JPS6011841A - 写真用樹脂組成物の製法 - Google Patents

写真用樹脂組成物の製法

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JPS6011841A
JPS6011841A JP11998483A JP11998483A JPS6011841A JP S6011841 A JPS6011841 A JP S6011841A JP 11998483 A JP11998483 A JP 11998483A JP 11998483 A JP11998483 A JP 11998483A JP S6011841 A JPS6011841 A JP S6011841A
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鵜野 啓
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芦田 哲也
Akira Ninohira
仁ノ平 明
Toru Noda
徹 野田
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    • G03C1/00—Photosensitive materials
    • G03C1/76—Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は写真用樹脂組成物、更に詳しくは該写真用樹脂
組成物を用いたダイリップ汚れの発生が著すく少なく、
またミクログリット(micro grit)の極めて
少ない写真用樹脂被覆紙に関するものである。
写真用樹脂組成物を樹脂層中に含有した写真用樹脂被覆
紙の本質的構成については、すでに公知であり、例えば
米国特許第3501298号に開示されているように、
紙基体の両面を樹脂で被覆し、乳剤塗布面側の樹脂層に
は二酸化チタン顔料、青色顔料、螢光増白剤などを含有
させるという方法である。
しかし、二酸化チタン顔料を含む樹脂組成物、特にポリ
エチレン樹脂組成物をスリットダイからフィルム状に溶
融押出する際、短時間の押出しでダイリップの尖端に針
状あるいはつらら状の附着物、もしくは汚れ(以下単に
ダイリップ汚れと呼称する)が発生する傾向があり、し
かも始末の悪いことにこのダイリップ汚れは、溶融押出
時間の経過と共にどんどん大きく成長する傾向がある。
溶融押出塗工する際に、このダイリップ汚れが発生する
と、そのまま製造された写真用樹脂被覆紙の表面に縦方
向にスジが発生したり、塗工量の不均一によるスジ状の
ムラが発生したりし、また時には汚れがフィルムに附着
して塗工され、異物が出現する。そのため、製造された
樹脂被覆紙の面質は著しく損われ、優れた面質を要求す
る写真用支持体としては、まったく不適当で商品価値の
無いものとなる。
また、一度発生したダイリップ汚れを完全に除去するに
は、生産を停止してダイリップを掃除する以外に方法が
なく、その掃除には多大の労力と時間を要し、生産性の
著しい低下をもたらすこととなり、早急な解決が迫られ
ていた。
一方、ここでいうミクログリットとは、紙または合成紙
基体の少なくとも一方の面が樹脂組成物で被覆された写
真用樹脂被覆紙において、被覆された樹脂の表面に現わ
れる微小な異物あるいは微小な粒を指す。
ミクログリットの生因は種々あるが、例えば写真用樹脂
を溶融押出機で紙または合成紙基体の少なくとも一方の
面に溶融押出塗工して製造された写真用樹脂被覆紙に現
われるミクログリットの生因としては、(1)使用する
樹脂そのものについて、ゲルの発生が多い場合、(2)
溶融押出機からダイを経て、溶融樹脂がフィルム状に押
出されるとき、適正温度に維持出来ず、不均一な流れに
なる場合、(3)溶融押出機内のブレーカープレートに
取付けられているスクリーンが汚れている場合、(4)
溶融押出機内のバレルライナー中にクラックがある場合
、(5)溶融押出機内でのねり不足の場合などがあげら
れるが、これらについては熟練した技術者等によって比
較的容易に解決される場合も多い。
しかしながらミクログリットの対策として最も困難なも
のは、紙または合成紙基体が樹脂と顔料を主体とする樹
脂組成物で被覆された写真用樹脂被覆紙にミクログリッ
トが発生する場合である。
そもそも、顔料を低密度ポリエチレンに含有せしめる方
法としては、予め顔料を樹脂中に高濃度に含有させたい
わゆるマスターバッチを作成して、それらを希釈樹脂で
所望の割合に希釈混合して使用するか、顔料を樹脂中に
最初から所望の組成比だけ含有させたいわゆるコンパウ
ンドを作成して使用するのが通常である。
しかしながら、特にバンバリーミキサ−、ニーダー等の
通常の溶融混線機を用いて、樹脂と顔料とを溶融混練し
てマスターバッチあるいはコンパウンドを調製する場合
には、樹脂中に比較的粗大な顔料粒子が、微細状態に分
散されないでそのまま分散されてしまう傾向があり、か
くしてマスターバッチあるいはコンパウンド中には未分
散の顔料粒子が存在することになる。その結果、紙また
は合成紙基体の少なくとも一方の面が該マスターバッチ
あるいは該コンパウンドを使用して製造された顔料と樹
脂を主体とする樹脂組成物で被覆された写真用樹脂被覆
紙の樹脂面上にミクログリットが発生することになる。
写真用支持体としての樹脂被覆紙にミクログリットが発
生すると重大な写真的障害を引き起こす。
即ちミクログリットの発生した樹脂被覆紙を写真用支持
体として有する印画紙に人物を写したとき、顔などの部
分にミクログリットが現われるとその商品価値は全く無
いものになってしまう。
ところで、通常バンバリーミキサー等の混線機によって
樹脂と顔料とを混練させて所謂マスターバッチ等を製造
する際に、単に両者を混練するだけでは不充分であるこ
とが多く、溶融押出機等によって紙等の支持体上に溶融
押出塗工した場合に、前述のミクログリットが多発して
、写真用支持体としては、甚だ不適当なものしか得られ
ない場合が多い。この点を改良するために、混練時、例
えば脂肪酸金属塩の如き滑剤を加えることが多い。
しかしこれら滑剤を加えた所謂マスターバッチ或はコン
パウンドを含む樹脂組成物を溶融押出機によって溶融押
出する際に、前述のダイリップ汚れが発生し易く、著し
い作業性の低下と写真用支持体としての品質悪化をもた
らすことが判明した。
しかもこの傾向は、二酸化チタン顔料単独のときよりも
、群青を含んだ場合には一層顕著であって、早急な解決
が望まれていた。何故なら写真業界に於ては、所謂、青
味付け(ブルーイング)と称して、(見た目の白さを出
すために)写真用支持体の樹脂層中に群青を適用するこ
とは不可欠であるから。
本発明者らは、この矛盾点を解決するために、種々検討
した結果、低密度ポリエチレン及び二酸化チタン顔料を
主体とする樹脂組成物において、該樹脂組成物100重
量部中に群青0.05〜10重量部、酸化防止剤5〜1
50ppm、ステアリン酸亜鉛或は/及びステアリン酸
マグネシウムを0.1〜5重量部含有した写真用樹脂組
成物を、写真用支持体の樹脂層中に適用することによっ
て、ダイリップ汚れ及びミクログリットの発生をよく防
止出来ることを見出し本願発明に至ったものである。
本発明において使用される脂肪酸金属塩としては、ステ
アリン酸亜鉛又はステアリン酸マグネシウム或はこれら
の併用の場合にのみ良く効力を発揮し、脂肪酸金属塩で
はあるが、例えばステアリン酸カルシウムの如きは、ダ
イリップ汚れ及びミクログリットに対して悪影響を及は
すことが解った。即ち、本発明における写真用樹脂組成
物の優れた効果は、低密度ポリエチレン及び二酸化チタ
ン顔料を主体とする樹脂組成物において、該樹脂組成物
中に群青の特定量、酸化防止剤の特定量及び特定滑剤と
の組合せによって発揮されるものであり、今の所その理
由については不明であるが、いずれにせよこれら相互の
相乗作用によるものと思われる。
本発明に用いられる酸化防止剤としては、通常市販され
ている酸化防止剤であって、写真用樹脂組成物に適用し
た場合に障害のないものであればいずれも使用可能であ
るが、特にヒンダードフェノール系酸化防止剤が好適で
ある。例えば1.3.5−トリメチル−2.4.6−ト
リス(3.5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ
ベンジル)ベンゼン、テトラキス〔メチレン(3.5−
ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナ
メート)〕メタン、オクタデシル−3.5−ジ−ter
t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナメート、2
.2′.2″−トリス〔3.5−ジ−tert−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ〕エチ
ルイソシアヌレート、1.3.5−トリス(4−ter
t−ブチル−3−ヒドロキシ−2.6−ジ−メチルベン
ジル)イソシアヌレート、テトラキス(2.4−ジ−t
ert−ブチルフェニル)4.4′−ビフェニレンジ亜
リン酸エステル、4.4′−チオビス−(6−tert
−ブチル−0−クレゾール)、2.2′−チオビス−(
6−tert−ブチル−4−メチルフェノール)、トリ
ス−(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert−ブ
チルフェニル)ブタン、2.2′−メチレン−ビス−(
4−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、4.
4′−メチレン−ビス−(2.6−ジ−tert−ブチ
ルフェノール)、4.4′−ブチリデンビス−(3−メ
チル−6−tert−ブチルフェノール)、2.6−ジ
−tert−ブチル−4−メチルフェノール、4−ヒド
ロキシ・メチル−2.6−ジ−tert−ブチルフェノ
ール、2.6−ジ−tert−ブチル−4−n−ブチル
フェノールなどがあげられる。又、酸化防止剤の特性に
応じて、2種以上の酸化防止剤を組合せて使用してもよ
い。写真用樹脂組成物中における酸化防止剤の含有量は
、該樹脂組成物100重量部中に5〜150ppmであ
り、好ましくは5〜100ppmであり、更に好ましく
は5〜50ppmである。
酸化防止剤量が5ppm未満であっても又150ppm
を超えてもダイリップ汚れ及びミクログリットの発生共
多くなり好ましくない。本発明において樹脂組成物中に
酸化防止剤を5〜150ppm含有させる方法としては
、使用する低密度ポリエチレン中に予め酸化防止剤を含
有せしめた所謂コンパウンドを使用してもよいし、或は
比較的高濃度に酸化防止剤が配合されている樹脂を適量
使用してもよいし、或は混連機にて樹脂組成物を製造す
る際に酸化防止剤を加えてもよい。更に使用する酸化防
止剤の種類によっては、上記の方法を適宜組合せてもよ
い。
本発明に用いられる群青としては、通常市販されている
ものであって、写真用樹脂組成物に適用した場合に障害
のないものであればいずれも使用可能である。例えば、
第一化成工業株式会社製青口群青No.8000、No
.4000、No.3000、No.2000、赤口群
青No.1900、No.1500、No.300、加
工群青No.3000A、No.1500A、PB−8
0、DV−1、DV−2などであり、場合によっては、
CB−80、CR−50、DR−1、DP−3などの化
粧品用群青も使用可能である。又、所望の色を出すべく
、各種の群青を適宜組合せて使用してもよい。
本発明において、樹脂組成物100重量部中に含有され
る群青量は0.05〜10重量部が好適である。10重
量部を超えるとダイリップ汚れ及びミクログリットの発
生が著しく多くなり、又0.05重量部未満では青味付
けの効果がよく発揮されない。
本発明における樹脂組成物中の二酸化チタン顔料の含有
量は、通常、該樹脂組成物100重量部中に15〜60
重量部であるが、20〜50重量部が本発明の実施に有
利に用いられる。
本発明の実施に用いられる二酸化チタン顔料としては、
硫酸法によるもの、塩素法によるもの、又、ルチル型、
アナターゼ型のいずれでもよいが、白さの点からはアナ
ターゼ型が有利である。又、表面処理の施されていない
二酸化チタン顔料も使用出来るし、二酸化チタンの表面
に例えば含水酸化アルミニウムの如き無機表面処理剤を
施したもの、或は、例えばオルガノポリシロキサンの如
き有機表面処理剤を施したもの、更には、無機表面処理
剤及び有機表面処理剤を適宜組合せたものも使用出来る
。
本発明の実施に用いられる低密度ポリエチレン樹脂とし
ては、槽型反応器により製造されたもの、或は管型反応
器により製造されたもののいずれでもよいし、又、両製
法により製造された低密度ポリエチレン樹脂を適宜組合
せて使用してもよい。
更に、各種の密度及び溶融粘度指数(メルトインデック
ス:以下単にMIと略称)のものを単独に或はそれらを
混合して使用出来る。又、樹脂組成物調製時、写真用樹
脂組成物として使用する際に、障害にならない程度に他
のポリオレフィン樹脂例えば高密度ポリエチレン、ポリ
プロピレン等を適宜混合してもよい。
本発明における写真用樹脂組成物を写真用樹脂被覆紙の
樹脂層中に含有せしめる二酸化チタン顔料の含有量とし
ては、樹脂に対し、5重量%以下であれば、写真用支持
体として隠ぺい力が不十分であり、一方40重量%以上
では流動性等が低下して好ましくなく、特に好ましくは
7.5重量%〜2.5重量%の範囲である。
本発明における写真用樹脂組成物中には、必要に応じて
、酸化亜鉛、タルク、炭酸カルシウム等の白色顔料、コ
バルトブルー、コバルトバイオレット、紺青等の着色顔
料、螢光増白剤等を加えてもよい。
本発明における写真用樹脂組成物を少くとも一方の樹脂
層中に含有した写真用樹脂被覆紙は、通常走行する紙ま
たは合成紙基体(以下単に基紙という)上に加熱溶融し
た樹脂組成物をスリットダイからフィルム状に溶融押出
塗工して製造される。
通常、溶融押出温度は200℃乃至350℃であること
が好ましい。また、樹脂組成物を基紙に塗工する前に、
基紙にコロナ放電処理、火災処理などの活性化処理を施
すのが好ましい。樹脂被覆紙の樹脂層の厚さとしては、
特に制限はないが、一般に5ミクロン乃至50ミクロン
程度の厚さに押出塗工したものが有利である。また、基
紙の両面が樹脂によって被覆された通常の樹脂被覆紙に
おいては、二酸化チタン顔料を含む樹脂表面は、その用
途に応じて光沢面、マット面、絹目面などを有し、反対
側の裏面は通常無光沢面であり、表面あるいは必要に応
じて表裏両面にもコロナ放電処理、火災処理などの活性
化処理をすることができる。
本発明の実施に用いられる基紙は通常の天然パルプ紙、
合成繊維、あるいは合成樹脂フィルムを擬紙化したいわ
ゆる合成紙のいずれでもよいが、針葉樹パルプ、広葉樹
パルプ、針葉樹広葉樹混合パルプの木材パルプを主成分
とする天然パルプ紙が有利に用いられる。また、基紙の
厚みに関しては特に制限はないが、表面の平滑性のよい
基紙が好ましくは、その坪量は50〜250g/m2が
好ましい。
本発明の実施に有利に用いられる天然パルプを主成分と
する基紙には、各種の高分子化合物添加剤を含有せしめ
ることができる。例えば、乾燥紙力増強剤として、カチ
オン化澱粉、カチオン化ポリアクリルアミド、アニオン
化ポリアクリルアミド、カルボキシ変性ポリビニルアル
コール、ゼラチンなど、サイズ剤として、脂肪酸塩、ロ
ジン誘導体、ジアルキルケテンダイマー乳化物、石油樹
脂エマルジョン、スチレン−無水マレイン酸共重合体ア
ルキルエステルのアンモニウム塩など、顔料として、ク
レー、カオリン、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化
チタンなど、湿潤紙力増強剤として、メラミン樹脂、尿
素樹脂、エポキシ化ポリアミド樹脂、定着剤として、硫
酸アルミニウム、塩化アルミニウムなどの多価金属塩、
カチオン化澱粉などのカチオン変性ポリマーなど、pH
調節剤として、苛性ソーダ、炭酸ソーダ、塩酸など、無
機電解質として、食塩、芒硝など、そのほか染料、螢光
増白剤、ラテックスなどを適宜組み合わせて含有せしめ
ることができる。
本発明における写真用樹脂組成物を適用した写真用樹脂
被覆紙には、各種のハロゲン化銀写真乳剤層を設けるこ
とができる。例えば、塩化銀、臭化銀、塩臭化銀、沃臭
化銀、塩沃臭化銀乳剤層を設けることができる。また、
ハロゲン化銀写真乳剤層にカラーカプラーを含有せしめ
て、多層ハロゲン化銀写真構成層を設けることができる
。それらのハロゲン化銀乳剤層の結合剤としては、通常
のゼラチンの他に、ポリビニルピロリドン、ポリビニル
アルコール、多糖類の硫酸エステル化合物などの親水性
高分子物質を用いることができる。
また、上記のハロゲン化銀乳剤層には各種の添加剤を含
有せしめることができる。例えば、増感色素として、シ
アニン色素、メロシアニン色素、など、化学増感剤とし
て、水溶性金化合物、イオウ化合物など、カブリ防止剤
もしくは安定剤として、ヒドロキシ−トリアゾロピリミ
ジン化合物、メルカプト−複素環化合物など、硬膜剤と
して、ホルマリン、ビニルスルフォン化合物、アジリジ
ン化合物など、塗布助剤として、ベンゼンスルフォン酸
塩、スルフオコハク酸エステル塩など、汚染防止剤とし
て、ジアルキルハイドロキノン化合物など、現像促進剤
として、ハイドロキノン、フェニドンなど、紫外線吸収
剤として、ベンゾトリアゾール化合物など、そのほか螢
光増白剤、鮮鋭度向上色素、帯電防止剤pH調節剤、更
にハロゲン化銀の生成・分散時に水溶性イリジウム化合
物、水溶性ロジクム化合物などを適宜組み合わせて含有
せしめることができる。
また、本発明における写真用樹脂被覆紙の裏面には、即
ち写真構成層、多くはハロゲン化銀写真構成層を塗設す
る面とは反対側の支持体面上には、カール防止、帯電防
止、粘着防止、すベり防止などの目的でバックコート層
と称せられる親水性コロイド層から成る塗布層を設置す
ることができる。
かかるバックコート層中には、バインダーあるいは保護
コロイド、硬化剤、帯電防止剤、界面活性剤、マット化
剤、ラテックスなどを含有せしめることができる。
次に本発明をさらに具体的に説明するために、実施例を
述べる。
実施例1 予め低密度ポリエチレン(密度0.918g/cm2、
MI=8)中に、表1註1記載の酸化防止剤(A/Oと
略称することがある)含有量となる様にテトラキス〔メ
チレン(3.5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキ
シ−ヒドロシンナメート)〕メタンを含有させてA/O
配合樹脂を作る(但し、試料No.1は未含有)。バン
バリーミキサー中にこれら樹脂を夫々67.5重量部採
取し、これに表1、註1記載の二酸化チタン顔料量、群
青量、ステアリン酸亜鉛或は/及びステアリン酸マグネ
シウム量を夫々加え、150℃でよく混練し、顔料等含
有のマスターバッチを夫々得た。
一方、広葉樹漂白クラフトパルプ50重量部と針葉樹漂
白サルファイドパルプ50重量部の混合紙料をカナディ
アン・スタンダード・フリーネス310mlに叩解し、
更にパルプ100重量部に対して、カチオン化澱粉3重
量部、アニオン化ポリアクリルアミド0.2重量部、ア
ルキルケテンダイマー乳化物(ケテンダイマー分として
)0.4重量部、ポリアミノポリアミドエピクロルヒド
リン樹脂0.4重量部を添加し、坪量160g/m2の
紙を抄造した。得られた湿紙を110℃で乾燥し、引き
続きカルボキシ変性ポリビニルアルコール3重量部、螢
光増白剤0.05重量部、青色染料0.002重量部、
クエン酸0.2重量部及び水97重量部から成る含浸液
を25g/m2含浸させ、110℃の熱風で乾燥し、更
に線圧90Kg/cmでスーパーカレンダー処理した後
、その両面をコロナ放電処理して、写真用樹脂被覆紙の
基紙を製造した。
次に、基紙の裏面に高密度ポリエチレン(密度0.96
g/cm2、MI=5)と低密度ポリエチレン(密度0
.92g/cm2、MI=5)の1:1混合物を樹脂温
330℃で溶融押出し塗工機を用いて30μの厚さにコ
ーティングした。次いで基紙の表面に前記した二酸化チ
タン顔料等を含有したマスターバッチ30重量部、高密
度ポリエチレン(密度0.969/cm2、MI=5)
30重量部及び低密度ポリエチレン(密度0.92g/
cm2、MI=5)40重量部から成る配合の樹脂組成
物を樹脂温320℃で30μの厚さにコーティングし、
酸化防止剤含有量が異り且つ、二酸化チタン顔料等を含
むポリエチレン樹脂被覆紙をそれぞれ製造した。その際
、二酸化チタン顔料等を含むポリエチレンの表面は、全
く平担なグロッシー面に、裏ポリエチレンの面質は紙の
如きマット面に加工した。
これら酸化防止剤含有量が異り、且つ、二酸化チタン顔
料等を含む樹脂組成物を使用した場合のダイリップ汚れ
本数を表1に示す。
尚、ダイリップ汚れ本数及びミクログリット個数は、次
の如き方法によってめた。
〈ダイリップ汚れ本数〉 表1記載の10種の酸化防止剤含有量が異り且つ、二酸
化チタン顔料等を含むマスターバッチを実施例中に記載
の樹脂配合により下記条件でめた。
押出口径65mmのスクリュ一式押出機と750mm巾
のTダイを有する溶融押出機を用いて、溶融温度320
℃、スクリュー回転100rpmで2時間溶融押出した
後に、ダイリップに発生した汚れの本数を示す。
〈ミクログリット個数〉 実施例中に記載の方法で作られた写真用ポリエチレン被
覆紙の二酸化チタン顔料等を含むポリエチレン樹脂面上
に発生したミクログリットの個数を視覚的に計数した。
表1より、樹脂組成物100重量部中にTiO230重
量部及び群青1重量部を夫々含有させ且つ、ステアリン
酸亜鉛を1.5重量部含有させた場合には、酸化防止剤
を含有させないもの(試料No.1)及び酸化防止剤を
500〜1000ppm含有させたもの(試料No.7
及びNo.8)は、いずれもダイリップ汚れの発生が著
しく、写真用支持体として不適当であることがわかる。
一方、酸化防止剤を5〜150ppm含有させたものは
(試料No.2〜No.6)、ダイリップ汚れの発生が
よく防止されることがわかる。又、5〜100ppm含
有させたものは、一層よく防止され、更に5〜50pp
m含有させたものは、尚一層よく防止されていることが
わかる。
これとは別に、ステアリン酸亜鉛の代りにステアリン酸
マグネシウムを含有させ、しかも酸化防止剤含有350
ppmと組合せたもの(試料No.9)及びステアリン
酸亜鉛とステアリン酸マグネシウムとを併用し、しかも
酸化防止剤含有量50ppmと組合せたもの(試料No
.10)は、いずれもダイリップ汚れの発生が極めてよ
く防止されていることがわかる。又、これら本発明によ
る写真用樹脂組成物を樹脂層中に適用した写真用支持体
は、ミクログリットの発生もよく防止されていて、写真
用支持体として好適なものが得られた。
実施例2 実施例1と同じ酸化防止剤50ppm含有低密度ポリエ
チレン樹脂を使用し、且つ、表2註2記載の二酸化チタ
ン顔料、群青及び各ステアリン酸亜鉛量を加えたマスタ
ーバッチを使用すること以外は、実施例1と同様にして
行った。
得られた結果を表2に示す。
表2から、樹脂組成物100重量部中にTiO230重
量部及び群青1重量部を夫々含有させ且つ、ステアリン
酸亜鉛を含有させず、酸化防止剤を50ppm含有させ
たもの(試料No.11)は、ダイリップ汚れの発生は
少ないが、ミクログリットの発生が著しく多く、写真用
支持体として不適当であることがわかる。又、ステアリ
ン酸亜鉛を10重量部含有させ且つ、酸化防止剤を50
ppm含有させたものは、ダイリップ汚れ及びミクログ
リットの発生共多く、写真用支持体として不適当である
ことがわかる。一方、本発明であるステアリン酸亜鉛0
.1〜5重量部含有させ且つ、酸化防止剤50ppm含
有させたもの(試料No.12〜No.14)は、いず
れもダイリップ汚れ及びミクログリットの発生共極めて
よく防止されていて、写真用支持体として好適なものが
得られた。
実施例3 予め低密度ポリエチレン(密度0.926g/cm2、
MI=6)中に、1.3.5−トリメチル−2.4.6
−トリス(3.5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロ
キシベンジル)ベンゼンを25ppm含有させて、A/
O配合樹脂を作る。表3註3記載の通りの各含有量とな
る様に、上記A/O配合樹脂、二酸化チタン顔料、群青
及びステアリン酸亜鉛を夫々バンバリーミキサー中に入
れ、150℃でよく混練し、顔料等含有のマスターバッ
チを得た。
実施例記載の押出機にて溶融押出する際の樹脂組成物が
表3、註4の通りに実施する以外は、実施例1と同様に
して行った。
得られた結果を表3に示す。
表3から、樹脂組成物100重量部中にTiO220重
量部、ステアリン酸亜鉛1重量部及び酸化防止剤25p
pm含有し且つ、群青を0.05〜10重量部含む樹脂
組成物の場合には(試料No.16〜No.19)、ダ
イリップ汚れ及びミクログリットの発生共、極めてよく
防止されていて、写真用支持体として好適なものが得ら
れた。これに反して、群青15重量部含む場合には(試
料No.20)、ダイリップ汚れ及びミクログリットの
発生共、著しく多く、写真用支持体として不適当なもの
であった。
実施例4 予め低密度ポリエチレン(密度0.918g/m2、M
I=8)に、1.3.5−トリス(4−tert−ブチ
ル−3−ヒドロキシ−2.6−ジ−メチルベンジル)イ
ンシアヌレートを25ppm含有させて、A/O配合樹
脂を作る。表4、註5記載の通りの各含有量となる様に
、上記A/O配合樹脂、二酸化チタン顔料、群青、及び
ステアリン酸亜鉛又はステアリン酸カルシウム或は、ス
テアリン酸を夫々バンバリーミキサー中に入れ、150
℃でよく混練し、顔料等含有のマスターバッチを得た。
上記の二酸化チタン顔料等含有のマスターバッチ23.
3部及び低密度ポリエチレン(密度0.926g/cm
2、MI=6)76.7部から成る配合の樹脂組成物を
溶融押出塗工する以外は、実施例1と同様にして行った
。
得られた結果を表4に示す。
表4から、樹脂組成物100重量部中にステアリン酸亜
鉛3重量部及び酸化防止剤25ppm含有させたもの(
試料No.21)は、ダイリップ汚れ及びミクログリッ
トの発生共極めてよく防止されていて、写真用支持体と
して好適なものが得られた。
これに反して、ステアリン酸カルシウム或は、ステアリ
ン酸を夫々3重量部含有させ且つ、これらに夫々酸化防
止剤25ppm含有させたもの(試料No.22、No
.23)は、ダイリップ汚れ及びミクログリットの発生
共著しく多く、写真用支持体として不適当なものであっ
た。
実施例5 実施例1、表1記載の各マスターバッチを用い、溶融押
出時の樹脂組成物を、マスターバッチ30重量部、エチ
レン−プロピレン共重合物(プロピレン含量0.1重量
%、密度0.945g/cm2、MI=7)30重量部
及び低密度ポリエチレン(密度0.92g/cm、MI
=7)40重量部からなる配合の樹脂組成物を用いる以
外は実施例1と同様に行った。
その結果、実施例1と同様の結果を得た。
実施例6 実施例3の表3、註3記載のマスターバッチ中の組成物
において、群青のみを除いたマスターバッチを実施例3
と同様な手順によって作った(白MBと略称する)。
上記白MBと、これとは別に、実施例3表3註3記載の
試料No.18及びNo.20のマスターバッチを表5
註7記載の溶融押出時の樹脂組成物を用いる以外は、実
施例1と同様にして行った。
得られた結果を表5に示す。
実施例6においては、マスターバッチを調製する際に、
群青含有量のみを変えたもの2種について、溶融押出時
の樹脂組成物中の二酸化チタン顔料量、群青量、ステア
リン酸亜鉛及び酸化防止剤を全て同一にして比較したが
、本発明による写真用樹脂組成物である試料No.24
は、ダイリップ汚れ及びミクログリットの発生共、極め
てよく防止されていて写真用支持体として好適なものが
得られた。これに反して、本発明外である試料No.2
5は、ダイリップ汚れ及びミクログリットの発生共多く
、写真用支持体として不適当なものしか得られなかった
。
第1頁の続き 0発 明 者 仁ノ平明 所内 0発 明 者 野田徹 東京都葛飾区東金町−丁目4番 1号三菱製紙株式会社中央研究 所内 手続補正書(自発) 昭和52年2月27日 昭和A7年 特 許 願第1/nl’〆 号2発 明の
名称 I東1課靜出律叙仙9諷汰 3、補正をする者 事件との関係 特 許 出願人 4、代理人 居 所 〒100東京都千代田区丸の内三丁目4番2号
三菱製紙株式会社内 (1)1贋、1丁53そり 桐ill摺1幅 j’、 n )”シダ泰:/耘ル゛゛デ9ゎ1ユロー、
ウ−p’ 11代+7り#!匂を主へし丁5槍八l且酊
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)低密度ポリエチレン及び二酸化チタン顔料を主体と
    する樹脂組成物において、該樹脂組成物100重量部中
    に群青0.05〜10重量部、酸化防止剤5〜150p
    pm、ステアリン酸亜鉛或は/及びステアリン酸マグネ
    シウムを0.1〜5重量部含有することを特徴とする写
    真用樹脂組成物の製法。 2)酸化防止剤がヒンダードフェノール系である特許請
    求の範囲第1項記載の写真用樹脂組成物の製法。
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