JPS58865B2 - 魚肉冷凍すり身 - Google Patents
魚肉冷凍すり身Info
- Publication number
- JPS58865B2 JPS58865B2 JP51063087A JP6308776A JPS58865B2 JP S58865 B2 JPS58865 B2 JP S58865B2 JP 51063087 A JP51063087 A JP 51063087A JP 6308776 A JP6308776 A JP 6308776A JP S58865 B2 JPS58865 B2 JP S58865B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- egg white
- frozen
- surimi
- fish
- fish meat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fish Paste Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、魚肉冷凍すり身、更に詳しくは卵白を含有し
てなる魚肉冷凍すり身に関する。
てなる魚肉冷凍すり身に関する。
従来より、魚肉冷凍すり身を用いてカマボコ、チクワ等
の練製品を製造する場合には、製品の食感等の品質向上
を図るために、即ち製品のゼリー強度及び凹みを高め、
且つ歯切れ角度を小さくする(弾力性を向上させる)た
めに、その調味ずりの際に卵白を、例えば生卵白を約5
〜約20%添加することが行なわれており、その添加効
果は添加量の多い程大きく、また特に等級の低いすり身
に対して顕著であった。
の練製品を製造する場合には、製品の食感等の品質向上
を図るために、即ち製品のゼリー強度及び凹みを高め、
且つ歯切れ角度を小さくする(弾力性を向上させる)た
めに、その調味ずりの際に卵白を、例えば生卵白を約5
〜約20%添加することが行なわれており、その添加効
果は添加量の多い程大きく、また特に等級の低いすり身
に対して顕著であった。
しかし乍ら、すり身への卵白の添加量が増加すると練製
品としての風味が損なわれるため、卵白の添加量は自ず
と制限され、従って、従来の魚肉冷凍すり身を練製品の
原料として用いる場合、調味ずつ時の卵白の添加により
練製品の品質向上を図ることには自ずと限界があり、他
方魚肉の鮮度、種類等をより良質なものに変えて品質の
向上を図ることは経済的面から必ずしも容易ではない。
品としての風味が損なわれるため、卵白の添加量は自ず
と制限され、従って、従来の魚肉冷凍すり身を練製品の
原料として用いる場合、調味ずつ時の卵白の添加により
練製品の品質向上を図ることには自ずと限界があり、他
方魚肉の鮮度、種類等をより良質なものに変えて品質の
向上を図ることは経済的面から必ずしも容易ではない。
本発明者は、斜上の点に鑑み、従来品に比して品質の向
上した、特に食感の向上した練製品の製造を可能にする
魚肉冷凍すり身を提供することを目的として種々検討し
た結果、冷凍前の魚肉冷凍すり身原料に卵白を添加して
従来と同様に冷凍した魚肉冷凍すり身によると、卵白の
添加量が、従来調味ずつの際に加えていた量と略同じで
あるにも拘わらず、より品質の良い練製品が得られるこ
とを知見した。
上した、特に食感の向上した練製品の製造を可能にする
魚肉冷凍すり身を提供することを目的として種々検討し
た結果、冷凍前の魚肉冷凍すり身原料に卵白を添加して
従来と同様に冷凍した魚肉冷凍すり身によると、卵白の
添加量が、従来調味ずつの際に加えていた量と略同じで
あるにも拘わらず、より品質の良い練製品が得られるこ
とを知見した。
本発明は、上記知見に基づきなされたもので、卵白を含
有してなることを特徴とする魚肉冷凍すり身を提供する
ものであり、本発明の冷凍すり身によれば、練製品とし
ての風味を損なうことなくこの種の従来品に比してゼリ
ー強度等の向上した練製品を製造することができる。
有してなることを特徴とする魚肉冷凍すり身を提供する
ものであり、本発明の冷凍すり身によれば、練製品とし
ての風味を損なうことなくこの種の従来品に比してゼリ
ー強度等の向上した練製品を製造することができる。
以下上記特徴を以てなる本発明の魚肉冷凍すり身をその
一製造態様に基づき詳述する。
一製造態様に基づき詳述する。
本発明で対象とする魚肉すり身として用いる魚は、従来
と同じくスケトウタラ等であり、本発明の魚肉冷凍すり
身も、無塩魚肉冷凍すり身を製造する場合についていえ
ば、その製造に際しては、従来品と同様に冷凍前に、冷
凍変性防止のため魚肉すり身100重量部に対しポリ燐
酸ソーダ、メタ燐酸ソーダ等の燐酸塩を約0.1〜約0
.6重量部及び蔗糖、ブドウ糖、乳糖、ソルビトール等
の糖類を約3〜約20重量部添加するものであるが、本
発明の魚肉冷凍すり身は、上記燐酸塩及び糖類の他に、
それらと同時に又はそれらと別個に冷凍前の魚肉すり身
に卵白を添加冷凍して製造される。
と同じくスケトウタラ等であり、本発明の魚肉冷凍すり
身も、無塩魚肉冷凍すり身を製造する場合についていえ
ば、その製造に際しては、従来品と同様に冷凍前に、冷
凍変性防止のため魚肉すり身100重量部に対しポリ燐
酸ソーダ、メタ燐酸ソーダ等の燐酸塩を約0.1〜約0
.6重量部及び蔗糖、ブドウ糖、乳糖、ソルビトール等
の糖類を約3〜約20重量部添加するものであるが、本
発明の魚肉冷凍すり身は、上記燐酸塩及び糖類の他に、
それらと同時に又はそれらと別個に冷凍前の魚肉すり身
に卵白を添加冷凍して製造される。
この際の卵白の添加量は、少な過ぎると添加効果がすく
、過量になると卵白具が生じ練製品としての風味を損な
うので、魚肉すり身100重量部に対し約0.5〜約3
.5重量部(固形分換算量)とすることが好ましい。
、過量になると卵白具が生じ練製品としての風味を損な
うので、魚肉すり身100重量部に対し約0.5〜約3
.5重量部(固形分換算量)とすることが好ましい。
本発明で用いる卵白としては、生卵白、乾燥卵白及び濃
縮卵白の何れでもよいが魚肉すり身の水分量が高まると
等級が落ちるので乾燥卵白又は濃縮卵白を用いるのが好
ましい。
縮卵白の何れでもよいが魚肉すり身の水分量が高まると
等級が落ちるので乾燥卵白又は濃縮卵白を用いるのが好
ましい。
尚各卵白の好ましい添加量は、上記固形分換算量に対応
させて決めれば良く、生卵白の場合は約4〜約32重量
部、乾燥卵白の場合は約0.5〜約4重量部、濃縮卵白
の場合は、濃縮度に応じて上記固形分換算量の相当量が
それぞれ用いられる。
させて決めれば良く、生卵白の場合は約4〜約32重量
部、乾燥卵白の場合は約0.5〜約4重量部、濃縮卵白
の場合は、濃縮度に応じて上記固形分換算量の相当量が
それぞれ用いられる。
また乾燥卵白を用いる場合には、均一に混合させるため
に、通常2〜3倍量の水で戻して添加するのが好ましい
が、必要に応じそのまま添加しても差しつかえない。
に、通常2〜3倍量の水で戻して添加するのが好ましい
が、必要に応じそのまま添加しても差しつかえない。
而して、燐酸塩、糖類と共に卵白を添加した魚肉冷凍す
り身原料を、添加成分が均一に分散する迄混合して後、
常法により冷凍すれば本発明の魚肉冷凍すり身が得られ
る。
り身原料を、添加成分が均一に分散する迄混合して後、
常法により冷凍すれば本発明の魚肉冷凍すり身が得られ
る。
尚、上述の製造態様においては無塩冷凍すり身について
説明したが、加塩冷凍すり身を製造する場合も、上記製
造態様に準じて冷凍前に魚肉冷凍すり身原料中に卵白を
添加冷凍することにより本発明の魚肉冷凍すり身を得る
ことができる。
説明したが、加塩冷凍すり身を製造する場合も、上記製
造態様に準じて冷凍前に魚肉冷凍すり身原料中に卵白を
添加冷凍することにより本発明の魚肉冷凍すり身を得る
ことができる。
このようにして製造される本発明の魚肉冷凍すり身は、
カマボコ、壬クワ等の練製品原料として従来の魚肉冷凍
すり身と同様に用いられ、従来品に比して品質の向上し
た練製品となる。
カマボコ、壬クワ等の練製品原料として従来の魚肉冷凍
すり身と同様に用いられ、従来品に比して品質の向上し
た練製品となる。
以下、本発明の実施例、本発明品による練製品(袋詰め
カマボコ)の製造例及び本発明の効果を示す試験結果を
示す。
カマボコ)の製造例及び本発明の効果を示す試験結果を
示す。
実施例1
スケソウタラの頭部、内蔵を除去した後、おとし身をと
り、水晒し、脱水したスケソウタラの生すり身を10k
gに、燐酸塩(ピロ燐酸塩50%、ポリ燐酸塩50%の
混合物)20g、蔗糖500g及び乾燥卵白をその2倍
量の清水で戻した卵白液(使用量は下記表−1を参照)
を加配混合し、冷凍温度−30℃で常法により冷凍して
スケソウタラの冷凍すり身を得た。
り、水晒し、脱水したスケソウタラの生すり身を10k
gに、燐酸塩(ピロ燐酸塩50%、ポリ燐酸塩50%の
混合物)20g、蔗糖500g及び乾燥卵白をその2倍
量の清水で戻した卵白液(使用量は下記表−1を参照)
を加配混合し、冷凍温度−30℃で常法により冷凍して
スケソウタラの冷凍すり身を得た。
実施例2
実施例1における乾燥卵白の卵白液のかわりに固形分3
5%の濃縮卵白500g(固形分約1709)を用いた
以外は、実施例1と同様にしてスケソウタラの冷凍すり
身を得た。
5%の濃縮卵白500g(固形分約1709)を用いた
以外は、実施例1と同様にしてスケソウタラの冷凍すり
身を得た。
実施例3
実施例1における乾燥卵白の卵白液のかわりに、生卵白
1.5kg(固形分約160g)を用いた以外は、実施
例1と同様にしてスケソウタラの冷凍すり身を得た。
1.5kg(固形分約160g)を用いた以外は、実施
例1と同様にしてスケソウタラの冷凍すり身を得た。
比較例
実施例1における卵白液を加えない以外は、実施例1と
同様にして卵白無含有の冷凍すり身を得た。
同様にして卵白無含有の冷凍すり身を得た。
#上記実施例1で得られた魚肉冷凍すり身を一25℃下
に45日間保存したもの。
に45日間保存したもの。
上記原料を用い下記の工程に従い、「すわりなし」のカ
マボコを得た。
マボコを得た。
■荒ずつを1分間行なう。
■塩ずつを5分間行なう。
■調味ずりを7分間行なう。
■折径57m/mのケーシングに充填する。
■充填したものを87℃×50分間加熱し、水冷後50
℃に放置する。
℃に放置する。
製造例2
製造例1における工程■を下記の工程■′にかえた以外
は、製造例1と同様にして「すわりあり」のカマボコを
得た。
は、製造例1と同様にして「すわりあり」のカマボコを
得た。
■′充填したものを、5℃×18時間放置後、90℃×
50分間加熱し、水冷後5℃下に放置する。
50分間加熱し、水冷後5℃下に放置する。
比較製造例1
比較レリで得られた魚肉冷凍すり身を前記同様に一25
℃下に45日間保存したものを用い、製造例1における
調味すり工程■において実施例tで用いた卵白液(使用
量は下記表−1参照)と同種の卵白液を加え、更にその
卵白液外史前記魚肉冷凍すり身の重量を減らした以外は
、製造例1と同様にして「すわりなし」のカマボコを得
た。
℃下に45日間保存したものを用い、製造例1における
調味すり工程■において実施例tで用いた卵白液(使用
量は下記表−1参照)と同種の卵白液を加え、更にその
卵白液外史前記魚肉冷凍すり身の重量を減らした以外は
、製造例1と同様にして「すわりなし」のカマボコを得
た。
比較製造例2
比較製造例1における工程■(製造例1参照)を製造例
2における工程■′にかえた以外は、比較製造例1と同
様にして「すわりあり」のカマボコを得た。
2における工程■′にかえた以外は、比較製造例1と同
様にして「すわりあり」のカマボコを得た。
比較製造例3,4
製造例■で用いた魚肉冷凍すり身のかわりに比較製造例
1で用いたものと同種の魚肉冷凍すり身を用いる以外は
、製造例1及び製造例2と同様にして、それぞれ「すわ
りなし」及び「すわりあり」のカマボコを得た。
1で用いたものと同種の魚肉冷凍すり身を用いる以外は
、製造例1及び製造例2と同様にして、それぞれ「すわ
りなし」及び「すわりあり」のカマボコを得た。
次に上記製造列及び比較製造列で得られたカマボコにつ
いて、それぞれ常法によりゼリー強度、凹み及び歯切れ
角度を測定した試験結果を示す。
いて、それぞれ常法によりゼリー強度、凹み及び歯切れ
角度を測定した試験結果を示す。
尚、表中の卵白量は、魚肉すり身100重量部に対する
乾燥卵白(水分含量約8%)の重量を示す。
乾燥卵白(水分含量約8%)の重量を示す。
下記表−1に示す結果から、本発明品を用いて得られた
カマボコは、従来の魚肉冷凍すり身を用いて得られたカ
マボコに比して、ゼリー強度、歯切れ角度が共に充分向
上しており、凹みも僅かに向上していることが判る。
カマボコは、従来の魚肉冷凍すり身を用いて得られたカ
マボコに比して、ゼリー強度、歯切れ角度が共に充分向
上しており、凹みも僅かに向上していることが判る。
尚、歯切れ角度は品質の良し悪しに拘わらず125°〜
135°の範囲に属するから、歯切れ角度がl°以上小
さくなったということは、品質が充分に向上したことを
示すものである。
135°の範囲に属するから、歯切れ角度がl°以上小
さくなったということは、品質が充分に向上したことを
示すものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 卵白を含有してなることを特徴とする魚肉冷凍すり
身。 2 上記卵白の含有量が魚肉100重量部に対し約0.
5〜約3.5重量部(固形分換算量)である特許請求の
範囲第1項記載の魚肉冷凍すり身。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51063087A JPS58865B2 (ja) | 1976-05-31 | 1976-05-31 | 魚肉冷凍すり身 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51063087A JPS58865B2 (ja) | 1976-05-31 | 1976-05-31 | 魚肉冷凍すり身 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52145558A JPS52145558A (en) | 1977-12-03 |
| JPS58865B2 true JPS58865B2 (ja) | 1983-01-08 |
Family
ID=13219184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51063087A Expired JPS58865B2 (ja) | 1976-05-31 | 1976-05-31 | 魚肉冷凍すり身 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58865B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS557077A (en) * | 1978-07-03 | 1980-01-18 | Nippon Suisan Kaisha Ltd | Production of fish meat food |
-
1976
- 1976-05-31 JP JP51063087A patent/JPS58865B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52145558A (en) | 1977-12-03 |
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