JPS5947523B2 - 架空配電線の架線方法 - Google Patents
架空配電線の架線方法Info
- Publication number
- JPS5947523B2 JPS5947523B2 JP54133530A JP13353079A JPS5947523B2 JP S5947523 B2 JPS5947523 B2 JP S5947523B2 JP 54133530 A JP54133530 A JP 54133530A JP 13353079 A JP13353079 A JP 13353079A JP S5947523 B2 JPS5947523 B2 JP S5947523B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- overhead
- distribution line
- wire
- overhead distribution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electric Cable Installation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は単ニ種の導体よりなる架空配線の応力腐食割れ
を防止して寿命の長い架空配電線とする架線方法に関す
るものである。
を防止して寿命の長い架空配電線とする架線方法に関す
るものである。
従来一般に使用されている架空配電線は第1図に示すよ
うに硬銅線の単心または撚線(図はこの場合を示す)よ
りなる導体1にゴム・プラスチックの絶縁被覆2を施し
たものが多く、導体1と絶縁被覆2との間にポリエステ
ルテープのセパレータを介挿したものもある。
うに硬銅線の単心または撚線(図はこの場合を示す)よ
りなる導体1にゴム・プラスチックの絶縁被覆2を施し
たものが多く、導体1と絶縁被覆2との間にポリエステ
ルテープのセパレータを介挿したものもある。
いずれの場合にも導体1には硬銅線の伸線加工時、撚線
加工時またはドラム巻き時等に応力が加えら札 これら
が残留応力として存在している。
加工時またはドラム巻き時等に応力が加えら札 これら
が残留応力として存在している。
このような残留応力のある電線を第2図に示すような屋
外配電線として使用すると引留部3の露出導体1に付着
した水分が絶縁被覆2を剥ぎとった境界部に進み、導体
1の撚り空隙または導体1と絶縁被覆2との空隙に浸入
し、ここに水分が長時間存在すると酸素濃淡電池作用に
より電気化学的腐食が生じ残留応力のある導体1が腐食
し逐には導体1が破断することがある。
外配電線として使用すると引留部3の露出導体1に付着
した水分が絶縁被覆2を剥ぎとった境界部に進み、導体
1の撚り空隙または導体1と絶縁被覆2との空隙に浸入
し、ここに水分が長時間存在すると酸素濃淡電池作用に
より電気化学的腐食が生じ残留応力のある導体1が腐食
し逐には導体1が破断することがある。
これを応力腐食割れと称している。この応力腐食割れは
腐食環境にもよるが、導体の残留応力により影響される
ことが太きいと考えられ、これについて研究を行なった
。
腐食環境にもよるが、導体の残留応力により影響される
ことが太きいと考えられ、これについて研究を行なった
。
この残留応力は前述のように硬銅線の伸線加工時、撚線
加工時または数回のドラム巻き時に加えられ残存してい
るもので測定によると20〜30 kg/wMとかなり
大きなものである。
加工時または数回のドラム巻き時に加えられ残存してい
るもので測定によると20〜30 kg/wMとかなり
大きなものである。
他方このような架空配線の電線架線時の架線張力Tは
ここで
Wo:電線重量、d二重線外径、S:径間距離、δ:弛
度 で現される。
度 で現される。
この架線張力は通常5〜8ky/−であり、最大でも1
0に9/mftであり、残留応力よりかなり小さいもの
である。
0に9/mftであり、残留応力よりかなり小さいもの
である。
本願の発明者が応力腐食割れ機構について鋭意研究の結
果、導体が単一体の硬銅線よりなる架空配電線の架設時
に、導体の残留応力以上の架線張力を架空配電線に加え
てやると残留応力がなくなり、応力腐食割れが生じなく
なることが確認され本発明が生まれたのである。
果、導体が単一体の硬銅線よりなる架空配電線の架設時
に、導体の残留応力以上の架線張力を架空配電線に加え
てやると残留応力がなくなり、応力腐食割れが生じなく
なることが確認され本発明が生まれたのである。
すなわち導体が硬銅撚線の場合残留応力は20〜30k
g/−あるので、この残留応力と同等またはこれより若
干大きい20〜40 kg/m?tの架線張力を与えて
架線するのである。
g/−あるので、この残留応力と同等またはこれより若
干大きい20〜40 kg/m?tの架線張力を与えて
架線するのである。
このような張力を加えると架空配電線の導体には架線張
力と残留応力とが加算され、一時的には極めて大きな応
力が作用し、導体は弾性変形から塑性変形に変化し、こ
の間に残留応力が解放され、電線内の導体には全く残留
応力の存在しない状態になり、残留応力に起因する応力
腐食割れは生じなくなると考えられる。
力と残留応力とが加算され、一時的には極めて大きな応
力が作用し、導体は弾性変形から塑性変形に変化し、こ
の間に残留応力が解放され、電線内の導体には全く残留
応力の存在しない状態になり、残留応力に起因する応力
腐食割れは生じなくなると考えられる。
導体が硬銅撚線の場合、加える架線張力が20kg/m
aより小さいと導体内に残留応力が残り、応力腐食割れ
の生ずるおそれがあり、40kg/−を超えると電線に
比較的大きな塑性変形が生じ、電線の伸びが生じて断線
し易くなるので20〜40 kg/miの架線張力が残
留応力の除去に適している。
aより小さいと導体内に残留応力が残り、応力腐食割れ
の生ずるおそれがあり、40kg/−を超えると電線に
比較的大きな塑性変形が生じ、電線の伸びが生じて断線
し易くなるので20〜40 kg/miの架線張力が残
留応力の除去に適している。
次に本発明の実施例として80−の硬銅撚線導体(19
/2.3 )の外周に2.5 mm厚の架橋ポリエチレ
ンを被覆した架空配電線に種々の架線張力を加えて架設
した(径間20m)ものの応力腐食割れについて行なっ
た実験結果を次表に示す。
/2.3 )の外周に2.5 mm厚の架橋ポリエチレ
ンを被覆した架空配電線に種々の架線張力を加えて架設
した(径間20m)ものの応力腐食割れについて行なっ
た実験結果を次表に示す。
表中実施例1,2,3および4はそれぞれ架線張力25
kg/rn4 (実際に加えた張力は2000kg)
、30 kg/m4(2400kg)、40kg/mm
(3200kg)、20 kg/ma (1600kg
)を加えた場合で、比較例として1は架線張力を5kg
/rm?b(実際に加えた架線張力は400kg)、2
,3および4はそれぞれ10kg/mr7t (800
kg) 、15kg/m4(1200kg)、45kg
/m4(3600kg)を加えた場合で、応力腐食割れ
の発生状況は次のようにして行なった。
kg/rn4 (実際に加えた張力は2000kg)
、30 kg/m4(2400kg)、40kg/mm
(3200kg)、20 kg/ma (1600kg
)を加えた場合で、比較例として1は架線張力を5kg
/rm?b(実際に加えた架線張力は400kg)、2
,3および4はそれぞれ10kg/mr7t (800
kg) 、15kg/m4(1200kg)、45kg
/m4(3600kg)を加えた場合で、応力腐食割れ
の発生状況は次のようにして行なった。
実施例および比較例で示した架線張力を加えて架設した
架空配電線の中央部から切取った長さ約100crfL
のサンプルAの絶縁被覆を剥ぎとり導体1を露出させた
ものを第3図に示すような硬質塩化ビニルの密閉容器4
中に入れ、図の矢印方向に通常の架線張力に相当する約
5kg/77Xdの張力を印加する。
架空配電線の中央部から切取った長さ約100crfL
のサンプルAの絶縁被覆を剥ぎとり導体1を露出させた
ものを第3図に示すような硬質塩化ビニルの密閉容器4
中に入れ、図の矢印方向に通常の架線張力に相当する約
5kg/77Xdの張力を印加する。
容器4内にはlN−NH4OH+2N−H2S04の溶
液(pH9)5を入れ、さらに容器4を水槽6に浸して
、80°=20℃のヒートサイクル(1サイクル2日)
を行ないサンプルが腐食断線するまでの回数を測定した
のである。
液(pH9)5を入れ、さらに容器4を水槽6に浸して
、80°=20℃のヒートサイクル(1サイクル2日)
を行ないサンプルが腐食断線するまでの回数を測定した
のである。
この表から明らかなように20〜40kg/mAの架線
張力を加えて、架線したもの(実施例1〜4)は応力腐
食割れが生ぜず寿命の長い架空配電線とすることができ
る。
張力を加えて、架線したもの(実施例1〜4)は応力腐
食割れが生ぜず寿命の長い架空配電線とすることができ
る。
また20〜40kg/−の架線張力を加えることにより
電線が半径方向に締り、導体素線の撚間隙や導体と絶縁
被覆との隙間が小さくなり、この部分に浸入する水分も
少なくなるので応力腐食割れも減少するという効果があ
る。
電線が半径方向に締り、導体素線の撚間隙や導体と絶縁
被覆との隙間が小さくなり、この部分に浸入する水分も
少なくなるので応力腐食割れも減少するという効果があ
る。
以上説明したように本発明によれば導体が単一種の硬銅
線よりなる架空配電線の架設時に導体の残留応力以上の
架線張力を架空配電線に与えて架設するので、残留応力
が消失するとともに、電線の締りによって導体素線の撚
間隙や導体と絶縁被覆との隙間が減少して隙間への水の
浸入が減少し、これにより応力腐食割れを防止して寿命
の長い架空配電線とすることができる。
線よりなる架空配電線の架設時に導体の残留応力以上の
架線張力を架空配電線に与えて架設するので、残留応力
が消失するとともに、電線の締りによって導体素線の撚
間隙や導体と絶縁被覆との隙間が減少して隙間への水の
浸入が減少し、これにより応力腐食割れを防止して寿命
の長い架空配電線とすることができる。
第1図は一般の架空配線の断面図、第2図は同架空配電
線を引留めて架設した場合の説明図、第3図は架空配電
線の応力腐食割れを試験する装置の説明図である。 1・・・・・・導体、2・・・・・・絶縁被覆。
線を引留めて架設した場合の説明図、第3図は架空配電
線の応力腐食割れを試験する装置の説明図である。 1・・・・・・導体、2・・・・・・絶縁被覆。
Claims (1)
- 1 導体が単一種の硬銅線よりなる架空配電線の架設時
に、導体の残留応力以上の架線張力を架空配電線に与え
て架設することを特徴とする架空配電線の架設方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54133530A JPS5947523B2 (ja) | 1979-10-18 | 1979-10-18 | 架空配電線の架線方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54133530A JPS5947523B2 (ja) | 1979-10-18 | 1979-10-18 | 架空配電線の架線方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5658709A JPS5658709A (en) | 1981-05-21 |
| JPS5947523B2 true JPS5947523B2 (ja) | 1984-11-20 |
Family
ID=15106944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54133530A Expired JPS5947523B2 (ja) | 1979-10-18 | 1979-10-18 | 架空配電線の架線方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5947523B2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-18 JP JP54133530A patent/JPS5947523B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5658709A (en) | 1981-05-21 |
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