JPS60206879A - スラリ−状塗料の製造方法 - Google Patents

スラリ−状塗料の製造方法

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JPS60206879A
JPS60206879A JP6245884A JP6245884A JPS60206879A JP S60206879 A JPS60206879 A JP S60206879A JP 6245884 A JP6245884 A JP 6245884A JP 6245884 A JP6245884 A JP 6245884A JP S60206879 A JPS60206879 A JP S60206879A
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石戸谷 昌洋
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久雄 小川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、常温で固体の疎水性粒状樹脂およびカルボキ
シル基を有する水可溶性樹脂を含むスラリー状塗料の製
造方法に関するものである。
〔従来技術] スラリー状塗料として水を主な媒体とし、この媒体中に
、常温で固体の粒状樹脂またはこれに必要に応じて硬化
剤、顔料、塗面調整剤などを加えた固体状塗料組成物を
任意の方法で分散させた塗料が使用されており、通常、
固体粒子の平均粒径は約0.1〜100μの範囲内にあ
る。
このスラリー状塗料は、水性塗料と粉体塗料との両者の
特性を合せもつ。すなわち、水を媒体としているため、
低公害性であり、粉じん爆発や火災の危険性がなく、従
来の塗装設備が利用でき。
厚膜塗装が可能であるといった数多くの長所を有する6 しかし、スラリー状塗料の実用化にあたり、大きな障害
となっているものに、一般の液状塗料を製造する場合に
比べて、多大の経費、エネルギー、多くの工程数などを
要するといった製造上の問題点がある。
従来、スラリー状塗料は主として以下のいずれかの方法
によって製造されている。
(i)固体樹脂または固体状塗料組成物を熱溶融混合し
、冷却後、機械的に粉砕して微粉末とする。
次いで、この微粉末をそのまま、または必要に応じて界
面活性剤もしくは水溶性樹脂の存在下、かくはん機また
は分散機を用いて水中に懸濁させる、いわゆる乾式粉砕
法を基本とするもの。
(ii)固体樹脂を有機溶剤に溶解したのち、これを空
気中に噴霧乾燥して微粉末を得、次いでこの微粉末を水
中に、そのまま、または必要に応じて界面活性剤もしく
は水可溶性樹脂を加えて懸濁させスラリー状塗料とする
、いわゆる噴霧乾燥法を基本とするもの。
(iii)固体樹脂を水に可溶または部分的に可溶な有
機溶剤に溶解させ、これを多量の水中に導入し、樹脂を
粒状に析離させ、混合溶液から分離して樹脂微粉末とす
る。次いで、この微粉末をそのまま、または界面活性剤
もしくは水溶性樹脂の存在下、水中に懸濁させてスラリ
ー状塗料を得る、いわゆる湿式粉砕法を基本とするもの
。
上述の製造方法中、(i)は固体樹脂または固体状塗料
組成物の熱溶融混合や粉砕に高価な設備と多大なエネル
ギーとを必要とし、また多くの工程数を要するといった
問題点がある。
また、(ii)は大量の有機溶剤を使用し、その回収に
特別な設備を必要とするとともに、回収のために多大の
エネルギーを要し、かつ粒径や粒形のコントロールが菫
しいといった問題点がある。
また、(iii)は造粒にあたり、大量に発生する有機
溶剤を含む廃液の処理に多大な経費を要するといった問
題点がある。
したがって、これらいずれの方法も必ずしも満足できる
ものではない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、疎水性樹脂と水可溶性樹脂とをあらか
じめ均一に加熱混合しておき、この樹脂混合物を加温状
態で水と接触させ、水可溶性樹脂の乳化分散能によって
、疎水性固体樹脂を安定に水中に造粒懸濁させることに
より、スラリー状塗料を形成する樹脂スラリーを、一般
の液状塗料を製造するために使用されている通常の製造
設備だけで、かつ特別な工程を要せず、容易かつ経済的
に製造することができるスラリー状塗料の製造方法を提
供することにある。
〔発明の構成〕
本発明は、常温で固体の疎水性粒状樹脂とカルボキシル
基を有する水可溶性樹脂との少なくとも2成分を含むス
ラリー状塗料の製造方法において、常温で固体の疎水性
樹脂とカルボキシル基を有する水可溶性樹脂とをあらか
じめ均一に加熱混合しておき、得られる樹脂混合物をカ
ロ温状態で塩基物質の存在下に水と接触させ、水可溶性
樹脂を中和して水中に乳化分散させるとともに、疎水性
樹脂を水中に造粒懸濁させることを特徴とするスラリー
状塗料の製造方法である。
本発明に使用される常温で固体の疎水性樹脂としては、
特に制限はないが、その軟化点(環球式による)が20
〜150℃のものが好ましく、水媒体中で構造的に著し
く不安定であるか、水可溶性樹脂と著しく相溶性のない
ものは好ましくない。
このような樹脂としては、たとえばアルキド系樹脂、ポ
リエステル系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、
フェノール系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリオレフィ
ン系樹脂、ポリジエン系樹脂などが挙げられる。
これらの樹脂は熱硬化性、熱可塑性のいずれの樹脂も使
用の対象となるが、熱硬化性樹脂の場合には、必要に応
じ架橋性の樹脂または化合物を含有していてもよく、牟
とえばカルボキシル基と反応するものとして1分子中に
2個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂、トリグリ
シジルイソシアヌレートなどのエポキシ基含有化合物な
ど、水酸基と反応するものとして尿素樹脂、メラミン樹
脂、ベンゾグアナミン樹脂などのアミノプラスト樹脂、
ブロックトイソシアネート基を有するポリイソシアネー
ト化合物などが挙げられる。
疎水性樹脂はその軟化点が20℃未満では常温で固体と
ならないばかりか、得られる樹脂スラリー粒子が融着を
起しやすくて安定性が悪くなり、また150℃を超える
と得られる塗膜の加熱乾燥時の流動平滑性が悪くなり好
ましくりい。
本発明で使用される水可溶性樹脂としては、特に制限は
ないが、酸価が20〜300.数平均分子量が500〜
100000のものが好ましい。
このような樹脂としては、たとえばアルキド系樹脂、ポ
リエステル系樹脂、アクリル系樹脂、変性エポキシ系樹
脂、マレイン化油系樹脂などが挙げられる。これらの樹
脂は熱硬化性、熱可塑性のいずれの樹脂も使用の対象と
なるが、熱硬化性樹脂の場合には三次元構造を形成する
ための架橋点として、カルボキシル基のほかに水酸基を
含有していてもよい。
この場合水酸基と反応する硬化剤としては、たとえば尿
素樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂などのア
ミノプラスト樹脂、フェノール樹脂などが挙げられ、ス
ラリー粒子を造粒する際に樹脂混合物に添加するか、ま
たは樹脂スラリーからスラリー状塗料を製造する際に添
加するかのいずれかの方法により導入される。
水可溶性樹脂はその酸価が20未満では、水溶性が不足
してスラリー粒子を安定に懸濁状態で維持できず、30
0を超えると耐水性が低下し、樹脂スラリーの粘度が高
くなるとともに、目的塗料の固形分の低下を招き、塗装
隠業性が悪くなる。
また数平均分子量が500未満の場合は、塗膜の耐水性
、耐候性などの耐久性能が劣り、100000を超える
場合は、塗膜の加熱乾燥時の流動平滑性が悪くなるとと
もに、目的塗料の固形分の低下を招き、塗装作業性が悪
くなる。
本発明では、疎水性樹脂と水可溶性樹脂とはあらかじめ
加熱混合され、均一な樹脂混合物として以後の工程に供
される。この時の混合が完全になされていない場合には
、生成する樹脂スラリーの粒径が不均一となり、また安
定性、つや、仕上り、外観性などに悪影響を及ぼす巨大
粒子の生成にもつながる。
加熱混合する際の温度は使用する樹脂の粘度により決定
されるが、160℃未満であることが好ましく、160
℃以上の場合は疎水性樹脂および水可溶性樹脂の官能基
間での反応が起きる可能性があり、粘度の増加、または
ゲル化の恐れがある。
この時、疎水性樹脂と水可溶性樹脂との混合を助ける目
的または取扱い上の粘度を調整する目的で、必要に応じ
て水性塗料一般に使用される有機溶剤を使用してもよく
、たとえばアルコール系溶剤としてはエタノール、イソ
プロピルアルコール、n9.−ブチルアルコール、5e
e−ブチルアルコール、し−ブチルアルコール、エチレ
ングリコール、プロピレングリコールなど、セロソルブ
系としてはメチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチ
ルセロソルブなど、カルピトール系としてはメチルカル
ピトール、エチル力ルビ1〜−ル、ブチルカルピトール
などが挙げられる。
上記樹脂混合物における疎水性樹脂の含有量は5〜90
重量%の範囲内にあることが好ましく、5重量%未満で
は、本発明の目的塗料であるスラリー状塗料としての特
性が発揮されず、また90重量%を超える場合は、粒子
成分の量が多くなりすぎ、そのため平滑仕上り性が悪く
なる。必要に応じて使用される有機溶剤は樹脂混合物重
量に対し40重量%以下が好ましい。
上記のように均一に加熱混合された樹脂混合物は、加温
状態下で塩基物質の存在下に水と接触させ、樹脂混合物
中の水可溶性樹脂を中和して水中に乳化分散させるとと
もに、疎水性樹脂を水中に造粒懸濁させることにより樹
脂スラリーが形成される。
この一時使用される塩基物質としては、水性塗料一般に
用いられる物質であればとくに制限はないが、加温下で
使用するため、その沸点が50℃以上のものが好ましい
。このような好ましい塩基性物質としてはトリエチルア
ミン、ジメチルエタノールアミン、ジエチルエタノール
アミン、ジェタノールアミン、メチルジェタノールアミ
ン、2−アミノ−2−メチルプロパツールなどが挙げら
れる。
これらの塩基物質の樹脂混合物中のカルボキシル基に対
する中和率は、0.2〜1.2当量の範囲内にあるのが
好ましく、それが0.2当量未満ではスラリー粒子が安
定に存在できず、また1、2当量を超える場合は目的塗
料の固形分の低下を招き、塗装作業性が悪くなる。樹脂
混合物と接触させる水の量は樹脂混合物重量に対し50
〜400重量%程度が好ましい。
上記樹脂スラリーを生成するために、造粒工程として行
われる樹脂混合物、塩基物質および水の接触方法として
は、次の3通りの方法がある。
(a)樹脂混合物を塩基物質で中和後、かくはんしなが
ら、これに水を加えていく方法。
(b)樹脂混合物を塩基物質で中和後、かくはんしなが
ら、これを水に加えていく方法。
(C)水と塩基物質の混合溶液をかくはんしながら、こ
れに樹脂混合物を加えていく方法。
これらの方法により、いずれの場合も樹脂混合物中の水
可溶性樹脂が塩基物質と反応して中和され、これにより
水可溶性樹脂の溶解度が高くなって水中に乳化分散し、
同時に疎水性樹脂は粒子状態となって水中に懸濁し、均
一な樹脂スラリーが形成される。
上記接触方法のうちいずれの方法によるかは。
製造設備の制限、造粒過程の温度および粘度、さらに使
用する塩基物質の種類などによって決まる。
(a)の方法は造粒過程の温度および粘度が比較的低い
場合に適した方法であり、加熱混合と造粒とを同一の反
応槽で行うため、製造設備が簡略化できるという利点が
ある。
また(b)および(c)の方法は、樹脂混合物が水に分
散するときの粘度および温度が比較的高くなる場合でも
、造粒過程で高い粘度および温度を経ないですむという
利点があり、さらに(C)は樹脂混合物の温度より低い
沸点の塩基物質の使用が可能であるという利点がある。
これら造粒工程では、樹脂混合物、塩基物質および水を
接触させて造粒する際使用するかくはん機としては、た
とえばパドル型かくはん機、タービン型かくはん機、プ
ロペラ型かくはん機、ら旋帯かくはん機、案内円筒体ら
旋軸かくはん機、いかり−パドル2重回転翼かくはん機
、いかクータービン2重回転翼かくはん翼かくはん機、
いかり−プロペラ2重翼かくはん機、2重し−キ翼かく
はん機、2重ら旋帯かくはん機、コロイドミル、ホモジ
ナイザーなどが挙げられ、これ以外にも、必要に応じて
ラインミキサーやスタティックミキサーのような密封系
で連続生産の可能なかくはん混合機を使用してもよい。
造粒工程において、樹脂混合物、塩基物質および水を接
触させるときの樹脂混合物温度は30〜160℃が好ま
しい。造粒工程で使用される水は造粒を助ける目的で、
あらかじめ加温して使用してもよい。また同様の目的で
、水しq水可溶性樹脂、または界面活性剤を溶解した水
溶液を分散媒体として使用してもよい。
以上により得られた樹脂スラリーはそのままでもスラリ
ー状塗料として使用することもできるが、必要に応じて
公知の方法により、他の成分たとえば水可溶性の樹脂、
硬化剤、塗面調整剤などを加えてスラリー状塗料とする
ことができる。顔料着色スラリー状塗料を製造する場合
は、水可溶性樹脂の一部を使用して常法により、顔料ペ
ーストを調整し、これを樹脂スラリーに混合する方法、
または樹脂スラリーに顔料を加え、常法により顔料ペー
ストを調整し、これを樹脂スラリーに混合する方法、さ
らには樹脂混合物にあらかじめ顔料を練り込んでおき、
顔料含有初詣スラリーを製造する方法のいずれかの方法
によることができる。
上記のようにして製造されたスラリー状塗料の粒度範囲
をさらに調整したい場合には、サンドミル、アトライタ
ー、ボールミル、ポットミルなどの分散機で分散し、所
定範囲にすることができる。
〔発明の効果〕
本発明のスラリー状塗料の製造方法によれば、樹脂混合
物を塩基物質の存在下に水と接触させ分散させるように
したので5次のような効果が得られる。
(i)乾式粉砕法で必要とされる固体樹脂の粉砕や分散
等の高価な設備が不要であり、また製造工数が少なくて
済む。
(ii)有機溶剤の使用工程が少なく、噴霧乾燥法、湿
式粉砕法に比べて、省資源、省エネルギー的である。
(iii)生成する樹脂スラリーはそのままの形態で使
用が可能となるため、スラリー粒子の洗浄のための廃液
が生じない。
(iv)造粒工程が全て水媒体中で行われるため、粉じ
ん爆発の恐れがなく、安全である。
(V)生成する樹脂スラリーは優れた粒度均一性を有す
る。
〔発明の実施例〕
次に、本発明の実施例について説明する。各例中、部は
重量部、%は重量%を示す。
製造例1 (疎水性樹脂(A)の製造) かくはん機、温度計、還流冷却器および窒素導入管を取
りつけた4つロフラスコに、イソフタル酸24.3部、
無水フタル酸21.9部、アジピン酸9,7部、ネオペ
ンチルグリコール38.5部、トリメチロールプロパン
2.6部を仕込み、180 ’Cまで2時間で昇温した
。180 ’Cとなっ13時点でエステル化触媒(エム
アンドティケミカルズ社製、ファスキャット#4100
)0.1部を仕込み、エステル化反応を続け、220 
’Cとなった時点から1キシレン2.9部を加え、ソル
ベントクツキングを開始した。240’Cで4時間エス
テル化反応を行って、酸価2の反応生成物を得た。この
反応生成物を窒素気流下でキシレンを抜きながら冷却し
、120℃となった時点で、鋼鉄製のバットに流し込み
、さらに室温まで冷却したのち、ハンマーで5〜l O
mmの粒状に粉砕し、軟化点40℃、酸価2、水酸基価
50、数平均分子量3000、固形分100%の疎水性
ポリエステル樹脂(A)を得た。
製造例2 (疎水性樹脂(B)の製造) 製造例1と同様のフラスコに、イソフタル酸24.3部
、テレフタル酸24.2部、アジピン酸8.5部、ネオ
ペンチルグリコール37.5部、トリメチロールプロパ
ン2.5部を仕込み、180℃まで1.5時間で昇温し
た。180℃となった時点でエステル化触媒(前出・・
・製造例1 )0.1部を加えてエステル化反応を続け
、220℃となった時点からキシレン2.9部を仕込み
、ソルベントクツキングを開始した。220〜240℃
で3時間エステル−化反応を行って、酸価8の反応生成
物を得た。
この反応生成物を窒素気流下でキシレンを抜きながら冷
却し、120℃となった時点で鋼鉄製のバットに流し込
み、さらに室温まで冷却したのち、ハンマーで5〜10
mmの粒径に粉砕し、軟化点55℃、酸価8、水酸基価
60、数平均分子量2800、固形分lOO%の疎水性
ポリエステル゛樹脂(B)を得た。
製造例3 (水可溶性樹脂(A)の製造) 製造例1と同様のフラスコに、大豆油脂肪酸25.9部
、イソフタル酸14.8部、トリメチロールプロパン2
7.0部を仕込み、窒素気流下で加熱、かくはんしなが
ら、240℃で3時間エステル化反応を行って、酸価1
0の反応生成物を得た。
この反応生成物を180℃まで冷却したのち、アジピン
酸6.3部、無水トリメリット酸7,4部を加えて、1
60〜180℃で3時間エステル化反応を行い、酸価4
5の反応生成物を得た。この反応生成物を140℃まで
冷却したのち、ブチルセロソルブ18.6部を加えて希
釈し、樹脂酸価45、数平均分子量1450、水酸基価
】42、固形分80%の水可溶性アルキド樹脂(A)を
得た。
製造例4 (水可溶性樹脂(B)の製造) 製造例1と同様のフラスコに、ラウリン酸20.4部、
イソフタル酸16.3部、ネオペンチルグリコール8.
4部、トリメチロールプロパン21.1部を仕込み、窒
素気流下で加熱、がくはんしながら、220℃で3時間
エステル化反応を行って、酸価15の反応生成物を得た
。この反応生成物を180℃まで冷却したのち、アジピ
ン酸7.2部、無水トリメリット酸8.2部を加えて1
60〜180℃7−4時間エステル化反応を行い、酸価
35の反応生成物を得た。・この反応生成物を140’
Cまで冷却したのち、ブチルセロソルブ18.4部を加
えて希釈し、樹脂酸価35、数平均分子量1400、水
酸基価120、固形分80”Cの水可溶性アルキド樹脂
(B)を得た。
実施例1 疎水性ポリエステル樹脂(A)18.0部、水可溶性ア
ルキド樹脂(A)33.8部、ブチルセロソルブ1.1
部を100’Cで加熱周合し、均一な樹脂混合物を得た
。次いで、この樹脂混合物の温度を70℃まで下げ、ホ
モディスパー(特殊機化工業(株)製)でかくはんしな
がら、樹脂混合物中のカルボキシル基の50モル%に相
当するジメチルエタノールアミン1.0部を加え、均一
に中和し、次に46.1部の脱イオン水を徐々に加えて
いき、固形分4.5%の樹脂スラリーを得た。
この得られた樹脂スラリーの粒径を粒度分布測定機(堀
@製作所(株)製、CAPA−50C1)で測定したと
ころ、平均粒径が3.1μ、またその粒度分布も2〜5
μの粒径のものが70容量%と均一性に優れるものであ
った。
次いで、上記樹脂スラリーがら白エナメルを製造するた
め、水可性樹脂(A)17.8部、ジメチルエタノール
アミン0.7部、脱イオン水24.7部、ルチル彫工酸
化チタン56,8部の配合比のもとにサンドミルで1時
間分散し、白色ペーストを調製した。この白色ペースト
38.2部、上記樹脂スラリー56.3部、架橋剤とし
て水溶性メラミン樹脂(三井東圧化学(株)製、サイミ
ル#303)5.4部、水性塗料用添加剤(ヘキスト社
製、アジトールXW329)0.1部を加え、固形分5
7%、顔料分と樹脂分との比率が6:10の白色スラリ
ー状塗料を得た。こめ白色スラリー状塗料をフォードカ
ップ#4で30秒となるよう脱イオン水で希釈し、スプ
レーガン(岩田塗装機(株)製、ワイダー60)で脱脂
軟鋼板上に仕上り膜厚が40μになるようにエアスプレ
ー塗装し、160℃で30分間焼付けた。得られた塗膜
は鉛筆硬度Fであり、優れた仕上り外観を有していた。
また、このスラリー状塗料を室温で6ケ月間貯蔵したが
品質になんらの異状も認められず、貯蔵安定性にも優れ
たものであった。
実施例2 疎水性ポリエステル樹脂(B)11.7部、水可溶性ア
ルキド樹脂(B) 34.2部を、120℃で加熱混合
し、均一な樹脂混合物を得た。次いで、この樹脂混合物
の温度を90℃まで下げ、樹脂混合物中のカルボキシル
基の60モル%に相当するジメチルエタノールアミン0
.9部を加えて均一に中和し1次いで樹脂混合物の温度
を70℃まで下げて水溶性メラミン樹脂(前出・・・実
施例1)7.0部を加えて均一な混合物とした。次に、
40℃にあらかじめ加温しである脱イオン水46.2部
をホモディスパーでかくはんしながら、これに上記混合
物を70℃に加温した状態で徐々に加えていき、固形分
46.1%の樹脂スラリーを得た。
この得られた樹脂スラリーの粒度分布を実施例1と同様
の条件で測定したところ、平均粒径が2.3μ、またそ
の粒度分布も2〜5μの粒子径のものが76容量%と優
れていた。
次いで、上記樹脂スラリー74.8部、ルチル彫工酸化
チタン20.6部、脱イオン水4.5部、水性塗料用添
加剤(前記・・・実施例1)0.1部の配合比のもとに
サンドミルで1時間分散し、固形分55%、顔料と樹脂
との比率が6:10の白色スラリー状塗料を得た。
この白色スラリー状塗料を実施例1と同様の操作手順で
軟鋼板上に塗装して焼付けたところ、鉛筆硬度はHBで
あり、優れた仕上り性を有していた。また、このスラリ
ー状塗料を室温で6ケ月間貯蔵したが1品質上なんら異
状は認められなかった。
実施例3 市販の疎水性樹脂iファインディックM −8050、
大日本インキ化学工業(株)、ポリエステル樹脂、軟化
点104℃、水酸基価40、数平均分子量4000、固
形分100%)20.0部、市販の水可溶性樹脂(ファ
インディンクロ107、大日本インキ化学工業(株)製
、ポリエステル樹脂、酸価53、数平均分子量3800
、固形分100%)20.0部、ブチルセロソルブ10
.0部を120℃で加熱混合し、均一な樹脂混合物を得
た。次いで、上記樹脂混合物中のカルボキシル基の70
モル%に相当するジメチルエタノールアミン1.2部、
脱イオン水48.8部からなる混合溶液を60℃に加温
し、ホモディスパーでかくはんしながら、これに上記樹
脂混合物を100℃の加温状態で徐々に加え、固形分4
0%の樹脂スラリーを得た。
この得られた樹脂スラリーの粒度分布を実施例1と同様
の条件で測定したところ、平均粒径が1.8μ、またそ
の粒度分布も1〜5μの粒子径のものが75容量%であ
った。
上記樹脂スラリー93.3部、水溶性メラミン樹脂(前
出・・・実施例1)6.5部、水性塗料用添加剤(前出
・・・実施例1 )0.2部を加えて、固形分43.8
%の無着色スラリー状塗料を得た。
この無着色スラリー状塗料を室温で6ケ月間貯蔵したが
、品質になんら異状は認められず、貯蔵安定性に優九た
ものであった。
代理人 弁理士 柳 原 成

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)常温で固体の疎水性粒状樹脂とカルボキシル基を
    有する水可溶性樹脂との少なくとも2成分を含むスラリ
    ー状塗料の製造方法において、常温で固体の疎水性樹脂
    とカルボキシル基を有する水可溶性樹脂とをあらかじめ
    均一に加熱混合しておき、得られる樹脂混合物を加温状
    態で塩基物質の存在下に水と接触させ、水可溶性樹脂を
    中和して水中に乳化分散させるとともに、疎水性樹脂を
    水中に造粒懸濁させることを特徴とするスラリー状塗料
    の製造方法。
  2. (2)樹脂混合物、塩基物質および水の接触が下記(a
    )、(b)または(c)によるものである特許請求の範
    囲第1項記載のスラリー状塗料の製造方法。 (a)樹脂混合物を塩基物質で中和後、かくはんしなが
    ら、これに水を加えていく方法。 (b)樹脂混合物を塩基物質で中和後、かくはんしなが
    ら、これを水に加えていく方法。 (c)水と塩基物質との混合溶液をかくはんしながら、
    これに樹脂混合物を加えていく方法。
  3. (3)樹脂混合物中、疎水性樹脂の占める割合が5〜9
    0重量%である特許請求の範囲第1項または第2項記載
    のスラリー状塗料の製造方法。
  4. (4)疎水性樹脂の軟化点が20〜150℃である特許
    請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載のスラ
    リー状塗料の製造方法。
  5. (5)水可溶性樹脂が酸価20〜300、数平均分子量
    500〜100000である特許請求の範囲第1項ない
    し第4項のいずれかに記載のスラリー状塗料の製造方法
    。
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