JPS6133111A - 直腸投与製剤 - Google Patents

直腸投与製剤

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JPS6133111A
JPS6133111A JP12570084A JP12570084A JPS6133111A JP S6133111 A JPS6133111 A JP S6133111A JP 12570084 A JP12570084 A JP 12570084A JP 12570084 A JP12570084 A JP 12570084A JP S6133111 A JPS6133111 A JP S6133111A
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JP
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ibuprofen piconol
oil
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rectal
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JP12570084A
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Akira Nakagawa
晃 中川
Tadanori Yano
忠則 矢野
Hiroaki Ryu
龍 寛明
Toru Kanetake
兼武 徹
Teruhito Nakao
中尾 輝人
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Hisamitsu Pharmaceutical Co Inc
Original Assignee
Hisamitsu Pharmaceutical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は有効成分として2−ピリジルメチル2− CP
−(2−メチルプロピル)フェニル〕フロビオネート(
一般名:イブプロフェンピコノール)を含有せしめてな
る医療用直腸投与製剤に関するものである。
従来の技術 従来の非ステロイド性抗炎症薬を含有する直腸投与製剤
は坐剤又は軟膏等の剤型で使用され、これらは解熱効果
、鎮痛効果、抗炎症効果を期待するものであるが、単に
全身的治療を目的とした薬物を直腸投与用として流用し
たにすぎず、直腸又は肛門部等の局所部位に特異的作用
を有するものはほとんど知られていない。更にこれら含
有薬物は分子内にカルボン酸を有するものがほとんどで
あり、その為に薬物自身に不快な刺激性を有するものが
少なくない。又、従来の直腸投与製剤はすみやかに吸収
され、血液中の薬物濃度も短時間のうちにピークに達す
る為、薬効の持続時間が短い等の欠点を有している。更
には前記構造上の問題も相俟って直腸粘膜に対する刺激
および損傷、又はその他の副作用の発現等の欠点も有し
ているものである。
又、従来の直腸投与生薬製剤における有効成分としては
、例えばインドメタシン、ケトプロフェン、ジクロフェ
ナック等が知られているが、本願発明の有効成分イブプ
ロフェンピコノールは直腸投与製剤として用いられた例
はなく、それを示唆する公知資料等もない。更に前記公
知薬剤はいずれも結晶性を有するため、製剤上、基剤中
における分散が悪(、又、結晶の析出が生じる等の欠点
を有しているものである。
次に、本願発明の有効成分であるイブプロフェンピコノ
ールの公知技術水準について述べる。
有効成分であるイブプロフェンピコノールは鎮痛および
抗炎症作用を有する非ステロイド性外皮用薬剤として、
皮膚科領域において急性湿疹、接触皮膚炎、アトピー皮
膚炎、慢性湿疹、帯状庖疹、酒献様皮膚炎、口囲皮膚炎
等の治療に対し使用されている薬物である。またこの有
効成分は抗炎症薬剤として繁用されているイブプロフェ
ンと2−ピリジンメタノールとを反応させて得られる微
黄色油状の化合物で下記の構造式を有するものである。
尚、上記構造式から明らかな如く、有効成分イブプロフ
ェンピコノールは分子内カルボン酸を2−ピリジンメタ
ノールにおいて保護しているため、鋭化合物に対して低
いPKa値を有し、且つ安定性が増し、刺激作用が極め
て緩和された化合物でもある。
発明が解決しようとする問題点 前項で述べた如く、従来の直腸投与製剤は種々の問題点
が存在し満足しうるものではない。そこで、本願発明者
らは前記欠点を克服しうる直腸投与製剤を求めて鋭意研
究を行なったところ、意外にも外皮用薬剤として公知の
イブプロフェンピコノールが直腸に投与すると、直腸組
織内のみに選択的且つ特異的に貯留することを見いだし
、これを利用することにより本願発明を完成したのであ
る。
即ち、本発明の目的はイブプロフェンピコノールを有効
成分として含有してなり、抗炎症作用を有する新規な直
腸投与製剤を提供することにある。
更に詳細には、 (11局所部位に対して速効性および特異的薬理作用効
果を有する、 (2)全身的作用に対しては遅効性であり、薬効の持続
時間が長い、 (3)有効成分の基剤中における分散が均一である、 (4)有効成分の基剤中における結晶析出が皆無である
、 (5)投与部位に対する刺激性がなく、且つその他の副
作用も少なくて安全性が高い、 等々の優れた化学的、物理的性質を有する直腸投与製剤
を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本願発明は以下に詳述する各成分、基剤又は添加剤等々
を適宜配合処方し、目的とする直腸投与製剤とするもの
である。尚、本願発明の直腸投与製剤の剤型は坐剤、軟
膏剤、クリーム剤、ゲル剤、ゲル状クリーム剤のいずれ
でもよいが、特に坐剤々型のものが好ましい。
まず最初に有効成分であるイブプロフェンピコノールの
配合量について述べる。イブプロフェンピコノールの直
腸投与製剤における配合量は1〜40重量%、好ましく
は3〜35重量%、より好ましくは5〜30重量%であ
り、これにより所望の抗炎症効果を十分に得ることがで
きる。
次に、前記剤型における本願発明の直腸投与製剤、必要
に応じて配合される添加剤としては例えば局所麻酔薬、
殺菌剤、抗ヒスタミン剤、局所収れん薬、サルファ剤、
抗生物質、癒傷治療薬、界面活性剤、ビタミン類、生薬
エキス、胆汁酸類、防腐剤、賦形剤(酸化アルミニウム
も含む)、吸収促進剤、アミノ酸等々が用いられる。
尚、ゲル製剤等の場合には水又は中w剤が使用される。
以下、前述した各成分について順次更に説明する。
まず、基剤成分についてのべる。親油性基剤は中〜高級
脂肪酸であり、特に炭素数8〜18の飽和脂肪酸又は不
飽和脂肪酸のグリセリンエステルが好ましい。尚、具体
例としては、例えばカプリル酸、カプリン酸、ペラボン
酸、ウンデシル酸、トリゾシル酸、ラウリン酸、ミリス
チン酸、パルミチ”4、ペンタデシル酸、ヘプタデシル
酸、ステアリン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノー
ル酸、リルン酸等のグリセリンエステルが挙げられ、通
常はモノ、ジ、トリ、グリセライドの混合物を用いるも
のである。尚、親油性基剤の配合量は全体量に対して2
5〜99重量%、好ましくは40〜99重量%、より好
ましくは60〜99重量%である。
本発明に用いられる前記グリセライドの水酸基価は特に
限定はされないが、好ましくは70以下が望ましい。即
ち、水酸基価が50〜70であるグリセライドは自己乳
化作用があるため、界面活性剤を添加することなく製剤
化することが可能であるという特徴を有している。界面
活性剤を添加しないと副作用(例えば、アレルギー、又
は刺激性等)の発現が少なくて安全性の高い製剤が得ら
れ、又安定で薬物放出性の優れた製剤が得られるという
大きな利点を有するものである。
尚、前記水酸基価の特定は、本願発明の製剤において本
願発明者が鋭意研究の上、見い出したもので、他にその
例をみないものである。以下、前記親油性基剤の市販品
について、その−例を列記する。
ウイテプゾール(グイナミットノーベル社製):これは
炭素数12〜18の飽和脂肪酸のモノ・ジ・トリ・グリ
セライドの混合物である。詳細には、ウイテプHシリー
ズ(例えば、ウイテブゾールH5゜■2. H15,H
19,H32,H35,H37,1(39,H42,H
175゜旧85等)、ウイテプゾールWシリーズ(例え
ば、ウイテプゾールW25. W2CH35,曽45等
)、ウイチプゾールEシリーズ(例えば、ウイテプゾー
ルE75、 H76、H79,H85等)、ウイテプゾ
ールSシリーズ(例えば、ウイテプゾールS52.35
5. S58等)等が挙げられる。
サポサイア(ガテフォセ社製):これは炭素数10〜1
8の飽和脂肪酸のモノ・ジ・トリ・グリセライドの混合
物である。詳細にはサボサイアNへ、サボサイアO8I
サボサイアAS  、サボサイアBS  。
サポサイア静、サボサイアBM、サボサイア聞等が挙げ
られる。
マサエスタリナム(グイナミットノーベル社製):これ
は炭素数10〜18の飽和脂肪酸のモノ・ジ・トリ・グ
リセライドの混合物である。詳細にはマサエスタリナム
A、 AB、 B、 BB、 BC,BCF、 C,D
E、 BD及びマサエスタリナム299等が挙げられる
SB(鐘淵化学社製):これは炭素数12〜18の飽和
脂肪酸のモノ・ジ・トリ・グリセライドの混合物である
。詳細には5B−H,5B−E、 SR−AM等が挙げ
られる。
ミグリオール810及びミグリオール812(グイナミ
ッドノーベル社製) :これは炭素数8〜12の飽和脂
肪酸のトリグリセライドの混合物である。
前述の親油性基剤の配合に際しては、必要に応じこれら
を一種又はそれ以上配合して用いる。
次に、前記親油性基剤に必要に応じ配合添加される油性
成分について説明する。油性成分としてはゴマ油、オリ
ーブ油、ツバキ油、ダイズ油、ナタネ油、綿実油、アマ
ニ油、ヒマシ油、ヌカ油。
トウモロコシ油、落花生油、ヤシ油、アーモンド油、ア
ホカード油、パーム油、パーム核油、カヤ油、カホック
油、クロモジ油、サザンカ油、チャ油、エノ油、カカオ
脂、ニソケイ油、ラウリン脂。
牛脂、豚脂、羊毛脂、タードル油、スクワレン等の油脂
、これら動植物油を水素添加、脂肪酸変換。
アセチル化1分割抽出等により化学的に変化させて得ら
れる改質油脂、ワセリン、白色ワセリン。
流動パラフィン、パラフィン、脱水ラノリン、アイソパ
ー、シリコン油等の鉱物油、イソプロピルミリステート
ノルマルブチルミリステート、イソプロビルリル−ト、
セチルリシノサート、ステアリルリシルレートジエチル
セバケート、ジイソプロピルアジペート、セチルアルコ
ール、ステアリルアルコール、サラシミツロウ、ゲイロ
ウ。
モクロウ等の高級脂肪族アルコール、高級脂肪酸エステ
ル、ワックス類、ステアリン酸、オレイン酸、バルミチ
ン酸等の高級脂肪酸等々が挙げられ、これらは一種又は
それ以上混合して用いることができる。尚、前記油性成
分を添加することにより、直腸投与製剤の硬度や使用感
を調整でき、製剤からの薬物の放出及び製剤の経時安定
性を改良することができる。
油性成分の配合量は親油性基剤に対して0.1〜50重
量%、好ましくは0.5〜30重量%である。
次に水溶性基剤について述べる。水溶性基剤としては、
例えばポリエチレングリコーノ撃、プロピレングリコー
ル、グリセロゼラチン、カルボキシビニルポリマー、ポ
リビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、ポリアクリル酸、ポリア
クリル酸ナトリウム等が挙げられ、前記水溶性基剤は単
独又は二種以上混合して用いられ、その配合量は全体量
に対し、5重量%以下である。
最後に乳剤性基剤について説明する。乳剤性基剤とは親
油性基剤に乳化剤を添加して得られる基剤を意味し、本
願発明に用いることができるその1つはw / o型乳
化剤を含有し、融解又は溶解してw / o型乳剤とな
る油中水型基剤である。その配合量は全体量に対し10
〜90重量%、好ましくは加〜梱重量%、より好ましく
は30〜80重量%である。又、o / w全乳化剤を
含有し、融解又は溶解してo/w型乳剤となる水中油型
基剤も用いることができる。その配合量は全体量に対し
1〜70重量%、好ましくは5〜60重量%、より好ま
しくは10〜60i1量%である。
次に、前記各基剤に対して、使用される界面活性剤(乳
化剤)について説明する。界面活性剤としては、例えば
非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、アニオ
ン性界面活性剤及び両性界面活性剤等が挙げられる。こ
の中でも特に非イオン性界面活性剤が好ましく、例えば
グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪
酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸アルコール
エーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレンヒマシ油等を用いることができ
、特にポリオキシエチレン脂肪酸アルコールエーテル(
例えば、日光ケミカルズ社製、ニラコールBL−25、
ニラコールBC−207X )やポリオキシエチレンヒ
マシ油(例えば、日光ケミカルズ社製、ニラコールHC
O−60)やソルビタン脂肪酸エステル(例えば、日光
ケミカルズ社製、ニラコール5o−15)を用いること
により好結果が期待できる。又、これらの配合量は全体
量に対し0.1〜20重量、%、好ましくは0.5〜1
0重量%である。
尚、水性ゲル製剤を目的とする場合には、水又は中和剤
(例えば、通常使用される無機アミン又は有機アミン等
)をpH値4〜8に調整しうる量、配合、添加するもの
とする。
次に本願発明の直腸投与製剤に必要に応じて配合される
添加剤について言及する。添加剤中、局所麻酔薬及び抗
ヒスタミン薬としては、例えば塩酸ブロカイン、塩酸シ
フ、エンヒドラミン、ジフェンヒドラミン、塩酸メプリ
ルカイン、塩酸フェニレフリン、塩酸セチルピリジウム
、塩酸エピカロイン、塩酸ナファゾリン、塩酸エフェド
リン、塩酸ジプカイン、dl−塩酸メチルエフェドリン
、アミノ安息香酸エチル、リドカイン、カルポカイン、
ハツカ油、カンフル、グリチルレチン酸、グリチルリチ
ン酸、マレイン酸クロルフェニラミン等を所望により随
時用いることができる。その配合量は製剤全体量に対し
0.1〜30重量%、好ましくは0.1〜15重量%で
ある。
又更に、殺菌剤、局所収れん剤、抗生物質、癒傷治療薬
、サルファ剤、ビタミン類、胆汁酸類及び生薬エキス等
を配合することもできる。これらは通常、直腸投与製剤
に配合されているもの及び配合可能なものであれば何等
条件を付することなく用いることができるので具体例の
例示は省略する。
次に本願発明の製造方法について記述する。直腸投与製
剤は室温で固体状態を保ち、体温で溶融するか又は消化
液に溶解し、分散するものがよいとされるので、前記各
基剤を加温融解し、これにイブプロフェンピコノールを
加え均一に溶解させ、坐剤用プラスチックコンテナ又は
その他適当な方法によって成型し、冷却固化せしめるこ
とにより製造することができる。
又、ソフトカプセル剤は、室温で各基剤にイブプロフェ
ンピコノールを溶解させたのち、これを製剤用ソフトカ
プセルに充填することにより製造することができる。
更に、イブプロフェンピコノールを前記各基剤及び公知
基剤に溶解もしくは分散させ、軟膏やクリームの剤形に
し、これをチューブ等を介して投与するような剤型にし
てもよい。又、ポリアクリル酸ナトリウム等の水溶性高
分子を用いてゲル製剤としてもよい。
i朋 有効成分としてイブプロフェンピコノールを含有させ、
且つ各基剤並びに添加剤を配合するところの本発明の直
腸投与製剤は、直腸又は肛門部等の局所にすみやかに吸
収し、更にその局所部位に特異的に蓄積貯留させ、長時
間にわたって抗炎症作用を発揮させるものである。尚、
直腸投与製剤は排便後に投与する関係上、経口薬のよう
に頻繁に投与することができず、従って有効成分が除々
に放出され、薬効が長時間持続するという作用を有する
ということは、直腸投与製剤として大きなメリットとい
えるものである。
又、直腸又は肛門部位等の局所に特異的に蓄積貯留する
という作用は、前記局所が患部の場合に大きな効果を発
揮することは勿論、除々に血液中に吸収され全身的作用
も期待できるところから、各部位の炎症疾病に対しても
十分に適用できるものである。
本発明の直腸投与製剤は成人1日当り有効成分であるイ
ブプロフェンピコノールを通常10〜300■、好まし
くは25〜200■、1回から数回、局所に挿入又は塗
布することにより使用される。
実施例 まず最初に本発明の実験例を示す。
実験例1 後記する実施例1.2.及び5、並びに参考例1の記載
に従い、イブプロフェンを属性基剤、乳化基剤又は水溶
性基剤に分散させた坐剤(本願発明品)及びイブプロフ
ェンピコノールを油性基剤に分散させた坐剤(対照品)
を準備しウサギの直腸内に投与し、経時的に採血し、イ
ブプロフェンの血漿中濃度を測定した。
投与方法は、U時間絶食した雄性家兎(体重3呟前後)
の直腸内に前記製剤を挿入し、漏出を防ぐため外科用接
着剤(アロノアルファム。三共)で肛門部を閉じた。
採血は、製剤投与後0.25.0.5.1.0.1.5
.2.0時間に耳静脈より、ヘパリン加血液として1.
Omlずつ行ない、遠心分離後血漿を得た。血漿中濃度
の測定は、血漿0.2 mlに2N塩酸0.4 ml及
びベンゼン5+nlを加え振盪抽出し、分離したベンゼ
ン層4mlを採取し、蒸発乾固後、ジアゾメタンでメチ
ル化し、内部標準物質としてフルオレン(和光純薬)を
加えガスクロマトグラフィーにより行なった。
結果を表1に示す。
表1 尚、上記表は5例の平均値であり、検出限界は5J4 
/ m lである。又、イブプロフェンピコノールは血
液中で速やかに加水分解を受はイブプロフェンと2−と
リジンメタノールとを生成することから、イブプロフェ
ンを測定することとした。
本願発明の製剤は対照の製剤に比較して極めて低い血漿
中濃度を示した。
実験例2 実験例1において準備した本願発明の製剤をウサギの直
腸内に投与し、0.5時間後の直腸組織内濃度を測定し
た。
投与方法は、U時間絶食した雄性家兎(体重3瞳前後)
の直腸内に前記本願発明の製剤を挿入し、漏出を防ぐた
め外科用接着剤(アロンアルファAノア)で肛門部を閉
じた。
直腸組織は、製剤投与後1時間にベンドパルビタールで
麻酔致死せしめ、直ちに摘出採取し、その表面を生理食
塩水で充分に洗浄した。
直腸組織内濃度の測定は、組織1gにIN水酸化ナトリ
ウム水溶液9I111を加えてホモジナイズし、その0
.25m1に2N塩酸0.5 mlおよびベンゼン6m
lを加えて振盪抽出し、分離したベンゼン層5mlを採
取し蒸発乾固後、ジアゾメタンでメチル化し、内部標準
物質としてフルオレン(和光純薬)を加えガスクロマト
グラフィーにより行なった。
結果を表2に示す。
表2 尚、上記表は2例の平均値である。
直腸組織内濃度は、イブプロフェンピコノールを水酸化
ナトリウムで加水分解し、イブプロフェンとして測定し
た。本願発明の製剤はイブプロフェン濃度が極めて高く
、充分に抗炎症作用を発現する組織内濃度を示した。
実験例3 前記実験例2において直腸組織内の濃度が示されたが、
これが抗炎症作用を発現することを立証する目的でイブ
プロフェンピコノールのモルモット血小板凝集に対する
作用試験を行なった。
血小板の調整は、モルモットの頚動脈より3.8%クエ
ン酸ナトリウム水溶液1容と混じるように9容の血液を
採取し、11000rpで10分間遠心分離し、その上
清を分取して行なった。
凝集抑制率は、血小板溶液1mlに3種の濃度のイブプ
ロフェンピコノールをそれぞれ加え、37”cで四分間
インキュベートしたのち、1111M Bdeno−s
ine−5’−diphosphate  (関東化学
)生理食塩水溶液10成加えて、血小板メータ(Bry
ston )により吸光度の変化を記録し求めた。
結果を表3に示す。
表3 尚、上記表は4例の平均値である。
非ステロイド抗炎症薬の薬効の評価法の一つとして、血
小板凝集抑制作用試験があるが、イブプロフェンピコノ
ールの297.43−19/ ml、イブプロフェンの
206.3g/mlの濃度において強力な凝集抑制作用
を示した。
次に、本発明の実施例及び参考例を示す。
実施例1 ウイテブゾール555(グイナミソトノーベル社製) 
86.7gを加温溶融した。これにイブプロフェンピコ
ノール13.3gを加えて溶解させたのち、プラスチッ
ク製坐剤コンテナに1.5gずつ充填し、ゆっ(り冷却
し、1個当り1.5gの坐剤を得た。
実施例2 ウイテプゾール−35(グイナミソトノーベル社製) 
82.7g及び界面活性剤にソコール)ICO−60)
3.0gを加え、加温溶融した。これにイブプロフェン
ピコノール13.3g及びリドカイン1.0gを加えて
溶解させたのち、アルミニウム製坐剤コンテナに1.5
gずつ充填し、ゆっくり冷却し、1個当り1.5gの坐
剤を得た。
実施例3 ウイテプゾール555(グイナミソトノーベル社製) 
92.8gを加温熔融した。これにイブプロフェンピコ
ノール6.7g、塩酸プロカイン0.3 g及びヘキサ
クロロフェン0.2gを加え混合溶解したのち、常法に
より製剤化し、1個当り1.5gの坐剤を得た。
実施例4 ウイテプゾールH15(グイナミソトノーベル社製) 
83.7g及び界面活性剤にソコールBC−20TX 
)3.0 gを加え加温溶解した。これにイブプロフェ
ンピコノール13.3gを加えて溶解させたのち、常法
により製剤化し、1個当り1.5gの坐剤を得た。
実施例5 ポリエチレングリコール(マクロゴール4000)40
.0g、、ポリエチレングリコール(マクロゴール15
00) 26.0g、ポリエチレングリコール(マクロ
ゴール6000) 20.2g、界面活性剤(二ンコー
ル)IcO−60) 2.0 g及びイブプロフェンピ
コノール11.8gを加えて加温熔融したのち、常法に
より製剤化し、1個当り1.7gの坐剤を得た。
実施例6 ポリエチレングリコール(マクロゴール4000)42
.7g、ポリエチレングリコール(マクロゴール600
0) 25.2g、ポリエチレングリコール(マクロゴ
ール1500) 25.0gを加えて加温溶融した。こ
れにイブプロフェンピコノール5.9g及びアミノ安息
香酸エチル1.2gを加えて熔解したのち、常法により
製剤化し、1個当り1,7gの坐剤を得た。
実施例7 水酸基価が1.3であるミグリオール812(グイナミ
ソトノーベル社り90gにイブプロフェンピコノール1
0gをくわえ溶解させたのち、ソフトゼラチン殻に1g
ずつ充填しソフトカプセルを得た。
実施例8 イブプロフェンピコノール10 g 、白色ワセリン1
1g1セクノール6.5gステアリルアルコール4.0
g及びポリオキシエチレンラウリルエーテルにソコール
BL−25) 3.5 gを取り、75℃で加熱溶融し
た。別に精製水64.9g及びパラオキシ安息香酸メチ
ル011gを取り、75℃で加熱熔解した。
攪拌しなから油相部に水相部を加え常法によりクリーム
剤を得た。
実施例9 イブプロフェンピコノール5g、サラシミツロウ4g、
マイクロクリスタリンワックス2g、流動パラフィン(
軽質)8g、白色ワセリン10g、モノステアリン酸グ
リセリンにソコールMGS−B )3g1ラウリン酸ヘ
キシル7g1モノステアリン酸ソルビタンにソコール5
O−15) 5.5 gtl[す75°Cで加熱溶融し
た。別に精製水55.4g及びバラオキシ安息香酸メチ
ル0.1 gを取り75℃で加熱溶解した。攪拌しなか
ら油相部に水相部を加え常法によりクリーム剤を得た。
実施例10 イブプロフェンピコノール10g、白色ワセリン76g
1イソプロピルミリステート5g、モノステアリン酸グ
リセリンにッコールMGS−B ) 6 g 。
マイクロクリスタリンワックス4gを混合し75℃で加
熱融解し、よく混合した。その後攪拌しながら30℃ま
で冷却し、油性軟膏剤を得た。
実施例11 イブプロフェンピコノール5g1白色ワセリン40g・
パラフィン10g、Ji水ラノリン45gを混合し75
℃で加熱融解し、よく混合した。その後攪拌しながら室
温まで冷却し、油性軟膏剤を得た。
参考例1 ウイテブゾール−35(グイナミフトノーベル社製) 
86.7gを加熱溶融した。これにイブプロフェン13
.3gを加えて溶解させたのち、プラスチック製坐剤コ
ンテナに1.5gずつ充填し、ゆっくり冷却し、1個当
り1.5 gの坐剤を得た。
発明の効果 本願発明の直腸投与製剤は、顕著な鎮痛作用及び抗炎症
作用を有し、直腸又は肛門疾患、あるいは他の部位の疾
患の治療剤として有用な薬剤である。
更に、本願発明の直腸投与製剤は、有効成分が油状のエ
ステル体であるため、局所における不快な刺激製及び損
傷等の副作用を有せず安全性の高い薬剤であるという効
果を具備する。又、速やかに局所部位に吸収され、薬効
を示し、長時間局所部に貯留し、徐々に血中に吸収され
、薬物濃度も急激にピークに達することもなく、緩和な
作用で持続効果が長いという効果も有する。更に、有効
成分が油状であるため取り扱い易いという効果、並びに
製剤設計上分散効率が高まり均一に製剤化できるという
効果並びに製剤中における結晶析出かないところから、
品質が安定であるという効果も備えているものである。
昭和60年 8月27日 昭和59年  特許願第125700号2、発明の名称 直膨投与製剤 3、特許出願人 (連絡先 !i! 09428−3−2101  山川
秀機)4、補正命令の日付    自発 5、補正の対象 明細書中、「発明の詳細な説明」の欄 (1)  明細書中、「3、発明の詳細な説明」の欄の
第4頁上から第1行目より第2行目の「新化合物に対し
て・・・・・が増し、」とあるを、「新化合物より、分
配係数が大きいため吸収が向上し、かつ局所Jと訂正す
る。
(2)  同書中、第10頁上から第11行目の「テア
リルリシル−ト」の次に、「、1を挿入する。
(3)  同書中、第13真上から第10行目より第1
1行目の「水又は」とあるを、「ゲル化剤、水及びjと
訂正する。
(4+  同書中、第16真下から第2行目の「イブプ
ロフェン」とあるを、rイブプロフェンピコノール」と
訂正する。
(5)  同書中、第17頁上から第1行目の「イブプ
ロフェンピコノール」とあるを、「イブプロフェンjと
訂正する。
(6)同書中、第24頁上から第2行目の[水酸基価が
1.3である」を削除する。
(7)同書中、第26頁下から第9行目の「刺激製」と
あるを、r刺激性Jと訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、有効成分としてイブプロフェンピコノールを含有す
    ることを特徴とする直腸投与製剤。
JP12570084A 1984-06-18 1984-06-18 直腸投与製剤 Granted JPS6133111A (ja)

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JPH056525B2 JPH056525B2 (ja) 1993-01-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014012725A (ja) * 2007-12-12 2014-01-23 Photocure Asa 使用

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