JPS6228797B2 - - Google Patents

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JPS6228797B2
JPS6228797B2 JP54107896A JP10789679A JPS6228797B2 JP S6228797 B2 JPS6228797 B2 JP S6228797B2 JP 54107896 A JP54107896 A JP 54107896A JP 10789679 A JP10789679 A JP 10789679A JP S6228797 B2 JPS6228797 B2 JP S6228797B2
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JP
Japan
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germanium
organic
trihalogenated
room temperature
distilled
Prior art date
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Expired
Application number
JP54107896A
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English (en)
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JPS5632485A (en
Inventor
Shuzo Nagashima
Toshimitsu Suzuki
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Pola Orbis Holdings Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は有機ゲルマニウムの新規な製造法に関
する。 有機ゲルマニウムが各種の薬理効果を有するこ
とは近年において公知となつた。すなわち特公昭
46−2964ではビス−β−エチルカルボン酸ゲルマ
ニウムセスキオキサイドあるいはビス−β−エチ
ルカルボン酸アミドゲルマニウムセスキオキサイ
ドがエールリツヒ腹水癌細胞の増殖を抑制する効
果があるとされ、また特開昭52−51327では3−
トリヒドロキシゲルミルプロピオン酸の塩類が広
範な医薬効果を有するものと開示されている。こ
のように有用性の明らかとなつた有機ゲルマニウ
ムではあるが、これらはいずれの物質の場合であ
つてもトリハロゲン化ゲルマン特にトリクロロゲ
ルマンを出発物質としている。この出発物質は現
在工業的に汎用されているものではないため、こ
れを得るには金属ゲルマニウムを銅触媒の下に高
温で塩化水素を通す方法やその他各種の煩雑な方
法を必要とし、これが最終的に得られる前記有機
ゲルマニウムの高価格につながり実用面への望ま
しくない影響を与えている。しかも前記特許の場
合、トリクロロゲルマンとアクリル酸を反応させ
る際危険性の多いエチルエーテル溶液を用いて−
30℃という低温で行なう必要があり工業的とは言
い難い。また特公昭46−2964の製法では収率が低
く、更に製造工程が比較的に長く経済性に乏し
い。 本発明者等は上記欠点を解決するため鋭意研究
の結果、ついに望むべき本発明を完成するに到つ
たのである。 本発明の目的は簡易かつ収率性の高い有機ゲル
マニウム化合物の製造法にあり、実用に供し得る
有機ゲルマニウムを提供するものである。 本発明はテトラハロゲン化ゲルマニウムとトリ
ハロゲン化シランとを有機塩基の存在下において
反応させトリハロゲン化ゲルマンの有機塩とな
し、次いでアクリル酸またはアクリル酸アミドを
反応させた後、これを加水分解することを特徴と
する式 (GeCH2CH2COX)2O3 ………() (式中XはOHまたはNH2を表わす。) で示される有機ゲルマニウム化合物の製造法であ
る。 出発物質であるテトラハロゲン化ゲルマニウム
とトリハロゲン化シランのハロゲンとしてはフツ
素、塩素、臭素、ヨウ素等のいずれでもよいが好
ましくは塩素であつて、その他反応における各使
用物質について触れると、有機塩基としては第1
級から第3級の有機塩基好ましくは第3級有機塩
基である。 次に本発明の有機ゲルマニウム化合物の製造法
について詳細に述べる。 テトラクロロゲルマニウムの如きテトラハロゲ
ン化ゲルマニウムとトリクロロシランの如きトリ
ハロゲン化シランとを氷冷下においてベンゼン、
トルエン、キシレン等の不活性溶媒を用いてある
いは用いずに混合、撹拌しながら有機塩基例えば
トリエチルアミン、ピリジン、ピコリン、ジメチ
ルアニリン、N−メチルピペリジン、N−メチル
モルホリン、ジエチルアミン、プロピルアミン等
特に好ましくはトリエチルアミンを滴下して反応
させ、その後室温から適温にてこれを蒸留し未反
応トリハロゲン化シランおよび副生成物を留去し
残分としてトリハロゲン化ゲルマンの有機塩を
得、次いでこれに適当な無水の溶媒例えばジオキ
サン、ジメチルスルホオキサイド、ジメチルフラ
ン、テトラハイドロフラン等の存在下においてア
クリル酸またはアクリル酸アミドを加え室温にて
撹拌して反応せしめた後(必要ならば過し)、
溶媒を留去し、その後水、温水、アルカリ水溶液
等の各種水溶液を加えて加水分解させ、次いで放
冷または冷却して再結晶させ、洗浄、乾燥後、目
的とする有機ゲルマニウムを得る。 上記製造法を反応式で示すと、概略は次の通り
である。
【表】 本発明の製造法により得られる有機ゲルマニウ
ム化合物の具体例を示すと、ビス−β−プロピオ
ン酸ゲルマニウムセスキオキサイド、ビス−β−
プロピオン酸アミドゲルマニウムセスキオキサイ
ド等が挙げられる。 上記の如くして得られる有機ゲルマニウムは従
来知られている薬理効果すなわち内臓癌、白血
病、肝機能障害、高血圧症、更年期障害等の各種
難治性疾患の病状改善、尋常性乾癬、尋常性座
瘡、色素沈着症の皮膚疾患への効果、皮膚の色つ
や、小じわの防止、改善あるいは美白作用等の美
肌効果を目的として使用可能なことは勿論のこ
と、更に消炎効果、皮膚刺激抑制効果を以つてし
ても使用できる。その他の用途としては各種健康
食品、飼料、植物成長促進剤、除草剤、虫歯予防
歯みがき、口腔剤等多くのものを挙げることがで
きる。 また本発明有機ゲルマニウムは出発原料として
例えばテトラクロロゲルマニウムのように、半導
体としての性質を利用した整流、検波器として広
く用いられている純度の高いゲルマニウムの製造
に汎用されているため、入手しやすく効果的な利
用の図れるものである。本発明の製造法により得
られた有機ゲルマニウムは殆んど収率80%以上で
あり頗る品質特性の高められたものである。更に
本発明の製造法においてはエチルエーテルを用い
ず、しかも0℃付近あるいは常温で製造し得るの
で工業性の著しく向上されたものである。 次に本発明有機ゲルマニウムの製造法の実施例
を示す。 実施例 1 テトラクロロゲルマニウム10.7gとトリクロロ
シラン8.1gとを氷冷下においてベンゼン100ml中
に混合し、連続撹拌しながらトリエチルアミン
6.1gを滴下する。滴下後1時間を経て室温から
65℃の間にて蒸留し未反応のトリクロロシランと
副生成物を留去し残分としてトリクロロゲルマン
トリエチルアミン塩を得、次いでテトラヒドロフ
ラン50mlの存在下においてアクリル酸3.6g加え
2時間室温にて撹拌して反応させた後、この反応
物を過し、溶媒を留去し、その後水50mlを加え
加水分解させ、次いで約5℃にて冷却して再結晶
させ冷水で洗浄し、乾燥後、目的とする白色結晶
のビス−β−プロピオン酸ゲルマニウムセスキオ
キサイド7.2gを得る(収率85%)。得られた目的
物について以下のような分析を行なつた。 目的物を灰化すると白色の酸化ゲルマニウム
となる。 GeO2の計算値(%) 61.6 GeO2の分析値(%) 61.8 元素分析値Ge2C6H10O7(分子量339.32)と
して C H 計算値(%) 21.24 2.97 分析値(%) 21.02 2.80 赤外線吸収スペクトル ν液膜nax(cm-1);1690(−COOH) 890(・Ge−O) NMR(D2O)δ値 2.6(2H、t)1.5(2H、t) ケイ光X線分析(LiF) 分析値 n−1 n−2 Kα 36.4 77.1 Kβ 32.6 68.2 ASTMの表 n−1 n−2 Kα1 36.34 77.16 Kα2 36.31 77.09 Kα3 36.40 77.31 Kβ1 32.55 68.19 Kβ2 32.20 67.37 Kβ3 32.55 68.19 以上の分析値は目的物の構造を支持する。 実施例 2 テトラクロロゲルマニウム10.7gとトリクロロ
シラン8.1gとを氷冷下においてベンゼン100ml中
に混合し、連続撹拌しながらトリエチルアミン
6.1gを滴下する。滴下後1時間を経て室温から
65℃の間にて蒸溜し未反応のトリクロロシランと
副生成物を留去し残分としてトリクロロゲルマン
トリエチルアミン塩を得、次いでテトラヒドロフ
ラン50mlの存在下においてアクリル酸アミド3.6
gを加え2時間室温にて撹拌して反応させた後、
この反応物を過し、溶媒を留去し、その後水50
mlを加え加水分解させ、次いで約5℃にて冷却し
て再結晶させ、冷水で洗浄し、乾燥後、目的とす
る白色結晶のビス−β−プロピオン酸アミドゲル
マニウムセスキオキサイド7.0を得る(収率83
%)。 実施例 3 テトラクロロゲルマニウム10.7gとトリクロロ
シラン8.1gとを氷冷下においてベンゼン100ml中
に混合し、連続撹拌しながらジエチルアミン4.4
gを滴下する。滴下後1時間を経て室温から65℃
の間にて蒸溜し未反応のトリクロロシランと副生
成物を留去し残分としてトリクロロゲルマンジエ
チルアミン塩を得、次いでテトラヒドロフラン50
mlの存在下においてアクリル酸3.6gを加え2時
間室温にて撹拌して反応させた後、この反応物を
過し、溶媒を留去し、その後5%水酸化ナトリ
ウム水溶液50mlを加え加水分解させ、次いで約5
℃にて冷却して再結晶させ、冷水で洗浄し、乾燥
後、目的とする白色結晶のビス−β−プロピオン
酸ゲルマニウムセスキオキサイド7.2gを得る
(収率85%)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 テトラハロゲン化ゲルマニウムとトリハロゲ
    ン化シランとを有機塩基の存在下において反応さ
    せトリハロゲン化ゲルマンの有機塩となし、次い
    でアクリル酸またはアクリル酸アミドを反応させ
    た後、これを加水分解することを特徴とする式 (GeCH2CH2COX)2O3 ………() (式中XはOHまたはNH2を表わす。) で示される有機ゲルマニウム化合物の製造法。
JP10789679A 1979-08-24 1979-08-24 Preparation of organogermanium compound Granted JPS5632485A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10789679A JPS5632485A (en) 1979-08-24 1979-08-24 Preparation of organogermanium compound

Applications Claiming Priority (1)

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JP10789679A JPS5632485A (en) 1979-08-24 1979-08-24 Preparation of organogermanium compound

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5632485A JPS5632485A (en) 1981-04-01
JPS6228797B2 true JPS6228797B2 (ja) 1987-06-23

Family

ID=14470809

Family Applications (1)

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JP10789679A Granted JPS5632485A (en) 1979-08-24 1979-08-24 Preparation of organogermanium compound

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60226592A (ja) * 1984-04-25 1985-11-11 Asai Gerumaniumu Kenkyusho:Kk 抗酸化剤
JPH05255130A (ja) * 1992-03-16 1993-10-05 Asai Gerumaniumu Kenkyusho:Kk メイラード反応抑制改善剤
NZ250367A (en) * 1992-12-28 1995-10-26 Nat Food Res Use of an organogermanium compound for isomerising aldose structures

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JPS5632485A (en) 1981-04-01

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