JPS6021486Y2 - 残留燃料排出式気化器 - Google Patents
残留燃料排出式気化器Info
- Publication number
- JPS6021486Y2 JPS6021486Y2 JP10595180U JP10595180U JPS6021486Y2 JP S6021486 Y2 JPS6021486 Y2 JP S6021486Y2 JP 10595180 U JP10595180 U JP 10595180U JP 10595180 U JP10595180 U JP 10595180U JP S6021486 Y2 JPS6021486 Y2 JP S6021486Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- pipe
- carburetor
- fuel chamber
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、主としてガソリンエンジンに付設される気化
器に関し、特に不使用時に気化器内に残留している燃料
を、その変質前に排出できるようにした残留燃料排出式
気化器に関する。
器に関し、特に不使用時に気化器内に残留している燃料
を、その変質前に排出できるようにした残留燃料排出式
気化器に関する。
従来、一般的に用いられている気化器としては第1図に
示すようなものがあり、図中の符号1は気化器本体、2
は燃料入口、3は針弁、4は燃料室、5はフロート、6
はメインノズル、7は空気通路、8はドレンボルト、9
は油面を示している。
示すようなものがあり、図中の符号1は気化器本体、2
は燃料入口、3は針弁、4は燃料室、5はフロート、6
はメインノズル、7は空気通路、8はドレンボルト、9
は油面を示している。
このような気化器においては、気化器内の燃料を排出す
る場合、スパナを使用してドレンボルト8を抜くことが
行なわれる。
る場合、スパナを使用してドレンボルト8を抜くことが
行なわれる。
しかしながら、このような燃料排出手段では次のごとき
欠点がある。
欠点がある。
(1)ドレン操作が人為的に行なわれるため、忘れるこ
ともあり、確実には実施され難い。
ともあり、確実には実施され難い。
(2)ガソリン変質の度合は、ガソリンの性状のみなら
ず、気温、湿度、気圧等の気象条件により左右されるた
め、それらの条件に合わせてドレン作業を行なうことは
事実上不可能である。
ず、気温、湿度、気圧等の気象条件により左右されるた
め、それらの条件に合わせてドレン作業を行なうことは
事実上不可能である。
(3) 人為的に気化器内のガソリン変質を完全に回
避するには、エンジン停止のたびにドレン操作を行なわ
ねばならず、面倒であり、しかも不経済である。
避するには、エンジン停止のたびにドレン操作を行なわ
ねばならず、面倒であり、しかも不経済である。
ここで、気化器内のガソリンの変質とは、ガソリンの低
温度揮発分が蒸発し、高温度揮発分のみが残ることによ
り、これが大気温度、湿度、気圧等の気象条件の影響で
、気化器構成材料と化学反応を生じ、ガム質状となるこ
とである。
温度揮発分が蒸発し、高温度揮発分のみが残ることによ
り、これが大気温度、湿度、気圧等の気象条件の影響で
、気化器構成材料と化学反応を生じ、ガム質状となるこ
とである。
ガム質状となるに至る期間は通常20〜200日と推定
されている。
されている。
なお、これはエンジン停止(ガソリン停滞)中に起こる
もので、運転中には生じない。
もので、運転中には生じない。
この変質によるエンジントラブルとしては次のものがあ
る。
る。
(1) 気化器内のメインノズル6や他の燃料室通路
が埋まることにより始動困難となる。
が埋まることにより始動困難となる。
(2)気化器内のメインノズルや他の燃料通路に変質物
が付着することにより、エンジン不調となる。
が付着することにより、エンジン不調となる。
(3)変質物が運転中に脱落し、メインノズルや他の燃
料通路を塞ぐことにより運転不調または工ンジン停止と
なる。
料通路を塞ぐことにより運転不調または工ンジン停止と
なる。
(4)気化器や燃料系統部品の腐食により部品寿命が低
下する。
下する。
これらのエンジントラブルは従来から散発していたが、
数年前より実施されたガソリンの無鉛化により、このト
ラブルが続発傾向にあり、特にエンジンの使用頻度がま
ちまちで、かつ流通段階の体作業等で長期保管を要する
小形汎用エンジンでは著しい。
数年前より実施されたガソリンの無鉛化により、このト
ラブルが続発傾向にあり、特にエンジンの使用頻度がま
ちまちで、かつ流通段階の体作業等で長期保管を要する
小形汎用エンジンでは著しい。
そこで気化器内に残留する燃料をヒモ状部材の毛細管現
象により排出する手段などが考えられるが、単に空気通
路7を通じてヒモ状部材を入れると空気通路7を塞いで
しまう恐れがあり、また別個に燃料排出路を設けると工
作が複雑になってコスト高を招くことになる。
象により排出する手段などが考えられるが、単に空気通
路7を通じてヒモ状部材を入れると空気通路7を塞いで
しまう恐れがあり、また別個に燃料排出路を設けると工
作が複雑になってコスト高を招くことになる。
本考案は、上述の諸問題を解決して、気化器が長期にわ
たり不使用状態に放置されるような場合に、早期に且つ
自動的に内部の燃料を排出できるようにするとともに、
構造の簡素化をはかり、しかも使用時には十分な信頼性
をもって気化器としての作動を維持できるようにした装
置を提供することを目的とする。
たり不使用状態に放置されるような場合に、早期に且つ
自動的に内部の燃料を排出できるようにするとともに、
構造の簡素化をはかり、しかも使用時には十分な信頼性
をもって気化器としての作動を維持できるようにした装
置を提供することを目的とする。
このため本考案の残留燃料排出式気化器は、気化器内の
燃料室底部に、毛細管現象により残留燃料を上方へ誘導
しうる壁部をもったパイプの先端部が配置されるととも
に、同パイプの基端部が上記燃料室の上部を経て気化器
外へ連通され、同パイプの壁部に、同パイプの内部空気
路を介して上記燃料室の上部を外部空間に連通させるた
めの小孔が形成されたことを特徴としている。
燃料室底部に、毛細管現象により残留燃料を上方へ誘導
しうる壁部をもったパイプの先端部が配置されるととも
に、同パイプの基端部が上記燃料室の上部を経て気化器
外へ連通され、同パイプの壁部に、同パイプの内部空気
路を介して上記燃料室の上部を外部空間に連通させるた
めの小孔が形成されたことを特徴としている。
以下、図面により本考案の実施例について説明すると、
第2図および第3図は、それぞれ本考案の第1実施例お
よび第2実施例としての残留燃料排出式気化器を示す縦
断面図であって、図中、第1図と同じ符号はほぼ同様の
部分を示している。
第2図および第3図は、それぞれ本考案の第1実施例お
よび第2実施例としての残留燃料排出式気化器を示す縦
断面図であって、図中、第1図と同じ符号はほぼ同様の
部分を示している。
まず、第2図に示す第1実施例について説明すると、気
化器本体1の内部の燃料室4における底部に、毛細管現
象により残留燃料を上方へ誘導しうる壁部をもったパイ
プ11の下端部が配置されており、同パイプ11の上端
部は燃料室4の上部空間4aを経て、気化器本体1の土
壁の穴12を通り、外部へ連通されている。
化器本体1の内部の燃料室4における底部に、毛細管現
象により残留燃料を上方へ誘導しうる壁部をもったパイ
プ11の下端部が配置されており、同パイプ11の上端
部は燃料室4の上部空間4aを経て、気化器本体1の土
壁の穴12を通り、外部へ連通されている。
そして、燃料室4の上部空間4aにおいて、パイプ11
の壁部に小孔14が形成され、これにより燃料室4の上
部空間4aがパイプ11の内部空気路13を介して外部
空間に連通されるようになっている。
の壁部に小孔14が形成され、これにより燃料室4の上
部空間4aがパイプ11の内部空気路13を介して外部
空間に連通されるようになっている。
パイプ11の材質としては毛細管現象を起こしゃすい可
撓性発泡樹脂が用いられるが、あるいは金属製のパイプ
の内壁面に、毛細管現象を起こしやすい発泡樹脂層が織
布のごときものを内張りとして設けるようにしてもよい
。
撓性発泡樹脂が用いられるが、あるいは金属製のパイプ
の内壁面に、毛細管現象を起こしやすい発泡樹脂層が織
布のごときものを内張りとして設けるようにしてもよい
。
いずれにしても本考案の気化器では、不使用時に毛細管
現象により残留燃料を吸上げるための部材としてパイプ
11が用いられるが、通常の使用時にはパイプ11の内
部空気路13が小孔14を通じて従来の空気通路(第1
図の符号7参照)としての機能を果たすことになり、常
時は気化器としての使用に支障をきたさないようになっ
ている。
現象により残留燃料を吸上げるための部材としてパイプ
11が用いられるが、通常の使用時にはパイプ11の内
部空気路13が小孔14を通じて従来の空気通路(第1
図の符号7参照)としての機能を果たすことになり、常
時は気化器としての使用に支障をきたさないようになっ
ている。
すなわち、小孔14は、燃料室の上部空間4a内の空気
をパイプ11の内部通路13を経て外部に排出させるた
めに設けらたものであり、これにより常時は燃料室4内
へ燃料人口2を通じて入ってくる燃料と燃料室4内の空
気との置換が支障なく行なわれるのである。
をパイプ11の内部通路13を経て外部に排出させるた
めに設けらたものであり、これにより常時は燃料室4内
へ燃料人口2を通じて入ってくる燃料と燃料室4内の空
気との置換が支障なく行なわれるのである。
そして、気化器本体1の燃料室4内に燃料を収容したま
ま長期間の不使用状態へ入る場合は、燃料としてのガソ
リンが変質する前に、例えば2週間程度で、パイプ11
の壁部における毛細管現象により自動的に外部へ排出さ
れるのである。
ま長期間の不使用状態へ入る場合は、燃料としてのガソ
リンが変質する前に、例えば2週間程度で、パイプ11
の壁部における毛細管現象により自動的に外部へ排出さ
れるのである。
このように、パイプ11は、気化器における従来の空気
通路としての機能とともに残留燃料を吸い上げる機能を
兼ねそなえている。
通路としての機能とともに残留燃料を吸い上げる機能を
兼ねそなえている。
なお、気化器本体1の使用中は、パイプ11の壁部を通
じて燃料洩れを起こさないように、パイプ11の基端の
壁部を抑えるための空気穴付きプラグPを穴12に嵌合
させて、空気の連通は行なわせるが燃料洩れは起こさな
いようにすることが望ましい。
じて燃料洩れを起こさないように、パイプ11の基端の
壁部を抑えるための空気穴付きプラグPを穴12に嵌合
させて、空気の連通は行なわせるが燃料洩れは起こさな
いようにすることが望ましい。
第3図に示本考案の第2実施例では、上記の点を更に改
善するため、気化器本体1の上壁の穴12から燃料タン
ク16へ通じる燃料戻し管15が設けられており、その
先端が燃料タンク16のパイプ状口金16aに接続され
ている。
善するため、気化器本体1の上壁の穴12から燃料タン
ク16へ通じる燃料戻し管15が設けられており、その
先端が燃料タンク16のパイプ状口金16aに接続され
ている。
そして、燃料戻し管15の基端にはパイプ11の上端延
長部が挿入されている。
長部が挿入されている。
このように構成することにより、パイプ11の壁部を介
して毛細管現象により誘導された燃料は、外部へ漏洩す
るとなく燃料タンクへ戻されるので、安全性が大幅に向
上する利点がある。
して毛細管現象により誘導された燃料は、外部へ漏洩す
るとなく燃料タンクへ戻されるので、安全性が大幅に向
上する利点がある。
以上詳述したように本考案の残留燃料排出式気化器によ
れば、気化器内の燃料室底部に、毛細管現象により残留
燃料を上方へ誘導しうる壁部をもったパイプの先端部が
配置されるとともに、同パイプの基端部が上記燃料室の
上部を経て気化器外へ連通され、同パイプの壁部に、同
パイプの内部空気路を介して上記燃料室の上部を外部空
間に連通させるための小孔が形成されるというきわめて
簡素な構成で、長期不使用時における燃料の変質に伴う
トラブルを未然に防止することが可能となり、毛細管現
象により燃料を吸引排出する部材が壁部に小孔を有する
パイプとして空気通路を兼ねるので、構造の簡素化がは
かられるとともに、信頼性の向上ももたらされるのであ
る。
れば、気化器内の燃料室底部に、毛細管現象により残留
燃料を上方へ誘導しうる壁部をもったパイプの先端部が
配置されるとともに、同パイプの基端部が上記燃料室の
上部を経て気化器外へ連通され、同パイプの壁部に、同
パイプの内部空気路を介して上記燃料室の上部を外部空
間に連通させるための小孔が形成されるというきわめて
簡素な構成で、長期不使用時における燃料の変質に伴う
トラブルを未然に防止することが可能となり、毛細管現
象により燃料を吸引排出する部材が壁部に小孔を有する
パイプとして空気通路を兼ねるので、構造の簡素化がは
かられるとともに、信頼性の向上ももたらされるのであ
る。
第1図は従来の気化器を示す縦断面図であり、第2,3
図はそれぞれ本考案の第1実施例および第2実施例とし
ての残留燃料排出式気化器を示す縦断面図である。 1・・・・・・気化器本体、2・・・・・・燃料入口、
3・・・・・・針弁、4・・・・・・燃料室、4a・・
・・・・燃料室の上部空間、5・・・・・・フロート、
6・・・・・・メインノズル、9・・曲油面、11・・
・・・・パイプ、12・・・・・・穴、13・・曲内部
室気路、14・・・・・・小孔、15・・・・・・燃料
戻し管、16・・・・・・燃料タンク、16a・・・・
・・燃料タンクのパイプ状口金、P・・・・・・プラグ
。
図はそれぞれ本考案の第1実施例および第2実施例とし
ての残留燃料排出式気化器を示す縦断面図である。 1・・・・・・気化器本体、2・・・・・・燃料入口、
3・・・・・・針弁、4・・・・・・燃料室、4a・・
・・・・燃料室の上部空間、5・・・・・・フロート、
6・・・・・・メインノズル、9・・曲油面、11・・
・・・・パイプ、12・・・・・・穴、13・・曲内部
室気路、14・・・・・・小孔、15・・・・・・燃料
戻し管、16・・・・・・燃料タンク、16a・・・・
・・燃料タンクのパイプ状口金、P・・・・・・プラグ
。
Claims (1)
- 気化器内の燃料室底部に、毛細管現象により残留燃料を
上方へ誘導しうる壁部をもったパイプの下端部が配置さ
れるとともに、同パイプの上端部が上記燃料室内の上部
空間を経て気化器外へ連通され、同パイプの壁部に、同
パイプの内部空気路を介して上記燃料室の上部空間を外
部空間に連通させるための小孔が形成されたことを特徴
とする、残留燃料排出式気化器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10595180U JPS6021486Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 | 残留燃料排出式気化器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10595180U JPS6021486Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 | 残留燃料排出式気化器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5728154U JPS5728154U (ja) | 1982-02-15 |
| JPS6021486Y2 true JPS6021486Y2 (ja) | 1985-06-26 |
Family
ID=29467306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10595180U Expired JPS6021486Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 | 残留燃料排出式気化器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6021486Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-25 JP JP10595180U patent/JPS6021486Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5728154U (ja) | 1982-02-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101289910B1 (ko) | 휴대 장치용 소형 엔진 연료 탱크 증기 배출 제어 시스템 및 증기 배출 제어 방법 | |
| US4790283A (en) | Fuel tank | |
| JPH10500088A (ja) | 充填上限バルブ装置 | |
| JPH07217514A (ja) | 燃料ハンドリングシステム | |
| JPS62194936A (ja) | 燃料タンク | |
| JP3683139B2 (ja) | 燃料タンク | |
| JPS6021486Y2 (ja) | 残留燃料排出式気化器 | |
| US6058964A (en) | Multi-level fuel pickup | |
| US2227611A (en) | Tractor filling device | |
| JP3055198B2 (ja) | アンモニア吸収装置 | |
| US3598143A (en) | Gravity carburetor feed | |
| JP2568952Y2 (ja) | 燃料タンク装置 | |
| KR100216794B1 (ko) | 연료탱크내의 수분분리 배출장치 | |
| JPH10131824A (ja) | 蒸発燃料処理装置の圧力伝達通路 | |
| JPS6141971Y2 (ja) | ||
| JPS5812468B2 (ja) | ネンリヨウフンシヤノズルソウチ | |
| JPH0810687Y2 (ja) | フューエルタンク | |
| JPS6127572B2 (ja) | ||
| US2808246A (en) | Gas-liquid contact device | |
| JPH0558926B2 (ja) | ||
| JPH0322021Y2 (ja) | ||
| JP3994579B2 (ja) | 気化器のドレン装置 | |
| JPS6158718B2 (ja) | ||
| JPH0327870U (ja) | ||
| JPS6323563Y2 (ja) |