エチレンジクロラ
イド90g、炭酸ソーダ95g、メタノノール150g
、アセトン100gを11のオートクレーブに入れ、撹
拌下180℃で2時間加熱した。
反応波析出している結晶を濾過分離しメタノールで洗浄
した。
メタノール洗浄液を反応液と合せ単圧下130℃以下の
温度で濃縮脱水及び脱炭1酸ガスを行った所、0.04
7モルあった水が0.022モルになった。
この濃縮物中にはp−オキシ安息香酸メチルが13.3
%、p−(2−クロロエトキシ)安息香酸メチルが13
.2%、4.4′−(エチレンジオキシ)ビス安息香酸
メチルが4.4%含まνれていた。
次いでこの濃縮物、炭酸ソーダ0.12モル、エチレン
ジクロライド0.01モル、メタノール150gを50
0CCオートクレーブに入れ、撹拌下180℃で1時間
加熱した。
反応波析出している結晶を濾過分離し、メタノール洗浄
後、前段反応で得られた粗結晶とあわせトルエン130
0gを使用して再結晶を行った。
白色の4.4’−(エチレンジオキシ)ビス安息香酸メ
チルを収率83%で得た。
この物の酸化を測定した所、0.041×10−6当量
/9であった。
後段の反応母液中のp−(2−ヒドロキシエトキシ)安
息香酸メチルは4.3 %であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 p−ヒドロキシ安息香酸エステルとエチレンジクロ
    ライドとを炭酸アルカリ及び無水の極性溶媒の存在下に
    加熱し、p−オキシ安息香酸エステルの転化率が35〜
    85%になった時点で得られる反応液より、一部析出す
    る4、4′−(エチレンジオキシ)ビス安息香酸エステ
    ル及びアルカリハライドを分離し、さらに濃縮により脱
    水及び脱炭酸ガスをした後、炭酸アルカリ及び無水の極
    性溶媒の存在下に再度加熱せしめることを特徴とする4
    、4’−(エチレンジオキシ)ビス安息香酸エステルの
    製造法。
JP49045931A 1974-04-25 1974-04-25 4,4’−( エチレンジオキシ ) ビスアンソクコウサンエステル ノ セイゾウホウ Expired JPS585178B2 (ja)

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JPS50137947A JPS50137947A (ja) 1975-11-01
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