JPS6040532B2 - 特殊加工糸の製造方法 - Google Patents
特殊加工糸の製造方法Info
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- JPS6040532B2 JPS6040532B2 JP1971878A JP1971878A JPS6040532B2 JP S6040532 B2 JPS6040532 B2 JP S6040532B2 JP 1971878 A JP1971878 A JP 1971878A JP 1971878 A JP1971878 A JP 1971878A JP S6040532 B2 JPS6040532 B2 JP S6040532B2
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Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱可塑性合成繊維マルチフィラメント糸条から
なる特殊加工糸の製造方法に関する。
なる特殊加工糸の製造方法に関する。
さらに詳しくは、加工糸中に融着された部分、いったん
融着された後に剥離された部分、およびケン縮部分の3
種の形態が生ぜしめられているとともに構成フィラメン
ト糸の断面の偏平化、側面のイレギュラー化のされてな
る新規の風合し、を呈する特殊加工糸の製造方法に関す
る。従来、夏物用衣料素材として綿、麻あるいはレーヨ
ン、アセテート等が一般に用いられているが、合成繊維
分野では吸湿、吸水性能の不足から強ネン加工や融着加
工等を施すことによって「シャリ感」や清涼感を付与し
た素材が開発されてきたことは周知のとおりである。
融着された後に剥離された部分、およびケン縮部分の3
種の形態が生ぜしめられているとともに構成フィラメン
ト糸の断面の偏平化、側面のイレギュラー化のされてな
る新規の風合し、を呈する特殊加工糸の製造方法に関す
る。従来、夏物用衣料素材として綿、麻あるいはレーヨ
ン、アセテート等が一般に用いられているが、合成繊維
分野では吸湿、吸水性能の不足から強ネン加工や融着加
工等を施すことによって「シャリ感」や清涼感を付与し
た素材が開発されてきたことは周知のとおりである。
そのうち融着加工を施す方法については、熱可塑性合成
繊維マルチフィラメント糸を融着仮撚り加工する方法が
一般に広く知られている。
繊維マルチフィラメント糸を融着仮撚り加工する方法が
一般に広く知られている。
しかしこの方法は本質的に次に記載する欠点を有してお
り、これらの欠点は解決することが非常に困難であると
されている。つまりケン縮糸の一部分あるいは全部を融
着させることによって、ケン縮マルチフィラメント糸は
弾性を失い腕化することから布常にシワが入りやすくな
ること、単線縦フィラメント糸どうしの融着でケン縮特
性が大幅に低下することから嵩高性、機能性が失われペ
ーパーラィクなタッチになること、さらに固化した融着
成分が該単繊維フィラメント糸の表面を部分的ではある
が覆い、強い粗硬感を呈するなどの欠点が指摘されてい
る。
り、これらの欠点は解決することが非常に困難であると
されている。つまりケン縮糸の一部分あるいは全部を融
着させることによって、ケン縮マルチフィラメント糸は
弾性を失い腕化することから布常にシワが入りやすくな
ること、単線縦フィラメント糸どうしの融着でケン縮特
性が大幅に低下することから嵩高性、機能性が失われペ
ーパーラィクなタッチになること、さらに固化した融着
成分が該単繊維フィラメント糸の表面を部分的ではある
が覆い、強い粗硬感を呈するなどの欠点が指摘されてい
る。
これらの欠点を改善する方法として素材、品種の限定、
布常組織の変更、交編・交織、柔軟仕上げ加工等の手段
がとられているが、いずれも十分な結果が得られてはい
ないのが現状である。本発明の目的は、これらの従来知
られた方法の欠点を改善し、かつ新規な風合し、を有す
る特殊ケン縮糸の製造方法を提供するにある。
布常組織の変更、交編・交織、柔軟仕上げ加工等の手段
がとられているが、いずれも十分な結果が得られてはい
ないのが現状である。本発明の目的は、これらの従来知
られた方法の欠点を改善し、かつ新規な風合し、を有す
る特殊ケン縮糸の製造方法を提供するにある。
かかる目的は、熱可塑性合成繊維マルチフィラメント糸
条を加ネンしながあ該糸条の融着する温度以上で加熱し
て該フィラメント糸条を構成する単繊縦フィラメントど
うしを部分的に融着させたのち解ネンして融着ケン縮糸
を製造する方法において、解ネン後2次ヒータでモディ
ファイセットを施し、さらに該2次ヒータを通過した直
後の糸条を硬質の加圧ローラ部村に導いて押圧通過せし
めて融着ケン縮糸の単繊維を剥離させるとともに繊維断
面を偏平化および側面をイレギュラー化せしめることを
特徴とする特殊加工糸の製造方法とすることによって達
成できる。
条を加ネンしながあ該糸条の融着する温度以上で加熱し
て該フィラメント糸条を構成する単繊縦フィラメントど
うしを部分的に融着させたのち解ネンして融着ケン縮糸
を製造する方法において、解ネン後2次ヒータでモディ
ファイセットを施し、さらに該2次ヒータを通過した直
後の糸条を硬質の加圧ローラ部村に導いて押圧通過せし
めて融着ケン縮糸の単繊維を剥離させるとともに繊維断
面を偏平化および側面をイレギュラー化せしめることを
特徴とする特殊加工糸の製造方法とすることによって達
成できる。
本発明の特殊加工糸の製造方法についてさらに説明する
ならば、マルチフィラメント糸を用いて融着仮撚り加工
するに際し、解ネン後2次ヒータでモディファイセット
を施し、さらに該2次ヒータを通過した直後に糸条を硬
質の加圧ローラ部材に導いて押圧通過せしめ、部分的に
融着した単綴総フィラメント糸を該硬質ローラで押しつ
ぶすことによって、該単繊総フィラメント糸どうしの雛
着部分を凹凸状に部分的に剥離させ、かつ単綴総フィラ
メント糸の断面の偏平化と側面のイレギュラー化を図り
、このようにして、得られる加工糸に融着部分、いった
ん融着されたのちに剥離された部分、およびケン縦部分
の3種の形態部分を生ぜしめ、かつ新規な風合し、を生
ぜしめるのである。
ならば、マルチフィラメント糸を用いて融着仮撚り加工
するに際し、解ネン後2次ヒータでモディファイセット
を施し、さらに該2次ヒータを通過した直後に糸条を硬
質の加圧ローラ部材に導いて押圧通過せしめ、部分的に
融着した単綴総フィラメント糸を該硬質ローラで押しつ
ぶすことによって、該単繊総フィラメント糸どうしの雛
着部分を凹凸状に部分的に剥離させ、かつ単綴総フィラ
メント糸の断面の偏平化と側面のイレギュラー化を図り
、このようにして、得られる加工糸に融着部分、いった
ん融着されたのちに剥離された部分、およびケン縦部分
の3種の形態部分を生ぜしめ、かつ新規な風合し、を生
ぜしめるのである。
したがって、本発明の方法によれば剥離作用により融着
部分の軽減化された特殊加工糸が得られるのであるが、
このような本発明の方法と従来技術について比較説明す
るならば、まず仮撚り加工中の単繊維フィラメント糸ど
うしの部分的な融着度合そのものを単に軽減し、本発明
方法と同程度の融着度合を得ようとする場合と比較する
と、融着部と非融着部の共存が仮撚り加工条件の微妙な
変化で大きく異なって高虫着ムラを作りやすくなること
、さらに非融着部分は通常のケン縮糸であり、「ヌメリ
感」があること、そのため融着部の「シャリ感」効果が
出にくし、等の問題があり、さらにまた特公昭47−1
592号公報に記載されている如き織物を織成したのち
にフィラメント糸どうしの接着を部分的に剥離せしめて
クレープ織物を製造せしめる技術と比較とすると、織物
組織の拘束力が織物内の融着ケン縦糸の剥離した単繊総
フィラメント糸の分繊、ケン縮の回復力を阻止するので
、十分な嵩高性の回復や機能性の復元が行なわれず、ま
た拘束力の強弱が剥離ムラになることなど避けられない
問題である。このような問題は、特にクレープ織物を得
ようとする場合にはむしろ好ましいものかもしれないが
、均斉な特殊加工糸を得んとする場合には不都合なこと
は言うまでもない。すなわち、本発明ではこれら従来技
術では達成できない融着ケン縦糸の断面の偏平化および
側面のイレギュラー化が風合し、の新規性に大きく影響
を与えているのである。
部分の軽減化された特殊加工糸が得られるのであるが、
このような本発明の方法と従来技術について比較説明す
るならば、まず仮撚り加工中の単繊維フィラメント糸ど
うしの部分的な融着度合そのものを単に軽減し、本発明
方法と同程度の融着度合を得ようとする場合と比較する
と、融着部と非融着部の共存が仮撚り加工条件の微妙な
変化で大きく異なって高虫着ムラを作りやすくなること
、さらに非融着部分は通常のケン縮糸であり、「ヌメリ
感」があること、そのため融着部の「シャリ感」効果が
出にくし、等の問題があり、さらにまた特公昭47−1
592号公報に記載されている如き織物を織成したのち
にフィラメント糸どうしの接着を部分的に剥離せしめて
クレープ織物を製造せしめる技術と比較とすると、織物
組織の拘束力が織物内の融着ケン縦糸の剥離した単繊総
フィラメント糸の分繊、ケン縮の回復力を阻止するので
、十分な嵩高性の回復や機能性の復元が行なわれず、ま
た拘束力の強弱が剥離ムラになることなど避けられない
問題である。このような問題は、特にクレープ織物を得
ようとする場合にはむしろ好ましいものかもしれないが
、均斉な特殊加工糸を得んとする場合には不都合なこと
は言うまでもない。すなわち、本発明ではこれら従来技
術では達成できない融着ケン縦糸の断面の偏平化および
側面のイレギュラー化が風合し、の新規性に大きく影響
を与えているのである。
また、本発明の方法では2次ヒータでのモディファイセ
ット直後の位置において硬質の加圧ローラ部材に糸条を
押圧通過せしめるようにしたことにより、他の位置にお
いて該押圧通過作用を施す場合に比較して前記した構成
フィラメント糸の断面の偏平化、側面のイレギュラー化
が極めて効果的に行ない得るのである。
ット直後の位置において硬質の加圧ローラ部材に糸条を
押圧通過せしめるようにしたことにより、他の位置にお
いて該押圧通過作用を施す場合に比較して前記した構成
フィラメント糸の断面の偏平化、側面のイレギュラー化
が極めて効果的に行ない得るのである。
すなわち、例えば仮撚りヒータ直後で押圧通過処理を施
す等の場合には、融着部の剥離、押しつぶし作用が十分
になされない。本発明の特殊加工糸の製造方法を図面に
従って具体的に説明する。第1図は本発明方法の実施態
様の一例を示す工程概略図である。
す等の場合には、融着部の剥離、押しつぶし作用が十分
になされない。本発明の特殊加工糸の製造方法を図面に
従って具体的に説明する。第1図は本発明方法の実施態
様の一例を示す工程概略図である。
熱可塑性合成繊維の不完全延伸糸1を通常の2ヒータ型
延伸仮撚り機のフィードローラ2へ供給し、仮撚りスピ
ンドル4によって加ネンしつつ1次ヒータ3で熱セット
を施し、該糸の単繊総フィラメント糸の中心部を同芯円
状に融着せしめ、しかるのち解ネンしてデリベリーロー
ラ5から引出し、続いて2次ヒータ6で再熱モディファ
イセットを施した直後、硬質ローラ7へ供給し通過せし
め巻取りローラ等を介してチーズ8に巻上げるのである
。
延伸仮撚り機のフィードローラ2へ供給し、仮撚りスピ
ンドル4によって加ネンしつつ1次ヒータ3で熱セット
を施し、該糸の単繊総フィラメント糸の中心部を同芯円
状に融着せしめ、しかるのち解ネンしてデリベリーロー
ラ5から引出し、続いて2次ヒータ6で再熱モディファ
イセットを施した直後、硬質ローラ7へ供給し通過せし
め巻取りローラ等を介してチーズ8に巻上げるのである
。
本発明の方法において、供給糸条はマルチフィラメント
糸であるが、モノフィラメント糸や紙鏡糸でもマルチフ
ィラメント糸との引揃え給糸、巻付き給糸等によって用
いることが可能である。
糸であるが、モノフィラメント糸や紙鏡糸でもマルチフ
ィラメント糸との引揃え給糸、巻付き給糸等によって用
いることが可能である。
さらに完全延伸糸を用いる場合よりぁ、不完全延伸糸を
用いるほうが融着形成、剥離、偏平化、イレギュラー化
の点で好ましい用い方である。次に融着ケン縞糸を製造
する方法としては、供給糸条の融点以上のセット温度で
融着仮撚り加工をしたり、延伸仮撚りにおいては延伸倍
率をセツト温度の組合わせで軟化点以上のセット温度で
融着加工をしたり、また融点の異なる糸条を2成分以上
同時に用いる場合は、低融点成分の融点以上で融着仮撚
り加工するなどいかなる方法によっても可能である。し
かし融着ケン縦糸の断面構造は全面融着より融着部と非
融着部が共存し中心部が融着した同芯円状や、外層部に
集中した偏芯状、あるいは全面にある分散状等が好まし
い構造であって部分的に融着せしめる方法をとる必要が
ある。硬質の加圧ローラを通過せしめる位置は、前述の
とお1り2次ヒータで再熱モディファイセット直後とす
る必要がある。
用いるほうが融着形成、剥離、偏平化、イレギュラー化
の点で好ましい用い方である。次に融着ケン縞糸を製造
する方法としては、供給糸条の融点以上のセット温度で
融着仮撚り加工をしたり、延伸仮撚りにおいては延伸倍
率をセツト温度の組合わせで軟化点以上のセット温度で
融着加工をしたり、また融点の異なる糸条を2成分以上
同時に用いる場合は、低融点成分の融点以上で融着仮撚
り加工するなどいかなる方法によっても可能である。し
かし融着ケン縦糸の断面構造は全面融着より融着部と非
融着部が共存し中心部が融着した同芯円状や、外層部に
集中した偏芯状、あるいは全面にある分散状等が好まし
い構造であって部分的に融着せしめる方法をとる必要が
ある。硬質の加圧ローラを通過せしめる位置は、前述の
とお1り2次ヒータで再熱モディファイセット直後とす
る必要がある。
該硬質ローラの材質は硬質ゴム、ベークライト、アルミ
ニウム等数多くあるが鉄やセラミック等硬度の高い材料
が適している。加圧力については高圧ほど、また通過せ
しめる回教については多いほどよい。ただし同一の硬質
ローラへの通過回数は1回のみが2回以上巻付ける場合
よりも有効である。これは通過させる該ケン縮糸に加わ
る単位面積当りの圧力を高くすることによる。硬質の加
圧ローラを設ける位置は、通常の場合装置的にみれば、
2次ヒータ端面の下流50肌以内、特に好ましくは30
伽以内に設けるとよい。このような本発明の特殊加工糸
の製造方法によって製造される加工糸について説明をす
ると、該加工糸の断面および側面の形状例は第2図a,
bにモデル図を例示した如くになる。
ニウム等数多くあるが鉄やセラミック等硬度の高い材料
が適している。加圧力については高圧ほど、また通過せ
しめる回教については多いほどよい。ただし同一の硬質
ローラへの通過回数は1回のみが2回以上巻付ける場合
よりも有効である。これは通過させる該ケン縮糸に加わ
る単位面積当りの圧力を高くすることによる。硬質の加
圧ローラを設ける位置は、通常の場合装置的にみれば、
2次ヒータ端面の下流50肌以内、特に好ましくは30
伽以内に設けるとよい。このような本発明の特殊加工糸
の製造方法によって製造される加工糸について説明をす
ると、該加工糸の断面および側面の形状例は第2図a,
bにモデル図を例示した如くになる。
このような本発明によって得られる特殊加工糸の構造を
従来品と比較すると、次の点に特徴がある。
従来品と比較すると、次の点に特徴がある。
すなわち、まず融着した単線総フィラメント糸は硬質ロ
ーラの加圧によって融着糸の部分的剥離を起こすが(な
お、糸のある横断面箇所においては、その横断面全面で
剥離されている場合ももちろんある)、該剥離箇所は第
2図aのAに例示した如く凹凸状となりやすく極めて特
殊な断面形状となる。これは従来の仮撚り加工技術はも
ちろんのこと紡糸技術においても得ることが困難な形状
である。その結果該フィラメント糸の剥離による特殊な
断面形状は、嵩高性、シワ、機能性等の回復をもたらし
めるが、独特のマイルドな「シヤリ感」を呈するのがこ
の断面形状の特徴である。次なる特徴として融着部分、
非融着部分を問わずローラの加圧によって断面の偏平化
と側面のィレギュラー化が起こっている。断面の偏平化
については、融着した単繊維東が偏平化しさらに剥離し
た単繊維フィラメント糸や非融着部の単繊維ケン縮フィ
ラメント糸をも偏平化されるのである。その結果、融着
ケン縮糸は曲がりやすくなりシワ、ドレーブ性、ペーパ
ーラィク感が改善されるとともに、風合し、はソフトに
なる。側面のイレギュラー化については交叉する単繊総
フィラメント糸の側面に第2図bに示したようになめら
かなへコミの痕跡を融着部、非融着部を問わず与える。
その結果、糸表面を覆っている固化した融着成分の粗硬
感が梨地調の細かな痕跡が付与されたことにより改善さ
れ梨地様の触感を表わすことになるのである。なお、本
発明者らの検討によれば、融着程度および剥離程度に関
しヒータ上で融着・せしめたフィラメント本数のうち、
1/3乃至1/2程度のフィラメント本数を剥離させる
と好ましい風合し、のものが得られ、また、ヒータ上で
融着せしめるフィラメント本数は全体のフィラメント数
のうち1/2〜2/3程度とするのが一般的によいよう
である。
ーラの加圧によって融着糸の部分的剥離を起こすが(な
お、糸のある横断面箇所においては、その横断面全面で
剥離されている場合ももちろんある)、該剥離箇所は第
2図aのAに例示した如く凹凸状となりやすく極めて特
殊な断面形状となる。これは従来の仮撚り加工技術はも
ちろんのこと紡糸技術においても得ることが困難な形状
である。その結果該フィラメント糸の剥離による特殊な
断面形状は、嵩高性、シワ、機能性等の回復をもたらし
めるが、独特のマイルドな「シヤリ感」を呈するのがこ
の断面形状の特徴である。次なる特徴として融着部分、
非融着部分を問わずローラの加圧によって断面の偏平化
と側面のィレギュラー化が起こっている。断面の偏平化
については、融着した単繊維東が偏平化しさらに剥離し
た単繊維フィラメント糸や非融着部の単繊維ケン縮フィ
ラメント糸をも偏平化されるのである。その結果、融着
ケン縮糸は曲がりやすくなりシワ、ドレーブ性、ペーパ
ーラィク感が改善されるとともに、風合し、はソフトに
なる。側面のイレギュラー化については交叉する単繊総
フィラメント糸の側面に第2図bに示したようになめら
かなへコミの痕跡を融着部、非融着部を問わず与える。
その結果、糸表面を覆っている固化した融着成分の粗硬
感が梨地調の細かな痕跡が付与されたことにより改善さ
れ梨地様の触感を表わすことになるのである。なお、本
発明者らの検討によれば、融着程度および剥離程度に関
しヒータ上で融着・せしめたフィラメント本数のうち、
1/3乃至1/2程度のフィラメント本数を剥離させる
と好ましい風合し、のものが得られ、また、ヒータ上で
融着せしめるフィラメント本数は全体のフィラメント数
のうち1/2〜2/3程度とするのが一般的によいよう
である。
以下に実施例を記す。
実施例
ポリエステル不完全延伸糸75デニール、36フィラメ
ント糸を2ヒータ型延伸仮撚り機に供給し、セット温度
240oo、仮撚り数2800T/m、延伸倍率1.8
倍で延伸中仮撚り加工し、次いでオーバーフィード率十
16%、セット温度210qoで再熱モディファイセッ
トを施した直後、鉄製のローラで加圧力3k9で1回通
過せしめて本発明方法により加工糸を得た。
ント糸を2ヒータ型延伸仮撚り機に供給し、セット温度
240oo、仮撚り数2800T/m、延伸倍率1.8
倍で延伸中仮撚り加工し、次いでオーバーフィード率十
16%、セット温度210qoで再熱モディファイセッ
トを施した直後、鉄製のローラで加圧力3k9で1回通
過せしめて本発明方法により加工糸を得た。
さらに比較のため、同一の加工条件で硬質の加圧ローラ
のみを使用しない従来の融着ケン縮糸を得た。これらの
糸の評価結果を第1表に示す。
のみを使用しない従来の融着ケン縮糸を得た。これらの
糸の評価結果を第1表に示す。
かかる第1表からも明らかなように、本発明の方法によ
れば、風合いの改善された良好な特性を有する特殊ケン
縦加工糸が得られる。
れば、風合いの改善された良好な特性を有する特殊ケン
縦加工糸が得られる。
なお、さらに比較のため同一の加工条件で硬質の加圧ロ
ーフを仮撚りヒータ直後に設けて加工糸を製造してみた
が、剥離の程度、断面の偏平化、側面のイレギュラー化
等において十分ではなく、該加工糸かさらに改善の必要
のあるものであった。第 1表 *) フィラメント横断面の対角線の長軸を〆,短較を
〆2として断面変形度(%)i(1−多)Xloo で表わす。
ーフを仮撚りヒータ直後に設けて加工糸を製造してみた
が、剥離の程度、断面の偏平化、側面のイレギュラー化
等において十分ではなく、該加工糸かさらに改善の必要
のあるものであった。第 1表 *) フィラメント横断面の対角線の長軸を〆,短較を
〆2として断面変形度(%)i(1−多)Xloo で表わす。
第1図は本発明の特殊加工糸の製造方法の実施態様の一
例を示す工程概略図であり、第2図のaは本発明の方法
で得られる特殊加工糸の断面概略例図、第2図のbは同
じく側面概略例図である。 1…・・・不完全延伸糸、2・・・・・・フィードロー
フ、3・・・・・・1次ヒータ(仮撚りヒータ)、4・
・…・仮撚りスピンドル、5……デリベリーローラ、6
……2次ヒータ、7・・・…硬質ローラ、8…・・・チ
ーズ、A・・・・・・凹凸形状部。 オ1図 矛Z図
例を示す工程概略図であり、第2図のaは本発明の方法
で得られる特殊加工糸の断面概略例図、第2図のbは同
じく側面概略例図である。 1…・・・不完全延伸糸、2・・・・・・フィードロー
フ、3・・・・・・1次ヒータ(仮撚りヒータ)、4・
・…・仮撚りスピンドル、5……デリベリーローラ、6
……2次ヒータ、7・・・…硬質ローラ、8…・・・チ
ーズ、A・・・・・・凹凸形状部。 オ1図 矛Z図
Claims (1)
- 1 熱可塑性合成繊維マルチフイラメント糸条を加ネン
しながら該糸条の融着する温度以上で加熱して該フイラ
メント糸条を構成する単繊維フイラメントどうしを部分
的に融着させたのち解ネンして融着ケン縮糸を製造する
方法において、解ネン後2次ヒータでモデイフアイセツ
トを施し、さらに該2次ヒータを通過した直後の糸条を
硬質の加圧ローラ部材に導いて押圧通過せしめて融着ケ
ン縮糸の単繊維を剥離させるとともに繊維断面を偏平化
および側面をイレギユラー化せしめることを特徴とする
特殊加工糸の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1971878A JPS6040532B2 (ja) | 1978-02-24 | 1978-02-24 | 特殊加工糸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1971878A JPS6040532B2 (ja) | 1978-02-24 | 1978-02-24 | 特殊加工糸の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54116439A JPS54116439A (en) | 1979-09-10 |
| JPS6040532B2 true JPS6040532B2 (ja) | 1985-09-11 |
Family
ID=12007071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1971878A Expired JPS6040532B2 (ja) | 1978-02-24 | 1978-02-24 | 特殊加工糸の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6040532B2 (ja) |
-
1978
- 1978-02-24 JP JP1971878A patent/JPS6040532B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54116439A (en) | 1979-09-10 |
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