JPS6227302B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6227302B2 JPS6227302B2 JP54016482A JP1648279A JPS6227302B2 JP S6227302 B2 JPS6227302 B2 JP S6227302B2 JP 54016482 A JP54016482 A JP 54016482A JP 1648279 A JP1648279 A JP 1648279A JP S6227302 B2 JPS6227302 B2 JP S6227302B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- pressure
- time data
- solenoid valve
- shift
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/04—Smoothing ratio shift
- F16H61/06—Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
- F16H61/061—Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using electric control means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/60—Inputs being a function of ambient conditions
- F16H59/66—Road conditions, e.g. slope, slippery
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W2552/00—Input parameters relating to infrastructure
- B60W2552/15—Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/60—Inputs being a function of ambient conditions
- F16H59/66—Road conditions, e.g. slope, slippery
- F16H2059/663—Road slope
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/02—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used
- F16H61/0202—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric
- F16H61/0251—Elements specially adapted for electric control units, e.g. valves for converting electrical signals to fluid signals
- F16H2061/0255—Solenoid valve using PWM or duty-cycle control
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/0006—Vibration-damping or noise reducing means specially adapted for gearings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、概略で、エンジンで駆動される自動
変速機構と、該機構の速度段を設定する流体回路
と、該流体回路に設定すべき速度段を指定する電
子制御装置と、の組合せでなる自動変速装置に関
し、特に、車両上の自動変速装置に関する。 (従来の技術) この種の自動変速装置の一例が特開昭50−
144861号公報に開示されている。速度段のシフト
(上位段への切換え又は下位段への切換え)要否
の判定は、スロツトル開度および車速(変速機構
の出力軸の回転速度)が、予め設定している各速
度段宛ての領域のいずれにあるか(現在の走行状
態がどの速度段に適しているか)を判定し、判定
した速度段が、現在設定している速度段より上位
のものであると、上位速度段に速度段をシフト
(シフトアツプ)し、現在設定している速度段よ
りも下位のものであると、下位速度段に速度段を
シフト(シフトダウン)する。 ところで、トルクコンバータ付自動変速機にお
いては、シフトの前後において油圧の供給される
油圧サーボと排圧される油圧サーボが適切なタイ
ミング給排油されることが必要であり、従来より
こうしたタイミングの調整および油圧調整のため
アキユムレータが用いられている。しかるにアキ
ユムレータはこれらの調整機能が不十分でありシ
フト時のギアの空転や衝撃の防止効果が低かつ
た。そこで、変速(シフト)時に電気制御回路の
出力で開閉作動され油圧を調整するソレノイド弁
を油圧回路に設け、変速(シフト)時に発生する
衝撃を防止するようにした自動変速機の制御装置
が提案されている。例えば特開昭48−13758号公
報には、速度段設定用の3個のソレノイド弁A〜
Cの他に、各速度段を設定するときの調圧用に4
個の調圧ソレノイド弁D〜Gを備えて、何速から
何速への速度段への切換えであるか(シフト態
様)に対応して調圧ソレノイド弁D〜Gの1つを
特定して、それの通電電流をエンジン回転速度の
変化率(加速度)に対応して、アナログ回路でソ
レノイド電流を制御するようにしている。これに
よれば、シフト態様に応じた、変速機構の円滑な
切換えが行なわれる。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、調圧ソレノイド弁の数が多いと
共に、これに伴つて調圧ソレノイド弁に1対1の
関係で備えられるソレノイド弁電流設定用のアナ
ログ電気回路の数が多い。アナログ電気回路は、
電気素子が多いと共に各素子が比較的に大きく変
化する温度特性を有するので、調圧特性の設定が
複雑となる。また、シフト態様に応じて調圧付勢
すべき調圧ソレノイド弁を選択するための回路お
よび制御ロジツクを必要とする。 特開昭48−59249号公報に開示された自動変速
装置では、1個の調圧ソレノイドとサーボ容量制
御弁により、1―2シフトおよび2―3シフトの
両者において、調圧を行なうようにしている。こ
の調圧はオン/オフの繰り返しで行なわれ、オン
時間とオフ時間がアナログ回路によつて設定され
ている。したがつてこの従来例においても、オ
ン/オフ時間設定用のアナログ回路において、電
気素子が多いと共に各素子比較的に大きく変化す
る温度特性を有するので、調圧特性の設定が複雑
となる。特に、比較的に高い周波数で、しかも例
えば低い周波数から高い周波数へオン/オフをシ
フトさせて所望の増圧特性曲線を得るような、所
要の立上り特性の微細な調圧を行なう場合、この
ような問題が更に大きくなる。 本発明は、変速機構の変速時にギアの係合をス
ムーズにし空転や衝撃を防止するための調圧ソレ
ノイド弁の数が、シフト態様数に対して少く、し
かもその付勢用の調圧用アナログ電気回路要素が
極く少く、調圧制御が比較的に簡単な回路および
ロジツクで安定して行なわれる自動変速装置を提
供することを目的とする。 〔発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明の自動変速装
置は、トルクコンバータと、クラツチおよびブレ
ーキを含む歯車変速機構とを含む自動変速機構;
前記クラツチおよびブレーキを選択的に結合又は
非結合にして複数の速度段を選択的に設定するた
めの油圧制御弁、流路切換弁および速度段設定ソ
レノイド弁と、これらを介して各速度段を設定す
る前記クラツチの圧力を設定するための油圧ライ
ンに結合した複数の速度段に共通の調圧ソレノイ
ド弁と、を含む流体回路;トルクコンバータを駆
動するエンジンのスロツトル開度を検出する開度
検出手段;自動変速機構の出力軸の回転速度を検
出する速度検出手段;スロツトル開度と、自動変
速機の出力軸の回転速度と、の一方を指標とし
て、他方の、隣接する速度段における境界値を参
照値として保持する変速参照値メモリ手段;各時
点の設定速度段を示す情報を保持するための速度
段メモリ手段;前記調圧ソレノイド弁のオン/オ
フ調圧のための付勢時間データと消勢時間データ
および調圧終了データを保持する調圧データメモ
リ手段;開度検出手段が検出したスロツトル開度
と速度検出手段が検出した速度との内、前記指標
に定められている一方を指標として、速度段メモ
リ手段が保持している情報が示す速度段の境界値
を、前記変速参照値メモリ手段より読み出す、参
照情報読出し手段;開度検出手段が検出したスロ
ツトル開度と速度検出手段が検出した速度との
内、前記指標に定められていない他方を、読み出
した境界値と比較し、該他方が上位段領域にある
ときに前記流体回路に上位段への変速設定を指示
する速度段設定手段;および、速度段設定手段が
前記変速設定を指示するとき、前記調圧データメ
モリ手段より付勢時間データと消勢時間データを
交互に読んで読み出した時間データが示す時間の
間、該時間データが付勢時間データであると調圧
ソレノイド弁を付勢し、該時間データが消勢時間
データであると調圧ソレノイド弁を消勢し、調圧
終了データで定まる回数の付勢を行なうと調圧ソ
レノイド弁を調圧終了状態に設定する調圧指示手
段;を備える。 (作用) これによれば、複数の速度段に共通に1個の調
圧ソレノイド弁で済むので、調圧ソレノイド弁の
数が大幅に低減し、これに伴つて、ソレノイド弁
付勢回路すなわちソレノイドドライバの数が低減
する。加えて、調圧ソレノイド弁のオン/オフの
繰り返しで調圧が行われるので、ソレノイドドラ
イバはオン/オフ回路すなわちアナログ電気要素
が極く少い通電回路となり、回路設計が容易であ
る。複数のシフト態様で、調圧ソレノイド弁を選
択し特定する必要がないので、その分、選択回路
等の電気回路が省略となり、しかも、選択等の制
御ロジツクも不要となり、ハードウエアおよび制
御ロジツク共に簡単になる。これらに加えて、オ
ン時間データおよびオフ時間データが調圧データ
メモリ手段に格納されており、これらを読み出し
て読み出しデータが示す時間の経過毎にオンから
オフに、またその逆に調圧ソレノイド弁のオン/
オフを行なうので、オン/オフ時間設定のための
アナログ回路が不要であり、かつオン/オフ時間
特性の設定がきわめて容易である。すなわち所望
立上り特性の調圧を微細に、しかも格別に複雑な
アナログ回路を用いることなく、行ない得る。 本発明の好ましい実施例では、所定時間の間
の、調圧ソレノイド弁交互のオン区間およびオフ
期間は、メモリに予め、タイマ実行回数の形で格
納しておき、しかも、最初のオン区間から最終の
オン区間に経過するに従つて、オン区間が次第に
短くなる形のオン/オフパターンとなるようにタ
イマ実行回数を設定する。そして、変速を判定し
たときに、マイクロプロセツサで、メモリよりオ
ン/オフパターンデータを読み出して、所定短時
限のプログラムタイマをセツトし、それがタイム
オーバすると数値をカウントアツプすると共にま
たプログラムをセツトし、カウントした数値がオ
ン/オフパターンデータの数値に合致すると、調
圧ソレノイド弁を付勢から消勢又はその逆に設定
し、次にカウントする数値を対比すべきオン/オ
フパターンデータを、次の消勢区間(又は付勢区
間)を示すものに特定する。 これによれば、メモリに予め設定するオン/オ
フパターンデータで、調圧ソレノイド弁による調
圧立上り特性が所望の、しかも微細な調圧のもの
に定まるので、自動変速機構およびそれを制御す
る流体回路で定まる変速特性に合せて、最適な調
圧特性をメモリデータで設定し得る。ソレノイド
弁ドライバにおいてアナログ電気要素が極く少い
ので、また、メモリデータの設定が容易であるの
で、電気回路特性に実質上左右されない調圧特性
を設定し得る。 本発明の他の目的および特徴は、図面を参照し
た以下の実施例の説明より明らかになろう。 (実施例) 第1図に本発明の一実施例における自動変速機
構の構成を示す。 この自動変速機構は、トルクコンバータ1、オ
ーバドライブ機構2および前進3段後進1段の歯
車変速機構3を備えており、第2図に示す如き油
圧回路によつて制御されるようになつている。ト
ルクコンバータ1は、ポンプ5、タービン6およ
びステータ7を含む周知のものであり、ポンプ5
は機関クランク軸8と連結され、タービン6はタ
ービン軸8と連結されている。タービン軸9はト
ルクコンバータ1の出力軸をなすものであり、こ
れはまたオーバドライブ機構2の入力軸となつて
おり、オーバドライブ機構に於る遊星歯車装置の
キヤリア10に連結されている。キヤリア10に
よつて回路可能に支持されたプラネタリピニオン
14は、サンギア11およびリングギア15と噛
合つている。サンギア11とキヤリア10の間に
は、多板クラツチ12と一方向クラツチ13が設
けられており、更にサンギア11とオーバドライ
ブ機構を包含するハウジング或はオーバドライブ
ケース16の間には多板ブレーキ19が設けられ
ている。 オーバドライブ機構2のリングギア15は歯車
変速機構3の入力軸23に連結されている。入力
軸23と中間軸29の間には多板クラツチ24が
設けられており又入力軸23とサンギア軸30の
間には多板クラツチ25が設けられている。サン
ギア軸30とトランスミツシヨンケース18の間
には多板ブレーキ26が設けられている。サンギ
ア軸30に設けられたサンギア32はキヤリア3
3、該キヤリアによつて担持されたプラネタリピ
ニオン34、該ピニオンと噛合つたリングギア3
5、他の一つのキヤリア36、該キヤリアにより
担持されたプラネタリピニオン37、該ピニオン
と噛合うリングギア38と共に二列の遊星歯車機
構を構成している。一方の遊星歯車機構に於るリ
ングギア35は中間軸29と連結されている。又
この遊星歯車機構に於るキヤリア33は他方の遊
星歯車機構に於るリングギア38と連結されてお
り、これらキヤリア及びリングギアは出力軸39
と連結されている。また該他方の遊星歯車機構に
於るキヤリア36とトランスミツシヨンケース1
8の間には多板ブレーキ27と一方向クラツチ2
8が設けられている。 かかるオーバドライブ装置付流体式自動変速機
は以下に詳細に説明される油圧回路によりエンジ
ンの出力及び車輛の車速に応じて各クラツチ及び
ブレーキの係合または解放が行われ、オーバドラ
イブ(O/D)を含む前進4段の変速又は手動切
換による後進1段の変速を行うようになつてい
る。 変速ギア位置とクラツチ及びブレーキの作動状
態を表に示す。
変速機構と、該機構の速度段を設定する流体回路
と、該流体回路に設定すべき速度段を指定する電
子制御装置と、の組合せでなる自動変速装置に関
し、特に、車両上の自動変速装置に関する。 (従来の技術) この種の自動変速装置の一例が特開昭50−
144861号公報に開示されている。速度段のシフト
(上位段への切換え又は下位段への切換え)要否
の判定は、スロツトル開度および車速(変速機構
の出力軸の回転速度)が、予め設定している各速
度段宛ての領域のいずれにあるか(現在の走行状
態がどの速度段に適しているか)を判定し、判定
した速度段が、現在設定している速度段より上位
のものであると、上位速度段に速度段をシフト
(シフトアツプ)し、現在設定している速度段よ
りも下位のものであると、下位速度段に速度段を
シフト(シフトダウン)する。 ところで、トルクコンバータ付自動変速機にお
いては、シフトの前後において油圧の供給される
油圧サーボと排圧される油圧サーボが適切なタイ
ミング給排油されることが必要であり、従来より
こうしたタイミングの調整および油圧調整のため
アキユムレータが用いられている。しかるにアキ
ユムレータはこれらの調整機能が不十分でありシ
フト時のギアの空転や衝撃の防止効果が低かつ
た。そこで、変速(シフト)時に電気制御回路の
出力で開閉作動され油圧を調整するソレノイド弁
を油圧回路に設け、変速(シフト)時に発生する
衝撃を防止するようにした自動変速機の制御装置
が提案されている。例えば特開昭48−13758号公
報には、速度段設定用の3個のソレノイド弁A〜
Cの他に、各速度段を設定するときの調圧用に4
個の調圧ソレノイド弁D〜Gを備えて、何速から
何速への速度段への切換えであるか(シフト態
様)に対応して調圧ソレノイド弁D〜Gの1つを
特定して、それの通電電流をエンジン回転速度の
変化率(加速度)に対応して、アナログ回路でソ
レノイド電流を制御するようにしている。これに
よれば、シフト態様に応じた、変速機構の円滑な
切換えが行なわれる。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、調圧ソレノイド弁の数が多いと
共に、これに伴つて調圧ソレノイド弁に1対1の
関係で備えられるソレノイド弁電流設定用のアナ
ログ電気回路の数が多い。アナログ電気回路は、
電気素子が多いと共に各素子が比較的に大きく変
化する温度特性を有するので、調圧特性の設定が
複雑となる。また、シフト態様に応じて調圧付勢
すべき調圧ソレノイド弁を選択するための回路お
よび制御ロジツクを必要とする。 特開昭48−59249号公報に開示された自動変速
装置では、1個の調圧ソレノイドとサーボ容量制
御弁により、1―2シフトおよび2―3シフトの
両者において、調圧を行なうようにしている。こ
の調圧はオン/オフの繰り返しで行なわれ、オン
時間とオフ時間がアナログ回路によつて設定され
ている。したがつてこの従来例においても、オ
ン/オフ時間設定用のアナログ回路において、電
気素子が多いと共に各素子比較的に大きく変化す
る温度特性を有するので、調圧特性の設定が複雑
となる。特に、比較的に高い周波数で、しかも例
えば低い周波数から高い周波数へオン/オフをシ
フトさせて所望の増圧特性曲線を得るような、所
要の立上り特性の微細な調圧を行なう場合、この
ような問題が更に大きくなる。 本発明は、変速機構の変速時にギアの係合をス
ムーズにし空転や衝撃を防止するための調圧ソレ
ノイド弁の数が、シフト態様数に対して少く、し
かもその付勢用の調圧用アナログ電気回路要素が
極く少く、調圧制御が比較的に簡単な回路および
ロジツクで安定して行なわれる自動変速装置を提
供することを目的とする。 〔発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明の自動変速装
置は、トルクコンバータと、クラツチおよびブレ
ーキを含む歯車変速機構とを含む自動変速機構;
前記クラツチおよびブレーキを選択的に結合又は
非結合にして複数の速度段を選択的に設定するた
めの油圧制御弁、流路切換弁および速度段設定ソ
レノイド弁と、これらを介して各速度段を設定す
る前記クラツチの圧力を設定するための油圧ライ
ンに結合した複数の速度段に共通の調圧ソレノイ
ド弁と、を含む流体回路;トルクコンバータを駆
動するエンジンのスロツトル開度を検出する開度
検出手段;自動変速機構の出力軸の回転速度を検
出する速度検出手段;スロツトル開度と、自動変
速機の出力軸の回転速度と、の一方を指標とし
て、他方の、隣接する速度段における境界値を参
照値として保持する変速参照値メモリ手段;各時
点の設定速度段を示す情報を保持するための速度
段メモリ手段;前記調圧ソレノイド弁のオン/オ
フ調圧のための付勢時間データと消勢時間データ
および調圧終了データを保持する調圧データメモ
リ手段;開度検出手段が検出したスロツトル開度
と速度検出手段が検出した速度との内、前記指標
に定められている一方を指標として、速度段メモ
リ手段が保持している情報が示す速度段の境界値
を、前記変速参照値メモリ手段より読み出す、参
照情報読出し手段;開度検出手段が検出したスロ
ツトル開度と速度検出手段が検出した速度との
内、前記指標に定められていない他方を、読み出
した境界値と比較し、該他方が上位段領域にある
ときに前記流体回路に上位段への変速設定を指示
する速度段設定手段;および、速度段設定手段が
前記変速設定を指示するとき、前記調圧データメ
モリ手段より付勢時間データと消勢時間データを
交互に読んで読み出した時間データが示す時間の
間、該時間データが付勢時間データであると調圧
ソレノイド弁を付勢し、該時間データが消勢時間
データであると調圧ソレノイド弁を消勢し、調圧
終了データで定まる回数の付勢を行なうと調圧ソ
レノイド弁を調圧終了状態に設定する調圧指示手
段;を備える。 (作用) これによれば、複数の速度段に共通に1個の調
圧ソレノイド弁で済むので、調圧ソレノイド弁の
数が大幅に低減し、これに伴つて、ソレノイド弁
付勢回路すなわちソレノイドドライバの数が低減
する。加えて、調圧ソレノイド弁のオン/オフの
繰り返しで調圧が行われるので、ソレノイドドラ
イバはオン/オフ回路すなわちアナログ電気要素
が極く少い通電回路となり、回路設計が容易であ
る。複数のシフト態様で、調圧ソレノイド弁を選
択し特定する必要がないので、その分、選択回路
等の電気回路が省略となり、しかも、選択等の制
御ロジツクも不要となり、ハードウエアおよび制
御ロジツク共に簡単になる。これらに加えて、オ
ン時間データおよびオフ時間データが調圧データ
メモリ手段に格納されており、これらを読み出し
て読み出しデータが示す時間の経過毎にオンから
オフに、またその逆に調圧ソレノイド弁のオン/
オフを行なうので、オン/オフ時間設定のための
アナログ回路が不要であり、かつオン/オフ時間
特性の設定がきわめて容易である。すなわち所望
立上り特性の調圧を微細に、しかも格別に複雑な
アナログ回路を用いることなく、行ない得る。 本発明の好ましい実施例では、所定時間の間
の、調圧ソレノイド弁交互のオン区間およびオフ
期間は、メモリに予め、タイマ実行回数の形で格
納しておき、しかも、最初のオン区間から最終の
オン区間に経過するに従つて、オン区間が次第に
短くなる形のオン/オフパターンとなるようにタ
イマ実行回数を設定する。そして、変速を判定し
たときに、マイクロプロセツサで、メモリよりオ
ン/オフパターンデータを読み出して、所定短時
限のプログラムタイマをセツトし、それがタイム
オーバすると数値をカウントアツプすると共にま
たプログラムをセツトし、カウントした数値がオ
ン/オフパターンデータの数値に合致すると、調
圧ソレノイド弁を付勢から消勢又はその逆に設定
し、次にカウントする数値を対比すべきオン/オ
フパターンデータを、次の消勢区間(又は付勢区
間)を示すものに特定する。 これによれば、メモリに予め設定するオン/オ
フパターンデータで、調圧ソレノイド弁による調
圧立上り特性が所望の、しかも微細な調圧のもの
に定まるので、自動変速機構およびそれを制御す
る流体回路で定まる変速特性に合せて、最適な調
圧特性をメモリデータで設定し得る。ソレノイド
弁ドライバにおいてアナログ電気要素が極く少い
ので、また、メモリデータの設定が容易であるの
で、電気回路特性に実質上左右されない調圧特性
を設定し得る。 本発明の他の目的および特徴は、図面を参照し
た以下の実施例の説明より明らかになろう。 (実施例) 第1図に本発明の一実施例における自動変速機
構の構成を示す。 この自動変速機構は、トルクコンバータ1、オ
ーバドライブ機構2および前進3段後進1段の歯
車変速機構3を備えており、第2図に示す如き油
圧回路によつて制御されるようになつている。ト
ルクコンバータ1は、ポンプ5、タービン6およ
びステータ7を含む周知のものであり、ポンプ5
は機関クランク軸8と連結され、タービン6はタ
ービン軸8と連結されている。タービン軸9はト
ルクコンバータ1の出力軸をなすものであり、こ
れはまたオーバドライブ機構2の入力軸となつて
おり、オーバドライブ機構に於る遊星歯車装置の
キヤリア10に連結されている。キヤリア10に
よつて回路可能に支持されたプラネタリピニオン
14は、サンギア11およびリングギア15と噛
合つている。サンギア11とキヤリア10の間に
は、多板クラツチ12と一方向クラツチ13が設
けられており、更にサンギア11とオーバドライ
ブ機構を包含するハウジング或はオーバドライブ
ケース16の間には多板ブレーキ19が設けられ
ている。 オーバドライブ機構2のリングギア15は歯車
変速機構3の入力軸23に連結されている。入力
軸23と中間軸29の間には多板クラツチ24が
設けられており又入力軸23とサンギア軸30の
間には多板クラツチ25が設けられている。サン
ギア軸30とトランスミツシヨンケース18の間
には多板ブレーキ26が設けられている。サンギ
ア軸30に設けられたサンギア32はキヤリア3
3、該キヤリアによつて担持されたプラネタリピ
ニオン34、該ピニオンと噛合つたリングギア3
5、他の一つのキヤリア36、該キヤリアにより
担持されたプラネタリピニオン37、該ピニオン
と噛合うリングギア38と共に二列の遊星歯車機
構を構成している。一方の遊星歯車機構に於るリ
ングギア35は中間軸29と連結されている。又
この遊星歯車機構に於るキヤリア33は他方の遊
星歯車機構に於るリングギア38と連結されてお
り、これらキヤリア及びリングギアは出力軸39
と連結されている。また該他方の遊星歯車機構に
於るキヤリア36とトランスミツシヨンケース1
8の間には多板ブレーキ27と一方向クラツチ2
8が設けられている。 かかるオーバドライブ装置付流体式自動変速機
は以下に詳細に説明される油圧回路によりエンジ
ンの出力及び車輛の車速に応じて各クラツチ及び
ブレーキの係合または解放が行われ、オーバドラ
イブ(O/D)を含む前進4段の変速又は手動切
換による後進1段の変速を行うようになつてい
る。 変速ギア位置とクラツチ及びブレーキの作動状
態を表に示す。
【表】
【表】
ここで〇は各クラツチ及びブレーキが係合状態
にありまた×はそれらが解放状態にあることを示
す。 第2図に、第1図に示す自動変速機において、
該自動変速機のクラツチおよびブレーキ12,1
9,24,25,26,27を選択的に作動させ
ると共に自動もしくは手動による変速時(シフト
時)の調圧作用をなす油圧回路の一例を示す。 この油圧回路は、油溜め100、油ポンプ10
1、圧力調整弁200、マニユアル弁210、1
―2シフト弁220、2―3シフト弁230、3
―4シフト弁250、2―3ソレノイド弁31
0、1―2および3―4ソレノイド弁320、流
量制御弁330,340、リリーフ弁350、ア
キユムレータ360、および調圧ソレノイド弁3
00、衝撃防止弁260、N―Dシフト制御弁2
80、2―3シフト制御弁240、さらには各種
弁間を連絡する油路から構成されている。油溜め
100より油ポンプ101により汲み上げられた
油は圧力調整弁200により所定の油圧に調整さ
れて油路102へ送られる。 マニユアル弁210は運転席に設けられたシフ
トレバーと連結され、手動操作によりシフトレバ
ーのレンジに応じてP、R、N、D、3、2、L
の各位置に移動する、N位置のとき油路102は
閉鎖され、クラツチ12のみが係合されている。
D位置のとき油路102は油路104に連通し、
3および2位置のとき油路102は油路103,
104に連通し、L位置のとき油路102は油路
103,104,105,106に連通し、R位
置のとき油路102は油路103,105,10
6,107に連通する。 調圧ソレノイド弁300は後記するデジタル電
子制御装置400の出力により所定の周期で開閉
作動し、非通電時は穴301を閉成し油路102
からオリフイス302を介して連絡された油路1
08に油圧を生ぜしめ、通電時は穴301を開口
して油路108の圧油を排油口303から排出す
ることによりシフト時に油路108に第4図に示
す如くパターンの油圧変化を発生する。 2―3ソレノイド弁310は非通電時には穴3
11を閉止し油路104からオリフイス312を
介して連絡された油路109に油圧を生ぜしめ、
通電時には穴311を開口し排油口313から油
路109の圧油を排出する。 1―2および3―4ソレノイド弁320は非通
時には穴321を閉成し油路104からオリフイ
ス322を介して連絡された油路110に油圧を
生ぜしめ、通電時には穴321を開口し、排油口
323から油路110の圧油を排出する。 ソレノイド弁310および320の通電、非通
電とそれぞれのギヤ状態の関係を表に示す。
にありまた×はそれらが解放状態にあることを示
す。 第2図に、第1図に示す自動変速機において、
該自動変速機のクラツチおよびブレーキ12,1
9,24,25,26,27を選択的に作動させ
ると共に自動もしくは手動による変速時(シフト
時)の調圧作用をなす油圧回路の一例を示す。 この油圧回路は、油溜め100、油ポンプ10
1、圧力調整弁200、マニユアル弁210、1
―2シフト弁220、2―3シフト弁230、3
―4シフト弁250、2―3ソレノイド弁31
0、1―2および3―4ソレノイド弁320、流
量制御弁330,340、リリーフ弁350、ア
キユムレータ360、および調圧ソレノイド弁3
00、衝撃防止弁260、N―Dシフト制御弁2
80、2―3シフト制御弁240、さらには各種
弁間を連絡する油路から構成されている。油溜め
100より油ポンプ101により汲み上げられた
油は圧力調整弁200により所定の油圧に調整さ
れて油路102へ送られる。 マニユアル弁210は運転席に設けられたシフ
トレバーと連結され、手動操作によりシフトレバ
ーのレンジに応じてP、R、N、D、3、2、L
の各位置に移動する、N位置のとき油路102は
閉鎖され、クラツチ12のみが係合されている。
D位置のとき油路102は油路104に連通し、
3および2位置のとき油路102は油路103,
104に連通し、L位置のとき油路102は油路
103,104,105,106に連通し、R位
置のとき油路102は油路103,105,10
6,107に連通する。 調圧ソレノイド弁300は後記するデジタル電
子制御装置400の出力により所定の周期で開閉
作動し、非通電時は穴301を閉成し油路102
からオリフイス302を介して連絡された油路1
08に油圧を生ぜしめ、通電時は穴301を開口
して油路108の圧油を排油口303から排出す
ることによりシフト時に油路108に第4図に示
す如くパターンの油圧変化を発生する。 2―3ソレノイド弁310は非通電時には穴3
11を閉止し油路104からオリフイス312を
介して連絡された油路109に油圧を生ぜしめ、
通電時には穴311を開口し排油口313から油
路109の圧油を排出する。 1―2および3―4ソレノイド弁320は非通
時には穴321を閉成し油路104からオリフイ
ス322を介して連絡された油路110に油圧を
生ぜしめ、通電時には穴321を開口し、排油口
323から油路110の圧油を排出する。 ソレノイド弁310および320の通電、非通
電とそれぞれのギヤ状態の関係を表に示す。
【表】
表中の1〜4は自動変速機構に設定される速
度段であり、それぞれ第1速〜第4速を意味す
る。Nはニユートラル状態である。 衝撃防止弁260は一方にばね261を背設し
たスプール262、油路108に連結した作動油
室263、第1の調圧油室264、第2の調圧油
室265、および第1の調圧油室264の油圧が
オリフイス266を介してフイードバツクされた
第2の作動油室267を有し、シフト時において
上記油路108と連結した作動油室263に生ず
る油圧パターンを、該作動油室263の油圧と、
第2の作動油室267の油圧およびばね261の
弾性力とにより動かされるスプール262の位置
に変換し、前進時には第1の調圧油室264にお
いて油路104に連結した給油口268と排油口
269の開口面積を調整して油路111の油圧を
調整し、後進時には第2の調圧油室265におい
て流量制御弁330を介して油路107に連絡し
た油路121と連結する給油口270と排油口2
71の開口面積を調整し油路121の油圧を調整
してクラツチ25の係合を円滑にしシフト時の衝
撃を防止する。 なお第2の作動油室267は必ずしも必須のも
のではないが、第1の調圧油室264の油圧をフ
イードバツクすることにより前進時の調整油圧パ
ターンをより正確に制御でき、シフト時の衝撃妨
止効果が向上する。 N―Dシフト制御弁280は一方にばね281
を背設したスプール282、油路111から分枝
した油路112と連結された油室283、オリフ
イス284を介して油路104と連結され且つス
プール282が図示左方に設定されたとき油路1
04から分枝された油路104Aを介し直接油路
104と連結される作動油室285を有し、油室
283および285は油路124を介してクラツ
チ24のサーボに連結されている。スプール28
2はマニユアル弁210がN位置(レンジ)にあ
るときは図示右方に設定され、D位置にあるとき
は図示左方に設定される。 2―3シフト弁230は一方にばね231を背
設したスプール232を有し、第1速、第2速で
はソレノイド弁310は通電され油路109には
油圧は生じていないのでスプール232はばね2
31により図示左方に設定され、第3、4速のと
きソレノイド弁310は非通電され油路109お
よび油室233に油圧が生じスプール232は図
示右方に設定される。 1―2シフト弁220は一方にばね221を背
設したスプール222を有し、第1、3速ではソ
レノイド弁320は通電され油路110には油圧
は生じていないのでスプール222はばね221
により図示右方に設定され、第2、4速のときソ
レノイド弁320は非通電され油路110および
油室223に油圧が生じスプール232は図示左
方に設定される。 2―3シフト制御弁240はばね241が背設
されたスプール242を有し、第1、2速では油
室243に油路102の油圧が供給されてスプー
ル242は図示左方に設定され、第3、4速では
油路102と連結した油路122の油圧が油室2
44に入りスプール242は図示右方に固定され
る。 3―4シフト弁250はばね251を背設した
スプール252を有し、第1、2速では油路10
2と連絡した油路113から油室253に油圧が
供給されスプール252は図示左方に固定され、
第3速では2―3シフト制御弁240の移動によ
り油路103と油路113が連絡し、マニユアル
弁210がD位置であれば油室253の油圧は排
出され、第4速ではソレノイド弁320が非通電
され油路110および油室254に油圧が生じス
プール252は図示右方に設定される。 つぎに上記油圧制御回路の作用を説明する。 マニユアル弁がN位置ではソレノイド弁30
0,310,320は非通電されており、油路1
02のライン圧は油路117,118を経てクラ
ツチ12を係合している。D位置に手動シフトす
ると、第1速では油路104を経てクラツチ24
およびアキユムレータ360に圧油が供給され、
アキユムレータ360は油室363に蓄圧が完了
するまでの一定時間、クラツチ24を円滑に係合
するのに適した圧力を保持する。また油路104
とクラツチ24とは、オリフイス284、N―D
シフト制御弁280および油路124を介して連
結されると共に衝撃防止弁260、油路111と
112、N―Dシフト制御弁280および油路1
24を介して連結されている。油路104の圧油
がクラツチ24に供給される順序はつぎの如くで
ある。まず衝撃防止弁260により、第4図に示
す油圧パターンに応じて油圧調整された圧油が、
油路111と112、N―Dシフト制御弁280
の油室283および油路124を経てクラツチ2
4に供給され、シフトによる衝撃が防止できるよ
うにクラツチ24を円滑に係合させる。この間油
路124およびオリフイス284を介して油路1
04と連結されているN―Dシフト制御弁の作動
油室285は除々に昇圧し、スプール282は図
示左方に移動され、クラツチ24の係合完了に同
調して油路112と124の連絡を断つと共に油
路104Aと124を連絡する。これによりクラ
ツチ24はライン圧が供給され、マニユアル弁2
10がD位置にある間はこの状態が持続する。 1―2シフト時にはソレノイド弁300が一定
時間(たとえば2秒間)所定の周期で開閉作動し
油室263は第4図に示すように油圧変化し、こ
の油圧変化に応じて第1の調圧油室264で油圧
調整された油圧は油路111,114、流量制御
弁340、油路115,116を経てブレーキ2
6を円滑に係合する。ブレーキ26の係合と共に
油路116に連結されたアキユムレータ360は
ばね361および油路116の油圧によりスプー
ル362が図示右方に移動される。 2―3シフト時には最初にソレノイド弁310
が非通電され2―3シフト弁のスプール232は
図示右方へ移動し、油路111は油路119に連
通し油路114は油路107を経て排油口211
に連結する。2―3シフトはブレーキからクラツ
チへの一方向クラツチを介さないシフトであり、
一定時間ブレーキ26の係合状態を保持する必要
がある。よつてブレーキ26の解放は流量制御弁
340およびアキユムレータ360により最適時
間係合状態を保持しその後ソレノイド弁320に
通電し1―2シフト弁のスプール222は図示右
方に移動し油路116は排油口224と連通して
なされる。 2―3シフト時に2―3シフト制御弁240は
油室243に油路102のライン圧が供給され図
示左方に設定され油路119は油路120に連絡
してクラツチ25を係合し、また油路102は油
路113,117に連絡し、3―4シフト弁のス
プール252を図示左方に固定すると共に油路1
18を経てクラツチ12を係合している。2―3
シフトが完了すると調整された圧力は昇圧してラ
イン圧となるが、その時クラツチ25の油圧とば
ね241の作用によりスプール242を図示右方
に移動させる。これにより油路122から油室2
44が油圧が供給されスプール242は図示右方
に固定され油路119は油路117と、油路11
3は油路103と連絡する。3―4シフト時に
は、ソレノイド弁320は非通電されるので3―
4シフト弁250のスプール252は図示右方に
移動し、油路118は排油口255と連通しクラ
ツチ12は解放されると共に、油路123は油路
117,119を経て第1の調圧油室264で調
圧された油圧をブレーキ19に供給し円滑な係合
を行なわせる。4―3シフト時は上記と逆の作用
がなされ、3―2シフト時にはソレノイド弁32
0を非通電、ソレノイド弁310を通電して第2
速にシフトダウンし、衝撃防止弁260で油圧を
調整しエンジンとトランスミツシヨンの回転を同
期化せしめる。また2―1シフトは1―2シフト
の逆の作用がなされる。マニユアル弁210が3
位置のときは油路103,113を経て油室25
3にライン圧が供給され3―4シフト弁250の
スプール252は図示左方に固定されるので第4
速へのシフトは阻止され、L位置のときは油路1
05により2―3シフト弁の油室234に圧油が
供給されスプール232は図示左方に固定され、
第2,3,4速へのシフトは生じない。マニユア
ル弁210がR位置のときは油路104に圧油が
供給されないため、ソレノイド弁310,320
に連絡した油路108,109には油圧は入ら
ず、また油路105に油圧が入り2―3シフト弁
は図示左方に設定されている。油路107に入つ
た油圧は一方は油路122へ入り、他方は流量制
御弁330および油路121を経て衝撃防止弁2
60の第2調圧油室265で油圧調整され、油路
121を経てクラツチ25の第1ピストンに入る
と共に油路119,120を経てクラツチ25の
第2ピストンに入りクラツチ25を円滑に係合さ
せる。また油路102と106が直接連通し、ク
ラツチ25が係合される前にブレーキ27が係合
される。 第3図に、ソレノイド弁300,310および
320を開閉制御するデジタル電子制御装置40
0の概略構成を示す。デジタル電子制御装置40
0は、中央処理ユニツト又はマイクロプロセツサ
と呼ばれ、高度デジタル演算処理機能を有する大
規模集積半導体論理装置(以下においてCPUと
略称する)401を主たる構成要素とし、かつそ
の論理動作制御プログラム、および、各種データ
を固定記憶した読出専用の記憶装置(以下におい
てROMと略称する)402、ROM402の読出
データおよび一時的な入出力データを記憶し読出
す読み書き記憶装置(以下においてRAMと称す
る)403、入出力ポート404、クロツクパル
ス発振器405、分周器406、および、読み書
き記憶装置を指定するシステムコントローラ40
7で構成される。CPU401とROM402おび
RAM403は、アドレスライン、データライン
およびクロツクパルスラインが共通につながれて
おり、基本クロツクは発振器405より発生さ
れ、各装置401〜403,406の基本クロツ
ク入力端子に印加される。分周器406はこの基
本クロツクを分周してOPU401の割込端子に
印加する。この実施例においては、割込は、車輛
の走行状態より坂路走行への変化、又は坂路走行
から平坦路走行への変化を検出し、これに対応し
て走行レンジ切換の拘束又は走行レンジ切換をす
るために、前記分周器406の出力パルス周期で
おこなわれる。CPU401における割込動作の
概略を第5図に従つて説明すると、後述する
ROM402のプログラムは、プログラムカウン
タによつて一番地ずつ進められる。割込機能とは
CPU401の割込端子にパルスが印加されたと
き、プログラムカウンタの番地をある特定番地
(第5図では3CH番地)へ強制的に移動させる機
能であり、この割込機能を遂行させる割込命冷は
CPU401に保持し、割込を実行するとエラー
になるようなプログラム番地では、割込命令を実
行しないようにしている。割込命令は割込可能な
プログラムの番地ABHまで保持され、そこで割
込が認識され、プログラムカウンタのコードが特
定の割込番地(第5図では3CH番地)に変わり、
その番地のプログラムの実行が終了すると、割込
命令認識番地の次の番地ACHへ戻る。 ROM402にはこのような割込検出および割
込実行のプログラムの他に、後述するところの、
平坦路走行における走行速度レンジ判断プログラ
ムおよびその参照データ、走行速度レンジ切換プ
ログラム、坂路走行検出プログラムおよびその参
照データ、走行速度レンジ切換拘束プログラム、
拘束解除プログラム、ソレノイドバルブ調圧動作
プログラム、クランク音防止プログラム等々のプ
ログラムデータ、および、それらの判断、検出に
供する参照データが格納されている。これらのプ
ログラムの実行は、主に、シフトレバー位置
(L、2、3、4、R等)、車速(自動変速機の出
力軸の回転速度)およびスロツトル開度の各状態
に応じておこなわれ、プログラムの実行によりソ
レノイド弁300,310および320が開閉制
御される。 そのため、入出力ポート404に、シフトレバ
ー位置センサ410、車速信号発生器420、ス
ロツトル開度センサ430、およびソレノイドド
ライバ440,441,442が接続されてい
る。 なお、第3図および以下の説明においては入出
力ポート404および分周器406がROM40
2、RAM403と別体となつているものとして
説明するが、入出力ポートが1チツプ内に収めら
れたROMおよびRAM、更には分周器および入出
力ポートが1チツプ内に収められたRAMも存在
する。したがつて図面上の表示ならびに以下に説
明する構成の説明は、1つの表現方式に従うもの
であつて、各装置又は素子をすべてその通りに組
合わせる必然性が無い場合もあることに注目され
たい。 第6a図に、第3図に示すデジタル電子制御装
置400の、基本部分の一具体例を示す。この例
においては、ROM402は2つのチツプ402
―1と402―2で構成されている。 +5Vの定電圧が各部に印加され、かつスイツ
チ407が閉じられることにより、ROM402
―1,402―2のプログラムの先頭
(START)より制御動作が開始され、ROM40
2―1,402―2に格納したプログラムに従つ
て、後述する各動作が繰り返し続行される。+5V
の定電圧は第6b図に示す定電圧回路より与えら
れる。車速ゼネレータ420は、第6c図に示す
ように、変速機の出力軸に連結した永久磁石の回
転を検出する誘導コイル421とパルス化回路4
22で構成されており、出力軸の回転数に比列す
る周波数のパルスがパルス化回路422より出力
される。この出力パルスは、カウンタCOUのカ
ウントパルス入力端CLKに与えられる。カウン
タCOUのカウントコードはラツチLUTに与えら
れる。RAM403の出力端Timer OUTより定
周期のパルスが分周器FDEに与えられている
間、このラツチ動作とカウント動作が継続され
る。したがつてラツチLUTの出力コードが車速
を表わし、ROM402―1の入力ポートPA0〜
PA7に印加される。 ROM402―2の端子PA0〜PA7には、第
6b図に示すタイマ時限を指定するスイツチ45
0が接続され、ROM402―1の端子PB0〜PB
7に、第6e図に示す如くコネクタ451,45
2を介してシフトレバー位置センサ410のスイ
ツチが接続される。また、RAM403のポート
PA0〜PA7に、第6f図に示す如くコネクタ4
53,454を介してスロツトル開度センサ43
0が接続され、同様にRAM403のPB0〜7ポ
ートに第6g図に示す如きソレノイドドライバ4
40〜442が接続される。 スロツトル開度センサ430は、スロツトルバ
ルブの回動軸と連結され、その回動軸と共に回転
する軸431と、それに固着されたロータリ接点
(複数)と、接点数と等しい固定接片を有する、
ポテンシヨメータタイプのデジタルコード発生器
であり、その端子リード引出側の平面図を第7a
図に示し、そのB―B線断面図を第7b図に
示す。このデジタルコード発生器430は、4ビ
ツトコードで0〜15の16ステツプのスロツトル
開度を表わすようにしたものであり、第1桁から
第4桁のそれぞれのビツト信号を出力する4本の
出力リード4321〜4324と一本のアース接
続リード432Gが円板状のプリント基板433
の分割プリント電極のそれぞれに接続されてい
る。プリント基板433の拡大平面図を第7c図
に示す。プリント基板433には第1桁〜第4桁
の各ビツト出力を得るための分割電極4331〜
4334とアース電位に維持される分割電極43
3Gが形成されており、4個の分割電極4331
〜4334は、プリント基板433を90゜毎に4
分割した場合各分割部分に配置されている。この
プリント基板433はハウジングベース434に
固着されている。軸431には弾性材で作られた
スライダ435が固着されている。このスライダ
435の平面図を第7d図に示す。このスライダ
435には、90゜の間隔で4本のアーム4351
〜4354が形成されており、かつアーム435
1と4354の間にもう1つのアーム435Gが
形成されている。これらのアーム4351〜43
54と435Gのそれぞれの先端部には、接点部
材4361〜4364,136Gのそれぞれが固
着されており、第7b図に示すようにハウジング
にプリント基板433を固着し、かつ軸431を
固着した状態において、接点部材4361〜43
64のそれぞれは、分割電極4331〜4332
のそれぞれの最も外方にある凹凸の電極部分に位
置してその部分に接触し、接点部材436Gは分
割電極433Gの最も内側の弧状部に接触する。
つまり、軸431の回動範囲(90゜)において接
点部材436Gは常に分割電極433Gに接触する
が、接点部材4361〜4364のそれぞれは、
分割電極4331〜4334のそれぞれの、最外
方電極パターンに応じて、各分割電極に接触した
り、あるいはしなかつたりする。たとえば分割電
極4331について見ると、それに接点部材43
61が接触しているときはアース電位であり、そ
れにスルーホールメツキおび裏面電極を介して接
続された接続リード4321はアース電位である
が、接点部材4361が接触していないときには
接続リード4321および分割電極4331は+
5Vのレベルである。これは第6f図に示すよう
にコネクタ453および454を介してリード4
321に+5Vの電圧が印加されるからである。
各分割電極4331〜4334には、このよう
に、軸431つまりはスライダ435の回転角に
応じてアースレベル又は+5Vレベルとなる電極
パターンが形成されている。この実施例において
は、軸431の90゜の回動範囲を16分割してスロ
ツトル開度を16段階で表わすようにされており、
各分割電極4331〜4334の電極パターン
は、軸431の回動角に対応して、第7e図に示
すように、グレイパターンでアースレベル「0」
と+5Vレベル「1」となるようになされてお
り、接続リード4321〜4324の出力θ1〜
θ4の4ビツトでスロツトル角度0〜15のそれぞ
れを表わすようにされている。このようなグレイ
パターンとするのは、接点部材4361〜436
4が瞬間的あるいは一時的に分割電極4331〜
4334と非接触状態になつても、その時点にコ
ードθ1〜θ4で表わされるスロツトル開度が実
際の開度と大差がないようにするためである。今
たとえばスロツトル開度が3(0010)から4
(0110)かわるとき、接点部材4363が分割電
極4333に接触するまでの過渡状態において開
度コードは0010のままで開度3を表わし、開度4
前後から離れた開度を表わすことがない。通常の
2進コードの場合には、たとえば開度3は0011で
表わされ開度4は0100で表わされるが、0011から
0100に変わる間に、0111(開度7)、0101(開度
5)、0000(開度0)、又は0001(開度1)など
の、開度3,4とは離れた開度を表わすコードを
生ずることがあるが、前述のスロツトル開度セン
サ430では、このような飛び離れたコードを生
ずることはない。 第8a図に同じ構造のソレノイドバルブ30
0,310,320の1つの背面を示し、その
B―B線断面図を第8b図に示す。このソ
レノイドバルブは、バルブプレート437とキヤ
リア438とスポツト溶接により接合し、バルブ
プレート437にオリフイスプレート439をプ
ロジエクシヨン溶接により接合した後、キヤリア
438の穴にスリーブ440を挿入してその先端
をバルブプレート437に当て、次いでスリーブ
440の後端にコア441の先端を押し付けてコ
イルケース442を装着した状態でバツクプレー
ト443にかしめによりキヤリア438およびコ
ア441の尾端を固着したものである。なお、4
44はプランジヤ、445は圧縮スプリングであ
る。このソレノイドバルブでは、バルブプレート
437の厚みとスリーブ440の長さの和でオリ
フイスプレート439とプランジヤ441の距離
すなわちプランジヤ作動空間が決定されており、
その精度はバルブプレート437の厚みとスリー
ブ440の長さの精度のみに依存し、プランジヤ
441の長さ誤差やバツクプレート443の厚み
誤差はプランジヤ444の作動空間の決定には影
響を及ぼさない。 次に、ROM402―1および402―2に固
定記憶された動作プログラムの主たるもののフロ
ーチヤートを第9a図〜第9k図に示す。以下、
これらのフローチヤートを参照して第3図に示す
デジタル電子制御装置400の動作を説明する。
スイツチ408が一瞬閉じられることによりプロ
グラムがスタートし(第9a図)、RAM403の
内容がすべてクリアされた後、スロツトル開度θ
1〜θ4が読み込まれ、THROとしたアドレス
に記憶される。次に車速(第6c図のラツチ
LUTの出力コード)が読み込まれ、RPMとした
アドレスに記憶される。次に坂路検出あるいは坂
路から平坦路への変化の検出割り込みでおこなわ
れる。つまりこの検出は、車速の読み取りおよび
RAM403への書込みが終わつた後におこなわ
れる。この割込による坂路検出は、後に詳述する
が、スロツトル開度THRO、車速RPMおよびそ
れらの加速度に基づいて、車輛がいかなる傾斜の
坂路又は平坦路を走行しているかを判断し、傾斜
が大きく現在の変速段では変速比が適当でないと
きには、シフトダウン命令を発つし、解除命令を
出力するまでは再びシフトアツプをおこなわない
ようにし、傾斜が小さくなることも検出してシフ
トダウンの解除、シフトアツプ拘止の解除をおこ
なう解除命令を出力するプログラムである。 PD001〜PD006は、それぞれ1→2変
速、2→1変速、2→3変速、3→2変速、3→
4変速および4→3変速を決定するための変速パ
ターンであり、X1,X1,X2,X2およびX
3,Y3は変速パターンにおいてスロツトル開度
THRO(θ1〜θ4)によつて決定される変速
点である。上記変速パターンPD001〜PD00
6は、スロツトル開度に対する車速として第11
a図に示す関係とされており、この変速パターン
は0〜15のスロツトル開度をアドレスとし、車
速をメモリデータとしてROM402―1,40
2―2に参照データとして格納されている。そし
て前記X1〜X3,Y1〜Y3は、スロツトル開
度に対する各変速パターンの車速を表わす。この
第11a図に示すパターンはシフトレバーが
“D”位置にあつて平坦路走行において速度段切
換のための参照データとされ、また、坂路走行の
場合には、坂路傾斜に応じてそのパターンに変更
と加えて速度段切換のための参照データとされ、
シフトレバーが“3”、“2”および“1”位置に
あるときには、それぞれ3→4、2→3および1
→2の速度段切換を拘止すパターンに変更され
る。つまり、第11a図に示すパターン標準パタ
ーンである。このパターンの変更は、シフトレバ
ーのポジシヨンPOSiあるいは割込プログラムで
検出された坂路傾斜(SLOPE 2H.SLOPE 3Hお
よびSLOPE 4Hの3種)に基づいて、標準パタ
ーンをROM402―1,402―2からRAM4
03に書き込むときにおこなわれる。すなわち、
シフトレバーが“3”位置にあるときには、標準
パターンをRAM403に書き込むときに、PD0
05を、第11b図に示すように、その車輛では
シフトレバーポジシヨン“3”および緩傾斜坂路
SLOPE 4H のときにはRAM403に第11
c図に示すように、PD005とPD006をスロ
ツトル開度THROに関係しない一定車速すなわ
ちエンジン最高回転速度に対応するその車輛にお
ける第3速で出し得る最高車速(140Km/h)に
書き替えて速度段切換のための参照データを作成
する。同様にしてシフトレバーポジシヨンおよび
中傾斜坂路SLOPE 3Hのときには、第11d
図に示すようにPD002〜PD006を、スロツ
トルバルブ開度THROに関係のない、第2速及
び第3速で出し得る最高車速値として書き込む。
また、シフトレバーポジシヨンが“L”のときお
よび急傾斜坂路2Hのときには、第11e図に示
すように、すべてのパターンPD001〜PD00
6を、スロツトル開度THROに関係のない。各
速度段に対応する最高車速値として書き込む。こ
れらの各種モードのパターンPD001〜PD00
6を参照した速度段切換えは、次のようにしてお
こなわれる。すなわち、分周器406(第3図)
の出力パルスに基づいて周期的におこなわれる割
込プログラムの実行により坂路が検出され、それ
に従つて前述した第11a図〜第11e図に示す
各モードの1つが選択される。今平坦路走行でシ
フトレバーポジシヨンが“D”であると第11a
図に示す各パターンPD001〜PD006が特定
され、現在の速度段SRとスロツトル開度θを参
照して、それらが例えばθ=9、SR=2である
と、その速度領域の境界パターンPD002とPD
003のθ=9の車速値Y1≒15とX2=70を読
み取つて実際の車速値ASと比較し、AS<15=Y
1であれば2→1変速指令を発し、AS≧70=X
2であると2→3変速指令を発し、15≦AS<70
であると現状固定のため変速指令を発しない。シ
フトレバーポジシヨンが他の位置であるときや、
坂路4H〜2Hであるときには、それらに対応し
たモード(第11b図〜第11d図)のパターン
PD001〜PD006の2つ(高速切換側と低速
切換側の境界)の車速値が、現在の速度段を参照
して選択され、実際の車速がこれらの車速値と比
較される。しかしながらシフトレバー“D”で平
坦路走行であるときにすべての速度段への切換が
自動的におこなわれるにの対して、シフトレバー
ポジシヨンが“3”、“2”、“L”であるときや、
坂路走行であるときには、それらに応じて高速側
の参照パターンデータつまり車速比較データが各
速度段においてエンジン最高回転に対応する車速
値に決定されているので、万一運転者が、例えば
シフトレバーポジシヨン“3”のまま加速し第3
速の最高車速に達すると変速が行われてエンジン
のオーバラン(過回転)を防止するようになつて
いる。シフトダウンパターンPD002,PD00
4,PD006もシフトさせるのは適切なエンジ
ンブレーキを得るためである。このように参照デ
ータであるシフトアツプパターンおよびシフトダ
ウンパターンをスロツトルバルブの開度にかかわ
りなく高い車速値に固定することにより、坂路走
行において一時的な変速切換によるハンチングが
なくなる。以上に説明した速度段の選択フロー
が、第9a図の下半分、第9b図、第9c図およ
び第9d図の上側1/3のフローである。なお、
念のため上記した速度段の選択をも少し具体的に
説明すると、SLOPE=2H(第11d図)のと
きは、車輛が坂路を2速で走行している際、変速
比が適切でないので1速で走行するように、パタ
ーンPD001〜PD006が定められている(第
11d図)。よつて1→2変速点X1、2→1変
速点Y1を高速側(第11d図の例ではX1の例
ではX1=65Km/h、Y1=54Km/h)へ固定
し、他の変速点X2,Y2,X3,Y3について
も1→3変速、1→4変速が行われるのを防止す
るため、1→2変速点よりも高速側(第11d図
の例ではX2=106Km/h、Y2=96Km/h、X
3=140Km/h、Y3=129Km/h)へ各々固定さ
れている。SLOPE=3Hのときは、車輛が坂路
を3速で走行している際、変速比が適切でないか
ら、2速又は1速で走行するように各パターンが
定まつている。よつて1→2変速、2→1変速に
ついては平坦路における変速パターンPD00
1,PD002を用い、2→3変速点X2、3→
2変速点Y2を高速側(第11c図の例ではX2
=106Km/h、Y2=96Km/h)に固定する。更
にSLOPE=2Hの場合と同様に3→4変速点X
3、4→3変速点Y3についてもX2,Y2より
高速側へ固定する。SLOPE=4Hのときは、車
輛が4速で走行している際変速比が適切でないか
ら、3速、2速又は1速で走行するように各パタ
ーンが定められる。よつて、1→2変速、2→1
変速、2→3変速、3→2変速については平坦路
における変速パターンPD001,PD002,
PD003,PD004を用い、3→4変速X3、
4→3変速Y3を高速側(第11b図の例ではX
3=140Km/h、Y3=129Km/h)へ固定する。
シフトレバー位置センサーによつて読込まれたシ
フトレバー位置は、POSi2としてアドレスに記
憶され前回に記憶されたPOSi2は、前回のシフ
トレバー位置としてPOSi1のアドレスへ記憶さ
れる。本フローチヤート例では、シフトレバーが
“N”および“R”の場合は、そのままプログラ
ムの先頭へ戻るが、プログラムの先頭へ戻る前に
ソレノイド弁300,310,320について必
要なコントロールを行う事ができるのは明らかで
ある。前回記憶された変速段は、SOLENとした
アドレスに記憶されており、各速度段の1速、2
速、3速、4速に対応するのがSOLEN=1、
2、3、4である。速度段は、本実施例において
は、1速、2速、3速、4速の4段であるから、
変速する場合に、比較すべき変速点は3点あるこ
とになる。たとえば現速度段(すなわち
SOLEN)が1速の場合、現実の変速を無視すれ
ば可能な変速は、1→2変速、1→3変速、1→
4変速である。現速度段が2速の場合は、2→1
変速、2→3変速、2→4変速、現速度段が3速
の場合は、3→4変速、3→2変速、3→1変
速、現速度段が4速の場合は、4→3変速、4→
2変速、4→1変速である。以上のようにして、
現速段(SLOEN)に対して3つの変速点を作る
ことができる。この3つの変速点がPAX1,
PAX2,PAX3である。すなわち現速度段
SLOENに対して6つの変速点(1→2:X1、
2→1:Y1、2→3:X2、3→2:Y2、3
→4:X3、4→3:Y3)の中から必要な3つ
の変速点PAX1,PAX2,PAX3を決定するこ
とができる。これを表に示す
度段であり、それぞれ第1速〜第4速を意味す
る。Nはニユートラル状態である。 衝撃防止弁260は一方にばね261を背設し
たスプール262、油路108に連結した作動油
室263、第1の調圧油室264、第2の調圧油
室265、および第1の調圧油室264の油圧が
オリフイス266を介してフイードバツクされた
第2の作動油室267を有し、シフト時において
上記油路108と連結した作動油室263に生ず
る油圧パターンを、該作動油室263の油圧と、
第2の作動油室267の油圧およびばね261の
弾性力とにより動かされるスプール262の位置
に変換し、前進時には第1の調圧油室264にお
いて油路104に連結した給油口268と排油口
269の開口面積を調整して油路111の油圧を
調整し、後進時には第2の調圧油室265におい
て流量制御弁330を介して油路107に連絡し
た油路121と連結する給油口270と排油口2
71の開口面積を調整し油路121の油圧を調整
してクラツチ25の係合を円滑にしシフト時の衝
撃を防止する。 なお第2の作動油室267は必ずしも必須のも
のではないが、第1の調圧油室264の油圧をフ
イードバツクすることにより前進時の調整油圧パ
ターンをより正確に制御でき、シフト時の衝撃妨
止効果が向上する。 N―Dシフト制御弁280は一方にばね281
を背設したスプール282、油路111から分枝
した油路112と連結された油室283、オリフ
イス284を介して油路104と連結され且つス
プール282が図示左方に設定されたとき油路1
04から分枝された油路104Aを介し直接油路
104と連結される作動油室285を有し、油室
283および285は油路124を介してクラツ
チ24のサーボに連結されている。スプール28
2はマニユアル弁210がN位置(レンジ)にあ
るときは図示右方に設定され、D位置にあるとき
は図示左方に設定される。 2―3シフト弁230は一方にばね231を背
設したスプール232を有し、第1速、第2速で
はソレノイド弁310は通電され油路109には
油圧は生じていないのでスプール232はばね2
31により図示左方に設定され、第3、4速のと
きソレノイド弁310は非通電され油路109お
よび油室233に油圧が生じスプール232は図
示右方に設定される。 1―2シフト弁220は一方にばね221を背
設したスプール222を有し、第1、3速ではソ
レノイド弁320は通電され油路110には油圧
は生じていないのでスプール222はばね221
により図示右方に設定され、第2、4速のときソ
レノイド弁320は非通電され油路110および
油室223に油圧が生じスプール232は図示左
方に設定される。 2―3シフト制御弁240はばね241が背設
されたスプール242を有し、第1、2速では油
室243に油路102の油圧が供給されてスプー
ル242は図示左方に設定され、第3、4速では
油路102と連結した油路122の油圧が油室2
44に入りスプール242は図示右方に固定され
る。 3―4シフト弁250はばね251を背設した
スプール252を有し、第1、2速では油路10
2と連絡した油路113から油室253に油圧が
供給されスプール252は図示左方に固定され、
第3速では2―3シフト制御弁240の移動によ
り油路103と油路113が連絡し、マニユアル
弁210がD位置であれば油室253の油圧は排
出され、第4速ではソレノイド弁320が非通電
され油路110および油室254に油圧が生じス
プール252は図示右方に設定される。 つぎに上記油圧制御回路の作用を説明する。 マニユアル弁がN位置ではソレノイド弁30
0,310,320は非通電されており、油路1
02のライン圧は油路117,118を経てクラ
ツチ12を係合している。D位置に手動シフトす
ると、第1速では油路104を経てクラツチ24
およびアキユムレータ360に圧油が供給され、
アキユムレータ360は油室363に蓄圧が完了
するまでの一定時間、クラツチ24を円滑に係合
するのに適した圧力を保持する。また油路104
とクラツチ24とは、オリフイス284、N―D
シフト制御弁280および油路124を介して連
結されると共に衝撃防止弁260、油路111と
112、N―Dシフト制御弁280および油路1
24を介して連結されている。油路104の圧油
がクラツチ24に供給される順序はつぎの如くで
ある。まず衝撃防止弁260により、第4図に示
す油圧パターンに応じて油圧調整された圧油が、
油路111と112、N―Dシフト制御弁280
の油室283および油路124を経てクラツチ2
4に供給され、シフトによる衝撃が防止できるよ
うにクラツチ24を円滑に係合させる。この間油
路124およびオリフイス284を介して油路1
04と連結されているN―Dシフト制御弁の作動
油室285は除々に昇圧し、スプール282は図
示左方に移動され、クラツチ24の係合完了に同
調して油路112と124の連絡を断つと共に油
路104Aと124を連絡する。これによりクラ
ツチ24はライン圧が供給され、マニユアル弁2
10がD位置にある間はこの状態が持続する。 1―2シフト時にはソレノイド弁300が一定
時間(たとえば2秒間)所定の周期で開閉作動し
油室263は第4図に示すように油圧変化し、こ
の油圧変化に応じて第1の調圧油室264で油圧
調整された油圧は油路111,114、流量制御
弁340、油路115,116を経てブレーキ2
6を円滑に係合する。ブレーキ26の係合と共に
油路116に連結されたアキユムレータ360は
ばね361および油路116の油圧によりスプー
ル362が図示右方に移動される。 2―3シフト時には最初にソレノイド弁310
が非通電され2―3シフト弁のスプール232は
図示右方へ移動し、油路111は油路119に連
通し油路114は油路107を経て排油口211
に連結する。2―3シフトはブレーキからクラツ
チへの一方向クラツチを介さないシフトであり、
一定時間ブレーキ26の係合状態を保持する必要
がある。よつてブレーキ26の解放は流量制御弁
340およびアキユムレータ360により最適時
間係合状態を保持しその後ソレノイド弁320に
通電し1―2シフト弁のスプール222は図示右
方に移動し油路116は排油口224と連通して
なされる。 2―3シフト時に2―3シフト制御弁240は
油室243に油路102のライン圧が供給され図
示左方に設定され油路119は油路120に連絡
してクラツチ25を係合し、また油路102は油
路113,117に連絡し、3―4シフト弁のス
プール252を図示左方に固定すると共に油路1
18を経てクラツチ12を係合している。2―3
シフトが完了すると調整された圧力は昇圧してラ
イン圧となるが、その時クラツチ25の油圧とば
ね241の作用によりスプール242を図示右方
に移動させる。これにより油路122から油室2
44が油圧が供給されスプール242は図示右方
に固定され油路119は油路117と、油路11
3は油路103と連絡する。3―4シフト時に
は、ソレノイド弁320は非通電されるので3―
4シフト弁250のスプール252は図示右方に
移動し、油路118は排油口255と連通しクラ
ツチ12は解放されると共に、油路123は油路
117,119を経て第1の調圧油室264で調
圧された油圧をブレーキ19に供給し円滑な係合
を行なわせる。4―3シフト時は上記と逆の作用
がなされ、3―2シフト時にはソレノイド弁32
0を非通電、ソレノイド弁310を通電して第2
速にシフトダウンし、衝撃防止弁260で油圧を
調整しエンジンとトランスミツシヨンの回転を同
期化せしめる。また2―1シフトは1―2シフト
の逆の作用がなされる。マニユアル弁210が3
位置のときは油路103,113を経て油室25
3にライン圧が供給され3―4シフト弁250の
スプール252は図示左方に固定されるので第4
速へのシフトは阻止され、L位置のときは油路1
05により2―3シフト弁の油室234に圧油が
供給されスプール232は図示左方に固定され、
第2,3,4速へのシフトは生じない。マニユア
ル弁210がR位置のときは油路104に圧油が
供給されないため、ソレノイド弁310,320
に連絡した油路108,109には油圧は入ら
ず、また油路105に油圧が入り2―3シフト弁
は図示左方に設定されている。油路107に入つ
た油圧は一方は油路122へ入り、他方は流量制
御弁330および油路121を経て衝撃防止弁2
60の第2調圧油室265で油圧調整され、油路
121を経てクラツチ25の第1ピストンに入る
と共に油路119,120を経てクラツチ25の
第2ピストンに入りクラツチ25を円滑に係合さ
せる。また油路102と106が直接連通し、ク
ラツチ25が係合される前にブレーキ27が係合
される。 第3図に、ソレノイド弁300,310および
320を開閉制御するデジタル電子制御装置40
0の概略構成を示す。デジタル電子制御装置40
0は、中央処理ユニツト又はマイクロプロセツサ
と呼ばれ、高度デジタル演算処理機能を有する大
規模集積半導体論理装置(以下においてCPUと
略称する)401を主たる構成要素とし、かつそ
の論理動作制御プログラム、および、各種データ
を固定記憶した読出専用の記憶装置(以下におい
てROMと略称する)402、ROM402の読出
データおよび一時的な入出力データを記憶し読出
す読み書き記憶装置(以下においてRAMと称す
る)403、入出力ポート404、クロツクパル
ス発振器405、分周器406、および、読み書
き記憶装置を指定するシステムコントローラ40
7で構成される。CPU401とROM402おび
RAM403は、アドレスライン、データライン
およびクロツクパルスラインが共通につながれて
おり、基本クロツクは発振器405より発生さ
れ、各装置401〜403,406の基本クロツ
ク入力端子に印加される。分周器406はこの基
本クロツクを分周してOPU401の割込端子に
印加する。この実施例においては、割込は、車輛
の走行状態より坂路走行への変化、又は坂路走行
から平坦路走行への変化を検出し、これに対応し
て走行レンジ切換の拘束又は走行レンジ切換をす
るために、前記分周器406の出力パルス周期で
おこなわれる。CPU401における割込動作の
概略を第5図に従つて説明すると、後述する
ROM402のプログラムは、プログラムカウン
タによつて一番地ずつ進められる。割込機能とは
CPU401の割込端子にパルスが印加されたと
き、プログラムカウンタの番地をある特定番地
(第5図では3CH番地)へ強制的に移動させる機
能であり、この割込機能を遂行させる割込命冷は
CPU401に保持し、割込を実行するとエラー
になるようなプログラム番地では、割込命令を実
行しないようにしている。割込命令は割込可能な
プログラムの番地ABHまで保持され、そこで割
込が認識され、プログラムカウンタのコードが特
定の割込番地(第5図では3CH番地)に変わり、
その番地のプログラムの実行が終了すると、割込
命令認識番地の次の番地ACHへ戻る。 ROM402にはこのような割込検出および割
込実行のプログラムの他に、後述するところの、
平坦路走行における走行速度レンジ判断プログラ
ムおよびその参照データ、走行速度レンジ切換プ
ログラム、坂路走行検出プログラムおよびその参
照データ、走行速度レンジ切換拘束プログラム、
拘束解除プログラム、ソレノイドバルブ調圧動作
プログラム、クランク音防止プログラム等々のプ
ログラムデータ、および、それらの判断、検出に
供する参照データが格納されている。これらのプ
ログラムの実行は、主に、シフトレバー位置
(L、2、3、4、R等)、車速(自動変速機の出
力軸の回転速度)およびスロツトル開度の各状態
に応じておこなわれ、プログラムの実行によりソ
レノイド弁300,310および320が開閉制
御される。 そのため、入出力ポート404に、シフトレバ
ー位置センサ410、車速信号発生器420、ス
ロツトル開度センサ430、およびソレノイドド
ライバ440,441,442が接続されてい
る。 なお、第3図および以下の説明においては入出
力ポート404および分周器406がROM40
2、RAM403と別体となつているものとして
説明するが、入出力ポートが1チツプ内に収めら
れたROMおよびRAM、更には分周器および入出
力ポートが1チツプ内に収められたRAMも存在
する。したがつて図面上の表示ならびに以下に説
明する構成の説明は、1つの表現方式に従うもの
であつて、各装置又は素子をすべてその通りに組
合わせる必然性が無い場合もあることに注目され
たい。 第6a図に、第3図に示すデジタル電子制御装
置400の、基本部分の一具体例を示す。この例
においては、ROM402は2つのチツプ402
―1と402―2で構成されている。 +5Vの定電圧が各部に印加され、かつスイツ
チ407が閉じられることにより、ROM402
―1,402―2のプログラムの先頭
(START)より制御動作が開始され、ROM40
2―1,402―2に格納したプログラムに従つ
て、後述する各動作が繰り返し続行される。+5V
の定電圧は第6b図に示す定電圧回路より与えら
れる。車速ゼネレータ420は、第6c図に示す
ように、変速機の出力軸に連結した永久磁石の回
転を検出する誘導コイル421とパルス化回路4
22で構成されており、出力軸の回転数に比列す
る周波数のパルスがパルス化回路422より出力
される。この出力パルスは、カウンタCOUのカ
ウントパルス入力端CLKに与えられる。カウン
タCOUのカウントコードはラツチLUTに与えら
れる。RAM403の出力端Timer OUTより定
周期のパルスが分周器FDEに与えられている
間、このラツチ動作とカウント動作が継続され
る。したがつてラツチLUTの出力コードが車速
を表わし、ROM402―1の入力ポートPA0〜
PA7に印加される。 ROM402―2の端子PA0〜PA7には、第
6b図に示すタイマ時限を指定するスイツチ45
0が接続され、ROM402―1の端子PB0〜PB
7に、第6e図に示す如くコネクタ451,45
2を介してシフトレバー位置センサ410のスイ
ツチが接続される。また、RAM403のポート
PA0〜PA7に、第6f図に示す如くコネクタ4
53,454を介してスロツトル開度センサ43
0が接続され、同様にRAM403のPB0〜7ポ
ートに第6g図に示す如きソレノイドドライバ4
40〜442が接続される。 スロツトル開度センサ430は、スロツトルバ
ルブの回動軸と連結され、その回動軸と共に回転
する軸431と、それに固着されたロータリ接点
(複数)と、接点数と等しい固定接片を有する、
ポテンシヨメータタイプのデジタルコード発生器
であり、その端子リード引出側の平面図を第7a
図に示し、そのB―B線断面図を第7b図に
示す。このデジタルコード発生器430は、4ビ
ツトコードで0〜15の16ステツプのスロツトル
開度を表わすようにしたものであり、第1桁から
第4桁のそれぞれのビツト信号を出力する4本の
出力リード4321〜4324と一本のアース接
続リード432Gが円板状のプリント基板433
の分割プリント電極のそれぞれに接続されてい
る。プリント基板433の拡大平面図を第7c図
に示す。プリント基板433には第1桁〜第4桁
の各ビツト出力を得るための分割電極4331〜
4334とアース電位に維持される分割電極43
3Gが形成されており、4個の分割電極4331
〜4334は、プリント基板433を90゜毎に4
分割した場合各分割部分に配置されている。この
プリント基板433はハウジングベース434に
固着されている。軸431には弾性材で作られた
スライダ435が固着されている。このスライダ
435の平面図を第7d図に示す。このスライダ
435には、90゜の間隔で4本のアーム4351
〜4354が形成されており、かつアーム435
1と4354の間にもう1つのアーム435Gが
形成されている。これらのアーム4351〜43
54と435Gのそれぞれの先端部には、接点部
材4361〜4364,136Gのそれぞれが固
着されており、第7b図に示すようにハウジング
にプリント基板433を固着し、かつ軸431を
固着した状態において、接点部材4361〜43
64のそれぞれは、分割電極4331〜4332
のそれぞれの最も外方にある凹凸の電極部分に位
置してその部分に接触し、接点部材436Gは分
割電極433Gの最も内側の弧状部に接触する。
つまり、軸431の回動範囲(90゜)において接
点部材436Gは常に分割電極433Gに接触する
が、接点部材4361〜4364のそれぞれは、
分割電極4331〜4334のそれぞれの、最外
方電極パターンに応じて、各分割電極に接触した
り、あるいはしなかつたりする。たとえば分割電
極4331について見ると、それに接点部材43
61が接触しているときはアース電位であり、そ
れにスルーホールメツキおび裏面電極を介して接
続された接続リード4321はアース電位である
が、接点部材4361が接触していないときには
接続リード4321および分割電極4331は+
5Vのレベルである。これは第6f図に示すよう
にコネクタ453および454を介してリード4
321に+5Vの電圧が印加されるからである。
各分割電極4331〜4334には、このよう
に、軸431つまりはスライダ435の回転角に
応じてアースレベル又は+5Vレベルとなる電極
パターンが形成されている。この実施例において
は、軸431の90゜の回動範囲を16分割してスロ
ツトル開度を16段階で表わすようにされており、
各分割電極4331〜4334の電極パターン
は、軸431の回動角に対応して、第7e図に示
すように、グレイパターンでアースレベル「0」
と+5Vレベル「1」となるようになされてお
り、接続リード4321〜4324の出力θ1〜
θ4の4ビツトでスロツトル角度0〜15のそれぞ
れを表わすようにされている。このようなグレイ
パターンとするのは、接点部材4361〜436
4が瞬間的あるいは一時的に分割電極4331〜
4334と非接触状態になつても、その時点にコ
ードθ1〜θ4で表わされるスロツトル開度が実
際の開度と大差がないようにするためである。今
たとえばスロツトル開度が3(0010)から4
(0110)かわるとき、接点部材4363が分割電
極4333に接触するまでの過渡状態において開
度コードは0010のままで開度3を表わし、開度4
前後から離れた開度を表わすことがない。通常の
2進コードの場合には、たとえば開度3は0011で
表わされ開度4は0100で表わされるが、0011から
0100に変わる間に、0111(開度7)、0101(開度
5)、0000(開度0)、又は0001(開度1)など
の、開度3,4とは離れた開度を表わすコードを
生ずることがあるが、前述のスロツトル開度セン
サ430では、このような飛び離れたコードを生
ずることはない。 第8a図に同じ構造のソレノイドバルブ30
0,310,320の1つの背面を示し、その
B―B線断面図を第8b図に示す。このソ
レノイドバルブは、バルブプレート437とキヤ
リア438とスポツト溶接により接合し、バルブ
プレート437にオリフイスプレート439をプ
ロジエクシヨン溶接により接合した後、キヤリア
438の穴にスリーブ440を挿入してその先端
をバルブプレート437に当て、次いでスリーブ
440の後端にコア441の先端を押し付けてコ
イルケース442を装着した状態でバツクプレー
ト443にかしめによりキヤリア438およびコ
ア441の尾端を固着したものである。なお、4
44はプランジヤ、445は圧縮スプリングであ
る。このソレノイドバルブでは、バルブプレート
437の厚みとスリーブ440の長さの和でオリ
フイスプレート439とプランジヤ441の距離
すなわちプランジヤ作動空間が決定されており、
その精度はバルブプレート437の厚みとスリー
ブ440の長さの精度のみに依存し、プランジヤ
441の長さ誤差やバツクプレート443の厚み
誤差はプランジヤ444の作動空間の決定には影
響を及ぼさない。 次に、ROM402―1および402―2に固
定記憶された動作プログラムの主たるもののフロ
ーチヤートを第9a図〜第9k図に示す。以下、
これらのフローチヤートを参照して第3図に示す
デジタル電子制御装置400の動作を説明する。
スイツチ408が一瞬閉じられることによりプロ
グラムがスタートし(第9a図)、RAM403の
内容がすべてクリアされた後、スロツトル開度θ
1〜θ4が読み込まれ、THROとしたアドレス
に記憶される。次に車速(第6c図のラツチ
LUTの出力コード)が読み込まれ、RPMとした
アドレスに記憶される。次に坂路検出あるいは坂
路から平坦路への変化の検出割り込みでおこなわ
れる。つまりこの検出は、車速の読み取りおよび
RAM403への書込みが終わつた後におこなわ
れる。この割込による坂路検出は、後に詳述する
が、スロツトル開度THRO、車速RPMおよびそ
れらの加速度に基づいて、車輛がいかなる傾斜の
坂路又は平坦路を走行しているかを判断し、傾斜
が大きく現在の変速段では変速比が適当でないと
きには、シフトダウン命令を発つし、解除命令を
出力するまでは再びシフトアツプをおこなわない
ようにし、傾斜が小さくなることも検出してシフ
トダウンの解除、シフトアツプ拘止の解除をおこ
なう解除命令を出力するプログラムである。 PD001〜PD006は、それぞれ1→2変
速、2→1変速、2→3変速、3→2変速、3→
4変速および4→3変速を決定するための変速パ
ターンであり、X1,X1,X2,X2およびX
3,Y3は変速パターンにおいてスロツトル開度
THRO(θ1〜θ4)によつて決定される変速
点である。上記変速パターンPD001〜PD00
6は、スロツトル開度に対する車速として第11
a図に示す関係とされており、この変速パターン
は0〜15のスロツトル開度をアドレスとし、車
速をメモリデータとしてROM402―1,40
2―2に参照データとして格納されている。そし
て前記X1〜X3,Y1〜Y3は、スロツトル開
度に対する各変速パターンの車速を表わす。この
第11a図に示すパターンはシフトレバーが
“D”位置にあつて平坦路走行において速度段切
換のための参照データとされ、また、坂路走行の
場合には、坂路傾斜に応じてそのパターンに変更
と加えて速度段切換のための参照データとされ、
シフトレバーが“3”、“2”および“1”位置に
あるときには、それぞれ3→4、2→3および1
→2の速度段切換を拘止すパターンに変更され
る。つまり、第11a図に示すパターン標準パタ
ーンである。このパターンの変更は、シフトレバ
ーのポジシヨンPOSiあるいは割込プログラムで
検出された坂路傾斜(SLOPE 2H.SLOPE 3Hお
よびSLOPE 4Hの3種)に基づいて、標準パタ
ーンをROM402―1,402―2からRAM4
03に書き込むときにおこなわれる。すなわち、
シフトレバーが“3”位置にあるときには、標準
パターンをRAM403に書き込むときに、PD0
05を、第11b図に示すように、その車輛では
シフトレバーポジシヨン“3”および緩傾斜坂路
SLOPE 4H のときにはRAM403に第11
c図に示すように、PD005とPD006をスロ
ツトル開度THROに関係しない一定車速すなわ
ちエンジン最高回転速度に対応するその車輛にお
ける第3速で出し得る最高車速(140Km/h)に
書き替えて速度段切換のための参照データを作成
する。同様にしてシフトレバーポジシヨンおよび
中傾斜坂路SLOPE 3Hのときには、第11d
図に示すようにPD002〜PD006を、スロツ
トルバルブ開度THROに関係のない、第2速及
び第3速で出し得る最高車速値として書き込む。
また、シフトレバーポジシヨンが“L”のときお
よび急傾斜坂路2Hのときには、第11e図に示
すように、すべてのパターンPD001〜PD00
6を、スロツトル開度THROに関係のない。各
速度段に対応する最高車速値として書き込む。こ
れらの各種モードのパターンPD001〜PD00
6を参照した速度段切換えは、次のようにしてお
こなわれる。すなわち、分周器406(第3図)
の出力パルスに基づいて周期的におこなわれる割
込プログラムの実行により坂路が検出され、それ
に従つて前述した第11a図〜第11e図に示す
各モードの1つが選択される。今平坦路走行でシ
フトレバーポジシヨンが“D”であると第11a
図に示す各パターンPD001〜PD006が特定
され、現在の速度段SRとスロツトル開度θを参
照して、それらが例えばθ=9、SR=2である
と、その速度領域の境界パターンPD002とPD
003のθ=9の車速値Y1≒15とX2=70を読
み取つて実際の車速値ASと比較し、AS<15=Y
1であれば2→1変速指令を発し、AS≧70=X
2であると2→3変速指令を発し、15≦AS<70
であると現状固定のため変速指令を発しない。シ
フトレバーポジシヨンが他の位置であるときや、
坂路4H〜2Hであるときには、それらに対応し
たモード(第11b図〜第11d図)のパターン
PD001〜PD006の2つ(高速切換側と低速
切換側の境界)の車速値が、現在の速度段を参照
して選択され、実際の車速がこれらの車速値と比
較される。しかしながらシフトレバー“D”で平
坦路走行であるときにすべての速度段への切換が
自動的におこなわれるにの対して、シフトレバー
ポジシヨンが“3”、“2”、“L”であるときや、
坂路走行であるときには、それらに応じて高速側
の参照パターンデータつまり車速比較データが各
速度段においてエンジン最高回転に対応する車速
値に決定されているので、万一運転者が、例えば
シフトレバーポジシヨン“3”のまま加速し第3
速の最高車速に達すると変速が行われてエンジン
のオーバラン(過回転)を防止するようになつて
いる。シフトダウンパターンPD002,PD00
4,PD006もシフトさせるのは適切なエンジ
ンブレーキを得るためである。このように参照デ
ータであるシフトアツプパターンおよびシフトダ
ウンパターンをスロツトルバルブの開度にかかわ
りなく高い車速値に固定することにより、坂路走
行において一時的な変速切換によるハンチングが
なくなる。以上に説明した速度段の選択フロー
が、第9a図の下半分、第9b図、第9c図およ
び第9d図の上側1/3のフローである。なお、
念のため上記した速度段の選択をも少し具体的に
説明すると、SLOPE=2H(第11d図)のと
きは、車輛が坂路を2速で走行している際、変速
比が適切でないので1速で走行するように、パタ
ーンPD001〜PD006が定められている(第
11d図)。よつて1→2変速点X1、2→1変
速点Y1を高速側(第11d図の例ではX1の例
ではX1=65Km/h、Y1=54Km/h)へ固定
し、他の変速点X2,Y2,X3,Y3について
も1→3変速、1→4変速が行われるのを防止す
るため、1→2変速点よりも高速側(第11d図
の例ではX2=106Km/h、Y2=96Km/h、X
3=140Km/h、Y3=129Km/h)へ各々固定さ
れている。SLOPE=3Hのときは、車輛が坂路
を3速で走行している際、変速比が適切でないか
ら、2速又は1速で走行するように各パターンが
定まつている。よつて1→2変速、2→1変速に
ついては平坦路における変速パターンPD00
1,PD002を用い、2→3変速点X2、3→
2変速点Y2を高速側(第11c図の例ではX2
=106Km/h、Y2=96Km/h)に固定する。更
にSLOPE=2Hの場合と同様に3→4変速点X
3、4→3変速点Y3についてもX2,Y2より
高速側へ固定する。SLOPE=4Hのときは、車
輛が4速で走行している際変速比が適切でないか
ら、3速、2速又は1速で走行するように各パタ
ーンが定められる。よつて、1→2変速、2→1
変速、2→3変速、3→2変速については平坦路
における変速パターンPD001,PD002,
PD003,PD004を用い、3→4変速X3、
4→3変速Y3を高速側(第11b図の例ではX
3=140Km/h、Y3=129Km/h)へ固定する。
シフトレバー位置センサーによつて読込まれたシ
フトレバー位置は、POSi2としてアドレスに記
憶され前回に記憶されたPOSi2は、前回のシフ
トレバー位置としてPOSi1のアドレスへ記憶さ
れる。本フローチヤート例では、シフトレバーが
“N”および“R”の場合は、そのままプログラ
ムの先頭へ戻るが、プログラムの先頭へ戻る前に
ソレノイド弁300,310,320について必
要なコントロールを行う事ができるのは明らかで
ある。前回記憶された変速段は、SOLENとした
アドレスに記憶されており、各速度段の1速、2
速、3速、4速に対応するのがSOLEN=1、
2、3、4である。速度段は、本実施例において
は、1速、2速、3速、4速の4段であるから、
変速する場合に、比較すべき変速点は3点あるこ
とになる。たとえば現速度段(すなわち
SOLEN)が1速の場合、現実の変速を無視すれ
ば可能な変速は、1→2変速、1→3変速、1→
4変速である。現速度段が2速の場合は、2→1
変速、2→3変速、2→4変速、現速度段が3速
の場合は、3→4変速、3→2変速、3→1変
速、現速度段が4速の場合は、4→3変速、4→
2変速、4→1変速である。以上のようにして、
現速段(SLOEN)に対して3つの変速点を作る
ことができる。この3つの変速点がPAX1,
PAX2,PAX3である。すなわち現速度段
SLOENに対して6つの変速点(1→2:X1、
2→1:Y1、2→3:X2、3→2:Y2、3
→4:X3、4→3:Y3)の中から必要な3つ
の変速点PAX1,PAX2,PAX3を決定するこ
とができる。これを表に示す
以上説明したように本発明では、複数の速度段
に1個の調圧ソレノイド弁で済むので、調圧ソレ
ノイド弁の数が大幅に低減し、これに伴つて、ソ
レノイド付勢回路すなわちソレノイドドライバの
数が低減する。加えて、調圧ソレノイド弁のオ
ン/オフ繰り返しで調圧が行われるので、ソレノ
イドドライバはオン/オフ回路すなわちアナログ
電気要素が極く少い通電回路となり、回路設計が
容易である。複数のシフト態様で、調圧ソレノイ
ド弁を選択し特定する必要がないので、その分、
選択回路等の電気回路が省略となり、しかも、選
択等の制御ロジツクも不要となり、ハードウエア
および制御ロジツク共に簡単になる。 更に、オン/オフ時間設定のためのアナログ回
路が不要であり、かつオン/オフ時間特性の設定
がきわめて容易である。すなわち所望立上り特性
の調圧を微細に、しかも格別に複雑なアナログ回
路を用いることなく、行ない得る。
に1個の調圧ソレノイド弁で済むので、調圧ソレ
ノイド弁の数が大幅に低減し、これに伴つて、ソ
レノイド付勢回路すなわちソレノイドドライバの
数が低減する。加えて、調圧ソレノイド弁のオ
ン/オフ繰り返しで調圧が行われるので、ソレノ
イドドライバはオン/オフ回路すなわちアナログ
電気要素が極く少い通電回路となり、回路設計が
容易である。複数のシフト態様で、調圧ソレノイ
ド弁を選択し特定する必要がないので、その分、
選択回路等の電気回路が省略となり、しかも、選
択等の制御ロジツクも不要となり、ハードウエア
および制御ロジツク共に簡単になる。 更に、オン/オフ時間設定のためのアナログ回
路が不要であり、かつオン/オフ時間特性の設定
がきわめて容易である。すなわち所望立上り特性
の調圧を微細に、しかも格別に複雑なアナログ回
路を用いることなく、行ない得る。
第1図は、本発明の一実施例の、自動変速機構
の構成を示すブロツク図である。第2図は、本発
明の該実施例の油圧回路を示すブロツク図であ
る。第3図は、本発明の該実施例の電子制御装置
の構成を示すブロツク図である。第4図は、第2
図に示すソレノイドバルブ300,310および
320の、各速度段における付勢状態を示すタイ
ムチヤートである。第5図は、第3図に示すマイ
クロプロセツサ401の割込処理に関するプログ
ラムデータの格納番地を示す平面図である。第6
a図は、第3図に示すマイクロプロセツサ40
1,ROM401およびRAM403の相互の結線
関係を示す電気回路図である。第6b図は、第6
a図に示す電気回路に+5Vの定電圧を与える電
源回路を示す電気回路図である。第6c図は、第
3図に示す車速検出回路420の構成を示す電気
回路図である。第6d図は、第6a図のROM4
02―2とデイツプスイツチ450とを接続する
回路を示す電気回路図である。第6e図は、シフ
トレバー位置センサ410と第6a図に示す
ROM402―1とを接続する回路を示す電気回
路図である。第6f図は、スロツトル開度センサ
430と第6a図に示すRAM403とを接続す
る回路を示す電気回路図である。第6g図は、第
2図に示すソレノイドバルブ300,310およ
び320を付勢するソレノイドドライバ440〜
442の構成を示す電気回路図である。第7a図
は、第3図に示すスロツトル開度センサ430の
平面図、第7b図はそのB―B線断面図、第
7c図はそのプリント基板433を拡大して示す
平面図、第7dはそのスライダ435を示す平面
図、第7e図はスロツトル開度センサ430の出
力コードを示す平面図である。第8a図は、第2
図に示すソレノイドバルブ300,310,32
0の1つを示す正面図、第8b図はそのB―
B線拡大断面図である。第9a図、第9b図、第
9c図および第9d図は、第2図に示すマイクロ
プロセツサ401の変速制御動作を示すフローチ
ヤートであり、第9e図はマイクロプロセツサ4
01のクランク音防止制御動作の概略を示すフロ
ーチヤート、第9f図、第9g図および第9h図
は、マイクロプロセツサ401のクランク音防止
制御動作の詳細を示すフローチヤート、第9i
図、第9j図および9k図は、第3図に示すマイ
クロプロセツサ401の坂路検出動作を示すフロ
ーチヤートである。第10a図は、第2図に示す
ソレノイドバルブ300,310および320
の、クランク音防止時のオン/オフ タイミング
を示すタイムチヤートである。第10b図は、第
2図に示すソレノイドバルブ300,310およ
び320の、上位段への変速のときの調圧のため
のオン/オフ タイミングを示すタイムチヤート
である。第11a図は、第3図に示すROM40
2に格納されている速度段切換参照データを示す
グラフである。第11b図、第11c図および第
11d図は、検出した坂路に対応して、第3図に
示すRAM403に書込まれる速度段切換参照デ
ータを示すグラフである。第12a図は、第1図
に示す自動変速機構の、車速およびスロツトル開
度に対する速度段切換境界およびクランク音を発
生し得る領域(斜線)を示すグラフである。第1
2b図は、第2速走行時に、スロツトル開度をア
イドリング開度に戻したときの、第1図に示す自
動変速機構の出力軸のトルクを示すグラフであ
る。第12c図は、第3図に示すROM402に
記憶された、第2速から第3速への変速時のクラ
ンク音防止に必要な遅延時間T23と車速の関係を
示すグラフである。第12d図は、第1速走行時
に、スロツトル開度をアイドリング開度に戻した
ときの、第1図に示す自動変速機構の出力軸のト
ルクを示すグラフである。第13a図、第13b
図、第13c図および第13d図は、第1図に示
す自動変速機構を組込んだ車両の、速度段のそれ
ぞれにおける坂路傾斜と車速の関係を示すグラフ
である。第14a図、第14b図および第14c
図は、第1図に示す自動変速機構を組込んだ車両
の、速度段のそれぞれにおける坂路走行領域およ
び平担路走行領域を示すグラフである。第15a
図は、第1図に示す自動変速機構を組込んだ車両
の、けん引力と車速の関係を示すグラフである。
第15b図は、第1図に示す自動変速機構を組込
んだ車両の、路面勾配と加速度との関係を示すグ
ラフである。 1:トルクコンバータ、2:オーバドライブ機
構、3:歯車変速機構、3:ポンプ、6:タービ
ン、7:ステータ、8:クランク軸、9:タービ
ン軸、10:キヤリア、11:サンギア、12:
多板クラツチ、13:一方向クラツチ、14:プ
ラネタリピニオン、15:リングギア、16:ケ
ース、19:多板ブレーキ、100:油溜め、2
00:圧力調整弁、210:マニユアルシフトバ
ルブ、220:1―2シフト弁、230:2―3
シフト弁、240:2―3シフト制御弁、25
0:3―4シフト弁、260:衝撃防止弁、28
0:N―Dシフト制御弁、300:調圧ソレノイ
ドバルブ、310,320:切換ソレノイドバル
ブ(速度段設定ソレノイド弁)、400:デジタ
ル電子制御装置、401:マイクロプロセツサ
(速度段メモリ手段、参照情報読出し手段、速度
段設定手段、調圧指示手段)、402:ROM(変
速参照値メモリ手段)、403:RAM(変速参照
値メモリ手段、調圧データメモリ手段)、41
0:シフトレバー位置センサ、420:車速検出
回路(速度検出手段)、430:スロツトル開度
センサ(開度検出手段)。
の構成を示すブロツク図である。第2図は、本発
明の該実施例の油圧回路を示すブロツク図であ
る。第3図は、本発明の該実施例の電子制御装置
の構成を示すブロツク図である。第4図は、第2
図に示すソレノイドバルブ300,310および
320の、各速度段における付勢状態を示すタイ
ムチヤートである。第5図は、第3図に示すマイ
クロプロセツサ401の割込処理に関するプログ
ラムデータの格納番地を示す平面図である。第6
a図は、第3図に示すマイクロプロセツサ40
1,ROM401およびRAM403の相互の結線
関係を示す電気回路図である。第6b図は、第6
a図に示す電気回路に+5Vの定電圧を与える電
源回路を示す電気回路図である。第6c図は、第
3図に示す車速検出回路420の構成を示す電気
回路図である。第6d図は、第6a図のROM4
02―2とデイツプスイツチ450とを接続する
回路を示す電気回路図である。第6e図は、シフ
トレバー位置センサ410と第6a図に示す
ROM402―1とを接続する回路を示す電気回
路図である。第6f図は、スロツトル開度センサ
430と第6a図に示すRAM403とを接続す
る回路を示す電気回路図である。第6g図は、第
2図に示すソレノイドバルブ300,310およ
び320を付勢するソレノイドドライバ440〜
442の構成を示す電気回路図である。第7a図
は、第3図に示すスロツトル開度センサ430の
平面図、第7b図はそのB―B線断面図、第
7c図はそのプリント基板433を拡大して示す
平面図、第7dはそのスライダ435を示す平面
図、第7e図はスロツトル開度センサ430の出
力コードを示す平面図である。第8a図は、第2
図に示すソレノイドバルブ300,310,32
0の1つを示す正面図、第8b図はそのB―
B線拡大断面図である。第9a図、第9b図、第
9c図および第9d図は、第2図に示すマイクロ
プロセツサ401の変速制御動作を示すフローチ
ヤートであり、第9e図はマイクロプロセツサ4
01のクランク音防止制御動作の概略を示すフロ
ーチヤート、第9f図、第9g図および第9h図
は、マイクロプロセツサ401のクランク音防止
制御動作の詳細を示すフローチヤート、第9i
図、第9j図および9k図は、第3図に示すマイ
クロプロセツサ401の坂路検出動作を示すフロ
ーチヤートである。第10a図は、第2図に示す
ソレノイドバルブ300,310および320
の、クランク音防止時のオン/オフ タイミング
を示すタイムチヤートである。第10b図は、第
2図に示すソレノイドバルブ300,310およ
び320の、上位段への変速のときの調圧のため
のオン/オフ タイミングを示すタイムチヤート
である。第11a図は、第3図に示すROM40
2に格納されている速度段切換参照データを示す
グラフである。第11b図、第11c図および第
11d図は、検出した坂路に対応して、第3図に
示すRAM403に書込まれる速度段切換参照デ
ータを示すグラフである。第12a図は、第1図
に示す自動変速機構の、車速およびスロツトル開
度に対する速度段切換境界およびクランク音を発
生し得る領域(斜線)を示すグラフである。第1
2b図は、第2速走行時に、スロツトル開度をア
イドリング開度に戻したときの、第1図に示す自
動変速機構の出力軸のトルクを示すグラフであ
る。第12c図は、第3図に示すROM402に
記憶された、第2速から第3速への変速時のクラ
ンク音防止に必要な遅延時間T23と車速の関係を
示すグラフである。第12d図は、第1速走行時
に、スロツトル開度をアイドリング開度に戻した
ときの、第1図に示す自動変速機構の出力軸のト
ルクを示すグラフである。第13a図、第13b
図、第13c図および第13d図は、第1図に示
す自動変速機構を組込んだ車両の、速度段のそれ
ぞれにおける坂路傾斜と車速の関係を示すグラフ
である。第14a図、第14b図および第14c
図は、第1図に示す自動変速機構を組込んだ車両
の、速度段のそれぞれにおける坂路走行領域およ
び平担路走行領域を示すグラフである。第15a
図は、第1図に示す自動変速機構を組込んだ車両
の、けん引力と車速の関係を示すグラフである。
第15b図は、第1図に示す自動変速機構を組込
んだ車両の、路面勾配と加速度との関係を示すグ
ラフである。 1:トルクコンバータ、2:オーバドライブ機
構、3:歯車変速機構、3:ポンプ、6:タービ
ン、7:ステータ、8:クランク軸、9:タービ
ン軸、10:キヤリア、11:サンギア、12:
多板クラツチ、13:一方向クラツチ、14:プ
ラネタリピニオン、15:リングギア、16:ケ
ース、19:多板ブレーキ、100:油溜め、2
00:圧力調整弁、210:マニユアルシフトバ
ルブ、220:1―2シフト弁、230:2―3
シフト弁、240:2―3シフト制御弁、25
0:3―4シフト弁、260:衝撃防止弁、28
0:N―Dシフト制御弁、300:調圧ソレノイ
ドバルブ、310,320:切換ソレノイドバル
ブ(速度段設定ソレノイド弁)、400:デジタ
ル電子制御装置、401:マイクロプロセツサ
(速度段メモリ手段、参照情報読出し手段、速度
段設定手段、調圧指示手段)、402:ROM(変
速参照値メモリ手段)、403:RAM(変速参照
値メモリ手段、調圧データメモリ手段)、41
0:シフトレバー位置センサ、420:車速検出
回路(速度検出手段)、430:スロツトル開度
センサ(開度検出手段)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 トルクコンバータと、クラツチおよびブレー
キを含む歯車変速機構とを含む自動変速機構; 前記クラツチおよびブレーキを選択的に結合又
は非結合にして複数の速度段を選択的に設定する
ための油圧制御弁、流路切換弁および速度段設定
ソレノイド弁と、これらを介して各速度段を設定
する前記クラツチの圧力を設定するための油圧ラ
インに結合した複数の速度段に共通の調圧ソレノ
イド弁と、を含む流体回路; トルクコンバータを駆動するエンジンのスロツ
トル開度を検出する開度検出手段; 自動変速機構の出力軸の回転速度を検出する速
度検出手段; スロツトル開度と、自動変速機の出力軸の回転
速度と、の一方を指標として、他方の、隣接する
速度段における境界値を参照値として保持する変
速参照値メモリ手段; 各時点の設定速度段を示す情報を保持するため
の速度段メモリ手段; 前記調圧ソレノイド弁のオン/オフ調圧のため
の付勢時間データと消勢時間データおよび調圧終
了データを保持する調圧データメモリ手段; 開度検出手段が検出したスロツトル開度と速度
検出手段が検出した速度との内、前記指標に定め
られている一方を指標として、速度段メモリ手段
が保持している情報が示す速度段の境界値を、前
記変速参照値メモリ手段より読み出す、参照情報
読出し手段; 開度検出手段が検出したスロツトル開度と速度
検出手段が検出した速度との内、前記指標に定め
られていない他方を、読み出した境界値と比較
し、該他方が上位段領域にあるときに前記流体回
路に上位段への変速設定を指示する速度段設定手
段;および、 速度段設定手段が前記変速設定を指示すると
き、前記調圧データメモリ手段より付勢時間デー
タと消勢時間データを交互に読んで読み出した時
間データが示す時間の間、該時間データが付勢時
間データであると調圧ソレノイド弁を付勢し、該
時間データが消勢時間データであると調圧ソレノ
イド弁を消勢し、調圧終了データで定まる回数の
付勢を行なうと調圧ソレノイド弁を調圧終了状態
に設定する調圧指示手段; を備える自動変速装置。 2 前記付勢時間データおよび消勢時間データは
それぞれ複数であつて、それらが示す付勢時間
は、先に実行されるものが長く、後に実行される
ものが短い、前記特許請求の範囲第1項記載の自
動変速装置。 3 前記付勢時間データおよび消勢時間データ
は、タイマ実行回数を示すものであり、前記調圧
指示手段は、付勢時間データが示す回数分タイマ
実行を終了すると、調圧ソレノイド弁の付勢指示
を消勢指示に切換えて次の消勢時間データが示す
回数分タイマ実行を行ないこれを終了すると消勢
指示を付勢指示に切換えて次の付勢時間データが
示す回数分タイマ実行を行なう、前記特許請求の
範囲第2項記載の自動変速装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1648279A JPS55109849A (en) | 1979-02-14 | 1979-02-14 | Pressure regulating system of automatic transmission gear |
| US06/114,936 US4354236A (en) | 1979-02-14 | 1980-01-24 | System for controlling the hydraulic pressure during a shift operation of an automatic, variable speed transmission |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1648279A JPS55109849A (en) | 1979-02-14 | 1979-02-14 | Pressure regulating system of automatic transmission gear |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55109849A JPS55109849A (en) | 1980-08-23 |
| JPS6227302B2 true JPS6227302B2 (ja) | 1987-06-13 |
Family
ID=11917498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1648279A Granted JPS55109849A (en) | 1979-02-14 | 1979-02-14 | Pressure regulating system of automatic transmission gear |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4354236A (ja) |
| JP (1) | JPS55109849A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0173829U (ja) * | 1987-11-04 | 1989-05-18 |
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1980
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Also Published As
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