JPS6243766B2 - - Google Patents
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- JPS6243766B2 JPS6243766B2 JP15679782A JP15679782A JPS6243766B2 JP S6243766 B2 JPS6243766 B2 JP S6243766B2 JP 15679782 A JP15679782 A JP 15679782A JP 15679782 A JP15679782 A JP 15679782A JP S6243766 B2 JPS6243766 B2 JP S6243766B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- web
- flange
- temperature
- cooling
- stress
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/02—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
- B21B45/0203—Cooling
- B21B45/0209—Cooling devices, e.g. using gaseous coolants
- B21B45/0215—Cooling devices, e.g. using gaseous coolants using liquid coolants, e.g. for sections, for tubes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/08—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling structural sections, i.e. work of special cross-section, e.g. angle steel
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Description
本発明はウエブ薄肉H形鋼の製造方法に関し、
その目的はウエブ波がなく形状の優れたウエブ薄
肉H形鋼の製造方法を提供することにある。 周知の通り断面係数が大きく強度に比して経済
性の優れたウエブ薄肉H形鋼は、圧延による製造
方法ではウエブ波の問題があつて市場に供給され
た例がない。 また、溶接法によるビルドアツプH形鋼ではや
はり溶接歪の問題やコストが高いなどの難点があ
る。 さて、圧延製造法によると、一般に前記ウエブ
波の発生は、フランジとウエブとの冷却過程にお
ける温度差に起因する残留応力によつて、ウエブ
の座屈限界を越える圧縮内部応力がウエブに発生
するためであつて、そのためフランジとウエブの
温度を等しくするような冷却手段が提案されてい
る。 しかしながらウエブ薄肉H形鋼では、フランジ
が比較的厚くしかもウエブが薄く、さらにウエブ
高さが高いため、フランジとウエブの温度差を少
なくすることが非常に困難で、どうしても残留応
力が大きくなり、これに対しウエブの座屈限界が
低いためウエブ波の抑制は極めて困難である。 以下図面に従つてさらに説明する。 第1図a,bはウエブ薄肉H形鋼のウエブ波に
関する概略説明図である。第1図aに示す通りウ
エブ1、フランジ2a,2bを有する圧延H形鋼
1aでは、フランジ厚Ftに比しウエブ厚Wtが薄
くさらにウエブ高さWHが高い場合たとえば第1
図bに示す如く、熱延は可能であるが、ウエブ1
にウエブ波3が生じて製品になりにくいことは前
述の通りである。而して、本発明においてウエブ
薄肉H形鋼とはウエブ厚Wtとウエブ内巾uの比
Wt/uが0.017以下のものを指し、その寸法限定理
由は前記比Wt/uが0.017以上であればウエブ波が
発生しにくく、0.017以下になると経験的にウエ
ブ波が発生することを知見しているからである。 ウエブ波の発生はウエブ挫屈によるもので、ウ
エブ挫屈応力は前記比Wt/uの自乗即ち(Wt/
u)2に概略比例し、この(Wt/u)2が3×
10-4以下になると通常の熱間圧延−空冷の工程で
はウエブ波が発生する。 次に圧延H形鋼の残留応力の発生につき定性的
に説明する。第2図aは横軸に時間を、縦軸に温
度と温度差をとつたもので、4はフランジ温度、
5はウエブ温度、6は水冷開始後のフランジ温度
を示し、7はフランジとウエブの温度差、8はフ
ランジ水冷開始後の温度差を示す。 熱延終了後の初期の時間Aではフランジに圧縮
応力、ウエブに引張応力が生ずる例を第2図bに
示す。この図は空冷におけるH形鋼の側面図につ
いて残留応力を説明する模式図で、中立軸9を中
心として右側に圧縮応力、左側に引張応力を示
す。従つて時間Aではウエブには実線10で示す
引張応力、フランジには実線11で示す圧縮応力
がかかつている。時間が経過して時間Bではウエ
ブとフランジの温度差が開くので、ウエブの引張
応力12は降伏点13を越え、フランジの圧縮応
力14は降伏点15を越え、塑性歪が生ずる。1
6は中立軸である。次に温度差が小さくなり始め
た時間Cでは前記塑性歪のための応力のない状態
となり、さらに時間Dまで冷却が進行した時は前
記塑性歪に起因して、フランジに引張応力17、
ウエブに圧縮応力18が生ずる。その状態が時間
Fを経て、常温に達する時点Eまで継続し、大き
な圧縮応力19がウエブに、大きな引張応力20
がフランジに残留する。21は中立軸を示す。第
2図cはフランジが変態したのちのフランジ水冷
時の応力変化を示すもので、時間Dからフランジ
水冷を開始した場合、フランジとウエブの温度差
が逆の負(つまりウエブ温度がフランジ温度より
高くなつている)となつている例を示し、フラン
ジ水冷を終了する時間Fにいたるまでに、ウエブ
の圧縮応力22は降伏点23を越えウエブに圧縮
の塑性変形を生ずる。25,28は中立軸を示
す。 しかしながら、かかるフランジ水冷は、残留応
力の絶対値を小さくすることを可能とする。つま
り空冷の際の常温に達した時間Eでの空冷材のウ
エブ圧縮応力19、フランジ引張応力20に比し
て、フランジ水冷材のウエブ圧縮応力26、フラ
ンジ引張応力27を本例の如く非常に小さくする
ことができる。 前記説明から明らかなように、応力の絶対値の
小さい時間Bに到達するまでにフランジとウエブ
の温度差を少なくして残留応力の発生を少なくす
る手段や、ウエブに圧縮応力が蓄積されている段
階においてフランジを強制冷却しフランジとウエ
ブの温度を急速に接近あるいは逆転せしめてウエ
ブに圧縮の塑性変形を生ぜしめ応力分布を変える
手段が有効であることが判る。 そこで採用される手段としては、 (1) フランジ強制冷却 (2) ウエブ加熱 (3) ウエブ保温 などが考えられる。 そこで本発明者等はウエブ薄肉H形鋼につき熱
反射板を用いてウエブ保温を試みたが、ウエブ厚
さの薄いH形鋼即ちウエブ内巾560mm、ウエブ厚
さ6mmのH形鋼ではウエブ波の発生を抑制するこ
とに成功しなかつた。また、フランジ強制水冷を
試みたが、やはり同様であつた。 そこでフランジ強制水冷に加えウエブを押圧板
によつて挾持し機械的に拘束して変形を抑制しウ
エブ波を発生させない方法即ち本発明の方法を開
発した。 本発明の方法は、熱間圧延したウエブ薄肉H形
鋼を、フランジ温度がAr1変態点以下〜250℃以
上、ウエブ温度が550℃〜100℃の温度領域におい
て、ウエブを直接接触形押圧板により挾持し該ウ
エブを機械的に拘束しつつフランジ外側面を強制
水冷し、ウエブ波の発生を抑止することを特徴と
するウエブ薄肉H形鋼の製造方法である。 以下図面に従つて本発明をさらに詳細に説明す
る。 第3図は本発明の方法を実施する装置の一実施
例の概要図であり、29はウエブ30、フランジ
31a,31bを有するH形鋼で、32a,32
bは接触突起33a,33b,33c,33dを
備え図示していない押圧装置によつてウエブ30
の上下に押しつけられている直接接触形押圧板
(以下単に押圧板と云う)である。34a,34
bはノズル群35a,35bを備えた冷却ノズル
函で、制御バルブ36a,36bを介して給水管
37a,37bに接続され、フランジ31a,3
1bの外側に冷却水を噴霧する。 H形鋼は図示していないロールガングにより仕
上圧延機から強制冷却場に運ばれ、前記ノズル群
35a,35bにより強制冷却される。この際前
記押圧板32a,32bによつてウエブ30の部
分が接触突起33a〜33dによつて強く挾持さ
れているため、前記ウエブ波3は発生しないかも
しくは発生しても極めて僅かとなる。 次にフランジ冷却について好適な手順を示す。 熱間仕上圧延機を出たウエブ薄肉H形鋼は逐次
放冷によつて温度低下するが、該H形鋼のフラン
ジ温度がAr1変態点以下〜250℃以上、ウエブ温
度が550〜100℃の温度領域においてウエブ拘束と
フランジ外側冷却を実施するが、フランジ外側の
冷却開始温度T1と冷却終了温度T2の間の温度条
件T1−T2が次の(1)式を満足するように冷却する
と良い結果が得られる。 AW{σy−(σr−σt)+αEΔTW}/αEAF−R1T1−T2AW{σy−(σr−σt)+αEΔTW}
/αEAF+R2…(1) ここにAW;ウエブの断面積 AF;フランジの断面積 σy;ウエブの降伏点(水冷終了時) σr;常温時のウエブ残留応力 σt;空冷状態でウエブが水冷終了時の
温度まで低下したときのフランジとウエ
ブの温度差ΔTによる応力(サイズ別に
経験値から予測設定) T1;水冷開始温度 T2;水冷終了温度 T1−T2;フランジの必要冷却温度 ΔTW;フランジ水冷中に低下するウエブ
の温度(経験値から予測設定) α ;線膨張係数 E ;ヤング率 R1、R2;常数項で R1=0 R2=400 本発明においてフランジ外側面の冷却開始温度
をAr1変態点以下とする理由は、Ar1変態点より
高温で冷却を開始すると材質欠陥を生ずるためで
あり、また250℃以上とするのは、250℃以下であ
ると目的とするウエブ波の抑制が困難となるから
である。さらにウエブ温度を550℃〜100℃とする
のは、フランジ温度との関係において550℃以上
ではウエブ拘束の効果がなく、また100℃以下で
は本発明によつてウエブ波を抑制することが不可
能となるためである。いずれにしても本発明の温
度領域は、第2図において説明した通りフランジ
とウエブの温度差が要点であり、変態域および応
力を考慮して前記温度領域内において冷却開始温
度を設定することが望ましい。 本発明において、温度条件を好適にするために
は、本発明の許容条件内においてフランジおよび
ウエブの保温又は加熱あるいは時として冷却を加
えても差支えないが、なるべく熱延まま自然放熱
過程において温度条件を最適化することが好まし
い。 さて、前記直接接触形押圧板については、断熱
性の材料で構成されている場合、ウエブとの接触
面積は広くても良いが、機械的強度の点から熱伝
導率の高い金属材を用いる際は、ウエブとの接触
面積はすくない方が望ましい。従つて前記実施例
(第3図)では接触突起(条もしくは線又は点接
触)を用いて好適な結果を得た。接触部位や接触
面積、接触点はより少ない方が良いが、ウエブ波
防止と云う目的達成のためには広く分布させた方
が好結果が得られる。 次に前記押圧板による被押圧H形鋼の単位長さ
当りの押圧力P(ton/m)は次式によつて求め
られる。 P=K−Wt 3 WK:常数(通常0.30ton/m・mm3) Wt:ウエブ厚(mm) また本発明において前記接触突起33a〜33
dはウエブ曲り量として3mm程度の直線性を保つ
範囲において、すべてがウエブに接触していなく
とも良いことが認められた。 次にフランジ外側強制冷却の実施例と自然冷却
材(空冷)との比較を次の第1表に示す。
その目的はウエブ波がなく形状の優れたウエブ薄
肉H形鋼の製造方法を提供することにある。 周知の通り断面係数が大きく強度に比して経済
性の優れたウエブ薄肉H形鋼は、圧延による製造
方法ではウエブ波の問題があつて市場に供給され
た例がない。 また、溶接法によるビルドアツプH形鋼ではや
はり溶接歪の問題やコストが高いなどの難点があ
る。 さて、圧延製造法によると、一般に前記ウエブ
波の発生は、フランジとウエブとの冷却過程にお
ける温度差に起因する残留応力によつて、ウエブ
の座屈限界を越える圧縮内部応力がウエブに発生
するためであつて、そのためフランジとウエブの
温度を等しくするような冷却手段が提案されてい
る。 しかしながらウエブ薄肉H形鋼では、フランジ
が比較的厚くしかもウエブが薄く、さらにウエブ
高さが高いため、フランジとウエブの温度差を少
なくすることが非常に困難で、どうしても残留応
力が大きくなり、これに対しウエブの座屈限界が
低いためウエブ波の抑制は極めて困難である。 以下図面に従つてさらに説明する。 第1図a,bはウエブ薄肉H形鋼のウエブ波に
関する概略説明図である。第1図aに示す通りウ
エブ1、フランジ2a,2bを有する圧延H形鋼
1aでは、フランジ厚Ftに比しウエブ厚Wtが薄
くさらにウエブ高さWHが高い場合たとえば第1
図bに示す如く、熱延は可能であるが、ウエブ1
にウエブ波3が生じて製品になりにくいことは前
述の通りである。而して、本発明においてウエブ
薄肉H形鋼とはウエブ厚Wtとウエブ内巾uの比
Wt/uが0.017以下のものを指し、その寸法限定理
由は前記比Wt/uが0.017以上であればウエブ波が
発生しにくく、0.017以下になると経験的にウエ
ブ波が発生することを知見しているからである。 ウエブ波の発生はウエブ挫屈によるもので、ウ
エブ挫屈応力は前記比Wt/uの自乗即ち(Wt/
u)2に概略比例し、この(Wt/u)2が3×
10-4以下になると通常の熱間圧延−空冷の工程で
はウエブ波が発生する。 次に圧延H形鋼の残留応力の発生につき定性的
に説明する。第2図aは横軸に時間を、縦軸に温
度と温度差をとつたもので、4はフランジ温度、
5はウエブ温度、6は水冷開始後のフランジ温度
を示し、7はフランジとウエブの温度差、8はフ
ランジ水冷開始後の温度差を示す。 熱延終了後の初期の時間Aではフランジに圧縮
応力、ウエブに引張応力が生ずる例を第2図bに
示す。この図は空冷におけるH形鋼の側面図につ
いて残留応力を説明する模式図で、中立軸9を中
心として右側に圧縮応力、左側に引張応力を示
す。従つて時間Aではウエブには実線10で示す
引張応力、フランジには実線11で示す圧縮応力
がかかつている。時間が経過して時間Bではウエ
ブとフランジの温度差が開くので、ウエブの引張
応力12は降伏点13を越え、フランジの圧縮応
力14は降伏点15を越え、塑性歪が生ずる。1
6は中立軸である。次に温度差が小さくなり始め
た時間Cでは前記塑性歪のための応力のない状態
となり、さらに時間Dまで冷却が進行した時は前
記塑性歪に起因して、フランジに引張応力17、
ウエブに圧縮応力18が生ずる。その状態が時間
Fを経て、常温に達する時点Eまで継続し、大き
な圧縮応力19がウエブに、大きな引張応力20
がフランジに残留する。21は中立軸を示す。第
2図cはフランジが変態したのちのフランジ水冷
時の応力変化を示すもので、時間Dからフランジ
水冷を開始した場合、フランジとウエブの温度差
が逆の負(つまりウエブ温度がフランジ温度より
高くなつている)となつている例を示し、フラン
ジ水冷を終了する時間Fにいたるまでに、ウエブ
の圧縮応力22は降伏点23を越えウエブに圧縮
の塑性変形を生ずる。25,28は中立軸を示
す。 しかしながら、かかるフランジ水冷は、残留応
力の絶対値を小さくすることを可能とする。つま
り空冷の際の常温に達した時間Eでの空冷材のウ
エブ圧縮応力19、フランジ引張応力20に比し
て、フランジ水冷材のウエブ圧縮応力26、フラ
ンジ引張応力27を本例の如く非常に小さくする
ことができる。 前記説明から明らかなように、応力の絶対値の
小さい時間Bに到達するまでにフランジとウエブ
の温度差を少なくして残留応力の発生を少なくす
る手段や、ウエブに圧縮応力が蓄積されている段
階においてフランジを強制冷却しフランジとウエ
ブの温度を急速に接近あるいは逆転せしめてウエ
ブに圧縮の塑性変形を生ぜしめ応力分布を変える
手段が有効であることが判る。 そこで採用される手段としては、 (1) フランジ強制冷却 (2) ウエブ加熱 (3) ウエブ保温 などが考えられる。 そこで本発明者等はウエブ薄肉H形鋼につき熱
反射板を用いてウエブ保温を試みたが、ウエブ厚
さの薄いH形鋼即ちウエブ内巾560mm、ウエブ厚
さ6mmのH形鋼ではウエブ波の発生を抑制するこ
とに成功しなかつた。また、フランジ強制水冷を
試みたが、やはり同様であつた。 そこでフランジ強制水冷に加えウエブを押圧板
によつて挾持し機械的に拘束して変形を抑制しウ
エブ波を発生させない方法即ち本発明の方法を開
発した。 本発明の方法は、熱間圧延したウエブ薄肉H形
鋼を、フランジ温度がAr1変態点以下〜250℃以
上、ウエブ温度が550℃〜100℃の温度領域におい
て、ウエブを直接接触形押圧板により挾持し該ウ
エブを機械的に拘束しつつフランジ外側面を強制
水冷し、ウエブ波の発生を抑止することを特徴と
するウエブ薄肉H形鋼の製造方法である。 以下図面に従つて本発明をさらに詳細に説明す
る。 第3図は本発明の方法を実施する装置の一実施
例の概要図であり、29はウエブ30、フランジ
31a,31bを有するH形鋼で、32a,32
bは接触突起33a,33b,33c,33dを
備え図示していない押圧装置によつてウエブ30
の上下に押しつけられている直接接触形押圧板
(以下単に押圧板と云う)である。34a,34
bはノズル群35a,35bを備えた冷却ノズル
函で、制御バルブ36a,36bを介して給水管
37a,37bに接続され、フランジ31a,3
1bの外側に冷却水を噴霧する。 H形鋼は図示していないロールガングにより仕
上圧延機から強制冷却場に運ばれ、前記ノズル群
35a,35bにより強制冷却される。この際前
記押圧板32a,32bによつてウエブ30の部
分が接触突起33a〜33dによつて強く挾持さ
れているため、前記ウエブ波3は発生しないかも
しくは発生しても極めて僅かとなる。 次にフランジ冷却について好適な手順を示す。 熱間仕上圧延機を出たウエブ薄肉H形鋼は逐次
放冷によつて温度低下するが、該H形鋼のフラン
ジ温度がAr1変態点以下〜250℃以上、ウエブ温
度が550〜100℃の温度領域においてウエブ拘束と
フランジ外側冷却を実施するが、フランジ外側の
冷却開始温度T1と冷却終了温度T2の間の温度条
件T1−T2が次の(1)式を満足するように冷却する
と良い結果が得られる。 AW{σy−(σr−σt)+αEΔTW}/αEAF−R1T1−T2AW{σy−(σr−σt)+αEΔTW}
/αEAF+R2…(1) ここにAW;ウエブの断面積 AF;フランジの断面積 σy;ウエブの降伏点(水冷終了時) σr;常温時のウエブ残留応力 σt;空冷状態でウエブが水冷終了時の
温度まで低下したときのフランジとウエ
ブの温度差ΔTによる応力(サイズ別に
経験値から予測設定) T1;水冷開始温度 T2;水冷終了温度 T1−T2;フランジの必要冷却温度 ΔTW;フランジ水冷中に低下するウエブ
の温度(経験値から予測設定) α ;線膨張係数 E ;ヤング率 R1、R2;常数項で R1=0 R2=400 本発明においてフランジ外側面の冷却開始温度
をAr1変態点以下とする理由は、Ar1変態点より
高温で冷却を開始すると材質欠陥を生ずるためで
あり、また250℃以上とするのは、250℃以下であ
ると目的とするウエブ波の抑制が困難となるから
である。さらにウエブ温度を550℃〜100℃とする
のは、フランジ温度との関係において550℃以上
ではウエブ拘束の効果がなく、また100℃以下で
は本発明によつてウエブ波を抑制することが不可
能となるためである。いずれにしても本発明の温
度領域は、第2図において説明した通りフランジ
とウエブの温度差が要点であり、変態域および応
力を考慮して前記温度領域内において冷却開始温
度を設定することが望ましい。 本発明において、温度条件を好適にするために
は、本発明の許容条件内においてフランジおよび
ウエブの保温又は加熱あるいは時として冷却を加
えても差支えないが、なるべく熱延まま自然放熱
過程において温度条件を最適化することが好まし
い。 さて、前記直接接触形押圧板については、断熱
性の材料で構成されている場合、ウエブとの接触
面積は広くても良いが、機械的強度の点から熱伝
導率の高い金属材を用いる際は、ウエブとの接触
面積はすくない方が望ましい。従つて前記実施例
(第3図)では接触突起(条もしくは線又は点接
触)を用いて好適な結果を得た。接触部位や接触
面積、接触点はより少ない方が良いが、ウエブ波
防止と云う目的達成のためには広く分布させた方
が好結果が得られる。 次に前記押圧板による被押圧H形鋼の単位長さ
当りの押圧力P(ton/m)は次式によつて求め
られる。 P=K−Wt 3 WK:常数(通常0.30ton/m・mm3) Wt:ウエブ厚(mm) また本発明において前記接触突起33a〜33
dはウエブ曲り量として3mm程度の直線性を保つ
範囲において、すべてがウエブに接触していなく
とも良いことが認められた。 次にフランジ外側強制冷却の実施例と自然冷却
材(空冷)との比較を次の第1表に示す。
【表】
第1表のウエブ薄肉H形鋼の寸法は、ウエブ高
さ598mm、フランジ巾196mm、ウエブ厚6mm、フラ
ンジ厚19mmであり、冷却水量密度は195/m2、
minである。 次に本発明にかかる実施例装置について説明す
る。 第4図と第5図は、粗および仕上圧延機によつ
て熱間圧延され熱間鋸断機によつて所定寸法に切
断されたウエブ薄肉H形鋼38に対しウエブ拘
束、フランジ強制水冷する装置の側面図および正
面図であつて、39a,39nは搬送ロール、4
0a,40bは直接接触形押圧板、41a,41
nは前記押圧板に固着された接触突起で、42
a,42bは前記押圧板41a,41nに取付け
られたピストンロツドで、シリンダー43a,4
3bと共に前記押圧板40a,40bを介して接
触突起41a〜41nをH形鋼38のウエブ44
に押しつける機能を備えている。 前記シリンダー43a,43bは補強板45を
有する剛性の高いビーム46に固着されており、
該ビーム46は支持ビーム47によつて支持さ
れ、該支持ビーム47は支持柱48に剛に支持さ
れている。43c〜43fは前記ピストン及びシ
リンダーに代表される押圧装置と同様の装置であ
るので説明を省略する。 前記搬送ロール39a,39nの下方にはピツ
ト49が設けられており、該ピツト49の作業床
50には前記ピストンロツド42b、シリンダー
43bにより下部押圧板40bが支持されてい
る。51はシリンダー43bの台座を示す。 搬送ロール39a,39bは片持軸受装置52
a,52bに支持されているので、下部押圧板4
0bの昇降を防げることはない。53a,53b
はフランジ外側の冷却ノズル函で、給水管54
a,54bは支持函55a,55bに通水自在に
接続されており、該支持函55a,55bは、給
水本管56a,56bに昇降自在に支承されてい
る。従つてH形鋼38の寸法が変つてフランジ巾
の異なる場合でも、適切な位置に冷却ノズル函5
3a,53bをもつて来ることが出来る。また支
持函55a,55bと給水管54a,54bとの
間にテレスコープ式の伸縮自在通水継手を用いる
と冷却ノズル函53a,53bを前後進自在とな
しうるので、H形鋼38のウエブ高さが異なつた
場合でも適切な噴霧距離を保つことが出来る。冷
却には水スプレイ、気水スプレイ等必要な冷却能
にあわせて適宜手段を採用する。 さて、前記搬送ロール39a〜39nによつて
押圧板40a〜40bの間に運ばれて来たH形鋼
38に対し、あらかじめ待機位置にあつた上部押
圧板40aは、シリンダー43a、ピストンロツ
ド42aを介して下降され、同時に押圧板下部4
0bはシリンダー43b、ピストンロツド42b
により上昇され、それぞれH形鋼38のウエブ4
4の上下面に接し所定の押圧力がウエブ44に加
えられる。ついでH形鋼38のフランジ外側面に
冷却ノズル函53a,53bを介して気水噴霧が
行なわれる。この操作手順は同時でも、あるいは
時間的に多少前後しても支障はないことが認めら
れた。 第6図、第7図は押圧板が多数分離している実
施例装置の側面図および正面図であり、第4図、
第5図の如くウエブの長軸方向に伸びる長い条接
触突起と異なり、接触突起41c,41dは複数
の刃型突起を形成しており、搬送ロール39a〜
39nの間からH形鋼38の幅方向でウエブ44
に上下から接触している。第6図、第7図におい
て、第4図、第5図と同一番号(送り文字は異な
る場合がある)又は同一符号のものは機能が同一
であるため説明は省略する。 第6図、第7図の装置では搬送ロールはなるべ
く小径のものを用い、シリンダー類は任意数のも
のが同時作動するよう制御装置が付加されてい
る。 以上詳細に述べた如く、本発明の方法によれば
良質の経済性に富むウエブ薄肉H形鋼を提供する
ことができる。
さ598mm、フランジ巾196mm、ウエブ厚6mm、フラ
ンジ厚19mmであり、冷却水量密度は195/m2、
minである。 次に本発明にかかる実施例装置について説明す
る。 第4図と第5図は、粗および仕上圧延機によつ
て熱間圧延され熱間鋸断機によつて所定寸法に切
断されたウエブ薄肉H形鋼38に対しウエブ拘
束、フランジ強制水冷する装置の側面図および正
面図であつて、39a,39nは搬送ロール、4
0a,40bは直接接触形押圧板、41a,41
nは前記押圧板に固着された接触突起で、42
a,42bは前記押圧板41a,41nに取付け
られたピストンロツドで、シリンダー43a,4
3bと共に前記押圧板40a,40bを介して接
触突起41a〜41nをH形鋼38のウエブ44
に押しつける機能を備えている。 前記シリンダー43a,43bは補強板45を
有する剛性の高いビーム46に固着されており、
該ビーム46は支持ビーム47によつて支持さ
れ、該支持ビーム47は支持柱48に剛に支持さ
れている。43c〜43fは前記ピストン及びシ
リンダーに代表される押圧装置と同様の装置であ
るので説明を省略する。 前記搬送ロール39a,39nの下方にはピツ
ト49が設けられており、該ピツト49の作業床
50には前記ピストンロツド42b、シリンダー
43bにより下部押圧板40bが支持されてい
る。51はシリンダー43bの台座を示す。 搬送ロール39a,39bは片持軸受装置52
a,52bに支持されているので、下部押圧板4
0bの昇降を防げることはない。53a,53b
はフランジ外側の冷却ノズル函で、給水管54
a,54bは支持函55a,55bに通水自在に
接続されており、該支持函55a,55bは、給
水本管56a,56bに昇降自在に支承されてい
る。従つてH形鋼38の寸法が変つてフランジ巾
の異なる場合でも、適切な位置に冷却ノズル函5
3a,53bをもつて来ることが出来る。また支
持函55a,55bと給水管54a,54bとの
間にテレスコープ式の伸縮自在通水継手を用いる
と冷却ノズル函53a,53bを前後進自在とな
しうるので、H形鋼38のウエブ高さが異なつた
場合でも適切な噴霧距離を保つことが出来る。冷
却には水スプレイ、気水スプレイ等必要な冷却能
にあわせて適宜手段を採用する。 さて、前記搬送ロール39a〜39nによつて
押圧板40a〜40bの間に運ばれて来たH形鋼
38に対し、あらかじめ待機位置にあつた上部押
圧板40aは、シリンダー43a、ピストンロツ
ド42aを介して下降され、同時に押圧板下部4
0bはシリンダー43b、ピストンロツド42b
により上昇され、それぞれH形鋼38のウエブ4
4の上下面に接し所定の押圧力がウエブ44に加
えられる。ついでH形鋼38のフランジ外側面に
冷却ノズル函53a,53bを介して気水噴霧が
行なわれる。この操作手順は同時でも、あるいは
時間的に多少前後しても支障はないことが認めら
れた。 第6図、第7図は押圧板が多数分離している実
施例装置の側面図および正面図であり、第4図、
第5図の如くウエブの長軸方向に伸びる長い条接
触突起と異なり、接触突起41c,41dは複数
の刃型突起を形成しており、搬送ロール39a〜
39nの間からH形鋼38の幅方向でウエブ44
に上下から接触している。第6図、第7図におい
て、第4図、第5図と同一番号(送り文字は異な
る場合がある)又は同一符号のものは機能が同一
であるため説明は省略する。 第6図、第7図の装置では搬送ロールはなるべ
く小径のものを用い、シリンダー類は任意数のも
のが同時作動するよう制御装置が付加されてい
る。 以上詳細に述べた如く、本発明の方法によれば
良質の経済性に富むウエブ薄肉H形鋼を提供する
ことができる。
第1図a,bはH形鋼の横断面および縦断面概
要図、第2図a,b,cはH形鋼の冷却過程にお
ける残留応力説明図、第3図は本発明方法の実施
要領説明図、第4図、第5図は本発明方法を実施
するための一実施例装置側面および正面概略図、
第6図、第7図は異なつた実施例装置の側面およ
び正面概略図である。 1…ウエブ、1a…H形鋼、2a,2b…フラ
ンジ、3…ウエブ波、4…フランジ温度、5…ウ
エブ温度、6…フランジ温度、7…フランジとウ
エブ温度差、8…フランジとウエブ温度差、9,
16,21,25,28…中立軸、10,12,
17,20,24,27…引張応力、11,1
4,18,19,22,26…圧縮応力、13,
15,23…降伏点、29…H形鋼、30…ウエ
ブ、31a,31b…フランジ、32a,32b
…直接接触形押圧板、33a〜33d…接触突
起、34a,34b…冷却ノズル函、35a,3
5b…ノズル群、36a,36b…バルブ、37
a,37b…給水管。
要図、第2図a,b,cはH形鋼の冷却過程にお
ける残留応力説明図、第3図は本発明方法の実施
要領説明図、第4図、第5図は本発明方法を実施
するための一実施例装置側面および正面概略図、
第6図、第7図は異なつた実施例装置の側面およ
び正面概略図である。 1…ウエブ、1a…H形鋼、2a,2b…フラ
ンジ、3…ウエブ波、4…フランジ温度、5…ウ
エブ温度、6…フランジ温度、7…フランジとウ
エブ温度差、8…フランジとウエブ温度差、9,
16,21,25,28…中立軸、10,12,
17,20,24,27…引張応力、11,1
4,18,19,22,26…圧縮応力、13,
15,23…降伏点、29…H形鋼、30…ウエ
ブ、31a,31b…フランジ、32a,32b
…直接接触形押圧板、33a〜33d…接触突
起、34a,34b…冷却ノズル函、35a,3
5b…ノズル群、36a,36b…バルブ、37
a,37b…給水管。
Claims (1)
- 1 熱間圧延したウエブ薄肉H形鋼を、フランジ
温度がAr1変態点以下〜250℃以上、ウエブ温度
が550℃〜100℃の温度領域において、ウエブを直
接接触形押圧板により挾持し該ウエブを機械的に
拘束しつつフランジ外側面を強制水冷し、ウエブ
波の発生を抑止することを特徴とするウエブ薄肉
H形鋼の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15679782A JPS5947009A (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | ウエブ薄肉h形鋼の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15679782A JPS5947009A (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | ウエブ薄肉h形鋼の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5947009A JPS5947009A (ja) | 1984-03-16 |
| JPS6243766B2 true JPS6243766B2 (ja) | 1987-09-16 |
Family
ID=15635521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15679782A Granted JPS5947009A (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | ウエブ薄肉h形鋼の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5947009A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01156087A (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-19 | Fujitsu Ltd | プリンタ装置の印刷用紙端検出方法 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60248818A (ja) * | 1984-05-23 | 1985-12-09 | Nippon Steel Corp | 薄肉ウエブh形鋼の製造方法 |
| JPS61119331A (ja) * | 1984-11-14 | 1986-06-06 | Yoshizo Yamamoto | アルミニウム合金製鋳造品の歪矯正方法及びその装置 |
| JPS62146216A (ja) * | 1985-12-18 | 1987-06-30 | Sumitomo Metal Ind Ltd | スキツド |
| DE69113326T2 (de) * | 1990-06-21 | 1996-03-28 | Nippon Steel Corp | Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen stählerner Doppel-T-Träger mit dünnem Steg. |
| US5259229A (en) * | 1990-06-21 | 1993-11-09 | Nippon Steel Corporation | Apparatus for cooling thin-webbed H-beam steel |
| JPH04259327A (ja) * | 1991-02-14 | 1992-09-14 | Sumitomo Metal Ind Ltd | H形鋼の加熱方法 |
| DE19828784A1 (de) * | 1998-06-27 | 1999-12-30 | Schloemann Siemag Ag | Verfahren zum Richten von Profilstahl bei gleichzeitiger Minimierung der Eigenspannungen |
-
1982
- 1982-09-10 JP JP15679782A patent/JPS5947009A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01156087A (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-19 | Fujitsu Ltd | プリンタ装置の印刷用紙端検出方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5947009A (ja) | 1984-03-16 |
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