JPS5933246B2 - タンタル薄膜コンデンサ - Google Patents
タンタル薄膜コンデンサInfo
- Publication number
- JPS5933246B2 JPS5933246B2 JP11115879A JP11115879A JPS5933246B2 JP S5933246 B2 JPS5933246 B2 JP S5933246B2 JP 11115879 A JP11115879 A JP 11115879A JP 11115879 A JP11115879 A JP 11115879A JP S5933246 B2 JPS5933246 B2 JP S5933246B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin film
- layer
- tantalum
- film capacitor
- alumina substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はタンタル薄膜コンデンサ、特にα−Taを用い
たタンタル薄膜コンデンサの改良に関する。
たタンタル薄膜コンデンサの改良に関する。
たとえば混成IC用のタンタル薄膜コンデンサは一般に
、アルミナ基板表面にガラス質を薄くコートした表面平
滑性の高いクレーストアルミナ基板を使用し、その基板
上にタンタル熱酸化膜(Ta2O5)を形成し、その上
にβ−Ta薄膜層からなる下部電極を配設し、さらにそ
のβ−Ta薄膜上層部を陽極酸化して製した誘電体層と
なるβ−Ta化成膜を介してたとえばニクロム(NiC
r)を下地層とした金(Au)層からなる上記電極を配
設した構成になつている。
、アルミナ基板表面にガラス質を薄くコートした表面平
滑性の高いクレーストアルミナ基板を使用し、その基板
上にタンタル熱酸化膜(Ta2O5)を形成し、その上
にβ−Ta薄膜層からなる下部電極を配設し、さらにそ
のβ−Ta薄膜上層部を陽極酸化して製した誘電体層と
なるβ−Ta化成膜を介してたとえばニクロム(NiC
r)を下地層とした金(Au)層からなる上記電極を配
設した構成になつている。
しカルこのような構成のタンタル薄膜コンデンサでは誘
電体層としてβ−Ta化成膜を用いているため、漏れ電
流が比較的大きく耐圧も低いという欠点があつた。すな
わち漏れ電流値としては2A〜数+A/F(50V印加
1分後の値)程度であり、耐圧もせいぜい50V以下で
ある。そこでさらに漏れ電流の低減と高耐圧化をはかる
ため、β−Taの代りにα−Taを用いることが提案さ
れており、そのようなα−Taを用いて構成したタンタ
ル薄膜コンデンサにおいては、漏れ電流をO、05A/
F(50V印加1分後の値)程度に低減させ、かつ耐圧
を120V程度まで高くすることができる。しかしこの
ような性能向上は、やはり高価なグレーズアルミナ基板
を用いた場合に可能であり、たとえばクレーンサイズが
数μm程度のアルミナ基板上に直接α−Taを用いて構
成した薄膜コンデンサでは前記のような性能向上が得ら
れず、50V印加1分後の漏れ電流値が2A/F以上に
漸増する。そこで発明者らは種々調査の結果、この原因
はα−Ta膜形成初期の核形成が一様でなく、そのため
アルミナのクレーン上のみに膜が凝縮して、その膜を化
成した際に化成膜に多くの隙間状や空孔状の欠陥が形成
されていることによるものであることを確認した。この
ように高性能なタンタル薄膜コンデンサを構成するには
高価なクレーストアルミナ基板を用いる必要があり、低
価格化の大きな障害となつていた。
電体層としてβ−Ta化成膜を用いているため、漏れ電
流が比較的大きく耐圧も低いという欠点があつた。すな
わち漏れ電流値としては2A〜数+A/F(50V印加
1分後の値)程度であり、耐圧もせいぜい50V以下で
ある。そこでさらに漏れ電流の低減と高耐圧化をはかる
ため、β−Taの代りにα−Taを用いることが提案さ
れており、そのようなα−Taを用いて構成したタンタ
ル薄膜コンデンサにおいては、漏れ電流をO、05A/
F(50V印加1分後の値)程度に低減させ、かつ耐圧
を120V程度まで高くすることができる。しかしこの
ような性能向上は、やはり高価なグレーズアルミナ基板
を用いた場合に可能であり、たとえばクレーンサイズが
数μm程度のアルミナ基板上に直接α−Taを用いて構
成した薄膜コンデンサでは前記のような性能向上が得ら
れず、50V印加1分後の漏れ電流値が2A/F以上に
漸増する。そこで発明者らは種々調査の結果、この原因
はα−Ta膜形成初期の核形成が一様でなく、そのため
アルミナのクレーン上のみに膜が凝縮して、その膜を化
成した際に化成膜に多くの隙間状や空孔状の欠陥が形成
されていることによるものであることを確認した。この
ように高性能なタンタル薄膜コンデンサを構成するには
高価なクレーストアルミナ基板を用いる必要があり、低
価格化の大きな障害となつていた。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は高
性能でしかも安価は製作可能な構造を有してなるタンタ
ル薄膜コンデンサを提供することであり、その特徴はア
ルミナ基板上に下部電極となるα−Ta薄膜層と、該下
部電極上にα−Ta化成層を介して配設した上部電極と
をそなえてなるタンタル薄膜コンデンサにおいて、前記
アルミナ基板とα−Ta薄膜層との間に、該α−Ta薄
膜層形成時に訃ける核形成を均一ならしめるような薄膜
緩衝層を介在させたところにある。
性能でしかも安価は製作可能な構造を有してなるタンタ
ル薄膜コンデンサを提供することであり、その特徴はア
ルミナ基板上に下部電極となるα−Ta薄膜層と、該下
部電極上にα−Ta化成層を介して配設した上部電極と
をそなえてなるタンタル薄膜コンデンサにおいて、前記
アルミナ基板とα−Ta薄膜層との間に、該α−Ta薄
膜層形成時に訃ける核形成を均一ならしめるような薄膜
緩衝層を介在させたところにある。
以下本発明の実施例につき図面を参照して説明する。
図は本発明に係るタンタル薄膜コンデンサの一例の構造
を説明するための要部断面図であり、1はアルミナ基板
であつて、その基板1上にたとえば窒化タンタル薄膜か
らなる緩衝層2(層厚001000A〜2000A)が
スパツタ法により形 成してあり、その緩衝層2上にスパツタ法により形成し
たα−Ta薄膜層(膜厚約1000A)からなる下部電
極3を配設し、さらに該α−Ta薄膜上層部を陽極酸化
して形成した誘電体となるα−Ta化成層4(層厚約5
000A〜6000A)を介して上部電極5を配設した
構成になつている。
を説明するための要部断面図であり、1はアルミナ基板
であつて、その基板1上にたとえば窒化タンタル薄膜か
らなる緩衝層2(層厚001000A〜2000A)が
スパツタ法により形 成してあり、その緩衝層2上にスパツタ法により形成し
たα−Ta薄膜層(膜厚約1000A)からなる下部電
極3を配設し、さらに該α−Ta薄膜上層部を陽極酸化
して形成した誘電体となるα−Ta化成層4(層厚約5
000A〜6000A)を介して上部電極5を配設した
構成になつている。
な訃上部電極5はNiCr層5a(層厚100λ〜20
0λ)を下地層としたAu層5b(たとえば層厚400
0人〜5000人)から構成され、また下部電極3の端
部上面には同じくNiCr層6a(層厚100λ〜20
0λ)を下地層としたAu層6b(層厚4000A〜5
000λ)からなる下部電極端子6が形成してある。か
くしてアルミナ基板1上に形成する窒化タンタル薄膜層
2は、アルミナ基板表面のグレィン上のみでなく全面に
一様な核形成ができ、容易に均質な窒化タンタル薄膜層
2が形成される。
0λ)を下地層としたAu層5b(たとえば層厚400
0人〜5000人)から構成され、また下部電極3の端
部上面には同じくNiCr層6a(層厚100λ〜20
0λ)を下地層としたAu層6b(層厚4000A〜5
000λ)からなる下部電極端子6が形成してある。か
くしてアルミナ基板1上に形成する窒化タンタル薄膜層
2は、アルミナ基板表面のグレィン上のみでなく全面に
一様な核形成ができ、容易に均質な窒化タンタル薄膜層
2が形成される。
従つてこのような均質な窒化タンタル薄膜層2上にα−
Ta薄膜層3を形成する際、その膜形成初期の核形成が
一様となり、均質なα−Ta薄膜層3を形成することが
できる。その結果このように均質なα−Ta薄膜層3の
上層部を陽極酸化して形成したα−Ta化成層4は、従
来α−Ta薄膜の不均質性に基因して生じていた隙間状
や空孔状の欠陥のない均質なα−Ta化成層となしうる
。かくして均質な窒化タンタル薄膜層からなる緩衝層2
をアルミナ基板1上に設けることにより、高価なクレー
ストアルミナ基板を用いることなく、安価なアルミナ基
板上にα−Taを用いて高性能なタンタル薄膜コンデン
サを構成することができる。
Ta薄膜層3を形成する際、その膜形成初期の核形成が
一様となり、均質なα−Ta薄膜層3を形成することが
できる。その結果このように均質なα−Ta薄膜層3の
上層部を陽極酸化して形成したα−Ta化成層4は、従
来α−Ta薄膜の不均質性に基因して生じていた隙間状
や空孔状の欠陥のない均質なα−Ta化成層となしうる
。かくして均質な窒化タンタル薄膜層からなる緩衝層2
をアルミナ基板1上に設けることにより、高価なクレー
ストアルミナ基板を用いることなく、安価なアルミナ基
板上にα−Taを用いて高性能なタンタル薄膜コンデン
サを構成することができる。
このようにして構成したタンタル薄膜コンデンサでは漏
れ電流が0.05A/F(50印加1分後の値)程度で
あり、また経時増加も見られず、クレーストアルミナ基
板上にα−Taを用いて構成したものと比較しても何ら
遜色は認められなかつた。
れ電流が0.05A/F(50印加1分後の値)程度で
あり、また経時増加も見られず、クレーストアルミナ基
板上にα−Taを用いて構成したものと比較しても何ら
遜色は認められなかつた。
な}窒化タンタル薄膜層2}よびα−T4膜層3は同一
槽内に訃いて導入ガスを切替えるだけで形成することが
でき、工程が複雑化することもない以上の説明から明ら
かなごとく本発明は安価なアルミナ基板上にα−Taを
用いて容易に高性能なタンタル薄膜コンデンサを構成す
ることができ、その低価格化に極めて有効である。
槽内に訃いて導入ガスを切替えるだけで形成することが
でき、工程が複雑化することもない以上の説明から明ら
かなごとく本発明は安価なアルミナ基板上にα−Taを
用いて容易に高性能なタンタル薄膜コンデンサを構成す
ることができ、その低価格化に極めて有効である。
図は本発明に係るタンタル薄膜コンデンサの一例の構造
を説明するための要部断面図である。 1・・・アルミナ基板、2・・・薄膜緩衝層(窒化タン
タル薄膜層)、3・・・下部電極(α−Ta)、4・・
・α−Ta化成層、5・・・上部電極、6・・・下部電
極端子、5a,6a・・・NiCr層、5b,6b・・
Au層。
を説明するための要部断面図である。 1・・・アルミナ基板、2・・・薄膜緩衝層(窒化タン
タル薄膜層)、3・・・下部電極(α−Ta)、4・・
・α−Ta化成層、5・・・上部電極、6・・・下部電
極端子、5a,6a・・・NiCr層、5b,6b・・
Au層。
Claims (1)
- 1 アルミナ基板上に下部電極となるα−Ta薄膜層と
、該下部電極上にα−Ta化成膜を介して配設した上部
電極とをそなえてなるタンタル薄膜コンデンサにおいて
、前記アルミナ基板とα−Ta薄膜層との間に、該α−
Ta薄膜層形成時における核形成を均一ならしめるよう
な薄膜緩衝層を介在させたことを特徴とするタンタル薄
膜コンデンサ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11115879A JPS5933246B2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | タンタル薄膜コンデンサ |
| DE8080302834T DE3063506D1 (en) | 1979-08-31 | 1980-08-18 | A tantalum thin film capacitor and process for producing the same |
| EP80302834A EP0024863B1 (en) | 1979-08-31 | 1980-08-18 | A tantalum thin film capacitor and process for producing the same |
| US06/179,791 US4364099A (en) | 1979-08-31 | 1980-08-20 | Tantalum thin film capacitor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11115879A JPS5933246B2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | タンタル薄膜コンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5636123A JPS5636123A (en) | 1981-04-09 |
| JPS5933246B2 true JPS5933246B2 (ja) | 1984-08-14 |
Family
ID=14553942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11115879A Expired JPS5933246B2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | タンタル薄膜コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5933246B2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-31 JP JP11115879A patent/JPS5933246B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5636123A (en) | 1981-04-09 |
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