JPS6042762B2 - カチオン化多糖類を含有する化粧料 - Google Patents

カチオン化多糖類を含有する化粧料

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JPS6042762B2
JPS6042762B2 JP10916078A JP10916078A JPS6042762B2 JP S6042762 B2 JPS6042762 B2 JP S6042762B2 JP 10916078 A JP10916078 A JP 10916078A JP 10916078 A JP10916078 A JP 10916078A JP S6042762 B2 JPS6042762 B2 JP S6042762B2
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hair
polysaccharide
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清 中山
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、毛髪や皮膚に対する親和性、フィルムの柔軟
性、保湿力などが良好な、アミロースを基質の主体とす
るカチオン化多糖類を含有する化粧料に関する。
毛髪化粧料や皮膚化粧料は、人体に対して無害でなけれ
ばならず、したがつてこれに使用される各成分も安全性
が高いことが要求される。
この人体に対して安全であるという条件を満足し、毛髪
や皮膚に対する親和性のよいものとしては、天然物及び
その誘導体の使用が一般化しつつあり、その例としては
、加水分解タンパタ質、ラノリン、脂質、ビタミン類、
セルロースやスターチなどの多糖類及びこれらの誘導体
があげられる。
この中で、水溶性のタンパク質や多糖類及びその誘導体
は、これまでも保護コロイド、増粘剤、フィルム形成剤
などとして使用されているが、近年化粧料の性能に対す
る要求が高度化しているため、これらの従来使用されて
きた原料では、満足できる化粧料が得られない。
これらの従来の成分に代るものとして、最近セ’ルロー
ス誘導体やスターチをカチオン変性して得られた水溶性
高分子化合物の利用が注目されてきている。
例えば、米国特許第3186911号明細書にはスター
チの第三級アミノアルキルエーテルであつて、アミロー
スが25〜団重量%、アミロペクチンが75〜団重量%
のアミノ化スターチを用いたヘアセット組成物が開示さ
れており、また特公昭47−20635号公報にはシヤ
ンプーや毛髪化粧料に、水溶性カチオン性窒素含有ポリ
マーを用いることが記載されており、この場合の水溶性
カチオン性窒素含有ポリマーとして、第四級窒素を導入
したセルロース誘導体があげられている。しかし、これ
らの第Ξ級アミノ基及び第四級窒素含有のカチオン変性
スターチはいずれも、毛髪への吸着性が十分でないこと
、使用後の毛髪の滑らかさなどの感触が劣ることなどの
理由でいまだ満足できるものではなかつた。本発明者ら
は、これらのカチオン化スターチの欠点を克服するため
鋭意研究を重ねた結果、スターチはアミロースとアミロ
ペクチンとの混合物で、アミロペクチンの含有量が多く
、そのためそのフィルムは柔軟性に乏しいという難点を
有しているのに対し、基質としてアミロースを7轍量%
以上含む多糖類を用い、これの水酸基の少なくとも一部
を第4級アンモニウム基を有する特定のアルコキシ基に
変換し、その第四級窒素の含有率を所定範囲に設定する
ことによりそのようなスターチのもつ難点を完全に除去
でき、これを用いれば、毛髪への吸着性に優れ、フィル
ムの柔軟性の向上した化粧料が得られることを見出し、
この知見に基いて本発明をなすに至つた。
すなわち本発明は、少なくとも7呼量%のアミロースと
、残部アミロペクチンとからなる多糖類を基質とし、そ
の水酸基の少なくとも一部が、一般式(式中R1、R2
及びR3は炭素原子数1〜3のアルキル基を示し、X8
は1価の陰イオンを示す)で表わされる第四級窒素含有
基により置換されている、窒素含有率0.5〜5重量%
のカチオン化多糖類を含有することを特徴とする化粧料
を提供するものである。
本発明の化粧料に用いる、前記一般式(1)で表わされ
る第四級窒素含有基を有するカチオン化多類糖類は、例
えば少なくとも7鍾量%のアミロース及び残アミロペク
チンからなる多糖類を、次の一般式 CH2−CH」
」H2一 (式中のAは\ / 又は ”””工X゛”一(Yはハロゲン原子を示す)をもつ)
で表わされるエーテル化剤と反応させることによつて得
ることができる。
このエーテル化剤と反応させる基質としては、アミロー
スが少なくとも70F量%、残部アミロペクチンからな
る多糖類を用いることが必要である。
アミロースが7鍾量%未満では、吸着性が低下し、フィ
ルム形成性(フィルムの柔軟性)も低下するので、使用
後の感触のよいものは得られない。通常のスターチはア
ミロース20〜25重量%程度、アミロペクチン75〜
8唾量%程度であり、植物の品種改良によりアミロース
の含有量の高まつたものもあるが、天然に得られるスタ
ーチは、ほとんどがアミロースが7鍾量%未満である。
したがつて、本発明に用いる多糖類としては、分画法に
よりアミロースの割合を7鍾量%以上に高めたもの、又
は、通常のスターチと、分画法や他の方法で得られたア
ミロースとを混合して、アミロースの割合を7鍾量%以
上としたのを用いるのが好ましい。このようなアミロー
スの分画のために使用される原料スターチあるいは、分
画したアミロースと混合するのに使用されるスターチと
しては、甘しよ、馬鈴しよ、小麦、とうもろこし、米、
タピオカなどから得られるものがあげられる。前記一般
式(■)で表わされるエーテル化剤は、グリシジルトリ
アルキルアンモニウム塩と3−ハロー2−ヒドロキシプ
ロピルトリアルキルア”ンモニウム塩である。
この具体例としては、グリシジルトリメチルアンモニウ
ムクロリド、グリシジルトリエチルアンモニウムクロリ
ド、グリシジルトリプロピルアンモニウムクロリド、グ
リシジルエチルジメチルアンモニウムクロリド、グリシ
ジルジエチルメチルアンモニウムクロリド及びこれらに
対応する臭化物、ヨウ化物があげられ、さらに3−クロ
ロー2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムク
ロリド、3−クロロー2−ヒドロキシプロピルトリエチ
ルアンモニウムクロリド、3−クロロー2−ヒドロキシ
プロピルトリプロピルアンモニウムクロリド、2−クロ
ローヒドロキシプロピルエチルジメチルアンモニウムク
ロリド及びこれらに対応する臭化物、ヨウ化物があげら
れる。エーテル化反応は、公知の方法に従つて行うこと
ができ、例えばアルカリ触媒の存在下で、前記のアミロ
ースを少なくとも70重量%含む多糖類を、水性媒体中
に懸濁させ、これにエーテル化剤を加えて加熱反応させ
、反応終了後中和して、カチオン化糖類をろ過などによ
り分離して行うことができる。
本発明の化粧料に用いるカチオン化多糖類は、上記のよ
うに少なくとも7睡量%のアミロースを含む多糖類をエ
ーテル化して得られたもののほか、通常のスターチをカ
チオン化して得られたものを、カチオン化アミロースと
、所定割合で混合し、アミロース含量7鍾量%以上のカ
チオン化多糖類としたものであつてもよい。
本発明の化粧料に用いるカチオン化多糖類中の窒素含有
率は0.5〜5重量%の範囲が適当である。
含有率が0.5重量%未満では、これを化粧料に配合し
ても毛髪や皮膚に対する親和性が不足して、吸着性に劣
り、またそれが5重量%を越えると化粧料の使用時にべ
とつく感じを与えるようになるので好ましくない。この
カチオン化多糖類を毛髪化粧料、皮膚化粧料などに所要
量配合することによつて、本発明の化粧料が得られる。
化粧料としては上記のものに限らないが特に好ましいの
は、クレンジングクリーム、ジャンプー、リンスなど使
用時に水で洗い流す化粧料である。その配合量は用途な
どに応じて異なるが通常0.1〜5重量%の範囲が好ま
しい。本発明の化粧料には、必要に応じて、各種の界.
面活性剤、長鎖脂肪酸エステルや炭化水素などの油性物
質、加水分解タンパク質、ラノリン、脂質、ビタミン類
、香料、色素、ハイドロトロープなどの従来用いられて
いる成分を配合することができる。
本発明の化粧料に用いる、アミロースを基質の主体とす
るカチオン化多糖類は、(イ)線状高分子の割合が高い
ため、低い第四級窒素含有率でも、毛髪や皮膚上の負に
帯電している部分に対して高い親和性を有する。
(口)フィルム形成性が良好であ・る。(ハ)陰イオン
界面活性剤及び両性界面活性剤と複合塩を形成するが、
この複合塩は界面活性剤水溶液に溶解する。(ニ)保護
コロイド効果に優れる。(ホ)泡安定性が優れるという
特徴を有する。したがつて、これを含有する化粧料は、
(イ)毛髪や皮膚への親和性が良好で、フィルム形成性
もよく、それらへの吸着性が優れる。(口)他の界面活
性剤の併用によつても、このカチオン化多糖類の保護コ
ロイド効果は低下するようなことがなく、各種の陰イオ
ン又は両性界面活性剤を併用できる。(ハ)ジャンプー
に用いた場合、泡を安定化させ、豊かな泡立ちを持続す
る製品を得ることができる。(ニ)(吸着性、フィルム
形成性がよいので)、保湿)性が優れ、毛髪や皮膚をし
つとりさせ、毛髪に腰のある柔軟性を与え、カール保持
性を有し、毛髪のつやを向上させる。しかも、これらの
効果は持続性がある。(ホ)毛髪や皮膚に平滑性を付与
するので、使用後の感触が滑らかとなり、ジャンプーに
・用いた場合には毛髪のくしの通りがよくなり、きしみ
感(摩擦が大きいために、毛髪がからまつて引つかかる
感じ)がなくなり、クリームなどに用いた場合にはのび
がよいという優れた効果を奏する。次に本発明を実施例
及び参考例に基きさらに詳細に説明する。
参考例1 150yの50重量%2−プロパノール水溶液に15重
量%の水酸化ナトリウム水溶液969Vを加え均一に溶
解させたのち、ばれいしよデンプンから分画法により得
られたアミロース(アミロース90部、アミロペクチン
w部)30gをかきまぜながら加えて分散させ、次にグ
リシジルトリメチルアンモニウムクロリド20.7yを
水溶液として加え加温し50℃で3時間反応させる。
反応終了後濃塩酸4.2yを溶かした150fの5呼量
%2−プロパノール水溶液を加え室温で1時間中和を行
う。中和終了後300yのメタノール中に反応液を注ぎ
反応生成物を沈殿させろ別した。得られた沈殿を各30
0fのメタノール中で3回洗浄したのち、減圧下で乾燥
して反応生成物44.5gを得た。このようにして得ら
れたカチオン化多糖類の窒素含有量は、2.踵量%であ
りこの窒素含有量より第四級アンモニウム基の置換度を
求めると0.45であつた。
参考例2 参考例1の方法に準じて、アミロース含有量及び第四級
アンモニウム基の含有量の異なるカチオン化多糖類を合
成し、それらのフィルムの柔軟性を測定した。
この際のフィルムの厚さを0.025wmとし、25℃
、50%RHの条件で測定した。この結果を第1表及び
第2表に示す。参考例3 参考例1の方法に準じて、アミロース含有量及.び窒素
含有量の異なる3種のカチオン化多糖類を合成した。
性状を第3表に示す。実施例1 参考例2で得られたカチオン化多糖類8種を用いて、第
3表に示す配合組成(4)のジャンプーを調製した。
比較のために、そのカチオン化多糖類を含まない組成(
B)のものも調製した。このジャンプーを、1銘の女性
試験者に使用してもらい性能評価を行つた。
その結果を第4表に示す。第4表の数値は、(4)が優
れているとした人数から(B)が優れているとした人数
を差引いた値を表わす。この第4表の結果より、多糖類
中のアミロースの含有量が少なくとも7呼量%でないと
性能の良好なジャンプーが得られないことがわかる。
((イ)、(ハ)、(ニ)、(へ)の比較より)。また
、窒素含有量については、少なくとも0.5重量%であ
ればジャンプーの性能は改善されるが、それが5重量%
を越えると、使用後のべとつき感が増大し、総合的な好
みで、マイナス要因となることがわかる((へ)、(チ
)、(り)、(ル)、(1′)の比較より)。実施例2
実施例1で得たカチオン化多糖類を用いて、第5表に示
す組成の透明タイプのジャンプーを調製した。
この3種のジャンプーを、(4)一(C)、(4)−(
2)、(C)一(D)の組合わせで、1銘の女性によつ
て使用試験を行い、性能評価を行つた。
総合的な好みについて評価結果をまとめると、(C)、
(4)、(9)の順となつた。実施例3 参考例3の試料符号(力)で示されるカチオン化多糖類
を用いて次の組成の透明タイプシヤンプーを調製した。
このジャンプーは本発明のカチオン化多糖類を配合しな
いものに比べて、髪の滑らかさ、くし通りのよさの点で
著しく性能の向上が認められた。実施例4カチオン化多
糖類として参考例3の試料符号(ワ)を用い次の組成の
バール状ジャンプーを調)製した。
このジャンプーは本発明のカチオン化多糖類を配合しな
いものに比べて、髪の滑らかさ、くし通りのよさ、しつ
とり感の点で性能の向上が認められた。
実施例5 カチオン化多糖類として参考例3の試料符号(ヨ)を用
い次の組成の透明タイプのヘアーリンスを調製した。
このヘアーリンスは本発明のカチオン化多糖類を配合し
ないものに比べて、良好な風合いを与えることが認めら
れた。
実施例6 カチオン化多糖類として参考例3の試料符号(ヨ)を用
い次の組成のクリームタイプのヘアーリンスを調製した
。
このヘアーリンスは本発明のカチオン化多糖類を配合し
ないものに比べて良好な風合いを与えることが認められ
た。
実施例7 カチオン化多糖類として、参考例1で得たものを用い次
の組成のクレンジングクリームを調製した。
や目我ノ』\
L〜口ρ次にこのクリー
ムについて女性試験者1銘を用いて性能試験を行つた。
その結果を第7表に示す。この表に示されている数値は
、カチオン化多糖類を配合したクリームが優れていると
した人数から、カチオン化多糖類を配合しないクリーム
が優れているとした人数を差し引いたものである。この
表から明らかなように、本発明のカチオン化多糖類を配
合したクリームは、これを配合しないクリームに比べて
、伸びがよく、使用中の油性感が良好であることが認め
られた。実施例8 カチオン化多糖類として参考例1で得たものを用い、次
の組成の中性クリームを調製した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも70重量%のアミロースと、残部アミロ
    ペクチンとからなる多糖類を基質とし、その水酸基の少
    なくとも一部が、一般式▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ (式中のR_1、R_2及びR_3は炭素原子数1〜3
    のアルキル基を示し、X■は1価の陰イオンを示す)で
    表わされる第四級窒素含有基により置換されている、窒
    素含有率0.5〜5重量%のカチオン化多糖類を含有す
    ることを特徴とする化粧料。
JP10916078A 1978-09-07 1978-09-07 カチオン化多糖類を含有する化粧料 Expired JPS6042762B2 (ja)

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