JPS599218B2 - 触媒液の製法 - Google Patents

触媒液の製法

Info

Publication number
JPS599218B2
JPS599218B2 JP12768678A JP12768678A JPS599218B2 JP S599218 B2 JPS599218 B2 JP S599218B2 JP 12768678 A JP12768678 A JP 12768678A JP 12768678 A JP12768678 A JP 12768678A JP S599218 B2 JPS599218 B2 JP S599218B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cobalt
acetone
catalyst
catalyst liquid
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12768678A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5554038A (en
Inventor
「巌」 木林
恒彦 清水井
義雄 小佐井
恭二 青木
博 金子
俊一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP12768678A priority Critical patent/JPS599218B2/ja
Publication of JPS5554038A publication Critical patent/JPS5554038A/ja
Publication of JPS599218B2 publication Critical patent/JPS599218B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コバルト塩、一酸化炭素及び水素をアセトン
溶液中で反応させ、実質的にコバルトテトラカルボニル
アニオンのみを含有する触媒液の製法に関する。
従来、コバルトカルボニルを製造する方法はいろいろ提
案されている。
例えば(ハ ジコバルトオクタカルボニルとピリジンと
を不均斉化反応させる方法は、ジヤーナルオブアメリカ
ンケミカルソサエテイ(J、Am、Chem。
Soc、)第75巻第2717頁(1953年)に記載
されているが、これは、次の式で示すようにCO2(C
o)8+4C5H5N→シgCCO(C5H5N%〕
〔Co(Co)4〕2 +8印その反応が完全に進行し
たとしても、2価のコバルトの陽イオンが副生するので
、その収率は67%以下であり、また、ジコバルトオク
タカルボニルを原料とするので、別にコバルトオクタカ
ルボニルの結晶をつくる必要があり、工程が複雑である
と共に収率が低いので好ましくない。
(2)高級脂肪族アルコール溶媒中でジコバルトオクタ
カルボニルを触媒として、コバルト塩、一酸化炭素、水
素を高温高圧下反応させジコバルトオクタカルボニルの
結晶を得る方法が特公昭35−4315号に記載されて
いるが、ジコバルトオクタカルボニル結晶を得る方法で
あつて、本発明の目的とは異なる。
(3)ジコバルトオクタカルボニルとナトリウムアマル
ガムからコバルトテトラカルボニルアニオンの塩をつく
る方法が特公昭40−10967号にあるが、この方法
は工業的に用゜いることは困難である。
しかし、この特許の発明者であるアール・エフ・ヘツク
(R、F、Heck)氏が、ジヤーナルオブアメリカン
ケミカルソサイエテイ(J、Am。
Chem−Soc、)第85巻第2779〜2782頁
(1963年)に発表した論文によれば、ハロゲン一炭
素結合を有する化合物、一酸化炭素及びアルコールを反
応させカルボン酸エステルをつくる場合、その触媒の活
性種はコバルトテトラカルボニルアニオンであるとされ
ており、このコバルトテトラカルボニルアニオンの有利
な工業的製法が望まれている。本発明は、これらの欠点
を解決したコバルトテトラカルボニルアニオンの製法を
提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、コバルト塩、一酸化炭素、及び水
素をアセトン溶液中で反応させ、系内に生成するコバル
トテトラカルボニルアニオンのアセトン溶液をするとこ
を特徴とする。
本発明は、コバルト塩、一酸化炭素、及び水素をアセト
ン溶媒中で反応させてカルボニル化する方法であるが、
アセトン溶媒を適量存在させた場合は、アセトン溶媒中
に存在するコバルトカルボニルは、すべてコバルトテト
ラカルボニルアニオンであることが確認される。
これは従来から全く知られていなかつたものであり驚く
べきことである。さらに、このコバルトテトラカルボニ
ルアニオンのアセトン溶液は活性の高い触媒液であるこ
とも確認された。
本発明の触媒液の裂法についてさらに具体的に説明する
本発明は、アセトンとコバルト塩を反応器に仕込み、温
度100〜200℃、圧力100〜300K′/Cdで
、一峻化炭素、水素とを反応させるが、一俄化炭素と水
素とのモル比は1:1〜1;0.2の範囲が好ましい。
アセトンの純度としては、特に制限はなく含水物又は無
水物であつても差支えはない。またアセトンの使用量と
しては、生成するコバルトテトラカルボニルアニオンが
溶解度以下になるような量を使用することが好ましい。
コバルトテトラカルボニルアニオンのアセトンに対する
溶解度は15W/V%である。本発明に用いるコバルト
塩としては、無機コバルト塩、有機コバルト塩であれば
よく、具体例としては、炭酸コバルト、水酸化コバルト
、酸化コバルト、これらの混合物または有機酸のコバル
ト塩例えば酢酸コバルトなどがあげられる。本発明法に
よつて得たコバルトテトラカルボニルアニオンアセトン
溶液は、例えばハロゲン化有機化合物からカルボン酸エ
ステルを製造する触媒とすれば従来法に比べて高収率で
カルボン酸エステルが得られる。
またコバルトテトラカルボニルアニオンを触媒の活性種
とする反応、例えばオキソ反応など広く応用できるもの
である。以上本発明について説明したが、本発明法によ
つて得られる触媒液を製造する方法およびこれを使用し
た場合の利点について以下要約するとつぎのとおりであ
る。
本発明の第一の特徴は、従来の方法に比較し、ジコバル
ト,オクタカルボニルの結晶を製造するプロセスを省略
でき、かつ煩雑な操作を行わずに、原料コバルトを収率
よくコバルトテトラカルボニルアニオンにすることが出
来、コバルトを効率的に使用できる方法であり、第二の
特徴は、ジコバルトオクタカルボニルの結晶を製造する
場合反応後冷却、口過、洗浄等、結晶の単離の操作が煩
雑であるが、本発明により得られる触媒液は、全く均一
な溶液であり、分離の操作は必要なく、そのまま触媒と
して使用でき、又ポンプ等による輸液も、全く一般の溶
液と同様に出来る。
即ち、ジコバルトオクタカルボニルの結晶を使用する場
合に比べ、操業上の面から非常に優れた触媒液を提供す
るものである。本発明によつて得られるコバルトテトラ
カルボニルアニオ〕/のアセトン溶液は、酸素と接触し
ない限り安定である。
すなわち触媒製造時の残ガス雰囲気、一酸化炭素雰囲気
、不活性ガス雰囲気等においても長期間安定で、活性の
低下は全くない。以下、本発明の実施例をあげて、その
結果を説明する。伺、実施例中特にことわらない限り%
はW/%を表わす。実施例 1 内容積14jの攪拌器付の耐圧反応器に0.511のア
セトンと0.2モルの水酸化コバルトを仕込む。
反応器を一酸化炭素及び水素の混合ガス(モル比1:0
.3)で反応器内の空気を置換した後、混合ガスを10
0Kf7/Cr!iまで圧入し、カロ熱をはじめる・と
同時に、攪拌を開始した。内温160℃で、圧力を20
0K2/Cdまで昇圧す不。その後圧降下がはじまり2
0K2/Crll圧降下したところで、再び200K′
/Crliまで昇圧するこの方法を繰り返し、約4時間
後、圧降下が無い事を確認した上で、反応を停止した。
反応後室温まで冷却し、圧力を常圧に戻し、窒素置換し
たのち反応液を別のガラスの耐圧容器に移したところ、
全く沈殿状のものは見られず、均一な触媒液が得られた
。この触媒液を、窒素雰囲気中で、液体セルに充填し、
対照としてアセトンを用いて、IRで分析したところ、
CO(CO)4の特性吸収である非常に大きな吸収が見
られたがCO2(CO)8の特性吸収の吸収は見られな
かつた。
(第1図参照)。次に触媒液5CCを採取し、ヨウ素分
解法で発生した一酸化炭素量を測定したところ、170
ωであり、この値からコバルトカルボニルの全量を換算
すると、6.46%であつた。さらに、ニツケルーO−
フエナントロリンを使用し、触媒液7(1)を採取し、
塩を生成させ単離した後、ヨウ素で分解したところ24
0Cf.の一酸化炭素が発生した。これを換算すると、
触媒液中のCO(CO)4の濃度は、6,530!bで
あつた。したがつて、触媒液中にコバルトカルボニルと
して存在するCOは、全てCO(CO)4であることが
判明した。
なおコバルトテトラカルボニルアニオンアセトン溶液は
lケ月間常温で、窒素雰囲気中貯蔵したが、何ら変化は
認められなかつた。
実施例 2 7%含水アセトンを使用すれ他は、実施例1と同様な方
法で行つた。
反応後、触媒液を取り出したところ、実施例1と同様、
均一な溶液が得られた。分析した結果、触媒液中のコバ
ルトカルボニルは全てCO(CO)4であつた。
実施例 3 実施例1と同様であるが、酢酸コバルト25y(CO(
CH2COO)2・4H20試薬特級0.1モノ(ハ)
仕込み、混合ガスとしてCO:H2−5:1を使用した
反応後触媒液をとり出し、分析した結果、触媒液中のコ
バルトカルボニルは全て、CO(CO.)4であつた。
実施例 4 実施例1と同様であるが、炭酸コバルト409(CO純
度40%COとして0.2モノ(ハ)及び500(1)
のアセトンを仕込んだ。
実施例1と同様に反応するが、炭酸コバルトを使用する
為、CO2が発生するので、30分毎に30K′/Cr
iiパージし、再び昇圧する方法で行つた。
反応後、触媒液をとり出し、分析したところ、触媒液中
に含まれるコバルトカルボニルは全てCO(CO)4−
であつた。なお、各実施例におけるコバルトの分析は、
赤外吸収スペクトル法、ヨウ素分解法〔AnalChe
m24巻屋1、1952年1月174〜176頁〕の各
方法によつて行つた。(1)赤外吸収スペクトルは、特
にコバルトテトラカルボニルアニオン及びジコバルトオ
クタカルボニルの特性吸収を測定した。(2)ヨウ素分
解法によつてコバルトカルボニルの全量(ジコバルトオ
クタカルボニル+コバルトテトラカルボニルアニオン)
及び、コバルトトラカルボニルアニオンを分析した。
なお、その分析法は、コバルトカルボニルをヨウ素で分
解し、発生する一酸化炭素量からコバルトカルボニルの
量を計算した。コバルトテトラカルボニルアニオンのみ
を測定する場合は、ニツケル一O−フエナニトロリンを
使用し、コバルトテトラカルボニルアニオンだけと塩を
生成させ、それをヨウ素で分解し、発生する一酸化炭素
量からコバルトテトラカルボニルアニオンを計算した。
参考例 実施例1で製造した触媒液90CC(CO(CO)45
.99含有)を、撹拌器付11の耐圧反応器に仕込み、
さらにメチルアルコール300CC、炭酸ソーダ0.5
モルを仕込んだ。
次いでーー酸化炭素で、反応器内を置換後、加熱撹拌を
開始し、温度55℃、7Kv/Crliに加圧したとこ
ろで、モノクロル酢酸メチル108.59を4時間の内
にポンプで分添し、その後1時間攪拌した。この間分添
開始と同5時に60CC/分の速度で連続的にガスをパ
ージしながら反応を行つた。反応後、反応液を取り出し
、ガスクロマトグラフイ一で分析したところ、マロン酸
ジメチルが1259(収率94.6%)生成していた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の赤外吸収スペクトル線図であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コバルト塩、一酸化炭素及び水素をアセトン媒中で
    反応させることを特徴とするコバルトテトラカルボニル
    アニオン触媒液の製法。
JP12768678A 1978-10-17 1978-10-17 触媒液の製法 Expired JPS599218B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12768678A JPS599218B2 (ja) 1978-10-17 1978-10-17 触媒液の製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12768678A JPS599218B2 (ja) 1978-10-17 1978-10-17 触媒液の製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5554038A JPS5554038A (en) 1980-04-21
JPS599218B2 true JPS599218B2 (ja) 1984-03-01

Family

ID=14966187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12768678A Expired JPS599218B2 (ja) 1978-10-17 1978-10-17 触媒液の製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS599218B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5554038A (en) 1980-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4190729A (en) Carbonylation process with stabilized catalyst
US4473655A (en) Method for the recovery of rhodium complexes
CA1325641C (en) Process for making glyphosate from n-phosphonomethyl- 2-oxazolidone
JPH0372436A (ja) 沃化メチルの製造方法
US5773642A (en) Process for the preparation of carboxylic acids or the corresponding esters in the presence of a soluble catalyst based on iridium and iodides
EP0329337A2 (en) The production of formic acid from a nitrogenous base, carbon dioxide and hydrogen
JP3766437B2 (ja) イリジウム存在下のカルボニル化によるカルボン酸類又はそのエステル類の製造
JP2761761B2 (ja) グリオキシル酸の水性溶液の工業的製造方法
JPS599218B2 (ja) 触媒液の製法
US2865716A (en) Production of crystalline cobalt tetracarbonyl
JPS5865241A (ja) 第二ベンジルハライドのカルボニル化方法
US1946256A (en) Preparation of carboxylic acids
JPS5867645A (ja) アルキリデンジエステルの製法
JPS6034928A (ja) ビシナル水溶性ジオールを出発物質とするカルボン酸の製造方法
Röper et al. Preparation and properties of acetyliodotricarbonylcobaltate; a novel product from the reaction of methyl iodide with tetracarbonylcobaltate
JPS5921855B2 (ja) マロン酸ジエステル類の製法
US3172914A (en) Process for preparing carbonyl com- pounds from olefinic hydrocarbons
JPS6117774B2 (ja)
JPS6112638A (ja) アルカンポリオ−ルの製造法
US5189214A (en) Production of acetic acid
JPS609733B2 (ja) アルカンポリオ−ルの製法
JPS5940378B2 (ja) 無水酢酸の製造方法
US2010402A (en) Preparation of carboxylic acids
JPH0627088B2 (ja) 2−クロロプロピオンアルデヒドの製造法
JPS5953440A (ja) 無水酢酸と酢酸の同時的製造法